JPH11349872A - 改質インク粒子およびその製造方法、カラーフィルタおよびその製造方法、カラー表示装置、並びに、改質インク粒子の製造装置 - Google Patents
改質インク粒子およびその製造方法、カラーフィルタおよびその製造方法、カラー表示装置、並びに、改質インク粒子の製造装置Info
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- JPH11349872A JPH11349872A JP15799198A JP15799198A JPH11349872A JP H11349872 A JPH11349872 A JP H11349872A JP 15799198 A JP15799198 A JP 15799198A JP 15799198 A JP15799198 A JP 15799198A JP H11349872 A JPH11349872 A JP H11349872A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 粒子を帯電させることなく、しかも、簡便な
装置および操作で短時間でかつ安価に、粒子径が比較的
小さくかつ揃った、カラーフィルタに好適な改質インク
粒子、およびその製造方法を提供する。 【解決手段】 インク粒子本体22と、浮遊させたイン
ク粒子本体22の表面に対し改質剤蒸気を蒸着させるこ
とによって上記インク粒子本体22の表面の少なくとも
一部に形成された上記改質剤による改質部57とを有す
る改質インク粒子、およびその製造方法。
装置および操作で短時間でかつ安価に、粒子径が比較的
小さくかつ揃った、カラーフィルタに好適な改質インク
粒子、およびその製造方法を提供する。 【解決手段】 インク粒子本体22と、浮遊させたイン
ク粒子本体22の表面に対し改質剤蒸気を蒸着させるこ
とによって上記インク粒子本体22の表面の少なくとも
一部に形成された上記改質剤による改質部57とを有す
る改質インク粒子、およびその製造方法。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カラーテレビ、パ
ーソナルコンピュータ等に使用されるカラー液晶ディス
プレイに用いられる改質インク粒子およびその製造方
法、上記改質インク粒子を用いたカラーフィルタおよび
その製造方法、上記カラーフィルタを用いた液晶パネ
ル、並びに上記改質インク粒子の製造装置に関するもの
である。
ーソナルコンピュータ等に使用されるカラー液晶ディス
プレイに用いられる改質インク粒子およびその製造方
法、上記改質インク粒子を用いたカラーフィルタおよび
その製造方法、上記カラーフィルタを用いた液晶パネ
ル、並びに上記改質インク粒子の製造装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】近年、パーソナルコンピュータの発達、
特に携帯用パーソナルコンピュータの発達に伴い、液晶
ディスプレイ、特にカラー液晶ディクプレイの需要が増
加する傾向にある。
特に携帯用パーソナルコンピュータの発達に伴い、液晶
ディスプレイ、特にカラー液晶ディクプレイの需要が増
加する傾向にある。
【0003】しかしながら、液晶ディスプレイ、特にカ
ラー液晶ディクプレイの価格は、まだまだ高く、その普
及には、さらなるコストダウンが必要であり、特にカラ
ー表示のためのカラーフィルタのコストダウンが求めら
れている。
ラー液晶ディクプレイの価格は、まだまだ高く、その普
及には、さらなるコストダウンが必要であり、特にカラ
ー表示のためのカラーフィルタのコストダウンが求めら
れている。
【0004】従来のカラーフィルタの製造方法は、大別
して4つに分類される。第1の染色法は、ガラス基板上
に水溶性の高分子材料からなる染色用の基材層を形成
し、これをフォトリソグラフィ工程により所望の形状に
形成し、得られた基材層パターンを、染色剤に浸漬して
着色し、この工程を、赤(R)、緑(G)、青(B)
と、3回繰り返すことによって、RGBのカラーフィル
タ層を得る方法である。
して4つに分類される。第1の染色法は、ガラス基板上
に水溶性の高分子材料からなる染色用の基材層を形成
し、これをフォトリソグラフィ工程により所望の形状に
形成し、得られた基材層パターンを、染色剤に浸漬して
着色し、この工程を、赤(R)、緑(G)、青(B)
と、3回繰り返すことによって、RGBのカラーフィル
タ層を得る方法である。
【0005】第2の顔料分散法は、顔料を分散した感光
性樹脂層を形成し、パターニングを行い、この工程をR
GBと3回繰り返すことにより、RGBのカラーフィル
タ層を得る方法である。
性樹脂層を形成し、パターニングを行い、この工程をR
GBと3回繰り返すことにより、RGBのカラーフィル
タ層を得る方法である。
【0006】第3の電着法は、基板上に透明導電膜を形
成後、パターニングし、顔料、樹脂、電解液を備えた電
着塗装液中で電着を行い、単色のカラーフィルタを絵、
たの工程をRGBと3回繰り返すことにより、RGBの
カラーフィルタ層を得る方法である。
成後、パターニングし、顔料、樹脂、電解液を備えた電
着塗装液中で電着を行い、単色のカラーフィルタを絵、
たの工程をRGBと3回繰り返すことにより、RGBの
カラーフィルタ層を得る方法である。
【0007】第4の印刷法は、顔料を分散させた熱硬化
型の樹脂を、3回印刷を繰り返すことにより、RGBの
カラーフィルタ層を得る方法である。
型の樹脂を、3回印刷を繰り返すことにより、RGBの
カラーフィルタ層を得る方法である。
【0008】これらの方法では、RGBの3色のカラー
フィルタ層を形成するために、同一の工程を3回繰り返
す必要があり、コスト高になる。また、印刷法は、解像
度が悪いため、高精細なファインピッチのパターン形成
には不向きである。
フィルタ層を形成するために、同一の工程を3回繰り返
す必要があり、コスト高になる。また、印刷法は、解像
度が悪いため、高精細なファインピッチのパターン形成
には不向きである。
【0009】そこで、これらの欠点を補うべく、特開平
7−225308号公報では、インクジェット記録装置
(プリンタ)を用いたカラーフィルタの製造方法が開示
されている。
7−225308号公報では、インクジェット記録装置
(プリンタ)を用いたカラーフィルタの製造方法が開示
されている。
【0010】上記製造方法は、格子状のブラックマトリ
ックス部が形成されたガラス基板等の基板上に、メチロ
ール尿素を含む硬化可能な樹脂層を設け、ブラックマト
リックス部の格子内となる空隙に対応する該樹脂層に、
インクジェット記録方式によりソリッドインクを噴射し
て該樹脂層を着色し、着色された樹脂層を硬化させる方
法であり、よって、一度の工程により、RGBといった
3色のカラーフィルタ層を形成できるので、コストダウ
ンを図ることができる。
ックス部が形成されたガラス基板等の基板上に、メチロ
ール尿素を含む硬化可能な樹脂層を設け、ブラックマト
リックス部の格子内となる空隙に対応する該樹脂層に、
インクジェット記録方式によりソリッドインクを噴射し
て該樹脂層を着色し、着色された樹脂層を硬化させる方
法であり、よって、一度の工程により、RGBといった
3色のカラーフィルタ層を形成できるので、コストダウ
ンを図ることができる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来公報に記載のカラーフィルタ層では、基板と樹脂層と
の間、樹脂層とソリッドインクとの間における相互間の
ぬれ性が悪く、上記各相互間にてハジキ、すなわち各相
互間の界面の少なくとも一部において離間を生じ、カラ
ーフィルタ層においてピンホール等の欠陥を生じるとい
う問題を招来している。
来公報に記載のカラーフィルタ層では、基板と樹脂層と
の間、樹脂層とソリッドインクとの間における相互間の
ぬれ性が悪く、上記各相互間にてハジキ、すなわち各相
互間の界面の少なくとも一部において離間を生じ、カラ
ーフィルタ層においてピンホール等の欠陥を生じるとい
う問題を招来している。
【0012】また、上記従来公報に記載のカラーフィル
タ層では、ブラックマトリックス部が、カラーフィルタ
層に埋設されるようになっているため、それらの高さが
異なり、面一となっていないので、そのようなカラーフ
ィルタ層を液晶パネル等のカラー表示装置に用いた場
合、光のまわり込みによって、不要な色の混合を生じや
すく、カラー表示品質が劣化する問題を生じている。
タ層では、ブラックマトリックス部が、カラーフィルタ
層に埋設されるようになっているため、それらの高さが
異なり、面一となっていないので、そのようなカラーフ
ィルタ層を液晶パネル等のカラー表示装置に用いた場
合、光のまわり込みによって、不要な色の混合を生じや
すく、カラー表示品質が劣化する問題を生じている。
【0013】また、カラーフィルタ層の形成において
は、インクを樹脂層に拡散させることにより形成してい
るため、各RGBの着色部間の境界が不明瞭となってい
る。このため、カラーフィルタ層におけるRGBの各着
色部を互いに離間させるため、隣り合う各着色部間に非
着色部を設ける必要があり、カラーフィルタ層の製造に
手間取るという問題も生じている。
は、インクを樹脂層に拡散させることにより形成してい
るため、各RGBの着色部間の境界が不明瞭となってい
る。このため、カラーフィルタ層におけるRGBの各着
色部を互いに離間させるため、隣り合う各着色部間に非
着色部を設ける必要があり、カラーフィルタ層の製造に
手間取るという問題も生じている。
【0014】本発明の目的は、従来法の有する耐熱性、
耐溶媒性、解像性の必要特性を満足し、かつ、インクジ
ェット特性をも満足し、ピンホール等の欠陥の発生が抑
制されると共に、カラーフィルタの製造も容易な改質イ
ンク粒子およびその製造方法、上記改質インク粒子を用
いたカラーフィルタ、上記カラーフィルタを用いた液晶
パネル等のカラー表示装置、並びに上記改質インク粒子
の製造装置を提供することにある。
耐溶媒性、解像性の必要特性を満足し、かつ、インクジ
ェット特性をも満足し、ピンホール等の欠陥の発生が抑
制されると共に、カラーフィルタの製造も容易な改質イ
ンク粒子およびその製造方法、上記改質インク粒子を用
いたカラーフィルタ、上記カラーフィルタを用いた液晶
パネル等のカラー表示装置、並びに上記改質インク粒子
の製造装置を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明の改質インク粒子
は、上記の課題を解決するために、インク粒子本体と、
浮遊させたインク粒子本体の表面に対し改質剤蒸気を蒸
着させることによって上記インク粒子本体の表面の少な
くとも一部に形成された上記改質剤による改質部とを有
することを特徴としている。
は、上記の課題を解決するために、インク粒子本体と、
浮遊させたインク粒子本体の表面に対し改質剤蒸気を蒸
着させることによって上記インク粒子本体の表面の少な
くとも一部に形成された上記改質剤による改質部とを有
することを特徴としている。
【0016】上記改質インク粒子では、インク粒子本体
は疎水性を備える場合、改質部は親水性を有することが
好ましい。また、上記改質インク粒子では、インク粒子
本体は親水性を備える場合、改質部は疎水性を有するこ
とが望ましい。
は疎水性を備える場合、改質部は親水性を有することが
好ましい。また、上記改質インク粒子では、インク粒子
本体は親水性を備える場合、改質部は疎水性を有するこ
とが望ましい。
【0017】上記構成によれば、インク粒子本体が、物
性として、例えば疎水性を有する場合には、改質部を親
水性を有する一方、インク粒子本体が、親水性を有する
場合には、改質部を疎水性というように、改質インク粒
子の物性を、両性とすることができる。
性として、例えば疎水性を有する場合には、改質部を親
水性を有する一方、インク粒子本体が、親水性を有する
場合には、改質部を疎水性というように、改質インク粒
子の物性を、両性とすることができる。
【0018】このことから、上記構成では、例えば液晶
パネルにおける基板上や、その基板上に形成された樹脂
層上に形成されるカラーフィルタ層やブラックマトリッ
クス部に用いた場合、基板や基板上の樹脂層が、親水性
であっても疎水性であっても、それらとの親和性を、両
性であることにより改善でき、また、カラーフィルタ層
における、互いに隣接する、例えば、RGBの3色の各
カラーフィルタ部およびブラックマトリックス部との間
の親和性も同様に改善できる。
パネルにおける基板上や、その基板上に形成された樹脂
層上に形成されるカラーフィルタ層やブラックマトリッ
クス部に用いた場合、基板や基板上の樹脂層が、親水性
であっても疎水性であっても、それらとの親和性を、両
性であることにより改善でき、また、カラーフィルタ層
における、互いに隣接する、例えば、RGBの3色の各
カラーフィルタ部およびブラックマトリックス部との間
の親和性も同様に改善できる。
【0019】したがって、上記構成は、従来のように相
互間のぬれ性が悪く、上記各相互間にてハジキ、つまり
各相互間の界面の少なくとも一部にて離間を生じ、カラ
ーフィルタ層において生じやすいピンホール等の欠陥の
発生を抑制できるものとなっている。
互間のぬれ性が悪く、上記各相互間にてハジキ、つまり
各相互間の界面の少なくとも一部にて離間を生じ、カラ
ーフィルタ層において生じやすいピンホール等の欠陥の
発生を抑制できるものとなっている。
【0020】本発明の改質インク粒子の製造方法は、前
記の課題を解決するために、インク粒子本体を浮遊させ
る工程と、浮遊させたインク粒子本体と改質剤蒸気とを
混合する工程と、インク粒子本体の表面に改質剤蒸気を
蒸着させて上記改質剤による改質部をインク粒子本体の
表面に形成する工程とを含むことを特徴としている。
記の課題を解決するために、インク粒子本体を浮遊させ
る工程と、浮遊させたインク粒子本体と改質剤蒸気とを
混合する工程と、インク粒子本体の表面に改質剤蒸気を
蒸着させて上記改質剤による改質部をインク粒子本体の
表面に形成する工程とを含むことを特徴としている。
【0021】上記方法では、改質剤蒸気の蒸着は、断熱
膨張による改質剤蒸気の過飽和状態によって形成されて
もよい。また、上記方法では、改質剤蒸気の蒸着は、冷
却による改質剤蒸気の過飽和状態によって形成されても
よい。さらに、改質剤蒸気の蒸着は、改質剤蒸気と、上
記改質剤蒸気より低温のインク粒子本体との混合によっ
て形成されてもよい。
膨張による改質剤蒸気の過飽和状態によって形成されて
もよい。また、上記方法では、改質剤蒸気の蒸着は、冷
却による改質剤蒸気の過飽和状態によって形成されても
よい。さらに、改質剤蒸気の蒸着は、改質剤蒸気と、上
記改質剤蒸気より低温のインク粒子本体との混合によっ
て形成されてもよい。
【0022】上記方法によれば、インク粒子本体を浮遊
させるので、個々のインク粒子本体の周囲にほぼ均一に
改質剤蒸気をそれぞれ分布させることができ、よって、
そのような改質剤蒸気を、例えば過飽和状態として蒸着
させると、個々のインク粒子本体の表面にそれぞれ蒸着
させることができる。
させるので、個々のインク粒子本体の周囲にほぼ均一に
改質剤蒸気をそれぞれ分布させることができ、よって、
そのような改質剤蒸気を、例えば過飽和状態として蒸着
させると、個々のインク粒子本体の表面にそれぞれ蒸着
させることができる。
【0023】したがって、上記方法では、微細な、個々
のインク粒子本体の表面にそれぞれ改質剤を、より確実
に供給して、それらの表面をそれぞれ改質できることか
ら、微細なインク粒子本体に対しても、その表面にのみ
改質部を形成できて、改質剤の使用量を低減できると共
に、その改質部の形成も安定化できる。
のインク粒子本体の表面にそれぞれ改質剤を、より確実
に供給して、それらの表面をそれぞれ改質できることか
ら、微細なインク粒子本体に対しても、その表面にのみ
改質部を形成できて、改質剤の使用量を低減できると共
に、その改質部の形成も安定化できる。
【0024】この結果、上記方法では、より均一な改質
部を備え、かつ、微細な改質インク粒子を、より確実に
製造することが可能となる。
部を備え、かつ、微細な改質インク粒子を、より確実に
製造することが可能となる。
【0025】本発明のカラーフィルタは、前記の課題を
解決するために、プラスチック基板上に、はっ水性樹脂
層が設けられ、はっ水性樹脂層上に、上記改質インク粒
子によるカラーフィルタ層が形成されていることを特徴
としている。また、本発明の他のカラーフィルタは、ガ
ラス基板上に、親水性樹脂層が設けられ、親水性樹脂層
上に、上記改質インク粒子によるカラーフィルタ層が形
成されていることを特徴としている。
解決するために、プラスチック基板上に、はっ水性樹脂
層が設けられ、はっ水性樹脂層上に、上記改質インク粒
子によるカラーフィルタ層が形成されていることを特徴
としている。また、本発明の他のカラーフィルタは、ガ
ラス基板上に、親水性樹脂層が設けられ、親水性樹脂層
上に、上記改質インク粒子によるカラーフィルタ層が形
成されていることを特徴としている。
【0026】上記構成によれば、インク粒子本体が、物
性として、例えば疎水性を有する場合には、改質部を親
水性を有する一方、インク粒子本体が、親水性を有する
場合には、改質部を疎水性というように、インク粒子本
体の物性が、両性であるので、例えば液晶パネルにおけ
る基板上や、その基板上に形成された樹脂層上に形成さ
れるカラーフィルタ層やブラックマトリックス部の着色
剤に上記改質インク粒子を用いた場合、基板や基板上の
樹脂層が、親水性であっても疎水性であっても、それら
との親和性を、両性であることにより改善でき、また、
カラーフィルタ層における、互いに隣接する3色の各カ
ラーフィルタ部およびブラックマトリックス部との間の
親和性も同様に改善できる。
性として、例えば疎水性を有する場合には、改質部を親
水性を有する一方、インク粒子本体が、親水性を有する
場合には、改質部を疎水性というように、インク粒子本
体の物性が、両性であるので、例えば液晶パネルにおけ
る基板上や、その基板上に形成された樹脂層上に形成さ
れるカラーフィルタ層やブラックマトリックス部の着色
剤に上記改質インク粒子を用いた場合、基板や基板上の
樹脂層が、親水性であっても疎水性であっても、それら
との親和性を、両性であることにより改善でき、また、
カラーフィルタ層における、互いに隣接する3色の各カ
ラーフィルタ部およびブラックマトリックス部との間の
親和性も同様に改善できる。
【0027】したがって、上記構成は、従来のように相
互間のぬれ性が悪く、上記各相互間にてハジキ、つまり
各相互間の界面の少なくとも一部にて離間を生じ、カラ
ーフィルタ層において生じやすいピンホール等の欠陥の
発生を抑制することが可能となっている。
互間のぬれ性が悪く、上記各相互間にてハジキ、つまり
各相互間の界面の少なくとも一部にて離間を生じ、カラ
ーフィルタ層において生じやすいピンホール等の欠陥の
発生を抑制することが可能となっている。
【0028】本発明のカラーフィルタの製造方法は、上
記カラーフィルタの製造方法であって、改質インク粒子
による着色部を、上記改質インク粒子のインクジェット
法により形成することを特徴としている。
記カラーフィルタの製造方法であって、改質インク粒子
による着色部を、上記改質インク粒子のインクジェット
法により形成することを特徴としている。
【0029】上記方法によれば、改質によって、複数の
各改質インク粒子を用いて、上記各改質インク粒子のイ
ンクジェット法によって、一度に、例えば三色の各着色
部を含むカラーフィルタ層を、それらの表面が面一、か
つ、ブラックマトリックス部とも面一となるように、例
えば基板上や基板上の樹脂層上に形成できるので、従来
より、カラーフィルタの製造の手間を軽減することがで
きる。
各改質インク粒子を用いて、上記各改質インク粒子のイ
ンクジェット法によって、一度に、例えば三色の各着色
部を含むカラーフィルタ層を、それらの表面が面一、か
つ、ブラックマトリックス部とも面一となるように、例
えば基板上や基板上の樹脂層上に形成できるので、従来
より、カラーフィルタの製造の手間を軽減することがで
きる。
【0030】すなわち、疎水性を有するカーボンブラッ
クを硝酸等による酸化によって改質し、酸化により形成
されたカルボキシル基等による親水性を付与した表面改
質カーボンブラックを、ブラックマトリックス用の改質
インク粒子として用いることができる。また、上記方法
では、親水性を有するカラーフィルタ用のカラー粒子を
パラフィン等の疎水性物質により改質して、疎水性を付
与した改質カラー粒子も、RGBの各改質インク粒子と
して用いることができる。
クを硝酸等による酸化によって改質し、酸化により形成
されたカルボキシル基等による親水性を付与した表面改
質カーボンブラックを、ブラックマトリックス用の改質
インク粒子として用いることができる。また、上記方法
では、親水性を有するカラーフィルタ用のカラー粒子を
パラフィン等の疎水性物質により改質して、疎水性を付
与した改質カラー粒子も、RGBの各改質インク粒子と
して用いることができる。
【0031】これにより、各改質インク粒子の表面が改
質されて、それらの物性が改良されているので、それら
が互いに隣接したり、基板上の樹脂層と隣接したりして
いても、相互間のぬれ性の悪さによるハジキ、つまりピ
ンホール等の欠陥の発生が抑制されているので、上記各
改質インク粒子を互いに隣接するように形成することが
可能となる。
質されて、それらの物性が改良されているので、それら
が互いに隣接したり、基板上の樹脂層と隣接したりして
いても、相互間のぬれ性の悪さによるハジキ、つまりピ
ンホール等の欠陥の発生が抑制されているので、上記各
改質インク粒子を互いに隣接するように形成することが
可能となる。
【0032】このことから、各改質インク粒子による着
色部を、各改質インク粒子インクジェット法によって、
一度にフィルタの着色部、例えばブラックマトリックス
部やRGBの各着色部を、各着色部の表面を面一となる
ように、互いに隣接して形成しても、それらの界面間に
て、従来生じ易かったピンホール等の欠陥の発生が抑制
される。
色部を、各改質インク粒子インクジェット法によって、
一度にフィルタの着色部、例えばブラックマトリックス
