JPH11354652A - 半導体装置 - Google Patents
半導体装置Info
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- JPH11354652A JPH11354652A JP10160473A JP16047398A JPH11354652A JP H11354652 A JPH11354652 A JP H11354652A JP 10160473 A JP10160473 A JP 10160473A JP 16047398 A JP16047398 A JP 16047398A JP H11354652 A JPH11354652 A JP H11354652A
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- impurity
- impurity region
- transistor
- semiconductor device
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-
- H—ELECTRICITY
- H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10B—ELECTRONIC MEMORY DEVICES
- H10B10/00—Static random access memory [SRAM] devices
- H10B10/12—Static random access memory [SRAM] devices comprising a MOSFET load element
- H10B10/125—Static random access memory [SRAM] devices comprising a MOSFET load element the MOSFET being a thin film transistor [TFT]
-
- H—ELECTRICITY
- H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10P—GENERIC PROCESSES OR APPARATUS FOR THE MANUFACTURE OR TREATMENT OF DEVICES COVERED BY CLASS H10
- H10P10/00—Bonding of wafers, substrates or parts of devices
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- Semiconductor Memories (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 製造コストの上昇を抑え、スタティックノイ
ズマージンの向上が図られる半導体装置を提供する。 【解決手段】 シリコン基板1上に形成されたアクセス
トランジスタA1のドレイン領域はn- 、n+ 型ドレイ
ン領域6a、8aであり、ソース領域はn- 、n + 型ソ
ース領域6b、8bである。ドライバトランジスタのソ
ース領域はn- 、n++型ソース領域6c、10であり、
ドレイン領域はn- 、n+ 型ドレイン領域6b、8bで
ある。n++型ソース領域10はn+ 型ドレイン領域8b
よりも深く形成されている。
ズマージンの向上が図られる半導体装置を提供する。 【解決手段】 シリコン基板1上に形成されたアクセス
トランジスタA1のドレイン領域はn- 、n+ 型ドレイ
ン領域6a、8aであり、ソース領域はn- 、n + 型ソ
ース領域6b、8bである。ドライバトランジスタのソ
ース領域はn- 、n++型ソース領域6c、10であり、
ドレイン領域はn- 、n+ 型ドレイン領域6b、8bで
ある。n++型ソース領域10はn+ 型ドレイン領域8b
よりも深く形成されている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体装置に関し、
特に、メモリセルの安定動作が図られる半導体装置に関
するものである。
特に、メモリセルの安定動作が図られる半導体装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の半導体装置として、スタティック
・ランダム・アクセス・メモリ(以下「SRAM」と記
す。)を備えた半導体装置について説明する。SRAM
は揮発性半導体装置である。SRAMでは、マトリクス
状に配置された相補型データ線(ビット線)とワード線
との交差部分にメモリセルが配置される。そのメモリセ
ルの等価回路を図20(a)、(b)に示す。図20
(a)、(b)を参照して、メモリセルはフリップフロ
ップ回路Fと2つのアクセストランジスタA1、A2と
により構成される。フリップフロップ回路Fでは、負荷
素子L1とドライバトランジスタD1とからなる1つの
インバータINV1および負荷素子L2とドライバトラ
ンジスタD2とからなるもう1つのインバータINV2
の入力端子と出力端子をそれぞれ交差接続させることに
よって、2つの記憶ノードN1、N2が構成される。
・ランダム・アクセス・メモリ(以下「SRAM」と記
す。)を備えた半導体装置について説明する。SRAM
は揮発性半導体装置である。SRAMでは、マトリクス
状に配置された相補型データ線(ビット線)とワード線
との交差部分にメモリセルが配置される。そのメモリセ
ルの等価回路を図20(a)、(b)に示す。図20
(a)、(b)を参照して、メモリセルはフリップフロ
ップ回路Fと2つのアクセストランジスタA1、A2と
により構成される。フリップフロップ回路Fでは、負荷
素子L1とドライバトランジスタD1とからなる1つの
インバータINV1および負荷素子L2とドライバトラ
ンジスタD2とからなるもう1つのインバータINV2
の入力端子と出力端子をそれぞれ交差接続させることに
よって、2つの記憶ノードN1、N2が構成される。
【0003】記憶ノードN1には、アクセストランジス
タA1のソース領域が接続され、そのアクセストランジ
スタA1のドレイン領域が相補型ビット線の一方のビッ
ト線に接続されている。同様に、記憶ノードN2には、
アクセストランジスタA2のソース領域が接続され、そ
のアクセストランジスタA2のドレイン領域が相補型ビ
ット線の他方のビット線に接続されている。ドライバト
ランジスタD1のドレイン領域は、アクセストランジス
タA1のソース領域に接続(共通)され、ソース領域は
グランド線VEEに接続されている。ドライバトランジス
タD1のゲート電極は、アクセストランジスタA2のソ
ース領域に接続されている。
タA1のソース領域が接続され、そのアクセストランジ
スタA1のドレイン領域が相補型ビット線の一方のビッ
ト線に接続されている。同様に、記憶ノードN2には、
アクセストランジスタA2のソース領域が接続され、そ
のアクセストランジスタA2のドレイン領域が相補型ビ
ット線の他方のビット線に接続されている。ドライバト
ランジスタD1のドレイン領域は、アクセストランジス
タA1のソース領域に接続(共通)され、ソース領域は
グランド線VEEに接続されている。ドライバトランジス
タD1のゲート電極は、アクセストランジスタA2のソ
ース領域に接続されている。
【0004】また、ドライバトランジスタD2のドレイ
ン領域はアクセストランジスタA2のソース領域に接続
(共通)され、ソース領域はグランド線VEEに接続され
ている。ドライバトランジスタD2のゲート電極は、ア
クセストランジスタA1のソース領域に接続されてい
る。負荷素子L1の一方は、アクセストランジスタA1
のソース領域に接続され、他方は電源線(VCC線)に接
続されている。また、負荷素子L2の一方は、アクセス
トランジスタA2のソース領域に接続され、他方は電源
線(VCC線)に接続されている。
ン領域はアクセストランジスタA2のソース領域に接続
(共通)され、ソース領域はグランド線VEEに接続され
ている。ドライバトランジスタD2のゲート電極は、ア
クセストランジスタA1のソース領域に接続されてい
る。負荷素子L1の一方は、アクセストランジスタA1
のソース領域に接続され、他方は電源線(VCC線)に接
続されている。また、負荷素子L2の一方は、アクセス
トランジスタA2のソース領域に接続され、他方は電源
線(VCC線)に接続されている。
【0005】アクセストランジスタA1、A2のゲート
電極は、ワード線(WL)に接続されている。ワード線
(WL)により、アクセストランジスタA1、A2の導
通が制御される。記憶ノードN1、N2では、一方の記
憶ノードの電圧がハイレベルのときは、他方の記憶ノー
ドの電圧がローレベルである状態か、または、その逆の
状態の2つの安定状態がある。これを双安定状態と呼
ぶ。所定の電源電圧がメモリセルに印加されている限
り、メモリセルはその双安定状態を保持し続けることが
できる。
電極は、ワード線(WL)に接続されている。ワード線
(WL)により、アクセストランジスタA1、A2の導
通が制御される。記憶ノードN1、N2では、一方の記
憶ノードの電圧がハイレベルのときは、他方の記憶ノー
ドの電圧がローレベルである状態か、または、その逆の
状態の2つの安定状態がある。これを双安定状態と呼
ぶ。所定の電源電圧がメモリセルに印加されている限
り、メモリセルはその双安定状態を保持し続けることが
できる。
【0006】次に動作について説明する。まず、特定の
メモリセルにデータを書込む際には、そのメモリセルに
対応するワード線(WL)により、アクセストランジス
タA1、A2を導通させるとともに、所望の論理値に応
じて相補型のビット線の対に強制的に電圧を印加する。
これによって、フリップフロップ回路Fの2つの記憶ノ
ードN1、N2の電位が、上述した双安定状態に設定さ
れて、データが電位差として保持される。
メモリセルにデータを書込む際には、そのメモリセルに
対応するワード線(WL)により、アクセストランジス
タA1、A2を導通させるとともに、所望の論理値に応
じて相補型のビット線の対に強制的に電圧を印加する。
これによって、フリップフロップ回路Fの2つの記憶ノ
ードN1、N2の電位が、上述した双安定状態に設定さ
れて、データが電位差として保持される。
【0007】そして、データを読出す際には、アクセス
トランジスタA1、A2を導通させることによって、記
憶ノードN1、N2の電位がビット線に伝達されて、デ
ータが読出される。
トランジスタA1、A2を導通させることによって、記
憶ノードN1、N2の電位がビット線に伝達されて、デ
ータが読出される。
【0008】次に、上述したメモリセルの動作特性を示
す入出力伝達特性について図を用いて説明する。まず、
図20(b)に示された1対のインバータにおける入出
力伝達特性を図21に示す。図21において、縦軸は記
憶ノードN2の電位であり、横軸は記憶ノードN1の電
位である。1対のインバータの入出力の相対関係は曲線
C、C1で示されている。フリップフロップとして機能
するためには、曲線C、C1が2つの交点、すなわち安
定点S1、S2を有していることが必要である。特に、
メモリセルが実使用に耐えるためには、曲線C、C1で
囲まれた領域が十分に大きくなるように設計しなければ
ならない。このとき、その指標として同図に示すよう
に、曲線C、C1に内接する円の直径が用いられる。特
に、この円の直径はスタティックノイズマージン(SN
M)と呼ばれている。
す入出力伝達特性について図を用いて説明する。まず、
図20(b)に示された1対のインバータにおける入出
力伝達特性を図21に示す。図21において、縦軸は記
憶ノードN2の電位であり、横軸は記憶ノードN1の電
位である。1対のインバータの入出力の相対関係は曲線
C、C1で示されている。フリップフロップとして機能
するためには、曲線C、C1が2つの交点、すなわち安
定点S1、S2を有していることが必要である。特に、
メモリセルが実使用に耐えるためには、曲線C、C1で
囲まれた領域が十分に大きくなるように設計しなければ
ならない。このとき、その指標として同図に示すよう
に、曲線C、C1に内接する円の直径が用いられる。特
に、この円の直径はスタティックノイズマージン(SN
M)と呼ばれている。
【0009】次に、図22はメモリセルのスタンドバイ
時における入出力伝達特性を示している。スタンドバイ
時では、アクセストランジスタA1、A2が導通されて
いない。このため、メモリセルのインバータは、ドライ
バトランジスタD1、D2および負荷素子L1、L2に
よりそれぞれ構成される。このとき、負荷素子L1、L
2は比較的高いインピーダンスとなるため、インバータ
の出力の遷移部分の傾きは急峻になる。したがって、こ
の場合には、スタティックノイズマージンが比較的大き
くデータが安定して保持される。
時における入出力伝達特性を示している。スタンドバイ
時では、アクセストランジスタA1、A2が導通されて
いない。このため、メモリセルのインバータは、ドライ
バトランジスタD1、D2および負荷素子L1、L2に
よりそれぞれ構成される。このとき、負荷素子L1、L
