JPH11339976A - 電力供給のフェ―ドアウトスイッチング方法およびフェ―ドアウトスイッチング装置 - Google Patents

電力供給のフェ―ドアウトスイッチング方法およびフェ―ドアウトスイッチング装置

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JPH11339976A
JPH11339976A JP11122865A JP12286599A JPH11339976A JP H11339976 A JPH11339976 A JP H11339976A JP 11122865 A JP11122865 A JP 11122865A JP 12286599 A JP12286599 A JP 12286599A JP H11339976 A JPH11339976 A JP H11339976A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電力制御の容易さおよび付加的な消費電力の
低下を実現し得る電力供給のフェードアウトスイッチン
グ方法およびフェードアウトスイッチング装置を提供す
ること。 【解決手段】 交流負荷への電力供給の制御のためにS
CRまたはトライアックTで構成される駆動部Fと、交
流電源の整流信号から充電された第2充電部A2の放電
電圧を受けて所定の放電時間の間に交流電源の位相周期
の開始点を可変とすることにより、これと相応した電力
供給量を決定するための制御部Dと、制御部Dの出力信
号から駆動部Fの制御のためのトリガー信号を発生する
トリガー信号発生部Eと、を備えて構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はフェードアウトさせ
るフェードアウトスイッチング方法およびフェードアウ
トスイッチング装置に係り、特に、半周期の交流信号ま
たは一周期の電波整流信号上において、電力供給のオン
時刻を可変的に生成するとともに、半周期の交流信号ま
たは一周期の電波整流信号の周期が完了するとき、電力
供給のオフが行われるようにし、電源電圧が0ボルト点
を過ぎると上記の過程を繰り返すようにした電力供給の
フェードアウトスイッチング方法およびフェードアウト
スイッチング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、交流負荷の電力量を制御する装
置、例えば、白熱ランプ、電気ヒータなどは、オン/オ
フスイッチである電源スイッチにより点灯/消灯とな
り、可変抵抗によりその明るさが調節される。即ち、該
装置の使用者は、電源スイッチによりランプを点灯し、
可変抵抗を用いてその明るさを調節する。また、就寝時
にはその明るさをごく薄くするか消灯する。
【0003】また、上記のようなランプにタイマーを備
えたタイマー付きランプの出現にしたがって、ランプの
機能および用途が一層多様になり、特に、その機能は使
用者の就寝時に発揮される。即ち、使用者は就寝前にラ
ンプのオフ時間を設定しその設定時間以後はランプが消
灯となって不要な電力の消費を防止する。
【0004】図15は、従来のタイマー付き白熱ランプ
を示す回路図である。該白熱ランプは、ランプLに交流
電源ACを一定の時間供給するために直流電圧Vccか
ら抵抗およびコンデンサによる時定数を表わす時間設定
部71、時間設定部71の放電電圧が基準値以上である
か否かを判断するために所定の基準電圧を発生する基準
電圧発生部72、基準電圧発生部72と時間設定部71
との出力電圧を比較して一定レベルの電圧を出力する比
較部70、および比較部70からの出力電圧によりラン
プLの点灯/消灯をオン/オフ制御する駆動部73で構
成されている。
【0005】基準電圧発生部72は、分配抵抗R2,R
3およびダイオードDからなり、時間設定部71は使用
者の操作により駆動するスイッチング状態によって所定
の電圧を充電するための抵抗R1、コンデンサC、およ
びコンデンサCから印加される放電電圧により時定数を
操作するための可変抵抗VRからなる。
【0006】また、比較部70は、時間設定部71と基
準電圧発生部72との出力電圧を比較するためのオペア
ンプOPおよび抵抗R4,R5からなり、駆動部73
は、スイッチング素子としてトライアック(TRIA
C)Tを有する。
【0007】次に、上記のように構成されたタイマー付
き白熱ランプの動作を説明する。まず、駆動部73のオ
フ状態のために交流電源ACがランプLへ印加されず、
使用者の操作によりスイッチSWがオンとなれば直流電
圧Vccは抵抗R1を介してコンデンサCへ所定の定電
圧が充電される。
【0008】これと同時に、上記抵抗R2,R3は入力
される直流電圧Vccを分配し、ダイオードDを介して
オペアンプOPの反転入力端子に印加される。したがっ
て、使用者が上記スイッチSWの接点を切替える(オフ
とする)場合は、コンデンサCに充電されていた電圧が
可変抵抗VRを介してオペアンプOPの非反転入力端子
へ流入しはじめる。
【0009】これにより、オペアンプOPは2つの入力
端子に流入する電圧を比較し、コンデンサCおよび可変
抵抗VRから放電される初期電圧が基準電圧発生部72
の出力電圧より十分に高いため、オペアンプOPは抵抗
R5を介して"H"レベルの電圧を出力する。
【0010】したがって、トライアックTはオン状態を
保持し、これによりランプLは交流電源ACを受けて点
灯する。また、コンデンサCおよび可変抵抗VRを通過
した放電電圧が続いて減衰するにしたがって、基準電圧
発生部72の出力電圧との差は次第に減少する。これが
ランプLの点灯時間であって、可変抵抗VRの調整状態
により減衰時間の調節が可能となっている。
【0011】このように、オペアンプOPの非反転入力
端子に供給される電圧が減衰し続ければ、結局はオペア
ンプOPの反転入力端子に流入する基準電圧より低くな
り、この時、オペアンプOPは"L"レベルの電圧を出力
する。したがって、駆動部73におけるトライアックT
のゲート側の電圧が0ボルトに低下してオフ状態に反転
し、ランプLは消灯する。
【0012】このように、上記ランプを一例とした交流
負荷の電源供給の制御は、負荷に供給される電源を直接
にオン/オフとして点灯/消灯を行うか、あるいはタイ
マーを用いて所定の時間が経過した後に点灯/消灯する
ため、交流電源の単純制御のみ行われる。例えば、使用
者が寝る前にタイマーでランプの消灯時間を設定する場
合、その設定時間に至ると同時に急に消灯となってしま
う。したがって、このような制御方式によれば、ランプ
の明るさの変化のために視覚的な刺激を増大させ、電源
のオン/オフ制御に伴う別途の機能が必要となって、電
力の消耗を増大させるという問題点があった。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記従来の問
