JPH11351185A - キャンドモータポンプ - Google Patents
キャンドモータポンプInfo
- Publication number
- JPH11351185A JPH11351185A JP16090298A JP16090298A JPH11351185A JP H11351185 A JPH11351185 A JP H11351185A JP 16090298 A JP16090298 A JP 16090298A JP 16090298 A JP16090298 A JP 16090298A JP H11351185 A JPH11351185 A JP H11351185A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cover
- rotor
- canned motor
- motor pump
- impeller
- Prior art date
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- Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
- Motor Or Generator Frames (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ロータの羽根車側及び反羽根車側の両側に軸
受を配置したキャンドモータポンプにおいて、その軸受
の摩耗進行状況を可視若しくは電気的な検出手法を用い
て、容易に且つ確実に監視できるキャンドモータポンプ
を提供する。 【解決手段】 ロータ5の羽根車側及び反羽根車側の両
側に軸受9a、9bを配置し、モータ部Mの反羽根車側
端部にエンドカバー11を配置した構成のキャンドモー
タポンプにおいて、エンドカバー11に、半径方向に開
口した1乃至複数個の検出穴16を設け、該検出穴16
に透明な肉厚の円板17を嵌合し、更に該円板17を固
定する中央部が開口した覆い蓋18を該エンドカバー1
1に配設し、且つロータ5の反羽根車側端部に固定した
ターゲット19の先端が軸方向に該検出穴16の略中心
になるように配置した。
受を配置したキャンドモータポンプにおいて、その軸受
の摩耗進行状況を可視若しくは電気的な検出手法を用い
て、容易に且つ確実に監視できるキャンドモータポンプ
を提供する。 【解決手段】 ロータ5の羽根車側及び反羽根車側の両
側に軸受9a、9bを配置し、モータ部Mの反羽根車側
端部にエンドカバー11を配置した構成のキャンドモー
タポンプにおいて、エンドカバー11に、半径方向に開
口した1乃至複数個の検出穴16を設け、該検出穴16
に透明な肉厚の円板17を嵌合し、更に該円板17を固
定する中央部が開口した覆い蓋18を該エンドカバー1
1に配設し、且つロータ5の反羽根車側端部に固定した
ターゲット19の先端が軸方向に該検出穴16の略中心
になるように配置した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はキャンドモータポン
プに関し、特にラジアル方向及びアキシャル方向の軸受
の摩耗の進行状況を検出する軸受摩耗検出器を具備する
キャンドモータポンプに関するものである。
プに関し、特にラジアル方向及びアキシャル方向の軸受
の摩耗の進行状況を検出する軸受摩耗検出器を具備する
キャンドモータポンプに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5は従来のこの種のキャンドモータポ
ンプの一般的な断面構造を示す図である。同図に示すよ
うに、ポンプ部Pのポンプケーシング1の内部には、羽
根車2が配置されていると共に、ポンプケーシング1の
高圧側の開口部は、ケーシングカバー3が固着されてい
る。また、ケーシングカバー3には、羽根車2を通過し
た後の昇圧されたポンプ取扱液の一部を導く流通孔4が
形成されている。
ンプの一般的な断面構造を示す図である。同図に示すよ
うに、ポンプ部Pのポンプケーシング1の内部には、羽
根車2が配置されていると共に、ポンプケーシング1の
高圧側の開口部は、ケーシングカバー3が固着されてい
る。また、ケーシングカバー3には、羽根車2を通過し
た後の昇圧されたポンプ取扱液の一部を導く流通孔4が
