JPH11345596A - 蛍光ランプ、蛍光ランプの製造方法および蛍光ランプ装置 - Google Patents
蛍光ランプ、蛍光ランプの製造方法および蛍光ランプ装置Info
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- JPH11345596A JPH11345596A JP13371899A JP13371899A JPH11345596A JP H11345596 A JPH11345596 A JP H11345596A JP 13371899 A JP13371899 A JP 13371899A JP 13371899 A JP13371899 A JP 13371899A JP H11345596 A JPH11345596 A JP H11345596A
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- Japan
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- fluorescent lamp
- lead wire
- lead wires
- holes
- stem
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 高周波点灯蛍光ランプの寿命末期のフレアス
テムの熱破損の可能性を低減する蛍光ランプおよびその
製造方法を提供することを目的とする。 【解決手段】 発光管1端部のフレアステム2に一対の
内部リード線3a,3bを貫通させて、フレアステム頭
部を覆うように、絶縁物5を設ける。
テムの熱破損の可能性を低減する蛍光ランプおよびその
製造方法を提供することを目的とする。 【解決手段】 発光管1端部のフレアステム2に一対の
内部リード線3a,3bを貫通させて、フレアステム頭
部を覆うように、絶縁物5を設ける。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、蛍光ランプ、蛍光
ランプの製造方法および蛍光ランプ装置に関し、好まし
くは蛍光ランプの高周波点灯時のランプ寿命末期に対応
するためのものである。具体的にはステムの内部リード
を電極として放電した際のステムガラスの溶融の低減を
可能とし、またフィラメント及び内部リード線の蒸発に
より発生した飛散物質がステム先端部に付着、堆積する
ことによって起きる内部リード線間の短絡を低減可能な
蛍光ランプ、蛍光ランプの製造方法および蛍光ランプ装
置に関する。
ランプの製造方法および蛍光ランプ装置に関し、好まし
くは蛍光ランプの高周波点灯時のランプ寿命末期に対応
するためのものである。具体的にはステムの内部リード
を電極として放電した際のステムガラスの溶融の低減を
可能とし、またフィラメント及び内部リード線の蒸発に
より発生した飛散物質がステム先端部に付着、堆積する
ことによって起きる内部リード線間の短絡を低減可能な
蛍光ランプ、蛍光ランプの製造方法および蛍光ランプ装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】蛍光ランプの対向する電極間に高周波電
力を印加してそのランプを点灯すると、寿命末期(累計
で数千時間ランプを点灯した時点でランプは寿命とな
る。)に特有な現象が起こる。ランプが寿命末期になり
フィラメントに塗布した電子放射性物質がなくなると通
常は、ランプは点灯しなくなって寿命となる。ところ
が、フィラメントの電子放射性物質がなくなっても、意
図せずして放電が維持され、電子放射性物質のなくなっ
たフィラメントや内部リード線を電極輝点として放電が
持続することがある。この場合、特に内部リード線を輝
点として放電が維持されると定格値よりも大きい放電電
流がリード線に流れることとなる。そのためにリード線
が溶けて、最終的にはステムが熱で溶融する場合があ
る。このような動作モードを以下、第1の動作モードと
呼ぶ。
力を印加してそのランプを点灯すると、寿命末期(累計
で数千時間ランプを点灯した時点でランプは寿命とな
る。)に特有な現象が起こる。ランプが寿命末期になり
フィラメントに塗布した電子放射性物質がなくなると通
常は、ランプは点灯しなくなって寿命となる。ところ
が、フィラメントの電子放射性物質がなくなっても、意
図せずして放電が維持され、電子放射性物質のなくなっ
たフィラメントや内部リード線を電極輝点として放電が
持続することがある。この場合、特に内部リード線を輝
点として放電が維持されると定格値よりも大きい放電電
流がリード線に流れることとなる。そのためにリード線
が溶けて、最終的にはステムが熱で溶融する場合があ
る。このような動作モードを以下、第1の動作モードと
呼ぶ。
【0003】また、蛍光ランプの寿命末期の別のモード
として、フィラメント物質(W)や、フィラメントに塗
布した電子放射物質(BaO等)およびフィラメントを
保持している内部リード線(Ni,Fe)が飛散し、フ
ィラメントに近いフレアステムの先端面に付着し、堆積
する。特にランプの寿命末期時にこれら物質の飛散が激
しくなり、これらはフレアステムの先端面に付着、堆積
しやすい。上記付着物は導電物質であるため堆積すると
導電路が形成され通電する可能性がある。即ち、フレア
ステム先端面に付着、堆積した飛散物により絶縁された
一対の内部リード線の間のフレアステム表面の部分に導
電経路が形成され、これにより内部リード線間が導通す
る可能性がある。この様な場合、導電経路に電流が流れ
てフレアステム表面が発熱し、フレアステムを熱破損さ
せたり、短絡により大きな電力損失を生じる不具合があ
る。このような動作モードを以下、第2の動作モードと
呼ぶ。
として、フィラメント物質(W)や、フィラメントに塗
布した電子放射物質(BaO等)およびフィラメントを
保持している内部リード線(Ni,Fe)が飛散し、フ
ィラメントに近いフレアステムの先端面に付着し、堆積
する。特にランプの寿命末期時にこれら物質の飛散が激
しくなり、これらはフレアステムの先端面に付着、堆積
しやすい。上記付着物は導電物質であるため堆積すると
導電路が形成され通電する可能性がある。即ち、フレア
ステム先端面に付着、堆積した飛散物により絶縁された
一対の内部リード線の間のフレアステム表面の部分に導
電経路が形成され、これにより内部リード線間が導通す
る可能性がある。この様な場合、導電経路に電流が流れ
てフレアステム表面が発熱し、フレアステムを熱破損さ
せたり、短絡により大きな電力損失を生じる不具合があ
る。このような動作モードを以下、第2の動作モードと
呼ぶ。
【0004】この第2の動作モードによる問題点を改善
するための発明が特開平6-338289号公報(以下、公知例
1という)に記載されている。以下、これを概説する。
するための発明が特開平6-338289号公報(以下、公知例
1という)に記載されている。以下、これを概説する。
【0005】図1は公知例1に記載された一実施例を示
す三面図である。同図において(a)がステムを含むラン
プの断面図であり、そのA-A断面図が(b)、B-B断面図が
(c)である。図1(b)に示されるように、一対の内部リー
ド線201の少なくとも一方の内部リード線201の根元に凹
陥部202を形成されている(図示のものは片側のリード
線のみに凹陥部が形成されている)。同図(c)の203は排
気管の排気孔である。またはフレアステムの中間部204
に凹陥部を形成してもよいことも記載されている。この
ような凹陥部は段差部として機能する。このような構成
によれば、ランプ寿命末期において、電極から飛散した
物質がフレアステム上に堆積するが、段差部として機能
する凹陥部の存在により、その部分だけ堆積物が堆積し
にくくなるので、導電路の形成が妨げられる。よって一
対のリード線間の電気的短絡が生じ難くなる旨の記載が
ある。
す三面図である。同図において(a)がステムを含むラン
プの断面図であり、そのA-A断面図が(b)、B-B断面図が
(c)である。図1(b)に示されるように、一対の内部リー
ド線201の少なくとも一方の内部リード線201の根元に凹
陥部202を形成されている(図示のものは片側のリード
線のみに凹陥部が形成されている)。同図(c)の203は排
気管の排気孔である。またはフレアステムの中間部204
に凹陥部を形成してもよいことも記載されている。この
ような凹陥部は段差部として機能する。このような構成
によれば、ランプ寿命末期において、電極から飛散した
物質がフレアステム上に堆積するが、段差部として機能
する凹陥部の存在により、その部分だけ堆積物が堆積し
にくくなるので、導電路の形成が妨げられる。よって一
対のリード線間の電気的短絡が生じ難くなる旨の記載が
ある。
【0006】図2は公知例1に記載された、図1の構成
の代案を示す図である。同図において図1と同じ符号は
図1と同じものを指す。異なるところは凹陥部202に替
えて、一対の内部リード線201の少なくとも一方の内部
リード線201の封着部近傍を包囲するように絶縁チュー
ブ205を設ける点にある(図示のものは片側のリード線
のみに絶縁チューブ205が形成されている)。これによ
り上記飛散物質はフレアステムには堆積し得るが、封着
部近傍の内部リード線201には堆積しにくいから、上記
導電路の形成が妨げられる。
の代案を示す図である。同図において図1と同じ符号は
図1と同じものを指す。異なるところは凹陥部202に替
えて、一対の内部リード線201の少なくとも一方の内部
リード線201の封着部近傍を包囲するように絶縁チュー
ブ205を設ける点にある(図示のものは片側のリード線
のみに絶縁チューブ205が形成されている)。これによ
り上記飛散物質はフレアステムには堆積し得るが、封着
部近傍の内部リード線201には堆積しにくいから、上記
導電路の形成が妨げられる。
【0007】図3は公知例1に記載された、図1の構成
の他の代案を示す図である。同図において図1と同じ符
号は図1と同じものを指す。異なるところは図1の凹陥
部202に替えて、一対の内部リード線201の少なくとも一
方の内部リード線201に張り出し部材206を設ける点にあ
る(図示のものは片側のリード線のみに張り出し部材20
6が形成されている)。これにより上記飛散物質はフレ
アステムには堆積し得るが、封着部近傍の内部リード線
201への堆積量を軽減できるから、上記導電路の形成が
低減できる旨が記載されている。
の他の代案を示す図である。同図において図1と同じ符
号は図1と同じものを指す。異なるところは図1の凹陥
部202に替えて、一対の内部リード線201の少なくとも一
方の内部リード線201に張り出し部材206を設ける点にあ
る(図示のものは片側のリード線のみに張り出し部材20
6が形成されている)。これにより上記飛散物質はフレ
アステムには堆積し得るが、封着部近傍の内部リード線
201への堆積量を軽減できるから、上記導電路の形成が
低減できる旨が記載されている。
