JPH11354273A - 多色発光装置 - Google Patents
多色発光装置Info
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- JPH11354273A JPH11354273A JP10160795A JP16079598A JPH11354273A JP H11354273 A JPH11354273 A JP H11354273A JP 10160795 A JP10160795 A JP 10160795A JP 16079598 A JP16079598 A JP 16079598A JP H11354273 A JPH11354273 A JP H11354273A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 歩留まりよく簡単に作製でき、効率の高い多
色発光装置を提供する。 【解決手段】 透明電極13および対向電極14の間に
第一、第二発光層15,16を並設した多色発光装置1
において、第一発光層15の透明電極13側に色形成手
段を複数種類設けて、第一発光層15の発光から複数種
類の色の光をつくり出す。これにより、第二発光層16
の発光と合わせて三色以上の光が得られ、二種類の発光
層15,16でカラー化を実現できるため、成膜および
マスクの位置合わせを二回行うだけで容易に発光層を形
成できるとともに歩留まりを向上できる。また、第一発
光層15の発光色を第一の主色系統とすることで、第一
発光層15の発光を効率よく利用できるから、発光効率
を高めることができる。
色発光装置を提供する。 【解決手段】 透明電極13および対向電極14の間に
第一、第二発光層15,16を並設した多色発光装置1
において、第一発光層15の透明電極13側に色形成手
段を複数種類設けて、第一発光層15の発光から複数種
類の色の光をつくり出す。これにより、第二発光層16
の発光と合わせて三色以上の光が得られ、二種類の発光
層15,16でカラー化を実現できるため、成膜および
マスクの位置合わせを二回行うだけで容易に発光層を形
成できるとともに歩留まりを向上できる。また、第一発
光層15の発光色を第一の主色系統とすることで、第一
発光層15の発光を効率よく利用できるから、発光効率
を高めることができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、有機発光層の発光
を利用した多色発光装置に関し、詳しくは、透明電極
と、この透明電極に対向して設けられた対向電極と、こ
れらの透明電極および対向電極の間に並設された第一発
光層および第二発光層とを備えた多色発光装置に関す
る。
を利用した多色発光装置に関し、詳しくは、透明電極
と、この透明電極に対向して設けられた対向電極と、こ
れらの透明電極および対向電極の間に並設された第一発
光層および第二発光層とを備えた多色発光装置に関す
る。
【0002】
【背景技術】電界発光を利用した有機エレクトロルミネ
ッセンス素子(以下、有機EL素子という)は、自己発
光であるため視認性が高いうえ、完全固体素子であるた
め耐衝撃性に優れていることから、各種表示装置におけ
る発光素子としての利用が注目されている。このような
有機EL素子を用いたマルチカラー、フルカラーの多色
発光装置としては、例えば、赤色、緑色および青色の
三色の有機発光層を基板上に並設して三色の画素を構成
する方法(特開平8−227276号公報)、白色の
有機発光層の光取り出し側に赤色、緑色および青色の三
種類のカラーフィルタを配置して、白色光を三色の画素
に分ける方法(特開平7−142169号公報参照)等
が知られている。
ッセンス素子(以下、有機EL素子という)は、自己発
光であるため視認性が高いうえ、完全固体素子であるた
め耐衝撃性に優れていることから、各種表示装置におけ
る発光素子としての利用が注目されている。このような
有機EL素子を用いたマルチカラー、フルカラーの多色
発光装置としては、例えば、赤色、緑色および青色の
三色の有機発光層を基板上に並設して三色の画素を構成
する方法(特開平8−227276号公報)、白色の
有機発光層の光取り出し側に赤色、緑色および青色の三
種類のカラーフィルタを配置して、白色光を三色の画素
に分ける方法(特開平7−142169号公報参照)等
が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、の方法で
は、三色の発光層を基板上に並設するため、各発光層を
マスクを介してそれぞれに蒸着しなければならず、マス
クを交換しながら蒸着を三回繰り返すことになるので煩
雑であり、また、マスクの位置合わせを三回行わなけれ
ばならないので、マスクの位置ずれにより歩留まりが低
下し、量産が困難であった。の方法では、カラーフィ
ルタを用いて白色光から各色の光を取り出すので、有機
発光層の発光の一部しか利用できないため、効率が悪
く、その上、高電圧を印加しなければならないため消費
電力が大きいという問題があった。また、各画素毎にカ
ラーフィルタを設けなければならないため、構成が複雑
であった。
は、三色の発光層を基板上に並設するため、各発光層を
マスクを介してそれぞれに蒸着しなければならず、マス
クを交換しながら蒸着を三回繰り返すことになるので煩
雑であり、また、マスクの位置合わせを三回行わなけれ
ばならないので、マスクの位置ずれにより歩留まりが低
下し、量産が困難であった。の方法では、カラーフィ
ルタを用いて白色光から各色の光を取り出すので、有機
発光層の発光の一部しか利用できないため、効率が悪
く、その上、高電圧を印加しなければならないため消費
電力が大きいという問題があった。また、各画素毎にカ
ラーフィルタを設けなければならないため、構成が複雑
であった。
【0004】本発明の目的は、歩留まりよく簡単に作製
できかつ効率の高い多色発光装置を提供することにあ
る。
できかつ効率の高い多色発光装置を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、透明電極と、
この透明電極に対向して設けられた対向電極と、これら
の透明電極および対向電極の間に並設された第一発光層
および第二発光層とを備えた多色発光装置であって、前
記第一発光層は、第一の主色系統の発光を行う有機発光
層であり、前記第二発光層は、第二の主色系統の発光を
行う有機発光層であり、第一発光層の透明電極側には、
当該第一発光層の発光色から所定の色をつくり出す色形
成手段が複数種類並設され、これらの色形成手段により
得られる光の色は互いに異なることを特徴とする。
この透明電極に対向して設けられた対向電極と、これら
の透明電極および対向電極の間に並設された第一発光層
および第二発光層とを備えた多色発光装置であって、前
記第一発光層は、第一の主色系統の発光を行う有機発光
層であり、前記第二発光層は、第二の主色系統の発光を
行う有機発光層であり、第一発光層の透明電極側には、
当該第一発光層の発光色から所定の色をつくり出す色形
成手段が複数種類並設され、これらの色形成手段により
得られる光の色は互いに異なることを特徴とする。
【0006】ここで、主色とは、赤色、緑色および青色
の三原色のことをいい、主色系統の光とは、赤色系統、
緑色系統および青色系統の光のことをいう。本発明にお
いては、第一発光層の透明電極側に色形成手段が複数種
類設けられ、第一発光層の発光から複数種類の色の光を
つくり出すので、第二発光層の発光と合わせて三色以上
の光が得られるから、多色化を実現できる。従って、並
設した二種類の発光層(第一、第二発光層)でカラー化
を実現できるため、これらの発光層を別々に成膜して
も、二回成膜を行えばよいので、従来のように蒸着を三
回行って三色の発光層を設けるよりも容易に作製でき
る。また、マスクの位置合わせも二回でよいため、歩留
まりを向上できる。
の三原色のことをいい、主色系統の光とは、赤色系統、
緑色系統および青色系統の光のことをいう。本発明にお
いては、第一発光層の透明電極側に色形成手段が複数種
類設けられ、第一発光層の発光から複数種類の色の光を
つくり出すので、第二発光層の発光と合わせて三色以上
の光が得られるから、多色化を実現できる。従って、並
設した二種類の発光層(第一、第二発光層)でカラー化
を実現できるため、これらの発光層を別々に成膜して
も、二回成膜を行えばよいので、従来のように蒸着を三
回行って三色の発光層を設けるよりも容易に作製でき
る。また、マスクの位置合わせも二回でよいため、歩留
まりを向上できる。
【0007】さらに、第一発光層による主色系統の発光
から複数色の光を得るので、白色光から所定の色の光を
取り出す従来の方法よりも、発光層の発光を効率よく利
用できるから、装置全体の発光効率を高めることができ
る。また、第二発光層の透明電極側には色形成手段を設
けなくてもよいので、装置構成を簡略化できる上、第二
発光層を発光効率の悪い色の発光層とすれば、発光を効
率よく取り出すことができるから、電力消費量を低減で
きる。
から複数色の光を得るので、白色光から所定の色の光を
取り出す従来の方法よりも、発光層の発光を効率よく利
用できるから、装置全体の発光効率を高めることができ
る。また、第二発光層の透明電極側には色形成手段を設
けなくてもよいので、装置構成を簡略化できる上、第二
発光層を発光効率の悪い色の発光層とすれば、発光を効
率よく取り出すことができるから、電力消費量を低減で
きる。
【0008】前述した色形成手段は、カラーフィルタま
たは色変換媒体であることが好ましい。ここで、カラー
フィルタとは、所定の波長域の光のみを透過するもので
ある。また、色変換媒体とは、有機発光層の発光色を他
の色に変える機能をもつものであり、蛍光色素等を用い
て構成できる。カラーフィルタおよび色変換媒体は、第
一発光層の発光色や、つくり出す色等に応じて、効率が
高くなるように適宜選択すればよく、一つの装置におい
て、カラーフィルタと色変換媒体とを組み合わせて用い
てもよく、色の異なる複数種のカラーフィルタのみを用
いてもよく、或いは、変換する色が異なる複数種の色変
換媒体のみを用いてもよい。
たは色変換媒体であることが好ましい。ここで、カラー
フィルタとは、所定の波長域の光のみを透過するもので
ある。また、色変換媒体とは、有機発光層の発光色を他
の色に変える機能をもつものであり、蛍光色素等を用い
て構成できる。カラーフィルタおよび色変換媒体は、第
一発光層の発光色や、つくり出す色等に応じて、効率が
高くなるように適宜選択すればよく、一つの装置におい
て、カラーフィルタと色変換媒体とを組み合わせて用い
てもよく、色の異なる複数種のカラーフィルタのみを用
いてもよく、或いは、変換する色が異なる複数種の色変
換媒体のみを用いてもよい。
【0009】このとき、所定の主色から他の主色をつく
り出す場合には、色変換媒体を採用することが好まし
い。すなわち、色変換媒体は色の変換効率が高いので、
所望の色が効率よく得られる。なお、色変換媒体は、エ
ネルギーが高いものから低いものに変換する場合に有効
である。三つの主色では、青色が最もエネルギーが高
く、緑色、赤色の順でエネルギーが低くなることから、
青色系統の光から緑色系統或いは赤色系統の光を得る場
合や、緑色系統の光から赤色系統の光を得る場合等に
は、特に、色変換媒体を用いること好ましい。
り出す場合には、色変換媒体を採用することが好まし
い。すなわち、色変換媒体は色の変換効率が高いので、
所望の色が効率よく得られる。なお、色変換媒体は、エ
ネルギーが高いものから低いものに変換する場合に有効
である。三つの主色では、青色が最もエネルギーが高
く、緑色、赤色の順でエネルギーが低くなることから、
青色系統の光から緑色系統或いは赤色系統の光を得る場
合や、緑色系統の光から赤色系統の光を得る場合等に
は、特に、色変換媒体を用いること好ましい。
【0010】また、複数の主色を混合した中間色から当
該中間色を構成する色をつくる場合には、カラーフィル
タおよび色変換媒体のいずれを用いてもよいが、色を変
える際の光の損失量が発光色によって異なるので、高効
率な方を適宜選択すればよい。
該中間色を構成する色をつくる場合には、カラーフィル
タおよび色変換媒体のいずれを用いてもよいが、色を変
える際の光の損失量が発光色によって異なるので、高効
