JPH11340520A - 熱電変換モジュールを用いた熱交換器 - Google Patents

熱電変換モジュールを用いた熱交換器

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JPH11340520A
JPH11340520A JP10141578A JP14157898A JPH11340520A JP H11340520 A JPH11340520 A JP H11340520A JP 10141578 A JP10141578 A JP 10141578A JP 14157898 A JP14157898 A JP 14157898A JP H11340520 A JPH11340520 A JP H11340520A
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JP
Japan
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casing
module
heat exchanger
temperature
low
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Pending
Application number
JP10141578A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaki Fujimoto
雅樹 藤本
Keigo Nagao
圭吾 長尾
Toshihide Sakurai
俊秀 桜井
Toshihiko Furue
敏彦 古江
Yukio Imaizumi
幸男 今泉
Toru Inoue
亨 井上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyushu Electric Power Co Inc
Ube Corp
Original Assignee
Kyushu Electric Power Co Inc
Ube Industries Ltd
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Publication date
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  • Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ケーシングやモジュール押え部の構造を強靱
なものにしなくても、高温側流体と低温側流体との温度
差によるケーシングの伸縮に起因する熱電変換モジュー
ルへの熱伝導性の低下を防止でき、しかも1モジュール
当たりの熱交換量が大きく、且つコンパクトで、スケー
ルアップが簡単な熱交換器を提供すること。 【解決手段】 高温の流体の流通路2aを有する高温側
ケーシング2と、低温の流体の流通路3aを有する低温
側ケーシング3と、両ケーシング間に挟み込んだ熱電変
換モジュール4とからなる熱交換器1において、高温側
ケーシング2又は/及び低温側ケーシング3のモジュー
ル接触部内面に、該ケーシングの伸縮に応じて伸縮可能
なモジュール用押え板5を取付けると共に該モジュール
押え板5を均等に押圧するための複数の押え棒71及び
72を取付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、熱電変換モジュー
ルを用いて熱エネルギーを電力に直接変換する熱交換器
(熱発電装置)に関するものであり、本発明の熱交換器
は、特に、高温側流体と低温側流体との温度差によるケ
ーシングの伸縮に起因する熱電変換モジュールへの熱伝
導性の低下が防止されたものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】熱電変
換モジュールを用いた熱交換器は、通常、熱電変換モジ
ュールを高温側ケーシングと低温側ケーシングとで上下
から押さえつけた構造となっている。そのため、高温側
流体と低温側流体との温度差によりケーシングの伸縮量
が異なると、ケーシングの変形(熱歪み)によりケーシ
ングと熱電変換モジュール(又は絶縁板)との間に空気
が進入し、熱電変換モジュールへの熱伝導性を低下させ
ている(境膜伝熱係数が小さくなり、熱抵抗が大きくな
る)。また、高温側流体と低温側流体との温度差による
ケーシングの伸縮量を減少させ、ケーシングと熱電変換
モジュールとの間への空気の進入を極力防止するため
に、熱電変換モジュールの面圧(押え圧力)を大きくす
ると、ケーシングやモジュール押え部の構造を強靱なも
のにする必要があり、コストアップの要因となる。ま
