JPH1134466A - 版胴駆動用係脱式歯車装置 - Google Patents
版胴駆動用係脱式歯車装置Info
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- JPH1134466A JPH1134466A JP9212650A JP21265097A JPH1134466A JP H1134466 A JPH1134466 A JP H1134466A JP 9212650 A JP9212650 A JP 9212650A JP 21265097 A JP21265097 A JP 21265097A JP H1134466 A JPH1134466 A JP H1134466A
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- plate cylinder
- gears
- axial portion
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- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H55/00—Elements with teeth or friction surfaces for conveying motion; Worms, pulleys or sheaves for gearing mechanisms
- F16H55/02—Toothed members; Worms
- F16H55/17—Toothed wheels
- F16H55/18—Special devices for taking up backlash
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41F—PRINTING MACHINES OR PRESSES
- B41F13/00—Common details of rotary presses or machines
- B41F13/008—Mechanical features of drives, e.g. gears, clutches
- B41F13/012—Taking-up backlash
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- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
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- Y10T74/19—Gearing
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- Y10T74/00—Machine element or mechanism
- Y10T74/19—Gearing
- Y10T74/1987—Rotary bodies
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- Y10T74/19898—Backlash take-up
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Gear Transmission (AREA)
- Rotary Presses (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 版胴駆動用係脱式歯車装置に於いて、歯車列
の噛合いに於けるバックラッシュを抑制する手段を利用
して、版胴と機体内版胴駆動系の間の係脱に際しての位
相関係を正確に保持する。 【解決手段】 版胴側と版胴駆動系側の各歯車をバック
ラッシュ抑制用補助歯車を備えた二枚重ね歯車とし、駆
動用歯車部とバックラッシュ抑制用歯車部の歯の位相を
互いにずらせておき、版胴側歯車と駆動系側歯車とが正
しく噛み合った所定の回転位置にてのみ二枚重ねの歯車
が相互に干渉することなく軸線方向に係脱可能とする。
の噛合いに於けるバックラッシュを抑制する手段を利用
して、版胴と機体内版胴駆動系の間の係脱に際しての位
相関係を正確に保持する。 【解決手段】 版胴側と版胴駆動系側の各歯車をバック
ラッシュ抑制用補助歯車を備えた二枚重ね歯車とし、駆
動用歯車部とバックラッシュ抑制用歯車部の歯の位相を
互いにずらせておき、版胴側歯車と駆動系側歯車とが正
しく噛み合った所定の回転位置にてのみ二枚重ねの歯車
が相互に干渉することなく軸線方向に係脱可能とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、版胴駆動用係脱式
歯車装置に係り、特に版胴に装着された第一の歯車と、
機体の一部により回転可能に支持された第二の歯車とを
含み、版胴が機体内の印刷位置に設定されたとき前記第
一の歯車と前記第二の歯車とが噛み合うことにより前記
第一の歯車と前記第二の歯車の噛合い係合を経て版胴が
機体内に設けられた駆動源より駆動され、版胴と共に前
記第一の歯車が軸線方向に機体外へ向けて移動されると
き前記第一の歯車と前記第二の歯車との噛合いが外れる
よう構成された版胴駆動用係脱式歯車装置に係る。
歯車装置に係り、特に版胴に装着された第一の歯車と、
機体の一部により回転可能に支持された第二の歯車とを
含み、版胴が機体内の印刷位置に設定されたとき前記第
一の歯車と前記第二の歯車とが噛み合うことにより前記
第一の歯車と前記第二の歯車の噛合い係合を経て版胴が
機体内に設けられた駆動源より駆動され、版胴と共に前
記第一の歯車が軸線方向に機体外へ向けて移動されると
き前記第一の歯車と前記第二の歯車との噛合いが外れる
よう構成された版胴駆動用係脱式歯車装置に係る。
【0002】
【従来の技術】輪転式孔版印刷装置に於ける版胴装置と
して、特開昭59−12893号公報に、多孔性の円周
部を有する円筒状の版胴をその中心軸線の周りに回転可
能に支持すると共に該版胴にその内部よりインキを供給
するインキ供給装置、それにインキを供給するインキ容
器支持体及びインキポンプを支持するフレームを設け、
かかるフレームを印刷機の機体に対し版胴の中心軸線に
平行に移動可能に案内保持手段により案内することによ
り、版胴を機体内の印刷位置と機体外の引出し位置との
間に移動可能とするものが提案されている。同公報に示
された孔版印刷用版胴装置に於ては、版胴は機体内の印
刷位置に設定されたとき、版胴の一端よりその中心軸線
に同心に突き出た版胴側の軸部材が機体側に設けられた
駆動軸の中心孔内に同心に係合することにより、機体内
に設けられた駆動源より駆動されるようになっている
が、その後かかる版胴と機体側駆動源との軸線方向に係
脱可能な駆駆係合として、版胴側に第一の平歯車又はは
す歯歯車を設け、機体側に駆動源より駆動される第二の
