JPH11347934A - 研削盤における冷却液供給装置 - Google Patents

研削盤における冷却液供給装置

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JPH11347934A
JPH11347934A JP13026698A JP13026698A JPH11347934A JP H11347934 A JPH11347934 A JP H11347934A JP 13026698 A JP13026698 A JP 13026698A JP 13026698 A JP13026698 A JP 13026698A JP H11347934 A JPH11347934 A JP H11347934A
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JP
Japan
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nozzle
grinding
grinding wheel
point
supply device
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JP13026698A
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Inventor
Yuichi Saito
雄一 斉藤
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Nippei Toyama Corp
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Nippei Toyama Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 クランクシャフトの回転によってピン部と砥
石車との研削点が上下及び前後に旋回して研削する研削
盤における冷却液を研削点に適正に供給することができ
る冷却液供給装置を提供することにある。 【解決手段】 砥石車14を砥石台前後進機構15によ
り前後方向に往復動可能に支持し、砥石車14の前方に
クランクシャフト16のジャーナル部17を支持してピ
ン部18を旋回する旋回機構20を設ける。前記ジャー
ナル部17を中心にピン部18を旋回しつつ、砥石車1
4を前後進させて旋回するピン部18の外周面を砥石車
14により研削する。冷却液供給装置21のノズル22
の指向方向を、サーボモータ28、31により前後進さ
せるとともに傾動して、刻々変化するピン部18の研削
点P1を通る砥石車の接線方向に制御して冷却液を研削
点に適正に供給する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばクランクシ
ャフトの研削に適した研削盤における冷却液供給装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、自動車のエンジンなどに用いら
れるクランクシャフトは、複数のジャーナルと、各ジャ
ーナル中心から偏心した位置に連結された複数のピン部
とから構成されている。このクランクシャフトのピン部
の研削を行う場合には、従来はクランクシャフトのジャ
ーナル部の両端をワーク把持機構の主軸と芯押台により
把持して、研削するピン部を回転中心にしてジャーナル
部を旋回させるようにしていた。そして、所定位置で回
転されるピン部の外周面に対し砥石車を接触して、ピン
部の外周面を研削するので、砥石車に対向する研削点は
変わらず固定位置に保たれる。
【0003】又、砥石車の摩耗によって砥石車の直径が
小さくなった場合は、ノズルの向きを変更するか、又は
ノズルを砥石台の移動方向と平行に砥石車の摩耗量だけ
移動させていた。
【0004】上記のような研削方法においては、ジャー
ナル部を旋回させているために、研削されるピン部の位
置の割出装置が必要となり、その割出装置が大がかりと
なる。又、研削能率を高めるために旋回速度を速くする
と、ジャーナル部を偏心して旋回させるための主軸旋回
機構が大がかりになる。このため、近年におけるクラン
クシャフトのピン部の研削作業においては、ジャーナル
部を回転中心にして、ピン部を旋回させながら砥石車を
前後進させて研削する方式が採用されるようになった。
そのため、ピン部が1旋回する間に、ピン部と砥石車と
の研削点が刻一刻と上下方向及び前後方向に移動する。
このような研削方法においても、冷却液をノズルから供
給する供給装置は、図8に示す従来方式のように砥石車
51の前後進に同期して冷却液のノズル52が2点鎖線
のように揺動して研削点P1、P2、P3、P4に追従
する構造のものが採用されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の図8に示す
冷却液供給装置は、冷却液のノズル52が揺動するだけ
であり、ピン部Wの旋回に伴って砥石車51の研削点は
