JPH11344231A - 廃熱エネルギー変換システム - Google Patents
廃熱エネルギー変換システムInfo
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- JPH11344231A JPH11344231A JP16600998A JP16600998A JPH11344231A JP H11344231 A JPH11344231 A JP H11344231A JP 16600998 A JP16600998 A JP 16600998A JP 16600998 A JP16600998 A JP 16600998A JP H11344231 A JPH11344231 A JP H11344231A
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E20/00—Combustion technologies with mitigation potential
- Y02E20/14—Combined heat and power generation [CHP]
Landscapes
- Engine Equipment That Uses Special Cycles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 発電所等の施設から排出される温水や熱水な
どの廃熱流体を高い利用率で蒸気に変換し、エネルギー
使用設備に移送するシステムの提供。 【解決手段】 ボイラやスチームコンバータ等の蒸気発
生装置1に配管bから廃熱流体を供給し、そこで配管f
から供給される水より低い沸点を有するアンモニア水溶
液等の非共沸混合流体と熱交換することにより、非共沸
混合流体を沸騰させて蒸気を発生させ、配管gから熱交
換装置2へ移送する。
どの廃熱流体を高い利用率で蒸気に変換し、エネルギー
使用設備に移送するシステムの提供。 【解決手段】 ボイラやスチームコンバータ等の蒸気発
生装置1に配管bから廃熱流体を供給し、そこで配管f
から供給される水より低い沸点を有するアンモニア水溶
液等の非共沸混合流体と熱交換することにより、非共沸
混合流体を沸騰させて蒸気を発生させ、配管gから熱交
換装置2へ移送する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は発電所等の温水や熱
水などの廃熱流体を熱源として蒸気を発生し、その熱エ
ネルギーを利用する廃熱エネルギー変換システムに関す
るものである。
水などの廃熱流体を熱源として蒸気を発生し、その熱エ
ネルギーを利用する廃熱エネルギー変換システムに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】近年、地下鉄、一般産業または火力発電
所等の施設で発生する廃熱エネルギーを冷暖房や温室栽
培などのエネルギー源として利用するシステム開発が盛
んに行われるようになってきた。このような廃熱利用シ
ステムは従来無駄に廃棄されていた熱エネルギーを有効
に利用でき、省エネルギーおよび炭酸ガスの発生抑制な
どにも役立ち、その経済的、政治的な効果は最近の国際
的な地球温暖化対策上にも重要視されている。従来の廃
熱エネルギー変換システムとしては、温水や熱水などの
廃熱流体をボイラやスチームコンバータ等の蒸気発生装
置に供給し、そこで水を加熱して蒸気を発生させ、それ
を蒸気利用エリアに移送して熱交換するものが知られて
いる。このシステムは廃熱流体の熱エネルギーを利用価
値の高い蒸気エネルギーに変換できること、蒸気の移送
動力は一般に必要でないので長距離移送が比較的簡単に
できること等の利点がある。
所等の施設で発生する廃熱エネルギーを冷暖房や温室栽
培などのエネルギー源として利用するシステム開発が盛
んに行われるようになってきた。このような廃熱利用シ
ステムは従来無駄に廃棄されていた熱エネルギーを有効
に利用でき、省エネルギーおよび炭酸ガスの発生抑制な
どにも役立ち、その経済的、政治的な効果は最近の国際
的な地球温暖化対策上にも重要視されている。従来の廃
熱エネルギー変換システムとしては、温水や熱水などの
廃熱流体をボイラやスチームコンバータ等の蒸気発生装
置に供給し、そこで水を加熱して蒸気を発生させ、それ
を蒸気利用エリアに移送して熱交換するものが知られて
いる。このシステムは廃熱流体の熱エネルギーを利用価
値の高い蒸気エネルギーに変換できること、蒸気の移送
動力は一般に必要でないので長距離移送が比較的簡単に
できること等の利点がある。
【0003】しかしながら、被加熱側の媒体に水を使用
して蒸気を発生する場合には、一義的に定まった圧力・
温度で沸騰や蒸発が進行するため、多量の蒸気を発生さ
せようとすると加熱媒体である廃熱流体の入口側温度よ
り蒸気出口温度をかなり低く保持しなくてはならない。
また蒸気温度を高く保持しようとすると、水の蒸発潜熱
が大きいために廃熱流体の顕熱によって熱エネルギーを
供給するとき、大部分の熱エネルギーはこの潜熱に供給
されるので、沸騰温度まで水温を上昇させる熱エネルギ
ーは僅かなものとなってしまう。
して蒸気を発生する場合には、一義的に定まった圧力・
温度で沸騰や蒸発が進行するため、多量の蒸気を発生さ
せようとすると加熱媒体である廃熱流体の入口側温度よ
り蒸気出口温度をかなり低く保持しなくてはならない。
また蒸気温度を高く保持しようとすると、水の蒸発潜熱
が大きいために廃熱流体の顕熱によって熱エネルギーを
供給するとき、大部分の熱エネルギーはこの潜熱に供給
されるので、沸騰温度まで水温を上昇させる熱エネルギ
ーは僅かなものとなってしまう。
【0004】図5は蒸気発生装置における伝熱管の距離
をパラメータとして加熱側の廃熱流体と被加熱側の水の