平歯車又ははす歯歯車を設け、版胴が印刷位置に設定さ
れるときこれら第一及び第二の平歯車又ははす歯歯車が
互いに噛み合うことにより版胴を駆動源より駆動する構
成が多く採用されてきている。
して、特開昭59−12893号公報に、多孔性の円周
部を有する円筒状の版胴をその中心軸線の周りに回転可
能に支持すると共に該版胴にその内部よりインキを供給
するインキ供給装置、それにインキを供給するインキ容
器支持体及びインキポンプを支持するフレームを設け、
かかるフレームを印刷機の機体に対し版胴の中心軸線に
平行に移動可能に案内保持手段により案内することによ
り、版胴を機体内の印刷位置と機体外の引出し位置との
間に移動可能とするものが提案されている。同公報に示
された孔版印刷用版胴装置に於ては、版胴は機体内の印
刷位置に設定されたとき、版胴の一端よりその中心軸線
に同心に突き出た版胴側の軸部材が機体側に設けられた
駆動軸の中心孔内に同心に係合することにより、機体内
に設けられた駆動源より駆動されるようになっている
が、その後かかる版胴と機体側駆動源との軸線方向に係
脱可能な駆駆係合として、版胴側に第一の平歯車又はは
す歯歯車を設け、機体側に駆動源より駆動される第二の
平歯車又ははす歯歯車を設け、版胴が印刷位置に設定さ
れるときこれら第一及び第二の平歯車又ははす歯歯車が
互いに噛み合うことにより版胴を駆動源より駆動する構
成が多く採用されてきている。
【0003】かかる版胴側と機体側の平歯車又ははす歯
歯車の平行噛合いによる版胴駆動用係脱式歯車装置に於
いて、版胴が保守や点検或いは色変えのために機体外へ
引き出され又その後機体内へ戻されるとき版胴の回転位
置が必ず所定の回転位置となっていることを確保すべ
く、版胴を機体外へ引出そうとするとき又機体内の印刷
位置へ戻そうとするとき、版胴側の歯車が機体側の歯車
に対し軸線方向に移動して両者の係合が解除され又再係
合されるのは、版胴が所定の回転位置にあるときのみ可
能となるよう、版胴側の歯車にはその機体側の端面に沿
って円板を設け、機体側の歯車にはその版胴側の端面に
沿って円板を設け、これら両円板には版胴が所定の回転
位置にあるとき両歯車の噛合い部に対応する部分に切欠
きを設け、これらの円板切欠き部にて相手方の歯車の歯
の軸線方向移動を許すようにした版胴駆動装置の構成
が、特開平8−39918号公報に於いて提案されてい
る。
歯車の平行噛合いによる版胴駆動用係脱式歯車装置に於
いて、版胴が保守や点検或いは色変えのために機体外へ
引き出され又その後機体内へ戻されるとき版胴の回転位
置が必ず所定の回転位置となっていることを確保すべ
く、版胴を機体外へ引出そうとするとき又機体内の印刷
位置へ戻そうとするとき、版胴側の歯車が機体側の歯車
に対し軸線方向に移動して両者の係合が解除され又再係
合されるのは、版胴が所定の回転位置にあるときのみ可
能となるよう、版胴側の歯車にはその機体側の端面に沿
って円板を設け、機体側の歯車にはその版胴側の端面に
沿って円板を設け、これら両円板には版胴が所定の回転
位置にあるとき両歯車の噛合い部に対応する部分に切欠
きを設け、これらの円板切欠き部にて相手方の歯車の歯
の軸線方向移動を許すようにした版胴駆動装置の構成
が、特開平8−39918号公報に於いて提案されてい
る。
【0004】一方、輪転式孔版印刷機に於いては、版胴
の一部にその一つの母線に沿って孔版原紙の始端を取付
ける孔版原紙始端部取付け装置が版胴の円筒状外周面よ
り突き出た状態に設けられ、版胴の回転中この孔版原紙
始端部取付け装置が版胴に対し印刷用紙を押し付ける裏
押しローラに出会うときには裏押しローラを版胴より引
き離す操作が必要であることに関連し、かかる裏押しロ
ーラの周期的偏倚を版胴駆動用歯車と一体となって回転
するカムにより行おうとするときには、カムの下り勾配
の回転位相に於いて版胴駆動歯車がカムより逆に付勢さ
れることにより被駆動歯車が駆動歯車に対して進み側に
付勢され、そのため版胴駆動用歯車系にバックラッシュ
の反転による騒音が生ずるという問題があることに対処
し、版胴駆動歯車の一部にバックラッシュ反転抑制用の
歯車を重ね合せることが特開平8−338500号公報
に於いて提案されている。
の一部にその一つの母線に沿って孔版原紙の始端を取付
ける孔版原紙始端部取付け装置が版胴の円筒状外周面よ
り突き出た状態に設けられ、版胴の回転中この孔版原紙
始端部取付け装置が版胴に対し印刷用紙を押し付ける裏
押しローラに出会うときには裏押しローラを版胴より引
き離す操作が必要であることに関連し、かかる裏押しロ
ーラの周期的偏倚を版胴駆動用歯車と一体となって回転
するカムにより行おうとするときには、カムの下り勾配
の回転位相に於いて版胴駆動歯車がカムより逆に付勢さ
れることにより被駆動歯車が駆動歯車に対して進み側に
付勢され、そのため版胴駆動用歯車系にバックラッシュ
の反転による騒音が生ずるという問題があることに対処
し、版胴駆動歯車の一部にバックラッシュ反転抑制用の
歯車を重ね合せることが特開平8−338500号公報
に於いて提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の如き
従来技術の状態から出発し、版胴駆動用歯車にバックラ
ッシュの反転を抑制する目的で或いは更に進んで孔版印
刷画像の微細化に伴い必要とされる版胴回転速度のより
高度の安定化のために版胴の回転の全位相に亙ってバッ
クラッシュを抑制すべく歯車が二枚重ねとされるとき、
それを利用して機体側歯車に対する版胴側歯車の軸線方
向係脱を版胴が所定の回転位置にあるときのみに許す機
能が得られる版胴駆動用係脱式歯車装置を提供すること
を課題としている。
従来技術の状態から出発し、版胴駆動用歯車にバックラ
ッシュの反転を抑制する目的で或いは更に進んで孔版印
刷画像の微細化に伴い必要とされる版胴回転速度のより
高度の安定化のために版胴の回転の全位相に亙ってバッ
クラッシュを抑制すべく歯車が二枚重ねとされるとき、
それを利用して機体側歯車に対する版胴側歯車の軸線方
向係脱を版胴が所定の回転位置にあるときのみに許す機
能が得られる版胴駆動用係脱式歯車装置を提供すること
を課題としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題は、本発明に
よれば、版胴に装着された第一の歯車と機体の一部によ
り回転可能に支持された第二の歯車とを含み、版胴が機
体内の印刷位置に設定されたとき前記第一の歯車と前記
第二の歯車とが噛み合うことにより前記第一の歯車と前
記第二の歯車の噛合い係合を経て版胴が機体内に設けら
れた駆動源より駆動され、版胴と共に前記第一の歯車が
軸線方向に機体外へ向けて移動されるとき前記第一の歯
車と前記第二の歯車との噛合いが外れるよう構成された
版胴駆動用係脱式歯車装置にして、前記第一及び第二の
歯車は互いに同径又は一方の径が他方の径の整数倍であ