題点に鑑みてなされたものであって、任意または可変に
設定される交流電源の位相周期の開始点より負荷に供給
する電力を決定することによって、電源供給のフェード
アウトまたはフェードインが行われるため、電力制御の
容易さおよび付加的な消費電力の減少を実現し得る電力
供給のフェードアウトスイッチング方法およびフェード
アウトスイッチング装置を提供することを目的としてい
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明に係る電力供給のフェードアウトスイッチン
グ方法は、(a)放電電圧の変化に相応する直流電圧を
充電すると同時に、充電時間に比例する他の充電電圧を
重畳して、可変的な電圧レベルを有するのこぎり波信号
を形成する重畳充電ステップ、(b)重畳充電ステップ
で充電された電圧が基準値以上となれば、駆動部(SC
RまたはTRIAC)をトリガーするために駆動部にト
リガー信号を供給するトリガー信号発生ステップ、
(c)トリガー信号発生ステップにより駆動部(SCR
またはTRIAC)がトリガーされ、電力が継続的に印
加され、これにより電圧が降下あるいは交流電源電圧が
0ボルトに近くなれば(ZERO CROSS)、上記ステップ
(a)における充電電圧を急速に放電させて、上記トリ
ガー信号を除去する重畳電圧放電ステップ、および
(d)上記ステップ(c)で充電電圧が放電される時、
交流電源の半周期が完了すれば、上記ステップ(a)、
ステップ(b)およびステップ(c)を繰り返し行う反
復ステップを有することを特徴としている。
【0015】また、上記の目的の達成のために、本発明
に係る電力供給のフェードアウトスイッチング装置は、
交流負荷への電力供給の制御のためにSCRまたはトラ
イアックTで構成される駆動部と、交流電源の整流信号
から充電された第2充電部の放電電圧を受けて、所定の
放電時間の間に交流電源の位相周期の開始点を可変する
ことにより、これに相応した電力供給量を決定するため
の制御部と、該制御部の出力信号から駆動部の制御のた
めのトリガー信号を発生するトリガー信号発生部と、を
備えたことを特徴としている。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の電力供給のフェードアウ
トスイッチング方法およびフェードアウトスイッチング
装置の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明
する。図1は、本発明の機能を説明するブロック図であ
り、図2および図3は、図1を具体的に示す回路図であ
る。また、図4は、本発明の動作を説明するためのフロ
ーチャートである。特に、図2は、駆動部のスイッチン
グ素子としてSCRを用いた回路図であり、図3は、駆
動部のスイッチング素子としてトライアックを用いた回
路図である。また、図5は図2の動作を示す各部の波系
図であり、図6は図3の動作を示す各部の波系図であ
る。また、図7は図2の電圧分配部に対する変形回路図
であり、図8は図7の動作による出力波形図である。ま
た、図9は図2の充電回路に対する変形回路図であり、
図10は図9の動作による出力波形図である。さらに、
図11は図2のスイッチ部に対する変形回路図であり、
図12、図13および図14は、本発明の他の実施形態
に係る電力供給のフェードアウトスイッチング装置を示
す回路図である。
【0017】まず、図1に示す電力供給のフェードアウ
トスイッチング装置は、交流負荷の一例であるランプL
と、ランプLへ供給する交流電源ACの制御のための駆
動部Fと、交流電源ACを整流して所定の直流電圧を生
成する直流電源部Gと、直流電源部Gを介して所定の電
圧を充電する第1充電部A1および第2充電部A2の充
電を制御するスイッチ部Bと、第2充電部A2に充電さ
れた電圧を分配する電圧分配部Cと、電圧分配部Cの分
配電圧を受けてそれに相応する制御信号を発生させる制
御部Dと、制御部Dの制御信号により駆動部Fの駆動の
ためのトリガー信号を発生するトリガー信号発生部Eと
を備えて構成されている。
【0018】また、駆動部Fは多数のダイオードD1〜
D4でブリッジを形成して電波整流を行い、SCRのア
ノード側とカソード側とが上記ブリッジの出力端に接続
していると同時に、そのゲート側には保護用ダイオード
D5とプルダウン抵抗R9とが連結されている。
【0019】また、直流電源部Gは、各部への定電圧の
供給のために上記ブリッジの出力端に接続された抵抗R
11とツェナーダイオードDZ1とからなり、制御部D
は、電圧分配部Cと直流電源部Gとから供給される電圧
により充電量を決定するためにトランジスタQ1、コン
デンサC3および抵抗R4,R5で構成される充電回路
10と、充電回路10で充電された電圧を放電させて新
しい周期を開始するために、トランジスタQ2,Q3お
よび多数の抵抗R6〜R8からなる放電回路20とで構
成される。
【0020】なお、トリガー信号発生部Eは、充電回路
10の充電電圧から上記SCRのゲート側にトリガー電
圧を印加するために抵抗R10、トランジスタQ4およ
びトランジスタQ4を過電圧から保護するダイオードD
6からなり、スイッチ部Bはオン/オフスイッチSWと
スイッチの保護抵抗R3とで構成される。そして、電圧
分配部Cは抵抗R1と抵抗R2とが直列に連結されそれ
ぞれの抵抗値の比率によりその出力電圧を異にする。
【0021】さらに、第1充電部A1は直流電源部Gか
ら一定の電圧を充電するためにコンデンサC1で構成さ
れ、第2充電部A2は第1充電部A1および直流電源部
Gからの定電圧をスイッチ部Bを介して電圧分配部Cに
供給するためにコンデンサC2で構成される。
【0022】以下、上記のように構成された本発明の動
作を説明する。例えば、交流電源が供給される初期状態
(ステップS1)を経ると、直流電源部Gで所定の電圧
が直流成分で充電されるステップS2(充電C1ステッ
プ)に進む。
【0023】即ち、交流電源ACがランプLを経てブリ
ッジ整流ダイオードD1〜D4に印加されるため、ダイ
オードD1〜D4を介して電波整流信号が出力され、該
電波整流信号は抵抗R11を介してツェナーダイオード
DZ1に提供されて定電圧が出力される。
【0024】このとき、抵抗R10,R11を含む回路
抵抗は、交流負荷、即ちランプLの抵抗より極めて大き
く設定されるため、ランプLは消灯状態を保持する。ま
た、上記のように出力された定電圧はSCRの道通時に
おけるコンデンサC1の放電を防止するためのダイオー
ドD7を介して、第1充電部A1のコンデンサC1に充
電される。
【0025】こうして、フェードアウトのためのスイッ
チのオン/オフ判断ステップ(ステップS3)に進む。
ステップS3においては、交流負荷への電力量が減衰す
る、すなわち、ランプLの明るさが次第に暗くなってて
いくフェードアウトを行うためにオン/オフスイッチが
