JPH1134346A - インクジットプリンタのメンテナンス機構 - Google Patents

インクジットプリンタのメンテナンス機構

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JPH1134346A
JPH1134346A JP19453397A JP19453397A JPH1134346A JP H1134346 A JPH1134346 A JP H1134346A JP 19453397 A JP19453397 A JP 19453397A JP 19453397 A JP19453397 A JP 19453397A JP H1134346 A JPH1134346 A JP H1134346A
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JP
Japan
Prior art keywords
ink
roll paper
head
nozzle
nozzle surface
Prior art date
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Application number
JP19453397A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Tokuda
博志 徳田
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Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ノズル面を払拭する構成と、ヘッドに強制的
にインクを吐出させる構成とを備えたインクジェットプ
リンタのメンテナンス機構において、大型化することな
くインクの吐出を良好に行わせる。 【解決手段】 キャリッジ3がメンテナンス領域まで移
動して、レバー117を図の手前方向に押すと、傘歯車
117a,123aを介して駆動力が伝達され、押圧片
123が図における反時計回りに揺動する。すると、ア
ーム115も反時計回りに揺動し、圧接板89をノズル
ヘッド31方向に突出させる。これによって、図11に
示すように、ロール紙7をノズル面36に当接させ、そ
のノズル面36を払拭することができる。この状態で定
量送りローラ85を駆動し、ロール紙7を搬送すると、
そのロール紙7に加わる張力により板部95がピン95
aを中心に時計回りに揺動する。このため、ロール紙7
とノズル面36と間に間隙が設けられ、ノズル面36か
らインクを強制的に吐出させる動作が良好に行える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インクジェットプ
リンタのメンテナンス機構に関し、詳しくは、インクジ
ェットプリンタのヘッドのノズル面を払拭する構成と、
そのヘッドに強制的にインクを吐出させる構成とを備え
たメンテナンス機構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、インクジェットプリンタのメ
ンテナンス機構として、紙等の払拭部材によってノズル
面を払拭する構成を備えた機構と、ヘッドに強制的にイ
ンクを吐出させ、インクと共にゴミ,気泡等を除去する
構成を備えた機構とが考えられている。そして、上記両
方の構成を備えたメンテナンス機構では、ヘッドをきわ
めて良好に浄化することができる。この両方の構成を備
えたメンテナンス機構としては、ノズル面に払拭部材を
当接させたままでインクを強制的に吐出させる機構が考
えられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この場合、
ノズル面が払拭部材に覆われた状態でインクを強制的に
吐出させるため、払拭部材が蓋となって吐出が良好に行
われない。このため、ヘッドを充分に浄化することがで
きない。また、ヘッドを払拭部材と対向しない位置まで
移動させ、その位置でインクを強制的に吐出させること
も考えられる。ところが、この場合、ヘッドの払拭を行
うための領域とインクの吐出を行うための領域とを設け
る必要が生じ、メンテナンス機構が大型化してしまう。
【0004】そこで、本発明は、ノズル面を払拭する構
成と、ヘッドに強制的にインクを吐出させる構成とを備
えたインクジェットプリンタのメンテナンス機構におい
て、大型化することなくインクの吐出を良好に行わせる
ことを目的としてなされた。
【0005】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】上記目的
を達するためになされた請求項1記載の発明は、インク
ジェットプリンタのヘッドのノズル面を払拭する払拭部
材と、上記ヘッドに向けて上記払拭部材を移動させ、上
記ノズル面に上記払拭部材を当接させる移動手段と、上
記ヘッドに強制的にインクを吐出させ、上記ヘッドを浄
化するパージ手段と、を備えたインクジェットプリンタ
のメンテナンス機構において、上記パージ手段が、上記
ヘッドが上記払拭部材に対向しているときにインクを吐
出させると共に、上記パージ手段によるインクの吐出時
に上記払拭部材を退避させ、上記ノズル面と上記払拭部
