JPH11344219A - 液体燃料燃焼装置 - Google Patents
液体燃料燃焼装置Info
- Publication number
- JPH11344219A JPH11344219A JP10167696A JP16769698A JPH11344219A JP H11344219 A JPH11344219 A JP H11344219A JP 10167696 A JP10167696 A JP 10167696A JP 16769698 A JP16769698 A JP 16769698A JP H11344219 A JPH11344219 A JP H11344219A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- temperature
- combustion
- pump
- fuel
- flow rate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Control Of Combustion (AREA)
- Feeding And Controlling Fuel (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】液体燃料燃焼装置で生ずる燃焼量誤差を自動修
正する。 【構成】燃焼熱で加熱された熱媒体温度を検知する温度
センサAと、この熱媒体温度の適正温度を基準温度とし
て設定する基準温度設定部と、駆動電力を調節すること
により燃料流量を調節し得るポンプと、燃料流量を調節
することにより燃焼量を調節し得る燃焼部と、上記温度
センサAの検知温度が上記基準温度を下回る場合は、ポ
ンプ駆動電力を調節して燃料流量を増大し、検知温度が
基準温度を上回る場合は、ポンプ駆動電力を調節して燃
料流量を減少し、検知温度を基準温度に合致せしめるポ
ンプ駆動電力制御部を備える。
正する。 【構成】燃焼熱で加熱された熱媒体温度を検知する温度
センサAと、この熱媒体温度の適正温度を基準温度とし
て設定する基準温度設定部と、駆動電力を調節すること
により燃料流量を調節し得るポンプと、燃料流量を調節
することにより燃焼量を調節し得る燃焼部と、上記温度
センサAの検知温度が上記基準温度を下回る場合は、ポ
ンプ駆動電力を調節して燃料流量を増大し、検知温度が
基準温度を上回る場合は、ポンプ駆動電力を調節して燃
料流量を減少し、検知温度を基準温度に合致せしめるポ
ンプ駆動電力制御部を備える。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液体燃料を燃焼せ
しめ、その燃焼熱で加熱した空気、水などの熱媒体を外
部に供給し、暖房、給湯などの用に供する液体燃料燃焼
装置に関するものである。
しめ、その燃焼熱で加熱した空気、水などの熱媒体を外
部に供給し、暖房、給湯などの用に供する液体燃料燃焼
装置に関するものである。
【0002】
【従来技術】この種液体燃料燃焼装置は、次のような各
種の実用装置に用いられている。先ず、石油を燃焼せし
めた燃焼熱で空気を加熱し、燃焼排ガスとともに温風と
して暖房に供する石油ファンヒータ。燃焼用空気を屋外
から吸引して石油を燃焼し、この燃焼熱で室内から吸引
した空気を加熱し、温風として室内に供給し、燃焼排ガ
スを屋外へ排出する強制給排気式石油温風装置。石油を
燃焼せしめた燃焼熱で冷水を加熱し、給湯に用いる石油
給湯装置などである。
種の実用装置に用いられている。先ず、石油を燃焼せし
めた燃焼熱で空気を加熱し、燃焼排ガスとともに温風と
して暖房に供する石油ファンヒータ。燃焼用空気を屋外
から吸引して石油を燃焼し、この燃焼熱で室内から吸引
した空気を加熱し、温風として室内に供給し、燃焼排ガ
スを屋外へ排出する強制給排気式石油温風装置。石油を
燃焼せしめた燃焼熱で冷水を加熱し、給湯に用いる石油
給湯装置などである。
【0003】図9は従来技術の代表例として示した石油
ファンヒータの縦断面図である。図9において、171
は燃料タンクで、ほぼ一定の燃料液面位置を維持するに
要する燃料補給をカートリッジタンク172から受け
る。173はポンプで、燃料タンク171の燃料を燃料
供給管174を通じて気化器175に供給する。気化器
175は、燃料加熱部、電力ヒータ、気化器温度を検知
する温度センサC、電磁弁、噴射ノズル、戻し口、電磁
コイルから構成され、この電磁コイルに入力することに
より、噴射ノズル閉、戻し口開状態とし、気化器175
から戻し管176を経て燃料タンク171に連通するリ
ターン流路を開成することができ、電磁コイルへの入力
を解除することにより、噴射ノズル開、戻し口閉状態と
し、気化器175から燃焼器177に向かう燃焼流路を
開成することができる。燃焼器177は、気化器175
の噴射ノズルと近傍空気にのぞむ入り口、混合室、炎口
部、点火器、フレームロッドから構成されてなる。17
8は燃焼筒で炎口部がのぞむ燃焼空間179を構成す
る。180は燃焼空間179における燃焼熱の一部を気
化器175に還流する熱伝導体で、気化器175を加熱
する電力ヒータの電力を節減するために備えられたもの
である。181は空気ファンで、図示しない空気吸入口
から吸入した空気は、送風ダクト182などに導かれて
燃焼熱で加熱され、燃焼空間179で発生した燃焼排ガ
スとともに、図示しない温風供給口から室内に供給され
る。183は電気制御部、184は外ケースである。
ファンヒータの縦断面図である。図9において、171
は燃料タンクで、ほぼ一定の燃料液面位置を維持するに
要する燃料補給をカートリッジタンク172から受け
る。173はポンプで、燃料タンク171の燃料を燃料
供給管174を通じて気化器175に供給する。気化器
175は、燃料加熱部、電力ヒータ、気化器温度を検知
する温度センサC、電磁弁、噴射ノズル、戻し口、電磁
コイルから構成され、この電磁コイルに入力することに
より、噴射ノズル閉、戻し口開状態とし、気化器175
から戻し管176を経て燃料タンク171に連通するリ
ターン流路を開成することができ、電磁コイルへの入力
を解除することにより、噴射ノズル開、戻し口閉状態と
し、気化器175から燃焼器177に向かう燃焼流路を
開成することができる。燃焼器177は、気化器175
の噴射ノズルと近傍空気にのぞむ入り口、混合室、炎口
部、点火器、フレームロッドから構成されてなる。17
8は燃焼筒で炎口部がのぞむ燃焼空間179を構成す
る。180は燃焼空間179における燃焼熱の一部を気
化器175に還流する熱伝導体で、気化器175を加熱
する電力ヒータの電力を節減するために備えられたもの
である。181は空気ファンで、図示しない空気吸入口
から吸入した空気は、送風ダクト182などに導かれて
燃焼熱で加熱され、燃焼空間179で発生した燃焼排ガ
スとともに、図示しない温風供給口から室内に供給され
る。183は電気制御部、184は外ケースである。
【0004】図10は図9に示した従来例石油ファンヒ
ータの制御システムの要部構成図である。185はヒー
タ電力制御部で、気化器に付属する温度センサCの検知
温度により気化器温度を一定温度に加熱しかつ維持する
に要する電力を電力ヒータに供給する。186は温度セ
ンサBで、空気ファン181が室内から吸引する空気の
温度を検知し、その検知信号を燃焼量判定部187に供
給する。188は室温設定部で、手動操作により暖房上
の目標室温を設定する。燃焼量判定部187は、温度セ
ンサB186の検知温度と室温設定部188の設定温度
の差の大きさに応じて、燃焼すべき燃焼量と空気ファン
の風量を判定する。この判定に従う信号が空気ファン制
御部189とポンプ駆動電力制御部190に供給され、
空気ファン制御部189とポンプ駆動電力制御部190
では、予め設定された複数パターンの駆動電力から選択
した駆動電力を空気ファン181とポンプ173に供給
する。空気ファン181により吸引された室内空気は、
燃焼熱で加熱され、燃焼排ガスととともに温風として室
内に供給される。
ータの制御システムの要部構成図である。185はヒー
タ電力制御部で、気化器に付属する温度センサCの検知
温度により気化器温度を一定温度に加熱しかつ維持する
に要する電力を電力ヒータに供給する。186は温度セ
ンサBで、空気ファン181が室内から吸引する空気の
温度を検知し、その検知信号を燃焼量判定部187に供
給する。188は室温設定部で、手動操作により暖房上
の目標室温を設定する。燃焼量判定部187は、温度セ
ンサB186の検知温度と室温設定部188の設定温度
の差の大きさに応じて、燃焼すべき燃焼量と空気ファン
の風量を判定する。この判定に従う信号が空気ファン制
御部189とポンプ駆動電力制御部190に供給され、
空気ファン制御部189とポンプ駆動電力制御部190
では、予め設定された複数パターンの駆動電力から選択
した駆動電力を空気ファン181とポンプ173に供給
する。空気ファン181により吸引された室内空気は、
燃焼熱で加熱され、燃焼排ガスととともに温風として室
内に供給される。
【0005】これらの従来の液体燃料燃焼装置における
燃焼量制御する技術は、目標燃焼量を判定し、目標燃焼
量に見合う燃料流量に予めリンクされた駆動電力をポン
プに供給することにより、目標燃焼量が実現される筈で
あるという技術であり、この技術を詳しく分解すると次
の通りである。先ず、燃料流量制御の基本条件となる燃
料流路を一定条件に製造する第1の技術、次ぎに、定め
られた駆動電力の下で定められた燃料流量を実現するポ
ンプを製造する第2の技術、次ぎに、ポンプに供給する
駆動電力の誤差を縮小する第3の技術が用いられてお
り、どの技術が欠けても、期待する燃焼量は実現しな
い。
燃焼量制御する技術は、目標燃焼量を判定し、目標燃焼
量に見合う燃料流量に予めリンクされた駆動電力をポン
プに供給することにより、目標燃焼量が実現される筈で
あるという技術であり、この技術を詳しく分解すると次
の通りである。先ず、燃料流量制御の基本条件となる燃
料流路を一定条件に製造する第1の技術、次ぎに、定め
られた駆動電力の下で定められた燃料流量を実現するポ
ンプを製造する第2の技術、次ぎに、ポンプに供給する
駆動電力の誤差を縮小する第3の技術が用いられてお
り、どの技術が欠けても、期待する燃焼量は実現しな
い。
【0006】第1の技術は、ベースタンク上にカートリ
ッジタンクを倒立せしめ、ベースタンクの燃料をポンプ
で燃焼部へ供給して、ベースタンクの燃料が消費される
と、カートリッジタンクからベースタンクへ燃料が補給
されて油面の低下を防止し、燃料消費に関わらずほぼ同
一油面を維持することにより、燃料供給源から燃料供給
先までのヘッド差をほぼ一定条件に維持する技術であ
る。この技術は、小型の燃焼装置に採用されて広く実用
に供されている技術であるが、カートリッジタンクをベ
ースタンク上に倒立設置する手動操作を必要とするの
で、カートリッジタンク自体が大型になるケースでは実
施困難である。
ッジタンクを倒立せしめ、ベースタンクの燃料をポンプ
で燃焼部へ供給して、ベースタンクの燃料が消費される
と、カートリッジタンクからベースタンクへ燃料が補給
されて油面の低下を防止し、燃料消費に関わらずほぼ同
一油面を維持することにより、燃料供給源から燃料供給
先までのヘッド差をほぼ一定条件に維持する技術であ
る。この技術は、小型の燃焼装置に採用されて広く実用
に供されている技術であるが、カートリッジタンクをベ
ースタンク上に倒立設置する手動操作を必要とするの
で、カートリッジタンク自体が大型になるケースでは実
施困難である。
【0007】いまひとつの第1の技術は、燃焼部を含む
本体と燃料タンクが別体に構成され、本体は屋内に、燃
料タンクは屋外に、別々に設置される形式の装置におい
ては、本体と燃料タンクが設置場所の事情に応じて設置
されるので、燃料流路が個々に異なる条件に設置され
る。このようなケースにおいては、特開平7−1588
39号公報に従来例として記載されているように、定油
面性を有する補助油槽9を本体内に設置し、この補助油
槽9から燃焼機器4へ燃料流路を構成して燃料流路の一
定条件を保持し、この間に電磁ポンプ14を用い、燃料
油槽3から補助油槽9への燃料供給には、補助油槽9に
設置したフロートスイッチあるいは光センサなどからな
る下限液位センサ11の信号で作動し、上限液位センサ
10の信号で作動を停止する汲み上げポンプ2’を用い
て補助油槽9の油面を限度内に維持する技術で、この技
術のために、補助油槽9と上限下限の液位センサと油面
検知器とポンプ2台を必要とし、コストの高騰を避けら
れない。
本体と燃料タンクが別体に構成され、本体は屋内に、燃
料タンクは屋外に、別々に設置される形式の装置におい
ては、本体と燃料タンクが設置場所の事情に応じて設置
されるので、燃料流路が個々に異なる条件に設置され
る。このようなケースにおいては、特開平7−1588
39号公報に従来例として記載されているように、定油
面性を有する補助油槽9を本体内に設置し、この補助油
槽9から燃焼機器4へ燃料流路を構成して燃料流路の一
定条件を保持し、この間に電磁ポンプ14を用い、燃料
油槽3から補助油槽9への燃料供給には、補助油槽9に
設置したフロートスイッチあるいは光センサなどからな
る下限液位センサ11の信号で作動し、上限液位センサ
10の信号で作動を停止する汲み上げポンプ2’を用い
て補助油槽9の油面を限度内に維持する技術で、この技
術のために、補助油槽9と上限下限の液位センサと油面
検知器とポンプ2台を必要とし、コストの高騰を避けら
れない。
【0008】なお、特開平7−158839号公報の発
明技術は、電磁ポンプ2とともに、このポンプの吐出圧
を蓄力するアキュムレータ66と、弁の開口回数と開口
度合いを調整して燃料流量を定める可変流量調整弁1を
用い、補助油槽を用いることなく、1個のポンプで一定
の燃料流量を得る技術で、この技術は、ポンプ以外にア
キュムレータとと可変流量調整弁を必要とし、構造的に
複雑でコスト高の欠点を否めない。
明技術は、電磁ポンプ2とともに、このポンプの吐出圧
を蓄力するアキュムレータ66と、弁の開口回数と開口
度合いを調整して燃料流量を定める可変流量調整弁1を
用い、補助油槽を用いることなく、1個のポンプで一定
の燃料流量を得る技術で、この技術は、ポンプ以外にア
キュムレータとと可変流量調整弁を必要とし、構造的に
複雑でコスト高の欠点を否めない。
【0009】第2の技術は、ポンプの燃料流量誤差を約
30%から数%に縮小する技術で、ポンプをやや多い目
の流量に合わせて製造し、一旦、流量を測定し、測定流
量と目標流量との偏差に応じて選択された抵抗値の固定
抵抗器を電磁コイルに直列位置に取り付けるという技術
で、特公平7−101033号公報に開示されて実用に
用いられている。この技術は、複雑で手数を要する調整
工程を必要とし、コストの高騰を免れない欠点がある。
30%から数%に縮小する技術で、ポンプをやや多い目
の流量に合わせて製造し、一旦、流量を測定し、測定流