オンとされたかどうかを判断する。ステップS3による
判断の結果、スイッチがオンとされなければ待機状態を
保持し、スイッチがオンとされれば、ステップS2で充
電された電圧でコンデンサC2へ所定の電圧を充電する
(ステップS4;充電C2ステップ)に進む。そして、
上記のようなスイッチの動作により、コンデンサC2に
充電された電圧を放電する(ステップS5;C2放電ス
テップ)に進む。
【0026】上記の内容をより具体的に説明するなら
ば、上記初期状態(ステップS1)においてスイッチ部
BのスイッチSWが図2のF/O端子に接続しているた
め、使用者がランプLを点灯してから次第に消灯するた
めに、または他の交流電力機器の消費電力を次第に減衰
するために、フェードアウト機能を活用しようとする場
合は、スイッチSWをオン位置に置いてからF/O位置
に復帰させる。
【0027】この場合、コンデンサC1の充電電圧は、
スイッチSWがオンとされている間に、スイッチの保護
抵抗R3を介してコンデンサC2へ充電される。また、
コンデンサC2の充電電圧は電圧分配部Cを経て放電さ
れ、分配抵抗R1,R2を介して電圧の分配が行われ
る。
【0028】この後、ステップS6(放電完了判断ステ
ップ)に進んで、ステップS5(C2放電ステップ)で
の充電電圧が必要電圧以下に放電されたかどうかを判断
する。ステップS6の判断結果、必要電圧以下に放電さ
れた場合は、上記ステップS3に戻って上記のルーチン
を繰り返し、必要電圧以上に放電された場合は、他のコ
ンデンサC3にRC(即ち、第2充電部A2のコンデン
サC2、および電圧分配部Cの抵抗R1,R2)にした
がって放電された直流電圧とのこぎり波信号とが重畳し
て充電されるステップS7(充電C3ステップ)に進
む。
【0029】ステップS7において、放電回路20にお
けるトランジスタQ3のベース電圧VBE3は、図5
(b)のように電波整流信号の0点を過ぎて増加しはじ
める。該ベース電圧VBE3がオン電圧VON3以下で
ある場合、トランジスタQ3のコレクタは開放状態にな
る。しかし、トランジスタQ2のベースにはトランジス
タQ3のベース電圧VBE3より(R7+R8)/R8
倍だけ大きい電圧が抵抗R6を介して供給されるため、
トランジスタQ2が先にオン動作され、コンデンサC3
を放電させる。
【0030】トランジスタQ3のベース電圧VBE3が
増え続けてオン電圧VON3と同じになると、トランジ
スタQ3がオン動作されてコレクタ電圧、即ち、トラン
ジスタQ2のベース電圧が"L"レベルとなって、トラン
ジスタQ2はオフ動作され、トランジスタQ2のコレク
タが開放状態となって、コンデンサC3は充電可能な状
態になる。
【0031】この時、電圧分配部Cを介して分配された
電圧は、トランジスタQ1のベース側に所定の電圧が印
加されて、コンデンサC2の電圧VC2と分配抵抗R
1,R2の設定値であるVC2×R1/(R1+R2)
の電圧とがトランジスタQ1をオン動作させると同時
に、直流電源部Gの定電圧は、抵抗R4を介してトラン
ジスタQ1のコレクタ側を経てエミッタ側を通過した
後、コンデンサC3へ直流電圧で充電される。このよう
に充電された電圧をV2と呼び、図5(d)に示された
グラフのように充電初期には急傾斜をなし、充電完了時
にはほぼ一定になっている。
【0032】これと同時に、直流電源部Gの定電圧は、
抵抗R5を経てコンデンサC3へ充電される。この電圧
をV1と呼び、図5(c)のようにのこぎり波で示され
る。そして、電圧V1,V2間の上昇速度の差は、抵抗
R4を抵抗R5より極めて小さくすることにより得るこ
とができ、抵抗R4の大きさの変化にしたがって電圧V
2の初期上昇速度が変化するため、SCRのトリガー開
始点を変更することができる。
【0033】また、一周期に充電される電圧V1の最大
値によりSCRをトリガーさせないように、コンデンサ
C3に充電される時定数R5×C3を調節して、充電電
圧V1を、トランジスタQ4のベース・エミッタ間のオ
ン電圧VBE4と、ダイオードD5の道通電圧VD5
と、SCRのゲート・トリガー電圧VGTとの和より若
干小さくする(即ち、V1MAX<(VBEA+VD5
+VGT))。
【0034】このようにして、コンデンサC3に充電さ
れる電圧VC3はV1+V2となり、コンデンサC3に
はV1+V2が重畳して充電されるため、電圧が増加す
る。
【0035】ステップS7(充電C3ステップ)におい
て、コンデンサC3へ電圧が充電されれば、ステップS
8(トリガー電圧判断ステップ)でコンデンサC3に充
電された電圧が、駆動部FのSCRをトリガーさせ得る
トリガー電圧であるか否かを判断する。ステップS8の
判断結果、充電された電圧が駆動部Fをトリガーさせ得
るトリガー電圧でなければ、次の交流電源のステップS
9(半周期完了判断ステップ)に進む。
【0036】また、ステップS9による判断の結果、交
流電源の半周期が未だ完了されていなければ、ステップ
S7(充電C3ステップ)に戻り、続いて充電し、交流
電源の半周期が完了されたならば、ステップS11(C
3放電ステップ)に進む。
【0037】一方、ステップS8において充電された電
圧が、駆動部FのSCRをトリガーさせ得るトリガー電
圧であると判断されれば、ランプを点灯させ、その状態
を維持するステップS10(ランプ点灯ステップ)に進
む。即ち、コンデンサC3の充電電圧はトリガー信号発
生部EにおけるトランジスタQ4のベースに印加され、
トランジスタQ4から駆動部FのダイオードD5を介し
てSCRのゲート側をトリガーする。
【0038】上記の動作を図5(e)に示す。例えば、
電圧分配部CからトランジスタQ1のベース側に大きい
電圧が印加されれば、コンデンサC3の充電電圧V2は
図5(d)ののように示され、これによりコンデンサ
C3へ供給される電圧はV1+V2であるため、図5
(e)の点線で示された波形となる。
【0039】そして、上記図5(e)において、、
、、にかかっている水平の点線(トリガーレベ
ル;Triggering Level)は、SCRをトリガーさせるた
めの電圧であり、ここではの位置でSCRをトリガー
させている。言い換えれば、SCRが道通されることに
より図5(e)に示すように、SCRの両端電圧は道通
電圧VTMに低下し、その電流は、図5(g)に示すよ
うに、の位置から電波整流信号の一周期のようにな
る。
【0040】したがって、この区間には駆動部FのSC
Rが道通されてランプLを点灯し、交流電源の整流電圧
の一周期(の位置から一周期)の間に行われる。
【0041】また、SCRがトリガーされると同時に、
ステップS11(C3放電ステップ)に進む。SCRの
動作により放電回路20の抵抗R7,R8に印加される
電圧が減少する。このため、放電回路20におけるトラ
ンジスタQ3のベース電圧が低くなり、トランジスタQ
3がオフ動作される。
【0042】このように、トランジスタQ3がオフ動作