部やRGBの各着色部を、各着色部の表面を面一となる
ように、互いに隣接して形成しても、それらの界面間に
て、従来生じ易かったピンホール等の欠陥の発生が抑制
される。
【0033】本発明のカラー表示装置は、上記カラーフ
ィルタを有することを特徴としている。上記構成によれ
ば、カラーフィルタにおいて、ピンホール等の欠陥が少
なく、かつ、各着色部が面一に設定できるので、従来の
ような光のまわり込みや、欠陥による表示不良を抑制で
きて歩留りも改善できるので、カラー表示品質を改善で
き、かつ、コストダウンを図れる。
ィルタを有することを特徴としている。上記構成によれ
ば、カラーフィルタにおいて、ピンホール等の欠陥が少
なく、かつ、各着色部が面一に設定できるので、従来の
ような光のまわり込みや、欠陥による表示不良を抑制で
きて歩留りも改善できるので、カラー表示品質を改善で
き、かつ、コストダウンを図れる。
【0034】本発明の改質インク粒子の製造装置は、前
記の課題を解決するために、内部に密閉可能な処理空間
を有する改質処理部と、処理空間内にインク粒子本体を
導入するための粒子導入口と、処理空間から、改質剤に
より少なくとも表面が改質された改質インク粒子を取り
出すための粒子取出口と、粒子導入口から導入して浮遊
させたインク粒子本体と改質剤蒸気とを処理空間内にて
混合し、上記改質剤蒸気を処理空間内の温度制御または
圧力制御により過飽和状態として、インク粒子本体の表
面に改質剤蒸気を蒸着させ、上記改質剤による改質部を
上記インク粒子本体の表面に形成して粒子取出口から排
出するための制御手段とを備えていることを特徴として
いる。
記の課題を解決するために、内部に密閉可能な処理空間
を有する改質処理部と、処理空間内にインク粒子本体を
導入するための粒子導入口と、処理空間から、改質剤に
より少なくとも表面が改質された改質インク粒子を取り
出すための粒子取出口と、粒子導入口から導入して浮遊
させたインク粒子本体と改質剤蒸気とを処理空間内にて
混合し、上記改質剤蒸気を処理空間内の温度制御または
圧力制御により過飽和状態として、インク粒子本体の表
面に改質剤蒸気を蒸着させ、上記改質剤による改質部を
上記インク粒子本体の表面に形成して粒子取出口から排
出するための制御手段とを備えていることを特徴として
いる。
【0035】上記構成によれば、制御手段を設けたこと
により、前述した、良好な物性を有する改質インク粒子
を安定に得ることができる。
により、前述した、良好な物性を有する改質インク粒子
を安定に得ることができる。
【0036】
【発明の実施の形態】〔発明の実施の形態1〕本発明の
実施の形態1にかかる改質インク粒子は、インク粒子本
体と、気相中に浮遊させたインク粒子本体の表面に対し
改質剤蒸気を蒸着させることによって上記インク粒子本
体の表面の少なくとも一部に形成された上記改質剤によ
る改質部とを有することを特徴としている。
実施の形態1にかかる改質インク粒子は、インク粒子本
体と、気相中に浮遊させたインク粒子本体の表面に対し
改質剤蒸気を蒸着させることによって上記インク粒子本
体の表面の少なくとも一部に形成された上記改質剤によ
る改質部とを有することを特徴としている。
【0037】上記改質インク粒子において、図1(a)
に示すように、インク粒子本体22が、例えば、液晶パ
ネルのカラーフィルタ用のカラー粒子のように、親水性
を備えている場合、改質部57は疎水性を有することが
望ましい。また、上記改質インク粒子において、図1
(b)に示すように、インク粒子本体22が、例えば、
ブラックマトリックス用のカーボンブラックのように疎
水性を備えている場合、改質部57は親水性、例えば硝
酸による酸化によって形成されたカルボキシル基に基づ
く親水性を有することが好ましい。
に示すように、インク粒子本体22が、例えば、液晶パ
ネルのカラーフィルタ用のカラー粒子のように、親水性
を備えている場合、改質部57は疎水性を有することが
望ましい。また、上記改質インク粒子において、図1
(b)に示すように、インク粒子本体22が、例えば、
ブラックマトリックス用のカーボンブラックのように疎
水性を備えている場合、改質部57は親水性、例えば硝
酸による酸化によって形成されたカルボキシル基に基づ
く親水性を有することが好ましい。
【0038】上記カラー粒子としては、モノマーとして
の多官能アクリル系樹脂、バインダーとしてのアクリル
酸共重合体、開始剤としてのトリアゾール系、および、
着色剤としての顔料からなるものが挙げられる。上記顔
料としては、各RGB毎に、赤(R):ジアントラキノ
ン系、緑(G):ハロゲン化フタロシアニン系、青
(B):フタロシアニン系などが挙げられる。
の多官能アクリル系樹脂、バインダーとしてのアクリル
酸共重合体、開始剤としてのトリアゾール系、および、
着色剤としての顔料からなるものが挙げられる。上記顔
料としては、各RGB毎に、赤(R):ジアントラキノ
ン系、緑(G):ハロゲン化フタロシアニン系、青
(B):フタロシアニン系などが挙げられる。
【0039】上記改質剤としては、付与する性質に応じ
て適宜選択すればよいが、沸点が、常温(20℃)を超
え、300℃以下、より好ましくは30℃以上、200
℃以下、さらに好ましくは40℃以上、100℃以下の
ものが、操作性の点や、飽和蒸気を得易いことから好ま
しい。親水性を付与するための改質剤としては、硝酸
や、硫酸、クロロスルホン酸などの常温で液体の強酸が
挙げられる。疎水性を付与するための改質剤としては、
オレフィン(ポリオレフィンワックス)やパラフィンな
どの炭化水素が挙げられる。
て適宜選択すればよいが、沸点が、常温(20℃)を超
え、300℃以下、より好ましくは30℃以上、200
℃以下、さらに好ましくは40℃以上、100℃以下の
ものが、操作性の点や、飽和蒸気を得易いことから好ま
しい。親水性を付与するための改質剤としては、硝酸
や、硫酸、クロロスルホン酸などの常温で液体の強酸が
挙げられる。疎水性を付与するための改質剤としては、
オレフィン(ポリオレフィンワックス)やパラフィンな
どの炭化水素が挙げられる。
【0040】本発明の改質インク粒子の製造方法は、イ
ンク粒子本体を浮遊させる工程と、浮遊させたインク粒
子本体と改質剤蒸気とを混合する工程と、インク粒子本
体の表面に改質剤蒸気を蒸着させて上記改質剤による改
質部をインク粒子本体の表面に形成する工程とを含む。
ンク粒子本体を浮遊させる工程と、浮遊させたインク粒
子本体と改質剤蒸気とを混合する工程と、インク粒子本
体の表面に改質剤蒸気を蒸着させて上記改質剤による改
質部をインク粒子本体の表面に形成する工程とを含む。
【0041】前記改質剤蒸気の蒸着は、改質剤蒸気、好
ましくは改質剤の飽和蒸気を、圧力制御および/または
温度制御により、改質剤蒸気の過飽和状態を形成し、過
飽和となった改質剤蒸気が、浮遊する各インク粒子本体
にそれぞれ蒸着することが好ましい。
ましくは改質剤の飽和蒸気を、圧力制御および/または
温度制御により、改質剤蒸気の過飽和状態を形成し、過
飽和となった改質剤蒸気が、浮遊する各インク粒子本体
にそれぞれ蒸着することが好ましい。
【0042】上記温度制御としては、浮遊させたインク
粒子本体と改質剤蒸気との混合体を冷却する方法、改質
剤蒸気、好ましくは改質剤飽和蒸気中に、改質剤蒸気よ
り低温の、好ましくは冷却されたインク粒子本体を浮遊
させて接触させる方法が挙げられる。上記圧力制御とし
ては、加圧状態から例えば常圧状態に減圧させる断熱膨
張が好ましいものとして挙げられる。
粒子本体と改質剤蒸気との混合体を冷却する方法、改質
剤蒸気、好ましくは改質剤飽和蒸気中に、改質剤蒸気よ
り低温の、好ましくは冷却されたインク粒子本体を浮遊
させて接触させる方法が挙げられる。上記圧力制御とし
ては、加圧状態から例えば常圧状態に減圧させる断熱膨
張が好ましいものとして挙げられる。
【0043】浮遊させるインク粒子本体の粒子径として
は、気相中に浮遊させることができれば、所望する改質
インク粒子の粒子径に応じて設定すればよく、特に限定
されるものではないが、0.1μm〜100μmの範囲
内がより好ましく、1μm〜30μmの範囲内が特に好
ましい。改質インク粒子の粒子径は、任意に設定するこ
とができるが、0.01μm〜50μmの範囲内がより
好ましく、0.01μm〜5μmの範囲内が特に好まし
い。
は、気相中に浮遊させることができれば、所望する改質
インク粒子の粒子径に応じて設定すればよく、特に限定
されるものではないが、0.1μm〜100μmの範囲
内がより好ましく、1μm〜30μmの範囲内が特に好
ましい。改質インク粒子の粒子径は、任意に設定するこ
とができるが、0.01μm〜50μmの範囲内がより
好ましく、0.01μm〜5μmの範囲内が特に好まし
い。
【0044】改質剤蒸気(より好ましくは飽和蒸気)を
満たした処理空間内にインク粒子本体を導入する方法
は、特に限定されるものではないが、不活性ガスを、上
記インク粒子本体のキャリアとして用い、該不活性ガス
と共にインク粒子本体を処理空間内に吹き込む方法が簡
便である。つまり、本発明にかかる製造方法において
は、インク粒子本体を蒸気と不活性ガスの存在下で接触
させることができる。
満たした処理空間内にインク粒子本体を導入する方法
は、特に限定されるものではないが、不活性ガスを、上
記インク粒子本体のキャリアとして用い、該不活性ガス
と共にインク粒子本体を処理空間内に吹き込む方法が簡
便である。つまり、本発明にかかる製造方法において
は、インク粒子本体を蒸気と不活性ガスの存在下で接触
させることができる。
【0045】該不活性ガスとしては、具体的には、例え
ば、窒素ガス、ヘリウムガス、アルゴンガス等が挙げら
れるが、特に限定されるものではなく、本発明にかかる
製造方法において用いるインク粒子本体および改質剤蒸
気、並びに、得られる改質インク粒子に対して不活性な
ガスであればよい。
ば、窒素ガス、ヘリウムガス、アルゴンガス等が挙げら
れるが、特に限定されるものではなく、本発明にかかる
製造方法において用いるインク粒子本体および改質剤蒸
気、並びに、得られる改質インク粒子に対して不活性な
ガスであればよい。
【0046】上記方法によって得られた改質インク粒子
は、捕集した後、必要に応じて、超純水等を用いて水洗
する。これにより、不純物が除去された改質インク粒子
を製造することができる。水洗された改質インク粒子
は、必要に応じて、該改質インク粒子同士が凝集しない
程度に乾燥させればよい。改質インク粒子に含まれる不
純物が除去されたか否かは、例えば、洗浄液のpHを目
安として判断すればよい。改質インク粒子の捕集方法、
水洗方法および乾燥方法は、特に限定されるものではな
い。
は、捕集した後、必要に応じて、超純水等を用いて水洗
する。これにより、不純物が除去された改質インク粒子
を製造することができる。水洗された改質インク粒子
は、必要に応じて、該改質インク粒子同士が凝集しない
程度に乾燥させればよい。改質インク粒子に含まれる不
純物が除去されたか否かは、例えば、洗浄液のpHを目
安として判断すればよい。改質インク粒子の捕集方法、
水洗方法および乾燥方法は、特に限定されるものではな
い。
【0047】次に、上記改質インク粒子の製造に好適に
供される製造装置の一例について図2に基づいて説明す
れば以下の通りである。図2に示すように、製造装置1
は、改質剤21の蒸気を内部の蒸気生成用空間(処理空
間)2bに保持可能な蒸着箱(改質処理部)2、冷却さ
れたインク粒子本体22を混合部9に導入するための粒
子導入部4、蒸着箱2内に改質剤21の飽和蒸気を生成
させるために、上記蒸気生成用空間2b内を加熱する加
熱装置7、冷却されたインク粒子本体22と改質剤21
の飽和蒸気とを混合することによりインク粒子本体22
表面上に改質剤21を蒸着させる混合部9、インク粒子
本体22を冷却するための冷却装置10・13、混合部
9の温度を調整する温度調整装置14等を備えている。
供される製造装置の一例について図2に基づいて説明す
れば以下の通りである。図2に示すように、製造装置1
は、改質剤21の蒸気を内部の蒸気生成用空間(処理空
間)2bに保持可能な蒸着箱(改質処理部)2、冷却さ
れたインク粒子本体22を混合部9に導入するための粒
子導入部4、蒸着箱2内に改質剤21の飽和蒸気を生成
させるために、上記蒸気生成用空間2b内を加熱する加
熱装置7、冷却されたインク粒子本体22と改質剤21
の飽和蒸気とを混合することによりインク粒子本体22
表面上に改質剤21を蒸着させる混合部9、インク粒子
本体22を冷却するための冷却装置10・13、混合部
9の温度を調整する温度調整装置14等を備えている。
【0048】蒸着箱2は、その外形が水平方向に延びる
細長い円柱、あるいは角柱形状に設定されているが、蒸
着箱2の外形については特に限定されない。蒸着箱2
は、壁部2aを有し、壁部2aの内側には、蒸着箱2の
長手方向に沿って延びる蒸気生成用空間2bが形成され
ている。この蒸気生成用空間2bは、例えば円柱穴形に
形成され、蒸着箱2の中心軸方向に対して上下方向に傾
斜している。
細長い円柱、あるいは角柱形状に設定されているが、蒸
着箱2の外形については特に限定されない。蒸着箱2
は、壁部2aを有し、壁部2aの内側には、蒸着箱2の
長手方向に沿って延びる蒸気生成用空間2bが形成され
ている。この蒸気生成用空間2bは、例えば円柱穴形に
形成され、蒸着箱2の中心軸方向に対して上下方向に傾
斜している。
【0049】蒸気生成用空間2bにおける下方側端部に
は、改質剤21を貯留するための貯留部2cが形成され
ている。上記傾斜により、例えば、蒸気生成用空間2b
の内壁面に付着している改質剤21が、貯留部2cに流
れ込むようになっている。
は、改質剤21を貯留するための貯留部2cが形成され
ている。上記傾斜により、例えば、蒸気生成用空間2b
の内壁面に付着している改質剤21が、貯留部2cに流
れ込むようになっている。
【0050】蒸着箱2の上記貯留部2c側の端部には、
蒸気生成用空間2bにおける貯留部2cの上方空間に連
通する清浄気体導入口2dが形成されている。蒸着箱2
の清浄気体導入口2d側とは、長手方向での反対側の端
部には、蒸気生成用空間2bに生成された改質剤21の
飽和蒸気を蒸着箱2の長手方向に直交する方向(すなわ
ち、鉛直方向)に沿って混合部9に排出するために、蒸
気生成用空間2bから上方に開口する蒸気出口2eが形
成されている。蒸気出口2eは、蒸気生成用空間2bの
改質剤21の飽和蒸気が混合部9内へ円滑に導入される
ように混合部9内の処理空間9bの中心に向かって開口
している。
蒸気生成用空間2bにおける貯留部2cの上方空間に連
通する清浄気体導入口2dが形成されている。蒸着箱2
の清浄気体導入口2d側とは、長手方向での反対側の端
部には、蒸気生成用空間2bに生成された改質剤21の
飽和蒸気を蒸着箱2の長手方向に直交する方向(すなわ
ち、鉛直方向)に沿って混合部9に排出するために、蒸
気生成用空間2bから上方に開口する蒸気出口2eが形
成されている。蒸気出口2eは、蒸気生成用空間2bの
改質剤21の飽和蒸気が混合部9内へ円滑に導入される
ように混合部9内の処理空間9bの中心に向かって開口
している。
【0051】製造装置1では、改質剤輸送気体を清浄気
体供給装置25から清浄気体導入口2dを通して導入す
ることにより改質剤21の飽和蒸気を混合部9に送り込
むようになっている。なお、改質剤輸送気体としては、
インク粒子本体22や改質剤21に対して不活性であ
り、蒸着箱2内の温度で気体である不活性ガスが好適に
用いられる。
体供給装置25から清浄気体導入口2dを通して導入す
ることにより改質剤21の飽和蒸気を混合部9に送り込
むようになっている。なお、改質剤輸送気体としては、
インク粒子本体22や改質剤21に対して不活性であ
り、蒸着箱2内の温度で気体である不活性ガスが好適に
用いられる。
【0052】蒸気生成用空間2b内に導入された改質剤
輸送気体に微小な不純物粒子が浮遊粒子として含有され
ていれば、改質剤21の飽和蒸気が、冷却されたインク
粒子本体22と混合部9で混合されて過飽和状態となっ
たときに、この不純物粒子に蒸着するおそれがある。
輸送気体に微小な不純物粒子が浮遊粒子として含有され
ていれば、改質剤21の飽和蒸気が、冷却されたインク
粒子本体22と混合部9で混合されて過飽和状態となっ
たときに、この不純物粒子に蒸着するおそれがある。
【0053】そこで、製造装置1では、不純物粒子およ
び不純物蒸気を排除した清浄な改質剤輸送気体25aを
蒸着箱2内の蒸気生成用空間2bに供給するための清浄
気体供給装置25を備えている。これにより、不純物粒
子に蒸気生成用空間2bの飽和蒸気が蒸着することを防
止できる。また、改質剤輸送気体25aに不純物蒸気が
含有されている場合に、改質剤21の飽和蒸気をインク
粒子本体22表面上に蒸着させたときに不純物蒸気が改
質剤21の飽和蒸気と一緒に蒸着し、インク粒子本体2
2表面上に形成される改質剤21の膜の純度を低下させ
るおそれも回避できる。
び不純物蒸気を排除した清浄な改質剤輸送気体25aを
蒸着箱2内の蒸気生成用空間2bに供給するための清浄
気体供給装置25を備えている。これにより、不純物粒
子に蒸気生成用空間2bの飽和蒸気が蒸着することを防
止できる。また、改質剤輸送気体25aに不純物蒸気が
含有されている場合に、改質剤21の飽和蒸気をインク
粒子本体22表面上に蒸着させたときに不純物蒸気が改
質剤21の飽和蒸気と一緒に蒸着し、インク粒子本体2
2表面上に形成される改質剤21の膜の純度を低下させ
るおそれも回避できる。
【0054】清浄気体供給装置25は、改質剤輸送気体
25a中の不純物を除去するための不純物除去装置23
を介して蒸着箱2に接続されている。これにより、改質
剤輸送気体25aの元として、純度の低い市販ガス、あ
るいは、空気を用いた場合にも、浮遊した不純物粒子に
対する改質剤21の蒸着を防止することができると共
に、改質剤輸送気体25a中に含まれる不純物蒸気がイ
ンク粒子本体22上に蒸着することを回避することがで
きる。不純物除去装置23は、エアフィルタ装置23p
およびミスト除去装置23mからなっている。なお、エ
アフィルタ装置23pおよびミスト除去装置23mは、
一方を省いてもよい。
25a中の不純物を除去するための不純物除去装置23
を介して蒸着箱2に接続されている。これにより、改質
剤輸送気体25aの元として、純度の低い市販ガス、あ
るいは、空気を用いた場合にも、浮遊した不純物粒子に
対する改質剤21の蒸着を防止することができると共
に、改質剤輸送気体25a中に含まれる不純物蒸気がイ
ンク粒子本体22上に蒸着することを回避することがで
きる。不純物除去装置23は、エアフィルタ装置23p
およびミスト除去装置23mからなっている。なお、エ
アフィルタ装置23pおよびミスト除去装置23mは、
一方を省いてもよい。
【0055】また、蒸着箱2の壁部2aは、気体を通さ
ない外壁部2a1 と、内壁部2a2とからなっている。
内壁部2a2 は、特に限定されるものではないが、図2
に示すように、改質剤21を含浸させることができるよ
うに、セラミックなフェルト等の多孔質材料にて形成さ
れた多孔質材料部を備えていることが望ましい。図2で
は、多孔質材料部は、内壁部2a2 の内面全体に設けて
いるが、これに限定されことなく、内壁部2a2 の内面
の一部に設けてもよい。このように、蒸着箱2の蒸気生
成用空間2bに面する部材の少なくとも一部を多孔質材
料にて形成すると、改質剤21が、表面積の大きな多孔
質材料に含浸された状態で蒸着箱2内の加熱雰囲気に曝
される。この結果、改質剤21の飽和蒸気を短時間で効
率よく得ることができる。
ない外壁部2a1 と、内壁部2a2とからなっている。
内壁部2a2 は、特に限定されるものではないが、図2
に示すように、改質剤21を含浸させることができるよ
うに、セラミックなフェルト等の多孔質材料にて形成さ
れた多孔質材料部を備えていることが望ましい。図2で
は、多孔質材料部は、内壁部2a2 の内面全体に設けて
いるが、これに限定されことなく、内壁部2a2 の内面
の一部に設けてもよい。このように、蒸着箱2の蒸気生
成用空間2bに面する部材の少なくとも一部を多孔質材
料にて形成すると、改質剤21が、表面積の大きな多孔
質材料に含浸された状態で蒸着箱2内の加熱雰囲気に曝
される。この結果、改質剤21の飽和蒸気を短時間で効
率よく得ることができる。
【0056】加熱装置7は、蒸着箱2の内壁部2a2 お
よび蒸気生成用空間2b内を加熱するものである。加熱
装置7は、ヒータ7aと、図示しないスライダックとい
った可変抵抗器等の電圧変換器とを有している。ヒータ
7aは、蒸着箱2の外壁部2a1 の外面にらせん状に巻
回されたリボンヒータである。温度計8は、内壁部2a
2 および蒸気生成用空間2bの温度を測定するものであ
り、蒸着箱2の壁部2aに設けられている。
よび蒸気生成用空間2b内を加熱するものである。加熱
装置7は、ヒータ7aと、図示しないスライダックとい
った可変抵抗器等の電圧変換器とを有している。ヒータ
7aは、蒸着箱2の外壁部2a1 の外面にらせん状に巻
回されたリボンヒータである。温度計8は、内壁部2a
2 および蒸気生成用空間2bの温度を測定するものであ
り、蒸着箱2の壁部2aに設けられている。
【0057】粒子導入部4は、混合部9の直前の位置、
すなわち、蒸着箱2における排出側端部の蒸気出口2e
近傍の位置に開口するように設けられた粒子導入口20
に接続されている。これにより、蒸着箱2内に充満し流
動している改質剤21の飽和蒸気が粒子導入部4への沈
着により生じる濃度の低下を最小限に抑制することがで
きると共に、高温の蒸着箱2の蒸気生成用空間2bと、
それと比べて低温の粒子導入部4との温度干渉を最小限
に設定することができる。なお、粒子導入口20は、イ
ンク粒子本体22が粒子導入部4から混合部9へ円滑に
導入されるように、混合部9内の処理空間9bの中心付
近に向かって開口している。
すなわち、蒸着箱2における排出側端部の蒸気出口2e
近傍の位置に開口するように設けられた粒子導入口20
に接続されている。これにより、蒸着箱2内に充満し流
動している改質剤21の飽和蒸気が粒子導入部4への沈
着により生じる濃度の低下を最小限に抑制することがで
きると共に、高温の蒸着箱2の蒸気生成用空間2bと、
