JPH11341060A - ネットワークシステム、送信装置、中継装置、受信装置、および、記録媒体 - Google Patents

ネットワークシステム、送信装置、中継装置、受信装置、および、記録媒体

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JPH11341060A
JPH11341060A JP14536498A JP14536498A JPH11341060A JP H11341060 A JPH11341060 A JP H11341060A JP 14536498 A JP14536498 A JP 14536498A JP 14536498 A JP14536498 A JP 14536498A JP H11341060 A JPH11341060 A JP H11341060A
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英明 塩田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複雑なルーティング処理を必要とせずに複数
の伝送メディアが接続されたネットワークを介してデー
タを伝送する。 【解決手段】 送信装置1の伝送経路設定手段1aは、
データの伝送経路を設定する。伝送経路情報付加手段1
bは、伝送経路設定手段1aによって設定された伝送経
路を示す経路情報をパケットに対して付加する。送信手
段1cは、経路情報が付加されたパケットをネットワー
ク11に対して送出する。中継装置2の第1の経路情報
抽出手段2aは、受信したパケットから経路情報を抽出
する。転送手段2bは、経路情報を参照し、そのパケッ
トが自己宛でない場合には中継装置3に転送する。中継
装置3では、受信したパケットから第1の経路情報抽出
手段3aによって経路情報が抽出され、そのパケットが
自己宛でない場合には転送手段3bにより受信装置4に
転送される。受信装置4では、受信したパケットから第
2の経路情報抽出手段4aによって経路情報が抽出さ
れ、そのパケットが自己宛である場合には受信手段4b
により受信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はネットワークシステ
ム、送信装置、中継装置、受信装置、および、記録媒体
に関し、特に、複数の伝送メディアを介してデータを伝
送するネットワークシステム、また、そのようなネット
ワークシステムを構成する送信装置、中継装置、およ
び、受信装置、更に、コンピュータを送信装置、中継装
置、および、受信装置として機能させるプログラムを記
録した記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来において、例えば、伝送プロトコル
の異なる複数の伝送メディアを介してデータを伝送する
場合には、各伝送メディアの境界にルータ(Router)と
呼ばれる装置を設置し、パケットのルーティング(中継
経路設定)を行う必要があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】例えば、IP(Intern
et Protocol )ルータでは、経路情報をデータベースと
して記憶しており、IPアドレスに含まれているネット
ワークIDに対応する経路情報をこのデータベースから
検索することにより、各パケットのルーティングを行っ
ていた。
【0004】また、ルーティングの一手法として知られ
ているダイナミック・ルーティングでは、ルータ同士で
経路情報やトラフィック情報をやりとりすることによ
り、ホップ数(中継するルータの数)や遅延時間が最小
となる最適な経路を自動的に選択してパケットを伝送す
る処理を行っていた。
【0005】従って、ルーティングを行うためには、パ
ケットが伝送されてくる度に、他のルータとの間で情報
のやりとりを行うとともに、データベースから最適な経
路情報を検索するなど、煩雑な処理を行う必要があると
いう問題点があった。
【0006】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、煩雑な処理なしにルーティングを行うことを
可能とするネットワークシステムを提供することを目的
とする。
【0007】また、本発明は、煩雑な処理なしにルーテ
ィングを行うことを可能とする送信装置、中継装置、お
よび、受信装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明では上記課題を解
決するために、送信装置から送信されたデータを複数の
伝送メディアとそれらの間でデータを中継する中継装置
とを介して受信装置まで伝送するネットワークシステム
において、前記送信装置は、データの伝送対象となる受
信装置までの伝送経路を設定し、その伝送経路を示す経
路情報を生成する伝送経路設定手段と、前記伝送経路設
定手段によって生成された経路情報をパケットに付加す
る伝送経路情報付加手段と、前記伝送経路情報付加手段
によって前記経路情報が付加された前記パケットを前記
受信装置に向けて送信する送信手段とを有し、前記中継
装置は、前記経路情報を前記パケットから抽出する第1
の経路情報抽出手段と、前記第1の経路情報抽出手段に
よって抽出された前記経路情報を参照し、前記パケット
が自己宛でない場合には、次の中継装置または受信装置
に対して前記パケットを転送する転送手段とを有し、前
記受信装置は、前記経路情報を前記パケットから抽出す
る第2の経路情報抽出手段と、前記第2の経路情報抽出
手段によって抽出された前記経路情報を参照し、前記パ
ケットが自己宛である場合には、そのパケットを受信す
る受信手段とを有することを特徴とするネットワークシ
ステムが提供される。
【0009】ここで、送信装置において、伝送経路設定
手段は、データの伝送対象となる受信装置までの伝送経
路を設定し、その伝送経路を示す経路情報を生成する。
伝送経路情報付加手段は、伝送経路設定手段によって生
成された経路情報をパケットに付加する。伝送経路情報
付加手段によって経路情報が付加されたパケットを受信
装置に向けて送信する。中継装置において、第1の経路
情報抽出手段は、経路情報をパケットから抽出する。転
送手段は、第1の経路情報抽出手段によって抽出された
経路情報を参照し、パケットが自己宛でない場合には、
次の中継装置または受信装置に対してパケットを転送す
る。受信装置において、第2の経路情報抽出手段は、経
