JPH11340042A - 積層インダクタ - Google Patents

積層インダクタ

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JPH11340042A
JPH11340042A JP14698898A JP14698898A JPH11340042A JP H11340042 A JPH11340042 A JP H11340042A JP 14698898 A JP14698898 A JP 14698898A JP 14698898 A JP14698898 A JP 14698898A JP H11340042 A JPH11340042 A JP H11340042A
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JP
Japan
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coil conductor
coil
coil conductors
inductor
laminated
Prior art date
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Application number
JP14698898A
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English (en)
Inventor
Keiichi Kobayashi
啓一 小林
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Taiyo Yuden Co Ltd
Original Assignee
Taiyo Yuden Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ダブルスパイラル構造の積層インダクタは、
磁性体シートとコイル導体パターンの積層数が、同じL
値を有するシングルスパイラル構造の積層インダクタの
2倍になるので、コイル導体パターンを印刷した磁性体
シートの積層段階で積層ズレが生じ易く、L値のバラツ
キが大きくなり易いという問題がある。 【解決手段】 素体と、該素体の端部に形成された一対
の外部電極とを有し、該素体は、積層形成された磁性体
と、該磁性体の内部にスパイラル状に形成された複数の
コイル導体とを有し、該複数のコイル導体は同軸且つ平
行に形成され、該コイル導体の両端部は該一対の外部電
極に各々接続されている積層インダクタにおいて、一の
コイル導体の全部又は一部によって形成されるコア面積
を他のコイル導体によって形成される最小コア面積より
小さくした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、磁性体内にスパ
イラル状のコイル導体を有する積層インダクタ、特にコ
イル導体がダブルスパイラル構造の積層インダクタに関
する。
【0002】
【従来の技術】一般に、積層インダクタは、素体と、こ
の素体の両端部に形成された一対の外部電極とからな
り、この素体は、積層形成された磁性体と、この磁性体
の内部に積層形成されたスパイラル状のコイル導体とか
らなる。そして、このコイル導体の両端部は前記一対の
外部電極に接続されている。
【0003】この積層インダクタは次のようにして製造
されている。すなわち、コイル導体パターンが印刷され
た磁性体シートを複数枚積層し、磁性体シートの積層体
内にコイル導体パターンがスパイラル状に接続されたも
のを形成させる。次に、この積層体をコイル導体パター
ン毎にチップ状に裁断し、得られたチップ状の積層体を
高温で焼成し、外部電極を焼き付けて形成する。
【0004】ところで、近年における電子機器の小型化
に伴い、そこで使用されている積層インダクタも小型化
が進んでいる。積層インダクタを小型化する場合、磁性
体を小型化させるだけでなく、コイル導体の線幅も狭く
せざるを得ない。そして、コイル導体の線幅を狭くする
につれ、コイル導体の直流電気抵抗RDCが大きくな
り、Q値が小さくなり、許容電流値が小さくなってしま
う。
【0005】そこで、図4に示すような、コイル導体を
積層方向にダブルで形成したダブルスパイラル構造の積
層インダクタが提案されている。
【0006】同図において、10は積層インダクタであ
り、積層インダクタ10は素体12と、素体12の外部
に形成された一対の外部電極(図示せず)とからなる。
素体12は、積層形成された磁性体14と、磁性体14
の内部にスパイラル状に形成された2つのコイル導体1
6,16とからなる。コイル導体16,16は磁性体1
4の積層方向に平行で同軸に形成され、コイル導体1
6,16の両端部は一対の外部電極(図示せず)に各々
接続されている。
【0007】ダブルスパイラル構造の積層インダクタ
は、コイル導体が積層方向にダブルで形成されているの
で、同じL値を有するシングルスパイラル構造の積層イ
ンダクタと比べて、コイル導体の表面積が大きく、表皮
効果が大きく、直流電気抵抗R DCが小さく、Q値が大
きく、許容電流値が大きいという利点を有している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ダブルスパイ
ラル構造の積層インダクタは、磁性体シートとコイル導
体パターンの積層数が、同じL値を有するシングルスパ
イラル構造の積層インダクタの2倍になるので、コイル
導体パターンを印刷した磁性体シートの積層段階で積層
ズレが生じ易く、L値のバラツキが大きくなり易いとい
う問題がある。
【0009】この発明は、小型で、許容電流が大きく、
L値のバラツキができるだけ少ない積層インダクタを提
供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明に係る積層イン
ダクタは、素体と、該素体の端部に形成された一対の外
部電極とを有し、該素体は、積層形成された磁性体と、
該磁性体の内部にスパイラル状に形成されたコイル導体
