JPH11347433A - ローラミル - Google Patents

ローラミル

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JPH11347433A
JPH11347433A JP16224898A JP16224898A JPH11347433A JP H11347433 A JPH11347433 A JP H11347433A JP 16224898 A JP16224898 A JP 16224898A JP 16224898 A JP16224898 A JP 16224898A JP H11347433 A JPH11347433 A JP H11347433A
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JP
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dynamic vibration
vibration absorber
roller
roller mill
dynamic
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Application number
JP16224898A
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English (en)
Inventor
Takehiko Eguchi
健彦 江口
Kazunori Sato
一教 佐藤
Yukinori Ono
幸紀 大野
Hideo Mitsui
秀雄 三井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Power Ltd
Original Assignee
Babcock Hitachi KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ローラミルに発生する自励振動の防止を目的
として、通常発生する周波数の振動に同調させた動吸振
器を設けた場合、ある運転条件下で時折発生する別の周
波数の自励振動に対して十分な防振効果が得られなくな
る。 【解決手段】 水平面内で回転する回転テーブルと、こ
の回転テーブル上を転動する複数のローラを備えたロー
ラミルにおいて、通常発生する自励振動の周波数ともう
一つ別の周波数およびその中間の周波数に対応する動吸
振器42をそれぞれA,B,Cとしたとき、AおよびB
の2種類の動吸振器42、あるいはA,B,Cの3種類
の動吸振器42を、適宜に組み合わせて各ローラ41に
配置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、石炭やセメントク
リンカ、その他の粒状、ブロック状の原料を回転テーブ
ル上に供給し、この回転テーブル上を転動するローラに
よって原料を粉砕して微粉を生成するローラミルに係
り、特に、ローラミルの運転中の振動を抑制して安定し
た運転を実現することのできる動吸振器付きローラミル
に関する。
【0002】
【従来の技術】石炭、セメント原料あるいは新素材原料
等の塊粒物を細かく粉砕する粉砕機の一タイプとして、
回転する回転テーブルと複数の粉砕ローラを備えた竪形
ローラミルが用いられ、最近では代表機種の一つとなっ
ている。
【0003】この種の竪形ローラミルの1タイプとして
特開平03−193142号公報に記載されたローラミ
ルが挙げられ、このローラミルは、円筒型をしたハウジ
ングと、このハウジング内の下部にあって減速機を有す
るモータで駆動され水平面上で低速回転する円盤状の回
転テーブルと、回転テーブルの上面外周部を円周方向に
等分する位置へ油圧ロッドにより加圧されて回転する複
数個の粉砕ローラとを備えている。各粉砕ローラは、ブ
ラケットにより回転テーブルの回転に従い回転すること
ができるように支持され、また、ブラケットの上側に配
設された加圧フレームによりピボットを介して支持され
ている。
【0004】シュート(供給管)から回転テーブル中心
部へ供給された被粉砕物は、回転テーブルの回転による
遠心力によって回転テーブル上を渦巻き状の軌跡を描い
て外周部へ移動し、回転テーブルの上面外周部に設けら
れた粉砕溝と粉砕ローラとの間にかみ込まれて粉砕され
る。ハウジングの基底部にはダクト内を送られてきた熱
風が導かれており、この熱風が回転テーブルの外周とハ
ウジング内壁との間のエアスローからミル上方へ向けて
