JPH11340189A - マイクロマシン製造における凹部又は貫通孔の形成方法 - Google Patents
マイクロマシン製造における凹部又は貫通孔の形成方法Info
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- JPH11340189A JPH11340189A JP14420198A JP14420198A JPH11340189A JP H11340189 A JPH11340189 A JP H11340189A JP 14420198 A JP14420198 A JP 14420198A JP 14420198 A JP14420198 A JP 14420198A JP H11340189 A JPH11340189 A JP H11340189A
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】
【課題】アルミ配線を使用することにより、コストを低
減できるとともに、基板に貫通孔又は凹部を形成すると
きに使用するエッチャントにてアルミ配線がエッチャン
トから保護できるマイクロマシン製造における凹部又は
貫通孔の形成方法を提供する。 【解決手段】単結晶シリコン基板31上のアルミニウム
からなるパッドPは、Mo膜からなるシリコンエッチン
グマスク39にて覆われる。基板31の裏面からシリコ
ン異方性エッチング液としてKOH液を使用して、ウェ
ットエッチングを行い、凹部42等を形成する。次にシ
リコン基板31の表面からKOH液を使用して、窓40
を介してエッチングを行い、間隙15を形成する。そし
て、この間隙15を貫通形成することにより、薄肉支持
部16が同時に形成される。次いで、硝酸溶液等によっ
てMo膜からなるシリコンエッチングマスク39を除去
する。
減できるとともに、基板に貫通孔又は凹部を形成すると
きに使用するエッチャントにてアルミ配線がエッチャン
トから保護できるマイクロマシン製造における凹部又は
貫通孔の形成方法を提供する。 【解決手段】単結晶シリコン基板31上のアルミニウム
からなるパッドPは、Mo膜からなるシリコンエッチン
グマスク39にて覆われる。基板31の裏面からシリコ
ン異方性エッチング液としてKOH液を使用して、ウェ
ットエッチングを行い、凹部42等を形成する。次にシ
リコン基板31の表面からKOH液を使用して、窓40
を介してエッチングを行い、間隙15を形成する。そし
て、この間隙15を貫通形成することにより、薄肉支持
部16が同時に形成される。次いで、硝酸溶液等によっ
てMo膜からなるシリコンエッチングマスク39を除去
する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はマイクロマシン製造
における凹部又は貫通孔の形成方法に関するものであ
る。
における凹部又は貫通孔の形成方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】バルクシリコンを用いたマイクロマシン
センサや、アクチュエータでは、基材(基板)に対して
表裏貫通孔や凹部をドライエッチングやウエットエッチ
ングを用いて形成する。ドライエッチングにて行なう場
合には、そのための装置が高価であり、又、ウエットエ
ッチングではバッチ処理が行なえるため、ウエットエッ
チングにて行われることが要望されている。
センサや、アクチュエータでは、基材(基板)に対して
表裏貫通孔や凹部をドライエッチングやウエットエッチ
ングを用いて形成する。ドライエッチングにて行なう場
合には、そのための装置が高価であり、又、ウエットエ
ッチングではバッチ処理が行なえるため、ウエットエッ
チングにて行われることが要望されている。
【0003】ところで、従来はウエットエッチングにて
シリコン基板に対して表裏貫通孔や、凹部を形成する場
合、配線として使用する材料を耐薬品性の高いもの
(金、白金)を使用している。
シリコン基板に対して表裏貫通孔や、凹部を形成する場
合、配線として使用する材料を耐薬品性の高いもの
(金、白金)を使用している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記の耐薬
品性の高い金や白金は高価であり、そのため、製品コス
トが高くなる問題がある。
品性の高い金や白金は高価であり、そのため、製品コス
トが高くなる問題がある。
【0005】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたものであって、その目的は高価な配線材料を使用す
ることなく、アルミ配線を使用することにより、コスト
を低減できるとともに、基板に貫通孔又は凹部を形成す
るときに使用するエッチャントにてアルミ配線がエッチ