それと比べて低温の粒子導入部4との温度干渉を最小限
に設定することができる。なお、粒子導入口20は、イ
ンク粒子本体22が粒子導入部4から混合部9へ円滑に
導入されるように、混合部9内の処理空間9bの中心付
近に向かって開口している。
【0058】粒子導入部4には、インク粒子本体22を
粒子導入部4に輸送するための粒子輸送気体が清浄気体
供給装置26から、インク粒子本体22が粒子供給装置
27から、それぞれ所定の流速で供給される。粒子導入
部4へのインク粒子本体22および粒子輸送気体の供給
は、コンプレッサ等を用いて行われる。粒子輸送気体と
しては、インク粒子本体22や改質剤21に対して不活
性であり、粒子導入部4内の温度で気体である不活性ガ
スが好適に用いられる。
粒子導入部4に輸送するための粒子輸送気体が清浄気体
供給装置26から、インク粒子本体22が粒子供給装置
27から、それぞれ所定の流速で供給される。粒子導入
部4へのインク粒子本体22および粒子輸送気体の供給
は、コンプレッサ等を用いて行われる。粒子輸送気体と
しては、インク粒子本体22や改質剤21に対して不活
性であり、粒子導入部4内の温度で気体である不活性ガ
スが好適に用いられる。
【0059】粒子導入部4に供給されたインク粒子本体
22は、粒子輸送気体中に浮遊した状態で粒子導入部4
内を輸送され、粒子導入口20に対する前に冷却装置1
0・13により冷却されるようになっている。これによ
り、インク粒子本体22が、混合部9で改質剤21の飽
和蒸気と混合されるまでの輸送段階で熱により変質(液
化や気化も含む)、変形、変態等することを抑制できる
と共に、冷却されたインク粒子本体22と改質剤21の
飽和蒸気とを混合部9で混合することによってインク粒
子本体22の周囲に過飽和蒸気雰囲気を形成させること
ができる。
22は、粒子輸送気体中に浮遊した状態で粒子導入部4
内を輸送され、粒子導入口20に対する前に冷却装置1
0・13により冷却されるようになっている。これによ
り、インク粒子本体22が、混合部9で改質剤21の飽
和蒸気と混合されるまでの輸送段階で熱により変質(液
化や気化も含む)、変形、変態等することを抑制できる
と共に、冷却されたインク粒子本体22と改質剤21の
飽和蒸気とを混合部9で混合することによってインク粒
子本体22の周囲に過飽和蒸気雰囲気を形成させること
ができる。
【0060】粒子導入部4において、冷却装置10・1
3によりインク粒子本体22を冷却する際に粒子輸送気
体中に微小な不純物粒子が浮遊粒子として含有されてい
れば、改質剤21の飽和蒸気が、冷却されたインク粒子
本体22と混合部9で混合されて過飽和状態となったと
きに、この不純物粒子に蒸着するおそれがある。
3によりインク粒子本体22を冷却する際に粒子輸送気
体中に微小な不純物粒子が浮遊粒子として含有されてい
れば、改質剤21の飽和蒸気が、冷却されたインク粒子
本体22と混合部9で混合されて過飽和状態となったと
きに、この不純物粒子に蒸着するおそれがある。
【0061】そこで、製造装置1では、粒子輸送気体と
して、不純物粒子および不純物蒸気を排除した清浄な気
体を粒子導入部4に導入するようになっている。これに
より、不純物粒子に対し、改質剤21の飽和蒸気が蒸着
することを防止できる。また、粒子輸送気体に不純物蒸
気が含有されている場合に、改質剤21の飽和蒸気をイ
ンク粒子本体22表面上に蒸着させたときに不純物蒸気
が改質剤21の飽和蒸気と一緒に蒸着し、インク粒子本
体22表面上に形成される改質剤21の膜の純度を低下
させるおそれも回避できる。
して、不純物粒子および不純物蒸気を排除した清浄な気
体を粒子導入部4に導入するようになっている。これに
より、不純物粒子に対し、改質剤21の飽和蒸気が蒸着
することを防止できる。また、粒子輸送気体に不純物蒸
気が含有されている場合に、改質剤21の飽和蒸気をイ
ンク粒子本体22表面上に蒸着させたときに不純物蒸気
が改質剤21の飽和蒸気と一緒に蒸着し、インク粒子本
体22表面上に形成される改質剤21の膜の純度を低下
させるおそれも回避できる。
【0062】製造装置1では、粒子輸送気体として、不
純物粒子および不純物蒸気を排除した清浄な気体を粒子
導入部4に導入するために、粒子輸送気体中の不純物粒
子および不純物蒸気を除去するための不純物除去装置2
4を清浄気体供給装置26と粒子導入部4との間に介在
させている。これにより、粒子輸送気体として、純度の
低い市販ガス、あるいは、空気を用いた場合にも、浮遊
した不純物粒子に対する改質剤21の蒸着を防止するこ
とができると共に、粒子輸送気体中に含まれる不純物蒸
気がインク粒子本体22上に蒸着することを回避するこ
とが可能となる。不純物除去装置24は、エアフィルタ
装置24pおよびミスト除去装置24mからなってい
る。なお、エアフィルタ装置24pおよびミスト除去装
置24mは、一方を省いてもよい。
純物粒子および不純物蒸気を排除した清浄な気体を粒子
導入部4に導入するために、粒子輸送気体中の不純物粒
子および不純物蒸気を除去するための不純物除去装置2
4を清浄気体供給装置26と粒子導入部4との間に介在
させている。これにより、粒子輸送気体として、純度の
低い市販ガス、あるいは、空気を用いた場合にも、浮遊
した不純物粒子に対する改質剤21の蒸着を防止するこ
とができると共に、粒子輸送気体中に含まれる不純物蒸
気がインク粒子本体22上に蒸着することを回避するこ
とが可能となる。不純物除去装置24は、エアフィルタ
装置24pおよびミスト除去装置24mからなってい
る。なお、エアフィルタ装置24pおよびミスト除去装
置24mは、一方を省いてもよい。
【0063】粒子導入部4は、蒸着箱2における蒸気出
口2e側端部に貫入されて粒子導入口20に接続された
粒子導入管4aを備えている。粒子導入管4aは、図3
に示すように、外壁部4a1 と、内壁部4a2 と、外壁
部4a1 と内壁部4a2 との間に設けられた断熱材層4
a3 とからなる3層構造を有している。このように外壁
部4a1 と内壁部4a2 との間に断熱材層4a3 を挟む
ことにより、粒子導入管4a内の空間が改質剤21の飽
和蒸気によって加温されることを防止すると共に、改質
剤21の飽和蒸気が外壁部4a1 上に蒸着することを防
止できる。また、外壁部4a1 および内壁部4a2 の温
度調整を正確にかつ短時間に行うことができる。なお、
粒子導入管4aは、上記のような3層構造であることが
望ましいが、この限りではない。
口2e側端部に貫入されて粒子導入口20に接続された
粒子導入管4aを備えている。粒子導入管4aは、図3
に示すように、外壁部4a1 と、内壁部4a2 と、外壁
部4a1 と内壁部4a2 との間に設けられた断熱材層4
a3 とからなる3層構造を有している。このように外壁
部4a1 と内壁部4a2 との間に断熱材層4a3 を挟む
ことにより、粒子導入管4a内の空間が改質剤21の飽
和蒸気によって加温されることを防止すると共に、改質
剤21の飽和蒸気が外壁部4a1 上に蒸着することを防
止できる。また、外壁部4a1 および内壁部4a2 の温
度調整を正確にかつ短時間に行うことができる。なお、
粒子導入管4aは、上記のような3層構造であることが
望ましいが、この限りではない。
【0064】粒子導入管4aの内壁部4a2 には、粒子
導入部4内の粒子導入口20に至る前のインク粒子本体
22および粒子輸送気体を、改質剤21の飽和上記と混
合したときにインク粒子本体22の周囲に過飽和蒸気を
生成されることができるような温度に冷却するための冷
却装置13が設けられている。これにより、冷却された
インク粒子本体22と改質剤21の飽和蒸気とを混合部
9で混合するだけで、インク粒子本体22の周囲に改質
剤21の過飽和蒸気雰囲気を形成させることができる。
導入部4内の粒子導入口20に至る前のインク粒子本体
22および粒子輸送気体を、改質剤21の飽和上記と混
合したときにインク粒子本体22の周囲に過飽和蒸気を
生成されることができるような温度に冷却するための冷
却装置13が設けられている。これにより、冷却された
インク粒子本体22と改質剤21の飽和蒸気とを混合部
9で混合するだけで、インク粒子本体22の周囲に改質
剤21の過飽和蒸気雰囲気を形成させることができる。
【0065】粒子導入管4aの内壁部4a2 には、粒子
導入部4内の粒子導入口20に至る前のインク粒子本体
22および粒子輸送気体の温度を測定するこめの温度計
33が設けられている。冷却装置13は、温度計33に
よって検出された温度に基づいて、インク粒子本体22
および粒子輸送気体の温度を、少なくともインク粒子本
体22が熱により変質、変形、変態等する温度よりも低
くなるように調整している。これにより、インク粒子本
体22が、混合部9で改質剤21の飽和蒸気と混合され
るまでの粒子導入部4内の輸送段階で改質剤21の飽和
蒸気によって加温され、熱により変質、変形、変態等す
ることを防止できる。
導入部4内の粒子導入口20に至る前のインク粒子本体
22および粒子輸送気体の温度を測定するこめの温度計
33が設けられている。冷却装置13は、温度計33に
よって検出された温度に基づいて、インク粒子本体22
および粒子輸送気体の温度を、少なくともインク粒子本
体22が熱により変質、変形、変態等する温度よりも低
くなるように調整している。これにより、インク粒子本
体22が、混合部9で改質剤21の飽和蒸気と混合され
るまでの粒子導入部4内の輸送段階で改質剤21の飽和
蒸気によって加温され、熱により変質、変形、変態等す
ることを防止できる。
【0066】冷却装置13、例えば、ペルチェ効果によ
って冷却を行うペルチェ素子からなる。なお、冷却装置
13としては、その他冷却温度に応じて、液体窒素や
水、ドライアイス等の冷媒により冷却した有機溶媒によ
り冷却する装置や、リービッヒ冷却管により冷却した、
水や氷水等により冷却する装置等も採用可能である。
って冷却を行うペルチェ素子からなる。なお、冷却装置
13としては、その他冷却温度に応じて、液体窒素や
水、ドライアイス等の冷媒により冷却した有機溶媒によ
り冷却する装置や、リービッヒ冷却管により冷却した、
水や氷水等により冷却する装置等も採用可能である。
【0067】粒子導入管4aの外壁部4a1 には、外壁
部4a1 の温度を測定するための温度計32、および、
外壁部4a1 を加熱するための加熱装置12が設けられ
ている。加熱装置12は、温度計32によって測定され
た温度に基づいて、外壁部4a1 の温度を蒸着箱2内の
蒸気生成用空間2bの温度、すなわち、改質剤21の飽
和蒸気の温度によりも高い温度に調整するようになって
いる。これにより、蒸着箱2内で飽和蒸気となった改質
剤21が外壁部4a1 によって冷却されて外壁部4a1
表面上に蒸着することを防止できる。
部4a1 の温度を測定するための温度計32、および、
外壁部4a1 を加熱するための加熱装置12が設けられ
ている。加熱装置12は、温度計32によって測定され
た温度に基づいて、外壁部4a1 の温度を蒸着箱2内の
蒸気生成用空間2bの温度、すなわち、改質剤21の飽
和蒸気の温度によりも高い温度に調整するようになって
いる。これにより、蒸着箱2内で飽和蒸気となった改質
剤21が外壁部4a1 によって冷却されて外壁部4a1
表面上に蒸着することを防止できる。
【0068】なお、粒子導入管4aには、温度計32・
33、加熱装置12、および冷却装置13が設けられて
いることが望ましいが、この限りではない。粒子導入部
4における粒子流の通路に面する部材の少なくとも一部
が冷却されるようになっていればよい。
33、加熱装置12、および冷却装置13が設けられて
いることが望ましいが、この限りではない。粒子導入部
4における粒子流の通路に面する部材の少なくとも一部
が冷却されるようになっていればよい。
【0069】粒子導入管4aは、改質剤21の飽和蒸気
によって加温されることを防止するため、蒸着箱2内の
蒸気生成用空間2bに突出して露出している部分の長さ
が短いことが望ましい。さらに、粒子導入管4aは、蒸
着箱2の蒸気出口2eにおける飽和蒸気の流通方向に垂
直方向に沿って設けられていることが好ましいが、この
限りではなく、例えば、蒸気出口2eにおける蒸気の流
通方向にほぼ平行な角度で蒸着箱2の底部から立設され
ていてもかまわない。
によって加温されることを防止するため、蒸着箱2内の
蒸気生成用空間2bに突出して露出している部分の長さ
が短いことが望ましい。さらに、粒子導入管4aは、蒸
着箱2の蒸気出口2eにおける飽和蒸気の流通方向に垂
直方向に沿って設けられていることが好ましいが、この
限りではなく、例えば、蒸気出口2eにおける蒸気の流
通方向にほぼ平行な角度で蒸着箱2の底部から立設され
ていてもかまわない。
【0070】粒子導入管4aにおける粒子導入口20と
反対側の端には、粒子供給装置27から供給された改質
処理前のインク粒子本体22お粒子径および粒子個数濃
度を光学的に検出する光学検出装置4bが接続されてい
る。これにより、粒子径および粒子個数濃度の検出結果
を迅速に反映して、インク粒子本体22の供給量を径御
することが可能となる。なお、光学検出装置4bは、粒
子径および粒子個数濃度の一方を検出する構成であって
もよい。
反対側の端には、粒子供給装置27から供給された改質
処理前のインク粒子本体22お粒子径および粒子個数濃
度を光学的に検出する光学検出装置4bが接続されてい
る。これにより、粒子径および粒子個数濃度の検出結果
を迅速に反映して、インク粒子本体22の供給量を径御
することが可能となる。なお、光学検出装置4bは、粒
子径および粒子個数濃度の一方を検出する構成であって
もよい。
【0071】光学検出装置4bは、後述する光学検出装
置3と同様の構成を有しており、透光板3e・3fと同
様の透光板4i・4jを備えている。透光板4i・4j
には、透光板4i・4j上の温度を測定するための温度
計31と、透光板4i・4jを加熱するための加熱装置
11とが設けられている。
置3と同様の構成を有しており、透光板3e・3fと同
様の透光板4i・4jを備えている。透光板4i・4j
には、透光板4i・4j上の温度を測定するための温度
計31と、透光板4i・4jを加熱するための加熱装置
11とが設けられている。
【0072】加熱装置11は、温度計31によって測定
された温度に基づいて透光板4i・4jの温度を、粒子
輸送気体中に含有される微小量の不純物蒸気が凝縮しう
る温度より高い温度に調整するようになっている。これ
により、粒子輸送気体中に含有される微小量の不純物蒸
気が粒子導入部4内で冷却されて透光板4i・4j上に
蒸着し、光学検出装置4bによる粒子径あるいは粒子個
数濃度の検出が困難となることを防止することができ
る。なお、温度計31および加熱装置11は、光学検出
装置4bの内面の温度を測定および調整する構成であっ
てもよく、光学検出装置4bの内部空間の温度を測定お
よび調整する構成であってもよい。
された温度に基づいて透光板4i・4jの温度を、粒子
輸送気体中に含有される微小量の不純物蒸気が凝縮しう
る温度より高い温度に調整するようになっている。これ
により、粒子輸送気体中に含有される微小量の不純物蒸
気が粒子導入部4内で冷却されて透光板4i・4j上に
蒸着し、光学検出装置4bによる粒子径あるいは粒子個
数濃度の検出が困難となることを防止することができ
る。なお、温度計31および加熱装置11は、光学検出
装置4bの内面の温度を測定および調整する構成であっ
てもよく、光学検出装置4bの内部空間の温度を測定お
よび調整する構成であってもよい。
【0073】光学検出装置4bは、接続管4cを介して
不純物除去装置24および粒子供給装置27に接続され
ている。接続管4cの内面には、接続管4cの内面を冷
却するための冷却装置10と、接続管4cの内面温度を
測定するための温度計30とが設けられている。
不純物除去装置24および粒子供給装置27に接続され
ている。接続管4cの内面には、接続管4cの内面を冷
却するための冷却装置10と、接続管4cの内面温度を
測定するための温度計30とが設けられている。
【0074】冷却装置10は、温度計30によって測定
された温度に基づいて、接続管4cの内面温度を、イン
ク粒子本体22が改質剤21の飽和蒸気と混じり合うこ
とによってインク粒子本体22の周囲に過飽和雰囲気を
形成できるような温度に冷却する。また、冷却装置10
は、接続管4cの内面温度を少なくとも粒子22が熱に
より変質、変形、変態等する温度よりも低く調整するよ
うになっている。したがって、インク粒子本体22が、
混合部9で改質剤21の飽和蒸気と混合されるまでに不
純物除去装置24と光学検出装置4bとの間の輸送段階
で熱によって変質、変形、変態等することを防止するこ
とができる。
された温度に基づいて、接続管4cの内面温度を、イン
ク粒子本体22が改質剤21の飽和蒸気と混じり合うこ
とによってインク粒子本体22の周囲に過飽和雰囲気を
形成できるような温度に冷却する。また、冷却装置10
は、接続管4cの内面温度を少なくとも粒子22が熱に
より変質、変形、変態等する温度よりも低く調整するよ
うになっている。したがって、インク粒子本体22が、
混合部9で改質剤21の飽和蒸気と混合されるまでに不
純物除去装置24と光学検出装置4bとの間の輸送段階
で熱によって変質、変形、変態等することを防止するこ
とができる。
【0075】混合部9は、蒸着箱2の蒸気出口2eに接
続されており、直線的に延びた管の形状となっている。
混合部9は、蒸着箱2の上面(即ち、水平面)に対する
角度θが1〜179度の範囲内となるように傾斜してい
ればよいが、水平方向に対する角度θがほぼ90度、具
体的には80〜100度の範囲内となるように立設され
ていることが望ましい。
続されており、直線的に延びた管の形状となっている。
混合部9は、蒸着箱2の上面(即ち、水平面)に対する
角度θが1〜179度の範囲内となるように傾斜してい
ればよいが、水平方向に対する角度θがほぼ90度、具
体的には80〜100度の範囲内となるように立設され
ていることが望ましい。
【0076】混合部9の水平面に対する角度θが上記の
範囲内であれば、改質剤21の蒸気が、冷却されたイン
ク粒子本体22との混合によって飽和状態から過飽和状
態に移る際に、混合部9の内面上に、極少量、自己凝縮
しても、内面上に凝縮した液体状態の改質剤21が重力
によって下降して、再度、蒸着箱2内に戻る。これによ
り、改質剤21を蒸着箱2内で再度加熱して飽和蒸気と
し、再利用することが可能となる。この結果、改質剤2
1の使用量を削減して、改質されたインク粒子本体22
(以下、改質粒子と記す)の製造コストを低減できると
ともに、改質剤21の廃棄処理コストを削減できる。ま
た、角度θが上記の範囲内であれば、蒸着箱2で加熱さ
れた飽和蒸気の流れにより混合部9から改質粒子を排出
させることが容易となる。
範囲内であれば、改質剤21の蒸気が、冷却されたイン
ク粒子本体22との混合によって飽和状態から過飽和状
態に移る際に、混合部9の内面上に、極少量、自己凝縮
しても、内面上に凝縮した液体状態の改質剤21が重力
によって下降して、再度、蒸着箱2内に戻る。これによ
り、改質剤21を蒸着箱2内で再度加熱して飽和蒸気と
し、再利用することが可能となる。この結果、改質剤2
1の使用量を削減して、改質されたインク粒子本体22
(以下、改質粒子と記す)の製造コストを低減できると
ともに、改質剤21の廃棄処理コストを削減できる。ま
た、角度θが上記の範囲内であれば、蒸着箱2で加熱さ
れた飽和蒸気の流れにより混合部9から改質粒子を排出
させることが容易となる。
【0077】混合部9は、管壁部9aの内部に処理空間
9bを有しており、混合部9の外周面には、処理空間9
bの温度を調整するための温度調整手段としての温度調
整装置14が設けられている。また、混合部9には、処
理空間9bの温度を検出する温度計34が設けられてい
る。温度調整装置14は、温度計34によって検出され
た温度に基づいて制御装置(図示せず)から送出された
制御信号に基づき、混合部9の処理空間9bの温度T4
をT2>T4>T3>T1、T2>T3>T4>T1、
あるいはT2>T3>T1>T4となるように調整する
ものである。
9bを有しており、混合部9の外周面には、処理空間9
bの温度を調整するための温度調整手段としての温度調
整装置14が設けられている。また、混合部9には、処
理空間9bの温度を検出する温度計34が設けられてい
る。温度調整装置14は、温度計34によって検出され
た温度に基づいて制御装置(図示せず)から送出された
制御信号に基づき、混合部9の処理空間9bの温度T4
をT2>T4>T3>T1、T2>T3>T4>T1、
あるいはT2>T3>T1>T4となるように調整する
ものである。
【0078】ここで、T1は温度計33によって測定さ
れる冷却されたインク粒子本体22の温度、T2は温度
計8によって測定される改質剤21の飽和蒸気の温度、
T3はインク粒子本体22と改質剤21の飽和蒸気とを
混合することにより得られた混合気体の温度である。
れる冷却されたインク粒子本体22の温度、T2は温度
計8によって測定される改質剤21の飽和蒸気の温度、
T3はインク粒子本体22と改質剤21の飽和蒸気とを
混合することにより得られた混合気体の温度である。
【0079】このように温度調整装置14が混合部9の
処理空間9bの温度T4を上記混合気体の温度T3より
も高くなるように調整することにより、処理空間9bの
改質剤21の飽和蒸気が混合部9の管壁部9aの内面上
に凝縮することが回避される。また、混合部9の管壁部
9a上への沈着による改質剤21のロスが抑えられ、材
料の有効利用を達成することができる。このため、効率
的な蒸着現象が得られるとともに、改質剤21のロスを
少なくすることができる。
処理空間9bの温度T4を上記混合気体の温度T3より
も高くなるように調整することにより、処理空間9bの
改質剤21の飽和蒸気が混合部9の管壁部9aの内面上
に凝縮することが回避される。また、混合部9の管壁部
9a上への沈着による改質剤21のロスが抑えられ、材
料の有効利用を達成することができる。このため、効率
的な蒸着現象が得られるとともに、改質剤21のロスを
少なくすることができる。
【0080】さらに、温度調整装置14が混合部9の処
理空間9bの温度T4を改質剤21の飽和蒸気の温度T