量と目標流量との偏差に応じて選択された抵抗値の固定
抵抗器を電磁コイルに直列位置に取り付けるという技術
で、特公平7−101033号公報に開示されて実用に
用いられている。この技術は、複雑で手数を要する調整
工程を必要とし、コストの高騰を免れない欠点がある。
【0010】第3の技術は、ポンプ駆動電源部の製造に
おいて、出力電圧に±1V位のバラツキを±0.2V程
度に圧縮する微調整を実施して使用する従来例に対し、
駆動電源部の電圧調整ユニットとポンプの組み合わせを
予め構成し、この組み合わせ品について特公平7−10
1033号公報の流量調整技術を実施することにより、
ポンプと電圧調整ユニットを別々に微調整する手数を省
く技術で、特開平8−128386号公報に開示された
技術である。ポンプの流量調整工程を前提とした技術
で、同工程を実施しない場合は効果を発揮しない欠点が
ある。
おいて、出力電圧に±1V位のバラツキを±0.2V程
度に圧縮する微調整を実施して使用する従来例に対し、
駆動電源部の電圧調整ユニットとポンプの組み合わせを
予め構成し、この組み合わせ品について特公平7−10
1033号公報の流量調整技術を実施することにより、
ポンプと電圧調整ユニットを別々に微調整する手数を省
く技術で、特開平8−128386号公報に開示された
技術である。ポンプの流量調整工程を前提とした技術
で、同工程を実施しない場合は効果を発揮しない欠点が
ある。
【0011】いまひとつの第3の技術は、電源電圧の変
動があっても燃料供給量が変動しない装置を提供するた
めに、特開平8−49840号公報に開示されたよう
に、電圧判定部8の判定に基づきパルス設定部12で設
定されるパルス巾あるいはパルス周期に補正をかけるパ
ルス補正部9を備える電磁ポンプ制御装置に関する技術
である。
動があっても燃料供給量が変動しない装置を提供するた
めに、特開平8−49840号公報に開示されたよう
に、電圧判定部8の判定に基づきパルス設定部12で設
定されるパルス巾あるいはパルス周期に補正をかけるパ
ルス補正部9を備える電磁ポンプ制御装置に関する技術
である。
【0012】上記の従来技術の共通の欠点としては、い
づれの技術も、この種装置の経年変化により生ずる流量
誤差、例えば、装置の燃料流路にタールが蓄積すること
により、流路抵抗を増大する原因による流量誤差、燃料
流路の狭隘部などにゴミなどの夾雑物が付着して流路抵
抗を増大する原因による流量誤差、また、上記のタール
や夾雑物が除去されて流路抵抗が低減する原因による流
量誤差、ポンプの摺動部が摩耗してこの部分を経由する
流量損失の増大による流量誤差などに対する誤差修正機
能を発揮しない。また、特に燃料タンクが屋外に設置さ
れた場合など、燃料タンク内の燃料温度の変動により、
燃料自体の粘度が変動して発生する燃焼量誤差に対して
有効な修正機能を持たなかった。さらに、熱媒体に水道
水を用いた給湯装置の場合の水圧変動(例えば近接位置
での水道水使用状況による水圧変動など)による熱媒体
流量の変動に対応する燃焼量の制御に関しては、何らの
制御機能も持たない、などの問題点が未解決のまま残さ
れている。
づれの技術も、この種装置の経年変化により生ずる流量
誤差、例えば、装置の燃料流路にタールが蓄積すること
により、流路抵抗を増大する原因による流量誤差、燃料
流路の狭隘部などにゴミなどの夾雑物が付着して流路抵
抗を増大する原因による流量誤差、また、上記のタール
や夾雑物が除去されて流路抵抗が低減する原因による流
量誤差、ポンプの摺動部が摩耗してこの部分を経由する
流量損失の増大による流量誤差などに対する誤差修正機
能を発揮しない。また、特に燃料タンクが屋外に設置さ
れた場合など、燃料タンク内の燃料温度の変動により、
燃料自体の粘度が変動して発生する燃焼量誤差に対して
有効な修正機能を持たなかった。さらに、熱媒体に水道
水を用いた給湯装置の場合の水圧変動(例えば近接位置
での水道水使用状況による水圧変動など)による熱媒体
流量の変動に対応する燃焼量の制御に関しては、何らの
制御機能も持たない、などの問題点が未解決のまま残さ
れている。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】[課題1]燃料面を一
定位置に保持する機能が付与されていない燃料タンクが
用いられた場合において、燃料消費と燃料補給に伴う燃
料タンク内の燃料面の移動に起因する燃料流量誤差を自
動修正する機能を付加する [課題2]従来技術においては、個々のポンプ毎に流量
調整工程を実施し、実用上の要求に適合する燃料流量を
得たが、同工程は、複雑で手数がかかるため高コストを
避け得なかった。本発明では、流量調整工程を省略した
ポンプにより燃料流量誤差を自動修正する機能を付加す
る。
定位置に保持する機能が付与されていない燃料タンクが
用いられた場合において、燃料消費と燃料補給に伴う燃
料タンク内の燃料面の移動に起因する燃料流量誤差を自
動修正する機能を付加する [課題2]従来技術においては、個々のポンプ毎に流量
調整工程を実施し、実用上の要求に適合する燃料流量を
得たが、同工程は、複雑で手数がかかるため高コストを
避け得なかった。本発明では、流量調整工程を省略した
ポンプにより燃料流量誤差を自動修正する機能を付加す
る。
【0014】[課題3]従来技術においては、ポンプ駆
動電源部において出力電圧の微調整を要し、高コストを
避け得なかった。本発明では、出力電圧の微調整を省略
した駆動電源部により燃料流量誤差を自動修正する機能
を付加する。
動電源部において出力電圧の微調整を要し、高コストを
避け得なかった。本発明では、出力電圧の微調整を省略
した駆動電源部により燃料流量誤差を自動修正する機能
を付加する。
【0015】[課題4]従来技術においては、装置の経
年変化で生じる燃料流量誤差、例えば、燃料流路にター
ル、ゴミなどが付着して流路抵抗を増大し、あるいはこ
れらが除去されて流路抵抗を減少した場合、あるいはポ
ンプの摺動部の摩耗などを原因とする流量誤差を修正す
る機能が付与されていなかった。このため経年変化によ
る燃焼量誤差により、性能劣化を生じて実用上の品質を
低下し、あるいは装置の寿命を短縮する欠点があった。
本発明では、上記に述べた装置の経年変化で生じる流量
誤差を自動修正する機能を付加する。
年変化で生じる燃料流量誤差、例えば、燃料流路にター
ル、ゴミなどが付着して流路抵抗を増大し、あるいはこ
れらが除去されて流路抵抗を減少した場合、あるいはポ
ンプの摺動部の摩耗などを原因とする流量誤差を修正す
る機能が付与されていなかった。このため経年変化によ
る燃焼量誤差により、性能劣化を生じて実用上の品質を
低下し、あるいは装置の寿命を短縮する欠点があった。
本発明では、上記に述べた装置の経年変化で生じる流量
誤差を自動修正する機能を付加する。
【0016】[課題5]従来技術においては、燃焼部と
燃料タンクが別体に構成され、個々の設置条件に応じて
設置する形式の液体燃料燃焼装置において、設置条件が
個々に異なるために燃料流量調整効果を発揮しない。こ
のために、補助油槽とポンプ2個を必要とし、あるいは
ポンプに加えてアキュムレータと可変流量調整弁を必要
とし、いづれも複雑な構造で高コストかつ大型を避け得
なかった。本発明では、上記のような追加ユニットを用
いることなく、1個のポンプで装置の設置条件の相違に
起因する流量誤差を、自動修正する機能を付加する。
燃料タンクが別体に構成され、個々の設置条件に応じて
設置する形式の液体燃料燃焼装置において、設置条件が
個々に異なるために燃料流量調整効果を発揮しない。こ
のために、補助油槽とポンプ2個を必要とし、あるいは
ポンプに加えてアキュムレータと可変流量調整弁を必要
とし、いづれも複雑な構造で高コストかつ大型を避け得
なかった。本発明では、上記のような追加ユニットを用
いることなく、1個のポンプで装置の設置条件の相違に
起因する流量誤差を、自動修正する機能を付加する。
【0017】[課題6]従来技術においては、燃料温度
の変動に起因する燃料流量の誤差を修正する機能を付与
されていなかった。本発明では、この原因による流量誤
差を自動修正する機能を付加する。
の変動に起因する燃料流量の誤差を修正する機能を付与
されていなかった。本発明では、この原因による流量誤
差を自動修正する機能を付加する。
【0018】[課題7]燃焼熱を給湯に利用するケース
において、従来、水道水源の水圧変動に対応した燃焼量
を調整する制御機能を持たなかった。本発明では上記機
能に付加して、水圧変動に対応して燃焼量を調節し、給
湯温度を一定温度に維持する機能を付加する。
において、従来、水道水源の水圧変動に対応した燃焼量
を調整する制御機能を持たなかった。本発明では上記機
能に付加して、水圧変動に対応して燃焼量を調節し、給
湯温度を一定温度に維持する機能を付加する。
【0019】
【課題を解決するための手段】この種燃焼装置における
燃焼量誤差は、上記のように多様な原因により発生す
る。これらの原因の個々に遡って解決する技術は重要で
あるが、本発明においては、「発生した燃焼量誤差を検
知し、この検知信号に基づいて燃料流量を修正する」と
いう手段により、発生した燃焼量誤差を自動修正するこ
ととした。
燃焼量誤差は、上記のように多様な原因により発生す
る。これらの原因の個々に遡って解決する技術は重要で
あるが、本発明においては、「発生した燃焼量誤差を検
知し、この検知信号に基づいて燃料流量を修正する」と
いう手段により、発生した燃焼量誤差を自動修正するこ
ととした。
【0020】本発明の液体燃料燃焼装置においては、ポ
ンプの駆動電力を調節することにより燃料流量を調節し
得るポンプを用い、燃焼部に燃料流量を調節することに
より燃焼量を調節し得る燃焼部を用い、この燃焼部で発
生する燃焼熱で加熱された熱媒体温度を検知する温度セ
ンサAと、温度センサAの設置位置における熱媒体の適
正温度を基準温度として設定する基準温度設定部を設置
し、温度センサAの検知温度が基準温度を下回る場合
は、ポンプ駆動電力を調節して燃料流量を増大し、温度
センサAの検知温度が基準温度を上回る場合は、ポンプ
駆動電力を調節して燃料流量を減少し、温度センサAの
検知温度が基準温度に合致する場合は、ポンプ駆動電力
を変更することなく継続することにより、検知温度を基
準温度にほぼ合致せしめるポンプ駆動電力制御部を設置
する手段を実施する。
ンプの駆動電力を調節することにより燃料流量を調節し
得るポンプを用い、燃焼部に燃料流量を調節することに
より燃焼量を調節し得る燃焼部を用い、この燃焼部で発
生する燃焼熱で加熱された熱媒体温度を検知する温度セ
ンサAと、温度センサAの設置位置における熱媒体の適
正温度を基準温度として設定する基準温度設定部を設置
し、温度センサAの検知温度が基準温度を下回る場合
は、ポンプ駆動電力を調節して燃料流量を増大し、温度
センサAの検知温度が基準温度を上回る場合は、ポンプ
駆動電力を調節して燃料流量を減少し、温度センサAの
検知温度が基準温度に合致する場合は、ポンプ駆動電力
を変更することなく継続することにより、検知温度を基
準温度にほぼ合致せしめるポンプ駆動電力制御部を設置
する手段を実施する。
【0021】上記のおいて、温度センサAは、サーミ
スタあるいは熱電対など、この装置の燃焼部で発生する
燃焼熱で加熱された熱媒体の温度を検知し、検知温度を
電気的信号として提供するに適した温度センサからな
る。温度センサAの設置は、熱媒体が加熱される流路の
一定位置に、その位置の熱媒体温度を検知するに適した
構造に設置される。温度センサAの設置位置は、熱媒体
が加熱される流路の末端付近が好適位置のひとつである
が、熱媒体が加熱される流路の中間位置あるいは加熱さ
れた熱媒体の供給先など、であっても差し支えない。必
要なことは設置位置における熱媒体の適正温度を基準温
度として設定可能であり、燃焼量過小時に検知温度が基
準温度を下回り、燃焼量過大時に検知温度が基準温度を
上回る設置位置であればよい。熱媒体の流量は、一点
に固定された流量でもよいが、可変流量であってもよ
い。基準温度は一点の温度で指定するものであっても
よいが、一定の温度範囲で指定されるものでもよい。熱
媒体流量が可変な装置においては、基準温度が熱媒体流
量の全範囲において固定された基準温度でもよいが、熱
媒体流量に対応して段階的あるいは連続的に変化する基
準温度であってもよい。基準温度が予め設定されて変更
不可能な基準温度設定部でもよいが、設定変更可能な基
準温度設定部であってもよい。基準温度は温度それ自体
の数値として設定されてもよいが、温度センサAの検知
温度と対比するに便利な信号などで設定されてもよい。
温度センサAを複数位置にそれぞれ設置し、それぞれ
の温度センサAに対応する基準温度を設定することもで
きる。適正燃焼量の場合の熱媒体温度を基準温度とし
て設定する替わりに、燃焼量過大時の熱媒体温度を過大
温度として、燃焼量過小時の熱媒体温度を過小温度とし
て設定することは、本質において同一であるから、本発
明に包含される(請求項1)。
スタあるいは熱電対など、この装置の燃焼部で発生する
燃焼熱で加熱された熱媒体の温度を検知し、検知温度を
電気的信号として提供するに適した温度センサからな
る。温度センサAの設置は、熱媒体が加熱される流路の
一定位置に、その位置の熱媒体温度を検知するに適した
構造に設置される。温度センサAの設置位置は、熱媒体
が加熱される流路の末端付近が好適位置のひとつである
が、熱媒体が加熱される流路の中間位置あるいは加熱さ
れた熱媒体の供給先など、であっても差し支えない。必
要なことは設置位置における熱媒体の適正温度を基準温
度として設定可能であり、燃焼量過小時に検知温度が基
準温度を下回り、燃焼量過大時に検知温度が基準温度を
上回る設置位置であればよい。熱媒体の流量は、一点
に固定された流量でもよいが、可変流量であってもよ
い。基準温度は一点の温度で指定するものであっても
よいが、一定の温度範囲で指定されるものでもよい。熱
媒体流量が可変な装置においては、基準温度が熱媒体流
量の全範囲において固定された基準温度でもよいが、熱
媒体流量に対応して段階的あるいは連続的に変化する基
準温度であってもよい。基準温度が予め設定されて変更
不可能な基準温度設定部でもよいが、設定変更可能な基
準温度設定部であってもよい。基準温度は温度それ自体
の数値として設定されてもよいが、温度センサAの検知
温度と対比するに便利な信号などで設定されてもよい。
温度センサAを複数位置にそれぞれ設置し、それぞれ
の温度センサAに対応する基準温度を設定することもで
きる。適正燃焼量の場合の熱媒体温度を基準温度とし
て設定する替わりに、燃焼量過大時の熱媒体温度を過大
温度として、燃焼量過小時の熱媒体温度を過小温度とし
て設定することは、本質において同一であるから、本発
明に包含される(請求項1)。
【0022】ポンプ駆動電力の調節手段には、次例のよ
うな調節手段が有効である。
うな調節手段が有効である。
【0023】1回の制御動作での調節量を適切に設定
