JPH11347410A - 排ガス浄化用触媒及びその製造方法 - Google Patents

排ガス浄化用触媒及びその製造方法

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JPH11347410A
JPH11347410A JP10154677A JP15467798A JPH11347410A JP H11347410 A JPH11347410 A JP H11347410A JP 10154677 A JP10154677 A JP 10154677A JP 15467798 A JP15467798 A JP 15467798A JP H11347410 A JPH11347410 A JP H11347410A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】酸素吸蔵放出材をもつ触媒において、高温耐久
試験後の浄化性能を一層向上させる。 【解決手段】担体と酸素吸蔵放出材とは原子に近いレベ
ルで複合化された酸化物複合担体を構成し、貴金属はそ
の酸化物複合担体に担持された構成とした。担体と酸素
吸蔵放出材とが原子に近いレベルで複合化されているた
め、担体の小部屋にそれぞれ微細な酸素吸蔵放出材粒子
が入ったような状態となり、高温が作用しても酸素吸蔵
放出材粒子の移動が抑制される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ストイキ又は酸素
過剰雰囲気の排ガス中に含まれる一酸化炭素(CO)、炭
化水素(HC)、窒素酸化物(NOx )などの有害成分を効
率良く浄化する触媒に関する。本発明の排ガス浄化用触
媒は、排ガス浄化活性に優れ、高温耐久後においても浄
化性能の低下が少なく耐久性に優れている。
【0002】
【従来の技術】セリアは酸素を吸蔵・放出する作用を有
するため酸素吸蔵放出材{以下、OSM( Oxygen Stor
age Material)という}として知られ、内燃機関からの
排ガスを浄化する排ガス浄化用触媒の助触媒として広く
用いられている。例えば排ガス中に含まれるCO及びHCを
酸化して浄化するとともに、NOx を還元して浄化する三
元触媒は、空気/燃料(A/F)比をほぼ理論空燃比に
制御した状態で用いられるが、過渡域では空燃比が理論
空燃比からずれる場合がある。このような場合にセリア
を含む触媒を用いれば、セリアの酸素吸蔵・放出作用に
より空燃比を理論空燃比に近く制御することができ、空
燃比の幅(ウィンドウ)が拡がり浄化性能が向上する。
また酸素分圧がほぼ一定に調整されるため、触媒成分で
ある貴金属のシンタリングが防止されるという効果も有
している。なお、酸素吸蔵放出能を高めるためには比表
面積を大きくすることが望ましいため、セリアは粉末状
態として用いられている。
【0003】しかしながら、排ガス浄化用触媒は高温で
使用され、かつ高温にさらされた後における浄化活性が
高いことが必要である。そのためセリアには、粉末とし
て高比表面積をもつようにして用いた場合においても、
高温での使用時に比表面積の低下が少ないこと、つまり
耐熱性に優れていることが要求されている。そこで、従
来よりジルコニアやセリウムを除く希土類元素の酸化物
をセリアと固溶させ、それをOSMとして用いることが
提案されている。
【0004】例えば特開平3-131343号公報、特開平 4-5
5315号公報などには、水溶液からの沈殿生成反応を利用
してセリアとジルコニアの複合酸化物を形成し、それを
含むスラリーをモノリス担体に塗布する排ガス浄化用触
媒が開示されている。この排ガス浄化用触媒では、ジル
コニアがセリアに固溶しているために、セリア単独で用
いた場合やセリアとジルコニアとを粉末状態で混合して
用いた場合に比べて優れた酸素吸蔵放出能を示し、ジル
コニアの安定化作用により耐熱性にも優れている。
【0005】また、三元触媒などの担体としてはアルミ
ナが一般に用いられ、アルミナに白金(Pt)などの貴金
属を担持したものが広く用いられている。そして、それ
にさらに酸素吸蔵放出能を付与するために、例えば特開
平9-155192号公報には、アルミナ粉末とセリア−ジルコ
ニア複合酸化物粉末とを混合した担体に貴金属を担持し
てなる触媒が開示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが特開平9-1551