【0008】また、関連する公知例としては特開平6-14
0000号公報がある。これには図4に図示したように、一
対のリード線102にガラスビーズ101を固定する構成が開
示されている。これによりリード線の酸化速度を低下さ
せ、蛍光ランプが極端な短寿命になることを低減するこ
とが可能となる。この構成ではガラスビーズ101の存在
により、リード線102とフレアステム上にまたがる領域1
10への上記飛散物の堆積が低減できる。但し、ガラスビ
ーズ101上に上記飛散物質が堆積するから、ガラスビー
ズ101上の堆積物を介して上記一対のリード線間が電気
的に短絡する可能性があり、問題がある。なお、同図に
おいて、105はビーズマウント、106はビーズマウント10
5のフィラメントコイル、109は排気管である。
0000号公報がある。これには図4に図示したように、一
対のリード線102にガラスビーズ101を固定する構成が開
示されている。これによりリード線の酸化速度を低下さ
せ、蛍光ランプが極端な短寿命になることを低減するこ
とが可能となる。この構成ではガラスビーズ101の存在
により、リード線102とフレアステム上にまたがる領域1
10への上記飛散物の堆積が低減できる。但し、ガラスビ
ーズ101上に上記飛散物質が堆積するから、ガラスビー
ズ101上の堆積物を介して上記一対のリード線間が電気
的に短絡する可能性があり、問題がある。なお、同図に
おいて、105はビーズマウント、106はビーズマウント10
5のフィラメントコイル、109は排気管である。
【0009】関連する公知例としては特開平3-81950号
公報がある。これには上記第1の動作モードに関する記
述があり、それに伴う問題点を改善するための構成とし
て図23の構成が開示されている。この図はランプの電極
近傍の構成を示す図である。ボタンステム27は図示して
いない接着剤によりガラスバルブ21端部に気密に接合さ
れている。ボタンステム27には支持棒29が設けられ、こ
れには熱遮蔽プレート30が取りつけられている。これは
電極26とステム27との間に配置され、例えばステンレス
材などの耐熱性金属からなり、樋形の形状をしていて電
極26の後背部を覆っている。28a, bはリード線である。
これにより上記第1の動作モードの現象が発生しても、
遮熱されるからステム27が熱で破損する可能性を低減で
きる旨の開示がある。
公報がある。これには上記第1の動作モードに関する記
述があり、それに伴う問題点を改善するための構成とし
て図23の構成が開示されている。この図はランプの電極
近傍の構成を示す図である。ボタンステム27は図示して
いない接着剤によりガラスバルブ21端部に気密に接合さ
れている。ボタンステム27には支持棒29が設けられ、こ
れには熱遮蔽プレート30が取りつけられている。これは
電極26とステム27との間に配置され、例えばステンレス
材などの耐熱性金属からなり、樋形の形状をしていて電
極26の後背部を覆っている。28a, bはリード線である。
これにより上記第1の動作モードの現象が発生しても、
遮熱されるからステム27が熱で破損する可能性を低減で
きる旨の開示がある。
【0010】関連する公知例としては特開昭54-44372号
公報がある。これには図24に示すように、蛍光ランプ1
の内部2の改良に関するもので、口金部9を最冷点とすべ
く、フィラメント12と口金部9との間に円板状の熱遮蔽
板13を設け、フィラメント12の輻射熱が口金部9へ伝熱
されることを低減する構成が開示されている。ここで13
はリード線、15は熱遮蔽板13を支持するための支持体で
ある。この構成はガラス管に塗布された蛍光体の黒化が
フィラメント近傍で生じて製品の見栄えが悪くなること
を低減することを目的とするものである。そのために最
冷点が口金部9にできるようにしてそのような固化を低
減するために熱遮蔽板13を設けている。この構成では
リード線14とステム16との間に遮蔽物を設けており、ス
テム16上への上記飛散物質の堆積の低減が期待できる。
但し、熱遮蔽板13はリード線14に対して実質的に隙間な
く固定されているので、熱遮蔽板上に上記飛散物質が堆
積して一対のリード線14間が短絡することを阻止できな
いという問題点がある。
公報がある。これには図24に示すように、蛍光ランプ1
の内部2の改良に関するもので、口金部9を最冷点とすべ
く、フィラメント12と口金部9との間に円板状の熱遮蔽
板13を設け、フィラメント12の輻射熱が口金部9へ伝熱
されることを低減する構成が開示されている。ここで13
はリード線、15は熱遮蔽板13を支持するための支持体で
ある。この構成はガラス管に塗布された蛍光体の黒化が
フィラメント近傍で生じて製品の見栄えが悪くなること
を低減することを目的とするものである。そのために最
冷点が口金部9にできるようにしてそのような固化を低
減するために熱遮蔽板13を設けている。この構成では
リード線14とステム16との間に遮蔽物を設けており、ス
テム16上への上記飛散物質の堆積の低減が期待できる。
但し、熱遮蔽板13はリード線14に対して実質的に隙間な
く固定されているので、熱遮蔽板上に上記飛散物質が堆
積して一対のリード線14間が短絡することを阻止できな
いという問題点がある。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上記公知例1記載の蛍
光ランプにおいては、上記第1および第2の動作モード
の発生の低減効果が十分でなかったり、ランプを量産す
る上でいくつかの問題点のあることが本発明者らの検討
の結果明らかになった。
光ランプにおいては、上記第1および第2の動作モード
の発生の低減効果が十分でなかったり、ランプを量産す
る上でいくつかの問題点のあることが本発明者らの検討
の結果明らかになった。
【0012】(第1の動作モードに関する問題点)図1
〜3の構成に共通の問題点として、第1の動作モードに
対する対応が検討されていないという点がある。第1の
動作モードは一対のリード線のうち、どちらか一方に生
じるものであるが、どちらの側に発生するかは不定であ
る。よって、第1の動作モードへの対応をきちんとする
ためには、それがどちらのリード線に生じても対応可能
にランプを構成する必要がある。ところが、公知例1で
は、凹陥部、絶縁チューブ、張り出し部材のいずれもが
一対のリード線のうち、少なくとも一方に設けることし
か言及しておらず、両側に設けることを必須としていな
いからである。これでは第1の動作モードに十分対応す
ることができない。
〜3の構成に共通の問題点として、第1の動作モードに
対する対応が検討されていないという点がある。第1の
動作モードは一対のリード線のうち、どちらか一方に生
じるものであるが、どちらの側に発生するかは不定であ
る。よって、第1の動作モードへの対応をきちんとする
ためには、それがどちらのリード線に生じても対応可能
にランプを構成する必要がある。ところが、公知例1で
は、凹陥部、絶縁チューブ、張り出し部材のいずれもが
一対のリード線のうち、少なくとも一方に設けることし
か言及しておらず、両側に設けることを必須としていな
いからである。これでは第1の動作モードに十分対応す
ることができない。
【0013】(第2の動作モードに関する問題点) (1)図1の構成では、導電路の沿面距離が従来よりも長
くなるので、短絡発生の確率はある程度下がる。しかし
必ずしも十分でなく、ある頻度で導電路が形成されて短
絡が生じる、即ち、第2の動作モードが発生することが
本発明者らの検討の結果、明らかになった。
くなるので、短絡発生の確率はある程度下がる。しかし
必ずしも十分でなく、ある頻度で導電路が形成されて短
絡が生じる、即ち、第2の動作モードが発生することが
本発明者らの検討の結果、明らかになった。
【0014】(2)また、図3の構成では、内部リード線20
1に張り出し部材206を設けているが、これは基本的に片
持ち梁のような構成である。よって図3から明らかなよ
うに堆積物は張り出し部材の周囲から回り込んでフレア
ステム上に堆積する堆積量が無視できない。結果的に一
対のリード線間に導電路が形成されることが避けられな
い。ゆえに、第2の動作モードの発生を十分に低減でき
ないという問題点がある。
1に張り出し部材206を設けているが、これは基本的に片
持ち梁のような構成である。よって図3から明らかなよ
うに堆積物は張り出し部材の周囲から回り込んでフレア
ステム上に堆積する堆積量が無視できない。結果的に一
対のリード線間に導電路が形成されることが避けられな
い。ゆえに、第2の動作モードの発生を十分に低減でき
ないという問題点がある。
【0015】(その他の問題点) (1)図2の構成では、絶縁チューブ205を構成する材料と
してセラミック、石英、通常のガラスを用いることが可
能である旨が公知例1に記載されている。しかしなが
ら、セラミックを用いた場合、フレアステムの材料はガ
ラスであり、両者の熱膨張係数の値は大きく異なる。リ
ード線に絶縁チューブを挿入し、その後それをガラス材
のフレアステムで封じる(封着する)製造工程を採る。
この場合、両者の熱膨張係数の値の差が大であるため、
絶縁チューブを封着したフレアステムが封着後自然冷却
されると、ガラスであるフレアステムが割れてしまうと
いう問題点がある。また、絶縁チューブをガラスで作っ
た場合には第1の動作モードの対応が十分にできないと
いう問題点がある。第1の動作モードが生じたときに
は、リード線の発熱して絶縁チューブが溶けるという問
題点が生じ得るからである。また、材料にどれを用いる
にしても製造工程が複雑になることを避けられない。
してセラミック、石英、通常のガラスを用いることが可
能である旨が公知例1に記載されている。しかしなが
ら、セラミックを用いた場合、フレアステムの材料はガ
ラスであり、両者の熱膨張係数の値は大きく異なる。リ
ード線に絶縁チューブを挿入し、その後それをガラス材
のフレアステムで封じる(封着する)製造工程を採る。
この場合、両者の熱膨張係数の値の差が大であるため、
絶縁チューブを封着したフレアステムが封着後自然冷却
されると、ガラスであるフレアステムが割れてしまうと
いう問題点がある。また、絶縁チューブをガラスで作っ
た場合には第1の動作モードの対応が十分にできないと
いう問題点がある。第1の動作モードが生じたときに
は、リード線の発熱して絶縁チューブが溶けるという問
題点が生じ得るからである。また、材料にどれを用いる
にしても製造工程が複雑になることを避けられない。
【0016】(2)図3の構成では、張出し部材206を構成
する材料としてセラミック、石英、通常のガラス、金属
を用いることが可能である旨が公知例1に記載されてい
る。このような構成ではこの部材をリード線にきちんを
固定する必要がある。さもないと部材がリード線の廻り
を回転してしまい、さらにはリード線に沿って部材が移
動してしまう等の現象が生じ、部材本来の機能を損なう
