JPH1134113A - 射出成形用金型 - Google Patents
射出成形用金型Info
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- JPH1134113A JPH1134113A JP18686797A JP18686797A JPH1134113A JP H1134113 A JPH1134113 A JP H1134113A JP 18686797 A JP18686797 A JP 18686797A JP 18686797 A JP18686797 A JP 18686797A JP H1134113 A JPH1134113 A JP H1134113A
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/17—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C45/26—Moulds
- B29C45/37—Mould cavity walls, i.e. the inner surface forming the mould cavity, e.g. linings
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Manufacturing Optical Record Carriers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 溶融樹脂の充填後の冷却性能に優れ、射出成
形のサイクルタイムを短縮することが可能な射出成形用
金型を提供する。 【解決手段】 本発明の射出成形用金型は、母材部分
1、2と表層部分3、4との二層から構成される。母材
部分1、2はS48C材によって形成され、キャビティ
の表層部分3、4は厚さ3mmのマルテンサイト系ステ
ンレス鋼によって形成される。この例においては、母材
部分1、2に表層部分3、4をろう付けにより接合し、
接合後、焼入れを施し、更に仕上加工を行って所定の形
状寸法に仕上げる。
形のサイクルタイムを短縮することが可能な射出成形用
金型を提供する。 【解決手段】 本発明の射出成形用金型は、母材部分
1、2と表層部分3、4との二層から構成される。母材
部分1、2はS48C材によって形成され、キャビティ
の表層部分3、4は厚さ3mmのマルテンサイト系ステ
ンレス鋼によって形成される。この例においては、母材
部分1、2に表層部分3、4をろう付けにより接合し、
接合後、焼入れを施し、更に仕上加工を行って所定の形
状寸法に仕上げる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、射出成形において
使用される金型に係り、特に、CD(コンパクトディス
ク)、DVD(ディジタルヴィデオディスク)などの高
度な寸法精度が要求されるプラスチック製品の射出成形
において使用される金型に関する。
使用される金型に係り、特に、CD(コンパクトディス
ク)、DVD(ディジタルヴィデオディスク)などの高
度な寸法精度が要求されるプラスチック製品の射出成形
において使用される金型に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、CD、DVDなどの高い寸法精度
が要求されるプラスチック製品を射出成形によって製造
する際に使用される金型として、マルテンサイト系ステ
ンレス鋼のSUS420J2が広く使用されている。S
US420J2は、十分な機械的強度を備えるととも
に、機械加工性に優れているので鏡面加工が可能であ
り、プラスチックの射出成形用金型として要求される条
件を備えている。射出成形用金型を製造する場合、先
ず、SUS420J2からなる素材を粗加工することに
よってキャビティ部を形成し、次に、そのキャビティ部
の表面に鏡面仕上げを施すことによってキャビティ表面
を形成する。なお、耐摩耗性及び離型性を高めるため
に、鏡面仕上げが施された上記キャビティ表面に、更
に、TiNなどでコーティングを施すことも行われてい
る。
が要求されるプラスチック製品を射出成形によって製造
する際に使用される金型として、マルテンサイト系ステ
ンレス鋼のSUS420J2が広く使用されている。S