92号公報に開示された触媒においても、高温耐久試験を
行うと浄化性能の低下度合いが比較的大きく、耐久性が
十分とはいえない。この理由としては、排ガス中の硫黄
酸化物がOSMに吸着するためOSMの酸素吸蔵放出能
が低下すること(硫黄被毒)、アルミナ担体の比表面積
の低下により貴金属及びOSMが粒成長すること、アル
ミナ担体とOSMとの間に固溶反応が生じてOSMの酸
素吸蔵放出能が低下すること、OSMにHCが吸着するこ
とにより酸素吸蔵放出能が低下すること(HC被毒)、O
SMの劣化によっても貴金属の粒成長が生じること、な
どが挙げられる。
【0007】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
ものであり、OSMをもつ触媒において、高温耐久試験
後の浄化性能を一層向上させることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する請求
項1に記載の排ガス浄化用触媒の特徴は、多孔質酸化物
よりなる担体と、OSMと、貴金属とよりなる排ガス浄
化用触媒において、担体とOSMとは原子に近いレベル
で複合化された酸化物複合担体を構成し、貴金属は酸化
物複合担体に担持されていることにある。
【0009】またこの排ガス浄化用触媒を製造するに最
適な請求項2に記載の製造方法の特徴は、Al,Ti,Si及
びZrから選ばれる金属のアルコキシドと、酸化物が酸素
吸蔵放出能を有する金属の塩あるいはアルコキシドをア
ルコールに溶解した溶液を調製し、溶液に水を加えるこ
とでアルコキシドを加水分解し、同時に又はその後に溶
液をアルカリ性とすることで沈殿物を形成し、沈殿物を
焼成して酸化物複合担体とした後、酸化物複合担体に貴
金属を担持することにある。
【0010】
【発明の実施の形態】多孔質酸化物からなる担体とOS
Mとを物理混合した従来の触媒では、図1に示すように
比較的大きな担体粒子とOSM粒子とが混在した状態で
ある。そのため高温が作用するとOSM粒子の移動が生
じ、互いに凝集して粒成長が生じる。しかし本発明の触
媒では、担体とOSMとは原子に近いレベルで複合化さ
れているため、担体の小部屋にそれぞれ微細なOSM粒
子が入ったような状態となり、高温が作用してもOSM
粒子の移動が抑制されるため粒成長が抑制されると考え
られる。
【0011】また貴金属とOSMとが近接していること
により、OSMに吸着しようとするHCが酸化されて除去
されるため、HC被毒が抑制される。これらの理由によ
り、本発明の排ガス浄化用触媒は高温耐久試験後にも高
い浄化活性を示す。多孔質酸化物よりなる担体として
は、アルミナ( Al2O3)、シリカ(SiO2)、チタニア
(TiO2)、ジルコニア(ZrO2)、マグネシア( MgO)シ
リカーアルミナ、ゼオライトなどが例示され、これらの
一種を又は複数種類混合して用いることができる。ある
いは複数種類からなる複合酸化物を用いてもよい。中で
もSiO2はOSMとの固溶体を生成しにくいため特に好ま
しい。しかしSiO2単独では、高温でガラス化して劣化す
るため、耐熱性を向上させるために Al2O3などを混合し
て用いてもよい。
【0012】ゼオライトは担体としてあるいはHC吸着材
として用いられ、モルデナイト、USY、ZSM-5、フェ
リエライト、ゼオライトβなどが用いられる。中でもSi
O2/Al2O3モル比が10〜 500のゼオライトを用いることが
好ましい。このようにSiO2が多いゼオライトを用いるこ
とで、高温時の脱Al反応が抑制され耐久性が一層向上す
る。またH型ゼオライトあるいは NH3型ゼオライトを用
いる場合には、少なくとも一部をアルカリ金属イオン、
アルカリ土類金属イオン、遷移金属イオンなどでイオン
交換したゼオライトを混合して用いるとよい。
【0013】なおゼオライトをHC吸着材としてゼオライ
ト以外の担体及びOSMと共存させる場合には、ゼオラ
イトを全体の30〜90重量%の範囲で用いることができ
る。30重量%より少ないとHCの吸着量が少なくなって酸
素過剰雰囲気におけるNOx 浄化率が低下し、90重量%を
超えると担体及びOSM量が少なくなって浄化性能が低
くなる場合がある。
【0014】OSMとしては、セリア、セリア−ジルコ
ニア複合酸化物、酸化鉄( Fe2O3)、Fe−Ti複合酸化物
