JPH11352000A - タンク検査方法およびその装置 - Google Patents
タンク検査方法およびその装置Info
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- JPH11352000A JPH11352000A JP15737398A JP15737398A JPH11352000A JP H11352000 A JPH11352000 A JP H11352000A JP 15737398 A JP15737398 A JP 15737398A JP 15737398 A JP15737398 A JP 15737398A JP H11352000 A JPH11352000 A JP H11352000A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 大掛かりな足場が不要で、ガス検知液を用い
ずにタンクの微小貫通孔等の欠陥箇所を正確かつ短時間
で探査でき、自動化も可能ならしめるようにする。 【解決手段】 被検ガスをタンク外面側に装入した後、
タンク内面16aから離れた位置よりマニピュレータ2
を操作して、マニピュレータ2の腕の先端に取り付けた
ガスセンサ1を複数個配列した検査装置をタンク内面1
6aに近設させ、所定面積部分の被検ガス漏洩検知を一
度に行うことで、この所定面積部分の貫通孔の検査を行
い、各ガスセンサ1…により被検ガスの漏洩が検知され
たことが報知されると、各ガスセンサ1…に対応して設
けたマーカー4で被検ガスの漏洩箇所にマーキングす
る。
ずにタンクの微小貫通孔等の欠陥箇所を正確かつ短時間
で探査でき、自動化も可能ならしめるようにする。 【解決手段】 被検ガスをタンク外面側に装入した後、
タンク内面16aから離れた位置よりマニピュレータ2
を操作して、マニピュレータ2の腕の先端に取り付けた
ガスセンサ1を複数個配列した検査装置をタンク内面1
6aに近設させ、所定面積部分の被検ガス漏洩検知を一
度に行うことで、この所定面積部分の貫通孔の検査を行
い、各ガスセンサ1…により被検ガスの漏洩が検知され
たことが報知されると、各ガスセンサ1…に対応して設
けたマーカー4で被検ガスの漏洩箇所にマーキングす
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、タンクからの流体
漏れの原因となる貫通孔等の欠陥の有無を検査し、欠陥
箇所を探査するタンク検査方法およびその装置に関す
る。
漏れの原因となる貫通孔等の欠陥の有無を検査し、欠陥
箇所を探査するタンク検査方法およびその装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】タンクは、製作後に流体漏れの原因とな
る貫通孔等の欠陥がないか検査し、欠陥箇所を探査する
必要がある。このタンク検査を、従来は以下のような手
順で行っている。
る貫通孔等の欠陥がないか検査し、欠陥箇所を探査する
必要がある。このタンク検査を、従来は以下のような手
順で行っている。
【0003】すなわち、タンク製作後、内部に検査用足
場を架設し、タンク内面に被検ガス(例えばアンモニア
ガス)により変色するガス検知液を塗布しておき、タン
ク外面側(タンク外面と防熱層との間の隙間)にアンモ
ニアガスを装入し、アンモニアガスが貫通孔等の欠陥を
通り、タンク内面に漏洩するのを、塗布しておいたガス
検知液の変色箇所を目視観察により調べ、検査する。
場を架設し、タンク内面に被検ガス(例えばアンモニア
ガス)により変色するガス検知液を塗布しておき、タン
ク外面側(タンク外面と防熱層との間の隙間)にアンモ
ニアガスを装入し、アンモニアガスが貫通孔等の欠陥を
通り、タンク内面に漏洩するのを、塗布しておいたガス
検知液の変色箇所を目視観察により調べ、検査する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来は、
タンク検査を、タンク内面にガス検知液を塗布し、タン
ク外面側に装入したアンモニアガスがタンク内面に漏洩
するのを、ガス検知液の変色を目視観察することで行な
っているため、以下のような問題が存在していた。 タンク内に全足場を架設する必要があるため、架設、
解体に多大な作業を要し、作業時間、コストが多大にか
かる。 足場架設時、解体時にタンク内面を破損することがあ
り、補修を要することがある。 検査作業として、タンク内面表面清掃、ガス検知液塗
布、アンモニアガス装入、所定時間経過後、目視検査、
ガス検知液の拭き取り清掃の作業を行っているが、足場
上での作業であり、墜落等の防止対策が必要であるな
ど、制約が多く、作業時間も多くかかる。 タンクが大型の場合には、アンモニアガス装入後、ア
ンモニアガスがタンク全体に行き渡り、貫通孔へ浸透
し、内面に塗布したガス検知液と反応し変色するのに数
十時間以上の時間を要し、待ち時間が生じ、効率が悪
い。 貫通孔の検出精度は、塗布されたガス検知液の膜厚に
よって左右されるためにバラツキが生じる。つまり、ガ
ス検知液は、アンモニアガスと所定時間以上接触し反応
することにより変色するものであるため、塗布膜厚が薄
い場合には、アンモニアガスがガス検知液皮膜を短時間
で透過し、十分な接触時間をとることができず、また塗
布膜厚が厚い場合には、アンモニアガスによるガス検知
液皮膜の変色が皮膜内部にとどまり、ガス検知液皮膜表
面に現れない。いずれの場合も、貫通孔の検出ができな
いことがある。適正なガス検知液の塗布膜厚は50±10μ
mであるが、この範囲に膜厚を管理して塗布するには手
間がかかる。
タンク検査を、タンク内面にガス検知液を塗布し、タン
ク外面側に装入したアンモニアガスがタンク内面に漏洩
するのを、ガス検知液の変色を目視観察することで行な
っているため、以下のような問題が存在していた。 タンク内に全足場を架設する必要があるため、架設、
解体に多大な作業を要し、作業時間、コストが多大にか
かる。 足場架設時、解体時にタンク内面を破損することがあ
り、補修を要することがある。 検査作業として、タンク内面表面清掃、ガス検知液塗
布、アンモニアガス装入、所定時間経過後、目視検査、
ガス検知液の拭き取り清掃の作業を行っているが、足場
上での作業であり、墜落等の防止対策が必要であるな
ど、制約が多く、作業時間も多くかかる。 タンクが大型の場合には、アンモニアガス装入後、ア
ンモニアガスがタンク全体に行き渡り、貫通孔へ浸透
し、内面に塗布したガス検知液と反応し変色するのに数
十時間以上の時間を要し、待ち時間が生じ、効率が悪
い。 貫通孔の検出精度は、塗布されたガス検知液の膜厚に
よって左右されるためにバラツキが生じる。つまり、ガ
ス検知液は、アンモニアガスと所定時間以上接触し反応
することにより変色するものであるため、塗布膜厚が薄
い場合には、アンモニアガスがガス検知液皮膜を短時間
で透過し、十分な接触時間をとることができず、また塗
布膜厚が厚い場合には、アンモニアガスによるガス検知
液皮膜の変色が皮膜内部にとどまり、ガス検知液皮膜表
面に現れない。いずれの場合も、貫通孔の検出ができな
いことがある。適正なガス検知液の塗布膜厚は50±10μ
mであるが、この範囲に膜厚を管理して塗布するには手
間がかかる。
【0005】本発明の技術的課題は、足場が不要で、ガ
ス検知液を用いずにタンクの微小貫通孔等の欠陥箇所を
正確かつ短時間で探査でき、自動化も可能ならしめるよ
うにすることにある。
