JPH11348797A - 後軸操舵装置 - Google Patents
後軸操舵装置Info
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- JPH11348797A JPH11348797A JP16233798A JP16233798A JPH11348797A JP H11348797 A JPH11348797 A JP H11348797A JP 16233798 A JP16233798 A JP 16233798A JP 16233798 A JP16233798 A JP 16233798A JP H11348797 A JPH11348797 A JP H11348797A
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- Japan
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- shaft
- rear front
- axle
- front axle
- steering device
- Prior art date
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Links
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- 239000000725 suspension Substances 0.000 description 8
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 4
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- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 239000010720 hydraulic oil Substances 0.000 description 2
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- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 1
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- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Steering Control In Accordance With Driving Conditions (AREA)
- Control Of Driving Devices And Active Controlling Of Vehicle (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】後前軸を後々軸に対して前方に大きく偏倚させ
て荷重バランスを改善するとともに、前軸に加わる荷重
を軽減した場合に、後前軸の両側の車輪の偏摩耗を防止
する。 【解決手段】後前軸18を旋回可能に取付けるととも
に、この後前軸18をパワーステアリング装置と機械的
に連結するとともに、さらにパワーステアリング装置の
ブースタを構成する油圧シリンダ45と連結し、さらに
後前軸18の両側の車輪の制動力を左右別々に制御する
ようにしたものである。
て荷重バランスを改善するとともに、前軸に加わる荷重
を軽減した場合に、後前軸の両側の車輪の偏摩耗を防止
する。 【解決手段】後前軸18を旋回可能に取付けるととも
に、この後前軸18をパワーステアリング装置と機械的
に連結するとともに、さらにパワーステアリング装置の
ブースタを構成する油圧シリンダ45と連結し、さらに
後前軸18の両側の車輪の制動力を左右別々に制御する
ようにしたものである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は後軸操舵装置に係
り、とくに車体の後側を後前軸と後々軸とによって支持
するようにした車両の後軸操舵装置に関する。
り、とくに車体の後側を後前軸と後々軸とによって支持
するようにした車両の後軸操舵装置に関する。
【0002】
【従来の技術】積載荷重の大きなトラックにおいては、
1軸の後軸でこの荷重の大半を支えることができない。
そこで従来より後2軸のトラックが広く用いられてい
る。とくに後2軸をトラニオン式サスペンション装置に
よって懸架すると、後前軸と後々軸との荷重のアンバラ
ンスをなくして両軸で安定に荷重を受けることが可能に
なる。
1軸の後軸でこの荷重の大半を支えることができない。
そこで従来より後2軸のトラックが広く用いられてい
る。とくに後2軸をトラニオン式サスペンション装置に
よって懸架すると、後前軸と後々軸との荷重のアンバラ
ンスをなくして両軸で安定に荷重を受けることが可能に
なる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが後2軸であっ
てトラニオン式サスペンション装置によってこれらの2
軸を懸架するようにしたトラックの場合には、後前軸と
後々軸の中間位置、すなわちトラニオンブラケットの取
付け位置において2軸の全荷重を受けることになる。す
なわち後2軸であっても荷重を受ける位置は車両の前後
方向において1点になってしまい、この位置において大
きな荷重を支えることになる。
てトラニオン式サスペンション装置によってこれらの2
軸を懸架するようにしたトラックの場合には、後前軸と
後々軸の中間位置、すなわちトラニオンブラケットの取
付け位置において2軸の全荷重を受けることになる。す
なわち後2軸であっても荷重を受ける位置は車両の前後
方向において1点になってしまい、この位置において大
きな荷重を支えることになる。
【0004】このような後2軸のトラックにおいて、と
くにシングルタイヤから成る前輪に加わる荷重を軽減す
るためには、後2軸を全体として前方に移動させればよ
い。すなわちトラニオンブラケットの取付け位置を車両
の前方側へ偏倚させることにより、前軸の荷重が軽減さ
れる。ところが後2軸を前方へ一緒に移動させると、後
々軸よりも後端側のオーバーハング部分の長さが長くな
る。従って旋回時に車両の後端が左右に振れることにな
り、安全性に問題を生ずる。
くにシングルタイヤから成る前輪に加わる荷重を軽減す
るためには、後2軸を全体として前方に移動させればよ
い。すなわちトラニオンブラケットの取付け位置を車両
の前方側へ偏倚させることにより、前軸の荷重が軽減さ
れる。ところが後2軸を前方へ一緒に移動させると、後
々軸よりも後端側のオーバーハング部分の長さが長くな
る。従って旋回時に車両の後端が左右に振れることにな
り、安全性に問題を生ずる。
【0005】後々軸よりも後に延出されるオーバーハン
グ部分の長さを一定の範囲内に収め、しかも前輪に加わ
る荷重を軽減するには、後前軸を前方に移動させるとと