路情報をパケットから抽出する。受信手段は、第2の経
路情報抽出手段によって抽出された経路情報を参照し、
パケットが自己宛である場合には、そのパケットを受信
する。
【0010】また、本発明では上記課題を解決するため
に、複数の伝送メディアとそれらの間でデータを中継す
る中継装置とを介して受信装置にデータを伝送する送信
装置において、データの伝送対象となる前記受信装置ま
での伝送経路を設定し、その伝送経路を示す経路情報を
生成する伝送経路設定手段と、前記伝送経路設定手段に
よって設定された経路情報をパケットに付加する伝送経
路情報付加手段と、前記伝送経路情報付加手段によって
前記経路情報が付加された前記パケットを前記受信装置
に向けて送信する送信手段と、を有することを特徴とす
る送信装置が提供される。
【0011】ここで、伝送経路設定手段は、データの伝
送対象となる前記受信装置までの伝送経路を設定し、そ
の伝送経路を示す経路情報を生成する。伝送経路情報付
加手段は、伝送経路設定手段によって設定された経路情
報をパケットに付加する。送信手段は、伝送経路情報付
加手段によって経路情報が付加されたパケットを受信装
置に向けて送信する。
【0012】更に、本発明では上記課題を解決するため
に、送信装置から送信されたデータを複数の伝送メディ
アを介して受信装置まで伝送するネットワークシステム
の前記伝送メディア間でデータを中継する中継装置にお
いて、伝送経路を示す経路情報をパケットから抽出する
経路情報抽出手段と、前記経路情報抽出手段によって抽
出された前記経路情報を参照し、前記パケットが自己宛
でない場合には、前記経路情報に従って次の中継装置ま
たは受信装置に対して前記パケットを転送する転送手段
と、を有することを特徴とする中継装置が提供される。
【0013】ここで、第1の経路情報抽出手段は、経路
情報をパケットから抽出する。転送手段は、第1の経路
情報抽出手段によって抽出された経路情報を参照し、パ
ケットが自己宛でない場合には、次の中継装置または受
信装置に対してパケットを転送する。
【0014】更にまた、本発明では上記課題を解決する
ために、送信装置から送信され、複数の伝送メディアと
それらの間でデータを中継する中継装置とを介して伝送
されてきたデータを受信する受信装置において、伝送経
路を示す経路情報をパケットから抽出する経路情報抽出
手段と、前記経路情報抽出手段によって抽出された前記
経路情報を参照し、前記パケットが自己宛である場合に
は、前記パケットを受信する受信手段と、を有すること
を特徴とする受信装置が提供される。
【0015】ここで、第2の経路情報抽出手段は、経路
情報をパケットから抽出する。受信手段は、第2の経路
情報抽出手段によって抽出された経路情報を参照し、パ
ケットが自己宛である場合には、そのパケットを受信す
る。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は、本発明の原理を説明する
原理図である。
【0017】この図において、送信装置1は、ネットワ
ーク11を介して中継装置2と接続されており、このネ
ットワーク11を介して中継装置2との間でデータを授
受する。
【0018】中継装置2は、ネットワーク12を介して
中継装置3と接続されており、このネットワーク12を
介して中継装置3との間でデータを授受する。中継装置
3は、ネットワーク13を介して受信装置4と接続され
ており、このネットワーク13を介して受信装置4との
間でデータを授受する。
【0019】送信装置1は、伝送経路設定手段1a、伝
送経路情報付加手段1b、および、送信手段1cによっ
て構成されている。伝送経路設定手段1aは、データの
伝送対象となる受信装置4までの伝送経路を設定する。
【0020】伝送経路情報付加手段1bは、伝送経路設
定手段1aによって設定された経路情報をパケットに付
加する。送信手段1cは、伝送経路情報付加手段1bに
よって経路情報が付加されたパケットをネットワーク1
1を介して中継装置2に向けて送信する。
【0021】中継装置2の第1の経路情報抽出手段2a
は、送信装置1から受信したパケットから経路情報を抽
出する。転送手段2bは、第1の経路情報抽出手段2a
によって抽出された経路情報を参照し、パケットが自己
宛でない場合には、中継装置3に対してパケットを転送
する。
【0022】中継装置3の第1の経路情報抽出手段3a
は、中継装置2から受信したパケットから経路情報を抽
出する。転送手段3bは、第1の経路情報抽出手段3a
によって抽出された経路情報を参照し、パケットが自己
宛でない場合には、受信装置4に対してパケットを転送
する。
【0023】受信装置4の第2の経路情報抽出手段4a
は、中継装置3から受信したパケットから経路情報を抽
出する。受信手段4bは、第2の経路情報抽出手段4a
によって抽出された経路情報を参照し、中継装置3から
転送されたパケットが自己宛である場合には、そのパケ
ットを受信して記憶する。
【0024】次に、図1の原理図の動作について説明す
る。送信装置1において、受信装置4へのデータの転送
要求が発生した場合には、送信装置1の伝送経路設定手
段1aは、例えば、ネットワークの接続状況を記憶した
データベースなどを参照することによって、受信装置4
までの伝送経路を設定する。
【0025】伝送経路情報付加手段1bは、送信しよう
とするデータをパケット化したパケットに対して伝送経
路に関する情報(経路情報)を付加する。送信手段1c
は、経路情報が付加されたパケットをネットワーク11
に対して送出する。
【0026】中継装置2の第1の経路設定手段2aは、
ネットワーク11を介して伝送されたパケットを受信し
て経路情報を抽出する。転送手段2bは、第1の経路情
報抽出手段2aによって抽出された経路情報を参照し
て、そのパケットが自己宛であるか否かを判定する。そ
の結果、そのパケットが自己宛ではない場合にはネット
ワーク12を介して中継装置3に転送する。
【0027】中継装置3の第1の経路情報抽出手段3a
は、ネットワーク12を介して伝送されたパケットを受
信して経路情報を抽出する。転送手段3bは、第1の経
路情報抽出手段3aによって抽出された経路情報を参照
して、そのパケットが自己宛であるか否かを判定する。
その結果、そのパケットが自己宛ではない場合にはネッ
トワーク13を介して受信装置4に転送する。
【0028】受信装置4の第2の経路情報抽出手段4a
は、ネットワーク13を介して伝送されたパケットを受
信して経路情報を抽出する。受信手段4bは、第2の経