吹き上げられる。エアスローはハウジングに沿って斜め
上向きに開口しており、エアスローから吹き出された熱
風はハウジング内を旋回しつつ上昇する。
【0005】粉砕によって生成した粉粒体は、エアスロ
ートから吹き上がる熱風によってハウジング内を旋回・
上昇しながら乾燥される。ハウジング上部へ輸送された
粉粒体は、粗い物から重力により落下し(一次分級)、
そこを通過したやや細かな粉粒体はハウジング内上部に
設けられた回転分級器で再度分級され、所定の粒径以下
の微粉は熱風によって搬送され、例えばボイラでは微粉
炭バーナあるいは微粉貯蔵ビンへと送られる。分級器を
貫通しなかった所定粒径より大きな粗粒は回転テーブル
上へ落下し、この粗粒はミル内へ供給されたばかりの原
料とともに再度粉砕される。このようにしてミル内では
粉砕ローラによって粉砕が繰り返され、製品微粉が作り
出されていく。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
ローラミルは、被粉砕物の性状にも依存するが、生成す
る微粉の粒度を限界を超えて高くすると、自励振動が発
生するという問題を抱えている。この自励振動は非常に
大きな振動であり、ローラミルの安定した運転を妨げる
ものである。
【0007】従来より、ローラミルの自励振動を低減す
る一手段として、動吸振器をローラあるいはローラの支
持部に設けるという方法が知られている。しかし、ロー
ラミルに発生する自励振動では、通常、その振動の周波
数はある決まった周波数となるが、粉砕動力が大きくな
る運転条件の下で、時折、もう一つの別の周波数となる
ことがある。このため、通常発生する周波数の振動に同
調させた動吸振器を設けて振動防止を図った場合、ある
運転条件下で時折発生する別の周波数の自励振動に対
し、十分な防振効果が得られないという問題があった。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、主として発生
する振動の周波数と時折発生する別の周波数のそれぞれ
に同調させた2種類以上の動吸振器を設けることとす
る。このように共振周波数が異なる2種類以上の動吸振
器を設けると、ローラミルの広範囲な運転条件下で発生
する周波数の異なる自励振動に対しても、動吸振器の効
果を十分に発揮させることが可能となり、ローラミルを
より広範囲な運転条件で、かつ、安定に運転することが
可能となる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明は、水平面内で回転する回
転テーブルと、この回転テーブル上を転動する複数のロ
ーラとを有し、前記ローラあるいはローラの支持部に振
動防止用の動吸振器を備えたローラミルにおいて、前記
動吸振器としてそれぞれ共振周波数が異なる少なくとも
2種類以上の動吸振器を備えたことを最も主要な特徴と
している。
【0010】また、前記回転テーブルの粉砕部中央の円
の直径をR(m)、前記動吸振器の共振周波数をf(H
z)としたとき、45/R<f1<f2<75/Rの範囲
を満たすf1,f2をそれぞれ共振周波数に持つ2種類の
動吸振器を備えたことを特徴とする。
【0011】また、前記回転テーブルの粉砕部中央の円
の直径をR(m)、前記動吸振器の共振周波数をf(H
z)としたとき、45/R<f1<f2<f3<75/R
の範囲を満たすf1,f2,f3をそれぞれ共振周波数に持
つ3種類の動吸振器を備えたことを特徴とする。
【0012】また、前記動吸振器は、振動の振幅が増大
するほど共振周波数が低下する特性を持つことを特徴と
する。
【0013】また、前記回転テーブルの粉砕部中央の円
の直径をR(m)、振動の振幅が実際に発生する振動の
最大値であるときの動吸振器の共振周波数をf(Hz)
としたとき、45/R<f1<f2<75/Rの範囲を満
たすf1,f2をそれぞれの振動の振幅が最大時の共振周
波数に持つ2種類の動吸振器を備えたことを特徴とす
る。
【0014】また、前記回転テーブルの粉砕部中央の円
の直径をR(m)、振動の振幅が実際に発生する振動の
最大値であるときの動吸振器の共振周波数をf(Hz)
としたとき、45/R<f1<f2<f3<75/Rの範
囲を満たすf1,f2,f3をそれぞれ振動の振幅が最大時
の共振周波数の持つ3種類の動吸振器を備えたことを特
徴とする。
【0015】また、f1,f2を共振周波数に持つ動吸振
器をそれぞれ第1の動吸振器,第2の動吸振器としたと
き、前記各ローラ毎に第1および第2の動吸振器を備え