形成されている。
【0003】前記ケーシングカバー3の内部には、ロー
タ5の一端が挿通され、このロータ5の一端に、ここに
嵌合されたディスタンスピース(スリーブ)6、スラス
ト板7a、軸スリーブ8a及び羽根車2がボルト22に
より固定され、ロータ5の他端には、スラスト板7b及
び軸スリーブ8bがボルト23により固定されている。
タ5の一端が挿通され、このロータ5の一端に、ここに
嵌合されたディスタンスピース(スリーブ)6、スラス
ト板7a、軸スリーブ8a及び羽根車2がボルト22に
より固定され、ロータ5の他端には、スラスト板7b及
び軸スリーブ8bがボルト23により固定されている。
【0004】ロータ5は、その両端で一対の軸受9a、
9bを介して回転自在に支承されると共に、その略中央
部にモータ部Mの回転子10が固着され、ケーシングカ
バー3に軸受9aがエンドカバー11に軸受9bがそれ
ぞれ嵌合されている。また、このロータ5の内部には、
軸方向に貫通する貫通孔14が形成されており、該貫通
孔14は、両端のボルト22、23を含んで両側に開口
している。
9bを介して回転自在に支承されると共に、その略中央
部にモータ部Mの回転子10が固着され、ケーシングカ
バー3に軸受9aがエンドカバー11に軸受9bがそれ
ぞれ嵌合されている。また、このロータ5の内部には、
軸方向に貫通する貫通孔14が形成されており、該貫通
孔14は、両端のボルト22、23を含んで両側に開口
している。
【0005】モータ部Mの固定子13はモータフレーム
24に嵌合され、該モータフレーム24の両端にはフレ
ーム側板25a、25bが嵌合している。更に、モータ
部Mの回転子10のキャン12a及びモータ部Mの固定
子13のキャン12bとで、それぞれ回転子10及び固
定子13をポンプ取扱液に触れないように保護してい
る。また、固定子13の鉄心の両端面に、2組の磁気検
出素子S1とS3、S2とS4が配設されている。
24に嵌合され、該モータフレーム24の両端にはフレ
ーム側板25a、25bが嵌合している。更に、モータ
部Mの回転子10のキャン12a及びモータ部Mの固定
子13のキャン12bとで、それぞれ回転子10及び固
定子13をポンプ取扱液に触れないように保護してい
る。また、固定子13の鉄心の両端面に、2組の磁気検
出素子S1とS3、S2とS4が配設されている。
【0006】上記従来構造のキャンドモータポンプにお
いては、運転中に回転側である軸スリーブ8a、8b及
びスラスト板7a、7bが、固定側である軸受9a、9
bに接触しながら回転するために、一般的にカーボン製
の軸受9a、9bが主に摩耗し、運転時間と共にその摩
耗量が増加していく。このように、運転時間と共にその
摩耗量が増加するにつれて、ロータ5の振れ回りが大き
くなって、摩耗がさらに進むと回転子10のキャン12
a及び固定子13のキャン12bとが接触し始め、回転
子10のキャン12a及び固定子13のキャン12bと
が、それぞれ損傷し、さらに運転を続けると破損に至
る。固定子13のキャン12bが破損すれば、固定子1
3の内部にポンプ取扱液が浸入して、固定子13の巻線
を劣化させる原因となり、キャンドモータ本体の致命的
な故障を引き起こす。
いては、運転中に回転側である軸スリーブ8a、8b及
びスラスト板7a、7bが、固定側である軸受9a、9
bに接触しながら回転するために、一般的にカーボン製
の軸受9a、9bが主に摩耗し、運転時間と共にその摩
耗量が増加していく。このように、運転時間と共にその
摩耗量が増加するにつれて、ロータ5の振れ回りが大き
くなって、摩耗がさらに進むと回転子10のキャン12
a及び固定子13のキャン12bとが接触し始め、回転
子10のキャン12a及び固定子13のキャン12bと
が、それぞれ損傷し、さらに運転を続けると破損に至
る。固定子13のキャン12bが破損すれば、固定子1
3の内部にポンプ取扱液が浸入して、固定子13の巻線
を劣化させる原因となり、キャンドモータ本体の致命的
な故障を引き起こす。
【0007】また、キャンドモータポンプは、キャンド
モータとポンプとの間に軸シール部と一体の圧力容器構
造をとるため、ロータ5の振れ回りを本体外部より目視
することが不可能である。そのため長期の使用や異物の
混入など、何らかの原因により軸受9a、9bに摩耗が
発生した場合においても、その変化を外部より確認する