路情報抽出手段4aによって抽出された経路情報を参照
して、そのパケットが自己宛であるか否かを判定する。
その結果、そのパケットが自己宛である場合にはパケッ
トを受信してデータを取得する。
【0029】以上に説明したように本発明によれば、送
信装置において、経路情報を生成して送信しようとする
パケットに付加して送信し、中継装置では経路情報を参
照してそのパケットが自己宛でない場合には、経路情報
に従って次の装置に転送し、受信装置では経路情報を参
照してそのパケットが自己宛である場合には、パケット
に含まれているデータを取得するようにしたので、伝送
メディア間を接続する中継装置において複雑な処理によ
ってルーティングを行う必要がなくなる。
【0030】次に、図2を参照して本発明の実施の形態
について説明する。図2は、本発明の実施の形態の構成
例を示すブロック図である。この図において、送受信装
置20は、インターフェース1(IF1)を具備してお
り、このIF1を介してネットワーク1(N1)と接続
されている。
【0031】送受信装置21は、IF1およびIF2を
具備しており、IF1はN1に、また、IF2はN2に
それぞれ接続されている。送受信装置22は、IF2お
よびIF3を具備しており、IF2はN2に、また、I
F3はN3にそれぞれ接続されている。
【0032】送受信装置23は、IF3およびIF4を
具備しており、IF3はN3に、また、IF4はN4に
それぞれ接続されている。送受信装置24は、IF4を
具備しており、N4に接続されている。
【0033】図3は、図2に示す送受信装置20〜24
の詳細な構成例を示している。なお、送受信装置20〜
24は、ほぼ同様の構成とされているので、ここでは、
共通する構成要素からなる構成例を仮に送受信装置30
として説明する。
【0034】送受信装置30は、CPU(Central Proc
essing Unit )30a、ROM(Read Only Memory)3
0b、RAM(Random Access Memory)30c、HDD
(Hard Disk Drive )30d、インターフェース30
e、および、インターフェース30fによって構成され
ている。
【0035】CPU30aは、装置の各部を制御すると
ともに、各種演算処理を実行する。ROM30bは、C
PU30aが実行する基本的なプログラムや、そのプロ
グラムに関連するデータなどを記憶している。
【0036】RAM30cは、CPU30aが各種演算
処理を行う場合に、演算途中のデータやプログラムなど
を一時的に格納する。HDD30dは、CPU30aが
実行する各種アプリケーションプログラムなどを格納し
ている。
【0037】インターフェース30eおよびインターフ
ェース30fは、それぞれネットワークと接続されてお
り、対応するプロトコルに従ってデータをパケット化し
て送信するとともに、ネットワークを介して伝送されて
きたデータを受信してデパック化し、元のデータを抽出
する。
【0038】なお、図1に示す原理図と図2および図3
に示す実施の形態の対応関係は以下の通りである。即
ち、伝送経路設定手段1aの機能は、CPU30aが実
現する。伝送経路情報付加手段1bの機能は、CPU3
0aが実現する。送信手段1cの機能は、インターフェ
ース30eまたはインターフェース30fが実現する。
【0039】第1の経路情報抽出手段2aおよび第1の
経路情報抽出手段3aの機能は、CPU30aが実現す
る。転送手段2bおよび転送手段3bの機能は、インタ
ーフェース30eまたはインターフェース30fが実現
する。
【0040】第2の経路情報抽出手段4aの機能は、C
PU30aが実現する。また、受信手段4bの機能は、
インターフェース30eまたはインターフェース30f
が実現する。
【0041】次に、図4〜図6に示すフローチャートを
参照して、図2に示す実施の形態の動作について説明す
る。図4は、図2に示す送受信装置20において実行さ
れる処理の一例を説明するフローチャートである。この
フローチャートは、送受信装置20が所定のデータを送
受信装置24に対して送信する場合に実行される。この
フローチャートが開始されると、以下の処理が実行され
る。 [S1]CPU30aは、データの送信先までの経路を
設定する。
【0042】例えば、CPU30aは、HDD30dに
記憶されているネットワークの接続関係に関するデータ
ベースを参照し、送受信装置24までの伝送経路を設定
する。図2に示す例では、送受信装置21、送受信装置
22、および、送受信装置23を介して送受信装置24
まで接続される伝送経路が設定される。
【0043】なお、データベースを参照せずにユーザが
マニュアル操作によって、経路を設定するようにしても
よい。 [S2]CPU30aは、送信メッセージを送信する。
【0044】即ち、CPU30aは、図7に示すような
送信メッセージをN1に対して送出する。ここで、送信
メッセージは、伝送経路を設定するために送信されるメ
ッセージである。
【0045】この図において処理ステータス40aは、
このメッセージに対して施されるべき処理(例えば、送
信処理など)を示す。通信方式40bは、このメッセー
ジを伝送する場合の通信方式を示す。
【0046】IDコード40c,40dは、後述するよ
うに、一旦設定された経路に対して付与されるものであ
り、下位ビット(L)および上位ビット(H)に分割さ
れて格納されている。なお、この例では、IDコードは
まだ生成されていないので、IDコード40c,40d
としては値“00h”がそれぞれ格納されている。
【0047】コマンド40eは、この送信メッセージを
受信した装置に対して所定の処理を実行させるための処
理コマンドである。メソッド40fは、コマンド40e
によって実行される処理に関する情報である。
【0048】サイズ40g,40hは、これ以降に送信
されるデータのサイズを示し、下位ビット(L)および
上位ビット(H)に分割されて格納されている。中継情
報数40iは、中継情報の数を示す。この例では、中継
情報は、中継情報40k〜40mの3つであるので、中
継情報数40iの値は“3”となる。
【0049】中継情報ポインタ40jは、このメッセー
ジを受信した装置が参照すべき中継情報を指示するため
のポインタであり、例えば、この例では“0”から
“3”までの値を取り、その値に対応する中継情報が参
照される。
【0050】中継情報40k〜40mは、図2に示す中
継情報1〜3に対応している。例えば、中継情報40k