し、温度センサAの検知温度と基準温度の間に差が存在
する限り、設定した駆動電力調節を繰り返し実施し、検
知温度と基準温度が合致することにより駆動電力調節を
停止する調節手段、仮に、最小調節量繰り返し接近法と
呼ぶ(請求項2)。
し、温度センサAの検知温度と基準温度の間に差が存在
する限り、設定した駆動電力調節を繰り返し実施し、検
知温度と基準温度が合致することにより駆動電力調節を
停止する調節手段、仮に、最小調節量繰り返し接近法と
呼ぶ(請求項2)。
【0024】温度センサAの検知温度と基準温度の差の
大きさと駆動電力調節量の関係を、差が大のとき調節量
を大きく、差が小のとき調節量を小さく、あらかじめ設
定し、少ない制御動作回数で短時間に検知温度と基準温
度を合致せしめる調節手段、仮に、加重調節量接近法と
呼ぶ(請求項3)。
大きさと駆動電力調節量の関係を、差が大のとき調節量
を大きく、差が小のとき調節量を小さく、あらかじめ設
定し、少ない制御動作回数で短時間に検知温度と基準温
度を合致せしめる調節手段、仮に、加重調節量接近法と
呼ぶ(請求項3)。
【0025】温度センサAの検知温度と基準温度の差の
値と、熱媒体の流量と、熱媒体の比熱から燃焼量の誤差
熱量を演算し、この誤差熱量に相当する燃料流量を演算
し、この燃料流量修正量に対応するポンプ駆動電力を割
り出し、1回の調節で誤差のほぼ全量を修正する調節手
段、仮に、修正量演算法と呼ぶ(請求項4)。
値と、熱媒体の流量と、熱媒体の比熱から燃焼量の誤差
熱量を演算し、この誤差熱量に相当する燃料流量を演算
し、この燃料流量修正量に対応するポンプ駆動電力を割
り出し、1回の調節で誤差のほぼ全量を修正する調節手
段、仮に、修正量演算法と呼ぶ(請求項4)。
【0026】複数のポンプ駆動電力を予め設定し、温度
センサAの検知温度と基準温度の差に基づき、現在駆動
電力の隣の電力を選択実施する調節手段、仮に、設定電
力選択法と呼ぶ(請求項5)。
センサAの検知温度と基準温度の差に基づき、現在駆動
電力の隣の電力を選択実施する調節手段、仮に、設定電
力選択法と呼ぶ(請求項5)。
【0027】本発明の液体燃料燃焼装置に適合するポン
プとしては、駆動電力を調節することにより、燃料流量
を調節し得るポンプであれば使用可能であるが、特に、
電磁力で駆動されるプランジャの往復運動により吸入と
吐出動作をなす電磁プランジャポンプが推奨される(請
求項6)。
プとしては、駆動電力を調節することにより、燃料流量
を調節し得るポンプであれば使用可能であるが、特に、
電磁力で駆動されるプランジャの往復運動により吸入と
吐出動作をなす電磁プランジャポンプが推奨される(請
求項6)。
【0028】
【作用】[燃料流量誤差の修正作用の基本]本発明の液
体燃料燃焼装置においては、加熱された熱媒体の温度を
検知する温度センサAを設置し、かつ温度センサAの設
置位置における熱媒体の適正温度を基準温度として設定
する基準温度設定部を設置し、温度センサAの検知温度
と基準温度の対比により、検知温度が基準温度を下回る
場合は、ポンプ駆動電力を調節して燃料流量を増大し、
検知温度が基準温度を上回る場合は、ポンプ駆動電力を
調節して燃料流量を減少し、検知温度が基準温度に合致
する場合は、ポンプ駆動電力を変更することなく継続す
ることにより、検知温度を基準温度に合致させるポンプ
駆動電力制御部を設置し、上記の燃料流量の調節により
燃焼量誤差を修正する作用を実施する。本発明の液体燃
料燃焼装置の燃焼量誤差の修正能力は、次の3条件が失
われない限り有効に作用する。その3条件は、ポンプが
駆動電力を調節することにより燃料流量を調節し得る条
件、燃焼部が燃料流量を調節することにより燃焼量を調
節し得る条件、ポンプ駆動電力制御部が温度センサAの
検知温度と基準温度により上記のように駆動電力を調節
してポンプに供給し得る条件である。
体燃料燃焼装置においては、加熱された熱媒体の温度を
検知する温度センサAを設置し、かつ温度センサAの設
置位置における熱媒体の適正温度を基準温度として設定
する基準温度設定部を設置し、温度センサAの検知温度
と基準温度の対比により、検知温度が基準温度を下回る
場合は、ポンプ駆動電力を調節して燃料流量を増大し、
検知温度が基準温度を上回る場合は、ポンプ駆動電力を
調節して燃料流量を減少し、検知温度が基準温度に合致
する場合は、ポンプ駆動電力を変更することなく継続す
ることにより、検知温度を基準温度に合致させるポンプ
駆動電力制御部を設置し、上記の燃料流量の調節により
燃焼量誤差を修正する作用を実施する。本発明の液体燃
料燃焼装置の燃焼量誤差の修正能力は、次の3条件が失
われない限り有効に作用する。その3条件は、ポンプが
駆動電力を調節することにより燃料流量を調節し得る条
件、燃焼部が燃料流量を調節することにより燃焼量を調
節し得る条件、ポンプ駆動電力制御部が温度センサAの
検知温度と基準温度により上記のように駆動電力を調節
してポンプに供給し得る条件である。
【0029】[各種原因による燃焼量誤差修正作用]燃
焼量誤差はすなわち熱媒体加熱力の誤差であるから、原
因の如何に関わらず燃焼誤差が存在する限り、温度セン
サAの検知温度は基準温度に対して不一致を生ずる。す
なわち、燃焼量誤差の原因が、ポンプに固有の燃料流量
特性の誤差である場合、ポンプに供給する駆動電力の誤
差である場合、装置の経年変化として発生するタールの
蓄積による場合、ポンプ機構の摺動部の摩耗による場
合、ポンプ中に混入した固形物による場合、燃料タンク
と燃焼部が別体に構成され、燃料供給系の流路条件が異
なることによる場合、燃料温度に起因する場合など、あ
らゆる燃料流量誤差において同様である。さらに、温度
センサAの検知温度が基準温度を上回る場合は、燃焼量
過大を示すのでポンプ駆動電力を調節して燃料流量を減
少することにより燃焼量誤差が修正され、温度センサA
の検知温度が基準温度を下回る場合は、燃焼量過小を示
すのでポンプ駆動電力を調節して燃料流量を増大するこ
とにより燃焼量誤差を修正することができる。従って、
従来技術において実施していたポンプ製造時の流量調整
工程、燃焼装置製造時のポンプ駆動電源の電圧の微調整
工程などは、実施を必要とせず、従来不可能であった装
置の経年変化で生ずる燃焼量誤差など、あらゆる燃焼量
誤差を自動修正し、適正な燃焼量を実現することができ
る。さらに摩耗などポンプの径年変化に起因する流量誤
差を修正する作用は、ポンプの寿命を延長する効果を有
するものである。
焼量誤差はすなわち熱媒体加熱力の誤差であるから、原
因の如何に関わらず燃焼誤差が存在する限り、温度セン
サAの検知温度は基準温度に対して不一致を生ずる。す
なわち、燃焼量誤差の原因が、ポンプに固有の燃料流量
特性の誤差である場合、ポンプに供給する駆動電力の誤
差である場合、装置の経年変化として発生するタールの
蓄積による場合、ポンプ機構の摺動部の摩耗による場
合、ポンプ中に混入した固形物による場合、燃料タンク
と燃焼部が別体に構成され、燃料供給系の流路条件が異
なることによる場合、燃料温度に起因する場合など、あ
らゆる燃料流量誤差において同様である。さらに、温度
センサAの検知温度が基準温度を上回る場合は、燃焼量
過大を示すのでポンプ駆動電力を調節して燃料流量を減
少することにより燃焼量誤差が修正され、温度センサA
の検知温度が基準温度を下回る場合は、燃焼量過小を示
すのでポンプ駆動電力を調節して燃料流量を増大するこ
とにより燃焼量誤差を修正することができる。従って、
従来技術において実施していたポンプ製造時の流量調整
工程、燃焼装置製造時のポンプ駆動電源の電圧の微調整
工程などは、実施を必要とせず、従来不可能であった装
置の経年変化で生ずる燃焼量誤差など、あらゆる燃焼量
誤差を自動修正し、適正な燃焼量を実現することができ
る。さらに摩耗などポンプの径年変化に起因する流量誤
差を修正する作用は、ポンプの寿命を延長する効果を有
するものである。
【0030】[熱媒体流量誤差に対応する燃焼量調整作
用]本発明の液体燃料燃焼装置において、何らかの理由
で熱媒体流量に誤差を生じた場合、この時の熱媒体流量
の誤差に応じた温度センサAの検知温度と基準温度の差
を生じ、この差に応じたポンプ駆動電力の調節を実施
し、燃焼量誤差を修正する作用により、この時の熱媒体
流量に応じた適正燃焼量が実現する。従って、例えば熱
媒体流量に過小誤差を生じた場合に、通常、熱媒体温度
が高温になり過ぎ、火傷・火災・装置の故障などの危険
を生じたり、あるいは逆に熱媒体流量に過大誤差を生じ
た場合に、通常、熱媒体温度が異常に低下して装置の目
的を阻害するような現象に対し、本発明の装置では、熱
媒体流量の変動に対応する燃料流量修正作用により、熱
媒体流量誤差を生じた場合も、ほぼ適正な熱媒体温度を
維持する作用をなす。
用]本発明の液体燃料燃焼装置において、何らかの理由
で熱媒体流量に誤差を生じた場合、この時の熱媒体流量
の誤差に応じた温度センサAの検知温度と基準温度の差
を生じ、この差に応じたポンプ駆動電力の調節を実施
し、燃焼量誤差を修正する作用により、この時の熱媒体
流量に応じた適正燃焼量が実現する。従って、例えば熱
媒体流量に過小誤差を生じた場合に、通常、熱媒体温度
が高温になり過ぎ、火傷・火災・装置の故障などの危険
を生じたり、あるいは逆に熱媒体流量に過大誤差を生じ
た場合に、通常、熱媒体温度が異常に低下して装置の目
的を阻害するような現象に対し、本発明の装置では、熱
媒体流量の変動に対応する燃料流量修正作用により、熱
媒体流量誤差を生じた場合も、ほぼ適正な熱媒体温度を
維持する作用をなす。
【0031】[基準温度の設定変更作用]本発明の液体
燃料燃焼装置を、例えば暖房、給湯などの目的に用いる
場合に、供給熱の適正温度は、熱利用目的、各種環境条
件、個人の好みなどによって変わることが多い。このよ
うな要求に対しては、自動操作あるいは手動操作により
基準温度の設定を変更可能に設計することは容易に可能
であり、上記の要求を容易に満足せしめることができ
る。
燃料燃焼装置を、例えば暖房、給湯などの目的に用いる
場合に、供給熱の適正温度は、熱利用目的、各種環境条
件、個人の好みなどによって変わることが多い。このよ
うな要求に対しては、自動操作あるいは手動操作により
基準温度の設定を変更可能に設計することは容易に可能
であり、上記の要求を容易に満足せしめることができ
る。
【0032】
【発明の実施の形態】本発明の液体燃料燃焼装置は、燃
料タンクの液体燃料をポンプで燃焼部に向かって供給
し、この燃料を燃焼部で燃焼せしめ、この燃焼熱で空
気、水などの熱媒体を加熱し、外部に供給する液体燃料
燃焼装置において、上記ポンプが、駆動電力を調節する
ことにより、燃料流量を調節し得るポンプからなり、上
記燃焼部が、燃料流量を調節することにより、燃焼量を
調節し得る燃焼部からなるとともに、上記燃焼熱で加熱
された熱媒体の温度を検知する温度センサAと、上記温
度センサAの設置位置における熱媒体の適正温度を基準
温度として設定する基準温度設定部を備え、上記温度セ
ンサAの検知温度と上記基準温度との差に応じて、検知
温度が基準温度を下回る場合は、ポンプ駆動電力を調節
して燃焼部に供給する燃料流量を増大し、検知温度が基
準温度を上回る場合は、ポンプ駆動電力を調節して燃焼
部に供給する燃料流量を減少し、検知温度が基準温度に
合致する場合は、ポンプ駆動電力を変更することなく継
続することにより、検知温度を基準温度にほぼ合致せし
めるポンプ駆動電力制御部を備えてなる。
料タンクの液体燃料をポンプで燃焼部に向かって供給
し、この燃料を燃焼部で燃焼せしめ、この燃焼熱で空
気、水などの熱媒体を加熱し、外部に供給する液体燃料
燃焼装置において、上記ポンプが、駆動電力を調節する
ことにより、燃料流量を調節し得るポンプからなり、上
記燃焼部が、燃料流量を調節することにより、燃焼量を
調節し得る燃焼部からなるとともに、上記燃焼熱で加熱
された熱媒体の温度を検知する温度センサAと、上記温
度センサAの設置位置における熱媒体の適正温度を基準
温度として設定する基準温度設定部を備え、上記温度セ
ンサAの検知温度と上記基準温度との差に応じて、検知
温度が基準温度を下回る場合は、ポンプ駆動電力を調節
して燃焼部に供給する燃料流量を増大し、検知温度が基
準温度を上回る場合は、ポンプ駆動電力を調節して燃焼
部に供給する燃料流量を減少し、検知温度が基準温度に
合致する場合は、ポンプ駆動電力を変更することなく継
続することにより、検知温度を基準温度にほぼ合致せし
めるポンプ駆動電力制御部を備えてなる。
【0033】なお、加熱された熱媒体の温度を検知する
温度センサを温度センサA、加熱前の熱媒体の温度を検
知する温度センサを温度センサB、気化器の温度を検知
する温度センサを温度センサCと呼称することとする。
温度センサを温度センサA、加熱前の熱媒体の温度を検
知する温度センサを温度センサB、気化器の温度を検知
する温度センサを温度センサCと呼称することとする。
【0034】[実施例1]実施例1は石油ファンヒータ
に本発明を実施した実施例である。図1は実施例1の石
油ファンヒータの熱媒体空気流路の構成を示した縦断面
図(側面図)、図2は実施例1の石油ファンヒータの燃
料流路の構成を示した要部縦断面図(正面図)である。
図1と図2において、1は空気吸入口、2は吸入口ガー
ド、3は空気ファン、4は送風ダクト、5は温風供給口
で、6は温風供給口5から室内に供給する温風の温度を
検知する温度センサA、7は室内から吸引する空気の加
熱前温度を検知する温度センサBである。8は燃料タン
クで、ほぼ一定の燃料液面位置を維持するに要する燃料
補給をカートリッジタンク9から受ける。10はポンプ
で、燃料タンク8の燃料を燃料供給管11を通じて気化
器12に供給する。気化器12は、燃料加熱部13、電
力ヒータ14、気化器温度を検知する温度センサC1
5、電磁弁16、噴射ノズル17、戻し口18、電磁コ
イル19から構成され、常時は電磁弁16を、噴射ノズ
ル17開、戻し口18閉の状態に保持するが、電磁コイ
ル19に入力することにより、噴射ノズル17を閉、戻
し口18を開の状態に転換保持することができる。20
は戻し管で気化器12の戻し口18から燃料タンク8に
連通する燃料のリターン流路を構成する。21は燃焼器
で、気化器12の噴射ノズル17と近傍空気にのぞむ入
り口22、混合室23と炎口部24、点火器25、フレ
ームロッド26から構成されてなる。27は燃焼筒で炎
口部24がのぞむ燃焼空間28を構成する。29は燃焼
空間28における燃焼熱の一部を気化器12に還流する
熱伝導体で、気化器12を加熱する電力ヒータ14の電
力を節減するために備えられたものである。30は電気
制御部、31は外ケースである。なお、図1に示した矢
印は空気ファン3により空気吸入口1から吸入された空
気が、送風ダクト4などに導かれ、燃焼空間28で発生
した燃焼ガスとともに、温風供給口5から室内に供給さ
れる流線を示したものである。
に本発明を実施した実施例である。図1は実施例1の石
