JPH11353477A - 画像処理装置、画像処理方法およびこれを行うソフトウエアを記録した記録媒体 - Google Patents
画像処理装置、画像処理方法およびこれを行うソフトウエアを記録した記録媒体Info
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- JPH11353477A JPH11353477A JP11101787A JP10178799A JPH11353477A JP H11353477 A JPH11353477 A JP H11353477A JP 11101787 A JP11101787 A JP 11101787A JP 10178799 A JP10178799 A JP 10178799A JP H11353477 A JPH11353477 A JP H11353477A
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Abstract
フトフォーカスで見られるフレアーに近い効果を持つソ
フトフォーカス画像や人物の肌の粒状悪化を抑えつつ、
画像のシャープネス強調がなされたシャープネス強調画
像などの最適な周波数処理効果を持つ処理画像を得るこ
とができる画像処理装置、画像処理方法およびおよびこ
れを行うソフトウエアを記録した記録媒体を提供する。 【解決手段】デジタル原画像信号を被写体輝度、入射光
強度あるいは再生輝度に対応した量を表わす変換画像信
号に変換する手段と、この変換画像信号に対し所定のス
ムージング処理を施してソフトフォーカス処理変換画像
信号を生成する手段と、このソフトフォーカス処理変換
画像信号をデジタルソフトフォーカス画像信号に逆変換
する手段とを有することにより、上記課題を解決する。
Description
像処理方法およびこれを行うソフトウエアを記録した記
録媒体に関し、詳細には、被写体または画像を光電的に
読み取り、デジタル信号に変換して得られた光学濃度あ
るいは対数露光量に対応または比例した量を表わす原画
像信号を画像処理して、カラー画像を可視象として再生
するカラー画像再生システムに用いられる、ソフトフォ
ーカス画像や鮮鋭化(シャープネス強調)処理画像など
の周波数処理画像を生成することのできる画像処理装
置、画像処理方法およびこれを行うソフトウエアを記録
した記録媒体に関する。
いはカラープリントなどに記録されたカラー画像を、C
CDなどの光電変換素子によって光電的に読み取り、デ
ジタル信号に変換して、原画像信号として、フレームメ
モリなどの画像信号記憶手段に記憶し、さらに、画像デ
ータ記憶手段に記憶された画像信号に画像処理を施し
て、カラーペーパーなどの記録材料あるいはCRTなど
の表示手段上に再生するカラー画像再生システムが提案
されている。このカラー画像再生システムによれば、カ
ラー画像が、露光不足あるいは露光過剰など、適切でな
い撮影条件下で撮影され、ネガフィルム、リバーサルフ
ィルムあるいはカラープリントなどに記録されていて
も、得られた原画像信号に画像処理を施すことにより、
所望の色および階調を有するカラー画像として再生する
ことができる。また、ネガフィルム、リバーサルフィル
ムあるいはカラープリントなどに記録されたカラー画像
を、所望により、異なった色および階調を有するカラー
画像として再生することもできる。
いても、多重露光によって、ソフトフォーカス画像を生
成することが行われているが、多重露光は手間のかかる
技術である。ところで、上述のようなデジタルカラー画
像再生システムにより、ネガフィルム、リバーサルフィ
ルムあるいはカラープリントなどに記録されたカラー画
像に基づいて、多重露光を行わずに、多重露光による効
果と同様な効果を持つソフトフォーカス画像を生成する
ことが強く望まれている。このため、本出願人は、上述
のようなカラー画像再生システムにおいてデジタル画像
処理によってソフトフォーカス画像を生成することので
きる画像処理装置を特開平9−172600号公報に開
示している。ここに開示された画像処理装置は、上述し
たカラー画像再生システムにおいて、カラー画像から読
み取られ、対数(LOG)変換した後、フレームメモリ
に記憶された画像信号に色変換を施して原画像信号を得
た後、この原画像信号にボケマスク処理を施してボケ画
像信号を得、このボケ画像信号と原画像信号とを所定比
率で合成することによって、ソフトフォーカス画像を作
成するための画像信号を生成するものである。
デジタルデータで扱う場合、入力された、または読み取
られた画像信号、すなわち被写体輝度や入射光強度に対
応した、または比例した量を表す画像信号、例えば被写
体照度または露光量に対応するデータ(以下、露光量デ
ータともいう)を加工して、人間の目に比較的線形な光
学濃度または対数露光量に比例した量を表わすデータ
(以下、濃度データと呼ぶ)に変換して、この変換され
たデータに対して各種の画像処理を行うのが普通であ
る。上述した特開平9−172600号公報に開示の画
像処理装置においても、カラー画像を読み取ることによ
って得られた原画像信号(露光量データ)を対数(LO
G)変換し、濃度データに直した後、ボケ画像信号を生
成し、原画像信号とボケ画像信号とを任意の比率で加算
している。このため、この画像処理装置においても、ソ
フトフォーカス効果を持つ画像を作成することができ
る。しかしながら、この技術のように、濃度データに変
換した画像信号データを用いてソフトフォーカス処理を
すると、処理画像はソフトな感じに仕上がるが、実際の
カメラでのソフトフォーカス撮影において見られるよう
な、明るい部分から暗い部分への光の滲み出し、いわゆ
るフレアーの感じが出せないという問題が生じていた。
算処理される原画像とボケ画像との加算比率は、1つの
画像中のどの部分においても一定であるため、ソフト感
を出すためにボケ画像の加算比率を上げると、画像の芯
がボケすぎ、人の目に最も敏感な画像中の輪部(エッ
ジ)がボケただけと感じやすくなり、一方、画像の芯を
強く出すために、ソフト効果を抑え、原画像の加算比率
を上げると、粒状の悪さが目立ってしまうという問題も
あった。一方、カラーネガフィルムやカラーリバーサル
フィルムからカラー画像を仕上がりプリント上に再生す
る際に、濃度データでシャープネス強調処理を行った場
合、処理画像がシャープになる反面、人物の肌の粒状が
悪くなるという問題もあった。
解消し、得られたデジタル原画像信号の画像処理によっ
てソフトフォーカス画像やシャープネス強調画像などの
周波数処理画像を作成する際に、対数スケールやべきス
ケール等の原画像信号のデジタルデータを被写体輝度、
入射光強度あるいは再生輝度に対応した量、例えば、対
数(LOG)変換前、またはべき乗変換前の被写体輝度
あるいは入射光強度、もしくはこれらにフレアの影響や
色鮮やかさの向上等を考慮して階調を立てる処理を行っ
た再生輝度に対応もしくは比例した量を表わす画像信号
データに変換してソフトフォーカス処理やシャープネス
強調処理などの周波数処理を行うことにより、実際のカ
メラ撮影等で得られるアナログ系のソフトフォーカスで
見られるフレアーに近い効果を持つソフトフォーカス画
像や人物の肌の粒状悪化を抑えつつ、画像のシャープネ
ス強調がなされたシャープネス強調画像などの最適な周
波数処理効果を持つ処理画像を得ることができる画像処
理装置、画像処理方法およびおよびこれを行うソフトウ
エアを記録した記録媒体を提供することにある。
に、本発明者は、カメラなどによるアナログ系のフレア
ーの感じのあるソフトフォーカス画像をデジタル画像処
理によって生成することについて、鋭意研究を重ねた結
果、カメラでソフトフォーカスレンズなどを使って撮影
する場合や、多重露光による写真撮影または写真焼付な
どの場合のような実際のソフトフォーカス画像を生成す
るアナログ系を考慮すると、ソフトフォーカス処理は、
入力された被写体輝度や入射光強度に比例した量を表わ
す画像信号(例えば、露光量データ)に対して処理がか
かっていると考えらることから、デジタル画像信号デー
タに対してソフトフォーカス処理を行う場合にも、光学
濃度または対数露光量に対応または比例した量を表わす
データ(例えば、濃度データ)から、このような露光量
データに直して処理するのが好ましいことを知見し、本
発明に至ったものである。
に画像処理を施してソフトフォーカス画像を作成するた
めのデジタルソフトフォーカス画像信号を生成する画像
処理装置であって、前記原画像信号を被写体輝度、入射
光強度あるいは再生輝度に対応した量を表わす変換画像
信号に変換する手段と、この変換画像信号に対し所定の
スムージング処理を施してソフトフォーカス処理変換画
像信号を生成する手段と、このソフトフォーカス処理変
換画像信号を前記デジタルソフトフォーカス画像信号に
逆変換する手段とを有することを特徴とする画像処理装
置を提供するものである。ここで、前記ソフトフォーカ
ス処理変換画像信号を生成する手段は、前記変換画像信
号からボケ画像信号を生成する手段と、前記変換画像信
号と前記ボケ画像信号とを所定の加算比率で加算して前
記ソフトフォーカス処理変換画像信号を生成する加算手
段とを有するのが好ましい。すなわち、上記所定のスム
ージング処理は、変換画像信号からボケ画像信号を生成
し、変換画像信号とボケ画像信号とを所定の加算比率で
加算する処理であるのが好ましい。
信号を生成する手段は、さらに、前記変換画像信号の中
周波成分および高周波成分のゲインの少なくとも一方を
調整するゲイン調整手段を有し、前記加算手段は、前記
ゲイン調整手段によってゲイン調整された変換画像信号
と前記ボケ画像信号とを加算して前記ソフトフォーカス
処理変換画像信号を生成するのが好ましい。また、前記
ソフトフォーカス処理変換画像信号を生成する手段は、
さらに、前記加算手段による前記ゲイン調整変換画像信
号と前記ボケ画像信号との前記加算比率を調整する加算
比率調整手段を有するのが好ましい。
信号を生成する手段は、さらに、前記加算手段による前
記変換画像信号と前記ボケ画像信号との前記加算比率を
調整する加算比率調整手段と有するのが好ましい。ま
た、前記ソフトフォーカス処理変換画像信号を生成する
手段は、さらに、前記原画像信号を用いて画像中の濃度
を判定する手段とを有し、前記加算比率調整手段は、前
記判定手段によって判定された前記画像中の濃度に応じ
て前記加算比率を調整する手段を有するのが好ましい。
ーパスフィルタを含むボケマスク処理手段であるのが好
ましい。また、前記ボケ画像信号の生成手段は、前記変
換画像信号を輝度信号に変換する手段と、この輝度信号
に変換された輝度画像信号にボケマスク処理を施すボケ
マスク処理手段とを有するのが好ましい。また、前記原
画像信号および前記デジタルソフトフォーカス画像信号
が、光学濃度あるいは対数露光量に対応した量を表わす
画像信号であるのが好ましい。
波数処理を施して周波数処理画像を作成するためのデジ
タル周波数処理画像信号を生成する画像処理装置であっ
て、前記原画像信号を被写体輝度、入射光強度あるいは
再生輝度に対応した量を表わす変換画像信号に変換する
手段と、この変換画像信号を用いて周波数処理を行う周
波数処理手段と、この周波数処理された変換画像信号を
前記デジタル周波数処理画像信号に逆変換する手段とを
有することを特徴とする画像処理装置を提供するもので
ある。ここで、前記周波数処理は、ソフトフォーカス処
理またはシャープネス強調処理であり、前記周波数処理
手段は、ソフトフォーカス処理手段またはシャープネス
強調処理手段であるのが好ましい。
写体輝度、入射光強度あるいは再生輝度に対応した量を
表わす画像信号に変換し、得られた変換画像信号に対し
所定のスムージング処理を施してソフトフォーカス処理
された変換画像信号を生成し、得られたソフトフォーカ
ス処理変換画像信号をデジタルソフトフォーカス画像信
号に逆変換することを特徴とする画像処理方法を提供す
るものである。ここで、前記ソフトフォーカス処理変換
画像信号は、前記変換画像信号からボケ画像信号を生成
し、前記変換画像信号と前記ボケ画像信号とを所定の加
算比率で加算することにより生成されるのが好ましい。
また、前記ソフトフォーカス処理変換画像信号は、前記
変換画像信号の中周波成分および高周波成分のゲインの
少なくとも一方を調整し、このゲイン調整された変換画
像信号と前記ボケ画像信号とを加算することにより生成
されるのが好ましい。
