JPH11355575A - 画像処理装置 - Google Patents
画像処理装置Info
- Publication number
- JPH11355575A JPH11355575A JP10249186A JP24918698A JPH11355575A JP H11355575 A JPH11355575 A JP H11355575A JP 10249186 A JP10249186 A JP 10249186A JP 24918698 A JP24918698 A JP 24918698A JP H11355575 A JPH11355575 A JP H11355575A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- block
- processing apparatus
- image processing
- image
- gradation
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Image Processing (AREA)
- Facsimile Image Signal Circuits (AREA)
- Compression Of Band Width Or Redundancy In Fax (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 情報量を削減してもブロック歪みや階調不足
が目立たない画像再生が行える画像処理装置を提供する
ことにある。 【解決手段】 入力画像データのブロック内にある画像
のエッジ成分の有無を検出して、該ブロックに割り当て
る情報量を制御するエッジ制御手段1と、複数の周波数
帯域の係数信号に変換する周波数変換手段2と、該周波
数帯域の係数信号ごとに量子化する量子化手段3と、入
力した形態の画像データに戻す逆変換手段4と、階調処
理を施す階調処理手段5とを有し、前記エッジ制御手段
はエッジ成分の有無によって、変換された複数の周波数
帯域の係数信号に対して量子化ビット数の割り当てを変
えるとともに、逆変換後の画像データに対して量子化ビ
ット数の割り当てに基づいて階調処理手段にある2つ以
上の階調処理のどれか1つを選んで処理させる画像処理
装置としたこと。
が目立たない画像再生が行える画像処理装置を提供する
ことにある。 【解決手段】 入力画像データのブロック内にある画像
のエッジ成分の有無を検出して、該ブロックに割り当て
る情報量を制御するエッジ制御手段1と、複数の周波数
帯域の係数信号に変換する周波数変換手段2と、該周波
数帯域の係数信号ごとに量子化する量子化手段3と、入
力した形態の画像データに戻す逆変換手段4と、階調処
理を施す階調処理手段5とを有し、前記エッジ制御手段
はエッジ成分の有無によって、変換された複数の周波数
帯域の係数信号に対して量子化ビット数の割り当てを変
えるとともに、逆変換後の画像データに対して量子化ビ
ット数の割り当てに基づいて階調処理手段にある2つ以
上の階調処理のどれか1つを選んで処理させる画像処理
装置としたこと。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、白黒デジタル電子
写真複写機、カラーデジタル電子写真複写機、レーザプ
リンタ、ファクシミリ等の画像処理装置に関し、特に入
力画像データを各ブロック毎に複数の周波数帯域の係数
信号に変換して処理する画像処理装置に関するものであ
る。
写真複写機、カラーデジタル電子写真複写機、レーザプ
リンタ、ファクシミリ等の画像処理装置に関し、特に入
力画像データを各ブロック毎に複数の周波数帯域の係数
信号に変換して処理する画像処理装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来の画像処理では、スキャナー等から
送られてきた画像データをAD変換器で量子化し、デジ
タルの実空間画像信号にしてフィルタ処理、変倍処理、
ガンマ変換処理、階調処理等の画像処理を施していた。
しかしながら、実空間画像信号を用いた画像処理では冗
長性を持った画像信号で種々の処理を行うために、処理
すべき画像信号量が膨大となり、画像信号の格納のため
に多くのメモリを必要としたうえ、画像処理に多くの時
間を必要としていた。その不具合を解消するために入力
した画像データを複数のブロックに分割し、各ブロック
毎にウェーブレット変換等の変換符号化処理を施して複
数の周波数帯域の係数信号に変換させ、変換した係数信
号の一部に対し小さな量子化のビット数を与えることに
よって、画像処理すべき処理量を減少させたり、または
変換された係数信号の一部だけに画像処理を施して、必
要とするメモリ量を減少させ処理時間の短縮を図ってい
た。しかしながら、情報量の圧縮を高めようとしてブロ
ック毎に与える情報量を小さくすると、ブロック歪みが
目立ってくる。エッジ部においてはこのことが特に顕著
であり、特開平2−222386号公報に開示された技
術のように直行変換前の画像データから輪郭成分を検出
して、その結果によりブロック毎に与える情報量の割り
当てを決めているものもある。
送られてきた画像データをAD変換器で量子化し、デジ
タルの実空間画像信号にしてフィルタ処理、変倍処理、
ガンマ変換処理、階調処理等の画像処理を施していた。
しかしながら、実空間画像信号を用いた画像処理では冗
長性を持った画像信号で種々の処理を行うために、処理
すべき画像信号量が膨大となり、画像信号の格納のため
に多くのメモリを必要としたうえ、画像処理に多くの時
間を必要としていた。その不具合を解消するために入力
した画像データを複数のブロックに分割し、各ブロック
毎にウェーブレット変換等の変換符号化処理を施して複
数の周波数帯域の係数信号に変換させ、変換した係数信
号の一部に対し小さな量子化のビット数を与えることに
よって、画像処理すべき処理量を減少させたり、または
変換された係数信号の一部だけに画像処理を施して、必
要とするメモリ量を減少させ処理時間の短縮を図ってい
た。しかしながら、情報量の圧縮を高めようとしてブロ
ック毎に与える情報量を小さくすると、ブロック歪みが
目立ってくる。エッジ部においてはこのことが特に顕著
であり、特開平2−222386号公報に開示された技
術のように直行変換前の画像データから輪郭成分を検出
して、その結果によりブロック毎に与える情報量の割り
当てを決めているものもある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、エッ
ジ部において情報量の割り当てを多くすることにより確
実にブロック歪みは減少するが、情報量の割り当てがよ
り少なくなっている部分ではブロック歪みが目立ってし
まうという問題点がある。そこで、本発明が解決しよう
とする課題は、情報量を圧縮した画像を高精細に再生す
るため、文字や線画などの画像の輪郭部分があるブロッ
クではブロック歪みが目立ないように多くの情報量を割
り当て、濃度変化の穏やかなブロックでは少ない情報量
を割り当てることにより画像データ量を削減させ、さら
に情報量の割り当てが少ないブロックに対する面積階調
処理単位を、情報量の割り当てが大きいブロックに対す
る面積階調処理単位より等しいか大きくしたり、符号化
に用いる参照ブロックサイズより大きくしたり、または
面積階調処理の繰り返し周期と、符号化に用いる参照ブ
ロックの繰り返し周期と位相を異わせるようにすること
により、情報量を削減してもブロック歪みや階調不足が
