JPH11352245A - 障害物検知装置 - Google Patents

障害物検知装置

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Publication number
JPH11352245A
JPH11352245A JP10162449A JP16244998A JPH11352245A JP H11352245 A JPH11352245 A JP H11352245A JP 10162449 A JP10162449 A JP 10162449A JP 16244998 A JP16244998 A JP 16244998A JP H11352245 A JPH11352245 A JP H11352245A
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JP
Japan
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obstacle
light
detecting
signal
deflecting
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Application number
JP10162449A
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English (en)
Inventor
Kazuo Nishiki
和男 西木
Koichi Aoki
宏一 青木
Haruyasu Kawamura
晴康 川村
Yoshihiro Ikui
欣宏 生井
Taku Takeuchi
▼卓▲ 竹内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Signal Co Ltd
Original Assignee
Nippon Signal Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 駅ホームの線路近辺の障害物を検出し注意情
報を表示すると同時に進入車両を制御することができ
る、小型で利便性および経済性に優れた障害物検知装置
を提供する。 【解決手段】 レーザビーム光発光手段4と、ビーム光
を2次元方向に偏向するガルバノミラーを使用した偏向
手段5と、レーザビーム光の反射光を受光する受光手段
6と、障害物を検知する障害物検知手段2と、を備え線
路近辺の障害物を検知し、車両の進入制御と、注意情報
を表示することができる障害物検知装置1。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、駅ホーム近傍に障
害物の検知器を設け、ホーム下または線路近辺の障害物
を検知する障害物検知装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の駅ホームの線路近傍に設けた障害
物検知装置において、線路近辺の障害物の検知は、線路
わき数箇所に設置された重両検知を行う板状のセンサを
設け、規定以上の重量があった時に、障害物の検知を行
っているものは知られている。
【0003】また、従来の駅ホームの線路近傍に設けた
障害物検知装置において、ホームの上部数箇所にテレビ
カメラを設け、ホームの中間と前後のそれぞれにテレビ
モニタを設置し、駅員がホーム上でテレビモニタを見て
障害物があるかどうかの監視をしているものも知られて
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】線路わきに複数の板状
の重量センサを設置する従来の障害物検知装置は、重量
のみの検知手段であるので、形状が把握できなくて、ど
んな大きさの障害物か分からないという課題がある。ま
た、大きい物体の検知を行おうとすると、センサが1ヵ
所だけでなく連続した範囲の数だけ必要でありコストア
ップを招くという課題がある。さらに、雪などの重量の
あるものでも感知してしまうので、装置の信頼性も低い
という課題もある。
【0005】また、ホームの上部にテレビカメラを設置
する従来の障害物検知装置は、障害物の監視に常に人が
テレビモニタを見ていなければ障害物が検知できなくわ
ずらわしいという課題がある。さらに、夜間や暗くなっ
た時には、テレビカメラの感度が落ちて障害物が見えづ
らいという課題がある。
【0006】本発明は、このような課題を解決するため
になされたもので、その目的は装置の設置が容易で、駅
ホームの線路近傍の障害物を高精度で検出できる装置を
提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
この発明に係る障害物検知装置は、光ビームを発生する
発光手段と、光ビームを2次元の所定の範囲に偏向する
偏向手段と、2次元の所定の範囲から反射される光ビー
ムの反射光を受光する受光手段と、この受光手段からの
信号に基づいて、障害物がある時の受光信号と障害物が
ない時の受光信号を比較して障害物を検知する障害物検
知手段とを備えたことを特徴とする。
【0008】この発明に係る障害物検知装置は、光ビー
ムを発生する発光手段と、光ビームを2次元の所定の範
囲に偏向する偏向手段と、2次元の所定の範囲から反射
される光ビームの反射光を受光する受光手段と、この受
光手段からの信号に基づいて、障害物がある時の受光信
号と障害物がない時の受光信号を比較して障害物を検知
する障害物検知手段とを備えたので、いつでもどんな天
候でも障害物を高精度に検知することができる。
【0009】また、この発明に係る障害物検知装置は、
障害物検知手段に、発光手段、偏向手段の制御と、障害
物を検知する比較判定手段と、この比較判定手段に基づ
いて注意情報を出力する出力手段と、比較判定手段に基
づいて進入車両の制御をする車両制御手段とを備えたこ
とを特徴とする。
【0010】この発明に係る障害物検知装置は、障害物
検知手段に、発光手段、偏向手段の制御と、障害物を検
知する比較判定手段と、この比較判定手段に基づいて、
注意情報を出力する出力手段と、比較判定手段に基づい
て進入車両の制御をする車両制御手段とを備えたので、
外部に注意情報を出力し、進入車両の停止などの制御を
行うことができる。
【0011】また、この発明に係る偏向手段は、半導体
プロセスを用いた2次元方向に周期的に偏向できるガル
バノミラーであることを特徴とする。
【0012】この発明に係る偏向手段は、半導体プロセ
スを用いた2次元方向に周期的に偏向できるガルバノミ
ラーであるので、駅ホーム近傍の小さい空間に設置して
広範囲な領域の投光を小型で精度の高い2次元の偏向で
行うことができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を添
付図面に基づいて説明する。なお、本発明は、線路近傍
にセンサを設置して線路近辺の障害物を検知することが
でき、障害物が検知されると、表示器に出力して注意を
促すとともに進入車両の停止などの制御を行うものであ
る。
【0014】図1はこの発明に係る障害物検知装置の設
置イメージ図である。図1において、障害物検知装置1
は、駅ホーム102の線路上方向に設けられた支柱10
1から、発光部および受光部が線路に対向するように設
置し、発光ビームの検知範囲は、線路上の広いエリア
(例えば、複線路分で車両4両分位の長さ)を充分カバ
ーするような範囲(ABCDで囲まれた部分)に設定す
る。
【0015】障害物100が発光ビームの検知範囲AB
CDにあると、障害物検知装置1から投光した光ビーム
は、障害物100で反射され、障害物検知装置1で受光
した受光信号に演算等の処理を施し、発光ビームの位相
と、受光ビームとの位相差から距離を算出し、障害物1
00が存在しない時の距離データと障害物100が存在
する時の距離データを比較判定し、障害物100を検出
する。
【0016】また、障害物が図示しない比較判定部で検
知された時に、障害物の位置と大きさを判別し、進入車
両にとって危険な位置や大きさの時は、外部に設けた出
力装置に注意情報を出力し、進入車両が障害物を回避す
るように進入車両を制御する。
【0017】駅ホーム102に、図示しない列車検知装
置によりホーム内を列車が通過する時に、列車通過信号
Toが障害物検知装置1に供給される。障害物検知装置
1は、この列車通過信号Toを検知したと同時に障害物
を検出した時は、障害物ではなく列車であると判別し、
表示器への出力および車両制御は行わない。
【0018】図2はこの発明に係る障害物検知装置の実
施の形態要部ブロック構成図である。図2において、障
害物検知装置1は、障害物検知手段2、発光手段4、偏
向手段5、受光手段6を備える。
【0019】障害物検知手段2は、マイクロプロセッサ
を基本に各種演算手段、処理手段、メモリ等で構成し、
基準クロックに基づいてタイミング信号を発生したり、
各種制御信号を生成する。
【0020】また、障害物検知手段2は、光ビームLs
を発生する発光手段4を制御する発光制御信号Lkを発
光手段4に供給する。さらに、障害物検知手段2は、偏
向手段5を駆動する偏向駆動信号Vsを偏向手段5に供
給する。また、障害物検知手段2は、受光手段6が受光
した反射光Lrの受光信号Lcを取込み、受光信号Lc
に基づいて反射光Lrまでの距離を算出し、距離データ
として記憶する。
【0021】また、障害物検知手段2は、偏向制御信号
Vsを偏向手段5に供給し、偏向手段5の鏡面を2次元
に移動させ、発光手段4から投光される光ビームLsが
鏡面で偏向されて図1に示す検知範囲ABCDをカバー
するように駆動する。
【0022】発光手段4は、例えば半導体レーザ等の発
光素子で構成し、障害物検知手段2から供給される発光
制御信号Lkに基づいてレーザ光を発生し、レーザ光を
光ビームLsとして偏向手段5に投光する。
【0023】偏向手段5は、半導体プロセスを用いた2
次元のガルバノミラーで構成し、障害物検知手段2から
供給される偏向制御信号Vsに基づいてガルバノミラー
をX−Yの2次元方向に変位させ、発光手段4から投光
される光ビームLsを偏向させ、偏向させた光ビームL
sにより図1に示す検知範囲ABCDを形成し、周期的
にABCDの範囲をスキャンする。
【0024】また、偏向手段5は、発光手段4から発光
される光ビームLsの反射光Lrを反射させて、受光手
段6に供給する。
【0025】受光手段6は、例えばフォトダイオード等
の受光素子で構成し、障害物から反射されてくる反射光
Lrに対応した電気的な受光信号Lcに変換して、受光
信号Lcを障害物検知手段2に供給する。また、受光手
段6は、発光手段4から投光された光ビームLsを偏向
手段5で偏向して障害物100に照射し、照射した障害
物100からの反射光Lrを偏向手段5で反射し、その
反射光Lrを入力する。
【0026】図3はこの発明に係る障害物検知装置の別
実施の形態要部ブロック構成図である。また、図2に示
す構成要素と同一のものは、同一符号で示した。図3に
おいて、障害物検知装置1は、障害物検知手段2、発光
手段4、受光手段6、発光用偏向手段14、受光用偏向
手段15を備える。
【0027】図3で図2の実施例と異なる部分のみを説
明すると、図3において発光用偏向手段14は、半導体
プロセスを用いた2次元のガルバノミラーで構成し、障
害物検知手段2から供給される偏向制御信号Vsに基づ
いてガルバノミラーをX−Yの2次元方向に変位させ、
発光手段4から投光される光ビームLsを偏向させ、偏
向させた光ビームLsにより図1に示す検知範囲ABC
Dを形成し、周期的にABCDの範囲をスキャンする。
【0028】受光用偏向手段15は、発光用偏向手段1
4と同様に半導体プロセスを用いた2次元のガルバノミ
ラーで構成し、発光手段4から投光される光ビームLs
の反射光Lrを反射させて、受光手段6に供給する。
【0029】発光用偏向手段14と、受光用偏向手段1
5を別々に設け、障害物検知手段2からの共通の偏向制
御信号Vsにより、発光用偏向手段14および受光用偏
向手段15の同期を取って偏向する。発光用偏向手段1
4と、受光用偏向手段15は、偏向を別々に行うことに
よりレスポンスが速くなり、効率がよい障害物検知が可
能になる。
【0030】このように、この発明に係る障害物検知装
置1は、光ビームを発生する発光手段4と、光ビームを
2次元の所定の範囲に偏向する偏向手段5と、2次元の
所定の範囲から反射される光ビームの反射光を受光する
受光手段6と、この受光手段からの信号に基づいて、障
害物がある時の受光信号と障害物がない時の受光信号を
比較して障害物を検知する障害物を検知する障害物検知
手段2とを備えたので、いつでもどんな天候でも障害物
を高精度に検知することができる。
【0031】図4はこの発明に係る障害物検知手段の要
部ブロック構成図である。図4において、障害物検知手
段2は、比較判定手段7、車両制御手段8、出力手段
9、偏向駆動手段10、発光駆動手段11を備える。
【0032】比較判定手段7は、マイクロプロセッサを
基本に構成し演算手段、処理手段、メモリを備え、基準
クロックに基づいてタイミング信号を発生し、同期制御
信号Vtを偏向駆動手段10と発光駆動手段11に供給
する。
【0033】また、比較判定手段7は、図2に示す受光
手段6から供給される受光信号Lcに基づいて算出され
る距離データから、イメージデータを形成し、複数回の
受光信号Lcの検出により受光信号Lcに変化がある時
は、障害物があると判別し、障害物がない時と障害物が
ある時のイメージデータを差分処理して障害物を検出す
る。
【0034】また、比較判定手段7は、図示しない列車
検知装置から車両通過中は車両通過信号Toを供給され
る。比較判定手段7は、車両通過信号Toが入力されて
いる間に障害物を検知してもその障害物は車両であると
認識し、車両制御信号Vcおよび注意信号Dcの出力を
行わない。
【0035】また、比較判定手段7は、障害物を検知し
た時に、進入車両の危険を回避するための車両制御手段
8に、車両制御信号Vcを供給する。さらに、比較判定
手段7は、障害物を検知した時に、外部に設けた出力装
置に注意情報を出力するための出力手段9に、注意信号
Dcを供給する。
【0036】また、比較判定手段7は、常に受光信号L
cに表示されるイメージデータから線路の幅が検出で
き、線路の幅から障害物の相対した大きさが検出でき
る。比較判定手段7は、この障害物の大きさを記憶する
とともに、障害物の位置が複線の上り線路か下り線路か
線路上のどの位置かを判別し、さらに位置情報も付加し
て、車両制御手段8および出力手段9に車両制御信号V
cおよび注意信号Dcとを供給する。
【0037】車両制御手段8は、デコーダ、ROM等の
メモリで構成し、予め障害物の大きさおよび位置情報に
対応した障害処理方法を記憶しておき、比較判定手段7
から供給される車両制御信号Vcに基づいて障害物の大
きさおよび位置を判別し、進入車両が危険な位置および
大きさかを判定し、前記障害処理方法に基づいて、外部
にあるダイヤを管理する運行管理システムや信号制御シ
ステムに信号制御信号Vgを出力する。
【0038】出力手段9は、バッファメモリ、モデム、
等で構成され、比較判定手段7からの注意信号Dcに基
づいて駅ホーム上や駅員室等、外部にあるスピーカやデ
ィスプレーに障害物の概要、位置等を可視、可聴で表示
する出力装置へ表示駆動信号Voを出力する。
【0039】偏向駆動手段10は、スイープジェネレー
タ、信号増幅器等で構成し、2次元(X−Y)に対応し
た周波数をスイープし、信号増幅器で増幅された後イン
ピーダンス整合された偏向制御信号Vsを偏向手段5に
供給する。
【0040】発光駆動手段11は、パルス発生器等で構
成し、基準クロックに基づいたタイミング信号により発
光手段4に発光制御信号Lkを供給する。
【0041】このように、障害物検知手段2は、発光手
段4、偏向手段5の制御と、障害物を検知する比較判定
手段7と、この比較判定手段7に基づいて注意情報を出
力する出力手段9と、比較判定手段7に基づいて進入車
両の制御をする車両制御手段8とを備えたので、外部に
出力情報を出力し、進入車両の停止などの制御を行うこ
とができる。
【0042】図5はこの発明に係る偏向手段として用い
るガルバノミラーの構成図である。図5において、ガル
バノミラー30は、半導体基板であるシリコン基板32
の上下面を、それぞれホウケイ酸ガラス等からなる上側
ガラス基板33,下側ガラス基板34で上下方向からサ
ンドイッチ状に重ね合わせ、接合して3層構造とする。
【0043】上側ガラス基板33および下側ガラス基板
34は、それぞれ中央部に、例えば超音波加工によって
形成した凹部33A,34Aを設け、シリコン基板32
に接合する場合、凹部33A,34Aがそれぞれシリコ
ン基板32側となるように配置する。このような配置に
より、反射ミラー38を設ける可動板35の揺動空間を
形成するとともに、密閉構造とする。
【0044】シリコン基板32には、枠状に形成された
外側可動板35Aと、外側可動板35Aの内側に軸支さ
れる内側可動板35Bとからなる平板状の可動板35を
設ける。外側可動板35Aは、第1のトーションバー3
6A,36Aによってシリコン基板32に軸支され、内
側可動板35Bは、第1のトーションバー36A,36
Aと軸方向が直交する第2のトーションバー36B,3
6Bで外側可動板35Aの内側に軸支点される。外側可
動板35A,内側可動板35B,第1のトーションバー
36Aおよび第2のトーションバー36Bは、シリコン
基板32に異方性エッチングによって一体成形し、シリ
コン基板32と同一の材料で形成する。
【0045】外側可動板35Aの上面に、シリコン基板
32の上面に形成した一対の外側電極端子39A,39
Aに第1のトーションバー36Aの一方の部分を介して
両端がそれぞれ電気的に接続される平面コイル37Aが
絶縁層で被覆されて形成される。一方、内側可動板35
Bの上面に、シリコン基板32の上面に形成した一対の
内側電極端子39B,39Bに第2のトーションバー3
6Bから外部可動板35A部分を通り、第1のトーショ
ンバー36Aの他方を介してそれぞれ電気的に接続され
る平面コイル37Bが絶縁層で被覆されて形成される。
【0046】平面コイル37A,平面コイル37Bは、
電解メッキによる電鋳コイル法で形成する。なお、外側
可動板35A,内側電極端子39Bは、シリコン基板3
2上に電鋳コイル法により平面コイル37A,37Bと
同時に形成する。平面コイル37Bで囲まれた内側可動
板35Bの中央部には、反射ミラー38を形成する。
【0047】上側ガラス基板33および下側ガラス基板
34には、それぞれ2個づつ対となった円柱状の永久磁
石40A〜43A,40B〜43Bが図のように配置さ
れている。上側ガラス基板33の対向する永久磁石40
A,41Aと、下側ガラス基板34の対向する永久磁石
40B,41Bとで外側可動板35A上の平面コイル3
7Aに磁界を作用させ、平面コイル37Aに流す駆動電
流との相互作用で外側可動板35Aを回動させる。
【0048】一方、上側ガラス基板33の対向する永久
磁石42A,43Aと、下側ガラス基板34の対向する
永久磁石42B,43Bとで内側可動板35B上の平面
コイル37Bに磁界を作用させ、平面コイル37Bに流
す駆動電流との相互作用で内側可動板35Bを回動させ
る。
【0049】対向した永久磁石40Aと41Aは、上下
の極性が互いに反対、例えば永久磁石40Aの上面がS
極ならば、永久磁石41Aの上面はN極となるよう配置
し、しかも、磁束が可動板35の平面コイル部分に対し
て平行に横切るように配置する。他の対向した永久磁石
42Aと43A、永久磁石40Bと41B、永久磁石4
2Bと43Bについても同様である。
【0050】上下方向で対向する永久磁石40Aと40
Bとの関係は、上下の極性は同じ、例えば永久磁石40
Aの上面がS極ならば、永久磁石40Bの上面もS極と
なるように配置する。他の上下方向で対向する永久磁石
41Aと41B、永久磁石42Aと42B、永久磁石4
3Aと43Bも同様に配置する。これにより、可動板3
5の両端部で互いに相反する方向に力が作用する。
【0051】下側ガラス基板34の下面には、平面コイ
ル37A,37Bとそれぞれ電磁結合するよう配置され
た検出コイル45A,45Bと検出コイル46A,46
Bがパターンで形成される。検出コイル45A,45B
は、第1のトーションバー36Aに対して対称に配置さ
れ、検出コイル46A,46Bは、第2のトーションバ
ー36Bに対して対称に配置される。
【0052】一対の検出コイル45A,45Bは、外側
可動板35Aの変位角を検出するためのもので、平面コ
イル37Aに流す駆動電流に重畳して流す検出用電流に
基づいて発生する平面コイル37Aと検出コイル45
A,45Bとの相互インダクタンスが外側可動板35A
の角度変位によって変化し、この相互インダクタンスの
変化から外側可動板35Aの変位角を検出することがで
きる。
【0053】一方、一対の検出コイル46A,46Bも
同様にして内側可動板35Bの変位角を検出することが
できる。なお、外側可動板35Aの変位を、例えばX軸
方向の変位に対応させ、内側可動板35Bの変位をY軸
方向の変位に対応させることにより、反射ミラー38の
2次元の変位が可能となる。
【0054】このようにこの発明に係る偏向手段5は、
半導体製造プロセスを用いた2次元の偏向が容易にでき
るガルバノミラー30であるので、駅ホームの線路上方
の小さな空間でも小型で精度の高い2次元の偏向を行う
ことができる。
【0055】なお、本実施の形態では、図2に示すよう
に障害物検知装置1を一体型としたが、発光手段4、偏
向手段5および受光手段6を一体型として、図1に示す
支柱101に設置するようにしてもよい。また、図2に
示すように障害物検知装置1をホームの線路上方向に設
けた支柱に設置したが、ホーム直下の壁面に設置するよ
うにしてもよい。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように、この発明に係る障
害物検知装置は、光ビームを発生する発光手段と、光ビ
ームを2次元の所定の範囲に偏向する偏向手段と、2次
元の所定の範囲から反射される光ビームの反射光を受光
する受光手段と、この受光手段からの信号に基づいて、
障害物がある時の受光信号と障害物がない時の受光信号
