JPH11346192A - 光空間伝送装置 - Google Patents
光空間伝送装置Info
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- JPH11346192A JPH11346192A JP10166235A JP16623598A JPH11346192A JP H11346192 A JPH11346192 A JP H11346192A JP 10166235 A JP10166235 A JP 10166235A JP 16623598 A JP16623598 A JP 16623598A JP H11346192 A JPH11346192 A JP H11346192A
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- movable mirror
- light beam
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 振動の少ない構造物に設置する場合は低い周
波数応答に限定して自動追尾を行う。 【解決手段】 部分反射ミラー40を透過した一部の受
信光ビームを4分割受光素子46に受光し、求めた受信
光スポット位置から自動追尾のための誤差角度を制御部
47で演算する。制御部47は可動ミラー制御部48に
指令値を送り、可動ミラー制御回路49からアクチュエ
ータ51に与える駆動電圧Vx、Vyが発生され、この駆動
電圧Vx、Vyはローパスフィルタ部50を通り、X軸、Y
軸それぞれのアクチュエータ51が同時に駆動して、可
動ミラー32の角度が調整される。可動ミラー32の角
度は常にミラー位置センサ52により検出されて制御部
47にフィードバックされ、可動ミラー制御回路49は
可動ミラー32を制御部47からの指令値に対応した角
度に制御される。このとき、駆動電圧Vx、Vyはローパス
フィルタ部50を通ることによって低周波数域の駆動電
圧に制限されるので、自動追尾の応答特性は低周波数域
に制限される。
波数応答に限定して自動追尾を行う。 【解決手段】 部分反射ミラー40を透過した一部の受
信光ビームを4分割受光素子46に受光し、求めた受信
光スポット位置から自動追尾のための誤差角度を制御部
47で演算する。制御部47は可動ミラー制御部48に
指令値を送り、可動ミラー制御回路49からアクチュエ
ータ51に与える駆動電圧Vx、Vyが発生され、この駆動
電圧Vx、Vyはローパスフィルタ部50を通り、X軸、Y
軸それぞれのアクチュエータ51が同時に駆動して、可
動ミラー32の角度が調整される。可動ミラー32の角
度は常にミラー位置センサ52により検出されて制御部
47にフィードバックされ、可動ミラー制御回路49は
可動ミラー32を制御部47からの指令値に対応した角
度に制御される。このとき、駆動電圧Vx、Vyはローパス
フィルタ部50を通ることによって低周波数域の駆動電
圧に制限されるので、自動追尾の応答特性は低周波数域
に制限される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ビームを大気中
に伝播して遠距離間で通信を行う光空間伝送装置に関す
るものである。
に伝播して遠距離間で通信を行う光空間伝送装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】大気中の自由空間を伝送路として光ビー
ムを伝播して通信を行う光空間通信は、高速かつ大容量
の情報を通信することができ、更に光ファイバ等の有線
通信と比較して可搬性に富み、簡便かつ自由に通信路を
開設することができるという特長がある。この光空間通
信方式を用いて簡単にかつ信頼性の高い通信路を開設す
るためには、伝送装置の光ビームが通信中に相手側装置
から外れないようにする必要があり、このためには光ビ
ームのビーム径を大きくしたり、光ビームが相手装置か
ら外れないように、常に角度補正を自動的に行う自動追
尾機構を有することが必要である。
ムを伝播して通信を行う光空間通信は、高速かつ大容量
の情報を通信することができ、更に光ファイバ等の有線
通信と比較して可搬性に富み、簡便かつ自由に通信路を
開設することができるという特長がある。この光空間通
信方式を用いて簡単にかつ信頼性の高い通信路を開設す
るためには、伝送装置の光ビームが通信中に相手側装置