目立たない高画質の画像再現を可能とした画像処理装置
を提供することにある。
ジ部において情報量の割り当てを多くすることにより確
実にブロック歪みは減少するが、情報量の割り当てがよ
り少なくなっている部分ではブロック歪みが目立ってし
まうという問題点がある。そこで、本発明が解決しよう
とする課題は、情報量を圧縮した画像を高精細に再生す
るため、文字や線画などの画像の輪郭部分があるブロッ
クではブロック歪みが目立ないように多くの情報量を割
り当て、濃度変化の穏やかなブロックでは少ない情報量
を割り当てることにより画像データ量を削減させ、さら
に情報量の割り当てが少ないブロックに対する面積階調
処理単位を、情報量の割り当てが大きいブロックに対す
る面積階調処理単位より等しいか大きくしたり、符号化
に用いる参照ブロックサイズより大きくしたり、または
面積階調処理の繰り返し周期と、符号化に用いる参照ブ
ロックの繰り返し周期と位相を異わせるようにすること
により、情報量を削減してもブロック歪みや階調不足が
目立たない高画質の画像再現を可能とした画像処理装置
を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1記載の発明では、入力した画像データを複
数のブロックに分割し、各ブロック毎に複数の周波数帯
域の係数信号に変換して処理する画像処理装置におい
て、入力画像データのブロック内にある画像のエッジ成
分の有無を検出して、該ブロックに割り当てる情報量を
制御するエッジ制御手段と、該入力画像データを各ブロ
ック毎に複数の周波数帯域の係数信号に変換する周波数
変換手段と、前記周波数変換手段によって変換された周
波数帯域の係数信号ごとに量子化する量子化手段と、前
記量子化手段によって量子化された係数信号を処理した
画像データに対して入力した形態の画像データに戻す逆
変換手段と、前記逆変換手段によって戻された入力した
形態の画像データに対して階調処理を施す階調処理手段
とを有し、前記エッジ制御手段はエッジ成分の有無によ
って、変換された複数の周波数帯域の係数信号に対して
前記量子化手段の量子化ビット数の割り当てを変えると
ともに、前記逆変換手段によって戻された入力した形態
の画像データに対して前記量子化ビット数の割り当てに
基づいて前記階調処理手段にある2つ以上の階調処理の
どれか1つを選んで処理させる構成とした。また、請求
項2記載の発明では、請求項1記載の画像処理装置にお
いて、周波数変換手段はウェーブレット変換によって複
数の周波数帯域の係数信号に変換する構成とした。ま
た、請求項3記載の発明では、請求項1または請求項2
記載の画像処理装置において、情報量の割り当ての小さ
いブロックに対する面積階調処理単位を、割り当ての大
きいブロックに対する面積階調処理単位より等しいか、
もしくは大きくする構成とした。また、請求項4記載の
発明では、請求項1または請求項2記載の画像処理装置
において、情報量の割り当ての小さいブロックに対する
面積階調処理単位を、前記周波数変換手段が周波数帯域
の係数信号に変換するのに参照するブロックサイズより
も大きくする構成とした。また、請求項5記載の発明で
は、請求項1、請求項2、請求項3または請求項4記載
の画像処理装置において、面積階調処理の繰り返し周期
を、前記周波数変換手段が周波数帯域の係数信号に変換
するのに参照するブロックの繰り返し周期と位相を異な
らせる構成とした。
に、請求項1記載の発明では、入力した画像データを複
数のブロックに分割し、各ブロック毎に複数の周波数帯
域の係数信号に変換して処理する画像処理装置におい
て、入力画像データのブロック内にある画像のエッジ成
分の有無を検出して、該ブロックに割り当てる情報量を
制御するエッジ制御手段と、該入力画像データを各ブロ
ック毎に複数の周波数帯域の係数信号に変換する周波数
変換手段と、前記周波数変換手段によって変換された周
波数帯域の係数信号ごとに量子化する量子化手段と、前
記量子化手段によって量子化された係数信号を処理した
画像データに対して入力した形態の画像データに戻す逆
変換手段と、前記逆変換手段によって戻された入力した
形態の画像データに対して階調処理を施す階調処理手段
とを有し、前記エッジ制御手段はエッジ成分の有無によ
って、変換された複数の周波数帯域の係数信号に対して
前記量子化手段の量子化ビット数の割り当てを変えると
ともに、前記逆変換手段によって戻された入力した形態
の画像データに対して前記量子化ビット数の割り当てに
基づいて前記階調処理手段にある2つ以上の階調処理の
どれか1つを選んで処理させる構成とした。また、請求
項2記載の発明では、請求項1記載の画像処理装置にお
いて、周波数変換手段はウェーブレット変換によって複
数の周波数帯域の係数信号に変換する構成とした。ま
た、請求項3記載の発明では、請求項1または請求項2
記載の画像処理装置において、情報量の割り当ての小さ
いブロックに対する面積階調処理単位を、割り当ての大
きいブロックに対する面積階調処理単位より等しいか、
もしくは大きくする構成とした。また、請求項4記載の
発明では、請求項1または請求項2記載の画像処理装置
において、情報量の割り当ての小さいブロックに対する
面積階調処理単位を、前記周波数変換手段が周波数帯域
の係数信号に変換するのに参照するブロックサイズより
も大きくする構成とした。また、請求項5記載の発明で
は、請求項1、請求項2、請求項3または請求項4記載
の画像処理装置において、面積階調処理の繰り返し周期
を、前記周波数変換手段が周波数帯域の係数信号に変換
するのに参照するブロックの繰り返し周期と位相を異な
らせる構成とした。
【0005】
【作用】上記のように構成された請求項1の発明は、エ
ッジ制御手段によってブロック毎のエッジ成分の有無を
検出して、変換された複数の周波数帯域の係数信号に対
して量子化手段の量子化ビット数の割り当てを変えて、
逆変換後の画像データに対して前記量子化ビット数の割
り当てに基づいて階調処理手段にある2つ以上の階調処
理のどれか1つを選んで処理させるようになっているの
で、量子化手段での情報量の割り当てが少ないブロック
に対する面積階調処理単位を、情報量の割り当てが大き
いブロックに対する面積階調処理単位より等しいか大き
くすることが可能になって、情報量を削減してもブロッ
ク歪みや階調不足の目立たない画像再生を行うことがで
きる。また、請求項2の発明は、請求項1のように構成
された画像処理装置の発明に加えて、周波数変換手段
は、ウェーブレット変換によって複数の周波数帯域の係
数信号に変換できるようになっているので、情報量を削
減してもブロック歪みを抑えることができる。また、請
求項3の発明は、請求項1または請求項2のように構成
された画像処理装置の発明に加えて、情報量の割り当て
の小さいブロックに対する面積階調処理単位を、割り当
ての大きいブロックに対する面積階調処理単位より等し
いか、もしくは大きくなるようにしたので、情報量の割
り当ての小さいブロックに対して面積階調処理単位のよ
り大きい階調処理が施こされるようになって、ブロック
歪みが緩和される。また、請求項4の発明は、請求項1
または請求項2のように構成された画像処理装置の発明
に加えて、情報量の割り当ての小さいブロックに対する
面積階調処理単位が、符号化に用いる参照ブロックサイ
ズよりも大きくなるようにしたので、隣接ブロックの影
響を取り入れた階調処理が施こされるようになって、ブ
ロック間の境界段差が目立たなくなる。また、請求項5
の発明は、請求項1、請求項2、請求項3または請求項