ボケ画像信号との加算比率は、調整されるのが好まし
い。また、前記変換画像信号と前記ボケ画像信号との前
記加算比率は、調整されるのが好ましい。また、前記加
算比率は、前記原画像信号を用いて画像中の濃度を判定
し、判定された前記画像中の濃度に応じて調整されるの
が好ましい。また、前記ボケ画像信号は、ローパスフィ
ルタを用いるボケマスク処理によって生成されるのが好
ましい。また、前記ボケ画像信号は、前記変換画像信号
を輝度信号に変換し、この輝度信号に変換された輝度画
像信号にボケマスク処理を施すことにより生成されるの
が好ましい。また、前記原画像信号および前記デジタル
ソフトフォーカス画像信号が、光学濃度あるいは対数露
光量に対応した量を表わす画像信号であるのが好まし
い。
写体輝度、入射光強度あるいは再生輝度に対応した量を
表わす変換画像信号に変換し、得られた変換画像信号を
用いて周波数処理を行い、得られた周波数処理された変
換画像信号をデジタル周波数処理画像信号に逆変換する
ことを特徴とする画像処理方法を提供するものである。
ここで、前記周波数処理は、ソフトフォーカス処理また
はシャープネス強調処理であるのが好ましい。また、本
発明は、上記各態様の画像処理方法を行うソフトウエア
を記録したことを特徴とする記録媒体を提供するもので
ある。
る画像信号は、被写体(シーン)をカメラで撮影して捕
らえられた画像データであってもよいし、すなわち通常
のカメラで写真フィルムに撮影された画像をスキャナな
どの入力デバイスで読み取って得られた画像データであ
ってもよいし、デジタルカメラやデジタルビデオカメラ
などの直撮カメラ系の入力デバイスで撮影されて直接得
られた画像データであってもよいし、このような種々の
カメラ(入力デバイス)で捕らえられた画像データを仕
上がりプリントにする際に通常行われる絵作り処理、す
なわち観察時のフレアの影響や、色鮮やかさの向上など
を考慮して階調を立てる等の処理がなされた画像信号で
あってもよい。
から出力される対数変換後、もしくはべき乗変換後、あ
るいは目標階調のデジタル輝度出力値への変換後の画像
信号を、光学濃度あるいは対数露光量に対応または比例
した量を表わす画像信号といい、これを表すデータを濃
度データと略称する。従って、本発明の画像処理装置に
入力されるデジタル原画像信号やここで得られるデジタ
ルソフトフォーカス画像信号やここから出力されるデジ
タル出力画像信号は、この光学濃度あるいは対数露光量
に対応または比例した量を表わす画像信号である。一
方、入力デバイスで直接検出される、対数変換前、もし
くはべき乗変換前、あるいは目標階調のデジタル輝度出
力値への変換前の画像信号、例えば、被写体照度、被写
体反射率や露光量に対応する画像信号を、被写体輝度あ
るいは入射光強度に対応または比例した量を表す画像信
号といい、これを表すデータを露光量データと略称す
る。なお、入力デバイスから出力された画像濃度データ
に上述した絵作り処理を行った後、得られた処理画像デ
ータを対数変換前、もしくはべき乗変換前、あるいは目
標階調のデジタル輝度出力値への変換前の信号に変換し
て得られる画像信号を、再生輝度に対応または比例した
量を表す画像信号といい、被写体輝度あるいは入射光強
度に対応または比例した量を表す画像信号と同様な信号
として取り扱い、同様に、これを表すデータを露光量デ
ータと略称する。
処理方法およびこれを行うソフトウエアを記録した記録
媒体を添付の図面に示す好適実施の形態に基づいて、以
下に詳細に説明する。
本発明の画像処理装置を適用するデジタルフォトプリン
タの一実施の形態のブロック図である。以下の説明にお
いては、主として、本発明による周波数処理としてソフ
トフォーカス処理を行うものを代表例とするが、本発明
はこれに限定されるわけではなく、本発明による周波数
処理としてシャープネス強調処理を行うものであっても
よい。また、以下では主として本発明の画像処理装置を
ハードウエアとして構成された代表例について説明する
が、本発明はこれに限定されず、ソフトウエア、例え
ば、本発明の画像処理方法を実施するソフトウエアとし
て構成してもよいのはもちろんである。図1に示すデジ
タルフォトプリンタ(以下、フォトプリンタという)1
0は、フィルムFに撮影された画像を光電的に読み取る
スキャナ(画像読取装置)12と、このスキャナ12で
読み取られた画像データ(画像情報)のソフトフォーカ
ス処理などの画像処理やフォトプリンタ10全体の操作
および制御等を行う画像処理装置14と、この画像処理
装置14から出力された画像データに応じて変調した光
ビームで感光材料(印画紙)を画像露光し、現像処理し
て(仕上り)、ソフトフォーカス画像をプリントとして
出力する画像記録装置16とを有する。また、画像処理
装置14には、様々な条件の入力、設定、処理の選択や
指示、色/濃度補正などの指示等を入力するためのキー
ボード18aおよびマウス18bを有する操作系18
と、スキャナ12で読み取られた画像、各種の操作指
示、様々な条件の設定/登録画面等を表示するモニタ2
0が接続される。なお、本発明の画像処理方法を実施す
る画像処理装置をソフトウエアで構成する場合には、こ
のソフトウエアを画像処理装置14、例えばそのCPU
にダウンロードするするために、この本発明のソフトフ
ォーカス処理を行うソフトウエアを記録した本発明の記
録媒体21aを駆動する駆動装置21が画像処理装置1
4に接続されていてもよい。
た画像を1コマずつ光電的に読み取る装置で、光源22
と、可変絞り24と、フィルムFに入射する読取光をフ
ィルムFの面方向で均一にする拡散ボックス26と、フ
ィルムFのキャリア28と、結像レンズユニット32
と、R(赤)、G(緑)およびB(青)の各色画像濃度
の読取に対応する3ラインCCDセンサを有するイメー
ジセンサ32と、アンプ(増幅器)33と、A/D(ア
ナログ/デジタル)変換器34とを有する。フォトプリ
ンタ10においては、スキャナ12の本体に装着自在な
専用のキャリア28が、新写真システム(Advanced Phot
o System)や135サイズのネガ(あるいはリバーサ
ル)フィルム等のフィルムFの種類やサイズ、ストリッ
プスやスライド等のフィルムの形態等に応じて用意され
ており、キャリア28の交換によって、各種のフィルム
や処理に対応することができる。フィルムに撮影され、
プリント作成に供される画像(コマ)は、このキャリア
28によって所定の読取位置に搬送される。
ィルムには、磁気記録媒体が形成され、カートリッジI
Dやフィルム種等が記録されており、また、撮影時や現
像時等に、撮影や現像日時、カメラや現像機の機種等の
各種のデータが記録可能である。新写真システムのフィ
ルム(カートリッジ)に対応するキャリア28には、こ
の磁気情報の読取手段が配置されており、フィルムを読
取位置に搬送する際に磁気情報を読み取り、これらの各
種の情報が画像処理装置14に送られる。このようなス
キャナ12において、フィルムFに撮影された画像を読
み取る際には、光源22から射出され、可変絞り24お
よび拡散ボックス26によって光量調整された均一な読
取光が、キャリア28によって所定の読取位置に位置さ
れたフィルムFに入射して、透過することにより、フィ
ルムFに撮影された画像を担持する投影光を得る。
35サイズのフィルムや新写真システムのカートリッジ
等の、長尺なフィルムF(ストリップス)に対応するも
のであり、図2(a)に模式的に示されるように、所定
の読取位置にフィルムFを位置しつつ、イメージセンサ
32の、例えば、RGBの3ラインCCDセンサの延在
方向(主走査方向)と直交する副走査方向に、フィルム
Fの長手方向を一致させて搬送する、読取位置を副走査
方向に挟んで配置される搬送ローラ対28aおよび28
bと、フィルムFの投影光を所定のスリット状に規制す
る、読取位置に対応して位置する主走査方向に延在する
スリット28cを有するマスク28dとを有する。フィ
ルムFは、このキャリア28によって読取位置に位置さ
れて副走査方向に搬送されつつ、読取光を入射される。
これにより、結果的にフィルムFが主走査方向に延在す
るスリット28cによって2次元的にスリット走査さ
れ、フィルムFに撮影された各コマの画像が読み取られ
る。
ト30によってイメージセンサ32の受光面に結像され
る。図2(b)に示されるように、イメージセンサ32
は、R画像の読み取りを行うラインCCDセンサ32
R、G画像の読み取りを行うラインCCDセンサ32
G、およびB画像の読み取りを行うラインCCDセンサ
32Bを有する、いわゆる3ラインのカラーCCDセン
サで、各ラインCCDセンサは、前述のように主走査方
向に延在している。フィルムFの投影光は、このイメー
ジセンサ32によって、R、GおよびBの3原色に分解
されて光電的に読み取られる。イメージセンサ32から
出力されたR、GおよびBの各出力信号は、アンプ33
で増幅されて、A/D変換器34に送られ、A/D変換
器34において、それぞれ、例えば12bitのRGB
デジタル画像データに変換された後、画像処理装置14
に出力される。このRGBデジタル画像データは、被写
体輝度あるいは入射光強度に対応または比例した量を表
わす画像信号(画像濃度データ)ということができる。
Fに撮影された画像を読み取るに際し、低解像度で読み
取るプレスキャン(第1回目の画像読取)と、出力画像
の画像データを得るためのファインスキャン(第2回目
の画像読取)との2回の画像読取を行う。ここで、プレ
スキャンは、スキャナ12が対象とするフィルムFの全
ての画像を、イメージセンサ32が飽和することなく読
み取れるように、あらかじめ設定されたプレスキャン読
取条件で行われる。一方、ファインスキャンは、プレス
キャンデータから、その画像(コマ)の最低濃度よりも
若干低い濃度でイメージセンサ32が飽和するように、
各コマ毎に設定されたファインスキャンの読取条件で行
われる。なお、プレスキャンおよびファインスキャン出
力画像信号は、解像度および出力画像信号レベルが異な
る以外は、基本的に同様な画像データである。
キャナ12は、このようなスリット走査読取を行うもの
に限定されず、1コマのフィルム画像の全面を一度に読
み取る面状読取を行うものであってもよい。この場合に
は、例えばエリアCCDセンサなどのエリアセンサを用
い、光源22とフィルムFのとの間にR、GおよびBの
各色フィルタの挿入手段を設け、光源からの射出光の光
路に挿入して、色フィルタを透過した読取光をフィルム
F全面に照射して、透過光をエリアCCDセンサに結像
させてフィルム全画像を読み取ることを、R、Gおよび
Bの各色フィルタを切り換えて順次行うことで、フィル
ムFに撮影された画像を3原色に分解して読み取る。
れるデジタル画像データ信号は、本発明の特徴とする画
像処理装置14に出力される。図3に、本発明の画像処
理装置(以下、処理装置という)14のブロック図を示
す。ここで、処理装置14は、スキャナ補正部36、L
OG変換器38、プレスキャン(フレーム)メモリ4
0、ファインスキャン(フレーム)メモリ42、プレス
キャンデータ処理部44、本発明の特徴とするソフトフ
ォーカス画像の作成を行うファインスキャンデータ処理
部46、および条件設定部48を有する。なお、図3は
主に画像処理関連の部分を示すものであり、処理装置1
4には、これ以外にも、処理装置14を含むフォトプリ
ンタ10全体の制御や管理を行うCPU、フォトプリン
タ10の作動等に必要な情報を記憶するメモリ等が配設
され、また、操作系18やモニタ20は、このCPU等
(CPUバス)を介して各部分に接続される。
たR、GおよびBの画像信号、例えば12bitのデジ
タル画像データは、スキャナ補正部36に入力される。
スキャナ補正部36は、スキャナ12のイメージセンサ
32の3ラインCCDセンサ32R、32G、32Bに
起因する、RGBデジタル画像データの画素毎の感度バ
ラツキや暗電流を補正するためにDCオフセット補正、
暗時補正、欠陥画素補正、シェーディング補正等の読取
画像データのデータ補正を行うものである。スキャナ補
正部36で画素毎の感度バラツキや暗電流の補正処理等
が施されたデジタル画像信号は、LOG変換器に出力さ
れる。LOG変換器38は、対数変換処理してデジタル
画像データを階調変換してデジタル画像濃度データに変
換するものであって、例えば、ルックアップテーブル
(LUT)を用いて、スキャナ補正部26で補正された
例えば、12bitのデジタル画像データを変換して、