油ファンヒータの熱媒体空気流路の構成を示した縦断面
図(側面図)、図2は実施例1の石油ファンヒータの燃
料流路の構成を示した要部縦断面図(正面図)である。
図1と図2において、1は空気吸入口、2は吸入口ガー
ド、3は空気ファン、4は送風ダクト、5は温風供給口
で、6は温風供給口5から室内に供給する温風の温度を
検知する温度センサA、7は室内から吸引する空気の加
熱前温度を検知する温度センサBである。8は燃料タン
クで、ほぼ一定の燃料液面位置を維持するに要する燃料
補給をカートリッジタンク9から受ける。10はポンプ
で、燃料タンク8の燃料を燃料供給管11を通じて気化
器12に供給する。気化器12は、燃料加熱部13、電
力ヒータ14、気化器温度を検知する温度センサC1
5、電磁弁16、噴射ノズル17、戻し口18、電磁コ
イル19から構成され、常時は電磁弁16を、噴射ノズ
ル17開、戻し口18閉の状態に保持するが、電磁コイ
ル19に入力することにより、噴射ノズル17を閉、戻
し口18を開の状態に転換保持することができる。20
は戻し管で気化器12の戻し口18から燃料タンク8に
連通する燃料のリターン流路を構成する。21は燃焼器
で、気化器12の噴射ノズル17と近傍空気にのぞむ入
り口22、混合室23と炎口部24、点火器25、フレ
ームロッド26から構成されてなる。27は燃焼筒で炎
口部24がのぞむ燃焼空間28を構成する。29は燃焼
空間28における燃焼熱の一部を気化器12に還流する
熱伝導体で、気化器12を加熱する電力ヒータ14の電
力を節減するために備えられたものである。30は電気
制御部、31は外ケースである。なお、図1に示した矢
印は空気ファン3により空気吸入口1から吸入された空
気が、送風ダクト4などに導かれ、燃焼空間28で発生
した燃焼ガスとともに、温風供給口5から室内に供給さ
れる流線を示したものである。
【0035】図3は、図1に示したポンプ10の詳細構
成を示す縦断面図である。41はシリンダ、42はジョ
イント金具、43は吸入管で、これらは一体構成され、
吸入口44と吐出口45を有する液密管状体をなし、こ
の管状体の内部に往復運動可能状態に収容されたプラン
ジャ46と、プランジャを支持する支持スプリング47
と48、吐出弁49、吐出弁スプリング50、吐出弁座
51を備える。52は電磁コイル、53は電磁コイル5
2の入力端子、54は磁路金具、55と56は一対の磁
極である。57はプランジャ46に備える吸入弁、58
は吸入弁スプリング、59は吸入弁座、60は吸入口に
備えるフィルタ、61は吸入弁57と吐出弁49間の空
間からなるポンプ室である。このポンプ10は、駆動電
源から与えられる直流パルス電力などの駆動電力が電磁
コイル52に供給されて発生する磁力で、プランジャ4
6が上方に駆動され、この時ポンプ室61内の流体を加
圧し、この圧力で吐出弁49が開いてポンプ室内の流体
が吐出口45側に吐出する。電磁コイル52への供給電
力が停止されると、プランジャは支持スプリングにより
原位置方向に戻される。この時、吐出弁49が閉じてお
り、ポンプ室容積が拡大するので、ポンプ室内に負圧が
生じ、この負圧で吸入弁57が開いて吸入口側の流体が
ポンプ室内に吸入される。この流体は、最初の運転開始
時は空気であるが、暫時の運転により空気が吐出口から
排出され、吸入口から吸入された燃料に置き換わる。こ
のポンプ10において、電磁コイルに供給する駆動電源
の電圧を調節することは、プランジャ46がポンプ室6
1内の流体を加圧する強さを調節することに当たり、パ
ルス時間を調節することは、プランジャがポンプ室流体
を押し上げる時間を調節することに当たり、周波数を調
節することはプランジャの往復運動の回数を調節するこ
とに当たり、いづれも駆動電力を増大することにより流
量が増大し、駆動電力を減少することにより流量が減少
し、駆動電力を調節することにより燃料流量を調節する
ことができる。図3に示したポンプは、通常、電磁ポン
プあるいは電磁プランジャポンプと呼ばれるポンプであ
るが、駆動電力により流量調節可能で、燃料供給に適し
たポンプであれば、他の形式のポンプを用いることもで
きる。
成を示す縦断面図である。41はシリンダ、42はジョ
イント金具、43は吸入管で、これらは一体構成され、
吸入口44と吐出口45を有する液密管状体をなし、こ
の管状体の内部に往復運動可能状態に収容されたプラン
ジャ46と、プランジャを支持する支持スプリング47
と48、吐出弁49、吐出弁スプリング50、吐出弁座
51を備える。52は電磁コイル、53は電磁コイル5
2の入力端子、54は磁路金具、55と56は一対の磁
極である。57はプランジャ46に備える吸入弁、58
は吸入弁スプリング、59は吸入弁座、60は吸入口に
備えるフィルタ、61は吸入弁57と吐出弁49間の空
間からなるポンプ室である。このポンプ10は、駆動電
源から与えられる直流パルス電力などの駆動電力が電磁
コイル52に供給されて発生する磁力で、プランジャ4
6が上方に駆動され、この時ポンプ室61内の流体を加
圧し、この圧力で吐出弁49が開いてポンプ室内の流体
が吐出口45側に吐出する。電磁コイル52への供給電
力が停止されると、プランジャは支持スプリングにより
原位置方向に戻される。この時、吐出弁49が閉じてお
り、ポンプ室容積が拡大するので、ポンプ室内に負圧が
生じ、この負圧で吸入弁57が開いて吸入口側の流体が
ポンプ室内に吸入される。この流体は、最初の運転開始
時は空気であるが、暫時の運転により空気が吐出口から
排出され、吸入口から吸入された燃料に置き換わる。こ
のポンプ10において、電磁コイルに供給する駆動電源
の電圧を調節することは、プランジャ46がポンプ室6
1内の流体を加圧する強さを調節することに当たり、パ
ルス時間を調節することは、プランジャがポンプ室流体
を押し上げる時間を調節することに当たり、周波数を調
節することはプランジャの往復運動の回数を調節するこ
とに当たり、いづれも駆動電力を増大することにより流
量が増大し、駆動電力を減少することにより流量が減少
し、駆動電力を調節することにより燃料流量を調節する
ことができる。図3に示したポンプは、通常、電磁ポン
プあるいは電磁プランジャポンプと呼ばれるポンプであ
るが、駆動電力により流量調節可能で、燃料供給に適し
たポンプであれば、他の形式のポンプを用いることもで
きる。
【0036】図4は、実施例1の制御システムの要部構
成図である。図4において、71はポンプ駆動電力制御
部で、温度センサA6における温風温度の検知温度と基
準温度設定部72に予め設定された基準温度との差に応
じて、検知温度が基準温度を下回る場合はポンプ駆動電
力を調節してポンプの燃料流量を増大し、検知温度が基
準温度を上回る場合はポンプ駆動電力を調節してポンプ
の燃料流量を低減する調節を実施する。この制御動作は
500msec毎に実施され、1回の制御動作で、最大
燃焼量の約2%に相当する駆動電力が調節される。従っ
て20%の燃焼量調節には制御動作10回、時間5秒を
要する。この応答速度をさらに速くすることも遅くする
ことも設計上容易に可能であるが、実施例1では暖房用
途の性格から上記の通りとした。基準温度は既述のよう
に多様な設計が可能であるが、この実施例1における基
準温度は、全燃焼量範囲において固定し、一定の範囲を
有する基準温度が設定されている。ポンプ駆動電力は交
流電源を一旦DC24Vに直流化し、トランジスタでス
イッチングして直流パルス電力とし、ポンプ10に供給
する。スイッチング信号がトランジスタのベース端子に
供給されているON状態で、DC24Vがポンプに供給
され、スイッチング信号OFF状態でポンプへの電力供
給が休止される。すなわちスイッチング信号ON時間を
調節することによりポンプ駆動電力のパルス時間を調節
することができ、スイッチング信号OFF時間を調節す
ることによりポンプ駆動電力の周波数を調節することが
でき、これらにより燃料流量を調節することができる。
スイッチング信号のOFF時間を短縮して燃料流量を増
大し、OFF時間を増大して燃料流量を減少する方法を
周波数制御法と呼び、燃焼量中大領域で用い、スイッチ
ング信号のON時間を延長して燃料流量を増大し、ON
時間を短縮して燃料流量を減少する方法をパルス時間制
御法と呼び、燃焼量小領域で用いる。74は空気ファン
制御部で、温度センサB7における吸入空気の検知室温
と、室温設定部75の設定室温との差の大きさに基づ
き、空気ファン3の回転数を調節して空気吸入口1から
吸引し、温風供給口5から室内に供給する風量を調節す
る。検知室温と設定室温の差が大なる場合は空気ファン
3の回転数を風量大条件に調節し、同差が小なる場合は
空気ファン3の回転数を風量小条件に調節する動作を実
施する。76はヒータ電力制御部で、温度センサC15
の検知温度と、予め同制御部76内に設定された設定温
度との差に応じて、気化器温度が設定温度に合致するよ
うに、気化器の電力ヒータ14に供給する電力を調節す
る。燃焼開始前の予熱モードにおける気化器加熱熱量
は、すべてヒータ電力によってまかなわれるが、燃焼モ
ードに入ると、燃焼熱の一部が熱伝導体29を経て気化
器に供給されるので、ヒータ電力は不足分のみを供給す
る動作を行う。
成図である。図4において、71はポンプ駆動電力制御
部で、温度センサA6における温風温度の検知温度と基
準温度設定部72に予め設定された基準温度との差に応
じて、検知温度が基準温度を下回る場合はポンプ駆動電
力を調節してポンプの燃料流量を増大し、検知温度が基
準温度を上回る場合はポンプ駆動電力を調節してポンプ
の燃料流量を低減する調節を実施する。この制御動作は
500msec毎に実施され、1回の制御動作で、最大
燃焼量の約2%に相当する駆動電力が調節される。従っ
て20%の燃焼量調節には制御動作10回、時間5秒を
要する。この応答速度をさらに速くすることも遅くする
ことも設計上容易に可能であるが、実施例1では暖房用
途の性格から上記の通りとした。基準温度は既述のよう
に多様な設計が可能であるが、この実施例1における基
準温度は、全燃焼量範囲において固定し、一定の範囲を
有する基準温度が設定されている。ポンプ駆動電力は交
流電源を一旦DC24Vに直流化し、トランジスタでス
イッチングして直流パルス電力とし、ポンプ10に供給
する。スイッチング信号がトランジスタのベース端子に
供給されているON状態で、DC24Vがポンプに供給
され、スイッチング信号OFF状態でポンプへの電力供
給が休止される。すなわちスイッチング信号ON時間を
調節することによりポンプ駆動電力のパルス時間を調節
することができ、スイッチング信号OFF時間を調節す
ることによりポンプ駆動電力の周波数を調節することが
でき、これらにより燃料流量を調節することができる。
スイッチング信号のOFF時間を短縮して燃料流量を増
大し、OFF時間を増大して燃料流量を減少する方法を
周波数制御法と呼び、燃焼量中大領域で用い、スイッチ
ング信号のON時間を延長して燃料流量を増大し、ON
時間を短縮して燃料流量を減少する方法をパルス時間制
御法と呼び、燃焼量小領域で用いる。74は空気ファン
制御部で、温度センサB7における吸入空気の検知室温
と、室温設定部75の設定室温との差の大きさに基づ
き、空気ファン3の回転数を調節して空気吸入口1から
吸引し、温風供給口5から室内に供給する風量を調節す
る。検知室温と設定室温の差が大なる場合は空気ファン
3の回転数を風量大条件に調節し、同差が小なる場合は
空気ファン3の回転数を風量小条件に調節する動作を実
施する。76はヒータ電力制御部で、温度センサC15
の検知温度と、予め同制御部76内に設定された設定温
度との差に応じて、気化器温度が設定温度に合致するよ
うに、気化器の電力ヒータ14に供給する電力を調節す
る。燃焼開始前の予熱モードにおける気化器加熱熱量
は、すべてヒータ電力によってまかなわれるが、燃焼モ
ードに入ると、燃焼熱の一部が熱伝導体29を経て気化
器に供給されるので、ヒータ電力は不足分のみを供給す
る動作を行う。
【0037】実施例1の動作モードは予熱モードと燃焼
モードにより構成される。予熱モードは、手動操作ある
いはタイマーにより始まり、予め定められたプログラム
に基づいて、電磁弁16を噴射ノズル17閉、戻し口1
8開に保持し、電力ヒータ14に電力を供給して気化器
12を予熱し、温度センサC15の検知温度が予め定め
た設定温度に達したことにより、予熱モードを終了し自
動的に燃焼モードに入る。燃焼モードにおいて、気化器
12は引き続き予め定めた設定温度を維持するように制
御された電力が電力ヒータ14に供給されるとともに、
空気ファン3とポンプ10が起動される。ポンプ10に
より気化器に供給された燃料は、当初、戻し口18と戻
し管20を経て燃料タンクに戻るリターン流路に供給さ
れるが、ポンプ駆動開始から数秒遅れて電磁弁16が噴
射ノズル17を開、戻し口18を閉状態に転換すること
により、気化器12で加熱されて圧力を増した燃料が、
噴射ノズル17を経て燃焼器21に供給され、この燃料
の流れに吸引された空気とともに混合室23で混合気を
形成し、燃焼空間28で点火器25に点火されて燃焼が
開始される。この燃焼熱で空気ファン3の送風空気が加
熱され、燃焼排ガスとともに温風供給口5から温風とし
て室内に供給される。
モードにより構成される。予熱モードは、手動操作ある
いはタイマーにより始まり、予め定められたプログラム
に基づいて、電磁弁16を噴射ノズル17閉、戻し口1
8開に保持し、電力ヒータ14に電力を供給して気化器
12を予熱し、温度センサC15の検知温度が予め定め
た設定温度に達したことにより、予熱モードを終了し自
動的に燃焼モードに入る。燃焼モードにおいて、気化器
12は引き続き予め定めた設定温度を維持するように制
御された電力が電力ヒータ14に供給されるとともに、
空気ファン3とポンプ10が起動される。ポンプ10に
より気化器に供給された燃料は、当初、戻し口18と戻
し管20を経て燃料タンクに戻るリターン流路に供給さ
れるが、ポンプ駆動開始から数秒遅れて電磁弁16が噴
射ノズル17を開、戻し口18を閉状態に転換すること
により、気化器12で加熱されて圧力を増した燃料が、
噴射ノズル17を経て燃焼器21に供給され、この燃料
の流れに吸引された空気とともに混合室23で混合気を
形成し、燃焼空間28で点火器25に点火されて燃焼が
開始される。この燃焼熱で空気ファン3の送風空気が加
熱され、燃焼排ガスとともに温風供給口5から温風とし
て室内に供給される。
【0038】実施例1の動作状況を場面毎に述べると、
燃焼モード当初の空気ファン3とポンプ10は、この
装置の中位の燃焼量に相当する駆動電力が供給されて起
動され、数秒後以降、空気ファンは温度センサB7の検
知温度と設定室温の差の大きさに応じた送風量の駆動電
力に制御され、ポンプ10の駆動電力は温度センサA6
の検知温度と基準温度との差に応じて制御される。従っ
て、室温が設定室温を極めて大きく下回る状態で運転開