たことを特徴とする。
【0016】また、f1,f2,f3を共振周波数に持つ
動吸振器をそれぞれ第1の動吸振器,第2の動吸振器,
第3の動吸振器としたとき、各ローラ毎に第1ないし第
3の動吸振器を備えたことを特徴とする。
【0017】また、f1,f2を共振周波数に持つ動吸振
器をそれぞれ第1の動吸振器,第2の動吸振器としたと
き、第1の動吸振器を備えたローラと、第2の動吸振器
を備えたローラとを有することを特徴とする。
【0018】また、f1,f2,f3を共振周波数に持つ
動吸振器をそれぞれ第1の動吸振器,第2の動吸振器,
第3の動吸振器としたとき、第1の動吸振器のみを備え
たローラと、第2の動吸振器のみを備えたローラと、第
3の動吸振器のみを備えたローラとを有することを特徴
とする。
【0019】また、f1,f2,f3を共振周波数に持つ
動吸振器をそれぞれ第1の動吸振器,第2の動吸振器,
第3の動吸振器としたとき、第1ないし第3の動吸振器
を備えたローラと、第1ないし第3の動吸振器のうち異
なる2種類の動吸振器を備えたローラとを有することを
特徴とする。
【0020】また、前記動吸振器が、重錘と、重錘に結
合されたばねと、重錘に結合されることなく接するばね
とを有し、振動の振幅が小さい時は、全てのばねが重錘
と離れることなく振動し、振動の振幅が大きい時は、一
部のばねが振動の一周期のうちの一定期間だけ重錘から
離れて振動することを特徴とする。この場合、前記ばね
としてコイルばねまたは板ばねを用いることができる。
【0021】
【実施例】実施例について図面を参照して説明すると、
図1は実施例に係るローラミルを一部破断して示す正面
図、図2は図1のローラミルに備えられる動吸振器をハ
ウジング側から見た説明図である。
【0022】図1に示すローラミルは、円筒型をしたハ
ウジング1と、このハウジング1内の下部に配設された
円盤状の回転テーブル2と、この回転テーブル2の上面
外周部に設けられた粉砕溝3を3等分する位置に配置さ
れた3個の粉砕ローラ4と、各粉砕ローラ4を回動自在
に支持するブラケット5と、このブラケット5の上部に
配設された三角形の加圧フレーム6と、この加圧フレー
ム6に連結された3本の加重ロッド7と、ハウジング1
の上部に配設された原料を供給するシュート8および回
転分級器9等を備えており、回転テーブル2は減速機を
有するモータ(図示せず)によって駆動されて水平面上
で低速回転するようになっている。各粉砕ローラ4は、
ブラケット5に固定されたシャフト10を回転軸として
支持され、回転テーブル2の回転に従って粉砕溝3上を
回転する。ブラケット5は、加圧フレーム6にピボット
11を介して連結され、ピボット11を回転軸とする回
転の自由度が付与されている。加重ロッド7は、油圧に
より生じる粉砕荷重12を加圧フレーム6に伝え、粉砕
ローラ4を回転テーブル2に押しつける。
【0023】ローラミルに自励振動が発生すると、粉砕
ローラ4とブラケット5および加圧フレーム6が同位相
で上下方向に跳躍振動する。かかる自励振動中、粉砕ロ
ーラ4とブラケット5は回転テーブル2と粉砕ローラ4
の接点とピボット11を結んだ方向、つまり、鉛直方向
からやや内側に傾いた斜め方向に振動し、加圧フレーム
6は鉛直方向に振動する。ブラケット5には、このよう
な自励振動を防止する目的でばね要素13と重錘14が
設けられており、これらばね要素13と重錘14で動吸
振器が構成されている。ばね要素13はその面に垂直な
方向にのみ変形し、垂錘14を鉛直方向の振動が可能な
ように支持している。図2に示すように、ばね要素13
はブラケット5の背面および上面に設けられており、こ
れらばね要素13によって重錘14が支持されている。
【0024】図3は別の型式のローラミルに動吸振器を
取り付けた状態を示す要部断面図である。この型式のロ
ーラミルにおいては、ローラ21がアーム22に取り付
けられており、このアーム22はシャフト23を回転軸
としてハウジング24に回転可能に取り付けられてい
る。そして、ばね要素25および重錘26によりなる動
吸振器がアーム22に設けられている。なお、この型式
のローラミルでは、第4図に示すように、ばね要素31
および重錘32からなる動吸振器をハウジング33の外
に設ける構成も可能である。
【0025】図5に示すように、ローラミルに発生する
自励振動の周波数f(Hz)は、回転テーブルの粉砕部
の中央の円の直径をR(m)とすると、 f∝R-1 の関係にあり、ローラミルの自励振動が発生するとき