例えば、10bit(0〜1023)のデジタル画像濃
度データに変換する。
像濃度データは、プレスキャン画像データであればプレ
スキャンメモリ40に、ファインスキャン画像データで
あればファインスキャンメモリ42に、それぞれ記憶
(格納)される。プレスキャンメモリ40は、スキャナ
12によるフィルムFのプレスキャンによって得られ、
各種のデータ補正および対数変換処理が施されたフィル
ムFの1コマ全部の低解像度画像濃度データをRGBの
各色毎に格納または記憶するためフレームメモリであ
る。プレスキャンメモリ40は、フィルムFの1コマの
RGB3色の画像濃度データを格納できる容量が少なく
とも必要であるが、複数コマ分の画像濃度データを格納
できる容量を持つものであってもよいし、1コマ分の容
量のメモリを多数備えるものであってもよい。プレスキ
ャンメモリ40に記憶されたプレスキャン画像データ
は、プレスキャンデータ処理部44に読み出される。
キャナ12によるフィルムFのファインスキャンによっ
て得られ、各種のデータ補正および対数変換処理が施さ
れたフィルムFの1コマ全部の高解像度画像濃度データ
をRGBの各色毎に格納または記憶するためフレームメ
モリである。ファインスキャンメモリ42は、少なくと
もフィルムFの2コマの画像のRGB3色の画像濃度デ
ータを格納できる容量を持ち、1コマ分の画像濃度デー
タを書き込んでいる間に、別の1コマ分の画像濃度デー
タを読み出し、ファインスキャンデータ処理部46にお
いて本発明の特徴とするソフトフォーカス画像の作成を
行うための様々な処理を同時に行うようにするのが好ま
しいが、本発明はこれに限定されず、1コマ分の画像濃
度データを格納できる容量を持ち1コマづつ処理するた
めのものであってもよい。また、1コマ分の容量のメモ
リを多数備え、例えばトグルメモリとし利用できるもの
であってもよい。ファインスキャンメモリ42に記憶さ
れたファインスキャン画像データは、ファインスキャン
データ処理部46に読み出される。
スキャン画像データに、モニタ20に表示するのに必要
な種々の画像処理を施すプレスキャンデータ処理部44
は、画像処理部50と、画像データ変換部52とを有す
る。ここで、画像処理部50は、後述する条件設定部4
8が設定した画像処理条件に従って、スキャナ12によ
って読み取られ、プレスキャンメモリ42に記憶された
画像データに、所望の画質で、後述するモニタ20のC
RT表示画面にカラー画像が再生可能なように、ルック
アップテーブル(以下、LUTで代表させる)やマトリ
ックス(以下、MTXで代表させる)演算により、階調
補正、色変換、濃度変換などの所定の画像処理を施すた
めのものである。画像データ変換部52は、画像処理部
50によって処理された画像データを、モニタ20の解
像度に合わせるために必要に応じて間引いて、同様に、
3D(3次元)LUT等を用いて、モニタ20による表
示に対応する画像データに変換して、モニタ20に表示
させるためのものである。なお、画像処理部50におけ
る処理条件は、後述する条件設定部48で設定される。
されたファインスキャン画像データに、画像記録装置1
6からカラープリントとして出力するのに必要な種々の
画像処理および本発明のソフトフォーカス画像作成処理
を行うファインスキャンデータ処理部46は、画像処理
部54と、画像データ変換部56とを有する。ここで、
画像処理部54は、後述する条件設定部48が設定した
画像処理条件に従って、スキャナ12によって読み取ら
れ、ファインスキャンメモリ42に記憶された画像デー
タに、カラープリントとして所望の濃度、階調および色
調で、カラーぺーパ上にカラー画像、または本発明が目
的とするカラーソフトフォーカス画像が再生可能なよう
に、LUT、MTX演算器、ローパスフィルタ、加減算
器などにより、色バランス調整、階調調整、色調整、濃
度調整、彩度調整、電子変倍や、周波数処理、例えばシ
ャープネス強調(エッジ強調;鮮鋭化)、覆い焼き(濃
度ダイナミックレンジ圧縮/伸長)またはソフトフォー
カス画像作成、周波数帯域によるゲイン調整、画像濃度
判定などの種々の画像処理を施すためのものであり、そ
の詳細については、後述する。画像データ変換部56
は、画像処理部54によって処理された周波数処理画像
データ、ここではソフトフォーカス画像データを、例え
ば、3DLUT等を用いて、画像記録装置16による画
像記録に対応する画像データ変換して、画像記録装置1
6に供給する。画像記録装置16は、ファインスキャン
データ処理部46から出力される画像データに基づい
て、カラープリント上に周波数処理カラー画像、ここで
はカラーソフトフォーカス画像が再現された仕上がりプ
リントとして出力するためのものである。
は、後述する条件設定部48で設定される。次に、条件
設定部48は、ファインスキャンの読取条件、プレスキ
ャンデータ処理部44およびファインスキャンデータ処
理部46における各種の処理条件を設定する。この条件
設定部48は、セットアップ部58、キー補正部60お
よびパラメータ統合部62を有する。セットアップ部5
8は、プレスキャン画像データ等を用いて、ファインス
キャンの読取条件を設定してスキャナ12に供給し、ま
た、プレスキャンデータ処理部44およびファインスキ
ャンデータ処理部46の画像処理条件を作成(演算)
し、パラメータ統合部62に供給する。
スキャンメモリ40からプレスキャン画像データを読み
出し、プレスキャン画像データから、濃度ヒストグラム
の作成や、平均濃度、LATD(大面積透過濃度)、ハ
イライト(最低濃度)、シャドー(最高濃度)等の画像
特徴量の算出を行う。算出した画像特徴量から、その画
像の最低濃度よりも若干低濃度でイメージセンサ32
(ラインCCDセンサ32R、32G、32B)が飽和
するように、ファインスキャンの読取条件、例えば、光
源22の光量、可変絞り24の絞り値、イメージセンサ
32の(各ラインCCDセンサ32R、32G、32B
の)蓄積時間等を設定する。なお、ファインスキャンの
読取条件は、プレスキャンの読取条件に対して、イメー
ジセンサの出力レベルに対応する全ての要素を変更して
もよく、前記絞り値等のいずれか1つの要素のみを変更
するものでもよく、絞り値と蓄積時間等の複数の要素の
みを変更するものでもよい。さらに、セットアップ部5
8は、濃度ヒストグラムや画像特徴量と、必要に応じて
行われるオペレータによる指示等に応じて、前述の色バ
ランス調整や階調調整等の画像処理条件、例えば、ファ
インスキャン画像データを最終的に仕上がりプリントと
して画像記録装置16から出力する際、プリント観察時
のフレアの影響や、色鮮やかさの向上などを考慮して行
われる階調を立てる(硬調化)等の絵作り処理の処理条
件などをも設定する。
作系18に設けられたキー(図示せず)によって設定さ
れた濃度(明るさ)、色、コントラスト、シャープネ
ス、彩度、本発明のソフトフォーカス画像作成のための
中高周波のゲイン、原画像とボケ画像との加算比率等の
調整量やマウス18bで入力された各種の指示等に応じ
て、画像処理条件の調整量(例えば、LUTの補正量
等)を算出し、パラメータを設定し、パラメータ統合部
62に供給するものである。パラメータ統合部62は、
セットアップ部58が設定した画像処理条件を受け取
り、供給された画像処理条件を、プレスキャンデータ処
理部44の画像処理部50およびファインスキャンデー
タ処理部46の画像処理部54に設定し、さらに、キー
補正部60で算出された調整量に応じて、各部分に設定
した画像処理条件を補正(調整)し、あるいは画像処理
条件を再設定する。
ーカス画像を作成するためのファインスキャンデータ処
理部46の画像処理部54について、詳細に説明する。
図4は、画像処理部54の一実施例の詳細を示すブロッ
ク図である。図4に示すように、画像処理部54は、画
像データの濃度、色および階調を変換する色濃度階調変
換手段64、画像データの彩度を変換する彩度変換手段
66、画像データの画素数を変換するディジタル倍率変
換(電子変倍)手段68および画像データに周波数処理
を施す周波数処理手段70ならびに画像データの濃度ダ
イナミックレンジを変換するか、または画像にソフトフ
ォーカスを掛けるためのソフトフォーカス処理手段72
を備えている。
手段64は、LUT等に従って、画像データから濃度デ
ータ、色データおよび階調データに変換するものであ
る。また、彩度変換手段66は、色濃度階調変換手段6
4によって得られた画像データの彩度データをMTX演
算等に従って変換するものである。また、電子変倍手段
68は、画像記録装置16においてカラーペーパに出力
するカラー画像のサイズに応じて、かつ出力画素密度に
合わせて、彩度変換手段66によって彩度変換された画
像データを補間したり、間引いたりして、画像データの
画素データ数を増減するものである。周波数処理手段7
0は、電子変倍手段68から所定出力サイズおよび出力
画素密度の画像データに電子変倍された画像データを、
エッジ強調などの周波数処理を施すもので、周波数処理
された画像データは、ソフトフォーカス処理手段72に
入力される。なお、本発明においては、電子変倍手段6
8から出力された電子変倍画像データは、周波数処理手
段70をパスして、直接ソフトフォーカス処理手段72
に入力されるように画像処理部54を構成してもよい。
画像を生成する場合には、被写体を多重露光することに
より、すなわち、通常の露光条件で、撮影し、再度、ボ
ケた画像が得られるように撮影することにより、ソフト
フォーカス画像を生成している。このため、本発明にお
いては、基本的には、特開平9−172600号公報に
開示された覆い焼き処理手段を応用したソフトフォーカ
ス処理手段を用いて原画像信号からボケた画像に対応す
る画像信号を生成し、このボケ画像信号と原画像信号と
合成することにより、ソフトフォーカス画像を生成す
る。図5は、ソフトフォーカス処理手段72の一実施例
の詳細を示すブロックダイアグラムである。このソフト
フォーカス処理手段72は、本発明の画像処理装置の1
4の特徴とする部分であって、本発明の画像処理方法を
実施する。
手段72は、画像濃度データを対数変換前、べき乗変換
前あるいはデジタル輝度出力値への変換前の露光量デー
タ(例えば、対数変換前のデータの場合には真数画像デ
ータということができる)、すなわち画像データの濃度
信号を被写体輝度、入射光強度あるいは再生輝度に対応
した量を表わす変換画像信号に変換した後、画像データ
の濃度信号レベルのダイナミックレンジ、特にフィルム
画像などの原稿画像の持つ広い濃度ダイナミックレンジ
を圧縮して、カラーペーパなど出力媒体の持つ濃度信号
のより狭いダイナミックレンジに合わせ、原稿画像の低
濃度(ハイライト)部のとびや高濃度(シャドウ)部の
つぶれを生じさせることなく、カラー画像を再現する
か、または本発明の特徴とする画像露光量データ(真数
画像データ)に所定のスムージング処理などの適切なソ
フトフォーカス処理を施して、カラー画像を輪郭(エッ
ジ)などの画像の芯を残したい部分には画像の芯のボケ
がなく、肌やハイライト部等のソフト感を出したい部分
には粒状のざらつきなどがなく、アナログ系のフレアー
の感じのある最適なソフトフォーカス画像として再現す
るかのいずれかが可能なように、画像データを処理でき
るように構成されており、色調変換手段74と、露光量
変換手段75と、ゲイン調整手段76と、輝度信号変換
手段78と、ローパスフィルタ80と、濃度ダイナミッ
クレンジ圧縮手段82と、画像濃度判定手段84と、加
算比率調整手段86と、画像信号合成手段88と、濃度
データ変換手段90とを備えている。
色調変換手段74は、周波数処理手段70により周波数
処理が施された画像データの色調信号レベルを変換して
原画像信号とするためのものである。露光量変換手段7
5は、本発明の特徴とする部分の1つであって、色調変
換手段74によって色調変換された原画像信号を露光量
画像信号に、すなわちデジタル画像濃度データを露光量
データに変換する露光量変換(例えば、真数変換、すな
わち指数変換)処理を行うためのものである。図1に示
すようなフォトプリンタ10では、スキャナ12によっ
てフィルム画像から光電的に読み取られた画像濃度デー
タが用いられるので、画像処理装置14の処理対象とな
る画像データは、通常下記式で表される対数スケールの
画像データ(濃度データ)である。 D=c1 +c2 LogE ここで、Dは濃度データであり、Eは露光量データ(真