4のように構成された画像処理装置の発明に加えて、面
積階調処理の繰り返し周期を、符号化に用いる参照ブロ
ックの繰り返し周期と位相を異ならせるようにしたの
で、隣接ブロックの影響を取り入れた階調処理が施こさ
れるようになって、ブロック間の境界段差が目立たなく
なる。
ッジ制御手段によってブロック毎のエッジ成分の有無を
検出して、変換された複数の周波数帯域の係数信号に対
して量子化手段の量子化ビット数の割り当てを変えて、
逆変換後の画像データに対して前記量子化ビット数の割
り当てに基づいて階調処理手段にある2つ以上の階調処
理のどれか1つを選んで処理させるようになっているの
で、量子化手段での情報量の割り当てが少ないブロック
に対する面積階調処理単位を、情報量の割り当てが大き
いブロックに対する面積階調処理単位より等しいか大き
くすることが可能になって、情報量を削減してもブロッ
ク歪みや階調不足の目立たない画像再生を行うことがで
きる。また、請求項2の発明は、請求項1のように構成
された画像処理装置の発明に加えて、周波数変換手段
は、ウェーブレット変換によって複数の周波数帯域の係
数信号に変換できるようになっているので、情報量を削
減してもブロック歪みを抑えることができる。また、請
求項3の発明は、請求項1または請求項2のように構成
された画像処理装置の発明に加えて、情報量の割り当て
の小さいブロックに対する面積階調処理単位を、割り当
ての大きいブロックに対する面積階調処理単位より等し
いか、もしくは大きくなるようにしたので、情報量の割
り当ての小さいブロックに対して面積階調処理単位のよ
り大きい階調処理が施こされるようになって、ブロック
歪みが緩和される。また、請求項4の発明は、請求項1
または請求項2のように構成された画像処理装置の発明
に加えて、情報量の割り当ての小さいブロックに対する
面積階調処理単位が、符号化に用いる参照ブロックサイ
ズよりも大きくなるようにしたので、隣接ブロックの影
響を取り入れた階調処理が施こされるようになって、ブ
ロック間の境界段差が目立たなくなる。また、請求項5
の発明は、請求項1、請求項2、請求項3または請求項
4のように構成された画像処理装置の発明に加えて、面
積階調処理の繰り返し周期を、符号化に用いる参照ブロ
ックの繰り返し周期と位相を異ならせるようにしたの
で、隣接ブロックの影響を取り入れた階調処理が施こさ
れるようになって、ブロック間の境界段差が目立たなく
なる。
【0006】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて詳細に説明する。図1は、代表的な画像
処理装置である白黒デジタル電子写真複写機(以下、複
写機と呼ぶ)の主要部を示すブロック図である。画像デ
ータを入力して複数の周波数帯域の係数信号に変換する
手段としてウェーブレット変換を例にしている。図1に
示す複写機は、原稿から画像を読み取ってデジタル画像
データとするスキャナ8と、スキヤナ8から出力される
画像データを取り込んで画像のエッジ成分の有無をブロ
ック毎に検出して、ブロックに割り当てる情報量を制御
するエッジ制御部(エッジ制御手段)1と、デジタル画
像データを入力して複数の周波数帯域の係数信号に変換
する周波数変換手段としてのウェーブレット変換部(周
波数変換手段)2と、複数の周波数帯域に変換された係
数信号を量子化する量子化部(量子化手段)3と、量子
化された係数信号を蓄積する画像蓄積部6と、画像蓄積
部6に蓄積された係数信号を入力画像データと同じ形態
の実空間画像信号に戻す逆変換手段としてのウェーブレ
ット逆変換部(逆変換手段)4と、プリンタの特性に合
わせてディザや誤差拡散法等の階調処理を施す階調処理
部(階調処理手段)5と、画像データを紙に出力するプ
リンタ9と、スキャナ8、ウェーブレット変換部2、量
子化部3、画像蓄積部6、ウェーブレット逆変換部4、
階調処理部5、エッジ制御部1及びプリンター9の各々
の動作パラメータを与えるシステムコントローラ7とを
備える。
図面に基づいて詳細に説明する。図1は、代表的な画像
処理装置である白黒デジタル電子写真複写機(以下、複
写機と呼ぶ)の主要部を示すブロック図である。画像デ
ータを入力して複数の周波数帯域の係数信号に変換する
手段としてウェーブレット変換を例にしている。図1に
示す複写機は、原稿から画像を読み取ってデジタル画像
データとするスキャナ8と、スキヤナ8から出力される
画像データを取り込んで画像のエッジ成分の有無をブロ
ック毎に検出して、ブロックに割り当てる情報量を制御
するエッジ制御部(エッジ制御手段)1と、デジタル画
像データを入力して複数の周波数帯域の係数信号に変換
する周波数変換手段としてのウェーブレット変換部(周
波数変換手段)2と、複数の周波数帯域に変換された係
数信号を量子化する量子化部(量子化手段)3と、量子
化された係数信号を蓄積する画像蓄積部6と、画像蓄積
部6に蓄積された係数信号を入力画像データと同じ形態
の実空間画像信号に戻す逆変換手段としてのウェーブレ
ット逆変換部(逆変換手段)4と、プリンタの特性に合
わせてディザや誤差拡散法等の階調処理を施す階調処理
部(階調処理手段)5と、画像データを紙に出力するプ
リンタ9と、スキャナ8、ウェーブレット変換部2、量
子化部3、画像蓄積部6、ウェーブレット逆変換部4、
階調処理部5、エッジ制御部1及びプリンター9の各々
の動作パラメータを与えるシステムコントローラ7とを
備える。
【0007】スキャナ8では、CCDにより原稿から画
像を読み取って光電変換し、A/D変換器により電気信
号に変換された画像を離散化しデジタルデータとする、
さらにデジタル化された画像データに対して、CCDの
個々の画素の光感度のばらつきを補正するシェーディン
グ補正を行った後に、画像データをウェーブレット変換
部2に出力する。さらに、デジタル画像信号は、ウェー
ブレット変換部2によってウェーブレット変換され、複
数の周波数帯域の係数信号に変換される。即ち、ウェー
ブレット変換部2は、下記の式(1−1)〜(1−4)
に示す主走査方向(X方向)と副走査方向(Y方向)の
各々に対するローパスフィルタs(x)、s(y)とハ
イパスフィルタh (x)、h (y)を基本ウェーブレッ
ト関数として変換を行う。 s(x)=(xn +xn+1 )/2 ・・・・(1−1) s(y)=(yn +yn+1 )/2 ・・・・(1−2) h(x)=xn −xn+1 ・・・・(1−3) h(y)=yn −yn+1 ・・・・(1−4) 図3は、2×2画素にウェーブレット変換を行うウェー
ブレット変換部2の構成を示す。実空間画像信号dij
は、ローパスフィルタs(x)21とハイパスフィルタ
h(x)22により各々主走査方向の低周波成分と高周
波成分の係数信号に分解された後、ダウンサンプラー2
3、24により1/ 2にダウンサンプリングされ、係数
信号w1、w2を得る。さらに、各々の係数信号w1、
w2に対してローパスフィルタs(y)25、27とハ
イパスフィルタh(y)26、28により副走査方向の
低周波成分と高周波成分の係数信号に分解され、その後
ダウンサンプラー29、30、31、32により1/ 2
にダウンサンプリングされ、係数信号w3、w4、w
5、w6を得る。また、図4は、4×4画素にウェーブ
レット変換を行うウェーブレット変換部2の構成を示
す。実空間画像信号dij は、ローパスフィルタs(x)
41とハイパスフィルタh(x)42により各々主走査
方向の低周波成分と高周波成分の係数信号に分解された
