JPH11131804A - 軽量コンクリートの炭酸化抑制方法 - Google Patents
軽量コンクリートの炭酸化抑制方法Info
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- JPH11131804A JPH11131804A JP31450997A JP31450997A JPH11131804A JP H11131804 A JPH11131804 A JP H11131804A JP 31450997 A JP31450997 A JP 31450997A JP 31450997 A JP31450997 A JP 31450997A JP H11131804 A JPH11131804 A JP H11131804A
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C04—CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
- C04B—LIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
- C04B28/00—Compositions of mortars, concrete or artificial stone, containing inorganic binders or the reaction product of an inorganic and an organic binder, e.g. polycarboxylate cements
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C04—CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
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- C04B2111/00—Mortars, concrete or artificial stone or mixtures to prepare them, characterised by specific function, property or use
- C04B2111/00034—Physico-chemical characteristics of the mixtures
- C04B2111/00068—Mortar or concrete mixtures with an unusual water/cement ratio
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
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- C04B2111/00—Mortars, concrete or artificial stone or mixtures to prepare them, characterised by specific function, property or use
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- Preparation Of Clay, And Manufacture Of Mixtures Containing Clay Or Cement (AREA)
- Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来、軽量で炭酸化速度の遅いコンクリート
は存在しなかった。そこで本発明は、軽量で作業性が良
好であり、しかも炭酸化速度の遅い軽量コンクリートを
得る方法を提供しようとするものである。 【解決手段】 比重が1. 0未満である絶乾状態の軽量
骨材、セメント、減水剤および水を配合して得られた軽
量コンクリートは、炭酸化速度が遅く、しかも軽いため
作業性が良好である。
は存在しなかった。そこで本発明は、軽量で作業性が良
好であり、しかも炭酸化速度の遅い軽量コンクリートを
得る方法を提供しようとするものである。 【解決手段】 比重が1. 0未満である絶乾状態の軽量
骨材、セメント、減水剤および水を配合して得られた軽
量コンクリートは、炭酸化速度が遅く、しかも軽いため
作業性が良好である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、軽量コンクリート
の炭酸化抑制方法に関するものである。
