JPH11353434A - 非接触識別システム、アクセス方法及びレジシステム - Google Patents
非接触識別システム、アクセス方法及びレジシステムInfo
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- JPH11353434A JPH11353434A JP10160823A JP16082398A JPH11353434A JP H11353434 A JPH11353434 A JP H11353434A JP 10160823 A JP10160823 A JP 10160823A JP 16082398 A JP16082398 A JP 16082398A JP H11353434 A JPH11353434 A JP H11353434A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 多数のデータキャリアが通信領域にある場合
に各データキャリアと混信なくデータ伝送を行えるよう
にすること。 【解決手段】 リーダライタ12Aはデータ通信の対象
となるデータキャリア11のうち応答を認めるデータキ
ャリアの数を制限してデータキャリア11にアクセスす
る。その条件に一致するデータキャリア11がなくなれ
ば応答条件を変更し、同様の処理を繰り返す。こうすれ
ば通信領域に多数のデータキャリア11があっても混信
なくデータキャリアとデータ通信を行うことができる。
に各データキャリアと混信なくデータ伝送を行えるよう
にすること。 【解決手段】 リーダライタ12Aはデータ通信の対象
となるデータキャリア11のうち応答を認めるデータキ
ャリアの数を制限してデータキャリア11にアクセスす
る。その条件に一致するデータキャリア11がなくなれ
ば応答条件を変更し、同様の処理を繰り返す。こうすれ
ば通信領域に多数のデータキャリア11があっても混信
なくデータキャリアとデータ通信を行うことができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は非接触識別システム
を構成する非接触識別システム、アクセス方法及びレジ
システムに関し、特に通信領域に複数のデータキャリア
が存在する場合にデータキャリアを識別できるようにし
た非接触識別システムとそのアクセス方法及びこれを用
いたレジシステムに関するものである。
を構成する非接触識別システム、アクセス方法及びレジ
システムに関し、特に通信領域に複数のデータキャリア
が存在する場合にデータキャリアを識別できるようにし
た非接触識別システムとそのアクセス方法及びこれを用
いたレジシステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、組立搬送ラインでの部品,製品の
識別やレジ等での買上げ物品の識別、スキー場のゲー
ト、自動改札機等において搬送や入改札を機械化するた
めには、製品や通過する人を識別するシステムが必要と
なる。そこで特開平1−151831号に示されているよう
に、識別対象物にメモリを有するデータキャリアを設
け、外部からデータ伝送によってこのようなデータキャ
リアに必要な情報を書込んでおき、必要に応じてその情
報を読出すようにした非接触識別システムが提案されて
いる。
識別やレジ等での買上げ物品の識別、スキー場のゲー
ト、自動改札機等において搬送や入改札を機械化するた
めには、製品や通過する人を識別するシステムが必要と
なる。そこで特開平1−151831号に示されているよう
に、識別対象物にメモリを有するデータキャリアを設
け、外部からデータ伝送によってこのようなデータキャ
リアに必要な情報を書込んでおき、必要に応じてその情
報を読出すようにした非接触識別システムが提案されて
いる。
【0003】さて非接触識別システムにおいては、図1
2(a)に示すように複数のデータキャリア(DC)1
01−1〜101−5がリーダライタ102の通信領域
に入ってくる場合がある。このような場合も正常にデー
タ通信をするため、各データキャリアを識別する必要が
ある。従来の識別システムでは、複数のデータキャリア
が通信領域にあって、リーダライタから電力供給又はポ
ーリングを受けると、データキャリアから応答が重複し
混信してリーダライタ側に正常に伝送できなくなる。こ
のため各データキャリアは図12(b)に示すようにこ
のコマンドを受信した後、乱数によって定まる時間後に
応答し、各データキャリアの応答が重ならないようにし
た識別システムが知られている。又データキャリアの応
答が重ならないように応答信号の周波数をずらせるよう
にしたシステムも知られている。更に一旦応答を返送し
リーダライタが受信したことを確認できたデータキャリ
アは、他のデータキャリアの応答を妨げないように再び
応答せず不要な衝突の発生を防いでいる。こうすればデ
ータキャリア数があまり多くなければ図12(b)に示
すように、ハッチングの時間には重複が生じるが、複数
回応答のタイミングをずらせて再送を繰り返すことによ
って、全てのデータキャリアの応答がリーダライタに受
信される。
2(a)に示すように複数のデータキャリア(DC)1
01−1〜101−5がリーダライタ102の通信領域
に入ってくる場合がある。このような場合も正常にデー
タ通信をするため、各データキャリアを識別する必要が
ある。従来の識別システムでは、複数のデータキャリア
が通信領域にあって、リーダライタから電力供給又はポ
ーリングを受けると、データキャリアから応答が重複し
混信してリーダライタ側に正常に伝送できなくなる。こ
のため各データキャリアは図12(b)に示すようにこ
のコマンドを受信した後、乱数によって定まる時間後に
応答し、各データキャリアの応答が重ならないようにし
た識別システムが知られている。又データキャリアの応
答が重ならないように応答信号の周波数をずらせるよう
にしたシステムも知られている。更に一旦応答を返送し
リーダライタが受信したことを確認できたデータキャリ
アは、他のデータキャリアの応答を妨げないように再び
応答せず不要な衝突の発生を防いでいる。こうすればデ
ータキャリア数があまり多くなければ図12(b)に示
すように、ハッチングの時間には重複が生じるが、複数
回応答のタイミングをずらせて再送を繰り返すことによ
って、全てのデータキャリアの応答がリーダライタに受
信される。
【0004】ここで1回のポーリング後のデータキャリ
アの認証に許容される時間をT1、応答に要する時間を
T2とすると、応答をずらせるタイミングをT2の任意
の倍数となるように設定すれば、1回のポーリング後、
次のポーリングまでにN=T1/T2の応答が許容され
る。ここでN=10、データキャリア数を5とすると、
例えば図12に示すように複数回の衝突を繰り返しなが
ら再送を繰り返すうちに全てのデータキャリアがリーダ
ライタに認識されることとなる。
アの認証に許容される時間をT1、応答に要する時間を
T2とすると、応答をずらせるタイミングをT2の任意
の倍数となるように設定すれば、1回のポーリング後、
次のポーリングまでにN=T1/T2の応答が許容され
る。ここでN=10、データキャリア数を5とすると、