は、送受信装置21から送受信装置22への通信手段を
示しており、ネットワークの種別や送信先のIPアドレ
ス(この例では、送受信装置22のIPアドレス)など
により構成されている。 [S3]CPU30aは、ステップS2において送信し
た送信メッセージに対応して送信されてくる受信メッセ
ージを受信したか否かを判定し、受信した場合にはステ
ップS4に進み、それ以外の場合にはステップS3に戻
る。
【0051】なお、受信メッセージは、図7に示すもの
とほぼ同様のデータ構造とされているが、IDコード4
0cおよびIDコード40dに、送受信装置24におい
て設定されたIDコードが格納されている。なお、この
IDコードの生成に関する処理については、図6を参照
して後述する。 [S4]CPU30aは、受信メッセージからIDコー
ドを取得する。 [S5]CPU30aは、送信しようとするデータをパ
ケット化する。 [S6]CPU30aは、パケット化されたデータのそ
れぞれに対して、ステップS4において取得したIDコ
ードを付加する。
【0052】図8は、ステップS6の処理の結果生成さ
れるパケットのデータ構造の一例を示している。この図
において、処理ステータス50aは、このパケットに対
して施される処理(例えば、送信処理など)を示す。
【0053】通信方式50bは、このパケットを伝送す
る場合の通信方式を示す。IDコード50c,50d
は、後述するように、一旦設定された経路に対して付与
されるものであり、下位ビット(L)および上位ビット
(H)に分割されて格納されている。
【0054】コマンド50eは、このパケットを受信し
た装置に対して所定の処理を実行させるための処理コマ
ンドである。メソッド50fは、コマンド50eによっ
て実行される処理に関する情報である。
【0055】サイズ50g,50hは、これ以降に送信
されるデータのサイズを示し、下位ビット(L)および
上位ビット(H)に分割されて格納されている。データ
50iは、送信しようとするデータ自体である。 [S7]CPU30aは、ステップS6においてIDコ
ードが付加されたパケットをN1を介して送受信装置2
1に対して送信する。 [S8]CPU30aは、データの送信が終了したか否
かを判定し、送信が終了した場合にはステップS9に進
み、それ以外の場合にはステップS5に戻る。 [S9]CPU30aは、送信メッセージを送信するこ
とによって設定された伝送経路を無効化するための経路
無効化メッセージを生成し、N1を介して送受信装置2
4に対して送信する。
【0056】図9は、経路無効化メッセージの一例を示
している。この図において処理ステータス60aは、こ
のメッセージに対して施されるべき処理(例えば、送信
処理など)を示す。
【0057】通信方式60bは、このメッセージを伝送
する場合の通信方式を示す。IDコード60c,60d
は、後述するように、一旦設定された経路に対して付与
されるものであり、下位ビット(L)および上位ビット
(H)に分割されて格納されている。
【0058】コマンド60eは、送信メッセージを受信
した装置に対して所定の処理を実行させるための処理コ
マンドであり、この場合、経路を無効化するためのコマ
ンドが格納されている。
【0059】メソッド60fは、コマンド60eによっ
て実行される処理に関する情報である。サイズ60g,
60hは、これ以降に送信されるデータのサイズを示
し、下位ビット(L)および上位ビット(H)に分割さ
れて格納されている。
【0060】次に、図5を参照して、図4に示す処理が
実行されている場合に送受信装置21〜送受信装置23
で実行される処理について説明する。図5は、送受信装
置21〜23において実行される処理の一例を説明する
フローチャートである。このフローチャートが開始され
ると、以下の処理が実行されることになる。 [S21]CPU30aは、1つ前の送受信装置から送
信メッセージを受信したか否かを判定する。その結果、
送信メッセージを受信した場合にはステップS22に進
み、それ以外の場合にはステップS21に戻る。 [S22]CPU30aは、中継情報数40iと中継情
報ポインタ40jとを取得する。 [S23]CPU30aは、送信メッセージが自己宛で
あるか否かを判定し、自己宛である場合にはステップS
25に進み、それ以外の場合にはステップS24に進
む。
【0061】例えば、CPU30aは、ステップS22
において取得した中継情報数40iと中継情報ポインタ
40jの値が等しい場合には、送信メッセージが自己宛
であると判定する。即ち、中継情報ポインタ40jは、
中継装置を1つ経る毎にその値が“1”だけインクリメ
ントされるので、中継情報ポインタ40jの値と中継情
報数40iの値とが等しい場合には、そのパケットが自
己宛であると判定することができる。 [S24]CPU30aは、中継情報ポインタ40jの
値を参照して、対応する中継情報を取得するとともに、
1つ前の送受信装置の送信元情報を取得する。そして、
こられの情報をRAM30cに格納する。 [S25]CPU30aは、送信メッセージが自己宛で
あるとし、その受信処理を実行する。
【0062】即ち、この場合は、自己宛であると判定し
た送受信装置が受信側となる。 [S26]CPU30aは、送信メッセージを次の送受
信装置に対して転送する。
【0063】なお、このとき、CPU30aは、送信メ
ッセージの中継情報ポインタ40jの値を“1”だけイ
ンクリメントした後、次の送受信装置に対して送信す
る。 [S27]CPU30aは、送信メッセージが送受信装
置24まで伝送され、その結果として送受信装置24が
返送する受信メッセージを受信したか否かを判定し、受
信メッセージを受信した場合にはステップS28に進
み、それ以外の場合にはステップS27に戻る。 [S28]CPU30aは、受信メッセージからIDコ
ードを抽出し、RAM30cに格納されている中継情報
および戻り情報と関連付けて記録する。
【0064】その結果、中継情報と戻り情報に対して所
定のIDが付与されることになるので、その後は、この
IDを指定することによりこれらの中継情報と戻り情報
とを特定することが可能となる。 [S29]CPU30aは、戻り情報を参照して受信メ
ッセージを次の送受信装置に対して転送する。
【0065】なお、このとき、CPU30aは、受信メ
ッセージの中継情報ポインタ40jの値を“1”だけデ
クリメントしてから、次の送受信装置に対して転送す
る。 [S30]CPU30aは、データを含むパケットを受
