JPH11348400A - 印刷装置 - Google Patents
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- JPH11348400A JPH11348400A JP15900098A JP15900098A JPH11348400A JP H11348400 A JPH11348400 A JP H11348400A JP 15900098 A JP15900098 A JP 15900098A JP 15900098 A JP15900098 A JP 15900098A JP H11348400 A JPH11348400 A JP H11348400A
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Abstract
を挟持して、この挟持されたマスタの先端部を版胴上の
マスタ係止手段まで安定して搬送し、マスタ係止手段に
確実に受け渡しながら、同時にマスタのシワの発生を低
減できる印刷装置を提供する。 【解決手段】 マスタ9の先端部9Bを係止する係止部
Yを有するマスタ係止手段50を外周面1aの一部に具
備した版胴1と、マスタ9を製版しつつ外周面1aに巻
装させるべく搬送する製版手段30と、製版済みマスタ
9Aを一定の長さに切断する切断手段20と、版胴1が
マスタ係止位置に停止したときのマスタ係止手段50の
近傍に、切断手段20よりもマスタ搬送方向上流側に位
置して先端部9Bを挟持する第1の位置と、係止部Yを
通過して係止部Yで先端部9Bを係止可能な第2の位置
との間で往復変位可能なマスタ挟持搬送手段40とを有
する印刷装置であって、マスタ挟持搬送手段40を、第
1の位置で先端部9Bを挟持した後、係止部Yが先端部
9Bを係止するまでの間にマスタ幅方向Zに所定量拡開
させる構成とした。
Description
胴上のマスタ係止手段まで搬送するマスタ挟持搬送手段
を備えた孔版印刷装置等の印刷装置に関する。
周面に穿孔製版されたマスタを巻装し、版胴内部よりマ
スタ穿孔部を介してインキを透過させ、このインキを印
刷用紙に転移させることで印刷画像を得る孔版印刷装置
がよく知られている。この孔版印刷装置では、版胴の外
周面上にマスタの先端部を係止させるマスタ係止手段
が、版胴の外周面に対して開閉自在に設けられており、
このマスタ係止手段をマスタクランプ位置で適時開閉さ
せることで、プラテンローラーや搬送ローラー等によっ
て搬送されるマスタの先端を挟持している。
い熱可塑性樹脂フィルム(厚さ2〜9μm程度)と多孔
性支持体としての和紙、合成繊維、あるいは和紙と合成
繊維とを混抄したものとを貼り合わせたラミネート構造
のものが一般的に用いられており、他にも多孔性支持体
を薄くしたものや多孔性支持体を用いずに熱可塑性樹脂
フィルム単体からなるもの等がある。
する際には次の点が問題となる。第1に、マスタの厚さ
が薄いため、マスタ係止手段に届くまでに静電気やカー
ル等によって、搬送力を与えられるプラテンローラーや
搬送ローラーに巻きついてしまう。
れた場合であっても、穿孔時の熱収縮やフィルムのくせ
等により僅かではあるが波打ち現象が発生してしまう。
この波打ち状態のままマスタをマスタ係止手段で係止し
て版胴の外周面に巻装すると、版胴上でマスタにしわが
発生し印刷不良となるおそれがある。このような状態
は、多孔性支持体を薄くしたものや熱可塑性樹脂フィル
ム単体からなるもののように、腰が弱いマスタを用いた
ときに顕著に現われてしまう。
送経路内に案内板を設けてマスタを搬送することが考え
られるが、回転駆動される版胴や版胴外周面上のマスタ
係止手段等との接触を避ける必要があり、案内板をあま
り版胴に近接して設けることができない。また、案内板
を設けた場合であっても、マスタが静電気で帯電してい
ると、腰のないマスタの場合には搬送不良を生じてしま
う。
タの表面に帯電防止剤を塗布する場合があるが、腰のな
いマスタでは帯電防止剤の塗布量が腰のあるマスタに比
して多くなり、サーマルヘッドの腐食やマスタ自体のコ
ストアップを招いてしまう。
るための技術は未だないが、例えば特開昭59−104
937号公報や特開平6−320853号公報では、マ
スタの先端を切断手段の下流側でマスタ挟持搬送手段を
用いて挟持して版胴上のマスタ係止手段まで搬送する技
術が、特開平6−305232号公報では、切断手段の
上流側から版胴上のマスタ係止手段までシート部材と重
合してマスタの先端を送り出す技術がそれぞれ提案され
ている。
104937号公報や特開平6−320853号公報に
記載された技術では、マスタ挟持搬送手段が切断手段の
下流側に配置されているので、切断後のマスタの先端部
が次の製版時にマスタ挟持搬送手段まで搬送される際
に、搬送ローラーに巻き付いたり、切断手段で詰まって
しまったり、マスタ挟持搬送手段のマスタの導入側に引
っ掛かってしまう虞がある。このような状態となると、
マスタ係止手段まで安定した状態でマスタを搬送するこ
とが難しく、マスタの搬送性に課題を残している。
術では、マスタの先端部をシート部材と重合して搬送す
るため、版胴上のマスタ係止手段に到達する前に、マス
タの先端部がシート部材からめくれ上がってマスタにし
わが発生する虞があり、マスタを安定して搬送すること
が難しい。また、マスタの先端部をシート部材に接着あ
るいは溶着して搬送すればこのようなめくれ上がりは防
止できるが、これだと接着や溶着するための機構やその
工程が必要となったり、接着や溶着時におけるしわの発
生や、マスタ係止手段への受渡しの際にシート部材とマ
スタの先端部との剥離が良好に行われない虞がある。
スタの先端部を挟持し、挟持されたマスタの先端部を版
胴上のマスタ係止手段まで安定して搬送し、マスタをマ
スタ係止手段に確実に受け渡すと同時にマスタへのしわ
の発生を低減することが可能な印刷装置の提供を目的と
する。
マスタの先端部を係止する係止部を有するマスタ係止手
段を外周面の一部に具備した版胴と、画像情報に応じて
前記マスタを製版し、前記マスタを前記版胴の外周面に
巻装させるべく搬送する製版手段と、前記製版手段で製
版された製版済みマスタを一定の長さに切断する切断手
段とを有する印刷装置において、前記版胴が前記係止部
で前記マスタの先端部を係止するマスタ係止位置に停止
したときの前記マスタ係止手段の近傍に、前記切断手段
よりもマスタ搬送方向上流側に位置して前記マスタの先
端部を挟持する第1の位置と、前記係止部を通過して該