り且つ互いに対応して噛み合う版胴に近い側の第一の軸
線方向部分と機体の前記一部に近い側の第二の軸線方向
部分とを有し、各歯車に於いてその前記第一の軸線方向
部分と前記第二の軸線方向部分とは互いに位相がずれた
平歯車又ははす歯歯車として構成されており、前記第一
の歯車と前記第二の歯車とが所定の回転位置にて噛み合
っているときその噛合い部に位置する歯について、前記
第一及び第二の歯車は各々前記第二の軸線方向部分の歯
が前記第一の軸線方向部分の歯に整合する歯形に変更さ
れており、これによって該所定の回転位置に於いてのみ
前記第一及び第二の歯車は印刷位置と機体外位置との間
に版胴の移動を許すべく係脱可能であることを特徴とす
る版胴駆動用係脱式歯車装置によって達成される。
よれば、版胴に装着された第一の歯車と機体の一部によ
り回転可能に支持された第二の歯車とを含み、版胴が機
体内の印刷位置に設定されたとき前記第一の歯車と前記
第二の歯車とが噛み合うことにより前記第一の歯車と前
記第二の歯車の噛合い係合を経て版胴が機体内に設けら
れた駆動源より駆動され、版胴と共に前記第一の歯車が
軸線方向に機体外へ向けて移動されるとき前記第一の歯
車と前記第二の歯車との噛合いが外れるよう構成された
版胴駆動用係脱式歯車装置にして、前記第一及び第二の
歯車は互いに同径又は一方の径が他方の径の整数倍であ
り且つ互いに対応して噛み合う版胴に近い側の第一の軸
線方向部分と機体の前記一部に近い側の第二の軸線方向
部分とを有し、各歯車に於いてその前記第一の軸線方向
部分と前記第二の軸線方向部分とは互いに位相がずれた
平歯車又ははす歯歯車として構成されており、前記第一
の歯車と前記第二の歯車とが所定の回転位置にて噛み合
っているときその噛合い部に位置する歯について、前記
第一及び第二の歯車は各々前記第二の軸線方向部分の歯
が前記第一の軸線方向部分の歯に整合する歯形に変更さ
れており、これによって該所定の回転位置に於いてのみ
前記第一及び第二の歯車は印刷位置と機体外位置との間
に版胴の移動を許すべく係脱可能であることを特徴とす
る版胴駆動用係脱式歯車装置によって達成される。
【0007】
【発明の作用及び効果】上記の版胴駆動用係脱式歯車装
置に於いて、前記第一及び第二のの歯車の各々について
前記第二の軸線方向部分の歯が前記第一の軸線方向部分
の歯に整合する歯形に変更される構成は、これに代えて
前記第一の歯車は前記第二の軸線方向部分の歯が前記第
一の軸線方向部分の歯に整合する歯形に変更され、前記
第二の歯車は前記第二の軸線方向部分の歯が削除される
構成とされてもよい。
置に於いて、前記第一及び第二のの歯車の各々について
前記第二の軸線方向部分の歯が前記第一の軸線方向部分
の歯に整合する歯形に変更される構成は、これに代えて
前記第一の歯車は前記第二の軸線方向部分の歯が前記第
一の軸線方向部分の歯に整合する歯形に変更され、前記
第二の歯車は前記第二の軸線方向部分の歯が削除される
構成とされてもよい。
【0008】或いは又、上記の版胴駆動用係脱式歯車装
置に於いて、前記第一及び第二の歯車の各々について前
記第二の軸線方向部分の歯が前記第一の軸線方向部分の
歯に整合する歯形に変更される構成は、これに代えて前
記第一及び第二の歯車の各々について前記第一の軸線方
向部分の歯が前記第二の軸線方向部分の歯に整合する歯
形に変更される構成とされてもよい。
置に於いて、前記第一及び第二の歯車の各々について前
記第二の軸線方向部分の歯が前記第一の軸線方向部分の
歯に整合する歯形に変更される構成は、これに代えて前
記第一及び第二の歯車の各々について前記第一の軸線方
向部分の歯が前記第二の軸線方向部分の歯に整合する歯
形に変更される構成とされてもよい。
【0009】更に又、上記の版胴駆動用係脱式歯車装置
に於いて、前記第一及び第二の歯車の各々について前記
第一の軸線方向部分の歯が第二の軸線方向部分の歯に整
合する歯形に変更される構成は、これに代えて前記第一
の歯車は前記第一の軸線方向部分の歯が削除され、前記
第二の歯車は前記第一の軸線方向部分の歯が前記第二の
軸線方向部分の歯に整合する歯形に変更される構成とさ
れてもよい。
に於いて、前記第一及び第二の歯車の各々について前記
第一の軸線方向部分の歯が第二の軸線方向部分の歯に整
合する歯形に変更される構成は、これに代えて前記第一
の歯車は前記第一の軸線方向部分の歯が削除され、前記
第二の歯車は前記第一の軸線方向部分の歯が前記第二の
軸線方向部分の歯に整合する歯形に変更される構成とさ
れてもよい。
【0010】上記の如き版胴駆動用係脱式歯車装置のい
ずれかの構成によれば、版胴駆動用の版胴側歯車と機体
側歯車の各々を二枚重ねの歯車とし、互いに重ね合わさ
れた二つの歯の間の位相調節により版胴駆動用歯車列を
バックラッシュのない高度に安定した均一なトルク伝達
性能を有する歯車列を得るという目的を達成しつつ、版
胴が所定の回転位置にあるときのみ機体外への版胴の引
出し或いは機体外から機体内の印刷位置への版胴の再装
填を許し、版胴の出し入れに起因して版胴の回転方向設
定位置に狂いが生ずるとを未然に確実に防止することの
できる版胴駆動用係脱式歯車装置を達成することができ
る。
ずれかの構成によれば、版胴駆動用の版胴側歯車と機体
側歯車の各々を二枚重ねの歯車とし、互いに重ね合わさ
れた二つの歯の間の位相調節により版胴駆動用歯車列を
バックラッシュのない高度に安定した均一なトルク伝達
性能を有する歯車列を得るという目的を達成しつつ、版
胴が所定の回転位置にあるときのみ機体外への版胴の引
出し或いは機体外から機体内の印刷位置への版胴の再装
填を許し、版胴の出し入れに起因して版胴の回転方向設
定位置に狂いが生ずるとを未然に確実に防止することの
できる版胴駆動用係脱式歯車装置を達成することができ
る。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に添付の図を参照して、本発
明を実施例について詳細に説明する。
明を実施例について詳細に説明する。
【0012】添付の図1は本発明による版胴駆動用係脱
式歯車装置の一つの実施例をその要部について示す斜視
図である。図に於いて、10は版胴であり、その一端部
に版胴側の歯車である第一の歯車12が版胴と同心に装
着されている。14は機体側の歯車である第二の歯車で
あり、図にてこれより手前側にある図には示されていな
い孔版印刷機の機体の一部に軸16にて回転可能に装着
されている。版胴10は図には示されていないフレーム
と案内保持手段により、版胴の中心軸線18に沿って機
体内の印刷位置と機体外の引出し位置との間に移動可能
であり、版胴が機体内の印刷位置に設定されたとき、歯
車12は歯車14と歯幅方向に重合した係合状態とな
る。図2はそのような係合状態にある歯車12及び14
を図1の手前側から軸線方向に見た図である。
式歯車装置の一つの実施例をその要部について示す斜視