温度変化を表す図であり、例えば200℃で蒸気発生装
置に供給された廃熱流体(ホ)は、水(ヘ)と熱交換さ
れ温度降下して139℃の温度で流出する。一方、水
(ヘ)は例えば35℃で蒸気発生装置に供給され、14
0℃程度の温度で沸騰開始し、蒸気発生装置から流出す
るまでにさらに加熱されて湿り度の殆どない140℃程
度の蒸気となる。図5から明らかなように、水の沸騰点
が140℃である蒸気発生のために廃熱流体は200℃
から150℃までの温度差50℃分の顕熱が消費される
のに対して、水を35℃の液体状態から沸騰点まで上昇
させるのに廃熱流体は150℃から139℃までの11
℃分の顕熱しか消費しない。すなわち35℃の水を暖め
て140℃の蒸気を発生させる場合、200℃の廃熱流
体は139℃までしか使用できない。したがって発生す
る蒸気量は少なくなり、熱利用率が極めて低くなるとい
う問題がある。
をパラメータとして加熱側の廃熱流体と被加熱側の水の
温度変化を表す図であり、例えば200℃で蒸気発生装
置に供給された廃熱流体(ホ)は、水(ヘ)と熱交換さ
れ温度降下して139℃の温度で流出する。一方、水
(ヘ)は例えば35℃で蒸気発生装置に供給され、14
0℃程度の温度で沸騰開始し、蒸気発生装置から流出す
るまでにさらに加熱されて湿り度の殆どない140℃程
度の蒸気となる。図5から明らかなように、水の沸騰点
が140℃である蒸気発生のために廃熱流体は200℃
から150℃までの温度差50℃分の顕熱が消費される
のに対して、水を35℃の液体状態から沸騰点まで上昇
させるのに廃熱流体は150℃から139℃までの11
℃分の顕熱しか消費しない。すなわち35℃の水を暖め
て140℃の蒸気を発生させる場合、200℃の廃熱流
体は139℃までしか使用できない。したがって発生す
る蒸気量は少なくなり、熱利用率が極めて低くなるとい
う問題がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のように従来の廃
熱エネルギー変換システムでは、蒸気温度を上げようと
すると熱利用率が極めて低くなるという問題がありその
解決を強く要望されていた。そこで本発明はかかる問題
を解決し、蒸気温度を上げた場合でも高い廃熱流体の熱
利用率を達成することができる新しい廃熱エネルギー変
換システムを提供することを課題とするものである。
熱エネルギー変換システムでは、蒸気温度を上げようと
すると熱利用率が極めて低くなるという問題がありその
解決を強く要望されていた。そこで本発明はかかる問題
を解決し、蒸気温度を上げた場合でも高い廃熱流体の熱
利用率を達成することができる新しい廃熱エネルギー変
換システムを提供することを課題とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、廃熱を熱源とする蒸気発生装置で蒸気を発生し、そ
の熱エネルギーを熱交換装置で熱交換して利用する廃熱
エネルギー変換システムである。そしてこのシステムで
は廃熱流体と熱交換して蒸気を発生する媒体が水より低
い沸点を有する非共沸混合流体であることを特徴として
いる。また請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の
廃熱エネルギー変換システムの好ましい実施の形態であ
って、蒸気発生装置が蒸気発生エリアに設置され、発生
した蒸気が蒸気発生エリアから離れた蒸気使用エリアに
配管で移送されてそこに設置された熱交換装置で熱交換
され、熱交換により液化した非共沸混合流体がポンプを
設置した配管により蒸気発生装置に移送されることを特
徴とする。
は、廃熱を熱源とする蒸気発生装置で蒸気を発生し、そ
の熱エネルギーを熱交換装置で熱交換して利用する廃熱
エネルギー変換システムである。そしてこのシステムで
は廃熱流体と熱交換して蒸気を発生する媒体が水より低
い沸点を有する非共沸混合流体であることを特徴として
いる。また請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の
廃熱エネルギー変換システムの好ましい実施の形態であ
って、蒸気発生装置が蒸気発生エリアに設置され、発生
した蒸気が蒸気発生エリアから離れた蒸気使用エリアに
配管で移送されてそこに設置された熱交換装置で熱交換
され、熱交換により液化した非共沸混合流体がポンプを
設置した配管により蒸気発生装置に移送されることを特
徴とする。
【0007】さらに請求項3に記載の発明は、請求項2
に記載の廃熱エネルギー変換システムのより好ましい実
施の形態であって、熱交換装置より下側に設置されたド
レン回収部に液化した非共沸混合流体が回収され、その
回収された非共沸混合流体が蒸気発生装置に移送される
ことを特徴とする。次に請求項4に記載の発明は、請求
項3に記載の廃熱エネルギー変換システムのより好まし
い実施の形態であって、ドレン回収部の液面が予め設定
された値に制御されることを特徴とする。
に記載の廃熱エネルギー変換システムのより好ましい実
施の形態であって、熱交換装置より下側に設置されたド
レン回収部に液化した非共沸混合流体が回収され、その
回収された非共沸混合流体が蒸気発生装置に移送される
ことを特徴とする。次に請求項4に記載の発明は、請求
項3に記載の廃熱エネルギー変換システムのより好まし
い実施の形態であって、ドレン回収部の液面が予め設定
された値に制御されることを特徴とする。
【0008】また請求項5に記載の発明は、請求項4に
記載の廃熱エネルギー変換システムのより好ましい実施
の形態であって、ポンプの回転数が変化されることによ
り液面が予め設定された値になるように制御されること
を特徴とする。さらに請求項6に記載の発明は、請求項
5に記載の廃熱エネルギー変換システムのより好ましい
実施の形態であって、ドレン回収部の液面を検出する液