から外れないようにする必要があり、このためには光ビ
ームのビーム径を大きくしたり、光ビームが相手装置か
ら外れないように、常に角度補正を自動的に行う自動追
尾機構を有することが必要である。
【0003】図5は従来の光空間伝送装置の構成図を示
し、本信号入力部1からの送信用本信号は、パイロット
信号発生部2からの自動追尾用のパイロット信号と合波
部3で合波され、増幅器4を介して発光素子5で光信号
となり、コリメータレンズ6、偏光ビームスプリッタ7
を経て、可動ミラー8で反射されて、レンズ9、10か
ら送信光ビームとして相手側装置へ投光される。
し、本信号入力部1からの送信用本信号は、パイロット
信号発生部2からの自動追尾用のパイロット信号と合波
部3で合波され、増幅器4を介して発光素子5で光信号
となり、コリメータレンズ6、偏光ビームスプリッタ7
を経て、可動ミラー8で反射されて、レンズ9、10か
ら送信光ビームとして相手側装置へ投光される。
【0004】また、相手側装置からの受信光ビームはレ
ンズ10に入射し、レンズ9、可動ミラー8を通って偏
光ビームスプリッタ7で反射され、更に部分反射ミラー
11で反射され、レンズ12を介して受光素子13に受
光されて電気信号に変換され、増幅器14で増幅されて
本信号出力部15から出力される。
ンズ10に入射し、レンズ9、可動ミラー8を通って偏
光ビームスプリッタ7で反射され、更に部分反射ミラー
11で反射され、レンズ12を介して受光素子13に受
光されて電気信号に変換され、増幅器14で増幅されて
本信号出力部15から出力される。
【0005】一方、受信光ビームの一部は部分反射ミラ
ー11を透過し、レンズ16を介して4分割受光素子1
7にスポット光として集光し、求めたスポット光の位置
から制御部18において、送信光ビームと受信光ビーム
の光軸のなす自動追尾誤差角が演算される。制御部18
は可動ミラー制御回路19に角度誤差を0とするように
指令値を送り、可動ミラー制御回路19はX軸、Y軸の
アクチュエータ20を同時に駆動して、可動ミラー8の
角度調整を行う。可動ミラー8の角度はミラー位置セン
サ21により検出されて、制御部18にフィードバック
されており、可動ミラー制御回路19は制御部18から
の指令値に対応した角度に可動ミラー8を制御する。
ー11を透過し、レンズ16を介して4分割受光素子1
7にスポット光として集光し、求めたスポット光の位置
から制御部18において、送信光ビームと受信光ビーム
の光軸のなす自動追尾誤差角が演算される。制御部18
は可動ミラー制御回路19に角度誤差を0とするように
指令値を送り、可動ミラー制御回路19はX軸、Y軸の
アクチュエータ20を同時に駆動して、可動ミラー8の
角度調整を行う。可動ミラー8の角度はミラー位置セン
サ21により検出されて、制御部18にフィードバック
されており、可動ミラー制御回路19は制御部18から
の指令値に対応した角度に可動ミラー8を制御する。
【0006】なお、予め自装置内において4分割受光素
子17の中心にスポット光がある場合には、送信光の光
軸角度と受信号の光軸角度が一致するように発光素子5
の位置を調整しておく。ここで、受信中に装置が傾いて
受信光の光軸の角度が変り、4分割受光素子17上のス
ポット光位置が中心からずれたときは、直ちに可動ミラ
ー8が動いてスポット位置を中心に戻す方向に光軸が修
正される。このような自動追尾動作を行うことにより、
送信光ビームの方向が常に相手側装置の方向に保たれた
状態で、双方向通信を行うことができる。
子17の中心にスポット光がある場合には、送信光の光
軸角度と受信号の光軸角度が一致するように発光素子5
の位置を調整しておく。ここで、受信中に装置が傾いて
受信光の光軸の角度が変り、4分割受光素子17上のス
ポット光位置が中心からずれたときは、直ちに可動ミラ
ー8が動いてスポット位置を中心に戻す方向に光軸が修
正される。このような自動追尾動作を行うことにより、
送信光ビームの方向が常に相手側装置の方向に保たれた
状態で、双方向通信を行うことができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上述の従
来例の光空間伝送装置は、ビルの屋上や屋内、停止して
いる車の上、鉄パイプで組んだ櫓の上等の様々な場所に
設置されるために、設置場所によって各種の振動を受け