図である。図に於いて、10は版胴であり、その一端部
に版胴側の歯車である第一の歯車12が版胴と同心に装
着されている。14は機体側の歯車である第二の歯車で
あり、図にてこれより手前側にある図には示されていな
い孔版印刷機の機体の一部に軸16にて回転可能に装着
されている。版胴10は図には示されていないフレーム
と案内保持手段により、版胴の中心軸線18に沿って機
体内の印刷位置と機体外の引出し位置との間に移動可能
であり、版胴が機体内の印刷位置に設定されたとき、歯
車12は歯車14と歯幅方向に重合した係合状態とな
る。図2はそのような係合状態にある歯車12及び14
を図1の手前側から軸線方向に見た図である。
【0013】版胴側の歯車12は、版胴に近い側の第一
の軸線方向部分12aに平歯12aaを又機体の歯車1
4を支持する前記一部に近い側の第二の軸線方向部分1
2bに平歯12bbを有している。同様に機体側の歯車
14は、版胴に近い側の軸線方向部分14aに平歯14
aaを又機体の前記一部に近い側の第二の軸線方向部分
12bに歯車14bbを有している。歯車12と歯車1
4とは互いに同径であり、より正確には、平歯12aa
により構成される歯車のピッチ円と平歯14aaにより
構成される歯車のピッチ円とは互いに同径であり、又平
歯12bbにより構成される歯車のピッチ円と平歯14
bbにより構成される歯車のピッチ円とは互いに同径で
ある。図1及び2に示されている実施例に於いては、平
歯12aaと平歯12bbとは互いに同径であり、只両
者間の回転位相が歯のピッチ角の半分だけずれており、
同様に平歯14aaによる歯車と平歯14bbによる歯
車とは互いに同形であり、只両者間の回転位相が歯のピ
ッチ角の半分だけ互いにずれている。但しこれらの条件
は、版胴10が所定の回転位置にあり、それに対応して
歯車12と歯車14とが所定の回転位置にて噛み合って
いるときのその噛合い部に位置する数本の歯を除くその
他の歯についての条件であり、以下に説明される通り、
上記の所定回転位置にて噛み合っている両歯車の噛合い
部に於ける歯は特別の条件に作られている。尚、図示の
実施例に於いては歯車12と歯車14とは互いに同径で
あるが、これらは一方の径が他方の径の整数倍とされた
増速又は減速歯車列とされてもよい。
の軸線方向部分12aに平歯12aaを又機体の歯車1
4を支持する前記一部に近い側の第二の軸線方向部分1
2bに平歯12bbを有している。同様に機体側の歯車
14は、版胴に近い側の軸線方向部分14aに平歯14
aaを又機体の前記一部に近い側の第二の軸線方向部分
12bに歯車14bbを有している。歯車12と歯車1
4とは互いに同径であり、より正確には、平歯12aa
により構成される歯車のピッチ円と平歯14aaにより
構成される歯車のピッチ円とは互いに同径であり、又平
歯12bbにより構成される歯車のピッチ円と平歯14
bbにより構成される歯車のピッチ円とは互いに同径で
ある。図1及び2に示されている実施例に於いては、平
歯12aaと平歯12bbとは互いに同径であり、只両
者間の回転位相が歯のピッチ角の半分だけずれており、
同様に平歯14aaによる歯車と平歯14bbによる歯
車とは互いに同形であり、只両者間の回転位相が歯のピ
ッチ角の半分だけ互いにずれている。但しこれらの条件
は、版胴10が所定の回転位置にあり、それに対応して
歯車12と歯車14とが所定の回転位置にて噛み合って
いるときのその噛合い部に位置する数本の歯を除くその
他の歯についての条件であり、以下に説明される通り、
上記の所定回転位置にて噛み合っている両歯車の噛合い
部に於ける歯は特別の条件に作られている。尚、図示の
実施例に於いては歯車12と歯車14とは互いに同径で
あるが、これらは一方の径が他方の径の整数倍とされた
増速又は減速歯車列とされてもよい。
【0014】図1及び2に示されているドラム及び各歯
車の回転位置を上記の所定の回転位置とすると、該噛合
い部にては歯車12の平歯12bbは平歯12aaに整
合する歯形に変更されている。かかる歯形の変形を受け
ている平歯12bbの一部は、図2に於いてα1、β
1、γ1、δ1として示されている歯である。
車の回転位置を上記の所定の回転位置とすると、該噛合
い部にては歯車12の平歯12bbは平歯12aaに整
合する歯形に変更されている。かかる歯形の変形を受け
ている平歯12bbの一部は、図2に於いてα1、β
1、γ1、δ1として示されている歯である。
【0015】同様に歯車14に於いては、上記の噛合い
部に於いて平歯14bbの幾つかは平歯14aaに整合
する歯形に変更されており、これらの歯は図2に於いて
α2、β2、γ2として示されている歯である。図1に
よりよく示されている如く、歯α2、β2、γ2はそれ
に対応する歯14aaに整合されるついでに、歯14a
aの対応するものと軸線方向に一体に連続した歯として
構成されている。図1に於いては見えていないが、歯車
12の側の歯α1、β1、γ1、δ1についても同様で
あり、これらの歯は歯12aaの対応する歯と軸線方向
に連続した歯として形成されている。又図示の実施例に
於いては、歯車14に於ける第二の軸線方向部分14b
は第一の軸線方向部分14aとは別体の一部が欠けた円
板状部材として構成されており、それらの周縁に沿って
設けられた三つの円弧状長孔20を貫通して装着された
ボルト22が第一の軸線方向部分14aの対応するねじ
孔内に捩じ込まれることにより、歯車の中心軸線の周り
に第一の軸線方向部分14aに対してその相対的角度位
相を微調節され得るように構成されており、これによっ
て平歯14bbの内の歯α2、β2、γ2を除く他の歯
は平歯12aaに対しその回転位相を微調節され得るよ
うになっている。
部に於いて平歯14bbの幾つかは平歯14aaに整合
する歯形に変更されており、これらの歯は図2に於いて
α2、β2、γ2として示されている歯である。図1に
よりよく示されている如く、歯α2、β2、γ2はそれ
に対応する歯14aaに整合されるついでに、歯14a
aの対応するものと軸線方向に一体に連続した歯として
構成されている。図1に於いては見えていないが、歯車
12の側の歯α1、β1、γ1、δ1についても同様で
あり、これらの歯は歯12aaの対応する歯と軸線方向
に連続した歯として形成されている。又図示の実施例に
於いては、歯車14に於ける第二の軸線方向部分14b
は第一の軸線方向部分14aとは別体の一部が欠けた円
板状部材として構成されており、それらの周縁に沿って
設けられた三つの円弧状長孔20を貫通して装着された
ボルト22が第一の軸線方向部分14aの対応するねじ
孔内に捩じ込まれることにより、歯車の中心軸線の周り
に第一の軸線方向部分14aに対してその相対的角度位
相を微調節され得るように構成されており、これによっ
て平歯14bbの内の歯α2、β2、γ2を除く他の歯
は平歯12aaに対しその回転位相を微調節され得るよ