面検出部と、該液面検出部の検出値を予め設定された値
に一致させるように制御信号を出力する制御部と、該制
御信号によりポンプを駆動する交流電動機の速度を調整
するインバータ装置を備えたことを特徴とする。
記載の廃熱エネルギー変換システムのより好ましい実施
の形態であって、ポンプの回転数が変化されることによ
り液面が予め設定された値になるように制御されること
を特徴とする。さらに請求項6に記載の発明は、請求項
5に記載の廃熱エネルギー変換システムのより好ましい
実施の形態であって、ドレン回収部の液面を検出する液
面検出部と、該液面検出部の検出値を予め設定された値
に一致させるように制御信号を出力する制御部と、該制
御信号によりポンプを駆動する交流電動機の速度を調整
するインバータ装置を備えたことを特徴とする。
【0009】そして請求項7に記載の発明は、請求項1
〜請求項6のいずれかに記載の廃熱エネルギー変換シス
テムの別の好ましい実施の形態であって、蒸気発生装置
から流出する蒸気の温度が所定値に制御されることを特
徴とする。次に請求項8に記載の発明は、請求項7に記
載の廃熱エネルギー変換システムのより好ましい実施の
形態であって、蒸気発生装置に供給される廃熱流体の一
部をバイパスさせることにより蒸気の温度が制御される
ことを特徴とする。
〜請求項6のいずれかに記載の廃熱エネルギー変換シス
テムの別の好ましい実施の形態であって、蒸気発生装置
から流出する蒸気の温度が所定値に制御されることを特
徴とする。次に請求項8に記載の発明は、請求項7に記
載の廃熱エネルギー変換システムのより好ましい実施の
形態であって、蒸気発生装置に供給される廃熱流体の一
部をバイパスさせることにより蒸気の温度が制御される
ことを特徴とする。
【0010】請求項9に記載の発明は、請求項1〜請求
項8のいずれかに記載の廃熱エネルギー変換システムの
好ましい実施の形態であって、非共沸混合流体がアンモ
ニア水溶液、アルコール系水溶液またはフロン系溶液で
あることを特徴とする。さらに、請求項10に記載の発
明は、請求項1〜請求項9のいずれかに記載の廃熱エネ
ルギー変換システムの好ましい実施の形態であって、非
共沸混合流体の低沸点成分の濃度が調整されるよう構成
されていることを特徴とする。
項8のいずれかに記載の廃熱エネルギー変換システムの
好ましい実施の形態であって、非共沸混合流体がアンモ
ニア水溶液、アルコール系水溶液またはフロン系溶液で
あることを特徴とする。さらに、請求項10に記載の発
明は、請求項1〜請求項9のいずれかに記載の廃熱エネ
ルギー変換システムの好ましい実施の形態であって、非
共沸混合流体の低沸点成分の濃度が調整されるよう構成
されていることを特徴とする。
【0011】請求項11に記載の発明は、請求項10に
記載の廃熱エネルギー変換システムの好ましい実施の形
態であって、蒸気発生装置の蒸気出口部に近い伝熱管か
ら蒸気及び液体の混合物の一部が抽気され、該抽気中の
少なくとも一部を液成分として分離する分離槽が設けら
れ、該分離槽から排出する蒸気成分が熱交換装置へ移送
する蒸気と混合されることにより、非共沸混合流体の低
沸点成分の濃度が上昇するように構成されていることを
特徴とする。次に請求項12に記載の発明は、請求項1
0に記載の廃熱エネルギー変換システムの好ましい別の
実施の形態であって、蒸気発生装置の非共沸混合流体の
入口部に近い伝熱管から蒸気及び液体の混合物の一部が
抽気され、該抽気中の少なくとも一部を蒸気成分として
分離する分離槽が設けられ、該分離槽から排出する液成
分が非共沸混合流体側に戻されることにより、非共沸混
合流体の低沸点成分の濃度が低下するように構成されて
いることを特徴とする。
記載の廃熱エネルギー変換システムの好ましい実施の形
態であって、蒸気発生装置の蒸気出口部に近い伝熱管か
ら蒸気及び液体の混合物の一部が抽気され、該抽気中の
少なくとも一部を液成分として分離する分離槽が設けら
れ、該分離槽から排出する蒸気成分が熱交換装置へ移送
する蒸気と混合されることにより、非共沸混合流体の低
沸点成分の濃度が上昇するように構成されていることを
特徴とする。次に請求項12に記載の発明は、請求項1
0に記載の廃熱エネルギー変換システムの好ましい別の
実施の形態であって、蒸気発生装置の非共沸混合流体の
入口部に近い伝熱管から蒸気及び液体の混合物の一部が
抽気され、該抽気中の少なくとも一部を蒸気成分として
分離する分離槽が設けられ、該分離槽から排出する液成
分が非共沸混合流体側に戻されることにより、非共沸混
合流体の低沸点成分の濃度が低下するように構成されて
いることを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を図面
により説明する。先ずアンモニア水溶液を例として非共
沸混合流体の作用を説明する。図2はアンモニアの質量
分率をパラメータとして550kPaの圧力における気
液平衡図であり、例えばアンモニアの質量分率が0.4
5(濃度45%)のアンモニア水溶液の場合は、50℃
程度の温度で蒸発が開始され、135℃程度で気相領域
になる。このように比較的低い温度領域で蒸発が開始さ
れるのは、アンモニアの特性およびその水溶液が非共沸
混合流体であるなどの理由による。
により説明する。先ずアンモニア水溶液を例として非共
沸混合流体の作用を説明する。図2はアンモニアの質量
分率をパラメータとして550kPaの圧力における気
液平衡図であり、例えばアンモニアの質量分率が0.4
5(濃度45%)のアンモニア水溶液の場合は、50℃
程度の温度で蒸発が開始され、135℃程度で気相領域
になる。このように比較的低い温度領域で蒸発が開始さ
れるのは、アンモニアの特性およびその水溶液が非共沸
混合流体であるなどの理由による。
【0013】蒸気発生装置で質量分率が0.45のアン