材との間に間隙を設ける退避手段を、更に備えたことを
特徴としている。
【0006】このように構成された本発明では、移動手
段はノズル面に払拭部材を当接させる。すると、その払
拭部材により、ヘッドのノズル面を払拭することができ
る。また、パージ手段は、ヘッドが払拭部材に対向して
いるときに、そのヘッドに強制的にインクを吐出させ
る。このため、吐出されたインクと共にゴミ,気泡等を
除去して、ヘッドを浄化することができる。しかも、こ
のインクの吐出時には、退避手段が払拭部材を退避させ
る。すると、ノズル面と払拭部材との間に間隙が設けら
れる。このため、払拭部材と対向した位置でインクを吐
出しているにも関わらず、払拭部材がその吐出に対して
蓋とならず、良好にヘッドを浄化することができる。従
って、本発明では、機構を大型化することなく、インク
の吐出も、ノズル面の払拭も、共に良好に行うことがで
きる。よって、本発明のメンテナンス機構を備えたイン
クジェットプリンタでは、きわめて鮮明な画像を形成す
ることができると共に、良好に小型化を図ることができ
る。
【0007】請求項2記載の発明は、請求項1記載の構
成に加え、上記退避手段が、上記払拭部材を揺動させる
ことによって退避させ、その退避時には、上記払拭部材
の下端を上記ノズルに当接させた状態に保持することを
特徴としている。本発明の退避手段は、払拭部材を揺動
させることによって退避させ、その退避時には、払拭部
材の下端を上記ノズルに当接させた状態に保持する。こ
のように、払拭部材の下端がノズルに当接していると、
パージ手段によってインクが吐出されたとき、払拭部材
は吐出されたインクを良好に受け止めることができる。
このため、インクの吐出により汚損される範囲を狭める
と共に、その吐出によるノズルの浄化を一層良好に行う
ことができる。また、払拭部材を揺動させることによっ
て退避させる場合、払拭部材を全体的にノズルから引き
離す場合に比べて構成を簡略化することができる。
【0008】従って、本発明では、請求項1記載の発明
の効果に加えて、メンテナンス機構を一層良好に小型化
すると共に、ノズルを一層良好に浄化し、製造コストも
低減することができるといった効果が生じる。よって、
インクジェットプリンタの小型化,低価格化,高画質化
を一層推進することができる。
【0009】請求項3記載の発明は、請求項1または2
記載の構成に加え、上記払拭部材が、ロール状に巻回さ
れた帯体であり、該帯体を搬送して、その帯体の上記ノ
ズルと対向する部分を更新する搬送手段を、更に備えた
ことを特徴としている。本発明では、払拭部材がロール
状に巻回された帯体であり、搬送手段は、その帯体を搬
送して、帯体のノズルと対向する部分を更新する。この
ため、ノズルの払拭を、汚れていない未使用の帯体で行
うことができる。
【0010】従って、本発明では、請求項1または2記
載の発明の効果に加えて、ノズルの払拭を一層良好に行
って、一層良好に浄化することができるといった効果が
生じる。よって、インクジェットプリンタの高画質化を
一層推進することができる。請求項4記載の発明は、請
求項3記載の構成に加え、上記退避手段が、上記搬送手
段により上記帯体に加えられる張力を利用して、上記帯
体を退避させることを特徴としている。
【0011】本発明では、退避手段は、搬送手段によっ
て帯体に加えられる張力を利用して、その帯体を退避さ
せる。すなわち、退避手段は、帯体を退避させるために
搬送手段の駆動力を利用している。このため、帯体を退
避させるために特別なアクチュエータ等を設ける必要が
ない。従って、本発明では、請求項3記載の発明の効果
に加えて、構成を一層簡略化すると共に、その製造コス
トを一層良好に低減することができるといった効果が生
じる。よって、インクジェットプリンタの小型化,低価
格下を一層推進することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を図面
と共に説明する。図1は、本発明が適用されたインクジ
ェットプリンタの基本構成を表す概略図である。なお、
本実施の形態のインクジェットプリンタは、固形インク
を熱溶融して噴射するいわゆるホットメルトインクジェ
ットプリンタである。
【0013】図1に示すように、本インクジェットプリ
ンタのヘッド1は、キャリッジ3(図8)に搭載され、
ガイド軸5に沿って移動可能に構成されている。ヘッド
1は、移動範囲の中央近傍を搬送される被記録媒体とし
ての記録紙(図示せず)にインクを噴射して画像を形成
すると共に、その画像形成の前後または所定タイミング
でガイド軸5の左端(図1における左端)近傍のメンテ
ナンス領域へ移動して、払拭部材及び帯体としてのロー
ル紙7によるメンテナンス動作を受ける。なお、キャリ
ッジ3は、モータ8にベルト9を介して接続され、その
モータ8の回転に応じてガイド軸5に沿って移動する周
知のものである。
【0014】次に、ヘッド1の構成について、図2〜4
を用いて説明する。なお、図2はヘッド1の分解斜視図
であり、図3は、そのヘッド1のインクタンク10の上
面図、図4(a)及び(b)は図3のB−B線及びC−
C線切断端面図である。また、ヘッド1の構成について
は、特願平8−305325号に詳しく説明したので参