ャントから保護できるマイクロマシン製造における凹部
又は貫通孔の形成方法を提供することにある。
れたものであって、その目的は高価な配線材料を使用す
ることなく、アルミ配線を使用することにより、コスト
を低減できるとともに、基板に貫通孔又は凹部を形成す
るときに使用するエッチャントにてアルミ配線がエッチ
ャントから保護できるマイクロマシン製造における凹部
又は貫通孔の形成方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
め、請求項1に記載の発明は、基板上に形成されたアル
ミ配線を覆う保護膜形成工程と、前記保護膜からアルミ
配線の一部を露出するとともに、凹部又は貫通孔を形成
する基板の所定部分を露出する保護膜除去工程と、前記
アルミ配線の露出した部分を覆う耐エッチャント膜形成
工程と、前記耐エッチャント膜形成工程の後においてエ
ッチャントにより、前記基板の所定部分に凹部、又は貫
通孔を形成するウエットエッチング工程と、前記ウエッ
トエッチング工程の後に行われ、前記耐エッチャント膜
を除去する耐エッチャント膜除去工程とを含むマイクロ
マシン製造における凹部又は貫通孔の形成方法をその要
旨とするものである。
め、請求項1に記載の発明は、基板上に形成されたアル
ミ配線を覆う保護膜形成工程と、前記保護膜からアルミ
配線の一部を露出するとともに、凹部又は貫通孔を形成
する基板の所定部分を露出する保護膜除去工程と、前記
アルミ配線の露出した部分を覆う耐エッチャント膜形成
工程と、前記耐エッチャント膜形成工程の後においてエ
ッチャントにより、前記基板の所定部分に凹部、又は貫
通孔を形成するウエットエッチング工程と、前記ウエッ
トエッチング工程の後に行われ、前記耐エッチャント膜
を除去する耐エッチャント膜除去工程とを含むマイクロ
マシン製造における凹部又は貫通孔の形成方法をその要
旨とするものである。
【0007】請求項2の発明は、請求項1において、前
記基板は単結晶シリコンからなり、エッチャントは前記
単結晶シリコンをエッチング可能で、かつ、前記耐エッ
チャント膜をエッチングしない薬液であることをその要
旨とするものである。
記基板は単結晶シリコンからなり、エッチャントは前記
単結晶シリコンをエッチング可能で、かつ、前記耐エッ
チャント膜をエッチングしない薬液であることをその要
旨とするものである。
【0008】請求項3の発明は、請求項1又は請求項2
において、前記耐エッチャント膜は、モリブデン又はタ
ングステンからなることをその要旨とするものである。
請求項4の発明は、請求項2又は請求項3において、前
記エッチャントはKOHを含むことをその要旨とするも
のである。 (作用)請求項1に記載の発明によれば、保護膜形成工
程では基板上に形成されたアルミ配線を覆い、保護膜除
去工程では前記保護膜からアルミ配線の一部を露出する
とともに、凹部又は貫通孔を形成する基板の所定部分を
露出する。
において、前記耐エッチャント膜は、モリブデン又はタ
ングステンからなることをその要旨とするものである。
請求項4の発明は、請求項2又は請求項3において、前
記エッチャントはKOHを含むことをその要旨とするも
のである。 (作用)請求項1に記載の発明によれば、保護膜形成工
程では基板上に形成されたアルミ配線を覆い、保護膜除
去工程では前記保護膜からアルミ配線の一部を露出する
とともに、凹部又は貫通孔を形成する基板の所定部分を
露出する。
【0009】耐エッチャント膜形成工程では、前記アル
ミ配線の露出した部分を覆う。ウエットエッチング工程
では、エッチャントにより、前記基板の所定部分に凹
部、又は貫通孔を形成する。このとき、アルミ配線は耐
エッチャント膜によりエッチャントにてエッチングされ
ることはない。
ミ配線の露出した部分を覆う。ウエットエッチング工程
では、エッチャントにより、前記基板の所定部分に凹
部、又は貫通孔を形成する。このとき、アルミ配線は耐
エッチャント膜によりエッチャントにてエッチングされ
ることはない。
【0010】その後、耐エッチャント膜除去工程で、前
記耐エッチャント膜を除去する。請求項2の発明によれ
ば、前記基板は単結晶シリコンからなり、エッチャント
はウエットエッチング工程で、前記単結晶シリコンをエ
ッチングする。このとき、前記耐エッチャント膜により
アルミ配線が保護され、エッチャントによってエッチン
グされることはない。
記耐エッチャント膜を除去する。請求項2の発明によれ
ば、前記基板は単結晶シリコンからなり、エッチャント
はウエットエッチング工程で、前記単結晶シリコンをエ
ッチングする。このとき、前記耐エッチャント膜により
アルミ配線が保護され、エッチャントによってエッチン
グされることはない。
【0011】請求項3の発明によれば、前記耐エッチャ