は、通常、図5の矢印aで示す範囲の周波数の振動が発
生する。ところが、ある運転条件、例えば、供給される
被粉砕物の量が多く粉砕動力が大きくなる条件下で、時
折、矢印bで示す範囲の周波数の振動が発生することが
ある。そのため、矢印aの範囲にのみ動吸振器を設定す
ると十分な防振効果が得られず、矢印aおよびbの範囲
の周波数に設定した2種類の動吸振器を設ける必要があ
る。
【0026】なお、ローラミルの自励振動は非線形現象
であり、振動の周波数も振幅に依存して変化する。動吸
振器の減衰比が十分大きな場合(約0.15以上)は、
多少の周波数の変化に対しても十分な防振効果を発揮す
ることができるが、減衰比が小さい場合(約0.1以
下)は、2種類の動吸振器で設定した周波数の中間の周
波数で自励振動が発生することがある。このような現象
に対しては、矢印aおよびbの範囲の周波数に設定した
2種類の動吸振器と、矢印aおよびbの範囲の中間の周
波数に設定したもう一つの動吸振器、すなわち3種類の
動吸振器を設けることが好ましい。実験では、このよう
に3種類の周波数に設定することで、減衰比が約0.0
6程度と比較的小さい場合においても十分な防振効果を
発揮することができた。
【0027】通常、上記した各種型式のローラミルでは
3個のローラを用いているが、構造面の制限から、1個
のローラに対する動吸振器の数は2個が望ましく、せい
ぜい3個程度である。ここで、図5の矢印aの範囲の周
波数と矢印bの範囲の周波数およびその中間の周波数に
対応する動吸振器42をそれぞれA,B,Cとすると、
1個のローラ41に対して2個の動吸振器42を設けた
場合は、図6と図7に例示するような動吸振器42の組
み合わせおよび配置が考えられる。すなわち、図6に示
すように、AとBのみの動吸振器42を用いた場合は、
各ローラ41毎にA,B両方の動吸振器42を設ける
か、各ローラ41毎にAのみの動吸振器42とBのみの
動吸振器42およびA,B両方の動吸振器42を設ける
ことができる。一方、図7に示すように、A,B,Cの
動吸振器42を用いた場合は、各ローラ41毎にA,B
の動吸振器42とB,Cの動吸振器42およびA,Cの
動吸振器42を設けるか、各ローラ41毎にAのみの動
吸振器42とBのみの動吸振器42およびCのみの動吸
振器42を設けることができる。
【0028】また、1個のローラ41に対して3個の動
吸振器42を設けた場合は、図8に例示するように、各
ローラ41毎にA,B,C3種類の動吸振器42を設け
るか、各ローラ41毎にAのみの動吸振器42とBのみ
の動吸振器42およびCのみの動吸振器42を設ける
か、あるいは各ローラ41毎にA,B,C3種類の動吸
振器42とA,B,Cのうち異なる2種類の動吸振器4
2を設けることができる。
【0029】ローラミルに発生する自励振動が最も大き
く発達するときは、複数あるローラ41の挙動は同期し
て振動しながら発達するため、図6から図8に示したよ
うに、個々のローラ41にA,B,C3種類全部の動吸
振器42が設けられていなくても、大きな自励振動の発
生を防止することができる。特に、図1で示したローラ
ミルのように、3個のローラが加圧フレームにより共通
に加圧される型式のローラミルにおいては、個々のロー
ラ41に3種類全部の動吸振器42を設けた場合もそう
でない場合も、ほぼ同等の防振効果を得ることができ
る。
【0030】ローラミルの自励振動においては、振動の
振幅が増大するほど周波数が低下する現象が見られ、こ
のように振動の周波数が変化することは、動吸振器の防
振効果の面からは望ましくないことである。これに対応
するためには、動吸振器の共振周波数を振動の振幅に依
存して同様に変化させれば良い。
【0031】振幅が増大するほど共振周波数が低下する
特性を持つ動吸振器を構成するには、そのばね要素とし
て、振幅が増大するにつれてばね定数が低下する特徴を
有するばねを用いることで実現できる。あるいは他の方
法として、図9の模式図に示すように、重錘45を2つ
のばね46,47で支持することで実現できる。この場
合、重錘45は一方のばね46の端面と機械的に固定さ
れているが、他方のばね47とは固定されずに接触して
いるだけであり、重錘45は重力あるいはばね46の張
力等によりばね47の端面に押し付けられている。この
ように構成された動吸振器によれば、振動の振幅が小さ
い場合、重錘45は2つのばね46,47の両方から作
用を受けて振動するが、振幅がある程度以上大きくなる
と、振動の一周期のうちのある期間だけ、重錘45は片