た、発電プラントやゴミ焼却施設などの大規模な廃熱を
熱源とする場合にも容易に適用が可能なように、1モジ
ュール当たりの熱交換量(熱流束)が大きく、スケール
アップが簡単な熱交換器が望まれている。
【0003】従って、本発明の目的は、ケーシングやモ
ジュール押え部の構造を強靱なものにしなくても、高温
側流体と低温側流体との温度差によるケーシングの伸縮
に起因する熱電変換モジュールへの熱伝導性の低下を防
止でき、しかも1モジュール当たりの熱交換量が大き
く、且つコンパクトで、スケールアップが簡単な熱交換
器を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、高温の流体の
流通路を有する高温側ケーシングと、低温の流体の流通
路を有する低温側ケーシングと、両ケーシング間に挟み
込んだ熱電変換モジュールとからなる熱交換器におい
て、高温側ケーシング又は/及び低温側ケーシングのモ
ジュール接触部内面に、該ケーシングの伸縮に応じて伸
縮可能なモジュール用押え板を取付けると共に該モジュ
ール押え板を均等に押圧するための複数の押え棒を取付
けた熱交換器を提供することにより、上記目的を達成し
たものである。
【0005】
【作用】本発明の熱交換器は、高温側流体と低温側流体
との温度差によりケーシングが伸縮する際、モジュール
用押え板の伸縮効果により、ケーシングのモジュール接
触部の動き(伸縮)を吸収して、ケーシングの変形(熱
歪み)を最小にし、ケーシングと熱電変換モジュールと
の間への空気の進入を防止し、且つ、押え棒によりモジ
ュール用押え板が均等に押圧され、該モジュール用押え
板を介して熱電変換モジュールに面圧が加えられ、モジ
ュール接触部を有効に伝熱面として使用できる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の熱交換器を図面に
示す実施形態に基づいて説明する。図1は、本発明の熱
交換器の一実施形態の概略を示す全体構成断面図であ
り、図2は、図1におけるA−A線断面図であり、図3
は、図2におけるB−B線断面の一部の概略を示す平面
図であり、図4は、図1〜3に示す実施形態におけるモ
ジュール用押え板の伸縮構造を示す模式断面図であり、
図5は、熱電変換モジュールの取付構造例を示す模式断
面図である。
【0007】図面に示す本実施形態の熱交換器1は、図
1に示すように、高温の流体の流通路2aを有する高温
側ケーシング2と、低温の流体の流通路3aを有する低
温側ケーシング3と、これらのケーシング2及び3間に
挟み込まれた複数の熱電変換モジュール4とを備えてい
る。そして、上記高温側ケーシング2は、図2に示すよ
うに、底板21の各熱電変換モジュール4に相対する部
分が略正方形状に開口され、これらの開口部それぞれ
に、該ケーシング2の伸縮に応じて伸縮可能なモジュー
ル用押え板5が取付けられている。上記モジュール用押
え板5は、略正方形のトレイ状に形成され、その周縁が
底板21の開口部周縁に溶着などにより固着され、その
底部が熱電変換モジュール4に接触するように取付けら
れている。また、上記モジュール用押え板5の材質(形
成材料)としては、銅やアルミニウムなどでも良いが、
耐熱性及び熱伝導度の観点から、銀、クロム銅合金、低
炭素純ニッケル、ニッケル、炭素鋼などの非鉄金属が好
ましく、これらの中でも、クロム銅合金及び低炭素純ニ
ッケルが好ましく、特にクロム銅合金が好ましい。
【0008】また、上記モジュール用押え板5それぞれ
には、図2及び図3に示すように、底部中央に、上端が
押圧板61に固着された押え棒71(本実施形態では1
本)が取付けられ、且つ底部周囲に、複数本(本実施形
態では8本)の押え棒72が等間隔で取付けられてい
る。また、図2に示すように、上記押圧板61は上記複
数本の押え棒72の上方に位置するように取付けられて
おり、この押圧板61の中央上面には高温側ケーシング
2の頂部に固着されたボス6aに螺合された押えボルト
6の下端が当接されている。つまり、上記押えボルト6
を締め込むことにより、上記押圧板61により押圧され
た上記押え棒71と上記押え棒72とが、上記モジュー
ル用押え板5を均等に押圧し、上記熱電変換モジュール
4に面圧(5〜10kg/cm2 程度)が加えられるよ
うにしてある。
【0009】また、上記押え棒72は、該押え棒72を
介して熱が上記押圧板61に伝わりにくくし且つモジュ
ール押え部の構造が剛体になるのを防止する観点から、
上端を上記押圧板61に固着せずに、フリーの状態にし
てある。また、上記押え棒71及び72としては、上記
モジュール用押え板5の材質(形成材料)と同様な非鉄
金属により形成された伝熱フィンの機能を有するもの、
特に伝熱用スタッドフィンであることが好ましく、ま