うになっている。
【0016】上記の構成により、歯車12と歯車14と
は、それらが図示の如き所定回転位置にあるときには、
歯車12の第一の軸線方向部分12aが歯車14の第一
の軸線方向部分14aと幅方向に重なり合い又歯車12
の第二の軸線方向部分12bが歯車14の第二の軸線方
向部分14bと幅方向に重なり合う係合位置と、これよ
り互いに軸線方向に重なり合いより外れる離脱位置との
間に係脱し得るが、一旦かかる状態にて両者が幅方向に
重なり合って係合した後、両者が図示の所定回転位置よ
り回転すると、歯車12と歯車14との軸線方向に於け
る相対的偏倚は、平歯12aaと平歯14bbとの軸線
方向に於ける干渉或いは平歯14aaと平歯12bbの
軸線方向に於ける干渉によりいずれの軸線方向に対して
も阻止される。同様に歯車12と歯車14とが軸線方向
に離脱した状態から出発すると、歯車12と歯車14の
いずれか一方でも図示の所定回転位置から少しでも回転
していると、平歯12bbと平歯14aaとが噛み合っ
たとしても平歯12aaと平歯14aaとが干渉するこ
とにより両者は幅方向に重なり合う噛合い位置へはもた
らされなくなる。
は、それらが図示の如き所定回転位置にあるときには、
歯車12の第一の軸線方向部分12aが歯車14の第一
の軸線方向部分14aと幅方向に重なり合い又歯車12
の第二の軸線方向部分12bが歯車14の第二の軸線方
向部分14bと幅方向に重なり合う係合位置と、これよ
り互いに軸線方向に重なり合いより外れる離脱位置との
間に係脱し得るが、一旦かかる状態にて両者が幅方向に
重なり合って係合した後、両者が図示の所定回転位置よ
り回転すると、歯車12と歯車14との軸線方向に於け
る相対的偏倚は、平歯12aaと平歯14bbとの軸線
方向に於ける干渉或いは平歯14aaと平歯12bbの
軸線方向に於ける干渉によりいずれの軸線方向に対して
も阻止される。同様に歯車12と歯車14とが軸線方向
に離脱した状態から出発すると、歯車12と歯車14の
いずれか一方でも図示の所定回転位置から少しでも回転
していると、平歯12bbと平歯14aaとが噛み合っ
たとしても平歯12aaと平歯14aaとが干渉するこ
とにより両者は幅方向に重なり合う噛合い位置へはもた
らされなくなる。
【0017】かくして版胴が機体内の印刷位置より機体
外へ引き出されるときには、版胴及び機体側の版胴駆動
系は必ず所定の回転位置に設定されることが確保され、
又版胴が再び機体内の印刷位置に装填されるときには、
版胴と機体内の版胴駆動系との間の回転位相が正しく再
現されることが保証される。
外へ引き出されるときには、版胴及び機体側の版胴駆動
系は必ず所定の回転位置に設定されることが確保され、
又版胴が再び機体内の印刷位置に装填されるときには、
版胴と機体内の版胴駆動系との間の回転位相が正しく再
現されることが保証される。
【0018】尚図1及び2に示す実施例について、互い
に噛み合う平歯12aaと14aa及び12bbと14
bbとを適当な螺旋角を有するはす歯に変更してもよい
ことは明らかであろう。この場合には歯車12と14の
係脱に際して両者間に螺旋角に相当する相対的回転が生
ずるが、該相対的回転角は係脱或いは脱係が一往復する
と必ず元に戻される。
に噛み合う平歯12aaと14aa及び12bbと14
bbとを適当な螺旋角を有するはす歯に変更してもよい
ことは明らかであろう。この場合には歯車12と14の
係脱に際して両者間に螺旋角に相当する相対的回転が生
ずるが、該相対的回転角は係脱或いは脱係が一往復する
と必ず元に戻される。
【0019】図3は本発明による版胴駆動用係脱式歯車
装置の第二の実施例を示す図1と同様の図である。図3
に於いては図1に示されている部分に対応する部分は図
1に於けると同じ符号により示されている。
装置の第二の実施例を示す図1と同様の図である。図3
に於いては図1に示されている部分に対応する部分は図
1に於けると同じ符号により示されている。
【0020】この第二の実施例に於いては、図1及び2
に示す第一の実施例に於いて歯車14の歯α2、β2、
γ2に相当する部分のうちの第二の軸線方向部分14b
に当たる部分が削除されている。かかる構成は、特に歯
車14の第二の軸線方向部分14bが第一の軸線方向部
分14aとは別体の円板状部材として構成される場合
に、構造をより簡便とすることができるという利点を有
する。即ち、この場合には、歯車14の第一の軸線方向
部分14aは図1に示す実施例に於ける如く歯α1、β
1、γ1、δ1の部分にて特にその他の部分より歯車の
厚みが増大される必要がなく、第一の軸線方向部分14
a及び第二の軸線方向部分14bのいずれもが一定の厚
みのディスク状部材として構成されてよい。この第二の
実施例に於ける如く歯車14に於いて歯α2、β2、γ
2が第二の軸線方向部分14bにて欠けた状態とされて
も、歯車12と14の間の噛合いは歯車12の第一の軸
線方向部分12aと歯車14の第一の軸線方向部分14
aにある歯12aa及び14aaの噛合いにより正常に
維持されるので、歯車装置の作動上実質的な機能低下は
ない。
に示す第一の実施例に於いて歯車14の歯α2、β2、
γ2に相当する部分のうちの第二の軸線方向部分14b
に当たる部分が削除されている。かかる構成は、特に歯
車14の第二の軸線方向部分14bが第一の軸線方向部
分14aとは別体の円板状部材として構成される場合
に、構造をより簡便とすることができるという利点を有
する。即ち、この場合には、歯車14の第一の軸線方向
部分14aは図1に示す実施例に於ける如く歯α1、β
1、γ1、δ1の部分にて特にその他の部分より歯車の
厚みが増大される必要がなく、第一の軸線方向部分14
a及び第二の軸線方向部分14bのいずれもが一定の厚
みのディスク状部材として構成されてよい。この第二の
実施例に於ける如く歯車14に於いて歯α2、β2、γ
2が第二の軸線方向部分14bにて欠けた状態とされて
も、歯車12と14の間の噛合いは歯車12の第一の軸
線方向部分12aと歯車14の第一の軸線方向部分14
aにある歯12aa及び14aaの噛合いにより正常に
維持されるので、歯車装置の作動上実質的な機能低下は
ない。
【0021】図1〜図3に示す実施例に於いては、歯車
12及び14は各々第一の軸線方向部分12a及び14
aの軸線方向長さが第二の軸線方向部分12b及び14
bの軸線方向長さより大きくされ、平歯12aa及び1
4aaが主たる回転駆動力伝達手段を構成し、平歯12
bb及び14bbがバックラッシュを抑制する手段を構
成しているが、歯車12及び14に於ける主たる回転駆
動力伝達手段とバックラッシュ抑制手段の軸線方向に沿
う位置関係は図1〜図3に示されている実施例に於ける
それと逆にされ、機体の前記一部に近い側の平歯12b
b及び14bbにて主たる回転駆動力伝達手段を構成
し、版胴に近い側の平歯12aa及び14aaにてバッ