などが例示される。セリア−ジルコニア複合酸化物とし
ては、Ceのモル数がCeとZrの合計モル数に対して10〜40
モル%の範囲のものを用いると、硫黄被毒が一層抑制さ
れ高温耐久性が一層向上するため好ましい。またFe−Ti
複合酸化物を用いる場合には、Feのモル数がFeとTiの合
計モル数に対して50〜98モル%の範囲のものを用いる
と、耐硫黄被毒性が向上し耐熱性及び酸素吸蔵放出能も
向上するため好ましい。
【0015】本発明の排ガス浄化用触媒では、上記担体
と上記OSMとが原子に近いレベルで複合化されてい
る。ここにいう複合化の概念としては、OSMが原子に
近いきわめて微細な状態で担体に高分散担持された状態
でもよいし、両者が固溶されて結晶性あるいは非結晶性
の複合酸化物となった状態でもよい。つまり担体のマト
リックス中に微細なOSMが高分散状態で組み込まれて
いるため、OSMの各粒子はマトリックスの小部屋に分
別されたような状態となり、OSM粒子どうしが接触し
て粒成長するのが抑制される。またOSMの存在によ
り、担体の比表面積の低下も抑制される。
【0016】担体とOSMとの構成比率は、OSMが全
体の10〜50重量%の範囲とすることが望ましい。OSM
が10重量%に満たないと酸素吸蔵放出能に不足して浄化
性能が低下し、50重量%を超えると担体成分が少なくな
るため浄化性能が低下する。貴金属としては、白金(P
t)、パラジウム(Pd)、ロジウム(Rh)、イリジウム
(Ir)、銀(Ag)インジウム(In)など公知のものを用
いることができ、その担持量は 0.4〜 2.4重量%とする
ことができる。担持量が 0.4重量%未満では浄化性能が
低すぎ、 2.4重量%を超えて担持しても浄化性能が飽和
するとともにコストが高騰するため好ましくない。
【0017】上記排ガス浄化用触媒を製造するには、担
体を構成する金属すなわちAl,Ti,Si及びZrから選ばれ
る金属の酸化物粉末が水中に分散した分散液に、酸化物
が酸素吸蔵放出能を有する金属、すなわちCe,Ce+Zr,
Fe,Fe+Tiなどから選ばれる金属の水溶性塩の水溶液を
混合し、それをアルカリ性とすることでOSMを構成す
る金属を水酸化物として酸化物粉末上に沈殿させ、それ
を濾過・水洗後焼成することで酸化物複合担体を製造す
ることができる。そしてこの酸化物複合担体に、含浸担
持法、吸着担持法などにより貴金属を担持して本発明の
排ガス浄化用触媒を製造することができる。
【0018】しかしこの製造方法では、形成される酸化
物複合担体の粒径は担体源として供給される金属の酸化
物粉末の粒径で規制されるため、OSMを構成する金属
の高分散化には限度がある。そこで請求項2に記載の本
発明の製造方法では、少なくともAl,Ti,Si及びZrから
選ばれる金属のアルコキシドと、酸化物が酸素吸蔵放出
能を有する金属の塩あるいはアルコキシドをアルコール
に溶解した溶液を調製し、それに水とアンモニアを添加
して沈殿物を形成する構成としている。
【0019】このように担体を構成する金属成分をアル
コキシドとして供給し、それを加水分解することでその
金属成分を水酸化物として析出させ、OSMを構成する
金属を塩として供給して系をアルカリ性とすることによ
り水酸化物として析出させ、あるいはOSMを構成する
金属をアルコキシドとして供給しそれを加水分解するこ
とで水酸化物として析出させることで、OSMを構成す
る金属が一層高分散化し粒成長が一層抑制される。
【0020】なお、市販のSiO2では製造段階におけるア
ルカリ処理によりアルカリ金属が含まれているので、そ
れを担体として用いると融点が低下して高温時にSiO2
体がシンタリングするため貴金属にも粒成長が生じる。
しかし上記製造方法によりアルコキシドからSiO2を形成
すれば、アルカリ金属を全く含まないためこのような不
具合が回避され、貴金属の粒成長が一層抑制される。
【0021】Al,Ti,Si及びZrから選ばれる金属のアル
コキシドと、酸化物が酸素吸蔵放出能を有する金属の塩
あるいはアルコキシドとしては、アルコールに可溶のも
のが用いられる。酸化物が酸素吸蔵放出能を有する金属
としては、Ce,Ce−Zr合金,Fe,Fe−Ti合金などがあ
る。したがって酸化物が酸素吸蔵放出能を有する金属の
塩あるいはアルコキシドとしては、Ce,Zr,Fe及びTiな
どから選ばれる金属の硝酸塩、あるいはアルコキシドを
