JPH11343155A - 超軽量コンクリート - Google Patents
超軽量コンクリートInfo
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- JPH11343155A JPH11343155A JP10148206A JP14820698A JPH11343155A JP H11343155 A JPH11343155 A JP H11343155A JP 10148206 A JP10148206 A JP 10148206A JP 14820698 A JP14820698 A JP 14820698A JP H11343155 A JPH11343155 A JP H11343155A
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- ultra
- concrete
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C04—CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
- C04B—LIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
- C04B28/00—Compositions of mortars, concrete or artificial stone, containing inorganic binders or the reaction product of an inorganic and an organic binder, e.g. polycarboxylate cements
- C04B28/02—Compositions of mortars, concrete or artificial stone, containing inorganic binders or the reaction product of an inorganic and an organic binder, e.g. polycarboxylate cements containing hydraulic cements other than calcium sulfates
- C04B28/04—Portland cements
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- Organic Chemistry (AREA)
- Porous Artificial Stone Or Porous Ceramic Products (AREA)
- Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 単位容積質量が小さく、圧縮強度が高
い。 【解決手段】 超軽量コンクリートは、粗骨材、細骨材
としての超軽量骨材、バインダーおよび水道水を主材料
とする。バインダーとしては、JISに規格化されたポ
ルトランドセメント(JIS R 5210)を使用することがで
きる。超軽量骨材としては、セラミックス系焼成物、膨
張性頁岩焼成物などの人工粗骨材や、セラミックス系焼
成物からなる人工細骨材を使用する。好ましいスランプ
値は、9.5cm〜14.5cmである。9.5cm未
満では型枠打設が困難であり、充填性が悪くなる。一
方、14.5cmを越えると、骨材とセメントペースト
が分離し易く、施工不良の虞が生じてくる。
い。 【解決手段】 超軽量コンクリートは、粗骨材、細骨材
としての超軽量骨材、バインダーおよび水道水を主材料
とする。バインダーとしては、JISに規格化されたポ
ルトランドセメント(JIS R 5210)を使用することがで
きる。超軽量骨材としては、セラミックス系焼成物、膨
張性頁岩焼成物などの人工粗骨材や、セラミックス系焼
成物からなる人工細骨材を使用する。好ましいスランプ
値は、9.5cm〜14.5cmである。9.5cm未
満では型枠打設が困難であり、充填性が悪くなる。一
方、14.5cmを越えると、骨材とセメントペースト
が分離し易く、施工不良の虞が生じてくる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、単位容積質量を軽
量化し、かつ、圧縮強度を向上させた超軽量コンクリー
トに関するものである。
量化し、かつ、圧縮強度を向上させた超軽量コンクリー
トに関するものである。
【0002】
【従来の技術】軽量コンクリートの骨材としては、従来
より、真珠岩、粘土、頁岩、粘板岩等の天然材料や、ガ
ラス、フライアッシュ、膨張スラグ等の工業副産物及び
