JPH11347930A - ねじれ溝成形研削加工の補正方法及びねじれ溝成形研削加工装置 - Google Patents
ねじれ溝成形研削加工の補正方法及びねじれ溝成形研削加工装置Info
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Landscapes
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- Gear Processing (AREA)
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- Constituent Portions Of Griding Lathes, Driving, Sensing And Control (AREA)
Abstract
確に計測して砥石位置決め誤差及び/または砥石整形誤
差を補正し、目標とするねじれ溝を成形研削加工する。 【解決手段】 先端部の寸法が既知である測定子7を接
触させ、ワーク3部分及びねじれ溝部分の座標を計測
し、該計測によって得られた座標データを記憶し、ねじ
れ溝の軸直角断面形状曲線とその1〜4階微分値、及び
砥石車6とワークとの幾何学的位置関係に基づき、ワー
クに対して砥石車の位置決め誤差が含まれているねじれ
溝についてその近傍の任意の空間位置からそのねじれ溝
曲面に直交する法線の距離を計算し、計算された該法線
の距離が、測定子先端部における既知寸法と等しくなる
ように位置決め誤差を逆算することにより、砥石車の位
置決め誤差を推定し、推定された砥石車位置決め誤差を
NC成形研削加工装置にフィードバックさせ、目標とす
るねじれ溝を成形研削加工する。
Description
ンドミル等の加工用ワークにねじれ溝を成形研削加工す
るねじれ溝成形研削加工の補正方法及びねじれ溝成形研
削加工装置に関する。
とを噛み合い運動させることによって研削を行う創成法
と、1歯ずつ割り出しながら研削を行う成形法とがある
が、成形法は、研削効率が良く、任意の歯形をもつ歯車
の研削ができる点で小量多品種生産に適している。ただ
し、この成形法は、創成法に比べ、製品の加工精度に左
右する要素、例えば研削砥石の整形誤差、研削砥石と工
作物の相対的な位置関係における誤差が含まれているた
め、これらの誤差をいかに補正するかが歯車の研削仕上
げ精度を高める上での課題となっている。
工する場合を例に取り説明する。ねじれ溝の成形研削加
工は、主としてインボリュートヘリカル歯車を加工する
場合に実施されている。加工する形状に共役な形状の研
削砥石(以下砥石と略称する)を用いるNCねじれ溝成
形研削加工は、加工面粗度の良い形状を加工することが
できる。特に、NC成形研削加工装置上に砥石整形機構
を備えたものは、砥石の成形から研削加工までを同時に
行うことができるため、加工形状に対応する砥石を交換
する手間がなく、また、砥石交換に伴う取り付け誤差も
ないため、任意形状のねじれ溝の加工を高精度かつ短時
間で行えるようになっている。
石取り付け誤差があるとともに、整形(目立て)時に誤
差が生じるため、砥石そのものが目標通りの形状に整形
されておらず、結果として研削された製品の加工形状に
誤差が生じていた。また、目標通りに整形された砥石を
用いて研削加工を行ったとしても、加工するワークに対
して砥石の相対位置が正確に与えられていないと、目標
通りの形状を加工することはできない。
平歯車などの直溝歯形の整形では、歯車歯形形状と合同
な形状を有する砥石を用いるだけでよいが、例えばヘリ
カル歯形などのねじれ溝歯形を成形研削加工する場合で
は、砥石とねじれ溝が干渉するため、砥石輪郭形状の計
算が困難とされてきた。そこで、精密工学会誌JSPE-58-
04'92-04-628、第628 〜634 頁に記載の“成形研削用砥
石輪郭の計算法”には、包絡線の計算を利用した工具輪
郭形状の計算方法が提案されており、この計算法に従え
ば、ねじれ溝歯形の成形研削加工においても、砥石形状
の計算を比較的容易に行えるようになっている。また、
同様の手法により、任意の輪郭形状の砥石を用いて成形
研削加工したワークのねじれ溝の断面形状を計算できる
ことも知られている。
加工できるようにはなってはいるものの、成形研削加工
を行うNC成形研削加工装置には、加工ワーク座標に対
する砥石座標の相対的な位置決め誤差や、熱変形、装置
本体の剛体ひずみなどの原因により、目標どおりの加工
を実現するのが困難であるという課題がなお残されてい
る。
定は、歯車の基礎円転がり運動を用いた歯車測定機によ
り、図10( a) に示すような目標歯形と実際の歯形の
相対的な誤差を図10( b) に示すようにグラフ化する
ことにより、測定を行っている。そしてその図10(
b) の歯形誤差計測に基づき、従来は経験と勘に基づい
て歯形誤差を補正するための補正値をNC加工機に与え
ていた。ところが、このような歯形計測を行った場合で
も、一度の補正では目標の歯形精度が得られないため、
歯形計測、その歯形計測に基づく補正を繰り返し行う必
要があった。
C編)57 巻543 号の第3652〜3655頁に記載の“歯車の成
形研削加工における誤差補正について(以下、第一の先
行技術と呼ぶ)”には、歯形加工の誤差要因となるワー
クに対する砥石車の位置決めNC値をパラメータとし、
この値を変化させた時の歯形誤差を計算する数値シミュ
レータを作成し、計算上の歯形誤差が実際の歯形誤差計
測データに近づくように人手でNCパラメータを変化さ
せることにより、砥石車の位置決め値を推定する方法を
提案している。従ってこの推定方法に従えば、推定され
た位置決め値と目標の位置決め値の差を補正するように
NC補正値を与えれば、誤差の補正を行うことができ
る。
2 号の第2852〜2858頁に記載の“成形研削によるはすば
歯車加工時の砥石セッティング誤差推定法”(以下、第
二の先行技術と呼ぶ)では、砥石車の輪郭上の座標とそ