ことができなかった。そこで軸受9a、9bの摩耗状況
を検出する種々の検出手段が提案されている。
モータとポンプとの間に軸シール部と一体の圧力容器構
造をとるため、ロータ5の振れ回りを本体外部より目視
することが不可能である。そのため長期の使用や異物の
混入など、何らかの原因により軸受9a、9bに摩耗が
発生した場合においても、その変化を外部より確認する
ことができなかった。そこで軸受9a、9bの摩耗状況
を検出する種々の検出手段が提案されている。
【0008】これまで実施されてきた軸受の摩耗状況を
検出する検出手段のうち、電気的検出手段としては、図
5に示す、固定子13の鉄心の両端面に2組の磁気検出
素子S1とS3、S2とS4を設けた構成の検出手段が
ある。該検出手段は軸受9a、9bの半径方向(ラジア
ル方向A)の摩耗を磁気検出素子S1とS3、S2とS
4とで検出し、軸方向(アキシャル方向B)の摩耗は磁
気検出素子S1とS2、若しくはS3とS4とで検出す
る。
検出する検出手段のうち、電気的検出手段としては、図
5に示す、固定子13の鉄心の両端面に2組の磁気検出
素子S1とS3、S2とS4を設けた構成の検出手段が
ある。該検出手段は軸受9a、9bの半径方向(ラジア
ル方向A)の摩耗を磁気検出素子S1とS3、S2とS
4とで検出し、軸方向(アキシャル方向B)の摩耗は磁
気検出素子S1とS2、若しくはS3とS4とで検出す
る。
【0009】その他の電気的検出手段としては、固定子
13の巻線スロット内にサーチコイルを巻き込むもの、
又は特殊な巻線構造のキャンドモータを用いて軸受の摩
耗状況をその巻線を利用して検出する検出手段等があ
る。
13の巻線スロット内にサーチコイルを巻き込むもの、
又は特殊な巻線構造のキャンドモータを用いて軸受の摩
耗状況をその巻線を利用して検出する検出手段等があ
る。
【0010】しかしながら、これらの電気的検出手段の
場合、キャンドモータ自体の構造が複雑で特殊なものと
なってしまい、安価な製品の製造を妨げる原因となった
り、キャンドモータの負荷変動による影響が大きく、摩
耗状況が正確に表示されず信頼性の低下という問題があ
る。
場合、キャンドモータ自体の構造が複雑で特殊なものと
なってしまい、安価な製品の製造を妨げる原因となった
り、キャンドモータの負荷変動による影響が大きく、摩
耗状況が正確に表示されず信頼性の低下という問題があ
る。
【0011】一方、機械的検出手段の一例としては、ロ
ータ5の軸端に該ロータ5と一定の間隔を保ち、エンド
カバー11に固着された機械的接触部と、この接触部が
回転体との接触摩耗によって内部に封入したガスが外部
に排出される機能を備えた検出手段がある。このような
検出手段の場合には、一度検出手段が作動した後は、内
部に封入されたガスが放出されてしまうため、摩耗した
軸受とともに検出手段自体の交換も必要となり、保守部
品の増加を余儀なくされる等の問題を有する。
ータ5の軸端に該ロータ5と一定の間隔を保ち、エンド
カバー11に固着された機械的接触部と、この接触部が
回転体との接触摩耗によって内部に封入したガスが外部
に排出される機能を備えた検出手段がある。このような
検出手段の場合には、一度検出手段が作動した後は、内
部に封入されたガスが放出されてしまうため、摩耗した
軸受とともに検出手段自体の交換も必要となり、保守部
品の増加を余儀なくされる等の問題を有する。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上述した事情
に鑑みてなされたもので、ロータの羽根車側及び反羽根
車側の両側に軸受を配置したキャンドモータポンプにお
いて、その軸受の摩耗進行状況を可視若しくは電気的な
検出手法を用いて、容易に且つ確実に監視できるキャン
ドモータポンプを提供することを目的とする。
に鑑みてなされたもので、ロータの羽根車側及び反羽根
車側の両側に軸受を配置したキャンドモータポンプにお
いて、その軸受の摩耗進行状況を可視若しくは電気的な
検出手法を用いて、容易に且つ確実に監視できるキャン
ドモータポンプを提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
請求項1に記載の発明は、ロータの一端に羽根車を固定
し、該ロータを羽根車側及び反羽根車側の両側に配置し