る。例えば、日射によるビルの撓みや設置する架台の撓
み、車の振動、設置場所周辺の人間の動きによる振動等
があり、このような各種の振動を受けても光ビームが相
手装置から外れないようにするためには、自動追尾手段
には、その追尾速度が様々な振動に対応可能なように高
速応答性が要求される。
来例の光空間伝送装置は、ビルの屋上や屋内、停止して
いる車の上、鉄パイプで組んだ櫓の上等の様々な場所に
設置されるために、設置場所によって各種の振動を受け
る。例えば、日射によるビルの撓みや設置する架台の撓
み、車の振動、設置場所周辺の人間の動きによる振動等
があり、このような各種の振動を受けても光ビームが相
手装置から外れないようにするためには、自動追尾手段
には、その追尾速度が様々な振動に対応可能なように高
速応答性が要求される。
【0008】一方、光ビームは大気中を伝播して行く際
に、大気のシンチレーションの影響を受け、相手装置側
での光ビームの強度分布が一様でなくなる。従って、自
動追尾の応答速度を高速にすると、一様でない強度分布
に対しても追尾動作を行ってしまう。その結果、光ビー
ムが正常に相手装置に到達しているにも拘らず、シンチ
レーションによって光ビームの出射方向が振動してしま
い光ビームの追尾エラーが発生し、更に受光光パワーの
増減を招いてしまう。
に、大気のシンチレーションの影響を受け、相手装置側
での光ビームの強度分布が一様でなくなる。従って、自
動追尾の応答速度を高速にすると、一様でない強度分布
に対しても追尾動作を行ってしまう。その結果、光ビー
ムが正常に相手装置に到達しているにも拘らず、シンチ
レーションによって光ビームの出射方向が振動してしま
い光ビームの追尾エラーが発生し、更に受光光パワーの
増減を招いてしまう。
【0009】また、光空間伝送装置は比較的振動の少な
いビルの屋上や屋内等の場所に設置されている場合が多
いので、高速応答の自動追尾手段では必要以上にオーバ
スペックとなり、装置価格が高騰するという問題点が生
ずる。
いビルの屋上や屋内等の場所に設置されている場合が多
いので、高速応答の自動追尾手段では必要以上にオーバ
スペックとなり、装置価格が高騰するという問題点が生
ずる。
【0010】本発明の目的は、上述の問題点を解決し、
比較的振動の少ない構造物に設置する場合には、低い周
波数応答に限定して自動追尾を行う光空間伝送装置を提
供することにある。
比較的振動の少ない構造物に設置する場合には、低い周
波数応答に限定して自動追尾を行う光空間伝送装置を提
供することにある。
【0011】本発明の他の目的は、自由空間の外的条件
に対応した自動追尾の応答速度を有する光空間伝送装置
を提供することにある。
に対応した自動追尾の応答速度を有する光空間伝送装置
を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係る光空間伝送装置は、光ビームを自由空間
に伝播して通信を行う光空間伝送装置において、送信光
のビーム角度を調整する光ビーム角度調節手段と、送信
光ビーム及び受信光ビームの角度誤差を検出する角度誤
差検出手段と、該角度誤差検出手段からの信号を処理し
前記光ビーム角度調節手段に角度調整信号を出力して自
動追尾を行う自動追尾手段とを備え、該自動追尾手段が
所定の低周波数応答特性を有することを特徴とする。
の本発明に係る光空間伝送装置は、光ビームを自由空間
に伝播して通信を行う光空間伝送装置において、送信光
のビーム角度を調整する光ビーム角度調節手段と、送信
光ビーム及び受信光ビームの角度誤差を検出する角度誤
差検出手段と、該角度誤差検出手段からの信号を処理し
前記光ビーム角度調節手段に角度調整信号を出力して自
動追尾を行う自動追尾手段とを備え、該自動追尾手段が
所定の低周波数応答特性を有することを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明を図1〜図4に図示の実施
例に基づいて詳細に説明する。図1は実施例の自動追尾
手段を有す光空間伝送装置の構成図を示し、相手側装置
と対向する位置に送受信用のレンズ30、31が配置さ
れており、その背後にX軸、Y軸が同時に動く可動ミラ
ー32が配置されている。可動ミラー32の入射方向に
は、偏光ビームスプリッタ33、コリメータレンズ3
4、発光素子35が配列されており、発光素子35には