ス検知液を用いずにタンクの微小貫通孔等の欠陥箇所を
正確かつ短時間で探査でき、自動化も可能ならしめるよ
うにすることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
タンク検査方法は、被検ガスをタンク外面側に装入した
後、タンク内面から離れた位置よりマニピュレータを操
作して、マニピュレータの腕の先端に取り付けたガスセ
ンサを複数個配列してなる検査装置をタンク内面に近設
させ、所定面積部分の被検ガス漏洩検知を一度に行うこ
とで、所定面積部分の貫通孔の検査を行い、各ガスセン
サにより被検ガスの漏洩が検知されたことが報知される
と、各ガスセンサが検知した被検ガスの漏洩箇所ヘそれ
ぞれマーキングする。これら一連の工程をタンク内面に
沿ってマニピュレータを移動させながら順次行うことで
タンク内面を走査することを特徴としている。
タンク検査方法は、被検ガスをタンク外面側に装入した
後、タンク内面から離れた位置よりマニピュレータを操
作して、マニピュレータの腕の先端に取り付けたガスセ
ンサを複数個配列してなる検査装置をタンク内面に近設
させ、所定面積部分の被検ガス漏洩検知を一度に行うこ
とで、所定面積部分の貫通孔の検査を行い、各ガスセン
サにより被検ガスの漏洩が検知されたことが報知される
と、各ガスセンサが検知した被検ガスの漏洩箇所ヘそれ
ぞれマーキングする。これら一連の工程をタンク内面に
沿ってマニピュレータを移動させながら順次行うことで
タンク内面を走査することを特徴としている。
【0007】また、この方法に用いられる請求項3の装
置は、マニピュレータの腕の先端に、被検ガスを検出す
るガスセンサを所定数配列してそれぞれの計測面が同方
向になるように保持してなるホルダを取り付けるととも
に、ホルダの各ガスセンサ近傍にそれぞれ独立させて、
各ガスセンサが検知した被検ガスの漏洩箇所ヘマーキン
グするマーカーを設置し、ホルダまたはマニピュレータ
の走行部となる移動台車に、各ガスセンサが被検ガスの
漏洩を検知したことを報知する報知手段を設けたもので
ある。
置は、マニピュレータの腕の先端に、被検ガスを検出す
るガスセンサを所定数配列してそれぞれの計測面が同方
向になるように保持してなるホルダを取り付けるととも
に、ホルダの各ガスセンサ近傍にそれぞれ独立させて、
各ガスセンサが検知した被検ガスの漏洩箇所ヘマーキン
グするマーカーを設置し、ホルダまたはマニピュレータ
の走行部となる移動台車に、各ガスセンサが被検ガスの
漏洩を検知したことを報知する報知手段を設けたもので
ある。
【0008】また、本発明の請求項2に係るタンク検査
方法は、被検ガスをタンク外面側に装入した後、タンク
内面から離れた位置より吸着手段付走行台車を操作し
て、走行台車に搭載したガスセンサを複数個配列してな
る検査装置をタンク内面に近設させ、所定面積部分の被
検ガス漏洩検知を一度に行うことで、所定面積部分の貫
通孔の検査を行い、各ガスセンサにより被検ガスの漏洩
が検知されたことが報知されると、各ガスセンサが検知
した被検ガスの漏洩箇所ヘそれぞれマーキングする。こ
れら一連の工程をタンク内面に沿って走行台車を移動さ
せながら順次行うことでタンク内面を走査することを特
徴としている。
方法は、被検ガスをタンク外面側に装入した後、タンク
内面から離れた位置より吸着手段付走行台車を操作し
て、走行台車に搭載したガスセンサを複数個配列してな
る検査装置をタンク内面に近設させ、所定面積部分の被
検ガス漏洩検知を一度に行うことで、所定面積部分の貫
通孔の検査を行い、各ガスセンサにより被検ガスの漏洩
が検知されたことが報知されると、各ガスセンサが検知
した被検ガスの漏洩箇所ヘそれぞれマーキングする。こ
れら一連の工程をタンク内面に沿って走行台車を移動さ
せながら順次行うことでタンク内面を走査することを特
徴としている。
【0009】また、この方法に用いられる請求項4の装
置は、被検ガスを検出するガスセンサを所定数配列し
て、それぞれの計測面が同方向になるように吸着手段付
走行台車に搭載するとともに、各ガスセンサ近傍にそれ
ぞれ独立させて、各ガスセンサが検知した被検ガスの漏
洩箇所ヘマーキングするマーカーを設置し、走行台車ま
たはこの走行台車をコントロールする制御操作器に、各
ガスセンサが被検ガスの漏洩を検知したことを報知する
報知手段を設けたものである。
置は、被検ガスを検出するガスセンサを所定数配列し
て、それぞれの計測面が同方向になるように吸着手段付
走行台車に搭載するとともに、各ガスセンサ近傍にそれ
ぞれ独立させて、各ガスセンサが検知した被検ガスの漏
洩箇所ヘマーキングするマーカーを設置し、走行台車ま
たはこの走行台車をコントロールする制御操作器に、各
ガスセンサが被検ガスの漏洩を検知したことを報知する
報知手段を設けたものである。
【0010】請求項1と請求項2の各方法、および請求
項3と請求項4の各装置において、被検ガスとしては、
例えばアンモニアガス、炭酸ガス、ヘリウムガス、アセ
チレンガス、笑気ガス等を用いることができる。また使
用可能なガスセンサとしては、大別すると電気化学式セ
ンサとセラミックセンサがある。更に被検ガスとして例
えばアンモニアガスを用いる場合は、電気化学式センサ
に分類される定電位電解式センサやセラミックセンサに
分類される半導体式センサ、熱線型半導体式センサ等が
採用可能である。被検ガスとして他のガスを用いる場合
には、ガスの種類によるが、接触燃焼式、熱伝導度式、
ガルバ二電池式、非分散型赤外線式、質量分析計方式等
の検知原理のセンサの使用が可能である。またガスセン
サは、これに対応してマーカーを設置できればよく、そ
の数、列数は限定されるものではない。更にマーカー
は、対応するガスセンサが被検ガスの漏洩を検知した時
に自動的にタンク面にマーキングを行うように設定して
もよく、また被検ガスの漏洩を検知したガスセンサに対
応するマーカーをオペレータが選択スイッチによって選
択することでマーキング動作させるようにしてもよい。
項3と請求項4の各装置において、被検ガスとしては、
例えばアンモニアガス、炭酸ガス、ヘリウムガス、アセ
チレンガス、笑気ガス等を用いることができる。また使
用可能なガスセンサとしては、大別すると電気化学式セ
ンサとセラミックセンサがある。更に被検ガスとして例
えばアンモニアガスを用いる場合は、電気化学式センサ
に分類される定電位電解式センサやセラミックセンサに
分類される半導体式センサ、熱線型半導体式センサ等が
採用可能である。被検ガスとして他のガスを用いる場合
には、ガスの種類によるが、接触燃焼式、熱伝導度式、
ガルバ二電池式、非分散型赤外線式、質量分析計方式等
の検知原理のセンサの使用が可能である。またガスセン
サは、これに対応してマーカーを設置できればよく、そ
の数、列数は限定されるものではない。更にマーカー
は、対応するガスセンサが被検ガスの漏洩を検知した時
に自動的にタンク面にマーキングを行うように設定して
もよく、また被検ガスの漏洩を検知したガスセンサに対
応するマーカーをオペレータが選択スイッチによって選
択することでマーキング動作させるようにしてもよい。
【0011】
【発明の実施の形態】実施形態1.以下、本発明の第1
の実施形態に係るタンク検査方法およびこの方法に用い
られる装置を図1乃至図7に基づき説明する。図1はこ
の第1実施形態に係るタンク検査装置の構成を示す図
で、(a)はガスセンサ部の平面図、(b)はガスセン