た軸受で支承するキャンドモータポンプにおいて、モー
タフレーム側板に固定されたエンドカバーに、半径方向
に開口した1乃至複数個の検出穴を設け、該検出穴に透
明な肉厚の円板を嵌合し、更に該円板を固定する中央部
が開口した覆い蓋を該エンドカバーに配設し、且つロー
タの反羽根車側端部に固定したターゲットの先端が軸方
向に該検出穴の略中心になるように配置したことを特徴
とする。
請求項1に記載の発明は、ロータの一端に羽根車を固定
し、該ロータを羽根車側及び反羽根車側の両側に配置し
た軸受で支承するキャンドモータポンプにおいて、モー
タフレーム側板に固定されたエンドカバーに、半径方向
に開口した1乃至複数個の検出穴を設け、該検出穴に透
明な肉厚の円板を嵌合し、更に該円板を固定する中央部
が開口した覆い蓋を該エンドカバーに配設し、且つロー
タの反羽根車側端部に固定したターゲットの先端が軸方
向に該検出穴の略中心になるように配置したことを特徴
とする。
【0014】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
に記載のキャンドモータポンプにおいて、検出穴に嵌合
する円板を固定する覆い蓋に、凸レンズを嵌合したこと
を特徴とする。
に記載のキャンドモータポンプにおいて、検出穴に嵌合
する円板を固定する覆い蓋に、凸レンズを嵌合したこと
を特徴とする。
【0015】また、請求項3に記載の発明は、請求項1
又は2に記載のキャンドモータポンプにおいて、検出穴
に嵌合する円板を固定する覆い蓋に距離を検出するセン
サを固着し、且つエンドカバーに軸方向に開口した別の
1個の検出穴を設け、該検出穴に透明な肉厚な円板を嵌
合し、更に該円板を固定する中央部が開口した覆い蓋を
該エンドカバーに配設し、該覆い蓋にターゲットとの距
離を検出するセンサを固着したことを特徴とする。
又は2に記載のキャンドモータポンプにおいて、検出穴
に嵌合する円板を固定する覆い蓋に距離を検出するセン
サを固着し、且つエンドカバーに軸方向に開口した別の
1個の検出穴を設け、該検出穴に透明な肉厚な円板を嵌
合し、更に該円板を固定する中央部が開口した覆い蓋を
該エンドカバーに配設し、該覆い蓋にターゲットとの距
離を検出するセンサを固着したことを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態例を図
面に基づいて説明する。図1は請求項1に記載の発明の
実施の形態のキャンドモータポンプの構成例を示す断面
図である。本キャンドモータポンプ自体の基本的な構造
は、図5に示す従来例と同一又は相当部分には、同一の
符号を付して、その重複した説明は省略する。以下、他
の実施の形態例でも同様とする。
面に基づいて説明する。図1は請求項1に記載の発明の
実施の形態のキャンドモータポンプの構成例を示す断面
図である。本キャンドモータポンプ自体の基本的な構造
は、図5に示す従来例と同一又は相当部分には、同一の
符号を付して、その重複した説明は省略する。以下、他
の実施の形態例でも同様とする。
【0017】図1に示すように、反羽根車2側の軸受9
bは軸受ホルダ15に嵌合しており、該軸受ホルダー1
5はフレーム側板25bに固定されたエンドカバー11
に嵌合されている。該エンドカバー11には、半径方向
に開口した1乃至4個の検出穴16が設けられ、該検出
穴16に透明な肉厚の円板17が嵌合し、更に該円板1
7を固定するため中央部に開口した覆い蓋18をエンド
カバー11に配設し、且つ円柱状のターゲット19の先
端の凸部19aが軸方向に検出穴16の略中心になるよ
うに、該ターゲット19をロータ5の反羽根車2側の端
部に固定している。
bは軸受ホルダ15に嵌合しており、該軸受ホルダー1
5はフレーム側板25bに固定されたエンドカバー11
に嵌合されている。該エンドカバー11には、半径方向
に開口した1乃至4個の検出穴16が設けられ、該検出
穴16に透明な肉厚の円板17が嵌合し、更に該円板1
7を固定するため中央部に開口した覆い蓋18をエンド
カバー11に配設し、且つ円柱状のターゲット19の先
端の凸部19aが軸方向に検出穴16の略中心になるよ
うに、該ターゲット19をロータ5の反羽根車2側の端
部に固定している。
【0018】上記構成のキャンドモータポンプにおい
て、軸受9a、9bのラジアル方向の摩耗が進行してく