数量データ)であり、c 1 およびc2 は定数である。し
かしながら、スキャナ12によってフィルム画像を光電
的に読み取り、デジタル画像データを得る場合には、入
力はフィルムFであるために入力画像信号そのものから
は実際にカメラでフィルムFに撮影されたときの露光量
(真数量)を知ることはできない。このため、露光量変
換手段75では、指数変換を含む以下のような方法で露
光量(真数量)を算出する。以下の説明では、フィルム
画像から光電的に読み取られた画像濃度データを対象と
することから、この画像濃度データは対数露光量であ
り、露光量は真数量となるので、被写体輝度、入射光強
度あるいは再生輝度に対応した量を表わす変換画像信号
を意味する露光量の代表例として真数量を取り上げる
が、本発明がこれに限定されないことはもちろんであ
る。
めに画像記録装置16で使用するプリントペーパーにつ
いては、プリント濃度とスキャナ12で読み取られるフ
ィルムFのフィルム濃度との間の濃度特性は定められて
いる。例えば、プリントペーパーのプリント濃度とネガ
フィルムFのネガ濃度との間には、図6に示すグラフ
(以下、グラフという)のような濃度特性がある。一
方、フィルムFについては、対数露光量とフィルム濃度
との間の濃度特性を定められている。例えば、フィルム
Fの対数露光量とネガ濃度との間には、図7に示すグラ
フ(以下、グラフという)のような濃度特性がある。
次いで、これらの2つの濃度特性からフィルム濃度を介
してプリント濃度と対数露光量との関係を算出する。例
えば、図8に示すように、プリント濃度とネガ濃度との
関係のグラフおよび対数露光量とネガ濃度との関係の
グラフの2つのグラフから、ネガ濃度を介して対数露
光量の大小関係を揃えることにより、プリント濃度と対
数露光量との関係を示すグラフを求めることができ
る。
いては、LOG変換器38による対数変換処理後のデジ
タル画像データ、すなわちデジタル画像濃度データ、例
えば画像処理装置14の外部出力とプリント濃度との間
には予め定められた関係、例えば図9に示すグラフの
ような関係がある。そこで、先に得られたプリント濃度
と対数露光量との関係およびデジタル画像濃度データと
プリント濃度との関係から、プリント濃度および対数露
光量と真数量データとの関係、すなわち指数変換を介し
て、デジタル画像濃度データと真数量との関係を求める
ことができる。例えば、図10に示すように、図8に示
すプリント濃度と対数露光量との関係のグラフおよび
図9に示すデジタル画像濃度データとプリント濃度との
関係のグラフとをプリント濃度を介して対応させ、対
数露光量と真数量データとの関係、すなわち指数変換を
示すグラフを介して、デジタル画像濃度データを真数
量データに対応させることにより、デジタル画像濃度デ
ータと真数量データとの間の関係を示すグラフを求め
ることができる。こうして得られたデジタル画像濃度デ
ータと真数量データとの間の関係を示すグラフの全体
を図11示す。
にして求められたデジタル画像濃度データと真数量デー
タとの間の関係、例えば図11に示すグラフを用い
て、デジタル画像濃度データを真数量データに変換する
真数変換処理を行う。露光量変換手段75において、図
11に示すグラフのようなデジタル画像濃度データと
真数量データとの間の関係は、一般に非線型変換となる
ので、1次元ルックアップテーブル(1DLUT)化し
ておき、補間演算によって真数変換処理を行うのが好ま
しい。なお、後述する濃度データ変換手段90において
は、このようにして得られた1DLUTを用いて、真数
量データからデジタル画像濃度データに(対数変換を含
む)逆変換をすればよい。
画像を作成するためにボケ画像と加算する、露光量変換
手段75によって真数変換処理された真数量データ、す
なわち真数原画像信号の中周波帯域および高周波帯域の
少なくとも一方の成分のゲインをソフトフォーカス効果
の大小に応じて調整するものである。例えば、ゲイン調
整手段76は、再現画像のソフトフォーカス効果をより
大きくしたい場合には、ボケ画像と加算する真数原画像
信号の中周波帯域および高周波帯域の両成分のゲインを
高くし、真数ボケ画像信号の加算比率を上げ、再現画像
のソフトフォーカス効果を小さくしたい場合には、真数
原画像信号の中周波帯域成分のゲインを落とし、真数ボ
ケ画像信号の加算比率を下げる。なお、ゲイン調整手段
76としては、真数原画像信号の中周波帯域および高周
波帯域の少なくとも一方の成分のゲインを高めたり、落
としたりして調整できるものであれば、どのようなもの
であってもよい。例えば、ボケマスクを作る時のマスク
作用を変えて、すなわちボケマスクのサイズを変えて、
真数原画像信号の周波数帯域の異なる成分のゲインを調
整するものでもよいし、ローパスフィルタやハイパスフ
ィルタやバンドパスフィルタなどを用いて、真数原画像
信号の中周波および高周波の各周波数帯域成分を抽出し
てこれらの周波数帯域成分をそれぞれ増幅または減衰さ
せてゲイン調整を行うものであってもよい。
て真数原画像信号の中周波および高周波の各周波数帯域
成分を抽出してこれらの周波数帯域成分をそれぞれ増幅
または減衰させてゲイン調整を行うゲイン調整手段の一
実施例を示す。図12に示すゲイン調整手段76は、R
GBの各色成分の真数画像データ(真数原画像信号)か
ら低周波数帯域成分Lを分離するローパスフィルタ(L
PF)92と、真数原画像信号(L/M/H)から低周
波数帯域成分Lを減算する減算器94と、減算器94で
得られた中高周波数帯域成分(M/H)から中周波数帯
域Mを分離するローパスフィルタ(LPF)96と、中
高周波数帯域成分(M/H)から中周波数帯域成分Mを
減算して高周波数帯域成分Hを得る減算器98と、LP
F96で分離されたRGB各色の中周波数帯域成分Mを
増幅または減衰させてゲイン(レスポンス)を調整する
ゲイン調整回路100と、減算器98で得られたRGB
各色の高周波数帯域成分Hを増幅または減衰させてゲイ
ンを調整するゲイン調整回路102と、真数原画像信号
からLPF92で分離された低周波数帯域成分L、ゲイ
ン調整回路100および102によってそれぞれゲイン
が調整された中周波数帯域成分Mおよび高周波数帯域成
分Hを加算する加算器104とを有する。
PF92および96と2つの減算器94および98を用
いて、真数原画像信号を低、中、高周波数帯域成分L、
M、Hに分離するものであるが、本発明は、これに限定
されず、分離する周波数帯域成分の数は3種に限定され
ず、低、高周波数帯域成分の2種であってもよいし、4
種以上に分離するものであってもよい。なお、ここで
は、低、中、高周波の3種の空間周波数帯域成分に分離
する場合、例えば低周波数帯域成分Lの周波数をプリン
ト上の空間周波数で1cc/mm未満、中周波数帯域成
分Mの周波数を1cc/mm以上3cc/mm以下、高
周波数帯域成分Hの周波数を3cc/mm超としている
が、本発明はこれに限定されるわけではなく、真数原画
像信号等によって適宜選定することができる。また、ゲ
イン調整手段76のゲイン調整回路100および102
は、それぞれ中周波数帯域成分Mおよび高周波数帯域成
分Hを要求されるソフトフォーカス効果の大小に応じて
増幅または減衰できるものであればどのようなものでも
良く、たとえば、アンプ(増幅器)やLUT等を用いる
調整回路などを挙げることができる。また、ゲイン調整
アンプ100および102による中周波数帯域成分Mお
よび高周波数帯域成分Hのゲイン調整量、すなわち増幅
値や減衰値は、要求されるソフトフォーカス効果の大小
に応じて設定することができる。
75によって真数変換処理された真数原画像信号のR、
G、Bの色信号を真数輝度信号Yに変換するものであ
り、人間の視覚に応じて、R、G、Bの色信号に重み付
けをして、真数輝度信号Yに変換する。ローパスフィル
タ80は、真数ボケ画像(ボケマスク)信号を生成する
手段を構成するものであって、図示例では、輝度信号変
換手段78によって得られた真数輝度信号の低周波成分
をろ波して真数ボケ画像信号を生成するためのものであ
る。従って、真数ボケ画像信号は、RGBの3種の色信
号の全てに対して1種類の真数ボケ画像信号が用いられ
る。ダイナミックレンジ圧縮手段82は、ローパスフィ
ルタ80によって生成された低周波数成分からなる真数
ボケ画像信号のダイナミックレンジをLUTや乗算器
(MUL)などを用いて圧縮するためのものである。な
お、本発明の特徴とするソフトフォーカス画像の作成が
指示されている場合には、ダイナミックレンジ圧縮手段
82は、真数ボケ画像信号に対して何らの処理も実行せ
ず、そのまま画像信号合成手段88に出力される。また
は、ソフトフォーカス画像の作成に際しては、ローパス
フィルタ80から出力された真数ボケ画像信号は、ダイ
ナミックレンジ圧縮手段82をそのままスルーするか、
もしくはバイパスして直接画像信号合成手段88に入力
されるようにしてもよい。
段72においては、真数原画像信号から輝度信号変換手
段78を経て変換された真数輝度信号をローパスフィル
タ80によって真数ボケ画像信号を生成しているけれど
も、本発明はこれに限定されず、真数輝度信号ではなく
て、RGB真数原画像色信号毎にそれぞれ真数ボケ画像
信号を生成してもよいし、また真数ボケ画像信号を生成
するローパスフィルタ80は、FIRフィルタでもII
Rフィルタでもよいし、また、真数ボケ画像信号を生成
する手段は、ローパスフィルタ80に限定されるわけで
はなく、メディアンフィルタなどの平滑化フィルタでも
よいし、これらの組み合わせを用いてもよい。また、ロ
ーパスフィルタ80には、3次元のR、G、Bの色信号
か、1次元の信号に変換された真数輝度信号を処理する
のみであるから、1次元のローパスフィルタを用いるこ
とができる。
4によって色調変換された原画像信号から1コマの画像
の濃度を領域毎に判定するためのものである。なお、画
像濃度判定手段84による画像濃度領域の判定は、真数
原画像信号を用いて行ってもよい。加算比率調整手段8
6は、露光量変換手段75によって真数変換処理された
真数原画像信号またはゲイン調整手段76によって中高
周波帯域のゲインが調整された真数画像信号とローパス
フィルタ80によって作成された真数ボケ画像信号との
加算比率(α;ボケ画像信号の加算比率)を調整するも
のである。画像信号合成手段88は、LUTや乗算器な
どや加算器を用いて、覆い焼き処理では、真数原画像信
号とダイナミックレンジが圧縮された真数ボケ画像信号
とを加算して真数覆い焼き画像信号を生成し、すなわち
画像合成し、ハイライトのとびやシャドウのつぶれのな
いカラー画像を作成するか、またはソフトフォーカス画
像作成処理では、真数原画像信号またはゲイン調整真数
画像信号と真数ボケ画像信号とを所定加算比率α(1−
α:α)、例えば75%(1:3)で、もしくは真数原
画像信号またはゲイン調整真数画像信号と真数ボケ画像
信号とを加算比率調整手段86によって調整された加算
比率αで加算して真数ソフトフォーカス画像信号を生成
する、すなわち画像合成してソフトフォーカス画像を作
成するためのものである。
αの場合には、オペレータによって操作系18のキーボ
ード18aやマウス18bによって条件設定部48のキ
ー補正部60に入力され、条件設定部48のパラメータ
統合部62を経て直接画像信号合成手段88に供給され
るものであってもよいが、条件設定部48のセットアッ
プ部58やキー補正部60によってプレスキャン画像デ
ータに応じて設定され、パラメータ統合部62を経て加
算比率調整手段86に入力され、加算比率調整手段86
において設定されるものであってもよいし、画像濃度判
定手段84によって判定された原画像信号から1コマの
画像の濃度を領域毎に判定し、判定された濃度領域毎に
加算比率調整手段86によって加算比率αを調整するも
のであってもよい。加算比率調整手段86によって加算
比率αを調整する場合には、画像濃度判定手段84によ
って所定の閾値によって分けられた濃度領域毎に加算比
率αを調整してもよいし、LUTを用いて画像濃度判定
手段84による判定濃度領域毎に滑らかに加算比率αを
設定するようにしてもよい。
された真数覆い焼き画像信号または真数ソフトフォーカ
ス画像信号などの真数量データをデジタル画像濃度デー
タに変換するためのもので、露光量変換手段75におけ
る指数変換を含む真数変換処理の逆変換処理、すなわち
対数変換を含む変換処理を行い、通常画像処理装置14