信したか否かを判定し、データを含むパケットを受信し
た場合にはステップS31に進み、それ以外の場合には
ステップS30に戻る。
【0066】例えば、送受信装置20から送信された、
データを含むパケットを受信した場合にはYESと判定
されてステップS31に進む。 [S31]CPU30aは、受信したデータを含むパケ
ットからIDコードを抽出する。 [S32]CPU30aは、ステップS31において取
得したIDコードに対応する経路情報をRAM30cか
ら取得する。
【0067】その結果、ステップS24において、RA
M30cに格納された経路情報と戻り情報とが取得され
る。 [S33]CPU30aは、経路情報を参照して、デー
タを含むパケットを次の送受信装置に対して送信する。 [S34]CPU30aは、設定された経路を無効化す
るための経路無効化メッセージを受信したか否かを判定
し、経路無効化メッセージを受信した場合にはステップ
S35に進み、それ以外の場合にはステップS31に戻
る。 [S35]CPU30aは、RAM30cに格納した、
IDコード、経路情報、および、戻り情報を削除する。
その結果、設定された経路が無効化されることになる。
【0068】次に、図6を参照して、図2に示す送受信
装置24において実行される処理の一例について説明す
る。図6に示すフローチャートが開始されると、以下の
処理が実行される。 [S41]CPU30aは、送受信装置20から送信さ
れてきた送信メッセージを受信したか否かを判定する。
その結果、送信メッセージを受信した場合にはステップ
S42に進み、それ以外の場合にはステップS41に戻
る。 [S42]CPU30aは、中継情報数40iと中継情
報ポインタ40jとを取得する。 [S43]CPU30aは、送信メッセージが自己宛で
あるか否かを判定し、自己宛である場合にはステップS
44に進み、それ以外の場合にはステップS54に進
む。
【0069】例えば、CPU30aは、ステップS42
において取得した中継情報数40iと中継情報ポインタ
40jの値が等しい場合には、送信メッセージが自己宛
であると判定してステップS44に進む。 [S44]CPU30aは、送受信装置20において設
定された経路に対して所定のIDコードを生成する。
【0070】例えば、RAM30cに現在格納されてい
る最大のIDコードを1だけインクリメントした値を新
たなIDコードとする。また、そのとき、送受信装置2
3からの送信元情報と、自己がデータの受信側であるこ
とを定義する情報とを、生成されたIDコードと関連付
けてRAM30cに格納する。 [S45]CPU30aは、受信メッセージを生成す
る。 [S46]CPU30aは、ステップS45において生
成した受信メッセージに対してステップS44で生成し
たIDコードを付加する。 [S47]CPU30aは、IDコードが付加された受
信メッセージを送受信装置20に向けて送信する。 [S48]CPU30aは、送受信装置20から送信さ
れた、データを含むパケットを受信したか否かを判定
し、データを含むパケットを受信した場合にはステップ
S49に進み、それ以外の場合にはステップS48に戻
る。 [S49]CPU30aは、受信したパケットからID
コードを取得する。 [S50]CPU30aは、IDコードに対応する経路
情報をRAM30cから取得し、受信したパケットが自
己宛であるか否かを判定する。その結果、受信したパケ
ットが自己宛である場合にはステップS51に進み、そ
れ以外の場合にはステップS54に進む。
【0071】即ち、前述のようにRAM30cには、自
己がデータの受信側であることを定義する情報がIDコ
ードに関連付けられて格納されているので、その情報を
参照することによりそのパケットが自己宛であるか否か
を判定する。 [S51]CPU30aは、受信したパケットからデー
タを取得する。 [S52]CPU30aは、経路無効化メッセージを受
信したか否かを判定する。その結果、経路無効化メッセ
ージを受信した場合にはステップS53に進み、それ以
外の場合にはステップS49に戻る。 [S53]CPU30aは、RAM30cに格納されて
いるIDコード、自己がデータの受信側であることを定
義する情報、および、戻り情報を削除する。その結果、
設定された経路が無効化されることになる。 [S54]CPU30aは、受信した送信メッセージま
たはデータを含むパケットを、次の送受信装置に対して
転送する。
【0072】即ち、その場合は、送受信装置24は、デ
ータの受信側ではなく、データの転送側となる。次に、
以上の処理の詳細を図10および図11を参照して説明
する。
【0073】図10および図11は、送受信装置20〜
24の間で授受される送受信メッセージと各送受信装置
20〜24の内部情報とを示す図である。以下では、各
送受信装置20〜24の内部情報を中心にして説明を行
う。
【0074】内部情報71(71a〜71d)は、送受
信装置21のRAM30cに記憶される情報を示してい
る。なお、この内部情報は、図5のステップS24にお
いて格納される情報に対応している。
【0075】いま、図4に示すステップS2の処理が実
行されて、送信メッセージ40−1(図10参照)が送
受信装置20から送信されたとすると、送受信装置21
は、図5に示すステップS21において、送信メッセー
ジを受信した(YES)と判定して、ステップS22に
進む。
【0076】ステップS22では、送信メッセージ40
−1から中継情報数40iと中継情報ポインタ40jと
が取得される。この例では、値“03h”と“00h”
とが取得される。ここで、「h」はその数値が16進数
で表記されていることを示している。
【0077】続くステップS23では、中継情報数40
iと中継情報ポインタ40jの値が一致しているか否か
を判定することにより自己宛の送信メッセージであるか
否かを判定する。この例では、中継情報数40iと中継
情報ポインタ40jの値は一致していない(03h≠0
0h)ことから、自己宛ではない(NO)としてステッ
プS24に進む。
【0078】ステップS24では、送信メッセージ40
−1の中継情報ポインタ40jが参照されて中継情報が
取得されるとともに、送受信装置20の送信元情報が戻
り情報として取得される。この例では、中継情報ポイン
タ40jの値は“0”であることから第1番目の中継情
報40kが取得されて中継情報71cとしてRAM30
cに格納されるとともに、送受信装置20の送信元情報
が取得されて戻り情報71dとして同じくRAM30c
に格納される。