もに、後前軸と後々軸との間の距離を大きくすることで
ある。ところが操舵不能な後前軸を後々軸に対して大き
く前方へ偏倚させると、旋回時に後前軸の車輪が偏摩耗
を起し、これによってタイヤの寿命が著しく短くなる問
題がある。
グ部分の長さを一定の範囲内に収め、しかも前輪に加わ
る荷重を軽減するには、後前軸を前方に移動させるとと
もに、後前軸と後々軸との間の距離を大きくすることで
ある。ところが操舵不能な後前軸を後々軸に対して大き
く前方へ偏倚させると、旋回時に後前軸の車輪が偏摩耗
を起し、これによってタイヤの寿命が著しく短くなる問
題がある。
【0006】本発明はこのような問題点に鑑みてなされ
たものであって、後2軸で積載荷重の大半を支持するこ
とによって前輪に加わる負担を軽減し、しかも後前軸と
後々軸の何れの車輪のタイヤも偏摩耗しないようにした
後軸操舵装置を提供することを目的とする。
たものであって、後2軸で積載荷重の大半を支持するこ
とによって前輪に加わる負担を軽減し、しかも後前軸と
後々軸の何れの車輪のタイヤも偏摩耗しないようにした
後軸操舵装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、車体の後側を
後前軸と後々軸とによって支持するようにした車両の後
軸操舵装置において、前記後前軸を左右に旋回可能に取
付けるとともに、前記後前軸を前輪操舵用のパワーステ
アリング装置と連結し、しかも前記後前軸の両側の車輪
の制動力を別々に制御する制御手段を設け、該制御手段
によって前記後前軸を旋回させるモーメントを発生させ
るようにしたことを特徴とする後軸操舵装置に関するも
のである。
後前軸と後々軸とによって支持するようにした車両の後
軸操舵装置において、前記後前軸を左右に旋回可能に取
付けるとともに、前記後前軸を前輪操舵用のパワーステ
アリング装置と連結し、しかも前記後前軸の両側の車輪
の制動力を別々に制御する制御手段を設け、該制御手段
によって前記後前軸を旋回させるモーメントを発生させ
るようにしたことを特徴とする後軸操舵装置に関するも
のである。
【0008】本発明の好ましい態様は、後前軸と後々軸
との間の軸間距離を1500mm以上、より好ましくは
1800mm以上とし、しかも前軸と後々軸との間の軸
間距離に対して後前軸と後々軸との間の軸間距離が20
%以上、より好ましくは27%以上離れるように後前軸
と後々軸とを配するようにする。そして後々軸を旋回不
能な固定軸とするとともに、後前軸を左右に旋回可能に
取付ける。そして後前軸を前輪操舵用のパワーステアリ
ング装置と連結し、このパワーステアリング装置によっ
て前輪とともに後前軸の操舵を行なう。しかも後前軸の
左右の車輪の制動力を別々に制御するようにし、制動力
の差によって後前軸を旋回させることにより、この後前
軸を操舵させるようにしたものである。
との間の軸間距離を1500mm以上、より好ましくは
1800mm以上とし、しかも前軸と後々軸との間の軸
間距離に対して後前軸と後々軸との間の軸間距離が20
%以上、より好ましくは27%以上離れるように後前軸
と後々軸とを配するようにする。そして後々軸を旋回不
能な固定軸とするとともに、後前軸を左右に旋回可能に
取付ける。そして後前軸を前輪操舵用のパワーステアリ
ング装置と連結し、このパワーステアリング装置によっ
て前輪とともに後前軸の操舵を行なう。しかも後前軸の
左右の車輪の制動力を別々に制御するようにし、制動力
の差によって後前軸を旋回させることにより、この後前
軸を操舵させるようにしたものである。
【0009】とくに本発明の好ましい態様は、後前軸を
車体に対して左右に旋回可能に取付けるようにし、しか
もこのような後前軸を前輪操舵用のパワーステアリング
装置と連結するとともに、パワーステアリング装置から
の流体圧によって作動されるブースタを構成する油圧シ
リンダを上記後前軸に連結し、これによって前輪操舵に
連動して後前軸の操舵をも行なうようにしたものであ
る。
車体に対して左右に旋回可能に取付けるようにし、しか
もこのような後前軸を前輪操舵用のパワーステアリング
装置と連結するとともに、パワーステアリング装置から
の流体圧によって作動されるブースタを構成する油圧シ
リンダを上記後前軸に連結し、これによって前輪操舵に
連動して後前軸の操舵をも行なうようにしたものであ
る。
【0010】一般に後前軸の操舵力は車速が高速になる
に従って小さくて済む。従って高速走行時においては上
記ブースタを構成する油圧シリンダによって操舵を行な
うことにより、後前軸が適正に操舵が行なわれる。
に従って小さくて済む。従って高速走行時においては上
記ブースタを構成する油圧シリンダによって操舵を行な
うことにより、後前軸が適正に操舵が行なわれる。
【0011】これに対して低速時およびすえ切時におい
ては、後前軸を旋回させるための操舵力が非常に大きく
なる。従ってパワーステアリング装置と連動するブース
タでは出力が不足する可能性がある。そこでこのような
場合には、後前軸の両側にそれぞれ取付けられている左
右の後前輪の制動力を制御し、旋回方向側の後前輪を制
動するとともに、好ましくは反対側の後前輪に駆動力を
加えることによって、後前軸を旋回させるモーメントを
発生させるようにし、このような回転モーメントを利用
して後前軸を左右に旋回させる。すなわち左右の制動力
に差を設けたときに発生する回転モーメントを利用して
後前軸を旋回させるようにし、これによって大きな操舵
力を要する低速時およびすえ切時の操舵をも可能にして
いる。
ては、後前軸を旋回させるための操舵力が非常に大きく
なる。従ってパワーステアリング装置と連動するブース
タでは出力が不足する可能性がある。そこでこのような
場合には、後前軸の両側にそれぞれ取付けられている左
右の後前輪の制動力を制御し、旋回方向側の後前輪を制
動するとともに、好ましくは反対側の後前輪に駆動力を
加えることによって、後前軸を旋回させるモーメントを
発生させるようにし、このような回転モーメントを利用
して後前軸を左右に旋回させる。すなわち左右の制動力
に差を設けたときに発生する回転モーメントを利用して
後前軸を旋回させるようにし、これによって大きな操舵
力を要する低速時およびすえ切時の操舵をも可能にして
いる。
【0012】
【発明の実施の形態】図1は本発明の一実施の形態に係
る後2軸のトラックを示すものであって、車体フレーム
10の前端側の部分にはキャブ11が搭載されている。
またキャブ11の後側であって車体フレーム10上には
荷箱12が取付けられる。
る後2軸のトラックを示すものであって、車体フレーム
10の前端側の部分にはキャブ11が搭載されている。
またキャブ11の後側であって車体フレーム10上には
荷箱12が取付けられる。
【0013】このようなトラックの車体フレーム10の
前端側の部分は両端に前輪15を取付けた前軸16によ
って支持される。これに対して車体フレーム10の後側
の部分は左右に後前輪17を取付けた後前軸18と、左