照されたい。
【0015】ヘッド1は、図2に示すように、インクタ
ンク10、フロントパネル30、溶融タンク40、カム
50及び制御基板ステージ70を備えている。インクタ
ンク10は、フロントパネル30を取り付けるための傾
斜した前面部15と、ホットメルトインク(以下、単に
インクと表記することもある。)を溜めておくことがで
きるカラー出力(イエロー、マゼンタ、シアン、ブラッ
ク)用の四組の主室11及び副室13と、インクタンク
上蓋19と、インクタンク10の裏面に取り付けられた
インクタンクヒータ17とを備え、更に、図4(b)に
示すように、インクタンク10の各々の主室11及び副
室13の底面裏側に、下方へ開口した連通路21を備え
ている。
【0016】主室11は、上方から見た形状が図2に示
すようにL字形の形状をしており、連通路21へ通じる
主室入口21a(図4(b))と、フロントパネル30
へ通じる主室出口22a(図4(a),図2)と、フィ
ルタ29(図4(a))とを備えている。フィルタ29
は、ステンレススチールの繊維を焼結させて紙状にした
後、プレスすることによって製作されたものであり、各
繊維が複雑に曲折して重なり合い、三次元構造の通路を
有するものである(例えば、「トミーファイレックS
S」(登録商標):株式会社巴川製紙所製)。
【0017】副室13は、連通路21へ通じる副室出口
21bと、フロントパネル30へ通じる副室入口22b
と、図2及び図4(b)に示すように、副室出口21b
及び副室入口22bのどちらか一方を塞ぐと他方を開放
するほぼ逆T字形の弁開閉レバー24を備えている。
【0018】弁開閉レバー24は、アルミニウム合金ダ
イキャスト製であり、図4(b)に示すように、副室出
口21bと副室入口22bとの間に設けられたレバー台
座25を支持点として揺動可能な状態で取り付けられて
いる。また、弁開閉レバー24は、圧接弁27及び28
を備えており、板バネ26に付勢されることによって、
通常時には圧接弁28が副室入口22bを密閉する状態
を保持している。ここで、圧接弁27の圧接面は球面形
状、それに対応する副室出口21bの口縁部はテーパ面
形状であり、圧接弁28の圧接面は平面形状、それに対
応する副室入口22bの口縁部は環状に突出した形状で
ある。また、圧接弁27及び28は、シリコーンゴム製
であり、ショア硬さは約40°、耐熱温度は約200℃
である。
【0019】インクタンク上蓋19は、図2に示すよう
に、フロントパネル30の形状に合わせたフロントパネ
ルカバー部19aと、副室13をカバーする副室カバー
部19bと、弁開閉レバー24の上端部24aを露出さ
せるための長孔19cと、溶融タンク40から副室13
へホットメルトインクを供給するためのインク投入口1
9dと、各主室11へ後述のポンプ160から圧縮空気
を送るための空気室20と、空気室20からインクタン
ク10の側面に開口した貫通孔20bと、空気室20を
封じるための空気室蓋20aとを備えている。なお、イ
ンクタンク上蓋19の空気室20は、図4(a)に示す
ように、主室11へ通じる貫通孔23を備えている。
【0020】フロントパネル30は、図2に示すよう
に、前面に、4つのノズルヘッド31を備え、その裏面
には、各主室11から各ノズルヘッド31へ通じる往路
35(図4(a))及び各ノズルヘッド31から各副室
13へ通じる復路37(図4(b))が形成されてい
る。更に、図2及び図4に示すように、フロントパネル
30の裏面には、往路35及び復路37を覆うように蓋
パネル30aが取り付けられており、そして、蓋パネル
30aの裏面にフロントパネルヒータ33が取り付けら
れている。なお、図4に示すように、各主室11から各
往路35へは往路入口35aが、各往路35から各ノズ
ルヘッド31へは往路出口35bが、各ノズルヘッド3
1から各復路37へは復路入口37bが、各復路37か
ら各副室13へは復路出口37aがそれぞれ設けられて
いる。
【0021】ノズルヘッド31は、圧電変換素子38を
備え、往路出口35bを介して供給されたインクを、そ
の圧電変換素子38の体積変化に応じて噴射する。ま
た、ノズルヘッド31へ供給されたインクは、復路入口
37b及び復路37を経由して副室13へと循環可能に
なっている。
【0022】カム50は、インクタンク上蓋19の上
に、図3の左右方向へ摺動可能な状態で取り付けられて
おり、当接面50a付近をインクタンク上蓋19上から
右方へ突出させている。また、カム50はカム面50b
を4つ備えており、カム50の左端に設けられた突起5
2と、インクタンク上蓋19に設けられた突起19eと
の間に架け渡されたスプリング51に付勢されることに
よって、通常時にはカム面50bが弁開閉レバー24の
上端部24aに触れない状態を保持している。
【0023】溶融タンク40は、図2に示すように、
黒、シアン、マゼンタ、イエローの各色毎に4つの部屋
に分かれており、各部屋は固形インクを投入して格納で
きるように、上部が開口された箱状になっている。ま
た、この溶融タンク40の各部屋の下部には、図4
(b)に示すように、溶融したインクを副室13に導く
ための導通路47が形成されている。
【0024】溶融タンク40には、図示しないインク投