で取り扱われる対数スケールの画像濃度データを得るた
めのものである。このため、露光量変換手段75におい
て用いられる、上述したデジタル画像濃度データと真数
量データとの間の関係、例えば図11に示すグラフを
逆に用いて、真数量データをデジタル画像濃度データ、
いわゆる対数スケールのデータに変換する(対数)変換
処理を行う。露光量変換手段75において、図11に示
すグラフのようなデジタル画像濃度データと真数量デ
ータとの間の関係が1DLUT化されている場合は、こ
の1DLUTを用いて逆変換を行うのが好ましい。
ーの感じのあるアナログ系のカラーソフトフォーカス画
像、ゲイン調整や加算比率調整や画像濃度に応じた加算
比率調整を行う場合には特に画像の芯のボケや粒状のざ
らつきなどのなく、フレアーの感じのあるアナログ系の
カラーソフトフォーカス画像を再生でき、一方では、画
像の高濃度のつぶれや低濃度のとびやエッジ部分のボケ
などがないように圧縮されたカラー画像を再生できるよ
うに、画像データを処理すること、すなわち、画像デー
タをソフトフォーカス処理と覆い焼き処理との両者のい
ずれかを処理可能に構成されている。ここで、ソフトフ
ォーカス画像の作成に際しては、ソフトフォーカス処理
手段72において、入力された画像データは、まず、色
調変換手段74によって色調信号レベルが変換されて原
画像信号とされ、露光量変換手段75によって真数原画
像信号に変換された後、メインパスに送られ、ゲイン調
整手段76によって真数原画像信号の中および高周波帯
域成分の少なくとも一方のゲインが調整されて、ゲイン
調整真数画像信号が生成された後、画像信号合成手段8
8に入力される。
真数原画像信号は、バイパスに送られ、輝度信号変換手
段78に入力される。輝度信号変換手段78では、真数
原画像信号中のR、G、Bの色信号を、人間の視覚に応
じて、次式のように、R、G、Bの色信号に重み付けを
して、真数輝度信号Yに変換する。 Y=aR+bC+cb ここに、 a+b+c=1、 a、b、c>0 である。一例として、a=0.3、b=0.59、c=
0.11を挙げることができる。次いで、真数輝度信号
Yは、ローパスフィルタ80に入力されて、高周波数成
分および中周波数成分がカットされ、低周波数成分のみ
の真数輝度信号からなる真数ボケ画像信号が生成され
る。こうして得られた真数ボケ画像信号は、高周波数成
分および中周波数成分がカットされているため、ボケた
画像に対応している。
ボケ画像信号は、ダイナミックレンジ圧縮手段82をス
ルーして、何らの処理もされずに画像信号合成手段88
に入力される。また、色調変換手段74から出力された
原画像信号は、画像濃度判定手段84に入力され、1コ
マの画像における濃度領域、例えばある1つの濃度閾値
によって、あるいは複数の濃度閾値によって画像濃度が
判定され、複数の濃度領域に分けられる。次いで、加算
比率調整手段86において、複数の濃度領域の判定濃度
に応じて加算比率αが調整され、得られた加算比率αが
画像濃度判定手段84によって分けられた複数の濃度領
域に割り当てられ、画像信号合成手段88に入力され
る。この後、画像信号合成手段88では、メインパスか
ら入力されるゲイン調整手段76によるゲイン調整真数
画像信号とバイパスから入力されるローパスフィルタ8
0による真数ボケ画像信号とが、加算比率調整手段86
から入力された画像濃度に応じて調整された加算比率α
で複数の濃度領域毎に合成され、真数ソフトフォーカス
画像信号が得られる。
の真数ソフトフォーカス画像信号は対数スケールの濃度
データであるソフトフォーカス画像信号に変換される。
こうして得られたソフトフォーカス画像信号は、最適な
ソフトフォーカス効果を有し、輪郭(エッジ)などの画
像の芯を残したい部分には画像の芯のボケがなく、肌や
ハイライト部等のソフト感を出したい部分には粒状のざ
らつきなどがなく、カメラ撮影による実際のカラーソフ
トフォーカスで見られるフレアーに近い効果を持つカラ
ーソフトフォーカス画像として再現可能なものである。
ところで、前述したように、真数変換処理せず濃度軸上
でソフトフォーカス処理をした場合、画像はソフトに仕
上がるが、実際のアナログ系のソフトフォーカス画像の
ようなフレアーの感じがでなかったが、真数変換処理し
て真数量に基づいて周波数処理をした場合、高濃度側に
処理の効果が大きく現れ、低濃度側では処理の効果が小
さくなるので、真数変換処理してソフトフォーカス画像
を生成すると、高濃度側での画像のソフト化が大きくな
り、アナログ系のフレアーに近いソフトフォーカス効果
が得られるという利点がある。
フトフォーカス処理手段72において、入力された画像
データは、まず、色調変換手段74によって色調信号レ
ベルが変換されて原画像信号とされ、露光量変換手段7
5によって真数原画像信号に変換された後、メインパス
に送られ、直接画像信号合成手段88に入力される。一
方、露光量変換手段75から出力された真数原画像信号
は、バイパスに送られ、輝度信号変換手段78に入力さ
れ、真数輝度信号Yに変換された後、ローパスフィルタ
80に入力されて、真数ボケ画像信号が生成される。こ
うして得られた真数ボケ画像信号は、ダイナミックレン
ジ圧縮手段82に入力されて、ダイナミックレンジが圧
縮され、画像信号合成手段88に入力される。この後、
画像信号合成手段88では、メインパスから入力される
真数原画像信号とバイパスから入力されるダイナミック
レンジ圧縮手段82によるダイナミックレンジ圧縮真数
ボケ画像信号とが加算比率αで合成され、真数覆い焼き
画像信号が得られる。
の真数覆い焼き画像信号は対数スケールの濃度データで
ある覆い焼き処理カラー画像信号に変換される。こうし
て得られた覆い焼き処理カラー画像信号は、最適な覆い
焼き効果を持つもので、低周波数成分のみのダイナミッ
クレンジが圧縮され、高周波数成分および中周波数成分
のダイナミックレンジを圧縮されておらず、原稿画像の
低濃度(ハイライト)部のとびや高濃度(シャドウ)部
のつぶれを生じさせることなく、かつエッジ部分がボケ
ることがないカラー画像として再現することができるも
のである。ところで、上述したように真数変換処理して
覆い焼き処理を行うものでは、露光量に基づいて周波数
処理をした場合、高濃度側に処理の効果が大きく現れ、
低濃度側では処理の効果が小さくなるので、真数変換処
理して覆い焼き処理画像を生成すると、画像の覆い焼き
効果、すなわちダイナミックレンジ圧縮伸長効果が高濃
度側で大きくなり、低濃度側では小さいので、シャドー
のつぶれやハイライトの飛びやエッジのボケのない覆い
焼き画像を得られるという利点がある。
G、Bの真数色信号を、1次元の真数輝度信号Yに変換
しており、この真数輝度信号Yは、カラー画像のグレイ
成分に対応するため、ソフトフォーカス処理手段72の
バイパスによって処理した真数ボケ画像信号を合成し、
対数スケールデータに逆変換して得たソフトフォーカス
画像信号に基づいて再生したカラーソフトフォーカス画
像は、グレイ成分が混ざったものとなり、彩度は低下す
るという問題が生ずる。このため、図示例においては、
予め、色調変換手段74によって画像信号の色調を、メ
インパスを送られた真数原画像信号とバイパスにより処
理された真数ボケ画像信号とを合成し対数スケールデー
タに逆変換したときに得られる合成画像信号の色調と等
しくなるように変換することにより、画像信号の合成に
よって得られたソフトフォーカス画像の彩度が低下する
ことを防止するのが好ましい。なお、ソフトフォーカス
画像の彩度低下の防止する具体的技術については、特に
制限的ではないが、本出願人によって、特開平9−17
2600号公報に開示されたソフトフォーカス画像の彩
度低下防止技術などの公知の彩度防止技術を用いること
ができる。
数スケールの画像濃度データを真数量データに変換して
ソフトフォーカス処理を行うものであれば、上述のソフ
トフォーカス処理のための種々の構成要素を、要求され
るソフトフォーカスの効果に応じて組み合わせ、または
処理手順を入れ替えて種々の形態のソフトフォーカス処
理手段72を構成してもよいし、上述のソフトフォーカ
ス処理のためのすべての構成要素を備えたソフトフォー
カス処理手段72を構成し、要求されるソフトフォーカ
スの効果に応じてソフトフォーカス処理手段72におけ
る処理を変更できるようにしてもよい。例えば、ソフト
フォーカスの効果をより高くしたい場合や小さくしたい
場合には、少なくとも露光量変換手段75、ゲイン調整
手段76、ローパスフィルタ80などのボケ画像信号生
成手段、加算比率調整手段86、画像信号合成手段88
および濃度データ変換手段90を備えることによってソ
フトフォーカス処理手段72を構成すればよい。
くしたい場合には、真数原画像信号に対し、ゲイン調整
手段76によって中周波および高周波帯域のゲインを高
くした真数画像信号と、ローパスフィルタ80で生成さ
れた真数ボケ画像信号とを用意し、加算比率調整手段8
6によって真数ボケ画像信号の加算比率αを高くして画
像信号合成手段88によって合成することにより、ソフ
トフォーカス画像を作成するようにしてもよい。ところ
で、中周波および高周波帯域には画像中の輪郭を示す部
分が多く、人が最も敏感な部分である。ここで、ソフト
フォーカス効果を強くした、すなわちボケ画像の加算比
率を高くした時、人の目には輪郭(エッジ)がボケただ
けの画像であると感じやすい。そこで、本発明において
は、ソフトフォーカス効果を強くする際に、原画像の代
わりにこれらの中周波および高周波成分、すなわちエッ
ジ成分を強調した画像を用いることで、輪郭は残し、全
体的なソフトフォーカス効果を高めた画像を作成するこ
とができる。
たい場合には、原画像信号に対し、ゲイン調整手段76
によって中周波帯域のゲインを落とした画像信号と、ボ
ケ画像信号とを用意し、加算比率調整手段86によって
ゲイン調整画像信号の加算比率を高く、すなわちボケ画
像信号の加算比率αを低くして画像信号合成手段88に
よって合成することにより、ソフトフォーカス画像を作
成することができる。ところで、ソフトフォーカス効果
を低くした、すなわちボケ画像の加算比率を低くした
時、人の肌の粒状が目立ちやすい。そこで、本発明にお
いては、ソフトフォーカス効果を小さくする際に、原画
像の代わりに輪郭以外に肌のノイズに近い部分も含む中
周波成分の信号を抑えた画像を用いることで、輪郭は残
しつつ、粒状は抑えたソフトフォーカス効果の小さい画
像を作成することができる。
くしたい場合や小さくしたい場合には、少なくとも露光
量変換手段75、ローパスフィルタ80などのボケ画像
信号生成手段、画像濃度判定手段84、加算比率調整手
段86、画像信号合成手段88および濃度データ変換手
段90を備え、さらに必要に応じてゲイン調整手段76
を備えることによってソフトフォーカス処理手段72を
構成してもよい。この場合には、原画像信号またはゲイ
ン調整手段76によって中高周波のゲインを高くした画
像信号もしくは中周波のゲインを落とした画像信号と、
ローパスフィルタ80によるボケ画像信号とを画像信号
合成手段88によって合成する際に、画像濃度判定手段
84によって判定された画像濃度に応じて加算比率αを
調整し、例えば、濃度の高い部分(高濃度領域)ではボ
ケ画像信号の加算比率αを高くし、濃度の低い部分(低
濃度領域)ではボケ画像信号の加算比率αを低くする。
こうすることにより、カメラにおける多重露光による実
際のソフトフォーカスで見られるようなハイコントラス
ト部で現れるフレアーの効果に近いソフトフォーカス画
像を作成することができる。
手段76や輝度信号生成手段78の下流に配置し、色調
変換手段74によって色調信号レベルが変換された原画
像信号の中周波数成分や高周波数成分のゲインをゲイン
調整手段76で調整した後、もしくはこの原画像信号か
ら輝度信号生成手段78によって輝度信号を生成した
後、これらのゲイン調整画像信号や輝度信号を露光量変
換手段75によって真数変換処理され、ゲイン調整真数
画像信号や真数輝度信号を生成するように構成すること
もできる。また、上述した例では、ソフトフォーカス処
理手段72において、真数変換処理した真数ボケ画像信
号を用いて、ソフトフォーカス画像、または覆い焼き処
理画像を生成するように構成されているが、覆い焼き処
理手段をソフトフォーカス処理手段72とは別に設け
て、従来同様に対数スケールの画像信号によって覆い焼
き処理画像を生成するようにしてもよい。