ると、ロータ5は軸受9a、9bが摩耗していない状態
のラジアル方向の隙間に加え、摩耗して形成された隙間
分だけ大きく振れる。このため、ロータ5に固定された
ターゲット19の振れ幅が大きくなってくる。
て、軸受9a、9bのラジアル方向の摩耗が進行してく
ると、ロータ5は軸受9a、9bが摩耗していない状態
のラジアル方向の隙間に加え、摩耗して形成された隙間
分だけ大きく振れる。このため、ロータ5に固定された
ターゲット19の振れ幅が大きくなってくる。
【0019】ここで、円板17は透明なので、キャンド
モータポンプの外部からターゲット19の振れを目視に
て監視できる。しかしながら、ターゲット19の振れ
は、必ずしも軸受9a、9bのラジアル方向の摩耗量と
は等しくない。いわば、間接的にロータの振れをみてい
るからである。そのため、軸受9aのみ摩耗した場合、
軸受9bのみ摩耗した場合、軸受9a、9b共に摩耗し
た場合のそれぞれの場合について実験して、モータ部M
の回転子10のキャン12aと固定子13のキャン12
bとが接触する時のターゲット19の振れの最大値を予
め把握しておき、接触しない程度に若干余裕を見て円板
17に目印を付けておく。
モータポンプの外部からターゲット19の振れを目視に
て監視できる。しかしながら、ターゲット19の振れ
は、必ずしも軸受9a、9bのラジアル方向の摩耗量と
は等しくない。いわば、間接的にロータの振れをみてい
るからである。そのため、軸受9aのみ摩耗した場合、
軸受9bのみ摩耗した場合、軸受9a、9b共に摩耗し
た場合のそれぞれの場合について実験して、モータ部M
の回転子10のキャン12aと固定子13のキャン12
bとが接触する時のターゲット19の振れの最大値を予
め把握しておき、接触しない程度に若干余裕を見て円板
17に目印を付けておく。
【0020】このようにすることによって、軸受9a、
9bが、ラジアル方向にどのように摩耗しても、確実に
摩耗状況を監視して、モータ部Mの回転子10のキャン
12aと固定子13のキャン12bとが接触して破損す
る前に、軸受9a、9bの摩耗限界を検知して、軸受9
a若しくは軸受9bを交換することができる。
9bが、ラジアル方向にどのように摩耗しても、確実に
摩耗状況を監視して、モータ部Mの回転子10のキャン
12aと固定子13のキャン12bとが接触して破損す
る前に、軸受9a、9bの摩耗限界を検知して、軸受9
a若しくは軸受9bを交換することができる。
【0021】また、ロータ5にアキシャルスラストが羽
根車2側に作用するキャンドモータポンプにおいては、
主に軸受9aのアキシャル方向の摩耗が進行してくるの
で、この場合にはロータ5は羽根車2側の方向に進む。
一方、ロータ5にアキシャルスラストが反羽根車2側に
作用するキャンドモータポンプでは、主に軸受9bのア
キシャル方向の摩耗が進行してくるので、この場合には
ロータ5の反羽根車2側方向に進む。いずれの方向に作
用するかは、キャンドモータポンプの各部の寸法によ
り、どちらか一方になる。また、同一のキャンドモータ
ポンプにおいても、運転点を変えることによって、その
方向が変わる場合がありえる。しかし、いずれにして
も、運転点が決まれば、どちらかの一方になる。
根車2側に作用するキャンドモータポンプにおいては、
主に軸受9aのアキシャル方向の摩耗が進行してくるの
で、この場合にはロータ5は羽根車2側の方向に進む。
一方、ロータ5にアキシャルスラストが反羽根車2側に
作用するキャンドモータポンプでは、主に軸受9bのア
キシャル方向の摩耗が進行してくるので、この場合には
ロータ5の反羽根車2側方向に進む。いずれの方向に作
用するかは、キャンドモータポンプの各部の寸法によ
り、どちらか一方になる。また、同一のキャンドモータ
ポンプにおいても、運転点を変えることによって、その
方向が変わる場合がありえる。しかし、いずれにして
も、運転点が決まれば、どちらかの一方になる。
【0022】このアキシャル方向についても、軸受が摩
耗しない状態の時に、キャンドモータポンプを規定の運
転点で運転しながら、ターゲット19の端面に合わせて
円板17に目印を付けておくことによって、長時間の運
転経過後、軸受9a、9bが摩耗した場合、どちらが摩
耗したかがわかる。ラジアル方向の摩耗と同様に、軸受
9a、9bの摩耗状況を外部から監視し、軸受9a、9
