JPH11355221A - コマンド・テレメトリ自動チェック方法および装置 - Google Patents
コマンド・テレメトリ自動チェック方法および装置Info
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- JPH11355221A JPH11355221A JP10157051A JP15705198A JPH11355221A JP H11355221 A JPH11355221 A JP H11355221A JP 10157051 A JP10157051 A JP 10157051A JP 15705198 A JP15705198 A JP 15705198A JP H11355221 A JPH11355221 A JP H11355221A
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- telemetry
- command
- spacecraft
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- Monitoring And Testing Of Transmission In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 テレメトリが正しく変化しているかのチェッ
クをオフライン、ノンリアルタイムで繰り返し、柔軟に
行えるようにすること。 【解決手段】 オペレータ3の操作により、地上装置2
からコマンド送出されると、宇宙機1からテレメトリが
地上装置2に返送され、受信テレメトリファイル2bへ
格納される。地上装置2は、コマンド・テレメトリ照合
条件テーブル2a参照し、コマンド送信番号(またはコ
マンドコード)、テレメトリ照合条件を得る。ついで、
コマンド送信番号(またはコマンドコード)をキーとし
て受信テレメトリファイル2bを走査し、テレメトリ照
合条件で参照されているテレメトリ項目を見つけ、照合
条件に基づきチェックを行い、結果をオペレータ3に通
知する。さらに、予め設定された照合上限時間と、テレ
メトリ受信時刻とコマンド受信時刻の差を比較し照合失
敗等を判断するようにしてもよい。
クをオフライン、ノンリアルタイムで繰り返し、柔軟に
行えるようにすること。 【解決手段】 オペレータ3の操作により、地上装置2
からコマンド送出されると、宇宙機1からテレメトリが
地上装置2に返送され、受信テレメトリファイル2bへ
格納される。地上装置2は、コマンド・テレメトリ照合
条件テーブル2a参照し、コマンド送信番号(またはコ
マンドコード)、テレメトリ照合条件を得る。ついで、
コマンド送信番号(またはコマンドコード)をキーとし
て受信テレメトリファイル2bを走査し、テレメトリ照
合条件で参照されているテレメトリ項目を見つけ、照合
条件に基づきチェックを行い、結果をオペレータ3に通
知する。さらに、予め設定された照合上限時間と、テレ
メトリ受信時刻とコマンド受信時刻の差を比較し照合失
敗等を判断するようにしてもよい。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、人工衛星などの宇
宙機システムにおけるコマンド・テレメトリ自動チェッ
ク方法および装置に関する。軌道上で宇宙機が正常に機
能しているどうかの確認は、基本的には地上装置から宇
宙機へ送信されるコマンドに対応して、宇宙機から地上
装置へ返送テレメトリが正しく変化しているかをチェッ
クすることで行なわれる。このチェックは、例えば姿勢
系のデータなど、宇宙機にとって致命的な項目について
は、コマンドを発行するオペレータが、コマンドを発行
する都度、宇宙機から返送されるテレメトリを目視で確
認することで行なうが、観測ミッション系のデータな
ど、それほど致命的ではなく、かつデータ量としては膨
大なテレメトリ項目については、総てのテレメトリが正
しく変化しているかを目視でチェックすることは、効率
的でなく時間がかかる。また誤りを犯す可能性が非常に
高い。このため、このようなチェックを自動的に行なう
ことが考えられてきた。
宙機システムにおけるコマンド・テレメトリ自動チェッ
ク方法および装置に関する。軌道上で宇宙機が正常に機
能しているどうかの確認は、基本的には地上装置から宇