されれば、トランジスタQ3のコレクタ側に接続されて
いるトランジスタQ2のベースにSCRの道通電圧VT
Mが抵抗R11,R6を介して印加され、トランジスタ
Q2をオン動作させる。このようにして、トランジスタ
Q2のコレクタに接続されたコンデンサC3がエミッタ
側に急速に放電されることにより、トランジスタQ4は
オフ動作される。
【0043】こうしてSCRのゲート端子は"L"レベル
となり、SCRのオン状態は続いて保持されて、ランプ
Lが点灯する。
【0044】一方、ランプLの点灯と同時に交流電源の
ステップS12(半周期完了判断ステップ)に進んで、
入力される交流電源で0ボルト点が印加されたかどうか
を判断する。ステップS12での判断結果が交流電源の
半周期が完了されたものであれば、ランプLを消灯する
ステップS13(ランプ消灯ステップ)に進み、まだ完
了されていないならば、ステップS11(C3放電ステ
ップ)に戻る。また、ステップS13(ランプ消灯ステ
ップ)以後は、ステップS6(放電完了判断ステップ)
に戻って、その後のステップを繰り返す。
【0045】即ち、交流電源の半周期(電波整流信号の
一周期)が終わればSCRのアノード端子が0ボルトと
なって、コンデンサC3が放電された後、SCRがオフ
動作され、この過程を続いて繰り返す、すなわち図5
(g)を参照すると、からの斜線部分を繰り返す。ま
た、この斜線部分はランプLの点灯時間を示し、既に説
明した通り、上記のような継続的な反復はステップS6
(放電完了判断ステップ)で放電の完了時までのみ行わ
れ、この間の放電電圧の低下によりトリガー時点に変化
が生じる。
【0046】したがって、このようなトリガー時点の変
化は、電圧分配部Cの抵抗値または第2充電部A2のコ
ンデンサC2の電圧VC2によって決定され、図5
(e)に示された、、、は電圧VC2の可変ま
たは抵抗値の可変による電位の変化を示す。電圧VC2
の可変は、コンデンサC2の放電により実現され、ま
た、抵抗値の可変は、図7に示すように、抵抗R1を可
変抵抗VR1に置き換えることにより実現される。
【0047】したがって、電圧VC2が放電によって低
くなるにしたがって上記斜線部分が減少し、これにより
ランプLの明るさが次第に暗くなるフェードアウトの機
能が行われる。これを図5(d)、図5(e)および図
5(g)を参照して詳しく説明する。
【0048】まず、コンデンサC2の電圧VC2は、抵
抗R1およびR2により放電されるにしたがって低下す
る。このように低下した放電電圧VC2は、電圧分配部
Cを経て充電回路10のトランジスタQ1のベース端子
に印加される。したがって、コンデンサC3に充電され
る電圧は、図5(d)のようにからまでの変化を示
し、このような電圧の変化は、電圧V1と重畳して図5
(e)のように減少する。
【0049】しかし、図5(e)のような電圧の低下に
もかかわらず、SCRのトリガーレベルは不変であるた
め、トリガー時点はからまで次第にシフトされる。
このようなシフト動作は、図5(g)の斜線部分を減少
させ、これがSCRのオン動作によるランプLの点灯時
間を示すため、結局ランプLの明るさは次第に暗くな
る。したがって、このような機能が連続的なフェードア
ウトであって、所定の時間が経過すればランプLは完全
に消灯する。
【0050】一方、図3は図1を具体的に示す回路図で
あって、図3によれば、駆動部FはトライアックTの第
1アノードA1側と第2アノードA2側とが、それぞれ
ランプLと交流電源ACとに接続され、ゲート端子側に
は保護用抵抗R11とブールダウン抵抗R12とが接続
されている。
【0051】また、制御部Dは、図2と同様に、充電回
路10と、該充電回路10で充電された電圧を放電させ
て新しい周期を開始するためにトランジスタQ2,Q
3、ダイオードD1,D2および多数の抵抗R6〜R8
からなる放電回路20とからなり、トリガー信号発生部
Eは、充電回路10の充電電圧からトライアックTのゲ
ート側にトリガー電圧を供給するためにに、抵抗R9,
R10およびトランジスタQ4,Q5からなる。
【0052】なお、スイッチ部Bおよび電圧分配部Cは
図2と同様に構成され、直流電源部GはトライアックT
に印加される交流電源ACを半波整流および定電圧化し
て各部分に供給し、抵抗R13およびR14、コンデン
サC5およびC4、ダイオードD3、ツェナーダイオー
ドDZ2およびDZ1から構成される。
【0053】以下、上記のように構成された本発明の動
作を図4のフローチャートを参照して説明する。まず、
交流電源が供給される初期状態(ステップS1)から、
直流電源部Gを介して所定の電圧が直流成分で充電され
るステップS2(充電C1ステップ)に進む。
【0054】即ち、交流電源ACがランプLを経てトラ
イアックTに印加されれば、抵抗R13、コンデンサC
5、ダイオードD3およびツェナーダイオードDZ2に
よりトライアックTに印加された交流電源ACを半波整
流してコンデンサC4を充電して、コンデンサC4に充
電された電圧は抵抗R14およびツェナーダイオードD
Z1を介して定電圧を出力する。
【0055】このとき、抵抗R13およびコンデンサC
5のインピーダンスは、ランプLの抵抗より極めて大き
く設定されるため、ランプLは消灯状態を保持する。ま
た、上記のように出力された定電圧は、第1充電部A1
のコンデンサC1に充電される。
【0056】こうして、図2と同様に、フェードアウト
のためのスイッチのステップS3(オン/オフ判断ステ
ップ)、ステップS4(充電C2ステップ)、ステップ
S5(C2放電ステップ)、ステップS6(放電完了判
断ステップ)およびステップS7(充電C3ステップ)
に進む。
【0057】ステップS7(充電C3ステップ)におい
て、放電回路20におけるトランジスタQ3のベース電
圧VBE3は、図6(a)のように交流電源の電圧が負
の側から0ボルトを過ぎて増加しはじめる。ベース電圧
VBE3がオン電圧VON3になるまで、トランジスタ
Q3のコレクタ端子は開放状態である。したがって、図
6(b)のように、トランジスタQ2がオン動作され、
コンデンサC3を放電する。
【0058】トランジスタQ3のベース電圧VBE3が
増してオン電圧VON3になると、図6(a)のように
なって、トランジスタQ3がオン動作され、図6(b)
のようにトランジスタQ2のベース電圧VBE2は"L"
レベルとなって、トランジスタQ2のコレクタ端子は開
放状態となり、コンデンサC3は充電可能な状態にな
る。
【0059】この時、電圧分配部Cを介して分配された
電圧は、トランジスタQ1のベース端子に所定の電圧と
して印加され、コンデンサC2の電圧VC2と分配抵抗
R1,R2の設定値であるVC2×R1/(R1+R
2)の電圧とがトランジスタQ1をオン動作させると同
時に、直流電源部Gの定電圧は抵抗R4を介してトラン
ジスタQ1のコレクタ端子を経てエミッタ端子を通過し