ント膜をモリブデン又はタングステンすることによって
エッチャントから保護される。請求項4の発明によれ
ば、KOHを含むエッチャントにより、単結晶シリコン
がエッチングされ、貫通孔、又は凹部が形成される。
ント膜をモリブデン又はタングステンすることによって
エッチャントから保護される。請求項4の発明によれ
ば、KOHを含むエッチャントにより、単結晶シリコン
がエッチングされ、貫通孔、又は凹部が形成される。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化したマイク
ロマシンの製造方法の一実施形態を図1〜図7に従って
説明する。
ロマシンの製造方法の一実施形態を図1〜図7に従って
説明する。
【0013】本実施形態におけるマイクロマシンは、マ
イクロマニピュレータ等に使用される力センサである。
図7に示すようにこの力センサ12は基台13の内方に
おいて、中央厚肉部14が基台13に対して薄肉支持部
16にて片持ち支持されている。中央厚肉部14と基台
13との間に設けられた貫通孔としての間隙15は、異
方性エッチングによって形成されている。前記基台1
3、中央厚肉部14、薄肉支持部16は面方位(10
0)の単結晶シリコンからなる。
イクロマニピュレータ等に使用される力センサである。
図7に示すようにこの力センサ12は基台13の内方に
おいて、中央厚肉部14が基台13に対して薄肉支持部
16にて片持ち支持されている。中央厚肉部14と基台
13との間に設けられた貫通孔としての間隙15は、異
方性エッチングによって形成されている。前記基台1
3、中央厚肉部14、薄肉支持部16は面方位(10
0)の単結晶シリコンからなる。
【0014】前記薄肉支持部16の上側には、図示はし
ないが拡散によって形成されたピエゾ抵抗素子である複
数個の歪抵抗ゲージが設けられている。前記力センサ1
2の基台13、薄肉支持部16及び中央厚肉部14上面
には、前記配線パターン34が形成されている(図7に
おいては、基台13、及び中央厚肉部14上に設けられ
た配線パターン34のみを図示している。)。前記配線
パターン34はアルミニウムからなり、前記複数の歪抵
抗ゲージは同配線パターン34によりブリッジ回路又は
ハーフブリッジ回路が形成されている。図7において、
Pは前記ハーフブリッジ回路、又はブリッジ回路の各端
子となるアルミニウムからなるパッドである。
ないが拡散によって形成されたピエゾ抵抗素子である複
数個の歪抵抗ゲージが設けられている。前記力センサ1
2の基台13、薄肉支持部16及び中央厚肉部14上面
には、前記配線パターン34が形成されている(図7に
おいては、基台13、及び中央厚肉部14上に設けられ
た配線パターン34のみを図示している。)。前記配線
パターン34はアルミニウムからなり、前記複数の歪抵
抗ゲージは同配線パターン34によりブリッジ回路又は
ハーフブリッジ回路が形成されている。図7において、
Pは前記ハーフブリッジ回路、又はブリッジ回路の各端
子となるアルミニウムからなるパッドである。
【0015】前記基台13、歪抵抗ゲージ、薄肉支持部
16及び中央厚肉部14によって、力を検出する力セン
サが構成されている。次に上記のように構成された力セ
ンサ12の製造工程を図1〜図7を参照して説明する。
尚、図1〜図7は、製造工程を分かりやすくするため
に、力センサ12を構成する各部材、各層等の厚み、長
さ等の寸法を適宜変更してある。又、各図では、説明の
便宜上歪抵抗ゲージは省略して図示している。
16及び中央厚肉部14によって、力を検出する力セン
サが構成されている。次に上記のように構成された力セ
ンサ12の製造工程を図1〜図7を参照して説明する。
尚、図1〜図7は、製造工程を分かりやすくするため
に、力センサ12を構成する各部材、各層等の厚み、長
さ等の寸法を適宜変更してある。又、各図では、説明の
便宜上歪抵抗ゲージは省略して図示している。
【0016】図1は、常法により、N型単結晶シリコン
からなる基板31表面において薄肉支持部16となる面
に前記歪抵抗ゲージ(図示しない)が形成され、基板3
1の表面には酸化シリコン(SiO2 )膜(以下、酸化
膜という)33が形成され、同酸化膜33がフォトリソ
グラフィによって、貫通孔としての間隙15、及び薄肉
支持部16に対応した部位に窓33aが形成された状態
を示している。
からなる基板31表面において薄肉支持部16となる面
に前記歪抵抗ゲージ(図示しない)が形成され、基板3
1の表面には酸化シリコン(SiO2 )膜(以下、酸化
膜という)33が形成され、同酸化膜33がフォトリソ
グラフィによって、貫通孔としての間隙15、及び薄肉
支持部16に対応した部位に窓33aが形成された状態
を示している。
【0017】この状態で、次に、図2に示すように、シ