増幅器36を介して合波器37の出力が接続され、合波
器37には本信号入力部38及びパイロット信号発生部
39の出力が接続されている。
例に基づいて詳細に説明する。図1は実施例の自動追尾
手段を有す光空間伝送装置の構成図を示し、相手側装置
と対向する位置に送受信用のレンズ30、31が配置さ
れており、その背後にX軸、Y軸が同時に動く可動ミラ
ー32が配置されている。可動ミラー32の入射方向に
は、偏光ビームスプリッタ33、コリメータレンズ3
4、発光素子35が配列されており、発光素子35には
増幅器36を介して合波器37の出力が接続され、合波
器37には本信号入力部38及びパイロット信号発生部
39の出力が接続されている。
【0014】偏光ビームスプリッタ33の反射方向には
部分反射ミラー40が配置され、部分反射ミラー40の
反射方向にはレンズ41、受光素子42が配列され、受
光素子42の出力は増幅器43を介して本信号出力部4
4に接続されている。また、部分反射ミラー40の透過
方向には、レンズ45、4分割受光素子46が配列さ
れ、4分割受光素子46の出力は制御部47、可動ミラ
ー制御回路48及びローパスフィルタ49から成る可動
ミラー制御部50を介して、可動ミラー32をX軸、Y
軸方向にそれぞれ駆動するアクチュエータ51に接続さ
れている。そして、可動ミラー32の近傍にはミラー位
置センサ52が設けられ、ミラー位置センサ52の出力
は、制御部47に接続されている。
部分反射ミラー40が配置され、部分反射ミラー40の
反射方向にはレンズ41、受光素子42が配列され、受
光素子42の出力は増幅器43を介して本信号出力部4
4に接続されている。また、部分反射ミラー40の透過
方向には、レンズ45、4分割受光素子46が配列さ
れ、4分割受光素子46の出力は制御部47、可動ミラ
ー制御回路48及びローパスフィルタ49から成る可動
ミラー制御部50を介して、可動ミラー32をX軸、Y
軸方向にそれぞれ駆動するアクチュエータ51に接続さ
れている。そして、可動ミラー32の近傍にはミラー位
置センサ52が設けられ、ミラー位置センサ52の出力
は、制御部47に接続されている。
【0015】このような構成により、本信号入力部38
から入力された送信用本信号は、パイロット信号発生部
39から発生した自動追尾用のパイロット信号と合波器
37で合波される。この合波された信号は、増幅器36
を介して発光素子35で光信号となり、コリメータレン
ズ34、偏光ビームスプリッタ33を経て、可動ミラー
32で反射され、レンズ30、31から送信光ビームと
して相手側装置へ投光される。
から入力された送信用本信号は、パイロット信号発生部
39から発生した自動追尾用のパイロット信号と合波器
37で合波される。この合波された信号は、増幅器36
を介して発光素子35で光信号となり、コリメータレン
ズ34、偏光ビームスプリッタ33を経て、可動ミラー
32で反射され、レンズ30、31から送信光ビームと
して相手側装置へ投光される。
【0016】相手側装置からの受信光ビームはレンズ3
0に入射し、レンズ31を通って可動ミラー32、偏光
ビームスプリッタ33で反射され、更に部分反射ミラー
40で反射された光信号が、レンズ41を介して受光素
子42に受光されて電気信号に変換される。そして、増
幅器43で適切なレベルまで増幅されて本信号出力部4
4から出力される。
0に入射し、レンズ31を通って可動ミラー32、偏光
ビームスプリッタ33で反射され、更に部分反射ミラー
40で反射された光信号が、レンズ41を介して受光素
子42に受光されて電気信号に変換される。そして、増
幅器43で適切なレベルまで増幅されて本信号出力部4
4から出力される。
【0017】また、部分反射ミラー40を透過した一部
の受信光ビームは、レンズ45を介して4分割受光素子
46に集光する。ここで、4分割受光素子46の各出力
を比較することにより求めた受信光スポット位置から、
送信光ビームと受信光ビームの光軸のなす角度、即ち自
動追尾のための誤差角度が制御部47で演算される。制
御部47は可動ミラー制御部48に角度誤差を0とする
ように指令値を送る。可動ミラー制御部48において
は、可動ミラー制御回路49から可動ミラー32を駆動
するためのアクチュエータ51に与える駆動電圧Vx、Vy
が発生し、この駆動電圧Vx、Vyはローパスフィルタ部5
0を通り、X軸、Y軸それぞれのアクチュエータ51が