おそれがある。両者を固定する場合、何らかのストッパ
が必要となる。このストッパの必要数は2ヶまたは4ヶで
ある。図示のように一対にリード線のうちの片側にこの
部材を設ける場合には、電極は放電管の両端にあるか
ら、ストッパの総数は2ヶである。一対のリード線の両
方にこの部材を設ける場合はその倍の4ヶ必要となる。
取り付ける手間がたいへんであり、製造工程が複雑とな
るという問題点がある。さらには、これらの部材にガラ
ス材を用いる場合には第1の動作モードの対応が十分に
できないという問題点がある。第1の動作モードが生じ
たときには、リード線の発熱により部材が溶けて脱落す
るという問題点が生じ得るからである。
する材料としてセラミック、石英、通常のガラス、金属
を用いることが可能である旨が公知例1に記載されてい
る。このような構成ではこの部材をリード線にきちんを
固定する必要がある。さもないと部材がリード線の廻り
を回転してしまい、さらにはリード線に沿って部材が移
動してしまう等の現象が生じ、部材本来の機能を損なう
おそれがある。両者を固定する場合、何らかのストッパ
が必要となる。このストッパの必要数は2ヶまたは4ヶで
ある。図示のように一対にリード線のうちの片側にこの
部材を設ける場合には、電極は放電管の両端にあるか
ら、ストッパの総数は2ヶである。一対のリード線の両
方にこの部材を設ける場合はその倍の4ヶ必要となる。
取り付ける手間がたいへんであり、製造工程が複雑とな
るという問題点がある。さらには、これらの部材にガラ
ス材を用いる場合には第1の動作モードの対応が十分に
できないという問題点がある。第1の動作モードが生じ
たときには、リード線の発熱により部材が溶けて脱落す
るという問題点が生じ得るからである。
【0017】本発明の目的は、これらの問題点を軽減す
ることができる蛍光ランプおよびその製造方法を提供す
ることにある。
ることができる蛍光ランプおよびその製造方法を提供す
ることにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】(1)上記目的は、次のよ
うな2つの構成のいずれかと採ることにより可能であ
る。
うな2つの構成のいずれかと採ることにより可能であ
る。
【0019】発光管封止端部にガラスと一対の金属リ
ード線からなる封着部材により気密に封着され、発光管
の内部にあるこれら一対の内部リード線の内側端部にフ
ィラメントを設けた蛍光ランプにおいて、フィラメント
とステム頭部の間に第1、第2の内部リード線を貫通し
て、両リード線のガラスとの封着部境界面を覆うように
絶縁物が設けるか、ステム頭部全体を覆うように絶縁物
を設ける。ここで絶縁物には第1、第2の穴が設けられ、
それが上記一対のリード線に挿入される。これらの穴の
断面積が前記第1、2のリード線の断面積よりも大き
い。ここで、これらの穴の断面積を前記第1、2のリー
ド線の断面積で除した値は1.2以上10以下である。ま
た、これらの穴の直径を前記第1、2のリード線の直径
で除した値が1.1以上3.3以下であってもよい。これを
以下、第1の構成という。
ード線からなる封着部材により気密に封着され、発光管
の内部にあるこれら一対の内部リード線の内側端部にフ
ィラメントを設けた蛍光ランプにおいて、フィラメント
とステム頭部の間に第1、第2の内部リード線を貫通し
て、両リード線のガラスとの封着部境界面を覆うように
絶縁物が設けるか、ステム頭部全体を覆うように絶縁物
を設ける。ここで絶縁物には第1、第2の穴が設けられ、
それが上記一対のリード線に挿入される。これらの穴の
断面積が前記第1、2のリード線の断面積よりも大き
い。ここで、これらの穴の断面積を前記第1、2のリー
ド線の断面積で除した値は1.2以上10以下である。ま
た、これらの穴の直径を前記第1、2のリード線の直径
で除した値が1.1以上3.3以下であってもよい。これを
以下、第1の構成という。
【0020】この構成には、次の構成も含まれる。電極
に通電するための第1および第2のリード線が設けられ
たステムと、第1および第2の穴を有する電気的絶縁性
を有する部材とを有し、前記第1および第2の穴に前記
第1および第2のリード線が挿入された状態において、
前記第1の穴と前記第1のリード線とが接する部分の近
くで前記第1の穴の境界部分と前記第1のリード線との
間に空隙ができるように前記第1の穴は設けられている
ことを特徴とする蛍光ランプ。
に通電するための第1および第2のリード線が設けられ
たステムと、第1および第2の穴を有する電気的絶縁性
を有する部材とを有し、前記第1および第2の穴に前記
第1および第2のリード線が挿入された状態において、
前記第1の穴と前記第1のリード線とが接する部分の近
くで前記第1の穴の境界部分と前記第1のリード線との
間に空隙ができるように前記第1の穴は設けられている
ことを特徴とする蛍光ランプ。
【0021】電極に通電するための第1および第2の
リード線が設けられたステムと、前記第1および第2の
リード線にそれぞれ挿入されたチューブ形状を有し電気
的絶縁性を有する第1および第2の部材とを有し、前記
第1、2の部材の中空部分の断面積が前記第1、2のリ
ード線の断面積よりも大きいことを特徴とする蛍光ラン
プ。ここで、前記第1、2の部材の中空部分の断面積を
前記第1、2のリード線の断面積で除した値が1.2以上
10以下である。また、前記第1、2の部材の中空部分の
直径を前記第1、2のリード線の直径で除した値が1.1
以上3.3以下であってもよい。これを以下、第2の構成
という。
リード線が設けられたステムと、前記第1および第2の
リード線にそれぞれ挿入されたチューブ形状を有し電気
的絶縁性を有する第1および第2の部材とを有し、前記
第1、2の部材の中空部分の断面積が前記第1、2のリ
ード線の断面積よりも大きいことを特徴とする蛍光ラン
プ。ここで、前記第1、2の部材の中空部分の断面積を
前記第1、2のリード線の断面積で除した値が1.2以上
10以下である。また、前記第1、2の部材の中空部分の
直径を前記第1、2のリード線の直径で除した値が1.1
以上3.3以下であってもよい。これを以下、第2の構成
という。
【0022】(2)第1の構成では、第1および第2のリード
線の周囲に絶縁物が設けられているので、第1の動作モ
ードがどちらのリード線で発生しても特異な放電の進行
を抑制できる。実験で確認したところでは、このような
絶縁物がない状態で第1の動作モードが生じると放電に
よりリード線は溶融してフレアステム部まで達すること
がある。これに対して本発明のような絶縁物を設ける
と、絶縁物の存在によりそのような放電は抑制、停止す
ることが確認された。具体的には絶縁物からフィラメン
ト側にリード線を残した状態で放電が停止することが確
認できた。
線の周囲に絶縁物が設けられているので、第1の動作モ
ードがどちらのリード線で発生しても特異な放電の進行
を抑制できる。実験で確認したところでは、このような
絶縁物がない状態で第1の動作モードが生じると放電に
よりリード線は溶融してフレアステム部まで達すること
がある。これに対して本発明のような絶縁物を設ける
と、絶縁物の存在によりそのような放電は抑制、停止す
ることが確認された。具体的には絶縁物からフィラメン
ト側にリード線を残した状態で放電が停止することが確
認できた。
【0023】また、この構成では絶縁物を両リード線の
ガラスとの封着部境界面を覆うように設けるか、ステム
頭部全体を覆うように設けるので、フレアステム上およ
び封着部への堆積物の飛来を従来よりも十分に低減で
き、第2の動作モードの発生確率を低減できる。また第
1、第2の穴か上記のように構成されているので、絶縁物
上へ堆積物が堆積しても一対のリード線を短絡する導電
路とはなりにくい。穴とリード線との空隙が短絡路の形
成を阻止するからである。
ガラスとの封着部境界面を覆うように設けるか、ステム
頭部全体を覆うように設けるので、フレアステム上およ
び封着部への堆積物の飛来を従来よりも十分に低減で
き、第2の動作モードの発生確率を低減できる。また第
1、第2の穴か上記のように構成されているので、絶縁物
上へ堆積物が堆積しても一対のリード線を短絡する導電
路とはなりにくい。穴とリード線との空隙が短絡路の形
成を阻止するからである。
【0024】(3)第2の構成でも第1および第2のリード
線の周囲に絶縁物たる第1、第2の部材が設けられている
ので、第1の動作モードがどちらのリード線は発生して
も特異な放電の進行を抑制できる。リード線の太さに比
べて必要十分な大きさにこれら部材の中空部分の大きさ
を選択すると、これら部材が設けれれていることによっ
て、上記特異な放電はそれを維持することが困難になる
ことが確認できた。この放電がリード線の先端の部位か
らフレアの方向に進行しても、部材の設けられていると
ころよりも手前で放電維持が困難となることが確認でき
た。部材を設けない場合には、このような効果のないこ
とも確認できた。
線の周囲に絶縁物たる第1、第2の部材が設けられている
ので、第1の動作モードがどちらのリード線は発生して
も特異な放電の進行を抑制できる。リード線の太さに比
べて必要十分な大きさにこれら部材の中空部分の大きさ
を選択すると、これら部材が設けれれていることによっ
て、上記特異な放電はそれを維持することが困難になる
ことが確認できた。この放電がリード線の先端の部位か
らフレアの方向に進行しても、部材の設けられていると
ころよりも手前で放電維持が困難となることが確認でき
た。部材を設けない場合には、このような効果のないこ
とも確認できた。
【0025】また、これら部材が封着部を覆っており、
かつ、リード線に比べてチューブ内径を必要十分な大き
さとするので、リード線間の短絡路の形成を阻止でき
る。
かつ、リード線に比べてチューブ内径を必要十分な大き
さとするので、リード線間の短絡路の形成を阻止でき
る。
【0026】なお、第2の構成ではリード線の断面積よ
りも必要十分に大きな断面積の中空部分を有する第1、
第2の部材を意図的に用いた点に特徴がある。これによ
りリード線間の短絡可能性を十分に低減できる。図2の
構成でもリード線の径よりもチューブの内径の方がわず
かに大きいと思われる(開示はない)が、両者の径の大
きさの差は両者を緊密にはめ合わせるために必要な程度
であり、わずかな差である。
りも必要十分に大きな断面積の中空部分を有する第1、
第2の部材を意図的に用いた点に特徴がある。これによ
りリード線間の短絡可能性を十分に低減できる。図2の
構成でもリード線の径よりもチューブの内径の方がわず
かに大きいと思われる(開示はない)が、両者の径の大
きさの差は両者を緊密にはめ合わせるために必要な程度
であり、わずかな差である。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図を参照
しながら説明する。
しながら説明する。
【0028】(実施例1)図5(a)は本発明の実施例に
係る蛍光ランプの端部(電極を保持するためのステムが