サ部とマニピュレータ及び移動台車との関係を概略的に
示す一部断面表示を含む側面図、図2乃至図4は図1の
装置を用いてタンクを検査する方法の説明図、図5は図
1の装置でアンモニアガスセンサを採用した場合の検知
性能を貫通孔−センサ間距離と検知限界最小貫通孔との
関係で示す線図、図6はアンモニアガスセンサである定
電位電解式センサの検知原理を説明するための回路図、
図7は同じくアンモニアガスセンサである半導体式セン
サの検知原理を説明するための回路図である。
の実施形態に係るタンク検査方法およびこの方法に用い
られる装置を図1乃至図7に基づき説明する。図1はこ
の第1実施形態に係るタンク検査装置の構成を示す図
で、(a)はガスセンサ部の平面図、(b)はガスセン
サ部とマニピュレータ及び移動台車との関係を概略的に
示す一部断面表示を含む側面図、図2乃至図4は図1の
装置を用いてタンクを検査する方法の説明図、図5は図
1の装置でアンモニアガスセンサを採用した場合の検知
性能を貫通孔−センサ間距離と検知限界最小貫通孔との
関係で示す線図、図6はアンモニアガスセンサである定
電位電解式センサの検知原理を説明するための回路図、
図7は同じくアンモニアガスセンサである半導体式セン
サの検知原理を説明するための回路図である。
【0012】この第1実施形態のタンク検査装置は、図
1に示すように被検ガスを検出する複数のガスセンサ1
…を配列(ここでは1列40個のものを2列:2×40
個配列)して、各ガスセンサ1…の30mm直径の計測面
1a…が同方向になるように、マニピュレータ2の腕の
先端に取り付けた矩形ホルダ3に保持させて、60×1
200mmの範囲を一度に検査できるようにしている。ま
たホルダ3内の各ガスセンサ1…近傍には、それぞれ独
立させて、各ガスセンサ1…が検知した被検ガスの漏洩
箇所ヘマーキングするインクジェットマーキングノズル
からなるマーカー4…を設置するとともに、オペレータ
の目に付きやすいホルダ3背面に、各ガスセンサ1…が
被検ガスの漏洩を検知したことを報知する第1の報知手
段としてガス検知ランプ5を設けている。更にマニピュ
レータ2の走行部となる移動台車12には、各ガスセン
サ1…やガス検知ランプ5、マーカー4…、及びマニピ
ュレータ駆動部等と接続された制御装置6が設置されて
いる。
1に示すように被検ガスを検出する複数のガスセンサ1
…を配列(ここでは1列40個のものを2列:2×40
個配列)して、各ガスセンサ1…の30mm直径の計測面
1a…が同方向になるように、マニピュレータ2の腕の
先端に取り付けた矩形ホルダ3に保持させて、60×1
200mmの範囲を一度に検査できるようにしている。ま
たホルダ3内の各ガスセンサ1…近傍には、それぞれ独
立させて、各ガスセンサ1…が検知した被検ガスの漏洩
箇所ヘマーキングするインクジェットマーキングノズル
からなるマーカー4…を設置するとともに、オペレータ
の目に付きやすいホルダ3背面に、各ガスセンサ1…が
被検ガスの漏洩を検知したことを報知する第1の報知手
段としてガス検知ランプ5を設けている。更にマニピュ
レータ2の走行部となる移動台車12には、各ガスセン
サ1…やガス検知ランプ5、マーカー4…、及びマニピ
ュレータ駆動部等と接続された制御装置6が設置されて
いる。
【0013】制御装置6は、少なくとも各ガスセンサ1
…が被検ガスの漏洩を検知したことをセンサ毎に識別表
示して知らせる第2の報知手段としての機能を備えた表
示器7と、予め設定された座標に基づき、各ガスセンサ
1…が検知した被検ガスの漏洩個所を演算により求める
演算手段を有する制御器8と、演算結果を記録する記録
器9と、マニピュレータ操作器13と、バッテリからな
る駆動電源11とを有している。制御器8は、更に各ガ
スセンサ1…の感度調整、検査対象となるタンク16の
内面16aへの検査装置の近設保持時間タイマの設定、
マーキングの制御等の機能を備えている。マニピュレー
タ操作器13には、マニピュレータ2の操作ボタンの
他、移動台車12の操作ボタンも設けられている。
…が被検ガスの漏洩を検知したことをセンサ毎に識別表
示して知らせる第2の報知手段としての機能を備えた表
示器7と、予め設定された座標に基づき、各ガスセンサ
1…が検知した被検ガスの漏洩個所を演算により求める
演算手段を有する制御器8と、演算結果を記録する記録
器9と、マニピュレータ操作器13と、バッテリからな
る駆動電源11とを有している。制御器8は、更に各ガ
スセンサ1…の感度調整、検査対象となるタンク16の
内面16aへの検査装置の近設保持時間タイマの設定、
マーキングの制御等の機能を備えている。マニピュレー
タ操作器13には、マニピュレータ2の操作ボタンの
他、移動台車12の操作ボタンも設けられている。
【0014】また、ホルダ3の長手両端壁の外面両側に
は、それぞれ懸架装置14を介して4個の車輪15…が
取り付けられており、通常は懸架装置14のばねの働き
によって各車輪15…がホルダ3の先端面すなわち各ガ
スセンサ1…の計測面1a…よりも突出して検査装置の
本体を被計測面より浮かし、検査装置の移動をスムーズ
に行えるようになっているとともに、欠陥箇所の探査部
位にてマニピュレータ2により押された際には、懸架装
置14のばね力に抗してホルダ3の先端面より縮退し、
各ガスセンサ1…の計測面1a…が検査対象となるタン
ク16の内面16aに近設できるようになっている。な
お、懸架装置14としては、図1に矢印17で示すよう
に車軸支持リンクが揺動自在な揺動方式や、矢印18で
示すように車軸支持リンクが被計測面に対して進退自在
な直動方式等、種々採用可能であることは言うまでもな
い。
は、それぞれ懸架装置14を介して4個の車輪15…が
取り付けられており、通常は懸架装置14のばねの働き
によって各車輪15…がホルダ3の先端面すなわち各ガ
スセンサ1…の計測面1a…よりも突出して検査装置の
本体を被計測面より浮かし、検査装置の移動をスムーズ
に行えるようになっているとともに、欠陥箇所の探査部
位にてマニピュレータ2により押された際には、懸架装
置14のばね力に抗してホルダ3の先端面より縮退し、
各ガスセンサ1…の計測面1a…が検査対象となるタン
ク16の内面16aに近設できるようになっている。な
お、懸架装置14としては、図1に矢印17で示すよう
に車軸支持リンクが揺動自在な揺動方式や、矢印18で
示すように車軸支持リンクが被計測面に対して進退自在
な直動方式等、種々採用可能であることは言うまでもな
い。
【0015】また、ホルダ3内の四隅には、それぞれ距
離センサ19…がその距離計測面を各ガスセンサ1…の
計測面1a…と同方向になるように配置され、制御装置
6に接続されている。更にホルダ3の背面に、各ガスセ
ンサ1…の計測面1a…がタンク内面16aに近設した
ことをオペレータに知らせる近設検知ランプ21が設け
られている。各ガスセンサ1…の計測面1a…がタンク
内面16aに近設したか否かの判断は、各距離センサ1
9…で検出されるタンク内面16aとの距離がいずれも
所定距離以下(例えば3mm以下)となった場合に近設し
たと制御装置6が判断し、近設検知ランプ21を点灯さ
せる。
離センサ19…がその距離計測面を各ガスセンサ1…の
計測面1a…と同方向になるように配置され、制御装置
6に接続されている。更にホルダ3の背面に、各ガスセ
ンサ1…の計測面1a…がタンク内面16aに近設した
ことをオペレータに知らせる近設検知ランプ21が設け
られている。各ガスセンサ1…の計測面1a…がタンク