の点における接線の傾きを用いて、砥石車のワークに対
する位置決め誤差の微小変化(砥石セッティング誤差)
に対する歯形曲線誤差の微小変化との関係を定式化し、
歯形曲線誤差の微小変化から砥石セッティング誤差を推
定する方法を提案している。この誤差推定法において、
一つの歯面の歯形誤差データだけでは砥石セッティング
誤差を一義的に逆算することができないため、一つの歯
面の歯形誤差データだけでなく、研削された両歯面(一
つの歯溝を共有する向かいあった二つの歯面)の歯形誤
差データを用い、さらに、歯圧の測定を行うことによ
り、砥石セッティング位置の誤差を解析できるようにし
ている。
第一の先行技術は、加工誤差の補正パラメータを人手で
変更しながら最適な値を求めるものであるため、操作に
熟練が必要なうえ、同一の歯形誤差補正を行っても操作
者毎に異なる結果になることが予想され、補正値が一義
的に定まらず、補正結果が必ずしも真値を与えていない
という問題がある。
の補正パラメータについては自動で求められるが、左右
両歯面の歯形誤差を測定する必要があるとともに、補正
を正確に行うためにはさらに歯厚の測定まで行なわなけ
ればならない。このように測定項目が多くなると、各々
の項目を測定する計測機が必要になり、コストが高くな
るだけでなく計測に時間がかかるという問題がある。さ
らに、正規の歯形形状を研削加工する時の砥石のセッテ
ィング位置の微小変化を用いているために、仕上げ代を
大きくとると補正計算に誤差が生じることになる。
定機を用いて行い、測定グラフを人が読み取るために読
み取り誤差が生じる恐れもある。詳しくは、歯形測定機
による誤差計測では、測定子を歯底から歯先へ滑らせて
測定を行なうようになっているが、その測定子先端があ
る大きさを持っているために両歯面に接触した状態では
歯底まで到達することができず、従って図10( b) の
歯形誤差測定結果のグラフにおいて、横軸の起点および
終点が厳密に歯先と歯底を示しているとは言えず、補正
計算に必要な測定データの歯形の位置上の対応づけ、す
なわち図10(b) の法線長さ“s”が正確ではなく、
補正に誤差が生じる可能性がある。
ンボリュート歯車の基礎円転がり方式の歯形誤差測定結
果を元に補正計算を行なうものである。図11はその歯
形誤差測定原理を示したものである。Y軸方向,Z軸方
向の各移動、及び歯車を保持しているA軸の回転を同時
制御することにより、測定子50の先端50aを歯車5
1の片側歯面51aに接触させた状態で、歯車基礎円C
の接線PTに沿ってA点からB点まで移動させると、測
定子50の先端50aがプラス方向またはマイナス方向
に振れる。その振れを検出して処理すれば歯形誤差を測
定することができるというものである。
形誤差測定は、インボリュート歯形曲線の性質上、歯形
誤差がゼロに近い時には測定子先端が歯形曲線と直角に
接触して正規の歯形曲線に対する法線距離の差を測定す
ることができるものの、特に仕上げ代を残した歯形形状
を測定するような場合では、測定子先端が歯形曲線に対
して直角には接触せず、歯形誤差計測に誤差が生じる。
従って、第一及び第二の先行技術において、仕上げ代を
ある程度残した状態で誤差補正を行うような場合では十
分な精度が得られないという問題がある。また、第一及
び第二の先行技術ともに、ワーク断面がインボリュート
形状をした歯形についての成形研削誤差の補正に限られ
る。従って、インボリュート形状以外の任意の形状から
なるねじれ溝の加工誤差補正を行うことは出来ない。
いずれも、砥石は正規形状のものであることを前提とし
て加工誤差の補正を行っているため、それらの補正方法
を実際の研削加工に適用すると問題が生じる場合があ
る。なぜなら、継続して研削加工を行っていると当然、
砥石が摩耗し砥石形状に誤差が生じることなり、その誤
差がそのまま製品の加工誤差になるからである。そこで
砥石の摩耗を考慮した場合には、NC加工機上で砥石の
目立て(ドレス)を行う必要がある。目立ては、通常、
先端部に一つのダイヤモンド石をとりつけたいわゆるシ
ングルポイントドレッサ、または多数のダイヤモンド石
を円周上に配置したロータリードレッサを使用して砥石
の目立てを行うことになるが、経年変化に伴うダイヤモ
ンド石先端の摩耗や、砥石車に対するドレッサの位置決
め誤差などの影響で、砥石形状の整形時においても誤差
が生じる。上記した先行技術では、このような砥石形状
の整形誤差に関する補正は考慮されておらず、従って砥
石の整形誤差及び取り付け誤差については補正すること
ができない。
てなされたものであり、複数種類の計測機を必要とせず
歯形誤差を正確に計測して砥石位置決め誤差及び/また
は砥石整形誤差等を補正し、目標とするねじれ溝を正確
に成形研削加工することのできるねじれ溝成形研削加工
の補正方法及びその装置を提供するものである。
削加工の補正方法は、砥石車に整形誤差がないという前
提でワークの断面形状のみが把握されている場合に適用
される第一の補正方法、及びワークの断面形状と砥石車
の断面形状が把握されている第二の補正方法と、砥石車
に整形誤差が含まれるという条件でワークの断面形状の
みが把握されている場合に適用される第三の補正方法、
及びワークの断面形状と砥石車の断面形状が把握されて
いる第四の補正方法からなり、本発明のねじれ溝整形研
削加工装置は、砥石車に整形誤差がないという前提でワ
ークの断面形状のみが把握されている場合に適用される
第一の装置、及びワークの断面形状と砥石車の断面形状
が把握されている第二の装置と、砥石車に整形誤差が含
まれるという条件でワークの断面形状のみが把握されて
いる場合に適用される第三の装置、及びワークの断面形
状と砥石車の断面形状が把握されている第四の装置から
なる。
断面形状を有する砥石車を用いてねじれ溝を成形研削加
工する方法において、ねじれ溝を成形研削したワークの
ワーク部分及びねじれ溝部分に対し、先端部の寸法が既
知である測定子を接触させた時の座標を計測し、該計測