宙機へ送信されるコマンドに対応して、宇宙機から地上
装置へ返送テレメトリが正しく変化しているかをチェッ
クすることで行なわれる。このチェックは、例えば姿勢
系のデータなど、宇宙機にとって致命的な項目について
は、コマンドを発行するオペレータが、コマンドを発行
する都度、宇宙機から返送されるテレメトリを目視で確
認することで行なうが、観測ミッション系のデータな
ど、それほど致命的ではなく、かつデータ量としては膨
大なテレメトリ項目については、総てのテレメトリが正
しく変化しているかを目視でチェックすることは、効率
的でなく時間がかかる。また誤りを犯す可能性が非常に
高い。このため、このようなチェックを自動的に行なう
ことが考えられてきた。
【0002】
【従来の技術】図4は従来技術を説明する図である。同
図において、10は衛星等の宇宙機、20は地上装置で
ある。地上装置20には、送信されたコマンド毎に、チ
ェックをすべきテレメトリの照合条件を保持しているコ
マンド・テレメトリの照合条件テーブル21が設けられ
ている。30は宇宙機の運用を行なうオペレータであ
り、地上装置20は、オペレータ30の操作により、コ
マンドを宇宙機10へ送信する。宇宙機10は送信され
たコマンドに応じた処理を行ない、予め定められた情報
を収集し、テレメトリとして地上装置20へ送信する。
図において、10は衛星等の宇宙機、20は地上装置で
ある。地上装置20には、送信されたコマンド毎に、チ
ェックをすべきテレメトリの照合条件を保持しているコ
マンド・テレメトリの照合条件テーブル21が設けられ
ている。30は宇宙機の運用を行なうオペレータであ
り、地上装置20は、オペレータ30の操作により、コ
マンドを宇宙機10へ送信する。宇宙機10は送信され
たコマンドに応じた処理を行ない、予め定められた情報
を収集し、テレメトリとして地上装置20へ送信する。
【0003】従来においては、地上装置20から宇宙機
10へ送信されるコマンドに対応して、宇宙機10から
地上装置20へ返送テレメトリが正しく変化しているか
を自動チェックするため、図4に示すように、オペレー
タ30がコマンド送信を地上装置20へ指示した際に、
上記コマンド・テレメトリ照合条件テーブル21を検索
して照合条件を得ておき、宇宙機10からコマンドに対
応するテレメトリが送り返された時点で、該テレメトリ
が条件を満足しているかをチェックする、という方法を
とっていた。
10へ送信されるコマンドに対応して、宇宙機10から
地上装置20へ返送テレメトリが正しく変化しているか
を自動チェックするため、図4に示すように、オペレー
タ30がコマンド送信を地上装置20へ指示した際に、
上記コマンド・テレメトリ照合条件テーブル21を検索
して照合条件を得ておき、宇宙機10からコマンドに対
応するテレメトリが送り返された時点で、該テレメトリ
が条件を満足しているかをチェックする、という方法を
とっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記した方式では、コ
マンドを送信する時点でしかテレメトリのチェックが行
なえない。そのため、コマンドの送信および対応するテ
レメトリの受信処理が終了してしまった後から、照合す
るテレメトリ項目を増やして、改めてより詳しいチェッ
クを行なう、といったことができない。これは、例え
ば、宇宙機側に障害が発生している恐れがあり、しかも
その障害に十分な再現性がない場合などに詳しい調査が
行なえず問題になる。本発明は上記した事情に鑑みなさ
れたものであって、本発明の目的は、地上装置から宇宙
機へ送信されるコマンドに対応して宇宙機から地上装置
に返送されたテレメトリが正しく変化しているか否かの
チェックを、オフライン、ノンリアルタイムで繰り返
し、柔軟に行うことができるようにすることである。
マンドを送信する時点でしかテレメトリのチェックが行
なえない。そのため、コマンドの送信および対応するテ
レメトリの受信処理が終了してしまった後から、照合す
るテレメトリ項目を増やして、改めてより詳しいチェッ
クを行なう、といったことができない。これは、例え
ば、宇宙機側に障害が発生している恐れがあり、しかも
その障害に十分な再現性がない場合などに詳しい調査が
行なえず問題になる。本発明は上記した事情に鑑みなさ
れたものであって、本発明の目的は、地上装置から宇宙