2より低くなるように調整することにより、混合部9の
処理空間9bにおいて改質剤21の過飽和蒸気を確実に
生成させることができる。また、混合部9の処理空間9
bの温度T4をT2>T3>T4>T1あるいはT2>
T3>T1>T4となるように温度調整装置14を制御
することにより、改質剤21の過飽和の度合いを大きく
することができ、より大きな粒子を得ることができる。
なお、温度調整装置14としては、例えば、−15〜7
0℃まで可変制御できるような装置を用いることができ
る。
理空間9bの温度T4を改質剤21の飽和蒸気の温度T
2より低くなるように調整することにより、混合部9の
処理空間9bにおいて改質剤21の過飽和蒸気を確実に
生成させることができる。また、混合部9の処理空間9
bの温度T4をT2>T3>T4>T1あるいはT2>
T3>T1>T4となるように温度調整装置14を制御
することにより、改質剤21の過飽和の度合いを大きく
することができ、より大きな粒子を得ることができる。
なお、温度調整装置14としては、例えば、−15〜7
0℃まで可変制御できるような装置を用いることができ
る。
【0081】混合部9の上端部は、光学検出装置3を介
して、改質粒子を製造装置1外へ排出するための粒子取
出口5に接続されている。また、混合部9内の輸送路
は、光学検出装置3内における光照射部3iと受光部3
jとの間に達している。
して、改質粒子を製造装置1外へ排出するための粒子取
出口5に接続されている。また、混合部9内の輸送路
は、光学検出装置3内における光照射部3iと受光部3
jとの間に達している。
【0082】光学検出装置3は、改質粒子の粒子径およ
び粒子個数濃度を光学的に検出するものである。光学検
出装置3は、混合部9の上端部に設けられ、互いに対向
する光照射部3iと受光部3jとを有している。光照射
部3iには、光源3a、レンズ3b、透光板3eおよび
それらを収納するケース3hが設けられている。受光部
3jには、透光板3f、光検出器3gおよびそれらを収
納するケース3hが設けられている。なお、光学検出装
置3は、粒子径および粒子個数濃度の一方を検出する構
成であってもよい。
び粒子個数濃度を光学的に検出するものである。光学検
出装置3は、混合部9の上端部に設けられ、互いに対向
する光照射部3iと受光部3jとを有している。光照射
部3iには、光源3a、レンズ3b、透光板3eおよび
それらを収納するケース3hが設けられている。受光部
3jには、透光板3f、光検出器3gおよびそれらを収
納するケース3hが設けられている。なお、光学検出装
置3は、粒子径および粒子個数濃度の一方を検出する構
成であってもよい。
【0083】光学検出装置3は、従来周知のものであ
る。光学検出装置3は、粒子径および粒子個数濃度を光
透過・散乱法にて検出するものである。光透過・散乱法
による粒子径および粒子個数濃度の検出原理は、一般に
知られており、例えば「粒子計測技術」(粉体工学会編
集、日刊工業新聞社発行)においても詳細に説明されて
いる。上記文献には、粒子径および粒子個数濃度を検出
する一般的な方法として、その他、X線透過法、沈降
法、レーザ回折・散乱法、動的散乱法を利用した光子相
関法、動的散乱法を利用したX線透過法等についても説
明されている。なお、本発明では、粒子径および粒子個
数濃度を検出する方法として、光学検出装置3を用いる
方法以外に、光学顕微鏡や電子顕微鏡を使用する画像解
析法や、その他の方法も使用することができる。
る。光学検出装置3は、粒子径および粒子個数濃度を光
透過・散乱法にて検出するものである。光透過・散乱法
による粒子径および粒子個数濃度の検出原理は、一般に
知られており、例えば「粒子計測技術」(粉体工学会編
集、日刊工業新聞社発行)においても詳細に説明されて
いる。上記文献には、粒子径および粒子個数濃度を検出
する一般的な方法として、その他、X線透過法、沈降
法、レーザ回折・散乱法、動的散乱法を利用した光子相
関法、動的散乱法を利用したX線透過法等についても説
明されている。なお、本発明では、粒子径および粒子個
数濃度を検出する方法として、光学検出装置3を用いる
方法以外に、光学顕微鏡や電子顕微鏡を使用する画像解
析法や、その他の方法も使用することができる。
【0084】光学検出装置3を製造装置1に設けること
により、粒子径および粒子個数濃度の検出結果を迅速に
反映して改質粒子の粒子径および粒子個数濃度を制御で
きる。この結果、以下の効果が得られる。
により、粒子径および粒子個数濃度の検出結果を迅速に
反映して改質粒子の粒子径および粒子個数濃度を制御で
きる。この結果、以下の効果が得られる。
【0085】1)インク粒子本体22の表面上に形成さ
れる改質剤21の膜厚を制御することができる。この膜
厚は、インク粒子本体22の温度、改質剤21の蒸気温
度、混合部9の温度、インク粒子本体22と改質剤21
の蒸気との流量比、および粒子個数濃度に依存し、粒子
個数濃度が高い場合に薄くなり、粒子個数濃度に応じて
あらかじめ粒子個数濃度を調整したり、温度を調節する
ことで、膜厚を制御することができる。また、光学検出
装置3は粒子径、すなわち、インク粒子本体22の大き
さも検出することができるので膜厚を正確に制御するこ
とができる。
れる改質剤21の膜厚を制御することができる。この膜
厚は、インク粒子本体22の温度、改質剤21の蒸気温
度、混合部9の温度、インク粒子本体22と改質剤21
の蒸気との流量比、および粒子個数濃度に依存し、粒子
個数濃度が高い場合に薄くなり、粒子個数濃度に応じて
あらかじめ粒子個数濃度を調整したり、温度を調節する
ことで、膜厚を制御することができる。また、光学検出
装置3は粒子径、すなわち、インク粒子本体22の大き
さも検出することができるので膜厚を正確に制御するこ
とができる。
【0086】2)改質粒子の生産性を調整することがで
きる。生産性は粒子個数濃度に依存し、粒子個数濃度が
高いほど生産性が高くなる。したがって、光学検出装置
3によって検出される粒子個数濃度に応じて、あらかじ
め粒子個数濃度を調節することによって、生産性を制御
することができる。
きる。生産性は粒子個数濃度に依存し、粒子個数濃度が
高いほど生産性が高くなる。したがって、光学検出装置
3によって検出される粒子個数濃度に応じて、あらかじ
め粒子個数濃度を調節することによって、生産性を制御
することができる。
【0087】3)改質粒子の再現性を向上することがで
きる、即ち、光学検出装置3によって検出される粒子径
および粒子個数濃度を以前と同様にすることで、改質粒
子の性質を以前の処理と同様に再現することができる。
きる、即ち、光学検出装置3によって検出される粒子径
および粒子個数濃度を以前と同様にすることで、改質粒
子の性質を以前の処理と同様に再現することができる。
【0088】4)改質粒子の粒子個数濃度をインク粒子
本体22の粒子個数濃度と比較することによって、改質
剤21の無核凝縮現象を把握するとともに防止すること
が可能となる。
本体22の粒子個数濃度と比較することによって、改質
剤21の無核凝縮現象を把握するとともに防止すること
が可能となる。
【0089】光学検出装置3の透光板3e・3fには、
透光板3e・3fの温度を測定するための温度計35
と、透光板3e・3fの温度を改質剤21が蒸着する温
度より高くなるように加熱するための加熱装置15とが
設けられている。これにより、加熱装置15は、温度計
35によって測定された温度に基づいて透光板3e・3
fの温度を、改質剤21が蒸着しうる温度より高い温度
に調整するようになっている。これにより、蒸気生成箱
2内で飽和蒸気となった改質剤21が混合部9内で冷却
されて透光板3e・3f上に蒸着し、光学検出装置3に
よる粒子径あるいは粒子個数濃度の検出が困難となるこ
とを防止することができる。
透光板3e・3fの温度を測定するための温度計35
と、透光板3e・3fの温度を改質剤21が蒸着する温
度より高くなるように加熱するための加熱装置15とが
設けられている。これにより、加熱装置15は、温度計
35によって測定された温度に基づいて透光板3e・3
fの温度を、改質剤21が蒸着しうる温度より高い温度
に調整するようになっている。これにより、蒸気生成箱
2内で飽和蒸気となった改質剤21が混合部9内で冷却
されて透光板3e・3f上に蒸着し、光学検出装置3に
よる粒子径あるいは粒子個数濃度の検出が困難となるこ
とを防止することができる。
【0090】なお、温度計35および加熱装置15は、
光学検出装置3の内面の温度を測定および調整する構成
であってもよく、光学検出装置3の内部空間の温度を測
定および調整する構成であってもよい。
光学検出装置3の内面の温度を測定および調整する構成
であってもよく、光学検出装置3の内部空間の温度を測
定および調整する構成であってもよい。
【0091】次に、上記構成の製造装置1を用いた改質
粒子(改質インク粒子)の製造方法について、図4に示
したフローチャートに基づいて説明すれば、以下の通り
である。
粒子(改質インク粒子)の製造方法について、図4に示
したフローチャートに基づいて説明すれば、以下の通り
である。
【0092】上記製造方法では、まず、蒸着箱2の内壁
部2a2 に改質剤21として、硝酸を含ませ(ステップ
1、以下、ステップをSと略す)、内壁部2a2 の温度
が、450Kとなるように加熱装置7によって加熱する
(S2)。これにより、蒸気生成用空間2b内に硝酸の
蒸気が生成される。次に、温度調整装置14を制御し
て、混合部9内の処理空間9bの温度を300Kに加熱
する(S3)。
部2a2 に改質剤21として、硝酸を含ませ(ステップ
1、以下、ステップをSと略す)、内壁部2a2 の温度
が、450Kとなるように加熱装置7によって加熱する
(S2)。これにより、蒸気生成用空間2b内に硝酸の
蒸気が生成される。次に、温度調整装置14を制御し
て、混合部9内の処理空間9bの温度を300Kに加熱
する(S3)。
【0093】その後、インク粒子本体22として、幾何
平均径約0.5μm、粒子個数濃度が1012個/m3 の
カーボンブラック粒子を粒子導入口20から蒸着箱2内
の蒸気生成用空間2bに導入した。導入されたカーボン
ブラック粒子は、蒸気生成用空間2bに充満した硝酸の
蒸気と共に混合部9に輸送される。これにより、混合部
9において、硝酸の蒸気とカーボンブラック粒子とが混
合され、硝酸の蒸気とカーボンブラック粒子との混合気
体が得られる(S4)。
平均径約0.5μm、粒子個数濃度が1012個/m3 の
カーボンブラック粒子を粒子導入口20から蒸着箱2内
の蒸気生成用空間2bに導入した。導入されたカーボン
ブラック粒子は、蒸気生成用空間2bに充満した硝酸の
蒸気と共に混合部9に輸送される。これにより、混合部
9において、硝酸の蒸気とカーボンブラック粒子とが混
合され、硝酸の蒸気とカーボンブラック粒子との混合気
体が得られる(S4)。
【0094】このとき、硝酸の蒸気は、カーボンブラッ
ク粒子により冷却されて過飽和状態となる。この結果、
カーボンブラック粒子の表面上に硝酸が蒸着し、カーボ
ンブラック粒子の表面が硝酸の膜で被覆される。これに
より、硝酸による酸化によって生成されたカルボキシル
基を有する改質部57が本体部22上に形成される。そ
の後、処理済のカーボンブラック粒子(改質粒子)を装
置外に導き出し(S5)、上記カーボンブラック粒子に
対し、純水の流水による洗浄処理を施し、処理を終了す
る。
ク粒子により冷却されて過飽和状態となる。この結果、
カーボンブラック粒子の表面上に硝酸が蒸着し、カーボ
ンブラック粒子の表面が硝酸の膜で被覆される。これに
より、硝酸による酸化によって生成されたカルボキシル
基を有する改質部57が本体部22上に形成される。そ
の後、処理済のカーボンブラック粒子(改質粒子)を装
置外に導き出し(S5)、上記カーボンブラック粒子に
対し、純水の流水による洗浄処理を施し、処理を終了す
る。
【0095】次に、カラーフィルタ用のRGB用のイン
ク粒子本体22等の親水性粒子に対して、疎水性(はっ
水性)を付与した改質粒子の製造方法について、図5に
示したフローチャートに基づいて説明すると、以下の通
りである。
ク粒子本体22等の親水性粒子に対して、疎水性(はっ
水性)を付与した改質粒子の製造方法について、図5に
示したフローチャートに基づいて説明すると、以下の通
りである。
【0096】まず、改質剤21として、オレフィンある
いはパラフィン等を用いる。蒸着箱2の内壁部2a2 に
改質剤21を含ませ(S10)、内壁部2a2 の温度
が、450Kとなるように加熱装置7によって加熱する
(S11)。これにより、蒸気生成用空間2b内に改質
剤21の蒸気が生成される。次に、温度調整装置14を
制御して、混合部9内の処理空間9bの温度を320K
となるように加熱する(S12)。
いはパラフィン等を用いる。蒸着箱2の内壁部2a2 に
改質剤21を含ませ(S10)、内壁部2a2 の温度
が、450Kとなるように加熱装置7によって加熱する
(S11)。これにより、蒸気生成用空間2b内に改質
剤21の蒸気が生成される。次に、温度調整装置14を
制御して、混合部9内の処理空間9bの温度を320K
となるように加熱する(S12)。
【0097】その後、インク粒子本体22として、幾何
平均径約0.5μm、粒子個数濃度が1012個/m3 の
RGB用のカラーフィルタ用のインク粒子本体22を粒
子導入口20から蒸着箱2内の蒸気生成用空間2bに導
入した。導入されたインク粒子本体22は、蒸気生成用
空間2bに充満した改質剤21の蒸気と共に混合部9に
輸送される。これにより、混合部9において、改質剤2
1の蒸気とインク粒子本体22とが混合され、改質剤2
1の蒸気とインク粒子本体22との混合気体が得られる
(S13)。
平均径約0.5μm、粒子個数濃度が1012個/m3 の
RGB用のカラーフィルタ用のインク粒子本体22を粒
子導入口20から蒸着箱2内の蒸気生成用空間2bに導
入した。導入されたインク粒子本体22は、蒸気生成用
空間2bに充満した改質剤21の蒸気と共に混合部9に
輸送される。これにより、混合部9において、改質剤2
1の蒸気とインク粒子本体22とが混合され、改質剤2
1の蒸気とインク粒子本体22との混合気体が得られる
(S13)。
【0098】このとき、改質剤21の蒸気は、インク粒
子本体22により冷却されて過飽和状態となる。この結
果、インク粒子本体22の表面上に改質剤21が蒸着
し、インク粒子本体22の表面が改質剤21の膜で被覆
されて、その表面が疎水性となる改質部57がインク粒
子本体22上に形成される。その後、処理済のインク粒
子(改質粒子)を装置外に導き出し(S14)、上記イ
ンク粒子に対し、純水の流水による洗浄処理を施し、処
理を終了する。
子本体22により冷却されて過飽和状態となる。この結
果、インク粒子本体22の表面上に改質剤21が蒸着
し、インク粒子本体22の表面が改質剤21の膜で被覆
されて、その表面が疎水性となる改質部57がインク粒
子本体22上に形成される。その後、処理済のインク粒
子(改質粒子)を装置外に導き出し(S14)、上記イ
ンク粒子に対し、純水の流水による洗浄処理を施し、処
理を終了する。
【0099】以上のように、本発明にかかる改質インク
粒子の製造装置1は、インク粒子本体22に親水性また
は疎水性を付与すべく、インク粒子本体22を、インク
粒子本体22の温度よりも高い温度を有する硝酸または
パラフィン等の蒸気と接触させ該蒸気の過飽和雰囲気を
形成し、インク粒子本体22の表面に硝酸等の改質剤2
1を蒸着させる混合部22bとを備えている構成であ
る。
粒子の製造装置1は、インク粒子本体22に親水性また
は疎水性を付与すべく、インク粒子本体22を、インク
粒子本体22の温度よりも高い温度を有する硝酸または
パラフィン等の蒸気と接触させ該蒸気の過飽和雰囲気を
形成し、インク粒子本体22の表面に硝酸等の改質剤2
1を蒸着させる混合部22bとを備えている構成であ
る。
【0100】上記の構成によれば、粒子を帯電させるこ
となく、しかも、簡便な装置および操作で短時間でかつ
安価に、粒子径が比較的小さくかつ揃った改質インク粒
子を製造することができる。
となく、しかも、簡便な装置および操作で短時間でかつ
安価に、粒子径が比較的小さくかつ揃った改質インク粒
子を製造することができる。
【0101】なお、上記の説明においては、改質インク
粒子を連続的に製造することができる製造装置1を例に
挙げて説明したが、製造装置の具体的な構成は、上記例
示の構成にのみ限定されるものではない。本発明にかか
る改質インク粒子の製造装置は、バッチ式で改質インク
粒子を製造することができる構成を備えていてもよい。
上記製造装置における各製造工程は、図示しないプログ
ラム内蔵型のマイクロコンピュータ等の制御手段により
制御されている。
粒子を連続的に製造することができる製造装置1を例に
挙げて説明したが、製造装置の具体的な構成は、上記例
示の構成にのみ限定されるものではない。本発明にかか
る改質インク粒子の製造装置は、バッチ式で改質インク
粒子を製造することができる構成を備えていてもよい。
上記製造装置における各製造工程は、図示しないプログ
ラム内蔵型のマイクロコンピュータ等の制御手段により
制御されている。
【0102】また、上記の説明においては、硝酸等の改
質剤21の蒸気を冷却状態にして過飽和雰囲気を形成す
る構成を備えた製造装置1を例に挙げて説明したが、製
造装置は、蒸気を断熱膨張させて過飽和雰囲気(過飽和
蒸気)を形成する構成を備えていてもよい。
質剤21の蒸気を冷却状態にして過飽和雰囲気を形成す
る構成を備えた製造装置1を例に挙げて説明したが、製
造装置は、蒸気を断熱膨張させて過飽和雰囲気(過飽和
蒸気)を形成する構成を備えていてもよい。
【0103】次に、このような表面が改質されたインク
粒子本体22を改質インク粒子として用い、インクジェ
ット法にてプラスチック基板(はっ水性基板)上にカラ
ーフィルタ層を形成したカラーフィルタについて、その
製造方法に基づき、図6を参照して説明すれば以下の通
りである。
粒子本体22を改質インク粒子として用い、インクジェ
ット法にてプラスチック基板(はっ水性基板)上にカラ
ーフィルタ層を形成したカラーフィルタについて、その
製造方法に基づき、図6を参照して説明すれば以下の通
りである。
【0104】プラスチック基板16上に、このプラスチ
ック基板16との相性、つまり相互間のぬれ性がよい、
はっ水性樹脂層17、例えば、シリコン樹脂、エポキシ
樹脂を塗布して形成する。塗布方法は、スピンコータ
法、ロールコータ法等で均一に塗布する。
ック基板16との相性、つまり相互間のぬれ性がよい、
はっ水性樹脂層17、例えば、シリコン樹脂、エポキシ
樹脂を塗布して形成する。塗布方法は、スピンコータ
法、ロールコータ法等で均一に塗布する。
【0105】その後、インクジェットヘッド部41を矢
印A方向に、はっ水性樹脂層17に対し等間隔にて、は
っ水性樹脂層17の表面における面方向に沿って移動さ
せて、表面を親水性処理したカーボンブラック粒子を、
改質インク粒子として、ノズル41aから吐出し、格子
状のブラックマトリックス層18を形成し、形成終了後
は、インクジェットヘッド部41を図示しないホーム位
置に移動させる。なお、上記では、ブラックマトリック
ス層18を格子状に形成した例を挙げたが、後述するカ
ラーフィルタ層19の形成形態に合わせて、他の形態、
例えば、トライアングル状のカラーフィルタ層19に合
わせて、それらRGBの各色部の界面に沿って存在する
ように形成すればよい。
印A方向に、はっ水性樹脂層17に対し等間隔にて、は
っ水性樹脂層17の表面における面方向に沿って移動さ
せて、表面を親水性処理したカーボンブラック粒子を、
改質インク粒子として、ノズル41aから吐出し、格子
状のブラックマトリックス層18を形成し、形成終了後
は、インクジェットヘッド部41を図示しないホーム位
置に移動させる。なお、上記では、ブラックマトリック
ス層18を格子状に形成した例を挙げたが、後述するカ
ラーフィルタ層19の形成形態に合わせて、他の形態、
例えば、トライアングル状のカラーフィルタ層19に合
わせて、それらRGBの各色部の界面に沿って存在する
ように形成すればよい。
【0106】続いて、インクジェットヘッド部41を、
同様に、矢印A方向に、はっ水性樹脂層17に対し等間
隔にて面方向に沿って移動させて、表面をはっ水性処理
した各RGB用のインク粒子を、改質インク粒子とし
て、各ノズル41B ・41G ・41R からそれぞれ吐出
して、各RGBの改質インク粒子によるカラーフィルタ
層19を形成する。カラーフィルタ層19の形成後は、
インクジェットヘッド部41を図示しないホーム位置に
移動させる。
同様に、矢印A方向に、はっ水性樹脂層17に対し等間
隔にて面方向に沿って移動させて、表面をはっ水性処理
した各RGB用のインク粒子を、改質インク粒子とし
て、各ノズル41B ・41G ・41R からそれぞれ吐出
して、各RGBの改質インク粒子によるカラーフィルタ
層19を形成する。カラーフィルタ層19の形成後は、
インクジェットヘッド部41を図示しないホーム位置に
移動させる。
【0107】カラーフィルタ層19における各RGBの
色部のパターン配列については、特に限定されないが、
例えば、モザイク型、ストライプ型、トライアングル
型、4画素配置型などが挙げられる。
色部のパターン配列については、特に限定されないが、
例えば、モザイク型、ストライプ型、トライアングル
型、4画素配置型などが挙げられる。
【0108】また、各ノズル41B ・41G ・41
R が、インクジェットヘッド部41の移動方向に沿っ
て、並んで配置されているため、一度の工程で、各ノズ
ル41B ・41G ・41R からのインク粒子の吐出タイ
ミングを調整することにより3色の各色部を形成するこ
とができる。よって、本願発明では、従来の染色法、顔
料分散法、電着法、印刷法等のように、RGBの3色の
カラーフィルタ層を形成するために、少なくとも3回必
要であった工程を、1回の工程でカラーフィルタ層19
を形成できるので、カラーフィルタの製造を簡素化で
き、かつ、歩留りも改善できることから、コストダウン
を図ることが可能となる。
R が、インクジェットヘッド部41の移動方向に沿っ
て、並んで配置されているため、一度の工程で、各ノズ
ル41B ・41G ・41R からのインク粒子の吐出タイ