クラッシュ抑制手段を構成するようにされてもよい。か
かる修正実施例に於いては、版胴の回転位置が上記の所
定の回転位置にあるとき歯車12及び14が互いに噛み
合う歯の部分にて、平歯12aaが平歯12bbに整合
した歯形とされ、平歯14aaが平歯14bbに整合し
た歯形とされればよい。更に又、かかる修正実施例に於
いては、歯車12に於いて平歯12aaを平歯12bb
に整合した歯形とされる部分に於いて、それに代えて平
歯12aaは削除された構造とされてもよい。かかる構
成に於いても、版胴10を機体内の印刷位置より機体外
へ向けて引出し又機体外へ向けて引出された版胴を機体
内の印刷位置に装填する際には、歯車12及び14がい
ずれも所定の回動位置にあるときのみ両者の間の噛み合
いの離脱及び再係合が可能とされる。
12及び14は各々第一の軸線方向部分12a及び14
aの軸線方向長さが第二の軸線方向部分12b及び14
bの軸線方向長さより大きくされ、平歯12aa及び1
4aaが主たる回転駆動力伝達手段を構成し、平歯12
bb及び14bbがバックラッシュを抑制する手段を構
成しているが、歯車12及び14に於ける主たる回転駆
動力伝達手段とバックラッシュ抑制手段の軸線方向に沿
う位置関係は図1〜図3に示されている実施例に於ける
それと逆にされ、機体の前記一部に近い側の平歯12b
b及び14bbにて主たる回転駆動力伝達手段を構成
し、版胴に近い側の平歯12aa及び14aaにてバッ
クラッシュ抑制手段を構成するようにされてもよい。か
かる修正実施例に於いては、版胴の回転位置が上記の所
定の回転位置にあるとき歯車12及び14が互いに噛み
合う歯の部分にて、平歯12aaが平歯12bbに整合
した歯形とされ、平歯14aaが平歯14bbに整合し
た歯形とされればよい。更に又、かかる修正実施例に於
いては、歯車12に於いて平歯12aaを平歯12bb
に整合した歯形とされる部分に於いて、それに代えて平
歯12aaは削除された構造とされてもよい。かかる構
成に於いても、版胴10を機体内の印刷位置より機体外
へ向けて引出し又機体外へ向けて引出された版胴を機体
内の印刷位置に装填する際には、歯車12及び14がい
ずれも所定の回動位置にあるときのみ両者の間の噛み合
いの離脱及び再係合が可能とされる。
【0022】図4は図1〜図3に示された第一及び第二
の実施例に於ける如く歯車12の第一の軸線方向部分1
2aの軸線方向寸法が第二の軸線方向部分12bの軸線
方向寸法より大きく、又同様に歯車14の第一の軸線方
向部分14aの軸線方向寸法が第二の軸線方向部分14
bの軸線方向寸法より大きい場合に、版胴を機体外へ向
けて移動された位置から機体内の印刷位置へ向けて装填
しようとするとき、機体内版胴駆動系が所定の回転位置
にあるか否かに拘らず、版胴の回転位置が所定の回転位
置にないときそれが気付かれるときの状態を示す歯車装
置の解図的側面図である。図示の如く版胴が所定の回転
位置に正しく設定されていないときには、版胴14が所
定の回転位置に正しく設定されているか否かに拘らず歯
車12が第二の軸線方向部分12bだけ歯車14の第一
の軸線方向部分14a内に差し込まれたところで、版胴
は所定の差し込み位置まで尚比較的大きい深さD1を残
した状態で、それ以上差し込めなくなり、版胴の回転位
置が正しく設定されていないことがより早く且つより顕
著に知らされる。
の実施例に於ける如く歯車12の第一の軸線方向部分1
2aの軸線方向寸法が第二の軸線方向部分12bの軸線
方向寸法より大きく、又同様に歯車14の第一の軸線方
向部分14aの軸線方向寸法が第二の軸線方向部分14
bの軸線方向寸法より大きい場合に、版胴を機体外へ向
けて移動された位置から機体内の印刷位置へ向けて装填
しようとするとき、機体内版胴駆動系が所定の回転位置
にあるか否かに拘らず、版胴の回転位置が所定の回転位
置にないときそれが気付かれるときの状態を示す歯車装
置の解図的側面図である。図示の如く版胴が所定の回転
位置に正しく設定されていないときには、版胴14が所
定の回転位置に正しく設定されているか否かに拘らず歯
車12が第二の軸線方向部分12bだけ歯車14の第一
の軸線方向部分14a内に差し込まれたところで、版胴
は所定の差し込み位置まで尚比較的大きい深さD1を残
した状態で、それ以上差し込めなくなり、版胴の回転位
置が正しく設定されていないことがより早く且つより顕
著に知らされる。
【0023】これに対し、版胴は所定の回転位置に正し
く設定されているが、機体内の版胴駆動系が所定の回転
位置に正しく設定されていないときには、図5に示され
ている如く歯車12は歯車14の第二の軸線方向部分1
4bを残すところまで係合したところで、その進行が止
められる。従ってこの場合には、版胴がその最終設定位
置まで比較的小さい深さD2を残すところまで押し込ま
れたところで、機体内の版胴駆動系が所定の回転位置に
正しく設定されていないことが示される。
く設定されているが、機体内の版胴駆動系が所定の回転
位置に正しく設定されていないときには、図5に示され
ている如く歯車12は歯車14の第二の軸線方向部分1
4bを残すところまで係合したところで、その進行が止
められる。従ってこの場合には、版胴がその最終設定位
置まで比較的小さい深さD2を残すところまで押し込ま
れたところで、機体内の版胴駆動系が所定の回転位置に
正しく設定されていないことが示される。
【0024】いずれにしても、第一の軸線方向部分と第
二の軸線方向部分の軸線方向長さが互いに異なることに
より、版胴を所定の最終装填位置まで装填できないと
き、残された差込み深さの大小により、版胴と機体内の
版胴駆動系のいずれの回転位置が正しく設定されていな
いかが即座に判断され、それに対する対処がより速かに
行える。
二の軸線方向部分の軸線方向長さが互いに異なることに
より、版胴を所定の最終装填位置まで装填できないと
き、残された差込み深さの大小により、版胴と機体内の
版胴駆動系のいずれの回転位置が正しく設定されていな
いかが即座に判断され、それに対する対処がより速かに
行える。
【0025】これと比較して、歯車12及び14に於け
る第一の軸線方向部分と第二の軸線方向部分の軸線方向
寸法の大小関係が図6に示されている如く図4或いは図
5に示されている関係と逆の場合には、版胴が所定の回
転位置にあるか否かに拘らず、機体内の版胴駆動系が所
定の回転位置にないときには、版胴が最終装填位置まで
なお歯車14の第二の軸線方向部分14bの軸線方向寸
法に相当する比較的大きい深さD1を残すところで早々
にその押し込みが止まり、これによって機体内の版胴駆
動系が所定の回転位置に設定されていないことが示され
る。
る第一の軸線方向部分と第二の軸線方向部分の軸線方向
寸法の大小関係が図6に示されている如く図4或いは図
5に示されている関係と逆の場合には、版胴が所定の回
転位置にあるか否かに拘らず、機体内の版胴駆動系が所