2は比較的高いインピーダンスとなるため、インバータ
の出力の遷移部分の傾きは急峻になる。したがって、こ
の場合には、スタティックノイズマージンが比較的大き
くデータが安定して保持される。
【0010】次に、図23はデータを読出す際のメモリ
セルにおける入出力伝達特性を示している。データを読
出す際のメモリセルでは、アクセストランジスタA1、
A2が導通され、カラム電流がローレベル側の記憶ノー
ドに流れ込む。これにより、負荷素子に並列に比較的低
いインピーダンスの負荷が接続されたのと等価になる。
このため、高いインピーダンスの負荷素子L1、L2は
存在しないのと同様になる。したがって、インバータは
アクセストランジスタを負荷としたNMOSエンハンス
メント型として取扱われる。このときのインバータの入
出力の関係は、曲線C、C1のように表わされ、特に、
スタンドバイ時におけるインバータの出力と比較する
と、インバータの出力の遷移部分の傾きが緩やかになっ
ていることがわかる。このことは、インバータのゲイン
がスタンドバイ時におけるゲインよりも低下することを
示している。
セルにおける入出力伝達特性を示している。データを読
出す際のメモリセルでは、アクセストランジスタA1、
A2が導通され、カラム電流がローレベル側の記憶ノー
ドに流れ込む。これにより、負荷素子に並列に比較的低
いインピーダンスの負荷が接続されたのと等価になる。
このため、高いインピーダンスの負荷素子L1、L2は
存在しないのと同様になる。したがって、インバータは
アクセストランジスタを負荷としたNMOSエンハンス
メント型として取扱われる。このときのインバータの入
出力の関係は、曲線C、C1のように表わされ、特に、
スタンドバイ時におけるインバータの出力と比較する
と、インバータの出力の遷移部分の傾きが緩やかになっ
ていることがわかる。このことは、インバータのゲイン
がスタンドバイ時におけるゲインよりも低下することを
示している。
【0011】次に、図24は、データを書込む際のメモ
リセルにおける入出力伝達特性を示している。データを
書込む際のメモリセルでは、アクセストランジスタA
1、A2が導通され、相補型ビット線の一方のビット線
の電圧を、より接地電位にまで下げること(これを「プ
ルダウン」と呼ぶ)によって、一方の記憶ノードの電位
をローレベルにする。
リセルにおける入出力伝達特性を示している。データを
書込む際のメモリセルでは、アクセストランジスタA
1、A2が導通され、相補型ビット線の一方のビット線
の電圧を、より接地電位にまで下げること(これを「プ
ルダウン」と呼ぶ)によって、一方の記憶ノードの電位
をローレベルにする。
【0012】これについて図24を用いて説明する。最
初メモリセルがS2に安定していたとする。すなわち、
(N1、N2)=(“L”、“H”)であったとする。
このデータと逆のデータ、すなわち(N1、N2)=
(“H”、“L”)に書換えるために、アクセストラン
ジスタA2に接続されているビット線の電圧をより接地
電位にまで下げる。これにより、記憶ノードN1が入力
であり、記憶ノードN2が出力であるインバータにおけ
る入出力伝達特性は曲線C1から曲線C2に変化する。
これにより、安定点はS1′のみとなり、単安定状態に
なる。その結果、データが書換えられる。データの書込
みを終了するために、プルダウンを止めると、インバー
タは交点S1に遷移して安定する。
初メモリセルがS2に安定していたとする。すなわち、
(N1、N2)=(“L”、“H”)であったとする。
このデータと逆のデータ、すなわち(N1、N2)=
(“H”、“L”)に書換えるために、アクセストラン
ジスタA2に接続されているビット線の電圧をより接地
電位にまで下げる。これにより、記憶ノードN1が入力
であり、記憶ノードN2が出力であるインバータにおけ
る入出力伝達特性は曲線C1から曲線C2に変化する。
これにより、安定点はS1′のみとなり、単安定状態に
なる。その結果、データが書換えられる。データの書込
みを終了するために、プルダウンを止めると、インバー
タは交点S1に遷移して安定する。
【0013】従来の半導体装置では、上述したSRAM
のメモリセルの動作を安定させるために、いくつかの方
法がとられている。たとえば、特開平4−61377号
公報では、アクセストランジスタのしきい値電圧よりも
ドライバトランジスタのしきい値電圧の方が高くなるよ
うに設定されている。つまり、アクセストランジスタの
しきい値電圧がより低くなるように設定される。
のメモリセルの動作を安定させるために、いくつかの方
法がとられている。たとえば、特開平4−61377号
公報では、アクセストランジスタのしきい値電圧よりも
ドライバトランジスタのしきい値電圧の方が高くなるよ
うに設定されている。つまり、アクセストランジスタの
しきい値電圧がより低くなるように設定される。
【0014】これについて説明する。特に、データを読
出す際には、ハイレベル側の記憶ノードの電位が、スタ
ンドバイ時における電源電圧から、電源電圧からアクセ
ストランジスタのしきい値電圧を差し引いた電圧にまで
低下し、一時的にスタティックノイズマージンが著しく
低下することがある。このときに、インバータが十分な
スタティックノイズマージンを有していないと、双安定
状態が失われてデータが破壊されることになる。したが
って、これを防止するために通常アクセストランジスタ
のしきい値電圧をより低くしてインバータのスタティッ
クノイズマージンを向上させて、メモリセルの安定した
動作を確保しているのである。
出す際には、ハイレベル側の記憶ノードの電位が、スタ
ンドバイ時における電源電圧から、電源電圧からアクセ
ストランジスタのしきい値電圧を差し引いた電圧にまで
低下し、一時的にスタティックノイズマージンが著しく
低下することがある。このときに、インバータが十分な
スタティックノイズマージンを有していないと、双安定
状態が失われてデータが破壊されることになる。したが
って、これを防止するために通常アクセストランジスタ
のしきい値電圧をより低くしてインバータのスタティッ
クノイズマージンを向上させて、メモリセルの安定した
動作を確保しているのである。
【0015】また、書込み動作直後においては、ハイレ
ベル側の記憶ノードの電位は、電源電圧からアクセスト
ランジスタのしきい値電圧を差引いた電圧にまでしか上
がらないため、外部からのノイズやα線等によってデー
タが破壊されやすいという問題がある。この問題は、電
源電圧の低電圧化に伴って、その電圧がより低くなるほ
ど深刻になる。このことからも、アクセストランジスタ
のしきい値電圧がより低い方がその電圧をより高くで
き、このようなデータの破壊が抑制されてメモリセルの
安定動作が可能になる。
ベル側の記憶ノードの電位は、電源電圧からアクセスト
ランジスタのしきい値電圧を差引いた電圧にまでしか上
がらないため、外部からのノイズやα線等によってデー
タが破壊されやすいという問題がある。この問題は、電
源電圧の低電圧化に伴って、その電圧がより低くなるほ
ど深刻になる。このことからも、アクセストランジスタ
のしきい値電圧がより低い方がその電圧をより高くで
き、このようなデータの破壊が抑制されてメモリセルの
安定動作が可能になる。
【0016】なお、α線によるソフトエラーとは、α線
がメモリセル内のハイレベル側の記憶ノードに入射する
と、α線の飛程に沿って電子/正孔対が発生し、空乏層
内で電子が電界により記憶ノードに引き寄せられて、ハ
イレベル側の記憶ノードの電位が低下してフリップフロ
ップが反転することによってデータが破壊される現象を
いう。
がメモリセル内のハイレベル側の記憶ノードに入射する
と、α線の飛程に沿って電子/正孔対が発生し、空乏層
内で電子が電界により記憶ノードに引き寄せられて、ハ
イレベル側の記憶ノードの電位が低下してフリップフロ
ップが反転することによってデータが破壊される現象を
いう。
【0017】また、インバータのスタティックノイズマ
ージンを大きくする方法として、ドライバトランジスタ
のグランド側(接地配線)をできるだけ低抵抗化して、
グランド電位を安定させる方法がある。たとえば、特開
平2−312271号公報には、ドライバトランジスタ
のソース領域(グランド側に対応する)の表面にチタン
シリサイド膜を形成して、グランド側の抵抗を低抵抗化
した半導体装置が記載されている。なお、グランド電位
を安定させるということは、電流が流れたときの0Vレ
ベルからの電位の上昇を最小限に抑えることを意味して
いる。
ージンを大きくする方法として、ドライバトランジスタ
のグランド側(接地配線)をできるだけ低抵抗化して、
グランド電位を安定させる方法がある。たとえば、特開
平2−312271号公報には、ドライバトランジスタ
のソース領域(グランド側に対応する)の表面にチタン
シリサイド膜を形成して、グランド側の抵抗を低抵抗化
した半導体装置が記載されている。なお、グランド電位
を安定させるということは、電流が流れたときの0Vレ
ベルからの電位の上昇を最小限に抑えることを意味して
いる。
【0018】また、スタティックノイズマージンを大き
くするための他の方法として、アクセストランジスタの
電流駆動能力に対するドライバトランジスタの電流駆動
能力の比(ベータ比)を大きくする方法がある。このベ
ータ比が向上することによって、インバータのゲインが
大きくなり、メモリセルの動作が安定するのである。そ
のベータ比を大きくする方法としては、通常、ドライバ
トランジスタのゲート幅がアクセストランジスタのゲー
ト幅よりも長くなるように設定される。ところが、ゲー
ト幅をより長くなるように設定すると、メモリセル領域
の占有面積を削減することが困難になり、容易に半導体
装置の高集積化を図ることができない。
くするための他の方法として、アクセストランジスタの
電流駆動能力に対するドライバトランジスタの電流駆動
能力の比(ベータ比)を大きくする方法がある。このベ
ータ比が向上することによって、インバータのゲインが
大きくなり、メモリセルの動作が安定するのである。そ
のベータ比を大きくする方法としては、通常、ドライバ
トランジスタのゲート幅がアクセストランジスタのゲー
ト幅よりも長くなるように設定される。ところが、ゲー
ト幅をより長くなるように設定すると、メモリセル領域
の占有面積を削減することが困難になり、容易に半導体
装置の高集積化を図ることができない。
【0019】そこで、ドライバトランジスタの電流駆動
能力を大きくすることによって、ベータ比を向上させる
方法が採用されるようになった。その1つとして、ドラ
イバトランジスタのソース・ドレイン領域の不純物濃度
をより高く設定して、寄生抵抗を低減することにより、
ドライバトランジスタの電流駆動能力を向上させる方法
がある。
能力を大きくすることによって、ベータ比を向上させる
方法が採用されるようになった。その1つとして、ドラ
イバトランジスタのソース・ドレイン領域の不純物濃度
をより高く設定して、寄生抵抗を低減することにより、
ドライバトランジスタの電流駆動能力を向上させる方法
がある。
【0020】また、スタティックノイズマージンを大き
くするさらに他の方法として、ドライバトランジスタの
しきい値電圧をより高く設定する方法がある。スタンド
バイ時には、アクセストランジスタが導通されていない
ため、メモリセルのインバータはドライバトランジスタ
D1、D2および負荷素子L1、L2によって、それぞ
れ構成される。このとき、ハイレベル側の記憶ノードを
含むインバータにおいて、ドライバトランジスタのサブ
スレッショルドリーク電流が負荷素子を流れる電流より
も小さくないと、記憶ノードからそのドライバトランジ
スタを経てグランド側へ電流が流れてしまい、ハイレベ
ルを維持することができなくなる。したがって、そのサ
ブスレッショルドリーク電流を低減するためには、ドラ
イバトランジスタのしきい値電圧はより高い方が望まし
いのである。
くするさらに他の方法として、ドライバトランジスタの
しきい値電圧をより高く設定する方法がある。スタンド
バイ時には、アクセストランジスタが導通されていない
ため、メモリセルのインバータはドライバトランジスタ
D1、D2および負荷素子L1、L2によって、それぞ
れ構成される。このとき、ハイレベル側の記憶ノードを
含むインバータにおいて、ドライバトランジスタのサブ
スレッショルドリーク電流が負荷素子を流れる電流より
も小さくないと、記憶ノードからそのドライバトランジ
スタを経てグランド側へ電流が流れてしまい、ハイレベ
ルを維持することができなくなる。したがって、そのサ
ブスレッショルドリーク電流を低減するためには、ドラ
イバトランジスタのしきい値電圧はより高い方が望まし
いのである。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、半導
体装置におけるインバータのスタティックノイズマージ
ンを大きくするために、各トランジスタのしきい値電圧
においては、アクセストランジスタのしきい値電圧はよ
り低く、ドライバトランジスタのしきい値電圧はより高
く設定することが望ましく、ドライバトランジスタのし
きい値電圧がアクセストランジスタのしきい値電圧より