後、ダウンサンプラー43、44により1/ 2にダウン
サンプリングされ、係数信号w1、w2を得る。さら
に、各々の係数信号w1、w2に対してローパスフィル
タs(y)45、47とハイパスフィルタh(y)4
6、48により副走査方向の低周波成分と高周波成分の
係数信号に分解され、その後ダウンサンプラー49、5
0、51、52により1/ 2にダウンサンプリングさ
れ、係数信号w3、w4、w5、w6を得る。
像を読み取って光電変換し、A/D変換器により電気信
号に変換された画像を離散化しデジタルデータとする、
さらにデジタル化された画像データに対して、CCDの
個々の画素の光感度のばらつきを補正するシェーディン
グ補正を行った後に、画像データをウェーブレット変換
部2に出力する。さらに、デジタル画像信号は、ウェー
ブレット変換部2によってウェーブレット変換され、複
数の周波数帯域の係数信号に変換される。即ち、ウェー
ブレット変換部2は、下記の式(1−1)〜(1−4)
に示す主走査方向(X方向)と副走査方向(Y方向)の
各々に対するローパスフィルタs(x)、s(y)とハ
イパスフィルタh (x)、h (y)を基本ウェーブレッ
ト関数として変換を行う。 s(x)=(xn +xn+1 )/2 ・・・・(1−1) s(y)=(yn +yn+1 )/2 ・・・・(1−2) h(x)=xn −xn+1 ・・・・(1−3) h(y)=yn −yn+1 ・・・・(1−4) 図3は、2×2画素にウェーブレット変換を行うウェー
ブレット変換部2の構成を示す。実空間画像信号dij
は、ローパスフィルタs(x)21とハイパスフィルタ
h(x)22により各々主走査方向の低周波成分と高周
波成分の係数信号に分解された後、ダウンサンプラー2
3、24により1/ 2にダウンサンプリングされ、係数
信号w1、w2を得る。さらに、各々の係数信号w1、
w2に対してローパスフィルタs(y)25、27とハ
イパスフィルタh(y)26、28により副走査方向の
低周波成分と高周波成分の係数信号に分解され、その後
ダウンサンプラー29、30、31、32により1/ 2
にダウンサンプリングされ、係数信号w3、w4、w
5、w6を得る。また、図4は、4×4画素にウェーブ
レット変換を行うウェーブレット変換部2の構成を示
す。実空間画像信号dij は、ローパスフィルタs(x)
41とハイパスフィルタh(x)42により各々主走査
方向の低周波成分と高周波成分の係数信号に分解された
後、ダウンサンプラー43、44により1/ 2にダウン
サンプリングされ、係数信号w1、w2を得る。さら
に、各々の係数信号w1、w2に対してローパスフィル
タs(y)45、47とハイパスフィルタh(y)4
6、48により副走査方向の低周波成分と高周波成分の
係数信号に分解され、その後ダウンサンプラー49、5
0、51、52により1/ 2にダウンサンプリングさ
れ、係数信号w3、w4、w5、w6を得る。
【0008】次に、係数信号w3に対して主走査方向の
ローパスフィルタs(x)53と副走査方向のハイパス
フィルタh(y)54により各々主走査方向の低周波成
分と副走査方向の高周波成分の係数信号に分解された
後、ダウンサンプラー55、56により1/ 2にダウン
サンプリングされ、得られた係数信号w7、w8に対し
て、さらにローパスフィルタs(y)58、60とハイ
パスフィルタh(y)59、61により副走査方向の低
周波成分と高周波成分の係数信号に分解され、その後ダ
ウンサンプラー62、63、64、65により1/ 2に
ダウンサンプリングされ、係数信号w11、w12、w
13、w14を得る。同様に、図を省略してあるが、係
数信号w4、w5、w6に対して各々主走査方向と副走
査方向のローパスフィルタs(x)とs(y)、および
ハイパスフィルタh(x)とh(y)のフィルタ処理、
ダウンサンプリング処理を上記と同様な過程で繰り返
し、上記の係数信号w3の処理も含めて、全体として係
数信号w11からw26の16個の係数信号に分解す
る。
ローパスフィルタs(x)53と副走査方向のハイパス
フィルタh(y)54により各々主走査方向の低周波成
分と副走査方向の高周波成分の係数信号に分解された
後、ダウンサンプラー55、56により1/ 2にダウン
サンプリングされ、得られた係数信号w7、w8に対し
て、さらにローパスフィルタs(y)58、60とハイ
パスフィルタh(y)59、61により副走査方向の低
周波成分と高周波成分の係数信号に分解され、その後ダ
ウンサンプラー62、63、64、65により1/ 2に
ダウンサンプリングされ、係数信号w11、w12、w
13、w14を得る。同様に、図を省略してあるが、係
数信号w4、w5、w6に対して各々主走査方向と副走
査方向のローパスフィルタs(x)とs(y)、および
ハイパスフィルタh(x)とh(y)のフィルタ処理、
ダウンサンプリング処理を上記と同様な過程で繰り返
し、上記の係数信号w3の処理も含めて、全体として係
数信号w11からw26の16個の係数信号に分解す
る。
【0009】図5(a)は低周波成分抽出のための基本
ウェーブレット関数を表し、図3または図4のローパス
フィルタs(x)とs(y)に該当する。また、図5
(b)は高周波成分抽出のための基本ウェーブレット関
数を表し、図3または図4のハイパスフィルタh(x)
とh(y)に該当する。また、上記の図3または図4に
示す画像データdij は、ウエ ーブレット変換により複数
の周波数帯域の係数信号w3〜w6またはw11〜w2
6に変換され、ウェーブレット変換部2より出力され
る。さらに、量子化部3ではエッジ制御部1によって係
数信号毎に量子化器1〜量子化器4または量子化器1〜
量子化器16により異なった量子化ビット数で量子化さ
れる。ここでの各量子化器での割り当てビット数は、エ
ッジ制御部1のエッジの有無の検出結果によって決定す
る。ここで、エッジ制御部1のエッジ検出では、画像デ
ータに含まれるエッジ成分の有無をパターンマッチング
によって検出したり、微分フィルタによって検出したり
する。この技術は公知であるのでここでは省略する。
ウェーブレット関数を表し、図3または図4のローパス
フィルタs(x)とs(y)に該当する。また、図5
(b)は高周波成分抽出のための基本ウェーブレット関
数を表し、図3または図4のハイパスフィルタh(x)
とh(y)に該当する。また、上記の図3または図4に
示す画像データdij は、ウエ ーブレット変換により複数
の周波数帯域の係数信号w3〜w6またはw11〜w2
6に変換され、ウェーブレット変換部2より出力され
る。さらに、量子化部3ではエッジ制御部1によって係
数信号毎に量子化器1〜量子化器4または量子化器1〜
量子化器16により異なった量子化ビット数で量子化さ
れる。ここでの各量子化器での割り当てビット数は、エ
ッジ制御部1のエッジの有無の検出結果によって決定す
る。ここで、エッジ制御部1のエッジ検出では、画像デ
ータに含まれるエッジ成分の有無をパターンマッチング
によって検出したり、微分フィルタによって検出したり
する。この技術は公知であるのでここでは省略する。
【0010】次に、量子化部3では、入力する係数信号
毎に図3では量子化器1〜量子化器4、図5では量子化
器1〜量子化器16により異なった量子化ビット数で量
子化するが、その際に、エッジ制御部1によってブロッ
ク毎にエッジ成分の有無が検出され、エッジ成分が存在
しない画素あるいは領域では高周波数成分に対しては少
ないビット数を、低周波成分には多いビット数を割り付
けられる。また、その逆にエッジ成分が存在する領域に