P1→P2→P3→P4と変化し、又、砥石車51に対
向する研削点が上下に移動する。このため、研削点にお
ける砥石車51の研削方向、つまり研削点P1〜P4を
通る砥石車51の接線方向が変化するが、ノズル52に
よる冷却液が吐出される方向は研削方向の変化とは無関
係に傾動されるだけであるため、ノズル52の指向方向
が適正に調整されることはない。例えば、前記ピン部W
の研削点Pnが図8に鎖線で示すように最下に位置する
P2の場合には、ノズル52の指向方向がピン部Wの影
になり、ノズル52が適正に研削点P2を指向できず、
冷却液が供給不足となり、ワークの研削焼けや、研削精
度が低下するという問題があった。
【0006】又、図9に示すような従来例も提案されて
いる。この従来例は、砥石台55の上面に砥石車51を
覆う砥石カバー56が設けられ、このカバー56の上面
にノズル52を前後進するための機構57が配設されて
いる。
【0007】上記の従来例では、クランクピン部Wの旋
回による研削点P1〜P4の変動に伴ってノズル52の
位置が前後方向に移動されるが、ノズル52の姿勢つま
り指向方向が固定のため、砥石車51による研削点P1
〜P4の変化に伴う砥石車51の研削方向の変化に対応
することができず、研削点に冷却液が十分に供給でき
ず、ワークの研削焼けや、研削精度が低下するという問
題があった。
【0008】この発明の目的は、上記従来の技術の問題
点を解消して、砥石車によるワークの研削点が上下及び
前後方向に変動した場合に冷却液を研削点に適正に供給
することができる冷却液供給装置を提供することにあ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1に記載の発明では、ワークの両端部をワ
ーク把持機構により把持して回転させ、前記ワークの回
転軸線から半径方向に変位した位置にある被研削部に砥
石車を進退自在に前後進動作させて被研削部を研削する
ように構成され、前記砥石車を装架した砥石台に前記被
研削部に冷却液を供給するノズルを装着した研削盤にお
いて、前記被研削部の旋回に同期して前記冷却液のノズ
ルを前記被研削部の研削点に指向させるためのノズル指
向手段を設け、前記ノズル指向手段は、ノズルを前後進
する前後進機構と、該前後進機構を構成するサドルに支
持され、かつ砥石車に対向してノズルを傾動するノズル
傾動機構と、前記ノズル前後進機構とノズル傾動機構の
動作をノズルが前記研削点に指向するように制御する制
御装置とを備えている。
【0010】請求項2に記載の発明では、請求項1にお
いて、前記ノズル指向手段は、ノズルを昇降動作する昇
降機構を備え、該ノズル昇降機構は、ノズル傾動機構及
びノズル前後進機構とともに制御装置によりノズルが前
記研削点に指向するように制御されるものである。
【0011】請求項3に記載の発明では、請求項1又は
2において、前記制御装置は、ノズルが砥石車の研削点
における指定された方向に指向するようにノズル指向手
段の動作を制御するものである。
【0012】請求項4に記載の発明では、請求項2にお
いて、前記制御装置は、ノズルが砥石車の研削点におけ
る指定された方向に指向するように、かつ前記研削点か
らノズルの先端までの距離が一定になるようにノズル指
向手段の動作を制御するものである。
【0013】請求項5に記載の発明では、請求項3又は
4において、前記制御装置は前記ノズルの指向方向を、
砥石車の研削点を通る接線方向に制御するものである。
請求項6に記載の発明では、請求項3又は4において、
前記制御装置は、砥石車を前後進させる前後進機構の動
作プログラムデータと、被研削部の旋回機構の動作プロ
グラムデータとにより決定される研削点の垂直面内での
座標位置の変位データに基づいて、ノズル指向手段の動
作を制御するものである。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、この発明を具体化した一実
施形態を図1〜図6に基づいて説明する。図1に示すよ
うに砥石台11の上面には砥石カバー12が装設され、
該砥石カバー12の内部には図示しないモータにより回
転される駆動軸13に取り付けられた砥石車14が収容
されている。この砥石カバー12と砥石車14は砥石台
11を前後進するための砥石台前後進機構15により被
研削ワークであるクランクシャフト16に向って前後方
向に往復動可能である。
【0015】砥石車14の前方、つまり図1において左
方には、研削されるクランクシャフト16が図示しない
ワーク把持機構により把持されている。このクランクシ
ャフト16は、ジャーナル部17と該ジャーナル部17
の中心O1位置から所定距離だけ偏心した位置に連結さ
れた被研削部としてのクランクピン部18とにより構成
されている。そして、前記ジャーナル部17を図示しな
い主軸と芯押し台とにより把持してクランクシャフト1
6を所定位置において回転させると、クランクピン部1
8は所定の旋回半径で旋回されるようになっている。こ
のクランクピン部18の旋回機構20は、所定の旋回速
度でクランクピン部18を旋回動作させるようになって