ミングを調整することにより3色の各色部を形成するこ
とができる。よって、本願発明では、従来の染色法、顔
料分散法、電着法、印刷法等のように、RGBの3色の
カラーフィルタ層を形成するために、少なくとも3回必
要であった工程を、1回の工程でカラーフィルタ層19
を形成できるので、カラーフィルタの製造を簡素化で
き、かつ、歩留りも改善できることから、コストダウン
を図ることが可能となる。
【0109】その後、上記ブラックマトリックス層18
およびカラーフィルタ層19を備えたプラスチック基板
16を、温度470Kでベーキング処理することによ
り、加熱硬化させる。このとき、プラスチック基板1
6、その上に形成されたはっ水性樹脂層17、さらにそ
の上に形成されたカラーフィルタ層19の各インク粒子
とは相互に相性がよく、互いにぬれ性を備えているた
め、互いに隣接していても相互にはじき合うことがな
く、カラーフィルタ層19において、ピンホール等の構
造的な欠陥の発生を回避できる。
およびカラーフィルタ層19を備えたプラスチック基板
16を、温度470Kでベーキング処理することによ
り、加熱硬化させる。このとき、プラスチック基板1
6、その上に形成されたはっ水性樹脂層17、さらにそ
の上に形成されたカラーフィルタ層19の各インク粒子
とは相互に相性がよく、互いにぬれ性を備えているた
め、互いに隣接していても相互にはじき合うことがな
く、カラーフィルタ層19において、ピンホール等の構
造的な欠陥の発生を回避できる。
【0110】その後、カラーフィルタ層19上に、IT
Oの対向電極を形成し、上記対向電極に対し所定のパタ
ーニングを行って、一方の液晶基板を形成した後、その
一方の液晶基板と、駆動素子を形成した他方の液晶基板
との貼り合わせを行い、その後、貼り合わせた各液晶基
板間に液晶注入、シールを行うことによって液晶表示パ
ネルが完成する。駆動素子としては、TFT、MIM等
の3端子素子、2端子素子など使用可能である。
Oの対向電極を形成し、上記対向電極に対し所定のパタ
ーニングを行って、一方の液晶基板を形成した後、その
一方の液晶基板と、駆動素子を形成した他方の液晶基板
との貼り合わせを行い、その後、貼り合わせた各液晶基
板間に液晶注入、シールを行うことによって液晶表示パ
ネルが完成する。駆動素子としては、TFT、MIM等
の3端子素子、2端子素子など使用可能である。
【0111】次に、このような改質されたインク粒子本
体22を用いて、インクジェット法にてガラス基板(親
水性基板)上にカラーフィルタ層を形成したカラーフィ
ルタについて、その製造方法に基づき、図7を参照して
説明すれば以下に示す通りである。
体22を用いて、インクジェット法にてガラス基板(親
水性基板)上にカラーフィルタ層を形成したカラーフィ
ルタについて、その製造方法に基づき、図7を参照して
説明すれば以下に示す通りである。
【0112】ガラス基板28上に、このガラス基板28
との相性、つまり相互間のぬれ性がよい、親水性樹脂層
29を、例えば、ポリビニルアルコール樹脂を塗布して
形成する。塗布方法は、スピンコータ法、ロールコータ
法等で均一に塗布する。
との相性、つまり相互間のぬれ性がよい、親水性樹脂層
29を、例えば、ポリビニルアルコール樹脂を塗布して
形成する。塗布方法は、スピンコータ法、ロールコータ
法等で均一に塗布する。
【0113】その後、インクジェットヘッド部41を矢
印A方向に、親水性樹脂層29に対し等間隔にて面方向
に沿って移動させて、表面を親水性処理したカーボンブ
ラック粒子を、改質インク粒子として、ノズル41aか
ら吐出して、例えば格子状のブラックマトリックス層1
8を形成し、形成終了後は、インクジェットヘッド部4
1を図示しないホーム位置に移動させる。
印A方向に、親水性樹脂層29に対し等間隔にて面方向
に沿って移動させて、表面を親水性処理したカーボンブ
ラック粒子を、改質インク粒子として、ノズル41aか
ら吐出して、例えば格子状のブラックマトリックス層1
8を形成し、形成終了後は、インクジェットヘッド部4
1を図示しないホーム位置に移動させる。
【0114】続いて、インクジェットヘッド部41を、
同様に、矢印A方向に、親水性樹脂層29に対し等間隔
にて面方向に沿って移動させて、表面をはっ水性処理し
た各RGB用のインク粒子を、改質インク粒子として、
各ノズル41B ・41G ・41R からそれぞれ吐出し
て、各RGBの改質インク粒子によるカラーフィルタ層
19を前述と同様に形成する。カラーフィルタ層19の
形成後は、インクジェットヘッド部41を図示しないホ
ーム位置に移動させる。
同様に、矢印A方向に、親水性樹脂層29に対し等間隔
にて面方向に沿って移動させて、表面をはっ水性処理し
た各RGB用のインク粒子を、改質インク粒子として、
各ノズル41B ・41G ・41R からそれぞれ吐出し
て、各RGBの改質インク粒子によるカラーフィルタ層
19を前述と同様に形成する。カラーフィルタ層19の
形成後は、インクジェットヘッド部41を図示しないホ
ーム位置に移動させる。
【0115】その後、上記ブラックマトリックス層18
およびカラーフィルタ層19を備えたガラス基板28
を、温度470Kでベーキング処理することにより、加
熱硬化させる。このとき、ガラス基板28、その上に形
成された親水性樹脂層29、さらにその上に形成された
カラーフィルタ層19の各インク粒子とは相互に相性が
よく、互いにぬれ性を備えているため、互いに隣接して
いても相互にはじき合うことがなく、カラーフィルタ層
19において、ピンホール等の構造的な欠陥の発生を回
避できる。
およびカラーフィルタ層19を備えたガラス基板28
を、温度470Kでベーキング処理することにより、加
熱硬化させる。このとき、ガラス基板28、その上に形
成された親水性樹脂層29、さらにその上に形成された
カラーフィルタ層19の各インク粒子とは相互に相性が
よく、互いにぬれ性を備えているため、互いに隣接して
いても相互にはじき合うことがなく、カラーフィルタ層
19において、ピンホール等の構造的な欠陥の発生を回
避できる。
【0116】その後、カラーフィルタ層19上に、IT
Oの対向電極を形成し、上記対向電極に対し所定のパタ
ーニングを行って、一方の液晶基板を形成した後、その
一方の液晶基板と、駆動素子を形成した他方の液晶基板
との貼り合わせを行い、その後、貼り合わせた各液晶基
板間に液晶注入、シールを行うことによって液晶表示パ
ネルが完成する。駆動素子としては、TFT(Thin-Fil
m Transistor)、MIM(Metal-Insulator-Metal)等の
3端子素子、2端子素子などを用いることができる。
Oの対向電極を形成し、上記対向電極に対し所定のパタ
ーニングを行って、一方の液晶基板を形成した後、その
一方の液晶基板と、駆動素子を形成した他方の液晶基板
との貼り合わせを行い、その後、貼り合わせた各液晶基
板間に液晶注入、シールを行うことによって液晶表示パ
ネルが完成する。駆動素子としては、TFT(Thin-Fil
m Transistor)、MIM(Metal-Insulator-Metal)等の
3端子素子、2端子素子などを用いることができる。
【0117】以上のように、本願発明のカラーフィルタ
では、本願発明の改質インク粒子を用いたことによっ
て、ピンホール等の欠陥の発生が防止され、かつ、平坦
なカラーフィルタ層19が得られるため、表示画質を改
善できる。さらに、本願発明のカラーフィルタの製造方
法では、一度の工程にてカラーフィルタ層19を形成で
き、かつ、用いる基板が親水性であっても疎水性であっ
ても、同様にして、優れた特性を有するブラックマトリ
ックス層18およびカラーフィルタ層19を形成できる
ため、従来より、カラーフィルタの製造を簡素化でき、
かつ、歩留りも改善できることから、コストダウンを図
ることが可能となる。
では、本願発明の改質インク粒子を用いたことによっ
て、ピンホール等の欠陥の発生が防止され、かつ、平坦
なカラーフィルタ層19が得られるため、表示画質を改
善できる。さらに、本願発明のカラーフィルタの製造方
法では、一度の工程にてカラーフィルタ層19を形成で
き、かつ、用いる基板が親水性であっても疎水性であっ
ても、同様にして、優れた特性を有するブラックマトリ
ックス層18およびカラーフィルタ層19を形成できる
ため、従来より、カラーフィルタの製造を簡素化でき、
かつ、歩留りも改善できることから、コストダウンを図
ることが可能となる。
【0118】その上、このようなカラーフィルタを用い
た液晶表示パネル等のカラー表示装置においては、安価
で表示画質の良好なカラーフィルタを有することによ
り、低価格化を図りながら、より画質を向上させること
が可能となる。
た液晶表示パネル等のカラー表示装置においては、安価
で表示画質の良好なカラーフィルタを有することによ
り、低価格化を図りながら、より画質を向上させること
が可能となる。
【0119】〔発明の実施の形態2〕本発明の実施の形
態2にかかる改質インク粒子の製造装置は、上記実施の
形態1に記載の製造装置1の一変形例としての、断熱膨
張による過飽和蒸気を形成する、図8に示す製造装置1
aである。本実施の形態2では、製造装置1aにおけ
る、上記実施の形態1に記載の製造装置1と同一の機能
を有する部材については、図8において、同一の部材番
号を付与して、その説明を省いた。
態2にかかる改質インク粒子の製造装置は、上記実施の
形態1に記載の製造装置1の一変形例としての、断熱膨
張による過飽和蒸気を形成する、図8に示す製造装置1
aである。本実施の形態2では、製造装置1aにおけ
る、上記実施の形態1に記載の製造装置1と同一の機能
を有する部材については、図8において、同一の部材番
号を付与して、その説明を省いた。
【0120】製造装置1aの各構成については、製造装
置1aを用いた改質インク粒子の製造方法を図9および
図10に示す各フローチャートに基づき説明することに
より、それらの説明とした。
置1aを用いた改質インク粒子の製造方法を図9および
図10に示す各フローチャートに基づき説明することに
より、それらの説明とした。
【0121】まず、上記製造方法による、改質インク粒
子としてのブラックマトリックス用の親水性付与カーボ
ンブラック粒子の製造方法について説明すると、最初
に、図8に示す各構成を初期状態に設定して、製造を開
始し、続いて、改質塔(改質処理部)42における加熱
装置7により、内壁部2a2 の温度を、改質剤21とし
て硝酸を用いる場合、例えば400Kとなるように調整
する(S21)。
子としてのブラックマトリックス用の親水性付与カーボ
ンブラック粒子の製造方法について説明すると、最初
に、図8に示す各構成を初期状態に設定して、製造を開
始し、続いて、改質塔(改質処理部)42における加熱
装置7により、内壁部2a2 の温度を、改質剤21とし
て硝酸を用いる場合、例えば400Kとなるように調整
する(S21)。
【0122】改質塔42は、基台90上に立設されてお
り、前述の実施の形態1における、蒸着箱2の機能と、
混合部9の機能とを備えたものである。よって、改質塔
42の処理空間2hは、蒸着箱2の蒸気生成用空間2b
と、混合部9の処理空間9bとの機能を合わせて有する
ものとなっている。
り、前述の実施の形態1における、蒸着箱2の機能と、
混合部9の機能とを備えたものである。よって、改質塔
42の処理空間2hは、蒸着箱2の蒸気生成用空間2b
と、混合部9の処理空間9bとの機能を合わせて有する
ものとなっている。
【0123】次に、幾何平均径約0.5μm、粒子個数
濃度が1011個/m3 のカーボンブラック粒子を粒子導
入口20から、改質剤21としての硝酸を改質剤導入口
72から、処理空間2hの処理空間容積を大きくするよ
うに、加圧減圧用ピストン75のピストン75aをクラ
ンク部75bによって下げることにより処理空間2h内
に導入した後、粒子導入口20および改質剤導入口72
の各バルブ4d・74、および、粒子取出管51のバル
ブ50を閉じて、処理空間2h内を密閉する(S2
2)。したがって、処理空間2hの下部においては、ピ
ストン75aが往復移動して、処理空間2h内を加圧・
減圧できるようにシリンダー部の形状となっている。
濃度が1011個/m3 のカーボンブラック粒子を粒子導
入口20から、改質剤21としての硝酸を改質剤導入口
72から、処理空間2hの処理空間容積を大きくするよ
うに、加圧減圧用ピストン75のピストン75aをクラ
ンク部75bによって下げることにより処理空間2h内
に導入した後、粒子導入口20および改質剤導入口72
の各バルブ4d・74、および、粒子取出管51のバル
ブ50を閉じて、処理空間2h内を密閉する(S2
2)。したがって、処理空間2hの下部においては、ピ
ストン75aが往復移動して、処理空間2h内を加圧・
減圧できるようにシリンダー部の形状となっている。
【0124】次に、硝酸の飽和蒸気を得るために、処理
空間2hを加圧すると共に、加熱する。加圧は、ピスト
ン75aを上げることにより行う。この加圧において
は、改質塔42の処理空間2h内を常圧より高い所定の
圧力、例えば、大気圧+160mmHgの圧力に昇圧す
る。処理空間2h内の圧力は、圧力計60により計測さ
れことによって所定の圧力に設定される。このとき、処
理空間2h内の硝酸は同時に加熱される(S23)。
空間2hを加圧すると共に、加熱する。加圧は、ピスト
ン75aを上げることにより行う。この加圧において
は、改質塔42の処理空間2h内を常圧より高い所定の
圧力、例えば、大気圧+160mmHgの圧力に昇圧す
る。処理空間2h内の圧力は、圧力計60により計測さ
れことによって所定の圧力に設定される。このとき、処
理空間2h内の硝酸は同時に加熱される(S23)。
【0125】加熱は、加熱装置7を用いて行う。加熱装
置7が作動すると、ヒータ7aから発生する熱が外壁部
2b、内壁部2aおよび処理空間2hに加わり、それら
が加熱される。処理空間2h内の温度は温度計8により
測定され、その測定値に基づいて上記加熱装置7の作動
が制御される。
置7が作動すると、ヒータ7aから発生する熱が外壁部
2b、内壁部2aおよび処理空間2hに加わり、それら
が加熱される。処理空間2h内の温度は温度計8により
測定され、その測定値に基づいて上記加熱装置7の作動
が制御される。
【0126】その後、処理空間2h内において、硝酸の
飽和蒸気が得られるまで、改質塔42を適切な時間、例
えば5分間静置する(S24)。飽和蒸気を得るために
は、少なくとも上記の加圧を行えばよく加熱は必要に応
じて補助的に行えばよい。これは、以下に示す他の各例
においても同様である。上述した各動作については、図
示しないが、マイクロコンピュータ等の制御手段によ
り、検出された各温度や粒子径、個数濃度、圧力などの
検出値に基づいて制御される。
飽和蒸気が得られるまで、改質塔42を適切な時間、例
えば5分間静置する(S24)。飽和蒸気を得るために
は、少なくとも上記の加圧を行えばよく加熱は必要に応
じて補助的に行えばよい。これは、以下に示す他の各例
においても同様である。上述した各動作については、図
示しないが、マイクロコンピュータ等の制御手段によ
り、検出された各温度や粒子径、個数濃度、圧力などの
検出値に基づいて制御される。
【0127】以上の工程により、改質塔42の処理空間
2h内には、硝酸の飽和蒸気が得られる。この状態で
は、硝酸の飽和蒸気がカーボンブラック粒子の周囲を取
りまくように存在している。次に、改質塔42内を常圧
まで急激に、つまり減圧する(S25)。これにより、
硝酸の飽和蒸気は断熱的に膨張して過飽和状態となる。
このように減圧するには、ピストン75aを最下位置
(初期位置)まで下げることによって処理空間2h内を
急激に常圧に設定できる。
2h内には、硝酸の飽和蒸気が得られる。この状態で
は、硝酸の飽和蒸気がカーボンブラック粒子の周囲を取
りまくように存在している。次に、改質塔42内を常圧
まで急激に、つまり減圧する(S25)。これにより、
硝酸の飽和蒸気は断熱的に膨張して過飽和状態となる。
このように減圧するには、ピストン75aを最下位置
(初期位置)まで下げることによって処理空間2h内を
急激に常圧に設定できる。
【0128】このとき、カーボンブラック粒子を含む処
理空間2hにおいて、硝酸の飽和蒸気が過飽和状態とな
り、カーボンブラック粒子の表面にて硝酸蒸気の蒸着反
応が生じる。この結果、カーボンブラック粒子の表面に
液膜が生成されることによって、前述したように改質さ
れた改質インク粒子が形成される。
理空間2hにおいて、硝酸の飽和蒸気が過飽和状態とな
り、カーボンブラック粒子の表面にて硝酸蒸気の蒸着反
応が生じる。この結果、カーボンブラック粒子の表面に
液膜が生成されることによって、前述したように改質さ
れた改質インク粒子が形成される。
【0129】上記改質インク粒子の粒径や濃度について
は、改質塔42の側部に設けられた光学測定装置3にて
測定される。このため、改質塔42の側部には、光学測
定装置3における各透光板3e・3fにそれぞれ面して
開口する開口部2g・2fがそれぞれ形成されている。
は、改質塔42の側部に設けられた光学測定装置3にて
測定される。このため、改質塔42の側部には、光学測
定装置3における各透光板3e・3fにそれぞれ面して
開口する開口部2g・2fがそれぞれ形成されている。
【0130】生成した改質インク粒子は、改質塔42か
ら外部に、粒子取出口5および粒子排出管51を介して
回収され(S26)、前述と同様に洗浄され、乾燥され
て用いられる。このような回収は、粒子導入口20およ
び改質剤導入口72の各バルブ4d・74を閉じる一
方、粒子取出管51のバルブ50を開けておき、ピスト
ン75aを最下位置から最上位置まで上げることにより
行われる。
ら外部に、粒子取出口5および粒子排出管51を介して
回収され(S26)、前述と同様に洗浄され、乾燥され
て用いられる。このような回収は、粒子導入口20およ
び改質剤導入口72の各バルブ4d・74を閉じる一
方、粒子取出管51のバルブ50を開けておき、ピスト
ン75aを最下位置から最上位置まで上げることにより
行われる。
【0131】なお、上記では、改質剤を蒸気として改質
剤導入口72から導入する例を挙げたが、処理空間2h
に面する、改質塔42の内壁部2a2 の少なくとも一部
を多孔質材料で構成し、その多孔質材料に予め改質剤を
付着・含浸させ、加熱装置7を用いて処理空間2hにて
飽和蒸気を発生させてもよい。
剤導入口72から導入する例を挙げたが、処理空間2h
に面する、改質塔42の内壁部2a2 の少なくとも一部
を多孔質材料で構成し、その多孔質材料に予め改質剤を
付着・含浸させ、加熱装置7を用いて処理空間2hにて
飽和蒸気を発生させてもよい。
【0132】また、カーボンブラック粒子を、粒子供給
管4aを介して、処理空間2h内に供給(導入)すると
き、粒子供給管4a内を通過するカーボンブラック粒子
を、必要に応じて、冷却装置(図示せず)にて冷却して
もよい。あるいは、カーボンブラック粒子を搬送するた
めのキャリアガス(不活性ガス)を予め冷却することに
より、処理空間2h内に供給されるカーボンブラック粒
子を予め冷却しておいてもよい。
管4aを介して、処理空間2h内に供給(導入)すると
き、粒子供給管4a内を通過するカーボンブラック粒子
を、必要に応じて、冷却装置(図示せず)にて冷却して
もよい。あるいは、カーボンブラック粒子を搬送するた
めのキャリアガス(不活性ガス)を予め冷却することに
より、処理空間2h内に供給されるカーボンブラック粒
子を予め冷却しておいてもよい。
【0133】次に、カラーフィルタ用のRGB用のイン
ク粒子本体22等の親水性粒子に対して、疎水性(はっ
水性)を付与した改質インク粒子(改質粒子)を、図8
に示した製造装置1aを用いた製造方法について、図1
0に示したフローチャートに基づいて説明すると、以下
の通りである。
ク粒子本体22等の親水性粒子に対して、疎水性(はっ
水性)を付与した改質インク粒子(改質粒子)を、図8
に示した製造装置1aを用いた製造方法について、図1
0に示したフローチャートに基づいて説明すると、以下
の通りである。
【0134】まず、加熱装置7により、内壁部2a2 の
温度を、改質剤21としてパラフィンを用いる場合、例
えば400Kとなるように調整する(S31)。次に、
幾何平均径約0.5μm、粒子個数濃度が1011個/m
3 のカーボンブラック粒子を粒子導入口20から、改質
剤21としてのパラフィンを改質剤導入口72から、前
述と同様に、加圧減圧用ピストン75により処理空間2
h内に導入した後、処理空間2h内を前述と同様に密閉
する(S32)。
温度を、改質剤21としてパラフィンを用いる場合、例
えば400Kとなるように調整する(S31)。次に、
幾何平均径約0.5μm、粒子個数濃度が1011個/m
3 のカーボンブラック粒子を粒子導入口20から、改質
剤21としてのパラフィンを改質剤導入口72から、前
述と同様に、加圧減圧用ピストン75により処理空間2
h内に導入した後、処理空間2h内を前述と同様に密閉
する(S32)。
【0135】次に、パラフィンの飽和蒸気を得るため
に、処理空間2hを加圧すると共に、加熱する。加圧
は、ピストン75aを上げることにより行う。この加圧
においては、改質塔42の処理空間2h内を常圧より高
い所定の圧力、例えば、大気圧+160mmHgの圧力
に昇圧する。処理空間2h内の圧力は、圧力計60によ
り計測されことによって所定の圧力に設定される。この
とき、処理空間2h内のパラフィンは同時に加熱される
(S33)。
に、処理空間2hを加圧すると共に、加熱する。加圧
は、ピストン75aを上げることにより行う。この加圧
においては、改質塔42の処理空間2h内を常圧より高
い所定の圧力、例えば、大気圧+160mmHgの圧力
に昇圧する。処理空間2h内の圧力は、圧力計60によ
り計測されことによって所定の圧力に設定される。この
とき、処理空間2h内のパラフィンは同時に加熱される
(S33)。
【0136】その後、処理空間2h内において、パラフ
ィンの飽和蒸気が得られるまで、改質塔42を適切な時
間、例えば5分間静置する(S34)。以上の工程によ
り、改質塔42の処理空間2h内には、パラフィンの飽
和蒸気が得られる。この状態では、パラフィンの飽和蒸