機へ送信されるコマンドに対応して宇宙機から地上装置
に返送されたテレメトリが正しく変化しているか否かの
チェックを、オフライン、ノンリアルタイムで繰り返
し、柔軟に行うことができるようにすることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理説明
図である。同図において、1は人工衛星等の宇宙機、2
は地上装置、3はオペレータであり、地上装置2は、コ
マンド・テレメトリ照合条件テーブル2aと、宇宙機1
から地上装置2へ送信されたテレメトリを格納する受信
テレメトリファイル2bと、照合手段2cを備えてい
る。図1において、本発明の請求項1,2の発明は、次
のようにして前記課題を解決する。 (a)オペレータ3の操作により、地上装置2がコマン
ドを宇宙機1へ送信すると、宇宙機1は送信されたコマ
ンドに応じた処理を行ない、予め定められた情報を収集
し、テレメトリとして地上装置2へ返送する。 (b)地上装置2は宇宙機1から送信されたテレメトリ
を、受信した順番で受信テレメトリファイル2bへ順次
格納してゆく。 (c)地上装置2の照合手段2cは、コマンド送信およ
びテレメトリ受信終了後のオペレータ3から指示された
任意の時点で、次のようにしてテレメトリの自動チェッ
クを行なう。 (c1)コマンド・テレメトリ照合条件テーブル2aの
最初のエントリを参照し、コマンド送信番号(またはコ
マンドコード)およびテレメトリ照合条件を得る。 (c2)受信テレメトリファイル2bの先頭から、コマ
ンド送信番号(またはコマンドコード)をキーとしてコ
マンド情報を含むパケットを走査し、コマンド送信番号
(または コマンドコード)が一致するパケットを見つ
ける。 (c3)上記(c2)で発見した以降のパケットについ
て、テレメトリ照合条件で参照されているテレメトリ項
目をキーとして走査を行ない、参照されているテレメト
リが見つかれば、照合条件に基づきコマンドに応じてテ
レメトリが正しく変化しているかをチェックし、結果を
オペレータ3に通知する。 (c4)コマンド・テレメトリ照合条件テーブルの次の
エントリに移り、上記(c1)から(c3)までの処理
を、コマンド・テレメトリ照合条件テーブル2aの最後
のエントリまで繰り返す。
図である。同図において、1は人工衛星等の宇宙機、2
は地上装置、3はオペレータであり、地上装置2は、コ
マンド・テレメトリ照合条件テーブル2aと、宇宙機1
から地上装置2へ送信されたテレメトリを格納する受信
テレメトリファイル2bと、照合手段2cを備えてい
る。図1において、本発明の請求項1,2の発明は、次
のようにして前記課題を解決する。 (a)オペレータ3の操作により、地上装置2がコマン
ドを宇宙機1へ送信すると、宇宙機1は送信されたコマ
ンドに応じた処理を行ない、予め定められた情報を収集
し、テレメトリとして地上装置2へ返送する。 (b)地上装置2は宇宙機1から送信されたテレメトリ
を、受信した順番で受信テレメトリファイル2bへ順次
格納してゆく。 (c)地上装置2の照合手段2cは、コマンド送信およ
びテレメトリ受信終了後のオペレータ3から指示された
任意の時点で、次のようにしてテレメトリの自動チェッ
クを行なう。 (c1)コマンド・テレメトリ照合条件テーブル2aの
最初のエントリを参照し、コマンド送信番号(またはコ
マンドコード)およびテレメトリ照合条件を得る。 (c2)受信テレメトリファイル2bの先頭から、コマ
ンド送信番号(またはコマンドコード)をキーとしてコ
マンド情報を含むパケットを走査し、コマンド送信番号
(または コマンドコード)が一致するパケットを見つ
ける。 (c3)上記(c2)で発見した以降のパケットについ
て、テレメトリ照合条件で参照されているテレメトリ項
目をキーとして走査を行ない、参照されているテレメト
リが見つかれば、照合条件に基づきコマンドに応じてテ
レメトリが正しく変化しているかをチェックし、結果を
オペレータ3に通知する。 (c4)コマンド・テレメトリ照合条件テーブルの次の
エントリに移り、上記(c1)から(c3)までの処理
を、コマンド・テレメトリ照合条件テーブル2aの最後
のエントリまで繰り返す。
【0006】また、本発明の請求項3の発明において
は、コマンド・テレメトリ照合条件テーブル2aに、照
合上限時間を格納しておき、この照合上限時間と、〔テ
レメトリ受信時刻〕−〔コマンド受信時刻〕を比較する