リコン基板31の上面にアルミニウム(Al)をスパッ
タリングや真空蒸着等により堆積させた後、フォトリソ
グラフィ及びシンタを行うことで、歪抵抗ゲージに接続
された配線パターン34を形成する。配線パターン34
はアルミ配線を構成する。
リコン基板31の上面にアルミニウム(Al)をスパッ
タリングや真空蒸着等により堆積させた後、フォトリソ
グラフィ及びシンタを行うことで、歪抵抗ゲージに接続
された配線パターン34を形成する。配線パターン34
はアルミ配線を構成する。
【0018】次いで、図3に示すように、シリコン基板
31の表裏面に対し、同時にCVD等によってSi Nや
Si3N4 等を堆積させることにより、保護膜としての窒
化膜35を形成し、配線パターン34等を被覆する。次
に、シリコン基板31の表面の窒化膜35の所定領域に
フォトリソグラフィによってパッドPに対応する大きさ
の窓36を形成するとともに、間隙15に対応する大き
さの窓37を形成する。又、シリコン基板31裏面の窒
化膜35の所定領域にフォトリソグラフィによって薄肉
支持部16及び間隙15に対応する大きさの窓38を形
成する。
31の表裏面に対し、同時にCVD等によってSi Nや
Si3N4 等を堆積させることにより、保護膜としての窒
化膜35を形成し、配線パターン34等を被覆する。次
に、シリコン基板31の表面の窒化膜35の所定領域に
フォトリソグラフィによってパッドPに対応する大きさ
の窓36を形成するとともに、間隙15に対応する大き
さの窓37を形成する。又、シリコン基板31裏面の窒
化膜35の所定領域にフォトリソグラフィによって薄肉
支持部16及び間隙15に対応する大きさの窓38を形
成する。
【0019】次いで、シリコン基板31の表面の窒化膜
35及びパッドPやパターン配線を、後のシリコン異方
性エッチングにおけるエッチャントから保護するためM
o(モリブデン)からなるシリコンエッチングマスク3
9をスパッタ、蒸着等により形成する。形成されたMo
膜(シリコンエッチングマスク)はエッチャントである
KOHには、エッチングされない耐エッチング能を有す
る。すなわち、Mo膜はKOHには不溶であり、ピンホ
ール等の欠陥がなければ、数千オングストロームの膜厚
で、エッチングマスクとして使用できる。シリコンエッ
チングマスク39は耐エッチャント膜に相当する。
35及びパッドPやパターン配線を、後のシリコン異方
性エッチングにおけるエッチャントから保護するためM
o(モリブデン)からなるシリコンエッチングマスク3
9をスパッタ、蒸着等により形成する。形成されたMo
膜(シリコンエッチングマスク)はエッチャントである
KOHには、エッチングされない耐エッチング能を有す
る。すなわち、Mo膜はKOHには不溶であり、ピンホ
ール等の欠陥がなければ、数千オングストロームの膜厚
で、エッチングマスクとして使用できる。シリコンエッ
チングマスク39は耐エッチャント膜に相当する。
【0020】その後、シリコンエッチングマスク39に
対して、図4に示すようにフォトリソグラフィによって
間隙15に対応する大きさの窓40を形成する。次に、
シリコン基板31の裏面からエッチャントとしてシリコ
ン異方性エッチング液(この実施形態では、KOH液
(8N、80℃))を使用して、ウェットエッチングを
行い、図5に示すように間隙15及び薄肉支持部16に
対応する部分に凹部41,42を形成する。なお、この
ときシリコン異方性エッチング液がシリコン基板31の
表面側に回り込まないようにしておくものとする。
対して、図4に示すようにフォトリソグラフィによって
間隙15に対応する大きさの窓40を形成する。次に、
シリコン基板31の裏面からエッチャントとしてシリコ
ン異方性エッチング液(この実施形態では、KOH液
(8N、80℃))を使用して、ウェットエッチングを
行い、図5に示すように間隙15及び薄肉支持部16に
対応する部分に凹部41,42を形成する。なお、この
ときシリコン異方性エッチング液がシリコン基板31の
表面側に回り込まないようにしておくものとする。
【0021】次に、シリコン基板31の表面からシリコ
ン異方性エッチング液(この実施形態では、KOH液
(8N、80℃))を使用して、図6に示すように窓4
0を介して間隙15に対応する部分のエッチングを行
い、間隙15を形成する。そして、この間隙15を貫通
形成することにより、薄肉支持部(ビーム)16が同時
に形成される。
ン異方性エッチング液(この実施形態では、KOH液
(8N、80℃))を使用して、図6に示すように窓4
0を介して間隙15に対応する部分のエッチングを行
い、間隙15を形成する。そして、この間隙15を貫通
形成することにより、薄肉支持部(ビーム)16が同時
に形成される。