右に後々輪19を取付けた後々軸20とによって支持さ
れるようになっている。
前端側の部分は両端に前輪15を取付けた前軸16によ
って支持される。これに対して車体フレーム10の後側
の部分は左右に後前輪17を取付けた後前軸18と、左
右に後々輪19を取付けた後々軸20とによって支持さ
れるようになっている。
【0014】ここで前軸16と後前軸18と後々軸20
の配置は図2に示すように構成されており、とくに車両
の旋回時において、前輪15が操舵されるとこれに連動
して後前軸18が操舵されるようになっており、後前軸
18の車軸の延長上が後々軸20の延長上であって車両
の旋回中心と一致するようにしている。このような対策
によって、後前軸18を後々軸20に対して従来のトラ
ックよりも前方へ大きく偏倚させながら、しかも後前輪
17のタイヤの偏摩耗を確実に防止するようにしてい
る。
の配置は図2に示すように構成されており、とくに車両
の旋回時において、前輪15が操舵されるとこれに連動
して後前軸18が操舵されるようになっており、後前軸
18の車軸の延長上が後々軸20の延長上であって車両
の旋回中心と一致するようにしている。このような対策
によって、後前軸18を後々軸20に対して従来のトラ
ックよりも前方へ大きく偏倚させながら、しかも後前輪
17のタイヤの偏摩耗を確実に防止するようにしてい
る。
【0015】図3に示す前軸16と後々軸20との間の
距離Aはここでは7000mmに設定されているのに対
し、後前軸18と後々軸20との距離Bは2500mm
に設定されている。ちなみに従来のトラニオンサスペン
ション装置においては、Aの値が7000mmの場合に
は、Bの値は約1300mmの値に設定されている。す
なわちトラニオン式サスペンション装置の後前軸18と
後々軸20との間の距離の約2倍の値にBの寸法が設定
されている。
距離Aはここでは7000mmに設定されているのに対
し、後前軸18と後々軸20との距離Bは2500mm
に設定されている。ちなみに従来のトラニオンサスペン
ション装置においては、Aの値が7000mmの場合に
は、Bの値は約1300mmの値に設定されている。す
なわちトラニオン式サスペンション装置の後前軸18と
後々軸20との間の距離の約2倍の値にBの寸法が設定
されている。
【0016】前軸16、後前軸18、および後々軸20
の配置を図3に示すような配置にすると、荷箱12の部
分にほぼ均等な等分布荷重が加わった場合における3軸
16、18、20の荷重配分が、ほぼ1:2:2の割合
とすることが可能になる。すなわち後前軸18と後々軸
20とにそれぞれ加わる荷重の半分の値に前軸16に加
わる荷重を設定することが可能になる。
の配置を図3に示すような配置にすると、荷箱12の部
分にほぼ均等な等分布荷重が加わった場合における3軸
16、18、20の荷重配分が、ほぼ1:2:2の割合
とすることが可能になる。すなわち後前軸18と後々軸
20とにそれぞれ加わる荷重の半分の値に前軸16に加
わる荷重を設定することが可能になる。
【0017】従って積載荷重が25トンのトラックの場
合には、前軸16に5トン、後前軸18に10トン、後
々軸20に10トンの荷重がそれぞれ加わるようにな
る。このような荷重配分の関係は、各車輪15、17、
19のタイヤの数に比例した値になる。すなわち各タイ
ヤにはそれぞれ2.5トンの荷重が加わるようになり、
これによって前輪15、後前輪17、および後々輪19
の総てのタイヤに加わる荷重が等しくなる。
合には、前軸16に5トン、後前軸18に10トン、後
々軸20に10トンの荷重がそれぞれ加わるようにな
る。このような荷重配分の関係は、各車輪15、17、
19のタイヤの数に比例した値になる。すなわち各タイ
ヤにはそれぞれ2.5トンの荷重が加わるようになり、
これによって前輪15、後前輪17、および後々輪19
の総てのタイヤに加わる荷重が等しくなる。
【0018】ここで後前軸18が駆動軸を構成してお
り、後々軸20は死軸あるいは従動軸になっている。す
なわち後前軸18には差動歯車装置23が取付けられて
おり、この差動歯車装置23とキャブ11の下側のエン
ジン24とがトランスミッション25およびプロペラシ
ャフト26を介して連結されており、エンジン24から
の駆動力が後前輪17に伝達されるようになっている。
なお後前軸18がエアスプリング29、30によって懸
架されているのに対し、後々軸20はリーフスプリング
31によって懸架されるようになっている。
り、後々軸20は死軸あるいは従動軸になっている。す
なわち後前軸18には差動歯車装置23が取付けられて
おり、この差動歯車装置23とキャブ11の下側のエン
ジン24とがトランスミッション25およびプロペラシ
ャフト26を介して連結されており、エンジン24から
の駆動力が後前輪17に伝達されるようになっている。
なお後前軸18がエアスプリング29、30によって懸
架されているのに対し、後々軸20はリーフスプリング
31によって懸架されるようになっている。
【0019】次にとくにエアスプリング29、30によ
って懸架されている後前軸18の旋回のための構造につ
いて説明する。図4に示すように左右のエアスプリング
29、30は受け台33の前端側の部分と後端側の部分
にそれぞれ載置されている。なお左右の受け台33は連
結ロッド34によって互いに連結されている。
って懸架されている後前軸18の旋回のための構造につ
いて説明する。図4に示すように左右のエアスプリング
29、30は受け台33の前端側の部分と後端側の部分
にそれぞれ載置されている。なお左右の受け台33は連
結ロッド34によって互いに連結されている。
【0020】そして受け台33の内側にはとくに図5〜
図7に示すようにスライドベース35が配されている。
このスライドベース35は後前軸18の連結座36にボ
ルトによって結合されるようになっている。しかもスラ
イドベース35の上面にはピン37を介してローラ38
が取付けられており、これらのローラ38はとくに図5
および図6に示すように、受け台33の内側においてそ
の下面に接触するようになっており、これによって受け
台33に対してスライドベース35が前後方向に摺動さ
れるようになっている。
図7に示すようにスライドベース35が配されている。
このスライドベース35は後前軸18の連結座36にボ
ルトによって結合されるようになっている。しかもスラ
イドベース35の上面にはピン37を介してローラ38
が取付けられており、これらのローラ38はとくに図5
および図6に示すように、受け台33の内側においてそ
の下面に接触するようになっており、これによって受け
台33に対してスライドベース35が前後方向に摺動さ
れるようになっている。
【0021】ここで後前軸18はV字状に配された上側
のサスペンションロッド57と連結されるようになって
いる。すなわちV字状のサスペンションロッド57の連
結部と後前軸18の連結部とがピン59によって互いに
連結されている。このピン59が後前軸18の旋回中心
を構成している。これに対して受け台33の前端側の部