ことにより、照合失敗を判断しオペレータ3に通知した
り、次のパケットから処理を継続する。すなわち、上記
(c1)でコマンド・テレメトリ照合条件テーブル2a
のエントリを参照する際、コマンド・テレメトリ照合条
件テーブル2aのエントリから照合上限時間も読み出し
て記憶しておき、上記(c2)でパケットを見つけた
ら、このパケットに付加されている時刻情報を記憶し、
〔テレメトリ受信時刻〕−〔コマンド受信時刻〕と、コ
マンド・テレメトリ照合条件テーブル2aの照合上限時
間を比較し、上記処理を行う。
は、コマンド・テレメトリ照合条件テーブル2aに、照
合上限時間を格納しておき、この照合上限時間と、〔テ
レメトリ受信時刻〕−〔コマンド受信時刻〕を比較する
ことにより、照合失敗を判断しオペレータ3に通知した
り、次のパケットから処理を継続する。すなわち、上記
(c1)でコマンド・テレメトリ照合条件テーブル2a
のエントリを参照する際、コマンド・テレメトリ照合条
件テーブル2aのエントリから照合上限時間も読み出し
て記憶しておき、上記(c2)でパケットを見つけた
ら、このパケットに付加されている時刻情報を記憶し、
〔テレメトリ受信時刻〕−〔コマンド受信時刻〕と、コ
マンド・テレメトリ照合条件テーブル2aの照合上限時
間を比較し、上記処理を行う。
【0007】
【発明の実施の形態】図2は、本発明の実施例の構成を
示すブロック図である。前記図4に示した従来技術によ
る構成図と比較すると、本実施例においては、宇宙機か
ら受信したテレメトリを保管するための受信テレメトリ
ファイル22が追加されている。また、コマンド・テレ
メトリ照合条件テーブル21の参照を、オペレータ30
から送信されたコマンドによって行なうのではなく、受
信テレメトリファイル22から検索されるコマンドによ
って行なっている点が異なっている。図3は本発明の実
施例の動作を説明する図である。同図において、22は
受信テレメトリファイルの例であり、宇宙機10から送
信されたテレメトリが、地上装置20に受信された順番
で順次格納される。通常、宇宙機10からのテレメトリ
は、テレメトリの種別毎にまとまったデータ(パケッ
ト)に編集され、地上装置20へ送信される。パケット
の種別はパケットの先頭のヘッダHに含まれる情報によ
って識別できる。
示すブロック図である。前記図4に示した従来技術によ
る構成図と比較すると、本実施例においては、宇宙機か
ら受信したテレメトリを保管するための受信テレメトリ
ファイル22が追加されている。また、コマンド・テレ
メトリ照合条件テーブル21の参照を、オペレータ30
から送信されたコマンドによって行なうのではなく、受
信テレメトリファイル22から検索されるコマンドによ
って行なっている点が異なっている。図3は本発明の実
施例の動作を説明する図である。同図において、22は
受信テレメトリファイルの例であり、宇宙機10から送
信されたテレメトリが、地上装置20に受信された順番
で順次格納される。通常、宇宙機10からのテレメトリ
は、テレメトリの種別毎にまとまったデータ(パケッ
ト)に編集され、地上装置20へ送信される。パケット
の種別はパケットの先頭のヘッダHに含まれる情報によ
って識別できる。
【0008】本実施例においては、宇宙機10から送信
されるパケットの中には、地上装置から送信されたコマ
ンドについてのコマンド情報が含まれている必要があ
る。この情報は、初めから何番目に送信されたコマンド
であるかを示すコマンド送信番号、あるいは送信された
コマンドコードそのもの(=アンサバック)のいずれか
であれば良い。また、受信時刻の照合を行う場合には、
それぞれのパケットに、宇宙機上で経過する時刻が含ま
れている必要がある。この時刻情報は、例えば、宇宙機
がテレメトリの編集を終了した時刻など、一定の基準で
定められ、総てのパケットについて値が単調増加する時
刻であれば、それ以上の制約はない。
されるパケットの中には、地上装置から送信されたコマ
ンドについてのコマンド情報が含まれている必要があ
る。この情報は、初めから何番目に送信されたコマンド
であるかを示すコマンド送信番号、あるいは送信された
コマンドコードそのもの(=アンサバック)のいずれか
であれば良い。また、受信時刻の照合を行う場合には、
それぞれのパケットに、宇宙機上で経過する時刻が含ま
れている必要がある。この時刻情報は、例えば、宇宙機