率な方を適宜選択すればよい。
【0011】以上において、第一、第二発光層の発光色
は互いに異なる主色系統の色であれば特に制限されない
が、第一発光層は、青色系統の発光を行うものであり、
第二発光層は、赤色系統の発光を行うものであることが
望ましい。
は互いに異なる主色系統の色であれば特に制限されない
が、第一発光層は、青色系統の発光を行うものであり、
第二発光層は、赤色系統の発光を行うものであることが
望ましい。
【0012】すなわち、第二発光層の発光色を赤色系統
とすることで、赤色系統の発光材料の発光効率が低くて
も、その発光を効率よく取り出せるので、消費電力を小
さくできる。また、第一発光層の発光色をエネルギーの
高い青色系統の発光色とすることで、色変換媒体を用い
れば、所望の色の光が効率よく得られるので、装置の高
効率化を図ることができる。
とすることで、赤色系統の発光材料の発光効率が低くて
も、その発光を効率よく取り出せるので、消費電力を小
さくできる。また、第一発光層の発光色をエネルギーの
高い青色系統の発光色とすることで、色変換媒体を用い
れば、所望の色の光が効率よく得られるので、装置の高
効率化を図ることができる。
【0013】一方、第一発光層を緑色系統の発光を行う
ものとするとともに、第二発光層を青色系統の発光を行
うものとしてもよい。或いは、第一発光層を赤色系統の
発光を行うものとするとともに、第二発光層を青色系統
の発光を行うものとしてもよい。
ものとするとともに、第二発光層を青色系統の発光を行
うものとしてもよい。或いは、第一発光層を赤色系統の
発光を行うものとするとともに、第二発光層を青色系統
の発光を行うものとしてもよい。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。 1.多色発光装置 (1)装置構成 図1に示す本実施形態の多色発光装置1は、赤色、緑色
および青色の各発光画素がストライプ状に配置されたも
のである。この多色発光装置1は、基板11と、この基
板11上に並設された二種類の色形成手段12A,12
Bと、これらの色形成手段12A,12Bの上に設けら
れた透明電極13と、この透明電極13に対向して設け
られた対向電極14と、これらの透明電極13および対
向電極14の間に並設された第一発光層(図示省略)を
含む第一有機化合物層15および第二発光層(図示省
略)を含む第二有機化合物層16とを備えている。
に基づいて説明する。 1.多色発光装置 (1)装置構成 図1に示す本実施形態の多色発光装置1は、赤色、緑色
および青色の各発光画素がストライプ状に配置されたも
のである。この多色発光装置1は、基板11と、この基
板11上に並設された二種類の色形成手段12A,12
Bと、これらの色形成手段12A,12Bの上に設けら
れた透明電極13と、この透明電極13に対向して設け
られた対向電極14と、これらの透明電極13および対
向電極14の間に並設された第一発光層(図示省略)を
含む第一有機化合物層15および第二発光層(図示省
略)を含む第二有機化合物層16とを備えている。
【0015】第一、第二有機化合物層15,16は、そ
れぞれ帯状に形成されて交互に並設され、第一有機化合
物層15は、第二有機化合物層16よりも幅広に形成さ
れている。色形成手段12A,12Bは、それぞれ帯状
に形成されるとともに、第一有機化合物層15に沿って
基板11上に並設されている。これらの色形成手段12
A,12Bは、第一有機化合物層15を構成する第一発
光層の発光色からそれぞれ所定の色をつくり出すもので
あり、カラーフィルタまたは色変換媒体により構成され
ている。当該二種類の色形成手段12A,12Bは、つ
くり出す色が互いに異なるように選択され、第一発光層
の発光から二色の光が得られるようになっている。ま
た、このような色形成手段は、第二有機化合物層16に
対しては設けられていない。このため、第二有機化合物
層16を構成する第二発光層の発光は、そのまま取り出
される。
れぞれ帯状に形成されて交互に並設され、第一有機化合
物層15は、第二有機化合物層16よりも幅広に形成さ
れている。色形成手段12A,12Bは、それぞれ帯状
に形成されるとともに、第一有機化合物層15に沿って
基板11上に並設されている。これらの色形成手段12
A,12Bは、第一有機化合物層15を構成する第一発
光層の発光色からそれぞれ所定の色をつくり出すもので
あり、カラーフィルタまたは色変換媒体により構成され
ている。当該二種類の色形成手段12A,12Bは、つ
くり出す色が互いに異なるように選択され、第一発光層
の発光から二色の光が得られるようになっている。ま
た、このような色形成手段は、第二有機化合物層16に
対しては設けられていない。このため、第二有機化合物
層16を構成する第二発光層の発光は、そのまま取り出
される。
【0016】これらの色形成手段12A,12Bは、保
護層17により覆われている。この保護層17の表面は
平坦に形成され、その上に帯状の透明電極13が複数並
設されている。これらの透明電極13は、第一有機化合
物層15に沿って二列ずつ、第二有機化合物層16に沿
って一列ずつ設けられている。透明電極13の上には、
前述した第一、第二有機化合物層15,16が並設さ
れ、これらの上には、透明電極13と直交する帯状の対
向電極14が複数並設されている。
護層17により覆われている。この保護層17の表面は
平坦に形成され、その上に帯状の透明電極13が複数並
設されている。これらの透明電極13は、第一有機化合
物層15に沿って二列ずつ、第二有機化合物層16に沿
って一列ずつ設けられている。透明電極13の上には、
前述した第一、第二有機化合物層15,16が並設さ
れ、これらの上には、透明電極13と直交する帯状の対
向電極14が複数並設されている。
【0017】本実施形態では、透明電極13および対向
電極14の間に、発光層を含む第一、第二有機化合物層
15,16が挟持され、第一、第二発光層の光を透明電
極13側から基板11を通じて取り出すようになってい
る。この多色発光装置1においては、透明電極13と対
向電極14との各交差部分に有機EL素子が形成され、
これにより、複数の発光画素がXYマトリックス状に形
成されている。また、第一有機化合物層15の光取り出
し側となる透明電極13側には、透明電極13に沿って
二種類の色形成手段12A,12Bが設けられているた
め、第一有機化合物層15で二色の発光画素が構成され
ている。また、第二有機化合物層16の発光はそのまま
取り出されるので、第二有機化合物層16により、一色
の発光画素が構成されている。
電極14の間に、発光層を含む第一、第二有機化合物層
15,16が挟持され、第一、第二発光層の光を透明電
極13側から基板11を通じて取り出すようになってい
る。この多色発光装置1においては、透明電極13と対
向電極14との各交差部分に有機EL素子が形成され、
これにより、複数の発光画素がXYマトリックス状に形
成されている。また、第一有機化合物層15の光取り出
し側となる透明電極13側には、透明電極13に沿って
二種類の色形成手段12A,12Bが設けられているた
め、第一有機化合物層15で二色の発光画素が構成され
ている。また、第二有機化合物層16の発光はそのまま
取り出されるので、第二有機化合物層16により、一色
の発光画素が構成されている。
【0018】なお、本発明の多色発光装置は、発光画素
がストライプ状に配置されたのものに限定されず、例え
ば、モザイク状、トライアングル状等に配置されたもの
であってもよく、この画素のパターンに応じて、第一、
第二有機化合物層、電極、色形成手段の形状および配置
等を適宜設定すればよい。
がストライプ状に配置されたのものに限定されず、例え
ば、モザイク状、トライアングル状等に配置されたもの
であってもよく、この画素のパターンに応じて、第一、
第二有機化合物層、電極、色形成手段の形状および配置
等を適宜設定すればよい。
【0019】(2)第一、第二発光層の発光色と色形成
手段 第一有機化合物層15を構成する第一発光層は、第一の
主色系統の発光を行う有機発光層であり、第二有機化合
物層16を構成する第二発光層は、第一の主色系統と異
なる第二の主色系統の発光を行う有機発光層である。こ
のような第一、第二発光層の発光色の組み合わせとして
は、例えば、次の三種類がある。
手段 第一有機化合物層15を構成する第一発光層は、第一の
主色系統の発光を行う有機発光層であり、第二有機化合
物層16を構成する第二発光層は、第一の主色系統と異
なる第二の主色系統の発光を行う有機発光層である。こ
のような第一、第二発光層の発光色の組み合わせとして
は、例えば、次の三種類がある。
【0020】ここで、赤色系統の色としては、赤色、橙
色、黄色、赤紫色等を挙げることができる。また、緑色
系統の色としては、緑色、黄緑色等があり、青色系統の
色としては、青色、青緑色、青紫色、紫色等を挙げるこ
とができる。
色、黄色、赤紫色等を挙げることができる。また、緑色
系統の色としては、緑色、黄緑色等があり、青色系統の
色としては、青色、青緑色、青紫色、紫色等を挙げるこ
とができる。
【0021】第一、第二発光層の組み合わせは、実施に
あたって適宜選択すればよいが、第二発光層を第一発光
層に比べて発光効率の悪い色の発光層とすることが好ま
しい。すなわち、第二発光層(第二有機化合物層16)
の光取り出し側には、色形成手段が設けられていないの
で、第二発光層の発光を効率よく取り出すことができ
る。例えば、赤色系統の発光材料の発光効率が他の色の
発光材料よりも劣る場合には、前記の組み合わせのよ
うに、第二発光層で赤色系統の発光を行うようにするこ
とが好ましい。
あたって適宜選択すればよいが、第二発光層を第一発光
層に比べて発光効率の悪い色の発光層とすることが好ま
しい。すなわち、第二発光層(第二有機化合物層16)
の光取り出し側には、色形成手段が設けられていないの
で、第二発光層の発光を効率よく取り出すことができ
る。例えば、赤色系統の発光材料の発光効率が他の色の
発光材料よりも劣る場合には、前記の組み合わせのよ
うに、第二発光層で赤色系統の発光を行うようにするこ
とが好ましい。
【0022】色形成手段は、このような第一、第二発光
層の各発光色に応じてその種類が選択され、全体で三色
の光をつくり出すように設定されている。例えば、第
一、第二発光層の発光色が前述した〜である場合、
次の表1〜表3に示すようにカラーフィルタおよび色変
換媒体を用いて色形成手段を構成できる。なお、表1
は、前記の場合であり、表2は前記の場合、表3は
前記の場合である。
層の各発光色に応じてその種類が選択され、全体で三色
の光をつくり出すように設定されている。例えば、第
一、第二発光層の発光色が前述した〜である場合、
次の表1〜表3に示すようにカラーフィルタおよび色変
換媒体を用いて色形成手段を構成できる。なお、表1
は、前記の場合であり、表2は前記の場合、表3は
前記の場合である。
【0023】
【表1】
【0024】
【表2】
【0025】
【表3】
【0026】なお、第二発光層の光取り出し側、つま
り、第二有機化合物層16の透明電極13側には、色純
度を高めるため、またはコントラストを高めるために、
カラーフィルタを設けてもよい。しかし、装置構成を簡
略化するためには、設けない方が好ましい。
り、第二有機化合物層16の透明電極13側には、色純
度を高めるため、またはコントラストを高めるために、
カラーフィルタを設けてもよい。しかし、装置構成を簡
略化するためには、設けない方が好ましい。
【0027】また、第一発光層の発光色を、三つの主色
系統のうち第二発光層の発光色の系統を除いた残る二系
統の中間色とし、色形成手段により、第一発光層の発光
から当該中間色を構成する二系統の色の光をつくり出す
ようにすることが好ましい。例えば、表4に示すよう
に、青色と緑色との中間色である青緑色の光から青色お
よび緑色の光を得ることで、光の取り出し効率を高めら
れるから、装置の発光効率を向上できる。
系統のうち第二発光層の発光色の系統を除いた残る二系
統の中間色とし、色形成手段により、第一発光層の発光
から当該中間色を構成する二系統の色の光をつくり出す
ようにすることが好ましい。例えば、表4に示すよう
に、青色と緑色との中間色である青緑色の光から青色お
よび緑色の光を得ることで、光の取り出し効率を高めら