存在する部分)の断面図を示し、同図(b)はそのAA断面
を示し、同図(c)はそのBB断面を示す。図6は図5の電
極構造を有する本実施例に係る直管形蛍光ランプの全体
を示す斜視図である。両図において、内面に蛍光体被膜
をその内面に設けたガラス管で構成された発光管1があ
る。発光管1の端部はフレアステム2によって発光管1
内が外界に対して閉塞(封止)されている。このフレア
ステム2にはニッケル被覆鉄線からなるφ0.6mmの
一対の内部リード線3a,3bが気密に貫通されてお
り、これらの内部リード線3a,3bの端部にタングス
テンからなるフィラメント4が設けられている。フィラ
メント4には酸化バリウムなどからなる電子放射物質が
塗布されている。
係る蛍光ランプの端部(電極を保持するためのステムが
存在する部分)の断面図を示し、同図(b)はそのAA断面
を示し、同図(c)はそのBB断面を示す。図6は図5の電
極構造を有する本実施例に係る直管形蛍光ランプの全体
を示す斜視図である。両図において、内面に蛍光体被膜
をその内面に設けたガラス管で構成された発光管1があ
る。発光管1の端部はフレアステム2によって発光管1
内が外界に対して閉塞(封止)されている。このフレア
ステム2にはニッケル被覆鉄線からなるφ0.6mmの
一対の内部リード線3a,3bが気密に貫通されてお
り、これらの内部リード線3a,3bの端部にタングス
テンからなるフィラメント4が設けられている。フィラ
メント4には酸化バリウムなどからなる電子放射物質が
塗布されている。
【0029】フレアステム2には、一対の内部リード線
3a、3b封止部の間のガラス部分を覆うように、直径
1mmの穴を2箇所あけた絶縁物(図示のものはセラミ
ック板)5を設けてある。また、絶縁物は一対の内部リ
ード線のフィラメント側にいくに従って、リード線間距
離を拡げることにより絶縁物5をゆるく固定している。
3a、3b封止部の間のガラス部分を覆うように、直径
1mmの穴を2箇所あけた絶縁物(図示のものはセラミ
ック板)5を設けてある。また、絶縁物は一対の内部リ
ード線のフィラメント側にいくに従って、リード線間距
離を拡げることにより絶縁物5をゆるく固定している。
【0030】絶縁物5の形状はたて7mm、横14m
m,厚さ1mmの概長方形の板とし、材質はアルミナセ
ラミックを用いた。図7(a)はそのセラミック板の鳥瞰
図を示し、同図(b)はその三面図を示す。また、図8は
図7のセラミック板を一対のリード線に挿入したフレア
ステム部の鳥瞰図を示す。
m,厚さ1mmの概長方形の板とし、材質はアルミナセ
ラミックを用いた。図7(a)はそのセラミック板の鳥瞰
図を示し、同図(b)はその三面図を示す。また、図8は
図7のセラミック板を一対のリード線に挿入したフレア
ステム部の鳥瞰図を示す。
【0031】図9はこのセラミック板を用いた蛍光ラン
プの製造工程を示す図である。同図(a)に示すように、
ステム1には一対の内部リード線2a,2bがあり、前
記一対の内部リード線をほぼストレートに成形して、セ
ラミック板3を通す(同図(b))。絶縁板を通した後、
一対の内部リード線を折り曲げ加工する(同図(c)、
(d))。これによりセラミック板が内部リード線に沿っ
て動くことを制限できる。次に、電極(フィラメント)
4を固定する(同図(e))。このようにして作られたス
テムマウント5は、内面に蛍光体が塗布されたガラス管
6と両端で封止される(同図(f))。この時、ガラス管
の一方にはガラス管内を排気するための排気管があり、
この排気管を通じて減圧すると同時に電極に塗布した炭
酸バリウム等からなる炭酸塩を電極に電流を通電して活
性化を行い、その後適量の不活性ガスを封入し、更に適
量の水銀を封入してから、排気管をカットして蛍光ラン
プを完成される(同図(g))。
プの製造工程を示す図である。同図(a)に示すように、
ステム1には一対の内部リード線2a,2bがあり、前
記一対の内部リード線をほぼストレートに成形して、セ
ラミック板3を通す(同図(b))。絶縁板を通した後、
一対の内部リード線を折り曲げ加工する(同図(c)、
(d))。これによりセラミック板が内部リード線に沿っ
て動くことを制限できる。次に、電極(フィラメント)
4を固定する(同図(e))。このようにして作られたス
テムマウント5は、内面に蛍光体が塗布されたガラス管
6と両端で封止される(同図(f))。この時、ガラス管
の一方にはガラス管内を排気するための排気管があり、
この排気管を通じて減圧すると同時に電極に塗布した炭
酸バリウム等からなる炭酸塩を電極に電流を通電して活
性化を行い、その後適量の不活性ガスを封入し、更に適
量の水銀を封入してから、排気管をカットして蛍光ラン
プを完成される(同図(g))。
【0032】この様に構成されたランプを、高周波点灯
用安定器(高周波点灯回路)と組み合わせて点灯し、寿
命末期におけるランプの故障モード(前述の第1及び第
2の動作モード)について確認を行った。この確認で
は、ランプの電極は一方は量産用設計値と同量の塗布量
の電子放射性物質を塗布し、もう一方の電極には極微量
の電子放射性物質を塗布して、寿命末期の再現時間を短
縮する方法で実験をした。また、電極近傍部分を観察す
る目的で、放電管6のうち、その部分蛍光膜を除去した
ものを用いた。
用安定器(高周波点灯回路)と組み合わせて点灯し、寿
命末期におけるランプの故障モード(前述の第1及び第
2の動作モード)について確認を行った。この確認で
は、ランプの電極は一方は量産用設計値と同量の塗布量
の電子放射性物質を塗布し、もう一方の電極には極微量
の電子放射性物質を塗布して、寿命末期の再現時間を短
縮する方法で実験をした。また、電極近傍部分を観察す
る目的で、放電管6のうち、その部分蛍光膜を除去した
ものを用いた。
【0033】実験の結果、フィラメントが断線しても放
電を維持し、内部リード線が電極(輝点)と化し、リー
ド線が溶融を始めても、溶融は絶縁物の所で止まり放電
は終了し、ステムガラスが溶融するところまで行かなか
った。これは第1の動作モードが発生したが、それを停
止させることができたことを意味する。また、フィラメ
ントからの飛散物は絶縁物上に付着・堆積するのは確認
したが、リード線間を電流が通電し、ステム溶融に到る
モードにはならないことを確認した。これはセラミック
板が第2の動作モードの発生を阻止する機能を果たした
ことを意味する。
電を維持し、内部リード線が電極(輝点)と化し、リー
ド線が溶融を始めても、溶融は絶縁物の所で止まり放電
は終了し、ステムガラスが溶融するところまで行かなか
った。これは第1の動作モードが発生したが、それを停
止させることができたことを意味する。また、フィラメ
ントからの飛散物は絶縁物上に付着・堆積するのは確認
したが、リード線間を電流が通電し、ステム溶融に到る
モードにはならないことを確認した。これはセラミック
板が第2の動作モードの発生を阻止する機能を果たした
ことを意味する。
【0034】確認のため、従来の蛍光ランプにおいて、
その寿命末期でフィラメントからの飛散物がステム頭部
に付着・堆積したものを用いて一対のリード線間の抵抗
を測定したところ、50Ω〜200Ωと非常に小さい抵
抗値を示した。
その寿命末期でフィラメントからの飛散物がステム頭部
に付着・堆積したものを用いて一対のリード線間の抵抗
を測定したところ、50Ω〜200Ωと非常に小さい抵
抗値を示した。
【0035】一方、本実施例に係るランプで同様に抵抗
を測定したところ、その抵抗値はほぼ無限大であり、第
2の動作モードに対して十分に効果のあることが確認で
きた。これは、絶縁物がリード線に対して完全に固定し
ておらず多少動く様にしているので、セラミック板とリ
ード線とは一部分だけの接触、即ち、点接触となってい
るためと考える。そのため導電路の形成が妨げられると
思われる。換言すれば、セラミック板とリード線との空
隙が導電路の形成を妨げることに寄与していると考える
ことができる。逆に、セラミック板をリード線に完全に
固定してしまうと、結果として一対にリード線間に導電
路が形成される可能性が高くなる。
を測定したところ、その抵抗値はほぼ無限大であり、第
2の動作モードに対して十分に効果のあることが確認で
きた。これは、絶縁物がリード線に対して完全に固定し
ておらず多少動く様にしているので、セラミック板とリ
ード線とは一部分だけの接触、即ち、点接触となってい
るためと考える。そのため導電路の形成が妨げられると
思われる。換言すれば、セラミック板とリード線との空
隙が導電路の形成を妨げることに寄与していると考える
ことができる。逆に、セラミック板をリード線に完全に
固定してしまうと、結果として一対にリード線間に導電
路が形成される可能性が高くなる。
【0036】本実施例では、絶縁物としてアルミナセラ
ミックを用いたが、このほかにフォルステライト(2MgO
・SiO2)、ステアタイト(MgO・SiO2)、ジルコン(ZrO2・
SiO2)等の絶縁性セラミックなら何でも良い。他に耐熱
性ガラスである石英ガラスや硬質ガラス、さらにはマイ
カでもよい。要は耐熱性が良く、安定性があり、真空中
で不純ガスの発生がないものなら何でも良く、更に加工
性に優れた物はさらによい。
ミックを用いたが、このほかにフォルステライト(2MgO
・SiO2)、ステアタイト(MgO・SiO2)、ジルコン(ZrO2・
SiO2)等の絶縁性セラミックなら何でも良い。他に耐熱
性ガラスである石英ガラスや硬質ガラス、さらにはマイ
カでもよい。要は耐熱性が良く、安定性があり、真空中
で不純ガスの発生がないものなら何でも良く、更に加工
性に優れた物はさらによい。
【0037】また、本実施例では穴の直径を1mmとし
たが、基本的にはその穴の断面積は内部リード線の断面
積より大きければよい。但し、ステムへの量産時の装着
性、及びランプ製球後の絶縁物のガタの存在の回避およ
びガタによる異音の発生の回避のニーズを考慮すると、
その穴の断面積は内部リード線の断面積の1.2〜10倍の
範囲の値であることが好ましい。ここで穴もリード線も
その断面形状が円形とした場合、その断面積比率は1.1
倍〜3.3倍とするのがよい(以下、同じ。)。この値よ
り小さいと装着性が悪くなる。この値より大きいとセラ
ミック板がスライドして異音を発し、商品価値が低下す
る等の問題点がある。また、穴の断面積が大きくなりす
ぎると、リード線近傍への飛散物堆積を十分に阻止でき
ないので、第2の動作モードの抑制効果が十分でなくな
る可能性がある。
たが、基本的にはその穴の断面積は内部リード線の断面
積より大きければよい。但し、ステムへの量産時の装着
性、及びランプ製球後の絶縁物のガタの存在の回避およ
びガタによる異音の発生の回避のニーズを考慮すると、
その穴の断面積は内部リード線の断面積の1.2〜10倍の
範囲の値であることが好ましい。ここで穴もリード線も
その断面形状が円形とした場合、その断面積比率は1.1
倍〜3.3倍とするのがよい(以下、同じ。)。この値よ