も高いことが望ましい。トランジスタのしきい値電圧
は、半導体基板への所定量の不純物注入によって制御さ
れている。このため、上述したしきい値電圧の関係を得
るためには、ドライバトランジスタのゲート電極直下の
半導体基板の領域における不純物濃度をアクセストラン
ジスタの場合の不純物濃度よりも高く設定する必要があ
る。
体装置におけるインバータのスタティックノイズマージ
ンを大きくするために、各トランジスタのしきい値電圧
においては、アクセストランジスタのしきい値電圧はよ
り低く、ドライバトランジスタのしきい値電圧はより高
く設定することが望ましく、ドライバトランジスタのし
きい値電圧がアクセストランジスタのしきい値電圧より
も高いことが望ましい。トランジスタのしきい値電圧
は、半導体基板への所定量の不純物注入によって制御さ
れている。このため、上述したしきい値電圧の関係を得
るためには、ドライバトランジスタのゲート電極直下の
半導体基板の領域における不純物濃度をアクセストラン
ジスタの場合の不純物濃度よりも高く設定する必要があ
る。
【0022】しかしながら、同一半導体基板上におい
て、アクセストランジスタとドライバトランジスタのゲ
ート電極直下の領域に、それぞれ不純物濃度が異なる領
域を形成するためには、それぞれのゲート電極直下の領
域に不純物を注入する際に注入マスクが必要になる。注
入マスクとしては、フォトレジストのパターンが用いら
れるために、新たなマスクが必要となり製造コストが上
昇することがあった。
て、アクセストランジスタとドライバトランジスタのゲ
ート電極直下の領域に、それぞれ不純物濃度が異なる領
域を形成するためには、それぞれのゲート電極直下の領
域に不純物を注入する際に注入マスクが必要になる。注
入マスクとしては、フォトレジストのパターンが用いら
れるために、新たなマスクが必要となり製造コストが上
昇することがあった。
【0023】また、半導体装置の微細化に伴って、上述
したフォトレジストのパターニングにおいて、アライメ
ントのずれが無視できなくなった。このため、たとえ
ば、アクセストランジスタのしきい値電圧が上昇するな
どの、各トランジスタのしきい値電圧が変動して、半導
体装置の安定した動作を得ることが困難になった。
したフォトレジストのパターニングにおいて、アライメ
ントのずれが無視できなくなった。このため、たとえ
ば、アクセストランジスタのしきい値電圧が上昇するな
どの、各トランジスタのしきい値電圧が変動して、半導
体装置の安定した動作を得ることが困難になった。
【0024】さらに、上述したように、インバータのス
タティックノイズマージンを大きくするために、ドライ
バトランジスタの電流駆動能力を向上させようとして、
たとえば、ドライバトランジスタのソース領域およびド
レイン領域の両者の不純物濃度を、アクセストランジス
タのトレース領域の不純物濃度よりも高く設定した場合
には、ドライバトランジスタにおける実効的なゲート長
が短くなってしまうことがある。これによって、ドライ
バトランジスタがパンチスルー現象を起こしてしまうこ
とがある。その結果、半導体装置の所望の動作を得るこ
とが困難になった。
タティックノイズマージンを大きくするために、ドライ
バトランジスタの電流駆動能力を向上させようとして、
たとえば、ドライバトランジスタのソース領域およびド
レイン領域の両者の不純物濃度を、アクセストランジス
タのトレース領域の不純物濃度よりも高く設定した場合
には、ドライバトランジスタにおける実効的なゲート長
が短くなってしまうことがある。これによって、ドライ
バトランジスタがパンチスルー現象を起こしてしまうこ
とがある。その結果、半導体装置の所望の動作を得るこ
とが困難になった。
【0025】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたものであり、製造コストの上昇を抑えるとともに、
パンチスルー現象の抑制およびスタティックノイズマー
ジンの向上が図られて、安定した動作を行なう半導体装
置を提供すること目的とする。
れたものであり、製造コストの上昇を抑えるとともに、
パンチスルー現象の抑制およびスタティックノイズマー
ジンの向上が図られて、安定した動作を行なう半導体装
置を提供すること目的とする。
【0026】
【課題を解決するための手段】本発明の1つの局面にお
ける半導体装置は、第1導電型領域と、第2導電型の第
1不純物領域と、第2導電型の第2不純物領域と、第2
導電型の第3不純物領域と、第2導電型の第4不純物領
域と、第1ゲート電極と、第2ゲート電極と、第2導電
型の第5不純物領域とを備えている。第1導電型領域
は、半導体基板の主表面に形成されている。第2導電型
の第1不純物領域、第2不純物領域および第3不純物領
域は、第1導電型領域の主表面においてそれぞれ距離を
隔てて形成され、第1の不純物濃度を有している。第2
導電型の第4不純物領域は、主表面において第3不純物
領域内に形成され、第3不純物領域よりも深く、第1の
不純物濃度よりも高い第2の不純物濃度を有している。
第1ゲート電極は、第1不純物領域および第2不純物領
域によって挟まれた第1導電型領域の表面上にゲート絶
縁膜を介在させて形成されている。第2ゲート電極は、
第2不純物領域および第3不純物領域によって挟まれた
第1導電型領域の表面上にゲート絶縁膜を介在させて形
成されている。第2導電型の第5不純物領域は、主表面
において第1不純物領域内に形成され、第2不純物領域
よりも深く第2の不純物濃度よりも高い第3の不純物濃
度を有している。
ける半導体装置は、第1導電型領域と、第2導電型の第
1不純物領域と、第2導電型の第2不純物領域と、第2
導電型の第3不純物領域と、第2導電型の第4不純物領
域と、第1ゲート電極と、第2ゲート電極と、第2導電
型の第5不純物領域とを備えている。第1導電型領域
は、半導体基板の主表面に形成されている。第2導電型
の第1不純物領域、第2不純物領域および第3不純物領
域は、第1導電型領域の主表面においてそれぞれ距離を
隔てて形成され、第1の不純物濃度を有している。第2
導電型の第4不純物領域は、主表面において第3不純物
領域内に形成され、第3不純物領域よりも深く、第1の
不純物濃度よりも高い第2の不純物濃度を有している。
第1ゲート電極は、第1不純物領域および第2不純物領
域によって挟まれた第1導電型領域の表面上にゲート絶
縁膜を介在させて形成されている。第2ゲート電極は、
第2不純物領域および第3不純物領域によって挟まれた
第1導電型領域の表面上にゲート絶縁膜を介在させて形
成されている。第2導電型の第5不純物領域は、主表面
において第1不純物領域内に形成され、第2不純物領域
よりも深く第2の不純物濃度よりも高い第3の不純物濃
度を有している。
【0027】この構成によれば、まず、第1ゲート電
極、第1不純物領域、第5不純物領域および第2不純物
領域を含む1つのMOSトランジスタが構成される。ま
た、第2ゲート電極、第2不純物領域、第3不純物領域
および第4不純物領域を含む他のMOSトランジスタが
構成される。その1つのMOSトランジスタの第5不純
物領域の方が他のMOSトランジスタの第2不純物領域
よりもその不純物濃度が高く、かつ、深く形成されてい
る。このことにより、各不純物領域を形成する際に、半
導体基板に発生する点欠陥の拡散に起因する逆ショート
チャネル効果によって、1つのMOSトランジスタのし
きい値電圧を他のMOSトランジスタのしきい値電圧よ
りも高くすることができる。また、このことにより、1
つのMOSトランジスタにおいてパンチスルー現象が発
生するのも防止することができる。
極、第1不純物領域、第5不純物領域および第2不純物
領域を含む1つのMOSトランジスタが構成される。ま
た、第2ゲート電極、第2不純物領域、第3不純物領域
および第4不純物領域を含む他のMOSトランジスタが
構成される。その1つのMOSトランジスタの第5不純
物領域の方が他のMOSトランジスタの第2不純物領域
よりもその不純物濃度が高く、かつ、深く形成されてい
る。このことにより、各不純物領域を形成する際に、半
導体基板に発生する点欠陥の拡散に起因する逆ショート
チャネル効果によって、1つのMOSトランジスタのし
きい値電圧を他のMOSトランジスタのしきい値電圧よ
りも高くすることができる。また、このことにより、1
つのMOSトランジスタにおいてパンチスルー現象が発
生するのも防止することができる。
【0028】さらに、1つのMOSトランジスタの第5
不純物領域では、不純物濃度は相対的に最も高い第3の
不純物濃度であり、かつ、第1〜第4不純物領域よりも
深く形成されているため、1つのMOSトランジスタの
第5不純物領域の抵抗が低減される。これにより、第5
不純物領域を流れる電流が増加して、1つのMOSトラ
ンジスタの電流駆動能力が向上する。そしてこのことに
より、他のMOSトランジスタの電流駆動能力に対する
1つのMOSトランジスタの電流駆動能力の比(ベータ
比)が向上する。
不純物領域では、不純物濃度は相対的に最も高い第3の
不純物濃度であり、かつ、第1〜第4不純物領域よりも
深く形成されているため、1つのMOSトランジスタの
第5不純物領域の抵抗が低減される。これにより、第5
不純物領域を流れる電流が増加して、1つのMOSトラ
ンジスタの電流駆動能力が向上する。そしてこのことに
より、他のMOSトランジスタの電流駆動能力に対する
1つのMOSトランジスタの電流駆動能力の比(ベータ
比)が向上する。
【0029】また、他のMOSトランジスタの第2不純
物領域では、不純物濃度は相対的に最も低い第1の不純
物濃度あり、しかも、相対的に浅い領域であるため、第
2不純物領域を流れる電流が低下する。このことによ
り、他のMOSトランジスタの電流駆動能力が低下し
て、ベータ比が向上する。以上の結果、半導体装置のス
タティックノイズマージンが向上して動作が安定する。
物領域では、不純物濃度は相対的に最も低い第1の不純
物濃度あり、しかも、相対的に浅い領域であるため、第
2不純物領域を流れる電流が低下する。このことによ
り、他のMOSトランジスタの電流駆動能力が低下し
て、ベータ比が向上する。以上の結果、半導体装置のス
タティックノイズマージンが向上して動作が安定する。
【0030】また、1つのMOSトランジスタおよび他
のMOSトランジスタのしきい値電圧は各不純物領域の
不純物濃度などによって制御されているため、各MOS
トランジスタのチャネル領域部分に選択的に所定の不純
物を注入することによって各MOSトランジスタのしき
い値電圧を制御する場合と比較すると、付加的なプロセ
スを必要とせず、製造コストの上昇を抑制することもで
きる。
のMOSトランジスタのしきい値電圧は各不純物領域の
不純物濃度などによって制御されているため、各MOS
トランジスタのチャネル領域部分に選択的に所定の不純
物を注入することによって各MOSトランジスタのしき
い値電圧を制御する場合と比較すると、付加的なプロセ
スを必要とせず、製造コストの上昇を抑制することもで
きる。
【0031】好ましくは、第5不純物領域の表面上に形
成された導電層を含んでいる。この場合には、第5不純
物領域の抵抗がさらに低減されてその電位が安定し、か
つ、その1つのMOSトランジスタの電流駆動能力が向
上する。これにより、ベータ比が向上して、半導体装置
のスタティックノイズマージンが向上する。
成された導電層を含んでいる。この場合には、第5不純
物領域の抵抗がさらに低減されてその電位が安定し、か
つ、その1つのMOSトランジスタの電流駆動能力が向
上する。これにより、ベータ比が向上して、半導体装置
のスタティックノイズマージンが向上する。
【0032】また好ましくは、導電層は金属シリサイド
膜である。この場合には、金属膜と半導体基板中のシリ
コンとを反応させることにより、容易に第5不純物領域
の表面に形成することができる。
膜である。この場合には、金属膜と半導体基板中のシリ
コンとを反応させることにより、容易に第5不純物領域
の表面に形成することができる。
【0033】さらに好ましくは、主表面において第2不
純物領域内に形成され、第1の不純物濃度よりも高く第
3の不純物濃度よりも低い第4の不純物濃度を有し、第
2不純物領域よりも深く第5不純物領域よりも浅い第2
導電型の第6不純物領域を含んでいる。
純物領域内に形成され、第1の不純物濃度よりも高く第
3の不純物濃度よりも低い第4の不純物濃度を有し、第
2不純物領域よりも深く第5不純物領域よりも浅い第2
導電型の第6不純物領域を含んでいる。
【0034】この場合には、1つのMOSトランジスタ
のしきい値電圧を他のMOSトランジスタのしきい値電
圧よりも高く維持した状態で、第1ゲート電極および第
2ゲート電極の各側壁直下近傍の領域における電界を緩
和することができる。
のしきい値電圧を他のMOSトランジスタのしきい値電
圧よりも高く維持した状態で、第1ゲート電極および第
2ゲート電極の各側壁直下近傍の領域における電界を緩
和することができる。
【0035】好ましくは、ゲートとドレインとが交差接
続された1対のドライバトランジスタと、各ドライバト
ランジスタのドレインと電源との間にそれぞれ接続され
た負荷素子とからなるフリップフロップと、各ドライバ