内面16aに近設したか否かの判断は、各距離センサ1
9…で検出されるタンク内面16aとの距離がいずれも
所定距離以下(例えば3mm以下)となった場合に近設し
たと制御装置6が判断し、近設検知ランプ21を点灯さ
せる。
【0016】次に、この第1実施形態の装置を用いてタ
ンクを検査する方法について説明する。この第1実施形
態の装置では、被検ガスとしてアンモニアガスを用い、
ガスセンサとしてアンモニアガスの検知が可能な図6に
示す定電位電解式センサを用いているが、ガスセンサは
図7に示す半導体式センサや熱線型半導体式センサ(図
示せず)の採用も可能である。
ンクを検査する方法について説明する。この第1実施形
態の装置では、被検ガスとしてアンモニアガスを用い、
ガスセンサとしてアンモニアガスの検知が可能な図6に
示す定電位電解式センサを用いているが、ガスセンサは
図7に示す半導体式センサや熱線型半導体式センサ(図
示せず)の採用も可能である。
【0017】定電位電解式センサは、図6に示す如く周
知のように作用極(W.E)、対極(C.E)、及び比
較極(R.E)の三電極を有し、酸性電解溶液中に浸漬
されて電解槽により保持され、各電極がポテンショスタ
ット回路と接続されて構成されている。したがって、比
較極(R.E)に対して一定の電位に保たれている作用
極(W.E)にガスが通気されると、作用極(W.E)
と対極(C.E)で同時に反応が起こり、外部回路に電
解電流iが流れる。この電解電流iは、ファラデーの法
則によりガス濃度に比例するから、電解電流iを測定す
ることでガス濃度が測定できる。
知のように作用極(W.E)、対極(C.E)、及び比
較極(R.E)の三電極を有し、酸性電解溶液中に浸漬
されて電解槽により保持され、各電極がポテンショスタ
ット回路と接続されて構成されている。したがって、比
較極(R.E)に対して一定の電位に保たれている作用
極(W.E)にガスが通気されると、作用極(W.E)
と対極(C.E)で同時に反応が起こり、外部回路に電
解電流iが流れる。この電解電流iは、ファラデーの法
則によりガス濃度に比例するから、電解電流iを測定す
ることでガス濃度が測定できる。
【0018】半導体式センサは、図7に示す如く周知の
ように金属酸化物( SnO 2 ) からなるn型半導体と2個
の電極とヒータコイルからなり、コイルに一定の電圧を
かけ、予熱安定させている。活性化された半導体は還元
性ガスと接触したとき、電極間の抵抗値が変化するの
で、これを電圧でとり出すことによりガス濃度が測定で
きる。
ように金属酸化物( SnO 2 ) からなるn型半導体と2個
の電極とヒータコイルからなり、コイルに一定の電圧を
かけ、予熱安定させている。活性化された半導体は還元
性ガスと接触したとき、電極間の抵抗値が変化するの
で、これを電圧でとり出すことによりガス濃度が測定で
きる。
【0019】熱線型半導体式センサは、周知のように白
金線コイル上に金属酸化物半導体を凍結した構造で、半
導体式センサと基本原理は同じである。
金線コイル上に金属酸化物半導体を凍結した構造で、半
導体式センサと基本原理は同じである。
【0020】タンク16の検査は、漏洩個所の存在する
可能性のある溶接部位を中心に行われる。まず被検ガス
すなわちアンモニアガスをタンク外面側(タンク外面と
防熱層との間の隙間)に装入する。次いで、オペレータ
がマニピュレータ操作器13の操作ボタンにより、タン
ク内面16aから離れた位置より検査装置を保持したマ
ニピュレータ2あるいは移動台車12を操作して、検査
装置のホルダ3先端をタンク内面16aの頂壁や側壁の
溶接部位(図2乃至図3に実線で示す)に近設させ、近
設検知ランプ21が点灯するまで押し付ける。近設検知
ランプ21が点灯すれば、各ガスセンサ1…の計測面1
a…がタンク内面16aに近設しているので、この状態
を所定時間(例えば1分間)保持させる。このセンサ近
設保持時間の計測は図示しないタイマをオペレータが手
動により作動させ、或いは制御器8が近設検知ランプ2
1の点灯に連動して内蔵のタイマを自動的に作動させる
ことにより行う。これにより、60×1200mmの範囲
を一度に検査する。
可能性のある溶接部位を中心に行われる。まず被検ガス
すなわちアンモニアガスをタンク外面側(タンク外面と
防熱層との間の隙間)に装入する。次いで、オペレータ
がマニピュレータ操作器13の操作ボタンにより、タン
ク内面16aから離れた位置より検査装置を保持したマ
ニピュレータ2あるいは移動台車12を操作して、検査
装置のホルダ3先端をタンク内面16aの頂壁や側壁の
溶接部位(図2乃至図3に実線で示す)に近設させ、近
設検知ランプ21が点灯するまで押し付ける。近設検知
ランプ21が点灯すれば、各ガスセンサ1…の計測面1
a…がタンク内面16aに近設しているので、この状態
を所定時間(例えば1分間)保持させる。このセンサ近
設保持時間の計測は図示しないタイマをオペレータが手
動により作動させ、或いは制御器8が近設検知ランプ2
1の点灯に連動して内蔵のタイマを自動的に作動させる
ことにより行う。これにより、60×1200mmの範囲
を一度に検査する。
【0021】1分経過してもガス検知ランプ5が点灯し
なければ、センサ押し付け力をゆるめ、懸架装置14の
ばね力により各ガスセンサ1…の計測面1a…がタンク
内面16aより浮くようにして車輪15…を働かせ、隣
の検査個所まで移動させ、前述と同様の作業を行う。こ
れら一連の作業をタンク内面16aの溶接線に沿って図
3及び図4に破線で示すように順次移動しながら繰り返
すことで、タンク内面16aを走査する。
なければ、センサ押し付け力をゆるめ、懸架装置14の
ばね力により各ガスセンサ1…の計測面1a…がタンク
内面16aより浮くようにして車輪15…を働かせ、隣
の検査個所まで移動させ、前述と同様の作業を行う。こ
れら一連の作業をタンク内面16aの溶接線に沿って図
3及び図4に破線で示すように順次移動しながら繰り返
すことで、タンク内面16aを走査する。
【0022】また、各ガスセンサ1…の計測面1a…を
タンク内面16aに近設保持させている時間(1分間)
内に、ガス検知ランプ5が点灯すれば、制御装置6の表
示器7により漏洩個所を確認し、対応する個所のマーカ
ー4のスイッチ(図示せず)を押して、漏洩個所にマー
キングするとともに、検出された漏洩個所の座標データ
を記録器9に記録させる。
タンク内面16aに近設保持させている時間(1分間)
内に、ガス検知ランプ5が点灯すれば、制御装置6の表
示器7により漏洩個所を確認し、対応する個所のマーカ
ー4のスイッチ(図示せず)を押して、漏洩個所にマー
キングするとともに、検出された漏洩個所の座標データ
を記録器9に記録させる。
【0023】このマーキング作業は、自動モードにする
ことで制御器8により行わせることもできる。すなわ
ち、制御器8では、各ガスセンサ1…のホルダ3内にお
ける位置と、これらに対応するマーカー4…を把握して
おり、漏洩が検知されると、この検知信号をトリガとし
て漏洩を検知したガスセンサ1に対応するマーカー4を
作動させ、漏洩個所に自動的にインクを噴射させるとと
もに、検出された漏洩個所の座標データを自動的に記録
器9に記録させる。
ことで制御器8により行わせることもできる。すなわ
ち、制御器8では、各ガスセンサ1…のホルダ3内にお
ける位置と、これらに対応するマーカー4…を把握して
おり、漏洩が検知されると、この検知信号をトリガとし