bが摩耗限界に達した時に検知し、軸受9a若しくは9
bを交換することができる。ここで、円板17は肉厚に
しているため、ポンプ取扱液の内圧に対して充分な強度
を有する。
耗しない状態の時に、キャンドモータポンプを規定の運
転点で運転しながら、ターゲット19の端面に合わせて
円板17に目印を付けておくことによって、長時間の運
転経過後、軸受9a、9bが摩耗した場合、どちらが摩
耗したかがわかる。ラジアル方向の摩耗と同様に、軸受
9a、9bの摩耗状況を外部から監視し、軸受9a、9
bが摩耗限界に達した時に検知し、軸受9a若しくは9
bを交換することができる。ここで、円板17は肉厚に
しているため、ポンプ取扱液の内圧に対して充分な強度
を有する。
【0023】また、図2(a)乃至図2(d)は、半径
方向に開口した検出穴16が1乃至4個の状態を示す図
で、ターゲット19の端面付近における垂直断面を示す
図である。例えば、図2(a)、(b)に示すように、
検出穴16が垂直に1個又は2個の場合、軸受9a、9
bのラジアル方向の摩耗のうち、特に水平方向の摩耗状
況を検知できる。また、図示は省略するが検出穴16が
水平に1又は2個の場合、軸受9a、9bのラジアル方
向の摩耗のうち、特に垂直方向の摩耗状況を検知でき
る。また、図2(c)、(d)に示すように、検出穴1
6が垂直及び水平にそれぞれ1又は2個の場合、軸受9
a、9bのラジアル方向の摩耗の水平方向及び垂直方向
の両方を検知できる。
方向に開口した検出穴16が1乃至4個の状態を示す図
で、ターゲット19の端面付近における垂直断面を示す
図である。例えば、図2(a)、(b)に示すように、
検出穴16が垂直に1個又は2個の場合、軸受9a、9
bのラジアル方向の摩耗のうち、特に水平方向の摩耗状
況を検知できる。また、図示は省略するが検出穴16が
水平に1又は2個の場合、軸受9a、9bのラジアル方
向の摩耗のうち、特に垂直方向の摩耗状況を検知でき
る。また、図2(c)、(d)に示すように、検出穴1
6が垂直及び水平にそれぞれ1又は2個の場合、軸受9
a、9bのラジアル方向の摩耗の水平方向及び垂直方向
の両方を検知できる。
【0024】図2(e)は請求項2に記載の発明の実施
の形態例のキャンドモータポンプのターゲット19の端
面付近における垂直断面を示す図である。図示するよう
に、覆い蓋18に凸レンズ20が嵌合している。このよ
うな構成とすることにより、図2(a)乃至(d)で説
明した効果があるのに加え、凸レンズ20を具備するこ
とより、より拡大して正確に摩耗状況を検知できる。図
3は図2(e)の覆い蓋18に凸レンズ20を設けたキ
ャンドモータポンプ、即ち請求項2に記載の発明の実施
の形態例のキャンドモータポンプの構成例を示す断面図
である。
の形態例のキャンドモータポンプのターゲット19の端
面付近における垂直断面を示す図である。図示するよう
に、覆い蓋18に凸レンズ20が嵌合している。このよ
うな構成とすることにより、図2(a)乃至(d)で説
明した効果があるのに加え、凸レンズ20を具備するこ
とより、より拡大して正確に摩耗状況を検知できる。図
3は図2(e)の覆い蓋18に凸レンズ20を設けたキ
ャンドモータポンプ、即ち請求項2に記載の発明の実施
の形態例のキャンドモータポンプの構成例を示す断面図
である。
【0025】また、図4は請求項3に記載の本発明の実
施の形態例のキャンドモータポンプの構成例を示す断面
図である。図示するように、検出穴16に嵌合する円板
17を固定する覆い蓋18に距離を検出するセンサ21
を固着し、該センサ21で、軸受9a、9bのラジアル
方向の摩耗を検出する。また、検出穴16の軸方向にセ
ンサ22を配設し、該センサ22で軸受9a、9bのア
キシャル方向の摩耗を検出する。このような構成を採用
することにより、上記請求項1に記載の発明の実施の形
態例で説明した効果と同様に、軸受9a、9bの摩耗進
行状況を容易に且つ確実に監視することができる。
施の形態例のキャンドモータポンプの構成例を示す断面
図である。図示するように、検出穴16に嵌合する円板
17を固定する覆い蓋18に距離を検出するセンサ21
を固着し、該センサ21で、軸受9a、9bのラジアル
方向の摩耗を検出する。また、検出穴16の軸方向にセ
ンサ22を配設し、該センサ22で軸受9a、9bのア