係止部で前記マスタの先端部を係止可能な第2の位置と
の間で往復変位可能なマスタ挟持搬送手段を有し、前記
マスタ挟持搬送手段は、第1の位置で前記マスタの先端
部を挟持した後、前記係止部が前記マスタの先端部を係
止するまでの間にマスタ幅方向に所定量拡開することを
特徴とする。
係止する係止部を有するマスタ係止手段を外周面の一部
に具備した版胴と、画像情報に応じて前記マスタを製版
し、前記マスタを前記版胴の外周面に巻装させるべく搬
送する製版手段と、前記製版手段で製版された製版済み
マスタを一定の長さに切断する切断手段とを有する印刷
装置において、前記版胴が前記係止部で前記マスタの先
端部を係止するマスタ係止位置に停止したときの前記マ
スタ係止手段の近傍に、前記切断手段よりもマスタ搬送
方向上流側に位置して前記マスタの先端部を挟持する第
1の位置と、前記係止部を通過して該係止部で前記マス
タの先端部を係止可能な第2の位置との間で往復変位可
能なマスタ挟持搬送手段を有し、前記マスタ挟持搬送手
段は、前記マスタの先端部との接触部位に、前記マスタ
に対してマスタ幅方向への伸張力を付与する伸張部材を
有することを特徴とする。
刷装置において、さらに、前記伸張部材はマスタ搬送方
向下流側へ向かうに従い広がる向きに配設されているこ
とを特徴とする。
係止する係止部を有する開閉可能なマスタ係止手段を外
周面の一部に具備した版胴と、画像情報に応じて前記マ
スタを製版し、前記マスタを前記版胴の外周面に巻装さ
せるべく搬送する製版手段と、前記製版手段で製版され
た製版済みマスタを一定の長さに切断する切断手段とを
有する印刷装置において、前記版胴が前記係止部で前記
マスタの先端部を係止するマスタ係止位置に停止したと
きの前記マスタ係止手段の近傍に、前記切断手段よりも
マスタ搬送方向上流側に位置して前記マスタの先端部を
挟持する第1の位置と、前記係止部を通過して該係止部
で前記マスタの先端部を係止可能な第2の位置との間で
往復変位可能なマスタ挟持搬送手段を有し、前記マスタ
の先端部を挟持した状態で前記マスタ挟持搬送手段が第
2の位置に移動した後、前記マスタ係止手段が開放状態
から閉塞状態に移動する際に、前記係止部の自由端側先
端部が前記マスタに当接しつつ移動することを特徴とす
る。
刷装置において、さらに、前記係止部はその自由端側先
端部の中央部が突出する形状に形成されていることを特
徴とする。
説明する。図1に示す孔版印刷装置は、主に印刷に用い
られる感熱孔版可能なマスタ9(以下、マスタ9と記
す)を巻いたマスタロール9Rと、マスタ9を製版しな
がら搬送する製版手段30と、版胴1の外周面1aの一
部に設けられたマスタ係止手段50に向けてマスタ9を
挟持搬送するマスタ挟持搬送手段40と、製版手段30
で製版された製版済みマスタ9Aを一定の長さに切断す
る切断手段20と、マスタ係止手段50に向かって移動
するマスタ9に張力を与える張力付与手段12とを備え
ている。
搬送方向(以下、マスタ搬送方向Xと記す)の最上流に
配置され、版胴1はマスタ搬送方向Xの最下流に配置さ
れている。マスタロール9Rから版胴1までの間にはマ
スタ搬送路が形成され、このマスタ搬送路に沿って各手
段が、製版手段30、張力付与手段12、マスタ挟持搬
送手段40、切断手段20の順で配置されている。
ポリエステル等の実質的に熱可塑性樹脂フィルムのみか
ら成り、軸方向に長い熱可塑性樹脂でできた芯管9Pの
外周面に巻き付けられてマスタロール9Rを形成してい
る。マスタロール9Rは、図示しない不動部材に回転可
能に支持されている。ここで示す実質的に熱可塑性樹脂
フィルムのみから成るマスタ9とは、マスタが熱可塑性
樹脂フィルムのみから成るものの他、熱可塑性樹脂フィ
ルムに帯電防止剤等の微量成分を含有して成るもの、さ
らには熱可塑性樹脂フィルムの両主面、すなわち表面又
は裏面のうち少なくとも一方に、オーバーコート層等の
薄膜層を1層又は複数層形成して成るものを含む。
タ9をサーマルヘッド11とこれにマスタ9を介して当
接するプラテンローラー10とにより製版しながら版胴
1に向かって搬送するものである。プラテンローラー1
0は、その軸10aと実質一体的に取り付けられてい
て、軸方向に延在して設けられている。軸10aは図示
しない孔版印刷装置の側板に回転自在に支持されてお
り、一端に設けられたプーリーとモータープーリーとの
間に掛け渡された無端ベルト等からなる図示しない駆動
力伝達手段及びモータープーリーを回転駆動するステッ
プモーター21によって図の矢印方向に回転駆動され
る。サーマルヘッド11はプラテンローラー10の下方
に位置し、軸10aと平行に延在して設けられている。
サーマルヘッド11は、図示しない孔版印刷装置の原稿
読取部に設けられたA/D変換部及び製版制御部(共に
図示せず)で処理されて送出されるデジタル画像情報に
基づき、図示しない発熱素子を選択的に発熱させること
によりマスタ9を熱溶融穿孔する周知の機能を有する。
支持円筒体の外周面に巻き付けられたメッシュスクリー
ンとを有し、その外周面1aに製版済みマスタ9Aを巻
装する。版胴1は回転中心軸を兼ねたインキパイプ7の
周りに回転可能に支持されており、駆動源となる駆動モ
ーター22と図示しない駆動力伝達機構とによって図の
矢印方向に回転駆動される。版胴1の内部には、版胴1
と同期して同方向に回転して版胴1の内周面にインキを
供給するインキローラー4と、インキローラー4と僅か
な間隙を設けて平行に配置されインキローラー4との間
に断面楔状のインキ溜り6を形成するドクターローラー
5と、インキ溜り6へインキを供給するインキパイプ7
に設けた開孔部7aとが設けられている。これらインキ
ローラー4、ドクターローラー5及びインキパイプ7に
よりインキ供給手段60が構成される。インキローラー
4と対向する外周面1aの下方近傍には、図示しない接
離機構によって上下に揺動し、印刷用紙73を版胴1へ
押し付けるプレスローラー8が配置されている。
は、製版済みマスタ9Aの先端部9Bを係止(挟持)す
るマスタ係止手段50が配設されている。マスタ係止手
段50は、版胴1の母線と平行に延在していて外周面1
aと実質一体的に設けられたステージ2と、ステージ2
に対してクランパー軸13を介して図示しない開閉装置
により駆動力を伝達されて回動される開閉自在なクラン
パー3と、クランパー3をステージ2へ磁着するマグネ
ット3bとを備えている。開閉装置は、クランパー駆動