の炭酸化抑制方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の軽量コンクリートは、湿潤状態の
骨材を使用して製造されていた。湿潤状態の骨材を使用
すると、硬化後のコンクリートにおいても水分が多くな
るため、炭酸化速度が速くなり、とくに耐久性を必要と
する建築物には、その使用は不向きであった。またこれ
を使用する場合、かぶり厚さを大きく設定すう必要があ
った。
骨材を使用して製造されていた。湿潤状態の骨材を使用
すると、硬化後のコンクリートにおいても水分が多くな
るため、炭酸化速度が速くなり、とくに耐久性を必要と
する建築物には、その使用は不向きであった。またこれ
を使用する場合、かぶり厚さを大きく設定すう必要があ
った。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
実状に鑑みてなされたものであり、軽量で作業性が良好
であり、外観に優れ、しかも強度に優れる軽量コンクリ
ートの炭酸化抑制方法を提供することを目的とするもの
である。
実状に鑑みてなされたものであり、軽量で作業性が良好
であり、外観に優れ、しかも強度に優れる軽量コンクリ
ートの炭酸化抑制方法を提供することを目的とするもの
である。
【0004】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明は、軽量
骨材、セメント、減水剤および水を配合してなる軽量コ
ンクリートの炭酸化抑制方法であって、前記軽量骨材と
して、絶乾状態ないし吸水率50%以下の割合で乾燥し
ている軽量骨材を使用することを特徴とする軽量コンク
リートの炭酸化抑制方法を提供するものである。また本
発明は、軽量骨材の絶乾状態の比重が1. 0未満である
前記の軽量コンクリートの炭酸化抑制方法を提供するも
のである。さらに本発明は、水セメント比を50%以下
に設定する前記の軽量コンクリートの炭酸化抑制方法を
提供するものである。さらにまた本発明は、水セメント
比を45%以下に設定する前記の軽量コンクリートの炭
酸化抑制方法を提供するものである。
骨材、セメント、減水剤および水を配合してなる軽量コ
ンクリートの炭酸化抑制方法であって、前記軽量骨材と
して、絶乾状態ないし吸水率50%以下の割合で乾燥し
ている軽量骨材を使用することを特徴とする軽量コンク
リートの炭酸化抑制方法を提供するものである。また本
発明は、軽量骨材の絶乾状態の比重が1. 0未満である
前記の軽量コンクリートの炭酸化抑制方法を提供するも
のである。さらに本発明は、水セメント比を50%以下
に設定する前記の軽量コンクリートの炭酸化抑制方法を
提供するものである。さらにまた本発明は、水セメント
比を45%以下に設定する前記の軽量コンクリートの炭
酸化抑制方法を提供するものである。
【0005】
【発明の実施の形態】従来のコンクリートは、一般的に
重く、その二次製品を取り扱うことは容易ではなかっ
た。このために、軽量コンクリートが必要であるが、従
来の軽量コンクリートは上記のように炭酸化速度が速
く、耐久性に問題があった。このことは従来の技術にお
いては常識であった。しかしながら、絶乾状態ないし吸
水率50%以下の割合で乾燥している軽量骨材を用い、
好ましくは水セメント比を50%以下にした軽量コンク
リートは、比重が軽く、炭酸化速度が抑制され、しかも
強度も良好である。したがって本発明の方法により得ら
れる軽量コンクリートは、一般のコンクリートと外観は
変わらず、また耐久性に優れているので、いわゆる打放
しコンクリートとしても使用できる。
重く、その二次製品を取り扱うことは容易ではなかっ
た。このために、軽量コンクリートが必要であるが、従
来の軽量コンクリートは上記のように炭酸化速度が速
く、耐久性に問題があった。このことは従来の技術にお
いては常識であった。しかしながら、絶乾状態ないし吸
水率50%以下の割合で乾燥している軽量骨材を用い、
好ましくは水セメント比を50%以下にした軽量コンク
リートは、比重が軽く、炭酸化速度が抑制され、しかも
強度も良好である。したがって本発明の方法により得ら
れる軽量コンクリートは、一般のコンクリートと外観は
変わらず、また耐久性に優れているので、いわゆる打放
しコンクリートとしても使用できる。
【0006】本発明に用いられるセメントは、特に制限
はない。例えば、アルミナセメントも、普通ポルトラン
ドセメントも、早強ポルトランドセメントも、ビーライ
トセメントも、フライアッシュセメント等も利用するこ
とができる。本発明に用いられる減水剤は、特に制限は
ない。例えば、ポリカルボン酸系の減水剤も好適に用い