定の回転位置にないときには、版胴が最終装填位置まで
なお歯車14の第二の軸線方向部分14bの軸線方向寸
法に相当する比較的大きい深さD1を残すところで早々
にその押し込みが止まり、これによって機体内の版胴駆
動系が所定の回転位置に設定されていないことが示され
る。
【0026】又かかる実施例の場合には、機体内の版胴
駆動系は所定の回転位置に設定されているが、版胴が所
定の回転位置に設定されていないときには、版胴が歯車
12の第一の軸線方向部分12aの軸線方向寸法に相当
する比較的小さい深さD2を残す最終装填位置近くまで
押し込まれたところで、そのことが知らされる。従って
この場合にも、版胴を所定の最終装填位置まで装填でき
ないとき、残された差込み深さの大小により版胴と機体
内の版胴駆動系のいずれの回転位置が正しく設定されて
いないかが即座に判断され、それに対する対処がより速
かに行える。
駆動系は所定の回転位置に設定されているが、版胴が所
定の回転位置に設定されていないときには、版胴が歯車
12の第一の軸線方向部分12aの軸線方向寸法に相当
する比較的小さい深さD2を残す最終装填位置近くまで
押し込まれたところで、そのことが知らされる。従って
この場合にも、版胴を所定の最終装填位置まで装填でき
ないとき、残された差込み深さの大小により版胴と機体
内の版胴駆動系のいずれの回転位置が正しく設定されて
いないかが即座に判断され、それに対する対処がより速
かに行える。
【0027】かくして本発明の構成によれば、歯車12
及び14の歯のうちのバックラッシュを抑制する目的で
補助的に設けられる厚みの薄い方の歯が駆動系の要部を
成す厚みの厚い方の歯に対しいずれの側に配置されるか
に応じて、版胴の差し込みがその最終段階で最終設定位
置に達する手前で阻止されたとき、その深さの大小の如
何によって版胴と機体内の版胴駆動系のいずれが所定の
回転位置に設定されていないかを容易に判定することが
できる。
及び14の歯のうちのバックラッシュを抑制する目的で
補助的に設けられる厚みの薄い方の歯が駆動系の要部を
成す厚みの厚い方の歯に対しいずれの側に配置されるか
に応じて、版胴の差し込みがその最終段階で最終設定位
置に達する手前で阻止されたとき、その深さの大小の如
何によって版胴と機体内の版胴駆動系のいずれが所定の
回転位置に設定されていないかを容易に判定することが
できる。
【0028】以上に於ては本発明を幾つかの実施例につ
いて詳細に説明したが、これらの実施例について本発明
の範囲内にて種々の修正が可能であることは当業者にと
って明らかであろう。
いて詳細に説明したが、これらの実施例について本発明
の範囲内にて種々の修正が可能であることは当業者にと
って明らかであろう。
【図1】本発明による版胴駆動用係脱式歯車装置の一つ
の実施例をその要部について示す斜視図。
の実施例をその要部について示す斜視図。
【図2】図1に示された版胴駆動用係脱式歯車装置をそ
の係脱可能な噛合い状態に於いて軸線方向に見た図。
の係脱可能な噛合い状態に於いて軸線方向に見た図。
【図3】本発明による版胴駆動用係脱式歯車装置の他の
一つの実施例を示す図1と同様の斜視図。
一つの実施例を示す図1と同様の斜視図。
【図4】図1〜3に示された版胴駆動用係脱式歯車装置
の係合過程の一つを示す解図的側面図。
の係合過程の一つを示す解図的側面図。
【図5】図1〜3に示された版胴駆動用係脱式歯車装置
の係合過程の他の一つを示す解図的側面図。
の係合過程の他の一つを示す解図的側面図。
【図6】各歯車に於ける版胴側の第一の軸線方向部分と
機体側の第二の軸線方向部分の軸線方向寸法が図1〜5
に示されている実施例と逆の場合について版胴を機体内
の印刷位置に装填する一つの過程を示す図4又は5と同
様の解図的側面図。
機体側の第二の軸線方向部分の軸線方向寸法が図1〜5
に示されている実施例と逆の場合について版胴を機体内
の印刷位置に装填する一つの過程を示す図4又は5と同
様の解図的側面図。
【図7】図6に示された実施例について版胴装填の他の
一つの過程を示す同様の図。
一つの過程を示す同様の図。
10…版胴 12…第一の歯車 14…第二の歯車 16…軸 18…中心軸線 20…円弧状長孔 22…ボルト
Claims (9)
- 【請求項1】版胴に装着された第一の歯車と機体の一部
により回転可能に支持された第二の歯車とを含み、版胴
が機体内の印刷位置に設定されたとき前記第一の歯車と
前記第二の歯車とが噛み合うことにより前記第一の歯車
と前記第二の歯車の噛合い係合を経て版胴が機体内に設
けられた駆動源より駆動され、版胴と共に前記第一の歯
車が軸線方向に機体外へ向けて移動されるとき前記第一
の歯車と前記第二の歯車との噛合いが外れるよう構成さ
れた版胴駆動用係脱式歯車装置にして、前記第一及び第
二の歯車は互いに同径又は一方の径が他方の径の整数倍
であり且つ互いに対応して噛み合う版胴に近い側の第一
の軸線方向部分と機体の前記一部に近い側の第二の軸線
方向部分とを有し、各歯車に於いてその前記第一の軸線
方向部分と前記第二の軸線方向部分とは互いに位相がず
れた平歯車又ははす歯歯車として構成されており、前記
第一の歯車と前記第二の歯車とが所定の回転位置にて噛
み合っているときその噛合い部に位置する歯について、
前記第一及び第二の歯車は各々前記第二の軸線方向部分
の歯が前記第一の軸線方向部分の歯に整合する歯形に変
更されており、これによって該所定の回転位置に於いて
のみ前記第一及び第二の歯車は印刷位置と機体外位置と
の間に版胴の移動を許すべく係脱可能であることを特徴
とする版胴駆動用係脱式歯車装置。 - 【請求項2】版胴に装着された第一の歯車と機体の一部
により回転可能に支持された第二の歯車とを含み、版胴
が機体内の印刷位置に設定されたとき前記第一の歯車と
前記第二の歯車とが噛み合うことにより前記第一の歯車
と前記第二の歯車の噛合い係合を経て版胴が機体内に設
けられた駆動源より駆動され、版胴と共に前記第一の歯
車が軸線方向に機体外へ向けて移動されるとき前記第一
の歯車と前記第二の歯車との噛合いが外れるよう構成さ
れた版胴駆動用係脱式歯車装置にして、前記第一及び第
二の歯車は互いに同径又は一方の径が他方の径の整数倍
であり且つ互いに対応して噛み合う版胴に近い側の第一
の軸線方向部分と機体の前記一部に近い側の第二の軸線
方向部分とを有し、各歯車に於いてその前記第一の軸線
方向部分と前記第二の軸線方向部分とは互いに位相がず
れた平歯車又ははす歯歯車として構成されており、前記
第一の歯車と前記第二の歯車とが所定の回転位置にて噛
み合っているときその噛合い部に位置する歯について、
前記第一の歯車は前記第二の軸線方向部分の歯が前記第
一の軸線方向部分の歯に整合する歯形に変更されてお
り、前記第二の歯車は前記第二の軸線方向部分の歯が削
除されており、これによって該所定の回転位置に於いて
のみ前記第一及び第二の歯車は印刷位置と機体外位置と