れるから、装置の発光効率を向上できる。
【0028】
【表4】
【0029】(3)多色発光装置の構成要素 基板 基板としては、多色発光装置を支えるに十分な剛性を有
する材料が好ましく、基板を通して光を取り出す場合に
は、透明性を有することが望ましい。具体的な材料とし
ては、例えば、ガラス板、セラミック板、プラスチック
板(ポリカーボネート、アクリル、塩化ビニル、ポリエ
チレンテレフタレート、ポリイミド、ポリエステル樹脂
等)等を挙げることができる。基板の板厚は、特に制限
はない。通常は100μm〜2mmの範囲である。
する材料が好ましく、基板を通して光を取り出す場合に
は、透明性を有することが望ましい。具体的な材料とし
ては、例えば、ガラス板、セラミック板、プラスチック
板(ポリカーボネート、アクリル、塩化ビニル、ポリエ
チレンテレフタレート、ポリイミド、ポリエステル樹脂
等)等を挙げることができる。基板の板厚は、特に制限
はない。通常は100μm〜2mmの範囲である。
【0030】有機EL素子 有機EL素子は、再結合領域および発光領域を備えた有
機発光層を含む有機化合物層を一対の電極(透明電極お
よび対向電極)間に挟持した構成のものである。有機化
合物層は、有機発光層のみで構成してもよいが、有機発
光層とともに、必要に応じて、例えば、正孔注入層、電
子注入層、有機半導体層、電子障壁層、付着改善層等を
用いて構成してもよい。
機発光層を含む有機化合物層を一対の電極(透明電極お
よび対向電極)間に挟持した構成のものである。有機化
合物層は、有機発光層のみで構成してもよいが、有機発
光層とともに、必要に応じて、例えば、正孔注入層、電
子注入層、有機半導体層、電子障壁層、付着改善層等を
用いて構成してもよい。
【0031】このような有機化合物層を有して構成され
る有機EL素子としては、例えば、次の素子構成のもの
を挙げることができる。なお、本発明は、これに限定さ
れるものではない。 (1)透明電極(陽極)/発光層/電極(陰極) (2)透明電極(陽極)/正孔注入層/発光層/電極
(陰極) (3)透明電極(陽極)/発光層/電子注入層/電極
(陰極) (4)透明電極(陽極)/正孔注入層/発光層/電子注
入層/電極(陰極) (5)陽極/有機半導体層/発光層/陰極 (6)陽極/有機半導体層/電子障壁層/発光層/陰極 (7)陽極/正孔注入層/発光層/付着改善層/陰極 これらの中では、通常(4)の構成が好ましく用いられ
る。
る有機EL素子としては、例えば、次の素子構成のもの
を挙げることができる。なお、本発明は、これに限定さ
れるものではない。 (1)透明電極(陽極)/発光層/電極(陰極) (2)透明電極(陽極)/正孔注入層/発光層/電極
(陰極) (3)透明電極(陽極)/発光層/電子注入層/電極
(陰極) (4)透明電極(陽極)/正孔注入層/発光層/電子注
入層/電極(陰極) (5)陽極/有機半導体層/発光層/陰極 (6)陽極/有機半導体層/電子障壁層/発光層/陰極 (7)陽極/正孔注入層/発光層/付着改善層/陰極 これらの中では、通常(4)の構成が好ましく用いられ
る。
【0032】−1.透明電極(陽極) 陽極としては、仕事関数の大きい(4eV以上)金属、
合金、電気伝導性化合物またはこれらの混合物を電極物
質とするものが好ましく用いられる。このような電極物
質の具体例としては、Au等の金属、CuI、ITO、
SnO2 、ZnO等の導電性透明材料が挙げられる。陽
極は、これらの電極物質を用いて蒸着法やスパッタリン
グ法等の方法で薄膜を形成することにより作製できる。
また、発光層からの発光を、陽極となる透明電極から取
り出す場合、発光に対する陽極の透過率を10%より大
きくすることが好ましい。また、陽極のシート抵抗は、
数百Ω/□以下が好ましい。陽極の膜厚は材料にもよる
が、通常10nm〜1μm、好ましくは10〜200n
mの範囲で選択される。
合金、電気伝導性化合物またはこれらの混合物を電極物
質とするものが好ましく用いられる。このような電極物
質の具体例としては、Au等の金属、CuI、ITO、
SnO2 、ZnO等の導電性透明材料が挙げられる。陽
極は、これらの電極物質を用いて蒸着法やスパッタリン
グ法等の方法で薄膜を形成することにより作製できる。
また、発光層からの発光を、陽極となる透明電極から取
り出す場合、発光に対する陽極の透過率を10%より大
きくすることが好ましい。また、陽極のシート抵抗は、
数百Ω/□以下が好ましい。陽極の膜厚は材料にもよる
が、通常10nm〜1μm、好ましくは10〜200n
mの範囲で選択される。
【0033】−2.第一、第二発光層 第一、第二発光層の発光材料(ホスト材料)としては、
一般式(I)
一般式(I)
【0034】
【化1】
【0035】で表わされるジスチリルアリレーン系化合
物が好ましく用いられる。この化合物は、特開平2−2
47278号公報に開示されている。
物が好ましく用いられる。この化合物は、特開平2−2
47278号公報に開示されている。
【0036】上記一般式(I)において、Y1〜Y4はそ
れぞれ水素分子、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1
〜6のアルコキシ基、炭素数7〜8のアラルキル基、置
換あるいは無置換の炭素数6〜18のアリール基、置換
あるいは無置換のシクロヘキシル基、置換あるいは無置
換の炭素数6〜18のアリールオキシ基、炭素数1〜6
のアルコキシ基を示す。ここで置換基は、炭素数1〜6
のアルキル基、炭素数1〜6のアルコキシ基、炭素数7
〜8のアラルキル基、炭素数6〜18のアリールオキシ
基、炭素数1〜6のアシル基、炭素数1〜6のアシルオ
キシ基、カルボキシル基、スチリル基、炭素数6〜20
のアリールカルボニル基、炭素数6〜20のアリールオ
キシカルボニル基、炭素数1〜6のアルコキシカルボニ
ル基、ビニル基、アニリノカルボニル基、カルバモイル
基、フェニル基、ニトロ基、水酸基あるいはハロゲンを
示す。これらの置換基は単一でも複数でもよい。また、
Y 1〜Y4は同一でも、また互いに異なってもよく、Y1
とY2およびY3とY4 は互いに置換している基と結合し
て、置換あるいは無置換の飽和五員環または置換あるい
は無置換の飽和六員環を形成してもよい。Arは置換あ
るいは無置換の炭素数6〜50のアリレーン基を表わ
し、単一置換されていても、複数置換されていてもよ
く、また結合部分は、オルト、パラ、メタいずれでもよ
い。但し、Arが無置換フェニレン基の場合、Y1〜Y4
はそれぞれ炭素数1〜6のアルコキシ基、炭素数7〜8
のアラルキル基、置換あるいは無置換のナフチル基、ビ
フェニル基、シクロヘキシル基、アリールオキシ基より
選ばれたものである。このようなジスチルアリーレン系
化合物としては、例えば、下記のものを挙げることがで
きる。
れぞれ水素分子、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1
〜6のアルコキシ基、炭素数7〜8のアラルキル基、置
換あるいは無置換の炭素数6〜18のアリール基、置換
あるいは無置換のシクロヘキシル基、置換あるいは無置
換の炭素数6〜18のアリールオキシ基、炭素数1〜6
のアルコキシ基を示す。ここで置換基は、炭素数1〜6
のアルキル基、炭素数1〜6のアルコキシ基、炭素数7
〜8のアラルキル基、炭素数6〜18のアリールオキシ
基、炭素数1〜6のアシル基、炭素数1〜6のアシルオ
キシ基、カルボキシル基、スチリル基、炭素数6〜20
のアリールカルボニル基、炭素数6〜20のアリールオ
キシカルボニル基、炭素数1〜6のアルコキシカルボニ
ル基、ビニル基、アニリノカルボニル基、カルバモイル
基、フェニル基、ニトロ基、水酸基あるいはハロゲンを
示す。これらの置換基は単一でも複数でもよい。また、
Y 1〜Y4は同一でも、また互いに異なってもよく、Y1
とY2およびY3とY4 は互いに置換している基と結合し
て、置換あるいは無置換の飽和五員環または置換あるい
は無置換の飽和六員環を形成してもよい。Arは置換あ
るいは無置換の炭素数6〜50のアリレーン基を表わ
し、単一置換されていても、複数置換されていてもよ
く、また結合部分は、オルト、パラ、メタいずれでもよ
い。但し、Arが無置換フェニレン基の場合、Y1〜Y4
はそれぞれ炭素数1〜6のアルコキシ基、炭素数7〜8
のアラルキル基、置換あるいは無置換のナフチル基、ビ
フェニル基、シクロヘキシル基、アリールオキシ基より
選ばれたものである。このようなジスチルアリーレン系
化合物としては、例えば、下記のものを挙げることがで
きる。
【0037】
【化2】
【0038】
【化3】
【0039】また、別の好ましい発光材料(ホスト材
料)として、8−ヒドロキシキノリン、またはその誘導
体の金属錯体を挙げることができる。具体的には、オキ
シン(一般に8−キノリノールまたは8−ヒドロキシキ
ノリン)のキレートを含む金属キレートオキサノイド化
合物である。このような化合物は高水準の性能を示し、
容易に薄膜形態に成形される。このオキサノイド化合物
の例は、下記構造式を満たすものである。
料)として、8−ヒドロキシキノリン、またはその誘導
体の金属錯体を挙げることができる。具体的には、オキ
シン(一般に8−キノリノールまたは8−ヒドロキシキ
ノリン)のキレートを含む金属キレートオキサノイド化
合物である。このような化合物は高水準の性能を示し、
容易に薄膜形態に成形される。このオキサノイド化合物
の例は、下記構造式を満たすものである。
【0040】
【化4】
【0041】(式中、Mtは金属を表わし、nは1〜3
の整数であり、Zはそのそれぞれの位置が独立であっ
て、少なくとも2以上の縮合芳香族環を完成させるため
に必要な原子を示す。) ここで、Mtで表わされる金属は、一価、二価または三
価の金属とすることができるものであり、例えばリチウ
ム、ナトリウム、カリウム等のアルカリ金属、マグネシ
ウムやカルシウム等のアルカリ土類金属、あるいはホウ
素またはアルミニウム等の土類金属である。一般に、有
用なキレート化合物であると知られている一価、二価ま
たは三価の金属はいずれも使用することができる。
の整数であり、Zはそのそれぞれの位置が独立であっ
て、少なくとも2以上の縮合芳香族環を完成させるため
に必要な原子を示す。) ここで、Mtで表わされる金属は、一価、二価または三
価の金属とすることができるものであり、例えばリチウ
ム、ナトリウム、カリウム等のアルカリ金属、マグネシ
ウムやカルシウム等のアルカリ土類金属、あるいはホウ
素またはアルミニウム等の土類金属である。一般に、有
用なキレート化合物であると知られている一価、二価ま
たは三価の金属はいずれも使用することができる。
【0042】また、Zは、少なくとも2以上の縮合芳香
族環の一方がアゾールまたはアジンからなる複素環を形
成させる原子を示す。ここで、もし必要であれば、上記
縮合芳香族環に他の異なる環を付加することが可能であ
る。また、機能上の改善がないまま嵩ばった分子を回避
するため、Zで示される原子の数は18以下に維持する
ことが好ましい。さらに、具体的にキレート化オキサノ
イド化合物を例示すると、トリス(8−キノリノール)
アルミニウム(以下、Alqと略記する)、ビス(8−
キノリノール)マグネシウム、ビス(ベンゾ−8−キノ
リノール)亜鉛、ビス(2−メチル−8−キノリノラー
ト)アルミニウムオキシド、トリス(8−キノリノー
ル)インジウム、トリス(5−メチル−8−キノリノー
ル)アルミニウム、8−キノリノールリチウム、トリス
(5−クロロ−8−キノリノール)ガリウム、ビス(5
−クロロ−8−キノリノール)カルシウム、5,7−ジ
クロル−8−キノリノールアルミニウム、トリス(5,
7−ジプロモ−8−ヒドロキシキノリノール)アルミニ
ウム等がある。
族環の一方がアゾールまたはアジンからなる複素環を形
成させる原子を示す。ここで、もし必要であれば、上記
縮合芳香族環に他の異なる環を付加することが可能であ
る。また、機能上の改善がないまま嵩ばった分子を回避
するため、Zで示される原子の数は18以下に維持する
ことが好ましい。さらに、具体的にキレート化オキサノ
イド化合物を例示すると、トリス(8−キノリノール)
アルミニウム(以下、Alqと略記する)、ビス(8−
キノリノール)マグネシウム、ビス(ベンゾ−8−キノ