8から所定出力サイズおよび出力画素密度の画像データ
に電子変倍された画像データを、エッジ強調などの周波
数処理を施す周波数処理手段70と画像データの濃度ダ
イナミックレンジを変換するか、または画像にソフトフ
ォーカスを掛けるためのソフトフォーカス処理手段72
とを別々に設け、ソフトフォーカス処理手段72のみに
おいて真数変換処理してソフトフォーカス処理または覆
い焼き処理を行っているが、本発明はこれに限定され
ず、例えば図13に示すように周波数処理手段70をシ
ャープネス強調処理手段71として構成し、真数変換処
理してシャープネス強調処理を行うように構成してもよ
い。これは、カラーネガフィルムやカラーリバーサルフ
ィルムからカラー画像を仕上がりプリント上に再生する
場合、上述したソフトフォーカス処理に限らず、真数量
に変換してシャープネス強調処理などの周波数処理を行
うと、高濃度側に処理の効果が大きく現れ、低濃度側で
は処理の効果は小さくなるからである。また、図14に
示すように、ソフトフォーカス処理手段72を周波数処
理手段70と別に設けず、周波数処理手段70において
共に真数変換処理して各処理を行うシャープネス強調処
理手段71とソフトフォーカス処理手段72とを設け、
共に真数変換処理してシャープネス強調処理、ソフトフ
ォーカス処理および覆い焼き処理の各処理を行うように
構成してもよい。
ープネス強調処理手段71を構成するもので、電子変倍
手段68から所定出力サイズおよび出力画素密度の画像
データに電子変倍された画像データを、真数画像データ
(真数原画像信号)に変換する露光量変換手段75と、
真数原画像信号に基づいて画像のシャープネス強調処理
を行うシャープネス強調処理部106と、シャープネス
強調された真数画像信号を濃度信号に変換する濃度デー
タ変換手段90とを有するものである。ここで、シャー
プネス強調処理部106は、真数原画像信号に基づい
て、カラー画像のエッジや輪郭を強調する処理、いわゆ
るシャープネス強調処理を行うもので、本発明において
は特に制限的ではなく、公知のシャープネス強調処理方
法を実施することができるものであれば、どのようなも
のでもよい。例えば、アンシャープマスク(USM)方
式や粒状抑制シャープネス方式、例えば、米国特許第4
812903号公報、特開昭63−26783号公報、
特表平3−502975号公報および本出願人に係る特
開平9−22460号公報に開示された鮮鋭度強調方式
などが好ましい。
式のシャープネス強調処理は、所定のマスクサイズの周
辺画素との平均を行う平均化処理や平滑化処理や、ロー
パスフィルタやメディアンフィルタなどのフィルタリン
グ処理を行って、カラー原画像信号からアンシャープマ
スク信号やボケマスク信号Susを生成し、アンシャー
プマスク(ボケマスク)処理を下記式によってシャープ
ネス信号Ssを生成するものである。 Ss=Sorg+K・(Sorg−Sus) ここで、Sorgはカラー原画像信号であり、Kはシャ
ープネス強調係数である。このアンシャープマスク(U
SM)方式のシャープネス強調処理においては、シャー
プネス強調の度合い、すなわち鮮鋭度の調整は、上記式
のシャープネス強調係数Kの値を画像の位置および方向
ならびに画素値の少なくとも一つに依存させて調整する
ことによって行うことができる。
て、特表平3−502975号公報に開示されている、
粒状抑制シャープネス強調処理は、カラー画像から局所
分散方式によってカラー画像の平坦部と、テクスチャお
よびエッジ部とを検出して分散し、上記式のシャープネ
ス強調係数Kの値を平坦部で小さくし、テクスチャおよ
びエッジ部で大きくすることにより、雑音(ノイズ)や
粒状を抑制し、テクスチャやエッジ(輪郭)を強調する
ことにより鮮鋭度を強調するものである。従って、本発
明においてこの方法を用いる場合には、用いられるシャ
ープネス強調係数Kの値を平坦部とテクスチャおよびエ
ッジ部とで変えるとともに、上述の場合と同様に、画像
の位置および方向ならびに画素値の少なくとも一つに依
存させて調整することによって、遠近効果を表現するた
めの画像の位置に依存させた鮮鋭度の調整を行うことが
できる。また、米国特許第4812903号公報および
特開昭63−26783号公報などに開示された粒状抑
制シャープネス強調処理は、カラー画像信号にフィルタ
リング処理等を施して、低周波成分と高周波成分に分離
し、高周波成分のみに対して強調する処理を施して合成
するものであるので、高周波成分の強調度合い、例えば
強調係数やゲインのみならず低周波成分に施される処理
の強度、例えば強度係数やゲインを画像の位置および方
向ならびに画素値に依存させて変化させることによっ
て、遠近効果処理のための鮮鋭度の調整を行うことがで
きる。
2460号公報に開示された粒状抑制シャープネス強調
処理は、カラー原画像信号を低周波成分、中間周波数成
分および高周波成分に分解し、好ましくはさらに中間周
波数成分および高周波成分から輝度成分を抽出して、輝
度成分のみに基づいて、高周波数成分を強調し、中間周
波数成分を抑制した後に、低、中間および高周波数の各
周波数成分を合成するものである。この場合には、例え
ば、上述したソフトフォーカス処理手段72の図12に
示すゲイン調整手段76を用いてシャープネス強調処理
部106を構成して、真数原画像信号に基づいて抽出さ
れた中間周波数成分のゲインを低くし、高周波数成分の
ゲインを高くして、粒状を抑制してシャープネス強調処
理を行うようにしてもよい。
段70は、図13に示すシャープネス強調処理手段71
および図5に示すソフトフォーカス処理手段72を共に
含むもので、電子変倍手段68から所定出力サイズおよ
び出力画素密度の画像データに電子変倍された画像デー
タの色調信号レベルを変換して原画像信号とする色調変
換手段74と、これらの原画像信号を真数原画像信号に
変換する露光量変換手段75と、真数原画像信号に基づ
いて、画像のシャープネス強調処理を行うシャープネス
強調処理部106と、ソフトフォーカス画像の生成をお
こなうソフトフォーカス処理部108と、画像に覆い焼
き処理を行う覆い焼き処理部110と、シャープネス強
調された真数画像信号、生成された真数ソフトフォーカ
ス画像信号および画像のダイナミックレンジが圧縮伸長
された覆い焼き真数画像信号を濃度信号に変換する濃度
データ変換手段90とを有するものである。ここで、図
14に示す周波数処理手段70では、シャープネス強調
処理、ソフトフォーカス処理および覆い焼き処理の各処
理のいずれか1つの処理のみを行うように構成してもよ
いし、これらの処理の2つ以上の処理を1つの画像に施
すようにしてもよい。なお、ソフトフォーカス処理部1
08は、図5に示す輝度信号変換手段78、ローパスフ
ィルタ80および画像信号合成手段88を少なくとも有
し、さらに必要に応じて、ゲイン調整手段76、画像濃
度判定手段84および加算比率調整手段86の一部また
は全部を含むものであり、覆い焼き処理部110は、図
5に示す輝度信号変換手段78、ローパスフィルタ8
0、濃度ダイナミックレンジ圧縮手段82および画像信
号合成手段88を有するものであるが、重複する構成要
素は共通に用いられるのはいうまでもない。
ータでシャープネス強調処理をした場合、画像がシャー
プになる反面、人物の肌の粒状が悪くなるという欠点が
あったが、真数変換処理して露光量に基づいて周波数処
理をした場合、高濃度側に処理の効果が大きく現れ、低
濃度側では処理の効果が小さくなるので、真数変換処理
してシャープネス強調処理をした場合、人物の肌の粒状
悪化を抑えつつ、画像のシャープネス強調をできるとい
う利点がある。
ーリバーサルフィルムなどのフィルムFに担持されるカ
ラー画像から光電的に読み取られた対数スケールの画像
データを画像処理の対象とするものであるが、本発明
は、これに限定されず、デジタルカメラやデジタルビデ
オカメラ等の直撮カメラで撮影されたカラー画像やモニ
ターに表示されたカラー画像の画像データ(濃度デー
タ)ように、下記式で表されるべきスケールの画像デー
タを画像処理の対象とするものであっても良い。
り、c1 およびc2 は定数であり、γはべき指数であ
る。ところで、例えばデジタルカメラの場合、撮影によ
って得られる信号は、入力される信号(被写体輝度や入
射光強度に対応した量、すなわち露光量)に対しておよ
そ1/2.2乗されたデジタル濃度データである。この
ため、図5、図13および図14にそれぞれ示されるソ
フトフォーカス処理手段72、シャープネス強調処理手
段71および周波数処理手段70における露光量処理手
段75は、得られたデジタル濃度データを2.2乗して
露光量データ(露光量画像信号)に変換するものであ
り、濃度データ変換手段90は、逆にシャープネス強調
処理、ソフトフォーカス処理および覆い焼き処理などの
各処理を行った処理済露光量画像信号(露光量データ)
を1/2.2乗してデジタル濃度データに逆変換するも
のである。
1 、c2 およびべき指数γは、露光量データEの全範囲
に亘って一定であるものに限定されず、露光量データE
の範囲によって変化するものであってもよい。例えば、
直撮カメラの場合には、露光量データとして被写体輝度
に対応する被写体反射率R(%)、デジタル濃度データ
としてデジタル輝度出力値(例えば8bitQL値)を
用いる時、デジタル輝度出力値QLは、下記の3つの式
で表す場合もある。 QL=81.922R/8 (0≦R≦8) QL=(R/83.2)0.45 (8≦R≦83.2) QL=40R/83.2+195(83.2≦R) (255を超える場合には255にクリックする) ここで、反射率83.2%は、標準グレーチャートの白
の反射率である。これらの式によって表される階調特性
の目標階調カーブ(HUB空間階調カーブ)を、図15
に示す。なお、上述した例では、0≦R≦8、83.2
≦Rは一次式で表わされているが、本発明はこれに限定
されず多項式で表わしてもよいし、上記べきスケールの
式を近似的に満たす式で表現してもよい。
理やシャープネス強調処理などの周波数処理の対象とす
る画像信号は、写真フィルムに撮影する通常のカメラや
デジタルカメラなどの種々のカメラで直接または間接的
(スキャナ等を介して)に捕らえられた画像信号そのも
のであってもよいし、上述例のように、種々のカメラで
捕らえられた画像データを仕上がりプリントにする際
に、通常セットアップ部58で行われる絵作り処理、す
なわち観察時のフレアの影響や、色鮮やかさの向上など
を考慮して階調を立てる等の処理がなされた画像信号で
あってもよい。本発明においては、このように絵作り処
理された処理画像データを再生輝度に対応または比例し
た量を表す画像信号(露光量データ)に変換して周波数
処理を行ってもよいし、種々のカメラで捕らえられた画
像データそのものを被写体輝度あるいは入射光強度対応
または比例した量を表わす画像信号に(露光量データ)
に変換して周波数処理を行ってもよい。
いるデジタルフォトプリンタならびに本発明に係る画像
処理方法は、基本的に以上のように構成される。以下
に、図1〜図5を参照して、本発明の画像処理装置およ
びデジタルフォトプリンタの作用について説明する。
に対応するキャリア28をスキャナ12に装填し、キャ
リア28の所定位置にフィルムFをセットし、仕上げ情
報や作成するプリントサイズ等の必要な指示を入力した
後に、ソフトフォーカス画像プリントの作成開始を指示
する。これにより、スキャナ12の可変絞り24の絞り
値やイメージセンサ(ラインCCDセンサ32R、32
G、32B)32の蓄積時間がプレスキャンの読取条件
に応じて設定される。その後、キャリア28がフィルム
Fをプレスキャンに応じた速度で副走査方向に搬送し
て、プレスキャンが開始され、フィルムFがスリット走
査されて投影光がイメージセンサ32に結像して、フィ
ルムFに撮影された画像がR、GおよびBに分解されて
光電的に低解像度で読み取られる。なお、ここでは、プ
レスキャンおよびファインスキャンは、1コマずつ行っ
てもよく、全コマあるいは所定の複数コマずつ、連続的
にプレスキャンおよびファインスキャンを行ってもよ
い。以下の例では、説明を簡潔にするために、1コマの
画像読取を例に説明を行う。
出力信号は、アンプ33で増幅されて、A/D変換器3
4に送られ、デジタル画像データとされた後に、本発明
の画像処理装置14に出力される。本発明の画像処理装
置14に入力されたデジタル画像データは、スキャナ補