US420J2は、十分な機械的強度を備えるととも
に、機械加工性に優れているので鏡面加工が可能であ
り、プラスチックの射出成形用金型として要求される条
件を備えている。射出成形用金型を製造する場合、先
ず、SUS420J2からなる素材を粗加工することに
よってキャビティ部を形成し、次に、そのキャビティ部
の表面に鏡面仕上げを施すことによってキャビティ表面
を形成する。なお、耐摩耗性及び離型性を高めるため
に、鏡面仕上げが施された上記キャビティ表面に、更
に、TiNなどでコーティングを施すことも行われてい
る。
【0003】(従来の金型の問題点)射出成形用金型の
素材として使用される上記のSUS420J2は、熱伝
導率が27W・m-1・K-1と低い。このため、溶融樹脂
の充填後の冷却に長い時間がかかり、射出成形のサイク
ルタイムを増大させる主要な要因となっていた。
素材として使用される上記のSUS420J2は、熱伝
導率が27W・m-1・K-1と低い。このため、溶融樹脂
の充填後の冷却に長い時間がかかり、射出成形のサイク
ルタイムを増大させる主要な要因となっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、以上の様な
従来の射出成形用金型の問題点を解決すべく成されたも
ので、本発明の目的は、溶融樹脂の充填後の冷却性能に
優れ、射出成形のサイクルタイムを短縮することが可能
な射出成形用金型を提供することにある。
従来の射出成形用金型の問題点を解決すべく成されたも
ので、本発明の目的は、溶融樹脂の充填後の冷却性能に
優れ、射出成形のサイクルタイムを短縮することが可能
な射出成形用金型を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の射出成形用金型
は、プラスチックの射出成形に使用される射出成形用金
型であって、金型のキャビティの表層部分をマルテンサ
イト系ステンレス鋼で構成し、金型の母材部分を、前記
マルテンサイト系ステンレス鋼よりも熱伝導率が高い炭
素鋼または合金鋼で構成したことを特徴とする。
は、プラスチックの射出成形に使用される射出成形用金
型であって、金型のキャビティの表層部分をマルテンサ
イト系ステンレス鋼で構成し、金型の母材部分を、前記
マルテンサイト系ステンレス鋼よりも熱伝導率が高い炭
素鋼または合金鋼で構成したことを特徴とする。
【0006】好ましくは、前記母材部分を構成する炭素
鋼または合金鋼として、熱伝導率が40Wm-1・K-1以
上の材料を使用する。好ましくは、前記表層部分の厚さ
を1mm以上、6mm以下とする。
鋼または合金鋼として、熱伝導率が40Wm-1・K-1以
上の材料を使用する。好ましくは、前記表層部分の厚さ
を1mm以上、6mm以下とする。
【0007】好ましくは、前記表層部分をSUS420
J2で構成する。前記表層部分と前記母材部分との接合
は、例えば、ろう付けにより行うことができる。
J2で構成する。前記表層部分と前記母材部分との接合
は、例えば、ろう付けにより行うことができる。
【0008】本発明の射出成形用金型によれば、金型の
キャビティの表層部分を、耐摩耗性を備え且つ機械加工
性に優れたマルテンサイト系ステンレス鋼で構成すると
ともに、金型の母材部分を、前記表層部分と比較して熱
伝導率が高い炭素鋼または合金鋼で構成しているので、
キャビティ内に溶融樹脂を充填した後の冷却速度が、従
来の様なマルテンサイト系ステンレス鋼の単一素材のみ
で構成された金型を使用した場合と比べて大きい。従っ
て、溶融樹脂の充填後、より速やかに型開きを行い、金
型から成形品を取り出すことができる。その結果、射出
成形の1サイクル当たりの時間が短縮され、生産性の向
上に効果がある。
キャビティの表層部分を、耐摩耗性を備え且つ機械加工
性に優れたマルテンサイト系ステンレス鋼で構成すると
ともに、金型の母材部分を、前記表層部分と比較して熱
伝導率が高い炭素鋼または合金鋼で構成しているので、
キャビティ内に溶融樹脂を充填した後の冷却速度が、従
来の様なマルテンサイト系ステンレス鋼の単一素材のみ
で構成された金型を使用した場合と比べて大きい。従っ
て、溶融樹脂の充填後、より速やかに型開きを行い、金
型から成形品を取り出すことができる。その結果、射出
成形の1サイクル当たりの時間が短縮され、生産性の向
上に効果がある。