リノール)亜鉛、ビス(2−メチル−8−キノリノラー
ト)アルミニウムオキシド、トリス(8−キノリノー
ル)インジウム、トリス(5−メチル−8−キノリノー
ル)アルミニウム、8−キノリノールリチウム、トリス
(5−クロロ−8−キノリノール)ガリウム、ビス(5
−クロロ−8−キノリノール)カルシウム、5,7−ジ
クロル−8−キノリノールアルミニウム、トリス(5,
7−ジプロモ−8−ヒドロキシキノリノール)アルミニ
ウム等がある。
【0043】さらに、特開平5−198378号公報に
記載されているフェノラート置換8−ヒドロキシキノリ
ンの金属錯体は、青色発光材料として好ましい。このフ
ェノラート置換8−ヒドロキシキノリンの金属錯体の具
体例としては、ビス(2−メチル−8−キノリノラー
ト)(フェノラート)アルミニウム(III)、ビス(2
−メチル−8−キノリノラート)(ο−クレゾラート)
アルミニウム(III)、ビス(2−メチル−8−キノリ
ノラート)(m−クレゾラート)アルミニウム(II
I)、ビス(2−メチル−8−キノリノラート)(p−
クレゾラート)アルミニウム(III)、ビス(2−メチ
ル−8−キノリノラート)(ο−フェニルフェノラー
ト)アルミニウム(III)、ビス(2−メチル−8−キ
ノリノラート)(m−フェニルフェノラート)アルミニ
ウム(III)、ビス(2−メチル−8−キノリノラー
ト)(p−フェニルフェノラート)アルミニウム(II
I)、ビス(2−メチル−8−キノリノラート)(2,
3−ジメチルフェノラート)アルミニウム(III)、ビ
ス(2−メチル−8−キノリノラート)(2,6ジメチ
ルフェノラート)アルミニウム(III)、ビス(2−メ
チル−8−キノリノラート)(3,4−ジメチルフェノ
ラート)アルミニウム(III)、ビス(2−メチル−8
−キノリノラート)(3,5−ジメチルフェノラート)
アルミニウム(III)、ビス(2−メチル−8−キノリ
ノラート)(3,5−ジ−t−ブチルフェノラート)ア
ルミニウム(III)、ビス(2−メチル−8−キノリノ
ラート)(2,6−ジフェニルフェノラート)アルミニ
ウム(III)、ビス(2−メチル−8−キノリノラー
ト)(2,4,6−トリフェニルフェノラート)アルミ
ニウム(III)等が挙げられる。これらの発光材料は、
一種用いてもよく、二種以上を組み合わせて用いてもよ
い。
記載されているフェノラート置換8−ヒドロキシキノリ
ンの金属錯体は、青色発光材料として好ましい。このフ
ェノラート置換8−ヒドロキシキノリンの金属錯体の具
体例としては、ビス(2−メチル−8−キノリノラー
ト)(フェノラート)アルミニウム(III)、ビス(2
−メチル−8−キノリノラート)(ο−クレゾラート)
アルミニウム(III)、ビス(2−メチル−8−キノリ
ノラート)(m−クレゾラート)アルミニウム(II
I)、ビス(2−メチル−8−キノリノラート)(p−
クレゾラート)アルミニウム(III)、ビス(2−メチ
ル−8−キノリノラート)(ο−フェニルフェノラー
ト)アルミニウム(III)、ビス(2−メチル−8−キ
ノリノラート)(m−フェニルフェノラート)アルミニ
ウム(III)、ビス(2−メチル−8−キノリノラー
ト)(p−フェニルフェノラート)アルミニウム(II
I)、ビス(2−メチル−8−キノリノラート)(2,
3−ジメチルフェノラート)アルミニウム(III)、ビ
ス(2−メチル−8−キノリノラート)(2,6ジメチ
ルフェノラート)アルミニウム(III)、ビス(2−メ
チル−8−キノリノラート)(3,4−ジメチルフェノ
ラート)アルミニウム(III)、ビス(2−メチル−8
−キノリノラート)(3,5−ジメチルフェノラート)
アルミニウム(III)、ビス(2−メチル−8−キノリ
ノラート)(3,5−ジ−t−ブチルフェノラート)ア
ルミニウム(III)、ビス(2−メチル−8−キノリノ
ラート)(2,6−ジフェニルフェノラート)アルミニ
ウム(III)、ビス(2−メチル−8−キノリノラー
ト)(2,4,6−トリフェニルフェノラート)アルミ
ニウム(III)等が挙げられる。これらの発光材料は、
一種用いてもよく、二種以上を組み合わせて用いてもよ
い。
【0044】第一、第二発光層は、各種公知の発光材料
が用いて構成できるが、緑色系統の発光を得る場合に好
ましい材料としては、上記オキサノイド化合物に緑色蛍
光色素を0.2〜8重量%微量添加したものを挙げるこ
とができる。ここで添加される緑色蛍光色素としては、
クマリン系、キナクリドン系である。これらを添加する
ことにより第一発光層を保有する素子は、5〜20(l
m/w)の高効率の緑色発光を実現することができる。
が用いて構成できるが、緑色系統の発光を得る場合に好
ましい材料としては、上記オキサノイド化合物に緑色蛍
光色素を0.2〜8重量%微量添加したものを挙げるこ
とができる。ここで添加される緑色蛍光色素としては、
クマリン系、キナクリドン系である。これらを添加する
ことにより第一発光層を保有する素子は、5〜20(l
m/w)の高効率の緑色発光を実現することができる。
【0045】一方、赤色系統の黄色または橙色を発光層
から高効率にて取り出したい場合には、オキサノイド化
合物にルブレンおよびその誘導体、ジシアノピラン誘導
体、ペリレン誘導体を0.2〜8重量%添加したものを
用いる。これらの素子は3〜10(lm/w)の高効率
で発光出力をすることが可能である。また、緑色蛍光色
素と赤色蛍光色素を同時に添加しても橙色が可能であ
る。例えば、好ましくはクマリンとジシアノピラン系色
素、キナクリドンとペリレン色素、クマリンとペリレン
色素を同時に用いてもよい。
から高効率にて取り出したい場合には、オキサノイド化
合物にルブレンおよびその誘導体、ジシアノピラン誘導
体、ペリレン誘導体を0.2〜8重量%添加したものを
用いる。これらの素子は3〜10(lm/w)の高効率
で発光出力をすることが可能である。また、緑色蛍光色
素と赤色蛍光色素を同時に添加しても橙色が可能であ
る。例えば、好ましくはクマリンとジシアノピラン系色
素、キナクリドンとペリレン色素、クマリンとペリレン
色素を同時に用いてもよい。
【0046】発光層を構成する他の特に好ましい材料と
しては、ポリアリーレンビニレン誘導体がある。これ
は、緑色系統の緑色または赤色系統の橙色を高効率に出
力することが可能である。
しては、ポリアリーレンビニレン誘導体がある。これ
は、緑色系統の緑色または赤色系統の橙色を高効率に出
力することが可能である。
【0047】また、発光層には、各種公知の青色発光材
料が用いることができる。例えば、ジスチリルアリレー
ン誘導体、トリススチリルアリーレン誘導体、アリルオ
キシ化キノリラート金属錯体が高水準な青色発光材料で
ある。また、ポリマーとしては、ポリパラフェニレン誘
導体、ポリフルオレン誘導体を挙げることができる。
料が用いることができる。例えば、ジスチリルアリレー
ン誘導体、トリススチリルアリーレン誘導体、アリルオ
キシ化キノリラート金属錯体が高水準な青色発光材料で
ある。また、ポリマーとしては、ポリパラフェニレン誘
導体、ポリフルオレン誘導体を挙げることができる。
【0048】第一、第二発光層の発光色を所望の色とす
る方法としては、(1)所望する色の蛍光色素を発光材
料に添加する方法、(2)発光材料に複数種類の蛍光色
素を添加して所望の色を得る方法、(3)異なる色の光
を出す発光層を積層して同時に発光させることで所望の
発光色を得る方法等がある。
る方法としては、(1)所望する色の蛍光色素を発光材
料に添加する方法、(2)発光材料に複数種類の蛍光色
素を添加して所望の色を得る方法、(3)異なる色の光
を出す発光層を積層して同時に発光させることで所望の
発光色を得る方法等がある。
【0049】第一、第二発光層の形成方法としては、例
えば、蒸着法、スピンコート法、キャスト法、LB法等
の公知の方法により薄膜化することで形成することがで
きるが、特に分子堆積膜であることが好ましい。ここ
で、分子堆積膜とは、該化合物の気相状態から沈着され
形成された薄膜や、該化合物の溶融状態または液相状態
から固体化され形成された膜のことである。通常、この
分子堆積膜は、凝集構造および高次構造の相違や、それ
に起因する機能的な相違により、LB法によって形成さ
れた薄膜(分子累積膜)とは区別することができる。ま
た、第一、第二発光層は、樹脂等の結着材と共に溶剤に
溶かして溶液とした後、これをスピンコート法等により
薄膜化して形成することができる。このようにして形成
された発光層の膜厚については、特に制限はなく、適宜
状況に応じて選ぶことができるが、好ましくは1nm〜
10μm、特に好ましくは5nm〜5μmの範囲であ
る。
えば、蒸着法、スピンコート法、キャスト法、LB法等
の公知の方法により薄膜化することで形成することがで
きるが、特に分子堆積膜であることが好ましい。ここ
で、分子堆積膜とは、該化合物の気相状態から沈着され
形成された薄膜や、該化合物の溶融状態または液相状態
から固体化され形成された膜のことである。通常、この
分子堆積膜は、凝集構造および高次構造の相違や、それ
に起因する機能的な相違により、LB法によって形成さ
れた薄膜(分子累積膜)とは区別することができる。ま
た、第一、第二発光層は、樹脂等の結着材と共に溶剤に
溶かして溶液とした後、これをスピンコート法等により
薄膜化して形成することができる。このようにして形成
された発光層の膜厚については、特に制限はなく、適宜
状況に応じて選ぶことができるが、好ましくは1nm〜
10μm、特に好ましくは5nm〜5μmの範囲であ
る。
【0050】−3.正孔注入層、有機半導体層 正孔注入層は、必ずしも必要なものではないが、発光性
能の向上のために用いた方が好ましいものである。正孔
注入層は発光層への正孔注入を助ける層であって、正孔
移動度が大きく、イオン化エネルギーが、通常5.5e
V以下と小さい。このような正孔注入層としては、より
低い電界で正孔を発光層に輸送する材料が好ましく、さ
らに正孔の移動度が、例えば104〜106V/cmの電
界印加時に、少なくとも10-6cm2〜/V・秒であれ
ば、なお好ましい。このような正孔注入材料について
は、前記の好ましい性質を有するものであれば特に制限
はなく、従来、光導伝材料において、正孔の電荷輸送材
として慣用されているものや、EL素子の正孔注入層に
使用される公知のものの中から任意のものを選択して用
いることができる。
能の向上のために用いた方が好ましいものである。正孔
注入層は発光層への正孔注入を助ける層であって、正孔
移動度が大きく、イオン化エネルギーが、通常5.5e
V以下と小さい。このような正孔注入層としては、より
低い電界で正孔を発光層に輸送する材料が好ましく、さ
らに正孔の移動度が、例えば104〜106V/cmの電
界印加時に、少なくとも10-6cm2〜/V・秒であれ
ば、なお好ましい。このような正孔注入材料について
は、前記の好ましい性質を有するものであれば特に制限
はなく、従来、光導伝材料において、正孔の電荷輸送材
として慣用されているものや、EL素子の正孔注入層に
使用される公知のものの中から任意のものを選択して用
いることができる。
【0051】具体例としては、トリアゾール誘導体(米
国特許3,112,197号明細書等参照)、オキサジ
アゾール誘導体(米国特許3,189,447号明細書
等参照)、イミダゾール誘導体(特公昭37−1609
6号公報等参照)、ポリアリールアルカン誘導体(米国
特許3,615,402号明細書、同第3,820,9
89号明細書、同第3,542,544号明細書、特公
昭45−555号公報、同51−10983号公報、特
開昭51−93224号公報、同55−17105号公
報、同56−4148号公報、同55−108667号
公報、同55−156953号公報、同56−3665
6号公報等参照)、ピラゾリン誘導体およびピラゾロン
誘導体(米国特許第3,180,729号明細書、同第
4,278,746号明細書、特開昭55−88064
号公報、同55−88065号公報、同49−1055
37号公報、同55−51086号公報、同56−80
051号公報、同56−88141号公報、同57−4
5545号公報、同54−112637号公報、同55
−74546号公報等参照)、フェニレンジアミン誘導
体(米国特許第3,615,404号明細書、特公昭5
1−10105号公報、同46−3712号公報、同4