モニア水溶液を廃熱流体と熱交換して蒸気を発生させる
場合、その温度関係は図3のようになる。図3は蒸気発
生装置における伝熱管の距離をパラメータとして廃熱流
体とアンモニア水溶液の温度変化を表わし、例えば20
0℃で蒸気発生装置に供給された廃熱流体(イ)は、ア
ンモニア水溶液(ロ)と熱交換されて温度降下し、50
℃程度の温度で流出する。一方、アンモニア水溶液
(ロ)は例えば35℃で蒸気発生装置に供給され、50
℃程度で蒸発を開始して135℃程度まで続き、蒸気発
生装置から流出するまでにさらに加熱されて140℃程
度の温度になる。そしてアンモニア水溶液は伝熱管の大
部分の領域で蒸発状態になっているので、熱伝達係数を
十分高く保つことができる。また、沸騰領域が50〜1
35℃と広いため、廃熱流体側温度を200〜50℃の
広い範囲で利用でき、より多くの熱を利用できる。その
ため廃熱流体の熱エネルギーを有効に利用することがで
きる。
モニア水溶液を廃熱流体と熱交換して蒸気を発生させる
場合、その温度関係は図3のようになる。図3は蒸気発
生装置における伝熱管の距離をパラメータとして廃熱流
体とアンモニア水溶液の温度変化を表わし、例えば20
0℃で蒸気発生装置に供給された廃熱流体(イ)は、ア
ンモニア水溶液(ロ)と熱交換されて温度降下し、50
℃程度の温度で流出する。一方、アンモニア水溶液
(ロ)は例えば35℃で蒸気発生装置に供給され、50
℃程度で蒸発を開始して135℃程度まで続き、蒸気発
生装置から流出するまでにさらに加熱されて140℃程
度の温度になる。そしてアンモニア水溶液は伝熱管の大
部分の領域で蒸発状態になっているので、熱伝達係数を
十分高く保つことができる。また、沸騰領域が50〜1
35℃と広いため、廃熱流体側温度を200〜50℃の
広い範囲で利用でき、より多くの熱を利用できる。その
ため廃熱流体の熱エネルギーを有効に利用することがで
きる。
【0014】このように発生したアンモニア水蒸気を負
荷設備の熱交換装置に供給して空気と熱交換する場合の
温度関係を示すと図4のようになる。図4は熱交換装置
における伝熱管距離をパラメータとしてアンモニア水蒸
気と空気の温度変化を表し、140℃程度のアンモニア
水蒸気(ハ)は熱交換装置の蒸気入口部に入って空気と
向流で熱交換して直ちに凝縮を開始し、35℃程度に温
度低下した液が出口部から流出する。一方、20℃程度
で熱交換装置に供給された空気は55℃程度に昇温され
て熱交換装置から排出される。図4からわかるように、
熱交換装置内における伝熱管の殆どは凝縮領域になるの
で、高い熱伝達係数で熱交換装置を運転することができ
る。
荷設備の熱交換装置に供給して空気と熱交換する場合の
温度関係を示すと図4のようになる。図4は熱交換装置
における伝熱管距離をパラメータとしてアンモニア水蒸
気と空気の温度変化を表し、140℃程度のアンモニア
水蒸気(ハ)は熱交換装置の蒸気入口部に入って空気と
向流で熱交換して直ちに凝縮を開始し、35℃程度に温
度低下した液が出口部から流出する。一方、20℃程度
で熱交換装置に供給された空気は55℃程度に昇温され
て熱交換装置から排出される。図4からわかるように、
熱交換装置内における伝熱管の殆どは凝縮領域になるの
で、高い熱伝達係数で熱交換装置を運転することができ
る。
【0015】本発明に使用される非共沸混合流体の種類
は、沸点が水より低くなるものであれば特に制限されな
い。好ましい非共沸混合流体としては、アンモニア水溶
液のほかにアルコール系水溶液またはフロン系溶液等が
ある。なおアルコール系水溶液を使用する場合は、水と
の間に共沸を起こさない成分を選択する必要がある。そ
のようなアルコールとしては、例えばメタノールや低濃
度のエタノールのようなものがある。
は、沸点が水より低くなるものであれば特に制限されな
い。好ましい非共沸混合流体としては、アンモニア水溶
液のほかにアルコール系水溶液またはフロン系溶液等が
ある。なおアルコール系水溶液を使用する場合は、水と
の間に共沸を起こさない成分を選択する必要がある。そ
のようなアルコールとしては、例えばメタノールや低濃
度のエタノールのようなものがある。
【0016】図1は本発明の廃熱エネルギー変換システ
ムの1例を示すプロセスフロー図である。蒸気発生エリ
アにボイラやスチームコンバータ等の蒸気発生装置1が
設置され、火力発電所等の施設より排出され移送されて
くる温水や熱水等の廃熱流体は、配管aより配管bを経
て蒸気発生装置1に供給され、伝熱管内を流れる非共沸
混合流体と向流的に熱交換し、配管cから配管dを経て
施設に循環される。配管fから供給される非共沸混合流
体は蒸気発生装置1の入口部Aから伝熱管内に入り、加
熱され蒸気となって蒸気出口部Bより配管gへ流出す
る。蒸気は配管gにより蒸気発生エリアから離れた蒸気
使用エリアに移送され、そこに設置されたエアハンドリ
ングユニット等の複数の熱交換装置2に各配管hにより
それぞれ供給される。なお、非共沸混合流体を蒸気使用
エリアに移送することが不都合な場合には、蒸気発生エ
リアに新たな熱交換器を設置し、その熱交換器で非共沸
混合流体の蒸気により水を加熱して蒸気や温水を発生さ
せ、それを蒸気や温水の使用エリアに移送するようにし
てもよい。
ムの1例を示すプロセスフロー図である。蒸気発生エリ
アにボイラやスチームコンバータ等の蒸気発生装置1が
設置され、火力発電所等の施設より排出され移送されて
くる温水や熱水等の廃熱流体は、配管aより配管bを経
て蒸気発生装置1に供給され、伝熱管内を流れる非共沸
混合流体と向流的に熱交換し、配管cから配管dを経て
施設に循環される。配管fから供給される非共沸混合流
体は蒸気発生装置1の入口部Aから伝熱管内に入り、加
熱され蒸気となって蒸気出口部Bより配管gへ流出す
る。蒸気は配管gにより蒸気発生エリアから離れた蒸気