入機から固形インクが投入される。溶融タンク40はヒ
ータを備えており、そのヒータによって固形インクを溶
融させ、導通路47を介してインクタンク10の副室1
3に供給する。更に、制御盤ステージ70は、図示しな
い制御基板を備えており、ヘッド1の上部に取り付けら
れている。
【0025】このように構成されたヘッド1では、制御
盤ステージ70は、各種ヒータ17,33等を駆動して
固形インクを溶融状態に保持した後、印字データ等に基
づいて前述のように圧電変換素子38を駆動し、インク
を噴射する。また、上記メンテナンス領域へ移動したと
きには、次のようなパージングを実行することができ
る。なお、パージングとは、フロントパネル30及びノ
ズルヘッド31内のインクに主室11側から加圧して、
不吐出の原因となるインク中の気泡、ゴミをインクと一
緒にノズル部分31a(図14参照)のものはノズルか
ら外に、フロントパネル30内のものは副室13に送り
込み、それぞれに、フィルタ29で濾過したきれいなイ
ンクを充填する作業である。インク中に気泡が混じるの
は、電源を切ったときヘッドの温度が下がりインクが固
化し、再び電源を入れインクが溶けるときに発生する。
ゴミはノズルから入り込む場合がある。
【0026】すなわち、ヘッド1がメンテナンス領域へ
移動すると、カム50の当接面50aがプリンタ本体の
フレーム54(図3参照)に押し付けられると共に、そ
のフレーム54に設けられた中空円筒状のキャップ55
が貫通孔20bを被覆する。すると、カム50はインク
タンク上蓋19の上を相対的に左方向に摺動し、カム面
50bが弁開閉レバー24の上端部24aを図3の下方
向に押し動かす。このため、弁開閉レバー24はレバー
台座25を支点として揺動し、圧接弁28と副室入口2
2bとの圧接が解け、更に揺動が進むと圧接弁27と副
室出口21bとが圧接し、副室入口22bが開放、副室
出口21bが密閉された状態となる。
【0027】また、このとき、キャップ55が貫通孔2
0bを被覆しているので、そのキャップ55の中空部に
接続されたパイプ57を介して後述のポンプ160から
圧縮空気を送り込めば、次のように気泡を押し出すこと
ができる。すなわち、上記圧縮空気の送り込みによっ
て、主室11内の気圧が上昇する。副室出口21bが密
閉され、副室入口22bが開放されているので、気泡を
含んだインクは主室11からフィルタ29で気泡、ゴミ
を濾過され、主室出口22a、往路入口35a、往路3
5、往路出口35bを経てノズルヘッド31に達する。
次に、ノズル部分31aから外に排出(吐出)される経
路と、復路入口37b側へ向かう2経路に分かれる。そ
れぞれの流量比は往路35、復路37、ノズル部分31
aの流路抵抗の設定により決められている。復路入口3
7b側の経路は復路37、復路出口37a、副室入口2
2bを経由して、副室13へ送られる。これにより、往
路35内、ノズル部分31a、復路37内の気泡を含ん
だインクはきれいなインクに置き換えられる。
【0028】その後、ヘッド1を左へ移動させて、当接
面50aをフレーム54から離すと、弁開閉レバー24
の上端部24aは、カム面50bによって押し付けられ
なくなる。すると、弁開閉レバー24は、板バネ26の
付勢力によってレバー台座25を支点として揺動し、副
室入口22bが密閉、副室出口21bが開放された状態
となる。これによって、パージングにより副室13内に
強制的に送られたインクを、連通路21から主室11に
帰還させ、主室11と副室13の液面を同じレベルにす
ることができる。
【0029】また、上記パージングの実行時には、イン
クの一部がノズルヘッド31のノズル面36から吐出さ
れるが、本インクジェットプリンタでは、メンテナンス
領域にロール紙7を設けているので、このロール紙7に
よって上記ノズル面36を払拭すると共に、上記吐出さ
れたインクを受け止めることができる。次に、このロー
ル紙7の搬送やノズルヘッド31への圧接を行うメンテ
ナンス機構としてのメンテナンスユニット100の構成
について説明する。まず、ロール紙7は消耗品であるの
で、図5,6に示すカセット80に保持され、使用後は
カセット80ごと交換、もしくはロール紙7のみ交換さ
れる。ユーザーへの供給はカセット80と交換用のロー
ル紙7のセットとの両方で行われ、ユーザーの都合のよ
い方を選択できる。図5は、カセット80の構成を表す
左側面図であり、図6はその縦断面図である。
【0030】図5,6に示すように、カセット80は、
ヒンジ80aを中心に開閉可能に構成された蓋81と本
体82とからなっている。本体82内部には、内壁面に
突出して未使用のロール紙7を支持するピン83と、そ
のロール紙7を搬送する定量送りローラ85と、その搬
送されたロール紙7を巻き取る巻き取り軸87と、ロー
ル紙7をノズルヘッド31に圧接する圧接板89とを備
えている。なお、ピン83が形成された本体82側壁
は、略U字形の切り込みを形成されてバネ部82aとな
っている。このため、ピン83は、ロール紙7の装着時
に外側へ揺動し、後に弾性力で復帰してロール紙7の紙
管を支持する。また、定量送りローラ85及び巻き取り
軸87の回転軸は本体82の左右側面に突出し、本体8
2の左側面外側に、それぞれギヤ91及び92が固定さ