例えば図12に示すように複数回の衝突を繰り返しなが
ら再送を繰り返すうちに全てのデータキャリアがリーダ
ライタに認識されることとなる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこのよう
な衝突回避方法によって複数のデータキャリアを識別す
る場合にあっては、データキャリアの数が多くなれば、
再送を繰り返しても必ず他のデータキャリアの応答とタ
イミングが一致し、衝突回避処理が収束しない場合があ
る。このような場合にはリーダライタ側でデータキャリ
アからの応答を受信することができず、複数のデータキ
ャリアへのアクセスが不可能になるという問題点があっ
た。
な衝突回避方法によって複数のデータキャリアを識別す
る場合にあっては、データキャリアの数が多くなれば、
再送を繰り返しても必ず他のデータキャリアの応答とタ
イミングが一致し、衝突回避処理が収束しない場合があ
る。このような場合にはリーダライタ側でデータキャリ
アからの応答を受信することができず、複数のデータキ
ャリアへのアクセスが不可能になるという問題点があっ
た。
【0006】このような問題点は収束可能な数以上のデ
ータキャリアが通信領域にある場合に生じる。本願の請
求項1〜7の発明はこのような従来の問題点に着目して
なされたものであり、処理可能なデータキャリア数を制
限することにより、複数のデータキャリアの通信が重な
り合う可能性をなくすることを目的とする。
ータキャリアが通信領域にある場合に生じる。本願の請
求項1〜7の発明はこのような従来の問題点に着目して
なされたものであり、処理可能なデータキャリア数を制
限することにより、複数のデータキャリアの通信が重な
り合う可能性をなくすることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本願の請求項1の発明
は、データキャリアと、データキャリアとの間で非接触
データ通信を行いデータキャリアを識別するリーダとを
有する非接触識別システムにおいて、前記リーダは、前
記データキャリアからの所定期間内又は所定回数のアク
セスによって応答の有無を判別し、応答の有無によって
データ通信の対象となるデータキャリアのうち応答を求
めるデータキャリア数を制限する応答条件を変化させる
データキャリア応答条件変更手段を有することを特徴と
するものである。
は、データキャリアと、データキャリアとの間で非接触
データ通信を行いデータキャリアを識別するリーダとを
有する非接触識別システムにおいて、前記リーダは、前
記データキャリアからの所定期間内又は所定回数のアク
セスによって応答の有無を判別し、応答の有無によって
データ通信の対象となるデータキャリアのうち応答を求
めるデータキャリア数を制限する応答条件を変化させる
データキャリア応答条件変更手段を有することを特徴と
するものである。
【0008】本願の請求項2の発明は、データキャリア
と、データキャリアとの間で非接触データ通信を行いデ
ータキャリアを識別するリーダとを有する非接触識別シ
ステムにおいて、前記リーダは、データ通信の対象とな
るデータキャリアのうち応答を認めるデータキャリア数
を変更可能な条件で制限してデータキャリアとのデータ
通信を行うデータキャリア応答制限手段と、前記データ
キャリア応答制限手段により前記データキャリアからの
所定期間内の応答の有無を判別し、応答の有無によって
前記応答条件を変化させるデータキャリア応答条件変更
手段と、を有することを特徴とするものである。
と、データキャリアとの間で非接触データ通信を行いデ
ータキャリアを識別するリーダとを有する非接触識別シ
ステムにおいて、前記リーダは、データ通信の対象とな
るデータキャリアのうち応答を認めるデータキャリア数
を変更可能な条件で制限してデータキャリアとのデータ
通信を行うデータキャリア応答制限手段と、前記データ
キャリア応答制限手段により前記データキャリアからの
所定期間内の応答の有無を判別し、応答の有無によって
前記応答条件を変化させるデータキャリア応答条件変更
手段と、を有することを特徴とするものである。
【0009】本願の請求項3の発明は、データキャリア
と、データキャリアとの間で非接触データ通信を行いデ
ータキャリアを識別するリーダとを有する非接触識別シ
ステムにおけるリーダのアクセス方法であって、データ
通信の対象となるデータキャリアのうち応答を認めるデ
ータキャリア数を変更可能な条件で制限してデータキャ
リアとのデータ通信を行い、所定期間内に前記データキ
ャリアからの応答の有無を判別し、応答の有無によって
順次前記応答条件を変化させ、全てのデータキャリアを
網羅するように応答条件を変化させることを特徴とする
ものである。
と、データキャリアとの間で非接触データ通信を行いデ
ータキャリアを識別するリーダとを有する非接触識別シ
ステムにおけるリーダのアクセス方法であって、データ
通信の対象となるデータキャリアのうち応答を認めるデ
ータキャリア数を変更可能な条件で制限してデータキャ
リアとのデータ通信を行い、所定期間内に前記データキ
ャリアからの応答の有無を判別し、応答の有無によって
順次前記応答条件を変化させ、全てのデータキャリアを
網羅するように応答条件を変化させることを特徴とする
ものである。
【0010】本願の請求項4の発明は、請求項2の非接
触識別システムにおいて、前記データキャリアは、夫々
複数の桁によって構成される固有のIDコードを有し、
前記リーダライタの通信領域に入ってIDコードの送出
を終えると以後の応答を停止させるものであり、前記リ
ーダの応答制限手段は、前記データキャリアのIDコー
ドの少なくとも一部の桁の値を指定することによって応
答を認めるデータキャリア数を制限するものであり、前
記リーダの応答条件変更手段は、前記IDコードの一部
の桁の値を変化させることによって応答条件を変化させ
ることを特徴とするものである。
触識別システムにおいて、前記データキャリアは、夫々
複数の桁によって構成される固有のIDコードを有し、
前記リーダライタの通信領域に入ってIDコードの送出
を終えると以後の応答を停止させるものであり、前記リ
ーダの応答制限手段は、前記データキャリアのIDコー
ドの少なくとも一部の桁の値を指定することによって応
答を認めるデータキャリア数を制限するものであり、前
記リーダの応答条件変更手段は、前記IDコードの一部
の桁の値を変化させることによって応答条件を変化させ
ることを特徴とするものである。
【0011】本願の請求項5の発明は、請求項2の非接
触識別システムにおいて、前記リーダの応答制限手段
は、前記リーダの通信領域に一部のデータキャリアを含
ませることによって応答を制限するものであり、前記リ
ーダの応答条件変更手段は、前記リーダの通信領域を移
動させることによって応答を認める前記データキャリア
を変化させることを特徴とするものである。
触識別システムにおいて、前記リーダの応答制限手段
は、前記リーダの通信領域に一部のデータキャリアを含
ませることによって応答を制限するものであり、前記リ
ーダの応答条件変更手段は、前記リーダの通信領域を移
動させることによって応答を認める前記データキャリア
を変化させることを特徴とするものである。