対しては高周波成分にも十分なビット数を割り付けられ
るように、より多くのビット数が割り当てられて量子化
される。即ち、エッジ成分を有するブロックに対しては
より多い情報量が、エッジ成分を有しないブロックに対
してより小さい情報量が割り当てられるようになってい
る。また、画像蓄積部6では量子化された係数信号をメ
モリに蓄積し、メモリの読みだし順序を変えることによ
って、編集処理や回転処理などの画像の処理が行われ
る。次に、画像蓄積部6からの出力係数信号は、ウェー
ブレット逆変換部4に入力して係数信号から元の入力画
像データの形態である実空間画像データに変換される。
ウェーブレット逆変換部4ではウェーブレット変換部2
でのウェーブレット変換、つまり式(1−1)〜(1−
4)に示す変換の全く逆の変換を行う。実空間画像を求
める式(1−1)〜(1−4)に対する逆変換の式を下
記(2−1)〜(2−4)に示す。 xn =s(x)+h(x)/2 ・・・・(2−1) xn+1 =s(x)−h(x)/2 ・・・・(2−2) yn =s(y)+h(y)/2 ・・・・(2−3) yn+1 =s(y)−h(y)/2 ・・・・(2−4) また、図2に階調処理部5の構成例を示す。ウェーブレ
ット逆変換部4からの実空間画像データは第一階調処理
5bと第二階調処理5cとに入力し、各々の処理手順に
したがって階調処理が施される。セレクタ5aでは第一
階調処理5bと第二階調処理5cの出力結果を入力し
て、エッジ制御部1でのエッジ有無による情報量の割り
当てに基づき、そのいずれかの出力が選択されるように
なっている。ここで、階調処理を行う面積処理単位であ
る面積階調処理単位を、例えば第一階調処理5bは1画
素単位での単純多値化処理とし、第二階調処理5cはN
×N(Nは自然数)画素単位での多値ディザ処理という
ように第二階調処理5cの面積階調処理単位を、第一階
調処理5bの面積階調処理単位より等しいか大きいよう
に設定する。
毎に図3では量子化器1〜量子化器4、図5では量子化
器1〜量子化器16により異なった量子化ビット数で量
子化するが、その際に、エッジ制御部1によってブロッ
ク毎にエッジ成分の有無が検出され、エッジ成分が存在
しない画素あるいは領域では高周波数成分に対しては少
ないビット数を、低周波成分には多いビット数を割り付
けられる。また、その逆にエッジ成分が存在する領域に
対しては高周波成分にも十分なビット数を割り付けられ
るように、より多くのビット数が割り当てられて量子化
される。即ち、エッジ成分を有するブロックに対しては
より多い情報量が、エッジ成分を有しないブロックに対
してより小さい情報量が割り当てられるようになってい
る。また、画像蓄積部6では量子化された係数信号をメ
モリに蓄積し、メモリの読みだし順序を変えることによ
って、編集処理や回転処理などの画像の処理が行われ
る。次に、画像蓄積部6からの出力係数信号は、ウェー
ブレット逆変換部4に入力して係数信号から元の入力画
像データの形態である実空間画像データに変換される。
ウェーブレット逆変換部4ではウェーブレット変換部2
でのウェーブレット変換、つまり式(1−1)〜(1−
4)に示す変換の全く逆の変換を行う。実空間画像を求
める式(1−1)〜(1−4)に対する逆変換の式を下
記(2−1)〜(2−4)に示す。 xn =s(x)+h(x)/2 ・・・・(2−1) xn+1 =s(x)−h(x)/2 ・・・・(2−2) yn =s(y)+h(y)/2 ・・・・(2−3) yn+1 =s(y)−h(y)/2 ・・・・(2−4) また、図2に階調処理部5の構成例を示す。ウェーブレ
ット逆変換部4からの実空間画像データは第一階調処理
5bと第二階調処理5cとに入力し、各々の処理手順に
したがって階調処理が施される。セレクタ5aでは第一
階調処理5bと第二階調処理5cの出力結果を入力し
て、エッジ制御部1でのエッジ有無による情報量の割り
当てに基づき、そのいずれかの出力が選択されるように
なっている。ここで、階調処理を行う面積処理単位であ
る面積階調処理単位を、例えば第一階調処理5bは1画
素単位での単純多値化処理とし、第二階調処理5cはN
×N(Nは自然数)画素単位での多値ディザ処理という
ように第二階調処理5cの面積階調処理単位を、第一階
調処理5bの面積階調処理単位より等しいか大きいよう
に設定する。
【0011】次に、セレクタ5aでは前述したエッジ制
御部1によるブロック毎のエッジ検出結果により、例え
ばエッジ成分が存在しない画素あるいはブロックでは、
量子化部3で少ないビット数が割り当てられているの
で、復号後の画像データに対してはより大きな面積階調
処理単位である第二階調処理5cを施した結果を選択さ
せ、その逆にエッジ成分が存在するブロックに対して
は、量子化部3で多くのビット数が割り当てられている
ので、逆変換後の画像データに対して小さな面積階調処
理単位である第一階調処理5bの結果を選択して出力す
るように動作させる。さらに、第二階調処理5cではウ
ェーブレット変換に用いる参照ブロックサイズが4×4
画素とすると、ディザ処理のマトリックスサイズを例え
ば6×6画素というようにウェーブレット変換に用いる
参照ブロックサイズよりも大きく設定する。図2では、
システムコントローラ7から図示しないディザマトリッ
クスサイズ選択信号により第二階調処理5cのディザマ
トリックスサイズを切換える。ここで、ディザマトリッ
クスをメモリ上の閾値テーブルより構成されるようにし
て、アドレスを切替えることでマトリックスサイズが切
換えられるようにした切換え方法は、一般的に知られて
いる。例えば、図2のウェーブレット逆変換部4の変換
後の出力が4×4画素ブロックで、各々の画素が8ビッ
トの信号とすると、第二階調処理5cで使用されるディ
ザマトリックスの例として、符号化に用いる参照ブロッ
クサイズと等しい場合は、図6(a)の4×4画素のデ
ィザマトリックスサイズ等が用いられ、符号化に用いる
参照ブロックサイズより大きい場合は図6(b)の6×
6画素のディザマトリックスサイズ等が用いられる。
御部1によるブロック毎のエッジ検出結果により、例え
ばエッジ成分が存在しない画素あるいはブロックでは、
量子化部3で少ないビット数が割り当てられているの
で、復号後の画像データに対してはより大きな面積階調
処理単位である第二階調処理5cを施した結果を選択さ
せ、その逆にエッジ成分が存在するブロックに対して
は、量子化部3で多くのビット数が割り当てられている
ので、逆変換後の画像データに対して小さな面積階調処
理単位である第一階調処理5bの結果を選択して出力す
るように動作させる。さらに、第二階調処理5cではウ
ェーブレット変換に用いる参照ブロックサイズが4×4
画素とすると、ディザ処理のマトリックスサイズを例え
ば6×6画素というようにウェーブレット変換に用いる
参照ブロックサイズよりも大きく設定する。図2では、
システムコントローラ7から図示しないディザマトリッ
クスサイズ選択信号により第二階調処理5cのディザマ
トリックスサイズを切換える。ここで、ディザマトリッ
クスをメモリ上の閾値テーブルより構成されるようにし
て、アドレスを切替えることでマトリックスサイズが切
換えられるようにした切換え方法は、一般的に知られて
いる。例えば、図2のウェーブレット逆変換部4の変換
後の出力が4×4画素ブロックで、各々の画素が8ビッ
トの信号とすると、第二階調処理5cで使用されるディ
ザマトリックスの例として、符号化に用いる参照ブロッ
クサイズと等しい場合は、図6(a)の4×4画素のデ