手段となるステップモーター23と周知の駆動力伝達機
構とから構成されている。
の母線と平行に延在しており、その全幅Eは、マスタ9
の幅Wよりも幾分長く、且つ版胴1の幅Lよりも短く形
成されている。マグネット3bは、クランパー軸13よ
りもマスタ搬送方向Xの上流側に位置するクランパー3
の開閉端3a側のステージ2との対向面に固定されてい
る。マグネット3bの後端3cとクランパー軸13との
間に位置し、かつ両矢印Zで示すマスタ9の幅方向(以
下、マスタ幅方向Zと記す)に位置するクランパー3の
両側縁3A,3Bには、クランパー3の内方に凹んだ切
欠き部3L,3Rがそれぞれ形成されている。この切欠
き部3L,3Rは、後述するマスタ挟持搬送手段40に
設けられる一対のマスタ挟持部14,15と干渉しない
大きさに形成されている。クランパー3は、マグネット
3bを設けた範囲を係止部Yとしている。
製版手段30とマスタ挟持搬送手段40との間に配置さ
れている。張力付与手段12は、一対のローラー部材1
2a,12bを備えている。ローラー部材12a,12
bは、それぞれの外周面を当接して対向配置されてお
り、この例では、ほぼ水平に搬送されるマスタ9の向き
をほぼ垂直下方に方向転換する機能を備えており、マス
タ9の移動によって互いに連れ回りする。一方のローラ
ー部材12bの一端には、トルクリミッター等のブレー
キ装置12cが装着されており、マスタ搬送方向Xに向
かって移動するマスタ9に対して、その移動方向に弛み
が発生しないように張力を与える構成となっている。張
力付与手段12は、各ローラー部材12a,12bのう
ちの何れか一方を駆動モーターで回転駆動する構成とし
てもよく、この場合、駆動されるローラー部材の外周面
の周速度を、外周面1aの周速度あるいはマスタ挟持搬
送手段40の移動速度よりも遅く設定することで、移動
するマスタ9に対して張力を与えることができる。
12とマスタ係止手段50との間に配置されており、マ
スタ9の先端部9Bを挟持しながらマスタ係止手段50
に搬送するものである。マスタ挟持搬送手段40は、図
3に示すように、先端部9Bをマスタ幅方向Zの両側縁
9a,9bからその往動行程で挟持する一対のマスタ挟
持部14,15と、マスタ挟持部14,15をマスタ幅
方向Zに相対変位させる変位手段16と、図4に示すよ
うに、マスタ挟持部14,15を実線で示す第1の位置
と二点鎖線で示す第2の位置との間で往復移動させる移
動手段17とを備えている。マスタ挟持搬送手段40に
は、切断手段20がマスタ挟持部14,15よりもマス
タ搬送方向Xの下流側に装着されている。
14,15が切断手段20の手前まで搬送されたマスタ
9の先端部9Bを挟持する位置を指し、第2の位置と
は、マスタ挟持部14,15が先端部9Bを挟持した状
態でマスタ係止位置において開放された係止部Yを通過
し、係止部Yで先端部9Bを係止(挟持)可能な位置を
指す。
示すように、先端部9Bの両側縁9a,9bを両主面
(表裏面)9C,9D側から挟持するように開閉自在に
設けられた挟持部材となる上搬送クランパー26A,2
6B及び下搬送クランパー27A,27Bと、上搬送ク
ランパー26A,26Bを開閉させる挟持部駆動手段と
なる電磁ソレノイド28A,28Bと、付勢手段である
コイルバネ29A,29Bとをそれぞれ備えている。
材からなり、マスタ挟持搬送手段40のフレーム141
に、マスタ幅方向Zに摺動自在に支持されている。具体
的には、下搬送クランパー27A,27Bにマスタ幅方
向Zに延在する長孔31A,31Bを形成し、この長孔
31A,31Bにフレーム141のマスタ幅方向Zに並
列に立設した段ねじ32A,32Bと段ねじ33A,3
3Bとをそれぞれ遊嵌する。下搬送クランパー27A,
27Bは、その一端側をマスタ幅方向Zとほぼ直交する
方向に折り曲げ、その下端をマスタ幅方向Zにおける内
側に折り曲げて、当接部27C,27Dを形成してい
る。この当接部27C,27Dは、マスタ9の裏面9D
に当接するように、互いに同一平面上に配置されてい
る。
4a,34bによって、それぞれ当接部27C,27D
に開閉自在に支持されている。電磁ソレノイド28A,
28Bは、上搬送クランパー26A,26Bの上方に位
置する下搬送クランパー27A,27Bに装着されてい
て、その可動片28C,28Dを上搬送クランパー26
A,26Bにそれぞれピン結合されている。電磁ソレノ
イド28A,28Bには、駆動信号が入力されると可動
片28C,28Dを押し出すプッシュ型が採用されてい
る。コイルバネ29A,29Bは、電磁ソレノイド28
A,28Bと上搬送クランパー26A,26Bとにその
両端を係止されており、上搬送クランパー26A,26
Bに開方向への回動習性を与えている。
には、図2に符号A,Bで示す先端部9Bの両側縁9
a,9bを挟持できる挟持位置と、同図に符号C,Dで
示す両側縁9a,9bから外方に外れた離脱位置とにマ
スタ挟持部14,15をマスタ幅方向Zに変位移動させ
る変位手段駆動機構25が配設されている。離脱位置
C,Dは、クランパー3の両側縁3A,3Bよりも外方
に位置している。
すように、その駆動源となる正逆回転可能な駆動モータ
ー35と、駆動モーター35の出力軸35aに装着され
たピニオンギヤ36と、ラックギヤ37,38とから主
に構成されている。ラックギヤ37,38は、下搬送ク
ランパー27A,27Bにそれぞれ形成されており、フ
レーム141のほぼ中央に配置されたピニオンギヤ36
に対して上下方向から互いに対向して噛合している。変
位手段駆動機構25は、駆動モーター35が図3におい
て時計回り方向(正方向)に回転駆動すると、下搬送ク
ランパー27A,27Bを実線矢印で示す方向に移動さ
せてマスタ挟持部14,15を離脱位置へと変位させ、
駆動モーター35が図3において反時計回り方向(逆方
向)に回転駆動すると、下搬送クランパー27A,27
Bを破線矢印で示す方向に移動させてマスタ挟持部1
4,15を挟持位置へと変位させるように構成されてい
る。
傍には、挟持位置と離脱位置とを検知する検知手段とし
ての挟持位置検知センサー41及び離脱位置検知センサ
ー42が配設されている。挟持位置検知センサー41及
び離脱位置検知センサー42には、それぞれマイクロス
イッチが用いられており、離脱位置検知センサー42
は、図5に示すように、レバー42aを段ねじ32Bに
よって押されると離脱位置検知信号を出力し、挟持位置
検知センサー41はレバー41aを段ねじ32Aによっ
て押されると挟持位置検知信号を出力する。