気がRGBのカラー粒子の周囲を取りまくように存在し
ている。次に、改質塔42内を、前述と同様に、常圧ま
で急激に、つまり減圧する(S35)。
ィンの飽和蒸気が得られるまで、改質塔42を適切な時
間、例えば5分間静置する(S34)。以上の工程によ
り、改質塔42の処理空間2h内には、パラフィンの飽
和蒸気が得られる。この状態では、パラフィンの飽和蒸
気がRGBのカラー粒子の周囲を取りまくように存在し
ている。次に、改質塔42内を、前述と同様に、常圧ま
で急激に、つまり減圧する(S35)。
【0137】このとき、RGBのカラー粒子を含む処理
空間2hにおいて、パラフィンの飽和蒸気が過飽和状態
となり、RGBのカラー粒子の表面にてパラフィン蒸気
の蒸着反応が生じる。この結果、RGBのカラー粒子の
表面に、パラフィンの液膜が生成されることによって、
RGBのカラー粒子を核とし、表面にパラフィン層とし
ての改質部を備えた、改質された改質インク粒子が形成
される。
空間2hにおいて、パラフィンの飽和蒸気が過飽和状態
となり、RGBのカラー粒子の表面にてパラフィン蒸気
の蒸着反応が生じる。この結果、RGBのカラー粒子の
表面に、パラフィンの液膜が生成されることによって、
RGBのカラー粒子を核とし、表面にパラフィン層とし
ての改質部を備えた、改質された改質インク粒子が形成
される。
【0138】生成した改質インク粒子は、改質塔42か
ら外部に、粒子取出口5および粒子排出管51を介して
回収され(S36)、前述と同様に洗浄され、乾燥され
て用いられる。
ら外部に、粒子取出口5および粒子排出管51を介して
回収され(S36)、前述と同様に洗浄され、乾燥され
て用いられる。
【0139】また、このようにして得られた各改質イン
ク粒子を用いて、前述の実施の形態1と同様にして、実
施の形態1に示したカラーフィルタおよびカラー表示装
置を作製したところ、同様に優れた特性を備えたカラー
フィルタおよびカラー表示装置を得ることができた。
ク粒子を用いて、前述の実施の形態1と同様にして、実
施の形態1に示したカラーフィルタおよびカラー表示装
置を作製したところ、同様に優れた特性を備えたカラー
フィルタおよびカラー表示装置を得ることができた。
【0140】〔発明の実施の形態3〕本発明の実施の形
態3にかかる改質インク粒子の製造装置は、上記実施の
形態1に記載の製造装置1の一変形例としての、図11
に示す製造装置1bである。本実施の形態3では、製造
装置1bにおける、上記実施の形態1および2に記載の
製造装置1・1aと同一の機能を有する部材について
は、図11において、同一の部材番号を付与して、その
説明を省いた。
態3にかかる改質インク粒子の製造装置は、上記実施の
形態1に記載の製造装置1の一変形例としての、図11
に示す製造装置1bである。本実施の形態3では、製造
装置1bにおける、上記実施の形態1および2に記載の
製造装置1・1aと同一の機能を有する部材について
は、図11において、同一の部材番号を付与して、その
説明を省いた。
【0141】製造装置1bの各構成については、製造装
置1bを用いた改質インク粒子の製造方法を図12およ
び図13に示す各フローチャートに基づき説明すること
により、それらの説明とした。
置1bを用いた改質インク粒子の製造方法を図12およ
び図13に示す各フローチャートに基づき説明すること
により、それらの説明とした。
【0142】まず、上記製造方法による、改質インク粒
子としてのブラックマトリックス用の親水性付与カーボ
ンブラック粒子の製造方法について、図12に示すフロ
ーチャートに基づいて説明すると、最初に、改質塔42
における内壁部2a2 の多孔質材料部に予め硝酸を改質
剤21として含浸する(S41)。
子としてのブラックマトリックス用の親水性付与カーボ
ンブラック粒子の製造方法について、図12に示すフロ
ーチャートに基づいて説明すると、最初に、改質塔42
における内壁部2a2 の多孔質材料部に予め硝酸を改質
剤21として含浸する(S41)。
【0143】次に、幾何平均径約0.5μm、粒子個数
濃度が1011個/m3 のカーボンブラック粒子を粒子導
入口20から処理空間2h内に導入した後、処理空間2
h内を密閉する(S42)。このように導入される場
合、カーボンブラック粒子は、粒子導入管4aを通じて
例えばエアロゾルとして粒子導入口20から処理空間2
b内に導入されるので、粒子導入管4aおよび粒子取出
管51の各バルブ4d・50は、エアロゾル導入時に開
いておき、処理空間2b内の空気がエアロゾルに置換さ
れた後、各バルブ4d・50を閉じることにより、処理
空間2b内を密閉状態とする。一方、処理空間2b内の
調圧用のバルブ76については、この操作中においては
閉じ状態としている。
濃度が1011個/m3 のカーボンブラック粒子を粒子導
入口20から処理空間2h内に導入した後、処理空間2
h内を密閉する(S42)。このように導入される場
合、カーボンブラック粒子は、粒子導入管4aを通じて
例えばエアロゾルとして粒子導入口20から処理空間2
b内に導入されるので、粒子導入管4aおよび粒子取出
管51の各バルブ4d・50は、エアロゾル導入時に開
いておき、処理空間2b内の空気がエアロゾルに置換さ
れた後、各バルブ4d・50を閉じることにより、処理
空間2b内を密閉状態とする。一方、処理空間2b内の
調圧用のバルブ76については、この操作中においては
閉じ状態としている。
【0144】続いて、硝酸の飽和蒸気を得るために、処
理空間2hを加圧すると共に、加熱装置7により加熱す
る。加圧は、加圧減圧用配管77のバルブ76を開き、
加圧減圧用配管77を通じて処理空間2b内に清浄空気
を送り込むことにより行い、改質塔42の処理空間2h
内を常圧より高い所定の圧力、例えば、大気圧+160
mmHgの圧力に昇圧する。処理空間2h内の圧力は、
圧力計60により計測されことによって所定の圧力に設
定される。このとき、処理空間2h内の硝酸は同時に、
例えば400Kとなるように加熱される(S43)。
理空間2hを加圧すると共に、加熱装置7により加熱す
る。加圧は、加圧減圧用配管77のバルブ76を開き、
加圧減圧用配管77を通じて処理空間2b内に清浄空気
を送り込むことにより行い、改質塔42の処理空間2h
内を常圧より高い所定の圧力、例えば、大気圧+160
mmHgの圧力に昇圧する。処理空間2h内の圧力は、
圧力計60により計測されことによって所定の圧力に設
定される。このとき、処理空間2h内の硝酸は同時に、
例えば400Kとなるように加熱される(S43)。
【0145】加熱は、加熱装置7を用いて行う。加熱装
置7が作動すると、ヒータ7aから発生する熱が外壁部
2b、内壁部2aおよび処理空間2hに加わり、それら
が加熱される。処理空間2h内の温度は温度計8により
測定され、その測定値に基づいて上記加熱装置7の作動
が制御される。
置7が作動すると、ヒータ7aから発生する熱が外壁部
2b、内壁部2aおよび処理空間2hに加わり、それら
が加熱される。処理空間2h内の温度は温度計8により
測定され、その測定値に基づいて上記加熱装置7の作動
が制御される。
【0146】その後、処理空間2h内において、硝酸の
飽和蒸気が得られるまで、改質塔42を適切な時間、例
えば5分間静置する(S44)。上述した各動作につい
ては、図示しないが、マイクロコンピュータ等の制御手
段により、検出された各温度や粒子径、個数濃度、圧力
などの検出値に基づいて制御される。
飽和蒸気が得られるまで、改質塔42を適切な時間、例
えば5分間静置する(S44)。上述した各動作につい
ては、図示しないが、マイクロコンピュータ等の制御手
段により、検出された各温度や粒子径、個数濃度、圧力
などの検出値に基づいて制御される。
【0147】以上の工程により、改質塔42の処理空間
2h内には、硝酸の飽和蒸気が得られる。この状態で
は、硝酸の飽和蒸気がカーボンブラック粒子の周囲を取
りまくように存在している。次に、改質塔42内を常圧
まで急激に、つまり減圧する(S45)。これにより、
硝酸の飽和蒸気は断熱的に膨張して過飽和状態となる。
このように減圧するには、加圧減圧用配管77のバルブ
76を開いて、処理空間2b内を大気に対し開放する。
2h内には、硝酸の飽和蒸気が得られる。この状態で
は、硝酸の飽和蒸気がカーボンブラック粒子の周囲を取
りまくように存在している。次に、改質塔42内を常圧
まで急激に、つまり減圧する(S45)。これにより、
硝酸の飽和蒸気は断熱的に膨張して過飽和状態となる。
このように減圧するには、加圧減圧用配管77のバルブ
76を開いて、処理空間2b内を大気に対し開放する。
【0148】このとき、カーボンブラック粒子を含む処
理空間2hにおいて、硝酸の飽和蒸気が過飽和状態とな
り、カーボンブラック粒子の表面にて硝酸蒸気の蒸着反
応が生じる。この結果、カーボンブラック粒子の表面に
液膜が生成されることによって、前述したように改質さ
れた改質インク粒子が形成される。上記改質インク粒子
の粒径や濃度については、光学測定装置3にて測定され
る。さらに、上記光学測定装置3においては、光照射部
3i内のレンズ3bと透光板3eとの間の光路を絞り込
む絞り部3dが設けられている。
理空間2hにおいて、硝酸の飽和蒸気が過飽和状態とな
り、カーボンブラック粒子の表面にて硝酸蒸気の蒸着反
応が生じる。この結果、カーボンブラック粒子の表面に
液膜が生成されることによって、前述したように改質さ
れた改質インク粒子が形成される。上記改質インク粒子
の粒径や濃度については、光学測定装置3にて測定され
る。さらに、上記光学測定装置3においては、光照射部
3i内のレンズ3bと透光板3eとの間の光路を絞り込
む絞り部3dが設けられている。
【0149】生成した改質インク粒子は、改質塔42か
ら外部に、粒子取出口5および粒子排出管51を介して
回収され(S46)、前述と同様に洗浄され、乾燥され
て用いられる。このような回収は、加圧減圧用口78の
バルブ76を閉じる一方、粒子導入口20および粒子取
出管51の各バルブ4d・50を開けておき、粒子導入
口20から清浄空気を送風することにより行われる。
ら外部に、粒子取出口5および粒子排出管51を介して
回収され(S46)、前述と同様に洗浄され、乾燥され
て用いられる。このような回収は、加圧減圧用口78の
バルブ76を閉じる一方、粒子導入口20および粒子取
出管51の各バルブ4d・50を開けておき、粒子導入
口20から清浄空気を送風することにより行われる。
【0150】次に、カラーフィルタ用のRGB用のイン
ク粒子本体22等の親水性粒子に対して、疎水性(はっ
水性)を付与した改質インク粒子(改質粒子)を、図8
に示した製造装置1aを用いた製造方法について、図1
3に示したフローチャートに基づいて説明すると、以下
の通りである。
ク粒子本体22等の親水性粒子に対して、疎水性(はっ
水性)を付与した改質インク粒子(改質粒子)を、図8
に示した製造装置1aを用いた製造方法について、図1
3に示したフローチャートに基づいて説明すると、以下
の通りである。
【0151】まず、改質塔42における内壁部2a2 の
多孔質材料部に対し、予め、オレフィンまたはパラフィ
ン等を改質剤21として含浸する(S51)。次に、幾
何平均径約0.5μm、粒子個数濃度が1011個/m3
のRGBのカラー粒子を粒子導入口20から処理空間2
h内に導入した後、処理空間2h内を密閉する(S5
2)。
多孔質材料部に対し、予め、オレフィンまたはパラフィ
ン等を改質剤21として含浸する(S51)。次に、幾
何平均径約0.5μm、粒子個数濃度が1011個/m3
のRGBのカラー粒子を粒子導入口20から処理空間2
h内に導入した後、処理空間2h内を密閉する(S5
2)。
【0152】次に、改質剤21の飽和蒸気を得るため
に、処理空間2hを加圧、例えば、大気圧+160mm
Hgの圧力に加圧すると共に、加熱装置7により内壁部
2a2の温度が、例えば420Kとなるように加熱する
(S53)。
に、処理空間2hを加圧、例えば、大気圧+160mm
Hgの圧力に加圧すると共に、加熱装置7により内壁部
2a2の温度が、例えば420Kとなるように加熱する
(S53)。
【0153】その後、処理空間2h内において、改質剤
21の飽和蒸気が得られるまで、改質塔42を適切な時
間、例えば5分間静置する(S54)。以上の工程によ
り、改質塔42の処理空間2h内には改質剤21の飽和
蒸気が得られる。
21の飽和蒸気が得られるまで、改質塔42を適切な時
間、例えば5分間静置する(S54)。以上の工程によ
り、改質塔42の処理空間2h内には改質剤21の飽和
蒸気が得られる。
【0154】その後、改質塔42内を常圧まで急激に、
つまり減圧する(S55)。これにより、改質剤21の
飽和蒸気は断熱的に膨張して過飽和状態となるので、R
GBのカラー粒子を含む処理空間2hにおいて、RGB
のカラー粒子の表面に改質剤21による液膜が生成され
ることによって、前述したように改質された改質インク
粒子が形成される。上記改質インク粒子の粒径や濃度に
ついては、光学測定装置3にて測定される。
つまり減圧する(S55)。これにより、改質剤21の
飽和蒸気は断熱的に膨張して過飽和状態となるので、R
GBのカラー粒子を含む処理空間2hにおいて、RGB
のカラー粒子の表面に改質剤21による液膜が生成され
ることによって、前述したように改質された改質インク
粒子が形成される。上記改質インク粒子の粒径や濃度に
ついては、光学測定装置3にて測定される。
【0155】生成した改質インク粒子は、改質塔42か
ら外部に、粒子取出口5および粒子排出管51を介して
回収され(S56)、前述と同様に洗浄され、乾燥され
て用いられる。
ら外部に、粒子取出口5および粒子排出管51を介して
回収され(S56)、前述と同様に洗浄され、乾燥され
て用いられる。
【0156】また、このようにして得られた各改質イン
ク粒子を用いて、前述の実施の形態1と同様にして、実
施の形態1に示したカラーフィルタおよびカラー表示装
置を作製したところ、同様に優れた特性を備えたカラー
フィルタおよびカラー表示装置を得ることができた。
ク粒子を用いて、前述の実施の形態1と同様にして、実
施の形態1に示したカラーフィルタおよびカラー表示装
置を作製したところ、同様に優れた特性を備えたカラー
フィルタおよびカラー表示装置を得ることができた。
【0157】〔発明の実施の形態4〕本発明の実施の形
態4にかかる改質インク粒子の製造装置では、上記実施
の形態1に記載の製造装置1の一変形例としての、図1
4に示す製造装置1cが用いられている。本実施の形態
4では、製造装置1cにおける、上記実施の形態1ない
し3に記載の製造装置1・1a・1bと同一の機能を有
する部材については、図14において、同一の部材番号
を付与して、その説明を省いた。
態4にかかる改質インク粒子の製造装置では、上記実施
の形態1に記載の製造装置1の一変形例としての、図1
4に示す製造装置1cが用いられている。本実施の形態
4では、製造装置1cにおける、上記実施の形態1ない
し3に記載の製造装置1・1a・1bと同一の機能を有
する部材については、図14において、同一の部材番号
を付与して、その説明を省いた。
【0158】製造装置1cでは、前述の実施の形態1に
記載の蒸着箱2に代えて、蒸着部(圧力調整手段)11
2を備えている。蒸着部112は、ロータリー方式のガ
ソリンエンジン式となっていて、内部空間内の気体を、
断熱的に、圧縮・膨張を順次行うようになっている。す
なわち、蒸着部112は、略多角形柱状の、回転するロ
ータ114と、ロータ114の各稜線端114aとそれ
ぞれ当接する内壁部113とを、ロータ114における
隣り合う各稜線端114a間の各外面114cと、それ
ら各外面114cと対面する内壁部113との間に形成
される各処理空間112bの容量がロータの回転に応じ
てそれぞれ、各処理空間112b1 ・112b2 ・11
2b3 というように変化するように有している。
記載の蒸着箱2に代えて、蒸着部(圧力調整手段)11
2を備えている。蒸着部112は、ロータリー方式のガ
ソリンエンジン式となっていて、内部空間内の気体を、
断熱的に、圧縮・膨張を順次行うようになっている。す
なわち、蒸着部112は、略多角形柱状の、回転するロ
ータ114と、ロータ114の各稜線端114aとそれ
ぞれ当接する内壁部113とを、ロータ114における
隣り合う各稜線端114a間の各外面114cと、それ
ら各外面114cと対面する内壁部113との間に形成
される各処理空間112bの容量がロータの回転に応じ
てそれぞれ、各処理空間112b1 ・112b2 ・11
2b3 というように変化するように有している。
【0159】内壁部113は、ロータ114の回転軸に
対し直交する方向の断面形状において、2つの円を、そ
れらの一部を重ね合わせた、ヒョウタン型となってお
り、また、ロータ114は、その内部に内歯の歯車11
4bを備え、その歯車114b内にて、歯車114bよ
り小径の外歯の駆動歯車115を、遊星的に内部にて歯
合させている。これにより、ロータ114は、それらの
各稜線端114aを、内壁部113との当接を維持しな
がら、内壁部113を回転できるようになっている。
対し直交する方向の断面形状において、2つの円を、そ
れらの一部を重ね合わせた、ヒョウタン型となってお
り、また、ロータ114は、その内部に内歯の歯車11
4bを備え、その歯車114b内にて、歯車114bよ
り小径の外歯の駆動歯車115を、遊星的に内部にて歯
合させている。これにより、ロータ114は、それらの
各稜線端114aを、内壁部113との当接を維持しな
がら、内壁部113を回転できるようになっている。
【0160】このとき、ロータ114の各外面114c
の一つが、内壁部113の凸部に当接することがある
が、各外面114cの中央部に設けられた凹部により、
隣り合う各稜線端114a間に形成される、各処理空間
112b、例えば処理空間112b2 が、隣り合う各稜
線端114a間にて上記凸部により分断されることが回
避される。
の一つが、内壁部113の凸部に当接することがある
が、各外面114cの中央部に設けられた凹部により、
隣り合う各稜線端114a間に形成される、各処理空間
112b、例えば処理空間112b2 が、隣り合う各稜
線端114a間にて上記凸部により分断されることが回
避される。
【0161】次に、上記製造装置1cを用いた改質イン
ク粒子の製造方法について、図14を参照しながら、図
15および図16に示す各フローチャートに基づいて以
下に説明すると以下の通りである。
ク粒子の製造方法について、図14を参照しながら、図
15および図16に示す各フローチャートに基づいて以
下に説明すると以下の通りである。
【0162】まず、蒸着部112の壁部112aの温度
を加熱装置7により350Kとなるように加熱する(S
61)。続いて、ロータ114を、図14に示す位置に
設定し、処理空間112bに対し、改質剤21の蒸気生
成部(図示せず)にて発生させた硝酸の蒸気を、蒸気供
給管73を介して、供給する。一方、その処理空間11
2bに対し、幾何平均径約0.5μm、粒子個数濃度が
1011個/m3 のカーボンブラック粒子を粒子供給管4
aを介して導入する。この場合、蒸気供給管73および
粒子導入管4aの各開口117・116は、上記処理空
間112b(処理空間112b1 の状態)に対し開放さ
れている。
を加熱装置7により350Kとなるように加熱する(S
61)。続いて、ロータ114を、図14に示す位置に
設定し、処理空間112bに対し、改質剤21の蒸気生
成部(図示せず)にて発生させた硝酸の蒸気を、蒸気供
給管73を介して、供給する。一方、その処理空間11
2bに対し、幾何平均径約0.5μm、粒子個数濃度が
1011個/m3 のカーボンブラック粒子を粒子供給管4
aを介して導入する。この場合、蒸気供給管73および
粒子導入管4aの各開口117・116は、上記処理空
間112b(処理空間112b1 の状態)に対し開放さ
れている。
【0163】続いて、上記ロータ114が、図示しない
マイクロコンピュータ等の制御手段によって、図中矢印
(時計方向)に回転させて、上記処理空間112bを形
成していた反時計方向となる一方の稜線端114aが、
各開口117・116を通過すると、上記処理空間11
2bは蒸気供給管73および粒子導入管4aと遮断され
る。よって、上記処理空間112bは、時計方向に蒸着
部112内を移動しながら密閉状態とする(S62)。
マイクロコンピュータ等の制御手段によって、図中矢印
(時計方向)に回転させて、上記処理空間112bを形
成していた反時計方向となる一方の稜線端114aが、
各開口117・116を通過すると、上記処理空間11
2bは蒸気供給管73および粒子導入管4aと遮断され
る。よって、上記処理空間112bは、時計方向に蒸着
部112内を移動しながら密閉状態とする(S62)。
【0164】次に、上記蒸着部112内にて、硝酸の飽
和蒸気を得るため、上記処理空間112bを加圧すると
共に加熱する。加圧は、ロータ114を時計方向にさら
に回転(図14の状態から180°)することによって
行う。この加圧においては、上記処理空間112b(処
理空間112b2 の状態)内を常圧(大気圧)より高い
所定の圧力、例えば大気圧+160mmHgに昇圧す
る。この処理空間112b(処理空間112b2 の状
態)内の圧力は圧力計60により計測され、その計測値
に基づいて圧力調整器(図示せず)により所定の圧力に
設定される。
和蒸気を得るため、上記処理空間112bを加圧すると
共に加熱する。加圧は、ロータ114を時計方向にさら
に回転(図14の状態から180°)することによって
行う。この加圧においては、上記処理空間112b(処
理空間112b2 の状態)内を常圧(大気圧)より高い
所定の圧力、例えば大気圧+160mmHgに昇圧す
る。この処理空間112b(処理空間112b2 の状
態)内の圧力は圧力計60により計測され、その計測値
に基づいて圧力調整器(図示せず)により所定の圧力に
設定される。
【0165】加熱は加熱装置7により行う。加熱装置7
が作動すると、ヒータ7aから発生する熱が壁部112
a、内壁部113を介して、各処理空間112b内を加
熱する。各処理空間112b内の温度は温度計8により
測定され、その測定値に基づいて上記加熱装置7の作動
が制御される(S63)。