工業製品が使用されている。
より、真珠岩、粘土、頁岩、粘板岩等の天然材料や、ガ
ラス、フライアッシュ、膨張スラグ等の工業副産物及び
工業製品が使用されている。
【0003】しかしながら、上記骨材を使用した軽量コ
ンクリートでは、骨材自体の圧縮強度が低いため、十分
な圧縮強度(例えば、35N/mm2 以上)を有し、な
おかつ、比重が1.3以下である超軽量コンクリートを
得ることは困難であった。また、ガラス等を主原料とし
た骨材については、アルカリ骨材反応による耐久性の低
下という問題点も指摘されている。
ンクリートでは、骨材自体の圧縮強度が低いため、十分
な圧縮強度(例えば、35N/mm2 以上)を有し、な
おかつ、比重が1.3以下である超軽量コンクリートを
得ることは困難であった。また、ガラス等を主原料とし
た骨材については、アルカリ骨材反応による耐久性の低
下という問題点も指摘されている。
【0004】日本建築学会大会学術講演梗概集1997
年9月、第333〜336頁「超軽量高強度コンクリー
トの建築構造物への適用」には、目標単位容積質量を1
200kg/m3 とした超軽量コンクリートの配合と、
そのフレッシュ性状および硬化性状が記載されている
が、これら超軽量コンクリートの材齢28日における圧
縮強度は何れも31N/mm2 程度に止まっている。
年9月、第333〜336頁「超軽量高強度コンクリー
トの建築構造物への適用」には、目標単位容積質量を1
200kg/m3 とした超軽量コンクリートの配合と、
そのフレッシュ性状および硬化性状が記載されている
が、これら超軽量コンクリートの材齢28日における圧
縮強度は何れも31N/mm2 程度に止まっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記課題を解
決するものであり、超軽量コンクリートの配合を調整す
ることにより、単位容積質量が小さく圧縮強度の高い超
軽量コンクリートを提供することを発明の目的とするも
のである。
決するものであり、超軽量コンクリートの配合を調整す
ることにより、単位容積質量が小さく圧縮強度の高い超
軽量コンクリートを提供することを発明の目的とするも
のである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、骨材の一部ま
たは全部をセラミックス系骨材とし、比重が1.3以下
で、かつ、圧縮強度が35N/mm2 以上である超軽量
コンクリートを以て課題を解決するための手段とするも
のである。
たは全部をセラミックス系骨材とし、比重が1.3以下
で、かつ、圧縮強度が35N/mm2 以上である超軽量
コンクリートを以て課題を解決するための手段とするも
のである。
【0007】前記超軽量コンクリートは、(1)水セメ
ント比:25%〜35%、(2)超軽量コンクリート1
00容積部当りの粗骨材の配合量:28〜33容積部、
および、(3)超軽量コンクリート100容積部当りの
細骨材容積部(Sv)/モルタル容積部(Mv):50
〜55%、であることが好ましい。前記超軽量コンクリ
ートは、前記超軽量コンクリート100容積部に対し
て、最大0.2容積部の短繊維、特に、ビニロン製の短
繊維を含有することが好ましい。
ント比:25%〜35%、(2)超軽量コンクリート1
00容積部当りの粗骨材の配合量:28〜33容積部、
および、(3)超軽量コンクリート100容積部当りの
細骨材容積部(Sv)/モルタル容積部(Mv):50
〜55%、であることが好ましい。前記超軽量コンクリ
ートは、前記超軽量コンクリート100容積部に対し
て、最大0.2容積部の短繊維、特に、ビニロン製の短
繊維を含有することが好ましい。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施形態を
説明する。
説明する。
【0009】本発明に係る超軽量コンクリートは、粗骨
材、細骨材としての超軽量骨材、バインダーおよび水道
水を主材料とする。バインダーとしては、JISに規格
化されたポルトランドセメント(JIS R 5210)を使用す
ることができる。また、超軽量骨材としては、セラミッ
クス系焼成物、膨張性頁岩焼成物などの人工粗骨材や、
セラミックス系焼成物からなる人工細骨材を使用する。
材、細骨材としての超軽量骨材、バインダーおよび水道
水を主材料とする。バインダーとしては、JISに規格
化されたポルトランドセメント(JIS R 5210)を使用す
ることができる。また、超軽量骨材としては、セラミッ
クス系焼成物、膨張性頁岩焼成物などの人工粗骨材や、
セラミックス系焼成物からなる人工細骨材を使用する。
【0010】超軽量コンクリートの水セメント比は、2