トランジスタのドレインと1対のビット線との間にそれ
ぞれ接続され、かつ、ゲートがワード線に接続されたア
クセストランジスタとを含むスタティックメモリセルを
備え、アクセストランジスタのドレイン領域は第3不純
物領域および第4不純物領域であり、アクセストランジ
スタのソース領域は第2不純物領域を含み、ドライバト
ランジスタのドレイン領域は第2不純物領域を含み、ド
ライバトランジスタのソース領域は第1不純物領域およ
び前記第5不純物領域であり、ドライバトランジスタの
ゲートは第1ゲート電極であり、ドライバトランジスタ
のゲートは第1ゲート電極である。
続された1対のドライバトランジスタと、各ドライバト
ランジスタのドレインと電源との間にそれぞれ接続され
た負荷素子とからなるフリップフロップと、各ドライバ
トランジスタのドレインと1対のビット線との間にそれ
ぞれ接続され、かつ、ゲートがワード線に接続されたア
クセストランジスタとを含むスタティックメモリセルを
備え、アクセストランジスタのドレイン領域は第3不純
物領域および第4不純物領域であり、アクセストランジ
スタのソース領域は第2不純物領域を含み、ドライバト
ランジスタのドレイン領域は第2不純物領域を含み、ド
ライバトランジスタのソース領域は第1不純物領域およ
び前記第5不純物領域であり、ドライバトランジスタの
ゲートは第1ゲート電極であり、ドライバトランジスタ
のゲートは第1ゲート電極である。
【0036】この場合には、スタティックメモリセルに
おけるドライバトランジスタのしきい値電圧をアクセス
トランジスタのしきい値電圧よりも高く設定することが
できる。また、ドライバトランジスタの電流駆動能力が
向上する。これにより、ベータ比が向上してスタティッ
クノイズマージンが向上する。その結果、メモリセルの
動作が安定する。
おけるドライバトランジスタのしきい値電圧をアクセス
トランジスタのしきい値電圧よりも高く設定することが
できる。また、ドライバトランジスタの電流駆動能力が
向上する。これにより、ベータ比が向上してスタティッ
クノイズマージンが向上する。その結果、メモリセルの
動作が安定する。
【0037】
【発明の実施の形態】実施の形態1 本発明の実施の形態1に係る半導体装置として、SRA
Mのメモリセルを備えた半導体装置について図1、図2
および図20(a)を用いて説明する。図1および図2
は、図20(a)の等価回路に示されたSRAMの1つ
のメモリセルの断面と平面構造の一例を示したものであ
り、図1は図2のA−Aにおける断面構造を示したもの
である。
Mのメモリセルを備えた半導体装置について図1、図2
および図20(a)を用いて説明する。図1および図2
は、図20(a)の等価回路に示されたSRAMの1つ
のメモリセルの断面と平面構造の一例を示したものであ
り、図1は図2のA−Aにおける断面構造を示したもの
である。
【0038】図1および図2を参照して、n型のシリコ
ン基板1の表面にp型ウェル3が形成されている。その
p型ウェル3の表面上にゲート絶縁膜4を介在させて、
ワード線5aが形成されている。ワード線(ゲート電
極)5aはポリサイド構造を有し、下層にはリンをドー
プしたポリシリコン膜が形成され、上層にはタングステ
ンシリサイド膜などの金属シリサイド膜が形成されてい
る。そのワード線5aを挟んでp型ウェル3の表面に
は、n- 、n+ 型ドレイン領域6a、8aと、n-、n
+ 型ソース領域6b、8bとが形成されている。ワード
線(ゲート電極)5a、n- 、n+ ドレイン領域6a、
8aおよびn- 、n+ ソース領域6b、8bにより、ア
クセストランジスタA1が構成される。
ン基板1の表面にp型ウェル3が形成されている。その
p型ウェル3の表面上にゲート絶縁膜4を介在させて、
ワード線5aが形成されている。ワード線(ゲート電
極)5aはポリサイド構造を有し、下層にはリンをドー
プしたポリシリコン膜が形成され、上層にはタングステ
ンシリサイド膜などの金属シリサイド膜が形成されてい
る。そのワード線5aを挟んでp型ウェル3の表面に
は、n- 、n+ 型ドレイン領域6a、8aと、n-、n
+ 型ソース領域6b、8bとが形成されている。ワード
線(ゲート電極)5a、n- 、n+ ドレイン領域6a、
8aおよびn- 、n+ ソース領域6b、8bにより、ア
クセストランジスタA1が構成される。
【0039】また、p型ウェル3の表面上にゲート絶縁
膜4を介在させてゲート電極5b、5cが形成されてい
る。ゲート電極5b、5cはワード線5aと同様に、ポ
リサイド構造を有している。そのゲート電極5bを挟ん
でp型ウェル3の表面には、n- 、n+ 型ドレイン領域
6b、8bとn- 、n++型ソース領域6c、10が形成
されている。ゲート電極5b、n- 、n+ ドレイン領域
6b、8bおよびn-、n++型ソース領域6c、10に
より、ドライバトランジスタD1が構成される。図1に
示されているように、アクセストランジスタA1の
n- 、n+ ソース領域6b、8bとドライバトランジス
タD1のn- 、n+ 型トレース領域6b、8bとは共通
である。
膜4を介在させてゲート電極5b、5cが形成されてい
る。ゲート電極5b、5cはワード線5aと同様に、ポ
リサイド構造を有している。そのゲート電極5bを挟ん
でp型ウェル3の表面には、n- 、n+ 型ドレイン領域
6b、8bとn- 、n++型ソース領域6c、10が形成
されている。ゲート電極5b、n- 、n+ ドレイン領域
6b、8bおよびn-、n++型ソース領域6c、10に
より、ドライバトランジスタD1が構成される。図1に
示されているように、アクセストランジスタA1の
n- 、n+ ソース領域6b、8bとドライバトランジス
タD1のn- 、n+ 型トレース領域6b、8bとは共通
である。
【0040】ワード線(ゲート電極)5aおよびゲート
電極5bとを覆うようにn型のシリコン基板1上にシリ
コン酸化膜11が形成されている。そのシリコン酸化膜
11上には、チャネル領域となるリンがドープされた不
純物領域12a、12b、12cが形成されている。不
純物領域12a、12b、12cを覆うようにシリコン
酸化膜13が形成されている。そのシリコン酸化膜13
上には、配線15a、15bが形成されている。配線1
5b、シリコン酸化膜13および不純物領域12bによ
り、負荷素子L1となるpチャネル型のTFT(Thin F
ilm Transistor)が構成される。その負荷素子の一端
は、ドライバトランジスタD1およびアクセストランジ
スタA1のn- ・n+ 型ソース・ドレイン領域6b、8
bに電気的に接続されている。負荷素子の他端は電源に
接続されている。
電極5bとを覆うようにn型のシリコン基板1上にシリ
コン酸化膜11が形成されている。そのシリコン酸化膜
11上には、チャネル領域となるリンがドープされた不
純物領域12a、12b、12cが形成されている。不
純物領域12a、12b、12cを覆うようにシリコン
酸化膜13が形成されている。そのシリコン酸化膜13
上には、配線15a、15bが形成されている。配線1
5b、シリコン酸化膜13および不純物領域12bによ
り、負荷素子L1となるpチャネル型のTFT(Thin F
ilm Transistor)が構成される。その負荷素子の一端
は、ドライバトランジスタD1およびアクセストランジ
スタA1のn- ・n+ 型ソース・ドレイン領域6b、8
bに電気的に接続されている。負荷素子の他端は電源に
接続されている。
【0041】配線15a、15bを覆うように層間絶縁
膜16が形成されている。その層間絶縁膜16上にビッ
ト線18a、18bが形成されている。たとえば、ビッ
ト線18aはビット線コンタクトホール17aに埋込ま
れた導体および配線15aを介してアクセストランジス
タA1のn- 、n+ ドレイン領域6a、8aに電気的に
接続されている。また、ビット線18bは、ビット線コ
ンタクトホール17bに埋込まれた導体および配線を介
して他のアクセストランジスタ(図示せず)のドレイン
領域に電気的に接続されている。本実施の形態に係る半
導体装置は上記のように構成される。
膜16が形成されている。その層間絶縁膜16上にビッ
ト線18a、18bが形成されている。たとえば、ビッ
ト線18aはビット線コンタクトホール17aに埋込ま
れた導体および配線15aを介してアクセストランジス
タA1のn- 、n+ ドレイン領域6a、8aに電気的に
接続されている。また、ビット線18bは、ビット線コ
ンタクトホール17bに埋込まれた導体および配線を介
して他のアクセストランジスタ(図示せず)のドレイン
領域に電気的に接続されている。本実施の形態に係る半
導体装置は上記のように構成される。
【0042】次に、上述した半導体装置の製造方法につ
いて図を用いて説明する。まず図3を参照して、シリコ
ン酸化膜とシリコン窒化膜とを用いて選択的に熱酸化す
る方法として、たとえば、LOCOS(Local Oxidatio
n of Silicon)法を用いて、n型のシリコン基板1上に
シリコン酸化膜からなる膜厚約3000Åのフィールド
絶縁膜2を形成する。その後、シリコン基板1上に選択
的に熱酸化させるために用いたシリコン酸化膜およびシ
リコン窒化膜を除去する。次に、n型のシリコン基板1
の表面全面に、たとえば、ボロンなどのP型不純物を、
注入エネルギー200〜700KeV、ドーズ量1.0
×1012〜1.0×1013/cm2 にて注入するととも
に、さらに、ボロン等のp型不純物を注入エネルギー3
0〜70KeV、ドーズ量3.0×1012/cm2 にて
注入することにより、p型ウェル3を形成する。このよ
うにして形成されたp型ウェル領域3の不純物濃度は、
1.0×1016〜1.0×1018/cm3 である。
いて図を用いて説明する。まず図3を参照して、シリコ
ン酸化膜とシリコン窒化膜とを用いて選択的に熱酸化す
る方法として、たとえば、LOCOS(Local Oxidatio
n of Silicon)法を用いて、n型のシリコン基板1上に
シリコン酸化膜からなる膜厚約3000Åのフィールド
絶縁膜2を形成する。その後、シリコン基板1上に選択
的に熱酸化させるために用いたシリコン酸化膜およびシ
リコン窒化膜を除去する。次に、n型のシリコン基板1
の表面全面に、たとえば、ボロンなどのP型不純物を、
注入エネルギー200〜700KeV、ドーズ量1.0
×1012〜1.0×1013/cm2 にて注入するととも
に、さらに、ボロン等のp型不純物を注入エネルギー3
0〜70KeV、ドーズ量3.0×1012/cm2 にて
注入することにより、p型ウェル3を形成する。このよ
うにして形成されたp型ウェル領域3の不純物濃度は、
1.0×1016〜1.0×1018/cm3 である。
【0043】その後、熱酸化法により、シリコン酸化膜
からなる膜厚約40〜100Åのゲート絶縁膜4を形成
する。そのゲート絶縁膜4上に、ホスフィン(PH3 )
などのガスを適用したLPCVD(Low Pressure Chemi
cal Vapor Deposition)法により、膜厚約1000Å、
リン濃度約1.0×1020〜8.0×1020/cm3の
リンがドープされた多結晶シリコン膜(図示せず)を形
成する。その多結晶シリコン膜上に、タングステンシリ
サイド膜(図示せず)を形成する。
からなる膜厚約40〜100Åのゲート絶縁膜4を形成
する。そのゲート絶縁膜4上に、ホスフィン(PH3 )
などのガスを適用したLPCVD(Low Pressure Chemi
cal Vapor Deposition)法により、膜厚約1000Å、
リン濃度約1.0×1020〜8.0×1020/cm3の
リンがドープされた多結晶シリコン膜(図示せず)を形
成する。その多結晶シリコン膜上に、タングステンシリ
サイド膜(図示せず)を形成する。
【0044】その後、フォトリソグラフィ法により、タ
ングステンシリサイド膜上に所定のフォトレジスト(図
示せず)をパターニングする。そのフォトレジストをマ
スクとして、RIE(Reactive Ion Etching)法によ
り、タングステンシリサイド膜および多結晶シリコン膜
にエッチングを施すことにより、ワード線5a、ゲート
電極5b、5cを形成する。
ングステンシリサイド膜上に所定のフォトレジスト(図
示せず)をパターニングする。そのフォトレジストをマ
スクとして、RIE(Reactive Ion Etching)法によ
り、タングステンシリサイド膜および多結晶シリコン膜
にエッチングを施すことにより、ワード線5a、ゲート
電極5b、5cを形成する。
【0045】なお、ワード線5a、ゲート電極5b、5
cは、タングステンシリサイド膜およびリンがドープさ
れた多結晶シリコン膜からなるポリサイド構造である
が、リンがドープされた多結晶シリコン膜のみの構造で
あってもよい。
cは、タングステンシリサイド膜およびリンがドープさ
れた多結晶シリコン膜からなるポリサイド構造である
が、リンがドープされた多結晶シリコン膜のみの構造で
あってもよい。
【0046】その後、シリコン基板1の全面に、たとえ
ば、ヒ素を、注入エネルギー30〜70KeV、注入角
度45°斜め回転注入、ドーズ量1.0×1013〜5.