によって得られた座標データを記憶し、ねじれ溝の軸直
角断面形状曲線とその1〜4階微分値、及び砥石車とワ
ークとの幾何学的位置関係に基づき、ワークに対して砥
石車の位置決め誤差が含まれているねじれ溝についてそ
の近傍の任意の空間位置からそのねじれ溝曲面に直交す
る法線の距離を計算し、計算された該法線の距離が、測
定子先端部における既知寸法と等しくなるように位置決
め誤差を逆算することにより、砥石車の位置決め誤差を
推定し、推定された砥石車位置決め誤差をNC成形研削
加工装置にフィードバックさせ、目標とするねじれ溝を
成形研削加工することを要旨とする。
断面形状を有する砥石車を用いてねじれ溝を成形研削加
工する方法において、ねじれ溝を成形研削したワークの
ワーク部分及びねじれ溝部分に対し、先端部の寸法が既
知である測定子を接触させた時の座標を計測し、該計測
によって得られた座標データを記憶し、砥石車の軸直角
断面形状曲線とその1〜3階微分値、及び砥石車とワー
クとの幾何学的位置関係に基づき、ワークに対して砥石
車の位置決め誤差が含まれているねじれ溝についてその
近傍の任意の空間位置からそのねじれ溝曲面に直交する
法線の距離を計算し、計算された該法線の距離が、測定
子先端部における既知寸法と等しくなるように位置決め
誤差を逆算することにより、砥石車の位置決め誤差を推
定し、推定された砥石車位置決め誤差をNC成形研削加
工装置にフィードバックさせ、目標とするねじれ溝を成
形研削加工することを要旨とする。
きNC成形研削加工装置を用い、ねじれ溝と共役な断面
形状を有する砥石車を機上で整形し、その砥石車でねじ
れ溝を成形研削加工する方法において、ねじれ溝を成形
研削したワークのワーク部分及びねじれ溝部分に対し、
先端部の寸法が既知である測定子を接触させた時の座標
を計測し、該計測によって得られた座標データを記憶
し、ねじれ溝の軸直角断面形状曲線とその1〜5階微分
値、及び砥石車とワークとの幾何学的位置関係に基づ
き、ワークに対する砥石車の位置決め誤差及び砥石車整
形誤差が含まれているねじれ溝についてその近傍の任意
の空間位置からそのねじれ溝曲面に直交する法線の距離
を計算し、計算された該法線の距離が、測定子先端部に
おける既知寸法と等しくなるように位置決め誤差を逆算
することにより、砥石車の位置決め誤差及び砥石車整形
誤差を推定し、推定された砥石車整形誤差を機上砥石整
形機にフィードバックして目標とする砥石形状に砥石車
を整形するとともに、推定された砥石車位置決め誤差を
NC成形研削加工装置にフィードバックさせ、目標とす
るねじれ溝を成形研削加工することを要旨とする。
きNC成形研削加工装置を用い、ねじれ溝と共役な断面
形状を有する砥石車を機上で整形し、その砥石車でねじ
れ溝を成形研削加工する加工方法において、ねじれ溝を
成形研削したワークのワーク部分及びねじれ溝部分に対
し、先端部の寸法が既知である測定子を接触させた時の
座標を計測し、該計測によって得られた座標データを記
憶し、砥石車の軸直角断面形状曲線とその1〜4階微分
値、及び砥石車とワークとの幾何学的位置関係に基づ
き、ワークに対する砥石車の位置決め誤差及び砥石車整
形誤差が含まれているねじれ溝についてその近傍の任意
の空間位置からそのねじれ溝曲面に直交する法線の距離
を計算し、計算された該法線の距離が、測定子先端部に
おける既知寸法と等しくなるように位置決め誤差を逆算
することにより、砥石車の位置決め誤差及び砥石車整形
誤差を推定し、推定された砥石車整形誤差を機上砥石整
形機にフィードバックして目標とする砥石形状に砥石車
を整形するとともに、推定された砥石車位置決め誤差を
NC成形研削加工装置にフィードバックさせ、目標とす
るねじれ溝を成形研削加工することを要旨とする。
じれ溝と共役な断面形状を有する砥石車を用いてねじれ
溝を成形研削加工する装置において、ねじれ溝を成形研
削したワークのワーク部分及びねじれ溝部分に対し、先
端部の寸法が既知である測定子を接触させた時の座標を
計測する計測手段と、該計測によって得られた座標デー
タを記憶する記憶手段と、ねじれ溝の軸直角断面形状曲
線とその1〜4階微分値、及び砥石車とワークとの幾何
学的位置関係に基づき、ワークに対して砥石車の位置決
め誤差が含まれているねじれ溝についてその近傍の任意
の空間位置からそのねじれ溝曲面に直交する法線の距離
を計算し、計算された該法線の距離が、測定子先端部に
おける既知寸法と等しくなるように位置決め誤差を逆算
することにより、砥石車の位置決め誤差を推定する計算
手段と、推定された砥石車位置決め誤差をNC成形研削
加工装置にフィードバックさせ、目標とするねじれ溝を
成形研削加工する補正手段と、を備えてなることを要旨
とする。
と共役な断面形状を有する砥石車を用いてねじれ溝を成
形研削加工する装置において、ねじれ溝を成形研削した
ワークのワーク部分及びねじれ溝部分に対し、先端部の
寸法が既知である測定子を接触させた時の座標を計測す
る計測手段と、該計測によって得られた座標データを記
憶する記憶手段と、砥石車の軸直角断面形状曲線とその
1〜3階微分値、及び砥石車とワークとの幾何学的位置
関係に基づき、ワークに対して砥石車の位置決め誤差が
含まれているねじれ溝についてその近傍の任意の空間位
置からそのねじれ溝曲面に直交する法線の距離を計算
し、計算された該法線の距離が、測定子先端部における
既知寸法と等しくなるように位置決め誤差を逆算するこ
とにより、砥石車の位置決め誤差を推定する計算手段
と、推定された砥石車位置決め誤差をNC成形研削加工
装置にフィードバックさせ、目標とするねじれ溝を成形
研削加工する補正手段と、を備えてなることを要旨とす
る。
と共役な断面形状を有する砥石車を研削機上で整形し、
その砥石車でねじれ溝を成形研削加工加工する砥石整形
機付きNC成形研削加工装置において、ねじれ溝を成形
研削したワークのワーク部分及びねじれ溝部分に対し、
先端部の寸法が既知である測定子を接触させた時の座標