ように、切断部材となる円形刃部43がマスタ搬送路に
臨むように、フレーム141のマスタ搬送路との対向面
141cに装着されている。切断手段20は、対向面1
41cの、マスタ幅方向Zに延在して固定されたレール
44と、レール44に摺動自在に支持されたスライダー
45と、スライダー45に回転自在に支持された円形刃
部43とを有するロータリーカッターからなり、後述す
る駆動モーター39によってマスタ切断時に摺動する。
円形刃部43は、その外周面が当接面27C,27Dよ
りもやや下方に位置するようにスライダー45に支持さ
れている。
ーム141に支持された回動軸47と、この回動軸47
の一端に固定された歯車48と、駆動源となる正逆回転
可能な駆動モーター46とを備えている。駆動モーター
46はフレーム141に固定されており、その出力軸4
6aには駆動歯車49が固定されている。歯車48には
駆動歯車49が噛合しており、歯車48の駆動歯車49
との噛合位置と対向する位置にはラック51が噛合して
いる。回動軸47は、図3に示すように、フレーム14
1の両側部に起立して設けられた側面141a,141
bの上部に軸受52,52で回転自在に支持されてお
り、その両端を側面141a,141bよりも外方に突
出させている。側面141a,141bの下部には、一
対のガイドピン53,53がマスタ幅方向Zに突出して
設けられている。
とは、図4に示すように、図示しない装置のフレームに
形成した長孔54,55にそれぞれ遊嵌されている。長
孔54,55は、それぞれ張力付与手段12から図1に
示すマスタ係止位置にあるマスタ係止手段50に向かっ
て延在して形成されており、マスタ挟持搬送手段40を
張力付与手段12の直下流からマスタ係止手段50の係
止部Yの下流まで、すなわち第1の位置から第2の位置
まで摺動自在に支持している。これにより、マスタ挟持
搬送手段40は、マスタ係止手段50まで案内されると
共に、往復動作時に揺れないように構成されている。
止手段50によってマスタ9を係止するときに版胴1が
停止する位置を指し、本実施例では、クランパー3が図
1において上方を向いた状態で開閉する、マスタ係止手
段50がほぼ真横に置かれた位置を指す。
の位置までマスタ挟持搬送手段40を移動させる往動時
に図4において時計回り方向(正方向)に回転駆動さ
れ、第2の位置から第1の位置までマスタ挟持搬送手段
40を移動する複動時に図4において反時計回り方向
(逆方向)に回転駆動される。
タ挟持搬送手段40が第1の位置に位置決めされたこと
を検知する第1位置検知センサー56と、第2の位置に
位置決めされたことを検知する第2位置検知センサー5
7とが配置されている。第1位置検知センサー56はマ
スタ挟持搬送手段40が第1の位置を占めたときに、フ
レーム141の一部で押されることで第1位置検知信号
を出力し、第2位置検知センサー57はマスタ挟持搬送
手段40が第2の位置を占めたときに、フレーム141
の一部で押されることで第2位置検知信号を出力するリ
ミットスイッチからそれぞれ構成されている。マスタ挟
持搬送手段40は、マスタ挟持部14,15が挟持位置
Aにあるときをホームポジションとしている。
0はほぼ垂直方向に往復移動可能に構成されている。ラ
ック51は長孔54と平行に配置され、図示しないフレ
ームに固定されている。このため、マスタ挟持搬送手段
40は、駆動モーター46が駆動しないときに、駆動歯
車49と歯車48とラック51との噛合により一定の位
置に保持される。つまり、ラック51は、歯車48と相
俟ってマスタ挟持搬送手段40の落下防止(ストッパ
ー)手段と位置決め手段とを構成している。
を備えている。制御手段70は、ROMやRAMを備え
た周知のマイクロコンピューターから構成されており、
各手段の駆動回路やコントローラーとして機能してい
る。制御手段70には、停止指令手段となるストップキ
ー61、製版指令手段となる製版スタートキー62、印
刷指令手段となる印刷スタートキー63、第1位置検知
センサー56、第2位置検知センサー57、挟持位置検
知センサー41、離脱位置検知センサー42、ステップ
モーター21,23、各種駆動モーター22、35、3
9、46、電磁ソレノイド28A,28B及び電源58
がそれぞれ電気的に接続されている。
押下されて製版指令が出力されると、製版済みマスタ9
Aをマスタ挟持搬送手段40を用いて版胴1上のクラン
パー3に搬送すると共に、この製版済みマスタ9Aを外
周面1aに巻装する製版動作を行う機能と、印刷スター
トキー63が押下されて印刷指令が出力されると、図示
しないテンキーで設定された印刷枚数の印刷を実行する
周知の印刷動作を行う機能と、ストップキー61が押下
されると製版動作や印刷動作を停止させる機能と、駆動
モーター39を制御する制御部71とを備えている。
御部71による装置動作とを中心に説明する。図1にお
いて、新品のマスタロール9Rを装置にセットする場
合、マスタロール9Rを巻き解き、プラテンローラー1
0とサーマルヘッド11との間にマスタ9を通し、ロー
ラー部材12a,12b間にマスタ9を介装して先端部
9Bをマスタ挟持搬送手段40まで位置させておく。
動モーター22が所定量駆動され、周知の排版手段によ
って印刷を終えた図示しない印刷済みマスタが外周面1
aから排除され、版胴1がマスタ係止位置で停止する。
版胴1がマスタ係止位置を占めると、ステップモーター
23が駆動されてクランパー3がマスタ係止位置におい
て開状態となる。第1位置検知センサー56から第1位
置検知信号の出力があると、マスタ挟持搬送手段40が
ホームポジションにあるとして電磁ソレノイド28A,
28Bが駆動される。この駆動動作によって上搬送クラ
ンパー26A,26Bが閉動作され、マスタ9の先端部
9Bの両側縁9a,9bが図3に示すように、両主面
(表裏面)9C,9D側からマスタ挟持部14,15で
挟持される。すなわち、図6(a)、図6(b)に示す
ように、クランパー3は開状態におかれ、マスタ9の先
端部9Bの両側縁9a,9bは、第1の位置においてマ
スタ挟持部14,15で挟持される。
ると、駆動モーター35へ所定時間(数msec)の通
電がなされ、駆動モーター35が図5において時計回り
方向に回転する。これにより、ピニオンギヤ36が時計
回り方向に微量だけ回転駆動され、これと噛合するラッ
ク37,38を有する下搬送クランパー27A,27B
が二点鎖線位置から実線位置に向かう方向に相対移動す