使用エリアに移送され、そこに設置されたエアハンドリ
ングユニット等の複数の熱交換装置2に各配管hにより
それぞれ供給される。なお、非共沸混合流体を蒸気使用
エリアに移送することが不都合な場合には、蒸気発生エ
リアに新たな熱交換器を設置し、その熱交換器で非共沸
混合流体の蒸気により水を加熱して蒸気や温水を発生さ
せ、それを蒸気や温水の使用エリアに移送するようにし
てもよい。
【0017】熱交換装置2で空気と熱交換して液化され
た非共沸混合流体は、配管iから配管jを経て熱交換装
置2より下側の位置に設置したドレン回収部3に回収さ
れる。そしてドレン回収部3内の非共沸混合流体はポン
プ4を設けた各配管fによって蒸気発生装置1に循環さ
れる。ドレン回収部3には液面を検出する液面検出部5
が設けられ、その検出信号が制御部6に入力される。制
御部6は液面検出部5の検出値を設定器7により予め設
定された値に一致させるようにインバータ装置8に制御
信号を出力する。すなわち液面の検出値が設定値より高
い場合には、液面を低下させる制御信号をインバータ装
置8に出力し、液面の検出値が設定値より低い場合に
は、液面を上昇させる制御信号をインバータ装置8に出
力する。そして制御部6からの制御信号によりインバー
タ装置8はポンプ4を駆動する交流電動機への交流の位
相を制御して電力を変化させてその速度を調整する。交
流電動機としては3相誘導電動機などを使用することが
できる。このようにドレン回収部3の液面を制御するこ
とにより、蒸気使用エリアにおける負荷変化に追従して
蒸気供給量(または蒸気発生量)を調整することができ
る。
た非共沸混合流体は、配管iから配管jを経て熱交換装
置2より下側の位置に設置したドレン回収部3に回収さ
れる。そしてドレン回収部3内の非共沸混合流体はポン
プ4を設けた各配管fによって蒸気発生装置1に循環さ
れる。ドレン回収部3には液面を検出する液面検出部5
が設けられ、その検出信号が制御部6に入力される。制
御部6は液面検出部5の検出値を設定器7により予め設
定された値に一致させるようにインバータ装置8に制御
信号を出力する。すなわち液面の検出値が設定値より高
い場合には、液面を低下させる制御信号をインバータ装
置8に出力し、液面の検出値が設定値より低い場合に
は、液面を上昇させる制御信号をインバータ装置8に出
力する。そして制御部6からの制御信号によりインバー
タ装置8はポンプ4を駆動する交流電動機への交流の位
相を制御して電力を変化させてその速度を調整する。交
流電動機としては3相誘導電動機などを使用することが
できる。このようにドレン回収部3の液面を制御するこ
とにより、蒸気使用エリアにおける負荷変化に追従して
蒸気供給量(または蒸気発生量)を調整することができ
る。
【0018】蒸気発生装置1の蒸気出口部Bに近い伝熱
管から抽気配管kが分岐され、抽気配管kにより抽気さ
れた蒸気及び液体の混合物はバルブ9を経て分離槽10
に導入され、そこで殆ど水に近い液成分が重力分離され
て配管lから排出し、バルブ11を経て回収槽12に貯
蔵される。一方、分離槽10から流出する非共沸混合流
体を形成する水以外の成分(例えばアンモニア成分)の
濃度が高くなった蒸気は配管gに流入する。したがって
バルブ9の開度や開時間等を調整することにより、系を
循環する非共沸混合流体の濃度をそれに応じて高めるこ
とができる。
管から抽気配管kが分岐され、抽気配管kにより抽気さ
れた蒸気及び液体の混合物はバルブ9を経て分離槽10
に導入され、そこで殆ど水に近い液成分が重力分離され
て配管lから排出し、バルブ11を経て回収槽12に貯
蔵される。一方、分離槽10から流出する非共沸混合流
体を形成する水以外の成分(例えばアンモニア成分)の
濃度が高くなった蒸気は配管gに流入する。したがって
バルブ9の開度や開時間等を調整することにより、系を
循環する非共沸混合流体の濃度をそれに応じて高めるこ
とができる。
【0019】蒸気発生装置1の非共沸混合流体の入口部
Aに近い伝熱管から抽気配管mが分岐され、抽気配管m
により抽気された蒸気及び液体の混合物はバルブ13を
経て分離槽14に導入され、そこで重力分離された殆ど
水に近い液成分が配管nから排出され、バルブ15を経
てリターンポンプ16により配管fに戻される。一方、
分離槽14から流出する非共沸混合流体を形成する水以
外の成分(例えばアンモニア成分)の濃度が高くなった
蒸気は配管oから凝縮器17に導入され、そこで凝縮さ
れて液化し配管pを経て回収槽18に貯蔵される。した
がってバルブ13の開度や開時間等を調整することによ
り、系を循環する非共沸混合流体の濃度をそれに応じて
低下させることができる。なお凝縮器17には図示しな
い冷凍機からアンモニア等の冷媒が循環される。前記回
収槽12には配管qから補給水が供給され、回収槽18
には配管rから非共沸混合流体を形成する水以外の成分
が供給される。そして系における非共沸混合流体の補給
は、回収槽18とリターンポンプ16の管を接続する配
管sのバルブ20、または回収槽12とリターンポンプ
16の管を接続する配管tのバルブ21を開けることに
よって行われる。
Aに近い伝熱管から抽気配管mが分岐され、抽気配管m
により抽気された蒸気及び液体の混合物はバルブ13を
経て分離槽14に導入され、そこで重力分離された殆ど
水に近い液成分が配管nから排出され、バルブ15を経
てリターンポンプ16により配管fに戻される。一方、
分離槽14から流出する非共沸混合流体を形成する水以
外の成分(例えばアンモニア成分)の濃度が高くなった
蒸気は配管oから凝縮器17に導入され、そこで凝縮さ
れて液化し配管pを経て回収槽18に貯蔵される。した
がってバルブ13の開度や開時間等を調整することによ
り、系を循環する非共沸混合流体の濃度をそれに応じて