を計測する計測手段と、該計測によって得られた座標デ
ータを記憶する記憶手段と、ねじれ溝の軸直角断面形状
曲線とその1〜5階微分値、及び砥石車とワークとの幾
何学的位置関係に基づき、ワークに対する砥石車の位置
決め誤差及び砥石車整形誤差が含まれているねじれ溝に
ついてその近傍の任意の空間位置からそのねじれ溝曲面
に直交する法線の距離を計算し、計算された該法線の距
離が、測定子先端部における既知寸法と等しくなるよう
に位置決め誤差を逆算することにより、砥石車の位置決
め誤差及び砥石車整形誤差を推定する計算手段と、推定
された砥石車整形誤差を機上砥石整形機にフィードバッ
クして目標とする砥石形状に砥石車を整形するととも
に、推定された砥石車位置決め誤差をNC成形研削加工
装置にフィードバックさせ、目標とするねじれ溝を成形
研削加工する補正手段と、を備えてなることを要旨とす
る。
と共役な断面形状を有する砥石車を研削機上で整形し、
その砥石車でねじれ溝を成形研削加工する砥石整形機付
きNC成形研削加工装置において、ねじれ溝を成形研削
したワークのワーク部分及びねじれ溝部分に対し、先端
部の寸法が既知である測定子を接触させた時の座標を計
測する計測手段と、該計測によって得られた座標データ
を記憶する記憶手段と、砥石車の軸直角断面形状曲線と
その1〜4階微分値、及び砥石車とワークとの幾何学的
位置関係に基づき、ワークに対する砥石車の位置決め誤
差及び砥石車整形誤差が含まれているねじれ溝について
その近傍の任意の空間位置からそのねじれ溝曲面に直交
する法線の距離を計算し、計算された該法線の距離が、
測定子先端部における既知寸法と等しくなるように位置
決め誤差を逆算することにより、砥石車の位置決め誤差
及び砥石車整形誤差を推定する計算手段と、推定された
砥石車整形誤差を機上砥石整形機にフィードバックして
目標とする砥石形状に砥石車を整形するとともに、推定
された砥石車位置決め誤差をNC成形研削加工装置にフ
ィードバックさせ、目標とするねじれ溝を成形研削加工
する補正手段と、を備えたことを要旨とする。
加工装置における砥石車の主軸保持台に取り付けたもの
から構成することが好ましいが、測定子を備えた専用の
座標計測装置を機上に備えることもできる。さらにま
た、ワーク部分及びねじれ溝部分の座標計測は、NC成
形研削加工装置とは別に機外の計測装置で計測してもよ
い。
基づいて本発明を詳細に説明する。5軸NC歯車成形研
削加工装置(以下、NC研削装置と略称する)を用い
て、インボリュートヘリカル歯形を成形研削加工する実
施形態を示す。
計測のモデル化 図1( a) はNC研削装置を用いてインボリュートヘリ
カル歯形を成形研削加工している状態を示し、図1(
b) は研削した歯形をNC研削装置上で計測手段として
の測定子を用いて歯形形状計測を行っている状態を示し
ている。
(x軸方向)に往復移動するようになっており、割出台
2のワーク保持部2aはワーク3を保持した状態でA軸
まわりに回転するようになっている。y軸テーブル4
は、前後方向(y軸方向)に前進または後退するように
なっており、このy軸テーブル4上には、上下方向(z
軸方向)に昇降可能なz軸テーブル5が備えられてい
る。このz軸テーブル5の前面には砥石車保持部5aが
備えられ、この砥石車保持部5aの先端に被削歯車の歯
溝の形状に整形された砥石車6が軸支されている。z軸
テーブル5はC軸まわりに回転可能である。また、z軸
テーブル5からは測定子7が垂下されており、その先端
に形成されている球状のプローブを、成形研削加工され
たインボリュート歯車のヘリカル溝(ねじれ溝)に接触
させることができるようになっている。なお、本実施形
態における測定子は、先端部の変位や接触を電圧信号に
変換して出力する距離計測センサやタッチセンサとして
機能するものであれば、タッチセンサや電気マイクロセ
ンサ等の任意のセンサを使用することができる。
採取するには、歯形諸元からあらかじめ計算した位置に
測定子7のz位置を位置決めし、y軸を動作させて測定
子7の球状先端部をワーク部分(被削歯車の外周部分)
3a及びねじれ溝部分3bに押し当てトレースさせるこ
とによって行う。なお、採取された座標データ及び各軸
の座標データは、NCコントローラ8内の記憶手段とし
てのメモリ8aに格納される。
するように、ワークの断面形状のみ把握されている場合
は、ねじれ溝の軸直角断面形状曲線とその1〜4階微分
値、及び砥石車6とワーク3との幾何学的位置関係に基
づき、ワーク3に対して砥石車6の位置決め誤差が含ま
れているねじれ溝についてその近傍の任意の空間位置か
らそのねじれ溝曲面に直交する法線の距離を計算し、計
算された該法線の距離が、球状先端部の半径と等しくな
るように位置決め誤差を逆算することにより、砥石車6
の位置決め誤差を推定する。また、補正手段としての補
正部8cは、推定された砥石車位置決め誤差をNC成形
研削加工装置にフィードバックさせるようになってい
る。なお、ワークの断面形状と砥石の断面形状が把握さ
れている場合は、砥石車6の軸直角断面形状曲線とその
1〜3階微分値を計算する。
り、ワークの断面形状のみが把握されている場合は、計
算手段としての演算部8bは、ねじれ溝の軸直角断面形
状曲線とその1〜4階微分値、及び砥石車とワークとの
幾何学的位置関係に基づき、ワーク3に対する砥石車6
の位置決め誤差及び砥石車整形誤差が含まれているねじ
れ溝についてその近傍の任意の空間位置からそのねじれ
溝曲面に直交する法線の距離を計算し、計算された法線
の距離が、球状先端部の半径と等しくなるに位置決め誤
差を逆算することにより、砥石車6の位置決め誤差及び
砥石車整形誤差を推定する。この場合の補正部8cは、
推定された砥石車整形誤差を装置上の砥石整形機(図5
参照)にフィードバックする。なお、ワークの断面形状
と砥石の断面形状が把握されている場合は、砥石車6の
軸直角断面形状曲線とその1〜3階微分値を計算する。
形研削加工の補正方法について以下詳しく説明するが、
