JPH11339710A - 静電偏向装置 - Google Patents

静電偏向装置

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JPH11339710A
JPH11339710A JP10149126A JP14912698A JPH11339710A JP H11339710 A JPH11339710 A JP H11339710A JP 10149126 A JP10149126 A JP 10149126A JP 14912698 A JP14912698 A JP 14912698A JP H11339710 A JPH11339710 A JP H11339710A
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JP
Japan
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electrode
divided
electrode elements
holding members
elements
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP10149126A
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English (en)
Inventor
Takao Komatsubara
岳雄 小松原
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Jeol Ltd
Original Assignee
Jeol Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 部品点数が少なくて小型化が図れ、組立が短
時間で高精度に行える静電偏向装置を提供する。 【解決手段】 それぞれが360/n度に分割された複
数n個の電極要素と、これら電極要素を平面的には36
0度の分割電極面を形成するように軸方向に沿って絶縁
離間して配列支持する保持部材と、これら電極要素と保
持部材とを固着する絶縁部材とで構成されたことを特徴
とするもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は静電偏向装置に関
し、詳しくは、電子顕微鏡や電子線露光装置等の電子線
応用装置に用いられる静電偏向装置の改善に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】電子顕微鏡や電子線露光装置等の電子線
応用装置に用いられる電子線の偏向装置は、電磁偏向装
置と静電偏向装置に大別できる。
【0003】ここで、電磁偏向装置は、偏向効率は優れ
ているもののコイルのインダクタンスや渦電流等の影響
から応答時間が数百マイクロ秒程度と遅くなるという問
題がある。
【0004】これに対し、静電偏向装置は、偏向効率は
電磁偏向装置には及ばないものの応答時間が数マイクロ
秒程度と高速になるという利点があり、高速応答性が要
求される電子線応用装置の偏向装置として広く用いられ
ている。
【0005】ところで静電偏向装置は、例えば円筒形状
の部材を分割して複数の電極を形成し、各電極に偏向量
に応じた所定の電圧を印加することにより駆動される。
電子線応用装置では、このような構成の静電偏向装置を
複数組み合わせることが行われているが、個々の静電偏
向装置の電子線の偏向中心がずれると電子線偏向時の歪
みが大きくなる要因になる。
【0006】図7は従来のこのような静電偏向装置の一
例の部分構成図であり、(a)は主要部の上面図、
(b)は(a)における切断線II−IIにおける断面図で
ある。図において、偏向器、非点補正器、軸補正器など
を構成する分割電極d1,d2はそれぞれのアース電位
に保たれる保持台h1,h2に個別に組み込まれ、分割
電極ユニットu1,u2として一体化される。
【0007】そして、これら分割電極ユニットu1,u
2相互は、これら保持台h1,h2を含む各保持台の側
面に予め描かれている図示しない位置決め用のけがき線
相互が一致するように各保持台h1,h2を相互に回転
させたり、実際に電子線走査させることにより得られる
画像を観察しながら最良画像が得られる位置まで各保持
台h1,h2を相互に回転させて、隣接する保持台相互
をネジs1,s2,s3によりネジ止め固定する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしこのような従来
の構成での軸合わせ精度は、保持台の側面に予め描かれ
ている位置決め用のけがき線の加工精度や組立作業時の
精度に左右されることになり、けがき線加工や組立にか
なりの熟練度が要求されるとともに、これらの作業にも
かなりの工数が必要になる。
【0009】また、このような従来の構成では、各分割
電極毎に保持台と組み合わせてユニット化しているので
部品点数が多くなり、装置の小型化は困難である。さら
に、各分割電極毎に保持台と組み合わせてユニット化し
た状態では、各電極の位置を再調整することは不可能で
ある。
【0010】本発明はこのような問題を解決するために
なされたものであって、部品点数が少なくて小型化が図
れ、組立が短時間で高精度に行える静電偏向装置を提供
することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成する本
発明は、それぞれが360/n度に分割された複数n個
の電極要素と、これら電極要素を平面的には360度の
分割電極面を形成するように軸方向に沿って絶縁離間し
て配列支持する保持部材と、これら電極要素と保持部材
とを固着する絶縁部材とで構成されたを特徴とするもの
である。
【0012】このように構成される静電偏向装置は、従
来のようなネジ止め固定構造でないことから部品点数を
削減できるとともに高精度に組み立てることができ、装
置の小型化も図れて超高真空環境下での作動にも有利で
ある。
【0013】
【発明の実施の形態】以下図面を用いて本発明の実施の
形態例を説明する。図1及び図2は本発明に基づく静電
偏向装置の実施の形態例を示す構成説明図である。ここ
で、図1(a)は上面図、図1(b)は図1(a)中の
切断線I−Iにおける断面図である。また、図2(a)は
図1(b)における主要部のA−A断面図、図2(b)
は図1(b)における主要部のB−B断面図、図2
(c)は図1(b)における主要部のC−C断面図であ
る。
【0014】これらの図において、保持部材1,2は絶
縁体で板状に形成されている。該保持部材1,2には、
長手方向に沿って所定の間隔で後述の各電極電極等を取