用いることができる。例えばOSMとしてFe−Ti複合酸
化物を採用する場合には、FeとTiの塩又はアルコキシド
を混合して用いればよい。
【0022】OSMを金属の塩から形成する場合、Al,
Ti,Si及びZrから選ばれる金属のアルコキシドを加水分
解して水酸化物として析出させる工程と、OSMを構成
する金属の塩を水酸化物として析出させる工程は、例え
ばAl,Ti,Si及びZrから選ばれる金属のアルコキシドの
加水分解の後に、系をアルカリ性とすることでOSMを
構成する金属の塩から水酸化物を析出させることができ
る。
【0023】しかしながら、アルコキシドに水のみを加
えて加水分解させた場合には、加水分解が徐々に生じる
ため水酸化物がバルク状となってしまう。そこで、純水
の代わりにアルカリ水を加えることが望ましい。このよ
うにすれば、アルコキシドの加水分解が急激に進行する
ため微細な水酸化物が生成するとともに、アルコキシド
の加水分解と塩の水酸化が同時に進行するのでOSMを
構成する金属を一層高分散化することができる。
【0024】またOSMを金属のアルコキシドから担持
する場合、それぞれのアルコキシドを予め混合し、その
後水を加えて加水分解することで水酸化物として析出さ
せることができる。しかし上記したように水酸化物がバ
ルク状となるため、純水の代わりにアルカリ水を加える
ことが望ましい。このようにすれば、アルコキシドの加
水分解が急激に進行するため微細な水酸化物が生成する
ので、OSMを構成する金属を一層高分散化することが
できる。
【0025】アルカリ水としては、各種アルカリ物質の
水溶液が用いられ、pHが8〜9のものが好ましい。し
かしアルカリ金属などを用いると、焼成後も酸化物複合
担体中にアルカリ金属などが残留して、触媒の浄化性能
に悪影響を及ぼす場合がある。したがって、アンモニア
など焼成時に焼失するアルカリ物質を用いるのが望まし
い。なお、水を加えた後にアンモニアを加えるよりも、
アンモニア水として同時に加えるのが好ましい。アンモ
ニア水として加えることにより、加水分解反応が急激に
起こってより細かな粒子が析出し、より高分散の酸化物
複合担体が得られる。
【0026】
【実施例】以下、実施例及び比較例により本発明を具体
的に説明する。 (実施例1)Al2(OC3H7)3と、Ce(NO3)3・6H2O及びZrO(N
O3)2 ・2H2Oをそれぞれ所定量2-プロパノールに混合
し、80℃に保持してよく攪拌して溶解させた。次にこの
溶液を80℃に保持した状態で攪拌しながら所定量の水を
滴下し、80℃でさらに60分間攪拌した。このときアルコ
キシドの加水分解が生じ、溶液中にSiとZrのゲルが分散
した状態となっている。その後、この分散液を80℃に保
持して攪拌しながら、28%アンモニア水を所定量滴下し
た。これによりゲル中に均一に分散された状態でCeの水
酸化物が析出する。
【0027】これを濾過・洗浄し、 120℃で24時間乾燥
後、 500℃で3時間焼成した。これによりモル比でAl:
Ce:Zr=8:1:1の組成の金属を含む酸化物複合担体
を調製した。なお、この酸化物複合担体の製法を以下
「製法A」という。この酸化物複合担体 100重量部に対
し、濃度2重量%のヘキサアンミン白金水酸塩水溶液 1
00重量部と純水 200重量部を混合し、1時間攪拌した。
その後 100℃で加熱して水分を蒸発させ、 120℃で2時
間乾燥後 300℃で2時間焼成した。これにより酸化物複
合担体にPtが 2.0重量%担持されたPt/複合担体粉末を
調製した。
【0028】次に、このPt/複合担体粉末を50重量部
と、モルデナイト30(「HSZ6600HOA」東ソ(株)製)を
50重量部と、純水を 200重量部と、固形分35%のシリカ
ゾル50重量部とを混合し、攪拌してスラリーを調製し
た。そしてコージェライト製のハニカム担体基材( 1.5
L)を用意し、このスラリー中に浸漬して引き上げた後
余分なスラリーを吹き払い、 100℃で2時間乾燥後、 5
00℃で2時間焼成してコート層を形成し本実施例の触媒
を得た。コート層のコート量は担体基材1L当たり150
gであり、Ptは担体基材1L当たり 1.0g担持されてい
る。
【0029】(実施例2)Al2(OC3H7)3の代わりにTi(OC
4H9)4を用いたこと以外は実施例1と同様にして、モル