ィザマトリックスサイズ等が用いられ、符号化に用いる
参照ブロックサイズより大きい場合は図6(b)の6×
6画素のディザマトリックスサイズ等が用いられる。
【0012】また、図7は、参照ブロックサイズの2次
元的な配列とそれに対するディザ処理のマトリックスの
2次元的な配列の関連を示している。実線のブロック1
1のサイズがウェーブレット変換に用いる参照ブロック
サイズを、破線のブロック12のサイズが第二階調処理
5cで使用されるディザマトリックスのブロックサイズ
を示している。このように情報量の割り当ての小さいブ
ロックに対する面積階調処理単位を、ウェーブレット変
換に用いる参照ブロックサイズよりも大きくして階調処
理を施してやれば、隣接ブロックの影響を取り入れた階
調処理が施こされるようになって、ブロックごと発生し
た歪みが緩和された画像処理を施すことができる。ま
た、図8は、符号化に用いる参照ブロックの位相と、第
二階調処理5cで使用されるディザマトリックスのブロ
ックの位相とが異なるように配列された様子を示してい
る。実線のブロック13がウェーブレット変換に用いる
参照ブロックを、破線のブロック14が第二階調処理5
cで使用されるディザマトリックスのブロックを示して
おり、どちらのブロックも同じ4×4画素で示してある
が、同等か大きいサイズであれば問題はない。ここで
は、ウェーブレット変換に用いる参照ブロックに対して
ディザマトリックスのブロックの位相が、主走査方向お
よび副走査方向に2画素ずれるようにして動作する。こ
のように位相を異ならせて階調処理を施してやれば、隣
接ブロックの影響を取り入れた階調処理が施こされるよ
うになって、ブロックごと発生した歪みが緩和された画
像処理を施すことができる。さらに、階調処理部5から
の出力をプリンタ9に入力して、紙出力を行う。また、
図2においては、階調処理部5の保有する階調処理は第
一階調処理5bと第二階調処理5cの二つが示されてい
るが、2つ以上からなる階調処理からセレクタ5aによ
ってどれか一つの階調処理を選択ような構成であっても
よい。
元的な配列とそれに対するディザ処理のマトリックスの
2次元的な配列の関連を示している。実線のブロック1
1のサイズがウェーブレット変換に用いる参照ブロック
サイズを、破線のブロック12のサイズが第二階調処理
5cで使用されるディザマトリックスのブロックサイズ
を示している。このように情報量の割り当ての小さいブ
ロックに対する面積階調処理単位を、ウェーブレット変
換に用いる参照ブロックサイズよりも大きくして階調処
理を施してやれば、隣接ブロックの影響を取り入れた階
調処理が施こされるようになって、ブロックごと発生し
た歪みが緩和された画像処理を施すことができる。ま
た、図8は、符号化に用いる参照ブロックの位相と、第
二階調処理5cで使用されるディザマトリックスのブロ
ックの位相とが異なるように配列された様子を示してい
る。実線のブロック13がウェーブレット変換に用いる
参照ブロックを、破線のブロック14が第二階調処理5
cで使用されるディザマトリックスのブロックを示して
おり、どちらのブロックも同じ4×4画素で示してある
が、同等か大きいサイズであれば問題はない。ここで
は、ウェーブレット変換に用いる参照ブロックに対して
ディザマトリックスのブロックの位相が、主走査方向お
よび副走査方向に2画素ずれるようにして動作する。こ
のように位相を異ならせて階調処理を施してやれば、隣
接ブロックの影響を取り入れた階調処理が施こされるよ
うになって、ブロックごと発生した歪みが緩和された画
像処理を施すことができる。さらに、階調処理部5から
の出力をプリンタ9に入力して、紙出力を行う。また、
図2においては、階調処理部5の保有する階調処理は第
一階調処理5bと第二階調処理5cの二つが示されてい
るが、2つ以上からなる階調処理からセレクタ5aによ
ってどれか一つの階調処理を選択ような構成であっても
よい。
【0013】
【発明の効果】以上のように請求項1の発明によれば、
情報量の割り当てが少ないブロックに対する面積階調処
理単位を、情報量の割り当てが大きいブロックに対する
面積階調処理単位より等しいか大きくすることが可能に
なったので、情報量を削減してもブロック歪みや階調不
足の目立たない画像再生を行える画像処理装置を提供す
ることができるようになった。請求項2の発明によれ
ば、請求項1の画像処理装置の発明に加えて、ウェーブ
レット変換によって複数の周波数帯域の係数信号に変換
できるようになったので、情報量を削減してもブロック
歪みや階調不足の目立たない画像再生を行える画像処理
装置を提供することができるようになった。請求項3の
発明によれば、請求項1または請求項2の画像処理装置
の発明に加えて、情報量の割り当ての小さいブロックに
対して面積階調処理単位のより大きい階調処理が施こさ
れて、ブロック歪みが緩和されるようになったので、情
報量を削減してもブロック歪みや階調不足の目立たない
画像再生が行える画像処理装置を提供することができる
ようになった。請求項4の発明によれば、請求項1また
は請求項2の画像処理装置の発明に加えて、情報量の割
り当ての小さいブロックに対する面積階調処理単位が、
符号化に用いる参照ブロックサイズよりも大きくなっ
て、隣接ブロックの影響を取り入れてブロック間の境界
段差が目立たない階調処理が施こされるようになったの
で、情報量を削減してもブロック歪みや階調不足の目立
たない画像再生が行える画像処理装置を提供することが
できるようになった。請求項5の発明によれば、請求項
1、請求項2、請求項3または請求項4の画像処理装置
の発明に加えて、面積階調処理の繰り返し周期を、符号
化に用いる参照ブロックの繰り返し周期と位相を異なわ
せて、隣接ブロックの影響を取り入れてブロック間の境
界段差が目立たない階調処理を施こせるようになったの
で、情報量を削減してもブロック歪みや階調不足の目立
たない画像再生が行える画像処理装置を提供することが
できるようになった。
情報量の割り当てが少ないブロックに対する面積階調処
理単位を、情報量の割り当てが大きいブロックに対する
面積階調処理単位より等しいか大きくすることが可能に
なったので、情報量を削減してもブロック歪みや階調不
足の目立たない画像再生を行える画像処理装置を提供す
ることができるようになった。請求項2の発明によれ
ば、請求項1の画像処理装置の発明に加えて、ウェーブ
レット変換によって複数の周波数帯域の係数信号に変換
できるようになったので、情報量を削減してもブロック
歪みや階調不足の目立たない画像再生を行える画像処理
装置を提供することができるようになった。請求項3の
発明によれば、請求項1または請求項2の画像処理装置
の発明に加えて、情報量の割り当ての小さいブロックに
対して面積階調処理単位のより大きい階調処理が施こさ
れて、ブロック歪みが緩和されるようになったので、情
報量を削減してもブロック歪みや階調不足の目立たない
画像再生が行える画像処理装置を提供することができる
ようになった。請求項4の発明によれば、請求項1また
は請求項2の画像処理装置の発明に加えて、情報量の割
り当ての小さいブロックに対する面積階調処理単位が、
符号化に用いる参照ブロックサイズよりも大きくなっ
て、隣接ブロックの影響を取り入れてブロック間の境界
段差が目立たない階調処理が施こされるようになったの
で、情報量を削減してもブロック歪みや階調不足の目立
たない画像再生が行える画像処理装置を提供することが
できるようになった。請求項5の発明によれば、請求項