【0009】
【発明の実施の形態】図1に、本発明に基づく射出成形
用金型の構造の一例を示す。この射出成形用金型は、コ
ア部が金型本体の中に収容された複合構造を備えてお
り、図中、1は固定側コア(母材部分)、2は移動側コ
ア(母材部分)、3は固定側コアの表層部分、4は移動
側コアの表層部分、7は固定側金型本体、8は移動側金
型本体を表す。固定側のコア1の表層部分3と移動側コ
ア2の表層部分4との間にキャビティ5が形成され、こ
のキャビティ5の中に溶融樹脂が充填される。なお、1
1は射出ノズルを表す。
用金型の構造の一例を示す。この射出成形用金型は、コ
ア部が金型本体の中に収容された複合構造を備えてお
り、図中、1は固定側コア(母材部分)、2は移動側コ
ア(母材部分)、3は固定側コアの表層部分、4は移動
側コアの表層部分、7は固定側金型本体、8は移動側金
型本体を表す。固定側のコア1の表層部分3と移動側コ
ア2の表層部分4との間にキャビティ5が形成され、こ
のキャビティ5の中に溶融樹脂が充填される。なお、1
1は射出ノズルを表す。
【0010】次に、図1に示した射出成形用金型の固定
側コア1及び移動側コア2の製造方法の一例について説
明する。固定側コア1及び移動側コア2の母材部分を、
S48C材(熱伝導率:約50W・m-1・K-1)を加工
して作成するとともに、板厚3mmのマルテンサイト系
ステンレス鋼(ウッデホルム社製、商品名:STAVA
X)を加工して、キャビティ5の表層部分3、4の形状
を備えた部材を作成した。
側コア1及び移動側コア2の製造方法の一例について説
明する。固定側コア1及び移動側コア2の母材部分を、
S48C材(熱伝導率:約50W・m-1・K-1)を加工
して作成するとともに、板厚3mmのマルテンサイト系
ステンレス鋼(ウッデホルム社製、商品名:STAVA
X)を加工して、キャビティ5の表層部分3、4の形状
を備えた部材を作成した。
【0011】次に、前記母材部分のキャビティ相当部分
の表面に、前記部材をろう付けによって接合した。な
お、ろう材としてBNi−2(JIS)を使用し、ろう
付温度は1070℃とした。
の表面に、前記部材をろう付けによって接合した。な
お、ろう材としてBNi−2(JIS)を使用し、ろう
付温度は1070℃とした。
【0012】ろう付け後、金型を真空炉の中で加熱し、
次いで、同真空炉内で強制空冷により焼入れを施した。
焼入れ後の表層部分3、4の硬度はHRC53であっ
た。その後、更に仕上加工を行って、所定の形状寸法を
備えた金型を完成した。
次いで、同真空炉内で強制空冷により焼入れを施した。
焼入れ後の表層部分3、4の硬度はHRC53であっ
た。その後、更に仕上加工を行って、所定の形状寸法を
備えた金型を完成した。
【0013】なお、表層部分3、4の厚さについては、
薄い方が金型全体の冷却性能が高くなるが、薄過ぎると
冷却性能が高過ぎて、熱応力に起因する成形品の内部応
力が増大し、反りなどが発生して好ましくない。また、
成形品がCDあるいはDVDの場合、内部応力の増大に
伴い複屈折が大きくなり、また、情報信号であるピット
の転写性も低下する。一方、表層部分が厚みを増やし過
ぎると、冷却性能の改善効果が減少するので、サイクル
タイム短縮の効果が現れない、従って、表層部分の厚み
としては、1〜6mm程度が適当である。
薄い方が金型全体の冷却性能が高くなるが、薄過ぎると
冷却性能が高過ぎて、熱応力に起因する成形品の内部応
力が増大し、反りなどが発生して好ましくない。また、
成形品がCDあるいはDVDの場合、内部応力の増大に
伴い複屈折が大きくなり、また、情報信号であるピット
の転写性も低下する。一方、表層部分が厚みを増やし過
ぎると、冷却性能の改善効果が減少するので、サイクル
タイム短縮の効果が現れない、従って、表層部分の厚み
としては、1〜6mm程度が適当である。
【0014】上記の方法で作成された金型を用い、DV
D(直径120mm、板厚0.6mm)の射出成形テス
トを行ったところ、3.68秒のサイクルタイムが実現
された。なお、母材部分及び表層部分が単一素材(SU
S420J2)によって構成された従来の金型の場合の
サイクルタイムは、4.21秒であったので、生産性が
約13%向上したことになる。なお、上記のサイクルタ
イムの短縮に伴い、反り、複屈折、転写性などの性能の