まず、成形研削加工をモデル化するために、図2に示す
ように座標系を定義する。なお、座標変換や空間の点の
定義には、同次変換形式を用いる。
態を示している。同図において、図中Σtfはワークに固
定した座標系でありワークの基準となるものである。Σ
t は任意の断面における座標を示し、Σt はΣtfからz
軸方向にζ進み、そのときのヘリカルのねじれ角θだけ
回転した座標系を示している。ΣtfからΣt への座標変
換行列tfAt は(1) 式で与えられる。
“Rot ”は回転を表わす座標変換列、r0は図3に示すピ
ッチ円筒半径、β0 は同じくピッチ円筒上のねじれ角で
ある。このように、ζはθから一義的に決まるパラメー
タであるから、結局、ワークにおける基準の座標“tf”
から任意の座標“t ”への変換は、θだけで決まること
になる。
をΣgfとすると、ワーク3側から砥石車6側への座標変
換、すなわちΣtfからΣgfへの座標変換行列tfAgfは
(2) 式で与えられる。
6の回転軸とに共通する法線の長さ、“Г”は砥石車6
のセッティング角度、“d”は砥石車6の回転軸方向の
取り付け位置であり、それぞれNC研削機械のZ,C,
Y軸の位置決めに相当する。これらD,d,Гをまとめ
たパラメータ“c”は、ワーク3に対する砥石車6のセ
ッティング位置に相当する。従って、本発明の補正方法
における最終目的はこのパラメータcの値を求めること
になる。パラメータcの値が諸元通りであれば正確に歯
形が成形研削加工されていることになるからである。次
に、砥石車6においてΣgfのy軸周りにφ回転した座標
系をΣg とすると、ΣgfからΣg への座標変換行列gfA
g は次式で与えられる。
ル化 次に、研削したい軸直角断面の歯形形状を媒介変数αを
用いて、一般的に、
おくと、歯形(溝)の断面形状はインボリュートに限ら
ず、任意形状のねじれ溝形状を扱うことができる。な
お、(4) 式の左上の添え字は、変数を定義する座標系を
意味し、正規砥石形状の計算には、各パラメータの右下
に“0 ”の添字を用いる。歯形形状曲線の砥石車断面へ
の射影は、
6における任意の切断面に対してθ 0 ,αを変化させた
ときに表される曲線を示していることになる。なお、t
χ0はワーク3の断面形状で与えられた正規の歯形形状
曲線を示している。また、右辺における固定の設計値、
例えばc0 は関数として左辺に表さない。そこで、αと
θを与えれば、ワーク歯形の砥石車側座標Σg への射影
が与えられることになる。なお、ワーク歯形の射影曲線
の包絡線から砥石車の断面形状を計算する手法は、従来
の技術の欄に記載した公知の“成形研削用砥石輪郭の計
算法”を利用することができる。ここで、(5) 式におい
て、
砥石車6の輪郭形状は、(5) 式の射影曲線群の包絡線に
なり、αを固定し、
れる。ここで、右下添え字のα、θは、α、θによる偏
微分を示しており、(7) 式は接線方向が一致するという
拘束条件を示している。従って、f1 をゼロとするθ0
とαを求めればそれらが砥石車の断面形状を与えるパラ
メータになる。(7) 式をαによるθ0 の陰関数の拘束条
件と見なすと、(5) 式の砥石断面形状 g χ0 は見かけ
上、αのみの関数になり、これを、g χ0(α) と表現す
る。
化 (2) 式のNC研削機械の位置決めパラメータcに誤差が
ある場合のワーク形状は、砥石車形状曲線を歯形軸直角
断面に射影した曲線群の包絡線になる。これを、(9) 式
を拘束条件とする(8) 式で表現する。
数になり、これを、t χ( c, α)と表現する。
場合は、正規歯形形状t χ0(α) と実際の歯形形状t χ
(c, α) は一致しない。この砥石車位置決めパラメータ
cの誤差を、成形研削誤差と呼ぶことにする。歯形形状
を計測し、誤差のある歯形に対してパラメータcを求
め、それが正規の値になるようにNC研削機械にフィー
ドバックするというのが本特許の誤差補正方法の原理で
ある。
うな先端の半径がrpの球形のプローブで計測を行う状
態をモデル化する。ここで、歯面とある座標と連絡する
法線の距離を計算する。軸直角断面形状t χ(c, α) に
より作られるねじれ溝が、歯形形状曲面tfpになる。
方法及び補正方法(特開平9-11085号公報)を利用し
て、ワーク部分および歯形部分を計測し、歯形形状計測
データをワーク座標系Σtfに変換し、tfχmi(i=1,..,N)
とする。各計測データはプローブ球の中心位置になる。
計測データtfχmiに対する歯形曲面の法線の足tfp(c,
αi,λi)は、
る。このとき、計測データと歯形曲面との距離li は、
αi,λi の陰関数の拘束条件と見なし、αi,λi をcの
関数であると考えると、(13)式の距離は、計測データtf
χmiとcの関数になり、これをli(tfχmi, c) と表現
する。結局、計測データと歯形曲面との距離が、プロー
ブ球の半径に等しくなる値、すなわち、
削誤差が推定されることになる。
いて成形研削誤差cを推定する。(14)式をcのみの関数
と見なした時には、 STEP C1 cの初期値を与える。 STEP C2
には、(7),(9),(12)式の陰関数による拘束条件があるた
め、以下の計算を行う必要がある。(14)式のcによる微
分は、
による微分は、tfχmi, cを与えたときに(12)式を満た
すαi,λi を求め、そのtfχmi, c, αi,λi を用い
て、
2)式を満たすαi,λi を求める計算は、以下のステップ
で行う。 STEP AL1 αi,λi の初期値を与える。 STEP AL2
る。(22)式および、(23)から(27)式の計算で、
くと、tf p( c, αi,λi)=tfAt(λ)・t χ( φ( c, αi),
c, αi)(11)' であり、(29)式の微分計算を行う際に、(11)' 式のt χ
( φ( c, αi), c, α i)微分である、
i 、cによる微分は、αi 、cを与えたときに(9) 式を