【0012】本願の請求項6の発明は、請求項2の非接
触識別システムにおいて、前記データキャリアは、前記
リーダライタの通信領域に入ってIDコードの送出を終
えると以後の応答を停止させるものであり、前記リーダ
の応答制限手段は、通信開始時に少なくとも1つのデー
タキャリアの通信可能な小さい通信エリアを設定するも
のであり、前記リーダの応答条件変更手段は、設定され
た通信エリア内のデータキャリアとの通信の終了毎に、
順次通信エリアを拡大することを特徴とするものであ
る。
触識別システムにおいて、前記データキャリアは、前記
リーダライタの通信領域に入ってIDコードの送出を終
えると以後の応答を停止させるものであり、前記リーダ
の応答制限手段は、通信開始時に少なくとも1つのデー
タキャリアの通信可能な小さい通信エリアを設定するも
のであり、前記リーダの応答条件変更手段は、設定され
た通信エリア内のデータキャリアとの通信の終了毎に、
順次通信エリアを拡大することを特徴とするものであ
る。
【0013】本願の請求項7の発明は、商品コード及び
固有のIDコードが付されたデータキャリアが商品に取
付けられ、選択された商品に付されたデータキャリアの
商品コード及びIDコードを非接触で読取るリーダを有
するレジシステムにおいて、前記リーダは、データ通信
の対象となるデータキャリアのうち応答を認めるデータ
キャリア数を変更可能な条件で制限してデータキャリア
とのデータ通信を行うデータキャリア応答制限手段と、
前記データキャリア応答制限手段により前記データキャ
リアからの所定時間内の応答の有無を判別し、応答の有
無によって前記応答条件を変化させるデータキャリア応
答条件変更手段と、を有することを特徴とするものであ
る。
固有のIDコードが付されたデータキャリアが商品に取
付けられ、選択された商品に付されたデータキャリアの
商品コード及びIDコードを非接触で読取るリーダを有
するレジシステムにおいて、前記リーダは、データ通信
の対象となるデータキャリアのうち応答を認めるデータ
キャリア数を変更可能な条件で制限してデータキャリア
とのデータ通信を行うデータキャリア応答制限手段と、
前記データキャリア応答制限手段により前記データキャ
リアからの所定時間内の応答の有無を判別し、応答の有
無によって前記応答条件を変化させるデータキャリア応
答条件変更手段と、を有することを特徴とするものであ
る。
【0014】このような特徴を有する本願の請求項1の
発明によれば、リーダはデータキャリアにアクセスし、
一定期間又は一定回数アクセスを繰り返して応答が得ら
れなければ通信の対象となるデータキャリアを制限し、
通信を行う。又請求項2及び3の発明によれば、リーダ
はデータキャリア応答制限手段により通信の対象となる
データキャリアのうち一部のデータキャリアに条件を制
限してデータ通信を行っている。そして応答がなくなれ
ば応答条件変更手段により順次応答条件を変化させるこ
とによって通信の対象となるデータキャリアとの通信を
行う。こうすれば多数のデータキャリアと通信を行う必
要がある場合にも混信なくデータ通信が行える。又請求
項4の発明では、IDコードの一部の桁の数値を指定し
て応答を制限し、その桁の値の変化によって応答条件を
変化させるものであり、請求項5の発明では、通信領域
を移動させることによって応答の制限及び応答条件を変
化させるものである。又請求項6では、リーダは通信領
域を小さい状態から徐々に拡大していくことによりデー
タキャリアの応答を制限し、又応答条件を変化させるよ
うにしている。
発明によれば、リーダはデータキャリアにアクセスし、
一定期間又は一定回数アクセスを繰り返して応答が得ら
れなければ通信の対象となるデータキャリアを制限し、
通信を行う。又請求項2及び3の発明によれば、リーダ
はデータキャリア応答制限手段により通信の対象となる
データキャリアのうち一部のデータキャリアに条件を制
限してデータ通信を行っている。そして応答がなくなれ
ば応答条件変更手段により順次応答条件を変化させるこ
とによって通信の対象となるデータキャリアとの通信を
行う。こうすれば多数のデータキャリアと通信を行う必
要がある場合にも混信なくデータ通信が行える。又請求
項4の発明では、IDコードの一部の桁の数値を指定し
て応答を制限し、その桁の値の変化によって応答条件を
変化させるものであり、請求項5の発明では、通信領域
を移動させることによって応答の制限及び応答条件を変
化させるものである。又請求項6では、リーダは通信領
域を小さい状態から徐々に拡大していくことによりデー
タキャリアの応答を制限し、又応答条件を変化させるよ
うにしている。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の第1の実施の形態による
非接触識別システムの構成について図2〜図4を用いて
説明する。本実施の形態による非接触識別システムは、
スーパーマーケット等の全ての商品にタグ状のデータキ
ャリア11が付されるものとし、データキャリア11の
メモリには固有のIDコードや価格データを含む商品コ
ードが保持されているものとする。そして選択した商品
の清算をするレジスタの近傍に、データキャリアのデー
タを読取るためのリーダライタ12Aが設けられる。デ
ータキャリア11とリーダライタ12Aとによって非接
触識別システムを構成している。又リーダライタ12A
は電子式キャッシュレジスタ13に接続されている。
非接触識別システムの構成について図2〜図4を用いて
説明する。本実施の形態による非接触識別システムは、
スーパーマーケット等の全ての商品にタグ状のデータキ
ャリア11が付されるものとし、データキャリア11の
メモリには固有のIDコードや価格データを含む商品コ
ードが保持されているものとする。そして選択した商品
の清算をするレジスタの近傍に、データキャリアのデー
タを読取るためのリーダライタ12Aが設けられる。デ
ータキャリア11とリーダライタ12Aとによって非接
触識別システムを構成している。又リーダライタ12A
は電子式キャッシュレジスタ13に接続されている。
【0016】さてリーダライタ12Aは図2にブロック
図を示すように、データキャリア11へのデータの書込
み及び読取りを制御するマイクロプロセッサ(CPU)
21とそのシステムプログラム及びデータを保持するメ
モリ22が設けられ、又電子式キャッシュレジスタ13
との入出力を行う入出力インターフェース23が設けら
れる。CPU21は後述するように通信の対象となるデ
ータキャリアのうち、応答を認めるデータキャリア数を
制限するデータキャリア応答制限手段21aと、所定期
間内にデータキャリアからの応答の有無によって応答条
件を変化させるデータキャリア応答条件変更手段21b
の機能を有するものである。リーダライタ12AはCP
U21によって送信データ(コマンド)が生成され、デ
ータキャリア11に伝送すべきデータを変調する変調回
路24と、その出力によって駆動される送信部25を有
している。送信部25は例えばコイルからASKやFS
K変調された信号を出力することによってデータキャリ
ア11にコマンドを伝送するものである。又データキャ
