JPH11337783A - 光ケーブル - Google Patents

光ケーブル

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JPH11337783A
JPH11337783A JP10146405A JP14640598A JPH11337783A JP H11337783 A JPH11337783 A JP H11337783A JP 10146405 A JP10146405 A JP 10146405A JP 14640598 A JP14640598 A JP 14640598A JP H11337783 A JPH11337783 A JP H11337783A
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JP
Japan
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optical cable
tubular body
cylindrical body
tensile strength
sheath
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JP10146405A
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English (en)
Inventor
Naoki Okada
直樹 岡田
Hiroto Watanabe
裕人 渡邉
Suehiro Miyamoto
末広 宮本
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Fujikura Ltd
Original Assignee
Fujikura Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 外径を小さくすることができ、しかも曲げ方
向の自由度を高めることができる光ケーブルを提供す
る。 【解決手段】 光ファイバ心線1を収納した筒体2がシ
ース3で被覆され、この筒体2が帯状材料を筒状に成形
したものとされ、筒体2の少なくとも一部が、繊維強化
プラスチック、金属材料、および平行連続金属線強化プ
ラスチックのうちいずれかからなるものとされている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ファイバ心線が
収納された筒体を備えた構造の光ケ−ブルに関し、特に
外径を小さくすることができ、しかも曲げ方向の自由度
を高めることが可能な光ケーブルに関する。
【0002】
【従来の技術】図8は従来の光ケーブルの一例を示すも
ので、ここに示す光ケーブル30は、光ファイバ心線1
を収納したポリエチレンなどからなる筒体8と、筒体8
の両側に縦添えされた2本の鋼線などのテンションメン
バ17を、ポリエチレンなどからなるシース23で一括
被覆し、筒体8内に充填材4を充填して構成されてい
る。テンションメンバ17としては、例えば外径0.6
〜2.6mmのものが用いられ、これを被覆するシース
23の厚さは、通常1.0〜5.0mmとされる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記光ケーブルにあっ
ては、次のような問題があった。すなわち、上記光ケー
ブル30では、十分な抗張力を得るためにテンションメ
ンバ17として所定の太さ以上のものを用いる必要があ
る。このため、このテンションメンバ17を被覆するシ
ース23を厚く形成する必要があり、光ケーブルの外径
が大きくなる不満があった。また、上記光ケーブル30
は、筒体8の両側に縦添えされた2本のテンションメン
バ17を有するものであるため、曲げ剛性が周方向に不
均一となっていた。すなわち、例えば光ケーブル30
を、上記2本のテンションメンバ17の並列方向(図中
左右方向)に曲げようとする場合には、低伸縮性のテン
ションメンバ17に引張力または圧縮力が加えられるた
め光ケーブル30は曲がりにくく、これに対し、光ケー
ブル30を上記並列方向に対し垂直な方向(図中上下方
向)に曲げるのは比較的容易である。このように、光ケ
ーブル30は曲げ方向の自由度が低く、敷設、接続など
の作業の際に取り扱いがしにくいものとなっていた。本
発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、外径を小さ
くすることができ、しかも曲げ方向の自由度を高めるこ
とができる光ケーブルを提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の光ケーブルは、
光ファイバ心線を収納した筒体がシースで被覆され、こ
の筒体が帯状材料を筒状に成形したものとされ、筒体の