満たすφを求め、そのαi 、c、φを用いて、
2)式を満たすαi,λi を求める計算は、以下のステップ
で行う。 STEP P1 φの初期値を与える。 STEP P2
る。(31)式および、(32)式から(36)式の計算で、
(8) 式において
での計算について考えると、(8) 式においてαi は砥石
輪郭形状曲線を規定するパラメータであり、すなわち、
砥石車の軸直角断面形状の1 〜3 階微分を用いることに
より、(38)式の微分を計算することが可能になる( 本発
明の第二の解決手段に相当する) 。(38)式の微分計算を
行う際に、(7) 式の拘束条件の下で、(5) 式の微分であ
る、
による微分は、αを与えたときに(7) 式を満たすθ0 を
求め、そのα、θ0 を用いて、
たすθ0 を求める計算は、以下のステップで行う。 STEP T1 θ0 の初期値を与える。 STEP T2
0)式および、(41)式から(45)式の計算で、f1 のθ0 、
αによる1 〜3 階微分を計算する必要があり、この計算
には、(5) 式をθ0 、αに関して1 〜4 階微分する必要
がある。すなわち、砥石車の軸直角断面形状曲線とその
1〜4階微分値、および、砥石車と加工ワークの幾何学
的位置関係から、ねじれ溝と共役な断面形状を有する砥
石車を用いたねじれ溝のNC成形研削加工において、砥
石車の位置を推定し補正することが出来ることを示し
た。
円筒上のねじれ角が30゜のインボリュートヘリカル歯
形に対して、本発明を用いて成形研削誤差を推定した数
値シミュレーション結果を図4に示す。軸間距離139
mm( D0=139mm, d0=0mm )でГ= 30゜の時に目標
歯形が成形できるように設計されている場合において、
D0 、d0 にそれぞれ故意に1mmの誤差( D= 140m
m, d= 1mm )を与えた時の歯面を計測したデータ5点
を図4( a) に示すように与えた。図4( b) 〜( d)
に示すように、cに関する5回の収束計算で成形研削誤
差が推定された。推定された誤差を補正するようにNC
研削機に補正値をフィードバックすることにより、目標
の歯形が成形研削加工される。
び整形誤差のモデル化 次に、多石ロータリドレッサ(以下ロータリドレッサと
呼ぶ)を備えた機上砥石車整形機を用いて、NC機上で
砥石車の輪郭形状を整形し、その砥石車を用いてねじれ
溝( インボリュートヘリカル歯形) の成形研削加工を行
う場合について考える。なお、図1( a) と同じ構成要
素については同一符号を付してその説明を省略する。
るヘリカル歯車歯形の成形研削加工では、まず、図5(
a) 及び図5( b) に示すように、NC駆動軸を動作さ
せて、NC研削機の基台に取り付けられたロータリドレ
ッサ10に砥石車6を押し当てることにより、砥石整形
を行う。
対する砥石整形軌跡を図6に示す。ロータリドレッサ1
0の動作は、ロータリドレッサ10のエッジを動作参照
点として与えている。この動作参照点を砥石曲線に沿っ
て動作させると、砥石面が整形されることになる。ま
た、ロータリドレッサ10のエッジにはダイヤモンドな
どで作られた整形用石10aが固着されているので、砥
石曲線軌跡に対して、この整形用石10aの半径を工具
径補正値としてNCコントーラに与えてやれば、動作参
照点は砥石曲線から整形用石半径rdだけ離れた位置を
移動することになり、その結果、砥石車6が、目標の砥
石曲線通りに整形されることになる。
変化する等の要因により、初期にNCコントローラに与
えた値とずれてきたり( 形状誤差) 、また、ロータリド
レッサの回転軸芯がNC研削機の垂直軸とずれる( 据え
付け位置誤差) ため、砥石車6は目標通りに整形されて
いないのが実状である。
が、砥石車形状に及ぼす影響を考える。整形用石10a
半径の誤差Δrdにより、図8に示すように、砥石輪郭形
状は、正規の砥石輪郭形状から距離Δrd離れた曲線を描
くことになり、法線ベクトル gn0 を用いて以下のように
記述される。
差を扱うために、砥石輪郭形状の微分が必要となり、
2.の成形研削誤差推定アルゴリズムの微分計算が1階
高次になる。すなわち、ねじれ溝の軸直角断面形状の1
〜5階微分、または、砥石車の軸直角断面形状の1〜4
階微分を用いることになる。この砥石車6を用いて成形
研削加工したワーク3のねじれ溝形状は(8) 式を参照し
て、
砥石車6の幾何学位置を表現するパラメータcに含めて
考え、これを、新たにcと定義し直す。
り、拡張した(48)式を前述(8) 式に置き換えることによ
り、整形用石10a半径の誤差Δrdも同時に推定するこ
とができる。
差が、砥石形状に及ぼす影響を考える。通常、ロータリ
ドレッサ10の回転軸芯誤差は微小であると考えられる
が、この時、図9に示すように左右でロータリドレッサ
10のエッジの高さに差が生じる。一般にインボリュー
トヘリカル歯形の成形研削加工では、左右の両歯を同時
に研削加工するが、左右の両歯についてそれぞれ(2) 式
のD( ワークと砥石の軸間距離) を本発明に基づき推定
計算し、左右のDの差が砥石整形機のエッジの高さとし
て推定される。( 第三及び第四の解決手段に対応する)こ
のようにして、ロータリドレッサの据え付け位置誤差及
び形状誤差がモデル化できる。
るようにNC研削機に補正値をフィードバックすること
により、目標の砥石形状が成形研削加工される。
請求項1〜4の本発明によれば、溝形状を計測するだけ
で補正を行うことができるため、複数種類の計測機を必
要とせず砥石位置決め誤差を補正し、目標とするねじれ
溝を成形研削加工することができる。また、請求項5〜
8の本発明によれば、砥石整形誤差及び砥石取り付け誤
差がある場合にそれらの誤差を補正し、目標とするねじ
れ溝を成形加工することができる。
ねじれ溝についても砥石車の位置決めを正確に行うこと
ができる。また、複数種類の計測機を必要としないた
め、低コスト且つ短時間で補正を行うことができる。
を行う本発明によれば、ワークをNC研削装置から取り
