JPH1134931A - 自動車用バックパネルの防振構造 - Google Patents

自動車用バックパネルの防振構造

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JPH1134931A
JPH1134931A JP19731797A JP19731797A JPH1134931A JP H1134931 A JPH1134931 A JP H1134931A JP 19731797 A JP19731797 A JP 19731797A JP 19731797 A JP19731797 A JP 19731797A JP H1134931 A JPH1134931 A JP H1134931A
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JP
Japan
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back panel
bead
width direction
cab
panel
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Withdrawn
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JP19731797A
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English (en)
Inventor
Kazuo Take
和雄 武
Kenji Taruyama
賢児 樽山
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Daihatsu Motor Co Ltd
Original Assignee
Daihatsu Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コスト上昇や重量増大の問題を招くことなく
低周波域での振動レベルを低下させてこもり音の発生を
抑制できる自動車用バックパネルの防振構造を提供す
る。 【解決手段】 運転室と荷室とを画成する自動車用バッ
クパネル10の防振構造において、上記バックパネル1
0に車体上下方向に延びる補強用ビート12a〜12c
を車幅方向に並列させて形成し、各ビード12a〜12
cのピッチを車幅方向中央部ほど密となるように不等ピ
ッチとする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ピックアップ型,
あるいはキャブオーバー型自動車の運転室の後壁を構成
するバックパネルに関し、特に走行中に発生する振動騒
音を抑制できるようにした防振構造に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、キャブオーバー型トラック等の
自動車は、図7に示すように、運転室を構成するキャビ
ン1の後方に荷台2を接続した構造となっている。この
キャビン1はフロントパネル3にルーフパネル4,及び
サイドパネル5を接続し、該両パネル4,5に運転室と
荷室とを画成する幅広のバックパネル6を接続して構成
されている。また上記サイドパネル5にはフロントドア
7が開閉可能に配設されている。
【0003】この種のバックパネル6は、面積が大きい
ことから走行中に連成振動を起こし易く、該振動が低周
波域にある場合にはこもり音が発生し易いといった問題
がある。そこでこのような振動騒音を抑制するために、
従来、上記バックパネル6に上下方向に延びる補強用縦
ビード6aを車幅方向に間隔をあけて形成したり,ある
いは上記縦ビードと交差するように車幅方向に延びる横
ビードを形成したりしてパネル剛性を高めるようにして
いる(例えば、実開昭60−65177号公報、実開昭
62−200078号公報参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
防振構造では、振動騒音の低減効果が充分でなく、なか
でも上記振動が低周波域にある場合にはこもり音が生じ
るという問題がある。
【0005】ここで、振動騒音を抑制するには、バック
パネルの板厚を厚くしたり,あるいはリインホースメン
ト等を付加したりして共振周波数を上げることが考えら
れる。しかし、このようにした場合にはパネル重量が増
大するとともに、コストが上昇するという問題が生じ
る。
【0006】本発明は、上記従来の状況に鑑みてなされ
たもので、コスト上昇や重量増大の問題を招くことなく
こもり音の発生を抑制できる自動車用バックパネルの防
振構造を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者は、バックパネ
ルのビードについて検討したところ、従来のビードは一
般に車幅方向に等間隔に配列されており、このためパネ
ル中央部の剛性が低く、これが起因してこもり音発生し
易く、また局部共振が発生し易くなっていることが判明
した。そこで本発明者はパネルの中央部の剛性を高め、
局部共振を分散させることのできるビードの配列構造を
採用することにより振動騒音を抑制できることに想到
し、本発明を成したものである。
【0008】そこで本発明は、運転室と荷室とを画成す
る自動車用バックパネルの防振構造において、上記バッ
クパネルに車体上下方向に延びる補強用ビードを車幅方
向に並列させて形成し、該各ビードの車幅方向ピッチ
を、車幅方向中央部が外側より密になるように不等ピッ
チにしたことを特徴としている。
【0009】ここでビードのピッチを不等ピッチにする
とは、例えばビード幅を中央部ほどを小さく外側ほど大
きくしたり、あるいはビード幅は同じでビード間隔を内
側ほど小さく外側ほど大きくしたりすることにより実現
される。
【0010】
【発明の作用効果】本発明に係る自動車用バックパネル
の防振構造によれば、バックパネルの補強用ビードを車
幅方向中央部が外側より密となるように不等ピッチに配
置したので、上記バックパネルの中央部での剛性を高め
ることができ、それだけ低周波域での振動レベルを低減
してこもり音の発生を抑制できる効果がある。また各ビ
ードを中央部が狭い不等ピッチに配置したことにより局
部共振を分散させることができ、高周波域での振動レベ
ルを抑制して車室内音を低減できる効果がある。
【0011】そしてビードの配列ピッチを変えるだけの
構造で上記作用効果を実現でき、板厚を厚くしたり,補
強部材を付加したりする場合のような重量の増大やコス
トの上昇等が発生することもない。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて説明する。図1及び図2は、本発明の一