少なくとも一部が、繊維強化プラスチック、金属材料、
および平行連続金属線強化プラスチックのうちいずれか
からなるものとされていることを特徴とする。また、本
発明の光ケーブルは、光ファイバ心線を収納した筒体と
この筒体に添設されたテンションメンバがシースで一括
被覆され、この筒体が帯状材料を筒状に成形したものと
され、筒体の少なくとも一部が、繊維強化プラスチッ
ク、金属材料、および平行連続金属線強化プラスチック
のうちいずれかからなるものとすることもできる。上記
筒体内には、光ファイバ心線を筒体内で固定する充填材
が長さ方向に間隔をおいて充填するのが好ましい。
【0005】
【発明の実施の形態】図1および図2は、本発明の光ケ
ーブルの一実施形態を示すもので、ここに示す光ケーブ
ル10は、複数、例えば2〜20枚の光ファイバテープ
心線1を積層状態で収納した筒体2をシース3で被覆
し、この筒体2内に充填材4を充填して構成されてい
る。
【0006】光ファイバテープ心線1としては、2〜2
4心タイプのものが使用可能である。筒体2は帯状材料
の両縁部を接合部5において長手方向に沿って重ね合わ
せて接着し筒状に成形したものとされている。筒体2
は、厚さ0.1〜0.5mm、外径3〜15mmとする
のが好ましく、接合部5の幅は、2〜10mmとするの
が好ましい。接合部5において上記帯状材料の両縁部を
接着するには例えばポリエチレン系樹脂からなるホット
メルト接着剤が使用可能である。
【0007】筒体2は、内周側から、吸水層2a、抗張
力層2b、およびラミネート層2cを備えた3層構造を
有するものとなっている。吸水層2aは、この光ケーブ
ルの防水性を高めるためのもので、吸水性材料を塗布し
た不織布などの吸水性材料を用いるのが好ましく、その
厚さは、0.1〜0.4mmとするのが好ましい。
【0008】本実施形態の光ケーブル10において、抗
張力層2bは、この光ケーブル10の抗張力を担うもの
であり、高い引張強度(例えば1000〜2000MP
a)を示す材料である繊維強化プラスチックからなるも
のとされている。この繊維強化プラスチックに用いられ
る繊維としては、ガラス繊維、炭素繊維、アラミド繊
維、ポリパラフェニレンベンゾビスオキサゾール(PB
O)繊維、ポリエチレン繊維、ポリアリレート繊維、酸
化珪素繊維、炭化珪素繊維、窒化珪素繊維、アルミナ繊
維などを挙げることができ、マトリックス樹脂として
は、エポキシ樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、ビスマレ
イミド樹脂、ポリイミド樹脂などを用いることができ
る。またマトリックス樹脂としては、ポリエチレン、ナ
イロン、ポリ塩化ビニル等の熱可塑性樹脂を用いること
もできる。特に、繊維としてガラス繊維、炭素繊維、ア
ラミド繊維を用い、マトリックス樹脂としてエポキシ樹
脂を用いたもの、またはマトリックス樹脂として不飽和
ポリエステル樹脂を用いたガラス繊維強化樹脂を用いる
のが抗張力向上の観点から好ましい。また、上記繊維と
しては、単繊維径が1〜200μmのものを用いるのが
好ましく、上記繊維強化プラスチックの繊維含有量は、
20〜80vol%とするのが抗張力向上の観点から好
ましい。
【0009】抗張力層2bの厚さは、0.2〜1mmと
するのが好ましい。この厚さは、0.2mm未満である
と光ケーブルの抗張力が低下し、1mmを越えると、後
述する製造工程において成形加工が難しくなるため好ま
しくない。ラミネート層2cは、筒体2のシース3に対
する接合力を高め光ケーブル10の強度を高めるための
もので、シース3に対し熱融着可能な材料を用いるのが
好ましく、例えば、エチレン酢酸ビニル共重合体(EV
A)、エチレンアクリル酸共重合体(EAA)、エチレ
ンアクリル酸エチル共重合体(EEA)などを用いるの
が好適である。
【0010】筒体2内壁と光ファイバテープ心線1との
隙間には、充填材4が充填されている。この充填材4
は、筒体2内に光ファイバテープ心線1を固定するため
のもので、筒体2の長さ方向に間隔をおいて充填されす
るのが好ましい。充填材4としては、室温時には半固体
状であり、加熱時には溶融する性質を有するホットメル
ト樹脂が好適に用いられ、例えばポリエチレン系樹脂、
スチレン系エラストマー、ゴム系樹脂等を用いることが
できる。筒体2上には、引き裂きひも6を縦添えするの
が好ましい。シース3は、ポリエチレンなどからなるも
のとすることができる。シース3の厚みは、0.5〜
4.0mmとすることができる。
【0011】以下、上記構成の光ケーブル10を製造す
る方法を、図3および図4を参照して説明する。まず、
予め上記吸水層2a、抗張力層2b、およびラミネート
層2cを有する3層構造の帯状材料11を用意し、帯状
材料11の両縁部11a、11bの一方または両方に接