1、請求項2、請求項3または請求項4の画像処理装置
の発明に加えて、面積階調処理の繰り返し周期を、符号
化に用いる参照ブロックの繰り返し周期と位相を異なわ
せて、隣接ブロックの影響を取り入れてブロック間の境
界段差が目立たない階調処理を施こせるようになったの
で、情報量を削減してもブロック歪みや階調不足の目立
たない画像再生が行える画像処理装置を提供することが
できるようになった。
【図1】本発明の実施の形態の一例を示す画像処理装置
の主要部のブロック図である。
の主要部のブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態例を示す画像処理装置にお
ける階調処理部の主要部のブロック図である。
ける階調処理部の主要部のブロック図である。
【図3】2×2画素にウェーブレット変換を行うウェー
ブレット変換部の構成を説明する説明図である。
ブレット変換部の構成を説明する説明図である。
【図4】4×4画素にウェーブレット変換を行うウェー
ブレット変換部の構成を説明する説明図である。
ブレット変換部の構成を説明する説明図である。
【図5】(a)は低周波成分抽出のための基本ウェーブ
レット関数を説明する説明図である。(b)は高周波成
分抽出のための基本ウェーブレット関数を説明する説明
図である。
レット関数を説明する説明図である。(b)は高周波成
分抽出のための基本ウェーブレット関数を説明する説明
図である。
【図6】(a)は第二階調処理で使用される4×4画素
のディザマトリックスの例を説明する説明図である。
(b)は第二階調処理で使用される6×6画素のディザ
マトリックスの例を説明する説明図である。
のディザマトリックスの例を説明する説明図である。
(b)は第二階調処理で使用される6×6画素のディザ
マトリックスの例を説明する説明図である。
【図7】面積階調処理単位を、ウェーブレット変換に用
いる参照ブロックサイズよりも大きくして階調処理を施
した例を説明する説明図である。
いる参照ブロックサイズよりも大きくして階調処理を施
した例を説明する説明図である。
【図8】ウェーブレット変換に用いる参照ブロックの位
相と、第二階調処理で使用されるディザマトリックスの
ブロックの位相とが異なるように配列した様子を説明す
る説明図である。
相と、第二階調処理で使用されるディザマトリックスの
ブロックの位相とが異なるように配列した様子を説明す
る説明図である。
1 エッジ制御部(エッジ制御手段)、2 ウェーブレ
ット変換部(周波数変換手段)、3 量子化部(量子化
手段)、4 ウェーブレット逆変換部(逆変換手段)、
5 階調処理部(階調処理手段)、5a セレクタ、5
b 第一階調処理、5c 第二階調処理、6 画像蓄積
部、7 システムコントローラ、8 スキャナ、9 プ
リンタ
ット変換部(周波数変換手段)、3 量子化部(量子化
手段)、4 ウェーブレット逆変換部(逆変換手段)、
5 階調処理部(階調処理手段)、5a セレクタ、5
b 第一階調処理、5c 第二階調処理、6 画像蓄積
部、7 システムコントローラ、8 スキャナ、9 プ
リンタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石井 博 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 柳下 高弘 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 山崎 由希子 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内
Claims (5)
- 【請求項1】 入力した画像データを複数のブロックに
分割し、各ブロック毎に複数の周波数帯域の係数信号に
変換して処理する画像処理装置において、入力画像デー
タのブロック内にある画像のエッジ成分の有無を検出し
て、該ブロックに割り当てる情報量を制御するエッジ制
御手段と、該入力画像データの各ブロック毎に複数の周
波数帯域の係数信号に変換する周波数変換手段と、前記
周波数変換手段によって変換された周波数帯域の係数信
号ごとに量子化する量子化手段と、前記量子化手段によ
って量子化された係数信号を処理した画像データに対し
て入力した形態の画像データに戻す逆変換手段と、前記
逆変換手段によって戻された入力した形態の画像データ
に対して階調処理を施す階調処理手段とを有し、前記エ
ッジ制御手段はエッジ成分の有無によって、変換された
複数の周波数帯域の係数信号に対して前記量子化手段の
量子化ビット数の割り当てを変えるとともに、前記逆変
換手段によって戻された入力した形態の画像データに対
して前記量子化ビット数の割り当てに基づいて前記階調
処理手段にある2つ以上の階調処理のどれか1つを選ん
で処理させることを特徴とする画像処理装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の画像処理装置において、
周波数変換手段はウェーブレット変換によって複数の周
波数帯域の係数信号に変換することを特徴とする画像処
理装置。 - 【請求項3】 請求項1または請求項2記載の画像処理
装置において、情報量の割り当ての小さいブロックに対
する面積階調処理単位を、割り当ての大きいブロックに
対する面積階調処理単位より等しいか、もしくは大きく
することを特徴とする画像処理装置。 - 【請求項4】 請求項1または請求項2記載の画像処理
装置において、情報量の割り当ての小さいブロックに対
する面積階調処理単位を、前記周波数変換手段が周波数
帯域の係数信号に変換するのに参照するブロックサイズ
よりも大きくすることを特徴とする画像処理装置。 - 【請求項5】 請求項1、請求項2、請求項3または請
求項4記載の画像処理装置において、面積階調処理の繰
り返し周期を、前記周波数変換手段が周波数帯域の係数
信号に変換するのに参照するブロックの繰り返し周期と
位相を異ならせることを特徴とする画像処理装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10249186A JPH11355575A (ja) | 1998-04-09 | 1998-08-19 | 画像処理装置 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11426598 | 1998-04-09 | ||
| JP10-114265 | 1998-04-09 | ||
| JP10249186A JPH11355575A (ja) | 1998-04-09 | 1998-08-19 | 画像処理装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11355575A true JPH11355575A (ja) | 1999-12-24 |
Family
ID=26453057
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10249186A Pending JPH11355575A (ja) | 1998-04-09 | 1998-08-19 | 画像処理装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11355575A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2002045020A1 (fr) * | 2000-11-30 | 2002-06-06 | Canon Kabushiki Kaisha | Dispositif et procede de traitement d'images, support de stockage et programme associe |