がテレメトリの編集を終了した時刻など、一定の基準で
定められ、総てのパケットについて値が単調増加する時
刻であれば、それ以上の制約はない。
【0009】21はコマンド・テレメトリ照合条件テー
ブルである。本テーブルはオペレータによって予め作成
されており、1つのエントリが1つのコマンドに対応
し、コマンドが宇宙機へ送信された順番で順次エントリ
がつくられている。それぞれのエントリは、初めから何
番目に送信したコマンドであるかをしめすコマンド送信
番号、送信されたコマンドのコード、そのコマンドを送
信したあとにチェックするべきテレメトリ項目と値、条
件を示すテレメトリ照合条件のフィールドからなってい
る。なお、コマンド送信番号および送信されたコマンド
のコードは、いずれか一方があればよい。また、受信時
刻の照合を行う場合には、コマンド・テレメトリ照合条
件テーブル21に、コマンドの受信を検出してからその
コマンドについての照合処理を打ち切るまでのおおよそ
の時間を指定する照合上限時間のフィールドが必要であ
る。
ブルである。本テーブルはオペレータによって予め作成
されており、1つのエントリが1つのコマンドに対応
し、コマンドが宇宙機へ送信された順番で順次エントリ
がつくられている。それぞれのエントリは、初めから何
番目に送信したコマンドであるかをしめすコマンド送信
番号、送信されたコマンドのコード、そのコマンドを送
信したあとにチェックするべきテレメトリ項目と値、条
件を示すテレメトリ照合条件のフィールドからなってい
る。なお、コマンド送信番号および送信されたコマンド
のコードは、いずれか一方があればよい。また、受信時
刻の照合を行う場合には、コマンド・テレメトリ照合条
件テーブル21に、コマンドの受信を検出してからその
コマンドについての照合処理を打ち切るまでのおおよそ
の時間を指定する照合上限時間のフィールドが必要であ
る。
【0010】次に、図2、図3により本実施例によるコ
マンド・テレメトリのチェックについて説明する。 a)地上装置20は、オペレータ30の操作により、コ
マンドを宇宙機10へ送信する。 b)宇宙機10は送信されたコマンドに応じた処理を行
ない、予め定められた情報を収集し、テレメトリとして
地上装置20へ返送する。 c)地上装置20は宇宙機10から送信されたテレメト
リを、受信した順番で受信テレメトリファイル22へ順
次格納してゆく。
マンド・テレメトリのチェックについて説明する。 a)地上装置20は、オペレータ30の操作により、コ
マンドを宇宙機10へ送信する。 b)宇宙機10は送信されたコマンドに応じた処理を行
ない、予め定められた情報を収集し、テレメトリとして
地上装置20へ返送する。 c)地上装置20は宇宙機10から送信されたテレメト
リを、受信した順番で受信テレメトリファイル22へ順
次格納してゆく。
【0011】d)地上装置20は、コマンド送信および
テレメトリ受信終了後の、オペレータ30から指示され
た任意の時点で、以下の手順でテレメトリの自動チェッ
クを行なう。 コマンド・テレメトリ照合条件テーブル21の最初
のエントリを参照し、コマンド送信番号(またはコマン
ドコード)およびテレメトリ照合条件を得る。また、受
信時刻の照合を行う場合には、コマンド・テレメトリ照
合条件テーブル21のエントリから照合上限時間も読み
出して記憶しておく。 受信テレメトリファイル22の先頭から、コマンド
送信番号(または コマンドコード)をキーとしてコマ
ンド情報を含むパケットを走査し、コマンド送信番号
(または コマンドコード)が一致するパケットを見つ
ける。さらに、受信時刻の照合を行う場合には、このパ
ケットに付加されている時刻情報を”コマンド受信時
刻”として記憶する。 上記で発見した以降のパケットについて、今度は
テレメトリ照合条件で参照されているテレメトリ項目を
キーとして走査を行なう。そして、参照されているテレ
メトリが見つかれば、条件(値が等しい、一致しないな
ど)にしたがってテレメトリの値のチェックを行ない、
結果をオペレータ30に通知し、に進む。
テレメトリ受信終了後の、オペレータ30から指示され
た任意の時点で、以下の手順でテレメトリの自動チェッ
クを行なう。 コマンド・テレメトリ照合条件テーブル21の最初
のエントリを参照し、コマンド送信番号(またはコマン
ドコード)およびテレメトリ照合条件を得る。また、受