る。下搬送クランパー27A,27Bの相対移動量は、
マスタ挟持部14,15からマスタ9が抜けない程度、
かつ、マスタ9に伸びが生じない程度に設定されてい
る。
両側縁9a,9bを挟持した状態でマスタ挟持部14,
15がマスタ幅方向Zに広がるので、マスタ9の先端部
9Bにおける弛みが伸ばされる。
れ、さらに駆動モーター35への通電が終了すると、ス
テップモーター21が起動してプラテンローラー10が
時計回り方向に回転駆動されてマスタ9が送り出される
と同時に画像情報に応じてサーマルヘッド11の発熱素
子が選択的に発熱され、プラテンローラー10によりサ
ーマルヘッド11に押圧されたマスタ9が選択的に溶融
されて穿孔される。このように穿孔された製版済みマス
タ9Aは、プラテンローラー10によってマスタ搬送方
向Xに搬送される。
位置検知信号の出力があると、図4に示す駆動モーター
46が時計回り方向に回転駆動され、同図においてマス
タ挟持搬送手段40が第2の位置(下方に)向かって移
動する。このときのマスタ挟持搬送手段40の移動速度
は、プラテンローラー10によるマスタ搬送速度とほぼ
同一の速度で搬送される。このように、マスタ挟持搬送
手段40が往動することで、製版済みマスタ9Aがロー
ラー部材12a,12bとの間で張力を付与されながら
クランパー3に向かって搬送される。
ステージ2とクランパー3との間を通過して第2の位置
を占めると、第2位置検知センサー57から第2位置検
知信号が出力され、駆動モーター46が停止される。こ
れにより図7(a),図7(b)に示すように、マスタ
挟持部14,15は係止部Yを通過して切欠き部3L,
3R内の挟持位置Bにて停止する。そして、駆動モータ
ー46が停止すると、ステップモーター23が閉方向に
所定量回転駆動された後、電磁ソレノイド28A,28
Bが非駆動(オフ)とされる。これにより、マスタ挟持
部14,15で挟持されて搬送された製版済みマスタ9
Aの先端部9Bは、ステージ2とクランパー3のマグネ
ット3bとによって係止された後、マスタ挟持部14,
15による挟持が開放される。このため、マスタ9が静
電気を帯びていたりカールした状態であっても、ローラ
ー部材12a,12bに巻き付かなくなり、確実にクラ
ンパー3まで搬送することができる。
ると、駆動モーター35が図5において時計回り方向に
駆動し、離脱位置検知センサー42から離脱位置検知信
号が出力されるまで駆動される。これにより、ピニオン
ギヤ36が時計回り方向に回転駆動して、それと噛合す
るラック37,38を有する下搬送クランパー27A,
27Bが二点鎖線位置から実線位置に向かって相対移動
する。
ー42のレバー42aが押されて離脱位置検知信号が出
力されると、駆動モーター35の回転が停止する。これ
により、第2の位置においてマスタ挟持部14,15は
離脱位置Cを占める。
知信号が出力されると、図4に示す駆動モーター46が
反時計回り方向に回転駆動され、この動作は、第1位置
検知センサー56から第1位置検知信号の出力があるま
で行われる。この動作により、同図に二点鎖線で示す第
2の位置に置かれたマスタ挟持搬送手段40が第1の位
置へと復動され、マスタ挟持部14,15は離脱位置D
に位置決めされる。このように、マスタ挟持部14,1
5は、マスタ挟持搬送手段40の復動時において離脱位
置を占めた状態で第2の位置から第1の位置へと移動さ
れるため、その移動中に両側縁9a,9bや両側縁3
A,3Bと干渉することがなくなる。
手段40の移動動作中、すなわち、図2においてマスタ
挟持部14,15が離脱位置C,D間を移動している間
も駆動されているので、プラテンローラー10の製版搬
送は行われている。このため、マスタ9は、プラテンロ
ーラー10とローラー部材12a,12bとの間に、製
版済みマスタ9Aの過分送りを発生させる。
知信号が出力されると、駆動モーター22は版胴1を図
1において矢印方向に回転駆動させ、過分送りされた製
版済みマスタ9Aは版胴1の回転により外周面1aに製
版されつつ巻き付けられる。
てマスタ9が所定量搬送されると、版胴1の外周面1a
へ巻装される製版済みマスタ9Aが製版されたものとし
てステップモーター21及び駆動モーター22が停止さ
れる。製版動作完了後、駆動モーター35が図5におい
て反時計回り方向に駆動されてピニオンギヤ36が反時
計回り方向に回転し、下搬送クランパー27A,27B
が破線方向に相対移動する。そして、段ねじ32Aによ
って挟持位置検知センサー41のレバー41aが押され
て挟持位置検知信号が出力されると駆動モーター35の
回転が停止し、これによりマスタ挟持部14,15は挟
持位置Aに保持される。
ド28A,28Bを駆動(オン)し、上搬送クランパー
26A,26Bを閉じて両側縁9a,9bを挟持し、そ
の状態を保持したまま切断手段20の駆動モーター39
を駆動する。これにより、スライダー45が図5におい
て右方から左方に摺動され、製版済みマスタ9Aの後端
が円形刃部43で切断される。このため、製版済みマス
タ9Aは、その先端部9Bをクランパー3で係止され、
その後端部のマスタ搬送方向Xの上流側の部位をマスタ
挟持部14,15に挟持された状態で切断されるので、
マスタ9を良好に切断できるとともに、切断後にマスタ
9の先端部9Bをマスタ挟持部14,15まで搬送する
必要がなくなる。よって、マスタ9が帯電していたりマ
スタ9に巻き癖が残っていた場合であっても、製版手段
30とマスタ挟持搬送手段40との間においてマスタ9
が詰まることが防止される。
オフされてマスタ挟持部14,15が開放されると共
に、駆動モーター22が版胴1を図1の矢印方向に回転
させ、外周面1aに製版済みマスタ9Aが巻装される。
2を駆動して版胴1を図1の矢印方向に低速で回転駆動
させ、図示しない給紙装置から1枚の印刷用紙73を周
知のレジストローラー72に向けて給紙させる。このと
き、インキローラー4も版胴1の回転方向と同方向に回
転され、版胴1の内周面にインキが供給される。レジス
トローラー72は、版胴1の回転と同期した所定のタイ
ミングで、版胴1とプレスローラー8との間に向けて印
刷用紙73を給送する。すると、外周面1aから離間し
たプレスローラー8が、図1において実線で示す離間位
置から二点鎖線で示す押圧位置まで移動し、矢印方向に
回転駆動する版胴1の外周面1aに巻装された製版済み
マスタ9Aに印刷用紙73を押圧する。これにより、製
版済みマスタ9Aの穿孔部分からインキが滲み出しつつ