分は下側のサスペンションロッド67によって車体フレ
ーム10に連結されるようになっている。
のサスペンションロッド57と連結されるようになって
いる。すなわちV字状のサスペンションロッド57の連
結部と後前軸18の連結部とがピン59によって互いに
連結されている。このピン59が後前軸18の旋回中心
を構成している。これに対して受け台33の前端側の部
分は下側のサスペンションロッド67によって車体フレ
ーム10に連結されるようになっている。
【0022】一方受け台33内に摺動自在に配されてい
るスライドベース35はその前端側の部分がピン41を
介して連結ロッド42に連結されている。そして連結ロ
ッド42はピン43を介して図4に示す倍力レバー44
の中間位置に連結されている。この倍力レバー44の先
端側の部分は油圧シリンダ45から成るパワーステアリ
ング用ブースタのピストンロッドに連結されている。こ
れらの油圧シリンダ45は後前軸18を強制的に所定の
角度に設定するためのものである。
るスライドベース35はその前端側の部分がピン41を
介して連結ロッド42に連結されている。そして連結ロ
ッド42はピン43を介して図4に示す倍力レバー44
の中間位置に連結されている。この倍力レバー44の先
端側の部分は油圧シリンダ45から成るパワーステアリ
ング用ブースタのピストンロッドに連結されている。こ
れらの油圧シリンダ45は後前軸18を強制的に所定の
角度に設定するためのものである。
【0023】次に上記後前軸18を旋回させるためのパ
ワーステアリング装置について説明する。前輪15の操
舵を行なうためのステアリングホイール55は図8およ
び図9に示すように、上側のステアリングシャフト78
の上端に取付けられている。上側のステアリングシャフ
ト78はジョイント79を介して下側のステアリングシ
ャフト80に連結されている。そしてステアリングシャ
フト80はさらにジョイント81を介してパワーステア
リング装置82の入力軸に連結されるようになってい
る。
ワーステアリング装置について説明する。前輪15の操
舵を行なうためのステアリングホイール55は図8およ
び図9に示すように、上側のステアリングシャフト78
の上端に取付けられている。上側のステアリングシャフ
ト78はジョイント79を介して下側のステアリングシ
ャフト80に連結されている。そしてステアリングシャ
フト80はさらにジョイント81を介してパワーステア
リング装置82の入力軸に連結されるようになってい
る。
【0024】パワーステアリング装置82は油圧倍力装
置から構成されており、その出力がアーム85の回動運
動として取出されるようになっている。アーム85の先
端部は中間リンク86と連結されるとともに、中間リン
ク86の先端側の部分がリンクレバー87に連結されて
いる。そしてリンクレバー87にはドラッグリンク88
が連結されている。このドラッグリンク88は前輪の操
舵機構に連結されている。すなわちトラッグリンク88
を前後に移動させることによって、前輪15の操舵が行
なわれる。
置から構成されており、その出力がアーム85の回動運
動として取出されるようになっている。アーム85の先
端部は中間リンク86と連結されるとともに、中間リン
ク86の先端側の部分がリンクレバー87に連結されて
いる。そしてリンクレバー87にはドラッグリンク88
が連結されている。このドラッグリンク88は前輪の操
舵機構に連結されている。すなわちトラッグリンク88
を前後に移動させることによって、前輪15の操舵が行
なわれる。
【0025】上記リンクレバー87はさらにリンクロッ
ド89に連結されるとともに、リンクロッド89の先端
側の部分が後側のリンクレバー90に連結されている。
そしてこのリンクレバー90の先端側の部分がドラッグ
リンク91に連結されている。このドラッグリンク91
の先端部は、図4に示す倍力レバー44の先端部に連結
されている。また上記リンクレバー90が上記油圧シリ
ンダ45によって構成されるブースタと連結されるよう
になっている。なおブースタ45は図4に示すように、
左右の倍力レバー44に連結されるようになっている。
ド89に連結されるとともに、リンクロッド89の先端
側の部分が後側のリンクレバー90に連結されている。
そしてこのリンクレバー90の先端側の部分がドラッグ
リンク91に連結されている。このドラッグリンク91
の先端部は、図4に示す倍力レバー44の先端部に連結
されている。また上記リンクレバー90が上記油圧シリ
ンダ45によって構成されるブースタと連結されるよう
になっている。なおブースタ45は図4に示すように、
左右の倍力レバー44に連結されるようになっている。
【0026】次にパワーステアリング装置82の構造に
ついて図10により説明する。このパワーステアリング
装置82は油圧ポンプ95と接続されている。油圧ポン
プ95はオイルリザーバ96からオイルを吸引してパワ
ーステアリング装置82内に加圧された油圧を印加する
ようにしている。
ついて図10により説明する。このパワーステアリング
装置82は油圧ポンプ95と接続されている。油圧ポン
プ95はオイルリザーバ96からオイルを吸引してパワ
ーステアリング装置82内に加圧された油圧を印加する
ようにしている。
【0027】パワーステアリング装置82の筐体はシリ
ンダ99から構成されており、このシリンダ99内には
図10に示すようにピストン100が摺動自在に保持さ
れている。そしてピストン100の中心部を貫通するよ
うにウオームシャフト101が挿入されている。またウ
オームシャフト101の上端にはスリーブ102が固定
されて取付けられている。これに対してスリーブ102
内に回転自在に取付けられているスプールバルブ103
はスタブシャフト104に固定されている。スタブシャ
フト104がこのパワーステアリング装置の入力軸を構
成しており、ジョイント81を介して下側のステアリン
グシャフト80に連結されるようになっている。またウ
オームシャフト101内にはトーションバー105が配
され、このトーションバー105の上端側の部分は上側
の平行ピン106によってスタブシャフト104に結合
されるとともに、トーションバー105の下側の部分が
平行ピン107によってウオームシャフト101に連結
されている。
ンダ99から構成されており、このシリンダ99内には
図10に示すようにピストン100が摺動自在に保持さ
れている。そしてピストン100の中心部を貫通するよ
うにウオームシャフト101が挿入されている。またウ
オームシャフト101の上端にはスリーブ102が固定
されて取付けられている。これに対してスリーブ102
内に回転自在に取付けられているスプールバルブ103
はスタブシャフト104に固定されている。スタブシャ
フト104がこのパワーステアリング装置の入力軸を構
成しており、ジョイント81を介して下側のステアリン
グシャフト80に連結されるようになっている。またウ
オームシャフト101内にはトーションバー105が配