同時に駆動されて、可動ミラー32の角度が調整され
る。
の受信光ビームは、レンズ45を介して4分割受光素子
46に集光する。ここで、4分割受光素子46の各出力
を比較することにより求めた受信光スポット位置から、
送信光ビームと受信光ビームの光軸のなす角度、即ち自
動追尾のための誤差角度が制御部47で演算される。制
御部47は可動ミラー制御部48に角度誤差を0とする
ように指令値を送る。可動ミラー制御部48において
は、可動ミラー制御回路49から可動ミラー32を駆動
するためのアクチュエータ51に与える駆動電圧Vx、Vy
が発生し、この駆動電圧Vx、Vyはローパスフィルタ部5
0を通り、X軸、Y軸それぞれのアクチュエータ51が
同時に駆動されて、可動ミラー32の角度が調整され
る。
【0018】可動ミラー32の角度は常にミラー位置セ
ンサ52により検出されて、制御部47にフィードバッ
クされているので、可動ミラー制御回路49は可動ミラ
ー32を制御部47からの指令値に対応した角度に制御
することが可能となる。このとき、アクチュエータ51
に与える駆動電圧Vx、Vyは、ローパスフィルタ部50を
通ることにより低周波数域の駆動電圧に制限されるの
で、自動追尾の応答特性は低周波数域のみに制限され
る。
ンサ52により検出されて、制御部47にフィードバッ
クされているので、可動ミラー制御回路49は可動ミラ
ー32を制御部47からの指令値に対応した角度に制御
することが可能となる。このとき、アクチュエータ51
に与える駆動電圧Vx、Vyは、ローパスフィルタ部50を
通ることにより低周波数域の駆動電圧に制限されるの
で、自動追尾の応答特性は低周波数域のみに制限され
る。
【0019】なお、この場合の自動追尾は、フィードバ
ックループの何れかの構成要素の応答特性が低周波数域
に制限されてもよく、またフィードバックループ全体の
応答特性が低周波数域に制限されるようにしてもよい。
即ち、その光空間伝送装置の自動追尾の方式によって、
その応答特性が低周波数域に制限されるようにするため
の最適方法を選択する。
ックループの何れかの構成要素の応答特性が低周波数域
に制限されてもよく、またフィードバックループ全体の
応答特性が低周波数域に制限されるようにしてもよい。
即ち、その光空間伝送装置の自動追尾の方式によって、
その応答特性が低周波数域に制限されるようにするため
の最適方法を選択する。
【0020】このような最適化により、自動追尾部の構
造や周辺回路等の構成を簡素化することができ、コスト
ダウンに寄与することが可能となる。なお、可動ミラー
32をレンズ30の前に配置してもよいし、また可動ミ
ラー32の代りに可変頂角プリズム等の光学素子を用い
て自動追尾を行なってもよい。
造や周辺回路等の構成を簡素化することができ、コスト
ダウンに寄与することが可能となる。なお、可動ミラー
32をレンズ30の前に配置してもよいし、また可動ミ
ラー32の代りに可変頂角プリズム等の光学素子を用い
て自動追尾を行なってもよい。
【0021】図2は晴れた暑い日に測定した受信側の受
信光パワーのグラフ図を示し、図3はそれを周波数成分
に展開したグラフ図を示している。伝送光ビームは大気
のシンチレーションの影響を受けるために受光パワーの
変動は非常に激しいが、その周波数成分は低周波域〜数
100Hzまでほぼ均一である。しかし、自動追尾の応
答特性が高い周波数まで延びていると、このシンチレー
ションの影響によって受信光ビームの強度分布が均一で
なくなり、この不均一な強度分布の受信光によって光ビ
ームの追尾エラーが発生すると云う問題が生ずる。
信光パワーのグラフ図を示し、図3はそれを周波数成分
に展開したグラフ図を示している。伝送光ビームは大気
のシンチレーションの影響を受けるために受光パワーの
変動は非常に激しいが、その周波数成分は低周波域〜数
100Hzまでほぼ均一である。しかし、自動追尾の応
答特性が高い周波数まで延びていると、このシンチレー
ションの影響によって受信光ビームの強度分布が均一で
なくなり、この不均一な強度分布の受信光によって光ビ
ームの追尾エラーが発生すると云う問題が生ずる。
【0022】この問題を解決するためには、シンチレー
ションの影響がなくなるまで自動追尾の応答速度を遅く
する必要があり、本実施例では自動追尾の制御系にロー
パスフィルタを入れたり、制御系全体の周波数応答を遅