低下させることができる。なお凝縮器17には図示しな
い冷凍機からアンモニア等の冷媒が循環される。前記回
収槽12には配管qから補給水が供給され、回収槽18
には配管rから非共沸混合流体を形成する水以外の成分
が供給される。そして系における非共沸混合流体の補給
は、回収槽18とリターンポンプ16の管を接続する配
管sのバルブ20、または回収槽12とリターンポンプ
16の管を接続する配管tのバルブ21を開けることに
よって行われる。
【0020】廃熱流体を施設に戻す配管cとdの間に3
方弁22が設けられる。さらに蒸気発生装置1の出口部
Bに接続された配管gに蒸気温度を検出する温度検出部
23が設けられ、その検出信号は制御部24に入力され
る。制御部24は温度検出部23の検出値を設定器25
により予め設定された値に一致させるように3方弁22
を制御する。すなわち配管gの蒸気温度が予め設定され
た温度より高い場合は、配管aから蒸気発生装置1に供
給される廃熱流体の一部を配管eによりバイパスして配
管dに戻し、その逆の場合はバイパスして配管dに戻す
ことを停止または減少させるように制御する。このよう
にして蒸気発生装置1に供給される廃熱流体は蒸気発生
量に追従して変化される。
方弁22が設けられる。さらに蒸気発生装置1の出口部
Bに接続された配管gに蒸気温度を検出する温度検出部
23が設けられ、その検出信号は制御部24に入力され
る。制御部24は温度検出部23の検出値を設定器25
により予め設定された値に一致させるように3方弁22
を制御する。すなわち配管gの蒸気温度が予め設定され
た温度より高い場合は、配管aから蒸気発生装置1に供
給される廃熱流体の一部を配管eによりバイパスして配
管dに戻し、その逆の場合はバイパスして配管dに戻す
ことを停止または減少させるように制御する。このよう
にして蒸気発生装置1に供給される廃熱流体は蒸気発生
量に追従して変化される。
【0021】
【発明の効果】以上のように請求項1に記載の廃熱エネ
ルギー変換システムは、廃熱流体と熱交換して蒸気を発
生する媒体として水より低い沸点を有する非共沸混合流
体が使用されるので、廃熱流体との熱伝達係数を十分高
く保つことができ、高い蒸気温度を得る場合でも廃熱流
体の熱エネルギーを有効にかつ効率よく利用するこがで
きる。また請求項2に記載の廃熱エネルギー変換システ
ムは、上記システムにおいて蒸気発生装置が蒸気発生エ
リアに設置され、発生した蒸気が蒸気発生エリアから離
れた蒸気使用エリアに配管で移送されてそこに設置され
た熱交換装置で熱交換され、熱交換により液化した非共
沸混合流体がポンプの設置された配管により蒸気発生装
置に移送されるようにしたので、非共沸混合流体を無駄
なく効率的に使用して運転効率を高めることができる。
ルギー変換システムは、廃熱流体と熱交換して蒸気を発
生する媒体として水より低い沸点を有する非共沸混合流
体が使用されるので、廃熱流体との熱伝達係数を十分高
く保つことができ、高い蒸気温度を得る場合でも廃熱流
体の熱エネルギーを有効にかつ効率よく利用するこがで
きる。また請求項2に記載の廃熱エネルギー変換システ
ムは、上記システムにおいて蒸気発生装置が蒸気発生エ
リアに設置され、発生した蒸気が蒸気発生エリアから離
れた蒸気使用エリアに配管で移送されてそこに設置され
た熱交換装置で熱交換され、熱交換により液化した非共
沸混合流体がポンプの設置された配管により蒸気発生装
置に移送されるようにしたので、非共沸混合流体を無駄
なく効率的に使用して運転効率を高めることができる。
【0022】さらに請求項3に記載の廃熱エネルギー変
換システムは、上記システムにおいて熱交換装置より下
側に設置されたドレン回収部に液化した非共沸混合流体
が回収され、その回収された非共沸混合流体が蒸気発生
装置に移送されるようにしたので、蒸気使用エリアで使
用された蒸気を非共沸混合流体として効率的に回収し蒸
気発生装置に循環させることができる。次に請求項4に
記載の廃熱エネルギー変換システムは、上記ドレン回収
部の液面を予め設定された値に制御するようにしたの
で、非共沸混合流体の回収および蒸気発生装置への循環
をより安定に行うことができる。
換システムは、上記システムにおいて熱交換装置より下
側に設置されたドレン回収部に液化した非共沸混合流体
が回収され、その回収された非共沸混合流体が蒸気発生
装置に移送されるようにしたので、蒸気使用エリアで使
用された蒸気を非共沸混合流体として効率的に回収し蒸
気発生装置に循環させることができる。次に請求項4に
記載の廃熱エネルギー変換システムは、上記ドレン回収
部の液面を予め設定された値に制御するようにしたの
で、非共沸混合流体の回収および蒸気発生装置への循環
をより安定に行うことができる。
【0023】また請求項5に記載の廃熱エネルギー変換
システムは、上記ドレン回収部の液面を蒸気発生装置に
移送するポンプの回転数を変化させて制御するようにし
たので、低いエネルギーコストで非共沸混合流体を蒸気
発生装置へ循環させることができる。さらに請求項6に
記載の廃熱エネルギー変換システムは、ドレン回収部の
液面を検出する液面検出部と、液面検出部の検出値を予
め設定された値に一致させるように制御信号を出力する
制御部と、制御信号によりポンプを駆動する交流電動機
の速度を調整するインバータ装置を備えているので、高
い精度でドレン回収部の液面を制御できると共に、非共
沸混合流体の蒸気発生装置への循環をより安定に行うこ
とができる。
システムは、上記ドレン回収部の液面を蒸気発生装置に
移送するポンプの回転数を変化させて制御するようにし
たので、低いエネルギーコストで非共沸混合流体を蒸気
発生装置へ循環させることができる。さらに請求項6に
記載の廃熱エネルギー変換システムは、ドレン回収部の
液面を検出する液面検出部と、液面検出部の検出値を予