リア11から得られる受信信号は受信部26を介して復
調回路27に与えられる。復調回路27はこの信号を復
調してCPU21に与えるものである。
図を示すように、データキャリア11へのデータの書込
み及び読取りを制御するマイクロプロセッサ(CPU)
21とそのシステムプログラム及びデータを保持するメ
モリ22が設けられ、又電子式キャッシュレジスタ13
との入出力を行う入出力インターフェース23が設けら
れる。CPU21は後述するように通信の対象となるデ
ータキャリアのうち、応答を認めるデータキャリア数を
制限するデータキャリア応答制限手段21aと、所定期
間内にデータキャリアからの応答の有無によって応答条
件を変化させるデータキャリア応答条件変更手段21b
の機能を有するものである。リーダライタ12AはCP
U21によって送信データ(コマンド)が生成され、デ
ータキャリア11に伝送すべきデータを変調する変調回
路24と、その出力によって駆動される送信部25を有
している。送信部25は例えばコイルからASKやFS
K変調された信号を出力することによってデータキャリ
ア11にコマンドを伝送するものである。又データキャ
リア11から得られる受信信号は受信部26を介して復
調回路27に与えられる。復調回路27はこの信号を復
調してCPU21に与えるものである。
【0017】次にデータキャリア11の構成について図
3を参照しつつ説明する。図3において、送受信部31
はリーダライタ12Aより出射される周波数の信号を受
信及び送信するものであり、その受信出力は復調回路3
2に与えられる。復調回路32はこの信号を復調しその
データを元の信号に変換して制御部33に与えている。
制御部33にはメモリ34が接続される。制御部33は
リーダライタ12Aから与えられたコマンドに従ってメ
モリよりIDコード等を読出す。そしてメモリ34から
読出されたIDコード等はシリアル信号に変換され、変
調回路35を介して送受信部31に与えられる。送受信
部31は例えば従来例のように共振回路の共振周波数を
異ならせることによって信号をリーダライタ12A側に
与えるものである。
3を参照しつつ説明する。図3において、送受信部31
はリーダライタ12Aより出射される周波数の信号を受
信及び送信するものであり、その受信出力は復調回路3
2に与えられる。復調回路32はこの信号を復調しその
データを元の信号に変換して制御部33に与えている。
制御部33にはメモリ34が接続される。制御部33は
リーダライタ12Aから与えられたコマンドに従ってメ
モリよりIDコード等を読出す。そしてメモリ34から
読出されたIDコード等はシリアル信号に変換され、変
調回路35を介して送受信部31に与えられる。送受信
部31は例えば従来例のように共振回路の共振周波数を
異ならせることによって信号をリーダライタ12A側に
与えるものである。
【0018】次にこの実施の形態の使用例について説明
する。スーパーマーケットにおいて顧客は買物かご14
に必要な商品を入れてレジにて清算を行う。そして買物
かご14を所定の近傍に置く。こうすれば図4に示すよ
うに買物かご14内の商品15に付されたデータキャリ
ア11から、IDコード等がリーダライタ12Aによっ
て読取られる。
する。スーパーマーケットにおいて顧客は買物かご14
に必要な商品を入れてレジにて清算を行う。そして買物
かご14を所定の近傍に置く。こうすれば図4に示すよ
うに買物かご14内の商品15に付されたデータキャリ
ア11から、IDコード等がリーダライタ12Aによっ
て読取られる。
【0019】図1に示すようにリーダライタ12Aは動
作を開始すると、データキャリアを選択する制限条件を
デフォルト値に設定する(ステップS1)。制限条件と
は応答可能なデータキャリアを、多数のデータキャリア
の一部分に制限するための条件である。そしてステップ
S2に進んでデータキャリアに対してポーリングを行
い、又は電力供給をする。そしてデータキャリアからの
応答を待受け、一定時間内に正常な応答があるかどうか
を確認する(ステップS3,S4)。一定時間内に応答
がなければ、多数のデータキャリアが同時に応答し、混
信により応答が得られないものと判断して、ステップS
5に進んで制限条件を強化し、ステップS2に戻って同
様の処理を繰り返す。買物かご14内に多数の商品があ
る場合にも、制限条件を強化して応答可能なデータキャ
リアの数を削減すれば、混信の可能性が少なくなるた
め、正常な応答が得られる。応答が得られればステップ
S3からステップS6に進んで応答が受信できたデータ
キャリアに確認信号(ACK)を返送する。一旦応答し
たデータキャリアは電源が供給されている限りリセット
されないため、再び応答を返さないようにしている。そ
してステップS7において同様のポーリング又は電力供
給を行って、ステップS8,S9において応答を待受け
る。応答があれば受信できたデータキャリアに確認信号
ACKを返送して同様の処理を繰り返す。
作を開始すると、データキャリアを選択する制限条件を
デフォルト値に設定する(ステップS1)。制限条件と
は応答可能なデータキャリアを、多数のデータキャリア
の一部分に制限するための条件である。そしてステップ
S2に進んでデータキャリアに対してポーリングを行
い、又は電力供給をする。そしてデータキャリアからの
応答を待受け、一定時間内に正常な応答があるかどうか
を確認する(ステップS3,S4)。一定時間内に応答
がなければ、多数のデータキャリアが同時に応答し、混
信により応答が得られないものと判断して、ステップS
5に進んで制限条件を強化し、ステップS2に戻って同
様の処理を繰り返す。買物かご14内に多数の商品があ
る場合にも、制限条件を強化して応答可能なデータキャ
リアの数を削減すれば、混信の可能性が少なくなるた
め、正常な応答が得られる。応答が得られればステップ
S3からステップS6に進んで応答が受信できたデータ
キャリアに確認信号(ACK)を返送する。一旦応答し
たデータキャリアは電源が供給されている限りリセット
されないため、再び応答を返さないようにしている。そ
してステップS7において同様のポーリング又は電力供
給を行って、ステップS8,S9において応答を待受け
る。応答があれば受信できたデータキャリアに確認信号
ACKを返送して同様の処理を繰り返す。
【0020】こうしてステップS8,S9の応答待機の
ループの間に応答がなくタイムアウトすれば、ステップ
S10において制限条件が全て終了したかどうかを判別
する。制限条件が終了していなければステップS11に
進んで次の対象をポーリングするように制限条件を変更
する。そしてステップS7に戻って同様の処理を繰り返
す。こうして制限条件を順次変更してデータキャリアか
らの商品コードを受け取ることにより、買物かご内の全
てのデータキャリアのデータを読取ることができる。こ
こでCPU21はステップS1においてデータキャリア
数を制限するデータキャリア応答制限手段21aの機能
を達成しており、ステップS2〜S5,S7〜S11に
おいて応答の有無を判別し、応答の有無によって応答条
件を変化させる応答条件変更手段21bの機能を達成し
ている。
ループの間に応答がなくタイムアウトすれば、ステップ