| WO2002045019A1 (fr) * | 2000-11-30 | 2002-06-06 | Canon Kabushiki Kaisha | Dispositif de traitement d'image, procede de traitement d'image, support d'enregistrement et programme correspondant |
| JP2003009153A (ja) * | 2001-06-26 | 2003-01-10 | Canon Inc | 画像符号化装置及びその方法並びにプログラムコード、記憶媒体 |
| JP2003018403A (ja) * | 2001-07-05 | 2003-01-17 | Ricoh Co Ltd | 画像処理装置 |
-
1998
- 1998-08-19 JP JP10249186A patent/JPH11355575A/ja active Pending
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2002045020A1 (fr) * | 2000-11-30 | 2002-06-06 | Canon Kabushiki Kaisha | Dispositif et procede de traitement d'images, support de stockage et programme associe |
| WO2002045019A1 (fr) * | 2000-11-30 | 2002-06-06 | Canon Kabushiki Kaisha | Dispositif de traitement d'image, procede de traitement d'image, support d'enregistrement et programme correspondant |
| US7076111B2 (en) | 2000-11-30 | 2006-07-11 | Canon Kabushiki Kaisha | Image processing apparatus, image processing method, storage medium, and program |
| US7079700B2 (en) | 2000-11-30 | 2006-07-18 | Canon Kabushiki Kaisha | Image processing apparatus, image processing method, storage medium, and program |
| US7248748B2 (en) | 2000-11-30 | 2007-07-24 | Canon Kabushiki Kaisha | Image processing apparatus, image processing method, storage medium, and program |
| US7447376B2 (en) | 2000-11-30 | 2008-11-04 | Canon Kabushiki Kaisha | Image processing apparatus, image processing method, storage medium, and program |
| US7558434B2 (en) | 2000-11-30 | 2009-07-07 | Canon Kabushiki Kaisha | Image processing apparatus, image processing method, storage medium, and program |
| US7561750B2 (en) | 2000-11-30 | 2009-07-14 | Canon Kabushiki Kaisha | Image processing apparatus, image processing method, storage medium, and program |
| JP2003009153A (ja) * | 2001-06-26 | 2003-01-10 | Canon Inc | 画像符号化装置及びその方法並びにプログラムコード、記憶媒体 |
| JP2003018403A (ja) * | 2001-07-05 | 2003-01-17 | Ricoh Co Ltd | 画像処理装置 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5649031A (en) | Image information processor for producing high-quality output image | |
| US7495669B2 (en) | Image processing apparatus and image processing method | |
| JP3585703B2 (ja) | 画像処理装置 | |
| EP0454457B1 (en) | Image processing apparatus | |
| EP1202556B1 (en) | Image processing apparatus, image processing method and recording medium | |
| JP2003134344A (ja) | 多値画像の符号化及び復号化方法並びに装置 | |
| US7502140B2 (en) | Image processing apparatus | |
| JP4650500B2 (ja) | 画像処理装置および画像処理方法 | |
| JPH11355575A (ja) | 画像処理装置 | |
| JP3746596B2 (ja) | 画像処理装置 | |
| JP3631609B2 (ja) | 画像処理装置、画像処理方法 | |
| JP3117331B2 (ja) | 画像データ処理装置 | |
| JP2003281529A (ja) | 画像処理装置および画像処理方法 | |
| JP3781883B2 (ja) | 画像処理装置 | |
| JP3729612B2 (ja) | 画像処理装置及び画像処理方法 | |
| JP3468966B2 (ja) | 画像処理装置 | |
| JP3537589B2 (ja) | 画像処理装置 | |
| JP2004128664A (ja) | 画像処理装置及び方法 | |
| JPH11120346A (ja) | 画像処理装置 | |
| JP4926128B2 (ja) | 画像処理装置、画像読取装置、画像形成装置、コンピュータプログラム、記録媒体、及び画像処理方法 | |
| JP2002247386A (ja) | カラー画像処理装置 | |
| JPH07274017A (ja) | 画像処理装置 | |
| JP2003101780A (ja) | 画像処理装置 | |
| JP2004341620A (ja) | 補間処理方法、補間処理プログラム、補間処理プログラムを記録した記録媒体、画像処理装置、および画像形成装置 | |
| JP2004303276A (ja) | 画像処理装置 |