れている。
【0031】更に、本体82の側壁には、ピン83外周
から定量送りローラ85に至るロール紙7の搬送経路に
略直交する長穴82bが形成され、その長穴82bに圧
接板89の支持部93に形成されたピン93aが嵌合し
ている。圧接板89は、この支持部93と、支持部93
にピン95aを介して揺動自在に接続された板部95
と、板部95を支持部93から隔離方向に付勢する圧縮
コイルバネ97とを備えている。また、本体82の左右
側面には、図5に示すように、ガイド用のピン82cが
突設されている。
【0032】蓋81の内部には、ニップローラ98が、
蓋81に形成された小判穴81aを介して設けられてい
る。このニップローラ98は、プリンタ本体への装着時
に、そのプリンタ本体の上部フレームに設けられた板バ
ネ99による押圧力を受け、定量送りローラ85に圧接
されてロール紙7を挟み込む。更に、蓋81の上方(図
5,6における上方)には、ロール紙7を外部に突出さ
せるための開口部81bと、巻き取り軸87側のロール
紙7の量を検出するための開口部81cとが、本体82
の下方には、後述のセンサ110によってピン83側の
ロール紙7の有無を検出するための開口部82dが、そ
れぞれ形成されている。なお、開口部81b周囲には、
板バネ99を貫通させるための切欠部81dも形成され
ている。
【0033】次に、図7は、カセット80装着時のメン
テナンスユニット100の構成を表す正面図であり、図
8はそのD−D線断面図、図9はその左側面図である。
なお、図7では、圧接板89を省略しており、図9で
は、サイドフレーム102を仮想線で描いている。
【0034】図7,8に示すように、メンテナンスユニ
ット100は一対のサイドフレーム102,103を備
え、各サイドフレーム102,103には、ピン82c
及び巻き取り軸87を個々に誘導するガイド104及び
105が形成されている(図8)。ガイド104,10
5に沿ってカセット80を装着するとき、その下方に配
設されたセンサ110の可動部111及び113が軸1
11a,113aを中心に揺動する。そして、カセット
80が完全に装着されると、キャリッジ3側の可動部1
11が、カセット80内でピン83によって保持された
ロール紙7に当接する。このセンサ110は、可動部1
11の揺動状態に基づき、ロール紙7の有無を検出する
ものである。
【0035】また、カセット80の両側に突出した圧接
板89のピン93aは、メンテナンスユニット100の
前端(キャリッジ3側:以下、カセット80に対しても
同様に前後を定義する)を中心に揺動する一対のアーム
115の先端に係合する。メンテナンスユニット100
の更に前方には、キャリッジ3に当接して揺動するレバ
ー117が設けられ、このレバー117の揺動に応じて
圧接板89が次のように突出する。
【0036】レバー117は、メンテナンスユニット1
00の前方に突出した軸121(図7)を中心に揺動可
能に配設され、キャリッジ3が前述のメンテナンス領域
まで移動すると、そのキャリッジ3に押されて図7の二
点鎖線で示す位置まで時計回りに揺動する。レバー11
7には軸121を中心にした傘歯車117aが一体形成
され、その傘歯車117aは、押圧片123に一体形成
された傘歯車123aに噛合している。押圧片123
は、軸121と平行に突出した軸125先端と、軸12
1先端との間に揺動自在に架設され、レバー117の上
記揺動に伴って図8における反時計回り(図9における
時計回り)に揺動する。なお、押圧片123の構成を明
示するため、図8では軸121を、図9では軸121,
125及びレバー117を、それぞれ省略して描いた。
【0037】一対のアーム115の前端部には、鉄板1
29が架設され、押圧片123の先端は、上記揺動に伴
って鉄板129を押圧する。図8,9,13に示すよう
に、各アーム115は、軸115aを中心に揺動する上
アーム131、及び、その上アーム131の略中間部に
設けられた鍵状孔131bの小径部に嵌まる段付きカシ
メピン133bを中心として揺動可能な下アーム133
を備え、上アーム131の前端部が鉄板129の左右端
縁に固定乃至はそれら両者が一枚の金属板によって一体
に折曲形成されている。また、下アーム133の前端と
鉄板129の下端との間には、引張コイルバネ135が
架設されている。この引張コイルバネ135によって下
アーム133の先端(後端)は上方に付勢され、通常時
には上アーム131の前端下縁部に折曲形成された突片
131cに対して、下アーム133の前端下縁部が当接
した状態、すなわち、上アーム131及び下アーム13
3の後端間に、ピン93aがちょうど嵌合する程度の間
隙115bが形成される状態に保持される。なお、引張
コイルバネ135は、下アーム133の段付きカシメピ
ン133bが、上アーム131の鍵状孔131bにおけ
る小径部側から大径部側に移動しないようにする作用を
も行い、それらの嵌合を維持する。
【0038】そして、前述のように鉄板129が押圧片
123によって押圧されると、アーム115全体が軸1
15aを中心として図9における時計回りに揺動し、圧
接板89をロール紙7と共に突出させる。また、圧接板
89がロール紙7を挟んでノズルヘッド31等に当接し