正部36でイメージセンサ32の暗電流などの所定の補
正を施した後、LOG変換器38に送られ、プレスキャ
ンに対応する濃度範囲で、例えば、濃度Dで4の濃度範
囲を10bitのデータに割り付けるように、LUTを
用いて変換され、プレスキャン画像濃度データとされ、
プレスキャン画像濃度データは、プレスキャンメモリ4
0に記憶される。プレスキャンメモリ40にプレスキャ
ン画像濃度データが記憶されると、条件設定部48のセ
ットアップ部58がこれを読み出し、濃度ヒストグラム
の作成、ハイライトやシャドー等の画像特徴量の算出等
を行い、ファインスキャンの読取条件を設定して、スキ
ャナ12に供給し、また、階調調整やグレイバランス調
整等の各種の画像処理条件を設定し、パラメータ統合部
62に供給する。画像処理条件を受け取ったパラメータ
統合部62は、これを、プレスキャンデータ処理部44
およびファインスキャンデータ処理部46の所定部分
(ハードウエアおよびソフトウエア)に設定する。
度データがプレスキャンデータ処理部44によってプレ
スキャンメモリ40から読み出され、画像処理部50に
おいて設定された画像処理条件で画像処理され、次い
で、画像データ変換部52で変換され、シュミレーショ
ン画像としてモニタ20に表示される。オペレータは、
モニタ20の表示を見て、画像すなわち処理結果の確認
(検定)を行い、必要に応じてキーボード18aに設定
された調整キー等を用いて色、濃度、階調等を調整す
る。この調整の入力は、キー補正部60に送られ、キー
補正部60は調整入力に応じた画像処理条件の補正量を
算出し、これをパラメータ統合部62に送る。パラメー
タ統合部62は、送られた補正量に応じて、画像処理部
50および54のLUTやMTX等を補正する。従っ
て、この補正すなわちオペレータによる調整入力に応じ
て、モニタ20に表示される画像も変化する。
定OK)であると判定すると、キーボード18a等を用
いてプリント開始を指示する。これにより、画像処理条
件が確定し、スキャナ12において可変絞り24の絞り
値等が設定されたファインスキャンの読取条件に応じて
設定されると共に、キャリア28がファインスキャンに
対応する速度でフィルムFを搬送し、ファインスキャン
が開始される。なお、検定を行わない場合には、パラメ
ータ統合部62によるファインスキャンデータ処理部4
6の画像処理部54への画像処理条件の設定を終了した
時点で画像処理条件が確定し、ファインスキャンが開始
される。ファインスキャンは、可変絞り24の絞り値等
の読取条件が異なる以外はプレスキャンと同様に行わ
れ、イメージセンサ32からの出力信号はアンプ33で
増幅されて、処理装置14のA/D変換器34でデジタ
ル濃度データとされ、スキャナ補正部36で所定の処理
を施され、LOG変換器38に送られる。LOG変換器
38において、ファインスキャンデジタル画像データは
プレスキャンよりも高い濃度分解能で処理され、例え
ば、濃度Dで2の濃度範囲を10bitのデータに割り
付けるようにLUTで変換され、ファインスキャン画像
濃度データとされた後、ファインスキャンメモリ42に
送られる。
換手段64により、ルックアップテーブルにしたがっ
て、ファインスキャン画像データの濃度データ、色デー
タおよび階調データが変換され、彩度変換手段66によ
って、マトリックス演算にしたがって、画像信号の彩度
データが変換される。ついで、カラーペーパに出力する
カラー画像のサイズに応じて、電子変倍手段68によ
り、画像データ信号の画素データ数が増減された後、画
像信号は、周波数処理手段70あるいは周波数処理手段
70をスルーして直接ソフトフォーカス処理手段72に
入力される。周波数処理手段70に入力された画像濃度
データ信号は、エッジ強調などの周波数処理を受け、ソ
フトフォーカス処理手段72に入力される。ファインス
キャン画像濃度データ信号が入力されると、ソフトフォ
ーカス処理手段72は、ソフトフォーカス画像を生成す
るための処理を、画像濃度データ信号に対して施す。
aを用いて、ソフトフォーカス画像の生成を指示する
と、指示信号が本発明の画像処理装置14に入力され、
ソフトフォーカス処理手段72に必要な処理パラメータ
が設定される。ソフトフォーカス処理手段72におい
て、ソフトフォーカス画像の作成に必要な処理パラメー
タが設定されると、その設定処理パラメータに従って、
入力画像濃度データは、まず、色調変換手段74によっ
て色調信号レベルが変換されて原画像信号とされ、次に
露光量変換手段75において、例えば図11に示すグラ
フに基づいて露光量データである真数原画像信号に変
換された後、メインパスに送られ、直接画像信号合成手
段88に入力されるか、または必要に応じてゲイン調整
手段76によって真数原画像信号の中および高周波帯域
成分の少なくとも一方のゲインが調整されて、ゲイン調
整真数画像信号が生成された後、画像信号合成手段88
に入力される。一方、真数変換手段75から出力された
真数原画像信号は、バイパスに送られ、輝度信号変換手
段78に入力され、真数輝度信号Yに変換された後、ロ
ーパスフィルタ80に入力され、真数ボケ画像信号が生
成された後、ダイナミックレンジ圧縮手段82をスルー
して、何らの処理もされずに画像信号合成手段88に入
力される。また、必要に応じて、色調変換手段74から
出力された原画像信号は、画像濃度判定手段84に入力
され、1コマの画像における画像濃度が判定され、次い
で、加算比率調整手段86において画像濃度判定手段8
4による判定濃度に応じて加算比率αが調整され、画像
信号合成手段88に入力される。
原画像信号またはゲイン調整真数画像信号と真数ボケ画
像信号とが所定の加算比率αまたは画像濃度に応じて調
整された加算比率αで合成され、真数ソフトフォーカス
画像信号が得られ、次いで、濃度データ変換手段90
で、例えば図11に示すグラフに基づいて、真数ソフ
トフォーカス画像信号がデジタル濃度データであるソフ
トフォーカス画像信号に逆変換される。こうして得られ
たソフトフォーカス画像信号は、カメラにおける多重露
光による実際のカラーソフトフォーカスで見られるフレ
アーに近い効果を持つカラーソフトフォーカス画像とし
て、さらには、輪郭(エッジ)などの画像の芯を残した
い部分には画像の芯のボケがなく、また、肌やハイライ
ト部等のソフト感を出したい部分には粒状のざらつきな
どがないカラーソフトフォーカス画像として再現するこ
とができるものである。このようにして、ファインスキ
ャン処理部46の画像処理部54において生成されたソ
フトフォーカス画像信号は、画像データ変換部56に入
力されて、画像出力用画像データに変換された後、画像
処理装置14から、画像記録装置16に出力される。
じて感光材料(印画紙)を露光して潜像を記録するプリ
ンタ(焼付装置)と、露光済の感光材料に所定の処理を
施してプリントとして出力するプロセサ(現像装置)と
を有して構成される。プリンタでは、例えば、感光材料
をプリントに応じた所定長に切断した後に、バックプリ
ントを記録し、次いで、感光材料の分光感度特性に応じ
たR露光、G露光およびB露光の3種の光ビームを処理
装置14から出力された画像データに応じて変調して主
走査方向に偏向すると共に、主走査方向と直交する副走
査方向に感光材料を搬送することにより、前記光ビーム
で感光材料を2次元的に走査露光して潜像を記録し、プ
ロセサに供給する。感光材料を受け取ったプロセサは、
発色現像、漂白定着、水洗等の所定の湿式現像処理を行
い、乾燥してプリントとし、フィルム1本分等の所定単
位に仕分して集積する。
特徴とする周波数処理を行うソフトフォーカス処理手段
72やシャープネス強調処理手段71やこれらを含む周
波数処理手段70などが、ハードウエアとして構成され
ているが、本発明はこれに限定されず、ソフトウエアと
して構成してもよい。この場合、これらの手段70、7
1、72が行う本発明の画像処理方法の特徴とするソフ
トフォーカス処理やシャープネス強調処理などの周波数
処理を実施するプログラムをソフトウエアとして画像処
理装置14のCPUから読み出しができる内部または外
部メモリに記憶させておき、これらの周波数処理に先立
ちメモリから読みだして画像処理装置14のCPUにダ
ウンロードして、これらの周波数処理を行うことができ
る。
ウエア、すなわち本発明の画像処理方法の特徴とするソ
フトフォーカス処理やシャープネス強調処理などの周波
数処理を実施するプログラムを、図1に示す記録媒体2
1aに記録しておき、これらの周波数処理に先立ってこ
の記録媒体21aを駆動装置21に装填してドライブし
て、この記録媒体21aに記録されたプログラムを読み
出し、画像処理装置14のCPUにダウンロードして、
これらの周波数処理を行うようにしてもよい。ここで、
本発明の特徴とする記録媒体21aにソフトウエアとし
て記録される画像処理方法は、上述した種々のソフトフ
ォーカス処理、シャープネス強調処理、周波数処理の少
なくとも1つであればよい。また、ソフトウエアを記録
する記録媒体21aとしては、これらのソフトフォーカ
ス処理やシャープネス強調処理や周波数処理などを実施
するプログラムを記録できればどのようなものでもよ
く、例えば、磁気テープ、フロッピーディスク(F
D)、ハードディスク(HD)、ZIP、MD、JA
Z、PCカード等の磁気記録媒体、MO、PD等の光磁
気記録媒体、CD等の光記録媒体などを挙げることがで
きる。
法およびこれを行うソフトウエアを記録した記録媒体に
ついて詳細に説明したが、本発明は上記実施例に限定は
されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、各種
の改良および変更を行ってもよいのはもちろんである。
装置および方法によれば、アナログ系のソフトフォーカ
スに近いフレアーなどの感じを持つソフトフォーカス画
像、すなわち実際のカメラでソフトフォーカスレンズな
どを使って撮影する、実際のソフトフォーカス撮影で見
られるようなフレアーに近い効果をもつソフトフォーカ
ス画像を生成することができる。また、本発明におい
て、ソフトフォーカス画像をデジタル画像処理によって
作成するに際し、ゲイン調整や画像濃度に応じた原画像
とボケ画像との加算比率調整を行うものでは、ソフトフ
ォーカス効果を強くしても、輪郭またはエッジのボケが
なく、エッジなどの画像の芯を残すことができ、あるい
は、画像の芯を残すためにソフトフォーカス効果を落と
しても、肌やハイライト部の粒状が目立たせることがな
く、肌やハイライト部等のソフトフォーカス感を出した
い部分と、輪郭などの画像の芯を残したい部分に最適な
ソフトフォーカス化処理を施すことができる。
調処理を真数(露光量)変換処理して行うものでは、人
物の肌等の重要色のゆるやかなグラデーションを持つよ
うな特定領域の粒状悪化を抑えつつ、画像のシャープネ
ス強調を行うことができる。また、本発明において、粒
状抑制シャープネス強調処理方法と本発明での真数(露
光量)によるシャープネス強調処理とを組み合わせて行
うものでは、人物の肌等の特定領域の粒状を抑制して、
画像のエッジ部やテクスチャーのみを強調するシャープ
ネス強調を行うことができる。また、本発明によれば、
ソフトフォーカス処理または覆い焼き処理やシャープネ
ス強調処理などの周波数処理の前の画像データの変換お
よび周波数処理後の処理済画像データの逆変換のみで、
途中で複雑な非線型処理等を用いる必要がなく、従来の
処理装置の簡単な変更で上述の効果を達成することがで
きる。また、本発明の記録媒体によれば、上記効果を奏
するソフトフォーカス処理または覆い焼き処理やシャー
プネス強調処理などの周波数処理を行う画像処理方法を
画像処理装置に簡単にソフトウエアとして設定し、上述
の効果を達成する本発明の画像処理方法を実施する本発
明の画像処理装置を構成することができる。
デジタルフォトプリンタの一実施例のブロック図であ
る。
タに装着されるキャリアの一実施例を説明するための概
略斜視図、(b)は、図1に示すデジタルフォトプリン
タのイメージセンサの一実施例の概念図である。
理装置の一実施例のブロック図である。
画像データ処理部の画像処理部一実施例のブロック図で
ある。
理手段の一実施例のブロック図である。
変換手段で用いられるカラーネガフィルム濃度とカラー
ペーパーのプリント濃度との関係の一例を示すグラフで
ある。
ネガフィルム濃度と対数露光量との関係の一例を示すグ
ラフである。
から得られるプリント濃度と対数露光量との関係の一