【0079】続くステップS26では、中継情報ポイン
タ40jの値が“1”だけインクリメントされて生成さ
れた送信メッセージ40−2が送受信装置22に転送さ
れる。
【0080】送受信装置22では、インクリメントされ
た中継情報ポインタ40jの値(=01h)を参照して
中継情報40lが中継情報72cとしてRAM30cに
格納される。また、送受信装置21の送信元情報が戻り
情報72dとして格納される。
【0081】そして、中継情報ポインタ40jの値が
“1”だけインクリメントされて“02h”とされた
後、送信メッセージ40−3(図11参照)として、送
受信装置23に転送される。
【0082】送受信装置23では、中継情報ポインタ4
0jの値(=02h)が参照されて中継情報40mが中
継情報73cとしてRAM30cに格納され、また、送
受信装置22の送信元情報が戻り情報73dとして格納
される。そして、中継情報ポインタ40jの値が“1”
だけインクリメントされて“03h”とされた後、送信
メッセージ40−4として送受信装置24に送信され
る。
【0083】送受信装置24では、図6のステップS4
1において、送信メッセージを受信した(YES)と判
定して、ステップS42に進む。ステップS42では、
中継情報数40iと中継情報ポインタ40jとが取得さ
れた後、ステップS43においてこれらの値が比較され
て自己宛の送信メッセージであるか否かが判定される。
この例では、中継情報数40iと中継情報ポインタ40
jの値は双方ともに“03h”であることから、自己宛
のメッセージである(YES)と判定されてステップS
44に進む。
【0084】ステップS44では、以上の経路に対する
IDコードが生成される。この例では、IDコードとし
て例えば“0021h”が生成され、下位ビットである
“21h”がIDコード74aとして送受信装置24の
RAM30cに格納され、また、上位ビットである“0
0h”がIDコード74bとして送受信装置24のRA
M30cに格納される。
【0085】ステップS45では、図11に示す受信メ
ッセージ41−4が生成され、ステップS46におい
て、IDコードの下位ビットおよび上位ビットがIDコ
ード41cおよび41dとして付加された後、ステップ
S47において送受信装置23に向けて送信される。
【0086】送受信装置23では、図5のステップS2
7において受信メッセージ41−4を受信したとしてス
テップS28に進み、そこで、IDコード41cおよび
IDコード41dを抽出し、IDコード73aおよびI
Dコード73bとして中継情報73cおよび戻り情報7
3dと関連付けてRAM30cの所定の領域に格納す
る。そして、ステップS29において、中継情報ポイン
タ41jの値を“1”だけデクリメントした後、受信メ
ッセージ41−3として送受信装置22に送信する。
【0087】送受信装置22では、前述の場合と同様の
処理が実行され、受信メッセージ41−3からIDコー
ド41cおよびIDコード41dが抽出されてIDコー
ド72aおよびIDコード72bとして中継情報72c
および戻り情報72dと関連付けられてRAM30cの
所定の領域に格納される。そして、中継情報ポインタ4
1jの値が“1”だけデクリメントされて“01h”と
された後、受信メッセージ41−2として送受信装置2
1に送信される。
【0088】送受信装置21でも、前述の場合と同様の
処理が実行され、受信メッセージ41−2からIDコー
ド41cおよびIDコード41dが抽出されてIDコー
ド71aおよびIDコード71bとして中継情報71c
および戻り情報71dと関連付けられてRAM30cの
所定の領域に格納される。そして、中継情報ポインタ4
1jの値が“1”だけデクリメントされて“00h”と
された後、受信メッセージ41−1として送受信装置2
0に送信される。
【0089】送受信装置20では、図4のステップS3
において受信メッセージを受信した(YES)と判定し
てステップS4に進み、IDコード41cおよびIDコ
ード41dを取得する。そして、ステップS5におい
て、送信しようとするデータを所定の長さにパケット化
し、ステップS6において、取得したIDコードを、I
Dコード50cおよびIDコード50dとして各パケッ
トに付加する(図8参照)。そして、ステップS7にお
いて、IDコードが付加されたパケットを、送受信装置
24に向けて送信する。
【0090】その結果、送受信装置21〜23では、図
5のステップS30において、データを受信した(YE
S)としてステップS31に進んでIDコード50cお
よびIDコード50dを取得し、対応する中継情報およ
び戻り情報をRAM30cから取得する(ステップS3
2)。そして、ステップS33において、中継情報を参
照して次の送受信装置に対してパケットを転送すること
になる。
【0091】その結果、送信メッセージによって設定さ
れた経路を介して、データを含むパケットが送受信装置
24に対して次々と伝送されることになる。送受信装置
24では、図6のステップS48においてデータを受信
した(YES)と判定されてステップS49に進み、I
Dコード50cおよびIDコード50dが取得される。
そして、このIDコード50cおよびIDコード50d
に対応する中継情報74cがRAM30cから取得され
る。
【0092】中継情報74cには、前述のように受信し
たデータが自己宛であることが定義されているので、ス
テップS50では自己宛である(YES)と判定されて
ステップS51に進み、受信したパケットからデータ5
0iが取得される。
【0093】このようにして、送受信装置20から送受
信装置24に向けて次々とデータを含むパケットが伝送
される。そして、データの送信が終了した場合には、送
受信装置20は、図4のステップS8においてYESと
判定し、ステップS9において、経路無効化メッセージ
(図9参照)を送信する。
【0094】経路無効化メッセージを受信した送受信装
置21〜23は、図5のステップS34においてYES
と判定してステップS35に進み、RAM30cに格納
されている経路情報および戻り情報を削除する。その結
果、送信メッセージによって設定されたパケットの伝送
経路が無効化されることになる。
【0095】なお、図示していないが、この経路無効化
メッセージも、経路情報に従って伝送される。更に、経
路無効化メッセージを受信した送受信装置24は、図6
のステップS52においてYESと判定してステップS
53に進み、RAM30cに格納されている経路情報お