S10において制限条件が全て終了したかどうかを判別
する。制限条件が終了していなければステップS11に
進んで次の対象をポーリングするように制限条件を変更
する。そしてステップS7に戻って同様の処理を繰り返
す。こうして制限条件を順次変更してデータキャリアか
らの商品コードを受け取ることにより、買物かご内の全
てのデータキャリアのデータを読取ることができる。こ
こでCPU21はステップS1においてデータキャリア
数を制限するデータキャリア応答制限手段21aの機能
を達成しており、ステップS2〜S5,S7〜S11に
おいて応答の有無を判別し、応答の有無によって応答条
件を変化させる応答条件変更手段21bの機能を達成し
ている。
【0021】買物かご14内の商品数は予測できず、少
ない場合も多くの商品が含まれている場合もあり得る。
従ってステップS1のデフォルトとなる制限条件は条件
なしとしておいてもよい。こうすれば商品数が少ない場
合にも迅速に処理が行える。又ここではステップS4,
S9においてタイムアウトにより制限条件を変化させる
ようにしているが、リトライ回数を用いて制限条件を変
化させるようにしてもよい。例えば混信でデータを受信
できない回数が10回となればタイムアウトと同様に扱
ってもよく、又データキャリアの認証に許容される時間
T1の3倍となればタイムアウトするようにすることも
できる。こうすれば顧客が購入した全商品の商品コード
を、商品を買物かご14から取り出すことなく読取って
電子式キャッシュレジスタ13に入力することができ
る。
ない場合も多くの商品が含まれている場合もあり得る。
従ってステップS1のデフォルトとなる制限条件は条件
なしとしておいてもよい。こうすれば商品数が少ない場
合にも迅速に処理が行える。又ここではステップS4,
S9においてタイムアウトにより制限条件を変化させる
ようにしているが、リトライ回数を用いて制限条件を変
化させるようにしてもよい。例えば混信でデータを受信
できない回数が10回となればタイムアウトと同様に扱
ってもよく、又データキャリアの認証に許容される時間
T1の3倍となればタイムアウトするようにすることも
できる。こうすれば顧客が購入した全商品の商品コード
を、商品を買物かご14から取り出すことなく読取って
電子式キャッシュレジスタ13に入力することができ
る。
【0022】次に本発明の第2の実施の形態について説
明する。この実施の形態では、データキャリア11が保
持しているIDコードの一部を指定して、応答できるデ
ータキャリアを制限するものである。図5はこの実施の
形態による非接触識別システムのリーダライタ12Bの
動作を示すフローチャートであり、構成及び基本的な動
作は図1,図2に示すものと同一である。本実施の形態
では例えばデータキャリア内のIDコードが例えば3桁
の数値で表されるものとすると、制限条件はそのうちの
特定桁の数値とすることができる。ここでは39のデー
タキャリアの各IDコード、又はその下位3桁を、例え
ば以下の数値とする。「121」,「252」,「51
3」,「840」,「854」,「629」,「85
6」,「448」,「329」,「267」,「65
3」,「510」,「885」,「294」,「57
9」,「338」,「982」,「676」,「16
1」,「827」,「659」,「485」,「92
3」,「761」,「426」,「387」,「65
2」,「328」,「470」,「974」
明する。この実施の形態では、データキャリア11が保
持しているIDコードの一部を指定して、応答できるデ
ータキャリアを制限するものである。図5はこの実施の
形態による非接触識別システムのリーダライタ12Bの
動作を示すフローチャートであり、構成及び基本的な動
作は図1,図2に示すものと同一である。本実施の形態
では例えばデータキャリア内のIDコードが例えば3桁
の数値で表されるものとすると、制限条件はそのうちの
特定桁の数値とすることができる。ここでは39のデー
タキャリアの各IDコード、又はその下位3桁を、例え
ば以下の数値とする。「121」,「252」,「51
3」,「840」,「854」,「629」,「85
6」,「448」,「329」,「267」,「65
3」,「510」,「885」,「294」,「57
9」,「338」,「982」,「676」,「16
1」,「827」,「659」,「485」,「92
3」,「761」,「426」,「387」,「65
2」,「328」,「470」,「974」
【0023】そしてステップS21において、制限条件
をデフォルト値、例えば指定桁数sを1、指定数値iを
0とする。こうしてステップS22で下s桁=iと指定
してポーリング又は電力供給して応答を待受ける(ステ
ップS23,S24)。そうすれば応答することができ
るデータキャリアは、「840」,「510」,「47
0」のIDコードを有する3つのデータキャリアとな
る。このうちの1つ、例えば「510」のデータキャリ
アから応答が得られると、ステップS26においてその
データキャリアに確認信号ACKを返送する。そしてス
テップS27に進んでこの状態でポーリングを繰り返
す。IDコード「510」を持つデータキャリアは既に
ACKを得たので、次のポーリングでは応答を返さな
い。従ってループS28,S29を繰り返し従来の衝突
回避処理によってIDコード「840」,「470」を
持つデータキャリアが衝突を回避して応答すると、リー
ダライタ12B側では夫々のデータキャリアにACKを
返送する。ACKを受けたデータキャリアは以後の応答
は返さない。従って一定時間を経過すると、応答がなく
タイムアウトとなる。タイムアウトとなればステップS
30に進み、指定数iをインクリメントし、制限条件を
変化させる。そしてステップS31においてiがオーバ
ーフローしていないかどうかを検出し、オーバーフロー
していなければステップS27に戻って同様の処理を繰
り返す。こうすればiが1となるため、下1桁に1を有
するデータキャリアから同様にして応答が得られる。こ
うして同様の処理を繰り返せば、多数のデータキャリア
があっても制限条件を変化させて順次処理を行うことに
よって、全てのデータキャリアと通信することができ
る。
をデフォルト値、例えば指定桁数sを1、指定数値iを
0とする。こうしてステップS22で下s桁=iと指定
してポーリング又は電力供給して応答を待受ける(ステ
ップS23,S24)。そうすれば応答することができ
るデータキャリアは、「840」,「510」,「47
0」のIDコードを有する3つのデータキャリアとな
る。このうちの1つ、例えば「510」のデータキャリ
アから応答が得られると、ステップS26においてその
データキャリアに確認信号ACKを返送する。そしてス
テップS27に進んでこの状態でポーリングを繰り返
す。IDコード「510」を持つデータキャリアは既に
ACKを得たので、次のポーリングでは応答を返さな
い。従ってループS28,S29を繰り返し従来の衝突
回避処理によってIDコード「840」,「470」を
持つデータキャリアが衝突を回避して応答すると、リー
ダライタ12B側では夫々のデータキャリアにACKを
返送する。ACKを受けたデータキャリアは以後の応答