て漏洩を検知したガスセンサ1に対応するマーカー4を
作動させ、漏洩個所に自動的にインクを噴射させるとと
もに、検出された漏洩個所の座標データを自動的に記録
器9に記録させる。
【0024】各ガスセンサ1…の較正は、標準寸法の貫
通孔を設けた較正標準材に被検ガスを透過し、これをガ
スセンサ1にて検知させることで行う。
通孔を設けた較正標準材に被検ガスを透過し、これをガ
スセンサ1にて検知させることで行う。
【0025】この第1実施形態で使用した定電位電解式
のアンモニアガスセンサのガス検知性能は、図5の実験
結果の線図に示すとおりである。図5では縦軸に検知限
界最小貫通孔径をとり、横軸に貫通孔とガスセンサの計
測面との間の距離をとっている。この実験は、1〜5μ
mの貫通孔を開けた貫通孔標準材を設けたセルに、アン
モニアガスを充填し、ガスセンサの計測面と標準材の貫
通孔との間の距離と検知限界最小貫通孔径との関係を調
べたものである。
のアンモニアガスセンサのガス検知性能は、図5の実験
結果の線図に示すとおりである。図5では縦軸に検知限
界最小貫通孔径をとり、横軸に貫通孔とガスセンサの計
測面との間の距離をとっている。この実験は、1〜5μ
mの貫通孔を開けた貫通孔標準材を設けたセルに、アン
モニアガスを充填し、ガスセンサの計測面と標準材の貫
通孔との間の距離と検知限界最小貫通孔径との関係を調
べたものである。
【0026】図5から明らかなように、ガスセンサの計
測面と標準材の貫通孔との間の距離は小さい程、より小
さな貫通孔の検知が可能となり、この第1実施形態の装
置を用いたタンクの検査方法によれば、1μm径の貫通
孔まで検知できることが確認された。すなわち、より小
さな貫通孔の検知を可能にするためには、ガスセンサの
計測面をタンク内面に近設させることが重要であること
が実験の結果分かった。
測面と標準材の貫通孔との間の距離は小さい程、より小
さな貫通孔の検知が可能となり、この第1実施形態の装
置を用いたタンクの検査方法によれば、1μm径の貫通
孔まで検知できることが確認された。すなわち、より小
さな貫通孔の検知を可能にするためには、ガスセンサの
計測面をタンク内面に近設させることが重要であること
が実験の結果分かった。
【0027】次に、この第1実施形態による効果を、ス
テンレス鋼板を溶接接合して製作した奥行寸法20m,
幅20m,高さ20m,容量8000m3 ,内表面積2
400m2 ,溶接線長さ4000mのタンクの貫通孔検
知に適用した例について、従来のガス検知液塗布方式と
の比較で説明する。なお、ここではタンク外面に濃度2
5%のアンモニアガスを装入し、このアンモニアガスが
タンク全体に行き渡り、希釈されて濃度1〜2%程度に
なるように、装入後24時間おいてからタンク内面の検
査を実施した。またこの第1実施形態の装置による貫通
孔検知のためのタンク内面への近設時間は1個所あたり
1分間とした。
テンレス鋼板を溶接接合して製作した奥行寸法20m,
幅20m,高さ20m,容量8000m3 ,内表面積2
400m2 ,溶接線長さ4000mのタンクの貫通孔検
知に適用した例について、従来のガス検知液塗布方式と
の比較で説明する。なお、ここではタンク外面に濃度2
5%のアンモニアガスを装入し、このアンモニアガスが
タンク全体に行き渡り、希釈されて濃度1〜2%程度に
なるように、装入後24時間おいてからタンク内面の検
査を実施した。またこの第1実施形態の装置による貫通
孔検知のためのタンク内面への近設時間は1個所あたり
1分間とした。
【0028】検査所要時間T (検査作業のみ) 実施形態の場合 T=(T1十T2)・L/(W・60)=72時間→9日(8時間/日) T1:保持時間 1分 T2:移動、位置合わせ十マーキング時間 0.3分 L:溶接線全長 4000m W:検査センサ長 1.2mその他の所用時間 実施形態の場合 アンモニアガス装入後、行き渡り時間 24時間(1日) 移動台車搬入、搬出 8時間(1日) すなわち、検査作業に要した総日数は、この第1実施形
態の場合11日となる。
態の場合11日となる。
【0029】比較例の場合 つまり、同寸法のタンクの検査を従来のガス検知液塗布
方式で行った場合、 足場架設 5日 アンモニアガス装入、反応待ち時間 2日 (この間にタンク内面清掃、検知液塗布) 目視検査 4日 検知液拭き取り清掃 2日 足場解体 5日 総計 18日
方式で行った場合、 足場架設 5日 アンモニアガス装入、反応待ち時間 2日 (この間にタンク内面清掃、検知液塗布) 目視検査 4日 検知液拭き取り清掃 2日 足場解体 5日 総計 18日
【0030】すなわち、この第1実施形態のタンク検査
方法によれば、比較例と比べて、格段に検査に要する日
数を短縮でき、作業に要した総日数で7日もの短縮を達
成できた。
方法によれば、比較例と比べて、格段に検査に要する日
数を短縮でき、作業に要した総日数で7日もの短縮を達
成できた。
【0031】また、検査に要した作業員の数と工数は、 実施形態の場合 アンモニアガス装入 5人×1日 移動台車搬入、搬出 5人×1日 検査 2人×9日 作業工数の総計 28人・日 比較例(ガス検知液塗布方式)の場合 足場架設 10人×5日 アンモニアガス装入 5人×1日 目視検査 10人×4日 検知液拭き取り清掃 10人×2日 足場解体 10人×5日 作業工数の総計 165人・日
【0032】すなわち、この第1実施形態のタンク検査
方法によれば、比較例と比べて、格段に検査に要する作
業員の数と工数も削減でき、作業員の数で5人、作業工
数で137人・日も削減することができた。
方法によれば、比較例と比べて、格段に検査に要する作
業員の数と工数も削減でき、作業員の数で5人、作業工
数で137人・日も削減することができた。
【0033】実施形態2.図8は本発明の第2の実施形
態に係るタンク検査方法に用いられる装置の構成を示す
図で、(a)はガスセンサを搭載した吸着手段付走行台
車と制御装置を搭載した親台車との関係を概略的に示す
説明図、(b)は走行台車を(a)のA−A線に沿って
示す断面図、(c)は走行台車の右側面図、図9は図8
の装置を用いてタンクを検査する方法の説明図であり、
各図中、前述の第1実施形態のものと同一部分には同一
符号を付してある。
態に係るタンク検査方法に用いられる装置の構成を示す
図で、(a)はガスセンサを搭載した吸着手段付走行台
車と制御装置を搭載した親台車との関係を概略的に示す
説明図、(b)は走行台車を(a)のA−A線に沿って
示す断面図、(c)は走行台車の右側面図、図9は図8
の装置を用いてタンクを検査する方法の説明図であり、
各図中、前述の第1実施形態のものと同一部分には同一
符号を付してある。
【0034】この第2実施形態のタンク検査装置は、図
8に示すように被検ガスを検出する複数のガスセンサ1
…を配列(ここでも1列40個のものを2列:2×40
個配列)して、各ガスセンサ1…の30mm直径の計測面
1a…が車体の下面と同方向になるように、両側に真空
吸着パッドからなる複数の吸着手段21…を備えた走行
台車22に搭載し、60×1200mmの範囲を一度に検
査できるようにしている。また走行台車22内の各ガス
センサ1…近傍には、それぞれ独立させて、各ガスセン
サ1…が検知した被検ガスの漏洩箇所ヘマーキングする
インクジェットマーキングノズルからなるマーカー4…
を設置するとともに、オペレータの目に付きやすい走行
台車上面に、各ガスセンサ1…が被検ガスの漏洩を検知