め設定された値に一致させるように制御信号を出力する
制御部と、制御信号によりポンプを駆動する交流電動機
の速度を調整するインバータ装置を備えているので、高
い精度でドレン回収部の液面を制御できると共に、非共
沸混合流体の蒸気発生装置への循環をより安定に行うこ
とができる。
【0024】請求項7に記載の廃熱エネルギー変換シス
テムは、蒸気発生装置から流出する蒸気の温度が所定値
に制御されるようにしたので、熱交換機などの負荷設備
に一定の安定した蒸気を供給することができる。次に請
求項8に記載の廃熱エネルギー変換システムは、蒸気の
温度制御が蒸気発生装置に供給される廃熱流体の一部を
バイパスすることにより行われるので、蒸気発生量に比
例した廃熱流体を蒸気発生装置に供給できる。そのため
廃熱流体を無駄なく効率的に使用することができる。
テムは、蒸気発生装置から流出する蒸気の温度が所定値
に制御されるようにしたので、熱交換機などの負荷設備
に一定の安定した蒸気を供給することができる。次に請
求項8に記載の廃熱エネルギー変換システムは、蒸気の
温度制御が蒸気発生装置に供給される廃熱流体の一部を
バイパスすることにより行われるので、蒸気発生量に比
例した廃熱流体を蒸気発生装置に供給できる。そのため
廃熱流体を無駄なく効率的に使用することができる。
【0025】請求項9に記載の廃熱エネルギー変換シス
テムは、上記各システムにおいて使用される非共沸混合
流体がアンモニア水溶液、アルコール系水溶液またはフ
ロン系溶液であることを特徴とするもので、これらの溶
液はシステムを安定に維持して効率的に運転することが
でる。次に請求項10に記載の廃熱エネルギー変換シス
テムは、上記各システムにおいて非共沸混合流体の低沸
点成分の濃度が調整できるように構成したので、負荷条
件に適合する温度・圧力の蒸気を自由に発生することが
できる。
テムは、上記各システムにおいて使用される非共沸混合
流体がアンモニア水溶液、アルコール系水溶液またはフ
ロン系溶液であることを特徴とするもので、これらの溶
液はシステムを安定に維持して効率的に運転することが
でる。次に請求項10に記載の廃熱エネルギー変換シス
テムは、上記各システムにおいて非共沸混合流体の低沸
点成分の濃度が調整できるように構成したので、負荷条
件に適合する温度・圧力の蒸気を自由に発生することが
できる。
【0026】請求項11に記載の廃熱エネルギー変換シ
ステムは、上記システムにおいて蒸気発生装置の蒸気出
口部に近い伝熱管から蒸気及び液体の混合物の一部が抽
気され、該抽気中の少なくとも一部を液成分として分離
する分離槽が設けられ、その分離槽から排出する蒸気成
分が熱交換装置へ移送する蒸気と混合するように構成し
たので、非共沸混合流体の低沸点成分の濃度を効率的に
上昇させることができる。また請求項12に記載の廃熱
エネルギー変換システムは、上記システムにおいて蒸気
発生装置の非共沸混合流体の入口部に近い伝熱管から蒸
気及び液体の混合物の一部が抽気され、該抽気中の少な
くとも一部を蒸気成分として分離する分離槽が設けら
れ、その分離槽から排出する液成分が非共沸混合流体側
に戻されるように構成したので、非共沸混合流体の低沸
点成分の濃度を効率的に低下させることができる。
ステムは、上記システムにおいて蒸気発生装置の蒸気出
口部に近い伝熱管から蒸気及び液体の混合物の一部が抽
気され、該抽気中の少なくとも一部を液成分として分離
する分離槽が設けられ、その分離槽から排出する蒸気成
分が熱交換装置へ移送する蒸気と混合するように構成し
たので、非共沸混合流体の低沸点成分の濃度を効率的に
上昇させることができる。また請求項12に記載の廃熱
エネルギー変換システムは、上記システムにおいて蒸気
発生装置の非共沸混合流体の入口部に近い伝熱管から蒸
気及び液体の混合物の一部が抽気され、該抽気中の少な
くとも一部を蒸気成分として分離する分離槽が設けら
れ、その分離槽から排出する液成分が非共沸混合流体側
に戻されるように構成したので、非共沸混合流体の低沸
点成分の濃度を効率的に低下させることができる。
【図1】本発明の廃熱エネルギー変換システムのプロセ
スフロー図。
スフロー図。
【図2】アンモニアの質量分率をパラメータとして55
0kPaの圧力におけるアンモニア水溶液の気液平衡
図。
0kPaの圧力におけるアンモニア水溶液の気液平衡
図。
【図3】図2のアンモニア水溶液を使用し、蒸気発生装
置で廃熱流体と熱交換して蒸気を発生させる場合の温度
関係を示す図。
置で廃熱流体と熱交換して蒸気を発生させる場合の温度
関係を示す図。
【図4】アンモニア水蒸気を使用し、負荷設備である熱
交換装置で空気と熱交換させる場合の温度関係を示す
図。
交換装置で空気と熱交換させる場合の温度関係を示す
図。
【図5】水を蒸発して得た水蒸気を使用し、蒸気発生装
置で廃熱流体と熱交換して蒸気を発生させる場合の温度
関係を示す図。
置で廃熱流体と熱交換して蒸気を発生させる場合の温度
関係を示す図。
1 蒸気発生装置 2 熱交換装置 3 ドレン回収部 4 ポンプ 5 液面検出部 6 制御部 7 設定器 8 インバータ装置 9 バルブ 10 分離槽 11 バルブ 12 回収槽 13 バルブ 14 分離槽 15 バルブ 16 リターンポンプ 17 凝縮器 18 回収槽 20 バルブ 21 バルブ 22 3方弁 23 温度検出部 24 制御部 25 設定器 a〜t 配管
Claims (12)
- 【請求項1】 廃熱を熱源とする蒸気発生装置1で蒸気
を発生し、その熱エネルギーを熱交換装置2で熱交換し
て利用する廃熱エネルギー変換システムにおいて、廃熱
流体と熱交換し蒸気を発生する媒体が、水より低い沸点
を有する非共沸混合流体であることを特徴とする廃熱エ
ネルギー変換システム。 - 【請求項2】 蒸気発生装置1が蒸気発生エリアに設置