は返さない。従って一定時間を経過すると、応答がなく
タイムアウトとなる。タイムアウトとなればステップS
30に進み、指定数iをインクリメントし、制限条件を
変化させる。そしてステップS31においてiがオーバ
ーフローしていないかどうかを検出し、オーバーフロー
していなければステップS27に戻って同様の処理を繰
り返す。こうすればiが1となるため、下1桁に1を有
するデータキャリアから同様にして応答が得られる。こ
うして同様の処理を繰り返せば、多数のデータキャリア
があっても制限条件を変化させて順次処理を行うことに
よって、全てのデータキャリアと通信することができ
る。
【0024】又ステップS23,24においてデータキ
ャリア数が多すぎてタイムアウトする場合には、ステッ
プS25において指定桁数sをインクリメントする。I
Dコードを10進数とし、指定桁数s=1即ち下1桁を
指定すれば全データキャリアの約1/10に、s=2即
ち下2桁を指定すれば全データキャリアの約1/100
に、応答可能なデータキャリア数を減少させることがで
きる。こうしてステップS31においてiがオーバーフ
ローするまでこの処理を繰り返し、オーバーフローすれ
ば処理を終了する。こうすれば多数のデータキャリアが
ある場合にも全データキャリアを網羅して、混信なデー
タキャリアとデータ通信が行える。
ャリア数が多すぎてタイムアウトする場合には、ステッ
プS25において指定桁数sをインクリメントする。I
Dコードを10進数とし、指定桁数s=1即ち下1桁を
指定すれば全データキャリアの約1/10に、s=2即
ち下2桁を指定すれば全データキャリアの約1/100
に、応答可能なデータキャリア数を減少させることがで
きる。こうしてステップS31においてiがオーバーフ
ローするまでこの処理を繰り返し、オーバーフローすれ
ば処理を終了する。こうすれば多数のデータキャリアが
ある場合にも全データキャリアを網羅して、混信なデー
タキャリアとデータ通信が行える。
【0025】次に本発明の第3の実施の形態について説
明する。この実施の形態では多数のデータキャリアの通
信エリアを制限することによって、応答できるデータキ
ャリア数を制限するようにしたものである。図6に示す
ようにこの実施の形態によるリーダライタ12CはCP
U21からの制御によって通信領域を変化させための搬
送手段29が入出力インターフェース23に接続されて
いる。その他の構成は前述した実施の形態と同様であ
る。
明する。この実施の形態では多数のデータキャリアの通
信エリアを制限することによって、応答できるデータキ
ャリア数を制限するようにしたものである。図6に示す
ようにこの実施の形態によるリーダライタ12CはCP
U21からの制御によって通信領域を変化させための搬
送手段29が入出力インターフェース23に接続されて
いる。その他の構成は前述した実施の形態と同様であ
る。
【0026】この実施の形態では例えば図7に示すよう
に多数の商品15が入れられた買物かご14をベルトコ
ンベア16等の搬送手段29の可動台上に配置する。こ
のベルトコンベア16の下部にはリーダライタ12Cが
固定されている。破線で示す領域はデータキャリア11
とのリーダライタ12Cの通信エリアとする。
に多数の商品15が入れられた買物かご14をベルトコ
ンベア16等の搬送手段29の可動台上に配置する。こ
のベルトコンベア16の下部にはリーダライタ12Cが
固定されている。破線で示す領域はデータキャリア11
とのリーダライタ12Cの通信エリアとする。
【0027】動作を開始すると、まず図8に示すステッ
プS41において通信エリアを買物かご14の端部とす
る。そしてステップS42において狭いエリアに電力を
供給してポーリングをする。次いでステップS43,S
44においてタイムアウトするまでデータキャリアから
の応答を待受ける。応答がなければステップS45にお
いて通信エリアがより狭くなるように、破線で示す矢印
A方向に買物かご14をずらせる。そしてステップS4
2に戻って同様の処理を繰り返す。応答があればステッ
プS43からステップS46に進んで、応答できたデー
タキャリアに確認信号ACKを返送し電力供給を続け、
応答を待受ける(ステップS47〜S49)。そしてス
テップS49において応答がなくタイムアウトすれば、
ステップS50に進んで買物かご14をベルトコンベア
16によって少し矢印B方向に移動させて通信エリアを
変化させる。そしてステップS51において買物かご1
4が最端部に達したかどうかをチェックし、最端部に達
していなければステップS47に戻って同様の処理を繰
り返す。こうして順次買物かご14を移動させて通信エ
リアを移動させることによって、買物かご内の全てのデ
ータキャリアと通信が可能となる。買物かご14が最も
端部にくれば処理を終了する。
プS41において通信エリアを買物かご14の端部とす
る。そしてステップS42において狭いエリアに電力を
供給してポーリングをする。次いでステップS43,S
44においてタイムアウトするまでデータキャリアから
の応答を待受ける。応答がなければステップS45にお
いて通信エリアがより狭くなるように、破線で示す矢印
A方向に買物かご14をずらせる。そしてステップS4
2に戻って同様の処理を繰り返す。応答があればステッ
プS43からステップS46に進んで、応答できたデー
タキャリアに確認信号ACKを返送し電力供給を続け、
応答を待受ける(ステップS47〜S49)。そしてス
テップS49において応答がなくタイムアウトすれば、
ステップS50に進んで買物かご14をベルトコンベア
16によって少し矢印B方向に移動させて通信エリアを
変化させる。そしてステップS51において買物かご1
4が最端部に達したかどうかをチェックし、最端部に達
していなければステップS47に戻って同様の処理を繰
り返す。こうして順次買物かご14を移動させて通信エ
リアを移動させることによって、買物かご内の全てのデ
ータキャリアと通信が可能となる。買物かご14が最も
端部にくれば処理を終了する。
【0028】尚この実施の形態では買物かごを搬送手段
29によって移動させるようにしているが、データキャ
リアと通信を行うリーダライタ12C自体を動かして通
信エリアを移動させるようにしてもよい。
29によって移動させるようにしているが、データキャ
リアと通信を行うリーダライタ12C自体を動かして通
信エリアを移動させるようにしてもよい。
【0029】次に本発明の第4の実施の形態について図
9〜図11を用いて説明する。この実施の形態では、リ
ーダライタの通信領域を順次拡大してデータキャリアと
の通信を行うものである。この実施の形態によるリーダ
ライタ12Dは図9にブロック図を示すように、CPU
21からの制御によって通信領域を変化させるため、C
PU21から送信部25に出力レベルを制御する制御信
号を供給するようにしている。その他の構成は前述した
第1の実施の形態と同様である。
9〜図11を用いて説明する。この実施の形態では、リ
ーダライタの通信領域を順次拡大してデータキャリアと
の通信を行うものである。この実施の形態によるリーダ
ライタ12Dは図9にブロック図を示すように、CPU
21からの制御によって通信領域を変化させるため、C