5〜35%が好ましい。圧縮強度を高めるためには水セ
メント比をできるだけ小さくするのがよいが、25%未
満での圧縮強度の増進は認められない。一方、35%を
越えると、所要の圧縮強度が得られない。水セメント比
の最適範囲は、25〜32.5%である。
5〜35%が好ましい。圧縮強度を高めるためには水セ
メント比をできるだけ小さくするのがよいが、25%未
満での圧縮強度の増進は認められない。一方、35%を
越えると、所要の圧縮強度が得られない。水セメント比
の最適範囲は、25〜32.5%である。
【0011】粗骨材の使用量は、超軽量コンクリート1
00容積部当り、28〜35容積部とすることが好まし
い。33容積部を大きく越えると骨材容積部に対するペ
ーストの量が相対的に少なくなり、水セメント比を低く
して高性能AE減水剤で調整しても、骨材とセメントペ
ーストとが分離し易くなる。他方、28容積部未満で
は、セメントや高性能AE減水剤等の使用量が増加し、
不経済となる。
00容積部当り、28〜35容積部とすることが好まし
い。33容積部を大きく越えると骨材容積部に対するペ
ーストの量が相対的に少なくなり、水セメント比を低く
して高性能AE減水剤で調整しても、骨材とセメントペ
ーストとが分離し易くなる。他方、28容積部未満で
は、セメントや高性能AE減水剤等の使用量が増加し、
不経済となる。
【0012】超軽量コンクリートの細骨材モルタル比、
即ち、超軽量コンクリート100容積部当りの細骨材容
積部(Sv)/モルタル容積部(Mv)は、50〜55
%とすることが好ましい。50%未満だと、ペースト分
が相対的に多くなりセメント及び高性能AE減水剤等の
使用量が増加して、不経済となる。また、55%を越え
ると、超軽量コンクリートに対するペースト分が相対的
に少なくなり、所要のスランプ値を得ることができず、
ワーカビリティが低下する。
即ち、超軽量コンクリート100容積部当りの細骨材容
積部(Sv)/モルタル容積部(Mv)は、50〜55
%とすることが好ましい。50%未満だと、ペースト分
が相対的に多くなりセメント及び高性能AE減水剤等の
使用量が増加して、不経済となる。また、55%を越え
ると、超軽量コンクリートに対するペースト分が相対的
に少なくなり、所要のスランプ値を得ることができず、
ワーカビリティが低下する。
【0013】本発明に係る超軽量コンクリートのフレッ
シュ時の性状は、コンクリートのスランプ試験法(JIS
A 1101-1975 )によって管理する。超軽量コンクリート
の好ましいスランプ値は、9.5cm〜14.5cmで
ある。9.5cm未満では型枠打設が困難であり、充填
性が悪くなる。一方、14.5cmを越えると、骨材と
セメントペーストが分離し易く、施工不良の虞が生じて
くる。
シュ時の性状は、コンクリートのスランプ試験法(JIS
A 1101-1975 )によって管理する。超軽量コンクリート
の好ましいスランプ値は、9.5cm〜14.5cmで
ある。9.5cm未満では型枠打設が困難であり、充填
性が悪くなる。一方、14.5cmを越えると、骨材と
セメントペーストが分離し易く、施工不良の虞が生じて
くる。
【0014】超軽量コンクリートの単位水量及び単位セ
メント量は、上記した水セメント比、細骨材モルタル比
及び粗骨材の使用量により決定される。また、超軽量コ
ンクリートの空気量は、凍結融解抵抗性の観点から軽量
コンクリート100容積部に対して3.5〜6.5容積
部とすることが望ましい。なお、本発明の超軽量コンク
リートには、長期強度の増大やワーカビリティの向上を
目的としてシリカヒューム混合することも可能である。
但し、コスト的には不利なものとなる。
メント量は、上記した水セメント比、細骨材モルタル比
及び粗骨材の使用量により決定される。また、超軽量コ
ンクリートの空気量は、凍結融解抵抗性の観点から軽量
コンクリート100容積部に対して3.5〜6.5容積
部とすることが望ましい。なお、本発明の超軽量コンク
リートには、長期強度の増大やワーカビリティの向上を
目的としてシリカヒューム混合することも可能である。
但し、コスト的には不利なものとなる。
【0015】一般に、軽量コンクリートは脆く、運搬時
等に不測の衝撃を受けて破損したり、また、若材齢にお
いてコンクリート表面に微細なひび割れが発生すること
もある。そこで、本発明に係る超軽量コンクリートで
は、所望により短繊維を混入して、一層の強度の向上と
乾燥圧縮によるひび割れ発生を抑制することができるも
のである。混入に適した短繊維としては、ビニロン繊
維、炭素繊維、ポリエチレン繊維、アクリル繊維、ポリ
プロピレン繊維等を挙げることができる。