実施形態(第1実施形態)によるキャブオーバー型トラ
ック用バックパネルの防振構造を説明するための図であ
り、図1はバックパネルの背面図、図2はバックパネル
の断面平面図(図1のII−II線断面図) である。
【0013】本実施形態のキャブオーバー型トラック
は、キャビンの後方に荷台を接続し、該キャビンの後端
面に運転室と荷室とを画成するバックパネル10を配設
してなり、基本的構造は、上述の図7に示すものと同様
である。このバックパネル10の上部にはウインド開口
10aが形成されており、該開口10aにはウインドガ
ラス11が装着されている。
【0014】本実施形態のバックパネル10には車体上
下方向に延びる補強用ビード12a〜12cが車両後方
に突出する突条に形成されており、該各ビード12a〜
12cは車幅方向に所定間隔をあけて並列配置されてい
る。
【0015】上記各ビード12a〜12cのビード幅は
車幅方向中央部ほど小さく、外側ほど大きくなるように
異なる寸法に設定されている。即ち、車幅方向中央に位
置する第1ビード12aのビード幅b1が最も狭く、該
第1ビード12aと隣合う第2ビード12b,12bの
ビード幅b2は第1ビード12aより広くなっており、
また各第2ビード12bの外側に位置する第3ビード1
2cのビード幅b3は第2ビード12bより広くなって
いる。
【0016】その結果上記第1ビード12aと両隣の第
2ビード12bとのピッチP1は、第2ビード12bと
両第3ビード12cとのピッチP2より小さくなってお
り、これにより各ビード12a〜12cのピッチは中央
部が狭く、外側が広くなる不等ピッチとなっている。
【0017】次に本実施形態の作用効果について説明す
る。本実施形態によれば、バックパネル10の各ビード
12a〜12cを車幅方向中央部のピッチが外側のピッ
チより狭くなるように不等ピッチに配置したので、上記
バックパネル10の中央部の剛性を高めることができ、
低周波域での共振周波数を上げることができ、それだけ
低周波によるこもり音の発生を低減できる。
【0018】また各ビード12a〜12cを中央部が狭
い不等ピッチに配列したので、局部共振を分散させるこ
とができ、高周波域でのパネル振動レベルを抑制でき、
車室内音を低減できる。
【0019】さらに本実施形態では、各ビード12a〜
12cの配列ピッチを変えるだけで上記作用効果を実現
できるので、従来の板厚を厚くしたり,補強部材を付加
したりする場合の重量の増大やコストの上昇等の問題を
回避できる。
【0020】次に本実施形態の効果を確認するために行
った実験結果について説明する。本実験では、バックパ
ネルにそれぞれ異なるパターンのビードを形成した。即
ち、図4に示すように、ビードを等ピッチに形成した従
来パネル(図4(a))と、ビードを中央部ほど疎に外
側ほど密に形成した比較パネル(図4(b))と、本実
施形態の構造でもって中央部ほどビードを密にした本発
明パネル(図4(c))とを作成し、各パネルの振動レ
ベルを測定した。
【0021】図3は、各パネルの振動レベルを示す特性
図であり、図中、点線は本発明パネル,太線は従来パネ
ル,細線は比較パネルを示す。同図からも明らかなよう
に、本発明パネルは55Hz〜85Hzの低周波こもり
音域での振動レベルが従来パネルと比べて約5dBほど
下がっており、こもり音の発生を抑制できていることが
わかる。
【0022】また、190Hz〜300Hzの高周波域
での振動レベルを見ると、従来パネルより約8dBほど
下がっており、エンジン透過音領域で車内音が改善され
ていることが分かる。
【0023】一方、中央部を疎とした比較パネルでは、
全体的に振動レベルが高くなっており、従来パネルより
も振動レベルが悪化していることが判る。この結果から
も中央部ほどビードピッチを密にするのが望ましいこと
が分かる。
【0024】図5及び図6は、本発明の第2実施形態に
よるバックパネルの防振構造を説明するための図であ
る。本実施形態のバックパネル15は、各ビード16の
ビード幅Bを同じにし、各ビード16のピッチP1〜P
3を中央部ほど密に外側ほど疎にした場合である。
【0025】本実施形態においても、各ビード16をピ
ッチP1〜P3が中央部ほど密になるように不等ピッチ
としたので、低周波域,高周波域での振動レベルを下げ
ることができ、上記実施形態と同様のこもり音抑制,車
室音低減効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態による自動車用バックパ
ネルの防振構造を説明するための背面図である。
【図2】上記バックパネルの断面平面図である(図1の
II−II線断面図) 。
【図3】上記バックパネルの効果を確認するために行っ
た実験結果を示す特性図である。
【図4】上記実験に採用した各バックパネルのビードパ
ターンを示す図である。
【図5】本発明の第2実施形態によるバックパネルを示
す背面図である。
【図6】上記第2実施形態のバックパネルの断面平面図
である。
【図7】一般的なキャブオーバー型トラックを示す斜視
図である。
【符号の説明】
10,15 バックパネル 12a〜12c,16 補強ビード P1〜P3 ピッチ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 運転室と荷室とを画成する自動車用バッ
    クパネルの防振構造において、上記バックパネルに車体
    上下方向に延びる補強用ビードを車幅方向に並列させて
    形成し、該各ビードの車幅方向ピッチを、車幅方向中央
    部が外側より密になるように不等ピッチにしたことを特
    徴とする自動車用バックパネルの防振構造。
JP19731797A 1997-07-23 1997-07-23 自動車用バックパネルの防振構造 Withdrawn JPH1134931A (ja)

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JPH1134931A true JPH1134931A (ja) 1999-02-09

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015193343A (ja) * 2014-03-31 2015-11-05 ダイハツ工業株式会社 自動車用バックパネルの防振構造
CN115214783A (zh) * 2022-03-25 2022-10-21 长城汽车股份有限公司 用于车辆的a柱组件和具有其的车辆
WO2023175678A1 (ja) * 2022-03-14 2023-09-21 三菱自動車工業株式会社 車両荷箱構造

Cited By (4)

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