したことを報知する第1の報知手段としてガス検知ラン
プ5を設けている。
8に示すように被検ガスを検出する複数のガスセンサ1
…を配列(ここでも1列40個のものを2列:2×40
個配列)して、各ガスセンサ1…の30mm直径の計測面
1a…が車体の下面と同方向になるように、両側に真空
吸着パッドからなる複数の吸着手段21…を備えた走行
台車22に搭載し、60×1200mmの範囲を一度に検
査できるようにしている。また走行台車22内の各ガス
センサ1…近傍には、それぞれ独立させて、各ガスセン
サ1…が検知した被検ガスの漏洩箇所ヘマーキングする
インクジェットマーキングノズルからなるマーカー4…
を設置するとともに、オペレータの目に付きやすい走行
台車上面に、各ガスセンサ1…が被検ガスの漏洩を検知
したことを報知する第1の報知手段としてガス検知ラン
プ5を設けている。
【0035】走行台車22の4個の車輪23…は懸架装
置(図示せず)を介して車体に取り付けられ、通常は懸
架装置のばねの働きによって各車輪23…が車体の下面
すなわち各ガスセンサ1…の計測面1a…よりも突出し
て検査装置の本体を被計測面より浮かし、検査装置の移
動をスムーズに行えるようになっているとともに、欠陥
箇所の探査部位にて各吸着手段21…の吸引力を増大さ
せた際には、懸架装置のばね力に抗して車体下面より縮
退し、各ガスセンサ1…の計測面1a…が検査対象とな
るタンク16の内面16aに近設できるようになってい
る。
置(図示せず)を介して車体に取り付けられ、通常は懸
架装置のばねの働きによって各車輪23…が車体の下面
すなわち各ガスセンサ1…の計測面1a…よりも突出し
て検査装置の本体を被計測面より浮かし、検査装置の移
動をスムーズに行えるようになっているとともに、欠陥
箇所の探査部位にて各吸着手段21…の吸引力を増大さ
せた際には、懸架装置のばね力に抗して車体下面より縮
退し、各ガスセンサ1…の計測面1a…が検査対象とな
るタンク16の内面16aに近設できるようになってい
る。
【0036】走行台車22は、可撓性ホース20aとケ
ーブル20bを介して親台車24に接続されており、可
撓性ホース20aによって、親台車24に搭載された真
空ブロワ25と走行台車22側の各吸着手段21…とが
接続され、またケーブル20bによって、親台車24の
上面に設置された制御装置6Aと走行台車22側の各ガ
スセンサ1…やガス検知ランプ5、マーカー4…、及び
走行台車駆動用モータ(図示せず)とがそれぞれ接続さ
れている。
ーブル20bを介して親台車24に接続されており、可
撓性ホース20aによって、親台車24に搭載された真
空ブロワ25と走行台車22側の各吸着手段21…とが
接続され、またケーブル20bによって、親台車24の
上面に設置された制御装置6Aと走行台車22側の各ガ
スセンサ1…やガス検知ランプ5、マーカー4…、及び
走行台車駆動用モータ(図示せず)とがそれぞれ接続さ
れている。
【0037】走行台車22がタンク内面16aの壁や天
井を走行する際の吸引力調整や、それよりも出力を上げ
てガスセンサ1…の計測面1a…をタンク内面16aに
近設させる際の吸引力調整は、制御装置6Aが真空ブロ
ワ25を制御することにより行われる。なお、走行台車
22は、真空ブロワ25による吸引風を利用してタービ
ン方式で駆動することも可能である。また各吸着手段2
1…として磁力を利用し、更に信号伝送を無線により行
わせてもよい。この場合、走行台車22に励磁用コイ
ル、バッテリ、走行台車駆動用モータ等を搭載する必要
があるが、可撓性ホースやケーブルを引き上げる必要が
ないため、検査対象タンクが大型である程、バキューム
方式との負荷重量相殺効果が大きくなり、有効となる。
井を走行する際の吸引力調整や、それよりも出力を上げ
てガスセンサ1…の計測面1a…をタンク内面16aに
近設させる際の吸引力調整は、制御装置6Aが真空ブロ
ワ25を制御することにより行われる。なお、走行台車
22は、真空ブロワ25による吸引風を利用してタービ
ン方式で駆動することも可能である。また各吸着手段2
1…として磁力を利用し、更に信号伝送を無線により行
わせてもよい。この場合、走行台車22に励磁用コイ
ル、バッテリ、走行台車駆動用モータ等を搭載する必要
があるが、可撓性ホースやケーブルを引き上げる必要が
ないため、検査対象タンクが大型である程、バキューム
方式との負荷重量相殺効果が大きくなり、有効となる。
【0038】制御装置6Aは、少なくとも各ガスセンサ
1…が被検ガスの漏洩を検知したことをセンサ毎に識別
表示して知らせる第2の報知手段としての機能を備えた
表示器7と、予め設定された座標に基づき、各ガスセン
サ1…が検知した被検ガスの漏洩個所を演算により求め
る演算手段を有する制御器8と、演算結果を記録する記
録器9と、走行台車操作器26と、バッテリからなる駆
動電源11とを有している。制御器8は、更に各ガスセ
ンサ1…の感度調整、検査対象となるタンク16の内面
16aへの検査装置の近設保持時間タイマの設定、マー
キングの制御等の機能を備えている。走行台車操作器2
6には、走行台車22の操作ボタンが設けられている。
1…が被検ガスの漏洩を検知したことをセンサ毎に識別
表示して知らせる第2の報知手段としての機能を備えた
表示器7と、予め設定された座標に基づき、各ガスセン
サ1…が検知した被検ガスの漏洩個所を演算により求め
る演算手段を有する制御器8と、演算結果を記録する記
録器9と、走行台車操作器26と、バッテリからなる駆
動電源11とを有している。制御器8は、更に各ガスセ
ンサ1…の感度調整、検査対象となるタンク16の内面
16aへの検査装置の近設保持時間タイマの設定、マー
キングの制御等の機能を備えている。走行台車操作器2
6には、走行台車22の操作ボタンが設けられている。
【0039】また、走行台車22の車体内の四隅には、
それぞれ距離センサが19…がその距離計測面を各ガス
センサ1…の計測面1a…と同方向になるように配置さ
れ、制御装置6Aに接続されている。更に走行台車22
の上面に、各ガスセンサ1…の計測面1a…がタンク内
面16aに近設したことをオペレータに知らせる近設検
知ランプ21が設けられている。各ガスセンサ1…の計
測面1a…がタンク内面16aに近設したか否かの判断
は、各距離センサ19…で検出されるタンク内面16a
との距離がいずれも所定距離以下(例えば3mm以下)と
なった場合に近設したと制御装置6Aが判断し、近設検
知ランプ21を点灯させる。
それぞれ距離センサが19…がその距離計測面を各ガス
センサ1…の計測面1a…と同方向になるように配置さ
れ、制御装置6Aに接続されている。更に走行台車22
の上面に、各ガスセンサ1…の計測面1a…がタンク内
面16aに近設したことをオペレータに知らせる近設検
知ランプ21が設けられている。各ガスセンサ1…の計
測面1a…がタンク内面16aに近設したか否かの判断
は、各距離センサ19…で検出されるタンク内面16a
との距離がいずれも所定距離以下(例えば3mm以下)と
なった場合に近設したと制御装置6Aが判断し、近設検
知ランプ21を点灯させる。
【0040】次に、この第2実施形態の装置を用いてタ
ンクを検査する方法について説明する。この第2実施形
態の装置でも、被検ガスとしてアンモニアガスを用い、
ガスセンサとしてアンモニアガスの検知が可能な定電位
電解式センサを用いている。
ンクを検査する方法について説明する。この第2実施形