方のばね47から離れて一方のばね46のみから作用を
受けて振動するようになる。このような構成の振動系で
は、その共振周波数fは振幅に依存し、図10に示すよ
うな関係となる。
【0032】ローラミルに対して、このような特徴を持
つ振動系からなる動吸振器を適用するには、ローラミル
の自励振動が最も大きくなった時の振幅に対する動吸振
器の共振周波数を、図5に示した周波数の範囲aあるい
はbの低い方、具体的には、低い方から1/3程度の範
囲の周波数となるように設定すれば良い。
【0033】図9に示すような動吸振器の振動系のばね
要素として、例えば、コイルばねや板ばねを用いること
ができる。図11はコイルばねを用いた動吸振器の振動
系を例示するものであり、重錘51が中心軸を同じくし
その直径が異なる2つのコイルばね52,53によって
支えられている。重錘51と一方のコイルばね52はそ
の端部において機械的に固定されているが、重錘51と
他方のコイルばね53とは固定されず接触しているだけ
である。図12は板ばねを用いた動吸振器の振動系を例
示するものであり、重錘61が2枚の板ばね62,63
によって支えられている。重錘61は一方の板ばね62
に機械的に固定されているが、他方の板ばね63は接点
64で板ばね62に接しているだけである。なお、これ
ら図11と図12には2つのばねを用いた場合を例示し
たが、3つ以上のばねを用いて段階的に接触状態が変わ
るように構成することも可能である。
【0034】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような形態で実
施され、以下に記載されるような効果を奏する。
【0035】主として発生する振動の周波数と時折発生
する別の周波数のそれぞれに同調させた2種類以上の動
吸振器を設けると、ローラミルの広範囲な運転条件下で
発生する周波数の異なる自励振動に対しても、動吸振器
の効果を十分に発揮させることが可能となり、ローラミ
ルをより広範囲な運転条件で、かつ、安定に運転するこ
とが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例に係るローラミルを一部破断して示す正
面図である。
【図2】該ローラミルに備えられる動吸振器をハウジン
グ側から見た説明図である。
【図3】他の実施例に係るローラミルに動吸振器を取り
付けた状態を示す要部断面図である。
【図4】他の実施例に係るローラミルに動吸振器を取り
付けた状態を示す要部断面図である。
【図5】ミルサイズと自励振動の振動数との関係を示す
説明図である。
【図6】動吸振器の配置例を示す説明図である。
【図7】動吸振器の配置例を示す説明図である。
【図8】動吸振器の配置例を示す説明図である。
【図9】動吸振器の概念構成を示す模式図である。
【図10】該動吸振器の共振周波数と振幅との関係を示
す説明図である。
【図11】動吸振器の構成例を示す説明図である。
【図12】動吸振器の構成例を示す説明図である。
【符号の説明】
1,24,33 ハウジング 2 回転テーブル 3 粉砕溝 4 粉砕ローラ 5 ブラケット 6 加圧フレーム 7 加重ロッド 8 シュート 9 回転分級機 10 シャフト 11 ピボット 12 粉砕荷重 13,25,31 ばね要素 14,26,32,45,51,61 重錘 21 ローラ 22 アーム 23 シャフト 41 ローラ 42 動吸振器 46,47 ばね 52,53 コイルばね 62,63 板ばね 64 接点
フロントページの続き (72)発明者 三井 秀雄 広島県呉市宝町6番9号 バブコツク日立 株式会社呉工場内

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水平面内で回転する回転テーブルと、こ
    の回転テーブル上を転動する複数のローラとを有し、前
    記ローラあるいはローラの支持部に振動防止用の動吸振
    器を備えたローラミルにおいて、前記動吸振器としてそ
    れぞれ共振周波数が異なる少なくとも2種類以上の動吸
    振器を備えたことを特徴とするローラミル。
  2. 【請求項2】 請求項1の記載において、前記回転テー
    ブルの粉砕部中央の円の直径をR(m)、前記動吸振器
    の共振周波数をf(Hz)としたとき、 45/R<f1<f2<75/R の範囲を満たすf1,f2をそれぞれ共振周波数に持つ2
    種類の動吸振器を備えたことを特徴とするローラミル。