0×1013/cm2 にて注入することにより、ワード線
5a、ゲート電極5b、5cで遮蔽される領域外の領域
にn- 型ドレイン領域6a、n- 型ソース・ドレイン領
域6b、n- 型ソース領域6cをそれぞれ形成する。こ
のようにして形成されたn- 型ソース・ドレイン領域6
a、6b、6cは、約1.0×1017〜1.0×1019
/cm3 の不純物濃度を有している。
ば、ヒ素を、注入エネルギー30〜70KeV、注入角
度45°斜め回転注入、ドーズ量1.0×1013〜5.
0×1013/cm2 にて注入することにより、ワード線
5a、ゲート電極5b、5cで遮蔽される領域外の領域
にn- 型ドレイン領域6a、n- 型ソース・ドレイン領
域6b、n- 型ソース領域6cをそれぞれ形成する。こ
のようにして形成されたn- 型ソース・ドレイン領域6
a、6b、6cは、約1.0×1017〜1.0×1019
/cm3 の不純物濃度を有している。
【0047】次に図4を参照して、ワード線5a、ゲー
ト電極5b、5cを覆うようにシリコン基板1上に、L
PCVD法により膜厚500〜1500Åのシリコン酸
化膜(図示せず)を形成する。そのシリコン酸化膜にR
IE法によるエッチングを施すことにより、ワード線5
aおよびゲート電極5b、5cの両側壁面上に幅約50
0〜1500Åの側壁酸化膜7a〜7fをそれぞれ形成
する。
ト電極5b、5cを覆うようにシリコン基板1上に、L
PCVD法により膜厚500〜1500Åのシリコン酸
化膜(図示せず)を形成する。そのシリコン酸化膜にR
IE法によるエッチングを施すことにより、ワード線5
aおよびゲート電極5b、5cの両側壁面上に幅約50
0〜1500Åの側壁酸化膜7a〜7fをそれぞれ形成
する。
【0048】その後、シリコン基板1の全面に、たとえ
ば、ヒ素を、注入エネルギー30〜70KeV、ドーズ
量1.0×1015〜5.0×1015/cm2 にて注入す
ることにより、ワード線5a、ゲート電極5b、5cお
よび側壁酸化膜7a〜7fで遮蔽される領域以外の領域
に、n+ 型ドレイン領域8a、n+ 型ソース・ドレイン
領域8b、n+ 型ソース領域8cをそれぞれ形成する。
このようにして形成されたn+ 型ソース・ドレイン領域
8a、8b、8cの不純物濃度は約10×10 20〜10
×1021/cm3 であり、その深さは約0.05〜0.
15μmである。
ば、ヒ素を、注入エネルギー30〜70KeV、ドーズ
量1.0×1015〜5.0×1015/cm2 にて注入す
ることにより、ワード線5a、ゲート電極5b、5cお
よび側壁酸化膜7a〜7fで遮蔽される領域以外の領域
に、n+ 型ドレイン領域8a、n+ 型ソース・ドレイン
領域8b、n+ 型ソース領域8cをそれぞれ形成する。
このようにして形成されたn+ 型ソース・ドレイン領域
8a、8b、8cの不純物濃度は約10×10 20〜10
×1021/cm3 であり、その深さは約0.05〜0.
15μmである。
【0049】次に図5を参照して、図4に示すn+ 型ソ
ース領域8cの表面を露出するフォトレジスト9を形成
する。このフォトレジスト9をマスクとしてヒ素を、注
入エネルギー50〜100KeV、ドーズ量1.0×1
015〜5.0×1015/cm 2 にて注入することによ
り、n+ 型ソース・ドレイン領域8a、8b、8cより
も高い不純物濃度を有し、かつ、これらより深いn++型
ソース領域10を形成する。このようにして形成された
n++型ソース領域10の不純物濃度は約5×10 20〜1
×1022/cm3 であり、その深さは約0.10〜0.
25μmである。
ース領域8cの表面を露出するフォトレジスト9を形成
する。このフォトレジスト9をマスクとしてヒ素を、注
入エネルギー50〜100KeV、ドーズ量1.0×1
015〜5.0×1015/cm 2 にて注入することによ
り、n+ 型ソース・ドレイン領域8a、8b、8cより
も高い不純物濃度を有し、かつ、これらより深いn++型
ソース領域10を形成する。このようにして形成された
n++型ソース領域10の不純物濃度は約5×10 20〜1
×1022/cm3 であり、その深さは約0.10〜0.
25μmである。
【0050】これにより、LDD( Lightly Doped Dra
in)構造のアクセストランジスタA1とドライバトラン
ジスタD1が形成され、ドレイン領域の近傍の電界が緩
和される。その後、レジスト9を除去する。なお、この
工程におけるSRAMのメモリセルの1つあたりの平面
構造を図6に示し、2×3個当りの平面構造を図7に示
す。特に図5は、図6のA−Aにおける断面構造を示し
たものである。
in)構造のアクセストランジスタA1とドライバトラン
ジスタD1が形成され、ドレイン領域の近傍の電界が緩
和される。その後、レジスト9を除去する。なお、この
工程におけるSRAMのメモリセルの1つあたりの平面
構造を図6に示し、2×3個当りの平面構造を図7に示
す。特に図5は、図6のA−Aにおける断面構造を示し
たものである。
【0051】次に図8を参照して、ワード線5a、ゲー
ト電極5b、5cを覆うように、シリコン基板1上に、
LPCVD法により、膜厚2000〜10000Åのシ
リコン酸化膜11を形成する。そのシリコン酸化膜11
上に、LPCVD法により、膜厚約200〜1000Å
の多結晶シリコン膜を形成する。その多結晶シリコン膜
に、リンを、注入エネルギー30KeV、ドーズ量1.
0×1012〜1.0×1014/cm2 にて注入する。
ト電極5b、5cを覆うように、シリコン基板1上に、
LPCVD法により、膜厚2000〜10000Åのシ
リコン酸化膜11を形成する。そのシリコン酸化膜11
上に、LPCVD法により、膜厚約200〜1000Å
の多結晶シリコン膜を形成する。その多結晶シリコン膜
に、リンを、注入エネルギー30KeV、ドーズ量1.
0×1012〜1.0×1014/cm2 にて注入する。
【0052】その後、そのリンが注入された多結晶シリ
コン膜上に、フォトリソグラフィ法により、所定のフォ
トレジストパターン(図示せず)を形成する。そのフォ
トレジストパターンをマスクとして、RIE法により、
多結晶シリコン膜をエッチングすることによりチャネル
領域となる不純物領域12a、12b、12cを形成す
る。この工程におけるメモリセルの平面構造を図9に示
す。図8は、図9のA−Aにおける断面構造を示したも
のである。
コン膜上に、フォトリソグラフィ法により、所定のフォ
トレジストパターン(図示せず)を形成する。そのフォ
トレジストパターンをマスクとして、RIE法により、
多結晶シリコン膜をエッチングすることによりチャネル
領域となる不純物領域12a、12b、12cを形成す
る。この工程におけるメモリセルの平面構造を図9に示
す。図8は、図9のA−Aにおける断面構造を示したも
のである。
【0053】次に図10を参照して、不純物領域12
a、12b、12cを覆うようにシリコン酸化膜11上
に、LPCVD法により膜厚100〜300Åのシリコ
ン酸化膜13を形成する。そのシリコン酸化膜13上
に、フォトリソグラフィ法により所定のフォトレジスト
パターン(図示せず)を形成する。そのフォトレジスト
パターンをマスクとして、シリコン酸化膜13、11等
に異方性エッチングを施すことにより、n+ 型ドレイン
領域8a、n+ 型ソース・ドレイン領域8b、ゲート電
極5cの表面を露出するコンタクトホール14a、14
b、14cをそれぞれ形成する。この工程におけるメモ
リセルの平面構造を図11に示す。図10は、図11の
A−Aにおける断面構造を示したものである。
a、12b、12cを覆うようにシリコン酸化膜11上
に、LPCVD法により膜厚100〜300Åのシリコ
ン酸化膜13を形成する。そのシリコン酸化膜13上
に、フォトリソグラフィ法により所定のフォトレジスト
パターン(図示せず)を形成する。そのフォトレジスト
パターンをマスクとして、シリコン酸化膜13、11等
に異方性エッチングを施すことにより、n+ 型ドレイン
領域8a、n+ 型ソース・ドレイン領域8b、ゲート電
極5cの表面を露出するコンタクトホール14a、14
b、14cをそれぞれ形成する。この工程におけるメモ
リセルの平面構造を図11に示す。図10は、図11の
A−Aにおける断面構造を示したものである。
【0054】次に図12を参照して、コンタクトホール
14a、14b、14cを埋めるように、シリコン酸化
膜13上に、LPCVD法により膜厚1000〜200
0Å、リン濃度1.0×1020〜8.0×1020/cm
3 のリンがドープされた多結晶シリコン膜(図示せず)
を形成する。その多結晶シリコン膜上に、フォトリソグ
ラフィ法により所定のフォトレジストパターン(図示せ
ず)を形成する。そのフォトレジストパターンをマスク
として、RIE法により、リンがドープされた多結晶シ
リコン膜にエッチングを施すことにより、配線15a、
15bを形成する。不純物領域12b、シリコン酸化膜
13および配線15bは、それぞれチャネル領域、ゲー
ト絶縁膜およびゲート電極として、SRAMのメモリセ
ルの負荷素子としてのpチャネル型TFT(Thin Film
Transistor)となる。なお、この工程におけるメモリセ
ルの平面構造を図13に示す。図12は、図13のA−
Aにおける断面構造を示したものである。
14a、14b、14cを埋めるように、シリコン酸化
膜13上に、LPCVD法により膜厚1000〜200
0Å、リン濃度1.0×1020〜8.0×1020/cm
3 のリンがドープされた多結晶シリコン膜(図示せず)
を形成する。その多結晶シリコン膜上に、フォトリソグ
ラフィ法により所定のフォトレジストパターン(図示せ
ず)を形成する。そのフォトレジストパターンをマスク
として、RIE法により、リンがドープされた多結晶シ
リコン膜にエッチングを施すことにより、配線15a、
15bを形成する。不純物領域12b、シリコン酸化膜
13および配線15bは、それぞれチャネル領域、ゲー
ト絶縁膜およびゲート電極として、SRAMのメモリセ
ルの負荷素子としてのpチャネル型TFT(Thin Film
Transistor)となる。なお、この工程におけるメモリセ
ルの平面構造を図13に示す。図12は、図13のA−
Aにおける断面構造を示したものである。
【0055】この後、既知の方法により、配線15a、
15bを覆うように層間絶縁膜16を形成するととも
に、ビット線コンタクトホールおよびアルミニウム配線
などからなるビット線を形成することにより図1に示す
半導体装置が完成する。
15bを覆うように層間絶縁膜16を形成するととも
に、ビット線コンタクトホールおよびアルミニウム配線
などからなるビット線を形成することにより図1に示す
半導体装置が完成する。
【0056】上述した半導体装置によれば、アクセスト
ランジスタA1のn- 、n+ 型ドレイン領域6a、8
a、6b、8bよりもドライバトランジスタD1のn++
型ソース領域10の方が不純物濃度が高く、かつ、深く
形成されている。このため、逆ショートチャネル効果に
よって、ドライバトランジスタD1のしきい値電圧をア
クセストランジスタA1のしきい値電圧よりも高くする
ことができる。
ランジスタA1のn- 、n+ 型ドレイン領域6a、8
a、6b、8bよりもドライバトランジスタD1のn++
型ソース領域10の方が不純物濃度が高く、かつ、深く
形成されている。このため、逆ショートチャネル効果に
よって、ドライバトランジスタD1のしきい値電圧をア
クセストランジスタA1のしきい値電圧よりも高くする
ことができる。
【0057】この逆ショートチャネル効果について説明
する。文献(C. S. Rafferty et al. :IEDM Tech. Dig
est (1993)pp.311-314)によれば、まず、ドライバト
ランジスタD1のn++型ソース領域10およびドレイン
領域6b、8bを形成する際のイオン注入によって、シ
リコン基板1には点欠陥が発生する。その点欠陥は、n
++型ソース領域10およびドレイン領域6b、8bから
チャネル方向に拡散する。これに伴い、ドライバトラン
ジスタD1のチャネル領域における不純物(ボロン)の
拡散が増速される。このとき、ドライバトランジスタD
1のゲート長が短いほど、n++型ソース領域10とドレ
イン領域6b、8bとの距離が縮まるため、拡散した点
欠陥が過剰になりやすく、不純物(ボロン)の拡散をさ
らに増速させることになる。この点欠陥は、ゲート電極
5b直下のゲート絶縁膜4とシリコン基板1との界面に
おいて消滅する。このため、点欠陥自体はチャネル領域
において、その界面近傍を濃度のピークとした濃度勾配
を有している。これにより、結果としてチャネル領域直
下における不純物(ボロン)がパイルアップ(集積)し
て、ドライバトランジスタのしきい値電圧が上昇するこ
とになる。特に、この現象は、一般にトランジスタのゲ
ート長が0.4μm以下になると顕著に現われることが
わかっている。
する。文献(C. S. Rafferty et al. :IEDM Tech. Dig
est (1993)pp.311-314)によれば、まず、ドライバト
ランジスタD1のn++型ソース領域10およびドレイン