の間に版胴の移動を許すべく係脱可能であることを特徴
とする版胴駆動用係脱式歯車装置。 - 【請求項3】版胴に装着された第一の歯車と機体の一部
により回転可能に支持された第二の歯車とを含み、版胴
が機体内の印刷位置に設定されたとき前記第一の歯車と
前記第二の歯車とが噛み合うことにより前記第一の歯車
と前記第二の歯車の噛合い係合を経て版胴が機体内に設
けられた駆動源より駆動され、版胴と共に前記第一の歯
車が軸線方向に機体外へ向けて移動されるとき前記第一
の歯車と前記第二の歯車との噛合いが外れるよう構成さ
れた版胴駆動用係脱式歯車装置にして、前記第一及び第
二の歯車は互いに同径又は一方の径が他方の径の整数倍
であり且つ互いに対応して噛み合う版胴に近い側の第一
の軸線方向部分と機体の前記一部に近い側の第二の軸線
方向部分とを有し、各歯車に於いてその前記第一の軸線
方向部分と前記第二の軸線方向部分とは互いに位相がず
れた平歯車又ははす歯歯車として構成されており、前記
第一の歯車と前記第二の歯車とが所定の回転位置にて噛
み合っているときその噛合い部に位置する歯について、
前記第一及び第二の歯車は各々前記第一の軸線方向部分
の歯が前記第二の軸線方向部分の歯に整合する歯形に変
更されており、これによって該所定の回転位置に於いて
のみ前記第一及び第二の歯車は印刷位置と機体外位置と
の間に版胴の移動を許すべく係脱可能であることを特徴
とする版胴駆動用係脱式歯車装置。 - 【請求項4】版胴に装着された第一の歯車と機体の一部
により回転可能に支持された第二の歯車とを含み、版胴
が機体内の印刷位置に設定されたとき前記第一の歯車と
前記第二の歯車とが噛み合うことにより前記第一の歯車
と前記第二の歯車の噛合い係合を経て版胴が機体内に設
けられた駆動源より駆動され、版胴と共に前記第一の歯
車が軸線方向に機体外へ向けて移動されるとき前記第一
の歯車と前記第二の歯車との噛合いが外れるよう構成さ
れた版胴駆動用係脱式歯車装置にして、前記第一及び第
二の歯車は互いに同径又は一方の径が他方の径の整数倍
であり且つ互いに対応して噛み合う版胴に近い側の第一
の軸線方向部分と機体の前記一部に近い側の第二の軸線
方向部分とを有し、各歯車に於いてその前記第一の軸線
方向部分と前記第二の軸線方向部分とは互いに位相がず
れた平歯車又ははす歯歯車として構成されており、前記
第一の歯車と前記第二の歯車とが所定の回転位置にて噛
み合っているときその噛合い部に位置する歯について、
前記第一の歯車は前記第一の軸線方向部分の歯が削除さ
れており、前記第二の歯車は前記第一の軸線方向部分の
歯が前記第二の軸線方向部分の歯に整合する歯形に変更
されており、これによって該所定の回転位置に於いての
み前記第一及び第二の歯車は印刷位置と機体外位置との
間に版胴の移動を許すべく係脱可能であることを特徴と
する版胴駆動用係脱式歯車装置。 - 【請求項5】前記第一及び第二の歯車の各々の前記第一
の軸線方向部分と前記第二の軸線方向部分の軸線方向長
さは前者が後者より大きいことを特徴とする請求項1又
は2に記載の版胴駆動用係脱式歯車装置。 - 【請求項6】前記第一及び第二の歯車の各々の前記第一
の軸線方向部分と前記第二の軸線方向部分の軸線方向長
さは後者が前者より大きいことを特徴とする請求項3又
は4に記載の版胴駆動用係脱式歯車装置。 - 【請求項7】前記第二の軸線方向部分に於ける前記第一
及び第二の歯車の噛合いは前記第一の軸線方向部分に於
ける前記第一及び第二の歯車の噛合いのバックラッシュ
反転を抑制する噛合いであることを特徴とする請求項5
に記載の版胴駆動用係脱式歯車装置。 - 【請求項8】前記第一の軸線方向部分に於ける前記第一
及び第二の歯車の噛合いは前記第二の軸線方向部分に於
ける前記第一及び第二の歯車の噛合いのバックラッシュ
反転を抑制する噛合いであることを特徴とする請求項6
に記載の版胴駆動用係脱式歯車装置。 - 【請求項9】前記第一及び第二の歯車の少なくとも一方
に於いて前記第一及び第二の軸線方向部分の少なくとも
一方は前記第一及び第二の歯車が前記所定の回転位置に
て噛み合っているときの前記噛合い部を除く歯の部分が
他方に対し回転位置を微調節できるように装着されてい
ることを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の版
胴駆動用係脱式歯車装置。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9212650A JPH1134466A (ja) | 1997-07-23 | 1997-07-23 | 版胴駆動用係脱式歯車装置 |
| US09/116,466 US5964150A (en) | 1997-07-23 | 1998-07-16 | Couple of gear wheels for driving printing drum with means for mutual phase restoration |
| EP98113702A EP0893625B1 (en) | 1997-07-23 | 1998-07-22 | A couple of gear wheels for driving printing drum with means for mutual phase restoration |
| DE69812004T DE69812004D1 (de) | 1997-07-23 | 1998-07-22 | Ein Satz Zahnräder zum Antreiben einer Druckwalze mit Mitteln zur Wiederherstellung der Phasenlage |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9212650A JPH1134466A (ja) | 1997-07-23 | 1997-07-23 | 版胴駆動用係脱式歯車装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1134466A true JPH1134466A (ja) | 1999-02-09 |
Family
ID=16626149
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9212650A Pending JPH1134466A (ja) | 1997-07-23 | 1997-07-23 | 版胴駆動用係脱式歯車装置 |
Country Status (4)
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| JP (1) | JPH1134466A (ja) |
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