態の装置でも、被検ガスとしてアンモニアガスを用い、
ガスセンサとしてアンモニアガスの検知が可能な定電位
電解式センサを用いている。
【0041】タンク16の検査は、漏洩個所の存在する
可能性のある溶接部位を中心に行われる。まず被検ガス
すなわちアンモニアガスをタンク外面側(タンク外面と
防熱層との間の隙間)に装入する。次いで、オペレータ
が走行台車操作器26の操作ボタンにより、タンク内面
16aから離れた位置より検査装置を搭載した走行台車
22を操作して、走行台車22をタンク内面16aの壁
や天井の検査部位まで走行させる。検査部位にくると、
真空ブロワ25の出力を上げさせて、近設検知ランプ2
1が点灯するまで車体下面を溶接部位に近設させる。近
設検知ランプ21が点灯すれば、各ガスセンサ1…の計
測面1a…がタンク内面16aに近設しているので、こ
の状態を所定時間(例えば1分間)保持させる。このセ
ンサ近設保持時間の計測は図示しないタイマをオペレー
タが手動により作動させ、或いは制御器8が近設検知ラ
ンプ21の点灯に連動して内蔵のタイマを自動的に作動
させることにより行う。これにより、60×1200mm
の範囲を一度に検査する。
可能性のある溶接部位を中心に行われる。まず被検ガス
すなわちアンモニアガスをタンク外面側(タンク外面と
防熱層との間の隙間)に装入する。次いで、オペレータ
が走行台車操作器26の操作ボタンにより、タンク内面
16aから離れた位置より検査装置を搭載した走行台車
22を操作して、走行台車22をタンク内面16aの壁
や天井の検査部位まで走行させる。検査部位にくると、
真空ブロワ25の出力を上げさせて、近設検知ランプ2
1が点灯するまで車体下面を溶接部位に近設させる。近
設検知ランプ21が点灯すれば、各ガスセンサ1…の計
測面1a…がタンク内面16aに近設しているので、こ
の状態を所定時間(例えば1分間)保持させる。このセ
ンサ近設保持時間の計測は図示しないタイマをオペレー
タが手動により作動させ、或いは制御器8が近設検知ラ
ンプ21の点灯に連動して内蔵のタイマを自動的に作動
させることにより行う。これにより、60×1200mm
の範囲を一度に検査する。
【0042】1分経過してもガス検知ランプ5が点灯し
なければ、タンク内面16aの壁や天井へ走行台車22
が張り付き走行できる吸引力の範囲内で、真空ブロワ2
5の出力を下げさせてセンサ押し付け力をゆるめ、懸架
装置のばね力により各ガスセンサ1…の計測面1a…が
タンク内面16aより浮くようにして車輪23…を働か
せ、隣の検査個所まで走行台車22を走行させ、前述と
同様の作業を行う。これら一連の作業をタンク内面16
aの溶接線に沿って走行台車22を走行移動させながら
繰り返すことで、タンク内面16aを走査する。
なければ、タンク内面16aの壁や天井へ走行台車22
が張り付き走行できる吸引力の範囲内で、真空ブロワ2
5の出力を下げさせてセンサ押し付け力をゆるめ、懸架
装置のばね力により各ガスセンサ1…の計測面1a…が
タンク内面16aより浮くようにして車輪23…を働か
せ、隣の検査個所まで走行台車22を走行させ、前述と
同様の作業を行う。これら一連の作業をタンク内面16
aの溶接線に沿って走行台車22を走行移動させながら
繰り返すことで、タンク内面16aを走査する。
【0043】また、各ガスセンサ1…の計測面1a…を
タンク内面16aに近設保持させている時間(1分間)
内に、ガス検知ランプ5が点灯すれば、制御装置6Aの
表示器7により漏洩個所を確認し、対応する個所のマー
カー4のスイッチ(図示せず)を押して、漏洩個所にマ
ーキングするとともに、検出された漏洩個所の座標デー
タを記録器9に記録させる。
タンク内面16aに近設保持させている時間(1分間)
内に、ガス検知ランプ5が点灯すれば、制御装置6Aの
表示器7により漏洩個所を確認し、対応する個所のマー
カー4のスイッチ(図示せず)を押して、漏洩個所にマ
ーキングするとともに、検出された漏洩個所の座標デー
タを記録器9に記録させる。
【0044】この第2実施形態においてもマーキング作
業を自動モードにすることで制御器8により行わせるこ
とができる。すなわち、制御器8では、各ガスセンサ1
…のホルダ3内における位置と、これらに対応するマー
カー4…を把握しており、漏洩が検知されると、この検
知信号をトリガとして漏洩を検知したガスセンサ1に対
応するマーカー4を作動させ、漏洩個所に自動的にイン
クを噴射させるとともに、検出された漏洩個所の座標デ
ータを自動的に記録器9に記録させる。
業を自動モードにすることで制御器8により行わせるこ
とができる。すなわち、制御器8では、各ガスセンサ1
…のホルダ3内における位置と、これらに対応するマー
カー4…を把握しており、漏洩が検知されると、この検
知信号をトリガとして漏洩を検知したガスセンサ1に対
応するマーカー4を作動させ、漏洩個所に自動的にイン
クを噴射させるとともに、検出された漏洩個所の座標デ
ータを自動的に記録器9に記録させる。
【0045】
【発明の効果】以上述べたように、本発明のタンク検査
方法によれば、被検ガスをタンク外面側に装入した後、
タンク内面から離れた位置よりマニピュレータあるいは
吸着手段付走行台車を操作して、ガスセンサを複数個配
列してなる検査装置をタンク内面に近設させ、所定面積
部分の被検ガス漏洩検知を一度に行うことで、所定面積
部分の貫通孔の検査を行い、各ガスセンサにより被検ガ
スの漏洩が検知されたことが報知されると、各ガスセン
サが検知した被検ガスの漏洩箇所ヘそれぞれマーキング
し、これら一連の工程をタンク内面に沿ってマニピュレ
ータあるいは走行台車を移動させながら順次行うことで
タンク内面を走査するようにしたので、大掛かりな足場
が不要となり、ガス検知液を用いずにタンクの微小貫通
孔等の欠陥箇所を少人数で正確かつ短時間に探査でき
て、タンク内面清掃、検知液塗布、目視検査、ガス検知
液の拭き取り清掃等の作業が不要となり、被検ガスと検
知液との反応待ち時間がなくなり、自動化も容易とな
り、検査のためのコストを大幅に圧縮することができ
る。
方法によれば、被検ガスをタンク外面側に装入した後、
タンク内面から離れた位置よりマニピュレータあるいは
吸着手段付走行台車を操作して、ガスセンサを複数個配
列してなる検査装置をタンク内面に近設させ、所定面積
部分の被検ガス漏洩検知を一度に行うことで、所定面積
部分の貫通孔の検査を行い、各ガスセンサにより被検ガ
スの漏洩が検知されたことが報知されると、各ガスセン
サが検知した被検ガスの漏洩箇所ヘそれぞれマーキング
し、これら一連の工程をタンク内面に沿ってマニピュレ
ータあるいは走行台車を移動させながら順次行うことで
タンク内面を走査するようにしたので、大掛かりな足場
が不要となり、ガス検知液を用いずにタンクの微小貫通
孔等の欠陥箇所を少人数で正確かつ短時間に探査でき
て、タンク内面清掃、検知液塗布、目視検査、ガス検知
液の拭き取り清掃等の作業が不要となり、被検ガスと検
知液との反応待ち時間がなくなり、自動化も容易とな
り、検査のためのコストを大幅に圧縮することができ
る。
【0046】また、この方法に用いられる装置に使用さ
れるガスセンサは、多種・多様のものが開発され、市販
されており、適宜選択して使用すればよく、新たにセン
サの開発の必要がなく、その分コストを低く抑えること
ができる。
れるガスセンサは、多種・多様のものが開発され、市販
されており、適宜選択して使用すればよく、新たにセン