られる。このポリカルボン酸系減水剤の具体例として
は、主成分がポリカルボン酸エーテル系の複合物(カル
シウム・ベース)等が挙げられる。市販されているもの
も好適に利用することができ、例えばエヌエムビー社製
の商品名SP−8N、花王(株)社製の商品名2000
WHZ等が挙げられる。その他の減水剤も利用すること
ができる。その他、減水剤と一緒にAE剤と消泡剤を利
用することができる。本発明の軽量コンクリートに用い
られるAE剤と消泡剤は、特に制限はない。例えば、A
E剤として日本シーカ社製の商品名シーカAER40、
消泡剤としてエヌエムビー社製の商品名404、竹本油
脂社製AE−4等が挙げられる。その他のAE剤と消泡
剤も利用することができる。本発明における減水剤の配
合割合は、採用される減水剤の種類、採用されるセメン
トの種類や水セメント比によっても相違するが、例えば
1. 2〜6. 0リットル/m3 、好ましくは3. 0〜
5. 0リットル/m3 がよい。
はない。例えば、アルミナセメントも、普通ポルトラン
ドセメントも、早強ポルトランドセメントも、ビーライ
トセメントも、フライアッシュセメント等も利用するこ
とができる。本発明に用いられる減水剤は、特に制限は
ない。例えば、ポリカルボン酸系の減水剤も好適に用い
られる。このポリカルボン酸系減水剤の具体例として
は、主成分がポリカルボン酸エーテル系の複合物(カル
シウム・ベース)等が挙げられる。市販されているもの
も好適に利用することができ、例えばエヌエムビー社製
の商品名SP−8N、花王(株)社製の商品名2000
WHZ等が挙げられる。その他の減水剤も利用すること
ができる。その他、減水剤と一緒にAE剤と消泡剤を利
用することができる。本発明の軽量コンクリートに用い
られるAE剤と消泡剤は、特に制限はない。例えば、A
E剤として日本シーカ社製の商品名シーカAER40、
消泡剤としてエヌエムビー社製の商品名404、竹本油
脂社製AE−4等が挙げられる。その他のAE剤と消泡
剤も利用することができる。本発明における減水剤の配
合割合は、採用される減水剤の種類、採用されるセメン
トの種類や水セメント比によっても相違するが、例えば
1. 2〜6. 0リットル/m3 、好ましくは3. 0〜
5. 0リットル/m3 がよい。
【0007】本発明に用いられる軽量骨材は、配合時に
絶乾状態ないし吸水率50%以下の割合で乾燥している
ものである。軽量骨材における粗骨材および細骨材は共
に限定されるものではなく、目的に応じて種々選択する
ことができる。例えば大島産天然軽量骨材のみ、あるい
はこれと人工軽量骨材とを併用することができる。人工
軽量骨材の具体的な例としては、細骨材として(株)サ
ンライト社製、商品名Gライト、粗骨材として日本セメ
ント社製、商品名スーパーアサノライト等が用いられ
る。人工軽量粗骨材と人工軽量細骨材の組み合わせも可
能である。その他の人工軽量粗骨材と人工軽量細骨材も
用いることができる。このような軽量骨材の配合割合
は、使用目的に応じて適宜決定することができる。本発
明に用いられる軽量骨材は濡らす必要がなく、絶乾状態
で用いることができる。しかしながら、必要に応じて軽
量骨材を濡らすこともでき、その軽量骨材の吸水率の半
分程度までの吸水状態でも使用できる。本発明に用いら
れる軽量骨材において、粗骨材または細骨材は、絶乾状
態の比重が1. 0未満であることが望ましい。
絶乾状態ないし吸水率50%以下の割合で乾燥している
ものである。軽量骨材における粗骨材および細骨材は共
に限定されるものではなく、目的に応じて種々選択する
ことができる。例えば大島産天然軽量骨材のみ、あるい
はこれと人工軽量骨材とを併用することができる。人工
軽量骨材の具体的な例としては、細骨材として(株)サ
ンライト社製、商品名Gライト、粗骨材として日本セメ
ント社製、商品名スーパーアサノライト等が用いられ
る。人工軽量粗骨材と人工軽量細骨材の組み合わせも可
能である。その他の人工軽量粗骨材と人工軽量細骨材も
用いることができる。このような軽量骨材の配合割合
は、使用目的に応じて適宜決定することができる。本発
明に用いられる軽量骨材は濡らす必要がなく、絶乾状態
で用いることができる。しかしながら、必要に応じて軽
量骨材を濡らすこともでき、その軽量骨材の吸水率の半
分程度までの吸水状態でも使用できる。本発明に用いら
れる軽量骨材において、粗骨材または細骨材は、絶乾状
態の比重が1. 0未満であることが望ましい。
【0008】本発明において、水セメント比は、50%
以下であることが好ましく、とくに20〜50%、さら
に好ましくは45%以下がよい。本発明においては、従