PU21から送信部25に出力レベルを制御する制御信
号を供給するようにしている。その他の構成は前述した
第1の実施の形態と同様である。
【0030】動作を開始すると、初期状態ではまず図1
1に示すように通信エリアを小さくし(ステップS6
1)、そのエリアに電力を供給して応答を待受ける(ス
テップ63,64)。この通信エリアの変更は変調回路
の出力レベルを低下させることによって行うことができ
る。図10(a)はこの状態を示している。そしてタイ
ムアウトするまでに応答がなければ、ステップS65に
おいて通信エリアを更に小さくする。そして応答があれ
ばステップS63よりS66に進み、応答できたデータ
キャリアに確認信号ACKを返送する。次いでステップ
S67において同一レベルで電力の供給を続けて応答を
待受ける。データキャリアからの応答がなくタイムアウ
トすればステップS69からS70に進んで通信エリア
が最大かどうかを検出する。通信エリアが最大でなけれ
ばステップS71に進んで通信エリアを一定幅だけ拡大
する。通信エリアの拡大は出力レベルを上昇させること
によって行うことができる。そしてステップS67に戻
って電力供給を行い、同様の処理を繰り返す。こうすれ
ば図10(a)〜(d)に示すように順次リーダライタ
の近傍のデータキャリアから通信を行うことができる。
一旦通信を終えたデータキャリアからは応答がなくなる
ため、通信エリアを徐々に拡大することによってあまり
混信することなく、全てのデータキャリアと通信を行う
ことができる。
1に示すように通信エリアを小さくし(ステップS6
1)、そのエリアに電力を供給して応答を待受ける(ス
テップ63,64)。この通信エリアの変更は変調回路
の出力レベルを低下させることによって行うことができ
る。図10(a)はこの状態を示している。そしてタイ
ムアウトするまでに応答がなければ、ステップS65に
おいて通信エリアを更に小さくする。そして応答があれ
ばステップS63よりS66に進み、応答できたデータ
キャリアに確認信号ACKを返送する。次いでステップ
S67において同一レベルで電力の供給を続けて応答を
待受ける。データキャリアからの応答がなくタイムアウ
トすればステップS69からS70に進んで通信エリア
が最大かどうかを検出する。通信エリアが最大でなけれ
ばステップS71に進んで通信エリアを一定幅だけ拡大
する。通信エリアの拡大は出力レベルを上昇させること
によって行うことができる。そしてステップS67に戻
って電力供給を行い、同様の処理を繰り返す。こうすれ
ば図10(a)〜(d)に示すように順次リーダライタ
の近傍のデータキャリアから通信を行うことができる。
一旦通信を終えたデータキャリアからは応答がなくなる
ため、通信エリアを徐々に拡大することによってあまり
混信することなく、全てのデータキャリアと通信を行う
ことができる。
【0031】尚前述した各実施の形態では、買物かごに
入っている商品に付された多数のデータキャリアと通信
を行うようにした非接触識別システムについて説明して
いるが、本発明はリーダライタの通信領域にある多数の
データキャリアとの通信を行う他の用途に適用すること
ができることはいうまでもない。又前述した各実施の形
態では、データキャリアにデータを書込み又は読出すリ
ーダライタとデータキャリアにより非接触識別システム
を構成するようにしているが、リーダライタでなく単に
データキャリアからのIDコードを読取る読取り専用の
リーダを用いても構成することができることはいうまで
もない。
入っている商品に付された多数のデータキャリアと通信
を行うようにした非接触識別システムについて説明して
いるが、本発明はリーダライタの通信領域にある多数の
データキャリアとの通信を行う他の用途に適用すること
ができることはいうまでもない。又前述した各実施の形
態では、データキャリアにデータを書込み又は読出すリ
ーダライタとデータキャリアにより非接触識別システム
を構成するようにしているが、リーダライタでなく単に
データキャリアからのIDコードを読取る読取り専用の
リーダを用いても構成することができることはいうまで
もない。
【0032】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本願の請求項
1の発明では、所定期間又は所定回数データキャリアに
対してアクセスを行い、応答が得られなければデータキ
ャリアに応答条件を制限する。本願の請求項2〜6の発
明によれば、複数のデータキャリアが同時に通信領域に
ある場合にも、データキャリアの応答条件を制限してお
くことにより、その一部のデータキャリアのみとの通信
が可能となる。そして応答制限条件を順次変化させてお
くことによって、混信なく全てのデータキャリアとの通
信を行うことができる。又請求項7の発明では、このよ
うな非接触識別システムをレジのシステムに適用するこ
とによって、買い上げた商品を買物かごから取り出すこ
となく集計し、清算を短時間で行うことができる。
1の発明では、所定期間又は所定回数データキャリアに
対してアクセスを行い、応答が得られなければデータキ
ャリアに応答条件を制限する。本願の請求項2〜6の発
明によれば、複数のデータキャリアが同時に通信領域に
ある場合にも、データキャリアの応答条件を制限してお
くことにより、その一部のデータキャリアのみとの通信
が可能となる。そして応答制限条件を順次変化させてお
くことによって、混信なく全てのデータキャリアとの通
信を行うことができる。又請求項7の発明では、このよ
うな非接触識別システムをレジのシステムに適用するこ
とによって、買い上げた商品を買物かごから取り出すこ
となく集計し、清算を短時間で行うことができる。
【図1】本発明の第1の実施の形態による非接触識別シ
ステムのリーダライタの動作を示すフローチャートであ
る。
ステムのリーダライタの動作を示すフローチャートであ
る。
【図2】本実施の形態によるリーダライタの構成を示す
ブロック図である。
ブロック図である。
【図3】本実施の形態によるデータキャリアの構成を示
すブロック図である。
すブロック図である。
【図4】本実施の形態によるリーダライタとデータキャ
リアの全体構成を示す概略図である。
リアの全体構成を示す概略図である。
【図5】第2の実施の形態による非接触識別システムの
リーダライタの動作を示すフローチャートである。
リーダライタの動作を示すフローチャートである。
【図6】第3の実施の形態によるリーダライタの構成を
示すブロック図である。
示すブロック図である。
【図7】第3の実施の形態による非接触識別システムの
構成を示す概略図である。
構成を示す概略図である。
【図8】第3の実施の形態による非接触識別システムの
リーダライタの動作を示すフローチャートである。
リーダライタの動作を示すフローチャートである。
【図9】第4の実施の形態による非接触識別システムの
リーダライタの構成を示すブロック図である。
リーダライタの構成を示すブロック図である。
【図10】本実施の形態による通信領域の変化を示す概
略図である。
略図である。
【図11】本実施の形態によるリーダライタの動作を示
すフローチャートである。