くすることによって対応することができる。このよう
に、自動追尾の応答速度を1Hz以下とすれば、大気の
シンチレーションによる通信の不安定性や風等による構
造物の撓みによる影響を回避することができる。
ションの影響がなくなるまで自動追尾の応答速度を遅く
する必要があり、本実施例では自動追尾の制御系にロー
パスフィルタを入れたり、制御系全体の周波数応答を遅
くすることによって対応することができる。このよう
に、自動追尾の応答速度を1Hz以下とすれば、大気の
シンチレーションによる通信の不安定性や風等による構
造物の撓みによる影響を回避することができる。
【0023】また、図4に示すようにビル等の構造物に
日射が当る場合には、日射の当たる部分と影となる部分
で温度差が生じ、熱膨張係数を有するビル等の構造物
は、この温度差によって撓みが生ずる。この日射による
撓みは1日周期となるので、光空間伝送装置の自動追尾
の応答速度は最低でも1日周期のものが必要となる。つ
まり応答速度として、1/(24時間×60分×60
秒)=1/86400Hzが必要となり、若干の設計マ
ージンを考慮に入れると、その下限として1/(9×1
04 )Hzとなるので、この応答速度以上であれば、少
なくとも日射によるビル等の構造物の撓みに対応した自
動追尾が可能となる。
日射が当る場合には、日射の当たる部分と影となる部分
で温度差が生じ、熱膨張係数を有するビル等の構造物
は、この温度差によって撓みが生ずる。この日射による
撓みは1日周期となるので、光空間伝送装置の自動追尾
の応答速度は最低でも1日周期のものが必要となる。つ
まり応答速度として、1/(24時間×60分×60
秒)=1/86400Hzが必要となり、若干の設計マ
ージンを考慮に入れると、その下限として1/(9×1
04 )Hzとなるので、この応答速度以上であれば、少
なくとも日射によるビル等の構造物の撓みに対応した自
動追尾が可能となる。
【0024】このように、光空間伝送装置をビル等の構
造物に設置する際に、適切な自動追尾手段を有する光空
間伝送装置を適切な価格でユーザに提供することが可能
となり、更に大気のシンチレーションによる通信の不安
定さ及び構造物の日射や風による影響を除去することが
可能となり、自動追尾のエラーがなく通信の信頼性を向
上させることができる。
造物に設置する際に、適切な自動追尾手段を有する光空
間伝送装置を適切な価格でユーザに提供することが可能
となり、更に大気のシンチレーションによる通信の不安
定さ及び構造物の日射や風による影響を除去することが
可能となり、自動追尾のエラーがなく通信の信頼性を向
上させることができる。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る光空間
伝送装置は、自動追尾手段の応答特性を所定の低周波数
応答としたことにより、自動追尾手段及び周辺回路の構
成を簡素化してコストダウンに寄与し、更に高速応答が
必要ないユーザに対しても適切な自動追尾の性能でかつ
適切な価格とすることができる。
伝送装置は、自動追尾手段の応答特性を所定の低周波数
応答としたことにより、自動追尾手段及び周辺回路の構
成を簡素化してコストダウンに寄与し、更に高速応答が
必要ないユーザに対しても適切な自動追尾の性能でかつ
適切な価格とすることができる。
【図1】実施例の光空間伝送装置の構成図である。
【図2】シンチレーションによる受光パワーのグラフ図
である。
である。
【図3】周波数成分のグラフ図である。
【図4】日射による構造物の撓みの説明図である。
【図5】従来例の構成図である。
32 可動ミラー 33 偏光ビームスプリッタ 35 発光素子 37 合波部 38 本信号入力部 39 パイロット信号発生部 40 部分反射ミラー 42 受光素子 44 本信号出力部 46 4分割受光素子 47 制御部 49 可動ミラー制御回路 50 ローパスフィルタ部 51 アクチュエータ 52 ミラー位置センサ
Claims (5)
- 【請求項1】 光ビームを自由空間に伝播して通信を行
う光空間伝送装置において、送信光のビーム角度を調整
する光ビーム角度調節手段と、送信光ビーム及び受信光
ビームの角度誤差を検出する角度誤差検出手段と、該角
度誤差検出手段からの信号を処理し前記光ビーム角度調
節手段に角度調整信号を出力して自動追尾を行う自動追
尾手段とを備え、該自動追尾手段が所定の低周波数応答