とを有し、該コイル導体の両端部は該一対の外部電極に
各々接続されている。そして、コイル導体の一部によっ
て形成されるコア面積を残余の部分によって形成される
最小コア面積より小さくした。
【0011】ここで、前記素体が複数のコイル導体を有
し、該複数のコイル導体を同軸且つ平行に形成してもよ
い。また、前記複数のコイル導体のうちの2以上を同一
スパイラル面内に同軸に形成してもよい。また、前記複
数のコイル導体をスルーホールを介して相互に接続させ
てもよい。
【0012】
【発明の実施の形態】図1はこの発明の一実施の形態を
示す説明図である。同図において、10は積層インダク
タであり、積層インダクタ10は、素体12と、素体1
2の両端部に形成された一対の外部電極(図示せず)と
からなる。素体12は、積層形成された磁性体14と、
磁性体14の内部にスパイラル状に形成された2つのコ
イル導体16,16とからなる。
【0013】コイル導体16,16は磁性体14の積層
方向に平行且つ同軸に形成され、コイル導体16,16
の両端部は一対の外部電極(図示せず)に各々接続され
ている。そして、一のコイル導体16によって形成され
るコア面積は他のコイル導体16によって形成される最
小コア面積より小さくなっている。ここで、最小コア面
積とはコイル導体16,16のずれによって最も小さく
形成されたコア面積をいう。
【0014】図2はこの発明の他の実施の形態を示す説
明図である。基本構成は図1に示す積層インダクタ10
と同じであるが、同一スパイラル面内に2つの平行なコ
イル導体16,16が同軸に形成されている点が相違す
る。この積層インダクタ10は同一スパイラル面内に2
つの平行なコイル導体16,16が同軸に形成されてい
るので、コイル導体16,16の表面積が広くなり、表
皮効果から、積層インダクタの許容電流値が大きくな
る。
【0015】図3はこの発明の他の実施の形態を示す説
明図である。基本構成は図1に示す積層インダクタと同
じであるが、一のコイル導体16の一ターンによって形
成されたコア面積が一のコイル導体16の他の部分によ
って形成されたコア面積及び他のコイル導体16によっ
て形成されたコア面積より小さくなっている。このた
め、積層ズレが生じても、一のコイル導体16の一ター
ンによって形成されたコア面積の方が小さいので、積層
ずれによるL値のバラツキは生じなくなる。
【0016】
【実施例】実施例1 ラインの中央までの半径が同一で、幅が100μmと1
20μmのコイル導体パターンを印刷した2系統の磁性
体シートを各々用意し、これらの磁性体シートを交互に
5層ずつダブルスパイラル構造で積層し(図1参照)、
得られた積層体を焼成し、外部電極を焼き付けて積層イ
ンダクタを製造した。そして、この積層インダクタのイ
ンダクタンスの絶対値(L値:nH)及び共振周波数
(f )を求め、更にL値のバラツキ(CV値)を求
めたところ、表1に示す通りであった。
【0017】比較例1 ラインの中央までの半径が実施例1のものと同一で、幅
が120μmのコイル導体パターンを印刷した磁性体シ
ートを用意し、この磁性体シートを5層ずつダブルスパ
イラル構造で積層し(図4参照)、得られた積層体を焼
成し、外部電極を焼き付けて積層インダクタを製造し
た。そして、この積層インダクタのL値及び共振周波数
(f )を求め、更にL値のバラツキ(CV値)を求
めたところ、表1に示す通りであった。
【0018】表1に示す結果から、実施例1の積層イン
ダクタは比較例1の積層インダクタと比較してL値のバ
ラツキが小さくなっていることがわかる。これは、実施
例1の積層インダクタはL値に影響するコイル導体パタ
ーンの数が比較例1の積層インダクタのL値に影響する
コイル導体パターンの数の半分になるからと考えられ
る。
【0019】また、各々の平均値に近いインダクタンス
を持つ積層インダクタの断面状態を観察したところ、図
1と同様の断面状態だった。つまり、実施例1では、積
層ずれ自体が少なく、また仮に積層ずれが起きたとして
も、L値への影響は少ないと言える。また、共振周波数
(f )も高周波側へシフトしていた。
【0020】実施例2 実施例1では、一方のコイル導体パターンを細くした
が、実施例2では、図2に示すようにコイル導体パター
ンを細かく且つ複数に分割した。この場合、分割された
コイル導体パターンの線幅が最小50μm確保されてい
れば、分割数に制限はない。また、結果としては実施例
1の効果に加えて、線幅は比較例1と同程度となるた
め、直流電気抵抗RDCの上昇が抑えられる。ここでは
50μm幅のコイル導体パターンを2分割したコイル導
体パターンで作成した。結果は表1に示す通りであっ
た。
【0021】実施例3 また、実施例1では幅の広いコイル導体パターンと、幅
の狭いコイル導体パターンが一つおきに積層されていた
が、実施例3では、図3に示すように、幅の広いコイル
導体パターンが1つだけで、他は幅の狭いコイル導体パ
ターンという組み合わせで積層インダクタを作成した。
結果は表1に示す通りであった。この場合、幅が広いコ
イル導体パターン1つだけで、コア面積が決まるので、
L値のばらつきがより少なくなる。
【0022】
【表1】
【0023】
【発明の効果】この発明によれば、コイル導体パターン
の積層ずれによって生ずるL値のバラツキがコア面積の
小さいコイル導体のターン数に依存することになり、コ
ア面積の小さいコイル導体を形成しているコイル導体パ
ターンはコイル導体パターン全体の中の一部なので、L
値のバラツキが少ない、許容電流値の大きい、小型の積
層インダクタを提供することができるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例に係る積層インダクタの部
分断面図である。
【図2】この発明の他の実施例に係る積層インダクタの
部分断面図である。
【図3】この発明の他の実施例に係る積層インダクタの
部分断面図である。
【図4】従来のダブルスパイラル構造の積層インダクタ
の一例の部分断面図である。
【符号の説明】
10 積層インダクタ 12 素体 14 磁性体 16 コイル導体