すフローチャートである。
【図12】(a)は従来の非接触識別システムにおける
データキャリアとリーダライタの通信領域を示す図、
(b)はそのタイムチャートである。
データキャリアとリーダライタの通信領域を示す図、
(b)はそのタイムチャートである。
11 データキャリア 12A〜12D リーダライタ 13 電子式キャッシュレジスタ 14 買物かご 15 商品 16 ベルトコンベア 21 CPU 21a DC応答制限手段 21b DC応答条件変更手段 22,34 メモリ 23 入出力インターフェース 24,35 変調回路 25 送信部 26 受信部 27,32 復調回路 29 搬送手段 31 送受信部 33 制御部
Claims (7)
- 【請求項1】 データキャリアと、データキャリアとの
間で非接触データ通信を行いデータキャリアを識別する
リーダとを有する非接触識別システムにおいて、 前記リーダは、前記データキャリアからの所定期間内又
は所定回数のアクセスによって応答の有無を判別し、応
答の有無によってデータ通信の対象となるデータキャリ
アのうち応答を求めるデータキャリア数を制限する応答
条件を変化させるデータキャリア応答条件変更手段を有
するものであることを特徴とする非接触識別システム。 - 【請求項2】 データキャリアと、データキャリアとの
間で非接触データ通信を行いデータキャリアを識別する
リーダとを有する非接触識別システムにおいて、 前記リーダは、データ通信の対象となるデータキャリア
のうち応答を認めるデータキャリア数を変更可能な条件
で制限してデータキャリアとのデータ通信を行うデータ
キャリア応答制限手段と、 前記データキャリア応答制限手段により前記データキャ
リアからの所定期間内の応答の有無を判別し、応答の有
無によって前記応答条件を変化させるデータキャリア応
答条件変更手段と、を有するものであることを特徴とす
る非接触識別システム。 - 【請求項3】 データキャリアと、データキャリアとの
間で非接触データ通信を行いデータキャリアを識別する
リーダとを有する非接触識別システムにおけるリーダの
アクセス方法であって、 データ通信の対象となるデータキャリアのうち応答を認
めるデータキャリア数を変更可能な条件で制限してデー
タキャリアとのデータ通信を行い、 所定期間内に前記データキャリアからの応答の有無を判
別し、 応答の有無によって順次前記応答条件を変化させ、 全てのデータキャリアを網羅するように応答条件を変化
させることを特徴とする非接触識別システムにおけるア
クセス方法。 - 【請求項4】 前記データキャリアは、夫々複数の桁に
よって構成される固有のIDコードを有し、前記リーダ
ライタの通信領域に入ってIDコードの送出を終えると
以後の応答を停止させるものであり、 前記リーダの応答制限手段は、前記データキャリアのI
Dコードの少なくとも一部の桁の値を指定することによ
って応答を認めるデータキャリア数を制限するものであ
り、 前記リーダの応答条件変更手段は、前記IDコードの一
部の桁の値を変化させることによって応答条件を変化さ
せるものであることを特徴とする請求項2記載の非接触
識別システム。 - 【請求項5】 前記リーダの応答制限手段は、前記リー
ダの通信領域に一部のデータキャリアを含ませることに
よって応答を制限するものであり、 前記リーダの応答条件変更手段は、前記リーダの通信領
域を移動させることによって応答を認める前記データキ
ャリアを変化させるものであることを特徴とする請求項
2記載の非接触識別システム。 - 【請求項6】 前記データキャリアは、前記リーダライ
タの通信領域に入ってIDコードの送出を終えると以後
の応答を停止させるものであり、 前記リーダの応答制限手段は、通信開始時に少なくとも
1つのデータキャリアの通信可能な小さい通信エリアを
設定するものであり、 前記リーダの応答条件変更手段は、設定された通信エリ
ア内のデータキャリアとの通信の終了毎に、順次通信エ
リアを拡大するものであることを特徴とする請求項2記
載の非接触識別システム。 - 【請求項7】 商品コード及び固有のIDコードが付さ
れたデータキャリアが商品に取付けられ、選択された商
品に付されたデータキャリアの商品コード及びIDコー
ドを非接触で読取るリーダを有するレジシステムにおい
て、 前記リーダは、データ通信の対象となるデータキャリア
のうち応答を認めるデータキャリア数を変更可能な条件
で制限してデータキャリアとのデータ通信を行うデータ
キャリア応答制限手段と、 前記データキャリア応答制限手段により前記データキャ
リアからの所定時間内の応答の有無を判別し、応答の有
無によって前記応答条件を変化させるデータキャリア応
答条件変更手段と、を有するものであることを特徴とす
るレジシステム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10160823A JPH11353434A (ja) | 1998-06-09 | 1998-06-09 | 非接触識別システム、アクセス方法及びレジシステム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10160823A JPH11353434A (ja) | 1998-06-09 | 1998-06-09 | 非接触識別システム、アクセス方法及びレジシステム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11353434A true JPH11353434A (ja) | 1999-12-24 |
Family
ID=15723191
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10160823A Pending JPH11353434A (ja) | 1998-06-09 | 1998-06-09 | 非接触識別システム、アクセス方法及びレジシステム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11353434A (ja) |
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2005053180A1 (ja) * | 2003-11-25 | 2005-06-09 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | 無線タグ情報通信装置 |
| JP2005159653A (ja) * | 2003-11-25 | 2005-06-16 | Brother Ind Ltd | 無線タグ情報通信装置 |
| JP2005267532A (ja) * | 2004-03-22 | 2005-09-29 | Brother Ind Ltd | 無線タグ情報書き込み装置 |
| JP2007514343A (ja) * | 2003-11-07 | 2007-05-31 | エイリアン・テクノロジイ・コーポレーション | デバイスを識別するための方法と装置 |
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