され、このトーションバー105の上端側の部分は上側
の平行ピン106によってスタブシャフト104に結合
されるとともに、トーションバー105の下側の部分が
平行ピン107によってウオームシャフト101に連結
されている。
【0028】ピストン100にはラック110が連設さ
れるとともに、このラック110にはセクタシャフト1
11の歯112が噛合うようになっている。さらにシリ
ンダ99には上下にポート113、114が形成されて
いる。これらのポート113、114は図9に示すよう
に、左右のブースタを構成する油圧シリンダ45にそれ
ぞれ逆位相で接続されるようになっている。
れるとともに、このラック110にはセクタシャフト1
11の歯112が噛合うようになっている。さらにシリ
ンダ99には上下にポート113、114が形成されて
いる。これらのポート113、114は図9に示すよう
に、左右のブースタを構成する油圧シリンダ45にそれ
ぞれ逆位相で接続されるようになっている。
【0029】次に図12によってこの車両の制動装置に
ついて説明する。前輪15に対応して前輪用ブレーキチ
ャンバ60が設けられている。また後前輪17に対応し
て後前輪用ブレーキチャンバ61が設けられている。さ
らに後々輪19に対応して後々輪用ブレーキチャンバ6
2が設けられている。これらのブレーキチャンバ60、
61、62に空気圧が供給されると、このブレーキチャ
ンバのロッドが移動して制動動作が行なわれるようにな
っている。
ついて説明する。前輪15に対応して前輪用ブレーキチ
ャンバ60が設けられている。また後前輪17に対応し
て後前輪用ブレーキチャンバ61が設けられている。さ
らに後々輪19に対応して後々輪用ブレーキチャンバ6
2が設けられている。これらのブレーキチャンバ60、
61、62に空気圧が供給されると、このブレーキチャ
ンバのロッドが移動して制動動作が行なわれるようにな
っている。
【0030】ブレーキチャンバ60はリレーバルブ63
を介してエアタンク66に接続されている。ブレーキチ
ャンバ61はリレーバルブ64を介してエアタンク66
に接続されている。またブレーキチャンバ62はリレー
バルブ65を介してエアタンク66に接続されている。
そしてこれらのリレーバルブ63、64、65にそれぞ
れ信号圧を供給するためにブレーキバルブ70が設けら
れている。このブレーキバルブ70はその上部にブレー
キペダル69を備えるとともに、エアタンク66から制
御用の作動圧が供給されるようになっている。
を介してエアタンク66に接続されている。ブレーキチ
ャンバ61はリレーバルブ64を介してエアタンク66
に接続されている。またブレーキチャンバ62はリレー
バルブ65を介してエアタンク66に接続されている。
そしてこれらのリレーバルブ63、64、65にそれぞ
れ信号圧を供給するためにブレーキバルブ70が設けら
れている。このブレーキバルブ70はその上部にブレー
キペダル69を備えるとともに、エアタンク66から制
御用の作動圧が供給されるようになっている。
【0031】また後前輪17のブレーキチャンバ61と
リレーバルブ64との間にはダブルチェックバルブ73
が接続されるとともに、このダブルチェックバルブ73
はコトロールバルブ74を介してエアタンク66に接続
されている。なおダブルチェックバルブ73およびコン
トロールバルブ74は左右のブレーキチャンバ61にそ
れぞれ別々に設けられている。そしてコントロールバル
ブ74がコントローラ52によって制御されるようにな
っている。
リレーバルブ64との間にはダブルチェックバルブ73
が接続されるとともに、このダブルチェックバルブ73
はコトロールバルブ74を介してエアタンク66に接続
されている。なおダブルチェックバルブ73およびコン
トロールバルブ74は左右のブレーキチャンバ61にそ
れぞれ別々に設けられている。そしてコントロールバル
ブ74がコントローラ52によって制御されるようにな
っている。
【0032】以上のような構成において、車両が直進走
行している場合、すなわちステアリングホイール55に
よる操舵が行なわれていない状態においては、パワース
テアリング装置の図10に示すウオームシャフト101
とスタブシャフト104との間には回転方向の相対変位
が存在せず、従ってスプールバルブ103はスリーブ1
02内において中立位置にあり、オイルポンプ95から
供給された作動油は隙間を通ってリザーバ96に戻さ
れ、シリンダ99の内部の圧力は上昇せず、ピストン1
00およびウオームシャフト101は軸線方向に移動す
ることがない。
行している場合、すなわちステアリングホイール55に
よる操舵が行なわれていない状態においては、パワース
テアリング装置の図10に示すウオームシャフト101
とスタブシャフト104との間には回転方向の相対変位
が存在せず、従ってスプールバルブ103はスリーブ1
02内において中立位置にあり、オイルポンプ95から
供給された作動油は隙間を通ってリザーバ96に戻さ
れ、シリンダ99の内部の圧力は上昇せず、ピストン1
00およびウオームシャフト101は軸線方向に移動す
ることがない。
【0033】これに対してステアリングホイール55を
操舵して、例えば右に切った場合には、セクタシャフト
111およびピストン100は前輪15からの負荷によ
って移動せず、このためにピストン100内に貫通され
ているウオームシャフト101も回転しない。このため
にステアリングホイール55の操舵によってトーション
バー105がねじれ、スタブシャフト104とウオーム
シャフト101との間に回転方向に相対的な変位が発生
する。この変位によってスリーブ102に対してスプー
ルバルブ103が回転するようになり、図10に示す状
態から図11に示す状態に変化する。
操舵して、例えば右に切った場合には、セクタシャフト
111およびピストン100は前輪15からの負荷によ
って移動せず、このためにピストン100内に貫通され
ているウオームシャフト101も回転しない。このため
にステアリングホイール55の操舵によってトーション
バー105がねじれ、スタブシャフト104とウオーム
シャフト101との間に回転方向に相対的な変位が発生
する。この変位によってスリーブ102に対してスプー
ルバルブ103が回転するようになり、図10に示す状
態から図11に示す状態に変化する。
【0034】スリーブ102に対してスプールバルブ1
03が回転すると、オイルポンプ96から圧送されてき
た作動油はスプールバルブ103が組込まれているスリ
ーブ102内のポートを通過してシリンダ99内に導か
れ、ピストン100が上方に押上げられ、これによって
ラック110がセクタシャフト111を回転させる。
03が回転すると、オイルポンプ96から圧送されてき
た作動油はスプールバルブ103が組込まれているスリ
ーブ102内のポートを通過してシリンダ99内に導か
れ、ピストン100が上方に押上げられ、これによって
ラック110がセクタシャフト111を回転させる。
【0035】セクタシャフト111の回転はシリンダ9