【0022】次いで、硝酸溶液等によって、Mo膜から
なるシリコンエッチングマスク39を除去する(図7参
照)。上記した本実施形態によれば、以下の効果を奏す
る。
なるシリコンエッチングマスク39を除去する(図7参
照)。上記した本実施形態によれば、以下の効果を奏す
る。
【0023】(1) 本実施形態では、基板31上に形
成された配線パターン34を覆う窒化膜形成工程(保護
膜形成工程)と、前記窒化膜35から配線パターン34
のパッドPを露出するとともに、凹部42又は間隙(貫
通孔)15を形成する基板31の所定部分を露出する窒
化膜除去工程(保護膜除去工程)と、前記配線パターン
34のパッドPを覆うシリコンエッチングマスク形成工
程(耐エッチャント膜形成工程)と、前記シリコンエッ
チングマスク形成工程(耐エッチャント膜形成工程)の
後においてエッチャントにより、前記基板31の所定部
分に凹部41,42、又は貫通孔を形成するウエットエ
ッチング工程と、前記ウエットエッチング工程の後に行
われ、前記シリコンエッチングマスク39を除去するシ
リコンエッチングマスク除去工程(耐エッチャント膜除
去工程)とにより、凹部42、間隙15を形成した。こ
の結果、アルミニウムからなる配線パターン34のパッ
ドPは、Mo膜からなるシリコンエッチングマスク39
にて覆われているため、パッドPがエッチャント(KO
H溶液)にエッチングされることなく、凹部42、間隙
15を形成することができる。
成された配線パターン34を覆う窒化膜形成工程(保護
膜形成工程)と、前記窒化膜35から配線パターン34
のパッドPを露出するとともに、凹部42又は間隙(貫
通孔)15を形成する基板31の所定部分を露出する窒
化膜除去工程(保護膜除去工程)と、前記配線パターン
34のパッドPを覆うシリコンエッチングマスク形成工
程(耐エッチャント膜形成工程)と、前記シリコンエッ
チングマスク形成工程(耐エッチャント膜形成工程)の
後においてエッチャントにより、前記基板31の所定部
分に凹部41,42、又は貫通孔を形成するウエットエ
ッチング工程と、前記ウエットエッチング工程の後に行
われ、前記シリコンエッチングマスク39を除去するシ
リコンエッチングマスク除去工程(耐エッチャント膜除
去工程)とにより、凹部42、間隙15を形成した。こ
の結果、アルミニウムからなる配線パターン34のパッ
ドPは、Mo膜からなるシリコンエッチングマスク39
にて覆われているため、パッドPがエッチャント(KO
H溶液)にエッチングされることなく、凹部42、間隙
15を形成することができる。
【0024】(2) 本実施形態では、配線パターン3
4を安価なアルミニウムで形成したため、金や白金を配
線材料として形成する場合に比較して、コストを低減す
ることができる。又、ウエットエッチングで、基板31
の凹部や貫通する間隙を形成するため、バッチ処理が可
能であり、又、ウエットエッチングのための装置は、ド
ライエッチングのための装置よりも安価なため、製造さ
れた力センサのコストを低減することができる。
4を安価なアルミニウムで形成したため、金や白金を配
線材料として形成する場合に比較して、コストを低減す
ることができる。又、ウエットエッチングで、基板31
の凹部や貫通する間隙を形成するため、バッチ処理が可
能であり、又、ウエットエッチングのための装置は、ド
ライエッチングのための装置よりも安価なため、製造さ
れた力センサのコストを低減することができる。
【0025】尚、本発明の実施形態は以下のように変更
してもよい。 (1) 前記実施形態では配線パターン34の窒化膜か
ら露出した部分(パッドP)を覆うのに、Moからなる
シリコンエッチングマスク39を形成したが、タングス
テン(W)にてシリコンエッチングマスクを形成しても
よい。このタングステンからなるシリコンエッチングマ
スクを除去する場合には、硝酸(conc)とHFからなる
薬液を使用する。
してもよい。 (1) 前記実施形態では配線パターン34の窒化膜か
ら露出した部分(パッドP)を覆うのに、Moからなる
シリコンエッチングマスク39を形成したが、タングス
テン(W)にてシリコンエッチングマスクを形成しても
よい。このタングステンからなるシリコンエッチングマ
スクを除去する場合には、硝酸(conc)とHFからなる
薬液を使用する。
【0026】(2) 上記実施の形態において、面方位
(100)のシリコン基板を用いて薄肉支持部16を形
成したが、面方位(110)のシリコン基板を用いるこ
とにより、薄肉支持部16を形成する際に、側面から垂
直にエッチングすることができる。尚、面方位(11
0)のシリコン基板を用いた場合、歪抵抗ゲージを方位
<111>に沿って形成した場合に、同じ歪み量に対す
る出力電圧が最も大きくなる。
(100)のシリコン基板を用いて薄肉支持部16を形