り付けるための切り込み(すり割り)が形成されてい
る。すなわち、保持部材1,2の対向面には、水平方向
の切り込みが、所定の間隔をもって高さ方向に並ぶよう
に、複数形成されている。保持部材1,2における各切
り込みの位置(高さ)は、両保持部材1,2とも同一で
ある。
【0015】電極要素3〜6は4分割電子線軸合わせ電
極(4極子)を構成するものであり、これら電極要素3
〜6は互いに電位的に独立している。電極要素3〜6
は、360/n度に分割された複数n個の電極要素に相
当するもので、n=4の場合のものである。これら電極
要素3〜6は、平面的には360度の分割電極面を形成
するように、保持部材1,2によって、軸方向に沿って
絶縁離間して配列支持されるものである。
【0016】電極要素3〜6の形状は、それぞれ図3〜
図6に示すようになっている。図3〜図6において、
(a)は平面的な形状を示し、(b)は断面を示してい
る。図3〜図6から明らかなように、電極要素3〜6の
中央には、貫通穴3a〜6aが形成されており、各貫通
穴3a〜6aには他の電極要素の電極面形成部3b〜6
bが挿通することにより、図2(b)に示す位置関係に
4極子が配置されることになる。これら電極要素3〜6
の上下には、軸合わせ電極の電位の乱れを防止するため
に円盤状のアース電極7,8が配置されている。
【0017】電極要素9〜12はブランキング電極を構
成するものであり、これら電極要素9〜12は互いに電
位的に独立している。対をなす電極要素9,10、並び
に、対をなす電極要素11,12は、上記電極要素3〜
6とは電極面形成部の形状が大きく異なるものの、電極
要素3〜6と同様に貫通穴と電極面形成部を有し、且
つ、同様な組み合わせ構造を有している。また、電極要
素10,11間には、ホルダ13と、このホルダ13に
収容される絞り14と、この絞り14を押さえる絞り押
さえ17とが設けられている。なお、15はベース、1
6は蓋である。
【0018】このような静電偏向装置の製造組立工程に
ついて説明する。まず、保持部材1,2の所定の切り込
みに、各電極要素3〜6,9〜12、アース電極7,
8、ホルダ13、絞り14、ベース15をそれぞれはめ
込む。
【0019】そして、各電極の分割精度を得るために、
各電極要素3〜6,9〜12に設けられている位置決め
用の穴Pに図示しない組立治具を挿入貫通させて高精度
の位置決めを行う。これにより、各電極要素3〜6,9
〜12の中心部の同軸性及び各電極要素3〜6,9〜1
2の軸に対する対称性を同時に合わせ込むことができ
る。
【0020】各電極要素3〜6,9〜12を保持部材
1,2に固定するのにあたっては、組立治具を挿入貫通
させた状態で、組立治具に対して直角方向の保持部材
1,2と各電極要素3〜6,9〜12のはめ合わせ部に
高温にして軟化させたガラスを押しつける。ガラスの温
度が冷えると、ガラスが固まって各電極要素3〜6,9
〜12は保持部材1,2に固定される。
【0021】各電極要素3〜6,9〜12を保持部材
1,2に固定した後、組立治具を抜き取る。なお、蓋1
6についても、上記作業中にガラスにて接着する。この
ように構成される静電偏向装置は、各電極要素の固定に
あたり、従来のようなネジ固定を行わないので、部品点
数を削減できて電極の小型化が図れ、超高真空での使用
に好適である。
【0022】また、超高真空中で使用することにより、
焼きだしをしてもネジの緩みや固定部分に変形を生じる
ことはない。さらに、複数の電極要素を組立治具上でガ
ラス固定によりユニットとして一体化することから、電
極ユニットとして安定した品質が得られ、電極ユニット
の互換性も向上する。
【0023】なお、ガラスを用いて各電極要素を固定し
たが、接着力のある絶縁部材であれば、どのようなもの
であってもよい。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、それぞ
れが360/n度に分割された複数n個の電極要素と、
これら電極要素を平面的には360度の分割電極面を形
成するように軸方向に沿って絶縁離間して配列支持する
保持部材と、これら電極要素と保持部材とを固着する絶
縁部材とで構成されているので、本発明によれば、部品
点数が少なくて小型化が図れ、組立が短時間で高精度に
行える静電偏向装置を提供することができ、電子顕微鏡
や電子線露光装置等の電子線応用装置の静電偏向装置と
して好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に基づく静電偏向装置の実施の形態例を
示す構成説明図である。
【図2】図1の実施の形態例の断面を示す構成説明図で
ある。
【図3】図1の実施の形態例中の電極要素の一つを示す
構成説明図である。
【図4】図1の実施の形態例中の他の電極要素を示す構
成説明図である。
【図5】図1の実施の形態例中の他の電極要素を示す構
成説明図である。
【図6】図1の実施の形態例中の他の電極要素を示す構
成説明図である。
【図7】従来の静電偏向装置の一例を示す構成説明図で
ある。
【符号の説明】
1,2 保持部材 3〜6 電極要素(電子線軸合わせ電極) 7,8 アース電極 9〜12 電極要素(ブランキング電極) 13 ホルダ 14 絞り

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれが360/n度に分割された複
    数n個の電極要素と、これら電極要素を平面的には36
    0度の分割電極面を形成するように軸方向に沿って絶縁
    離間して配列支持する保持部材と、これら電極要素と保
    持部材とを固着する絶縁部材とで構成されたことを特徴
    とする静電偏向装置。
JP10149126A 1998-05-29 1998-05-29 静電偏向装置 Withdrawn JPH11339710A (ja)

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JP10149126A JPH11339710A (ja) 1998-05-29 1998-05-29 静電偏向装置

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JP10149126A JPH11339710A (ja) 1998-05-29 1998-05-29 静電偏向装置

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JP10149126A Withdrawn JPH11339710A (ja) 1998-05-29 1998-05-29 静電偏向装置

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