着剤を塗布して接着層(図示略)を形成しておく。この
際、接着層は、後述の工程で帯状材料11が筒状に形成
されたときに重ね合わされるべき接合面に形成する。
【0012】次いで、帯状材料11の吸水層2a側に、
複数の光ファイバテープ心線1を帯状材料11に対し平
行に配置する。この際、帯状材料11と光ファイバテー
プ心線1は互いに接していてもよく、離れていてもよ
い。次いで、帯状材料11の吸水層2aおよび光ファイ
バテープ心線1上に充填材4を長さ方向に間隔をおいて
充填する。このとき充填される充填材4の量は、少なく
とも帯状材料11が筒体2に成形されたときに筒体2の
内壁に光ファイバテープ心線1を固定できるだけの量が
必要である。またこの充填材4の量を、長さ方向の少な
くとも一部の筒体2の内壁と光ファイバテープ心線1と
の間を隙間なく埋めることができる量とすれば、光ケー
ブル10の防水機能上好ましい。
【0013】続いて、帯状材料11および光ファイバテ
ープ心線1をフォーマー12に導入する。フォーマー1
2は、帯状材料11および光ファイバテープ心線1が挿
入される入口部12aから出口部12bに向かって徐々
に縮径する円錐管状に形成されており、このフォーマー
12を通過することによって帯状材料11は吸水層2a
を内周側にして光ファイバテープ心線1の周囲を包囲す
るように湾曲され、帯状材料11の両縁部11a、11
bが重なり合った筒体2が形成される。
【0014】この後、フォーマー12から出た筒体2の
帯状材料両縁部11a、11bの接着層をホットジェッ
ト等の加熱手段14で加熱し、接着層の接着剤を溶融、
接着させ、接合部5を形成する。続いて、接合部5が形
成された筒体2に引き裂きひもを縦添えした状態で、筒
体2を押出成形機13に導入し通過させることによっ
て、筒体2上にポリエチレンなどの樹脂を被覆してシー
ス3を形成し、光ケーブル10を得る。
【0015】本実施形態の光ケーブル10にあっては、
筒体2の抗張力層2bを、高い引張強度を示す繊維強化
プラスチックからなるものとしたので、光ケーブル10
の抗張力を低下させることなくテンションメンバを不要
化することができる。このため、テンションメンバを備
えた従来の光ケーブルに比べ、シース3を薄く形成する
ことができ、外径を小さくすることができる。またこの
光ケーブル10は、図8に示す2本のテンションメンバ
を備えた従来例に比べ、周方向にほぼ均一な構造を有す
るものであるため、曲げ剛性が周方向に均一となり、曲
げ方向の自由度が高いものとなる。このため、敷設、接
続などの際の取り扱い性を高めることができる。
【0016】また、上記実施形態の光ケーブル10にあ
っては、その製造に際し、筒体2の成形、筒体2内部へ
の光ファイバテープ心線1の収納を行う工程と、筒体2
をシース3で被覆する工程を連続的に行う方法によって
製造することができる。このため少ない工程で容易かつ
効率のよい製造が可能となる。
【0017】また、本発明の光ケーブルは上記実施形態
のものに限らず、図5に示すように、筒体22を、金属
材料からなる抗張力層22bを有するものとすることも
可能である。この金属材料としては、鉄、アルミニウ
ム、ステンレス、銅、またはこれらを主成分とする合金
を用いることができる。この抗張力層22bの厚さは、
0.2〜2.0mmとするのが好適である。この厚さは
0.2mm未満であると光ケーブルの抗張力が低下し、
2.0mmを越えると重量が大きくなり取り扱いがしに
くくなるため好ましくない。なお、抗張力層22bは、
コルゲート化した帯状物を筒状に形成したものとしても
よい。
【0018】このような金属材料からなる抗張力層22
bを有する筒体22を用いた場合においても、上述の実
施形態の光ケーブル10と同様に、筒体22の強度を高
め、ケーブル外径を小さくすると共に、曲げ方向の自由
度を高める効果を得ることができる。これに加えて、こ
こに示す光ケーブルでは、成形加工が容易な材料である
金属材料からなる抗張力層22bを有する筒体22を用
いるので、フォーマー12を用いて帯状材料を湾曲させ
筒状に成形する作業を容易化し、製造を容易化すること
ができる。
【0019】さらに、本発明の光ケーブルは、図6に示
すように、筒体32の抗張力層32bを、複数の長尺の
金属線32dを互いに平行に並べ、これらを樹脂で一体
化した平行連続金属線強化プラスチックからなるものと
することもできる。抗張力層32bの厚さは、0.2〜
1.0mmとするのが好適である。この厚さは0.2m
m未満であると光ケーブルの抗張力が低下し、1.0m
mを越えると成形加工が難しくなるため好ましくない。
金属線32dの材料としては、鉄、アルミニウム、ステ
ンレス、銅、これらを主成分とする合金などを用いるこ
とができ、その外径は0.2〜1.0mmとするのが好
ましい。金属線32d同士の間隔は0〜1mmとするの