7−25336号公報、特開昭54−53435号公
報、同54−110536号公報、同54−11992
5号公報等参照)、アリールアミン誘導体(米国特許第
3,567,450号明細書、同第3,180,703
号明細書、同第3,240,597号明細書、同第3,
658,520号明細書、同第4,232,103号明
細書、同第4,175,961号明細書、同第4,01
2,376号明細書、特公昭49−35702号公報、
同39−27577号公報、特開昭55−144250
号公報、同56−119132号公報、同56−224
37号公報、西独特許第1,110,518号明細書等
参照)、アミノ置換カルコン誘導体(米国特許第3,5
26,501号明細書等参照)、オキサゾール誘導体
(米国特許第3,257,203号明細書等に開示のも
の)、スチリルアントラセン誘導体(特開昭56−46
234号公報等参照)、フルオレノン誘導体(特開昭5
4−110837号公報等参照)、ヒドラゾン誘導体
(米国特許第3,717,462号明細書、特開昭54
−59143号公報、同55−52063号公報、同5
5−52064号公報、同55−46760号公報、同
55−85495号公報、同57−11350号公報、
同57−148749号公報、特開平2−311591
号公報等参照)、スチルベン誘導体(特開昭61−21
0363号公報、同61−228451号公報、同61
−14642号公報、同61−72255号公報、同6
2−47646号公報、同62−36674号公報、同
62−10652号公報、同62−30255号公報、
同60−93445号公報、同60−94462号公
報、同60−174749号公報、同60−17505
2号公報等参照)、シラザン誘導体(米国特許第4,9
50,950号明細書)、ポリシラン系(特開平2−2
04996号公報)、アニリン系共重合体(特開平2−
282263号公報)、特開平1−211399号公報
に開示されている導電性高分子オリゴマー(特にチオフ
ェンオリゴマー)等を挙げることができる。
国特許3,112,197号明細書等参照)、オキサジ
アゾール誘導体(米国特許3,189,447号明細書
等参照)、イミダゾール誘導体(特公昭37−1609
6号公報等参照)、ポリアリールアルカン誘導体(米国
特許3,615,402号明細書、同第3,820,9
89号明細書、同第3,542,544号明細書、特公
昭45−555号公報、同51−10983号公報、特
開昭51−93224号公報、同55−17105号公
報、同56−4148号公報、同55−108667号
公報、同55−156953号公報、同56−3665
6号公報等参照)、ピラゾリン誘導体およびピラゾロン
誘導体(米国特許第3,180,729号明細書、同第
4,278,746号明細書、特開昭55−88064
号公報、同55−88065号公報、同49−1055
37号公報、同55−51086号公報、同56−80
051号公報、同56−88141号公報、同57−4
5545号公報、同54−112637号公報、同55
−74546号公報等参照)、フェニレンジアミン誘導
体(米国特許第3,615,404号明細書、特公昭5
1−10105号公報、同46−3712号公報、同4
7−25336号公報、特開昭54−53435号公
報、同54−110536号公報、同54−11992
5号公報等参照)、アリールアミン誘導体(米国特許第
3,567,450号明細書、同第3,180,703
号明細書、同第3,240,597号明細書、同第3,
658,520号明細書、同第4,232,103号明
細書、同第4,175,961号明細書、同第4,01
2,376号明細書、特公昭49−35702号公報、
同39−27577号公報、特開昭55−144250
号公報、同56−119132号公報、同56−224
37号公報、西独特許第1,110,518号明細書等
参照)、アミノ置換カルコン誘導体(米国特許第3,5
26,501号明細書等参照)、オキサゾール誘導体
(米国特許第3,257,203号明細書等に開示のも
の)、スチリルアントラセン誘導体(特開昭56−46
234号公報等参照)、フルオレノン誘導体(特開昭5
4−110837号公報等参照)、ヒドラゾン誘導体
(米国特許第3,717,462号明細書、特開昭54
−59143号公報、同55−52063号公報、同5
5−52064号公報、同55−46760号公報、同
55−85495号公報、同57−11350号公報、
同57−148749号公報、特開平2−311591
号公報等参照)、スチルベン誘導体(特開昭61−21
0363号公報、同61−228451号公報、同61
−14642号公報、同61−72255号公報、同6
2−47646号公報、同62−36674号公報、同
62−10652号公報、同62−30255号公報、
同60−93445号公報、同60−94462号公
報、同60−174749号公報、同60−17505
2号公報等参照)、シラザン誘導体(米国特許第4,9
50,950号明細書)、ポリシラン系(特開平2−2
04996号公報)、アニリン系共重合体(特開平2−
282263号公報)、特開平1−211399号公報
に開示されている導電性高分子オリゴマー(特にチオフ
ェンオリゴマー)等を挙げることができる。
【0052】正孔注入層の材料としては、上記のものを
使用することができるが、ポルフィリン化合物(特開昭
63−2956965号公報等に開示のもの)、芳香族
第三級アミン化合物およびスチリルアミン化合物(米国
特許第4,127,412号明細書、特開昭53−27
033号公報、同54−58445号公報、同54−1
49634号公報、同54−64299号公報、同55
−79450号公報、同55−144250号公報、同
56−119132号公報、同61−295558号公
報、同61−98353号公報、同63−295695
号公報等参照)、特に、芳香族第三級アミン化合物を用
いることが好ましい。
使用することができるが、ポルフィリン化合物(特開昭
63−2956965号公報等に開示のもの)、芳香族
第三級アミン化合物およびスチリルアミン化合物(米国
特許第4,127,412号明細書、特開昭53−27
033号公報、同54−58445号公報、同54−1
49634号公報、同54−64299号公報、同55
−79450号公報、同55−144250号公報、同
56−119132号公報、同61−295558号公
報、同61−98353号公報、同63−295695
号公報等参照)、特に、芳香族第三級アミン化合物を用
いることが好ましい。
【0053】上記ポルフィリン化合物の代表例として
は、ポルフィン、1,10,15,20−テトラフェニ
ル−21H,23H−ポルフィン銅(II)、1,10,
15,20−テトラフェニル−21H,23H−ポルフ
ィン亜鉛(II)、5,10,15,20−テトラキス
(ペンタフルオロフェニル)−21H,23H−ポルフ
ィン、シリコンフタロシアニンオキシド、アルミニウム
フタロシアニンクロリド、フタロシアニン(無金属)、
ジリチウムフタロシアニン、銅テトラメチルフタロシア
ニン、銅フタロシアニン、クロムフタロシアニン、亜鉛
フタロシアニン、鉛フタロシアニン、チタニウムフタロ
シアニンオキシド、Mgフタロシアニン、銅オクタメチ
ルフタロシアニン等を挙げることができる。
は、ポルフィン、1,10,15,20−テトラフェニ
ル−21H,23H−ポルフィン銅(II)、1,10,
15,20−テトラフェニル−21H,23H−ポルフ
ィン亜鉛(II)、5,10,15,20−テトラキス
(ペンタフルオロフェニル)−21H,23H−ポルフ
ィン、シリコンフタロシアニンオキシド、アルミニウム
フタロシアニンクロリド、フタロシアニン(無金属)、
ジリチウムフタロシアニン、銅テトラメチルフタロシア
ニン、銅フタロシアニン、クロムフタロシアニン、亜鉛
フタロシアニン、鉛フタロシアニン、チタニウムフタロ
シアニンオキシド、Mgフタロシアニン、銅オクタメチ
ルフタロシアニン等を挙げることができる。
【0054】また、前記芳香族第三級アミン化合物およ
びスチリルアミン化合物の代表例としては、N,N,
N’,N’−テトラフェニル−4,4’−ジアミノフェ
ニル、N,N’−ジフェニル−N,N’−ビス−(3−
メチルフェニル)−[1,1’−ビフェニル]−4,
4’−ジアミン(以下TPDと略記する)、4,4’−
ビス[N,N−ジ−(3−トリル)アミノ]−4”−フ
ェニル−トリフェニルアミン(以下、TPD74と略記
する)、2,2−ビス(4−ジ−p−トリルアミノフェ
ニル)プロパン、1,1−ビス(4−ジ−p−トリルア
ミノフェニル)シクロヘキサン、N,N,N’,N’−
テトラ−p−トリル−4,4’−ジアミノフェニル、
1,1−ビス(4−ジ−p−トリルアミノフェニル)−
4−フェニルシクロヘキサン、ビス(4−ジメチルアミ
ノ−2−メチルフェニル)フェニルメタン、ビス(4−
ジ−p−トリルアミノフェニル)フェニルメタン、N,
N’−ジフェニル−N,N’−ジ(4−メトキシフェニ
ル)−4,4’−ジアミノビフェニル、N,N,N’,
N’−テトラフェニル−4,4’−ジアミノフェニルエ
ーテル、4,4’−ビス(ジフェニルアミノ)クオード
リフェニル、N,N,N−トリ(p−トリル)アミン、
4−(ジ−p−トリルアミノ)−4’−[4(ジ−p−
トリルアミノ)スチリル]スチルベン、4−N,N−ジ
フェニルアミノ−(2−ジフェニルビニル)ベンゼン、
3−メトキシ−4’−N,N−ジフェニルアミノスチル
ベンゼン、N−フェニルカルバゾール、米国特許第5,
061,569号に記載されている2個の縮合芳香族環
を分子内に有する、例えば、4,4’−ビス[N−(1
−ナフチル)−N−フェニルアミノ]ビフェニル(以下
NPDと略記する)、また、特開平4−308688号
公報で記載されているトリフェニルアミンユニットが3
つスターバースト型に連結された4,4’,4''−トリ
ス[N−(3−メチルフェニル)−N−フェニルアミ
ノ]トリフェニルアミン(以下MTDATAと略記す
る)等を挙げることができる。また、発光層の材料とし
て示した前述の芳香族ジメチリディン系化合物の他、p
型−Si、p型SiC等の無機化合物も正孔注入層の材
料として使用することができる。
びスチリルアミン化合物の代表例としては、N,N,
N’,N’−テトラフェニル−4,4’−ジアミノフェ
ニル、N,N’−ジフェニル−N,N’−ビス−(3−
メチルフェニル)−[1,1’−ビフェニル]−4,
4’−ジアミン(以下TPDと略記する)、4,4’−
ビス[N,N−ジ−(3−トリル)アミノ]−4”−フ
ェニル−トリフェニルアミン(以下、TPD74と略記
する)、2,2−ビス(4−ジ−p−トリルアミノフェ
ニル)プロパン、1,1−ビス(4−ジ−p−トリルア
ミノフェニル)シクロヘキサン、N,N,N’,N’−
テトラ−p−トリル−4,4’−ジアミノフェニル、
1,1−ビス(4−ジ−p−トリルアミノフェニル)−
4−フェニルシクロヘキサン、ビス(4−ジメチルアミ
ノ−2−メチルフェニル)フェニルメタン、ビス(4−
ジ−p−トリルアミノフェニル)フェニルメタン、N,
N’−ジフェニル−N,N’−ジ(4−メトキシフェニ
ル)−4,4’−ジアミノビフェニル、N,N,N’,
N’−テトラフェニル−4,4’−ジアミノフェニルエ
ーテル、4,4’−ビス(ジフェニルアミノ)クオード
リフェニル、N,N,N−トリ(p−トリル)アミン、
4−(ジ−p−トリルアミノ)−4’−[4(ジ−p−
トリルアミノ)スチリル]スチルベン、4−N,N−ジ
フェニルアミノ−(2−ジフェニルビニル)ベンゼン、
3−メトキシ−4’−N,N−ジフェニルアミノスチル
ベンゼン、N−フェニルカルバゾール、米国特許第5,
061,569号に記載されている2個の縮合芳香族環
を分子内に有する、例えば、4,4’−ビス[N−(1
−ナフチル)−N−フェニルアミノ]ビフェニル(以下
NPDと略記する)、また、特開平4−308688号
公報で記載されているトリフェニルアミンユニットが3
つスターバースト型に連結された4,4’,4''−トリ
ス[N−(3−メチルフェニル)−N−フェニルアミ
ノ]トリフェニルアミン(以下MTDATAと略記す
る)等を挙げることができる。また、発光層の材料とし