外し、再び取り付けるなどの作業工程が省け、その作業
時に発生する取り付け誤差を解消することができる。さ
らにまた、砥石整形機付きNC成形研削加工装置で補正
を行う本発明によれば、装置上で整形した砥石の形状誤
差も同時に推定し補正することができる。
工装置による成形研削加工及び歯形計測状態を示す斜視
図である。
図である。
明図である。
図である。
ある。
図である。
る。
の原理を示す説明図である。
Claims (14)
- 【請求項1】 ねじれ溝と共役な断面形状を有する砥石
車を用いてねじれ溝を成形研削加工する方法において、 前記ねじれ溝を成形研削したワークのワーク部分及びね
じれ溝部分に対し、先端部の寸法が既知である測定子を
接触させた時の座標を計測し、 該計測によって得られた座標データを記憶し、 前記ねじれ溝の軸直角断面形状曲線とその1〜4階微分
値、及び前記砥石車と前記ワークとの幾何学的位置関係
に基づき、前記ワークに対して前記砥石車の位置決め誤
差が含まれている前記ねじれ溝についてその近傍の任意
の空間位置からそのねじれ溝曲面に直交する法線の距離
を計算し、 計算された該法線の距離が、前記測定子先端部における
既知寸法と等しくなるように位置決め誤差を逆算するこ
とにより、前記砥石車の位置決め誤差を推定し、 推定された砥石車位置決め誤差を前記NC成形研削加工
装置にフィードバックさせ、目標とするねじれ溝を成形
研削加工することを特徴とするねじれ溝成形研削加工の
補正方法。 - 【請求項2】 ねじれ溝と共役な断面形状を有する砥石
車を用いてねじれ溝を成形研削加工する方法において、 前記ねじれ溝を成形研削したワークのワーク部分及びね
じれ溝部分に対し、先端部の寸法が既知である測定子を
接触させた時の座標を計測し、 該計測によって得られた座標データを記憶し、 前記砥石車の軸直角断面形状曲線とその1〜3階微分
値、及び前記砥石車と前記ワークとの幾何学的位置関係
に基づき、前記ワークに対して前記砥石車の位置決め誤
差が含まれている前記ねじれ溝についてその近傍の任意
の空間位置からそのねじれ溝曲面に直交する法線の距離
を計算し、 計算された該法線の距離が、前記測定子先端部における
既知寸法と等しくなるように位置決め誤差を逆算するこ
とにより、前記砥石車の位置決め誤差を推定し、 推定された砥石車位置決め誤差を前記NC成形研削加工
装置にフィードバックさせ、目標とするねじれ溝を成形
研削加工することを特徴とするねじれ溝成形研削加工の
補正方法。 - 【請求項3】 機上砥石整形機付きNC成形研削加工装
置を用い、ねじれ溝と共役な断面形状を有する砥石車を
機上で整形し、その砥石車でねじれ溝を成形研削加工す
る方法において、 前記ねじれ溝を成形研削したワークのワーク部分及びね
じれ溝部分に対し、先端部の寸法が既知である測定子を
接触させた時の座標を計測し、 該計測によって得られた座標データを記憶し、 前記ねじれ溝の軸直角断面形状曲線とその1〜5階微分
値、及び前記砥石車と前記ワークとの幾何学的位置関係
に基づき、前記ワークに対する前記砥石車の位置決め誤
差及び砥石車整形誤差が含まれている前記ねじれ溝につ
いてその近傍の任意の空間位置からそのねじれ溝曲面に
直交する法線の距離を計算し、 計算された該法線の距離が、前記測定子先端部における
既知寸法と等しくなるように位置決め誤差を逆算するこ
とにより、前記砥石車の位置決め誤差及び砥石車整形誤
差を推定し、 推定された砥石車整形誤差を前記機上砥石整形機にフィ
ードバックして目標とする砥石形状に前記砥石車を整形
するとともに、推定された砥石車位置決め誤差を前記N
C成形研削加工装置にフィードバックさせ、目標とする
ねじれ溝を成形研削加工することを特徴とするねじれ溝
成形研削加工の補正方法。 - 【請求項4】 機上砥石整形機付きNC成形研削加工装
置を用い、ねじれ溝と共役な断面形状を有する砥石車を
機上で整形し、その砥石車でねじれ溝を成形研削加工す
る加工方法において、 前記ねじれ溝を成形研削したワークのワーク部分及びね
じれ溝部分に対し、先端部の寸法が既知である測定子を
接触させた時の座標を計測し、 該計測によって得られた座標データを記憶し、 前記砥石車の軸直角断面形状曲線とその1〜4階微分
値、及び前記砥石車と前記ワークとの幾何学的位置関係
に基づき、前記ワークに対する前記砥石車の位置決め誤
差及び砥石車整形誤差が含まれている前記ねじれ溝につ
いてその近傍の任意の空間位置からそのねじれ溝曲面に
直交する法線の距離を計算し、 計算された該法線の距離が、前記測定子先端部における
既知寸法と等しくなるように位置決め誤差を逆算するこ
とにより、前記砥石車の位置決め誤差及び砥石車整形誤
差を推定し、 推定された砥石車整形誤差を前記機上砥石整形機にフィ
ードバックして目標とする砥石形状に前記砥石車を整形
するとともに、推定された砥石車位置決め誤差を前記N
C成形研削加工装置にフィードバックさせ、目標とする
ねじれ溝を成形研削加工することを特徴とするねじれ溝
成形研削加工の補正方法。 - 【請求項5】 ねじれ溝と共役な断面形状を有する砥石
車を用いてねじれ溝を成形研削加工する装置において、 前記ねじれ溝を成形研削したワークのワーク部分及びね
じれ溝部分に対し、先端部の寸法が既知である測定子を
接触させた時の座標を計測する計測手段と、 該計測によって得られた座標データを記憶する記憶手段
と、 前記ねじれ溝の軸直角断面形状曲線とその1〜4階微分
値、及び前記砥石車と前記ワークとの幾何学的位置関係
に基づき、前記ワークに対して前記砥石車の位置決め誤
差が含まれている前記ねじれ溝についてその近傍の任意
の空間位置からそのねじれ溝曲面に直交する法線の距離
を計算し、計算された該法線の距離が、前記測定子先端
部における既知寸法と等しくなるように位置決め誤差を
逆算することにより、前記砥石車の位置決め誤差を推定
する計算手段と、 推定された砥石車位置決め誤差を前記NC成形研削加工