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 素体と、該素体の端部に形成された一対
    の外部電極とを有し、該素体は、積層形成された磁性体
    と、該磁性体の内部にスパイラル状に形成されたコイル
    導体とを有し、該コイル導体の両端部は該一対の外部電
    極に各々接続されている積層インダクタにおいて、該コ
    イル導体の一部によって形成されるコア面積を残余の部
    分によって形成される最小コア面積より小さくしたこと
    を特徴とする積層インダクタ。
  2. 【請求項2】 前記素体は複数のコイル導体を有し、該
    複数のコイル導体は同軸且つ平行に形成されていること
    を特徴とする請求項1に記載の積層インダクタ。
  3. 【請求項3】 2以上のコイル導体を同一スパイラル面
    内に同軸に形成したことを特徴とする請求項1又は2に
    記載の積層インダクタ。
  4. 【請求項4】 前記複数のコイル導体をスルーホールを
    介して相互に接続させたことを特徴とする請求項1〜3
    のいずれかに記載の積層インダクタ。
JP14698898A 1998-05-28 1998-05-28 積層インダクタ Pending JPH11340042A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004095860A (ja) * 2002-08-30 2004-03-25 Murata Mfg Co Ltd 積層型コイル部品及びその製造方法
JP2008306007A (ja) * 2007-06-08 2008-12-18 Nec Corp インダクタ、配線基板、および半導体装置
KR20150028980A (ko) 2012-02-08 2015-03-17 다이요 유덴 가부시키가이샤 적층 인덕터의 제조 방법

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Effective date: 20040427

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02