た、これらの押え棒71及び72の上記モジュール用押
え板5への取付けは、溶着(溶接機ホルダーで押え棒を
挟み込み、電流を流すことにより、押え棒の先端を溶融
し、モジュール用押え板に溶接する方法)又は銀ろう付
け(ハンダの代わりに銀を用いて、ハンダ付けと同じ要
領で押え棒をモジュール用押え板に溶接する方法)によ
り行うのが好ましい。
【0010】また、上記高温側ケーシング2の流通路2
a内には、図2及び図3に示すように、複数の邪魔板8
が、上記モジュール用押え板5間の底板21及び両壁
に、流体の流れ方向に対して垂直に取付けられている。
また、上記熱電変換モジュール4は、図2に示すよう
に、熱交換器1の長手方向に3列に設けられており、ま
た、図5に示すように、両面を伝熱グリース9/絶縁板
10/伝熱グリース9の3層で被覆して、上記高温側ケ
ーシング2のモジュール接触部に取付けた上記モジュー
ル用押え板5と、上記低温側ケーシング3の上板との間
に挟み込んである。尚、図面において、2bは高温側流
体の入口、2cは高温側流体の出口、3bは低温側流体
の入口、3cは低温側流体の出口、11は押えボルト6
用のロックナット、12は締付板13を介して高温側ケ
ーシング2と低温側ケーシング3を締付けるためのクラ
ンプ、14は低温側ケーシング3の補強リブ、15は保
温材、16は脚である。
【0011】次に、本実施形態の熱交換器1の動作につ
いて説明する。本実施形態の熱交換器1を使用するに際
しては、図1に示すように、高温側ケーシング2の流通
路2a内に流体を矢標方向に流すと共に、低温側ケーシ
ング3の流通路3a内に流体を矢標方向(高温側流体の
流れ方向とは逆向き)に流す。そして、高温側流体と低
温側流体との温度差により、熱電変換モジュール4にお
いて、ゼーベック効果による熱起電力が発生するが、こ
の際、高温側流体と低温側流体との温度差により高温側
ケーシング2が長手方向に伸びる。この時、図4に示す
ように、モジュール用押え板5は、側部5aが所要の長
さLを有すると共に上部平面部と側部5aとの間、及び
側部5aと底部の間に、所要の曲率半径Rを持たせた曲
げ部を有していることにより、変形の自由度が付与され
ており、従って、モジュール用押え板5が、高温側ケー
シング2の伸びに応じて図4において二点鎖線で示すよ
うに伸びて、高温側ケーシング2のモジュール接触部の
動き(伸び)を吸収する。その結果、高温側ケーシング
2の変形(熱歪み)が最小になり、高温側ケーシング2
と熱電変換モジュール4との間への空気の進入が防止さ
れる。また、押えボルト6を締め込むことにより、押圧
板61により押圧された押え棒71と押え棒72とが、
モジュール用押え板5を均等に押圧し、その結果、熱電
変換モジュール4に面圧が加えられ、モジュール接触部
を有効に伝熱面として使用できる。また、邪魔板8によ
り、高温側流体のショートパスが防止され、高温側流体
の熱エネルギーが有効に熱電変換モジュール4に伝えら
れる。
【0012】尚、上記高温側流体としては、例えば、デ
ィーゼル、ガスエンジン、ガスタービン、廃棄物発電な
どからの排ガス(約100〜500℃)が用いられ、ま
た、上記低温側流体としては、冷却水(約20℃)、海
水(約20℃)、温水(50〜80℃)などが用いられ
る。本発明は、上記実施形態に何ら制限されるものでは
なく、要は、高温側流体と低温側流体との温度差により
伸縮する惧れのあるケーシングのモジュール接触部内面
に、該ケーシングの伸縮に応じて伸縮可能なモジュール
用押え板を取付けると共に該モジュール押え板を均等に
押圧するための複数の押え棒を取付けた構造であれば良
く、本発明の要旨に反しない限り適宜に設計変更可能な
ことは言う迄もない。
【0013】
【発明の効果】本発明の熱交換器は、ケーシングやモジ
ュール押え部の構造を強靱なものにしなくても、高温側
流体と低温側流体との温度差によるケーシングの伸縮に
起因する熱電変換モジュールへの熱伝導性の低下を防止
でき、しかも1モジュール当たりの熱交換量が大きく、
且つコンパクトで、スケールアップが簡単なものであ
る。即ち、本発明の熱交換器によれば、次のような効果
が奏される。 (1)モジュール用押え板の伸縮効果により、ケーシン
グのモジュール接触部の動き(伸縮)を吸収して、ケー
シングの変形(熱歪み)を最小にし、ケーシングと熱電
変換モジュールとの間への空気の進入を防止し、且つ、
押え棒によりモジュール用押え板が均等に押圧され、該
モジュール用押え板を介して熱電変換モジュールに面圧
が加えられることにより、モジュール接触部を有効に伝
熱面として使用できる。その結果、1モジュール当たり
の熱交換量が増加し、モジュール用押え板のないケーシ