比でTi:Ce:Zr=8:1:1の組成の金属を含む酸化物
複合担体を調製した。そしてこの酸化物複合担体を用
い、実施例1と同様にしてPtを担持するとともにモルデ
ナイトを混合して、同様に本実施例の触媒を調製した。
【0030】(実施例3)Al2(OC3H7)3の代わりにSi(OC
2H5)4を用いたこと以外は実施例1と同様にして、モル
比でSi:Ce:Zr=8:1:1の組成の金属を含む酸化物
複合担体を調製した。そしてこの酸化物複合担体を用
い、実施例1と同様にしてPtを担持するとともにモルデ
ナイトを混合して、同様に本実施例の触媒を調製した。
【0031】(実施例4)Al2(OC3H7)3の代わりに、Si
(OC2H5)4と Al2(OC3H7)3の両方を用いたこと以外は実施
例1と同様にして、モル比でSi:Al:Ce:Zr=4:4:
1:1の組成の金属を含む酸化物複合担体を調製した。
そしてこの酸化物複合担体を用い、実施例1と同様にし
てPtを担持するとともにモルデナイトを混合して、同様
に本実施例の触媒を調製した。
【0032】(実施例5)Al2(OC3H7)3の代わりにSi(OC
2H5)4を用い、Ce(NO3)3・6H2O及びZrO(NO3)2 ・2H2Oの
代わりに Fe(NO3)3・9H2O及びTiOSO4を用いたこと以外
は実施例1と同様にして、モル比でSi:Fe:Ti=8:
1:1組成の金属を含む酸化物複合担体を調製した。そ
してこの酸化物複合担体を用い、実施例1と同様にして
Ptを担持するとともにモルデナイトを混合して、同様に
本実施例の触媒を調製した。
【0033】(比較例1)γ-Al2O3粉末とセリア−ジル
コニア固溶体粉末(Ce:Zr=1:1)とを、モル比でA
l:Ce:Zr=8:1:1となるように混合し、酸化物混
合担体を調製した。酸化物複合担体の代わりにこの酸化
物混合担体を用い、実施例1と同様にしてPtを担持する
とともにモルデナイトを混合して、同様に本比較例の触
媒を調製した。
【0034】(比較例2)SiO2粉末とセリア−ジルコニ
ア固溶体粉末(Ce:Zr=1:1)とを、モル比でSi:C
e:Zr=8:1:1となるように混合し、酸化物混合担
体を調製した。酸化物複合担体の代わりにこの酸化物混
合担体を用い、Ptを担持するとともにモルデナイトを混
合して、同様に本比較例の触媒を調製した。
【0035】(試験例1)上記7種類の触媒をそれぞれ
評価試験装置に装着し、表1に示すモデルガスを入りガ
ス温度 200〜 400℃、空間速度20万-1で流したときの最
大NO浄化率を測定した。これを初期NOx 浄化率として図
2に示す。次に、上記7種類の触媒をそれぞれ評価試験
装置に装着し、表1に示すモデルガスを入りガス温度 8
50℃で3時間流す耐久試験を行った。そして耐久試験後
のそれぞれの触媒について、初期浄化率の測定と同様に
してNO浄化率を測定し、結果を耐久後NOx 浄化率として
図2に示す。また耐久試験後のそれぞれの触媒につい
て、電子顕微鏡にてPtの粒子径を測定し、結果を図2に
併せて示す。
【0036】
【表1】 図2から明らかなように、実施例2〜5の触媒は比較例
1,2の触媒に比べて耐久試験後にもきわめて高いNOx
浄化率を示し耐久性に優れている。また実施例1〜5の
触媒は、比較例1,2に比べて耐久試験時におけるPtの
粒成長が抑制されていることもわかり、これはAl,Ti及
びSiから選ばれる金属の酸化物とOSMとが原子に近い
レベルで複合化された効果であると考えられる。
【0037】また実施例5の触媒は特に耐久性に優れて
いるので、多孔質酸化物としてはSiO2を選び、OSMと
してはFe2O3-TiO2を選ぶのが特に好ましいことがわか
る。なお実施例1の触媒では、NOx 浄化率が比較例1と
同程度であるが、これはアルミナとセリア−ジルコニア
固溶体とが固溶して酸素吸蔵放出能が低下したこと、ま
たアルミナとセリアージルコニア固溶体はサルフェート
を吸着しやすく、サルフェートがゼオライトの脱Al反応
を促進させたためと考えられる。したがってアルミナを
用いる場合には、実施例4のようにシリカを共存させる
ことが望ましい。
【0038】(実施例6)Al2(OC3H7)3の代わりにSi(OC
2H5)4を用いたこと以外は実施例1と同様にして、モル
比でSi:Ce:Zr=4:1:1の組成の金属を含む酸化物
複合担体を調製した。そしてこの酸化物複合担体を用