始された場合は、空気ファンの風量とポンプの燃料流量
が中位から増大方向に制御され、空気ファンの最大風量
において温風温度が基準温度に合致する燃焼量でほぼ安
定する。室温がわずかに設定室温を下回る状態で運転開
始された場合には、空気ファン風量とポンプの燃料流量
はいづれも中位から減少方向に制御され、空気ファンの
最小風量において温風温度が基準温度に合致する燃焼量
でほぼ安定する。燃焼モード継続中に暖房効果により
室温が上昇してくると、温度センサB7の検知温度が上
昇して室温設定部の設定温度との差が縮小し、空気ファ
ン3の回転数が調節されて送風量が低減するので、温風
温度が上昇し、温度センサA6の検知温度が基準温度を
上回り、燃焼量を低減する制御が働き、温度センサA6
の検知温度が基準温度に合致する燃焼量でほぼ安定す
る。燃焼モード継続中に外気の侵入などで室温が低下
すると、温度センサBの検知温度が低下して設定室温と
の差を拡大するので、空気ファン3の風量が増大する制
御が働き、温風温度が低下して温度センサA6の検知温
度が基準温度を下回り、ポンプ駆動電力が調節されて燃
焼量が増大され、温度センサA6の検知温度が基準温度
に合致する燃焼量でほぼ安定する。燃焼モード継続中
に、室温の設定温度を、例えば上方に変更設定すると、
室温すなわち温度センサB7の検知温度と設定室温の差
が拡大するので、これに応じた送風量の増大調節がなさ
れ、検知温度が基準温度を下回り、燃焼量が増大され
る。室温すなわち温度センサB7の検知温度が設定温
度を上回った場合は、燃焼が自動停止される。
燃焼モード当初の空気ファン3とポンプ10は、この
装置の中位の燃焼量に相当する駆動電力が供給されて起
動され、数秒後以降、空気ファンは温度センサB7の検
知温度と設定室温の差の大きさに応じた送風量の駆動電
力に制御され、ポンプ10の駆動電力は温度センサA6
の検知温度と基準温度との差に応じて制御される。従っ
て、室温が設定室温を極めて大きく下回る状態で運転開
始された場合は、空気ファンの風量とポンプの燃料流量
が中位から増大方向に制御され、空気ファンの最大風量
において温風温度が基準温度に合致する燃焼量でほぼ安
定する。室温がわずかに設定室温を下回る状態で運転開
始された場合には、空気ファン風量とポンプの燃料流量
はいづれも中位から減少方向に制御され、空気ファンの
最小風量において温風温度が基準温度に合致する燃焼量
でほぼ安定する。燃焼モード継続中に暖房効果により
室温が上昇してくると、温度センサB7の検知温度が上
昇して室温設定部の設定温度との差が縮小し、空気ファ
ン3の回転数が調節されて送風量が低減するので、温風
温度が上昇し、温度センサA6の検知温度が基準温度を
上回り、燃焼量を低減する制御が働き、温度センサA6
の検知温度が基準温度に合致する燃焼量でほぼ安定す
る。燃焼モード継続中に外気の侵入などで室温が低下
すると、温度センサBの検知温度が低下して設定室温と
の差を拡大するので、空気ファン3の風量が増大する制
御が働き、温風温度が低下して温度センサA6の検知温
度が基準温度を下回り、ポンプ駆動電力が調節されて燃
焼量が増大され、温度センサA6の検知温度が基準温度
に合致する燃焼量でほぼ安定する。燃焼モード継続中
に、室温の設定温度を、例えば上方に変更設定すると、
室温すなわち温度センサB7の検知温度と設定室温の差
が拡大するので、これに応じた送風量の増大調節がなさ
れ、検知温度が基準温度を下回り、燃焼量が増大され
る。室温すなわち温度センサB7の検知温度が設定温
度を上回った場合は、燃焼が自動停止される。
【0039】燃焼停止は、操作あるいはタイマによる燃
焼停止の他、上記に記載した自動停止の場合などに実
行されるが、いずれも電磁弁16を噴射ノズル17閉、
戻し口18開の状態として燃焼部への燃料供給を停止
し、ポンプ10と電力ヒータ14への電力供給を停止
し、暫時の後に空気ファン3を停止する。上記に記載
した燃焼停止の場合は、一部の制御機能が継続機能せし
め、室温が設定室温を下回ることにより、自動再燃焼を
実施する。ただし、最初の予熱モード開始より3時間で
全機能を停止する自動安全制御が作用するので、全機能
停止状態では上記の自動再燃焼も実行されない。この自
動安全制御はリセット操作により3時間延長が可能であ
る。
焼停止の他、上記に記載した自動停止の場合などに実
行されるが、いずれも電磁弁16を噴射ノズル17閉、
戻し口18開の状態として燃焼部への燃料供給を停止
し、ポンプ10と電力ヒータ14への電力供給を停止
し、暫時の後に空気ファン3を停止する。上記に記載
した燃焼停止の場合は、一部の制御機能が継続機能せし
め、室温が設定室温を下回ることにより、自動再燃焼を
実施する。ただし、最初の予熱モード開始より3時間で
全機能を停止する自動安全制御が作用するので、全機能
停止状態では上記の自動再燃焼も実行されない。この自
動安全制御はリセット操作により3時間延長が可能であ
る。
【0040】実施例1の燃焼量誤差修正動作は、温度セ
ンサA6の検知温度が基準温度を下回った場合は、ポン
プ駆動電力が調節されて燃料流量を増大する制御が動作
し、検知温度が基準温度を上回った場合は、ポンプ駆動
電力が調節されて燃料流量を減少する制御が動作し、検
知温度が基準温度に合致した場合は、ポンプ駆動電力を
変更することなく継続供給する。このポンプ駆動電力の
調節により、ポンプ固有の燃料流量誤差、ポンプ駆動電
源の電圧調整誤差、装置の経年変化による燃料流量誤差
など、異なる原因による燃焼量誤差が適正燃焼量に修正
される。この燃焼量誤差の修正機能は、上記の課題2、
課題3、課題4を解決する機能である。
ンサA6の検知温度が基準温度を下回った場合は、ポン
プ駆動電力が調節されて燃料流量を増大する制御が動作
し、検知温度が基準温度を上回った場合は、ポンプ駆動
電力が調節されて燃料流量を減少する制御が動作し、検
知温度が基準温度に合致した場合は、ポンプ駆動電力を
変更することなく継続供給する。このポンプ駆動電力の
調節により、ポンプ固有の燃料流量誤差、ポンプ駆動電
源の電圧調整誤差、装置の経年変化による燃料流量誤差
など、異なる原因による燃焼量誤差が適正燃焼量に修正
される。この燃焼量誤差の修正機能は、上記の課題2、
課題3、課題4を解決する機能である。
【0041】[実施例2]実施例2は、燃料タンクと燃
焼部が別体に構成され、個々の具体的な設置場所の事情
に従い、多様な設置条件に設置される形式の温風装置
に、本発明を実施した実施例である。図5は実施例2の
温風装置の構成を示す要部縦断面図で、81は本体で屋
内に設置され、82は本体81と別体からなる燃料タン
クで屋外に設置される。83は燃料タンク82から本体
81に燃料を供給する燃料供給管、84はポンプで電磁
力により駆動されるプランジャの往復運動によりポンプ
作用をなす形式のポンプで、駆動電力を調節することに
より燃料流量を調節することができる。85はポンプ8
4の吐出口に配設される燃料供給管、86は燃料供給管
85の先端部を構成するノズルである。87は気化器
で、気化器加熱用のヒータ88、気化器温度を検知する
温度センサC89、燃焼熱を気化器に還流する熱伝導体
90、混合室91からなる。92は燃焼器で、炎口部9
3、点火器94、火炎の電導度を監視することにより異
常燃焼を検知するフレームロッド95、燃焼空間96か
らなる。97は給気ファンで、給気口98から吸引した
屋外空気を給気管99を経て混合室91と燃焼空間96
に供給する。100は排気ファンで給気ファン97と同
軸構成され、燃焼空間96の燃焼排ガスを熱交換器10
1、排気管102を経て排気口103から屋外に排出す
る。104は空気ファンで室内空気を本体81の背面か
ら吸引し、熱交換器101で加熱して温風とし、本体8
1の前面に備える温風供給口から室内に供給する。10
5は電気制御部である。なお、図示しない温度センサA
106は、空気ファン104の空気流路中の熱交換器1
01と温風供給口の間に備えられ、温風温度を検知する
温度センサからなる。同様に図示しない温度センサB1
07は、空気ファン104の空気吸入流路に設置し、吸
入空気の加熱前の温度を検知する温度センサである。ま
た、ポンプ84は実施例1に用いられたポンプ10と基
本的に同形式同性質の電磁プランジャポンプからなり、
実施例2の設計条件に合わせて一部能力に関する設計を
変更した程度にとどまるので、詳細構成を省略する。
焼部が別体に構成され、個々の具体的な設置場所の事情
に従い、多様な設置条件に設置される形式の温風装置
に、本発明を実施した実施例である。図5は実施例2の
温風装置の構成を示す要部縦断面図で、81は本体で屋
内に設置され、82は本体81と別体からなる燃料タン
クで屋外に設置される。83は燃料タンク82から本体
81に燃料を供給する燃料供給管、84はポンプで電磁
力により駆動されるプランジャの往復運動によりポンプ
作用をなす形式のポンプで、駆動電力を調節することに
より燃料流量を調節することができる。85はポンプ8
4の吐出口に配設される燃料供給管、86は燃料供給管
85の先端部を構成するノズルである。87は気化器
で、気化器加熱用のヒータ88、気化器温度を検知する
温度センサC89、燃焼熱を気化器に還流する熱伝導体
90、混合室91からなる。92は燃焼器で、炎口部9
3、点火器94、火炎の電導度を監視することにより異
常燃焼を検知するフレームロッド95、燃焼空間96か
らなる。97は給気ファンで、給気口98から吸引した
屋外空気を給気管99を経て混合室91と燃焼空間96
に供給する。100は排気ファンで給気ファン97と同
軸構成され、燃焼空間96の燃焼排ガスを熱交換器10
1、排気管102を経て排気口103から屋外に排出す
る。104は空気ファンで室内空気を本体81の背面か
ら吸引し、熱交換器101で加熱して温風とし、本体8
1の前面に備える温風供給口から室内に供給する。10
5は電気制御部である。なお、図示しない温度センサA
106は、空気ファン104の空気流路中の熱交換器1
01と温風供給口の間に備えられ、温風温度を検知する
温度センサからなる。同様に図示しない温度センサB1
07は、空気ファン104の空気吸入流路に設置し、吸
入空気の加熱前の温度を検知する温度センサである。ま
た、ポンプ84は実施例1に用いられたポンプ10と基
本的に同形式同性質の電磁プランジャポンプからなり、
実施例2の設計条件に合わせて一部能力に関する設計を
変更した程度にとどまるので、詳細構成を省略する。
【0042】図6は実施例2の制御システムの要部構成
図で、111は室温設定部で暖房機能の目標室温を手動
操作で設定することができる。112は空気ファン制御
部で、温度センサB107の検知温度が室温設定部11
1の設定室温を下回る差の大きさに応じた駆動電力が空
気ファン104に供給され、空気ファン104の回転数
制御により暖房負荷の大きさに従う風量に調節される。
113は基準温度設定部で、温度センサA106の設置
位置における温風の適正温度を基準温度として予め設定
されてなる。114はポンプ駆動電力制御部で、温度セ
ンサA106の検知温度と基準温度設定部113に設定
された基準温度との差に応じて調節された駆動電力がポ
ンプ84に供給される。実施例2では一定の温度範囲で
定められる基準温度の上下に2%調節区を、この2%調
節区の上下に10%調節区をそれぞれ予め設定し、温度
センサAの検知温度が2%調節区にある場合は、1回あ
たり最大燃焼量の約2%に相当するポンプ駆動電力の調
節を実施し、温度センサAの検知温度が10%調節区に
或場合は、最大燃焼量の10%に相当するポンプ駆動電
力の調節を実施する加重調節量接近法により実施され
る。115はヒータ電力制御部で、気化器温度を検知す
る温度センサC89の検知温度が予め定めた設定温度に
合致するように制御された電力が電力ヒータ88に供給
される。116は給排気ファン制御部で、空気ファン制
御部112から供給される空気ファン104の風量を示
す信号と、温度センサB107の検知温度を示す信号
と、温度センサA106の検知温度を示す信号が供給さ
れ、空気ファン風量と温度上昇巾と空気比熱と予め与え
られた熱交換効率から現在燃焼量の演算値が求められ、
この現在燃焼量の演算値に化学量論上の空気量と燃焼工
学上の空気過剰率から求められる風量に見合う給排気フ
ァン回転数に制御される。なお、給気ファン97の風量
は燃焼用空気の風量であり、排気ファン100の風量は
燃焼排ガスの風量であるので、両風量は異なる風量を示
す。この両ファンの異なる風量に対して、両ファンの羽
根車の設計をそれぞれの風量に対応させることにより、
両ファンはワンモータ同軸構成により、燃焼用空気の供
給機能と燃焼排ガスの排出機能を同時に実施し得る構成
をなす。
図で、111は室温設定部で暖房機能の目標室温を手動
操作で設定することができる。112は空気ファン制御
部で、温度センサB107の検知温度が室温設定部11
1の設定室温を下回る差の大きさに応じた駆動電力が空
気ファン104に供給され、空気ファン104の回転数
制御により暖房負荷の大きさに従う風量に調節される。
113は基準温度設定部で、温度センサA106の設置
位置における温風の適正温度を基準温度として予め設定
されてなる。114はポンプ駆動電力制御部で、温度セ
ンサA106の検知温度と基準温度設定部113に設定
された基準温度との差に応じて調節された駆動電力がポ
ンプ84に供給される。実施例2では一定の温度範囲で
定められる基準温度の上下に2%調節区を、この2%調
節区の上下に10%調節区をそれぞれ予め設定し、温度
センサAの検知温度が2%調節区にある場合は、1回あ
たり最大燃焼量の約2%に相当するポンプ駆動電力の調
節を実施し、温度センサAの検知温度が10%調節区に
或場合は、最大燃焼量の10%に相当するポンプ駆動電
力の調節を実施する加重調節量接近法により実施され
る。115はヒータ電力制御部で、気化器温度を検知す
る温度センサC89の検知温度が予め定めた設定温度に
合致するように制御された電力が電力ヒータ88に供給
される。116は給排気ファン制御部で、空気ファン制
御部112から供給される空気ファン104の風量を示
す信号と、温度センサB107の検知温度を示す信号
と、温度センサA106の検知温度を示す信号が供給さ
れ、空気ファン風量と温度上昇巾と空気比熱と予め与え
られた熱交換効率から現在燃焼量の演算値が求められ、
この現在燃焼量の演算値に化学量論上の空気量と燃焼工
学上の空気過剰率から求められる風量に見合う給排気フ
ァン回転数に制御される。なお、給気ファン97の風量
は燃焼用空気の風量であり、排気ファン100の風量は
燃焼排ガスの風量であるので、両風量は異なる風量を示
す。この両ファンの異なる風量に対して、両ファンの羽
根車の設計をそれぞれの風量に対応させることにより、
両ファンはワンモータ同軸構成により、燃焼用空気の供
給機能と燃焼排ガスの排出機能を同時に実施し得る構成
をなす。
【0043】実施例2の動作モードは予熱モードと燃焼