成したが、面方位(110)のシリコン基板を用いるこ
とにより、薄肉支持部16を形成する際に、側面から垂
直にエッチングすることができる。尚、面方位(11
0)のシリコン基板を用いた場合、歪抵抗ゲージを方位
<111>に沿って形成した場合に、同じ歪み量に対す
る出力電圧が最も大きくなる。
【0027】(3) 前記実施形態では、マイクロマニ
ピュレータに使用される圧力センサの製造方法に具体化
したが、他のマイクロマシン製造において、アルミ配線
を使用して、凹部、又は、貫通孔をエッチングにより形
成する場合においても、適用可能である。
ピュレータに使用される圧力センサの製造方法に具体化
したが、他のマイクロマシン製造において、アルミ配線
を使用して、凹部、又は、貫通孔をエッチングにより形
成する場合においても、適用可能である。
【0028】以上、この発明の各実施形態について説明
したが、各実施形態から把握できる請求項以外の技術思
想について、以下にそれらの効果とともに記載する。 (イ)耐エッチャント膜はタングステンから形成し、耐
エッチャント膜除去工程では、硝酸(conc)とHFから
なる薬液にて耐エッチャント膜を除去するものである請
求項3に記載のマイクロマシン製造における凹部又は貫
通孔の形成方法。こうすることにより、タングステンか
らなる耐エッチャント膜は耐エッチャント膜除去工程で
硝酸(conc)とHFからなる薬液にて除去できる。
したが、各実施形態から把握できる請求項以外の技術思
想について、以下にそれらの効果とともに記載する。 (イ)耐エッチャント膜はタングステンから形成し、耐
エッチャント膜除去工程では、硝酸(conc)とHFから
なる薬液にて耐エッチャント膜を除去するものである請
求項3に記載のマイクロマシン製造における凹部又は貫
通孔の形成方法。こうすることにより、タングステンか
らなる耐エッチャント膜は耐エッチャント膜除去工程で
硝酸(conc)とHFからなる薬液にて除去できる。
【0029】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1乃至請求
項4に記載の発明によれば、高価な配線材料を使用する
ことなく、アルミ配線を使用することにより、コストを
低減できるとともに、基板に貫通孔又は凹部を形成する
ときに使用するエッチャントからアルミ配線を保護でき
る効果を奏する。
項4に記載の発明によれば、高価な配線材料を使用する
ことなく、アルミ配線を使用することにより、コストを
低減できるとともに、基板に貫通孔又は凹部を形成する
ときに使用するエッチャントからアルミ配線を保護でき
る効果を奏する。
【図1】 一実施形態の力センサの製造工程を示す断面
図。
図。
【図2】 同じく力センサの製造工程を示す断面図。
【図3】 同じく力センサの製造工程を示す断面図。
【図4】 同じく力センサの製造工程を示す断面図。
【図5】 同じく力センサの製造工程を示す断面図。
【図6】 同じく力センサの製造工程を示す断面図。
【図7】 同じく力センサの製造工程を示す断面図。
12…力センサ、13…基台、14…中央厚肉部、15
…間隙(貫通孔を構成する。)、16…薄肉支持部、3
1…基板(単結晶シリコン基板)、34…配線パターン
(アルミ配線を構成する)、35…窒化膜(保護膜を構
成する。)、39…シリコンエッチングマスク(耐エッ
チャント膜を構成する。)、P…パッド。
…間隙(貫通孔を構成する。)、16…薄肉支持部、3
1…基板(単結晶シリコン基板)、34…配線パターン
(アルミ配線を構成する)、35…窒化膜(保護膜を構
成する。)、39…シリコンエッチングマスク(耐エッ
チャント膜を構成する。)、P…パッド。
Claims (4)
- 【請求項1】 基板上に形成されたアルミ配線を覆う保
護膜形成工程と、 前記保護膜からアルミ配線の一部を露出するとともに、
凹部又は貫通孔を形成する基板の所定部分を露出する保
護膜除去工程と、 前記アルミ配線の露出した部分を覆う耐エッチャント膜
形成工程と、 前記耐エッチャント膜形成工程の後においてエッチャン
トにより、前記基板の所定部分に凹部、又は貫通孔を形
成するウエットエッチング工程と、 前記ウエットエッチング工程の後に行われ、前記耐エッ
チャント膜を除去する耐エッチャント膜除去工程とを含
むマイクロマシン製造における凹部又は貫通孔の形成方
法。 - 【請求項2】 前記基板は単結晶シリコンからなり、エ
ッチャントは前記単結晶シリコンをエッチング可能で、
かつ、前記耐エッチャント膜をエッチングしない薬液で
ある請求項1に記載のマイクロマシン製造における凹部
又は貫通孔の形成方法。 - 【請求項3】 前記耐エッチャント膜は、モリブデン又
はタングステンからなることを特徴とする請求項1又は