た後、コンデンサC3へ直流電圧で充電される。このよ
うに充電された電圧をV2と呼び、図6(d)に示され
たグラフのように充電初期には急傾斜をなし、充電完了
時にはほぼ一定となる。
【0060】これと同時に、直流電源部Gの定電圧は、
抵抗R5を経てコンデンサC3へ充電される。該電圧を
V1と呼び、図6(c)のようにのこぎり波で示され
る。そして、電圧V1,V2間の上昇速度の差は、抵抗
R4を抵抗R5より極めて小さくすることにより得るこ
とができ、また、コンデンサC3の最大放電電圧により
トライアックTをトリガーさせないように、コンデンサ
C3に充電される時定数R5×C3を調節して、一周期
に充電される電圧V1の最大値をトランジスタQ4のベ
ース・エミッタ間のオン電圧VBE4より若干小さくす
る(即ち、V1MAX<VBE4)。このように、コン
デンサC3に充電される電圧VC3はV1+V2とな
り、コンデンサC3にはV1+V2が重畳して充電され
るため電圧が上昇する。
【0061】ステップS7(充電C3ステップ)におい
て、コンデンサC3に電圧が充電されれば、ステップS
8(トリガー電圧判断ステップ)で該コンデンサC3に
充電された電圧が、トリガー信号発生部Eにおけるトラ
ンジスタQ4のベース端子に印加されトランジスタQ4
をオン動作し、トリガー信号発生部Eからトリガー信号
を生成するトリガー電圧であるか否かを判断する。
【0062】ステップS8の判断結果、上記充電された
電圧がトリガー電圧でないならば、次のステップS9
(交流電源の半周期完了判断ステップ)に進む。ステッ
プS9の判断結果、交流電源の半周期が未だ完了されて
いなければ、ステップS7(充電C3ステップ)に戻り
続いて充電し、交流電源の半周期が完了されたならば、
ステップS11(C3放電ステップ)に進む。
【0063】一方、上記ステップS8において、上記充
電された電圧がトリガー信号を生成するトリガー電圧で
あると判断されれば、ランプを点灯させ、その状態を保
持するステップS10(ランプ点灯ステップステップ)
に進む。即ち、コンデンサC3の充電電圧は、トリガー
信号発生部EにおけるトランジスタQ4をオン動作し
て、トランジスタQ5をオン動作させ、直流電源部Gの
コンデンサC4に充電された電圧は、トランジスタQ5
から駆動部Fの抵抗R11を介してトライアックTのゲ
ート端子をトリガーする。
【0064】上記の動作を図6(e)に示す。例えば、
電圧分配部CからトランジスタQ1のベース端子に大き
な電圧が印加されれば、コンデンサC3の充電電圧V2
は図6(d)ののように示され、このときコンデンサ
C3へ供給される電圧はV1+V2であるため、図6
(e)の点線で示された波形となる。
【0065】また、図6(e)において、、、、
にかかっている水平の点線(トリガーレベル)は、ト
ランジスタQ4をオン動作してトライアックTをトリガ
ーさせるための電圧であり、ここではの位置でトライ
アックTをトリガーさせている。言い換えれば、トライ
アックTが道通されることによりトライアックTの両端
電圧は道通電圧VTMに低下し、その電流は図6(f)
に示すように、の位置から交流電源の半周期のように
なる。したがって、この区間には駆動部Fのトライアッ
クTが道通されてランプLを点灯し、図6(f)のよう
に、の位置から交流電源の半周期の間に行われる。
【0066】また、トライアックTがトリガーされると
同時に、ステップS11(C3放電ステップ)に進む。
トライアックTの道通により、放電回路20の抵抗R7
に印加される電圧がトライアックTの道通電圧VTMに
低下し、トランジスタQ3のベース電圧VBE3は"L"
レベルとなる。このため、放電回路20のトランジスタ
Q3はオフ動作され、トランジスタQ2はオン動作され
る。このように、トランジスタQ2のコレクタに接続さ
れたコンデンサC3がエミッタ端子側に急速に放電され
て、トリガー信号発生部EのトランジスタQ4はオフ動
作される。これにより、トライアックTのゲート端子に
は電流の供給が中断しているにもかかわらず、トライア
ックTのオン状態はそのまま保持されて、ランプLが点
灯している。
【0067】次に、ステップS12(交流電源の半周期
完了判断ステップ)に進んで、交流電源の0ボルト点が
印加されたかどうかを判断する。ステップS12での判
断結果において、交流電源の半周期が完了されたもので
あれば、トライアックTをオフ動作し、ランプLを消灯
するステップS13(ランプ消灯ステップ)に進み、ま
だ完了されていないならば、ステップS11(C3放電
ステップ)に戻る。
【0068】また、ステップS13(ランプ消灯ステッ
プ)以後は、ステップS6(放電完了判断ステップ)に
戻って、次の交流電源の負の半周期の間にその以後のス
テップを繰り返す。即ち、交流電源の負の半周期のステ
ップS6(放電完了判断ステップ)からステップS13
(ランプ消灯ステップ)までは、放電回路20の動作を
除いては前述した交流電源の正の半周期の間のステップ
S6からステップS13までと同一であるため、これに
関する説明は省略し、負の半周期の間の放電回路20の
動作のみを以下に説明する。
【0069】放電回路20において、交流電源の負の半
周期の間は、トランジスタQ3のベース電圧VBE3は
図6(a)に示すように0ボルトであるため、トランジ
スタQ3は開放状態となり、トランジスタQ2のみが動
作する。
【0070】交流電源の負の半周期の間に電圧は、抵抗
R6,R7およびダイオードD2により分圧されてトラ
ンジスタQ2のベース端子に印加され、トランジスタQ
2のベース電圧VBE2は、図6(b)の右側で点線の
ように変化する。
【0071】即ち、交流電源の負の値が大きくなればベ
ース電圧VBE2が変化し、該ベース電圧VBE2がオ
ン電圧VON2以下に低下するまでにはトランジスタQ
2がオン動作されていて、コンデンサC3の放電が行わ
れる。交流電源の負の値が大きくなっていくにしたがっ
て、ベース電圧VBE2はオン電圧VON2以下に交流
電源の負の部分のように下がり、トランジスタQ2はオ
フ動作されて、コンデンサC3には電圧V1,V2が重
畳して充電が開始される。また、コンデンサC3の電圧
VC3は、トリガー信号発生部Eにおけるトランジスタ
Q4のオン電圧VON4に向かって大きくなる。その結
果、トライアックTがトリガーされ、アノード間の電圧
がトライアックTの道通電圧となると、トランジスタQ
2のベース電圧VBE2は上昇してオンレベルVON2
となりコンデンサC3を放電させる。このように、交流
電源の負の半周期の間にトランジスタQ2のベース電圧
VBE2が負の方向に大きくなれば、トランジスタQ3
がオン動作されて、図6(b)に示すように負の方向に
若干大きくなり、このためトランジスタQ2のオフ状態
が保持される。
【0072】一方、ステップS6(放電完了判断ステッ
プ)からステップS13(ランプ消灯ステップ)までの