製版済みマスタ9Aが外周面1aに密着され、所謂版付
けが完了し、各駆動モーターやステップモーターが停止
されて印刷待機状態となる。
されて、印刷スタートキー63が押下されると、版胴1
が高速で回転されると共にプレスローラー8及びレジス
トローラー72が版付けと同様に駆動され、設定された
枚数分の印刷が印刷用紙73に行われる。
らマスタ係止手段50へのマスタ9の受渡しを、マスタ
挟持部14,15によってマスタ9を挟持した状態で行
うので、ローラー部材の回転によるマスタ9の押し出し
搬送と違い、マスタ9の静電気による貼り付きやカール
等による搬送不良が発生しない。また、マスタ9の先端
部9Bの両側縁9a,9bをマスタ挟持部14,15で
挟持した状態でマスタ挟持部14,15をマスタ幅方向
Zに向けて拡開し、先端部9Bの弛みを伸ばすと共に、
マスタ搬送時にローラー対12a,12bとブレーキ装
置12cとによって張力を加えた状態で先端部9Bをク
ランパー3でクランプするので、このクランプ時におけ
る製版済みマスタ9Aへのシワや弛みの発生を防止でき
る。
段40よりもマスタ搬送方向Xの下流側に配置され、両
側縁9a,9bをマスタ挟持部14,15が挟持した状
態で切断が行われるので、製版済みマスタ9Aの切断
後、後続の未製版のマスタ9の先端部9Bが既に当接部
27C,27D上に位置しており、切断後のマスタ9を
従来のようにマスタ挟持搬送手段40まで搬送する必要
がなくなり、製版手段30とマスタ挟持搬送手段40と
の間でのマスタ9の詰まりや、それによるシワの発生を
防止することが可能となる。
Bを挟持されたマスタ9は、係止部Yよりもマスタ搬送
方向Xの下流側まで搬送されるので、先端部9Bを確実
にクランパー3で係止することができる。
している。この第2の実施例は、第1の実施例と比較す
ると、マスタ9の先端部9Bとの接触部位である上搬送
クランパー26A,26Bの当接部27C,27Dとの
接触面に伸張部材18,19を有する点においてのみ相
違している。
る伸張部材18,19は、その一端部を上搬送クランパ
ー26A,26Bの開放端側に固着されており、他端部
をマスタ幅方向Zの外側に向ける状態で配設されてい
る。伸張部材18,19としては、マイラー、金属薄
板、樹脂薄板、ゴム薄板等が挙げられる。
り、上搬送クランパー26A,26Bが閉じたときにマ
スタ9の先端部9Bがマスタ幅方向Zの外側に向けて伸
ばされ、先端部9Bの弛みが除去される。なお、伸張部
材18,19としては、樹脂やゴム等の、ある程度の摩
擦抵抗を有するものが望ましい。
すように、伸張部材18,19に代えて上伸張部材68
A,68B及び下伸張部材69A,69Bを用いてもよ
い。棒状の弾性体からなる上伸張部材68A,68Bは
上搬送クランパー26A,26Bに固着されており、傾
斜面69a,69bを有する下伸張部材69A,69B
は当接部27C,27Dに固着されている。下伸張部材
69A,69Bは、傾斜面69a,69bがマスタ幅方
向Zの外側に向かうに従い下がる向きに配設されてい
る。
A,26Bが閉じたとき、上伸張部材68A,68Bが
傾斜面69a,69bに沿って弾性変形することで、先
端部9Bがマスタ幅方向Zの外側に向けて伸ばされてそ
の弛みが除去される。なお、上伸張部材68A,68B
としては、樹脂やゴム等の、ある程度の摩擦抵抗を有す
るものが望ましく、また、傾斜面69a,69bは平面
でも曲面でもよい。
図12に示すように、伸張部材18,19を、その自由
端がマスタ搬送方向Xの下流側に向かうに従いマスタ幅
方向Zの外側に向くように斜めに配設してもよく、図1
1に示した変形例の他の変形例として、図13に示すよ
うに、下伸張部材69A,69Bを、傾斜面69a,6
9bがマスタ搬送方向Xの下流側及びマスタ幅方向Zの
外側に向かうに従い下がるように斜めに配設してもよ
い。このような構成とすることにより、先端部9Bがマ
スタ搬送方向Xの下流側及びマスタ幅方向Zの外側に向
けて伸ばされてその弛みが除去される。
れる孔版印刷装置を示している。この孔版印刷装置は、
第1の実施例で用いたものと比較すると、マスタ係止手
段50に代えてマスタ係止手段24を用いる点と、マス
タ係止位置における版胴1の停止位置が、マスタ係止手
段24が真横よりもやや上方に変位した位置を占める点
においてのみ相違している。
行に延在していて外周面1aと実質一体的に設けられた
ステージ59と、ステージ59に対してクランパー軸6
5を介して図示しない開閉装置により駆動力を伝達され
て回動される開閉自在なクランパー64とを備えてい
る。開閉装置は、第1の実施例と同様に、ステップモー
ター23と周知の駆動力伝達機構とから構成されてい
る。
閉自在に支持された支持部64aと、支持部64aにピ
ン64bで回動自在に接続された係止部64Yとから主
に構成されている。クランパー64は、その係止部64
Yの幅がクランパー3における全幅Eと同じ幅に形成さ
れており、支持部64aの幅は係止部64Yの幅よりク
ランパー3における切欠き部3L,3Rを除いた幅に形
成されている。
ージ59に磁着するマグネット64cが取り付けられて
いる。ピン64bには、係止部64Yに対して図14に
おいて反時計回り方向への回動付勢力を付与する図示し
ないトーションコイルスプリングが装着されていると共
に、支持部64aと係止部64Yとの接続部には図示し
ないストッパーが設けられており、係止部64Yは無負
荷時に図の態位を占め、マスタ係止時に支持部64aと
ほぼ直線をなす態位を占める。この図示しないトーショ
ンコイルスプリングの付勢力については後述する。
の動作を説明する。製版スタートキー62が押下される
と、駆動モーター22が所定量駆動され、図示しない印
刷済みマスタが外周面1aから剥離されると共に、版胴
1が図14に示すマスタ係止位置で停止する。版胴1が
マスタ係止位置を占めると、ステップモーター23が駆
動されてクランパー64が図14に二点鎖線で示す開放
位置に位置決めされる。第1位置検知センサー56から
第1位置検知信号の出力があると、マスタ挟持搬送手段
40がホームポジションにあるとして電磁ソレノイド2
8A,28Bが駆動され、両側縁9a,9bがマスタ挟
持部14,15で挟持される。
ると、ステップモーター21が起動してプラテンローラ
ー10が時計回り方向に回転駆動され、マスタ9が送り
出されると同時にサーマルヘッド11が駆動して、マス
タ9が穿孔製版される。製版された製版済みマスタ9A
は、プラテンローラー10によってマスタ搬送方向Xに