例を示すグラフである。
ル画像濃度データ)とプリント濃度との関係の一例を示
すグラフである。
フから得られるデジタル画像濃度データと真数量との
関係の一例を示すグラフである。
画像濃度データと真数量との関係の一例を全域に渡って
示すグラフである。
イン調整手段の一実施例のブロック図である。
別の実施例のブロック図である。
別の実施例のブロック図である。
8bitデジタル輝度出力値との関係を一例を示すグラ
フである。
Claims (24)
- 【請求項1】デジタル原画像信号に画像処理を施してソ
フトフォーカス画像を作成するためのデジタルソフトフ
ォーカス画像信号を生成する画像処理装置であって、 前記原画像信号を被写体輝度、入射光強度あるいは再生
輝度に対応した量を表わす変換画像信号に変換する手段
と、 この変換画像信号に対し所定のスムージング処理を施し
てソフトフォーカス処理変換画像信号を生成する手段
と、 このソフトフォーカス処理変換画像信号を前記デジタル
ソフトフォーカス画像信号に逆変換する手段とを有する
ことを特徴とする画像処理装置。 - 【請求項2】前記ソフトフォーカス処理変換画像信号を
生成する手段は、 前記変換画像信号からボケ画像信号を生成する手段と、 前記変換画像信号と前記ボケ画像信号とを所定の加算比
率で加算して前記ソフトフォーカス処理変換画像信号を
生成する加算手段とを有することを特徴とする請求項1
に記載の画像処理装置。 - 【請求項3】前記ソフトフォーカス処理変換画像信号を
生成する手段は、 さらに、前記変換画像信号の中周波成分および高周波成
分のゲインの少なくとも一方を調整するゲイン調整手段
を有し、 前記加算手段は、前記ゲイン調整手段によってゲイン調
整された変換画像信号と前記ボケ画像信号とを加算して
前記ソフトフォーカス処理変換画像信号を生成すること
を特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。 - 【請求項4】前記ソフトフォーカス処理変換画像信号を
生成する手段は、 さらに、前記加算手段による前記ゲイン調整変換画像信
号と前記ボケ画像信号との前記加算比率を調整する加算
比率調整手段を有することを特徴とする請求項3に記載
の画像処理装置。 - 【請求項5】前記ソフトフォーカス処理変換画像信号を
生成する手段は、 さらに、前記加算手段による前記変換画像信号と前記ボ
ケ画像信号との前記加算比率を調整する加算比率調整手
段と有することを特徴とする請求項2に記載の画像処理
装置。 - 【請求項6】前記ソフトフォーカス処理変換画像信号を
生成する手段は、 さらに、前記原画像信号を用いて画像中の濃度を判定す
る手段とを有し、 前記加算比率調整手段は、前記判定手段によって判定さ
れた前記画像中の濃度に応じて前記加算比率を調整する
ことを特徴とする請求項4または5に記載の画像処理装
置。 - 【請求項7】前記ボケ画像信号の生成手段は、ローパス
フィルタを含むボケマスク処理手段であることを特徴と
する請求項2〜6のいずれかに記載の画像処理装置。 - 【請求項8】前記ボケ画像信号の生成手段は、前記変換
画像信号を輝度信号に変換する手段と、この輝度信号に
変換された輝度画像信号にボケマスク処理を施すボケマ
スク処理手段とを有することを特徴とする請求項2〜7
のいずれかに記載の画像処理装置。 - 【請求項9】前記原画像信号および前記デジタルソフト
フォーカス画像信号が、光学濃度あるいは対数露光量に
対応した量を表わす画像信号であることを特徴とする請
求項1〜8のいずれかに記載の画像処理装置。 - 【請求項10】デジタル原画像信号に周波数処理を施し
て周波数処理画像を作成するためのデジタル周波数処理
画像信号を生成する画像処理装置であって、 前記原画像信号を被写体輝度、入射光強度あるいは再生
輝度に対応した量を表わす変換画像信号に変換する手段
と、変換画像信号に変換する手段と、 この変換画像信号を用いて周波数処理を行う周波数処理
手段と、 この周波数処理された変換画像信号を前記デジタル周波
数処理画像信号に逆変換する手段とを有することを特徴
とする画像処理装置。 - 【請求項11】前記周波数処理は、ソフトフォーカス処
理またはシャープネス強調処理であり、前記周波数処理
手段は、ソフトフォーカス処理手段またはシャープネス
強調処理手段であることを特徴とする請求項10に記載
の画像処理装置。 - 【請求項12】デジタル原画像信号を被写体輝度、入射
光強度あるいは再生輝度に対応した量を表わす画像信号
に変換し、 得られた変換画像信号に対し所定のスムージング処理を
施してソフトフォーカス処理された変換画像信号を生成
し、 得られたソフトフォーカス処理変換画像信号をデジタル
ソフトフォーカス画像信号に逆変換することを特徴とす
る画像処理方法。 - 【請求項13】前記ソフトフォーカス処理変換画像信号
は、前記変換画像信号からボケ画像信号を生成し、前記
変換画像信号と前記ボケ画像信号とを所定の加算比率で
加算することにより生成されることを特徴とする請求項
12に記載の画像処理方法。 - 【請求項14】前記ソフトフォーカス処理変換画像信号
は、前記変換画像信号の中周波成分および高周波成分の
ゲインの少なくとも一方を調整し、このゲイン調整され
た変換画像信号と前記ボケ画像信号とを加算することに
より生成されることを特徴とする請求項13に記載の画
像処理方法。 - 【請求項15】前記ゲイン調整変換画像信号と前記ボケ
画像信号との加算比率は、調整されることを特徴とする
請求項14に記載の画像処理方法。 - 【請求項16】前記変換画像信号と前記ボケ画像信号と
の前記加算比率は、調整されることを特徴とする請求項
13に記載の画像処理方法。 - 【請求項17】前記加算比率は、前記原画像信号を用い
て画像中の濃度を判定し、判定された前記画像中の濃度
に応じて調整されることを特徴とする請求項15または
16に記載の画像処理方法。 - 【請求項18】前記ボケ画像信号は、ローパスフィルタ
を用いるボケマスク処理によって生成されることを特徴
とする請求項13〜17のいずれかに記載の画像処理方
法。 - 【請求項19】前記ボケ画像信号は、前記変換画像信号
を輝度信号に変換し、この輝度信号に変換された輝度画
像信号にボケマスク処理を施すことにより生成されるこ
とを特徴とする請求項13〜18のいずれかに記載の画
像処理方法。 - 【請求項20】前記原画像信号および前記デジタルソフ
トフォーカス画像信号が、光学濃度あるいは対数露光量
に対応した量を表わす画像信号であることを特徴とする
請求項12〜19のいずれかに記載の画像処理方法。 - 【請求項21】デジタル原画像信号を被写体輝度、入射
光強度あるいは再生輝度に対応した量を表わす変換画像
信号に変換し、 得られた変換画像信号を用いて周波数処理を行い、 得られた周波数処理された変換画像信号をデジタル周波
数処理画像信号に逆変換することを特徴とする画像処理
方法。 - 【請求項22】前記周波数処理は、ソフトフォーカス処
理またはシャープネス強調処理であることを特徴とする
請求項21に記載の画像処理方法。 - 【請求項23】請求項12〜20のいずれかに記載の画
像処理方法を行うソフトウエアを記録したことを特徴と
する記録媒体。 - 【請求項24】請求項21または22に記載の画像処理
方法を行うソフトウエアを記録したことを特徴とする記
録媒体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11101787A JPH11353477A (ja) | 1998-04-08 | 1999-04-08 | 画像処理装置、画像処理方法およびこれを行うソフトウエアを記録した記録媒体 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9630298 | 1998-04-08 | ||
| JP10-96302 | 1998-04-08 | ||
| JP11101787A JPH11353477A (ja) | 1998-04-08 | 1999-04-08 | 画像処理装置、画像処理方法およびこれを行うソフトウエアを記録した記録媒体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11353477A true JPH11353477A (ja) | 1999-12-24 |
Family
ID=26437528
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11101787A Pending JPH11353477A (ja) | 1998-04-08 | 1999-04-08 | 画像処理装置、画像処理方法およびこれを行うソフトウエアを記録した記録媒体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11353477A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005005981A (ja) * | 2003-06-11 | 2005-01-06 | Shimadzu Corp | 画像処理装置 |
| JP2008252700A (ja) * | 2007-03-30 | 2008-10-16 | Canon Inc | 画像処理装置および画像処理方法 |
| JP2009037625A (ja) * | 2001-09-11 | 2009-02-19 | Seiko Epson Corp | 被写体情報を用いた画像処理 |
| JP2011243233A (ja) * | 2011-09-09 | 2011-12-01 | Olympus Corp | 画像処理装置 |
| US12549844B2 (en) | 2023-02-15 | 2026-02-10 | Canon Kabushiki Kaisha | Image processing apparatus, image pickup apparatus, and image processing method |
| US12694552B2 (en) | 2023-01-13 | 2026-07-28 | Canon Kabushiki Kaisha | Image processing apparatus, image pickup apparatus, image processing method, and storage medium |
-
1999
- 1999-04-08 JP JP11101787A patent/JPH11353477A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009037625A (ja) * | 2001-09-11 | 2009-02-19 | Seiko Epson Corp | 被写体情報を用いた画像処理 |
| JP2009141975A (ja) * | 2001-09-11 | 2009-06-25 | Seiko Epson Corp | 被写体情報を用いた画像処理 |
| JP2005005981A (ja) * | 2003-06-11 | 2005-01-06 | Shimadzu Corp | 画像処理装置 |
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| JP2011243233A (ja) * | 2011-09-09 | 2011-12-01 | Olympus Corp | 画像処理装置 |
| US12694552B2 (en) | 2023-01-13 | 2026-07-28 | Canon Kabushiki Kaisha | Image processing apparatus, image pickup apparatus, image processing method, and storage medium |
| US12549844B2 (en) | 2023-02-15 | 2026-02-10 | Canon Kabushiki Kaisha | Image processing apparatus, image pickup apparatus, and image processing method |
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