モードにより構成される。予熱モードは、直接操作ある
いはタイマーにより始まり、予め定められたプログラム
に基づいて、電力ヒータ88に電力を供給して気化器8
7を予熱し、温度センサC89の検知温度が予め定めた
気化温度に達することにより、予熱モードを終了し自動
的に燃焼モードに入る。予熱モードにおける気化器加熱
熱量はすべてヒータ電力によってまかなわれが、燃焼モ
ードでは燃焼熱の一部が熱伝導体90を経て気化器に供
給されるので、ヒータ電力は不足分を補充する電力制御
が実施される。
モードにより構成される。予熱モードは、直接操作ある
いはタイマーにより始まり、予め定められたプログラム
に基づいて、電力ヒータ88に電力を供給して気化器8
7を予熱し、温度センサC89の検知温度が予め定めた
気化温度に達することにより、予熱モードを終了し自動
的に燃焼モードに入る。予熱モードにおける気化器加熱
熱量はすべてヒータ電力によってまかなわれが、燃焼モ
ードでは燃焼熱の一部が熱伝導体90を経て気化器に供
給されるので、ヒータ電力は不足分を補充する電力制御
が実施される。
【0044】実施例2の動作状況を述べると、燃焼モ
ード開始当初の空気ファン104とポンプ84は、この
装置の中位の燃焼量に相当する駆動電力が供給されて起
動され、以降、空気ファンは温度センサB107の検知
温度が設定室温を下回る差の大きさに応じた空気ファン
の風量に調節され、ポンプ84は温度センサA106の
検知温度と基準温度の差に応じて駆動電力が調節され
る。従って、室温が設定室温を大きく下回る状態で運転
開始された場合は、空気ファンの風量とポンプの燃料流
量が中位から増大方向に制御され、空気ファンの最大風
量において温風温度が基準温度に合致する燃焼量で安定
する。室温が僅かに設定室温を下回る状態で運転開始さ
れた場合には、空気ファンの風量とポンプの燃料流量は
いづれも中位から減少方向に制御され、空気ファンの最
小風量において温風温度が基準温度に合致する燃焼量で
ほぼ安定する。燃焼モード継続中に暖房効果により室
温が上昇してくると、温度センサB107の検知温度が
上昇して室温設定部の設定温度との差が縮小し、空気フ
ァン104の回転数が調節されて風量が低減するので、
温風温度が上昇し、温度センサA106の検知温度が基
準温度を上回り、燃焼量を低減する制御が働く。燃焼
モードの継続中に外気の侵入などで室温が低下すると、
温度センサBの検知温度と設定室温の差が拡大するので
空気ファンの風量を増大する制御が働き、温風温度が低
下して基準温度を下回り、燃焼量が増大される。燃焼
モード継続中に、室温の設定値が例えば上方に変更設定
されると、温度センサBの検知温度と設定室温の差が拡
大するので、これに応じた風量の増大制御が働き、温度
センサAの検知温度が基準温度を下回り、燃焼量が増大
される。温度センサBの検知温度(室温)が設定室温
を上回ると、燃焼が自動停止される。
ード開始当初の空気ファン104とポンプ84は、この
装置の中位の燃焼量に相当する駆動電力が供給されて起
動され、以降、空気ファンは温度センサB107の検知
温度が設定室温を下回る差の大きさに応じた空気ファン
の風量に調節され、ポンプ84は温度センサA106の
検知温度と基準温度の差に応じて駆動電力が調節され
る。従って、室温が設定室温を大きく下回る状態で運転
開始された場合は、空気ファンの風量とポンプの燃料流
量が中位から増大方向に制御され、空気ファンの最大風
量において温風温度が基準温度に合致する燃焼量で安定
する。室温が僅かに設定室温を下回る状態で運転開始さ
れた場合には、空気ファンの風量とポンプの燃料流量は
いづれも中位から減少方向に制御され、空気ファンの最
小風量において温風温度が基準温度に合致する燃焼量で
ほぼ安定する。燃焼モード継続中に暖房効果により室
温が上昇してくると、温度センサB107の検知温度が
上昇して室温設定部の設定温度との差が縮小し、空気フ
ァン104の回転数が調節されて風量が低減するので、
温風温度が上昇し、温度センサA106の検知温度が基
準温度を上回り、燃焼量を低減する制御が働く。燃焼
モードの継続中に外気の侵入などで室温が低下すると、
温度センサBの検知温度と設定室温の差が拡大するので
空気ファンの風量を増大する制御が働き、温風温度が低
下して基準温度を下回り、燃焼量が増大される。燃焼
モード継続中に、室温の設定値が例えば上方に変更設定
されると、温度センサBの検知温度と設定室温の差が拡
大するので、これに応じた風量の増大制御が働き、温度
センサAの検知温度が基準温度を下回り、燃焼量が増大
される。温度センサBの検知温度(室温)が設定室温
を上回ると、燃焼が自動停止される。
【0045】燃焼停止は、操作あるいはタイマによる燃
焼停止の他、上記に記載した自動停止の場合などに実
行されるが、いずれもポンプ84と電力ヒータ88の電
力供給を停止し、暫時の後に給気ファン97と排気ファ
ン100と空気ファン104を停止する。上記に記載
した燃焼停止の場合は、一部の制御機能が継続機能せし
め、室温が設定室温を下回ることにより、自動再燃焼を
実施する。
焼停止の他、上記に記載した自動停止の場合などに実
行されるが、いずれもポンプ84と電力ヒータ88の電
力供給を停止し、暫時の後に給気ファン97と排気ファ
ン100と空気ファン104を停止する。上記に記載
した燃焼停止の場合は、一部の制御機能が継続機能せし
め、室温が設定室温を下回ることにより、自動再燃焼を
実施する。
【0046】実施例2における上記の燃焼量誤差修正機
能は、大要において実施例1と同様であり、実施例1と
同様の各種原因による燃焼量誤差を自動修正する。上記
の課題2、課題3、課題4を解決する機能を有するもの
である。
能は、大要において実施例1と同様であり、実施例1と
同様の各種原因による燃焼量誤差を自動修正する。上記
の課題2、課題3、課題4を解決する機能を有するもの
である。
【0047】実施例2においては、本体81と燃料タン
ク82が別体に構成され、別個に設置されるケースにお
いては、具体的な設置場面の事情に応じて、燃料タンク
と燃焼部間のヘッド差、燃料供給管83の長さなどの燃
料流路の設置条件が、個々に異なる条件に設置される。
このために燃焼部に供給する燃料流量が一定しない問題
があり、従来は、上記従来技術の項に記載したように、
いまひとつの燃料タンクと、2台のポンプを用いてこの
問題を解決した。本発明の装置においては、実施例2に
示すように1台のポンプだけで問題を解決することが可
能である。例えば、設置されたヘッド差が標準より小な
るケースにおいては、燃焼量が標準に対して過大となる
問題があるが、実施例2では、燃焼量の過大が生ずると
温度センサA106の検知温度が基準温度を上回るため
に、ポンプ駆動電力が調節されて燃料流量が低減され、
燃焼量の過大状態が修正され、検知温度が基準温度に合
致する燃焼量が継続される。逆にヘッド差が標準より大
なるケースにおいても同様に修正され、設置条件に起因
する燃焼量の誤差が修正される。この燃焼量誤差の修正
機能は、燃料タンク内の燃料面の移動に起因する燃焼量
誤差に対しても有効な修正機能であり、上記の課題1、
課題5を解決する機能である。
ク82が別体に構成され、別個に設置されるケースにお
いては、具体的な設置場面の事情に応じて、燃料タンク
と燃焼部間のヘッド差、燃料供給管83の長さなどの燃
料流路の設置条件が、個々に異なる条件に設置される。
このために燃焼部に供給する燃料流量が一定しない問題
があり、従来は、上記従来技術の項に記載したように、
いまひとつの燃料タンクと、2台のポンプを用いてこの
問題を解決した。本発明の装置においては、実施例2に
示すように1台のポンプだけで問題を解決することが可
能である。例えば、設置されたヘッド差が標準より小な
るケースにおいては、燃焼量が標準に対して過大となる
問題があるが、実施例2では、燃焼量の過大が生ずると
温度センサA106の検知温度が基準温度を上回るため
に、ポンプ駆動電力が調節されて燃料流量が低減され、
燃焼量の過大状態が修正され、検知温度が基準温度に合
致する燃焼量が継続される。逆にヘッド差が標準より大
なるケースにおいても同様に修正され、設置条件に起因
する燃焼量の誤差が修正される。この燃焼量誤差の修正
機能は、燃料タンク内の燃料面の移動に起因する燃焼量
誤差に対しても有効な修正機能であり、上記の課題1、
課題5を解決する機能である。
【0048】燃料タンクが屋外に設置される燃焼装置に
おいては、燃料温度が屋外温度の影響を強く受け、寒冷
地では燃料温度がマイナス20℃程度になることがあ
る。このために燃料粘度が上昇して燃焼量が減少する誤
差を生ずるが、実施例2においては、上記の燃料流量の
誤差を修正する機能により、燃料温度に起因する燃焼量
誤差を自動修正する。この機能は上記の課題6を解決す
る機能である。
おいては、燃料温度が屋外温度の影響を強く受け、寒冷
地では燃料温度がマイナス20℃程度になることがあ
る。このために燃料粘度が上昇して燃焼量が減少する誤
差を生ずるが、実施例2においては、上記の燃料流量の
誤差を修正する機能により、燃料温度に起因する燃焼量
誤差を自動修正する。この機能は上記の課題6を解決す
る機能である。
【0049】[実施例3]実施例3は本発明を風呂給湯
システムに応用した実施例で、その熱源装置の縦断面図
を図7に示す。本体121は燃料タンク122の上部に
載置され、ともに屋外に設置される。123はポンプで
実施例2のポンプ84と同様の電磁プランジャポンプか
らなり、燃料タンク122から燃料供給管124を通じ
て燃料を吸引し、燃料供給管125を通じて気化器12
6に燃料を供給する。気化器126は燃料加熱部12
7、電力ヒータ128、温度センサC129、電磁弁1
30、噴射ノズル131、戻し口132、電磁コイル1
33、熱伝導体134から構成され、常時は噴射ノズル
131開、戻し口132閉の状態にあるが、電磁コイル
133に入力することにより、噴射ノズル131閉、戻
し口132開の状態に転換することができる。135は
燃焼器で、入り口136、混合室137、炎口部13
8、点火器139、フレームロット140から構成され
る。141は燃焼筒、142は空気ダクトで、空気吸入
口143から燃焼筒の外側に空気通路144を構成し、
燃焼筒内側の燃焼空間145に通じ、熱交換器146を
経て排気口147に連通してなる。148は冷水管で、
この冷水管から熱交換器146を経て給湯管149に連
通する水通路を構成してなる。150は冷水管148の
熱交換器146入り口付近に設置された流水圧スイッチ
で、一定レベル以上の流水圧により投入される流水圧ス
イッチ、151は熱交換器入り口の水温を検知する温度
センサB、152は熱交換器の出口に備え、この位置の
熱媒体温度を検知する温度センサA、153は戻し口1
32から燃料タンク122に至る戻し管、154は電気
制御部、155は屋内に設置される操作端末器である。
ポンプ123は、実施例1に用いられたポンプ3と基本
的に同一形式の電磁プランジャポンプからなり、一部設
計変更にとどまるので、重複を避けるために詳細構成を
省略する。
システムに応用した実施例で、その熱源装置の縦断面図
を図7に示す。本体121は燃料タンク122の上部に
載置され、ともに屋外に設置される。123はポンプで
実施例2のポンプ84と同様の電磁プランジャポンプか
らなり、燃料タンク122から燃料供給管124を通じ
て燃料を吸引し、燃料供給管125を通じて気化器12
6に燃料を供給する。気化器126は燃料加熱部12
7、電力ヒータ128、温度センサC129、電磁弁1
30、噴射ノズル131、戻し口132、電磁コイル1
33、熱伝導体134から構成され、常時は噴射ノズル
131開、戻し口132閉の状態にあるが、電磁コイル
133に入力することにより、噴射ノズル131閉、戻
し口132開の状態に転換することができる。135は
燃焼器で、入り口136、混合室137、炎口部13
8、点火器139、フレームロット140から構成され
る。141は燃焼筒、142は空気ダクトで、空気吸入
口143から燃焼筒の外側に空気通路144を構成し、
燃焼筒内側の燃焼空間145に通じ、熱交換器146を
経て排気口147に連通してなる。148は冷水管で、
この冷水管から熱交換器146を経て給湯管149に連
通する水通路を構成してなる。150は冷水管148の
熱交換器146入り口付近に設置された流水圧スイッチ
で、一定レベル以上の流水圧により投入される流水圧ス
イッチ、151は熱交換器入り口の水温を検知する温度
センサB、152は熱交換器の出口に備え、この位置の
熱媒体温度を検知する温度センサA、153は戻し口1
32から燃料タンク122に至る戻し管、154は電気
制御部、155は屋内に設置される操作端末器である。
ポンプ123は、実施例1に用いられたポンプ3と基本
的に同一形式の電磁プランジャポンプからなり、一部設
計変更にとどまるので、重複を避けるために詳細構成を
省略する。
【0050】図8は実施例3の風呂給湯システムにおけ
る制御システムの要部構成図で、ポンプ123の燃料流
量制御と、気化器の電力ヒータ128のヒータ電力制御
に関する制御システムの構成を示したものである。な
お、燃焼用空気と燃焼排ガスの風量制御は、燃焼筒14
1内の高温ガスの煙突効果による燃焼排ガスの排出と燃
焼用空気の吸引作用を利用する設計となっているため電
気的な制御を必要としない。156は基準温度設定部、
157はポンプ駆動電力制御部で、温度センサA152
の検知温度と基準温度からポンプ駆動電力を調節してポ
ンプ123に供給する。158はヒータ電力制御部で、
温度センサC129の検知温度と予め定められた気化器
温度から気化器の電力ヒータ128に供給する電力を調
節する。159は給湯水栓で手動操作で水栓の開閉なら
びに水量調節を行うコックからなり、160は給湯ポン
プ、161は3方弁で、水道水源から熱交換器146に
向かう流路と、浴槽163から熱交換器146に向かう
流路と、両流路閉塞の3位相のいづれかを選択し得る弁
からなる。162は基準温度設定器で、給湯水栓159
の近接部に設置され、浴室内から基準温度を設定変更し
得る。163は浴槽である。
る制御システムの要部構成図で、ポンプ123の燃料流
量制御と、気化器の電力ヒータ128のヒータ電力制御
に関する制御システムの構成を示したものである。な
お、燃焼用空気と燃焼排ガスの風量制御は、燃焼筒14
1内の高温ガスの煙突効果による燃焼排ガスの排出と燃
焼用空気の吸引作用を利用する設計となっているため電
気的な制御を必要としない。156は基準温度設定部、
157はポンプ駆動電力制御部で、温度センサA152
の検知温度と基準温度からポンプ駆動電力を調節してポ
ンプ123に供給する。158はヒータ電力制御部で、
温度センサC129の検知温度と予め定められた気化器
温度から気化器の電力ヒータ128に供給する電力を調
節する。159は給湯水栓で手動操作で水栓の開閉なら
びに水量調節を行うコックからなり、160は給湯ポン