等に不測の衝撃を受けて破損したり、また、若材齢にお
いてコンクリート表面に微細なひび割れが発生すること
もある。そこで、本発明に係る超軽量コンクリートで
は、所望により短繊維を混入して、一層の強度の向上と
乾燥圧縮によるひび割れ発生を抑制することができるも
のである。混入に適した短繊維としては、ビニロン繊
維、炭素繊維、ポリエチレン繊維、アクリル繊維、ポリ
プロピレン繊維等を挙げることができる。
【0016】短繊維の混入量は、超軽量コンクリート1
00容積部に対して、最大0.2容積部とすることが好
ましい。0.2容積部を越えて混入すると、所要のワー
カビリティを得るためには、粗骨材の使用量を軽量コン
クリート100容積部当り28容積部未満とし、かつ増
粘剤等の特殊混和剤を使用しなければならず、結局、不
経済となる。ビニロン製短繊維の場合の最適混入量は、
0.1〜0.2容積部である。
00容積部に対して、最大0.2容積部とすることが好
ましい。0.2容積部を越えて混入すると、所要のワー
カビリティを得るためには、粗骨材の使用量を軽量コン
クリート100容積部当り28容積部未満とし、かつ増
粘剤等の特殊混和剤を使用しなければならず、結局、不
経済となる。ビニロン製短繊維の場合の最適混入量は、
0.1〜0.2容積部である。
【0017】本発明の超軽量コンクリートは、通常の練
り混ぜ方法により製造される。例えば、セメント、細骨
材および必要により添加される短繊維を、パン型ミキサ
等に混入し、空練り後、水および必要により高性能AE
減水剤を加えて練り混ぜる。最後に、粗骨材を加えて更
に練り混ぜる。
り混ぜ方法により製造される。例えば、セメント、細骨
材および必要により添加される短繊維を、パン型ミキサ
等に混入し、空練り後、水および必要により高性能AE
減水剤を加えて練り混ぜる。最後に、粗骨材を加えて更
に練り混ぜる。
【0018】従来、軽量コンクリートを製造する場合に
は、骨材を十分吸水させ表乾状態で使用している。しか
し、本発明のように比重1.3以下の超軽量コンクリー
トを製造するときには、比重1.0以下の骨材を使用し
なければならず、細骨材を吸水させかつ表乾状態にする
のは非常に困難である。しかし、上記混練り時に絶乾状
態の細骨材を使用すると、セメントとの水和反応に必要
な水分を吸水してしまう。混練り時から硬化するまでに
吸水する水分量は、細骨材が30分間に吸水する水分量
に匹敵するので、混練り時、練り混ぜ水に30分吸水量
を加えて練り混ぜることにより、事前に細骨材の吸水処
理を省略することができる。また、この方法により、骨
材の吸水による微細ひび割れも低減することが可能とな
る。
は、骨材を十分吸水させ表乾状態で使用している。しか
し、本発明のように比重1.3以下の超軽量コンクリー
トを製造するときには、比重1.0以下の骨材を使用し
なければならず、細骨材を吸水させかつ表乾状態にする
のは非常に困難である。しかし、上記混練り時に絶乾状
態の細骨材を使用すると、セメントとの水和反応に必要
な水分を吸水してしまう。混練り時から硬化するまでに
吸水する水分量は、細骨材が30分間に吸水する水分量
に匹敵するので、混練り時、練り混ぜ水に30分吸水量
を加えて練り混ぜることにより、事前に細骨材の吸水処
理を省略することができる。また、この方法により、骨
材の吸水による微細ひび割れも低減することが可能とな
る。
【0019】上記混練材料は、常圧蒸気養生を行うのが
好ましい。常圧蒸気養生は、例えば、前記練り混ぜた配
合材料を型枠等に打設した後、直ちに常圧蒸気養生槽に
入れ、最初の3時間は養生槽温度を20℃に保ち、その
後2時間かけて50℃まで徐々に昇温する。この養生槽
温度を50℃で5時間保持した後、2時間かけて20℃
まで徐々に降温し、20℃で12時間保持する。なお、
この蒸気養生中、養生槽の湿度は90%程度に保持す
る。蒸気養生によって若材齢期における部材の圧縮強度
が増進する。
好ましい。常圧蒸気養生は、例えば、前記練り混ぜた配
合材料を型枠等に打設した後、直ちに常圧蒸気養生槽に
入れ、最初の3時間は養生槽温度を20℃に保ち、その
後2時間かけて50℃まで徐々に昇温する。この養生槽
温度を50℃で5時間保持した後、2時間かけて20℃
まで徐々に降温し、20℃で12時間保持する。なお、
この蒸気養生中、養生槽の湿度は90%程度に保持す
る。蒸気養生によって若材齢期における部材の圧縮強度
が増進する。
【0020】上記配合及び混練、養生方法により超軽量
コンクリートを製造すれば、硬化時の性状として、材齢
28日におけるコンクリートの圧縮強度試験方法(JIS
A 1108-1993 )及びコンクリートの静弾性係数試験法
(JSCE-G 502-1988 )によって、圧縮強度試験値35N