て示した前述の芳香族ジメチリディン系化合物の他、p
型−Si、p型SiC等の無機化合物も正孔注入層の材
料として使用することができる。
【0055】正孔注入層は、上述した化合物を、例えば
真空蒸着法、スピンコート法、キャスト法、LB法等の
公知の方法により薄膜化することにより形成することが
できる。正孔注入層としての膜厚は、特に制限はない
が、通常は5nm〜5μmである。この正孔注入層は、
上述した材料の一種または二種以上からなる一層で構成
されていてもよいし、または、前記正孔注入層とは別種
の化合物からなる正孔注入層を積層したものであっても
よい。
真空蒸着法、スピンコート法、キャスト法、LB法等の
公知の方法により薄膜化することにより形成することが
できる。正孔注入層としての膜厚は、特に制限はない
が、通常は5nm〜5μmである。この正孔注入層は、
上述した材料の一種または二種以上からなる一層で構成
されていてもよいし、または、前記正孔注入層とは別種
の化合物からなる正孔注入層を積層したものであっても
よい。
【0056】また、有機半導体層は、発光層への正孔注
入または電子注入を助ける層であって、10-10S/c
m以上の導電率を有するものが好適である。このような
有機半導体層の材料としては、含チオフェンオリゴマー
や含アリールアミンオリゴマー等の導電性オリゴマー、
含アリールアミンデンドリマー等の導電性デンドリマー
等を用いることができる。
入または電子注入を助ける層であって、10-10S/c
m以上の導電率を有するものが好適である。このような
有機半導体層の材料としては、含チオフェンオリゴマー
や含アリールアミンオリゴマー等の導電性オリゴマー、
含アリールアミンデンドリマー等の導電性デンドリマー
等を用いることができる。
【0057】−4.電子注入層、付着改善層 電子注入層は、発光層への電子の注入を助ける層であっ
て、電子移動度が大きく、また付着改善層は、この電子
注入層の中で、特に陰極との付着が良い材料からなる層
である。電子注入層に用いられる電子注入材料として
は、例えば、8−ヒドロキシキノリンまたはその誘導体
の金属錯体、あるいはオキサジアゾール誘導体が好まし
く挙げられる。付着改善層に用いられる材料としては、
特に、8−ヒドロキシキノリンまたはその誘導体の金属
錯体が好適である。上記8−ヒドロキシキノリンまたは
その誘導体の金属錯体の具体例としては、オキシン(一
般に8−キノリノールまたは8−ヒドロキシキノリン)
のキレートを含む金属キレートオキサノイド化合物が挙
げられる。一方、オキサジアゾール誘導体としては、一
般式(II),(III)および(IV)
て、電子移動度が大きく、また付着改善層は、この電子
注入層の中で、特に陰極との付着が良い材料からなる層
である。電子注入層に用いられる電子注入材料として
は、例えば、8−ヒドロキシキノリンまたはその誘導体
の金属錯体、あるいはオキサジアゾール誘導体が好まし
く挙げられる。付着改善層に用いられる材料としては、
特に、8−ヒドロキシキノリンまたはその誘導体の金属
錯体が好適である。上記8−ヒドロキシキノリンまたは
その誘導体の金属錯体の具体例としては、オキシン(一
般に8−キノリノールまたは8−ヒドロキシキノリン)
のキレートを含む金属キレートオキサノイド化合物が挙
げられる。一方、オキサジアゾール誘導体としては、一
般式(II),(III)および(IV)
【0058】
【化5】
【0059】(式中Ar10〜Ar13は、それぞれ置換ま
たは無置換のアリール基を示し、Ar 10とAr11および
Ar12とAr13は、それぞれにおいて互いに同一であっ
ても異なっていてもよく、Ar14置換または無置換のア
リレーン基を示す。)で表わされる電子伝達化合物が挙
げられる。ここで、アリール基としては、フェニル基、
ビフェニル基、アントラニル基、ペリレニル基、ピレニ
ル基等が挙げられ、アリレーン基としてはフェニレン
基、ナフチレン基、ビフェニレン基、アントラセニレン
基、ペリレニレン基、ピレニレン基等が挙げられる。ま
た、置換基としては、炭素数1〜10のアルキル基、炭
素数1〜10のアルコキシ基またはシアノ基等が挙げら
れる。この電子伝達化合物は、薄膜形成性のものが好ま
しい。上記電子伝達化合物の具体例としては、下記のも
のを挙げることができる。
たは無置換のアリール基を示し、Ar 10とAr11および
Ar12とAr13は、それぞれにおいて互いに同一であっ
ても異なっていてもよく、Ar14置換または無置換のア
リレーン基を示す。)で表わされる電子伝達化合物が挙
げられる。ここで、アリール基としては、フェニル基、
ビフェニル基、アントラニル基、ペリレニル基、ピレニ
ル基等が挙げられ、アリレーン基としてはフェニレン
基、ナフチレン基、ビフェニレン基、アントラセニレン
基、ペリレニレン基、ピレニレン基等が挙げられる。ま
た、置換基としては、炭素数1〜10のアルキル基、炭
素数1〜10のアルコキシ基またはシアノ基等が挙げら
れる。この電子伝達化合物は、薄膜形成性のものが好ま
しい。上記電子伝達化合物の具体例としては、下記のも
のを挙げることができる。
【0060】
【化6】
【0061】−5.陰極 陰極としては、仕事関数の小さい(4eV以下)金属、
合金、電気伝導性化合物およびこれらの混合物を電極物
質とするものが用いられる。このような電極物質の具体
例としては、ナトリウム、ナトリウム−カリウム合金、
マグネシウム、リチウム、マグネシウム・銀合金、アル
ミニウム/酸化アルミニウム(Al2 O 3 )、アルミニ
ウム・リチウム合金、インジウム、希土類金属等が挙げ
られる。陰極は、これらの電極物質を用いて、蒸着やス
パッタリング等の方法により薄膜を形成することにより
作製できる。また、陰極としてのシート抵抗は数百Ω/
□以下が好ましく、膜厚は通常10nm〜1μmであ
り、特に、50〜200nmの範囲が好ましい。なお、
本発明では、陽極または陰極のいずれか一方が透明また
は半透明であると、発光を透過して発光の取り出し効率
が高くなるので好ましい。
合金、電気伝導性化合物およびこれらの混合物を電極物
質とするものが用いられる。このような電極物質の具体
例としては、ナトリウム、ナトリウム−カリウム合金、
マグネシウム、リチウム、マグネシウム・銀合金、アル
ミニウム/酸化アルミニウム(Al2 O 3 )、アルミニ
ウム・リチウム合金、インジウム、希土類金属等が挙げ
られる。陰極は、これらの電極物質を用いて、蒸着やス
パッタリング等の方法により薄膜を形成することにより
作製できる。また、陰極としてのシート抵抗は数百Ω/
□以下が好ましく、膜厚は通常10nm〜1μmであ
り、特に、50〜200nmの範囲が好ましい。なお、
本発明では、陽極または陰極のいずれか一方が透明また
は半透明であると、発光を透過して発光の取り出し効率
が高くなるので好ましい。
【0062】カラーフィルタ カラーフィルタには、特に制限はなく、例えば透明樹脂
に顔料を分散したものを挙げることができる。この透明
樹脂としては、ポリメチルメタクリレート、ポリカーボ
ネート、ポリビニルアルコール、ポリアクリレート等を
挙げることができる。緑色系統の光を取り出す場合に用
いる顔料としては、緑色系統の顔料であり、フタロシア
ニン系、ハロゲン化フタロシアニンが好ましく、赤色系
統の光を取り出す場合に用いる赤色顔料としては、ペリ
レン顔料等が好ましい。青色系統の光を取り出すために
用いる青色顔料としては、フタロシアニン顔料、キナク
リドン顔料等が好ましい。また、異なる色(種類)のカ
ラーフィルタを平面的に分離配置するためには、透明樹
脂としてアクリル酸系、メタクリル酸系、ポリケイ皮酸
ビニル系等のレジスト材料を用いて、フォトリソグラフ
を行なうのが好ましい。
に顔料を分散したものを挙げることができる。この透明
樹脂としては、ポリメチルメタクリレート、ポリカーボ
ネート、ポリビニルアルコール、ポリアクリレート等を
挙げることができる。緑色系統の光を取り出す場合に用
いる顔料としては、緑色系統の顔料であり、フタロシア
ニン系、ハロゲン化フタロシアニンが好ましく、赤色系
統の光を取り出す場合に用いる赤色顔料としては、ペリ
レン顔料等が好ましい。青色系統の光を取り出すために
用いる青色顔料としては、フタロシアニン顔料、キナク
リドン顔料等が好ましい。また、異なる色(種類)のカ
ラーフィルタを平面的に分離配置するためには、透明樹
脂としてアクリル酸系、メタクリル酸系、ポリケイ皮酸
ビニル系等のレジスト材料を用いて、フォトリソグラフ
を行なうのが好ましい。
【0063】色変換媒体層 色変換媒体には、主に蛍光色素からなるもの、蛍光色素
を透明媒質中に分散したもの等がある。緑色の発光を、
橙色から赤色発光に変換する蛍光色素については、例え
ば、4−ジシアノメチレン−2−メチル−6−(p−ジ
メチルアミノスチルリン)−4H−ピラン(以下DC
M)等のシアニン系色素、1−エチル−2−(4−(p
−ジメチルアミノフェニル)−1,3−ブタジエニル)
−ピリジウム−パーコラレイト(以下ピリジン1)等の
ピリジン系色素、ローダミンB、ローダミン6G等のキ
サンチン系色素、他にオキサジン系を挙げることができ
る。青色の発光を緑色系に変換する蛍光色素としては、
クマリン系色素、ナフタルイミド系色素、スチリルアミ
ン系色素等を採用でき、具体的には、クマリン6、クマ
リン7、クマリン30等を挙げることができる。
を透明媒質中に分散したもの等がある。緑色の発光を、
橙色から赤色発光に変換する蛍光色素については、例え
ば、4−ジシアノメチレン−2−メチル−6−(p−ジ
メチルアミノスチルリン)−4H−ピラン(以下DC
M)等のシアニン系色素、1−エチル−2−(4−(p
−ジメチルアミノフェニル)−1,3−ブタジエニル)
−ピリジウム−パーコラレイト(以下ピリジン1)等の
ピリジン系色素、ローダミンB、ローダミン6G等のキ
サンチン系色素、他にオキサジン系を挙げることができ
る。青色の発光を緑色系に変換する蛍光色素としては、
クマリン系色素、ナフタルイミド系色素、スチリルアミ
ン系色素等を採用でき、具体的には、クマリン6、クマ
リン7、クマリン30等を挙げることができる。
【0064】さらに、各種染料(直接染料、酸性染料、
塩基性染料、分散染料等)も蛍光性があれば採用でき
る。また、前記蛍光色素を樹脂中にあらかじめ練りこん
で顔料化したものでもよい。
塩基性染料、分散染料等)も蛍光性があれば採用でき
る。また、前記蛍光色素を樹脂中にあらかじめ練りこん
で顔料化したものでもよい。
【0065】これらの蛍光色素は、必要に応じて、単独
または混合して用いてもよい。特に赤色への蛍光変換効
率は低いので、上記色素を混合して用いて、発光から蛍
光への変換効率を高めることもできる。一方、樹脂媒質
としては、透明な(可視光50%以上)材料が好まし
い。例えば、ポリメチルメタクリレート、ポリアクリレ
ート、ポリカーボネート、ポリビニルアルコール、ポリ
ビニルピロリドン、ヒドロキシエチルセルロース、カル
ボキシメチルセルロース等の透明樹脂(高分子)を挙げ
ることができる。
または混合して用いてもよい。特に赤色への蛍光変換効
率は低いので、上記色素を混合して用いて、発光から蛍
光への変換効率を高めることもできる。一方、樹脂媒質
としては、透明な(可視光50%以上)材料が好まし
い。例えば、ポリメチルメタクリレート、ポリアクリレ
ート、ポリカーボネート、ポリビニルアルコール、ポリ
ビニルピロリドン、ヒドロキシエチルセルロース、カル
ボキシメチルセルロース等の透明樹脂(高分子)を挙げ
ることができる。
【0066】このような蛍光体層(色変換媒体)を平面
的に分離配置するために、フォトリソグラフィ法が適用
できる透明な感光性樹脂も選ぶことができる。この感光
性樹脂としては、例えば、アクリル酸系、メタクリル酸
系、ポリケイ皮酸ビニル系、環ゴム系等の反応性ビニル
基を有する光硬化型レジスト材料が挙げられる。また、
印刷法により分離配置する場合には、透明な樹脂を用い
た印刷インキ(メジウム)を選ぶことができ、例えば、
メラミン樹脂、フェノール樹脂、アルキド樹脂、エポキ
シ樹脂、ポリウレタン樹脂、ポリエステル樹脂、マレイ
ン酸樹脂、ポリアミド樹脂のモノマー、オリゴマー、ポ
リマー、またポリメチルメタクリレート、ポリアクリレ
ート、ポリカーボネート、ポリビニルアルコール、ポリ
ビニルピロリドン、ヒドロキシエチルセルロース、カル