いる。そして、前記クランクピン部18の旋回動作に同
期して前記砥石台前後進機構15が駆動制御されて、砥
石車14が前後進動作され、ピン部18が砥石車14に
より研削されるようになっている。
【0016】前記砥石カバー12の上部には冷却液を供
給するための冷却液供給装置21が装設されている。こ
の供給装置21は、冷却液を吐出するノズル22を前後
方向に往復動するノズル前後進機構K1と、ノズル22
を回動軸32を中心として傾動するノズル傾動機構K2
とにより構成されている。そこで、ノズル前後進機構K
1について説明すると、砥石カバー12の上面には、取
付枠体23が固定され、該枠体23の前後には、軸受2
4、24を介して送りねじ25が所定位置で回転可能に
支持されている。この送りねじ25には前後進サドル2
6がナット部材27を介して嵌合されている。この前後
進サドル26は、図5に示すように砥石カバー12の上
面12aと前記取付枠体23の垂直面23aによって前
後方向に案内移動可能である。前記送りねじ25の後端
部は、カバー12の上面に固定したサーボモータ28の
回転軸29に継手30を介して連結されている。そし
て、該モータ28が回転されると、送りねじ25が回転
されて、前後進サドル26がナット部材27により前後
方向に往復動される。
【0017】次に、前記ノズル前後進機構K1の前後進
サドル26に装着されたノズル傾動機構K2について説
明する。前記前後進サドル26の上面には図5に示すよ
うにサーボモータ31が取り付けられ、該モータ31の
回動軸32には前記ノズル22の基端部が連結されてい
る。ノズル22の基端部には冷却液をノズル22に供給
するための可撓性を有するパイプ33が接続されてい
る。そして、図示しない冷却液の供給源からノズル22
に冷却液を供給可能である。
【0018】この実施形態では前記ノズル前後進機構K
1とノズル傾動機構K2とによりノズル22の指向手段
を構成している。次に、図6により、研削盤の研削動作
及び冷却液供給装置21の動作を制御する制御装置35
について説明する。
【0019】この制御装置35は中央演算処理装置(C
PU)36を備え、該CPU36にはリードオンリーメ
モリ(ROM)37と、ランダムアクセスメモリ(RA
M)38が接続されている。又、CPU36にはインタ
ーフェース39を介して駆動回路40が接続され、該駆
動回路40にはノズル22の傾動用の前記サーボモータ
31が接続されている。前記インターフェース39には
同じく駆動回路40を介して前後進サドル26を動作す
る前記サーボモータ28が接続されている。前記インタ
ーフェース39には各種のデータを入力するための操作
盤41が接続されている。さらに、インターフェース3
9には駆動回路40、40を介して砥石台11を動作す
るための前記砥石台前後進機構15を構成するサーボモ
ータ42及びクランクシャフトのピン部18を旋回する
ための旋回機構20を構成するサーボモータ43がそれ
ぞれ接続されている。前記CPU36は操作盤41から
研削点P1に対するノズル22の指向角度を入力するこ
とにより、研削点の変化に追従してノズル22の指向角
度を演算してサーボモータ31を制御するようにしてい
る。
【0020】次に、前記のように構成した研削盤におけ
る冷却液供給装置についてその動作を説明する。図1
は、クランクシャフト16のクランクピン部18がジャ
ーナル部17の回転中心O1と砥石車14の駆動軸13
の回転中心を結んだ線上に位置する場合を示す。この状
態において研削動作が開始され、クランクピン部18が
ジャーナル部17の回転中心O1を中心に矢印A方向に
旋回されるとともに、砥石車14が矢印B方向に回転さ
れると、砥石カバー12及び砥石車14が砥石台前後進
機構15により前進されて、砥石車14がクランクピン
部18の旋回に伴い常に接触され、研削が開始される。
【0021】クランクシャフト16は旋回機構20のサ
ーボモータ43によりジャーナル部17の中心O1を中
心に回転され、このためクランクピン部18はジャーナ
ル部17の回転軸線O1から所定の旋回半径で図1の矢
印A方向に所定の速度で旋回される。又、砥石車14が
前記クランクピン部18の矢印B方向への旋回動作に伴
って砥石台前後進機構15のサーボモータ42により砥
石車14が前後進される。このためクランクピン部18
は図1〜図4に示すように所定の旋回半径及び速度で旋
回動作されるとともに、旋回するクランクピン部18の
外周面に対し砥石車14が接触されてクランクピン部1
8の外周面が研削される。
【0022】上記のクランクピン部18の研削作業にお
いて、図1に示す研削点P1は、クランクピン部18が
図2に示すように回転軸線O1の下方に90°だけ旋回
されると研削点がP2となる。さらに、図3に示すよう
に180°旋回されると、研削点はP3となり、さらに
図4に示すように270°旋回されると研削点はP4と
なる。このようにクランクピン部18の研削点がP1〜
P4に刻一刻と変化するので、クランクピン部18の旋
回に同期してノズル22の先端部22aの指向方向及び