9の外側に取付けられているアーム85の回転になる。
アーム85が回転されると、中間リンク86およびリン
クレバー87を介してドラッグリンク88が前方に引か
れ、これによって前輪15の操舵が行なわれる。
9の外側に取付けられているアーム85の回転になる。
アーム85が回転されると、中間リンク86およびリン
クレバー87を介してドラッグリンク88が前方に引か
れ、これによって前輪15の操舵が行なわれる。
【0036】所定の旋回を終ってステアリングホイール
55に対する力を解放すると、トーションバー105の
戻しトルクによってウオームシャフト101とスタブシ
ャフト104との間に発生していた回転方向の相対的な
角度変位がなくなるために、スプールバルブ103はス
リーブ102の中立位置へ復帰する。これによってシリ
ンダ99に対する油圧の印加が停止され、前輪15はタ
イヤからの復元力により中立位置へ復帰する。
55に対する力を解放すると、トーションバー105の
戻しトルクによってウオームシャフト101とスタブシ
ャフト104との間に発生していた回転方向の相対的な
角度変位がなくなるために、スプールバルブ103はス
リーブ102の中立位置へ復帰する。これによってシリ
ンダ99に対する油圧の印加が停止され、前輪15はタ
イヤからの復元力により中立位置へ復帰する。
【0037】上記前輪15の操舵のためのステアリング
ホイール55の操作に伴って、上述の如くパワーステア
リング装置82によって前輪の操舵が行なわれる。そし
てこのような前輪の操舵の際に、同時に後前軸18の操
舵が行なわれる。
ホイール55の操作に伴って、上述の如くパワーステア
リング装置82によって前輪の操舵が行なわれる。そし
てこのような前輪の操舵の際に、同時に後前軸18の操
舵が行なわれる。
【0038】パワーステアリング装置82のアーム85
の回転は、図8および図9に示す中間リンク86、リン
クレバー87、リンクロッド89、および後側のリンク
レバー90を介して後側のドラッグリンク91に伝達さ
れる。従って図4〜図7に示すスライドベース35が受
け台33に対して前後方向に移動される。従ってこのス
ライドベース35が取付けられている後前軸18はピン
59を中心として左方または右方に旋回される。
の回転は、図8および図9に示す中間リンク86、リン
クレバー87、リンクロッド89、および後側のリンク
レバー90を介して後側のドラッグリンク91に伝達さ
れる。従って図4〜図7に示すスライドベース35が受
け台33に対して前後方向に移動される。従ってこのス
ライドベース35が取付けられている後前軸18はピン
59を中心として左方または右方に旋回される。
【0039】しかもこのような旋回動作はブースタを構
成する油圧シリンダ45によってアシストされる。上述
の如くステアリングホイール55を操作してパワーステ
アリング装置82を作動させると、図11に示すように
このパワーステアリング装置のシリンダ99のポート1
13および114に接続されている油圧シリンダ45が
作動されるようになる。ここで左右の油圧シリンダ45
は互いにオイルの印加の方法が逆になっているために、
左右の油圧シリンダ45は互いに逆方向に左右のスライ
ドベース35を倍力レバー44および連結ロッド42を
介して移動させる。従ってこのような油圧シリンダ45
の作用によって、後前軸18がピン59を中心とする旋
回のためのモーメントを受けることになり、これによっ
て後前軸18が旋回される。
成する油圧シリンダ45によってアシストされる。上述
の如くステアリングホイール55を操作してパワーステ
アリング装置82を作動させると、図11に示すように
このパワーステアリング装置のシリンダ99のポート1
13および114に接続されている油圧シリンダ45が
作動されるようになる。ここで左右の油圧シリンダ45
は互いにオイルの印加の方法が逆になっているために、
左右の油圧シリンダ45は互いに逆方向に左右のスライ
ドベース35を倍力レバー44および連結ロッド42を
介して移動させる。従ってこのような油圧シリンダ45
の作用によって、後前軸18がピン59を中心とする旋
回のためのモーメントを受けることになり、これによっ
て後前軸18が旋回される。
【0040】一般に後前軸18の旋回のための操舵力
は、車両が高速で走行している場合には比較的軽い。従
って上述の如くパワーステアリング装置82の出力を利
用して後前軸18を旋回させることに、とくに困難は伴
わない。これに対して極低速で走行している場合や停車
中に後前軸18を旋回させる場合には、大きな操舵力を
後前軸18に対して加えないと旋回が行なわれない。そ
こで本実施の形態のトラックにおいては、低速時および
すえ切時においては、左右の後前輪17の制動力に差を
もたせるようにし、これによって適正な旋回モーメント
を発生させるようにしている。
は、車両が高速で走行している場合には比較的軽い。従
って上述の如くパワーステアリング装置82の出力を利
用して後前軸18を旋回させることに、とくに困難は伴
わない。これに対して極低速で走行している場合や停車
中に後前軸18を旋回させる場合には、大きな操舵力を
後前軸18に対して加えないと旋回が行なわれない。そ
こで本実施の形態のトラックにおいては、低速時および
すえ切時においては、左右の後前輪17の制動力に差を
もたせるようにし、これによって適正な旋回モーメント
を発生させるようにしている。
【0041】図12に示すブレーキペダル69を踏込む
と、ブレーキバルブ70によってリレーバルブ63、6
4、65にそれぞれ信号圧が供給される。従ってエアタ
ンク66からリレーバルブ63を通ってブレーキチャン
バ60に空気圧が供給され、ブレーキチャンバ60が作
動して前輪15が制動される。またエアタンク66から
リレーバルブ64を通してブレーキチャンバ61に空気
圧が供給され、後前輪17が制動される。またエアタン
ク66からリレーバルブ65を介してブレーキチャンバ
62に空気圧が供給され、後々輪19が制動される。こ
れが通常の制動動作である。
と、ブレーキバルブ70によってリレーバルブ63、6
4、65にそれぞれ信号圧が供給される。従ってエアタ
ンク66からリレーバルブ63を通ってブレーキチャン
バ60に空気圧が供給され、ブレーキチャンバ60が作
動して前輪15が制動される。またエアタンク66から
リレーバルブ64を通してブレーキチャンバ61に空気
圧が供給され、後前輪17が制動される。またエアタン
ク66からリレーバルブ65を介してブレーキチャンバ
62に空気圧が供給され、後々輪19が制動される。こ
れが通常の制動動作である。
【0042】次に旋回時の後前軸18の旋回動作につい
て説明する。図3および図12に示すステアリングホイ
ール55を回転操作して前輪15を図2に示すように左
方に操舵する。するとこのときの操舵角が図12に示す
操舵角センサ54によって検出される。この検出に応じ
てコントローラ52は図12中の左側のコントロールバ
ルブ74を開く。なお右側のコントロールバルブ74は