領域6b、8bを形成する際のイオン注入によって、シ
リコン基板1には点欠陥が発生する。その点欠陥は、n
++型ソース領域10およびドレイン領域6b、8bから
チャネル方向に拡散する。これに伴い、ドライバトラン
ジスタD1のチャネル領域における不純物(ボロン)の
拡散が増速される。このとき、ドライバトランジスタD
1のゲート長が短いほど、n++型ソース領域10とドレ
イン領域6b、8bとの距離が縮まるため、拡散した点
欠陥が過剰になりやすく、不純物(ボロン)の拡散をさ
らに増速させることになる。この点欠陥は、ゲート電極
5b直下のゲート絶縁膜4とシリコン基板1との界面に
おいて消滅する。このため、点欠陥自体はチャネル領域
において、その界面近傍を濃度のピークとした濃度勾配
を有している。これにより、結果としてチャネル領域直
下における不純物(ボロン)がパイルアップ(集積)し
て、ドライバトランジスタのしきい値電圧が上昇するこ
とになる。特に、この現象は、一般にトランジスタのゲ
ート長が0.4μm以下になると顕著に現われることが
わかっている。
【0058】また、ドライバトランジスタD1のn++型
ソース領域10では、n+ 型ドレイン領域6a、8a、
6b、8bよりも不純物濃度をより高濃度に設定したこ
とによって、かつ、より深く形成したことによって、n
++型ソース領域10の抵抗が低減する。これにより、n
++型ソース領域10を流れる電流が増加する。このこと
により、ドライバトランジスタの電流駆動能力が向上し
て、アクセストランジスタの電流駆動能力に対するドラ
イバトランジスタの電流駆動能力の比であるベータ比が
大きくなる結果、スタティックノイズマージンが大きく
なる。すなわち、メモリセルの動作の安定性が向上す
る。
ソース領域10では、n+ 型ドレイン領域6a、8a、
6b、8bよりも不純物濃度をより高濃度に設定したこ
とによって、かつ、より深く形成したことによって、n
++型ソース領域10の抵抗が低減する。これにより、n
++型ソース領域10を流れる電流が増加する。このこと
により、ドライバトランジスタの電流駆動能力が向上し
て、アクセストランジスタの電流駆動能力に対するドラ
イバトランジスタの電流駆動能力の比であるベータ比が
大きくなる結果、スタティックノイズマージンが大きく
なる。すなわち、メモリセルの動作の安定性が向上す
る。
【0059】さらに、ドライバトランジスタD1のドレ
イン領域6b、8bでは、不純物濃度は、n++型ソース
領域10の不純物濃度よりも低く、かつ、n++型ソース
領域10よりも浅く形成されているため、ドライバトラ
ンジスタD1におけるパンチスルー現象の発生を容易に
防止することができる。
イン領域6b、8bでは、不純物濃度は、n++型ソース
領域10の不純物濃度よりも低く、かつ、n++型ソース
領域10よりも浅く形成されているため、ドライバトラ
ンジスタD1におけるパンチスルー現象の発生を容易に
防止することができる。
【0060】次に、上述した半導体装置におけるアクセ
ストランジスタA1とドライバトランジスタD1のしき
い値電圧のゲート長依存性を見るために、上述した方法
と同様の方法によって、アクセストランジスタとトラン
ジスタトランジスタにそれぞれ相当するトランジスタを
作成した。つまり、ソース・ドレイン領域がn- 、n +
型ソース・ドレイン領域6b、8b、6a、8aと同じ
不純物濃度と深さを有するトランジスタを作成するとと
もに、ソース領域がn- 、n++型ソース領域6c、10
と、ドレイン領域がn- 、n+ 型ドレイン領域6b、8
bとそれぞれ同じ不純物濃度と深さを有するトランジス
タを作成した。
ストランジスタA1とドライバトランジスタD1のしき
い値電圧のゲート長依存性を見るために、上述した方法
と同様の方法によって、アクセストランジスタとトラン
ジスタトランジスタにそれぞれ相当するトランジスタを
作成した。つまり、ソース・ドレイン領域がn- 、n +
型ソース・ドレイン領域6b、8b、6a、8aと同じ
不純物濃度と深さを有するトランジスタを作成するとと
もに、ソース領域がn- 、n++型ソース領域6c、10
と、ドレイン領域がn- 、n+ 型ドレイン領域6b、8
bとそれぞれ同じ不純物濃度と深さを有するトランジス
タを作成した。
【0061】これらのトランジスタのしきい値電圧(V
th)のゲート長(L)依存性を図14に示す。図14
によれば、逆ショートチャネル効果により、ドライバト
ランジスタに相当するトランジスタのしきい値電圧はア
クセストランジスタに相当するトランジスタのしきい値
電圧よりも高くなっている。たとえば、ゲート長Lが
0.25μmの場合には、ドライバトランジスタに相当
するトランジスタのしきい値電圧は0.83ボルトであ
るのに対し、アクセストランジスタに相当するトランジ
スタのしきい値電圧は0.75Vであった。
th)のゲート長(L)依存性を図14に示す。図14
によれば、逆ショートチャネル効果により、ドライバト
ランジスタに相当するトランジスタのしきい値電圧はア
クセストランジスタに相当するトランジスタのしきい値
電圧よりも高くなっている。たとえば、ゲート長Lが
0.25μmの場合には、ドライバトランジスタに相当
するトランジスタのしきい値電圧は0.83ボルトであ
るのに対し、アクセストランジスタに相当するトランジ
スタのしきい値電圧は0.75Vであった。
【0062】以上の結果、SRAMのメモリセルのスタ
ティックノイズマージンが向上することにより、メモリ
セルの動作が安定する。また上述した半導体装置では、
たとえば、ドライバトランジスタなどのしきい値電圧を
制御するために、そのゲート電極直下のシリコン基板に
選択的に不純物を注入する必要がないため、付加的なプ
ロセスを必要とせず、生産コストの上昇も抑えることが
できる。
ティックノイズマージンが向上することにより、メモリ
セルの動作が安定する。また上述した半導体装置では、
たとえば、ドライバトランジスタなどのしきい値電圧を
制御するために、そのゲート電極直下のシリコン基板に
選択的に不純物を注入する必要がないため、付加的なプ
ロセスを必要とせず、生産コストの上昇も抑えることが
できる。
【0063】実施の形態2 本発明の実施の形態2に係る半導体装置について図を用
いて説明する。図15を参照して、ドライバトランジス
タD1のn++型ソース領域10上には、チタンシリサイ
ド膜19が形成されている。ワード線5a、ゲート電極
5b、5cを覆うように、シリコン酸化膜20が形成さ
れている。これ以外の構成については、実施の形態1に
おいて説明した図1に示す半導体装置の構成と同様なの
で、同一部材には同一符号を付しその説明を省略する。
いて説明する。図15を参照して、ドライバトランジス
タD1のn++型ソース領域10上には、チタンシリサイ
ド膜19が形成されている。ワード線5a、ゲート電極
5b、5cを覆うように、シリコン酸化膜20が形成さ
れている。これ以外の構成については、実施の形態1に
おいて説明した図1に示す半導体装置の構成と同様なの
で、同一部材には同一符号を付しその説明を省略する。
【0064】次に、上述した半導体装置の製造方法につ
いて図を用いて説明する。図16を参照して、n+ 型ド
レイン領域8a、n+ 型ドレイン領域8bおよびn+ 型
ソース領域8c(図示せず)を形成するまでは、実施の
形態1において説明した図3および図4に示す工程と同
様である。その後、ワード線5a、ゲート電極5b、5
cなどを覆うように、シリコン基板1上に、LPCVD
法により、膜厚300〜1000Åのシリコン酸化膜
(図示せず)を形成する。その後、フォトリソグラフィ
法およびRIE法により、ドライバトランジスタD1の
n+ 型ソース領域8cの上に位置するシリコン酸化膜を
選択的に除去する。このようにして、シリコン酸化膜2
0が形成される。
いて図を用いて説明する。図16を参照して、n+ 型ド
レイン領域8a、n+ 型ドレイン領域8bおよびn+ 型
ソース領域8c(図示せず)を形成するまでは、実施の
形態1において説明した図3および図4に示す工程と同
様である。その後、ワード線5a、ゲート電極5b、5
cなどを覆うように、シリコン基板1上に、LPCVD
法により、膜厚300〜1000Åのシリコン酸化膜
(図示せず)を形成する。その後、フォトリソグラフィ
法およびRIE法により、ドライバトランジスタD1の
n+ 型ソース領域8cの上に位置するシリコン酸化膜を
選択的に除去する。このようにして、シリコン酸化膜2
0が形成される。
【0065】その後、図5において説明した方法と同様
の方法によって、ドライバトランジスタD1のn++型ソ
ース領域10を形成する。次に、n++型ソース領域10
を覆うように、シリコン酸化膜20上に、スパッタ法に
より膜厚約300Åのチタン膜を形成する。その後、た
とえば、温度700〜800℃、時間約1分にてRTA
(Rapid Thermal Anneal)処理を施す。これにより、ド
ライバトランジスタD1のn++型ソース領域10上にの
み選択的にチタンシリサイド膜19が形成される。この
後、たとえば硫酸等を用いて、シリコン酸化膜20上に
残っているチタン膜を除去する。そして、温度700〜
900℃、時間約1分間にて、再度RTA処理を施す。
の方法によって、ドライバトランジスタD1のn++型ソ
ース領域10を形成する。次に、n++型ソース領域10
を覆うように、シリコン酸化膜20上に、スパッタ法に
より膜厚約300Åのチタン膜を形成する。その後、た
とえば、温度700〜800℃、時間約1分にてRTA
(Rapid Thermal Anneal)処理を施す。これにより、ド
ライバトランジスタD1のn++型ソース領域10上にの
み選択的にチタンシリサイド膜19が形成される。この
後、たとえば硫酸等を用いて、シリコン酸化膜20上に
残っているチタン膜を除去する。そして、温度700〜
900℃、時間約1分間にて、再度RTA処理を施す。
【0066】このようにして形成された、チタンシリサ
イド膜19のシート抵抗は約5〜10Ω/cm2 であ
る。なお、金属シリサイド膜としてはチタンシリサイド
膜を形成したが、この他に、コバルトシリサイド膜やニ
ッケルシリサイド膜などの他の高融点金属シリサイド膜
を適用してもよい。この工程におけるメモリセルの平面
構造を図17に示す。図16は図7のA−Aにおける平
面構造を示したものである。その後、実施の形態1にお
いて説明した図8から図12に示す工程と同様の工程を
経ることによって、図15に示す半導体装置が完成す
る。
イド膜19のシート抵抗は約5〜10Ω/cm2 であ
る。なお、金属シリサイド膜としてはチタンシリサイド
膜を形成したが、この他に、コバルトシリサイド膜やニ
ッケルシリサイド膜などの他の高融点金属シリサイド膜
を適用してもよい。この工程におけるメモリセルの平面
構造を図17に示す。図16は図7のA−Aにおける平
面構造を示したものである。その後、実施の形態1にお
いて説明した図8から図12に示す工程と同様の工程を
経ることによって、図15に示す半導体装置が完成す
る。
【0067】上述した半導体装置では、ドライバトラン
ジスタD1のn++型ソース領域10上にのみチタンシリ
サイド膜19が形成されている。このn++型ソース領域
10は、図20(a)の等価回路に示されているよう
に、グランド側に接続されている。これにより、実施の
形態1において説明した効果に加えて、ドライバトラン
ジスタD1のグランド側の配線がより低抵抗となってグ
ランド電位が安定し、かつ、ドライバトランジスタD1
の電流駆動能力が向上し、ベータ比が向上する効果が得
られる。その結果、スタティックノイズマージンが向上
し、メモリセルの動作がさらに安定する。
ジスタD1のn++型ソース領域10上にのみチタンシリ
サイド膜19が形成されている。このn++型ソース領域
10は、図20(a)の等価回路に示されているよう
に、グランド側に接続されている。これにより、実施の
形態1において説明した効果に加えて、ドライバトラン
ジスタD1のグランド側の配線がより低抵抗となってグ
ランド電位が安定し、かつ、ドライバトランジスタD1
の電流駆動能力が向上し、ベータ比が向上する効果が得
られる。その結果、スタティックノイズマージンが向上
し、メモリセルの動作がさらに安定する。
【0068】また、ドライバトランジスタD1のn++型
ソース領域10がグランド側に接続されていると同時
に、p型ウェル3もグランド側の電位に固定されている
ため、n++型ソース領域10とp型ウェル3との間に電
位差は生じない。このため、両者の間で接合リーク電流
が流れることを防止することができる。
ソース領域10がグランド側に接続されていると同時
に、p型ウェル3もグランド側の電位に固定されている
ため、n++型ソース領域10とp型ウェル3との間に電
位差は生じない。このため、両者の間で接合リーク電流
が流れることを防止することができる。
【0069】さらに、チタンシリサイド膜9がn++型ソ
ース領域10上に形成されていることにより、n++型ソ
ース領域10が形成されておらず、n+ 型ソース領域8
c上にチタンシリサイド膜が形成されている場合と比較
すると、ソース領域から砒素がチタンシリサイド膜中に