り小さいと装着性が悪くなる。この値より大きいとセラ
ミック板がスライドして異音を発し、商品価値が低下す
る等の問題点がある。また、穴の断面積が大きくなりす
ぎると、リード線近傍への飛散物堆積を十分に阻止でき
ないので、第2の動作モードの抑制効果が十分でなくな
る可能性がある。
【0038】なお、二つの穴のピッチは概略リード間ピ
ッチと同じでよい。穴の形状についても、本実施例では
円形としたが、その他任意の形状でも同様の効果を得る
ことが出来るのは言うまでもない。
ッチと同じでよい。穴の形状についても、本実施例では
円形としたが、その他任意の形状でも同様の効果を得る
ことが出来るのは言うまでもない。
【0039】また、絶縁物の形状は本実施例では長方形
を用いたが、ステム頭部全体を覆える形なら何で良く、
特に指定する必要はない。板状ではなくて、単なる塊で
もよい。
を用いたが、ステム頭部全体を覆える形なら何で良く、
特に指定する必要はない。板状ではなくて、単なる塊で
もよい。
【0040】さらに、リード線に設けた絶縁物とフレア
ステムとの間隔に関して説明する。図20はそれを説明す
るための図である。同図(a)において上に凸な形状のフ
レアステム2の頂部501とリード線3a, 3bに設けられた絶
縁物5との間隙502の寸法は0mm以上5mm以下が望ましい。
また、同図(b)に示すように、上に凹な形状のフレアス
テム2の頂部501とリード線3a, 3bに設けられた絶縁物5
との間隙502の寸法は0mm以上5mm以下とすることが望ま
しい。フレアステムの形状は種々あるが、フレアステム
の頂部とリード線に設けられた絶縁物との間隙502の寸
法は0mm以上5mm以下とすることが望ましい。ここで寸法
が0mmとは、フレアステム2の頂部501とリード線3a, 3b
に設けられた絶縁物5とが接触した状態を規定している
こととなる。
ステムとの間隔に関して説明する。図20はそれを説明す
るための図である。同図(a)において上に凸な形状のフ
レアステム2の頂部501とリード線3a, 3bに設けられた絶
縁物5との間隙502の寸法は0mm以上5mm以下が望ましい。
また、同図(b)に示すように、上に凹な形状のフレアス
テム2の頂部501とリード線3a, 3bに設けられた絶縁物5
との間隙502の寸法は0mm以上5mm以下とすることが望ま
しい。フレアステムの形状は種々あるが、フレアステム
の頂部とリード線に設けられた絶縁物との間隙502の寸
法は0mm以上5mm以下とすることが望ましい。ここで寸法
が0mmとは、フレアステム2の頂部501とリード線3a, 3b
に設けられた絶縁物5とが接触した状態を規定している
こととなる。
【0041】図10は、本実施例の絶縁物5の他の固定方
法を示す。同図に示した絶縁物5には一対の内部リード
線3a,3bの断面積の1.2倍〜10倍の大きさの断面積
を有する穴が3つ設けられている。
法を示す。同図に示した絶縁物5には一対の内部リード
線3a,3bの断面積の1.2倍〜10倍の大きさの断面積
を有する穴が3つ設けられている。
【0042】これらの穴に内部リード線3a,3bと、
これら一対の内部リード線封止間ガラス部に設けられた
中間リード線6をそれぞれ貫通させる。さらにリード線
6を折り曲げることで絶縁物5を保持している。その鳥
瞰図を図11に示す。
これら一対の内部リード線封止間ガラス部に設けられた
中間リード線6をそれぞれ貫通させる。さらにリード線
6を折り曲げることで絶縁物5を保持している。その鳥
瞰図を図11に示す。
【0043】この固定方法では、第1の動作モードが発
生してリード線3a及び3b共に溶融して脱落しても、
絶縁物は中間リード線6で固定されているので、脱落す
る事がない。よって、リード線3a及び3bの脱落が生
じても第2の動作モードの発生を抑制することが可能で
ある。
生してリード線3a及び3b共に溶融して脱落しても、
絶縁物は中間リード線6で固定されているので、脱落す
る事がない。よって、リード線3a及び3bの脱落が生
じても第2の動作モードの発生を抑制することが可能で
ある。
【0044】図12はこのような構成の蛍光ランプの製造
工程を示す図である。同図(a)〜(f)は図9(a)〜(f)に対
応する製造工程を示す。中間リード線6を第3の穴に挿
入し、折り曲げる工程が追加されている以外は図9(a)〜
(f)に示したものと同様の内容である。
工程を示す図である。同図(a)〜(f)は図9(a)〜(f)に対
応する製造工程を示す。中間リード線6を第3の穴に挿
入し、折り曲げる工程が追加されている以外は図9(a)〜
(f)に示したものと同様の内容である。
【0045】図13は、本実施例の絶縁物5のさらに別の
固定方法を示す。同図(b)に示すように、絶縁物5には
一対の内部リード線3a,3bの断面積の1.2倍〜10倍
の断面積を有する穴が2つ設けられている。この穴を貫
通して一対の内部リード線3a、3bがあり、これら一
対の内部リード線3a,3bの途中に設けたストッパー
7a,7bにより絶縁物5が保持されている。ストッパ
ー7a,7bは金属線であり、リード線に溶接で固定さ
れている。
固定方法を示す。同図(b)に示すように、絶縁物5には
一対の内部リード線3a,3bの断面積の1.2倍〜10倍
の断面積を有する穴が2つ設けられている。この穴を貫
通して一対の内部リード線3a、3bがあり、これら一
対の内部リード線3a,3bの途中に設けたストッパー
7a,7bにより絶縁物5が保持されている。ストッパ
ー7a,7bは金属線であり、リード線に溶接で固定さ
れている。
【0046】ここでは、金属線を溶接してストッパーに
したが、絶縁物の動きを規制できる物ならば特に制限は
なく、何でも良い。
したが、絶縁物の動きを規制できる物ならば特に制限は
なく、何でも良い。
【0047】図14は図13で示したランプのフレアステム
部の鳥瞰図である。
部の鳥瞰図である。
【0048】尚、本発明の実施例では蛍光ランプに最も
一般的に使用されている封着部材であるフレアステムで
説明したが、ボタンステム方式、ピンチシール方式等ガ
ラスを使用した封着部材を使用する蛍光ランプなら何で
も同等の効果を得ることが出来る。
一般的に使用されている封着部材であるフレアステムで
説明したが、ボタンステム方式、ピンチシール方式等ガ
ラスを使用した封着部材を使用する蛍光ランプなら何で
も同等の効果を得ることが出来る。
【0049】図15はこのような構成の蛍光ランプの製造
工程を示す図である。同図(a)〜(e)は図9(a)〜(e)に対
応する製造工程を示す。ストッパを固定する工程が追加
されている以外は図9(a)〜(f)に示したものと同様の内
容である。
工程を示す図である。同図(a)〜(e)は図9(a)〜(e)に対
応する製造工程を示す。ストッパを固定する工程が追加
されている以外は図9(a)〜(f)に示したものと同様の内
容である。
【0050】(実施例2)図16〜19を用いて本発明の第
2の実施例を説明する。
2の実施例を説明する。
【0051】本実施例ではセラミック板等の絶縁物に替
えてチューブ状の電気的絶縁物(以下、絶縁チューブと
もいう)を用いる。図16(a)の絶縁チューブの鳥瞰図を
示し、同図(b)はそれを示す三面図である。本実施例で
は絶縁チューブを各々リード線に一つずつ挿入し、スト
ッパで固定する。その鳥瞰図を図17に示し、図17のステ
ムを有する蛍光ランプの三面図を図18に示す。図18(a)
はその蛍光ランプの端部(電極を保持するためのステム
が存在する部分)の断面図を示し、同図(b)はそのAA断
面を示し、同図(c)はそのBB断面を示す。
えてチューブ状の電気的絶縁物(以下、絶縁チューブと
もいう)を用いる。図16(a)の絶縁チューブの鳥瞰図を
示し、同図(b)はそれを示す三面図である。本実施例で
は絶縁チューブを各々リード線に一つずつ挿入し、スト
ッパで固定する。その鳥瞰図を図17に示し、図17のステ
ムを有する蛍光ランプの三面図を図18に示す。図18(a)
はその蛍光ランプの端部(電極を保持するためのステム
が存在する部分)の断面図を示し、同図(b)はそのAA断
面を示し、同図(c)はそのBB断面を示す。
【0052】図17に示すように、フレアステム2に設け
られた、線径0.6mmの一対のリード線3a,3bの
端部にはタングステンからなるフィラメント4が設けら
れている。フィラメント4には酸化バリウムなどからな
る電子放射物質が塗布されている。
られた、線径0.6mmの一対のリード線3a,3bの
端部にはタングステンからなるフィラメント4が設けら
れている。フィラメント4には酸化バリウムなどからな
る電子放射物質が塗布されている。
【0053】フレアステム2には、一対の内部リード線
3a,3b,それぞれのガラスとの封着部境界面を覆う
ように絶縁物5a,5bが設けられている。絶縁物の形
状は中空の円柱状で中空の穴径は1mmとし、外径は4
mmであり、高さは7mmとした。これら絶縁物5a,
5bはそれぞれのリード線の途中にニッケル線からなる
ストッパー7a,7bによりゆるく固定されている。
3a,3b,それぞれのガラスとの封着部境界面を覆う
ように絶縁物5a,5bが設けられている。絶縁物の形
状は中空の円柱状で中空の穴径は1mmとし、外径は4
mmであり、高さは7mmとした。これら絶縁物5a,
5bはそれぞれのリード線の途中にニッケル線からなる
ストッパー7a,7bによりゆるく固定されている。
【0054】図19はこのような構成の蛍光ランプの製造
工程を示す図である。同図(a)〜(e)は図9(a)〜(e)に対
応する製造工程を示す。個々の絶縁チューブを挿入し、
それをストッパを固定する工程に描き換えられている以
外は図9(a)〜(f)に示したものと同様の内容である。
工程を示す図である。同図(a)〜(e)は図9(a)〜(e)に対
応する製造工程を示す。個々の絶縁チューブを挿入し、
それをストッパを固定する工程に描き換えられている以
外は図9(a)〜(f)に示したものと同様の内容である。
【0055】このように構成されたランプを、第1の実
施例で説明した高周波点灯用安定器(高周波点灯回路)
との組合せて点灯し、寿命末期故障モードの確認を実施
したところ、第1の動作モードでも第2の動作モードで
もステム溶融まで到らず効果があることを確認できた。
施例で説明した高周波点灯用安定器(高周波点灯回路)
との組合せて点灯し、寿命末期故障モードの確認を実施
したところ、第1の動作モードでも第2の動作モードで
もステム溶融まで到らず効果があることを確認できた。
【0056】第一のモードに対しては、フィラメントが
断線後、一方のリード線で放電を持続しリード線が溶融
したが、絶縁物の所までリード線が溶融した時点で放電
が停止し、ステム溶融まで到らなかった。
断線後、一方のリード線で放電を持続しリード線が溶融
したが、絶縁物の所までリード線が溶融した時点で放電
が停止し、ステム溶融まで到らなかった。
【0057】一対のリード線とガラスとの封着部境界面