プ、161は3方弁で、水道水源から熱交換器146に
向かう流路と、浴槽163から熱交換器146に向かう
流路と、両流路閉塞の3位相のいづれかを選択し得る弁
からなる。162は基準温度設定器で、給湯水栓159
の近接部に設置され、浴室内から基準温度を設定変更し
得る。163は浴槽である。
【0051】実施例3の動作モードは予熱モードと待機
モードと燃焼モード(水道水給湯モードまたは追い焚き
給湯モード)から構成される。予熱モードは手動操作あ
るいはタイマ操作によって始まり、予め定められたプロ
グラムに基づいて、電磁弁130を噴射ノズル131
閉、戻し口132開状態とし、電力ヒータ128に電力
を供給して気化器を加熱し、温度センサC129の検知
温度が予め定めた気化器温度に達することにより予熱モ
ードを終了し、自動的に待機モードに移行する。待機モ
ードでは気化器温度を維持する動作のみが実施される。
燃焼モードでは、水道水源の冷水を加熱して浴槽に供給
する水道水給湯モードと、浴槽内の水を加熱して浴槽に
供給する追い焚き給湯モードを選択することができる。
水道水給湯モードを選択すると、3方弁161の水道水
源から熱交換器に向かう流路が開成され、給湯水栓15
9を開栓することにより、冷水管148内を水が流通開
始し、流水圧スイッチ150が投入され、このとき温度
センサB151の検知温度が基準温度を下回る条件が満
たされると、水道水給湯モードが起動する。追い焚き給
湯モードを選択すると、3方弁161の浴槽から熱交換
器に向かう流路が開成され、給湯ポンプが駆動され、給
湯水栓159を開栓することにより、冷水管148内を
水が流通開始し、流水圧スイッチ150が投入され、こ
のとき温度センサBの検知温度が基準温度を下回る条件
が満たされると、追い焚き給湯モードが起動する。
モードと燃焼モード(水道水給湯モードまたは追い焚き
給湯モード)から構成される。予熱モードは手動操作あ
るいはタイマ操作によって始まり、予め定められたプロ
グラムに基づいて、電磁弁130を噴射ノズル131
閉、戻し口132開状態とし、電力ヒータ128に電力
を供給して気化器を加熱し、温度センサC129の検知
温度が予め定めた気化器温度に達することにより予熱モ
ードを終了し、自動的に待機モードに移行する。待機モ
ードでは気化器温度を維持する動作のみが実施される。
燃焼モードでは、水道水源の冷水を加熱して浴槽に供給
する水道水給湯モードと、浴槽内の水を加熱して浴槽に
供給する追い焚き給湯モードを選択することができる。
水道水給湯モードを選択すると、3方弁161の水道水
源から熱交換器に向かう流路が開成され、給湯水栓15
9を開栓することにより、冷水管148内を水が流通開
始し、流水圧スイッチ150が投入され、このとき温度
センサB151の検知温度が基準温度を下回る条件が満
たされると、水道水給湯モードが起動する。追い焚き給
湯モードを選択すると、3方弁161の浴槽から熱交換
器に向かう流路が開成され、給湯ポンプが駆動され、給
湯水栓159を開栓することにより、冷水管148内を
水が流通開始し、流水圧スイッチ150が投入され、こ
のとき温度センサBの検知温度が基準温度を下回る条件
が満たされると、追い焚き給湯モードが起動する。
【0052】燃焼モードでは、ポンプ123を駆動し、
燃料タンクの燃料が予熱された気化器126に供給さ
れ、電磁弁130を噴射ノズル131開、戻し口132
閉に転換することにより、気化器で加熱気化された燃料
が燃焼器135に供給され、混合室137で混合気を形
成し、燃焼空間145で点火されて燃焼を開始する。冷
水管148内の冷水が熱交換器146で加熱され、給湯
管149と給湯水栓159を経て浴槽163に供給され
る。温度センサB151の検知温度が基準温度に達する
か、あるいは給湯水栓159を閉じると、流水圧スイッ
チ150が絶縁状態に復帰することにより、電磁弁13
0が噴射ノズル閉、戻し口開状態となり、燃焼器への燃
料供給を停止し、ポンプ駆動電力が停止されて燃焼モー
ドを終了し、待機モードに復帰する。待機モードは手動
操作あるいはタイマ操作により、ヒータ電力を停止して
全機能停止状態に復帰する。
燃料タンクの燃料が予熱された気化器126に供給さ
れ、電磁弁130を噴射ノズル131開、戻し口132
閉に転換することにより、気化器で加熱気化された燃料
が燃焼器135に供給され、混合室137で混合気を形
成し、燃焼空間145で点火されて燃焼を開始する。冷
水管148内の冷水が熱交換器146で加熱され、給湯
管149と給湯水栓159を経て浴槽163に供給され
る。温度センサB151の検知温度が基準温度に達する
か、あるいは給湯水栓159を閉じると、流水圧スイッ
チ150が絶縁状態に復帰することにより、電磁弁13
0が噴射ノズル閉、戻し口開状態となり、燃焼器への燃
料供給を停止し、ポンプ駆動電力が停止されて燃焼モー
ドを終了し、待機モードに復帰する。待機モードは手動
操作あるいはタイマ操作により、ヒータ電力を停止して
全機能停止状態に復帰する。
【0053】燃焼モードにおいて、ポンプ123の燃料
流量制御は、燃焼部の燃焼容量から設定された最大燃焼
量と最小燃焼量の範囲内において、熱交換器146の出
口の給湯温度を検知する温度センサA152の検知温度
と、基準温度設定部156に設定された基準温度の差に
応じて、検知温度が基準温度を下回る場合は、ポンプ駆
動電力を調節して燃料流量を増加し、検知温度が基準温
度を上回る場合は、ポンプ駆動電力を調節して燃料流量
を低減する制御を実施する。実施例3の基準温度は呼称
温度±1℃の範囲を有し、この基準温度の上下に1%調
節区を、この1%調節区のさらに上下に10%調節区を
それぞれ予め設定し、温度センサAの検知温度が1%調
節区にある場合は、1回あたり最大燃焼量の約1%に相
当するポンプ駆動電力の調節を実施し、温度センサAの
検知温度が10%調節区に或場合は、最大燃焼量の10
%に相当するポンプ駆動電力の調節を実施する。この場
合のポンプ駆動電力の制御動作は500msecごとに
実施する。
流量制御は、燃焼部の燃焼容量から設定された最大燃焼
量と最小燃焼量の範囲内において、熱交換器146の出
口の給湯温度を検知する温度センサA152の検知温度
と、基準温度設定部156に設定された基準温度の差に
応じて、検知温度が基準温度を下回る場合は、ポンプ駆
動電力を調節して燃料流量を増加し、検知温度が基準温
度を上回る場合は、ポンプ駆動電力を調節して燃料流量
を低減する制御を実施する。実施例3の基準温度は呼称
温度±1℃の範囲を有し、この基準温度の上下に1%調
節区を、この1%調節区のさらに上下に10%調節区を
それぞれ予め設定し、温度センサAの検知温度が1%調
節区にある場合は、1回あたり最大燃焼量の約1%に相
当するポンプ駆動電力の調節を実施し、温度センサAの
検知温度が10%調節区に或場合は、最大燃焼量の10
%に相当するポンプ駆動電力の調節を実施する。この場
合のポンプ駆動電力の制御動作は500msecごとに
実施する。
【0054】燃焼モードにおいて、給湯水栓159の開
度の変更や水道水源の水圧変動などによる給湯水量の変
化、熱交換器146に供給される冷水温度の変化など
は、この熱源装置の熱負荷が変化することを意味する
が、それらの原因による熱負荷の変化に対応してポンプ
駆動電力を調節して燃焼量を制御し、ほぼ基準温度に合
致する給湯温度を維持する。基準温度設定部156に設
定される基準温度は、必要に応じて基準温度設定器16
2により手動操作で呼称温度を設定変更することができ
る。気化器の電力ヒータ128に供給する電力制御は、
気化器温度を検知する温度センサC129の検知温度が
予め定めた設定温度に合致するようにヒータ電力制御部
158により自動調節される。予熱モードではすべての
気化器加熱熱量がヒータ電力でまかなわれるが、待機モ
ードでは気化温度を維持する熱量がヒータ電力により充
当され、燃焼モードでは燃焼熱の一部が熱伝導体134
を経て気化器に供給されるので、ヒータ電力は不足分を
補充するのみで足りる。
度の変更や水道水源の水圧変動などによる給湯水量の変
化、熱交換器146に供給される冷水温度の変化など
は、この熱源装置の熱負荷が変化することを意味する
が、それらの原因による熱負荷の変化に対応してポンプ
駆動電力を調節して燃焼量を制御し、ほぼ基準温度に合
致する給湯温度を維持する。基準温度設定部156に設
定される基準温度は、必要に応じて基準温度設定器16
2により手動操作で呼称温度を設定変更することができ
る。気化器の電力ヒータ128に供給する電力制御は、
気化器温度を検知する温度センサC129の検知温度が
予め定めた設定温度に合致するようにヒータ電力制御部
158により自動調節される。予熱モードではすべての
気化器加熱熱量がヒータ電力でまかなわれるが、待機モ
ードでは気化温度を維持する熱量がヒータ電力により充
当され、燃焼モードでは燃焼熱の一部が熱伝導体134
を経て気化器に供給されるので、ヒータ電力は不足分を
補充するのみで足りる。
【0055】代表的な具体場面での燃焼量の調節状況を
述べると、燃焼モードの開始当初は、この装置の最大
燃焼量の約60%の燃焼量で燃焼開始するが、温度セン
サA152の検知温度と基準温度の差に応じてポンプ駆
動電力が調節される。水道水給湯モードの場合は、燃焼
開始当初の温度センサA152の検知温度は、基準温度
を下回る状態にあるので、基準温度下部の10%調節区
にあり、500msec毎に10%づつ燃焼量が増大さ
れ、温度センサAの検知温度が基準温度下部の1%調節
区内を示す状態からは1%づつの燃焼量増大が実施され
る。燃焼量増大が過剰になされ、温度センサAの検知温
度が基準温度上部の1%調節区に入ると、1%づつの燃
料流量減少が実施される。温度センサAの検知温度が基
準温度に合致することにより燃焼量の増加あるいは減少
を停止し、このときのポンプ駆動電力が継続供給され
る。仮に、この場合の水流量が充分大きく燃焼量が最大
燃焼量まで増加するとすると、この間の応答速度は制御
動作10回、時間5秒を要する。追い焚き給湯モードの
場合で僅少な温度上昇で充分な場合には、燃焼開始当初
の燃焼量では温度センサAの検知温度は基準温度を上回
り、燃焼量を減少する制御が作用するが、この場合の応
答速度は最小燃焼量まで制御動作10回、時間5秒を要
する。実用上、最大燃焼量と最小燃焼量の内側で目的を
満足するように設計されるので、実用上の応答速度は上
記時間以内である。給湯中に熱負荷が増大されるケー
ス、例えば、基準温度が高温側に設定変更された場合、
あるいは、給湯水栓のコック操作により給湯量を増大し
た場合などにおいては、検知温度が基準温度を下回る差
が発生、あるいは拡大されるので、その差の大きさに応
じて燃料流量が増大されて燃焼量が増大し、検知温度が
基準温度に合致することにより燃焼量の増大が停止し、
前者の例では、新しい基準温度に従う給湯温度の上昇
が、後者の例では、給湯量の増加に関わらずほぼ同一の
給湯温度が維持される。給湯中に熱負荷が減少される
ケース、例えば、基準温度が低温側に設定変更された場
合、給湯水栓のコック操作で給湯量を減少した場合など
においては、温度センサAの検知温度が基準温度を上回
る差が発生、あるいは拡大し、その差の大きさに応じて
燃料流量が減少されて燃焼量が減少し、検知温度が基準
温度に合致することにより、燃焼量の減少が停止し、前
者の例では、新しい基準温度に従う給湯温度の低減が、
後者の例では、給湯量の減少に関わらずほぼ同一の給湯
温度が維持される。給湯中に水道水源の水圧が変動し
たケース、例えば、水圧が低下して給湯量が減少して給
湯温度が上昇した場合、温度センサAの検知温度が基準
温度を上回ることにより、直ちに燃焼量の減少修正がな
されて元の給湯温度に戻る。水圧が上昇した場合も同様
である。燃焼実施により燃料タンク122内の燃料面
が低下した場合は、通常、燃料流量が低減して燃焼量が
低下し、逆に燃料を補給した場合は、通常、燃料流量が
増大して燃焼量が増加するが、本発明の液体燃料燃焼装
置においては、この原因による燃料流量の誤差を温度セ
ンサAの検知温度と基準温度の差として検出し、ポンプ
駆動電力を調節することにより、上記の誤差を自動修正
する。温度センサBの検知温度が基準温度を下回る条
件が失われるか、給湯水栓が閉栓されると、水流スイッ
チが復帰し燃焼モードを終了し、待機モードに入る。待
機モードは手動操作あるいはタイマにより全機能停止状
態に復帰する。
述べると、燃焼モードの開始当初は、この装置の最大
燃焼量の約60%の燃焼量で燃焼開始するが、温度セン
サA152の検知温度と基準温度の差に応じてポンプ駆
動電力が調節される。水道水給湯モードの場合は、燃焼
開始当初の温度センサA152の検知温度は、基準温度
を下回る状態にあるので、基準温度下部の10%調節区
にあり、500msec毎に10%づつ燃焼量が増大さ
れ、温度センサAの検知温度が基準温度下部の1%調節
区内を示す状態からは1%づつの燃焼量増大が実施され
る。燃焼量増大が過剰になされ、温度センサAの検知温
度が基準温度上部の1%調節区に入ると、1%づつの燃
料流量減少が実施される。温度センサAの検知温度が基
準温度に合致することにより燃焼量の増加あるいは減少
を停止し、このときのポンプ駆動電力が継続供給され
る。仮に、この場合の水流量が充分大きく燃焼量が最大
燃焼量まで増加するとすると、この間の応答速度は制御
動作10回、時間5秒を要する。追い焚き給湯モードの
場合で僅少な温度上昇で充分な場合には、燃焼開始当初
の燃焼量では温度センサAの検知温度は基準温度を上回
り、燃焼量を減少する制御が作用するが、この場合の応
答速度は最小燃焼量まで制御動作10回、時間5秒を要
する。実用上、最大燃焼量と最小燃焼量の内側で目的を
満足するように設計されるので、実用上の応答速度は上
記時間以内である。給湯中に熱負荷が増大されるケー
ス、例えば、基準温度が高温側に設定変更された場合、
あるいは、給湯水栓のコック操作により給湯量を増大し
た場合などにおいては、検知温度が基準温度を下回る差
が発生、あるいは拡大されるので、その差の大きさに応
じて燃料流量が増大されて燃焼量が増大し、検知温度が
基準温度に合致することにより燃焼量の増大が停止し、
前者の例では、新しい基準温度に従う給湯温度の上昇
が、後者の例では、給湯量の増加に関わらずほぼ同一の
給湯温度が維持される。給湯中に熱負荷が減少される
ケース、例えば、基準温度が低温側に設定変更された場
合、給湯水栓のコック操作で給湯量を減少した場合など
においては、温度センサAの検知温度が基準温度を上回
る差が発生、あるいは拡大し、その差の大きさに応じて
燃料流量が減少されて燃焼量が減少し、検知温度が基準
温度に合致することにより、燃焼量の減少が停止し、前
者の例では、新しい基準温度に従う給湯温度の低減が、
後者の例では、給湯量の減少に関わらずほぼ同一の給湯
温度が維持される。給湯中に水道水源の水圧が変動し
たケース、例えば、水圧が低下して給湯量が減少して給