搬送される。
位置検知信号の出力があると、マスタ挟持搬送手段40
がプラテンローラー10によるマスタ搬送速度とほぼ同
一の速度で下方に向かって移動し、製版済みマスタ9A
がローラー部材12a,12bとの間で張力を付与され
つつクランパー64に向かって搬送される。
ージ59とクランパー64との間を通過して第2の位置
を占めると、第2位置検知センサー57から第2位置検
知信号が出力されて駆動モーター46が停止され、マス
タ挟持部14,15が第1の実施例における挟持位置B
に相当する位置で停止する。
モーター23が所定量回転駆動され、クランパー64が
閉方向に回動される。この回動時において、図14に実
線で示すように、マグネット64cの自由端側先端部が
製版済みマスタ9Aに接触し、張力を付与しつつ製版済
みマスタ9Aを張力付与手段12より引き出す。このと
き、ピン64bに設けられた図示しないトーションコイ
ルスプリングの付勢力は、製版済みマスタ9Aがマスタ
挟持部14,15から抜けない程度に設定されており、
クランパー64は、支持部64aと係止部64Yとが徐
々に直線状となるように係止部64Yを時計回り方向に
回動させつつ、クランパー軸65を中心に反時計回り方
向に回動される。そして、ステージ59とマグネット6
4cとで製版済みマスタ9Aの先端部9Bが係止された
後、電磁ソレノイド28A,28Bがオフされてマスタ
挟持部14,15による製版済みマスタ9Aの挟持が解
除される。これにより、製版済みマスタ9Aにマスタ搬
送方向Xへの張力を付与することができ、弛みを除去す
ることができる。
14,15が離脱位置Cから離脱位置Dに相当する位置
に移動された後、外周面1aへの製版済みマスタの巻装
動作が行われる。
端側先端部を製版済みマスタ9Aと接触させる構成とし
たが、マグネット64cの自由端側先端部をクランパー
軸65側に位置させ(つまりマグネット64cの長さを
短くし)、係止部64Yの自由端側先端部を製版済みマ
スタ9Aと接触させる構成としてもよい。
5、図16に示すように、製版済みマスタ9Aと接触す
るマグネット64cあるいは係止部64Yの自由端側先
端部を、その中央部が突出する形状に形成してもよい。
このような構成とすることにより、製版済みマスタ9A
が接触時にマスタ幅方向Zへも張力を付与され、その弛
みを効果的に除去することができる。なお、図15、図
16に示した例ではマグネット64c、係止部Yの自由
端側の角部を曲面状に面取りして中央部を突出させる形
状としたが、製版済みマスタ9Aにマスタ幅方向Zへの
張力を付与する形状であり、かつ、製版済みマスタ9A
を損傷させないような形状であればこの限りではない。
ー3に対して先端部9Bを上方から搬送すべくマスタロ
ール9Rの配設位置と版胴1のマスタ係止位置とが設定
されているため、マスタ挟持搬送手段40を垂直方向に
往復移動させる構成としたが、この構成に限定されるも
のではない。クランパー3に対して先端部9Bを水平方
向から搬送挿入すべくマスタロール9Rの配設位置と版
胴1のマスタ係止位置とを設定した場合には、マスタ挟
持搬送手段40を水平方向に往復移動させるべく長孔5
4,55を水平に設け、回動軸47を回転させて長孔5
4内を走行するように構成すればよい。また、この場合
には、ラック51を設けなくともよい。
端部9Bをマスタ挟持部14,15で挟持し、製版手段
30でマスタ9を製版しつつ、製版済みマスタ9Aをマ
スタ挟持搬送手段40を用いてクランパー3まで搬送し
て係止するように構成しているが、先端部9Bをマスタ
挟持部14,15で挟持し、製版前にクランパー3まで
マスタ挟持搬送手段40を用いてマスタ9を搬送し、ク
ランパー3による係止後にマスタ9に対する製版を行っ
てもよい。ただし、外周面1aに巻装される1枚の製版
済みマスタ9Aの長さは、外周面1aの円周長によって
その長さが制限されるため、製版済みマスタ9Aの製版
領域が減少してしまうことがある。したがって、この場
合にはマスタ挟持搬送手段40の往復移動範囲を少なく
し、かつ版胴1のマスタ係止位置をよりマスタ挟持搬送
手段40寄りに設定することで、マスタ9における未製
版領域を減少させて製版領域を確保すればよい。
して実質的に熱可塑性樹脂フィルムのみからなるマスタ
を用いたが、マスタとしてはこれに限られず、多孔性支
持体を有するもの、若しくはこのマスタよりも多孔性支
持体の厚さを更に減少させた薄いマスタを使用してもよ
い。
端部9Bをマスタ挟持搬送手段40のマスタ挟持部1
4,15で挟持した後に切断手段20で所定の長さに切
断しているが、比較的帯電しにくいマスタまたは帯電し
にくい環境下の場合には、マスタの巻き付き等の不具合
がほとんど発生しないので、マスタ挟持部14,15で
の挟持後に製版済みマスタ9Aを切断しなくともよい。
0をフレーム141に装着し、マスタ挟持搬送手段40
の往復動作に伴い切断手段20を一体的に移動させるよ
うに構成したが、これに限らず、孔版印刷装置の図示し
ないフレーム等に切断手段20を装着して、マスタ挟持
搬送手段40と切断手段20とを別々に設けても無論構
わない。この場合、マスタ挟持搬送手段40が第1の位
置を占めるときのマスタ挟持部14,15よりもマスタ
搬送方向Xの下流側に切断手段20を配置する。また、
切断手段20として円形刃部43を摺動させるロータリ
ーカッターを例示したが、固定刃に対して可動刃を回転
させるタイプや、所謂ギロチンタイプのものを採用して
もよい。
持搬送手段が、第1の位置でマスタの先端部を挟持した
後、係止部でマスタの先端を係止するまでの間にマスタ
幅方向に所定量拡開するので、マスタの先端部がマスタ
幅方向に広がり、その弛みが除去される。
搬送手段がマスタの先端部との接触部位に伸張部材を有
するので、マスタ挟持搬送手段がマスタの先端部を挟持
したときに、マスタの先端部がマスタ幅方向の外側に向
けて伸ばされ、その弛みが除去される。
マスタ搬送方向下流側へ向かうに従い広がる向きに配設
されているので、マスタ挟持搬送手段がマスタの先端部
を挟持したときに、マスタの先端部がマスタ搬送方向の
下流側及びマスタ幅方向の外側に向けて伸ばされ、その
弛みが除去される。
止時において係止部の自由端側先端部がマスタに当接し
つつ移動するので、マスタがマスタ搬送方向下流側に向
けて伸ばされ、その弛みが除去される。
その自由端側先端部の中央が突出する形状に形成されて
いるので、マスタの係止時において係止部の自由端側先