来の軽量コンクリートと同様に、ミキサー中に材料を投
入してから練りを行い、調合水および減水剤を投入、本
練りを行うことができ、所望の型枠に所望の手段をもっ
て打設することができる。また、その他の混和材料も必
要に応じて配合することができる。本発明の軽量コンク
リートの養生も、従来のコンクリートと同様の手段を採
用することができる。例えば蒸気養生も採用することが
でき、これによりひび割れ等の悪影響が発現することが
ない。
以下であることが好ましく、とくに20〜50%、さら
に好ましくは45%以下がよい。本発明においては、従
来の軽量コンクリートと同様に、ミキサー中に材料を投
入してから練りを行い、調合水および減水剤を投入、本
練りを行うことができ、所望の型枠に所望の手段をもっ
て打設することができる。また、その他の混和材料も必
要に応じて配合することができる。本発明の軽量コンク
リートの養生も、従来のコンクリートと同様の手段を採
用することができる。例えば蒸気養生も採用することが
でき、これによりひび割れ等の悪影響が発現することが
ない。
【0009】
【実施例】以下、本発明を実施例および比較例によりさ
らに説明する。 (実施例1)下記表1に示す配合率に従い、乾燥軽量骨
材、セメント、減水剤および水を配合し、生コンクリー
トを調製した。なお表1において、人工軽量細骨材およ
び人工軽量粗骨材は、(株)サンライト社製、商品名G
ライトであり、減水剤はポリカルボン酸系減水剤であ
り、エヌエムビー社製、商品名SP−8HEであり、A
Eは日本シーカ社製、商品名シーカAER40である。
Gライトの絶乾比重は1. 0未満である。
らに説明する。 (実施例1)下記表1に示す配合率に従い、乾燥軽量骨
材、セメント、減水剤および水を配合し、生コンクリー
トを調製した。なお表1において、人工軽量細骨材およ
び人工軽量粗骨材は、(株)サンライト社製、商品名G
ライトであり、減水剤はポリカルボン酸系減水剤であ
り、エヌエムビー社製、商品名SP−8HEであり、A
Eは日本シーカ社製、商品名シーカAER40である。
Gライトの絶乾比重は1. 0未満である。
【0010】
【表1】
【0011】上記配合率に従って、各材料をミキサー中
に投入してから練りを行い、調合水、減水剤およびAE
剤を投入し本練りを行った。生コンクリートの作業性は
十分であった。スランプ値は20cmであった。厚さ1
5cmの板状部材を造って見たが、製造は難しくなかっ
た。上記の生コンクリートを規定の型枠に打設し、10
×10×40cmの寸法の供試体を得て、その最大中性
化深さを測定した。その結果を表2に示す。
に投入してから練りを行い、調合水、減水剤およびAE
剤を投入し本練りを行った。生コンクリートの作業性は
十分であった。スランプ値は20cmであった。厚さ1
5cmの板状部材を造って見たが、製造は難しくなかっ
た。上記の生コンクリートを規定の型枠に打設し、10
×10×40cmの寸法の供試体を得て、その最大中性
化深さを測定した。その結果を表2に示す。
【0012】
【表2】
【0013】最大中性化深さとは、上記の供試体を、温
度20℃、湿度60%、炭酸ガス濃度5%の室内に材齢
91日および180日まで静置した後測定したものであ
る。なお、測定面は、供試体の長さ方向と直角に供試体
を端部から約16cmの位置で割裂した面とした。用いた
試薬は、JIS K8006で規定されている1%のフ
ェノールフタレインエタノール溶液を用いた。試薬の調
整は、95%エタノール90cm3 にフェノールフタレイ
ン1gを溶解した後、純水を加えて100cm3したもの
である。測定方法は、試薬を噴霧後コンクリート表面か
ら赤着色部までの距離をノギスで測定した。その結果、
最大中性化深さはコンクリート表面から180日の材齢
で0.5mm以下であった。
度20℃、湿度60%、炭酸ガス濃度5%の室内に材齢
91日および180日まで静置した後測定したものであ
る。なお、測定面は、供試体の長さ方向と直角に供試体
を端部から約16cmの位置で割裂した面とした。用いた
試薬は、JIS K8006で規定されている1%のフ
ェノールフタレインエタノール溶液を用いた。試薬の調
整は、95%エタノール90cm3 にフェノールフタレイ
ン1gを溶解した後、純水を加えて100cm3したもの
である。測定方法は、試薬を噴霧後コンクリート表面か
ら赤着色部までの距離をノギスで測定した。その結果、
最大中性化深さはコンクリート表面から180日の材齢
で0.5mm以下であった。
【0014】(実施例2)下記表3に示す配合率に従っ
て、実施例1と同様に軽量コンクリートを調製した。な