交流電源の全周期(負の周期+正の周期)の反復は、図
6(f)のから始まる斜線部分に該当し、交流信号の
半周期が終わる点付近でトライアックTのアノード間の
電圧が0ボルトに近くなれば、コンデンサC3が放電さ
れてトライアックTはトリガー不能状態となり、トライ
アックTのアノード間の電圧が0ボルトとなれば、トラ
イアックTがオフ動作されて上記ステップが続いて反復
される。また、斜線部分はランプLの点灯時間を示し、
前述の通りこのような継続的な反復はステップS6(放
電完了判断ステップ)で放電の完了時までのみ行われ、
この間に放電電圧の低下によりトリガー時点に変化が生
じる。
【0073】したがって、このようなトリガー時点の変
化は、電圧分配部Cの抵抗値または第2充電部A2のコ
ンデンサC2の電圧VC2によって決定され、図6に示
された、、、は電圧VC2の可変または抵抗値
の可変による電位の変化を示す。電圧VC2はコンデン
サC2の放電により変化し、また、抵抗値は、図7に示
すように抵抗R1を可変抵抗VR1に置き換えることに
よって可変可能となる。
【0074】したがって、電圧VC2が放電により低く
なるにしたがって斜線部分が減少し、これによりランプ
Lの明るさが次第に暗くなるフェードアウトの機能が行
われる。これを図6(d)、図6(e)および図6
(f)を参照して詳しく説明する。
【0075】まず、コンデンサC2の電圧VC2で電圧
分配部Cを通過した電圧は、時間の経過にしたがい放電
されて減少する。このため、コンデンサC3に充電され
る電圧は、図6(d)の〜のように変化する。この
ような電圧の変化は、充電電圧V1と重畳して図6
(e)のように減少する。
【0076】しかし、図6(e)のような電圧の減少に
もかかわらず、トランジスタQ4のオン電圧VON4は
不変であるため、トリガー時点はからまで次第にシ
フトされる。このようなシフト動作は図6(f)の斜線
部分を減少させ、この部分がトライアックTのオン状態
によるランプLの点灯時間を示すため、ランプLの明る
さは次第に暗くなる。したがって、このような機能が連
続的なフェードアウトであって、所定の時間が経過すれ
ばランプLは完全に消灯する。
【0077】一方、図7のように、抵抗R1を可変抵抗
VR1に置き換えることによって照度を調節することも
可能であり、スイッチSWをオン状態とし、可変抵抗V
R1を可変すれば、上記放電によるコンデンサC2の電
圧VC2の減少とともに充電電圧V1が変化する。これ
により、図8の、、、のように、SCRのトリ
ガーの位相時点の変化にしたがって照度が変るため、照
度の調節が可能になる。
【0078】また、完全消灯が不要な場合もあり、本発
明によれば充電回路10により不完全な消灯を行うこと
ができる。即ち、図5(c)および図6(c)のグラフ
のように、電位を上向きに調整し、抵抗R5の抵抗値を
低く設定することにより、コンデンサC3に印加される
充電電圧が高まる。特に、トランジスタQ1の動作が止
まった時に使用すれば、ランプLは完全消灯とされず、
その設定値によって明るさが調整され持続的に保持され
る。これを図2、図9および図10を参照して、以下に
より具体的に説明する。
【0079】まず、図9は充電回路10に用いられる抵
抗R5の代替回路図であり、図10は図9による出力波
形図である。上記代替回路は、可変抵抗VR2および固
定抵抗R0からなり、直列に接続されている。また、固
定抵抗R0と可変抵抗VR2との合成抵抗の最大値は、
前述したSCRのゲート端子をトリガーさせない程度で
あり、固定抵抗R0の抵抗値は、一定レベルの明るさと
設定されている。
【0080】したがって、可変抵抗VR2の抵抗値を最
大に設定すると、可変抵抗VR2は図2に示す抵抗R5
と同様に機能し、可変抵抗VR2の抵抗値を最小に設定
すれば、ランプLの明るさが所定の設定値に保持され
る。使用者がランプLの明るさを一定の照度に点灯しよ
うとする場合は、可変抵抗VR2を最小値に設定するこ
とによって、抵抗Rに流れる電流量は最大値となり、図
10(a)に示すのように、SCRのトリガー時間が
繰り上げられる。
【0081】そして、図10(b)に示されたの時間
帯からSCRがトリガーされるため、ランプLの明るさ
が該当照度に固定される。このようにして、コンデンサ
C2の電圧VC2が0である場合は、ランプLの明るさ
が可変抵抗VR2により設定される。また、可変抵抗V
R2の抵抗値を一定量だけ増加させれば、充電時定数が
大きくなるため、コンデンサC3に充電される電圧の上
昇がなだらかとなるため、図10(a)ののようにS
CRのトリガー時点が遅くなる。
【0082】こうして上記設定された抵抗Rの抵抗値に
より、図10(a)のの時点でランプLの点灯が行わ
れ、点灯の開始時刻が遅れるため、ランプLの明るさが
より暗くなる。したがって、可変抵抗VR2の抵抗値の
継続的な増加は、図10(a)および図10(b)の
、、にシフトされ、ランプLの明るさが可変抵抗
VR2によって弱くなる。また、可変抵抗VR2を最大
値に切替えると、抵抗Rの値は最大になり電流は最小と
なる。
【0083】また、このように電流が最小となればSC
Rのトリガーは不可能となり、これはランプLの完全消
灯を意味する。抵抗R3の値を大きくすればコンデンサ
C2の充電電圧の上昇速度が遅くなるため、フェードア
ウトとは反対のフェードイン(次第に明るくなる)現状
が起こり、フェードインのスイッチとして役割する。ま
た、コンデンサC2、抵抗R3および電圧VC1の値に
応じてフェードアウトの時間および状態の変化が可能で
あるため、フェードアウトのタイマーとしての役割をも
する。
【0084】なお、スイッチ部BはスイッチSWで構成
される他に、図11に示す人体感知センサで構成される
ことができる。即ち、人体感知センサ手段E′は感知セ
ンサSENを回路上に備えて、人体を感知したとき、無
接点スイッチングによるコンデンサC2への充電を行
う。感知センサSENには、人体の熱を感知する熱感知
センサ、高周波により動きを感知する超音波センサ、赤
外線を用いた赤外線センサまたは熱赤外線センサなどが
挙げられる。
【0085】さらに、放電回路20にはこれと同様に機
能する多数の回路を提供することができ、図12、図1
3および図14に示すように、回路に対する多少の構造
の変更が可能である。即ち、交流電源の整流信号の電圧
が、0点の付近でコンデンサC3を放電させて初期化し
た後、整流信号の電圧が増加すれば、コンデンサC3が
充電されるため、交流電源の半周期ごとに充放電を繰り
返す本発明の要旨を逸脱しない。
【0086】まず、図12を参照すれば、トランジスタ
Q3のエミッタ端子が直流電源部Gの定電圧出力に接続
され、トランジスタQ3のコレクタ端子とトランジスタ
Q2のベース端子との間に抵抗R6が接続され、また、
トランジスタQ2のベース端子とエミッタ端子との間に