特性を有することを特徴とする光空間伝送装置。 - 【請求項2】 前記自動追尾手段の応答特性は大気のシ
ンチレーションの影響を受けず、かつ吹き付ける風の風
圧によって構造物に生ずる撓み振動に追従する応答速度
を有する請求項1に記載の光空間伝送装置。 - 【請求項3】 前記自動追尾手段の応答速度の上限は1
Hzとした請求項1又は2に記載の光空間伝送装置。 - 【請求項4】 前記自動追尾手段の応答特性は少なくと
も日射による構造物の撓みに応答し、かつ1/(9×1
04 )Hz以上の応答速度を有する請求項1に記載の光
空間伝送装置。 - 【請求項5】 前記自動追尾手段の制御系は時定数の長
いローパスフィルタを有する請求項1に記載の光空間伝
送装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10166235A JPH11346192A (ja) | 1998-05-29 | 1998-05-29 | 光空間伝送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10166235A JPH11346192A (ja) | 1998-05-29 | 1998-05-29 | 光空間伝送装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11346192A true JPH11346192A (ja) | 1999-12-14 |
Family
ID=15827627
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10166235A Abandoned JPH11346192A (ja) | 1998-05-29 | 1998-05-29 | 光空間伝送装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11346192A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002084232A (ja) * | 2000-06-21 | 2002-03-22 | Alcatel | 空中光通信のための方法および送受信機 |
| US7346282B2 (en) | 2004-05-31 | 2008-03-18 | Canon Kabushiki Kaisha | Optical-transmission-space determining apparatus and optical-space transmission apparatus |
| CN100435058C (zh) * | 2006-09-30 | 2008-11-19 | 北京航空航天大学 | 一种用于控制超磁致伸缩快速倾斜镜的实时光轴稳定系统 |
| JP2020071157A (ja) * | 2018-11-01 | 2020-05-07 | 富士電機株式会社 | 傾斜度算出装置、構造物及びプログラム |
-
1998
- 1998-05-29 JP JP10166235A patent/JPH11346192A/ja not_active Abandoned
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002084232A (ja) * | 2000-06-21 | 2002-03-22 | Alcatel | 空中光通信のための方法および送受信機 |
| US7346282B2 (en) | 2004-05-31 | 2008-03-18 | Canon Kabushiki Kaisha | Optical-transmission-space determining apparatus and optical-space transmission apparatus |
| CN100435058C (zh) * | 2006-09-30 | 2008-11-19 | 北京航空航天大学 | 一种用于控制超磁致伸缩快速倾斜镜的实时光轴稳定系统 |
| JP2020071157A (ja) * | 2018-11-01 | 2020-05-07 | 富士電機株式会社 | 傾斜度算出装置、構造物及びプログラム |
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