  3. 【請求項3】 請求項1の記載において、前記回転テー
    ブルの粉砕部中央の円の直径をR(m)、前記動吸振器
    の共振周波数をf(Hz)としたとき、 45/R<f1<f2<f3<75/R の範囲を満たすf1,f2,f3をそれぞれ共振周波数に持
    つ3種類の動吸振器を備えたことを特徴とするローラミ
    ル。
  4. 【請求項4】 請求項1の記載において、前記動吸振器
    は、振動の振幅が増大するほど共振周波数が低下する特
    性を持つことを特徴とするローラミル。
  5. 【請求項5】 請求項4の記載において、前記回転テー
    ブルの粉砕部中央の円の直径をR(m)、振動の振幅が
    実際に発生する振動の最大値であるときの動吸振器の共
    振周波数をf(Hz)としたとき、 45/R<f1<f2<75/R の範囲を満たすf1,f2をそれぞれの振動の振幅が最大
    時の共振周波数に持つ2種類の動吸振器を備えたことを
    特徴とするローラミル。
  6. 【請求項6】 請求項4の記載において、前記回転テー
    ブルの粉砕部中央の円の直径をR(m)、振動の振幅が
    実際に発生する振動の最大値であるときの動吸振器の共
    振周波数をf(Hz)としたとき、 45/R<f1<f2<f3<75/R の範囲を満たすf1,f2,f3をそれぞれ振動の振幅が最
    大時の共振周波数の持つ3種類の動吸振器を備えたこと
    を特徴とするローラミル。
  7. 【請求項7】 請求項2または5の記載において、
    1,f2を共振周波数に持つ動吸振器をそれぞれ第1の
    動吸振器,第2の動吸振器としたとき、前記各ローラ毎
    に第1および第2の動吸振器を備えたことを特徴とする
    ローラミル。
  8. 【請求項8】 請求項3または6の記載において、
    1,f2,f3を共振周波数に持つ動吸振器をそれぞれ
    第1の動吸振器,第2の動吸振器,第3の動吸振器とし
    たとき、各ローラ毎に第1ないし第3の動吸振器を備え
    たことを特徴とするローラミル。
  9. 【請求項9】 請求項2または5の記載において、
    1,f2を共振周波数に持つ動吸振器をそれぞれ第1の
    動吸振器,第2の動吸振器としたとき、第1の動吸振器
    を備えたローラと、第2の動吸振器を備えたローラとを
    有することを特徴とするローラミル。
  10. 【請求項10】 請求項3または6の記載において、f
    1,f2,f3を共振周波数に持つ動吸振器をそれぞれ第
    1の動吸振器,第2の動吸振器,第3の動吸振器とした
    とき、第1の動吸振器のみを備えたローラと、第2の動
    吸振器のみを備えたローラと、第3の動吸振器のみを備
    えたローラとを有することを特徴とするローラミル。
  11. 【請求項11】 請求項3または6の記載において、f
    1,f2,f3を共振周波数に持つ動吸振器をそれぞれ第
    1の動吸振器,第2の動吸振器,第3の動吸振器とした
    とき、第1ないし第3の動吸振器を備えたローラと、第
    1ないし第3の動吸振器のうち異なる2種類の動吸振器
    を備えたローラとを有することを特徴とするローラミ
    ル。
  12. 【請求項12】 請求項1の記載において、前記動吸振
    器が、重錘と、重錘に結合されたばねと、重錘に結合さ
    れることなく接するばねとを有し、振動の振幅が小さい
    時は、全てのばねが重錘と離れることなく振動し、振動
    の振幅が大きい時は、一部のばねが振動の一周期のうち
    の一定期間だけ重錘から離れて振動することを特徴とす
    るローラミル。
  13. 【請求項13】 請求項12の記載において、前記ばね
    がコイルばねであることを特徴とするローラミル。
  14. 【請求項14】 請求項12の記載において、前記ばね
    が板ばねであることを特徴とするローラミル。
JP16224898A 1998-06-10 1998-06-10 ローラミル Pending JPH11347433A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105934269A (zh) * 2014-01-28 2016-09-07 奥图泰(芬兰)公司 用于从气流中除去气态单质汞的方法和装置

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