/mm2 以上、静弾性係数試験値13.0kN/mm2
以上のものを得ることができる。
コンクリートを製造すれば、硬化時の性状として、材齢
28日におけるコンクリートの圧縮強度試験方法(JIS
A 1108-1993 )及びコンクリートの静弾性係数試験法
(JSCE-G 502-1988 )によって、圧縮強度試験値35N
/mm2 以上、静弾性係数試験値13.0kN/mm2
以上のものを得ることができる。
【0021】
【実施例】以下、実施例により本発明の超軽量コンクリ
ートを詳述する。
ートを詳述する。
【0022】〔超軽量コンクリートの製造〕1.使用材料 (a)セメント:早強ポルトランドセメント(秩父小野
田(株)製、JIS R 5210適合品、比重3.15) (b)水:水道水 (c)粗骨材:「スパーメサライト」(日本メサライト
工業(株)製、膨張性頁岩焼成物、粒径15mm〜5m
m、比重0.91)
田(株)製、JIS R 5210適合品、比重3.15) (b)水:水道水 (c)粗骨材:「スパーメサライト」(日本メサライト
工業(株)製、膨張性頁岩焼成物、粒径15mm〜5m
m、比重0.91)
【0023】(d)細骨材:3種類の「Nライト」(内
外セラミック(株)製、セラミックス系焼成物)N1 、
N2 、N3 を表1に示す割合で混合したものを使用し
た。
外セラミック(株)製、セラミックス系焼成物)N1 、
N2 、N3 を表1に示す割合で混合したものを使用し
た。
【0024】
【表1】
【0025】(e)高性能AE減水剤:「レオビルドSP
8NX2」((株)エヌエムビー製、ポリカルボン酸系) (f)ビニロン短繊維:「RF-S602 ×6 」((株)クラ
レ製、収束糸タイプ、1200デニール/200本×6
mmカット、比重1.30)
8NX2」((株)エヌエムビー製、ポリカルボン酸系) (f)ビニロン短繊維:「RF-S602 ×6 」((株)クラ
レ製、収束糸タイプ、1200デニール/200本×6
mmカット、比重1.30)
【0026】2.配合 超軽量コンクリートの配合を表2に示す。
【0027】
【表2】配合 W/C S V /M V 水 セメント 粗 骨 材 細 骨 材 短繊維 No. (%) (%) (kg/m 3 )(kg/m3)(l/m3)(kg/m3) (l/m3)(kg/m3) (%) 1 22 52.5 121 549 330 300 326 292 0 2 25 52.5 130 520 330 300 326 292 0 3 30 52.5 143 478 330 300 326 292 0 4 35 52.5 155 442 330 300 326 292 0 5 40 52.5 164 411 330 300 326 292 0 6 30 52.5 159 532 260 237 362 325 0 7 30 52.5 164 516 280 255 352 316 0 8 30 52.5 132 439 380 346 299 269 0 9 30 47.5 158 528 330 300 295 265 0 10 30 50.0 151 503 330 300 310 278 0 11 30 55.0 136 453 330 300 341 306 0 12 30 57.5 128 427 330 300 357 320 0 13 30 52.5 143 477 330 300 325 292 0.1 14 30 52.5 143 476 330 300 324 291 0.2 15 30 52.5 142 474 330 300 323 290 0.4
【0028】3.混練 容量50リットルの強制練りパン型ミキサを準備し、上
記セメント、細骨材および必要により添加されるビニロ
ン製短繊維を混入して15秒間空練りした。細骨材は絶
乾状態で使用し、30分吸水率分の水分を補正した。次
に、水と高性能AE減水剤を加えて30秒間練り混ぜ
た。なお、高性能AE減水剤は水溶液なので、使用数量
を計量した後、練り混ぜ水計量時に、練り混ぜ水と共に
計量した。
記セメント、細骨材および必要により添加されるビニロ
ン製短繊維を混入して15秒間空練りした。細骨材は絶
乾状態で使用し、30分吸水率分の水分を補正した。次
に、水と高性能AE減水剤を加えて30秒間練り混ぜ
た。なお、高性能AE減水剤は水溶液なので、使用数量
を計量した後、練り混ぜ水計量時に、練り混ぜ水と共に
計量した。
【0029】パン型ミキサの縁等に付着したセメントや
細骨材を掻き出し、更に60秒間練り混ぜた。その後、
粗骨材を加えて90秒間練り混ぜ、5分間静置した後、
パン型ミキサから排出した。粗骨材は絶乾状態で使用