閉じたままにしておく。するとエアタンク66から左側
のコントロールバルブ74およびダブルチェックバルブ
73を通って左側のブレーキチャンバ61に圧縮空気が
供給され、これによって左側の後前輪17のみが制動さ
れる。
て説明する。図3および図12に示すステアリングホイ
ール55を回転操作して前輪15を図2に示すように左
方に操舵する。するとこのときの操舵角が図12に示す
操舵角センサ54によって検出される。この検出に応じ
てコントローラ52は図12中の左側のコントロールバ
ルブ74を開く。なお右側のコントロールバルブ74は
閉じたままにしておく。するとエアタンク66から左側
のコントロールバルブ74およびダブルチェックバルブ
73を通って左側のブレーキチャンバ61に圧縮空気が
供給され、これによって左側の後前輪17のみが制動さ
れる。
【0043】従って後前軸18は左方に旋回するような
モーメントを受け、旋回中心となるピン59を中心とし
て旋回する。なおこのときに図4および図9に示す左右
の油圧シリンダ45は制動力の差による後前軸18に対
する回転モーメントと同じ方向の回転モーメントを後前
軸18に付加する。よって後前軸18の制動力の差によ
る旋回動作を油圧シリンダ45がアシストすることにな
る。
モーメントを受け、旋回中心となるピン59を中心とし
て旋回する。なおこのときに図4および図9に示す左右
の油圧シリンダ45は制動力の差による後前軸18に対
する回転モーメントと同じ方向の回転モーメントを後前
軸18に付加する。よって後前軸18の制動力の差によ
る旋回動作を油圧シリンダ45がアシストすることにな
る。
【0044】後前軸18の旋回角度は位置センサ56に
よって検出される。従って前輪15の操舵角に応じた旋
回角度に達した場合には、そのことをコントローラ52
が演算によって検出するとともに、これに応じてコント
ロールバルブ74を切換え、これによってコントロール
バルブ74による左側の後前輪17の制動動作が停止さ
れる。従って前輪15の操舵角度に応じた旋回角度で後
前軸18は維持されることになる。
よって検出される。従って前輪15の操舵角に応じた旋
回角度に達した場合には、そのことをコントローラ52
が演算によって検出するとともに、これに応じてコント
ロールバルブ74を切換え、これによってコントロール
バルブ74による左側の後前輪17の制動動作が停止さ
れる。従って前輪15の操舵角度に応じた旋回角度で後
前軸18は維持されることになる。
【0045】このときの後前軸18の旋回角度は図2に
示すように、後前軸18の軸線の延長が後々軸20の延
長上の車両の旋回中心と一致する角度となる。従ってこ
のような角度に後前軸18が旋回されるために、この後
前軸18の両側に取付けられている後前輪17のタイヤ
は偏摩耗を起すことなく円滑な旋回動作が達成される。
示すように、後前軸18の軸線の延長が後々軸20の延
長上の車両の旋回中心と一致する角度となる。従ってこ
のような角度に後前軸18が旋回されるために、この後
前軸18の両側に取付けられている後前輪17のタイヤ
は偏摩耗を起すことなく円滑な旋回動作が達成される。
【0046】旋回動作を終ってステアリングホイール5
5によって前輪15を真直ぐな状態に戻すと、これに連
動してコントローラ52が今度は右側のコントロールバ
ルブ74を開き、右側の後前輪17を制動することによ
り、後前軸18を元の角度、すなわち車両の幅方向と一
致する角度になるように旋回させ、これによって通常の
直進走行に移行する。
5によって前輪15を真直ぐな状態に戻すと、これに連
動してコントローラ52が今度は右側のコントロールバ
ルブ74を開き、右側の後前輪17を制動することによ
り、後前軸18を元の角度、すなわち車両の幅方向と一
致する角度になるように旋回させ、これによって通常の
直進走行に移行する。
【0047】このようなトラックによれば、上述の如く
後前軸18を前方に大きく偏倚させるとともに、後々軸
20を比較的後側に配置することが可能になり、後前軸
18と後々軸20との間の距離B(図3参照)を大きく
設定することが可能になる。従って後前軸18と後々軸
20とによって積載荷重の大半を受けることが可能にな
る。
後前軸18を前方に大きく偏倚させるとともに、後々軸
20を比較的後側に配置することが可能になり、後前軸
18と後々軸20との間の距離B(図3参照)を大きく
設定することが可能になる。従って後前軸18と後々軸
20とによって積載荷重の大半を受けることが可能にな
る。
【0048】これらの後前軸18と後々軸20は何れも
それらの両側にダブルタイヤの後前輪17と後々輪19
とを備えているために、大きな荷重を受けることが可能
である。そしてこのように後2軸18、20で大きな荷
重を受けることによって、前軸16に加わる荷重が軽減
される。従って前軸16の両側のシングルタイヤから成
る前輪15に加わる荷重が軽減され、このために前輪1
5が保護されるようになる。
それらの両側にダブルタイヤの後前輪17と後々輪19
とを備えているために、大きな荷重を受けることが可能
である。そしてこのように後2軸18、20で大きな荷
重を受けることによって、前軸16に加わる荷重が軽減
される。従って前軸16の両側のシングルタイヤから成
る前輪15に加わる荷重が軽減され、このために前輪1
5が保護されるようになる。
【0049】また後々軸20と車両の後端との間の寸法
がそれほど長くなく、後側のオーバーハング部分の長さ
が短いために、旋回時に車両の後端が左右に大きく振れ
ることがない。
がそれほど長くなく、後側のオーバーハング部分の長さ
が短いために、旋回時に車両の後端が左右に大きく振れ
ることがない。
【0050】次に別の実施の形態を図13によって説明
する。この実施の形態は、後前軸18を旋回可能にする
とともに、後前軸18を死軸あるいは従動軸とし、これ
に対して固定軸から成る後々軸20を駆動軸としたもの
である。なおこの場合において、後前軸18の旋回動作
はパワーステアリング装置の出力と左右の後前輪17の
制動力の差によって得られるようになっており、上記実
施の形態と同様である。
する。この実施の形態は、後前軸18を旋回可能にする
とともに、後前軸18を死軸あるいは従動軸とし、これ
に対して固定軸から成る後々軸20を駆動軸としたもの
である。なおこの場合において、後前軸18の旋回動作
はパワーステアリング装置の出力と左右の後前輪17の
制動力の差によって得られるようになっており、上記実
施の形態と同様である。
【0051】図14に示す実施の形態は、後2軸18、
20をともに駆動軸としたものである。すなわち後前輪
17と後々輪19がともに駆動輪から構成されており、
エンジン24から駆動力が伝達される。そしてここでは
後前軸18が旋回可能になっている。
20をともに駆動軸としたものである。すなわち後前輪
17と後々輪19がともに駆動輪から構成されており、
エンジン24から駆動力が伝達される。そしてここでは
後前軸18が旋回可能になっている。
【0052】