ボキシメチルセルロース等の透明樹脂を用いることがで
きる。
的に分離配置するために、フォトリソグラフィ法が適用
できる透明な感光性樹脂も選ぶことができる。この感光
性樹脂としては、例えば、アクリル酸系、メタクリル酸
系、ポリケイ皮酸ビニル系、環ゴム系等の反応性ビニル
基を有する光硬化型レジスト材料が挙げられる。また、
印刷法により分離配置する場合には、透明な樹脂を用い
た印刷インキ(メジウム)を選ぶことができ、例えば、
メラミン樹脂、フェノール樹脂、アルキド樹脂、エポキ
シ樹脂、ポリウレタン樹脂、ポリエステル樹脂、マレイ
ン酸樹脂、ポリアミド樹脂のモノマー、オリゴマー、ポ
リマー、またポリメチルメタクリレート、ポリアクリレ
ート、ポリカーボネート、ポリビニルアルコール、ポリ
ビニルピロリドン、ヒドロキシエチルセルロース、カル
ボキシメチルセルロース等の透明樹脂を用いることがで
きる。
【0067】蛍光体層が主に蛍光色素からなる場合は、
所望の蛍光体層パターンのマスクを介して真空蒸着また
はスパッタリング法で成膜できる。一方、蛍光体層が蛍
光色素と樹脂とからなる場合は、蛍光色素と上記樹脂お
よびレジストを混合、分離または可溶化させ、スピンコ
ート、ロールコート、キャスト法等の方法で成膜し、フ
ォトリソグラフィ法で所望の蛍光体層パターンでパター
ニングしたり、スクリーン印刷等の方法で所望の蛍光体
層パターンでパターニングするのが一般的である。
所望の蛍光体層パターンのマスクを介して真空蒸着また
はスパッタリング法で成膜できる。一方、蛍光体層が蛍
光色素と樹脂とからなる場合は、蛍光色素と上記樹脂お
よびレジストを混合、分離または可溶化させ、スピンコ
ート、ロールコート、キャスト法等の方法で成膜し、フ
ォトリソグラフィ法で所望の蛍光体層パターンでパター
ニングしたり、スクリーン印刷等の方法で所望の蛍光体
層パターンでパターニングするのが一般的である。
【0068】蛍光体層の膜厚は、有機EL素子(発光
層)の発光を十分に吸収し、蛍光を発生する機能を妨げ
るものでなければ制限はなく、蛍光色素により若干異な
るが、通常、10nm〜1mm程度が適当である。ま
た、特に、蛍光体層が蛍光色素と樹脂からなるものは、
蛍光色素の濃度が蛍光の濃度消光を起こすことなく、か
つ、有機EL素子の発光を十分吸収できる範囲であれば
よい。蛍光色素の種類によるが、使用する樹脂に対して
1〜10-4mol/kgの濃度が好適に用いられる。
層)の発光を十分に吸収し、蛍光を発生する機能を妨げ
るものでなければ制限はなく、蛍光色素により若干異な
るが、通常、10nm〜1mm程度が適当である。ま
た、特に、蛍光体層が蛍光色素と樹脂からなるものは、
蛍光色素の濃度が蛍光の濃度消光を起こすことなく、か
つ、有機EL素子の発光を十分吸収できる範囲であれば
よい。蛍光色素の種類によるが、使用する樹脂に対して
1〜10-4mol/kgの濃度が好適に用いられる。
【0069】2.多色発光装置の製造方法 多色発光装置は、(1)色形成手段を形成する工程、
(2)透明電極(陽極)を形成する工程、(3)第一有
機化合物層を形成する工程、(4)第二有機化合物層を
形成する工程、(5)対向電極(陰極)を形成する工
程、を行うことにより作製できる。
(2)透明電極(陽極)を形成する工程、(3)第一有
機化合物層を形成する工程、(4)第二有機化合物層を
形成する工程、(5)対向電極(陰極)を形成する工
程、を行うことにより作製できる。
【0070】(1)色形成手段を形成する工程 色形成手段は、例えば、次の〜の工程を行って基板
上に並設できる。 基板洗浄工程 基板の洗浄方法については、特に制限はなく、例えば、
イソプロピルアルコールで超音波洗浄する方法がある。
上に並設できる。 基板洗浄工程 基板の洗浄方法については、特に制限はなく、例えば、
イソプロピルアルコールで超音波洗浄する方法がある。
【0071】カラーフィルタまたは色変換媒体の成膜
およびパターニング工程 ここでは、色形成手段が表4に示した構成の場合につい
て説明するが、他の構成の場合も、同様にして色形成手
段を形成できる。すなわち、基板上に青色および緑色の
カラーフィルタを並設する場合、カラーレジストによ
り、青色画素用の青色カラーレジストを成膜し、この
後、フォトマスクを通しての露光を行い、所定のパター
ンによりカラーレジストパターンが残存するようにした
後、緑色画素用の緑色カラーレジストを成膜し、同様に
所定のパターンでこのカラーレジスト膜が残るようにす
る。
およびパターニング工程 ここでは、色形成手段が表4に示した構成の場合につい
て説明するが、他の構成の場合も、同様にして色形成手
段を形成できる。すなわち、基板上に青色および緑色の
カラーフィルタを並設する場合、カラーレジストによ
り、青色画素用の青色カラーレジストを成膜し、この
後、フォトマスクを通しての露光を行い、所定のパター
ンによりカラーレジストパターンが残存するようにした
後、緑色画素用の緑色カラーレジストを成膜し、同様に
所定のパターンでこのカラーレジスト膜が残るようにす
る。
【0072】緑色のカラーフィルタの代わりに青色の光
を緑色に変換する色変換媒体を用いる場合には、この媒
体自身が感光性を保有する場合は、カラーフィルタの場
合と同様にして緑色変換媒体パターンの成膜を施すこと
ができる。或いは、他の方法として、緑色変換媒体を成
膜後、その上よりフォトレジストを成膜し、フォトマス
クを通して露光後、フォトレジストパターンが残るよう
にする。さらにフォトレジストが残存していない箇所を
各種溶媒(たとえば、希塩酸水溶液や10〜20%の酢
酸)でエッチングして、さらにフォトレジストを剥離し
緑色変換媒体のパターン成膜を施す方法を挙げることが
できる。
を緑色に変換する色変換媒体を用いる場合には、この媒
体自身が感光性を保有する場合は、カラーフィルタの場
合と同様にして緑色変換媒体パターンの成膜を施すこと
ができる。或いは、他の方法として、緑色変換媒体を成
膜後、その上よりフォトレジストを成膜し、フォトマス
クを通して露光後、フォトレジストパターンが残るよう
にする。さらにフォトレジストが残存していない箇所を
各種溶媒(たとえば、希塩酸水溶液や10〜20%の酢
酸)でエッチングして、さらにフォトレジストを剥離し
緑色変換媒体のパターン成膜を施す方法を挙げることが
できる。
【0073】保護層成膜工程 保護層は、カラーフィルタや色変換媒体による凹凸を平
坦化する意味で各種透明樹脂を成膜することが好まし
い。これに用いる透明樹脂(例えば、ポリウレタンやア
クリル系樹脂)は、スピンコーティング法で成膜し、熱
によりキュアリングを施し乾燥硬化させる。
坦化する意味で各種透明樹脂を成膜することが好まし
い。これに用いる透明樹脂(例えば、ポリウレタンやア
クリル系樹脂)は、スピンコーティング法で成膜し、熱
によりキュアリングを施し乾燥硬化させる。
【0074】(2)透明電極(陽極)を形成する工程 透明電極(陽極)は、公知のスパッタリングや蒸着法で
成膜すればよく、フォトリングラフ法によりパターニン
グすることができる。
成膜すればよく、フォトリングラフ法によりパターニン
グすることができる。
【0075】(3)第一有機化合物層を形成する工程 (4)第二有機化合物層を形成する工程 第一、第二有機化合物層は、それぞれ真空蒸着により成
膜することが好ましく、多層の場合も各層を順次真空蒸
着することが好ましい。第一、第二有機化合物層を並設
するためには、第一有機化合物層を設ける位置に対応し
た部分のみ開口したシャドーマスクを用いて第一有機化
合物層を成膜し、第二有機化合物層を設ける位置に対応
した部分のみ開口したシャドーマスクを用いて第二有機
化合物層を成膜すればよい。或いは、インクジェット法
により成膜を行ってもよく、この方法では、第一有機化
合物層のみを成膜した後に、第二有機化合物層のみを成
膜できる。この場合には、発光材料を透明樹脂に分散し
てインクジェット溶液とすればよい。
膜することが好ましく、多層の場合も各層を順次真空蒸
着することが好ましい。第一、第二有機化合物層を並設
するためには、第一有機化合物層を設ける位置に対応し
た部分のみ開口したシャドーマスクを用いて第一有機化
合物層を成膜し、第二有機化合物層を設ける位置に対応
した部分のみ開口したシャドーマスクを用いて第二有機
化合物層を成膜すればよい。或いは、インクジェット法
により成膜を行ってもよく、この方法では、第一有機化
合物層のみを成膜した後に、第二有機化合物層のみを成
膜できる。この場合には、発光材料を透明樹脂に分散し
てインクジェット溶液とすればよい。
【0076】また、第一、第二有機化合物層は、フォト
ブリーチング法(WO97/43874参照)を用いて
形成してもよい。すなわち、発光材料に赤色、緑色およ
び青色の蛍光色素を含有させ、これを用いて透明電極上
の全面に蒸着法等により薄膜を形成する。なお、蛍光色
素の代わりに蛍光性のポリマーを用いてもよい。次い
で、第一発光層に対応した部分のみ開口したマスクを用
い、赤色蛍光色素が吸収する光を酸素の存在下で照射す
る。この光の吸収波長は、好ましくは、530nm〜6
00nmである。すると、赤色蛍光色素は劣化し、緑色
および青色の蛍光色素は、前記波長の光を吸収しないの
で劣化しない。従って、光を照射した部分は、電圧を印
加したときに青色および緑色を同時に発光するようにな
り、これにより、第一発光層が形成される。また、マス
クに覆われて光が照射されなかった部分は、三色のうち
最もエネルギーの低い赤色色素が発光する第二発光層と
なる。このフォトブリーチング法では、発光材料を一回
成膜するだけでよいため、第一、第二発光層を簡単に形
成できる。
ブリーチング法(WO97/43874参照)を用いて
形成してもよい。すなわち、発光材料に赤色、緑色およ
び青色の蛍光色素を含有させ、これを用いて透明電極上
の全面に蒸着法等により薄膜を形成する。なお、蛍光色
素の代わりに蛍光性のポリマーを用いてもよい。次い
で、第一発光層に対応した部分のみ開口したマスクを用
い、赤色蛍光色素が吸収する光を酸素の存在下で照射す
る。この光の吸収波長は、好ましくは、530nm〜6
00nmである。すると、赤色蛍光色素は劣化し、緑色
および青色の蛍光色素は、前記波長の光を吸収しないの
で劣化しない。従って、光を照射した部分は、電圧を印
加したときに青色および緑色を同時に発光するようにな
り、これにより、第一発光層が形成される。また、マス
クに覆われて光が照射されなかった部分は、三色のうち
最もエネルギーの低い赤色色素が発光する第二発光層と
なる。このフォトブリーチング法では、発光材料を一回
成膜するだけでよいため、第一、第二発光層を簡単に形
成できる。
【0077】(5)対向電極(陰極)を形成する工程 陰極は、シャドーマスクを利用して蒸着することで、成
膜およびパターニングを行える。
膜およびパターニングを行える。
【0078】
【実施例】以下、本発明を具体的な実施例に基づいて説
明する。 〔実施例1〕本実施例1は、前記実施形態に基づいて、
図2に示すような多色発光装置1を作製する実験であ
る。この多色発光装置1は、第一、第二有機化合物層1
5,16が、各透明電極13に沿って分離した状態に形
成されたものであり、第一、第二発光層の各発光色およ
び色変換手段の組み合わせは表4に示す通りである。な
お、色形成手段としては、カラーフィルタを採用した。
明する。 〔実施例1〕本実施例1は、前記実施形態に基づいて、
図2に示すような多色発光装置1を作製する実験であ
る。この多色発光装置1は、第一、第二有機化合物層1
5,16が、各透明電極13に沿って分離した状態に形
成されたものであり、第一、第二発光層の各発光色およ
び色変換手段の組み合わせは表4に示す通りである。な
お、色形成手段としては、カラーフィルタを採用した。
【0079】(1)カラーフィルタの作製 ガラス基板(1.1mm厚,20cm角)上に、90μ
m×300μmの緑色カラーフィルタと、90μm×3
00μmの青色カラーフィルタとを交互にストライプ状
に形成した。各カラーフィルタのピッチは、330μm
とした。これらのカラーフィルタは、次のようにして作
製した。すなわち、洗浄したガラス基板上に、富士ハン
ト社製の感光性カラーレジストをスピンコートし、フォ
トマスクを通して感光、現像した。このとき、緑色用カ