装置にフィードバックさせ、目標とするねじれ溝を成形
研削加工する補正手段と、 を備えてなることを特徴とするねじれ溝成形研削加工装
置。 - 【請求項6】 ねじれ溝と共役な断面形状を有する砥石
車を用いてねじれ溝を成形研削加工する装置において、 前記ねじれ溝を成形研削したワークのワーク部分及びね
じれ溝部分に対し、先端部の寸法が既知である測定子を
接触させた時の座標を計測する計測手段と、 該計測によって得られた座標データを記憶する記憶手段
と、 前記砥石車の軸直角断面形状曲線とその1〜3階微分
値、及び前記砥石車と前記ワークとの幾何学的位置関係
に基づき、前記ワークに対して前記砥石車の位置決め誤
差が含まれている前記ねじれ溝についてその近傍の任意
の空間位置からそのねじれ溝曲面に直交する法線の距離
を計算し、計算された該法線の距離が、前記測定子先端
部における既知寸法と等しくなるように位置決め誤差を
逆算することにより、前記砥石車の位置決め誤差を推定
する計算手段と、 推定された砥石車位置決め誤差を前記NC成形研削加工
装置にフィードバックさせ、目標とするねじれ溝を成形
研削加工する補正手段と、 を備えてなることを特徴とするねじれ溝成形研削加工装
置。 - 【請求項7】 ねじれ溝と共役な断面形状を有する砥石
車を研削機上で整形し、その砥石車でねじれ溝を整形研
削加工する砥石成形機付きNC成形研削加工装置におい
て、 前記ねじれ溝を成形研削したワークのワーク部分及びね
じれ溝部分に対し、先端部の寸法が既知である測定子を
接触させた時の座標を計測する計測手段と、 該計測によって得られた座標データを記憶する記憶手段
と、 前記ねじれ溝の軸直角断面形状曲線とその1〜5階微分
値、及び前記砥石車と前記ワークとの幾何学的位置関係
に基づき、前記ワークに対する前記砥石車の位置決め誤
差及び砥石車整形誤差が含まれている前記ねじれ溝につ
いてその近傍の任意の空間位置からそのねじれ溝曲面に
直交する法線の距離を計算し、計算された該法線の距離
が、前記測定子先端部における既知寸法と等しくなるよ
うに位置決め誤差を逆算することにより、前記砥石車の
位置決め誤差及び砥石車整形誤差を推定する計算手段
と、 推定された砥石車整形誤差を前記機上砥石整形機にフィ
ードバックして目標とする砥石形状に前記砥石車を整形
するとともに、推定された砥石車位置決め誤差を前記N
C成形研削加工装置にフィードバックさせ、目標とする
ねじれ溝を成形研削加工する補正手段と、 を備えてなること特徴とするねじれ溝成形研削加工装
置。 - 【請求項8】 ねじれ溝と共役な断面形状を有する砥石
車を研削機上で整形し、その砥石車でねじれ溝を成形研
削加工する砥石整形機付きNC成形研削加工装置におい
て、 前記ねじれ溝を成形研削したワークのワーク部分及びね
じれ溝部分に対し、先端部の寸法が既知である測定子を
接触させた時の座標を計測する計測手段と、 該計測によって得られた座標データを記憶する記憶手段
と、 前記砥石車の軸直角断面形状曲線とその1〜4階微分
値、及び前記砥石車と前記ワークとの幾何学的位置関係
に基づき、前記ワークに対する前記砥石車の位置決め誤
差及び砥石車整形誤差が含まれている前記ねじれ溝につ
いてその近傍の任意の空間位置からそのねじれ溝曲面に
直交する法線の距離を計算し、計算された該法線の距離
が、前記測定子先端部における既知寸法と等しくなるよ
うに位置決め誤差を逆算することにより、前記砥石車の
位置決め誤差及び砥石車整形誤差を推定する計算手段
と、 推定された砥石車整形誤差を前記機上砥石整形機にフィ
ードバックして目標とする砥石形状に前記砥石車を整形
するとともに、推定された砥石車位置決め誤差を前記N
C成形研削加工装置にフィードバックさせ、目標とする
ねじれ溝を成形研削加工する補正手段と、 を備えたことを特徴とするねじれ溝成形研削加工装置。 - 【請求項9】 前記測定子が、NC成形研削加工装置に
おける砥石車の主軸保持台に取り付けられたものである
請求項1〜4のいずれかに記載のねじれ溝成形研削加工
の補正方法。 - 【請求項10】 前記測定子が、NC成形研削加工装置
上に備えられた専用の座標計測装置から構成される請求
項1〜4のいずれかに記載のねじれ溝成形研削加工の補
正方法。 - 【請求項11】 前記測定子が、NC成形研削加工装置
とは別の座標計測装置から構成される請求項1〜4のい
ずれかに記載のねじれ溝成形研削加工の補正方法。 - 【請求項12】 前記測定子が、NC成形研削加工装置
における砥石車の主軸保持台に取り付けられたものであ
る請求項5〜8のいずれかに記載のねじれ溝成形研削加
工装置。 - 【請求項13】 前記測定子が、NC成形研削加工装置
上に備えられた専用の座標計測装置から構成される請求
項5〜8のいずれかに記載のねじれ溝成形研削加工装
置。 - 【請求項14】 前記測定子が、NC成形研削加工装置
とは別の座標計測装置から構成される請求項5〜8のい
ずれかに記載のねじれ溝成形研削加工装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP08196799A JP3752398B2 (ja) | 1998-03-27 | 1999-03-25 | ねじれ溝成形研削加工の補正方法及びねじれ溝成形研削加工装置 |
Applications Claiming Priority (3)
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|---|---|---|---|
| JP8206698 | 1998-03-27 | ||
| JP10-82066 | 1998-03-27 | ||
| JP08196799A JP3752398B2 (ja) | 1998-03-27 | 1999-03-25 | ねじれ溝成形研削加工の補正方法及びねじれ溝成形研削加工装置 |
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