請求項2に記載のマイクロマシン製造における凹部又は
貫通孔の形成方法。 - 【請求項4】 前記エッチャントはKOHを含むことを
特徴とする請求項2又は請求項3に記載のマイクロマシ
ン製造における凹部又は貫通孔の形成方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14420198A JPH11340189A (ja) | 1998-05-26 | 1998-05-26 | マイクロマシン製造における凹部又は貫通孔の形成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14420198A JPH11340189A (ja) | 1998-05-26 | 1998-05-26 | マイクロマシン製造における凹部又は貫通孔の形成方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11340189A true JPH11340189A (ja) | 1999-12-10 |
Family
ID=15356580
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14420198A Pending JPH11340189A (ja) | 1998-05-26 | 1998-05-26 | マイクロマシン製造における凹部又は貫通孔の形成方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11340189A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6617185B1 (en) * | 2002-02-07 | 2003-09-09 | Zyvex Corporation | System and method for latching a micro-structure and a process for fabricating a micro-latching structure |
| EP2040521A3 (en) * | 2007-09-21 | 2011-03-09 | Shinko Electric Industries Co., Ltd. | Method of manufacturing substrate |
| CN103449355A (zh) * | 2012-05-31 | 2013-12-18 | 中国科学院微电子研究所 | 纳米孔阵列的制作方法 |
-
1998
- 1998-05-26 JP JP14420198A patent/JPH11340189A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6617185B1 (en) * | 2002-02-07 | 2003-09-09 | Zyvex Corporation | System and method for latching a micro-structure and a process for fabricating a micro-latching structure |
| EP2040521A3 (en) * | 2007-09-21 | 2011-03-09 | Shinko Electric Industries Co., Ltd. | Method of manufacturing substrate |
| US7981798B2 (en) | 2007-09-21 | 2011-07-19 | Shinko Electric Industries Co., Ltd. | Method of manufacturing substrate |
| CN103449355A (zh) * | 2012-05-31 | 2013-12-18 | 中国科学院微电子研究所 | 纳米孔阵列的制作方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Effective date: 20041029 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 |
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| A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20051020 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20051025 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060228 |