抵抗R6′が加えられ、トランジスタQ3のベース端子
とSCRのアノードとの間に抵抗R7が接続される。
【0087】以下、図12に示す上記回路の動作を説明
する。まず、抵抗R7およびR8の値が交流電源の電波
整流信号電圧が設定された基準電圧以上であるとき、ト
ランジスタQ3のベース端子に印加される電圧が直流電
源部Gの出力定電圧より大きくなるように設定する場
合、電波整流信号電圧が設定された基準電圧以下であれ
ば、トランジスタQ3のベース電圧がエミッタ電圧より
低くなってオン動作され、トランジスタQ2も同様にオ
ン動作されてコンデンサC3を放電し、電波整流信号電
圧が高くなって設定された基準電圧以上となれば、トラ
ンジスタQ3のベース電圧が高くなってオフ動作され、
トランジスタQ2も同様にオフ動作されてコンデンサC
3を充電することができる。
【0088】図13を参照すれば、図2のトランジスタ
Q2,Q3および抵抗R6を除き、ダイオードD8がト
ランジスタQ1のエミッタと抵抗R7,R8との連結点
に接続している。
【0089】以下、図13に示す上記回路の動作を説明
する。まず、交流電源の電波整流信号電圧が0になると
*点の電圧も0となり、コンデンサC3はダイオード
D8と抵抗R8とを介して放電され、ダイオードD8の
順方向の道通電圧まで放電される。整流信号電圧がある
程度増加して、K*点の電圧がコンデンサC3の最大充
電電圧より大きくなるように抵抗R7,R8の抵抗値を
設定すれば、整流信号電圧の増加にしたがいK*点の電
圧がコンデンサC3の電圧より高くなるため、コンデン
サC3は充電され得る。
【0090】また、図14を参照すれば、図2のトラン
ジスタQ3を除き、トランジスタQ1,Q2,Q4をN
PN型からPNP型に変更することにより、第1充電部
A1、第2充電部A2、スイッチ部B、電圧分配部C、
制御部Dおよびトリガー信号発生部Eの正負の極性が反
対となって接続されている。放電回路20部分以外の動
作は図2と同様である。
【0091】以下、図14に示す上記回路の動作を説明
する。まず、抵抗R7およびR8の値が交流電源の電波
整流信号電圧が設定された基準電圧以上であるとき、ト
ランジスタQ2のベース電圧が直流電源部Gの出力定電
圧より大きくなるように設定する場合、電波整流信号電
圧が設定された基準電圧以下であるまでは、トランジス
タQ2がオン状態とされてコンデンサC3は放電され、
電波整流信号電圧が増加して設定された基準電圧以上と
なれば、トランジスタQ2がオフ動作されてコンデンサ
C3の充電が可能になる。
【0092】以上は、本発明の要旨を逸脱しない範囲内
で具現されたものであり、多数の回路図の組み合わせに
よりのこぎり波信号を形成しうるのは勿論である。ま
た、本発明は玄関や廊下の照明のために、または室内の
一定の照度の維持のために適用されることができ、人体
感知センサで人体を感知した時または必要時に、ワンタ
ッチ方式でスイッチをオンしてランプLを点灯させ、そ
の後はランプLの消灯を次第に進行するばかりか、室内
の照明を設定された照度によって保持することができ
る。なお、スイッチ部Bを人体感知センサ手段E′に代
替して、感知可否によってスイッチングすることができ
る。
【0093】以上、本発明を実施形態に基づいて具体的
に説明したが、本発明による電力供給のフェードアウト
スイッチング方法およびフェードアウトスイッチング装
置は交流の白熱ランプに限定されるものではなく、交流
電源を利用する交流負荷の電力制御に利用され得、本発
明の要旨を逸脱しない範囲内で変更および改良が可能な
ことは勿論である。
【0094】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
交流の白熱ランプに用いられる交流信号ACの周期当り
の点灯開始時間を制御し、コンデンサの充放電を可変と
することにより、白熱ランプの消灯によるフェードアウ
トがごく自然に行うことができる。また、フェードアウ
トの機能とは別に、ランプの明るさを使用者の操作によ
って設定するようにしたため、ランプの明るさの調節が
容易となり使用上の便宜性が向上すると同時に視覚的な
疲労感をなくすことができる。さらに、消灯する際には
完全な消灯とせず、使用者が設定した例えばほのかな明
るさが保持される。このため、真っ暗な状態ではなく設
定された明るさが保持されるため、赤ちゃんの寝室の照
明や瞑想時の照明などに利用され得、使用者に極めて有
用である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る電力供給のフェードア
ウトスイッチング装置を示すブロック図である。
【図2】図1を具体的に示す回路図である。
【図3】図1を具体的に示す回路図である。
【図4】本発明の一実施形態に係る電力供給のフェード
アウトスイッチング装置の動作を示すフローチャートで
ある。
【図5】図2に示すフェードアウトスイッチング装置の
動作を示す各部の波形図である。
【図6】図3に示すフェードアウトスイッチング装置の
動作を示す各部の波形図である。
【図7】図2の電圧分配部Cに対する変形回路図であ
る。
【図8】図7の動作による出力波形図である。
【図9】図2の充電回路10に対する変形回路図であ
る。
【図10】図9の動作による出力波形図である。
【図11】図2のスイッチ部Bに対する変形回路図であ
る。
【図12】本発明の他の実施形態に係る電力供給のフェ
ードアウトスイッチング装置を示す回路図である。
【図13】本発明の他の実施形態に係る電力供給のフェ
ードアウトスイッチング装置を示す回路図である。
【図14】本発明の他の実施形態に係る電力供給のフェ
ードアウトスイッチング装置を示す回路図である。
【図15】従来のタイマー付き白熱ランプを示す回路図
である。
【符号の説明】
A1 第1充電部 A2 第2充電部 B スイッチ部 C 電圧分配部 D 制御部 E トリガー信号発生部 F 駆動部 G 直流電源部 10 充電回路 20 放電回路 DZ1,DZ2 ツェナーダイオード D1〜D7 ダイオード Q1〜Q5 トランジスタ R1〜R14 抵抗 C1〜C5 コンデンサ SW スイッチ L ランプ T トライアック

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交流整流された充電電荷の放電電圧の変
    化を用いて、負荷に供給する電力の供給量をフェードア
    ウトさせるフェードアウトスイッチング方法であって、 (a)前記放電電圧の変化に相応する直流電圧を充電す
    ると同時に、充電時間に比例する他の充電電圧を重畳し
    て可変的な電圧レベルを有するのこぎり波信号を生成す
    る重畳充電ステップと、 (b)前記重畳充電ステップで充電された電圧が基準値
    以上となれば、駆動部をトリガーするために該駆動部に