キシャル方向の摩耗を検出する。このような構成を採用
することにより、上記請求項1に記載の発明の実施の形
態例で説明した効果と同様に、軸受9a、9bの摩耗進
行状況を容易に且つ確実に監視することができる。
【0026】更に、センサ21及びセンサ22と回路と
のケーブルを、エンドカバー11とキャンドモータの端
子箱との間で鋼管等の外気とは遮断することによって、
防爆地域での使用を可能にすることができる。
のケーブルを、エンドカバー11とキャンドモータの端
子箱との間で鋼管等の外気とは遮断することによって、
防爆地域での使用を可能にすることができる。
【0027】
【発明の効果】以上、説明したように各請求項に記載の
発明によれば、下記のような優れた効果が得られる。
発明によれば、下記のような優れた効果が得られる。
【0028】請求項1に記載の発明によれば、エンドカ
バーに、半径方向に開口した1乃至複数個の検出穴を設
け、該検出穴に透明な肉厚の円板を嵌合し、更に該円板
を固定する中央部が開口した覆い蓋を該エンドカバーに
配設し、且つロータの反羽根車側端部に固定したターゲ
ットの先端が軸方向に該検出穴の略中心になるように配
置したので、軸受の摩耗の進行状況を可視的な検出手法
を用いて、容易にかつ確実に監視することができる。
バーに、半径方向に開口した1乃至複数個の検出穴を設
け、該検出穴に透明な肉厚の円板を嵌合し、更に該円板
を固定する中央部が開口した覆い蓋を該エンドカバーに
配設し、且つロータの反羽根車側端部に固定したターゲ
ットの先端が軸方向に該検出穴の略中心になるように配
置したので、軸受の摩耗の進行状況を可視的な検出手法
を用いて、容易にかつ確実に監視することができる。
【0029】また、請求項2に記載の発明によれば、検
出穴に嵌合する円板を固定する覆い蓋に、凸レンズを嵌
合したので、より拡大して正確な軸受の摩耗状況を検知
できるため、軸受の摩耗の進行状況を可視的な検出手法
を用いて、さらに容易にかつ確実に監視することができ
る。
出穴に嵌合する円板を固定する覆い蓋に、凸レンズを嵌
合したので、より拡大して正確な軸受の摩耗状況を検知
できるため、軸受の摩耗の進行状況を可視的な検出手法
を用いて、さらに容易にかつ確実に監視することができ
る。
【0030】また、請求項3に記載の発明によれば、検
出穴に嵌合する円板を固定する覆い蓋に距離を検出する
センサを固着し、且つエンドカバーに軸方向に開口した
別の1個の検出穴を設け、該検出穴に透明な肉厚の円板
を嵌合し、更に該円板を固定する中央部が開口した覆い
蓋を該エンドカバーに配設し、該覆い蓋にターゲットと
の距離を検出するセンサを固着したので、軸受の摩耗の
進行状況を電気的な検出手法を用いて、さらに容易にか
つ確実に監視することができる。
出穴に嵌合する円板を固定する覆い蓋に距離を検出する
センサを固着し、且つエンドカバーに軸方向に開口した
別の1個の検出穴を設け、該検出穴に透明な肉厚の円板
を嵌合し、更に該円板を固定する中央部が開口した覆い
蓋を該エンドカバーに配設し、該覆い蓋にターゲットと
の距離を検出するセンサを固着したので、軸受の摩耗の
進行状況を電気的な検出手法を用いて、さらに容易にか
つ確実に監視することができる。
【図1】請求項1に記載の発明のキャンドモータポンプ
の構成例を示す断面図である。
の構成例を示す断面図である。
【図2】図1に示すキャンドモータポンプの検出穴の取
付け状態の詳細を示す断面図である。
付け状態の詳細を示す断面図である。
【図3】請求項2に記載の発明のキャンドモータポンプ
の構成例を示す断面図である。
の構成例を示す断面図である。
【図4】請求項3に記載の発明のキャンドモータポンプ
の構成例を示す断面図である。
の構成例を示す断面図である。
【図5】従来のキャンドモータポンプの構成例を示す断
面図である。
面図である。
1 ポンプケーシング 2 羽根車 3 ケーシングカバー 4 流通孔 5 ロータ 6 ディスタンスピース(スリーブ) 7a,b スラスト板 8a,b 軸スリーブ 9a,b 軸受 10 回転子 11 エンドカバー 12a,b キャン 13 固定子 14 貫通孔 15 軸受ホルダ 16 検出穴 17 円板 18 覆い蓋 19 ターゲット 20 凸レンズ 21 センサ 22 センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 平田 智敏 東京都大田区羽田旭町11番1号 株式会社 荏原製作所内 (72)発明者 山崎 智行 神奈川県藤沢市本藤沢4丁目1番1号 株 式会社荏原電産内 (72)発明者 二ノ宮 宏則 神奈川県藤沢市本藤沢4丁目1番1号 株 式会社荏原電産内 (72)発明者 黒沼 隆行 神奈川県藤沢市本藤沢4丁目1番1号 株 式会社荏原電産内