ングを用いた場合に比べて、小さい熱交換器ができる。 (2)熱交換器の系列を増加させることにより、スケー
ルアップが簡単にできる。 (3)ケーシングやモジュール押え部の構造を強靱なも
のにしなくても良いので、熱交換器のコスト面で有利で
ある。 (4)モジュール用押え板の形成材料として、低炭素純
ニッケル又はクロム銅合金などの耐熱性を有し且つ高熱
伝導度の非鉄金属を使用すること(請求項2及び3)に
より、モジュール用押え板厚を薄くし、熱抵抗を小さく
できる。また、その結果、一層、熱交換器を小さくでき
るので、コスト面で有利である。 (5)押え棒として伝熱フィンの機能を有するものを使
用すること(請求項4及び5)により、また押え板及び
押え棒を取付けたケーシングの流通路内に邪魔板を取付
けること(請求項6)により、流体の熱エネルギーを一
層有効に熱電変換モジュールに伝えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の熱交換器の一実施形態の概略
を示す全体構成断面図である。
【図2】図2は、図1におけるA−A線断面図である。
【図3】図3は、図2におけるB−B線断面の一部の概
略を示す平面図である。
【図4】図4は、図1〜3に示す実施形態におけるモジ
ュール用押え板の伸縮構造を示す模式断面図である。
【図5】図5は、熱電変換モジュールの取付構造例を示
す模式断面図である。
【符号の説明】
1 熱交換器 2 高温側ケーシング 2a 高温の流体の流通路 3 低温側ケーシング 3a 低温の流体の流通路 4 熱電変換モジュール 5 モジュール用押え板 71,72 押え棒 8 邪魔板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 桜井 俊秀 山口県宇部市大字小串1978番地の5 宇部 興産株式会社宇部研究所内 (72)発明者 古江 敏彦 福岡県福岡市中央区渡辺通二丁目1番82号 九州電力株式会社内 (72)発明者 今泉 幸男 福岡県福岡市中央区渡辺通二丁目1番82号 九州電力株式会社内 (72)発明者 井上 亨 福岡県福岡市中央区渡辺通二丁目1番82号 九州電力株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高温の流体の流通路を有する高温側ケー
    シングと、低温の流体の流通路を有する低温側ケーシン
    グと、両ケーシング間に挟み込んだ熱電変換モジュール
    とからなる熱交換器において、 高温側ケーシング又は/及び低温側ケーシングのモジュ
    ール接触部内面に、該ケーシングの伸縮に応じて伸縮可
    能なモジュール用押え板を取付けると共に該モジュール
    押え板を均等に押圧するための複数の押え棒を取付けた
    熱交換器。
  2. 【請求項2】 上記モジュール用押え板が、耐熱性を有
    し且つ高熱伝導度の非鉄金属から形成されたものであ
    る、請求項1記載の熱交換器。
  3. 【請求項3】 上記非鉄金属が、低炭素純ニッケル又は
    クロム銅合金である、請求項2記載の熱交換器。
  4. 【請求項4】 上記押え棒が、伝熱フィンの機能を有す
    る、請求項1〜3の何れかに記載の熱交換器。
  5. 【請求項5】 上記押え棒が、伝熱用スタッドフィンで
    ある、請求項4記載の熱交換器。
  6. 【請求項6】 上記押え板及び上記押え棒を取付けたケ
    ーシングの流通路内に、複数の邪魔板が流体の流れ方向
    に対して垂直に取付けられている、請求項1〜5の何れ
    かに記載の熱交換器。
JP10141578A 1998-05-22 1998-05-22 熱電変換モジュールを用いた熱交換器 Pending JPH11340520A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007165560A (ja) * 2005-12-13 2007-06-28 Mazda Motor Corp 排熱発電装置
JP2015130455A (ja) * 2014-01-09 2015-07-16 昭和電工株式会社 熱電変換装置
EP2960953A1 (en) * 2014-06-25 2015-12-30 Alfa Laval Corporate AB Plate heat exchanger assembly and a frame to be used in such assembly
JP2016219710A (ja) * 2015-05-25 2016-12-22 株式会社豊田中央研究所 熱電発電モジュール及び太陽光熱電発電装置

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