が絶縁物によって、電極飛散物質が付着、堆積する事を
防止しているので第2の動作モードは発生しなかった。
両リード線間の抵抗値をチェックしたところ、抵抗値が
ほぼ無限大であることを確認できた。
が絶縁物によって、電極飛散物質が付着、堆積する事を
防止しているので第2の動作モードは発生しなかった。
両リード線間の抵抗値をチェックしたところ、抵抗値が
ほぼ無限大であることを確認できた。
【0058】但し、本方式ではリード線が溶融したとき
に、あまり中空部の径がリード線に対して大きすぎる
と、ストッパーも溶融の可能性があるため、絶縁物が脱
落してしまうことが考えられる。従って、中空部の断面
積はリード線の断面積の1.2〜4倍の範囲が最適であり、
1.2〜10倍の範囲が好ましい。
に、あまり中空部の径がリード線に対して大きすぎる
と、ストッパーも溶融の可能性があるため、絶縁物が脱
落してしまうことが考えられる。従って、中空部の断面
積はリード線の断面積の1.2〜4倍の範囲が最適であり、
1.2〜10倍の範囲が好ましい。
【0059】本実施例では、絶縁物の形状は円柱状とし
たが、他の形状でもリード線とガラスとの封着部境界面
を覆うような形状の立体なら何でも良い。
たが、他の形状でもリード線とガラスとの封着部境界面
を覆うような形状の立体なら何でも良い。
【0060】(実施例3)本発明の実施例に係るランプ
は、放電管であるガラス管の外径寸法が13mm以上29mm以
下であるものに適用して好適である。このガラス管の肉
厚は0.6mm~0.7mm程度である。
は、放電管であるガラス管の外径寸法が13mm以上29mm以
下であるものに適用して好適である。このガラス管の肉
厚は0.6mm~0.7mm程度である。
【0061】それにつき、図25を用いて説明する。ガラ
ス管1の内面に蛍光体4が塗布されている。電極9は一対
のリード線8で固定されている。ガラス管の外径をD、内
径をdで示している。ステム7の大きさやステム先端部分
でのリード線の間隔dsの大きさはガラス管内径の大きさ
に依存する。このリード線間隔dsの値がある範囲にある
ときに上記第2の動作モードが生じやすいことを本発明
者らは見出した。この間隔がある程度狭くなると、一対
のリード線間のステム上の沿面距離が短くなる。すると
短絡が生じやすくなり、第2の動作モードが生じやすく
なると思われる。ガラス管外径寸法が13mm以上29mm以下
のランプに適合するリード線つきステムでは第2の動作
モードが生じやすいことがわかった。よってこのような
ランプには、図25には図示していないが、図7や図16に
示す部材を電極とステムとの間のリード線に設けるのが
特に、好ましい。
ス管1の内面に蛍光体4が塗布されている。電極9は一対
のリード線8で固定されている。ガラス管の外径をD、内
径をdで示している。ステム7の大きさやステム先端部分
でのリード線の間隔dsの大きさはガラス管内径の大きさ
に依存する。このリード線間隔dsの値がある範囲にある
ときに上記第2の動作モードが生じやすいことを本発明
者らは見出した。この間隔がある程度狭くなると、一対
のリード線間のステム上の沿面距離が短くなる。すると
短絡が生じやすくなり、第2の動作モードが生じやすく
なると思われる。ガラス管外径寸法が13mm以上29mm以下
のランプに適合するリード線つきステムでは第2の動作
モードが生じやすいことがわかった。よってこのような
ランプには、図25には図示していないが、図7や図16に
示す部材を電極とステムとの間のリード線に設けるのが
特に、好ましい。
【0062】(実施例4)実施例1〜3に示した構造の
ランプは、周知の蛍光ランプ点灯回路と組み合わせるこ
とにより蛍光ランプ装置となる。
ランプは、周知の蛍光ランプ点灯回路と組み合わせるこ
とにより蛍光ランプ装置となる。
【0063】図21は周知の蛍光ランプの点灯回路の一例
を示す。同図において、1は交流電源、2は整流回路、3
は平滑回路、4は高周波インバータ点灯回路、5は蛍光ラ
ンプである。
を示す。同図において、1は交流電源、2は整流回路、3
は平滑回路、4は高周波インバータ点灯回路、5は蛍光ラ
ンプである。
【0064】図22は本発明の実施例に係る蛍光ランプ1
を図21のような点灯回路を内蔵した照明器具2と組み合
わせた蛍光ランプ装置の外観を示す図である。
を図21のような点灯回路を内蔵した照明器具2と組み合
わせた蛍光ランプ装置の外観を示す図である。
【0065】以上説明したように本発明の実施例によれ
ば、上述の問題点を軽減することが可能である。
ば、上述の問題点を軽減することが可能である。
【図1】凹陥部を有するフレアステムを有する蛍光ラン
プのフレアステム近傍を示す図である(従来技術)。
プのフレアステム近傍を示す図である(従来技術)。
【図2】リード線に絶縁チューブを設けたフレアステム
を有する蛍光ランプのフレアステム近傍を示す図である
(従来技術)。
を有する蛍光ランプのフレアステム近傍を示す図である
(従来技術)。
【図3】リード線に張り出し部材を設けたフレアステム
を有する蛍光ランプのフレアステム近傍を示す図である
(従来技術)。
を有する蛍光ランプのフレアステム近傍を示す図である
(従来技術)。
【図4】リード線をガラス棒で束ねた構成を有する蛍光
ランプを示す図である(従来技術)。
ランプを示す図である(従来技術)。
【図5】本発明の一実施例を示す図であって、セラミッ
ク板をリード線に挿入、保持した構成を有する蛍光ラン
プを示す図である。
ク板をリード線に挿入、保持した構成を有する蛍光ラン
プを示す図である。
【図6】本発明の一実施例を示す図であって、図5のス
テムを有する蛍光ランプの全体を示す図である。
テムを有する蛍光ランプの全体を示す図である。
【図7】本発明の一実施例を示す図であって、図5の構
成で用いたセラミック板を示す図である。
成で用いたセラミック板を示す図である。
【図8】本発明の一実施例を示す図であって、図7のセ
ラミック板を一対のリード線に挿入したフレアステム部
の鳥瞰図である。
ラミック板を一対のリード線に挿入したフレアステム部
の鳥瞰図である。
【図9】本発明の一実施例を示す図であって、図6に示
す蛍光ランプの製造工程を示す図である。
す蛍光ランプの製造工程を示す図である。
【図10】本発明の一実施例を示す図であって、セラミ
ック板をリード線に挿入し、それを中間リード線で保持
した構成を有する蛍光ランプを示す図である。
ック板をリード線に挿入し、それを中間リード線で保持
した構成を有する蛍光ランプを示す図である。
【図11】本発明の一実施例を示す図であって、図7の
セラミック板を一対のリード線に挿入し、それを中間リ
ード線で固定したフレアステム部の鳥瞰図である。
セラミック板を一対のリード線に挿入し、それを中間リ
ード線で固定したフレアステム部の鳥瞰図である。
【図12】本発明の一実施例を示す図であって、図11に
示すフレアステムの製造工程を示す図である。
示すフレアステムの製造工程を示す図である。
【図13】本発明の一実施例を示す図であって、セラミ
ック板をリード線に挿入し、それをストッパで保持した
構成を有する蛍光ランプを示す図である。
ック板をリード線に挿入し、それをストッパで保持した
構成を有する蛍光ランプを示す図である。
【図14】本発明の一実施例を示す図であって、図7の
セラミック板を一対のリード線に挿入し、それをストッ
パで固定したフレアステム部の鳥瞰図である。
セラミック板を一対のリード線に挿入し、それをストッ
パで固定したフレアステム部の鳥瞰図である。
【図15】本発明の一実施例を示す図であって、図14に
示すフレアステムの製造工程を示す図である。
示すフレアステムの製造工程を示す図である。
【図16】本発明の他の一実施例を示す図であって、絶
縁チューブの鳥瞰図および三面図である。
縁チューブの鳥瞰図および三面図である。
【図17】本発明の他の一実施例を示す図であって、図
16の絶縁チューブを有するフレアステムの鳥瞰図であ
る。
16の絶縁チューブを有するフレアステムの鳥瞰図であ
る。
【図18】本発明の他の一実施例を示す図であって、絶
縁チューブをリード線に挿入し、それをストッパで保持
した構成を有する蛍光ランプを示す図である。
縁チューブをリード線に挿入し、それをストッパで保持
した構成を有する蛍光ランプを示す図である。
【図19】本発明の他の一実施例を示す図であって、図
17に示すフレアステムの製造工程を示す図である。
17に示すフレアステムの製造工程を示す図である。
【図20】本発明の他の一実施例を示す図であって、フ
レアステムの頂部とリード線に設けられた絶縁物との間
隙寸法を説明するための図である。
レアステムの頂部とリード線に設けられた絶縁物との間
隙寸法を説明するための図である。
【図21】周知の蛍光ランプの点灯回路の一例を示す図
である。
である。
【図22】蛍光ランプと照明器具とを組み合わせた蛍光
ランプ装置の外観を示す図である。
ランプ装置の外観を示す図である。
【図23】従来の蛍光ランプの電極部近傍の構成を示す
図である。
図である。
【図24】従来の蛍光ランプの電極部近傍の構成を示す
図である。
図である。
【図25】本発明の第3の実施例を説明するための図で
あって、ランプの電極近傍の構成を示す図である。
あって、ランプの電極近傍の構成を示す図である。
1…発光管 2…フレアステム 3…内部リード線 4…フィラメント 5…絶縁物 6…リード線 7…ストッパー。
Claims (75)
- 【請求項1】電極に通電するための第1および第2のリ
ード線が設けられたステムを準備し、 前記第1、2の
リード線の断面積よりもそれぞれ大きな断面積を有する
第1、2の穴が設けられ、かつ、電気的絶縁性を有する
部材を準備し、 前記第1の穴に前記第1のリード線を挿入し、前記第2
の穴に前記第2のリード線を挿入することを特徴とする
蛍光ランプの製造方法。 - 【請求項2】前記第1、2の穴の断面積を前記第1、2
のリード線の断面積でそれぞれ除した値が1.2以上10以
下であることを特徴とする請求項1記載の蛍光ランプの
製造方法。 - 【請求項3】前記第1、2の穴の直径を前記第1、2の
リード線の直径でそれぞれ除した値が1.1以上3.3以下で
あることを特徴とする請求項1記載の蛍光ランプの製造
方法。 - 【請求項4】前記部材は前記電極からの飛散物質が前記
ステム表面および前記第1および第2のリード線に堆積
することによりその堆積物が導電路を形成して前記第1
および第2のリード線間を電気的に短絡する可能性を低
減するためのものであることを特徴とする請求項1記載
の蛍光ランプの製造方法。 - 【請求項5】前記部材を保持部材により前記ステム又は
前記第1、第2のリード線に保持する工程を有すること
を特徴とする請求項1記載の蛍光ランプの製造方法。 - 【請求項6】前記ステムの頂部と前記部材との間隙寸法
は0mm以上5mm以下であることを特徴とする請求項1記