し、30分吸水率分の水分を補正した。
細骨材を掻き出し、更に60秒間練り混ぜた。その後、
粗骨材を加えて90秒間練り混ぜ、5分間静置した後、
パン型ミキサから排出した。粗骨材は絶乾状態で使用
し、30分吸水率分の水分を補正した。
【0030】〔試験方法〕 (1)フレッシュ性状 スランプ値はJIS A 1101-1975 によって測定した。分離
状況は目視で行い、表3において、練り上がり5分後に
セメントペーストと骨材が分離していなければ「○」、
分離していれば「×」と表記した。
状況は目視で行い、表3において、練り上がり5分後に
セメントペーストと骨材が分離していなければ「○」、
分離していれば「×」と表記した。
【0031】(2)硬化性状 上記フレッシュ性状の測定後、直ちにφ100mm×2
00mmの供試体をJIS A 1132-1993 に準拠した方法で
採取し、24時間経過後脱型し水中養生を行った。材齢
28日における圧縮強度試験をJIS A 1108-1993 及び静
弾性係数試験をJSCE-G 502-1988 に準拠して行った。硬
化性状を、前記フレッシュ性状と併せて表3に示す。
00mmの供試体をJIS A 1132-1993 に準拠した方法で
採取し、24時間経過後脱型し水中養生を行った。材齢
28日における圧縮強度試験をJIS A 1108-1993 及び静
弾性係数試験をJSCE-G 502-1988 に準拠して行った。硬
化性状を、前記フレッシュ性状と併せて表3に示す。
【0032】
【表3】配合 フレッシュ性状 硬化性状 No. Slump 空気量 温度 分離 圧縮強度 静弾性係数 (cm) (%) (℃) 状況 (N/mm2) (kN/mm2) 1 14.0 4.0 20.0 ○ 35.3 13.60 2 13.5 4.4 20.0 ○ 35.7 14.45 3 11.0 3.7 21.0 ○ 37.0 13.45 4 11.0 4.5 22.0 ○ 36.2 13.41 5 13.5 4.0 21.5 ○ 33.2 13.25 6 13.5 4.2 19.5 ○ 35.5 13.53 7 10.0 6.0 19.0 ○ 35.0 13.80 8 14.0 4.8 19.0 × 32.3 13.30 9 13.5 5.0 20.0 ○ 36.8 13.75 10 13.0 5.3 20.5 ○ 37.2 13.63 11 10.0 4.2 20.0 ○ 35.1 13.34 12 8.5 5.2 20.0 × 33.5 13.25 13 11.0 4.5 20.5 ○ 35.3 13.57 14 13.0 5.3 20.0 ○ 36.6 13.89 15 12.5 5.0 20.0 × 33.5 12.83
【0033】〔試験結果〕 上記試験結果から、次のことが判る。
【0034】(1)圧縮強度 圧縮強度は、水セメント比及び細骨材モルタル比の影響
を受ける。配合No. 1〜No. 5において、水セメント比
が大きくなるにつれて圧縮強度が低下し、水セメント比
40%(配合No. 5)では圧縮強度が33.2N/mm
2 となり、圧縮強度35N/mm2 を満たさない。水セ
メント比22%(配合No. 1)では、圧縮強度が35.
3N/mm2 となり、水セメント比25%(配合No.
2)の圧縮強度が35.7N/mm2 と大差がなくな
り、強度増進は停止する。また、配合No. 12におい
て、細骨材モルタル比が57.5%では圧縮強度が3
3.5N/mm2 となり、圧縮強度35N/mm2 を満
たさなくなる。
を受ける。配合No. 1〜No. 5において、水セメント比
が大きくなるにつれて圧縮強度が低下し、水セメント比
40%(配合No. 5)では圧縮強度が33.2N/mm
2 となり、圧縮強度35N/mm2 を満たさない。水セ
メント比22%(配合No. 1)では、圧縮強度が35.
3N/mm2 となり、水セメント比25%(配合No.
2)の圧縮強度が35.7N/mm2 と大差がなくな
り、強度増進は停止する。また、配合No. 12におい
て、細骨材モルタル比が57.5%では圧縮強度が3
3.5N/mm2 となり、圧縮強度35N/mm2 を満
たさなくなる。
【0035】(2)スランプ値及び材料分離抵抗性 スランプ値及び材料分離抵抗性は粗骨材の容積、細骨材
モルタル比及びビニロン繊維混入量の影響を受ける。配
合No. 6〜No. 8において、粗骨材380リットル(配
合No. 8)ではスランプ値14.0cmであるが、骨材
とセメントペーストが分離している。配合No. 12にお
いて、細骨材モルタル比57.5%では、スランプ値
8.5cmとなり、スランプ値の好適範囲から外れると
同時に、骨材とセメントペーストが分離した。配合No.