い、実施例1と同様にPtを担持するとともにモルデナイ
トを混合して、同様に本実施例の触媒を調製した。
【0039】(実施例7)Ce(NO3)3・6H2O及びZrO(NO3)
2 ・2H2Oを所定量の水に溶解した水溶液に、所定量のSi
O2粉末を混合しよく攪拌した。次にこの溶液を攪拌しな
がら、28%アンモニア水を所定量滴下した。これにより
SiO2粉末上にCe及びZrの水酸化物が析出する。
【0040】これを濾過・洗浄し 120℃で24時間乾燥
後、 500℃で3時間焼成した。これによりモル比でSi:
Ce:Zr=8:1:1の組成の金属を含む酸化物複合担体
を調製した。なお、この酸化物複合担体の製造方法を、
以下「製法B」という。この酸化物複合担体を用い、実
施例1と同様にPtを担持するとともにモルデナイトを混
合して、実施例1と同様に本実施例の触媒を調製した。
【0041】(実施例8)モル比でSi:Ce:Zr=4:
1:1の組成としたこと以外は実施例7と同様にして、
酸化物複合担体を調製した。そしてこの酸化物複合担体
を用い、実施例1と同様にPtを担持するとともにモルデ
ナイトを混合して、同様に本実施例の触媒を調製した。
【0042】(実施例9)実施例7と同様にして、モル
比でSi:Ce:Zr=8:1:1の組成との金属を含む酸化
物複合担体を調製した。これをさらに 900℃で3時間焼
成し、その後実施例1と同様にしてPtを担持し、モルデ
ナイトを混合して同様に本実施例の触媒を調製した。
【0043】(実施例10)モル比でSi:Ce:Zr=4:
1:1の組成としたこと以外は実施例7と同様にして、
酸化物複合担体を調製した。これをさらに 900℃で3時
間焼成し、その後実施例1と同様にしてPtを担持し、モ
ルデナイトを混合して本実施例の触媒を調製した。
【0044】(比較例3)SiO2粉末とセリア−ジルコニ
ア固溶体粉末(Ce:Zr=1:1)とを、モル比でSi:C
e:Zr=4:1:1となるように混合し、酸化物混合担
体を調製した。そして酸化物複合担体の代わりにこの酸
化物混合担体を用い、実施例1と同様にPtを担持すると
ともにモルデナイトを混合して、同様本比較例の触媒を
調製した。
【0045】(比較例4)TiO2粉末とセリア−ジルコニ
ア固溶体粉末(Ce:Zr=1:1)とを、モル比でTi:C
e:Zr=8:1:1となるように混合し、酸化物混合担
体を調製した。そして酸化物複合担体の代わりにこの酸
化物混合担体を用い、実施例1と同様にPtを担持すると
ともにモルデナイトを混合して、同様に本比較例の触媒
を調製した。
【0046】(比較例5)SiO2粉末とセリア−ジルコニ
ア固溶体粉末(Ce:Zr=3:7)とを、モル比でSi:C
e:Zr=10:3:7となるように混合し、酸化物混合担
体を調製した。そして酸化物複合担体の代わりにこの酸
化物混合担体を用い、実施例1と同様にPtを担持すると
ともにモルデナイトを混合して、同様に本比較例の触媒
を調製した。
【0047】(試験例2)表2に上記触媒の構成をまと
めて示す。そして実施例3、実施例6〜8及び比較例
2,3の触媒に用いた酸化物複合担体又は酸化物混合担
体を大気中 900℃で3時間熱処理し、熱処理前後の担体
の比表面積を測定した。結果を図3に示す。また、実施
例6〜10及び比較例3〜5の触媒について、試験例1と
同様の耐久試験を行った。それぞれの耐久試験後の触媒
について電子顕微鏡にてPtの粒子径を測定し、結果を実
施例3及び比較例2の触媒の結果とともに図4に示す。
【0048】
【表2】 図3より各実施例の担体は、比較例の担体に比べて初期
及び熱処理後にも大きな比表面積を示していることがわ
かり、これはOSMを複合化した効果であることが明ら
かである。また製法Bより製法Aの方が比表面積が大き
いこともわかる。
【0049】図4における実施例3及び実施例7と比較
例2との比較、実施例6及び実施例8と比較例3との比
較より、本発明の触媒は耐久試験時のPtの粒成長が抑制
されていることがわかる。また実施例9,10は実施例
7,8よりPtの粒成長が一層抑制され、酸化物複合担体
の焼成温度を 900℃とすることによりPtの粒成長が一層
抑制されている。これは、Si,Ce及びZrの一部が互いに
固溶し、OSMが安定化したためと考えられる。
【0050】さらに実施例3と実施例7の比較、実施例
6と実施例8の比較より、複合酸化物担体を調製する際