よび戻り情報を削除し、処理を終了する。その結果、デ
ータの転送が完了することになる。
【0096】以上の処理によれば、データを送信するに
先だって送受信装置20が送信メッセージを送信し、送
受信装置21〜23では、送信メッセージに含まれてい
る中継情報および戻り情報を記憶するとともに、中継情
報に従って送信メッセージを転送する。
【0097】送受信装置24では、送信メッセージによ
って設定された経路に対してIDコードを発生し、この
IDコードを付加した受信メッセージを送受信装置20
に対して返送する。
【0098】受信メッセージを受信した送受信装置21
〜23は、IDコードを抽出し、送信メッセージに含ま
れていた経路情報および戻り情報をこのIDコードと関
連付けて記憶するとともに、戻り情報を参照して受信メ
ッセージを送受信装置20に向けて返送する。
【0099】送受信装置20では、受信メッセージから
IDコードを抽出し、データを含むパケットに付加して
送受信装置24に向けて送信する。送受信装置21〜2
3は、パケットに付加されているIDコードを抽出し
て、そのIDコードに対応する経路情報に従って次々と
データを転送する。その結果、送信メッセージによって
設定された経路を介してデータが伝送される。
【0100】データの転送が終了すると、送受信装置2
0は、経路無効化メッセージを送信する。送受信装置2
1〜24は、この経路無効化メッセージを受信した場合
には、RAM30cに記憶しているIDコード、経路情
報、および、戻り情報を削除する。その結果、送信メッ
セージによって設定された経路が無効化される。
【0101】従って、複雑なルーティング処理を必要と
せずに、データを確実に送信先に伝送することが可能と
なる。なお、以上の処理では、データを伝送するに先だ
って送信メッセージを送信するようにしたが、先頭のデ
ータパケットのみに中継情報数、中継情報ポインタ、お
よび、中継情報を付加して伝送するようにしてもよい。
【0102】このようにすることにより、処理の最初か
らデータを伝送することが可能となるので、データの送
信に要する時間をわずかながら減少させることが可能と
なる。
【0103】また、上記の処理機能は、コンピュータに
よって実現することができる。その場合、送信装置、中
継装置、および、受信装置が有すべき機能の処理内容
は、コンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され
たプログラムに記述されており、このプログラムをコン
ピュータで実行することにより、上記処理がコンピュー
タで実現される。コンピュータで読み取り可能な記録媒
体としては、磁気記録装置や半導体メモリ等がある。
【0104】市場に流通させる場合には、CD−ROM
(Compact Disk Read Only Memory)やフロッピーディス
ク等の可搬型記録媒体にプログラムを格納して流通させ
たり、ネットワークを介して接続されたコンピュータの
記憶装置に格納しておき、ネットワークを通じて他のコ
ンピュータに転送することもできる。コンピュータで実
行する際には、コンピュータ内のハードディスク装置等
にプログラムを格納しておき、メインメモリにロードし
て実行するようにすればよい。
【0105】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、送信装
置から送信されたデータを複数の伝送メディアとそれら
の間でデータを中継する中継装置とを介して受信装置ま
で伝送するネットワークシステムにおいて、送信装置
は、データの伝送対象となる受信装置までの伝送経路を
設定し、その伝送経路を示す経路情報をパケットに付加
して送信し、中継装置は、受信したパケットに含まれて
いる経路情報を参照して、そのパケットが自己宛でない
場合には、経路情報に従って次の中継装置または受信装
置に対してそのパケットを転送し、受信装置は、受信し
たパケットに含まれている経路情報を参照して、そのパ
ケットが自己宛である場合には、そのパケットを受信す
るようにしたので、複雑なルーティング処理を必要とせ
ずに、パケットの伝送経路を簡便に設定することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理を説明する原理図である。
【図2】本発明の実施の形態の構成例を示すブロック図
である。
【図3】図2に示す送受信装置の詳細な構成例を示すブ
ロック図である。
【図4】図2において、データを送信する送受信装置に
おいて実行される処理の一例を説明するフローチャート
である。
【図5】図2において、データの中継を行う送受信装置
において実行される処理の一例を説明するフローチャー
トである。
【図6】図2において、データを受信する送受信装置に
おいて実行される処理の一例を説明するフローチャート
である。
【図7】送信メッセージのデータ構造の一例を示す図で
ある。
【図8】データを含むパケットのデータ構造の一例を示
す図である。
【図9】受信メッセージのデータ構造の一例を示す図で
ある。
【図10】図2に示す送受信装置の間で授受される送受
信メッセージと各送受信装置の内部情報の一例を示す図
である。
【図11】図2に示す送受信装置の間で授受される送受
信メッセージと各送受信装置の内部情報の一例を示す図
である。
【符号の説明】 1 送信装置 1a 伝送経路設定手段 1b 伝送経路情報付加手段 1c 送信手段 2 中継装置 2a 第1の経路情報抽出手段 2b 転送手段 3 中継装置 3a 第1の経路情報抽出手段 3b 転送手段 4 受信装置 4a 第2の経路情報抽出手段 4b 受信手段

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信装置から送信されたデータを複数の
    伝送メディアとそれらの間でデータを中継する中継装置
    とを介して受信装置まで伝送するネットワークシステム
    において、 前記送信装置は、 データの伝送対象となる受信装置までの伝送経路を設定
    し、その伝送経路を示す経路情報を生成する伝送経路設
    定手段と、 前記伝送経路設定手段によって生成された経路情報をパ
    ケットに付加する伝送経路情報付加手段と、 前記伝送経路情報付加手段によって前記経路情報が付加
    された前記パケットを前記受信装置に向けて送信する送
    信手段とを有し、 前記中継装置は、 前記経路情報を前記パケットから抽出する第1の経路情