15において、ビニロン繊維混入量0.4%では、骨材
とセメントペーストが分離した。
モルタル比及びビニロン繊維混入量の影響を受ける。配
合No. 6〜No. 8において、粗骨材380リットル(配
合No. 8)ではスランプ値14.0cmであるが、骨材
とセメントペーストが分離している。配合No. 12にお
いて、細骨材モルタル比57.5%では、スランプ値
8.5cmとなり、スランプ値の好適範囲から外れると
同時に、骨材とセメントペーストが分離した。配合No.
15において、ビニロン繊維混入量0.4%では、骨材
とセメントペーストが分離した。
【0036】
【発明の効果】請求項1および請求項2記載の発明によ
れば、単位容積質量が小さく圧縮強度の高い超軽量コン
クリートを得ることができる。従って、当該超軽量コン
クリートは、建築用プレキャストパネル等に利用するこ
とができ、建築物の高層化や耐震性の向上に寄与するこ
とができるものである。
れば、単位容積質量が小さく圧縮強度の高い超軽量コン
クリートを得ることができる。従って、当該超軽量コン
クリートは、建築用プレキャストパネル等に利用するこ
とができ、建築物の高層化や耐震性の向上に寄与するこ
とができるものである。
【0037】請求項3記載の発明によれば、前記発明の
効果を享受した上で、更に、超軽量コンクリートにおけ
る強度を一層向上させ、かつ、乾燥圧縮によるひび割れ
発生を可及的に抑制することができるものである。
効果を享受した上で、更に、超軽量コンクリートにおけ
る強度を一層向上させ、かつ、乾燥圧縮によるひび割れ
発生を可及的に抑制することができるものである。
Claims (3)
- 【請求項1】 骨材の一部または全部をセラミックス系
骨材とし、比重が1.3以下で、かつ、圧縮強度が35
N/mm2 以上であることを特徴とする超軽量コンクリ
ート。 - 【請求項2】 (1)水セメント比:25%〜35%、
(2)超軽量コンクリート100容積部当りの粗骨材の
配合量:28〜33容積部、および、(3)超軽量コン
クリート100容積部当りの細骨材容積部(Sv)/モ
ルタル容積部(Mv):50〜55%、である請求項1
記載の超軽量コンクリート。 - 【請求項3】 前記超軽量コンクリート100容積部に
対して、最大0.2容積部の短繊維を含有してなること
を特徴とする請求項1または請求項2記載の超軽量コン
クリート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10148206A JPH11343155A (ja) | 1998-05-29 | 1998-05-29 | 超軽量コンクリート |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10148206A JPH11343155A (ja) | 1998-05-29 | 1998-05-29 | 超軽量コンクリート |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11343155A true JPH11343155A (ja) | 1999-12-14 |
Family
ID=15447643
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10148206A Withdrawn JPH11343155A (ja) | 1998-05-29 | 1998-05-29 | 超軽量コンクリート |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11343155A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2009035594A3 (en) * | 2007-09-10 | 2009-07-09 | Thuan H Bui | Lightweight structural concrete provided various wood properties |
| US7736431B2 (en) | 2005-12-02 | 2010-06-15 | Bui Thuan H | Lightweight structural concrete provided with various wood properties |
| JP2022019528A (ja) * | 2020-07-17 | 2022-01-27 | 三井住友建設株式会社 | コンクリート組成物 |
-
1998
- 1998-05-29 JP JP10148206A patent/JPH11343155A/ja not_active Withdrawn
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7736431B2 (en) | 2005-12-02 | 2010-06-15 | Bui Thuan H | Lightweight structural concrete provided with various wood properties |
| US7799129B2 (en) | 2005-12-02 | 2010-09-21 | Thuan Bui | Lightweight structural concrete provided with various wood properties |
| US8167996B2 (en) | 2005-12-02 | 2012-05-01 | Thuan Bui | Lightweight structural concrete provided with various wood properties |
| WO2009035594A3 (en) * | 2007-09-10 | 2009-07-09 | Thuan H Bui | Lightweight structural concrete provided various wood properties |
| JP2022019528A (ja) * | 2020-07-17 | 2022-01-27 | 三井住友建設株式会社 | コンクリート組成物 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
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