が作動すると、ヒータ7aから発生する熱が壁部112
a、内壁部113を介して、各処理空間112b内を加
熱する。各処理空間112b内の温度は温度計8により
測定され、その測定値に基づいて上記加熱装置7の作動
が制御される(S63)。
【0166】その後、硝酸の飽和蒸気が得られるまで、
ロータ114を、硝酸の蒸気を加圧した状態にて、適切
な時間、例えば1分間静置する(S64)。すなわち、
蒸着部112に対して上記の状態を維持する。飽和蒸気
を得るためには、少なくとも上記の加圧を行えばよく、
加熱は必要に応じて補助的に行えばよい。これは、以下
に示す他の各例においても同様である。以上の工程によ
り、処理空間112b(処理空間112b2 の状態)内
には、改質剤の飽和蒸気が得られる。この状態では、改
質剤の蒸気がカーボンブラック粒子の周囲を取りまくよ
うに存在している。
ロータ114を、硝酸の蒸気を加圧した状態にて、適切
な時間、例えば1分間静置する(S64)。すなわち、
蒸着部112に対して上記の状態を維持する。飽和蒸気
を得るためには、少なくとも上記の加圧を行えばよく、
加熱は必要に応じて補助的に行えばよい。これは、以下
に示す他の各例においても同様である。以上の工程によ
り、処理空間112b(処理空間112b2 の状態)内
には、改質剤の飽和蒸気が得られる。この状態では、改
質剤の蒸気がカーボンブラック粒子の周囲を取りまくよ
うに存在している。
【0167】次に、ロータ114をさらに回転して、処
理空間112b内を断熱的に常圧まで減圧することによ
り(S65)、硝酸の飽和蒸気を過飽和状態にする。こ
れにより、カーボンブラック粒子を含む処理空間112
bにおいて、改質剤の飽和蒸気が過飽和状態となり、カ
ーボンブラック粒子の表面にて硝酸の蒸気の蒸着反応が
生じる。この結果、カーボンブラック粒子の表面に硝酸
の液膜が生成され、前述したように改質インク粒子が得
られる。
理空間112b内を断熱的に常圧まで減圧することによ
り(S65)、硝酸の飽和蒸気を過飽和状態にする。こ
れにより、カーボンブラック粒子を含む処理空間112
bにおいて、改質剤の飽和蒸気が過飽和状態となり、カ
ーボンブラック粒子の表面にて硝酸の蒸気の蒸着反応が
生じる。この結果、カーボンブラック粒子の表面に硝酸
の液膜が生成され、前述したように改質インク粒子が得
られる。
【0168】得られた改質インク粒子は、ロータ114
をさらに回転して処理空間112b(処理空間112b
3 )を、蒸着部112の粒子取出口95に対して開放す
ることにより、光学測定装置3および粒子取出口5を介
して回収され(S66)、前述と同様に洗浄され、乾燥
されて用いられる。
をさらに回転して処理空間112b(処理空間112b
3 )を、蒸着部112の粒子取出口95に対して開放す
ることにより、光学測定装置3および粒子取出口5を介
して回収され(S66)、前述と同様に洗浄され、乾燥
されて用いられる。
【0169】なお、上記では、硝酸を蒸気として蒸気導
入管73から導入する例を挙げたが、処理空間112b
に面する、ロータ114の各外面114cの中央部に設
けられた凹部内の少なくとも一部に多孔質材料に設置
し、その多孔質材料に対し予め改質剤を付着・含浸さ
せ、加熱装置7を用いて処理空間112bにおいて飽和
蒸気を発生させてもかまわない。
入管73から導入する例を挙げたが、処理空間112b
に面する、ロータ114の各外面114cの中央部に設
けられた凹部内の少なくとも一部に多孔質材料に設置
し、その多孔質材料に対し予め改質剤を付着・含浸さ
せ、加熱装置7を用いて処理空間112bにおいて飽和
蒸気を発生させてもかまわない。
【0170】次に、カラーフィルタ用のRGB用のイン
ク粒子本体22等の親水性粒子に対して、疎水性(はっ
水性)を付与した改質インク粒子(改質粒子)を、図1
4に示した製造装置1cを用いた製造方法について、図
16に示したフローチャートに基づいて説明すると、以
下の通りである。
ク粒子本体22等の親水性粒子に対して、疎水性(はっ
水性)を付与した改質インク粒子(改質粒子)を、図1
4に示した製造装置1cを用いた製造方法について、図
16に示したフローチャートに基づいて説明すると、以
下の通りである。
【0171】最初に、オレフィンやパラフィン等を改質
剤21として用いる。蒸着部112の壁部112aの温
度を加熱装置7により400Kとなるように加熱する
(S71)。
剤21として用いる。蒸着部112の壁部112aの温
度を加熱装置7により400Kとなるように加熱する
(S71)。
【0172】続いて、ロータ114を、図14に示す位
置に設定し、処理空間112bに対し、改質剤21から
蒸気生成部(図示せず)にて発生させたパラフィン等の
蒸気を、蒸気供給管73を介して、供給する。一方、そ
の処理空間112bに対し、幾何平均径約0.5μm、
粒子個数濃度が1011個/m3 のRGBのカラー粒子を
粒子供給管4aを介して導入する。
置に設定し、処理空間112bに対し、改質剤21から
蒸気生成部(図示せず)にて発生させたパラフィン等の
蒸気を、蒸気供給管73を介して、供給する。一方、そ
の処理空間112bに対し、幾何平均径約0.5μm、
粒子個数濃度が1011個/m3 のRGBのカラー粒子を
粒子供給管4aを介して導入する。
【0173】その後、上記ロータ114を、図中矢印
(時計方向)に回転させて、上記処理空間112bを、
時計方向に蒸着部112内を移動しながら密閉状態とす
る(S72)。
(時計方向)に回転させて、上記処理空間112bを、
時計方向に蒸着部112内を移動しながら密閉状態とす
る(S72)。
【0174】次に、上記蒸着部112内にて、パラフィ
ン等の飽和蒸気を得るため、上記処理空間112bを加
圧すると共に加熱する。加圧は、ロータ114を時計方
向にさらに回転(図14の状態から180°)すること
によって行う。この加圧においては、上記処理空間11
2b(処理空間112b2 の状態)内を常圧(大気圧)
より高い所定の圧力、例えば大気圧+160mmHgに
昇圧する。加熱は加熱装置7により行う。(S73)。
ン等の飽和蒸気を得るため、上記処理空間112bを加
圧すると共に加熱する。加圧は、ロータ114を時計方
向にさらに回転(図14の状態から180°)すること
によって行う。この加圧においては、上記処理空間11
2b(処理空間112b2 の状態)内を常圧(大気圧)
より高い所定の圧力、例えば大気圧+160mmHgに
昇圧する。加熱は加熱装置7により行う。(S73)。
【0175】その後、パラフィン等の飽和蒸気が得られ
るまで、ロータ114を、蒸気を加圧した状態にて、適
切な時間、例えば1分間静置する。すなわち、蒸着部1
12に対して上記の状態を維持して、飽和蒸気を得る
(S74)。
るまで、ロータ114を、蒸気を加圧した状態にて、適
切な時間、例えば1分間静置する。すなわち、蒸着部1
12に対して上記の状態を維持して、飽和蒸気を得る
(S74)。
【0176】以上の工程により、処理空間112b(処
理空間112b2 の状態)内には、改質剤の飽和蒸気が
得られる。この状態では、パラフィン等の蒸気がRGB
のカラー粒子の周囲を取りまくように存在している。次
に、ロータ114をさらに回転して、処理空間112b
内を断熱的に常圧まで減圧することにより、パラフィン
等の飽和蒸気を過飽和状態にする(S75)。これによ
り、RGBのカラー粒子を含む処理空間112bにおい
て、改質剤の飽和蒸気が過飽和状態となり、RGBのカ
ラー粒子の表面にてパラフィン等の蒸気の蒸着反応が生
じる。この結果、RGBのカラー粒子の表面にパラフィ
ン等の液膜が生成され、前述したように改質インク粒子
が得られる。
理空間112b2 の状態)内には、改質剤の飽和蒸気が
得られる。この状態では、パラフィン等の蒸気がRGB
のカラー粒子の周囲を取りまくように存在している。次
に、ロータ114をさらに回転して、処理空間112b
内を断熱的に常圧まで減圧することにより、パラフィン
等の飽和蒸気を過飽和状態にする(S75)。これによ
り、RGBのカラー粒子を含む処理空間112bにおい
て、改質剤の飽和蒸気が過飽和状態となり、RGBのカ
ラー粒子の表面にてパラフィン等の蒸気の蒸着反応が生
じる。この結果、RGBのカラー粒子の表面にパラフィ
ン等の液膜が生成され、前述したように改質インク粒子
が得られる。
【0177】得られた改質インク粒子は、ロータ114
をさらに回転して処理空間112b(処理空間112b
3 )を、蒸着部112の粒子取出口95に対して開放す
ることにより、光学測定装置3および粒子取出口5を介
して回収され(S76)、前述と同様に洗浄され、乾燥
されて用いられる。
をさらに回転して処理空間112b(処理空間112b
3 )を、蒸着部112の粒子取出口95に対して開放す
ることにより、光学測定装置3および粒子取出口5を介
して回収され(S76)、前述と同様に洗浄され、乾燥
されて用いられる。
【0178】また、このようにして得られた各改質イン
ク粒子を用いて、前述の実施の形態1と同様にして、実
施の形態1に示したカラーフィルタおよびカラー表示装
置を作製したところ、同様に優れた特性を備えたカラー
フィルタおよびカラー表示装置を得ることができた。
ク粒子を用いて、前述の実施の形態1と同様にして、実
施の形態1に示したカラーフィルタおよびカラー表示装
置を作製したところ、同様に優れた特性を備えたカラー
フィルタおよびカラー表示装置を得ることができた。
【0179】〔発明の実施の形態5〕本発明の実施の形
態5にかかる改質インク粒子の製造装置では、上記実施
の形態1に記載の製造装置1の一変形例としての、図1
7に示す製造装置1dが用いられている。本実施の形態
5では、製造装置1dにおける、上記実施の形態1ない
し4に記載の製造装置1・1a・1b・1cと同一の機
能を有する部材については、図17において、同一の部
材番号を付与して、その説明を省いた。
態5にかかる改質インク粒子の製造装置では、上記実施
の形態1に記載の製造装置1の一変形例としての、図1
7に示す製造装置1dが用いられている。本実施の形態
5では、製造装置1dにおける、上記実施の形態1ない
し4に記載の製造装置1・1a・1b・1cと同一の機
能を有する部材については、図17において、同一の部
材番号を付与して、その説明を省いた。
【0180】製造装置1dでは、清浄化された不活性ガ
スと共にインク粒子本体22を供給する粒子供給管4の
粒子導入口20が、蒸気生成部96における蒸気生成用
空間96bの貯留部96c側端部上方において、開口す
るように設けられている。
スと共にインク粒子本体22を供給する粒子供給管4の
粒子導入口20が、蒸気生成部96における蒸気生成用
空間96bの貯留部96c側端部上方において、開口す
るように設けられている。
【0181】蒸気生成部96の壁部96aにおける、外
壁部96a1 および内壁部96a2については、前述の
外壁部2a1 および内壁部2a2 と同等なものである。
また、蒸気生成用空間96bは、改質剤21の蒸気生成
と、改質剤21蒸気とインク粒子本体22とを混合する
ためのものである。
壁部96a1 および内壁部96a2については、前述の
外壁部2a1 および内壁部2a2 と同等なものである。
また、蒸気生成用空間96bは、改質剤21の蒸気生成
と、改質剤21蒸気とインク粒子本体22とを混合する
ためのものである。
【0182】蒸気生成部96内における円柱穴状(直管
状)の蒸気生成用空間96bの中心軸は、水平方向に対
し、上下方向に傾いており、その傾きの角度ψが、水平
を超え、90度までの範囲内に設定されている。
状)の蒸気生成用空間96bの中心軸は、水平方向に対
し、上下方向に傾いており、その傾きの角度ψが、水平
を超え、90度までの範囲内に設定されている。
【0183】製造装置1dでは、冷却管としての冷却管
92が、冷却管92の中心軸と蒸気生成部96内におけ
る管状の蒸気生成用空間96bの中心軸との間の角度θ
を、垂直方向である90度から1度までの範囲内となる
ように取り付けられている。つまり、冷却管92は蒸気
生成部96の上部から連通して上方に延びるように設置
されている。
92が、冷却管92の中心軸と蒸気生成部96内におけ
る管状の蒸気生成用空間96bの中心軸との間の角度θ
を、垂直方向である90度から1度までの範囲内となる
ように取り付けられている。つまり、冷却管92は蒸気
生成部96の上部から連通して上方に延びるように設置
されている。
【0184】一方、冷却管92の外周部には、内部の輸
送路92b内を冷却するための前述の冷却装置13と同
様な冷却装置19が取り付けられており、かつ、冷却管
92の管壁部92aの内面の少なくとも一部は、水や、
水を含む水性溶液をはじく性質を有するフッ素樹脂など
のはっ水性材料より構成されている。
送路92b内を冷却するための前述の冷却装置13と同
様な冷却装置19が取り付けられており、かつ、冷却管
92の管壁部92aの内面の少なくとも一部は、水や、
水を含む水性溶液をはじく性質を有するフッ素樹脂など
のはっ水性材料より構成されている。
【0185】これらにより、上記冷却管92内の蒸気が
冷却管92の管壁部92aに凝縮して液体となっても、
上記管壁部92aを伝って蒸気生成部96内に還流され
るので、改質剤21を効率よく使用できる。
冷却管92の管壁部92aに凝縮して液体となっても、
上記管壁部92aを伝って蒸気生成部96内に還流され
るので、改質剤21を効率よく使用できる。
【0186】蒸気生成部96の外周に設けられた加熱装
置7、および冷却管92の冷却装置19は、蒸気生成部
96および冷却管02にそれぞれ設けられた各温度計8
・94の各測定結果をもとに、温度調整器により、蒸気
生成部96内および冷却管92内の輸送路92bの温度
を所定の温度となるよう精確に制御する、プログラム式
のマイクロコンピュータ等の調節手段(図示せず)によ
り制御されている。
置7、および冷却管92の冷却装置19は、蒸気生成部
96および冷却管02にそれぞれ設けられた各温度計8
・94の各測定結果をもとに、温度調整器により、蒸気
生成部96内および冷却管92内の輸送路92bの温度
を所定の温度となるよう精確に制御する、プログラム式
のマイクロコンピュータ等の調節手段(図示せず)によ
り制御されている。
【0187】このような製造装置1dにおいても、以下
に示す、前述の製造装置1・1a・1b・1cと異なる
動作の他は、同様な動作および操作により、前述と同様
な改質インク粒子が得られる。
に示す、前述の製造装置1・1a・1b・1cと異なる
動作の他は、同様な動作および操作により、前述と同様
な改質インク粒子が得られる。
【0188】この異なる動作について、以下に説明する
と、まず、インク粒子本体22は、粒子導入口20から
蒸気生成部96内に供給されるので、インク粒子本体2
2と、飽和状態の蒸気との接触時間をより多く確保でき
る。このことから、インク粒子本体22および飽和状態
の蒸気は十分に混合、つまり、より均一に混合した状態
にて、冷却管92内に連続的に供給できる。続いて、こ
の冷却管92内の輸送路92bを冷却装置19によって
冷却することにより、上記蒸気を過飽和状態として、イ
ンク粒子本体22の表面に改質剤21を蒸着させる。
と、まず、インク粒子本体22は、粒子導入口20から
蒸気生成部96内に供給されるので、インク粒子本体2
2と、飽和状態の蒸気との接触時間をより多く確保でき
る。このことから、インク粒子本体22および飽和状態
の蒸気は十分に混合、つまり、より均一に混合した状態
にて、冷却管92内に連続的に供給できる。続いて、こ
の冷却管92内の輸送路92bを冷却装置19によって
冷却することにより、上記蒸気を過飽和状態として、イ
ンク粒子本体22の表面に改質剤21を蒸着させる。
【0189】したがって、上記製造装置1dにおいて
は、前述の製造装置1などと同様に、個々のインク粒子
本体22の表面に改質剤21をそれぞれ蒸着させること
ができると共に、インク粒子本体22の表面での改質剤
21の蒸着をより一層均一化できて、改質インク粒子の
製造をより安定化できる。
は、前述の製造装置1などと同様に、個々のインク粒子
本体22の表面に改質剤21をそれぞれ蒸着させること
ができると共に、インク粒子本体22の表面での改質剤
21の蒸着をより一層均一化できて、改質インク粒子の
製造をより安定化できる。
【0190】次に、製造装置1dを用いた改質インク粒
子の製造方法を図18および図19に示す各フローチャ
ートに基づき説明すると、以下の通りである。
子の製造方法を図18および図19に示す各フローチャ
ートに基づき説明すると、以下の通りである。
【0191】まず、上記製造方法による、改質インク粒
子としてのブラックマトリックス用の親水性付与カーボ
ンブラック粒子の製造方法について、図18に示すフロ
ーチャートに基づいて説明すると、最初に、蒸気生成部
96における内壁部96a2の多孔質材料部に予め硝酸
を改質剤21として含浸する(S81)。
子としてのブラックマトリックス用の親水性付与カーボ
ンブラック粒子の製造方法について、図18に示すフロ
ーチャートに基づいて説明すると、最初に、蒸気生成部
96における内壁部96a2の多孔質材料部に予め硝酸
を改質剤21として含浸する(S81)。
【0192】続いて、加熱装置7により、内壁部96a
2 の温度を420Kとなるように加熱する(S82)。
これにより、蒸気生成用空間96b内には硝酸の飽和蒸
気が生成される。一方、冷却装置19により、冷却管9
2の管壁部92aの温度が、310Kとなるように冷却
管92を冷却する(S83)。
2 の温度を420Kとなるように加熱する(S82)。
これにより、蒸気生成用空間96b内には硝酸の飽和蒸
気が生成される。一方、冷却装置19により、冷却管9
2の管壁部92aの温度が、310Kとなるように冷却
管92を冷却する(S83)。
【0193】次に、幾何平均径約0.5μm、粒子個数
濃度が1012個/m3 のカーボンブラック粒子を、例え
ばエアロゾルとして粒子導入口20から蒸気生成部96
の蒸気生成用空間96b内に導入する。これにより、蒸
気生成用空間96b内には、カーボンブラック粒子と硝
酸と飽和蒸気との混合気体が得られる(S84)。
濃度が1012個/m3 のカーボンブラック粒子を、例え
ばエアロゾルとして粒子導入口20から蒸気生成部96
の蒸気生成用空間96b内に導入する。これにより、蒸
気生成用空間96b内には、カーボンブラック粒子と硝
酸と飽和蒸気との混合気体が得られる(S84)。
【0194】その後、上記混合気体は、冷却管92内に
導入され、ここで冷却される(S85)。これにより、
硝酸の飽和蒸気は過飽和状態となり、カーボンブラック
粒子の表面にて硝酸蒸気の蒸着反応が生じ、カーボンブ
ラック粒子の表面に硝酸の液膜が生成されることによっ
て、前述したように改質された改質インク粒子が形成さ
れる。上記改質インク粒子の粒径や濃度については、光
学測定装置3にて測定される。
導入され、ここで冷却される(S85)。これにより、
硝酸の飽和蒸気は過飽和状態となり、カーボンブラック
粒子の表面にて硝酸蒸気の蒸着反応が生じ、カーボンブ
ラック粒子の表面に硝酸の液膜が生成されることによっ
て、前述したように改質された改質インク粒子が形成さ
れる。上記改質インク粒子の粒径や濃度については、光
学測定装置3にて測定される。
【0195】生成した改質インク粒子は、粒子取出口5
から外部に導き出し(S86)、前述と同様に洗浄さ
れ、乾燥されて用いられる。
から外部に導き出し(S86)、前述と同様に洗浄さ
れ、乾燥されて用いられる。
【0196】次に、カラーフィルタ用のRGB用のイン
ク粒子本体22等の親水性粒子に対して、疎水性(はっ
水性)を付与した改質インク粒子(改質粒子)を、図1
7に示した製造装置1dを用いた製造方法について、図
19に示したフローチャートに基づいて説明すると、以
下の通りである。
ク粒子本体22等の親水性粒子に対して、疎水性(はっ
水性)を付与した改質インク粒子(改質粒子)を、図1
7に示した製造装置1dを用いた製造方法について、図
19に示したフローチャートに基づいて説明すると、以
下の通りである。
【0197】最初に、蒸気生成部96における内壁部9
6a2 の多孔質材料部に予め、オレフィンまたはパラフ
ィン等を改質剤21として含浸する(S91)。次に、
加熱装置7により、内壁部96a2 の温度を400Kと
なるように加熱する(S92)。これにより、蒸気生成
用空間96b内にはパラフィン等の飽和蒸気が生成され
る。一方、冷却装置19により、冷却管92の管壁部9
2aの温度が、320Kとなるように冷却管92を冷却
する(S93)。
6a2 の多孔質材料部に予め、オレフィンまたはパラフ
ィン等を改質剤21として含浸する(S91)。次に、
加熱装置7により、内壁部96a2 の温度を400Kと
なるように加熱する(S92)。これにより、蒸気生成
用空間96b内にはパラフィン等の飽和蒸気が生成され
る。一方、冷却装置19により、冷却管92の管壁部9
2aの温度が、320Kとなるように冷却管92を冷却
する(S93)。
【0198】次に、幾何平均径約0.5μm、粒子個数
濃度が1012個/m3 のRGBのカラー粒子を、例えば
エアロゾルとして粒子導入口20から蒸気生成用空間9
6b内に導入する。これにより、蒸気生成用空間96b
内には、RGBのカラー粒子とパラフィン等の飽和蒸気
との混合気体が得られる(S94)。
濃度が1012個/m3 のRGBのカラー粒子を、例えば
エアロゾルとして粒子導入口20から蒸気生成用空間9
6b内に導入する。これにより、蒸気生成用空間96b
内には、RGBのカラー粒子とパラフィン等の飽和蒸気
との混合気体が得られる(S94)。
【0199】その後、上記混合気体は、冷却管92内に
導入され、ここで冷却される(S95)。これにより、
パラフィン等の飽和蒸気は過飽和状態となり、RGBの
カラー粒子の表面にてパラフィン等の蒸気の蒸着反応が
生じ、RGBのカラー粒子の表面にパラフィン等の液膜
が生成されることによって、前述したように改質された
改質インク粒子が形成される。上記改質インク粒子の粒
径や濃度については、光学測定装置3にて測定される。
導入され、ここで冷却される(S95)。これにより、
パラフィン等の飽和蒸気は過飽和状態となり、RGBの
カラー粒子の表面にてパラフィン等の蒸気の蒸着反応が