Claims (3)
- 【請求項1】 ロータの一端に羽根車を固定し、該ロー
タを羽根車側及び反羽根車側の両側に配置した軸受で支
承するキャンドモータポンプにおいて、 モータフレーム側板に固定されたエンドカバーに、半径
方向に開口した1乃至複数個の検出穴を設け、該検出穴
に透明な肉厚の円板を嵌合し、更に該円板を固定する中
央部が開口した覆い蓋を該エンドカバーに配設し、且つ
前記ロータの反羽根車側端部に固定したターゲットの先
端が軸方向に該検出穴の略中心になるように配置したこ
とを特徴とするキャンドモータポンプ。 - 【請求項2】 請求項1に記載のキャンドモータポンプ
において、 前記検出穴に嵌合する円板を固定する覆い蓋に、凸レン
ズを嵌合したことを特徴とするキャンドモータポンプ。 - 【請求項3】 請求項1又は2に記載のキャンドモータ
ポンプにおいて、 前記検出穴に嵌合する円板を固定する覆い蓋に距離を検
出するセンサを固着し、且つ前記エンドカバーに軸方向
に開口した別の1個の検出穴を設け、該検出穴に透明な
肉厚な円板を嵌合し、更に該円板を固定する中央部が開
口した覆い蓋を該エンドカバーに配設し、該覆い蓋に前
記ターゲットとの距離を検出するセンサを固着したこと
を特徴とするキャンドモータポンプ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16090298A JPH11351185A (ja) | 1998-06-09 | 1998-06-09 | キャンドモータポンプ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16090298A JPH11351185A (ja) | 1998-06-09 | 1998-06-09 | キャンドモータポンプ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11351185A true JPH11351185A (ja) | 1999-12-21 |
Family
ID=15724826
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16090298A Pending JPH11351185A (ja) | 1998-06-09 | 1998-06-09 | キャンドモータポンプ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11351185A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103712547A (zh) * | 2014-01-07 | 2014-04-09 | 王允学 | 轴承监测仪 |
| JP2017189022A (ja) * | 2016-04-06 | 2017-10-12 | 株式会社日立産機システム | 回転電機 |
| JP2018178864A (ja) * | 2017-04-14 | 2018-11-15 | 株式会社荏原製作所 | 横軸ポンプ |
-
1998
- 1998-06-09 JP JP16090298A patent/JPH11351185A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103712547A (zh) * | 2014-01-07 | 2014-04-09 | 王允学 | 轴承监测仪 |
| JP2017189022A (ja) * | 2016-04-06 | 2017-10-12 | 株式会社日立産機システム | 回転電機 |
| JP2018178864A (ja) * | 2017-04-14 | 2018-11-15 | 株式会社荏原製作所 | 横軸ポンプ |
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