異常拡散してチタンシリサイド膜とソース領域との接続
抵抗が上昇するのを効果的に防止することができる。
ース領域10上に形成されていることにより、n++型ソ
ース領域10が形成されておらず、n+ 型ソース領域8
c上にチタンシリサイド膜が形成されている場合と比較
すると、ソース領域から砒素がチタンシリサイド膜中に
異常拡散してチタンシリサイド膜とソース領域との接続
抵抗が上昇するのを効果的に防止することができる。
【0070】なお、チタンシリサイド膜9は、n++型ソ
ース領域10上にのみ形成されているが、たとえば、ア
クセストランジスタA1のn+ 型ドレイン領域8a上に
も形成した場合には、ビット線がハイレベルになったと
きに、n+ 型ドレイン領域8aからp型ウェル3へ接合
リーク電流が発生し、消費電流が増加する問題が生じ
る。このため、チタンシリサイド膜9は、n++型ソース
領域10上にのみ形成することが望ましい。
ース領域10上にのみ形成されているが、たとえば、ア
クセストランジスタA1のn+ 型ドレイン領域8a上に
も形成した場合には、ビット線がハイレベルになったと
きに、n+ 型ドレイン領域8aからp型ウェル3へ接合
リーク電流が発生し、消費電流が増加する問題が生じ
る。このため、チタンシリサイド膜9は、n++型ソース
領域10上にのみ形成することが望ましい。
【0071】実施の形態3 本発明の実施の形態3に係る半導体装置について図を用
いて説明する。図18を参照して、ドライバトランジス
タD1のドレイン領域はn- 型ドレイン領域6bのみで
あり、アクセストランジスタA1のソース領域はn- 型
ソース領域6b(共通)のみである。これ以外の構成に
ついては実施の形態1において説明した図1に示す半導
体装置と同様なので、同一部材には同一符号を付しその
説明を省略する。
いて説明する。図18を参照して、ドライバトランジス
タD1のドレイン領域はn- 型ドレイン領域6bのみで
あり、アクセストランジスタA1のソース領域はn- 型
ソース領域6b(共通)のみである。これ以外の構成に
ついては実施の形態1において説明した図1に示す半導
体装置と同様なので、同一部材には同一符号を付しその
説明を省略する。
【0072】この半導体装置では、実施の形態1におい
て説明した図4に示す工程において、n+ 型ソース・ド
レイン領域8bを形成させないことを除けば、実施の形
態1において説明した工程と同様の工程を得ることによ
って、これを製造することができる。
て説明した図4に示す工程において、n+ 型ソース・ド
レイン領域8bを形成させないことを除けば、実施の形
態1において説明した工程と同様の工程を得ることによ
って、これを製造することができる。
【0073】上述した半導体装置によれば、アクセスト
ランジスタA1のドレイン領域としてはn- 型ソース領
域6bのみである。これにより、アクセストランジスタ
A1のソース領域を流れる電流が少なくなり、アクセス
トランジスタA1の電流駆動能力が低下する。これによ
り、実施の形態1において説明した効果に加えて、ベー
タ比がさらに向上する効果が得られる。その結果、メモ
リセルのスタティックノイズマージンがさらに向上して
動作が安定する。
ランジスタA1のドレイン領域としてはn- 型ソース領
域6bのみである。これにより、アクセストランジスタ
A1のソース領域を流れる電流が少なくなり、アクセス
トランジスタA1の電流駆動能力が低下する。これによ
り、実施の形態1において説明した効果に加えて、ベー
タ比がさらに向上する効果が得られる。その結果、メモ
リセルのスタティックノイズマージンがさらに向上して
動作が安定する。
【0074】実施の形態4 本発明の実施の形態4に係る半導体装置について図を用
いて説明する。図19を参照して、ドライバトランジス
タD1のドレイン領域はn- 型ドレイン領域6bのみで
あり、アクセストランジスタA1のソース領域はn- 型
ソース領域5b(共通)のみである。これ以外の構成に
ついては、実施の形態2において説明した図15に示す
半導体装置と同様の構成なので、同一部材には同一符号
を付しその説明を省略する。
いて説明する。図19を参照して、ドライバトランジス
タD1のドレイン領域はn- 型ドレイン領域6bのみで
あり、アクセストランジスタA1のソース領域はn- 型
ソース領域5b(共通)のみである。これ以外の構成に
ついては、実施の形態2において説明した図15に示す
半導体装置と同様の構成なので、同一部材には同一符号
を付しその説明を省略する。
【0075】この半導体装置では、実施の形態1におい
て説明した図4に示す工程において、n+ 型ソース・ド
レイン領域8bを形成させないことを除けば、実施の形
態1および実施の形態2において説明した同様の工程を
経ることによって、これを製造することができる。
て説明した図4に示す工程において、n+ 型ソース・ド
レイン領域8bを形成させないことを除けば、実施の形
態1および実施の形態2において説明した同様の工程を
経ることによって、これを製造することができる。
【0076】上述した半導体装置によれば、アクセスト
ランジスタA1のソース領域は、n - 型ソース領域6b
のみである。これによりn- 型ソース領域6bを流れる
電流が少なくなり、アクセストランジスタA1の電流駆
動能力が低下する。これにより、実施の形態2において
説明した効果に加えて、実施の形態3に係る半導体装置
と同様にベータ比が向上する効果が得られる。その結
果、メモリセルのスタティックノイズマージンがさらに
向上し動作が安定する。
ランジスタA1のソース領域は、n - 型ソース領域6b
のみである。これによりn- 型ソース領域6bを流れる
電流が少なくなり、アクセストランジスタA1の電流駆
動能力が低下する。これにより、実施の形態2において
説明した効果に加えて、実施の形態3に係る半導体装置
と同様にベータ比が向上する効果が得られる。その結
果、メモリセルのスタティックノイズマージンがさらに
向上し動作が安定する。
【0077】今回開示された実施の形態はすべての点で
例示であって制限的なものではないと考えられるべきで
ある。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求
の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味お
よび範囲内でのすべての変更が含まれることが意図され
る。
例示であって制限的なものではないと考えられるべきで
ある。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求
の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味お
よび範囲内でのすべての変更が含まれることが意図され
る。
【0078】
【発明の効果】本発明の1つの局面における半導体装置
によれば、逆ショートチャネル効果によって、1つのM
OSトランジスタのしきい値電圧を他のMOSトランジ
スタのしきい値電圧よりも自動的に高くすることができ
る。また、1つのMOSトランジスタにおいてパンチス
ルー現象が発生するのも防止することができる。
によれば、逆ショートチャネル効果によって、1つのM
OSトランジスタのしきい値電圧を他のMOSトランジ
スタのしきい値電圧よりも自動的に高くすることができ
る。また、1つのMOSトランジスタにおいてパンチス
ルー現象が発生するのも防止することができる。
【0079】さらに、1つのMOSトランジスタの電流
駆動能力が向上する。そしてこのことにより、他のMO
Sトランジスタの電流駆動能力に対する1つのMOSト
ランジスタの電流駆動能力の比(ベータ比)が向上す
る。
駆動能力が向上する。そしてこのことにより、他のMO
Sトランジスタの電流駆動能力に対する1つのMOSト
ランジスタの電流駆動能力の比(ベータ比)が向上す
る。
【0080】また、他のMOSトランジスタの電流駆動
能力が低下して、ベータ比が向上する。以上の結果、半
導体装置のスタティックノイズマージンが向上して動作
が安定する。
能力が低下して、ベータ比が向上する。以上の結果、半
導体装置のスタティックノイズマージンが向上して動作
が安定する。
【0081】また、この半導体装置では、各MOSトラ
ンジスタのチャネル領域部分に選択的に所定の不純物を
注入することによって各MOSトランジスタのしきい値
電圧を制御する場合と比較すると、付加的なプロセスを
必要とせず、製造コストの上昇を抑制することもでき
る。
ンジスタのチャネル領域部分に選択的に所定の不純物を
注入することによって各MOSトランジスタのしきい値
電圧を制御する場合と比較すると、付加的なプロセスを
必要とせず、製造コストの上昇を抑制することもでき
る。
【0082】好ましくは、第5不純物領域の表面上に形
成された導電層を含んでいることによって、第5不純物
領域の抵抗がさらに低減されてその電位が安定し、か
つ、その1つのMOSトランジスタの電流駆動能力が向
上する。これにより、ベータ比が向上して、半導体装置
のスタティックノイズマージンが向上する。
成された導電層を含んでいることによって、第5不純物
領域の抵抗がさらに低減されてその電位が安定し、か
つ、その1つのMOSトランジスタの電流駆動能力が向
上する。これにより、ベータ比が向上して、半導体装置
のスタティックノイズマージンが向上する。
【0083】また好ましくは、導電層は金属シリサイド
膜であることによって、金属膜と半導体基板中のシリコ
ンとを反応させることにより、容易に金属シリサイド膜
を第5不純物領域の表面に形成することができる。
膜であることによって、金属膜と半導体基板中のシリコ
ンとを反応させることにより、容易に金属シリサイド膜
を第5不純物領域の表面に形成することができる。
【0084】さらに好ましくは、主表面において第2不
純物領域内に形成され、第1の不純物濃度よりも高く第
3の不純物濃度よりも低い第4の不純物濃度を有し、第
2不純物領域よりも深く第5不純物領域よりも浅い第2
導電型の第6不純物領域を含んでいることによって、1
つのMOSトランジスタのしきい値電圧を他のMOSト
ランジスタのしきい値電圧よりも高く維持した状態で第
1ゲート電極および第2ゲート電極の各側壁直下近傍の
領域における電界を緩和することができる。
純物領域内に形成され、第1の不純物濃度よりも高く第
3の不純物濃度よりも低い第4の不純物濃度を有し、第
2不純物領域よりも深く第5不純物領域よりも浅い第2
導電型の第6不純物領域を含んでいることによって、1
つのMOSトランジスタのしきい値電圧を他のMOSト
ランジスタのしきい値電圧よりも高く維持した状態で第
1ゲート電極および第2ゲート電極の各側壁直下近傍の
領域における電界を緩和することができる。
【0085】好ましくは、ゲートとドレインとが交差接
続された1対のドライバトランジスタと、各ドライバト
ランジスタのドレインと電源との間にそれぞれ接続され
た負荷素子とからなるフリップフロップと、各ドライバ
トランジスタのドレインと1対のビット線との間にそれ
ぞれ接続され、かつ、ゲートがワード線に接続されたア
クセストランジスタとを含むスタティックメモリセルを
備え、アクセストランジスタのドレイン領域は第3不純
物領域および第4不純物領域であり、アクセストランジ
スタのソース領域は第2不純物領域を含み、ドライバト
ランジスタのドレイン領域は第2不純物領域を含み、ド
ライバトランジスタのソース領域は第1不純物領域およ
び前記第5不純物領域であり、ドライバトランジスタの
ゲートは第1ゲート電極であり、ドライバトランジスタ
のゲートは第1ゲート電極であることによって、スタテ
ィックメモリセルにおけるドライバトランジスタのしき
い値電圧をアクセストランジスタのしきい値電圧よりも
高く設定することができる。また、ドライバトランジス
タの電流駆動能力が向上する。これにより、ベータ比が
向上してスタティックノイズマージンが向上する。その
結果、メモリセルの動作が安定する。
続された1対のドライバトランジスタと、各ドライバト
ランジスタのドレインと電源との間にそれぞれ接続され
た負荷素子とからなるフリップフロップと、各ドライバ
トランジスタのドレインと1対のビット線との間にそれ
ぞれ接続され、かつ、ゲートがワード線に接続されたア
クセストランジスタとを含むスタティックメモリセルを
備え、アクセストランジスタのドレイン領域は第3不純
物領域および第4不純物領域であり、アクセストランジ
スタのソース領域は第2不純物領域を含み、ドライバト
ランジスタのドレイン領域は第2不純物領域を含み、ド
ライバトランジスタのソース領域は第1不純物領域およ
び前記第5不純物領域であり、ドライバトランジスタの
ゲートは第1ゲート電極であり、ドライバトランジスタ
のゲートは第1ゲート電極であることによって、スタテ
ィックメモリセルにおけるドライバトランジスタのしき
い値電圧をアクセストランジスタのしきい値電圧よりも
高く設定することができる。また、ドライバトランジス
タの電流駆動能力が向上する。これにより、ベータ比が
向上してスタティックノイズマージンが向上する。その
結果、メモリセルの動作が安定する。