に、担体源としての金属アルコキシドとOSM源として
の金属塩を同一系内で加水分解し、次いでアンモニアを
添加して水酸化物を形成する製法Aの方が、固体である
金属酸化物上にOSM源である金属塩の水酸化物を析出
させる製法Bより好ましいことがわかる。
【0051】そこで実施例3と実施例7及び比較例2の
触媒について、試験例1と同様にして初期及び耐久試験
後のNOx 浄化率を測定した。結果を表3に示す。
【0052】
【表3】 表3より、NOx 浄化能からみても、製法Aの方が製法B
より好ましいことがわかる。
【0053】(実施例11)Ce(NO3)3・6H2O及びZrO(NO3)
2 ・2H2Oの代わりにFe(NO3)3・9H2Oを用いたこと以外は
実施例7と同様にして、モル比でSi:Fe=80:20組成の
金属を含む酸化物複合担体を調製した。そしてこの酸化
物複合担体を用い、実施例1と同様にしてPtを担持する
とともにモルデナイトを混合して、同様に本実施例の触
媒を調製した。
【0054】(実施例12)Ce(NO3)3・6H2O及びZrO(NO3)
2 ・2H2Oの代わりにFe(NO3)3・9H2O及びTiOSO4を用いた
こと以外は実施例7と同様にして、モル比でSi:Fe:Ti
=80:19:1組成の金属を含む酸化物複合担体を調製し
た。そしてこの酸化物複合担体を用い、実施例1と同様
にしてPtを担持するとともにモルデナイトを混合して、
同様に本実施例の触媒を調製した。
【0055】(実施例13)Ce(NO3)3・6H2O及びZrO(NO3)
2 ・2H2Oの代わりにFe(NO3)3・9H2O及びTiOSO4を用いた
こと以外は実施例7と同様にして、モル比でSi:Fe:Ti
=80:18:2組成の金属を含む酸化物複合担体を調製し
た。そしてこの酸化物複合担体を用い、実施例1と同様
にしてPtを担持するとともにモルデナイトを混合して、
同様に本実施例の触媒を調製した。
【0056】(実施例14)Ce(NO3)3・6H2O及びZrO(NO3)
2 ・2H2Oの代わりにFe(NO3)3・9H2O及びTiOSO4を用いた
こと以外は実施例7と同様にして、モル比でSi:Fe:Ti
=80:16:4組成の金属を含む酸化物複合担体を調製し
た。そしてこの酸化物複合担体を用い、実施例1と同様
にしてPtを担持するとともにモルデナイトを混合して、
同様に本実施例の触媒を調製した。
【0057】(実施例15)Ce(NO3)3・6H2O及びZrO(NO3)
2 ・2H2Oの代わりにFe(NO3)3・9H2O及びTiOSO4を用いた
こと以外は実施例7と同様にして、モル比でSi:Fe:Ti
=80:14:6組成の金属を含む酸化物複合担体を調製し
た。そしてこの酸化物複合担体を用い、実施例1と同様
にしてPtを担持するとともにモルデナイトを混して、同
様に本実施例の触媒を調製した。
【0058】(実施例16)Ce(NO3)3・6H2O及びZrO(NO3)
2 ・2H2Oの代わりにFe(NO3)3・9H2O及びTiOSO4を用いた
こと以外は実施例7と同様にして、モル比でSi:Fe:Ti
=80:10:10組成の金属を含む酸化物複合担体を調製し
た。そしてこの酸化物複合担体を用い、実施例1と同様
にしてPtを担持するとともにモルデナイトを混合して、
同様に本実施例の触媒を調製した。
【0059】(試験例3)実施例11〜16の触媒につい
て、試験例1と同様にして初期及び耐久試験後のNO x
化率を測定した。それぞれの結果を図5に示す。図5よ
り、Si−Fe−Ti系の酸化物複合担体では、FeとTiの比率
はFe:Ti=9:1近傍が特にNOx 浄化性能に優れている
ことが明らかである。
【0060】次にFeとTiの比率をFe:Ti=9:1に固定
した条件において、SiとFe+Tiとの最適比率を調査し
た。 (実施例17)Ce(NO3)3・6H2O及びZrO(NO3)2 ・2H2Oの代
わりにFe(NO3)3・9H2O及びTiOSO4を用いたこと以外は実
施例7と同様にして、モル比でSi:Fe:Ti=50:45:5
組成の金属を含む酸化物複合担体を調製した。そしてこ
の酸化物複合担体を用い、実施例1と同様にしてPtを担
持するとともにモルデナイトを混合して、同様に本実施
例の触媒を調製した。
【0061】(実施例18)Ce(NO3)3・6H2O及びZrO(NO3)