湯温度が上昇した場合、温度センサAの検知温度が基準
温度を上回ることにより、直ちに燃焼量の減少修正がな
されて元の給湯温度に戻る。水圧が上昇した場合も同様
である。燃焼実施により燃料タンク122内の燃料面
が低下した場合は、通常、燃料流量が低減して燃焼量が
低下し、逆に燃料を補給した場合は、通常、燃料流量が
増大して燃焼量が増加するが、本発明の液体燃料燃焼装
置においては、この原因による燃料流量の誤差を温度セ
ンサAの検知温度と基準温度の差として検出し、ポンプ
駆動電力を調節することにより、上記の誤差を自動修正
する。温度センサBの検知温度が基準温度を下回る条
件が失われるか、給湯水栓が閉栓されると、水流スイッ
チが復帰し燃焼モードを終了し、待機モードに入る。待
機モードは手動操作あるいはタイマにより全機能停止状
態に復帰する。
【0056】実施例3においては、上記の課題1、課題
2、課題3、課題4、課題6、課題7を解決する実施例
である。
2、課題3、課題4、課題6、課題7を解決する実施例
である。
【0057】
【発明の効果】本発明の液体燃料燃焼装置においては、
燃焼熱で加熱された熱媒体の温度を検知する温度センサ
Aを設置し、この温度センサAの検知温度と基準温度設
定部に設定した基準温度との差に応じて、ポンプ駆動電
力を調節して燃料流量を調節することにより燃焼量誤差
を修正するので、燃料タンク内の燃料面位置の変化に
起因する燃焼量誤差を自動修正する機能が付与され、カ
ートリッジタンク形式が不可能な大型タンクから直接燃
焼部に燃料供給することが可能となった。ポンプ個々
の流量バラツキに起因する燃焼量誤差を自動修正する機
能を付与し、従来実施していたポンプ個々に対する流量
調整工程を不要化した。ポンプ駆動電源の出力電圧の
バラツキに起因する燃焼量誤差を自動修正する機能を付
与し、従来実施していた電圧微調整作業を不要化した。
燃料流路へのタール蓄積など、装置の経年変化により
生ずる燃焼量誤差を自動修正する機能が付加された。
燃焼部を含む本体と燃料タンクが別体からなり、燃料タ
ンクから燃焼部に至る燃料流路条件が異なる設置条件に
設置されるケースにおいて、設置条件の不均一に起因す
る燃焼量誤差を自動修正する機能が付加された。タン
ク内燃料の温度の変動に起因する燃焼量誤差を自動修正
する機能が付加された。燃料タンクが屋外設置された場
合、寒冷地において特に有意義である。給湯装置に本
発明を実施したケースにおいて、水道水源の水圧の変化
による供給する給湯温度が変化する不具合を自動修正す
る機能が付加された。
燃焼熱で加熱された熱媒体の温度を検知する温度センサ
Aを設置し、この温度センサAの検知温度と基準温度設
定部に設定した基準温度との差に応じて、ポンプ駆動電
力を調節して燃料流量を調節することにより燃焼量誤差
を修正するので、燃料タンク内の燃料面位置の変化に
起因する燃焼量誤差を自動修正する機能が付与され、カ
ートリッジタンク形式が不可能な大型タンクから直接燃
焼部に燃料供給することが可能となった。ポンプ個々
の流量バラツキに起因する燃焼量誤差を自動修正する機
能を付与し、従来実施していたポンプ個々に対する流量
調整工程を不要化した。ポンプ駆動電源の出力電圧の
バラツキに起因する燃焼量誤差を自動修正する機能を付
与し、従来実施していた電圧微調整作業を不要化した。
燃料流路へのタール蓄積など、装置の経年変化により
生ずる燃焼量誤差を自動修正する機能が付加された。
燃焼部を含む本体と燃料タンクが別体からなり、燃料タ
ンクから燃焼部に至る燃料流路条件が異なる設置条件に
設置されるケースにおいて、設置条件の不均一に起因す
る燃焼量誤差を自動修正する機能が付加された。タン
ク内燃料の温度の変動に起因する燃焼量誤差を自動修正
する機能が付加された。燃料タンクが屋外設置された場
合、寒冷地において特に有意義である。給湯装置に本
発明を実施したケースにおいて、水道水源の水圧の変化
による供給する給湯温度が変化する不具合を自動修正す
る機能が付加された。
【0058】上記により、多様な原因で発生する燃料流
量の誤差を一挙に解消し、製造上の手数とコストを低減
し、経年変化による機能特性の劣化を防止して使用寿命
を延長し、機能特性を向上することが可能となり、これ
らによる実用上の効果は絶大である。
量の誤差を一挙に解消し、製造上の手数とコストを低減
し、経年変化による機能特性の劣化を防止して使用寿命
を延長し、機能特性を向上することが可能となり、これ
らによる実用上の効果は絶大である。
【図1】 実施例1の石油ファンヒータの縦断面図
(側面図)
(側面図)
【図2】 実施例1の石油ファンヒータの縦断面図
(正面図)
(正面図)
【図3】 実施例1のポンプ3の縦断面図
【図4】 実施例1の制御システムの要部構成図
【図5】 実施例2の温風装置の要部縦断面図
【図6】 実施例2の制御システムの要部構成図
【図7】 実施例3の給湯熱源装置の縦断面図
【図8】 実施例3の制御システムの要部構成図
【図9】 従来例の石油ファンヒータの縦断面図
【図10】 従来例の制御システムの要部構成図
1 空気吸入口 2 吸入口ガード 3 空気ファン 4 送風ダクト 5 温風供給口 6 温度センサA 7 温度センサB 8 燃料タンク 9 カートリッジタンク 10 ポンプ 12 気化器 13 燃料加熱部 14 電力ヒータ 15 温度センサC 16 電磁弁 17 噴射ノズル 18 戻し口 19 電磁コイル 21 燃焼器 23 混合室 27 燃焼筒 28 燃焼空間 29 熱伝導体 41 シリンダ 44 吸入口 45 吐出口 46 プランジャ 49 吐出弁 52 電磁コイル 57 吸入弁 71 ポンプ駆動電力制御部 72 基準温度設定部 74 空気ファン制御部 76 ヒータ電力制御部 81 本体 82 燃料タンク 83 燃料供給管 84 ポンプ 87 気化器 88 ヒータ 89 温度センサC 90 熱伝導体 91 混合室 92 燃焼器 96 燃焼空間 97 給気ファン 98 給気口 100 排気ファン 101 熱交換器 104 空気ファン 105 電気制御部 106 温度センサA 107 温度センサB 111 室温設定部 112 空気ファン制御部 113 基準温度設定部 114 ポンプ駆動電力制御部 115 ヒータ電力制御部 116 給排気ファン制御部 123 ポンプ 126 気化器 128 電力ヒータ 129 温度センサC 135 燃焼器 141 燃焼筒 142 空気ダクト 146 熱交換器 148 冷水管 149 給湯管 150 流水圧スイッチ 151 温度センサB 152 温度センサA 156 基準温度設定部 157 ポンプ駆動電力制御部 158 ヒータ電力制御部 159 給湯水栓 160 給湯ポンプ 161 3方弁 162 基準温度設定器 163 浴槽
Claims (6)
- 【請求項1】燃料タンクの液体燃料をポンプで燃焼部に
向かって供給し、この燃料を燃焼部で燃焼せしめ、この
燃焼熱で水、空気などの熱媒体を加熱し、外部に供給す
る液体燃料燃焼装置において、上記ポンプが、駆動電力
を調節することにより、燃料流量を調節し得るポンプか
らなり、上記燃焼部が、燃料流量を調節することによ
り、燃焼量を調節し得る燃焼部からなるとともに、上記
燃焼部で発生する燃焼熱で加熱された熱媒体の温度を検
知する温度センサAと、上記温度センサAの設置位置に
おける熱媒体温度の適正値を基準温度として設定する基
準温度設定部を備え、上記温度センサAの検知温度が基
準温度を下回る場合は、ポンプ駆動電力を調節して燃焼
部に供給する燃料流量を増大し、上記温度センサAの検
知温度が基準温度を上回る場合は、ポンプ駆動電力を調
節して燃焼部に供給する燃料流量を減少し、上記温度セ
ンサAの検知温度が基準温度に合致する場合は、ポンプ
駆動電力を変更することなく継続することにより、検知
温度を基準温度に合致せしめるポンプ駆動電力制御部を
備えてなることを特徴とする液体燃料燃焼装置。 - 【請求項2】上記のポンプ駆動電力の調節に当たって、
予め設定した調節量により、温度センサAの検知温度が
基準温度に合致するまで繰り返し実行する調節手段を備
えることを特徴とする請求項1記載の液体燃料燃焼装
置。 - 【請求項3】上記のポンプ駆動電力の調節に当たって、
温度センサAの検知温度と基準温度の差が大なるほど調
節量を大きく、差が小なるほど調節量を小さく、段階的
あるいは連続的に加重した1回あたりの調節量により、
温度センサAの検知温度が基準温度に合致するまで繰り
返し実行する調節手段を備えることを特徴とする請求項
1記載の液体燃料燃焼装置。 - 【請求項4】上記のポンプ駆動電力の調節に当たって、
温度センサAの検知温度と基準温度の差の値と、熱媒体
の流量と、熱媒体の比熱から燃焼量の誤差熱量を演算
し、この誤差熱量に相当する燃料流量を演算し、この燃
料流量修正量に対応するポンプ駆動電力を割り出し、1
回の調節で誤差のほぼ全量を修正する調節手段を備える
ことを特徴とする請求項1記載の液体燃料燃焼装置。 - 【請求項5】上記ポンプの駆動電力の調節に当たって、
予め設定した複数の駆動電力の中から選択実施する調節
手段を備えることを特徴とする請求項1記載の液体燃料
燃焼装置。 - 【請求項6】上記ポンプが、電磁力で駆動されるプラン
ジャの往復運動により、燃料の吸入と吐出をなす電磁プ
ランジャポンプからなることを特徴とする請求項1記載
の液体燃料燃焼装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10167696A JPH11344219A (ja) | 1998-06-01 | 1998-06-01 | 液体燃料燃焼装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10167696A JPH11344219A (ja) | 1998-06-01 | 1998-06-01 | 液体燃料燃焼装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11344219A true JPH11344219A (ja) | 1999-12-14 |
Family
ID=15854534
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10167696A Pending JPH11344219A (ja) | 1998-06-01 | 1998-06-01 | 液体燃料燃焼装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11344219A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003056844A (ja) * | 2001-08-10 | 2003-02-26 | Sunpot Co Ltd | 気化式燃焼装置 |
| CN114321727A (zh) * | 2020-09-29 | 2022-04-12 | 宝山钢铁股份有限公司 | 采用长距离管道输送化学流体的输送工艺 |
| CN118481837A (zh) * | 2023-02-10 | 2024-08-13 | 通用电气公司 | 喷气发动机热传输总线泵 |
-
1998
- 1998-06-01 JP JP10167696A patent/JPH11344219A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003056844A (ja) * | 2001-08-10 | 2003-02-26 | Sunpot Co Ltd | 気化式燃焼装置 |
| CN114321727A (zh) * | 2020-09-29 | 2022-04-12 | 宝山钢铁股份有限公司 | 采用长距离管道输送化学流体的输送工艺 |
| CN118481837A (zh) * | 2023-02-10 | 2024-08-13 | 通用电气公司 | 喷气发动机热传输总线泵 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US8662022B2 (en) | Water heater | |
| US8733297B2 (en) | Water heater | |
| US8165726B2 (en) | Water heater energy savings algorithm for reducing cold water complaints | |
| US20100326646A1 (en) | Method for controlling a hot water temperature using low flux in hot water supply system | |
| JP5902126B2 (ja) | 燃焼装置 | |
| KR0173829B1 (ko) | 온풍난방기 | |
| JPH11344219A (ja) | 液体燃料燃焼装置 | |
| JPH10267265A (ja) | ガスボイラーの空気対ガス比制御装置及びその方法 | |
| JP2004011937A (ja) | 燃焼装置 | |
| JP3177192B2 (ja) | 給湯装置 | |
| JP4030248B2 (ja) | 空気調和機 | |
| JPS6360286B2 (ja) | ||
| JP4034229B2 (ja) | リターンノズル式ガンバーナ | |
| JPH09318153A (ja) | 給湯装置 | |
| JPH0682038A (ja) | 気化器のヒータ制御方法及びその装置 | |
| JP2896111B2 (ja) | 燃焼制御装置 | |
| JP2553419Y2 (ja) | 車両ヒータ用熱交換器の燃焼制御構造 | |
| JPH08100950A (ja) | 貯湯式給湯装置 | |
| JPH0735348A (ja) | 燃焼装置 | |
| JPH11118148A (ja) | 燃焼制御装置 | |
| JP2002071220A (ja) | 貯湯式熱源機の制御装置 | |
| JP3331140B2 (ja) | 燃焼装置 | |
| KR19990080880A (ko) | 온풍난방용 공조기기 | |
| JPH1047659A (ja) | 気化式石油燃焼器の制御装置 | |
| JPH11337172A (ja) | 給湯装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 7 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070818 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080818 Year of fee payment: 8 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |