JPH11352946A - 映像出力処理装置 - Google Patents

映像出力処理装置

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JPH11352946A
JPH11352946A JP11-48899A JP4889999A JPH11352946A JP H11352946 A JPH11352946 A JP H11352946A JP 4889999 A JP4889999 A JP 4889999A JP H11352946 A JPH11352946 A JP H11352946A
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勝 岩佐
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 実時間の映像出力処理において、それぞれの
処理サイクルが最悪となる場合が重なっても、映像の乱
れなどを生じることなく視聴者に不快感を与えることな
く映像出力を行なうこと。 【解決手段】 判定処理305、代入処理306と、判
定処理304a,304bを設け、1ラインにおいて、
主映像,副映像,OSDの映像出力処理を実時間で行な
うことが不可能となったことを検出した場合、副映像の
処理(302a,302b)を次ラインにおいて実行し
ないようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、映像出力処理装置
に関し、特に、動画,静止画などの情報が含まれる主映
像、字幕などの情報が含まれる副映像、メニューやタイ
トル画面などの情報が含まれるOSD(On Screen Disp
lay )データの出力の実時間処理の制御性の向上を図っ
たものに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、マルチメディアの進歩とともに、
映像分野においてもディジタル放送を考慮してさまざま
な方式の再生装置が提案されている。そして、今後、よ
り多くの情報が放送局から出力されることになると考え
られ、再生装置によっては、その再生処理能力を越える
処理を要求されるような事態が生じることも考えられ
る。そして、このようなスペックを越える処理が要求さ
れた場合には、視聴者から見れば、映像の乱れ等の現象
として捕らえられることとなり、違和感や不快感を与え
かねない。そこで、従来、パソコンなどで動画データを
表示する際に、再生装置のスペックに合わせて何とか違
和感を低減して再生を行うために、単位時間あたりに表
示される画像の数(フレーム数)を低下させる、いわゆ
るフレーム落しを適用することも考えられるが、高画質
な映像を提供するハイビジョン放送等においては、この
ような処理を行うことは、やはり視聴者に不快感等を与
えることになると考えられる。
【0003】そこで、上記再生処理能力を、出力処理に
必要となる処理サイクルの最悪値を基準にして、その処
理を満たす能力を有する制御装置を用いて実現すること
も考えられるが、このような構成とすることは、いたず
らに制御装置の構成を複雑にし、また、高周波数での動
作となるために、環境的な問題となることが懸念され
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の映像出力処理装
置は以上のように構成されており、処理能力を越える負
荷が装置に要求された場合に、視聴者に不快感等を与え
ることなく、実時間内でデータを処理する有効な方法が
何ら提案されておらず、将来、マルチメディアの進歩に
伴う大量情報伝達が必要となった場合に鑑みて、これに
対処することのできる映像出力処理装置が必要とされて
いた。この発明は以上のような状況に鑑みてなされたも
ので、実時間の映像出力処理において、再生処理能力を
越える場合となっても、映像の乱れなどを生じることな
く視聴者に不快感を与えることなく映像出力を行うこと
ができる映像出力処理装置を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1にか
かる映像出力処理装置によれば、種類の異なる複数の映
像データを処理してモニタ出力とする映像データ処理実
行手段と、映像データ処理実行手段による上記複数の映
像データの処理が、モニタ出力時点で実時間内に処理を
完了したか否かを検出する映像処理遅延検出手段と、上
記映像処理遅延検出手段により処理の遅れが検出された
場合に、上記映像データ処理実行手段による処理を、1
ライン期間に割り当てられた処理を軽減するよう上記映
像データ処理実行手段を制御する映像データ処理制御手
段とを備えたものである。
【0006】また、この発明の請求項2にかかる映像出
力処理装置によれば、上記請求項1記載の映像出力処理
装置において、上記映像データ処理制御手段を、上記処
理を軽減する際の映像データの優先順位を設定して、上
記上記映像データ処理実行手段を制御するものとしたも
のである。
【0007】また、この発明の請求項3にかかる映像出
力処理装置によれば、上記請求項2記載の映像出力処理
装置において、上記優先順位を、視聴者の視点から上記
モニタ上における表示画面までの距離に基づいて決定す
るようにしたものである。
【0008】また、この発明の請求項4にかかる映像出
力処理装置によれば、上記請求項2記載の映像出力処理
装置において、上記優先順位を、映像データに設定され
た表示情報に基づいて決定するようにしたものである。
【0009】また、この発明の請求項5にかかる映像出
力処理装置によれば、請求項1記載の映像出力処理装置
において、上記1ライン期間に行う上記種類の異なる複
数の映像データのそれぞれの処理の少なくとも1つの映
像データの処理を複数に分割するものとしたものであ
る。
【0010】また、この発明の請求項6にかかる映像出
力処理装置によれば、上記請求項5記載の映像出力処理
装置において、上記停止する映像データを主映像とした
ものである。
【0011】また、この発明の請求項7にかかる映像出
力処理装置によれば、上記請求項1記載の映像出力処理
装置において、上記映像処理遅延検出手段は、上記遅延
の検出を所定数のフィールドまたはフレーム間隔で行う
ものとしたものである。
【0012】また、この発明の請求項7にかかる映像出
力処理装置によれば、上記請求項1記載の映像出力処理
装置において、上記映像処理遅延検出手段は、上記遅延
の検出を所定数のライン間隔で行うものとしたものであ
る。
【0013】また、この発明の請求項8にかかる映像出
力処理装置によれば、請求項1または5記載の映像出力
処理装置において、上記映像データ処理制御手段は、上
記種類の異なる複数の映像データのうちのいずれか映像
データの処理の少なくとも一部を停止することにより処
理を軽減するものとしたものである。
【0014】また、この発明の請求項9にかかる映像出
力処理装置によれば、上記請求項5記載の映像出力処理
装置において、上記1ライン期間に処理すべきデータに
は、少なくとも種類の異なる3つの映像データのうち2
つ以上含まれるものである。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の映像出力処理装置
の本実施の形態について、図面を参照しながら説明す
る。 実施の形態1.図1は、本発明の実施の形態1による映
像出力処理装置の構成を示す図であり、同図において、
101は表示出力する主映像データと、副映像データ
と、OSDデータとを格納する外部記憶部、102は上
記外部記憶部101に格納された表示出力すべき主映
像,副映像,OSDデータをバッファリングすることに
より順次これらデータを取り出す内部記憶部、103は
上記外部記憶部101と内部記憶部102間の転送制御
を行なう転送制御部である。また、108は転送制御部
103と内部記憶部102を相互に接続するための第1
の内部バスである。104aは上記内部記憶部102か
らの主映像データを入力として主映像データを出力する
主映像出力部、104bは上記内部記憶部102からの
副映像データを入力として副映像データを出力する副映
像出力部、104cは上記内部記憶部102からのOS
Dデータを入力としてOSDデータを出力するOSD出
力部である。
【0016】109は上記内部記憶部102と、主映像
出力部104a,副映像出力部104b,OSD出力部
104cを相互に接続するための第2の内部バスであ
る。105は、上記主映像出力部104a,副映像出力
部104b,OSD出力部104cからのデータを入力
とし、それらのデータ(映像)を混合してモニタ111
ヘ出力する映像出力部である。106は上記映像出力部
105からの制御信号110をその入力とし、内部プロ
グラムにより、上記主映像出力部104a,副映像出力
部104b,OSD出力部104c,転送処理部103
を制御する中央処理制御部である。これらの出力に関す
る制御は順に、制御信号107a,107b,107
c,107dを用いて行なわれる。なお、上記制御信号
110は映像出力における1ラインの開始時刻を伝える
ための信号である。
【0017】図2に、図1における中央処理制御部10
6の詳細な構成の一例を示す。図に示すように上記中央
処理制御部106は、中央処理部201,命令メモリ2
02,作業メモリ203,I/O用メモリ204a〜2
04e、内部バス205を含んでいる。
【0018】上記命令メモリ202は、中央処理部20
1で実行する命令(プログラム)を格納する。中央処理
部201は、命令メモリ202に格納されるプログラム
を実行する。作業メモリ203は、中央処理部201の
途中の処理結果などを格納する。I/O用メモリ204
aは、主映像出力部104aに対する制御用のメモリ
で、メモリマップドI/Oと呼ばれる構成となってい
る。同様に、I/O用メモリ204b、I/O用メモリ
204c、I/O用メモリ204dは、それぞれ、副映
像出力部104b、OSD出力部104c、転送制御部
103を制御するためのメモリである。上記中央処理部
201と、命令メモリ202,作業メモリ203,I/
O用メモリ204a〜eは、内部バス205により相互
に接続されている。
【0019】また、204eは映像出力部105からの
制御信号を入力するためのI/O用メモリである。1ラ
インの開始時刻の検出は、制御信号110からの情報が
I/O用メモリ204eに書き込まれるため、中央処理
部201において、I/O用メモリ204eを読み出す
ことにより、実現することができる。
【0020】ここで、I/O用メモリ204eが「0」
のとき、1ラインの開姶、すなわち、直前の表示ライン
から見た場合に、次のラインが始まっていることを示す
ものとする。中央処理部201が1ラインの開始点で
「1」を書き込み、判定処理実行時にI/O用メモリ2
04eが「0」となっている場合は、次の表示ラインが
開始されたことを意味する。また、I/O用メモリ20
4eが「1」である場合は、次の表示ラインがまだ開姶
されていないことを意味する。
【0021】上記構成において、モニタ111以外によ
って、映像データ処理実行手段が実現され、上記映像出
力部105によって映像処理遅延検出手段が実現され、
中央処理制御部106によって映像データ処理制御手段
が実現されるものとなっている。
【0022】次に、図2に示した上記中央処理制御部1
06で行なわれる映像出力処理を図3のフローチャート
を用いて説明する。図3の処理では、すべての映像出力
処理を実時間で行なうことができない場合、副映像の処
理を停止し、副映像の表示出力処理を行なわないように
することにより、映像出力処理を実時間で処理させるこ
とを実現するものである。この映像出力処理は、映像出
力における毎フィールド単位、または毎フレーム単位で
行なうものを示したものである。
【0023】また、各映像出力処理を行う各主映像,副
映像,OSD処理は、内部記憶部102に割り当てる主
映像出力部104a,副映像出力部104b,OSD出
力部104cの内部に設けられるバッファメモリの容量
によって、処理を実行する間隔が異なる。これらのバッ
ファメモリは、外部記憶部101に格納されている各映
像データをバッファリングするために用いるものであ
る。例えば、主映像出力に割り当てるバッファ容量部1
04aのバッファが表示フィールド画像と比較して大き
ければ、主映像の出力処理は1フィールドに1回行えば
よい。同様に副映像、OSDの出力処理の間隔も1フィ
ールドに1回とすれば、複数の表示ライン期間で主映像
の出力処理を行い、また別の複数の表示ライン期間で副
映像の出力処理を行い、また別の複数の表示ライン期間
でOSDの出力処理を行うことができる。
【0024】しかし、これらのバッファメモリ、すなわ
ち、内部記憶部102のメモリの容量の増大は、装置全
体としての回路規模の増大となる。装置全体の回路規模
を小さくするためには、これらのバッファメモリの容量
を小さくする必要がある。しかしこのとき、主映像,副
映像,OSDの出力処理の間隔も短くなる。本実施の形
態では、主映像,副映像,OSDの出力処理の間隔を、
表示する1ライン期間に2回とするものである。なお、
以下でいう、1ライン期間に割り当てる処理とは、それ
ぞれの映像出力処理で表示1ライン期間で行う必要のあ
るそれぞれの映像出力処理ををさす。
【0025】ここで、301a,301bは主映像処理
A,Bを示し、302a,302bは副映像処理A,B
を示し、303a,303bはOSD処理A,Bを示
し、このようにこれらの処理は、ここでは2つに分割し
て行なわれるものとする。それぞれの処理では、外部記
憶部101から内部記憶部102への映像データの転送
制御や、主映像出力部104a,副映像出力部104
b,OSD出力部104cの制御を行なうものである。
【0026】これら主映像処理302a,302b、副
映像処理303a,303bが1ライン期間に割り当て
る処理となる。また、ここでは、1ライン期間にそれぞ
れの出力処理を2回行うものとするが、1ラインで行う
処理回数は2回に限定されるものではない。304a,
304bは処理が遅れたか否かの判定処理であり、これ
らの判定処理304a,304bの結果により、302
a,302bの副映像出力処理A,Bが迂回されること
になる。すなわち、映像出力処理として、ここで処理量
が減少されることになる。
【0027】305はモニタ111出力での、1ライン
処理が間に合ったか否かの判定処理である。また、30
6は上記判定処理305により、判定処理304a,3
04bでの判定に用いたflag(フラグ)に対し、処
理が遅れた場合は「1」を代入する処理である。307
は1フィールド、またはフレームの表示ライン数を越え
るか否かの判定処理で、表示ライン数を越えない場合、
処理301aから処理を繰り返すことになる。
【0028】308は初期設定を行なうもので、fla
gに「0」を代入する処理である。図4は、図3に示し
た処理において、処理遅れが発生した場合の様子を示
す。ここにおいても、主映像処理,副映像処理,OSD
処理のすべてが、1ラインで実行完了することを前提と
する。図4において、400は、H−SYNC(水平同
期信号)信号を表す。400aは、1ラインの処理開始
を示す点である。400bは、次のラインの処理開始を
示す点である。また、401は映像出力が行なわれるラ
インを、402はライン401の次のラインを、403
はライン402の次のラインを表し、それぞれ、ライン
A、ラインB、ラインC とする。従って、本来、ライン
A401における、次ライン(ラインB)の開始点40
0bは、ラインB402における、ラインの開始点40
0aと同一の点となる。同様に、ラインB402におけ
る、次ラインの開始点400bについても、ラインC 4
03における、ラインの開始点400aと同一の点とな
る。
【0029】410はラインA401で行なう必要のあ
る処理で、主映像処理A411aと、主映像処理B41
1bと、副映像処理A412aと、副映像処理B412
bと、OSD処理A413aと、OSD処理B413b
とからなり、410xはラインA401における、映像
出力処理の遅れを判定する判定処理305が行なわれる
点を表す。また、420は、ラインB402で行なう必
要のある処理で、主映像処理A421aと、主映像処理
B421bと、OSD処理A423aと、OSD処理B
423bとからなる。
【0030】同様に、430はラインC 403で行なう
必要のある処理で、主映像処理A431aと、主映像処
理B431bと、OSD処理A433aと、OSD処理
B433bとからなる。映像出力処理410での実行順
序は、主映像処理A411a、副映像処理A412a、
OSD処理A413a、主映像処理B411b、副映像
処理B412b、OSD処理B413b、点410xに
おける判定処理305の順で行なう。
【0031】また、映像出力処理420での実行順序
は、主映像処理A421a、OSD処理A423a、主
映像処理B421b、OSD処理B423bの順で、さ
らに、映像出力処理430での実行順序は、主映像処理
A431a、OSD処理A433a、主映像処理B43
1b、OSD処理B433bの順で行なうものとする。
【0032】また、403aは、ラインC 403におけ
る処理の余裕を示すものとする。なお、これら映像出力
処理410、420、430では、図3に示した、判定
処理304a,304b,305,307や、代入処理
306,308は、断りのない限り省いている。
【0033】このとき、ラインA401で行なう映像出
力処理410が、中央処理制御部106の処理性能を越
え、ラインB402の開始位置400aを越えた場合を
以下に考える。すなわち、この場合は、すべての映像出
力処理が1ライン内に間に合わず、処理しきれなかった
ことになる。ここで、判定処理305が実行されるの
は、点410xであり、次ラインの開始を越えている。
【0034】この場合、上記判定処理305の結果は
「Y」となり、代入処理306でflagに「1」が代
入される。これに続くラインB402で行なう映像出力
処理420では、判定処理304a,304bの結果が
ともに「Y」となり、副映像処理A302a、副映像処
理B302bは実行されない。すなわち、映像出力処理
420は、主映像処理A421a、OSD処理A423
a、主映像処理B421b、OSD処理B423bの順
で各処理を行なうことになる。
【0035】これにより、映像出力処理420は、実行
すべきラインB402に納まることになる。さらに、ラ
インC 403での映像出力処理430では、映像出力処
理420と同様に、主映像処理A431a、OSD処理
A433a、主映像処理B431b、OSD処理B43
3bの順で各処理を行なうことになる。また、映像出力
処理430には、処理の余裕403aが発生することに
なる。そして、以降のラインにおいても処理の余裕があ
ることになり、実時間での映像出力処理を実現すること
ができるようになる。
【0036】また、本実施の形態では、主映像,副映
像,OSDの出力処理を、それぞれ2つ(A,B)にし
た処理で実現している。これは、各処理を分割すること
により、それぞれの処理の一部を少なくとも一度は実行
することができるようになるからである。これにより、
それぞれの映像出力処理が反映されないことを回避する
ことも期待できるものである。
【0037】このように本実施の形態1によれば、判定
処理305、代入処理306と、判定処理304a,3
04bを設け、1ラインにおいて、主映像,副映像,O
SDの映像出力処理を実時間で行なうことが不可能とな
ったことを検出した場合、副映像の処理(302a,3
02b)を次ラインにおいて実行しないようにすること
により、映像出力処理全体の処理量を軽減し、従って、
映像出力処理の実時間処理を保証することを実現するこ
とができる。
【0038】また、これらの判定処理や、代入処理は、
プログラムコードサイズとしても小さいものである。ま
た、これらを処理する制御装置を複雑にする必要もな
く、高周波で動作させる必要もない。
【0039】なお、本実施の形態1では、映像出力処理
の実行を、主映像処理,副映像処理,OSD処理の順で
行なったが、これらの実行順序は制限されるものではな
く、異なる順で実行しても同様の効果を実現することが
できる。また、本実施の形態1では、主映像,副映像,
OSDの出力処理を二つに分割し、図3に示す判定処理
部304a ,304bの両方を実行することにより、副
映像処理A302a、および副映像処理B302bの両
方を行わないことにより、処理の軽減を図ったが、判定
処理部304a,304bのどちらか一方の判定処理を
行わないことにより、少なくとも一方の副映像処理A3
02a、または副映像処理B302bを行うことで、処
理の軽減を行うことも可能である。これにより、段階的
に処理対象外とする処理、すなわち、軽減する処理を設
定することができる。
【0040】さらに、主映像,服映像,OSDの出力処
理を2つに分割して行うようにしたが、これらの出力処
理を3つ以上に分割して処理することも可能である。こ
れにより、処理対象外とする処理を細かく設定すること
が可能となり、より多くの処理を1ライン期間で処理す
ることができる。
【0041】また、本実施の形態1では、二つ存在する
副映像処理をともに停止するものとしたが、いずれか一
方の副映像処理を停止するようにしても構わない。具体
的には、判定処理304a,304bのいずれか一つを
省略するとしても、同様の効果を実現することができる
ものである。また、本実施の形態1では、副映像処理を
停止する構成としたが、主映像処理,またはOSD処理
を停止させたとしても同様の効果を実現することができ
る。
【0042】さらに、この場合、二つある主映像処理の
いずれか一方の処理を停止するとしても、また、二つあ
るOSD処理のいずれか一方の処理を停止するとして
も、同様の効果を実現することができる。
【0043】さらに、本実施の形態1では、処理遅れの
判定に用いるフラグの初期化を、毎フィールド単位、ま
たは毎フレーム単位で行なうものとしている。このと
き、処理遅れの判定に用いるフラグの初期化である代入
処理308は、所定フィールド、所定フレーム毎に行う
ことになる。つまり、処理遅れが発生した場合、処理の
軽減を該フィールドの間、または該フレームの間、行な
うものとすることで、失われる情報を少なく抑えること
ができるものであるが、処理遅れの判定に用いるフラグ
の初期化は、複数フィールド単位または複数フレーム単
位で行なうものとしても、失われる情報は多少増大する
が、処理を簡略化することができる。
【0044】また、逆に、処理遅れの判定に用いるフラ
グの初期化を、所定ライン単位毎に行う場合は、代入処
理308を所定ライン毎に行うことにより、処理遅れ判
定を所定ライン単位で行うことができる。すなわち、図
18は1ライン単位での処理遅れの判定を行う場合にお
いて、処理遅れが発生した場合の様子を示す。図におい
て、1801は映像出力が行われるラインDを表す。1
801はラインDに割り当てられる処理で、主映像処理
A1811aと、主映像処理B1811bと、副映像処
理A1812aと、副映像処理B1812bと、OSD
処理A1813aと、OSD処理1813bとからなっ
ている。また、ラインD1801では、OSD画像の表
示画素数などがラインA401、ラインB402までと
比較して少なく、処理内容が変更されることにより、O
SD処理A1813a,OSD処理B1813bの処理
サイクルが短くなっている。
【0045】OSD画像は、スクリーンの任意の位置
に、任意の表示幅、表示高さで表示することが可能であ
り、ラインBとラインDとで表示する内容が異なるよう
にしたものである。1800xは主映像処理A431a
と、OSD処理A433aと、主映像処理B431b
と、OSD処理B433bからなうラインB402に割
り当てられる映像出力処理の後に行う、判定処理305
のラインB402の表示時刻における実行位置である。
なお、図3に示した判定処理304a,304b,30
5,307や代入処理306,308は特に断りの無い
限り省略する。また、図4と同一符号は同一、または相
当部分を示す。
【0046】ここで、ラインA401の処理に遅れが発
生し、ラインB402、ラインC403において副映像
処理A412a,副映像処理B412bを行わないこと
により、1ラインに割り当てる処理を軽減することにつ
いては先に述べた。これに続く点1800xでの判定処
理では、1ライン期間に1ラインに割り当てられる処理
が収まっており、判定処理305においては「N」とな
る。従って、次のラインD1801での判定処理304
a、304bは「N」となる。これは図3における代入
処理308の実行位置とは異なり、毎ライン毎に処理3
08を実行するためである。このため、ラインD180
1においては、主映像処理,副映像処理,OSD処理を
それぞれ実行することが可能となる。
【0047】すなわち、判定処理305により反映され
るflagを代入処理308において毎ライン初期化
(0を代入)することにより、副映像の出力処理を行わ
ずに軽減する期間を1ラインとすることができる。副映
像の非表示期間をラインB402の1ラインだけとする
ことができ、ラインB402以外のラインに関しては主
映像,副映像,OSDを全て表示する映像と比較しても
大きな差異にはさらない。
【0048】このように、処理遅れの判定を1ライン毎
に行い、処理の軽減を1ライン毎に調整することによ
り、それぞれの映像出力を多く表示することができ、よ
り一層の効果を得ることができる。なお、ここでは、処
理軽減を副映像の処理で行うものとしたが、主映像,O
SDにより処理軽減を行う場合についても同様に効果を
得ることができる。
【0049】実施の形態2.以下、本発明の実施の形態
2による映像出力処理装置について図面を参照しながら
説明する。本実施の形態2による映像出力処理装置の構
成に関しては、実施の形態1に示したものとほぼ同様で
あるが、映像処理出力の流れが異なることを特徴とする
ものである。
【0050】図5に本実施の形態2における映像出力処
理装置の処理の流れを示す。映像出力処理に関して、実
施の形態1と異なるのは、判定処理304a,304b
がなく、判定処理501a,501b,502a,50
2b,503a,503bをそれぞれ設けた点であり、
これ以外は、実施の形態1における処理の流れと同様で
ある。
【0051】上記判定処理501a,501b,502
a,502b,503a,503bは、処理が遅れたか
否かの判定処理であり、設定される処理迂回の優先度に
応じて実行されるものである。この優先度を表すフラグ
として、priorityを用いる。判定処理501
a,501bは、その結果により、主映像処理A301
a,主映像処理B301bを迂回する。また、判定処理
502a,502bは、その結果により、副映像処理A
302a,副映像処理B302bを迂回する。同様に判
定処理503a,503bは、その結果により、OSD
処理A303a,OSD処理B303bを迂回するもの
である。
【0052】ここで、設定される優先度が本映像出力装
置として定まっており、主映像の出力処理優先度を最も
低いものとする場合、優先度を示すpriorityに
「1」を設定する。これにより、全ての映像出力処理が
中央処理制御部106の性能を越えた場合、すなわち、
中央処理制御部106の処理が遅れた場合、映像出力処
理である主映像処理A301a,主映像処理B301b
を迂回することになる。
【0053】また、上記優先度として、副映像の出力処
理を最も優先順位が低いものとする場合は、Prior
ityに「2」を設定する。これにより、副映像処理B
302a,副映像処理B302bを迂回することにな
る。同様に、上記優先度として、OSDの出力処理を最
も優先順位が低いものとする場合は、Priority
に「3」を設定することにより、中央処理制御部106
の処理が遅れた場合、OSD処理A303a,OSD処
理B303bの処理を迂回することになる。つまり、上
述した実施の形態1と同様に、全ての映像出力処理を実
時間内で行なうことが不可能となった場合、映像出力処
理の処理量を軽減することができ、実時間での映像出力
処理を実現することができる。このときの優先度の設定
は、システムとして表示する優先度を動的に設定するこ
とができるものである。
【0054】ここで、この優先度の設定を、出力表示の
表示順序により行なう方法について説明する。図6は、
本実施の形態2による映像出力処理装置を用いた処理に
よる表示結果を表したものである。図6(a)におい
て、610は、処理の軽減を行なう前の表示結果の画面
である。図6(b),(c)において、611,612
は、映像出力処理のそれぞれの処理サイクルの最悪の状
態が重なったり、映像出力処理が処理待ちの発生などに
より、中央処理制御部106の処理が遅れ、すべての映
像出力処理を実時間で行なうことが不可能となり、処理
の軽減を行なった後の表示結果の画面である。
【0055】610aは、主映像の表示を表わし、61
0bは副映像の表示を表わし、610cはOSDの表示
をそれぞれ表すものである。それぞれの映像表示は、視
点手前から、OSD表示610c,副映像表示610
b,主映像表示610aの順で表示されている。
【0056】この表示順より、処理の軽減対象を主映像
とし、優先度を示すpriorityに「1」を設定す
るものとする。これは、視点から奥の表示映像に関する
情報が必ずしも重要でないと判断できるからである。こ
こで、全ての映像出力処理を実時間で行なうことが不可
能となる場合、視点から最も奥に表示される主映像の表
示映像610aに関する処理である、主映像処理A30
1a,主映像処理B301bを迂回することにより、図
6(a)から図6(b)に示すようになり、映像出力処
理を軽減することになる。これにより、表示結果が表示
画像610から、表示結果611となる。
【0057】また、表示映像として、視点からの表示順
で、中間に表示されている映像に関する情報が重要でな
いと判断できる場合もある。この場合、Priorit
yに「2」を設定することにより、全ての映像出力処理
を実時間で行なうことが不可能となる場合、副映像61
0bに関する処理である、副映像処理A302a,副映
像処理B302bを迂回することにより、図6(a)か
ら図6(c)に示すようになり、表示結果が表示画像6
10から、表示結果612となる。
【0058】視点からの表示で、この優先度を示す、p
riorityを設定することは、映像出力処理の遅れ
が発生する場合に、迂回する出力処理が動的に変化する
ことになる。つまり、出力表示される場面毎に、最も重
要な映像情報を少なくとも表示することを実現すること
ができる。
【0059】以上のように、本実施の形態2によれば、
判定処理501a,501bと、判定処理502a,5
02bと、判定処理503a,503bを設けることに
より、主映像,副映像,OSDに関する、すべての映像
出力を実時間で行なうことが不可能となる場合、設定さ
れる優先度に応じて、主映像の処理301a,301
b、または、副映像の処理302a,302b、また、
あるいは、OSDの処理303a,303bを迂回する
ことにより、上記実施の形態1と同様に、映像出力処理
全体の実時間処理を保証することを実現することがで
き、プログラムコードサイズの増大や、装置の複雑化、
高周波動作の必要性がないのに加えて、ここで設定する
この優先度は、映像情報に関して最も情報量が少なく、
表示されないことによる影響が最も少ないものを選択す
ることにより、ユーザ指向に立った制御を行うことがで
きる。
【0060】なお、本実施の形態2では、視点からの表
示順から、主映像処理,副映像処理,OSD処理の優先
順位付けを行なったが、ユーザが提示する優先順位付け
を行なうようにしてもよく、同様の効果を奏する。この
ようにすることで、ユーザがどの映像表示に興味がある
かにより、ユーザの意志で自由に設定することができ、
実施の形態1のように、自動的に表示さるるべき情報が
削除されるような場合に比べて、ユーザ指向な制御を行
うことができる。
【0061】また、本実施の形態2では、視点からの表
示順から映像出力処理の優先順位付けを行なったが、予
め設定されている表示状態により、いずれの処理を優先
させるかの優先順位付けを行うこともできる。例えば、
OSDに関しては、装置を制御するメニュー画面の設定
に用いるOSD表示を行う場合、OSD表示を優先して
行うことになる。また、副映像に関しては、DVD規格
(DVD Specificationfor Read-Only Disc, Part3 VIDEO
SPECIFICATIONS Version1.0 August 1996)におけ
る、SP_DCSQに含まれるコマンドの1つであるF
STA_DSPにより、副映像出力を強制的に表示させ
るなどのコマンドがあり、このコマンドにより、優先的
に副映像を表示することになる。
【0062】実施の形態3.以下、本発明の実施の形態
3による映像出力処理装置について図面を参照しながら
説明する。本実施の形態3による映像出力処理装置の構
成に関しては、実施の形態1に示したものとほぼ同様で
あるが、映像処理出力の流れ、特にOSDの出力処理が
異なることを特徴とするものである。
【0063】図7は本実施の形態3における映像出力処
理装置の処理の流れを示すフローチャート図である。映
像出力処理に関して、実施の形態1と異なるのは、判定
処理304a,304bがなく、OSD処理A303
a,OSD処理B303bを、OSD処理A701a,
OSD処理701bに変更した点である。本実施の形態
3では、映像出力処理を実時間での実行が実行不可能と
なった場合に、OSD処理の処理量を軽減するものであ
り、これ以外は、上記実施の形態1における処理の流れ
と同様の処理を行なうものである。
【0064】以下、このOSD処理A701aの流れを
図8に、また、OSD処理B701bの処理の流れを図
9に示す。図8に示すOSD処理A701aは、判定処
理801と、アドレス計算処理A802aと、アドレス
計算処理B802bと、転送制御部103に対する転送
制御処理803とからなる。
【0065】アドレス計算処理A802aと、アドレス
計算処理B802bは、転送元の外部記憶部101のO
SD画像のアドレスと、転送先の内部記憶部102のア
ドレスとを計算するものである。ここで、全ての映像出
力処理の実時間での実行が実行可能である場合は、アド
レス計算処理A802aを、全ての映像出力処理の実時
間での実行が実行不可能である場合は、アドレス計算処
理B802bを実行する。これら2つのアドレス計算の
違いについては後述する。801は、全ての映像出力処
理が実時間で実行不可能となったか否かを判定するもの
で、実行可能の場合は、アドレス計算処理A802aに
制御を移し、実行不可能の場合はアドレス計算処理B8
02bに制御を移すように構成されている。次いで、転
送制御処理803により、外部記憶部101と内部記憶
部102間の転送処理が開始されることとなる。
【0066】OSD処理B701bは、図9に示すよう
に、判定処理901と、アドレス計算処理C902と、
転送制御部103に対する転送制御処理803とからな
る。アドレス計算処理C902は、転送元の外部記憶部
101のOSD画像のアドレスと、転送先の内部記憶部
102のアドレスとを計算するものである。
【0067】901は、全ての映像出力処理が実時間で
実行不可能となったか否かを判定するもので、実行可能
の場合はアドレス計算処理C902、及び制御処理80
3を実行する。実行不可能の場合は、アドレス計算処理
C902、及び制御処理803を迂回するように構成さ
れている。
【0068】本実施の形態3における処理において、全
ての映像出力処理の実時間での実行が可能の場合、OS
Dの出力処理は、アドレス計算処理A802aと転送制
御処理803、及び、アドレス計算処理A902と転送
制御処理803を実行する。
【0069】しかし、すべての映像出力処理の実時間で
の実行が不可能の場合、実施の形態1,2と同様の判定
処理により、OSDの出力処理は、アドレス計算処理A
802bとそれに続く転送制御処理803を実行する。
【0070】このように処理することについて、8bi
t/pixelのOSD(1画素が8bitからなるO
SD)で、水平方向に720画素を出力する場合を、例
に挙げて説明する。
【0071】このとき、OSD画像の転送量は720b
yteである(1byte=8bit)。すべての映像
出力処理を実時間で実行可能の場合に行なう、OSDの
アドレス計算処理802a,902による転送では、そ
れぞれ360byteづつの転送を行なうものとする。
これは、内部記憶部102の容量を少なくするためや、
他の外部記憶部101に対するアクセス待ちを少なくす
るためのものである。
【0072】ここで、1ライン内ですべての映像出力処
理が間に合わず、実時間で実行不可能となった場合、O
SDの出力処理は、実質的にOSD処理B701bが迂
回することとなり、処理の軽減を行なう。すなわち、O
SD処理A701aだけを実行することになる。このと
き、8bit/pixelでOSDを出力するとした場
合、水平方向に360画素のOSDしか出力できなくな
ってしまう。しかし、水平方向720画素、4bit/
pixelのOSD画像を出力するとすれば、360b
yteの転送量で実現することができる。つまり、OS
D処理A701aだけの実行で、OSD画像の出力処理
を行なうことが可能になる。
【0073】図10に、これらの様子を示す。図10
(a)の1001は、映像出力処理を実時間で実行可能
な場合のOSD出力画像である。図10(b)の100
2は、映像出力処理を実時間で実行不可能となった場合
で、8bit/pixelのOSD画像の出力画像であ
る。また、図10(c)の1003は、映像出力処理を
実時間で実行不可能となった場合で、4bit/pix
elのOSD画像の出力画像である。これらの図のう
ち、図10(c)の1003が本実施の形態3によるO
SDの出力画像となる。図10に示すように、OSDの
処理量を軽減する場合、OSD画像の半分が全く出力さ
れない出力画像1002と比較して、OSD画像をすべ
て出力する出力画像1003の画像表示効果は極めて大
きい。ユーザに対して、色数に関する情報量を落してし
まうことになるが、OSD画像そのものの情報量をすべ
て伝えることが可能となる。
【0074】以上のような動作を実現するのが、それぞ
れのアドレス計算処理である。アドレス計算処理A80
2aでは、8bit/pixelで外部記憶部101に
格納されるOSDの情報から、転送するOSDのアドレ
スを計算するものであり、アドレス計算処理B802b
では、4bit/pixelで外部記憶部101に格納
されるOSDの情報から転送するOSDのアドレスを計
算するものである。これらのアドレス計算処理は極めて
簡単なものであり、その実現は容易である。
【0075】以上のように本実施例の形態3によれば、
OSD処理701a,701bを設けることにより、上
記実施の形態1と同様に、主映像,副映像,OSDの映
像出力処理を実時間で行なうことが不可能となった場合
においても、映像出力処理全体の実時間処理を保証する
ことを実現することができ、プログラムコードサイズの
増大や、装置の複雑化、高周波動作の必要性がないのに
加えて、映像出力処理の軽減により、OSD表示が全く
表示されないという事態を回避することが可能となり、
ユーザに違和感等を与えることを軽減することができ
る。
【0076】なお、本実施の形態3では、OSD画像の
処理における1回の転送量を360byteとしたが、
ここでの転送量はこれに限るものではなく、他の転送量
であっても、同様の効果を実現することができることは
いうまでもない。
【0077】また、本実施の形態3では、OSD画像の
処理を、8bit/pixelから4bit/pixe
lへ変更することにより、負荷を軽減したが、例えば、
8bit/pixelから2bit/pixelへ変更
することにより、転送量は1/4となり処理の軽減が大
きくなり、また、例えば、8bit/pixelから6
bit/pixelへ変更することにより転送量は3/
4となり処理の軽減の効果が少なくなるものの、表示す
るOSD画像の色数に関する情報量落ちが少なくなり、
変更前と変更後のOSD画像の1画素を構成するbit
数に関しては、この限りでなくとも、同様またはそれ以
上の効果を実現することができるものである。
【0078】実施の形態4.以下、本発明の実施の形態
4による画像出力処理装置について図面を参照しながら
説明する。本実施の形態4による映像出力処理装置の構
成に関しては、実施の形態1で示した図1、及び図2の
ものとほぼ同様であるが、外部記憶装置101の構成に
特徴を有し、副映像処理において、色/コントラスト変
化処理を停止することにより、中央処理制御部における
副映像出力処理を軽減し、映像出力処理を実時間で処理
させることを実現することを特徴とするものである。
【0079】ここで、図11に外部記憶部101に格納
されている副映像データユニットの一例を示す。外部記
憶部101には、副映像データユニット1101と副映
像データユニット1102とが格納されている。
【0080】上記副映像データユニット1101は、ユ
ニット情報(SPUH)1101aと、画像データ(P
XDX)1101bと、表示制御コマンド(SP_DC
SQ)1101c,1101dとから構成される。
【0081】さらに、表示制御コマンド1101dに
は、色/コントラスト変化データ(CHG_COLCO
N)1101eを含んでいる。
【0082】上記副映像データユニット1102は、ユ
ニット情報1102aと、画像データ1102bと、表
示制御コマンド1102cとから構成される。
【0083】上記ユニット情報1101a,1102a
には、副映像データユニット1101,1102のデー
タサイズ(SPU_−SZ)と、表示制御コマンド11
01c,1102cの開始アドレス(SPU_DCSQ
T_SA)が格納されている。画像データ1101b,
1102bには、画像データが格納されている。
【0084】また、上記表示制御コマンド1101c,
1101d,1102cには、表示制御コマンドの実行
時間(SP_DCSQ_STM)、次の表示制御コマン
ドの開始アドレス(SP_NXT_DCSQ_SA)、
表示開始(FSTA_DSP、STA_DSP)、表示
終了(STP_DSP)、初期色(SET_COLO
R)、初期コントラスト(SET_CONTR)、表示
位置(SET_DAREA)、色/コントラスト変化
(CHG_COLCON)等が格納されている。
【0085】次に本実施の形態4による中央処理制御部
で行なう映像出力処理を図12を用いて説明する。図1
2において、主映像処理A301a,主映像処理B30
1b,OSD処理A303a,OSD処理B303b,
判定処理304b,305,307、及び代入処理30
6,308の構成は、図3に示したものとほぼ同じであ
る。図3と異なる点は、判定処理304aを無くし、さ
らに副映像処理302aでは、副映像処理A302aと
して、外部記憶部101から内部記憶部102へのデー
タ転送制御,副映像データユニット解析処理,表示制御
コマンド解析処理を行ない、副映像処理B302bで
は、色/コントラスト変化データ解析処理を行なうよう
にした点である。
【0086】副映像処理A302aでは、外部記憶部1
01から内部記憶部102へ、さらに副映像出力部10
4bへ副映像データを転送する。さらに、副映像データ
ユニット情報1101aを解析し、表示制御コマンド1
101cの開始アドレス、次の副映像データユニット1
102の開始アドレスを得る。さらに、表示制御コマン
ド1101c,1101dを実行時間に従って順に解析
する。副映像処理B302bでは、色/コントラスト変
化データ1101eを解析し、制御信号107bを用い
て、副映像出力部104bを制御する。判定処理305
にて、1ライン処理が間に合わなかったと判定された場
合、中央処理制御部106では、判定処理304bによ
り、副映像処理B302bが迂回され、色/コントラス
ト変化処理を停止することにより、副映像処理の軽減を
図る。
【0087】このように本実施例の形態4によれば、主
映像,副映像,OSDの映像出力処理を実時間で行なう
ことが不可能となった場合、色/コントラスト変化処理
のみを停止することにより、副映像画像出力は停止する
ことなく、映像出力処理全体の処理量を軽減することが
できる。これにより上記実施の形態1と同様に、主映
像,副映像,OSDの映像出力処理を実時間で行なうこ
とが不可能となった場合においても、映像出力処理全体
の実時間処理を保証することを実現することができ、プ
ログラムコードサイズの増大や、装置の複雑化、高周波
動作の必要性がないのに加えて、副映像処理A302a
での処理は迂回されることがないため、外部記憶部10
1から内部記憶部102へのデータ転送制御,副映像デ
ータユニット解析処理,表示制御コマンド解析処理は、
毎ライン実行される。その結果、映像出力処理が1ライ
ンで収まるようになれば、次の表示制御コマンドから副
映像出力を正常な状態で復帰させることができる。つま
り、表示制御コマンド単位で主映像,副映像,OSD出
力全てを正しく表示させることができる。
【0088】実施の形態5.以下、本発明の実施の形態
5による映像出力処理装置について図面を参照しながら
説明する。本実施の形態では、映像出力処理が実時間で
行なえない場合、増加した処理量に応じて、副映像処理
における、色/コントラスト変化処理に上限を設けるこ
とにより、中央処理制御部における副映像出力処理を軽
減し、映像出力処理を実時間で処理させることを実現す
るものである。図11は、本実施の形態5に用いられる
副映像データユニットの一例を示し、同図の副映像デー
タユニットは、実施の形態4で用いたものと同じであ
る。図13は本実施の形態5による映像処理装置の構成
図を示し、同図において、1311は、例えば、27M
Hzでサンプリングしたときの1ライン開始からのサイ
クル数(Delay)を示す制御信号であり、映像出力
部105より出力され中央処理制御部106に入力され
ている。その他の構成については図1に示したものと同
じであるのでここではその説明は省略する。図14に上
記図13における中央処理制御部106の詳細な構成の
一例を示す。同図において、1404fは映像出力部1
05からの制御信号1311を入力するためのI/0用
メモリであり、その他の構成については図2に示したも
のと同じであるのでここではその説明は省略する。
【0089】1ラインの開始時刻の検出は、制御信号1
10からの情報がI/0用メモリ204eに書き込ま
れ、これを中央処理部201が読み出すことにより実現
することができる。ここで、I/O用メモリ204eが
「0」のとき、既に1ラインが開始されていることを示
すものとする。中央処理部201が1ラインの開始点で
「1」を書き込むことにより、判定処理305実行時に
時間経過後にI/O用メモリ204eが「0」である場
合は、次の表示ラインが開始されたことを意味する。
【0090】このとき、I/O用メモリ1404fを中
央処理部201が読み出すことにより、1ラインで間に
合わなかった処理数を知ることができる。また、I/O
用メモリ204eが「1」である場合は、次の表示ライ
ンがまだ開始されていないことを意味する。
【0091】以下に、図13に示した中央処理制御部1
06で行なう映像出力処理を図15を用いて説明する。
図15において、実施の形態1で用いた図3に示したも
のと異なるのは、処理304a,処理304bを省き、
処理1504,1510,1511を設けた点である。
さらに、302aでは、副映像処理Aとして、外部記憶
部101から内部記憶部102へのデータ転送制御,副
映像データユニット解析処理,表示制御コマンド解析処
理を割り当て、302bでは、副映像処理Bとして、色
/コントラスト変化データ解析処理を行なうことであ
る。
【0092】副映像処理A302aでは、外部記憶部1
01から内部記憶部102、及び副映像出力部104b
への副映像データを転送する。さらに、副映像データユ
ニット情報1101aを解析し、表示制御コマンド11
01cの開始アドレス、次の副映像データユニット11
02の開始アドレスを得る。さらに、表示制御コマンド
1101c,1101dを実行時間に従って順に解析す
る。
【0093】副映像処理B302bでは、色/コントラ
スト変化データ1101eを解析し、制御信号107b
を用いて副映像出力部104bを制御する。1504
は、処理が遅れたか否かの判定処理である。1511
は、処理1504で処理が遅れたと判定された場合、処
理の遅れに応じて、色/コントラスト変化処理の処理回
数を減少させる。ここでは、例として、色/コントラス
ト変化の総変化点数をNとし、1変化に要する処理に1
0サイクル必要とする。(Delay÷10)値は、1
ライン出力に対して遅れた処理量を色/コントラスト変
化点数に換算した値である。つまり、(Delay÷1
0)変化点処理分だけ処理を軽減しなければ、映像出力
処理の実時間を保証できない。以上より、副映像処理2
において、色/コントラスト変化点として、(N−De
lay÷10)点に処理を減じることにより、映像出力
処理を1ラインで収めることができる。なお、上記(N
−Delay÷10)の計算においては、結果を小数点
以下切り捨て処理して整数化するものとする。
【0094】また、(N−Delay÷10)≦0の場
合は、副映像処理Bにて色/コントラスト変化処理は行
なわれない。処理1510は、処理1511に用いたd
elayに対し、I/O用メモリ1404fを読み出
す。
【0095】このように本実施の形態5によれば、主映
像,副映像,OSDの映像出力処理を実時間で行なうこ
とが不可能となった場合、1ライン期間に対してオーバ
ーした処理量に応じて、色/コントラスト変化数を減少
させるようにしたので、副映像画像出力は得られたま
ま、色/コントラスト変化処理を全て停止することもな
く、映像出力処理全体の処理を軽減することができ、か
つ、映像出力処理の実時間を保証することができる。ま
た、副映像処理A302aでの処理は、迂回されること
がないため、外部記憶部101から内部記憶部102へ
のデータ転送制御,副映像データユニット解析処理,表
示制御コマンド解析処理は、毎ライン実行される。その
結果、映像出力処理が1ラインで収まるようになれば、
次の表示制御コマンドから副映像出力を正常な状態で復
帰させることができる。つまり、表示制御コマンド単位
で主映像,副映像,OSD出力全てを正しく表示させる
ことができる。
【0096】実施の形態6.以下、本発明の実施の形態
6による映像出力表示装置について図面を参照しながら
説明する。図13は、本実施の形態6で用いる映像出力
処理装置の構成図である。本実施の形態では、映像出力
処理が実時間で行なえない場合、副映像処理において、
実施の形態4で示したような、表示制御コマンド解析処
理、及び色/コントラスト変化処理を停止することによ
り、中央処理制御部における副映像出力処理を軽減し、
映像出力処理を実時間で処理させることを実現するもの
である。映像出力装置の概略的な構成は、実施の形態1
で述べたものと同じである。
【0097】以下、中央処理制御部106で行なう、本
実施の形態6による映像出力処理を図16に示す。図1
6において、主映像処理A301a,主映像処理B30
1bや、OSD処理A303a,OSD処理B303b
や、判定処理304a,304b,305,307や、
代入処理306,308は、図3に示したものと同じで
ある。図3に示したものと異なる点は、副映像処理A1
602a,B1602b,C1602cを設けた点であ
り、副映像処理A1602aでは、外部記憶部101か
ら内部記憶部102へのデータ転送制御、副映像データ
ユニット解析処理を割り当て、副映像処理B1602b
では、表示制御コマンド解析処理を割り当て、副映像処
理C1602cでは、色/コントラスト変化データ解析
処理を行なうようにしたことである。
【0098】副映像処理A1602aでは、外部記憶部
101から内部記憶部102へ、副映像出力部104b
への副映像データを転送する。さらに、副映像データユ
ニット情報1101aを解析し、表示制御コマンド11
01cの開始アドレス、次の副映像データユニット11
02の開始アドレスを得る。副映像処理B1602bで
は、表示制御コマンド1101c,1101dを実行時
間に従って順に解析する。副映像処理C1602cで
は、色/コントラスト変化データ1101eを解析し、
制御信号107bを用いて、副映像出力部104bを制
御する。
【0099】判定処理305にて、1ライン処理が間に
合わなかったと判定された場合、中央処理制御部106
では、判定処理304a,304bにより、副映像処理
B1602b,副映像処理C 1602cが迂回される。
このようにして、表示制御コマンド解析処理、色/コン
トラスト変化処理を停止することにより、副映像処理の
軽減を図るように構成されている。
【0100】このように本実施の形態6によれば、主映
像,副映像,OSDの映像出力処理を実時間で行なうこ
とが不可能となった場合、表示制御コマンド解析処理、
色/コントラスト変化処理を停止することにより、1ラ
イン処理が間に合わなくなったときの表示制御コマンド
による、副映像画像出力が得られたまま、映像出力処理
全体の処理量を軽減することができ、これにより映像出
力処理の実時間を保証することが可能となる。
【0101】また、副映像処理A1602aでの処理は
迂回されることがないため、外部記憶部101から内部
記憶部102へのデータ転送制御、副映像データユニッ
ト解析処理は毎ライン実行される。その結果、映像出力
処理が1ラインで収まるようになれば、次の副映像デー
タユニットから副映像出力を正常な状態で復帰させるこ
とができる。つまり、副映像データユニット単位で主映
像,副映像,OSD出力全てを正しく表示させることが
できる。
【0102】実施の形態7.以下、本発明の実施の形態
7による映像出力処理装置について図面を参照しながら
説明する。図17は、本発明の実施の形態7における映
像出力装置を用いた主映像の出力処理の流れを示す図で
ある。図17の主映像出力処理は、主映像出力処理方法
を制御する主映像出力処理制御部1701と、主映像デ
ータ転送処理遅延検出部1702と、主映像データ転送
処理起動制御部1703とで構成される。また、本実施
の形態7における映像出力装置の構成は図1に示したも
のと同じとする。
【0103】以上のように構成された本実施の形態7の
主映像出力処理について、以下、その動作について説明
する。まず、主映像出力処理制御部1701では、主映
像データを外部記憶部101から内部記憶部102へ転
送するために必要な制御情報の設定を転送制御部103
に対して行なう。このとき、処理が遅れたことを示すf
lagの状態に従って、これから表示するラインの出力
処理を選択し、その出力処理を行なう。
【0104】flag=1の場合は、モニタ111出力
での1ライン処理が間に合わなかったとして、主映像処
理が軽減される手段を選択する。例えば、垂直フィルタ
リング処理の方法によって、1ライン期間中に内部記憶
部102へ格納すべきデータ量を調整することができ
る。本実施の形態では、格納すべきデータ量が小さいフ
ィルタリング処理を選択することによって、主映像出力
処理にかかる処理時間の軽減を図るものである。
【0105】以上が、1ライン前の処理が性能を越えた
場合の、それ以降のラインにおける主映像出力処理軽減
方法であるが、さらに、主映像出力処理自体が1ライン
期間処理の性能を侵すような状況になった場合を検出す
る手段を、本実施の形態では設けている。
【0106】例えば、データ転送処理を起動できるまで
に待ち時間が発生した場合、この処理の遅れが蓄積さ
れ、後の副映像処理、及びOSD映像出力処理に影響を
及ぼすことがある。主映像データ転送処理遅延検出部1
702は、この待ち時間発生を検出するものであり、本
実施の形態では、この遅れを主映像出力以降の処理に及
ぼさないように主映像出力処理の軽減を図るものであ
る。
【0107】待ち時間が検出された場合には、主映像デ
ータ転送処理起動制御部1703で、そのラインでのみ
データ転送を停止するように処理を切り替える。このと
き、その1ライン期間の主映像表示にはバッファ上に既
に格納されている1ライン前の映像データを代用する
が、これは映像信号の垂直方向の相関が大きいという特
性を利用したものであり、このような処理を行なうこと
で、主映像の視覚的画質劣化を小さく抑えることができ
る。
【0108】このように本実施の形態7によれば、デー
タ転送処理を起動できるまでに待ち時間が発生した場合
に、これを検出し、主映像の処理を当該ラインのみ停止
するとともに、バッファ上に既に格納されている1ライ
ン前の映像データを用いて表示を行なうことにより、主
映像出力処理に要する時間を短縮し、処理遅延時間の蓄
積を抑えて、副映像,OSD画像出力処理を実行でき、
なお且つ、画質劣化も小さく抑えることができる。
【0109】なお、処理量に応じては、主映像出力処理
制御部1701による処理か、主映像データ転送処理遅
延検出部1702と主映像データ転送処理起動制御部1
703とによる処理のいずれか一方のみを使用するよう
にしてもよい。
【0110】また、上記各実施の形態同士を組み合わせ
て使用することも可能である。すなわち、OSD処理の
軽減を行う実施の形態3と、副映像出力処理の軽減を行
う実施の形態4〜6のうちの1つと、主映像出力処理の
軽減を行う実施の形態7とから、任意に2つ以上組み合
わせて使用することが可能である。これら実施例の組み
合わせに関しては、入力される蓄積符号化データの、主
映像や副映像の符号化データの存在の有無や、OSD表
示の有無などから柔軟に組み合わせることが可能であ
る。つまり、主映像,副映像,OSDの出力処理軽減の
組み合わせに、処理が行われていない部分を各映像毎に
振り分けることにより、各映像出力処理において軽減さ
れ、実行できない部分を少なくすることができる。これ
により、それぞれの映像出力処理で実行されない部分が
少なくなり、各映像としては不完全であるものの、全体
として、より完全な映像を表示することが可能となる。
【0111】さらに、各実施の形態では、映像データと
して主映像と副映像、OSDの3種類が交互に出現する
ような形式のものについて説明したが、これら映像デー
タとして単一のものが連続して出現する場合や、2種類
が交互に現れるような場合においても、同様に適応する
ことが可能である。
【0112】
【発明の効果】以上のように、本発明の請求項1にかか
る映像出力処理装置によれば、映像出力に関する処理の
遅れを検出し、処理の遅れが生じた場合には、1ライン
期間に割り当てられた映像出力処理を軽減することによ
り、実時間での映像出力を保証することができ、しか
も、視聴者に違和感を与えることがない。さらに、プロ
グラムコードサイズの増大も少なく、また、処理に要す
る制御装置を複雑にする必要もなく、高周波で動作させ
る必要もない。
【0113】また、本発明の請求項2にかかる映像出力
処理装置によれば、上記処理の遅れを検出した時に、い
ずれの映像データの処理を軽減するかを、その時の状況
に応じて優先順位を設定するか、または予め優先順位を
設定して行うようにすることにより、上記処理の軽減時
の表示を、映像データを選択して行うことができるとい