前後の位置がサーボモータ28、31の正逆回転によっ
て変更され、冷却液が研削点P1〜P4に向けて適正に
供給される。
【0023】即ち、図1に示す研削点P1に対しては、
ノズル22がその研削点P1を指向する位置、つまり該
研削点P1を通る砥石車14の例えば指定された接線方
向を指向するように移動される。図2に示すように研削
点P2が下方に移動するとノズル22は回動軸32を中
心に反時計回り方向に傾動されて研削点P2を通る砥石
車14の接線方向に指向するように移動される。さら
に、図3に示すように研削点P3がP1から最も遠くな
るとノズル22が研削点P3を通る砥石車14の接線方
向を指向するように移動される。同様にして図4に示す
ようにクランクピン部18の研削点P4が最上端に移動
した状態においては、ノズル22が研削点P4を通る砥
石車14の接線方向を指向するように移動される。従っ
て、研削点P1〜P4が上下方向、前後方向及びそれら
の合成方向に刻々変化しても、その研削点P1〜P4に
ノズル22から適正な方向に冷却液を供給することがで
きるので、研削作業を適正に行い、クランクピン部18
の研削焼けを防止して研削精度を向上することができ
る。
【0024】なお、前記実施形態においては、研削作業
中にノズル22の指向方向が刻々と変化するが、ノズル
22から噴射される冷却液の圧力及び噴射速度は、冷却
液が研削点P1〜P4に向かってほぼ直線状になるよう
に設定するのが望ましい。
【0025】次に、前記実施形態の研削盤における冷却
液供給装置の作用効果について記載する。 (1)前記実施形態では、クランクシャフト16のクラ
ンクピン部18が旋回して研削点P1〜P4に変動する
のに追従してノズル22の指向角度を変化するようにし
たので、クランクピン部18の研削点P1〜P4が上下
方向、前後方向及びそれらの合成方向に刻々変動して
も、その研削点P1〜P4にノズル22からクランクピ
ン部18の研削点に向けて適正に冷却液を供給すること
ができ、クランクピン部18の研削焼けや硬度低下など
を防止して研削精度を向上することができる。
【0026】(2)前記実施形態では、サーボモータ2
8、31の制御によりノズル22の指向角度を研削点P
1〜P4を通る砥石車14の指定された例えば接線方向
を指向するようにしたので、クランクピン部18の研削
点P1〜P4の変位に対してノズル22を正確に追従す
ることができ、冷却液の研削点P1〜P4の供給を適正
に行うことができる。又、冷却液の使用量を低減するこ
ともできる。
【0027】(3)前記実施形態では、前記制御装置3
5により、砥石車14を前後進させる前後進機構15の
動作プログラムデータと、ピン部18の旋回機構20の
動作プログラムデータとにより決定される研削点P1〜
P4の垂直面内での座標位置の変位データに基づいて、
ノズル前後進機構K1及びノズル傾動機構K2の動作を
制御するようにした。このため、ノズル22の指向方向
を研削点P1〜P4を通る砥石車14の指定された例え
ば接線方向に容易に偏向することができる。
【0028】次に、この発明の別の実施形態を説明す
る。 ・図7に示す別の実施形態においては、図1に示す実施
形態の冷却液供給装置21全体を昇降機構K3により上
下方向の位置調整可能に支持したものである。すなわ
ち、前記砥石カバー12の上面には支柱45が立設さ
れ、該支柱45の上端面には昇降用のサーボモータ46
が下向きに取り付けられている。このモータ46により
回転される送りねじ47にはナット部材48が螺合さ
れ、該ナット部材48には昇降フレーム49が取り付け
られている。さらに、前記降フレーム49には前記ノズ
ル前後進機構K1及びノズル傾動機構K2が装着されて
いる。
【0029】この冷却液供給装置は、ノズル22を前後
進機構K1、傾動機構K2及び昇降機構K3により姿勢
制御することができるので、ノズル先端22aと研削点
P1、P2、P3、P4の距離Lを常に一定とすること
ができる。このため、ノズル22の姿勢制御をより適正
に行うことができるので、冷却液の研削点P1〜P4へ
の供給をさらに適正に行うことが可能である。
【0030】なお、前記各実施形態は次のように変更す
ることができる。 ・前記実施形態では、研削点P1〜P4を通る砥石車1
4の接線方向にノズル22の姿勢を制御するようにした
が、この接線方向と該接線方向から離れる方向に所定角
度(例えば10〜40度)傾斜する傾斜方向との間に指
向するようにしてもよい。
【0031】・前記実施形態では、予め設定された研削
点P1〜P4の座標位置の変位データに基づいてノズル
22の姿勢を制御するようにしたが、これに代えて、ピ
ン部18の半径と、ピン部18のジャーナル部17の中
心O1からピン部18の中心までの旋回半径と、ピン部
18の旋回速度とを入力すると、これらの入力データに
基づいてノズル22の姿勢制御が自動的に行われるよう
に構成してもよい。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明は、砥石車によるワークの研削点が上下及び前後方向