信時刻の照合を行う場合には、コマンド・テレメトリ照
合条件テーブル21のエントリから照合上限時間も読み
出して記憶しておく。 受信テレメトリファイル22の先頭から、コマンド
送信番号(または コマンドコード)をキーとしてコマ
ンド情報を含むパケットを走査し、コマンド送信番号
(または コマンドコード)が一致するパケットを見つ
ける。さらに、受信時刻の照合を行う場合には、このパ
ケットに付加されている時刻情報を”コマンド受信時
刻”として記憶する。 上記で発見した以降のパケットについて、今度は
テレメトリ照合条件で参照されているテレメトリ項目を
キーとして走査を行なう。そして、参照されているテレ
メトリが見つかれば、条件(値が等しい、一致しないな
ど)にしたがってテレメトリの値のチェックを行ない、
結果をオペレータ30に通知し、に進む。
【0012】例えば、図3において、コマンド2の照合
条件は、「テレメトリ20の特定の領域のデータが”2
0”に等しく、かつ、テレメトリ21の特定の領域のデ
ータが”21”に等しくない」であり、受信テレメトリ
ファイル22を走査して、テレメトリ20およびテレメ
トリ21を見つけ出し、これらのテレメトリ20,21
が上記照合条件を満たしているかをチェックし、結果を
オペレータ30に通知する。さらに、受信時刻の照合を
行う場合には、パケットを走査する時点で、それぞれの
パケットに付加されている時刻情報を”テレメトリ受信
時刻”として読み込み、〔テレメトリ受信時刻〕−〔コ
マンド受信時刻〕>〔照合上限時間〕であれば、参照さ
れているテレメトリ項目を含むパケットが未だ見つから
ない場合でも、照合失敗と判断してオペレータに通知
し、へ進む。例えば、上記コマンド2に対応したテレ
メトリ20,21の受信時刻は”時刻5”、”時刻6”
であり、また、コマンド2の照合上限時刻は”16”で
あるから、〔時刻6〕−〔時刻3〕>16であれば、照
合失敗と判断してオペレータに通知する。また、コマン
ド2に対応したテレメトリが〔時刻2〕+16になって
も見つからない場合にも、照合失敗としてオペレータ3
0に通知する。
条件は、「テレメトリ20の特定の領域のデータが”2
0”に等しく、かつ、テレメトリ21の特定の領域のデ
ータが”21”に等しくない」であり、受信テレメトリ
ファイル22を走査して、テレメトリ20およびテレメ
トリ21を見つけ出し、これらのテレメトリ20,21
が上記照合条件を満たしているかをチェックし、結果を
オペレータ30に通知する。さらに、受信時刻の照合を
行う場合には、パケットを走査する時点で、それぞれの
パケットに付加されている時刻情報を”テレメトリ受信
時刻”として読み込み、〔テレメトリ受信時刻〕−〔コ
マンド受信時刻〕>〔照合上限時間〕であれば、参照さ
れているテレメトリ項目を含むパケットが未だ見つから
ない場合でも、照合失敗と判断してオペレータに通知
し、へ進む。例えば、上記コマンド2に対応したテレ
メトリ20,21の受信時刻は”時刻5”、”時刻6”
であり、また、コマンド2の照合上限時刻は”16”で
あるから、〔時刻6〕−〔時刻3〕>16であれば、照
合失敗と判断してオペレータに通知する。また、コマン
ド2に対応したテレメトリが〔時刻2〕+16になって
も見つからない場合にも、照合失敗としてオペレータ3
0に通知する。
【0013】なお、必要に応じて、参照されているパケ
ットが見つかっているが、照合条件が成立しない場合、
〔テレメトリ受信時刻〕−〔コマンド受信時刻〕<〔照
合上限時間〕であれば照合失敗とは判断せず、の先頭
へ戻って、次のパケットから処理を継続するように設定
することも可能である。すなわち、通常、宇宙機10か
らはテレメトリが複数回繰り返し返送されており、コマ
ンドを送信した直後に受信されたテレメトリはそれ以前
に送信されたコマンドに対応したテレメトリである可能
性もある。そこで、上記のように、〔テレメトリ受信時
刻〕−〔コマンド受信時刻〕<〔照合上限時間〕であれ
ば、の先頭に戻って繰り返し照合を行い、送信したコ
マンドに対応したテレメトリが返送されるまで待つよう
にしてもよい。
ットが見つかっているが、照合条件が成立しない場合、
〔テレメトリ受信時刻〕−〔コマンド受信時刻〕<〔照
合上限時間〕であれば照合失敗とは判断せず、の先頭
へ戻って、次のパケットから処理を継続するように設定