    トリガー信号を供給するトリガー信号発生ステップと、 (c)前記トリガー信号発生ステップにより前記駆動部
    がトリガーされ、電力が継続的に供給され、これにより
    電圧が降下するかあるいは交流電源電圧が0ボルトに近
    くなれば、前記重畳充電ステップにおける充電電圧を急
    速に放電させて、前記トリガー信号を除く重畳電圧放電
    ステップと、 (d)前記重畳電圧放電ステップで前記充電電圧が放電
    されるとき、交流電源の半周期が完了すれば、前記重畳
    充電ステップ、トリガー信号発生ステップおよび重畳電
    圧放電ステップを繰り返し行う反復ステップと、を有す
    ることを特徴とする電力供給のフェードアウトスイッチ
    ング方法。
  2. 【請求項2】 交流電源(AC)を直流電源部(G)を
    介して整流した後、所定の電圧により充電し、以後に発
    生する放電電圧によって負荷に供給する電力をオン/オ
    フ制御するフェードアウトスイッチング装置において、 前記充電された電圧が放電時定数に応じて可変的に放電
    されれば、該放電電圧に相応する直流電圧(DC)を充
    電し、該直流電圧(DC)の充電とは別途の特定電圧を
    重畳して充電する重畳充電回路(10)と、 所定の放電経路を経て充電量に相応したのこぎり波信号
    を生成する放電回路(20)と、 前記のこぎり波信号が基準値以上の電圧で出力されると
    き、該のこぎり波信号からトリガー信号を発生するトリ
    ガー信号発生部(E)と、 前記トリガー信号により交流電源(AC)の電力を供給
    する駆動部(F)と、を備えたことを特徴とする電力供
    給のフェードアウトスイッチング装置。
  3. 【請求項3】 前記充電回路(10)に印加される放電
    電圧は、初期の交流整流信号を直流電圧で充電する第1
    充電部(A1)および第2充電部(A2)と、電圧分配
    部(C)の放電時定数により前記第2充電部(A2)の
    充電電圧を一定の電圧で放電されるようにし、前記第2
    充電部(A2)の充電電圧の前記電圧分配部(C)への
    放電はスイッチ部(B)のスイッチング信号の有無によ
    り決定されることを特徴とする請求項2記載の電力供給
    のフェードアウトスイッチング装置。
  4. 【請求項4】 前記スイッチ部(B)は、人体感知セン
    サ(SEN)を介してスイッチングされる人体感知手段
    (E′)であることを特徴とする請求項3記載の電力供
    給のフェードアウトスイッチング装置。
  5. 【請求項5】 前記電圧分配部(C)は、放電電圧の分
    配および所定値の放電時定数の実現のために、第1の抵
    抗(R1)および第2の抵抗(R2)を有して構成され
    ることを特徴とする請求項3記載の電力供給のフェード
    アウトスイッチング装置。
  6. 【請求項6】 前記電圧分配部(C)は、放電電圧の分
    配および可変的な放電時定数の実現のために、第2の抵
    抗(R2)および可変抵抗(VR1)を有して構成され
    ることを特徴とする請求項3記載の電力供給のフェード
    アウトスイッチング装置。
  7. 【請求項7】 前記充電回路(10)は、前記電圧分配
    部(C)から出力される電圧に応じて動作する第1のト
    ランジスタ(Q1)と、該第1のトランジスタ(Q1)
    のエミッタ端子側に接続された、道通電圧を充電するた
    めのコンデンサ(C3)と、該コンデンサ(C3)への
    充電を通じてのこぎり波を生成するために前記直流電源
    部(G)の定電圧を供給する第3の抵抗(R5)と、を
    備え、 前記放電回路(20)は、前記コンデンサ(C3)を急
    速に放電させるための第2のトランジスタ(Q2)と、
    該第2のトランジスタ(Q2)のベース端子側にスイッ
    チング信号を伝送するための第3のトランジスタ(Q
    3)と、第4の抵抗(R6)、第5の抵抗(R7)、第
    6の抵抗(R8)および第1のダイオード(D1)と、
    を備えたことを特徴とする請求項2記載の電力供給のフ
    ェードアウトスイッチング装置。
  8. 【請求項8】 前記放電回路(20)は、前記充電回路
    (10)から出力される電圧が第5の抵抗(R7)およ
    び第6の抵抗(R8)により分配された電波整流電圧よ
    り大きい場合、前記トリガー信号発生部(E)に低電位
    の信号を供給するための第2のダイオード(D8)であ
    ることを特徴とする請求項2記載の電力供給のフェード
    アウトスイッチング装置。
  9. 【請求項9】 前記充電回路(10)は、前記直流電源
    部(G)からの定電圧が印加され、これを充電するため
    のコンデンサ(C3)と、該コンデンサ(C3)の放電
    電圧を形成するための第3の抵抗(R5)と、前記電圧
    分配部(C)から出力される電圧に応じて動作されるP
    NP型の第1のトランジスタ(Q1)とから構成され、 前記放電回路(20)は、第5の抵抗(R7)および第
    6の抵抗(R8)により分配された電波整流信号の大き
    さによりスイッチングを行うためのPNP型の第2のト
    ランジスタ(Q2)から構成され、 前記トリガー信号発生部(E)の第4のトランジスタ
    (Q4)はPNP型であることを特徴とする請求項2記
    載の電力供給のフェードアウトスイッチング装置。
  10. 【請求項10】 前記トリガー発生部(E)は、前記駆
    動部(F)に接続された前記直流電源部(G)からの供
    給電圧を駆動電源とし、前記コンデンサ(C3)の充電
    電圧を入力信号として、前記駆動部(F)のSCRまた
    はトライアック(T)にトリガー信号を供給する第4の
    トランジスタ(Q4)、または第4のトランジスタ(Q
    4)および第5のトランジスタ(Q5)を有して構成さ
    れたことを特徴とする請求項2記載の電力供給のフェー
    ドアウトスイッチング装置。
  11. 【請求項11】 前記充電回路(10)は、消灯時に残
    す照度の調節のために、前記第3の抵抗(R5)の代わ
    りに第7の抵抗(R0)と可変抵抗(VR2)とを有し
    て構成されたことを特徴とする請求項7、8または9記
    載の電力供給のフェードアウトスイッチング装置。
  12. 【請求項12】 前記放電回路(20)の前記第3のト
    ランジスタ(Q3)はPNP型であり、そのコレクタ端
    子側が前記第2のトランジスタ(Q2)のベース端子側
    に接続されていることを特徴とする請求項8記載の電力
    供給のフェードアウトスイッチング装置。
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