【発明の効果】以上のように本発明は、車体の後側を後
前軸と後々軸とによって支持するようにした車両の後軸
操舵装置において、後前軸を左右に旋回可能に取付ける
とともに、後前軸を前輪操舵用のパワーステアリング装
置と連結し、しかも後前軸の両側の車輪の制動力を別々
に制御する制御手段を設け、該制御手段によって後前軸
を旋回させるモーメントを発生させるようにしたもので
ある。
前軸と後々軸とによって支持するようにした車両の後軸
操舵装置において、後前軸を左右に旋回可能に取付ける
とともに、後前軸を前輪操舵用のパワーステアリング装
置と連結し、しかも後前軸の両側の車輪の制動力を別々
に制御する制御手段を設け、該制御手段によって後前軸
を旋回させるモーメントを発生させるようにしたもので
ある。
【0053】従ってこのような後軸操舵装置によれば、
通常の走行時においては前輪操舵用のパワーステアリン
グ装置を利用して後前軸を左右に旋回させることが可能
になる。低速時やすえ切時においては、後前軸の両側の
車輪の制動力を左右別々に制御するようにし、これによ
って大きな操舵力を後前軸に加え、後前軸を旋回させる
ことによって後前軸の操舵を行なうことが可能になる。
通常の走行時においては前輪操舵用のパワーステアリン
グ装置を利用して後前軸を左右に旋回させることが可能
になる。低速時やすえ切時においては、後前軸の両側の
車輪の制動力を左右別々に制御するようにし、これによ
って大きな操舵力を後前軸に加え、後前軸を旋回させる
ことによって後前軸の操舵を行なうことが可能になる。
【0054】従って後前軸の両側の取付けられている後
前輪のタイヤの偏摩耗が防止されるようになる。また後
前軸を後々軸に対して前方に大きく偏倚させて適正な荷
重分布とするとともに、前軸に加わる荷重を軽減するこ
とが可能になり、これによって荷重バランスに優れた後
2軸車を提供することが可能になる。
前輪のタイヤの偏摩耗が防止されるようになる。また後
前軸を後々軸に対して前方に大きく偏倚させて適正な荷
重分布とするとともに、前軸に加わる荷重を軽減するこ
とが可能になり、これによって荷重バランスに優れた後
2軸車を提供することが可能になる。
【図1】後軸操舵装置を備えるトラックの側面図であ
る。
る。
【図2】同トラックの旋回時の車輪の配置を示す平面図
である。
である。
【図3】トラックの全体の配置を示す平面図である。
【図4】後前軸の旋回動作の機構を示す分解斜視図であ
る。
る。
【図5】スライドベースの取付けを示す前後方向の縦断
面図である。
面図である。
【図6】スライドベースの取付けを示す幅方向の縦断面
図である。
図である。
【図7】スライドベースの取付けを示す横断面図であ
る。
る。
【図8】パワーステアリング装置のリンクの構造を示す
側面図である。
側面図である。
【図9】同パワーステアリング装置の配管図である。
【図10】パワーステアリング装置の構造を示す縦断面
図である。
図である。
【図11】同パワーステアリング装置の作動状態の縦断
面図である。
面図である。
【図12】この車両の制動装置を示す配管図である。
【図13】別の実施の形態の後2軸車の車輪の配置を示
す平面図である。
す平面図である。
【図14】さらに別の実施の形態の後2軸車の車輪の配
置を示す平面図である。
置を示す平面図である。
10 車体フレーム 11 キャブ 12 荷箱 15 前輪 16 前軸 17 後前輪 18 後前軸 19 後々輪 20 後々軸 23 差動歯車装置 24 エンジン 25 トランスミッション 26 プロペラシャフト 29、30 エアスプリング 31 リーフスプリング 33 受け台 34 連結ロッド 35 スライドベース 36 連結座 37 ピン 38 ローラ 41 ピン 42 連結ロッド 43 ピン 44 倍力レバー 45 油圧シリンダ 46 切換え弁 52 コントローラ 53 車速センサ 54 操舵角センサ 55 ステアリングホイール 56 位置センサ 57 サスペンションロッド(上) 58 連結部 59 ピン 60 ブレーキチャンバ(前輪用) 61 ブレーキチャンバ(後前輪用) 62 ブレーキチャンバ(後々輪用) 63〜65 リレーバルブ 66 エアタンク 67 サスペンションロッド(下) 69 ブレーキペダル 70 ブレーキバルブ 73 ダブルチェックバルブ 74 コントロールバルブ 78 ステアリングシャフト(上) 79 ジョイント 80 ステアリングシャフト(下) 81 ジョイント 82 パワーステアリング装置 85 アーム 86 中間リンク 87 リンクレバー(前) 88 ドラッグリンク 89 リンクロッド 90 リンクレバー(後) 91 ドラッグリンク 95 油圧ポンプ 96 オイルリザーバ 99 シリンダ 100 ピストン 101 ウオームシャフト 102 スリーブ 103 スプールバルブ 104 スタブシャフト 105 トーションバー 106 平行ピン(上) 107 平行ピン(下) 110 ラック 111 セクタシャフト 112 歯 113、114 ポート
Claims (1)
- 【請求項1】車体の後側を後前軸と後々軸とによって支
持するようにした車両の後軸操舵装置において、 前記後前軸を左右に旋回可能に取付けるとともに、 前記後前軸を前輪操舵用のパワーステアリング装置と連
結し、 しかも前記後前軸の両側の車輪の制動力を別々に制御す
る制御手段を設け、該制御手段によって前記後前軸を旋
回させるモーメントを発生させるようにしたことを特徴
とする後軸操舵装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16233798A JPH11348797A (ja) | 1998-06-10 | 1998-06-10 | 後軸操舵装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16233798A JPH11348797A (ja) | 1998-06-10 | 1998-06-10 | 後軸操舵装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11348797A true JPH11348797A (ja) | 1999-12-21 |
Family
ID=15752644
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16233798A Pending JPH11348797A (ja) | 1998-06-10 | 1998-06-10 | 後軸操舵装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11348797A (ja) |
-
1998
- 1998-06-10 JP JP16233798A patent/JPH11348797A/ja active Pending
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