    報抽出手段と、 前記第1の経路情報抽出手段によって抽出された前記経
    路情報を参照し、前記パケットが自己宛でない場合に
    は、次の中継装置または受信装置に対して前記パケット
    を転送する転送手段とを有し、 前記受信装置は、 前記経路情報を前記パケットから抽出する第2の経路情
    報抽出手段と、 前記第2の経路情報抽出手段によって抽出された前記経
    路情報を参照し、前記パケットが自己宛である場合に
    は、そのパケットを受信する受信手段とを有することを
    特徴とするネットワークシステム。
  2. 【請求項2】 前記受信装置は、 前記送信装置から最初に送られてきたパケットによって
    設定された経路情報を特定するためのID情報を生成す
    るID情報生成手段と、 前記ID情報生成手段によって生成された前記ID情報
    を、前記中継装置および前記送信装置に対して通知する
    ID情報通知手段とを更に有し、 前記送信手段は、 前記最初に送られてきたパケットにより設定された経路
    を介してデータを送信する場合には、前記受信装置の前
    記ID情報通知手段によって通知されたID情報を、送
    信しようとするデータを含むパケットに付加するID情
    報付加手段を更に有し、 前記中継装置は、 前記ID情報と前記経路情報とを関連付けて記憶する記
    憶手段を更に有し、 前記送信装置から前記ID情報が付加されたパケットが
    伝送されてきた場合には、対応する経路情報を前記記憶
    手段から取得し、その経路情報に従って前記パケットを
    転送することを特徴とする請求項1記載のネットワーク
    システム。
  3. 【請求項3】 前記送信装置は、前記中継装置の前記記
    憶手段に記憶されている経路情報を無効化する経路情報
    無効化手段を更に有することを特徴とする請求項2記載
    のネットワークシステム。
  4. 【請求項4】 複数の伝送メディアとそれらの間でデー
    タを中継する中継装置とを介して受信装置にデータを伝
    送する送信装置において、 データの伝送対象となる前記受信装置までの伝送経路を
    設定し、その伝送経路を示す経路情報を生成する伝送経
    路設定手段と、 前記伝送経路設定手段によって設定された経路情報をパ
    ケットに付加する伝送経路情報付加手段と、 前記伝送経路情報付加手段によって前記経路情報が付加
    された前記パケットを前記受信装置に向けて送信する送
    信手段と、 を有することを特徴とする送信装置。
  5. 【請求項5】 複数の伝送メディアとそれらの間でデー
    タを中継する中継装置とを介して受信装置にデータを伝
    送する処理をコンピュータに実行させるプログラムを記
    録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体において、 コンピュータを、 データの伝送対象となる前記受信装置までの伝送経路を
    設定し、その伝送経路を示す経路情報を生成する伝送経
    路設定手段、 前記伝送経路設定手段によって設定された経路情報をパ
    ケットに付加する伝送経路情報付加手段、 前記伝送経路情報付加手段によって前記経路情報が付加
    された前記パケットを前記受信装置に向けて送信する送
    信手段、 として機能させるプログラムを記録したコンピュータ読
    み取り可能な記録媒体。
  6. 【請求項6】 送信装置から送信されたデータを複数の
    伝送メディアを介して受信装置まで伝送するネットワー
    クシステムの前記伝送メディア間でデータを中継する中
    継装置において、 伝送経路を示す経路情報をパケットから抽出する経路情
    報抽出手段と、 前記経路情報抽出手段によって抽出された前記経路情報
    を参照し、前記パケットが自己宛でない場合には、前記
    経路情報に従って次の中継装置または受信装置に対して
    前記パケットを転送する転送手段と、 を有することを特徴とする中継装置。
  7. 【請求項7】 送信装置から送信されたデータを複数の
    伝送メディアを介して受信装置まで伝送するネットワー
    クシステムの前記伝送メディア間でデータを中継する処
    理をコンピュータに実行させるプログラムを記録したコ
    ンピュータ読み取り可能な記録媒体において、 コンピュータを、 伝送経路を示す経路情報をパケットから抽出する経路情
    報抽出手段、 前記経路情報抽出手段によって抽出された前記経路情報
    を参照し、前記パケットが自己宛でない場合には、前記
    経路情報に従って次の中継装置または受信装置に対して
    前記パケットを転送する転送手段、 として機能させるプログラムを記録したコンピュータ読
    み取り可能な記録媒体。
  8. 【請求項8】 送信装置から送信され、複数の伝送メデ
    ィアとそれらの間でデータを中継する中継装置とを介し
    て伝送されてきたデータを受信する受信装置において、 伝送経路を示す経路情報をパケットから抽出する経路情
    報抽出手段と、 前記経路情報抽出手段によって抽出された前記経路情報
    を参照し、前記パケットが自己宛である場合には、前記
    パケットを受信する受信手段と、 を有することを特徴とする受信装置。
  9. 【請求項9】 送信装置から送信され、複数の伝送メデ
    ィアとそれらの間でデータを中継する中継装置とを介し
    て伝送されてきたデータを受信する処理をコンピュータ
    に実行させるプログラムを記録したコンピュータ読み取
    り可能な記録媒体において、 コンピュータを、 伝送経路を示す経路情報をパケットから抽出する経路情
    報抽出手段、 前記経路情報抽出手段によって抽出された前記経路情報
    を参照し、前記所定のパケットが自己宛である場合に
    は、前記パケットを受信する受信手段、 として機能させるプログラムを記録したコンピュータ読
    み取り可能な記録媒体。
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WO2010103909A1 (ja) 2009-03-09 2010-09-16 日本電気株式会社 OpenFlow通信システムおよびOpenFlow通信方法
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