たときは、下アーム133が段付きカシメピン133b
の周りに引張コイルバネ135の付勢力に抗して図9に
おける反時計回り(図8における時計回り)に揺動する
ことにより、当接時の衝撃を緩和することができる。し
かも、各部材に製造上或いは組立上において多少の誤
差、ばらつき等があったとしても、また、印字品質向上
のためノズル面36のプラテンからの距離が印刷用紙の
種類にあわせて変更されても、ノズル面36に均一に圧
設板89を圧接することができる。すなわち、アーム1
15及び圧接板89が移動手段に相当する。更に、押圧
片123からの押圧力が作用しないときは、アーム11
5は、板バネ137(図8)の作用により下降位置に保
持される。
【0039】次に、メンテナンスユニット100を駆動
するギヤ機構について、図9を用いて説明する。メンテ
ナンスユニット100の前端に設けられたギヤ141
は、記録紙搬送用の図示しない搬送ローラと同軸に構成
され、その搬送ローラの駆動力を伝達されて回転する。
ギヤ141と噛合するギヤ142には、くの字形に屈曲
したレバー142aが同軸状に揺動可能に設けられてい
る。レバー142aの一端には、ギヤ142と噛合する
ギヤ143が設けられ、いわゆる遊星歯車機構を構成し
ている。また、レバー142aの他端は、上アーム13
1の下辺に設けられた当接片131aに当接可能となっ
ている。
【0040】ギヤ141は、記録紙の搬送時には時計回
りに回転しており、このため、ギヤ142は反時計回り
に、ギヤ143は時計回りに回転する。これによって、
レバー142aが反時計回りに揺動し、ギヤ143は、
大小二つの歯車を一体化した隣接するギヤ144に噛合
しない。なお、図9には、この状態におけるギヤ141
〜143及びレバー142aの動きを矢印で示した。ま
た、レバー142aは、図9に示す位置まで揺動したと
き、図示しないストッパにより係止されてそれ以上揺動
しない。従って、記録紙を搬送してヘッド1による画像
形成を行っている間は、メンテナンスユニット100に
駆動力が伝達されない。
【0041】搬送ローラが逆転して、ギヤ141に反時
計回りの回転が伝達されると、レバー142aは時計回
りに揺動する。ところが、図9に実線で示すようにアー
ム115が下方に揺動していると、レバー142aの他
端が上アーム131の当接片131aに当接するため、
ギヤ143がギヤ144に噛合しない。モータ8により
キャリッジ3をメンテナンス領域まで移動させ、上アー
ム131を図9に二点鎖線で示す位置まで押し上げたと
きに搬送ローラが逆転すると、レバー142aが図9に
二点鎖線で示す位置まで揺動し、ギヤ143がギヤ14
4の大径部に噛合する。すなわち、キャリッジ3がメン
テナンス領域の近傍まで移動し、かつ、搬送ローラが逆
転したときにのみ、ギヤ144以降の機構に駆動力が伝
達されるようになっている。
【0042】ギヤ144の小径部は大径のギヤ145を
介してギヤ146に噛合している。このギヤ146も大
小二つの歯車を一体化した構成を有しており、ギヤ14
5はギヤ146の大径部に噛合する。ギヤ146の図示
しない小径部は、カセット80が完全に装着されたと
き、そのカセット80の左側面に露出したギヤ91に噛
合するようになっている。また、ギヤ144の大径部は
ギヤ147,148を介してギヤ149に噛合してい
る。ギヤ149は、図10に示すように、大小二つの歯
車を一体化した構成を有しており、その小径部は大径の
ギヤ150に噛合している。このギヤ150は、カセッ
ト80を完全に装着したとき、そのカセット80のギヤ
92に噛合する(図9)。このため、ギヤ144に駆動
力を伝達すると、ギヤ91及び92と一体化されたカセ
ット80の定量送りローラ85及び巻き取り軸87を回
転させ、ロール紙7を搬送することができる。
【0043】更に、ギヤ149の大径部は、溝カム15
5と一体に回転するギヤ157に噛合している。溝カム
155は、図10に示すように、偏心した略円環状の2
本の溝158,159を有しており、この溝158,1
59によってポンプ160を駆動するものである。すな
わち、ポンプ160は、溝158にピン161aを係合
させて摺動するピストン161と、溝159にピン16
3aを係合させて摺動するピストン163とを備え、そ
のピストン161,163が嵌合するシリンダ165に
は吸気口165a及び排気口165bが形成されてい
る。
【0044】このため、溝カム155が回転すると、ピ
ストン161,163が異なる位相で摺動し、両者の間
に形成される空間の体積が増減する。また、このとき、
吸気口165aまたは排気口165bのいずれか一方が
ピストン161または163によって塞がれるので、排
気口165bからパイプ57(図3)を介して、ヘッド
1の空気室20へ圧縮空気を送り込むことができる。従
って、キャリッジ3をメンテナンス領域に配設した後、
搬送ローラを逆転させれば、ロール紙7を搬送しながら
前述のパージングを行うことができる。すなわち、ポン
プ160がパージ手段に、定量送りローラ85及び巻き
取り軸87が搬送手段に、それぞれ相当する。
【0045】次に、キャリッジ3の移動に伴う圧接板8
9及びロール紙7の動作について、図11,12を用い
て説明する。キャリッジ3がメンテナンス領域まで移動