を比較して障害物を検知する障害物検知手段とを備えた
ので、いつでもどんな天候でも障害物を高精度に検知す
ることができ、安全な車両の運行が確保できる。
【0057】また、この発明に係る障害物検知装置は、
障害物検知手段に、発光手段、偏向手段の制御と、障害
物を検知する比較判定手段と、この比較判定手段に基づ
いて注意情報を出力する出力手段と、比較判定手段に基
づいて進入車両の制御をする車両制御手段とを備えたの
で、外部に注意情報を出力し、進入車両の停止などの制
御を行うことができるので、車両の事故を未然に防ぐこ
とができる。
【0058】また、この発明に係る偏向手段は、半導体
プロセスを用いた2次元方向に周期的に偏向できるガル
バノミラーであるので、駅ホーム近傍の小さい空間に設
置して広範囲な領域の投光を小型で精度の高い2次元の
偏向で行うことができる。
【0059】よって、装置の設置が容易で、駅ホームの
線路近辺の障害物を高精度で検知して列車事故を未然に
防止することができる、小型で利便性および経済性に優
れた障害物検知装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る障害物検知装置の設置イメージ
【図2】この発明に係る障害物検知装置の要部ブロック
構成図
【図3】この発明に係る障害物検知装置の別実施の形態
要部ブロック構成図
【図4】この発明に係る障害物検知手段の要部ブロック
構成図
【図5】この発明に係る偏向手段として用いるガルバノ
ミラーの構成図
【符号の説明】
1…障害物検知装置、2…障害物検知手段、4…発光手
段、5…偏向手段、6…受光手段、7…比較判定手段、
8…車両制御手段、9…出力手段、10…偏向駆動手
段、11…発光駆動手段、14…発光用偏向手段、15
…受光用偏向手段、30…ガルバノミラー、100…障
害物、101…支柱、102…駅ホーム、103…線
路、Dc…注意信号、Lc…受光信号、Lk…発光制御
信号、Lr…反射光、Ls…光ビーム、Mj…イメージ
データ、Ms…形状イメージデータ、To…車両通過信
号、Vc…車両制御信号、Vg…信号制御信号、Vo…
表示駆動信号、Vs…偏向制御信号、Vt…同期制御信
号。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 生井 欣宏 栃木県宇都宮市平出工業団地11番地2 日 本信号株式会社宇都宮事業所内 (72)発明者 竹内 ▼卓▲ 埼玉県浦和市上木崎1丁目13番8号 日本 信号株式会社与野事業所内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】駅ホームの線路近辺の障害物を検知する障
    害物検知装置において、 光ビームを発生する発光手段と、前記光ビームを2次元
    の所定の範囲に偏向する偏向手段と、前記2次元の所定
    の範囲から反射される光ビームの反射光を受光する受光
    手段と、この受光手段からの信号に基づいて、障害物が
    ある時の受光信号と障害物がない時の受光信号を比較し
    て障害物を検知する障害物検知手段と、を備えたことを
    特徴とする障害物検知装置。
  2. 【請求項2】前記障害物検知手段は、発光手段、偏向手
    段の制御と、障害物を検知する比較判定手段と、この比
    較判定手段に基づいて注意情報を出力する出力手段と、
    前記比較判定手段に基づいて進入車両の制御をする車両
    制御手段と、を備えたことを特徴とする請求項1記載の
    障害物検知装置。
  3. 【請求項3】前記偏向手段は、半導体プロセスを用いた
    2次元方向に周期的に偏向できるガルバノミラーである
    ことを特徴とする請求項1、2記載の障害物検知装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002220046A (ja) * 2001-01-23 2002-08-06 Kyosan Electric Mfg Co Ltd 可動ホーム柵装置
JP2005214718A (ja) * 2004-01-28 2005-08-11 East Japan Railway Co 検知装置及び検知方法
JP2007010681A (ja) * 2006-08-28 2007-01-18 East Japan Railway Co 検知装置

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