2 ・2H2Oの代わりにFe(NO3)3・9H2O及びTiOSO4を用いた
こと以外は実施例7と同様にして、モル比でSi:Fe:Ti
=40:18:2組成の金属を含む酸化物複合担体を調製し
た。そしてこの酸化物複合担体を用い、実施例1と同様
にしてPtを担持するとともにモルデナイトを混合して、
同様に本実施例の触媒を調製した。
【0062】(実施例19)Ce(NO3)3・6H2O及びZrO(NO3)
2 ・2H2Oの代わりにFe(NO3)3・9H2O及びTiOSO4を用いた
こと以外は実施例7と同様にして、モル比でSi:Fe:Ti
=60:18:2組成の金属を含む酸化物複合担体を調製し
た。そしてこの酸化物複合担体を用い、実施例1と同様
にしてPtを担持するとともにモルデナイトを混合して、
同様に本実施例の触媒を調製した。
【0063】(実施例20)Ce(NO3)3・6H2O及びZrO(NO3)
2 ・2H2Oの代わりにFe(NO3)3・9H2O及びTiOSO4を用いた
こと以外は実施例7と同様にして、モル比でSi:Fe:Ti
= 100:18:2組成の金属を含む酸化物複合担体を調製
した。そしてこの酸化物複合担体を用い、実施例1と同
様にしてPtを担持するとともにモルデナイトを混合し
て、同様に本実施例の触媒を調製した。
【0064】(実施例21)Ce(NO3)3・6H2O及びZrO(NO3)
2 ・2H2Oの代わりにFe(NO3)3・9H2O及びTiOSO4を用いた
こと以外は実施例7と同様にして、モル比でSi:Fe:Ti
= 120:18:2組成の金属を含む酸化物複合担体を調製
した。そしてこの酸化物複合担体を用い、実施例1と同
様にしてPtを担持するとともにモルデナイトを混合し
て、同様に本実施例の触媒を調製した。
【0065】(試験例4)実施例17〜21の触媒につい
て、試験例1と同様にして初期及び耐久試験後の最大NO
x 浄化率を測定した。それぞれの結果を実施例13の結果
と併せて図6に示す。図6より、Si−Fe−Ti系の酸化物
複合担体では、FeとTiの比率をFe:Ti=9:1とした場
合に、実施例13の組成であるSi:Fe:Ti=80:18:2近
傍の組成が特にNOx 浄化性能に優れていることが明らか
である。
【0066】
【発明の効果】すなわち本発明の排ガス浄化用触媒によ
れば、OSMをもつ触媒において、耐久試験後にも担体
の比表面積の低下度合いが小さく、かつOSM及び貴金
属の粒成長が抑制されているため、耐久試験後にも高い
浄化性能が維持される。そして本発明の製造方法によれ
ば、上記した優れた特性をもつ排ガス浄化用触媒を、容
易にかつ安定して確実に製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の触媒と従来の触媒における粒成長の作
用を示す説明図である。
【図2】実施例及び比較例の触媒のNOx 浄化率と耐久試
験後のPt粒子径を示すグラフである。
【図3】実施例及び比較例の触媒に用いた酸化物複合担
体及び酸化物混合担体の比表面積を示すグラフである。
【図4】実施例及び比較例の触媒の耐久試験後のPt粒子
径を示すグラフである。
【図5】実施例の触媒のNOx 浄化率を示すグラフであ
る。
【図6】実施例の触媒のNOx 浄化率を示すグラフであ
る。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多孔質酸化物よりなる担体と、酸素吸蔵
    放出材と、貴金属とよりなる排ガス浄化用触媒におい
    て、 該担体と該酸素吸蔵放出材とは原子に近いレベルで複合
    化された酸化物複合担体を構成し、該貴金属は該酸化物
    複合担体に担持されていることを特徴とする排ガス浄化
    用触媒。
  2. 【請求項2】 Al,Ti,Si及びZrから選ばれる金属のア
    ルコキシドと、酸化物が酸素吸蔵放出能を有する金属の
    塩あるいはアルコキシドをアルコールに溶解した溶液を
    調製し、該溶液に水を加えることでアルコキシドを加水
    分解し、同時に又はその後に該溶液をアルカリ性とする
    ことで沈殿物を形成し、該沈殿物を焼成して酸化物複合
    担体とした後、該酸化物複合担体に貴金属を担持するこ
    とを特徴とする排ガス浄化用触媒の製造方法。
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