に変動した場合に冷却液を研削点に適正に供給すること
ができる。
【0033】請求項2〜6記載のいずれかに記載の発明
では、上記の効果である冷却液の研削点への供給をより
適正に行うことができる。請求項4に記載の発明では、
ノズルが砥石車の研削点における指定された方向に指向
するように、かつ前記研削点からノズルの先端までの距
離が一定になるようにしたので、冷却液の研削点への供
給をさらに適正に行うことができる。
【0034】請求項5に記載の発明では、ノズルが砥石
車の研削点における接線方向に指向するようにしたの
で、冷却液の研削点への供給をさらに適正に行うことが
できる。
【0035】請求項6に記載の発明では、砥石車を前後
進させる前後進機構の動作プログラムデータと、被研削
部の旋回機構の動作プログラムデータとにより決定され
る研削点の垂直面内での座標位置の変位データに基づい
て、ノズル指向手段の動作を制御するようにしたので、
研削点の座標変位に同期してノズルの姿勢制御をより適
正に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明を具体化した研削盤の冷却液供給装
置の正面図。
【図2】 冷却液供給装置の正面図。
【図3】 冷却液供給装置の正面図。
【図4】 冷却液供給装置の正面図。
【図5】 冷却液供給装置の部分断面図。
【図6】 冷却液供給装置の制御装置を示すブロック回
路図。
【図7】 この発明の別の実施形態を示す正面図。
【図8】 従来の冷却液供給装置の正面図。
【図9】 従来の冷却液供給装置の正面図。
【符号の説明】
12…砥石カバー、14…砥石車、15…砥石台前後進
機構、16…クランクシャフト、17…ジャーナル部、
18…被研削部としてのピン部、20…旋回機構、21
…冷却液供給装置、22…ノズル、28、31…サーボ
モータ、35…制御装置、45…支柱、46…昇降用の
サーボモータ、47…送りねじ、48…ナット部材、4
9…昇降フレーム、K1…ノズル前後進機構、K2…ノ
ズル傾動機構、K3…ノズル昇降機構。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワークの両端部をワーク把持機構により
    把持して回転させ、前記ワークの回転軸線から半径方向
    に変位した位置にある被研削部に砥石車を進退自在に前
    後進動作させて被研削部を研削するように構成され、前
    記砥石車を装架した砥石台に前記被研削部に冷却液を供
    給するノズルを装着した研削盤において、前記被研削部
    の旋回に同期して前記冷却液のノズルを前記被研削部の
    研削点に指向させるためのノズル指向手段を設け、前記
    ノズル指向手段は、ノズルを前後進する前後進機構と、
    該前後進機構を構成するサドルに支持され、かつ砥石車
    に対向してノズルを傾動するノズル傾動機構と、前記ノ
    ズル前後進機構とノズル傾動機構の動作をノズルが前記
    研削点に指向するように制御する制御装置とを備えてい
    る研削盤における冷却液供給装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記ノズル指向手段
    は、ノズルを昇降動作する昇降機構を備え、該ノズル昇
    降機構は、ノズル前後進機構及びノズル傾動機構ととも
    に制御装置によりノズルが前記研削点に指向するように
    制御されるものである研削盤における冷却液供給装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2において、前記制御装置
    は、ノズルが砥石車の研削点における指定された方向に
    指向するようにノズル指向手段の動作を制御するもので
    ある研削盤における冷却液供給装置。
  4. 【請求項4】 請求項2において、前記制御装置は、ノ
    ズルが砥石車の研削点における指定された方向に指向す
    るように、かつ前記研削点からノズルの先端までの距離
    が一定になるようにノズル指向手段の動作を制御するも
    のである研削盤における冷却液供給装置。
  5. 【請求項5】 請求項3又は4において、前記制御装置
    は前記ノズルの指向方向を、砥石車の研削点を通る接線
    方向に制御するものである研削盤における冷却液供給装
    置。
  6. 【請求項6】 請求項3又は4において、前記制御装置
    は、砥石車を前後進させる前後進機構の動作プログラム
    データと、被研削部の旋回機構の動作プログラムデータ
    とにより決定される研削点の垂直面内での座標位置の変
    位データに基づいて、ノズル指向手段の動作を制御する
    ものである研削盤における冷却液供給装置。
JP13026698A 1998-03-31 1998-05-13 研削盤における冷却液供給装置 Pending JPH11347934A (ja)

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