お表3において、人工軽量細骨材は(株)サンライト社
製、商品名Gライトであり、人工軽量粗骨材は日本メサ
ライト工業社製、商品名メサライト、減水剤は、ポリカ
ルボン酸系減水剤であり、花王社製商品名2000WH
Zである。Gライトの絶乾比重は1. 0未満である。
て、実施例1と同様に軽量コンクリートを調製した。な
お表3において、人工軽量細骨材は(株)サンライト社
製、商品名Gライトであり、人工軽量粗骨材は日本メサ
ライト工業社製、商品名メサライト、減水剤は、ポリカ
ルボン酸系減水剤であり、花王社製商品名2000WH
Zである。Gライトの絶乾比重は1. 0未満である。
【0015】
【表3】
【0016】上記配合率に従って、各材料をミキサー中
に投入してから練りを行い、調合水および減水剤を投入
し本練りを行った。コンクリートの作業性は十分であっ
た。スランプ値は16cmであった。厚さ18cm、1
m×2mの板状部材を製造して見たが、製造は難しくな
かった。上記の生コンクリートを規定の型枠に打設し、
10×10×40cmの寸法の供試体を得て、その最大
中性化深さを実施例1と同様に測定した。その結果を表
4に示す。
に投入してから練りを行い、調合水および減水剤を投入
し本練りを行った。コンクリートの作業性は十分であっ
た。スランプ値は16cmであった。厚さ18cm、1
m×2mの板状部材を製造して見たが、製造は難しくな
かった。上記の生コンクリートを規定の型枠に打設し、
10×10×40cmの寸法の供試体を得て、その最大
中性化深さを実施例1と同様に測定した。その結果を表
4に示す。
【0017】
【表4】
【0018】(比較例1)下記表5に示す配合率に従っ
て従来の軽量コンクリートを調製した。なお表5におい
て、人工軽量細骨材および人工軽量粗骨材は、日本セメ
ント社製、商品名アサノライトであり、両方共に表乾状
態(骨材の吸水率は50%以上である)で用いた。減水
剤は、ポリカルボン酸系減水剤であり、エヌエムビー社
製、商品名SP−8Nである。
て従来の軽量コンクリートを調製した。なお表5におい
て、人工軽量細骨材および人工軽量粗骨材は、日本セメ
ント社製、商品名アサノライトであり、両方共に表乾状
態(骨材の吸水率は50%以上である)で用いた。減水
剤は、ポリカルボン酸系減水剤であり、エヌエムビー社
製、商品名SP−8Nである。
【0019】
【表5】
【0020】上記配合率に従って、各材料をミキサー中
に投入してから練りを行い、調合水および減水剤を投入
し本練りを行った。生コンクリートの作業性は十分であ
った。スランプ値は18cmであった。上記の生コンク
リートを規定の型枠に打設し、10×10×40cmの
寸法の供試体を得て、その最大中性化深さを実施例1と
同様に測定した。その結果を表6に示す。
に投入してから練りを行い、調合水および減水剤を投入
し本練りを行った。生コンクリートの作業性は十分であ
った。スランプ値は18cmであった。上記の生コンク
リートを規定の型枠に打設し、10×10×40cmの
寸法の供試体を得て、その最大中性化深さを実施例1と
同様に測定した。その結果を表6に示す。
【0021】
【表6】
【0022】本発明(表3)の最大中性化深さは、材齢
180日において0.2mm以下であったのに対し、従来
(表5)のものは、約6倍以上の最大中性化深さであっ
た。このことから、本発明における軽量コンクリート
と、従来のそれとでは、炭酸化速度が大きく異なること
が確認できた。また表5の従来の軽量コンクリートより
も表1の本発明の軽量コンクリートは、水セメント比が
大きいにもかかわらず炭酸化速度が遅いことから、炭酸
化速度を遅らせるためには、本発明における乾燥した骨
材の使用が有効であることが確認された。
180日において0.2mm以下であったのに対し、従来
(表5)のものは、約6倍以上の最大中性化深さであっ
た。このことから、本発明における軽量コンクリート
と、従来のそれとでは、炭酸化速度が大きく異なること
が確認できた。また表5の従来の軽量コンクリートより
も表1の本発明の軽量コンクリートは、水セメント比が
大きいにもかかわらず炭酸化速度が遅いことから、炭酸
化速度を遅らせるためには、本発明における乾燥した骨
材の使用が有効であることが確認された。
【0023】(実施例3)下記表7に示す配合率に従っ
て本発明の方法による軽量コンクリートを調製した。な
お表7において、人工軽量細骨材および人工軽量粗骨材
は、日本セメント社製、商品名アサノライトであり、両
方共に絶乾状態で用いた。減水剤は、ポリカルボン酸系
減水剤であり、花王社製の商品名2000WHZであ