生じ、RGBのカラー粒子の表面にパラフィン等の液膜
が生成されることによって、前述したように改質された
改質インク粒子が形成される。上記改質インク粒子の粒
径や濃度については、光学測定装置3にて測定される。
【0200】生成した改質インク粒子は、粒子取出口5
から外部に導き出し(S96)、前述と同様に洗浄さ
れ、乾燥されて用いられる。
から外部に導き出し(S96)、前述と同様に洗浄さ
れ、乾燥されて用いられる。
【0201】また、このようにして得られた各改質イン
ク粒子を用いて、前述の実施の形態1と同様にして、実
施の形態1に示したカラーフィルタおよびカラー表示装
置を作製したところ、同様に優れた特性を備えたカラー
フィルタおよびカラー表示装置を得ることができた。
ク粒子を用いて、前述の実施の形態1と同様にして、実
施の形態1に示したカラーフィルタおよびカラー表示装
置を作製したところ、同様に優れた特性を備えたカラー
フィルタおよびカラー表示装置を得ることができた。
【0202】
【発明の効果】本発明の改質インク粒子は、以上のよう
に、インク粒子本体と、浮遊させたインク粒子本体の表
面に対し改質剤蒸気を蒸着させることによって上記イン
ク粒子本体の表面の少なくとも一部に形成された上記改
質剤による改質部とを有する構成である。
に、インク粒子本体と、浮遊させたインク粒子本体の表
面に対し改質剤蒸気を蒸着させることによって上記イン
ク粒子本体の表面の少なくとも一部に形成された上記改
質剤による改質部とを有する構成である。
【0203】それゆえ、上記構成では、改質部を設けた
ことにより、改質インク粒子の表面の物性を、両性とす
ることができることから、上記構成では、例えば液晶パ
ネルにおける基板上や、その基板上に形成された樹脂層
上に形成されるカラーフィルタ層やブラックマトリック
ス部に用いた場合、基板や基板上の樹脂層が、親水性で
あっても疎水性であっても、それらとの親和性を、両性
であることにより改善でき、また、カラーフィルタ層に
おける、互いに隣接する、例えば、RGBの3色の各カ
ラーフィルタ部およびブラックマトリックス部との間の
親和性も同様に改善できる。
ことにより、改質インク粒子の表面の物性を、両性とす
ることができることから、上記構成では、例えば液晶パ
ネルにおける基板上や、その基板上に形成された樹脂層
上に形成されるカラーフィルタ層やブラックマトリック
ス部に用いた場合、基板や基板上の樹脂層が、親水性で
あっても疎水性であっても、それらとの親和性を、両性
であることにより改善でき、また、カラーフィルタ層に
おける、互いに隣接する、例えば、RGBの3色の各カ
ラーフィルタ部およびブラックマトリックス部との間の
親和性も同様に改善できる。
【0204】したがって、上記構成は、従来のように相
互間のぬれ性が悪く、上記各相互間にてハジキ、つまり
各相互間の界面の少なくとも一部にて離間を生じ、カラ
ーフィルタ層において生じやすいピンホール等の欠陥の
発生を抑制できるという効果を奏する。
互間のぬれ性が悪く、上記各相互間にてハジキ、つまり
各相互間の界面の少なくとも一部にて離間を生じ、カラ
ーフィルタ層において生じやすいピンホール等の欠陥の
発生を抑制できるという効果を奏する。
【0205】本発明の改質インク粒子の製造方法は、以
上のように、インク粒子本体を浮遊させる工程と、浮遊
させたインク粒子本体と改質剤蒸気とを混合する工程
と、インク粒子本体の表面に改質剤蒸気を蒸着させて上
記改質剤による改質部をインク粒子本体の表面に形成す
る工程とを含む方法である。
上のように、インク粒子本体を浮遊させる工程と、浮遊
させたインク粒子本体と改質剤蒸気とを混合する工程
と、インク粒子本体の表面に改質剤蒸気を蒸着させて上
記改質剤による改質部をインク粒子本体の表面に形成す
る工程とを含む方法である。
【0206】それゆえ、上記方法では、インク粒子本体
を浮遊させるので、改質剤蒸気を、例えば過飽和状態と
して蒸着させると、個々のインク粒子本体を核としてイ
ンク粒子本体の表面にそれぞれ蒸着させることができ
る。
を浮遊させるので、改質剤蒸気を、例えば過飽和状態と
して蒸着させると、個々のインク粒子本体を核としてイ
ンク粒子本体の表面にそれぞれ蒸着させることができ
る。
【0207】したがって、上記方法では、微細な、個々
のインク粒子本体の表面にそれぞれ改質剤を、より確実
に供給して、それらの表面をそれぞれ改質できることか
ら、微細なインク粒子本体に対しても、その表面にのみ
改質部を形成できて、改質剤の使用量を低減できると共
に、その改質部の形成も安定化できる。
のインク粒子本体の表面にそれぞれ改質剤を、より確実
に供給して、それらの表面をそれぞれ改質できることか
ら、微細なインク粒子本体に対しても、その表面にのみ
改質部を形成できて、改質剤の使用量を低減できると共
に、その改質部の形成も安定化できる。
【0208】この結果、上記方法では、より均一な改質
部を備え、かつ、微細な改質インク粒子を、より確実に
製造することが可能となるという効果を奏する。
部を備え、かつ、微細な改質インク粒子を、より確実に
製造することが可能となるという効果を奏する。
【0209】本発明のカラーフィルタは、以上のよう
に、プラスチック基板上に、はっ水性樹脂層が設けら
れ、はっ水性樹脂層上に、上記改質インク粒子によるカ
ラーフィルタ層が形成されている構成である。
に、プラスチック基板上に、はっ水性樹脂層が設けら
れ、はっ水性樹脂層上に、上記改質インク粒子によるカ
ラーフィルタ層が形成されている構成である。
【0210】また、本発明の他のカラーフィルタは、ガ
ラス基板上に、親水性樹脂層が設けられ、親水性樹脂層
上に、上記改質インク粒子によるカラーフィルタ層が形
成されている構成である。
ラス基板上に、親水性樹脂層が設けられ、親水性樹脂層
上に、上記改質インク粒子によるカラーフィルタ層が形
成されている構成である。
【0211】それゆえ、上記構成では、インク粒子本体
が、物性として、例えば疎水性を有する場合には、改質
部を親水性を有する一方、インク粒子本体が、親水性を
有する場合には、改質部を疎水性というように、インク
粒子本体の物性が、両性であるので、例えば液晶パネル
における基板上や、その基板上に形成された樹脂層上に
形成されるカラーフィルタ層やブラックマトリックス部
の着色剤に上記改質インク粒子を用いた場合、基板や基
板上の樹脂層が、親水性であっても疎水性であっても、
それらとの親和性を、両性であることにより改善でき、
また、カラーフィルタ層における、互いに隣接する3色
の各カラーフィルタ部およびブラックマトリックス部と
の間の親和性も同様に改善できる。
が、物性として、例えば疎水性を有する場合には、改質
部を親水性を有する一方、インク粒子本体が、親水性を
有する場合には、改質部を疎水性というように、インク
粒子本体の物性が、両性であるので、例えば液晶パネル
における基板上や、その基板上に形成された樹脂層上に
形成されるカラーフィルタ層やブラックマトリックス部
の着色剤に上記改質インク粒子を用いた場合、基板や基
板上の樹脂層が、親水性であっても疎水性であっても、
それらとの親和性を、両性であることにより改善でき、
また、カラーフィルタ層における、互いに隣接する3色
の各カラーフィルタ部およびブラックマトリックス部と
の間の親和性も同様に改善できる。
【0212】したがって、上記構成は、従来のように相
互間のぬれ性が悪く、上記各相互間にてハジキ、つまり
各相互間の界面の少なくとも一部にて離間を生じ、カラ
ーフィルタ層において生じやすいピンホール等の欠陥の
発生が抑制され、歩留りを向上できるという効果を奏す
る。
互間のぬれ性が悪く、上記各相互間にてハジキ、つまり
各相互間の界面の少なくとも一部にて離間を生じ、カラ
ーフィルタ層において生じやすいピンホール等の欠陥の
発生が抑制され、歩留りを向上できるという効果を奏す
る。
【0213】本発明のカラーフィルタの製造方法は、上
記改質インク粒子による着色部を、上記改質インク粒子
のインクジェット法により形成する方法である。
記改質インク粒子による着色部を、上記改質インク粒子
のインクジェット法により形成する方法である。
【0214】それゆえ、上記方法では、改質によって、
複数の各改質インク粒子を用いて、上記各改質インク粒
子のインクジェット法によって、一度に、例えば3色の
各着色部を含むカラーフィルタ層を、それらの表面が面
一、かつ、ブラックマトリックス部とも面一となるよう
に、例えば基板上や基板上の樹脂層上に形成できるの
で、従来より、カラーフィルタの製造の手間を軽減する
ことができるという効果を奏する。
複数の各改質インク粒子を用いて、上記各改質インク粒
子のインクジェット法によって、一度に、例えば3色の
各着色部を含むカラーフィルタ層を、それらの表面が面
一、かつ、ブラックマトリックス部とも面一となるよう
に、例えば基板上や基板上の樹脂層上に形成できるの
で、従来より、カラーフィルタの製造の手間を軽減する
ことができるという効果を奏する。
【0215】本発明のカラー表示装置は、上記カラーフ
ィルタを有する構成である。それゆえ、上記構成では、
カラーフィルタにおいて、ピンホール等の欠陥が少な
く、かつ、各着色部が面一に設定できるので、従来のよ
うな光のまわり込みや、欠陥による表示不良を抑制でき
て歩留りも改善できるので、カラー表示品質を改善で
き、かつ、コストダウンを図れるという効果を奏する。
ィルタを有する構成である。それゆえ、上記構成では、
カラーフィルタにおいて、ピンホール等の欠陥が少な
く、かつ、各着色部が面一に設定できるので、従来のよ
うな光のまわり込みや、欠陥による表示不良を抑制でき
て歩留りも改善できるので、カラー表示品質を改善で
き、かつ、コストダウンを図れるという効果を奏する。
【0216】本発明の改質インク粒子の製造装置は、内
部に密閉可能な処理空間を有する改質処理部と、処理空
間内にインク粒子本体を導入するための粒子導入口と、
処理空間から、改質剤により少なくとも表面が改質され
た改質インク粒子を取り出すための粒子取出口と、粒子
導入口から導入して浮遊させたインク粒子本体と改質剤
蒸気とを処理空間内にて混合し、上記改質剤蒸気を処理
空間内の温度制御または圧力制御により過飽和状態とし
て、インク粒子本体の表面に改質剤蒸気を蒸着させ、上
記改質剤による改質部を上記インク粒子本体の表面に形
成して粒子取出口から排出するための制御手段とを備え
ている構成である。
部に密閉可能な処理空間を有する改質処理部と、処理空
間内にインク粒子本体を導入するための粒子導入口と、
処理空間から、改質剤により少なくとも表面が改質され
た改質インク粒子を取り出すための粒子取出口と、粒子
導入口から導入して浮遊させたインク粒子本体と改質剤
蒸気とを処理空間内にて混合し、上記改質剤蒸気を処理
空間内の温度制御または圧力制御により過飽和状態とし
て、インク粒子本体の表面に改質剤蒸気を蒸着させ、上
記改質剤による改質部を上記インク粒子本体の表面に形
成して粒子取出口から排出するための制御手段とを備え
ている構成である。
【0217】それゆえ、上記構成によれば、制御手段を
設けたことにより、前述した、良好な物性を有する改質
インク粒子を安定に得ることができる。
設けたことにより、前述した、良好な物性を有する改質
インク粒子を安定に得ることができる。
【図1】本発明にかかる改質インク粒子の概略断面図で
あって、(a)は、インク粒子本体が親水性で、改質部
が疎水性のものを示し、(b)は、インク粒子本体が疎
水性で、改質部が親水性のものを示す。
あって、(a)は、インク粒子本体が親水性で、改質部
が疎水性のものを示し、(b)は、インク粒子本体が疎
水性で、改質部が親水性のものを示す。
【図2】本発明の実施の形態1にかかる改質インク粒子
の製造装置の概略の構成を示す断面図である。
の製造装置の概略の構成を示す断面図である。
【図3】上記製造装置の粒子導入部の拡大断面図であ
る。
る。
【図4】本発明の実施の形態1にかかる改質インク粒子
の製造方法のフローチャートである。
の製造方法のフローチャートである。
【図5】本発明の実施の形態1にかかる改質インク粒子
の他の製造方法のフローチャートである。
の他の製造方法のフローチャートである。
【図6】本発明のカラーフィルタおよびその製造方法を
示す概略断面図である。
示す概略断面図である。
【図7】本発明の他のカラーフィルタおよびその製造方
法を示す概略断面図である。
法を示す概略断面図である。
【図8】本発明の実施の形態2にかかる改質インク粒子
の製造装置の概略の構成を示す断面図である。
の製造装置の概略の構成を示す断面図である。
【図9】本発明の実施の形態2にかかる改質インク粒子
の製造方法のフローチャートである。
の製造方法のフローチャートである。
【図10】本発明の実施の形態2にかかる改質インク粒
子の他の製造方法のフローチャートである。
子の他の製造方法のフローチャートである。
【図11】本発明の実施の形態3の改質インク粒子の製
造装置の概略の構成を示す断面図である。
造装置の概略の構成を示す断面図である。
【図12】本発明の実施の形態3にかかる改質インク粒
子の製造方法のフローチャートである。
子の製造方法のフローチャートである。
【図13】本発明の実施の形態3にかかる改質インク粒
子の他の製造方法のフローチャートである。
子の他の製造方法のフローチャートである。
【図14】本発明の実施の形態4の改質インク粒子の製
造装置の概略の構成を示す断面図である。
造装置の概略の構成を示す断面図である。
【図15】本発明の実施の形態4にかかる改質インク粒
子の製造方法のフローチャートである。
子の製造方法のフローチャートである。
【図16】本発明の実施の形態4にかかる改質インク粒
子の他の製造方法のフローチャートである。
子の他の製造方法のフローチャートである。
【図17】本発明の実施の形態5の改質インク粒子の製
造装置の概略の構成を示す断面図である。
造装置の概略の構成を示す断面図である。
【図18】本発明の実施の形態5にかかる改質インク粒
子の製造方法のフローチャートである。
子の製造方法のフローチャートである。
【図19】本発明の実施の形態5にかかる改質インク粒
子の他の製造方法のフローチャートである。
子の他の製造方法のフローチャートである。
2 蒸着箱(改質処理部) 2b 蒸気生成用空間(処理空間) 3 光学測定装置 4a 粒子導入管 4b 光学測定装置 5 粒子取出口 7 加熱装置 19 冷却装置 20 粒子導入口 22 インク粒子本体 39 冷却管 42 改質塔(改質処理部) 57 改質部 112 蒸着部(改質処理部)
Claims (12)
- 【請求項1】インク粒子本体と、 浮遊させたインク粒子本体の表面に対し改質剤蒸気を蒸
着させることによって上記インク粒子本体の表面の少な
くとも一部に形成された上記改質剤による改質部とを有
することを特徴とする改質インク粒子。 - 【請求項2】インク粒子本体は疎水性を備える一方、改
質部は親水性を有することを特徴とする請求項1記載の
改質インク粒子。 - 【請求項3】インク粒子本体は親水性を備える一方、改
質部は疎水性を有することを特徴とする請求項1記載の
改質インク粒子。 - 【請求項4】インク粒子本体を浮遊させる工程と、 浮遊させたインク粒子本体と改質剤蒸気とを混合する工
程と、 インク粒子本体の表面に改質剤蒸気を蒸着させて上記改
質剤による改質部をインク粒子本体の表面に形成する工
程とを含むことを特徴とする改質インク粒子の製造方
法。 - 【請求項5】改質剤蒸気の蒸着は、断熱膨張による改質
剤蒸気の過飽和状態によって形成されることを特徴とす
る請求項4記載の改質インク粒子の製造方法。 - 【請求項6】改質剤蒸気の蒸着は、冷却による改質剤蒸
気の過飽和状態によって形成されることを特徴とする請
求項4記載の改質インク粒子の製造方法。 - 【請求項7】改質剤蒸気の蒸着は、改質剤蒸気と、上記
改質剤蒸気より低温のインク粒子本体との混合によって
形成されることを特徴とする請求項4記載の改質インク
粒子の製造方法。 - 【請求項8】プラスチック基板上に、はっ水性樹脂層が
設けられ、はっ水性樹脂層上に、請求項1ないし3の何
れか一つに記載の改質インク粒子によるカラーフィルタ
層が形成されていることを特徴とするカラーフィルタ。 - 【請求項9】ガラス基板上に、親水性樹脂層が設けら
れ、親水性樹脂層上に、請求項1ないし3の何れか一つ
に記載の改質インク粒子によるカラーフィルタ層が形成
されていることを特徴とするカラーフィルタ。 - 【請求項10】請求項8または9記載のカラーフィルタ
の製造方法において、 改質インク粒子による着色部を、上記改質インク粒子の
インクジェット法により形成することを特徴とするカラ
ーフィルタの製造方法。 - 【請求項11】請求項8または9記載のカラーフィルタ
を有することを特徴とするカラー表示装置。 - 【請求項12】内部に密閉可能な処理空間を有する改質
処理部と、 処理空間内にインク粒子本体を導入するための粒子導入
口と、 処理空間から改質剤により少なくとも表面が改質された
改質インク粒子を取り出すための粒子取出口と、 粒子導入口から導入して浮遊させたインク粒子本体と改
質剤蒸気とを処理空間内にて混合し、上記改質剤蒸気を
処理空間内の温度制御または圧力制御により過飽和状態
として、インク粒子本体の表面に改質剤蒸気を蒸着さ
せ、上記改質剤による改質部を上記インク粒子本体の表
面に形成して粒子取出口から排出するための制御手段と
を備えていることを特徴とする改質インク粒子の製造装
置。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15799198A JPH11349872A (ja) | 1998-06-05 | 1998-06-05 | 改質インク粒子およびその製造方法、カラーフィルタおよびその製造方法、カラー表示装置、並びに、改質インク粒子の製造装置 |
| EP99304363A EP0962503B1 (en) | 1998-06-05 | 1999-06-04 | Modified ink particle, manufacturing method thereof, colour filters, manufacturing method thereof, colour displays, and manufacturing devices for modified ink particle |
| DE1999616171 DE69916171T2 (de) | 1998-06-05 | 1999-06-04 | Modifiziertes Tintenteilchen, Verfahren zu dessen Herstellung, Farbfilter, Verfahren zu deren Herstellung, Farbanzeige, und Vorrichtungen zur Modifizierung von Tintenteilchen |
| US09/326,050 US6358602B1 (en) | 1998-06-05 | 1999-06-04 | Modified ink particle, manufacturing method thereof, color filters, manufacturing method thereof, color displays, and manufacturing devices for modified ink particle |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15799198A JPH11349872A (ja) | 1998-06-05 | 1998-06-05 | 改質インク粒子およびその製造方法、カラーフィルタおよびその製造方法、カラー表示装置、並びに、改質インク粒子の製造装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11349872A true JPH11349872A (ja) | 1999-12-21 |
Family
ID=15661864
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15799198A Pending JPH11349872A (ja) | 1998-06-05 | 1998-06-05 | 改質インク粒子およびその製造方法、カラーフィルタおよびその製造方法、カラー表示装置、並びに、改質インク粒子の製造装置 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6358602B1 (ja) |
| EP (1) | EP0962503B1 (ja) |
| JP (1) | JPH11349872A (ja) |
| DE (1) | DE69916171T2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016155111A (ja) * | 2015-02-25 | 2016-09-01 | 国立研究開発法人産業技術総合研究所 | 粒子付着方法 |
Families Citing this family (38)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100973812B1 (ko) * | 2003-09-18 | 2010-08-03 | 삼성전자주식회사 | 액정 표시 장치의 제조를 위한 약액 공급 시스템 |
| US7011529B2 (en) * | 2004-03-01 | 2006-03-14 | Anritsu Company | Hermetic glass bead assembly having high frequency compensation |
| US20050255253A1 (en) * | 2004-05-13 | 2005-11-17 | White John M | Apparatus and methods for curing ink on a substrate using an electron beam |
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