が好適である。また、上記樹脂としては、エポキシ樹
脂、不飽和ポリエステル樹脂、ビスマレイミド樹脂、ポ
リイミド樹脂の他、ポリエチレン、ナイロン、ポリ塩化
ビニル等の熱可塑性樹脂を用いることもできる。また上
述の繊維強化プラスチックを用いることも可能である。
このように、抗張力層32bを、金属線32dを有する
平行連続金属線強化プラスチックからなるものとするこ
とによって、ケーブル強度をいっそう向上させることが
できる。
【0020】また、図7は、本発明の光ケーブルの他の
実施形態を示すもので、ここに示す光ケーブル20は、
既述の筒体2の周上にテンションメンバ7を縦添えし、
これらをポリエチレンなどからなるシース13で一括被
覆した構成とされている。光ケーブル20では、強度の
高い材料からなる筒体2を用いているため、テンション
メンバ7として、図8に示す従来の光ケーブル30に用
いられるテンションメンバ17に比べ細径、例えば外径
0.4〜2.0mmであるものが使用可能である。この
ため、従来例に比べシース13を薄く、例えば0.6〜
4.0mmとすることができる。
【0021】従って、ここに示す光ケーブル20では、
上述の実施形態の光ケーブル10と同様に、ケーブル外
径を小さくすることができる。またテンションメンバ7
の外径を小さいものとすることによって、従来例よりも
周方向の曲げ剛性の偏りを小さくし曲げ方向の自由度が
高いものとすることができる。
【0022】なお、上記各実施形態の光ケーブルでは、
筒体を、吸水層、抗張力層、ラミネート層を備えた3層
構造を有するものとしたが、これに限らず、筒体を、抗
張力層およびラミネート層を有する2層構造を有するも
の、または抗張力層のみからなるものとすることも可能
である。また、上記各実施形態の光ケーブルでは、帯状
材料の両縁部を重ね合わせて筒体を形成したが、これに
限らず、帯状材料の両縁部の端面同士をつき合わせて筒
体を形成してもよい。さらに、上記各実施形態では、筒
体内に光ファイバテープ心線を収納した例を挙げたが、
光ファイバテープ心線に代えて単心の光ファイバ心線を
用いることも可能である。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の光ケーブ
ルにあっては、抗張力を低下させることなく外径を小さ
くすることができ、しかも曲げ方向の自由度を高めるこ
とが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の光ケーブルの一実施形態を示す断面
図である。
【図2】 図1に示す光ケーブルの要部断面図である。
【図3】 図1に示す光ケーブルを製造するために用い
られる帯状材料を示す斜視図である。
【図4】 図1に示す光ケーブルを製造する方法の説明
図である。
【図5】 本発明の光ケーブルの筒体の変形例を示す要
部断面図である。
【図6】 本発明の光ケーブルの筒体の他の変形例を示
す要部断面図である。
【図7】 本発明の光ケーブルの他の実施形態を示す断
面図である。
【図8】 従来の光ケーブルの一例を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
1・・・光ファイバテープ心線、2、22、32・・・筒体、
2b、22b、32b・・・抗張力層、3・・・シース、1
0、20・・・光ケーブル、32d・・・金属線

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ファイバ心線を収納した筒体がシース
    で被覆され、この筒体が帯状材料を筒状に成形したもの
    とされ、筒体の少なくとも一部が、繊維強化プラスチッ
    ク、金属材料、および平行連続金属線強化プラスチック
    のうちいずれかからなるものとされていることを特徴と
    する光ケーブル。
  2. 【請求項2】 光ファイバ心線を収納した筒体とこの筒
    体に添設されたテンションメンバがシースで一括被覆さ
    れ、この筒体が帯状材料を筒状に成形したものとされ、
    筒体の少なくとも一部が、繊維強化プラスチック、金属
    材料、および平行連続金属線強化プラスチックのうちい
    ずれかからなるものとされていることを特徴とする光ケ
    ーブル。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の光ケーブルにお
    いて、筒体内に、光ファイバ心線を筒体内で固定する充
    填材が長さ方向に間隔をおいて充填されていることを特
    徴とする光ケーブル。
JP10146405A 1998-05-27 1998-05-27 光ケーブル Withdrawn JPH11337783A (ja)

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