載の蛍光ランプの製造方法。 - 【請求項7】前記第1の穴に前記第1のリード線を挿入
し、前記第2の穴に前記第2のリード線を挿入した後、
前記ステムから延在する前記第1および第2のリード線
の前記部材が設けれた部分より先の部分で前記第1およ
び第2のリード線の間隔を拡げる方向に前記第1および
第2のリード線を曲げる工程を有することを特徴とする
請求項1記載の蛍光ランプの製造方法。 - 【請求項8】その外径寸法が13mm以上29mm以下であるガ
ラス管を準備する工程を有することを特徴とする請求項
1記載の蛍光ランプの製造方法。 - 【請求項9】電極に通電するための第1および第2のリ
ード線が設けられたステムと、第1および第2の穴が設
けられ、かつ、電気的絶縁性を有する部材とを準備し、 前記第1および第2の穴に前記第1および第2のリード
線をそれぞれ挿入し、その状態において前記第1の穴と
前記第1のリード線とが接する部分の近くで前記第1の
穴の境界部分と前記第1のリード線との間に空隙ができ
るように前記第1の穴は設けられていることを特徴とす
る蛍光ランプの製造方法。 - 【請求項10】前記第2の穴と前記第2のリード線とが接
する部分の近くで前記第2の穴の境界部分と前記第2の
リード線との間に空隙ができるように前記第2の穴は設
けられている特徴とする請求項9記載の蛍光ランプの製
造方法。 - 【請求項11】前記第1、2の穴の断面積を前記第1、
2のリード線の断面積でそれぞれ除した値が1.2以上10
以下であることを特徴とする請求項9記載の蛍光ランプ
の製造方法。 - 【請求項12】前記第1、2の穴の直径を前記第1、2
のリード線の直径でそれぞれ除した値が1.1以上3.3以下
であることを特徴とする請求項9記載の蛍光ランプの製
造方法。 - 【請求項13】前記部材は前記電極からの飛散物質が前
記ステム表面および前記第1および第2のリード線に堆
積することにより前記第1および第2のリード線間を電
気的に短絡する可能性を低減するためのものであること
を特徴とする請求項9記載の蛍光ランプの製造方法。 - 【請求項14】前記部材を保持部材により前記ステム又
は前記第1、第2のリード線に保持する工程を有するこ
とを特徴とする請求項9記載の蛍光ランプの製造方法。 - 【請求項15】前記ステムの頂部と前記部材との間隙寸
法は0mm以上5mm以下であることを特徴とする請求項9
記載の蛍光ランプの製造方法。 - 【請求項16】前記第1および第2の穴に前記第1およ
び第2のリード線をそれぞれ挿入した後、前記ステムか
ら延在する前記第1および第2のリード線の前記部材が
設けれた部分より先の部分で前記第1および第2のリー
ド線の間隔を拡げる方向に前記第1および第2のリード
線を曲げる工程を有することを特徴とする請求項9記載
の蛍光ランプの製造方法。 - 【請求項17】その外径寸法が13mm以上29mm以下である
ガラス管を準備する工程を有することを特徴とする請求
項16記載の蛍光ランプの製造方法。 - 【請求項18】電極に通電するための第1および第2の
リード線が設けられたステムを準備し、 前記第1およ
び第2のリード線にチューブ形状を有し、かつ、電気的
絶縁性を有する第1および第2の部材をそれぞれ挿入す
る工程を有し、 前記第1、2の部材の中空部分の断面積を前記第1、2
のリード線の断面積でそれぞれ除した値が1.2以上10以
下であることを特徴とする蛍光ランプの製造方法。 - 【請求項19】前記第1、2の部材を保持部材により前
記第1、2のリード線にそれぞれ保持する工程を有する
ことを特徴とする請求項18記載の蛍光ランプの製造方
法。 - 【請求項20】その外径寸法が13mm以上29mm以下である
ガラス管を準備する工程を有することを特徴とする請求
項18記載の蛍光ランプの製造方法。 - 【請求項21】電極に通電するための第1および第2の
リード線が設けられたステムを準備し、 前記第1およ
び第2のリード線にチューブ形状を有し、かつ、電気的
絶縁性を有する第1および第2の部材をそれぞれ挿入す
る工程を有し、 前記第1、2の部材の中空部分の直径を前記第1、2の
リード線の直径でそれぞれ除した値が1.1以上3.3以下で
あることを特徴とするの蛍光ランプの製造方法。 - 【請求項22】前記第1、2の部材を保持部材により前
記第1、2のリード線にそれぞれ保持する工程を有する
ことを特徴とする請求項21記載の蛍光ランプの製造方
法。 - 【請求項23】その外径寸法が13mm以上29mm以下である
ガラス管を準備する工程を有することを特徴とする請求
項21記載の蛍光ランプの製造方法。 - 【請求項24】電極に通電するための第1および第2の
リード線が設けられたステムを準備し、 前記第1およ
び第2のリード線にチューブ形状を有し、かつ、電気的
絶縁性を有する第1および第2の部材を挿入する工程を
有し、 前記第1の部材が前記第1のリード線に挿入された状態
において前記第1の部材の中空部分と前記第1のリード
線とが接する部分の近くで前記中空部分の境界部分と前
記第1のリード線との間に第1の空隙ができるように前
記第1の部材は形成され、前記第2の部材が前記第2の
リード線に挿入された状態において前記第2の部材の中
空部分と前記第2のリード線とが接する部分の近くで前
記中空部分の境界部分と前記第2のリード線との間に第
2の空隙ができるように前記第2の部材は形成され、前
記第1、2の部材の中空部分の断面積を前記第1、2の
リード線の断面積でそれぞれ除した値が1.2以上10以下
であることを特徴とする蛍光ランプの製造方法。 - 【請求項25】前記第1、2の部材を保持部材により前
記第1、2のリード線にそれぞれ保持する工程を有する
ことを特徴とする請求項24記載の蛍光ランプの製造方
法。 - 【請求項26】その外径寸法が13mm以上29mm以下である
ガラス管を準備する工程を有することを特徴とする請求
項24記載の蛍光ランプの製造方法。 - 【請求項27】電極に通電するための第1および第2の
リード線が設けられたステムを準備し、 前記第1およ
び第2のリード線にチューブ形状を有し、かつ、電気的
絶縁性を有する第1および第2の部材を挿入する工程を
有し、 前記第1の部材が前記第1のリード線に挿入された状態
において前記第1の部材の中空部分と前記第1のリード
線とが接する部分の近くで前記中空部分の境界部分と前
記第1のリード線との間に第1の空隙ができるように前
記第1の部材は形成され、前記第2の部材が前記第2の
リード線に挿入された状態において前記第2の部材の中
空部分と前記第2のリード線とが接する部分の近くで前
記中空部分の境界部分と前記第2のリード線との間に第
2の空隙ができるように前記第2の部材は形成され、前
記第1、2の部材の中空部分の直径を前記第1、2のリ
ード線の直径それぞれで除した値が1.1以上3.3以下で
あることを特徴とする蛍光ランプの製造方法。 - 【請求項28】前記第1、2の部材を保持部材により前
記第1、2のリード線にそれぞれ保持する工程を有する
ことを特徴とする請求項27記載の蛍光ランプの製造方
法。 - 【請求項29】その外径寸法が13mm以上29mm以下である
ガラス管を準備する工程を有することを特徴とする請求
項27記載の蛍光ランプの製造方法。 - 【請求項30】電極に通電するための第1および第2の
リード線が設けられたステムと、 第1の穴と、前記第2のリード線の断面積よりも大きな
断面積を有する第2の穴が設けられ、かつ、電気的絶縁
性を有する部材とを有し、 前記第1、第2の穴に前記第1、第2のリード線はそれ
ぞれ挿入されていることを特徴とする蛍光ランプ。 - 【請求項31】前記第1、2の穴の断面積を前記第1、
2のリード線の断面積でそれぞれ除した値が1.2以上10
以下であることを特徴とする請求項30記載の蛍光ラン
プ。 - 【請求項32】前記第1、2の穴の直径を前記第1、2
のリード線の直径でそれぞれ除した値が1.1以上3.3以下
であることを特徴とする請求項30記載の蛍光ランプ。 - 【請求項33】前記部材は前記電極からの飛散物質が前
記ステム表面および前記第1および第2のリード線に堆
積してその堆積物が導電路を形成することにより前記第
1および第2のリード線間を電気的に短絡する可能性を
低減するためのものであることを特徴とする請求項30記
載の蛍光ランプ。 - 【請求項34】前記部材は、前記第1または第2のリー
ド線を電極輝点として放電が生じた場合にその放電の持
続を抑制するためのものであることを特徴とする請求項
30記載の蛍光ランプ。 - 【請求項35】前記部材は保持部材により前記ステム又
は前記第1および第2のリード線に保持されていること
を特徴とする請求項30記載の蛍光ランプ。 - 【請求項36】前記部材は板状であり、かつ、絶縁性セ
ラミック、石英ガラス若しくはマイカのいずれかの材料
が用いられていることを特徴とする請求項30記載の蛍光
ランプ。 - 【請求項37】前記第1、第2の穴に前記第1、第2の
リード線が挿入された状態で、前記ステムから延在する
前記第1および第2のリード線の前記部材が設けれた部
分より先の部分で前記第1および第2のリード線の間隔
を拡げる方向に前記第1および第2のリード線は曲げら
れていることを特徴とする請求項30記載の蛍光ランプ。 - 【請求項38】前記第1および第2の穴に前記第1およ
び第2のリード線に挿入された状態において、前記第1
の穴と前記第1のリード線とが接する部分の近くで前記
第1の穴の境界部分と前記第1のリード線との間に空隙が
できるように前記第1の穴は設けられ、かつ、前記第2
の穴と前記第2のリード線とが接する部分の近くで前記
第2の穴の境界部分と前記第2のリード線との間に空隙
ができるように前記第2の穴は設けられていることを特
徴とする請求項30記載の蛍光ランプ。 - 【請求項39】前記部材および前記電極が設けられた2
組のステムを放電管の両端に1組ずつ固定されているこ
とを特徴とする請求項30記載の蛍光ランプ。 - 【請求項40】その外径寸法が13mm以上29mm以下である
ガラス管を有することを特徴とする請求項30記載の蛍光
ランプ。 - 【請求項41】電極に通電するための第1および第2の
リード線が設けられたステムと、第1および第2の穴を
有する電気的絶縁性を有する部材とを有し、 前記第1および第2の穴に前記第1および第2のリード
線が挿入された状態において、前記第1の穴と前記第1
のリード線とが接する部分の近くで前記第1の穴の境界
部分と前記第1のリード線との間に空隙ができるように
前記第1の穴は設けられていることを特徴とする蛍光ラ
ンプ。 - 【請求項42】前記第2の穴と前記第2のリード線とが
接する部分の近くで前記第2の穴の境界部分と前記第2
のリード線との間に空隙ができるように前記第2の穴は
設けられていることを特徴とする請求項41記載の蛍光ラ
ンプ。 - 【請求項43】前記第1、2の穴の断面積を前記第1、
2のリード線の断面積でそれぞれ除した値が1.2以上10
以下であることを特徴とする請求項41記載の蛍光ラン