低下は認められなかった。
D(直径120mm、板厚0.6mm)の射出成形テス
トを行ったところ、3.68秒のサイクルタイムが実現
された。なお、母材部分及び表層部分が単一素材(SU
S420J2)によって構成された従来の金型の場合の
サイクルタイムは、4.21秒であったので、生産性が
約13%向上したことになる。なお、上記のサイクルタ
イムの短縮に伴い、反り、複屈折、転写性などの性能の
低下は認められなかった。
【0015】
【発明の効果】本発明の射出成形用金型によれば、金型
のキャビティの表層部分を耐摩耗性を備え且つ機械加工
性に優れた材料で構成するとともに、金型の母材部分を
前記表層部分と比較して熱伝導率が高い材料で構成して
いるので、溶融樹脂を充填した後の冷却速度が、従来の
単一材料のみで構成された金型を使用した場合と比較し
て大きく、従って、溶融樹脂の充填後、より速やかに型
開きを行い、金型から成形品を取り出すことができる。
その結果、射出成形の1サイクル当たりの時間が短縮さ
れ、生産性の向上に効果がある。
のキャビティの表層部分を耐摩耗性を備え且つ機械加工
性に優れた材料で構成するとともに、金型の母材部分を
前記表層部分と比較して熱伝導率が高い材料で構成して
いるので、溶融樹脂を充填した後の冷却速度が、従来の
単一材料のみで構成された金型を使用した場合と比較し
て大きく、従って、溶融樹脂の充填後、より速やかに型
開きを行い、金型から成形品を取り出すことができる。
その結果、射出成形の1サイクル当たりの時間が短縮さ
れ、生産性の向上に効果がある。
【図1】本発明に基づく射出成形用金型の構造の一例を
示す断面図。
示す断面図。
1・・・固定側コア(母材部分)、 2・・・移動側コア(母材部分)、 3・・・表層部分、 4・・・表層部分、 5・・・キャビティ、 7・・・固定側金型本体、 8・・・移動側金型本体、 11・・・射出ノズル。
Claims (5)
- 【請求項1】 プラスチックの射出成形に使用される射
出成形用金型であって、 金型のキャビティの表層部分をマルテンサイト系ステン
レス鋼で構成し、 金型の母材部分を、前記マルテンサイト系ステンレス鋼
よりも熱伝導率が高い炭素鋼または合金鋼で構成したこ
とを特徴とする射出成形用金型。 - 【請求項2】 前記母材部分の熱伝導率は、40W・m
-1・K-1以上であることを特徴とする請求項1に記載の
射出成形用金型。 - 【請求項3】 前記表層部分の厚みは、1mm以上、6
mm以下であることを特徴とする請求項1に記載の射出
成形用金型。 - 【請求項4】 前記表層部分は、SUS420J2で構
成されることを特徴とする請求項1に記載の射出成形用
金型。 - 【請求項5】 前記表層部分は、ろう付によって前記母
材部分に接合されていることを特徴とする請求項1に記
載の射出成形用金型。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18686797A JPH1134113A (ja) | 1997-07-11 | 1997-07-11 | 射出成形用金型 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18686797A JPH1134113A (ja) | 1997-07-11 | 1997-07-11 | 射出成形用金型 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1134113A true JPH1134113A (ja) | 1999-02-09 |
Family
ID=16196068
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18686797A Pending JPH1134113A (ja) | 1997-07-11 | 1997-07-11 | 射出成形用金型 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1134113A (ja) |
-
1997
- 1997-07-11 JP JP18686797A patent/JPH1134113A/ja active Pending
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