端部がマスタに当接しつつ移動する際に、マスタがマス
タ搬送方向下流側及びマスタ幅方向の外側に向けて伸ば
され、その弛みが除去される。
孔版印刷装置の概略構成図である。
るマスタ挟持搬送手段の第1の位置と第2の位置、及び
マスタ挟持部の挟持位置と離脱位置とを示す平面図であ
る。
るマスタ挟持搬送手段の構成を示す斜視図である。
示す図である。
挟持部駆動部材の構成と動作とを示す正面図である。
持位置を示す平面図、(b)は(a)の側面図である。
持位置を示す平面図、(b)は(a)の側面図である。
る制御手段と制御部の一構成例を示すブロック図であ
る。
説明するマスタ挟持部の部分正面図である。
を説明する上搬送クランパーの平面図である。
伸張部材を説明するマスタ挟持部の部分正面図である。
る上搬送クランパーの平面図である。
説明する上搬送クランパーの平面図である。
装置の概略構成図である。
クランパーの平面図である。
れるクランパーの平面図である。
Claims (5)
- 【請求項1】マスタの先端部を係止する係止部を有する
マスタ係止手段を外周面の一部に具備した版胴と、画像
情報に応じて前記マスタを製版し、前記マスタを前記版
胴の外周面に巻装させるべく搬送する製版手段と、前記
製版手段で製版された製版済みマスタを一定の長さに切
断する切断手段とを有する印刷装置において、 前記版胴が前記係止部で前記マスタの先端部を係止する
マスタ係止位置に停止したときの前記マスタ係止手段の
近傍に、前記切断手段よりもマスタ搬送方向上流側に位
置して前記マスタの先端部を挟持する第1の位置と、前
記係止部を通過して該係止部で前記マスタの先端部を係
止可能な第2の位置との間で往復変位可能なマスタ挟持
搬送手段を有し、 前記マスタ挟持搬送手段は、第1の位置で前記マスタの
先端部を挟持した後、前記係止部が前記マスタの先端部
を係止するまでの間にマスタ幅方向に所定量拡開するこ
とを特徴とする印刷装置。 - 【請求項2】マスタの先端部を係止する係止部を有する
マスタ係止手段を外周面の一部に具備した版胴と、画像
情報に応じて前記マスタを製版し、前記マスタを前記版
胴の外周面に巻装させるべく搬送する製版手段と、前記
製版手段で製版された製版済みマスタを一定の長さに切
断する切断手段とを有する印刷装置において、 前記版胴が前記係止部で前記マスタの先端部を係止する
マスタ係止位置に停止したときの前記マスタ係止手段の
近傍に、前記切断手段よりもマスタ搬送方向上流側に位
置して前記マスタの先端部を挟持する第1の位置と、前
記係止部を通過して該係止部で前記マスタの先端部を係
止可能な第2の位置との間で往復変位可能なマスタ挟持
搬送手段を有し、 前記マスタ挟持搬送手段は、前記マスタの先端部との接
触部位に、前記マスタに対してマスタ幅方向への伸張力
を付与する伸張部材を有することを特徴とする印刷装
置。 - 【請求項3】前記伸張部材は、マスタ搬送方向下流側へ
向かうに従い広がる向きに配設されていることを特徴と
する請求項2記載の印刷装置。 - 【請求項4】マスタの先端部を係止する係止部を有する
開閉可能なマスタ係止手段を外周面の一部に具備した版
胴と、画像情報に応じて前記マスタを製版し、前記マス
タを前記版胴の外周面に巻装させるべく搬送する製版手
段と、前記製版手段で製版された製版済みマスタを一定
の長さに切断する切断手段とを有する印刷装置におい
て、 前記版胴が前記係止部で前記マスタの先端部を係止する
マスタ係止位置に停止したときの前記マスタ係止手段の
近傍に、前記切断手段よりもマスタ搬送方向上流側に位
置して前記マスタの先端部を挟持する第1の位置と、前
記係止部を通過して該係止部で前記マスタの先端部を係
止可能な第2の位置との間で往復変位可能なマスタ挟持
搬送手段を有し、 前記マスタの先端部を挟持した状態で前記マスタ挟持搬
送手段が第2の位置に移動した後、前記マスタ係止手段
が開放状態から閉塞状態に移動する際に、前記係止部の
自由端側先端部が前記マスタに当接しつつ移動すること
を特徴とする印刷装置。 - 【請求項5】前記係止部は、その自由端側先端部の中央
部が突出する形状に形成されていることを特徴とする請
求項4記載の印刷装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15900098A JP4298005B2 (ja) | 1998-06-08 | 1998-06-08 | 印刷装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15900098A JP4298005B2 (ja) | 1998-06-08 | 1998-06-08 | 印刷装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11348400A true JPH11348400A (ja) | 1999-12-21 |
| JP4298005B2 JP4298005B2 (ja) | 2009-07-15 |
Family
ID=15684050
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15900098A Expired - Fee Related JP4298005B2 (ja) | 1998-06-08 | 1998-06-08 | 印刷装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP4298005B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001341403A (ja) * | 2000-06-02 | 2001-12-11 | Tohoku Ricoh Co Ltd | 印刷装置 |
-
1998
- 1998-06-08 JP JP15900098A patent/JP4298005B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001341403A (ja) * | 2000-06-02 | 2001-12-11 | Tohoku Ricoh Co Ltd | 印刷装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP4298005B2 (ja) | 2009-07-15 |
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