ラーレジストを用いて緑色カラーフィルタを作製してか
ら、青色用カラーレジストを用いて青色カラーフィルタ
を作製した。次に、これらのカラーフィルタ上の全面
に、カラーフィルタの保護膜として、新日鉄化学社製オ
ーバーコート(V259)をスピンコートし、200℃
でベークした。
m×300μmの緑色カラーフィルタと、90μm×3
00μmの青色カラーフィルタとを交互にストライプ状
に形成した。各カラーフィルタのピッチは、330μm
とした。これらのカラーフィルタは、次のようにして作
製した。すなわち、洗浄したガラス基板上に、富士ハン
ト社製の感光性カラーレジストをスピンコートし、フォ
トマスクを通して感光、現像した。このとき、緑色用カ
ラーレジストを用いて緑色カラーフィルタを作製してか
ら、青色用カラーレジストを用いて青色カラーフィルタ
を作製した。次に、これらのカラーフィルタ上の全面
に、カラーフィルタの保護膜として、新日鉄化学社製オ
ーバーコート(V259)をスピンコートし、200℃
でベークした。
【0080】(2)透明電極の作製 次に、保護膜上に、ITOを膜厚120nmとなるよう
にスパッタリングにより成膜した。このITO膜の面抵
抗値は、25Ω/□であった。この後、ITO膜をフォ
トリソグラフにてストライプ加工した。ストライプのピ
ッチは110μm であり、ITO幅は90μm であり、
既に設けた緑色、青色カラーフィルタと重なるようにパ
ターン加工した。
にスパッタリングにより成膜した。このITO膜の面抵
抗値は、25Ω/□であった。この後、ITO膜をフォ
トリソグラフにてストライプ加工した。ストライプのピ
ッチは110μm であり、ITO幅は90μm であり、
既に設けた緑色、青色カラーフィルタと重なるようにパ
ターン加工した。
【0081】(3)第一有機化合物層の作製 (1)(2)で得られたカラーフィルタ付き基板を、イ
ソプロピルアルコールにて5分間超音波洗浄した後、U
Vオゾン洗浄を10分間行なった。この洗浄した基板
を、真空蒸着装置の基板ホルダーに取り付けた。このと
き、第一有機化合物層に対応した部分のみ開口した第一
のシャドーマスクを基板上に設けて、第一有機化合物層
に対応した部分のみを露出させた。
ソプロピルアルコールにて5分間超音波洗浄した後、U
Vオゾン洗浄を10分間行なった。この洗浄した基板
を、真空蒸着装置の基板ホルダーに取り付けた。このと
き、第一有機化合物層に対応した部分のみ開口した第一
のシャドーマスクを基板上に設けて、第一有機化合物層
に対応した部分のみを露出させた。
【0082】そして、正孔注入材料としてのMTDAT
Aを蒸着して膜厚80nmの正孔注入層を成膜し、この
上に、正孔輸送材料としてのNPDを蒸着して膜厚20
nmの正孔輸送層を形成した。次に、第一発光層の発光
(ホスト)材料として、4,4′−ビス(2,2−ジフ
ェニルビニル)ビフェニル(DPVBi)を蒸着して4
0nmの第一発光層を成膜した。このとき、青色蛍光色
素としての4,4’−ビス(2−(4−N,N−ジフェ
ニルアミノ)フェニルビニル)ビフェニル(PAVB)
と、緑色蛍光色素としてのクマリン6とを同時に蒸着し
た。これらのPAVBおよびクマリン6の第一発光層全
体に対する濃度は、それぞれ1mol%であった。この
後、電子注入材料としてのAlqを蒸着して、第一発光
層の上に膜厚20μmの電子注入層を形成した。
Aを蒸着して膜厚80nmの正孔注入層を成膜し、この
上に、正孔輸送材料としてのNPDを蒸着して膜厚20
nmの正孔輸送層を形成した。次に、第一発光層の発光
(ホスト)材料として、4,4′−ビス(2,2−ジフ
ェニルビニル)ビフェニル(DPVBi)を蒸着して4
0nmの第一発光層を成膜した。このとき、青色蛍光色
素としての4,4’−ビス(2−(4−N,N−ジフェ
ニルアミノ)フェニルビニル)ビフェニル(PAVB)
と、緑色蛍光色素としてのクマリン6とを同時に蒸着し
た。これらのPAVBおよびクマリン6の第一発光層全
体に対する濃度は、それぞれ1mol%であった。この
後、電子注入材料としてのAlqを蒸着して、第一発光
層の上に膜厚20μmの電子注入層を形成した。
【0083】(4)第二有機化合物層の作製 第一有機化合物層の作製が完了した後、第一のシャドー
マスクを取り外して、第二有機化合物層に対応した部分
のみ開口した第二のシャドーマスクを装着した。そし
て、第二発光層以外は第一有機化合物層と同様にして成
膜した。第二発光層は、発光(ホスト)材料としてのA
lqと赤色蛍光色素としてのDCMとを同時に蒸着して
形成した。このDCMの濃度は、第二発光層の2.4m
ol%であった。
マスクを取り外して、第二有機化合物層に対応した部分
のみ開口した第二のシャドーマスクを装着した。そし
て、第二発光層以外は第一有機化合物層と同様にして成
膜した。第二発光層は、発光(ホスト)材料としてのA
lqと赤色蛍光色素としてのDCMとを同時に蒸着して
形成した。このDCMの濃度は、第二発光層の2.4m
ol%であった。
【0084】(5)対向電極(陰極)の作製 第二有機化合物層の作製後、第二のシャドーマスクを取
り外し、対向電極に対応した部分のみ開口した第三のシ
ャドーマスクを取り付けた。そして、リチウムを5at
m%含むアルミニウム合金フレークを抵抗加熱により蒸
着して、第一、第二有機化合物層上に、膜厚200nm
のAl:Li陰極を形成した。この第四のシャドーマス
クの開口は、200μm幅のストライプ状に形成され、
300μmピッチでAl:Li陰極ストライプが、IT
O(透明電極)と直交するように形成されている。
り外し、対向電極に対応した部分のみ開口した第三のシ
ャドーマスクを取り付けた。そして、リチウムを5at
m%含むアルミニウム合金フレークを抵抗加熱により蒸
着して、第一、第二有機化合物層上に、膜厚200nm
のAl:Li陰極を形成した。この第四のシャドーマス
クの開口は、200μm幅のストライプ状に形成され、
300μmピッチでAl:Li陰極ストライプが、IT
O(透明電極)と直交するように形成されている。
【0085】このようにして作製した多色発光装置を駆
動装置に接続して駆動テストを行った。その結果、赤色
発光画素、緑色発光画素および青色発光画素がともに発
光し、第一発光層からは緑色および青色の光が得られ、
第二発光層からは赤色の光が得られ、三色の画像表示を
行なえることが確認された。
動装置に接続して駆動テストを行った。その結果、赤色
発光画素、緑色発光画素および青色発光画素がともに発
光し、第一発光層からは緑色および青色の光が得られ、
第二発光層からは赤色の光が得られ、三色の画像表示を
行なえることが確認された。
【0086】
【発明の効果】以上に述べたように、本発明によれば、
透明電極および対向電極の間に第一発光層および第二発
光層を並設した多色発光装置において、第一発光層の透
明電極側に色形成手段を複数種類設けて、第一発光層の
発光から複数種類の色の光をつくり出すので、第二発光
層の発光と合わせて三色以上の光が得られるから、多色
化を実現できる。従って、二種類の発光層でカラー化を
実現できるため、これらの第一、第二発光層を別々に成
膜しても、発光層に対しては二回の成膜でよいので容易
に作製できる。また、マスクの位置合わせも二回でよい
ため、歩留まりを向上できる。
透明電極および対向電極の間に第一発光層および第二発
光層を並設した多色発光装置において、第一発光層の透
明電極側に色形成手段を複数種類設けて、第一発光層の
発光から複数種類の色の光をつくり出すので、第二発光
層の発光と合わせて三色以上の光が得られるから、多色
化を実現できる。従って、二種類の発光層でカラー化を
実現できるため、これらの第一、第二発光層を別々に成
膜しても、発光層に対しては二回の成膜でよいので容易
に作製できる。また、マスクの位置合わせも二回でよい
ため、歩留まりを向上できる。
【0087】さらに、第一発光層による主色系統の発光
から複数色の光を得るので、白色光から所定の色の光を
取り出す従来の方法よりも、発光層の発光を効率よく利
用できるから、装置全体の発光効率を高めることができ
る。また、第二発光層の透明電極側には色形成手段を設
けなくてもよいので、装置構成を簡略化できる上、第二
発光層を発光効率の悪い色の発光層とすれば、発光を効
率よく取り出すことができるから、電力消費量を低減で
きる。
から複数色の光を得るので、白色光から所定の色の光を
取り出す従来の方法よりも、発光層の発光を効率よく利
用できるから、装置全体の発光効率を高めることができ
る。また、第二発光層の透明電極側には色形成手段を設
けなくてもよいので、装置構成を簡略化できる上、第二
発光層を発光効率の悪い色の発光層とすれば、発光を効
率よく取り出すことができるから、電力消費量を低減で
きる。
【図1】本発明の一実施形態を示す断面図。
【図2】本発明の実施例を示す断面図。
1 多色発光装置 11 基板 12A,12B 色形成手段 13 透明電極 14 対向電極 15 第一有機化合物層 16 第二有機化合物層 17 保護層
Claims (5)
- 【請求項1】 透明電極と、この透明電極に対向して設
けられた対向電極と、これらの透明電極および対向電極
の間に並設された第一発光層および第二発光層とを備え
た多色発光装置であって、 前記第一発光層は、第一の主色系統の発光を行う有機発
光層であり、 前記第二発光層は、第二の主色系統の発光を行う有機発
光層であり、 前記第一発光層の透明電極側には、当該第一発光層の発
光色から所定の色をつくり出す色形成手段が複数種類並
設され、 これらの色形成手段により得られる光の色は互いに異な
ることを特徴とする多色発光装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載した多色発光装置におい
て、 前記色形成手段は、カラーフィルタまたは色変換媒体で
あることを特徴とする多色発光装置。 - 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載した多色
発光装置において、 前記第一発光層は、青色系統の発光を行うものであり、 前記第二発光層は、赤色系統の発光を行うものであるこ
とを特徴とする多色発光装置。 - 【請求項4】 請求項1または請求項2に記載した多色
発光装置において、 前記第一発光層は、緑色系統の発光を行うものであり、 前記第二発光層は、青色系統の発光を行うものであるこ
とを特徴とする多色発光装置。 - 【請求項5】 請求項1または請求項2に記載した多色
発光装置において、 前記第一発光層は、赤色系統の発光を行うものであり、 前記第二発光層は、青色系統の発光を行うものであるこ
とを特徴とする多色発光装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10160795A JPH11354273A (ja) | 1998-06-09 | 1998-06-09 | 多色発光装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10160795A JPH11354273A (ja) | 1998-06-09 | 1998-06-09 | 多色発光装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11354273A true JPH11354273A (ja) | 1999-12-24 |
Family
ID=15722628
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10160795A Withdrawn JPH11354273A (ja) | 1998-06-09 | 1998-06-09 | 多色発光装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11354273A (ja) |
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002141174A (ja) * | 2000-11-01 | 2002-05-17 | Toppan Printing Co Ltd | 高分子el素子 |
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