することも可能である。すなわち、通常、宇宙機10か
らはテレメトリが複数回繰り返し返送されており、コマ
ンドを送信した直後に受信されたテレメトリはそれ以前
に送信されたコマンドに対応したテレメトリである可能
性もある。そこで、上記のように、〔テレメトリ受信時
刻〕−〔コマンド受信時刻〕<〔照合上限時間〕であれ
ば、の先頭に戻って繰り返し照合を行い、送信したコ
マンドに対応したテレメトリが返送されるまで待つよう
にしてもよい。
【0014】 コマンド・テレメトリ照合条件テーブ
ルの次のエントリに移り、上記からまでの処理を、
コマンド・テレメトリ照合条件テーブル21の最後のエ
ントリまで繰り返す。以上の手順によって、宇宙機から
送信されたテレメトリのみから、コマンドに対応してテ
レメトリが正しく変化しているかどうかのチェックを行
なうことが可能となる。また、受信時刻を照合上限時間
と照合することにより、照合すべきテレメトリ項目を含
むパケットが見つけられない場合、あるいはコマンドを
受信してから、その効果がテレメトリに出現するまでに
時間がかかるような場合についても、柔軟なチェックを
行なうことが可能になる。
ルの次のエントリに移り、上記からまでの処理を、
コマンド・テレメトリ照合条件テーブル21の最後のエ
ントリまで繰り返す。以上の手順によって、宇宙機から
送信されたテレメトリのみから、コマンドに対応してテ
レメトリが正しく変化しているかどうかのチェックを行
なうことが可能となる。また、受信時刻を照合上限時間
と照合することにより、照合すべきテレメトリ項目を含
むパケットが見つけられない場合、あるいはコマンドを
受信してから、その効果がテレメトリに出現するまでに
時間がかかるような場合についても、柔軟なチェックを
行なうことが可能になる。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、本発明において
は、宇宙機から地上装置へ送信されたテレメトリを受信
テレメトリファイルに格納し、コマンド送信番号、もし
くは、コマンド・テレメトリ中に含まれるコマンドのア
ンサバックを用いて、上記受信テレメトリファイルか
ら、地上装置から宇宙機へ送信されたコマンドに対応し
たテレメトリを検出し、検出したテレメトリが、コマン
ドに応じて正しく変化しているかをチェックするように
したので、地上装置から宇宙機へ送信されるコマンドに
対応して、宇宙機から地上装置への返送テレメトリが正
しく変化しているかのチェックを、オフライン/ノンリ
アルタイムで繰り返し、柔軟に行なうことが可能とな
る。また、宇宙機から地上装置へ送信されるテレメトリ
中に含まれる宇宙機上での経過時刻を用いて、宇宙機が
コマンド受信を検出してから対応するテレメトリの照合
を終了するまでの時間求め、求めた時間と照合上限時間
と照合することにより、照合すべきテレメトリ項目を含
むパケットが見つからない場合や、コマンドを受信して
から、その効果がテレメトリに出現するまでに時間がか
かるような場合についても、柔軟なチェックを行なうこ
とが可能になる。
は、宇宙機から地上装置へ送信されたテレメトリを受信
テレメトリファイルに格納し、コマンド送信番号、もし
くは、コマンド・テレメトリ中に含まれるコマンドのア
ンサバックを用いて、上記受信テレメトリファイルか
ら、地上装置から宇宙機へ送信されたコマンドに対応し
たテレメトリを検出し、検出したテレメトリが、コマン
ドに応じて正しく変化しているかをチェックするように
したので、地上装置から宇宙機へ送信されるコマンドに
対応して、宇宙機から地上装置への返送テレメトリが正
しく変化しているかのチェックを、オフライン/ノンリ
アルタイムで繰り返し、柔軟に行なうことが可能とな
る。また、宇宙機から地上装置へ送信されるテレメトリ
中に含まれる宇宙機上での経過時刻を用いて、宇宙機が
コマンド受信を検出してから対応するテレメトリの照合
を終了するまでの時間求め、求めた時間と照合上限時間
と照合することにより、照合すべきテレメトリ項目を含
むパケットが見つからない場合や、コマンドを受信して
から、その効果がテレメトリに出現するまでに時間がか
かるような場合についても、柔軟なチェックを行なうこ
とが可能になる。
【図1】本発明の原理構成図である。
【図2】本実施例のシステムの構成図である。
【図3】本発明の実施例の動作を説明する図である。