り、AE剤は日本シーカ社製商品名シーカAER40で
ある。
て本発明の方法による軽量コンクリートを調製した。な
お表7において、人工軽量細骨材および人工軽量粗骨材
は、日本セメント社製、商品名アサノライトであり、両
方共に絶乾状態で用いた。減水剤は、ポリカルボン酸系
減水剤であり、花王社製の商品名2000WHZであ
り、AE剤は日本シーカ社製商品名シーカAER40で
ある。
【0024】
【表7】
【0025】上記表7の配合率に従って、各材料をミキ
サー中に投入してから練りを行い、調合水および減水剤
を投入し本練りを行った。コンクリートの作業性は十分
であった。スランプ値は20cmであった。厚さ15c
mの板状部材、2m×3mの鉄筋入り平板を製造して見
たが、製造は難しくなかった。上記の生コンクリートを
規定の型枠に打設し、10×10×40cmの寸法の供
試体を得て、その最大中性化深さを実施例1と同様に測
定した。その結果を表8に示す。
サー中に投入してから練りを行い、調合水および減水剤
を投入し本練りを行った。コンクリートの作業性は十分
であった。スランプ値は20cmであった。厚さ15c
mの板状部材、2m×3mの鉄筋入り平板を製造して見
たが、製造は難しくなかった。上記の生コンクリートを
規定の型枠に打設し、10×10×40cmの寸法の供
試体を得て、その最大中性化深さを実施例1と同様に測
定した。その結果を表8に示す。
【0026】
【表8】
【0027】表8の結果から、本発明における軽量コン
クリートは従来のそれよりも炭酸化速度が著しく遅いこ
とが確認できた。
クリートは従来のそれよりも炭酸化速度が著しく遅いこ
とが確認できた。
【0028】(実施例4)表1、表3、表5、表7でそ
れぞれ調製した生コンクリートで、高さ5cmの50cm×
1mの無筋ブロック版を製造し、40℃、2時間の蒸気
養生を行った。表5のコンクリートは従来の人工軽量コ
ンクリートである。各々のブロック版は打設後18時間
で脱型したが、何の問題もなかった。ひび割れも発生し
なかった。製品(ブロック)としての作業性は、通常の
ものより軽量であることからシャンされているブロック
より大きく成形できるので、組積作業(組積面積)は、
通常の2倍かつ熟練者がとくに高齢者の場合、取り扱い
は容易になった。
れぞれ調製した生コンクリートで、高さ5cmの50cm×
1mの無筋ブロック版を製造し、40℃、2時間の蒸気
養生を行った。表5のコンクリートは従来の人工軽量コ
ンクリートである。各々のブロック版は打設後18時間
で脱型したが、何の問題もなかった。ひび割れも発生し
なかった。製品(ブロック)としての作業性は、通常の
ものより軽量であることからシャンされているブロック
より大きく成形できるので、組積作業(組積面積)は、
通常の2倍かつ熟練者がとくに高齢者の場合、取り扱い
は容易になった。
【0029】
【発明の効果】本発明の方法により調製された軽量コン
クリートは、絶乾状態ないし吸水率50%以下の割合で
乾燥している軽量骨材、セメント、減水剤および水を配
合して得られるために、従来の軽量コンクリートには見
られない遅い炭酸化速度を有し、軽量で作業性が良好で
ある。本発明の方法により調製された軽量コンクリート
は、任意の型枠に、任意の打設方法を適用できるため、
鉄筋コンクリート構造、鉄骨構造、木構造等の如何なる
形状・形態の構造物に対しても適用することができる。
また本発明の方法により調製された軽量コンクリート
は、遅い炭酸化速度を維持しながら、外観的にも優れ、
外壁材、内壁材等としても使用可能である。また外壁
材、内壁材の一部を構成する外壁部材または内壁部材、
床材、屋根材等としても使用できる。また、コンクリー
ト打放し仕上げ、タイル貼り、人造石貼り等による仕上
げが可能である。
クリートは、絶乾状態ないし吸水率50%以下の割合で
乾燥している軽量骨材、セメント、減水剤および水を配
合して得られるために、従来の軽量コンクリートには見
られない遅い炭酸化速度を有し、軽量で作業性が良好で
ある。本発明の方法により調製された軽量コンクリート
は、任意の型枠に、任意の打設方法を適用できるため、
鉄筋コンクリート構造、鉄骨構造、木構造等の如何なる
形状・形態の構造物に対しても適用することができる。
また本発明の方法により調製された軽量コンクリート
は、遅い炭酸化速度を維持しながら、外観的にも優れ、
外壁材、内壁材等としても使用可能である。また外壁
材、内壁材の一部を構成する外壁部材または内壁部材、
床材、屋根材等としても使用できる。また、コンクリー
ト打放し仕上げ、タイル貼り、人造石貼り等による仕上