され、発生した蒸気は蒸気発生エリアから離れた蒸気使
用エリアに配管で移送されてそこに設置された熱交換装
置2で熱交換され、該熱交換により液化した非共沸混合
流体がポンプ4を設置した配管により蒸気発生装置1に
移送される請求項1に記載の廃熱エネルギー変換システ
ム。 - 【請求項3】 熱交換装置2より下側に設置されたドレ
ン回収部3に液化した非共沸混合流体が回収され、その
回収された非共沸混合流体が蒸気発生装置1に移送され
る請求項2に記載の廃熱エネルギー変換システム。 - 【請求項4】 ドレン回収部3の液面が予め設定された
値に制御される請求項3に記載の廃熱エネルギー変換シ
ステム。 - 【請求項5】 ポンプ4の回転数を変化させることによ
り、ドレン回収部3の液面が予め設定された値になるよ
うに制御される請求項4に記載の廃熱エネルギー変換シ
ステム。 - 【請求項6】 ドレン回収部3の液面を検出する液面検
出部5と、該液面検出部5の検出値を予め設定された値
に一致させるように制御信号を出力する制御部6と、該
制御信号によりポンプ4を駆動する交流電動機の速度を
調整するインバータ装置8を備えた請求項5に記載の廃
熱エネルギー変換システム。 - 【請求項7】 蒸気発生装置1から流出する蒸気の温度
が所定値に制御される請求項1〜請求項6のいずれかに
記載の廃熱エネルギー変換システム。 - 【請求項8】 蒸気発生装置1に供給する廃熱流体の一
部をバイパスすることにより、蒸気の温度が制御される
請求項7に記載の廃熱エネルギー変換システム。 - 【請求項9】 非共沸混合流体がアンモニア水溶液、ア
ルコール系水溶液またはフロン系溶液である請求項1〜
請求項8のいずれかに記載の廃熱エネルギー変換システ
ム。 - 【請求項10】 非共沸混合流体の低沸点成分の濃度が
調整できるように構成された請求項1〜請求項9のいず
れかに記載の廃熱エネルギー変換システム。 - 【請求項11】 蒸気発生装置1の蒸気出口部Bに近い
伝熱管から蒸気及び液体の混合物の一部が抽気され、該
抽気中の少なくとも一部を液成分として分離する分離槽
10が設けられ、該分離槽10から排出する蒸気成分が
熱交換装置2へ移送する蒸気と混合されることにより、
非共沸混合流体の低沸点成分の濃度が上昇するように構
成されている請求項10に記載の廃熱エネルギー変換シ
ステム。 - 【請求項12】 蒸気発生装置1の非共沸混合流体の入
口部Aに近い伝熱管から蒸気及び液体の混合物の一部が
抽気され、該抽気中の少なくとも一部を蒸気成分として
分離する分離槽14が設けられ、該分離槽14から排出
する液成分が非共沸混合流体側に戻されることにより、
非共沸混合流体の低沸点成分の濃度が低下するように構
成されている請求項10に記載の廃熱エネルギー変換シ
ステム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16600998A JPH11344231A (ja) | 1998-05-29 | 1998-05-29 | 廃熱エネルギー変換システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16600998A JPH11344231A (ja) | 1998-05-29 | 1998-05-29 | 廃熱エネルギー変換システム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11344231A true JPH11344231A (ja) | 1999-12-14 |
Family
ID=15823211
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16600998A Pending JPH11344231A (ja) | 1998-05-29 | 1998-05-29 | 廃熱エネルギー変換システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11344231A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012526224A (ja) * | 2009-05-09 | 2012-10-25 | ダイムラー・アクチェンゲゼルシャフト | 自動車の排気ガス熱の利用 |
| JP2014190277A (ja) * | 2013-03-27 | 2014-10-06 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 有機ランキンサイクルシステム |
| WO2015127572A1 (zh) * | 2014-02-28 | 2015-09-03 | 清华大学 | 一种电力调峰热电联产余热回收装置及其运行方法 |
-
1998
- 1998-05-29 JP JP16600998A patent/JPH11344231A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012526224A (ja) * | 2009-05-09 | 2012-10-25 | ダイムラー・アクチェンゲゼルシャフト | 自動車の排気ガス熱の利用 |
| JP2014190277A (ja) * | 2013-03-27 | 2014-10-06 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 有機ランキンサイクルシステム |
| WO2015127572A1 (zh) * | 2014-02-28 | 2015-09-03 | 清华大学 | 一种电力调峰热电联产余热回收装置及其运行方法 |
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