すると、前述のように圧接板89が上方に突出し、図1
1に示すように、ノズルヘッド31のノズル面36に、
板部95がロール紙7を挟んで圧接される。板部95の
表面には、その上下端縁に沿って一対の突条95bが形
成され、ロール紙7はその突条95bの間に張設され
る。このため、板部95表面のロール紙7にはきわめて
良好な平面性が確保され、ロール紙7は良好にノズル面
36に密着する。この動作により、ノズル面36周囲の
汚れを拭き取ることができる。
【0046】続いて、搬送ローラを逆転させると、前述
のように定量送りローラ85及び巻き取り軸87が回転
してロール紙7を搬送する。このとき、ピン95aが設
けられた側の板部95下端はノズルヘッド31との間に
ロール紙7をしっかりと挟み付けており、その部分と定
量送りローラ85との間に架設されたロール紙7に張力
が加わる。この張力によって、板部95はピン95aを
中心に、圧縮コイルバネ97の付勢力に抗して下方(図
11における時計回り)に揺動する。このため、図12
に示すようにロール紙7が退避して、ノズル面36とロ
ール紙7との間に間隙が設けられる。すなわち、板部9
5が退避手段に相当する。
【0047】前述のように、このとき、ロール紙7の搬
送と同時にパージングが行われるが、上記間隙が設けら
れたことによって、パージングに伴うノズル面36から
のインクの吐出が円滑に行われる。そして、板部95の
下端がロール紙7を挟んでノズルヘッド31に圧接され
ているので、上記吐出されたインクを良好にロール紙7
によって受け止めることができる。また、定量送りロー
ラ85及び溝カム155は、共にギヤ144に連動して
いるので、ポンプ160から送られる空気量とロール紙
7の搬送量とは比例する。このため、パージングに伴う
インクの吐出量とロール紙7との搬送量とも比例する。
従って、上記吐出されたインクをきわめて良好に受け止
めると共に、ロール紙7の無駄も防ぐことができる。
【0048】次に、キャリッジ3を少しだけ左へ移動さ
せ、貫通孔20b(図2)とキャップ55(図3)との
間に間隙を設けると、パージングは停止されるもののロ
ール紙7の搬送は可能な状態となる。この状態でロール
紙7を搬送し続ければ、板部95表面に、汚れていない
未使用のロール紙7を配設することができる。その後、
キャリッジ3を更に左へ移動させてレバー117から隔
離し、再びメンテナンス領域へ移動させると、図11で
説明したように、未使用のロール紙7がノズル面36に
圧接される。この動作により、パージング後にノズル面
36に残されたインクも拭き取ることができ、ヘッド1
のメンテナンス動作が終了する。
【0049】以上説明したように、メンテナンスユニッ
ト100では、パージングの実行時にはノズル面36と
ロール紙7との間に間隙を設けている。このため、ロー
ル紙7との対向位置でインクを吐出しているにも関わら
ず、ロール紙7がその吐出に対して蓋とならず、吐出さ
れたインクと共にゴミ,気泡等を良好に除去することが
できる。また、ロール紙7をノズルヘッド31の下端
(ノズルヘッド31は真下に向いていない)に当接させ
てインクを受け止めているので、上記パージングによる
ヘッド1の浄化をきわめて良好に行うことができる。
【0050】更に、メンテナンスユニット100では、
前述のようにロール紙7を搬送しながらパージングを実
行したり、ロール紙7を搬送して未使用の部分を圧接板
89上に配設し、その部分によってノズル面36を払拭
したりすることができる。このため、上記パージングに
よる浄化も、ノズル面36の払拭も一層良好に行って、
ヘッド1を一層良好に浄化することができる。従って、
本インクジェットプリンタでは、きわめて鮮明な画像を
形成することができる。
【0051】また、メンテナンスユニット100では、
定量送りローラ85がロール紙7を引っ張る力を利用し
て板部95を揺動させ、ロール紙7を退避させているの
で、ロール紙7を退避させるために特別なアクチュエー
タを設ける必要がない。このため、メンテナンスユニッ
ト100の構成を簡略化すると共に、その製造コストを
低減することができる。従って、本インクジェットプリ
ンタでは、小型化,低下価格化を一層推進することがで
きる。更に、メンテナンスユニット100では、このよ
うに構成を簡略化すると共に、パージングによって汚損
される範囲を、ロール紙7によるインクの受け止めによ
って狭めることができる。従って、インクジェットプリ
ンタの小型化を一層推進することができる。
【0052】また更に、上記実施の形態では、キャリッ
ジ3がメンテナンス領域に移動していないときには、当
接片131aとレバー142aとの当接によって、定量
送りローラ85,及び巻き取り軸87に駆動力が伝達さ
れないようにしている。すなわち、ヘッドが払拭部材と
の対向位置に配設されていないときには搬送手段への駆
動力の伝達を禁止する禁止手段、を更に備えている。こ
のため、ロール紙7がノズルヘッド31に当接していな
いにも関わらずロール紙7を搬送して、ロール紙7の無
駄を生じることが防止できる。
【0053】なお、本発明は上記実施の形態になんら限
定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲
で種々の形態で実施することができる。例えば、ノズル
面を払拭する払拭部材としては、ロール紙7の他、不織
布等を用いてもよい。また、ノズル面の払拭とは、ノズ
ル面に払拭部材を当接させたまま相対的に擦り動かすこ
とも、ノズル面に払拭部材を単に当接させることも含ん
でいる。
【0054】上記実施の形態では、主としてロール紙7
をノズル面36に当接させることによって払拭を行って
いるが、例えば、次のような構成を採用すれば、ノズル
面36にロール紙7を当接させたまま相対的に擦り動か
すことができる。すなわち、ロール紙7の搬送時に板部
95が揺動しない程度に、圧縮コイルバネ97の弾発力
を設定するのである。こうすれば、ロール紙7をノズル
面36に当接させたままロール紙7を搬送し、ノズル面
36をロール紙7で擦ることができる。この場合も、パ
ージング時におけるピン83側からのロール紙7の繰り
出しを、ストッパ等によって禁止すれば、前述のように
板部95を揺動させることができる。
【0055】更に、上記実施の形態では、板部95を揺
動させることによってロール紙7を退避させているが、
圧接板89全体を下降させることによってロール紙7を
退避させてもよい。但し、上記実施の形態のように、板
部95を揺動させる方が、構成を簡略化することができ
る。従って、上記実施の形態では、ロール紙7を全体的
にノズル面36から引き離す場合に比べ、インクジェッ
トプリンタの小型化,低価格化を一層推進することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用されたインクジェットプリンタの
基本構成を表す概略図である。
【図2】そのインクジェットプリンタのヘッドの構成を
表す分解斜視図である。
【図3】そのヘッドのインクタンクの構成を表す上面図
である。
【図4】そのインクタンクの構成を表すB−B線及びC
−C線切断端面図である。
【図5】上記ヘッドのメンテナンス用のカセットの構成
を表す左側面図である。
【図6】そのカセットの構成を表す縦断面図である。
【図7】そのカセット装着時のメンテナンスユニットの
構成を表す正面図である。
【図8】そのメンテナンスユニットの構成を表すD−D
線断面図である。
【図9】そのメンテナンスユニットの構成を表す左側面
図である。
【図10】そのメンテナンスユニットのポンプ近傍の構
成を表す右側面図である。
【図11】そのメンテナンスユニットによる払拭の動作
を表す説明図である。
【図12】そのメンテナンスユニットによるパージング
の動作を表す説明図である。
【図13】上記メンテナンスユニットのアームの構成を
表す分解斜視図である。
【図14】ノズルヘッドの流路の構成を表す説明図であ
る。
【符号の説明】
1…ヘッド 3…キャリッジ 5…ガイド軸 7…
ロール紙 8…モータ 10…インクタンク 20…空気室 20b…貫通孔
31…ノズルヘッド 35…往路 36…ノズル面 55…キャップ
57…パイプ 70…制御盤ステージ 80…カセット 85…定
量送りローラ 87…巻き取り軸 89…圧接板 93…支持部
95…板部 97…圧縮コイルバネ 100…メンテナンスユニッ
ト 115…アーム 117…レバー 117a,123a…傘歯車 1
23…押圧片 131…上アーム 133…下アーム 135…引
張コイルバネ 137…板バネ 155…溝カム 160…ポンプ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インクジェットプリンタのヘッドのノズ
    ル面を払拭する払拭部材と、 上記ヘッドに向けて上記払拭部材を移動させ、上記ノズ
    ル面に上記払拭部材を当接させる移動手段と、 上記ヘッドに強制的にインクを吐出させ、上記ヘッドを
    浄化するパージ手段と、 を備えたインクジェットプリンタのメンテナンス機構に
    おいて、 上記パージ手段が、上記ヘッドが上記払拭部材に対向し
    ているときにインクを吐出させると共に、 上記パージ手段によるインクの吐出時に上記払拭部材を
    退避させ、上記ノズル面と上記払拭部材との間に間隙を
    設ける退避手段を、更に備えたことを特徴とするインク
    ジェットプリンタのメンテナンス機構。
  2. 【請求項2】 上記退避手段が、上記払拭部材を揺動さ
    せることによって退避させ、その退避時には、上記払拭
    部材の下端を上記ノズルに当接させた状態に保持するこ
    とを特徴とする請求項1記載のインクジェットプリンタ
    のメンテナンス機構。
  3. 【請求項3】 上記払拭部材が、ロール状に巻回された
    帯体であり、 該帯体を搬送して、その帯体の上記ノズルと対向する部
    分を更新する搬送手段を、更に備えたことを特徴とする
    請求項1または2記載のインクジェットプリンタのメン
    テナンス機構。
  4. 【請求項4】 上記退避手段が、上記搬送手段により上
    記帯体に加えられる張力を利用して、上記帯体を退避さ
    せることを特徴とする請求項3記載のインクジェットプ
    リンタ。
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