【図1】 本発明の実施の形態1に係る半導体装置の一
断面図である。
断面図である。
【図2】 同実施の形態において、図1に示す半導体装
置の一平面図である。
置の一平面図である。
【図3】 同実施の形態において、図1に示す半導体装
置の製造方法の一工程を示す断面図である。
置の製造方法の一工程を示す断面図である。
【図4】 同実施の形態において、図3に示す工程の後
に行なわれる工程を示す断面図である。
に行なわれる工程を示す断面図である。
【図5】 同実施の形態において、図4に示す工程の後
に行なわれる工程を示す断面図である。
に行なわれる工程を示す断面図である。
【図6】 同実施の形態において、図5に示す工程の一
平面図である。
平面図である。
【図7】 同実施の形態において、図5に示す工程にお
ける複数のメモリセルの構造を示す一平面図である。
ける複数のメモリセルの構造を示す一平面図である。
【図8】 同実施の形態において、図5に示す工程の後
に行なわれる工程を示す断面図である。
に行なわれる工程を示す断面図である。
【図9】 同実施の形態において、図8に示す工程にお
ける一平面図である。
ける一平面図である。
【図10】 同実施の形態において、図8に示す工程の
後に行なわれる工程を示す断面図である。
後に行なわれる工程を示す断面図である。
【図11】 同実施の形態において、図10に示す工程
における一平面図である。
における一平面図である。
【図12】 同実施の形態において、図10に示す工程
の後に行なわれる工程を示す断面図である。
の後に行なわれる工程を示す断面図である。
【図13】 同実施の形態において、図12に示す工程
における一平面図である。
における一平面図である。
【図14】 同実施の形態において、各トランジスタの
しきい値電圧のゲート長依存性を示す図である。
しきい値電圧のゲート長依存性を示す図である。
【図15】 本発明の実施の形態2に係る半導体装置の
一断面図である。
一断面図である。
【図16】 同実施の形態において、図15に示す半導
体装置の製造方法の一工程を示す断面図である。
体装置の製造方法の一工程を示す断面図である。
【図17】 同実施の形態において、図16に示す工程
における一平面図である。
における一平面図である。
【図18】 本発明の実施の形態3に係る半導体装置の
一断面図である。
一断面図である。
【図19】 本発明の実施の形態4に係る半導体装置の
一断面図である。
一断面図である。
【図20】 従来のSRAMのメモリセルの等価回路を
示す図であり、(a)は1つのメモリセルの等価回路を
示す図であり、(b)はフリップフロップ回路の等価回
路を示す図である。
示す図であり、(a)は1つのメモリセルの等価回路を
示す図であり、(b)はフリップフロップ回路の等価回
路を示す図である。
【図21】 SRAMのメモリセルの入出力特性を示す
図である。
図である。
【図22】 SRAMのメモリセルのスタンドバイ時に
おける入出力特性を示す図である。
おける入出力特性を示す図である。
【図23】 SRAMのメモリセルの読出し時における
入出力特性を示す図である。
入出力特性を示す図である。
【図24】 SRAMのメモリセルの書込み時における
入出力特性を示す図である。
入出力特性を示す図である。
1 n型のシリコン基板、2 フィールド絶縁膜、3
p型ウェル、4 ゲート絶縁膜、5a、5d ワード
線、5b、5c ゲート電極、6a n- 型ドレイン領
域、6b n- 型ソース・ドレイン領域、6c n- 型
ソース領域、7a〜7f 側壁酸化膜,8a n+ 型ド
レイン領域、8b n+ 型ソース・ドレイン領域、8c
n+ 型ソース領域、9 フォトレジスト、10 n++
型ソース領域、11、13、20 シリコン酸化膜、1
2a、12b、12c 不純物領域、14a〜14c
コンタクトホール、15a、15b 配線、16 層間
絶縁膜、17a、17b ビット線コンタクトホール、
18a、18b ビット線、19 チタンシリサイド
膜、d1 ドライバトランジスタ、A1 アクセストラ
ンジスタ、L1 TFTトランジスタ。
p型ウェル、4 ゲート絶縁膜、5a、5d ワード
線、5b、5c ゲート電極、6a n- 型ドレイン領
域、6b n- 型ソース・ドレイン領域、6c n- 型
ソース領域、7a〜7f 側壁酸化膜,8a n+ 型ド
レイン領域、8b n+ 型ソース・ドレイン領域、8c
n+ 型ソース領域、9 フォトレジスト、10 n++
型ソース領域、11、13、20 シリコン酸化膜、1
2a、12b、12c 不純物領域、14a〜14c
コンタクトホール、15a、15b 配線、16 層間
絶縁膜、17a、17b ビット線コンタクトホール、
18a、18b ビット線、19 チタンシリサイド
膜、d1 ドライバトランジスタ、A1 アクセストラ
ンジスタ、L1 TFTトランジスタ。
Claims (5)
- 【請求項1】 半導体基板の主表面に形成された第1導
電型領域と、 前記第1導電型領域の主表面において、それぞれ距離を
隔てて形成された第1の不純物濃度を有する第2導電型
の第1不純物領域、第2不純物領域および第3不純物領
域と、 主表面において前記第3不純物領域内に形成され、前記
第3不純物領域よりも深く、前記第1の不純物濃度より
も高い第2の不純物濃度を有する第2導電型の第4不純
物領域と、 前記第1不純物領域および前記第2不純物領域によって
挟まれた前記第1導電型領域の表面上にゲート絶縁膜を
介在させて形成された第1ゲート電極と、 前記第2不純物領域および前記第3不純物領域によって
挟まれた前記第1導電型領域の表面上にゲート絶縁膜を
介在させて形成された第2ゲート電極と、 主表面において前記第1不純物領域内に形成され、前記
第2不純物領域よりも深く、前記第2の不純物濃度より
も高い第3の不純物濃度を有する第2導電型の第5不純
物領域とを備えた、半導体装置。 - 【請求項2】 前記第5不純物領域の表面上にのみ形成
された導電層を含む、請求項1記載の半導体装置。 - 【請求項3】 前記導電層は金属シリサイド膜である、
請求項2記載の半導体装置。 - 【請求項4】 主表面において前記第2不純物領域内に
形成され、前記第1の不純物濃度よりも高く前記第3の
不純物濃度よりも低い第4の不純物濃度を有し、前記第
2不純物領域よりも深く前記第5不純物領域よりも浅い
第2導電型の第6不純物領域を含む、請求項1〜3のい
ずれかに記載の半導体装置。 - 【請求項5】 ゲートとドレインとが交差接続された1
対のドライバトランジスタと、各ドライバトランジスタ
のドレインと電源との間にそれぞれ接続された負荷素子
とからなるフリップフロップと、 各ドライバトランジスタのドレインと1対のビット線と
の間にそれぞれ接続され、かつ、ゲートがワード線に接
続されたアクセストランジスタとを含むスタティックメ
モリセルを備え、 前記アクセストランジスタのドレイン領域は、前記第3
不純物領域および前記第4不純物領域であり、 前記アクセストランジスタのソース領域は、前記第2不
純物領域を含み、 前記アクセストランジスタのゲートは前記第2ゲート電
極であり、 前記ドライバトランジスタのドレイン領域は前記第2不
純物領域を含み、 前記ドライバトランジスタのソース領域は前記第1不純
物領域および前記第5不純物領域であり、 前記ドライバトランジスタのゲートは前記第1ゲート電
極である、請求項1〜4のいずれかに記載の半導体装
置。
Priority Applications (6)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10160473A JPH11354652A (ja) | 1998-06-09 | 1998-06-09 | 半導体装置 |
| US09/198,611 US6268627B1 (en) | 1998-06-09 | 1998-11-24 | Semiconductor device having impurity regions with varying impurity concentrations |
| TW087119625A TW425713B (en) | 1998-06-09 | 1998-11-26 | Semiconductor device |
| DE19860119A DE19860119C2 (de) | 1998-06-09 | 1998-12-23 | SRAM-Halbleiterspeichervorrichtung |
| KR1019990004334A KR100282755B1 (ko) | 1998-06-09 | 1999-02-08 | 반도체 장치 |
| CNB991021037A CN1179417C (zh) | 1998-06-09 | 1999-02-08 | 具备静态随机存取存储器的半导体装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10160473A JPH11354652A (ja) | 1998-06-09 | 1998-06-09 | 半導体装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11354652A true JPH11354652A (ja) | 1999-12-24 |
Family
ID=15715724
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10160473A Withdrawn JPH11354652A (ja) | 1998-06-09 | 1998-06-09 | 半導体装置 |
Country Status (6)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6268627B1 (ja) |
| JP (1) | JPH11354652A (ja) |
| KR (1) | KR100282755B1 (ja) |
| CN (1) | CN1179417C (ja) |
| DE (1) | DE19860119C2 (ja) |
| TW (1) | TW425713B (ja) |
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|---|---|---|---|---|
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| WO2008008672A2 (en) * | 2006-07-10 | 2008-01-17 | Great Wall Semiconductor Corporation | Bi-directional mosfet power switch with single metal layer |
| CN105990241B (zh) * | 2015-02-17 | 2020-08-28 | 中芯国际集成电路制造(上海)有限公司 | 一种sram及其制造方法、电子装置 |
| EP4079936A1 (de) | 2021-04-23 | 2022-10-26 | Primetals Technologies Austria GmbH | Inline-siliziumabscheidung an einer beizanlage |
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| US5132771A (en) * | 1985-12-27 | 1992-07-21 | Hitachi, Ltd. | Semiconductor memory device having flip-flop circuits |
| JP2892683B2 (ja) | 1989-05-29 | 1999-05-17 | 株式会社日立製作所 | 半導体記憶装置およびその製造方法 |
| JPH021988A (ja) * | 1987-12-03 | 1990-01-08 | Texas Instr Inc <Ti> | 電気的にプログラム可能なメモリ・セル |
| KR100199258B1 (ko) * | 1990-02-09 | 1999-06-15 | 가나이 쓰도무 | 반도체집적회로장치 |
| JPH0461377A (ja) | 1990-06-29 | 1992-02-27 | Sony Corp | 半導体メモリ |
| JPH04262574A (ja) | 1991-02-15 | 1992-09-17 | Nec Corp | 半導体記憶装置 |
| GB2286723B (en) * | 1992-12-11 | 1997-01-08 | Intel Corp | A mos transistor having a composite gate electrode and method of fabrication |
| JP3686144B2 (ja) | 1995-12-07 | 2005-08-24 | 株式会社ルネサステクノロジ | 半導体記憶装置およびその製造方法 |
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