【図4】従来のシステムの構成を示す図である。
【符号の説明】 1,10 宇宙機 2,20 地上装置 2a,21 コマンド・テレメトリの照合条件テーブル 2b,22 受信テレメトリファイル 2c 照合手段 3,30 オペレータ
Claims (3)
- 【請求項1】 人工衛星などの宇宙機とそれを運用する
ための地上装置からなるシステムにおけるコマンド・テ
レメトリ自動チェック方法であって、 宇宙機から地上装置へ送信されたテレメトリを受信テレ
メトリファイルに格納し、コマンド送信番号、もしく
は、コマンド・テレメトリ中に含まれるコマンドのアン
サバックを用いて、上記受信テレメトリファイルから、
地上装置から宇宙機へ送信されたコマンドに対応したテ
レメトリを検出し、 検出したテレメトリが、コマンドに応じて正しく変化し
ているかをチェックすることを特徴とするコマンド・テ
レメトリ自動チェック方法。 - 【請求項2】 人工衛星などの宇宙機とそれを運用する
ための地上装置からなるシステムにおいて、 地上装置に、コマンド・テレメトリ照合条件テーブル
と、 宇宙機から地上装置へ送信されたテレメトリを格納する
受信テレメトリファイルと、 受信されたテレメトリが条件を満たしているかを照合す
る照合手段を設け、 上記照合手段は、コマンド送信番号、もしくは、コマン
ド・テレメトリ中に含まれるコマンドのアンサバックを
用いて、上記受信テレメトリファイルから、地上装置か
ら宇宙機へ送信されたコマンドに対応したテレメトリを
検出し、検出したテレメトリをコマンド・テレメトリ照
合条件テーブルの照合条件と照合することにより、コマ
ンドに応じてテレメトリが正しく変化しているかをチェ
ックすることを特徴とするコマンド・テレメトリ自動チ
ェック装置。 - 【請求項3】 コマンド・テレメトリ照合条件テーブル
に、照合上限時間を格納し、上記照合手段は、宇宙機か
ら地上装置へ送信されるテレメトリ中に含まれる宇宙機
上での経過時刻を用いて、宇宙機がコマンド受信を検出
してから対応するテレメトリの照合を終了するまでの時
間求め、求めた時間と上記照合上限時間と照合すること
を特徴とする請求項2のコマンド・テレメトリ自動チェ
ック装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10157051A JPH11355221A (ja) | 1998-06-05 | 1998-06-05 | コマンド・テレメトリ自動チェック方法および装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10157051A JPH11355221A (ja) | 1998-06-05 | 1998-06-05 | コマンド・テレメトリ自動チェック方法および装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11355221A true JPH11355221A (ja) | 1999-12-24 |
Family
ID=15641134
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10157051A Withdrawn JPH11355221A (ja) | 1998-06-05 | 1998-06-05 | コマンド・テレメトリ自動チェック方法および装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11355221A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN119611784A (zh) * | 2024-12-09 | 2025-03-14 | 西北工业大学 | 基于遥测数据的航天器动态测试执行方法 |
-
1998
- 1998-06-05 JP JP10157051A patent/JPH11355221A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN119611784A (zh) * | 2024-12-09 | 2025-03-14 | 西北工业大学 | 基于遥测数据的航天器动态测试执行方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20050906 |