げが可能である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C04B 103:30 111:40
Claims (4)
- 【請求項1】 軽量骨材、セメント、減水剤および水を
配合してなる軽量コンクリートの炭酸化抑制方法であっ
て、前記軽量骨材として、絶乾状態ないし吸水率50%
以下の割合で乾燥している軽量骨材を使用することを特
徴とする軽量コンクリートの炭酸化抑制方法。 - 【請求項2】 軽量骨材の絶乾状態の比重が1. 0未満
である請求項1記載の軽量コンクリートの炭酸化抑制方
法。 - 【請求項3】 水セメント比を50%以下に設定する請
求項1または2に記載の軽量コンクリートの炭酸化抑制
方法。 - 【請求項4】 水セメント比を45%以下に設定する請
求項3に記載の軽量コンクリートの炭酸化抑制方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31450997A JPH11131804A (ja) | 1997-10-29 | 1997-10-29 | 軽量コンクリートの炭酸化抑制方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31450997A JPH11131804A (ja) | 1997-10-29 | 1997-10-29 | 軽量コンクリートの炭酸化抑制方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11131804A true JPH11131804A (ja) | 1999-05-18 |
Family
ID=18054150
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31450997A Pending JPH11131804A (ja) | 1997-10-29 | 1997-10-29 | 軽量コンクリートの炭酸化抑制方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11131804A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7658780B2 (en) | 2005-08-02 | 2010-02-09 | Alberta Research Council Inc. | Method of treatment of wood ash residue |
| CN103803867A (zh) * | 2012-11-02 | 2014-05-21 | 李洪浩 | 废渣混凝土夹芯砌块的基料配方 |
| CN104591620A (zh) * | 2014-12-31 | 2015-05-06 | 中建商品混凝土有限公司 | 适用于高远程泵送的轻集料混凝土 |
| CN108002765A (zh) * | 2017-12-29 | 2018-05-08 | 成都精准混凝土有限公司 | 一种c30p16膨胀纤维混凝土配制及混凝土施工工艺 |
| CN110981322A (zh) * | 2020-01-14 | 2020-04-10 | 淮阴工学院 | 一种镍铁渣骨料混凝土 |
-
1997
- 1997-10-29 JP JP31450997A patent/JPH11131804A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7658780B2 (en) | 2005-08-02 | 2010-02-09 | Alberta Research Council Inc. | Method of treatment of wood ash residue |
| CN103803867A (zh) * | 2012-11-02 | 2014-05-21 | 李洪浩 | 废渣混凝土夹芯砌块的基料配方 |
| CN104591620A (zh) * | 2014-12-31 | 2015-05-06 | 中建商品混凝土有限公司 | 适用于高远程泵送的轻集料混凝土 |
| CN108002765A (zh) * | 2017-12-29 | 2018-05-08 | 成都精准混凝土有限公司 | 一种c30p16膨胀纤维混凝土配制及混凝土施工工艺 |
| CN110981322A (zh) * | 2020-01-14 | 2020-04-10 | 淮阴工学院 | 一种镍铁渣骨料混凝土 |
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