サの開発の必要がなく、その分コストを低く抑えること
ができる。
【図1】本発明の第1実施形態に係るタンク検査方法に
用いられる装置を示す図で、(a)はガスセンサ部の平
面図、(b)はガスセンサ部とマニピュレータ及び移動
台車との関係を概略的に示す一部断面表示を含む側面図
である。
用いられる装置を示す図で、(a)はガスセンサ部の平
面図、(b)はガスセンサ部とマニピュレータ及び移動
台車との関係を概略的に示す一部断面表示を含む側面図
である。
【図2】第1実施形態に係るタンク検査方法の説明図で
ある。
ある。
【図3】第1実施形態に係るタンク検査方法の説明図で
ある。
ある。
【図4】第1実施形態に係るタンク検査方法の説明図で
ある。
ある。
【図5】第1実施形態に係る装置でアンモニアガスセン
サを採用した場合の検知性能を貫通孔−センサ間距離と
検知限界最小貫通孔との関係で示す線図である。
サを採用した場合の検知性能を貫通孔−センサ間距離と
検知限界最小貫通孔との関係で示す線図である。
【図6】定電位電解式センサの検知原理を説明するため
の回路図である。
の回路図である。
【図7】半導体式センサの検知原理を説明するための回
路図である。
路図である。
【図8】本発明の第2実施形態に係るタンク検査方法に
用いられる装置を示す図で、(a)はガスセンサを搭載
した吸着手段付走行台車と制御装置を搭載した親台車と
の関係を概略的に示す説明図、(b)は走行台車を
(a)のA−A線に沿って示す断面図、(c)は走行台
車の右側面図である。
用いられる装置を示す図で、(a)はガスセンサを搭載
した吸着手段付走行台車と制御装置を搭載した親台車と
の関係を概略的に示す説明図、(b)は走行台車を
(a)のA−A線に沿って示す断面図、(c)は走行台
車の右側面図である。
【図9】第2実施形態に係るタンク検査方法の説明図で
ある。
ある。
1 ガスセンサ 1a ガスセンサの計測面 2 マニピュレータ 3 ホルダ 4 マーカー 5 ガス検知ランプ(報知手段) 7 表示器(報知手段) 12 移動台車 13 マニピュレータ操作器 16 タンク 16a タンク内面 21 吸着手段 22 走行台車 24 親台車 25 真空ブロワ 26 走行台車操作器
Claims (4)
- 【請求項1】 被検ガスをタンク外面側に装入する工程
と、 ガスセンサを複数個配列してなる検査装置を腕の先端に
取り付けたマニピュレータを、タンク内面から離れた位
置より操作して、前記検査装置をタンク内面に近設さ
せ、所定面積部分の被検ガス漏洩検知を一度に行い、貫
通孔の検査を行う工程と、 各ガスセンサにより被検ガスの漏洩が検知されたことが
報知されると、各ガスセンサが検知した被検ガスの漏洩
箇所ヘそれぞれマーキングする工程と、を有し、前記各
工程をタンク内面に沿って前記マニピュレータを移動さ
せながら順次行うことでタンク内面を走査することを特
徴とするタンク検査方法。 - 【請求項2】 被検ガスをタンク外面側に装入する工程
と、 ガスセンサを複数個配列してなる検査装置を搭載した吸
着手段付走行台車を、タンク内面から離れた位置より操
作して、前記検査装置をタンク内面に近設させ、所定面
積部分の被検ガス漏洩検知を一度に行い、貫通孔の検査
を行う工程と、 各ガスセンサにより被検ガスの漏洩が検知されたことが
報知されると、各ガスセンサが検知した被検ガスの漏洩
箇所ヘそれぞれマーキングする工程と、を有し、前記各
工程をタンク内面に沿って前記走行台車を移動させなが
ら順次行うことでタンク内面を走査することを特徴とす
るタンク検査方法。 - 【請求項3】 マニピュレータの腕の先端に、被検ガス
を検出するガスセンサを所定数配列してそれぞれの計測
面が同方向になるように保持してなるホルダを取り付け
るとともに、 該ホルダの各ガスセンサ近傍にそれぞれ独立させて、各
ガスセンサが検知した被検ガスの漏洩箇所ヘマーキング
するマーカーを設置し、 前記ホルダまたはマニピュレータの走行部となる移動台
車に、前記各ガスセンサが被検ガスの漏洩を検知したこ
とを報知する報知手段を設けたことを特徴とするタンク
検査装置。 - 【請求項4】 被検ガスを検出するガスセンサを所定数
配列して、それぞれの計測面が同方向になるように吸着
手段付走行台車に搭載するとともに、 前記各ガスセンサ近傍にそれぞれ独立させて、各ガスセ
ンサが検知した被検ガスの漏洩箇所ヘマーキングするマ
ーカーを設置し、 前記走行台車または該走行台車をコントロールする制御
操作器に、前記各ガスセンサが被検ガスの漏洩を検知し
たことを報知する報知手段を設けたことを特徴とするタ
ンク検査装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15737398A JPH11352000A (ja) | 1998-06-05 | 1998-06-05 | タンク検査方法およびその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15737398A JPH11352000A (ja) | 1998-06-05 | 1998-06-05 | タンク検査方法およびその装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11352000A true JPH11352000A (ja) | 1999-12-24 |
Family
ID=15648247
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15737398A Pending JPH11352000A (ja) | 1998-06-05 | 1998-06-05 | タンク検査方法およびその装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11352000A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2018128300A (ja) * | 2017-02-07 | 2018-08-16 | ヤマハファインテック株式会社 | ガスセンサアレイ及びガス漏れ検知装置 |
| JP2019074456A (ja) * | 2017-10-18 | 2019-05-16 | 中国電力株式会社 | ホール検知装置 |
| JP2022136541A (ja) * | 2021-03-08 | 2022-09-21 | 株式会社フジタ | ガス検出マップ生成システム及びガス検出マップ生成方法 |
-
1998
- 1998-06-05 JP JP15737398A patent/JPH11352000A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2018128300A (ja) * | 2017-02-07 | 2018-08-16 | ヤマハファインテック株式会社 | ガスセンサアレイ及びガス漏れ検知装置 |
| JP2019074456A (ja) * | 2017-10-18 | 2019-05-16 | 中国電力株式会社 | ホール検知装置 |
| JP2022136541A (ja) * | 2021-03-08 | 2022-09-21 | 株式会社フジタ | ガス検出マップ生成システム及びガス検出マップ生成方法 |
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