プ。 - 【請求項44】前記第1、2の穴の直径を前記第1、2
のリード線の直径でそれぞれ除した値が1.1以上3.3以下
であることを特徴とする請求項41記載の蛍光ランプ。 - 【請求項45】前記部材は前記電極からの飛散物質が前
記ステム表面および前記第1および第2のリード線に堆
積することにより前記第1および第2のリード線間を電
気的に短絡する可能性を低減するためのものであること
を特徴とする請求項41記載の蛍光ランプ。 - 【請求項46】前記部材は、前記第1または第2のリー
ド線を電極輝点として放電が生じた場合にその放電の持
続を抑制するためのものであることを特徴とする請求項
41記載の蛍光ランプ。 - 【請求項47】前記部材は保持部材により前記ステム又
は前記第1および第2のリード線に保持されていること
を特徴とする請求項41記載の蛍光ランプ。 - 【請求項48】前記部材は板状であり、かつ、絶縁性セ
ラミック、石英ガラス若しくはマイカのいずれかの材料
が用いられていることを特徴とする請求項41記載の蛍光
ランプ。 - 【請求項49】前記第1、第2の穴に前記第1、第2の
リード線が挿入された状態で、前記ステムから延在する
前記第1および第2のリード線の前記部材が設けれた部
分より先の部分で前記第1および第2のリード線の間隔
を拡げる方向に前記第1および第2のリード線は曲げら
れていることを特徴とする請求項41記載の蛍光ランプ。 - 【請求項50】前記空隙は、前記電極からの飛散物質が
前記第1のリード線と前記部材上に堆積することにより
前記第1および第2のリード線間に導電経路が形成され
る可能性を低減するために設けられたものであることを
特徴とする請求項41記載の蛍光ランプ。 - 【請求項51】前記部材は、前記第1または第2のリー
ド線を電極輝点として放電が生じた場合にその放電の持
続を抑制するためのものであることを特徴とする請求項
41記載の蛍光ランプ。 - 【請求項52】前記部材および前記電極が設けられた2
組のステムは放電管の両端に1組ずつ固定されているこ
とを特徴とする請求項41記載の蛍光ランプ。 - 【請求項53】その外径寸法が13mm以上29mm以下である
ガラス管を有することを特徴とする請求項41記載の蛍光
ランプ。 - 【請求項54】電極に通電するための第1および第2の
リード線が設けられたステムと、 前記第1および第2のリード線にそれぞれ挿入されたチ
ューブ形状を有し、かつ、電気的絶縁性を有する第1お
よび第2の部材とを有し、 前記第1、2の部材の中空部分の断面積を前記第1、2
のリード線の断面積でそれぞれ除した値は1.2以上10以
下であることを特徴とする蛍光ランプ。 - 【請求項55】前記第1、2の部材の中空部分の直径を
前記第1、2のリード線の直径でそれぞれ除した値は1.
1以上3.3以下であることを特徴とする請求項54記載の蛍
光ランプ。 - 【請求項56】前記第1、2の部材は、電極からの飛散
物質がステム表面および前記第1および第2のリード線
に堆積してその堆積物が導電路を形成することにより前
記第1および第2のリード線間を電気的に短絡する可能
性を低減するためのものであることを特徴とする請求項
54記載の蛍光ランプ。 - 【請求項57】前記部材は、前記第1または第2のリー
ド線を電極輝点として放電が生じた場合にその放電の持
続を抑制するためのものであることを特徴とする請求項
54記載の蛍光ランプ。 - 【請求項58】前記第1の部材は保持部材により前記第
1のリード線に保持されていることを特徴とする請求項
54記載の蛍光ランプ。 - 【請求項59】前記部材は板状であり、かつ、絶縁性セ
ラミック、石英ガラス若しくはマイカのいずれかの材料
が用いられていることを特徴とする請求項54記載の蛍光
ランプ。 - 【請求項60】前記第1、2の部材の中空部分に前記第
1、2のリード線がそれぞれ挿入された状態において、
前記第1の部材の中空部分と前記第1のリード線とが接
する部分の近くで前記第1の部材の中空部分と前記第1
のリード線との間に第1の空隙ができるように前記第1
の部材の中空部分は設けられ、かつ、前記第2の部材の
中空部分と前記第2のリード線とが接する部分の近くで
前記第2の部材の中空部分と前記第2のリード線との間
に第2の空隙ができるように前記第2の部材の中空部分
は設けられていることを特徴とする請求項54記載の蛍光
ランプ。 - 【請求項61】前記第1および第2の部材と前記電極と
が設けられた2組のステムは放電管の両端に1組ずつ固
定されていることを特徴とする請求項54記載の蛍光ラン
プ。 - 【請求項62】その外径寸法が13mm以上29mm以下である
ガラス管を有することを特徴とする請求項54記載の蛍光
ランプ。 - 【請求項63】電極に通電するための第1および第2の
リード線が設けられたステムと、第1の穴と、前記第2
のリード線の断面積よりも大きな断面積を有する第2の
穴が設けられ、かつ、電気的絶縁性を有する部材とを有
し、前記第1、第2の穴に前記第1、第2のリード線は
それぞれ挿入されていることを特徴とする蛍光ランプ
と、前記蛍光ランプの点灯回路とを有する蛍光ランプ装
置。 - 【請求項64】前記第1、2の穴の断面積を前記第1、
2のリード線の断面積でそれぞれ除した値が1.2以上10
以下であることを特徴とする請求項63記載の蛍光ランプ
装置。 - 【請求項65】前記第1、2の穴の直径を前記第1、2
のリード線の直径でそれぞれ除した値が1.1以上3.3以下
であることを特徴とする請求項63記載の蛍光ランプ装
置。 - 【請求項66】前記蛍光ランプはその外径寸法が13mm以
上29mm以下であるガラス管を有することを特徴とする請
求項63記載の蛍光ランプ装置。 - 【請求項67】電極に通電するための第1および第2の
リード線が設けられたステムと、第1および第2の穴を
有する電気的絶縁性を有する部材とを有し、前記第1お
よび第2の穴に前記第1および第2のリード線が挿入さ
れた状態において、前記第1の穴と前記第1のリード線
とが接する部分の近くで前記第1の穴の境界部分と前記
第1のリード線との間に空隙ができるように前記第1の
穴は設けられていることを特徴とする蛍光ランプと、前
記蛍光ランプの点灯回路とを有する蛍光ランプ装置。 - 【請求項68】前記第2の穴と前記第2のリード線とが
接する部分の近くで前記第2の穴の境界部分と前記第2
のリード線との間に空隙ができるように前記第2の穴は
設けられていることを特徴とする蛍光ランプと、前記蛍
光ランプの点灯回路とを有することを特徴とする請求項
67記載の蛍光ランプ装置。 - 【請求項69】前記第1、2の穴の断面積を前記第1、
2のリード線の断面積でそれぞれ除した値が1.2以上10
以下であることを特徴とする請求項67記載の蛍光ランプ
装置。 - 【請求項70】前記第1、2の穴の直径を前記第1、2
のリード線の直径でそれぞれ除した値が1.1以上3.3以下
であることを特徴とする請求項67記載の蛍光ランプ装
置。 - 【請求項71】前記蛍光ランプはその外径寸法が13mm以
上29mm以下であるガラス管を有することを特徴とする請
求項67記載の蛍光ランプ装置。 - 【請求項72】電極に通電するための第1および第2の
リード線が設けられたステムと、前記第1および第2の
リード線にそれぞれ挿入されたチューブ形状を有し、か
つ、電気的絶縁性を有する第1および第2の部材とを有
し、前記第1、2の部材の中空部分の断面積を前記第
1、2のリード線の断面積でそれぞれ除した値は1.2以
上10以下であることを特徴とする蛍光ランプと、前記蛍
光ランプの点灯回路とを有する蛍光ランプ装置。 - 【請求項73】前記第1、2の部材の中空部分の直径を
前記第1、2のリード線の直径でそれぞれ除した値は1.
1以上3.3以下であることを特徴とする請求項72記載の蛍
光ランプ装置。 - 【請求項74】前記蛍光ランプはその外径寸法が13mm以
上29mm以下であるガラス管を有することを特徴とする請
求項72記載の蛍光ランプ装置。 - 【請求項75】電極に通電するための第1および第2の
リード線が設けられたステムと、 前記第1および第2のリード線にそれぞれ挿入されたチ
ューブ形状を有する第1および第2の部材とを有するこ
とを特徴とする蛍光ランプ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13371899A JPH11345596A (ja) | 1997-12-16 | 1999-05-14 | 蛍光ランプ、蛍光ランプの製造方法および蛍光ランプ装置 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9-346096 | 1997-12-16 | ||
| JP34609697 | 1997-12-16 | ||
| JP13371899A JPH11345596A (ja) | 1997-12-16 | 1999-05-14 | 蛍光ランプ、蛍光ランプの製造方法および蛍光ランプ装置 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16466298A Division JP3527851B2 (ja) | 1997-12-16 | 1998-06-12 | 蛍光ランプ、蛍光ランプの製造方法および蛍光ランプ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11345596A true JPH11345596A (ja) | 1999-12-14 |
Family
ID=26467993
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13371899A Pending JPH11345596A (ja) | 1997-12-16 | 1999-05-14 | 蛍光ランプ、蛍光ランプの製造方法および蛍光ランプ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11345596A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009146660A (ja) * | 2007-12-12 | 2009-07-02 | Nec Lighting Ltd | 熱陰極蛍光ランプ、及びそのランプの製造方法 |
-
1999
- 1999-05-14 JP JP13371899A patent/JPH11345596A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009146660A (ja) * | 2007-12-12 | 2009-07-02 | Nec Lighting Ltd | 熱陰極蛍光ランプ、及びそのランプの製造方法 |
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