う効果がある。
【0114】また、本発明の請求項3にかかる映像出力
処理装置によれば、上記請求項2記載の映像出力処理装
置において、上記優先順位を、視聴者の視点から上記モ
ニタ上における表示画面までの距離に基づいて決定する
ようにしたので、上記処理の軽減時の表示をユーザ指向
に合わせて行うことができる効果がある。
【0115】また、本発明の請求項4にかかる映像出力
処理装置によれば、上記請求項2記載の映像出力処理装
置において、上記優先順位を、映像データに設定された
表示情報に基づいて決定するようにしたので、番組タイ
トルなど、重要な情報が優先的に表示され、これらを見
逃したりすることがないという効果がある。
【0116】また、本発明の請求項5にかかる映像出力
処理装置によれば、上記請求項1記載の映像出力処理装
置において、上記1ライン期間に行う上記種類の異なる
複数の映像データのそれぞれの処理の少なくとも1つの
映像データの処理を複数に分割するものとしたので、バ
ッファメモリを削減することができる効果がある。
【0117】また、本発明の請求項6にかかる映像出力
処理装置によれば、上記請求項1記載の映像出力処理装
置において、上記遅延の検出を所定数のフィールドまた
はフレーム間隔で行うようにしたので、遅延検出による
ハードウエアへの負荷を少なくすることができるという
効果がある。
【0118】また、本発明の請求項7にかかる映像出力
処理装置によれば、上記請求項1記載の映像出力処理装
置において、上記遅延の検出を所定数のライン間隔で行
うようにしたので、精度の高い画面表示を行うことがで
きるという効果がある。
【0119】また、本発明の請求項8にかかる映像出力
処理装置によれば、上記請求項1または請求項5記載の
映像出力処理装置において、上記映像出力処理の軽減
は、種類の異なる複数の映像データのうちのいずれかの
映像データの処理の少なくとも一部を停止するようにし
たので、表示画面全体が乱れるようなことがなく、所望
とする映像データについては、これを参照することがで
きる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1による映像出力処理装
置の構成図である。
【図2】 上記実施の形態1による映像出力処理装置に
おける中央制御処理部の構成図である。
【図3】 上記実施の形態1における映像出力処理装置
による処理の流れを示すフロー図である。
【図4】 実施の形態1における映像出力処理におい
て、処理遅れが発生した場合の様子を示す図である。
【図5】 本発明の実施の形態2における映像出力処理
装置による処理の流れを示すフロー図である。
【図6】 上記実施の形態2における映像出力処理装置
を用いて映像出力処理を行うことによる表示結果を説明
するための図である。
【図7】 本発明の実施の形態3における映像出力処理
装置による処理の流れを示すフロー図である。
【図8】 上記実施の形態3における映像出力処理装置
のOSD処理Aの流れを示すフロー図である。
【図9】 上記実施の形態3における映像出力処理装置
のOSD処理Bの流れを示すフロー図である。
【図10】 上記実施の形態3における映像出力処理装
置のOSD処理によるOSD出力画像のイメージを示す
図である。
【図11】 本発明の実施の形態4における映像出力処
理装置による副映像データユニットの構成を示す図であ
る。
【図12】 本発明の実施の形態4における映像出力処
理装置による処理の流れを示すフロー図である。
【図13】 本発明の実施の形態5による映像出力処理
装置の構成図である。
【図14】 上記実施の形態5による映像出力処理装置
における中央制御処理部の構成図である。
【図15】 本発明の実施の形態5における映像出力処
理装置による処理の流れを示すフロー図である。
【図16】 本発明の実施の形態6における映像出力処
理装置による処理の流れを示すフロー図である。
【図17】 本発明の実施の形態7における映像出力処
理装置による処理の流れを示すフロー図である。
【図18】 1ライン単位での処理遅れの判定を行う場
合において、処理遅れが発生した場合の様子を示す図で
ある。
【符号の説明】
101 外部記憶部 102 内部記憶部 103 転送処理部 104a 主映像出力部 104b 副映像出力部 104c OSD出力部 105 映像出力部 106 中央処理制御部 107a〜107d 制御信号 108 第1の内部バス 109 第2の内部バス 110 制御信号 111 モニタ 201 中央処理部 202 命令メモリ 203 作業メモリ 204a I/O用メモリ(主映像出力部制御用) 204b I/O用メモリ(副映像出力部制御用) 204c I/O用メモリ(OSD出力部制御用) 204d I/O用メモリ(転送制御部制御用) 204e I/O用メモリ(映像出力部からの制御信号
用) 610 処理軽減前の表示画像例 610a 主映像 610b 副映像 610c OSD映像 611 処理軽減後の表示画像例 612 処理軽減後の表示画像例 1001 8bit/pixelのOSD出力結果 1002 0SD処理軽減後の出力結果(8bi−t/
pixelのOSD) 1003 0SD処理軽減後の出力結果(4bit/p
ixelのOSD) 1311 処理時間遅れによる変化点数算出処理 1404f I/O用メモリ(H−SYNCからのサイ
クル数を示す制御信号用)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04N 5/445 H04N 5/445 Z

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 種類の異なる複数の映像データを処理し
    てモニタ出力とする映像データ処理実行手段と、 上記映像データ処理実行手段による上記複数の映像デー
    タの処理が、モニタ出力時点で実時間内に処理を完了し
    たか否かを検出する映像処理遅延検出手段と、 上記映像処理遅延検出手段により処理の遅れが検出され
    た場合に、上記映像データ処理実行手段による処理を、
    1ライン期間に割り当てられた処理を軽減するよう上記
    映像データ処理実行手段を制御する映像データ処理制御
    手段とを備えたことを特徴とする映像出力処理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の映像出力処理装置におい
    て、 上記映像データ処理制御手段は、上記処理を軽減する際
    の映像データの優先順位を設定して、上記映像データ処
    理実行手段を制御するものであることを特徴とする映像
    出力処理装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の映像出力処理装置におい
    て、 上記優先順位は、視聴者の視点から上記モニタ上におけ
    る表示画面までの距離に基づいて決定されることを特徴
    とする映像出力処理装置。
  4. 【請求項4】 請求項2記載の映像出力処理装置におい
    て、 上記優先順位は、映像データに設定された表示情報に基
    づいて決定されることを特徴とする映像出力処理装置。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の映像出力処理装置におい
    て、 上記1ライン期間に行う上記種類の異なる複数の映像デ
    ータのそれぞれの処理の少なくとも1つの映像データの
    処理を複数に分割することを特徴とする映像出力処理装
    置。
  6. 【請求項6】 請求項1記載の映像出力処理装置におい
    て、 上記映像処理遅延検出手段は、 上記遅延の検出を所定数のフィールドまたはフレーム間
    隔で行うものであることを特徴とする映像出力処理装
    置。
  7. 【請求項7】 請求項1記載の映像出力処理装置におい
    て、 上記映像処理遅延検出手段は、 上記遅延の検出を所定数のライン間隔で行うものである
    ことを特徴とする映像出力処理装置。
  8. 【請求項8】 請求項1または5記載の映像出力処理装
    置において、 上記映像データ処理制御手段は、上記種類の異なる複数
    の映像データのうちのいずれか映像データの処理の少な
    くとも一部を停止することにより処理を軽減することを
    特徴とする映像出力処理装置。
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