JPH113591A - 半導体集積回路及びその初期化方法 - Google Patents
半導体集積回路及びその初期化方法Info
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- JPH113591A JPH113591A JP9154621A JP15462197A JPH113591A JP H113591 A JPH113591 A JP H113591A JP 9154621 A JP9154621 A JP 9154621A JP 15462197 A JP15462197 A JP 15462197A JP H113591 A JPH113591 A JP H113591A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 メモリサイズを増大させることなく、かつ故
障検出に際しメモリ容量分のテストベクターを走行させ
る必要がない半導体集積回路及びその初期化方法を提供
する。 【解決手段】 N型MOSFETとP型MOSFETと
を相補接続して形成した第1のインバータ回路INV1
aの出力を、N型MOSFETとP型MOSFETとを
相補接続して形成した第2のインバータ回路INV2a
の入力とするとともに、該第2のインバータ回路の出力
を前記第1のインバータ回路の入力として構成したメモ
リセルを行及び列に配置したメモリ回路を有する半導体
集積回路において、第1若しくは/及び第2のインバー
タ回路のN型MOSFET若しくはP型MOSFETの
ドレイン側若しくはソース側に抵抗素子Rを直列に接続
する。電源電圧を制御することにより、所望のデータを
各メモリセルに書き込む。
障検出に際しメモリ容量分のテストベクターを走行させ
る必要がない半導体集積回路及びその初期化方法を提供
する。 【解決手段】 N型MOSFETとP型MOSFETと
を相補接続して形成した第1のインバータ回路INV1
aの出力を、N型MOSFETとP型MOSFETとを
相補接続して形成した第2のインバータ回路INV2a
の入力とするとともに、該第2のインバータ回路の出力
を前記第1のインバータ回路の入力として構成したメモ
リセルを行及び列に配置したメモリ回路を有する半導体
集積回路において、第1若しくは/及び第2のインバー
タ回路のN型MOSFET若しくはP型MOSFETの
ドレイン側若しくはソース側に抵抗素子Rを直列に接続
する。電源電圧を制御することにより、所望のデータを
各メモリセルに書き込む。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体集積回路及
びその初期化方法に関し、特にSRAMを具備し、電源
と接地との間の静止電源電流を測定し易いようにした半
導体集積回路及びその初期化方法に関するものである。
びその初期化方法に関し、特にSRAMを具備し、電源
と接地との間の静止電源電流を測定し易いようにした半
導体集積回路及びその初期化方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】半導体集積回路の大規模化に伴い高故障
検出率を達成するためのテストベクターを実現すること
が困難になっている。そこで、テストを容易にするため
に、最近は予め半導体集積回路内にテストデータ発生回
路とテスト結果判定回路からなる組み込み自己テストB
IST(Built-in Self Test)を内蔵させる方法や、SC
AN等によるテスト容易化設計が行われている。また一
方で、電源VDDとGND間の静止電源電流を回路の各
ノードを“L”又は“H”状態で測定して故障を検出す
る方法も重要になってきている。
検出率を達成するためのテストベクターを実現すること
が困難になっている。そこで、テストを容易にするため
に、最近は予め半導体集積回路内にテストデータ発生回
路とテスト結果判定回路からなる組み込み自己テストB
IST(Built-in Self Test)を内蔵させる方法や、SC
AN等によるテスト容易化設計が行われている。また一
方で、電源VDDとGND間の静止電源電流を回路の各
ノードを“L”又は“H”状態で測定して故障を検出す
る方法も重要になってきている。
【0003】ここで電源電流の測定方法及び如何にして
故障検出率をあげるかに関し、図5を用いて説明する。
図5(a)は、例として電源電流を測定する際の測定回
路図を示したものである。図において、12は電圧源、
11は電流計である。なお、半導体集積回路10はメモ
リ回路13,14,15,16と論理回路17を搭載し
ている。ここで欠陥18、19はそれぞれ半導体集積回
路10の論理回路17とメモリ回路16上の製造欠陥で
あり、通常は動作機能テスト(ファンクションテスト)
により故障を検出することができる。
故障検出率をあげるかに関し、図5を用いて説明する。
図5(a)は、例として電源電流を測定する際の測定回
路図を示したものである。図において、12は電圧源、
11は電流計である。なお、半導体集積回路10はメモ
リ回路13,14,15,16と論理回路17を搭載し
ている。ここで欠陥18、19はそれぞれ半導体集積回
路10の論理回路17とメモリ回路16上の製造欠陥で
あり、通常は動作機能テスト(ファンクションテスト)
により故障を検出することができる。
【0004】しかし、この製造欠陥が高抵抗のショート
不良であればファンクションテストをパスしてしまい故
障は検出できない。ところが、電源VDDとGND間の
静止電源電流を測定することによって故障個所を検出す
ることが可能である。図5(b)は論理回路17の2入
力NAND回路22の出力段に欠陥18により生じる高
抵抗23のショート不良がある場合を想定した回路図で
あるが、ここで端子Aと端子Bをそれぞれ“H”入力
し、端子Cに“L”出力される状態で電源電流の測定を
行えば測定電流が通常より大きな値となるため故障を検
出することが可能である。このように、故障箇所を活性
化することにより故障検出率をあげることができる。こ
れはメモリ回路13上の欠陥19に関しても同様であ
る。
不良であればファンクションテストをパスしてしまい故
障は検出できない。ところが、電源VDDとGND間の
静止電源電流を測定することによって故障個所を検出す
ることが可能である。図5(b)は論理回路17の2入
力NAND回路22の出力段に欠陥18により生じる高
抵抗23のショート不良がある場合を想定した回路図で
あるが、ここで端子Aと端子Bをそれぞれ“H”入力
し、端子Cに“L”出力される状態で電源電流の測定を
行えば測定電流が通常より大きな値となるため故障を検
出することが可能である。このように、故障箇所を活性
化することにより故障検出率をあげることができる。こ
れはメモリ回路13上の欠陥19に関しても同様であ
る。
【0005】ところが、近年半導体集積回路の大規模
化、特にメモリ容量増大に伴い、初期設定には膨大なテ
ストベクターが必要であり、この短縮が急務になってき
ている。このニーズに答えるべくメモリ回路のメモリセ
ルを効率よく“L”又は“H”に設定する回路の例が、
特開平1−113995号に記載されている。同公報記
載の回路図を図6に示す。図に示すように、このメモリ
セルは、インバータINV1a、INV2aと容量C
1、C2とN型MOSトランジスタQ1、Q2とで構成
されている。ここで、インバータINV1a、2aの互
いのゲート寸法を異ならせ若しくは静電容量C1、C2
を異ならせることにより電源供給後、接続点X、Yの電
圧の上昇に差が生じ、所定の“L”、“H”に決定する
ことができる。
化、特にメモリ容量増大に伴い、初期設定には膨大なテ
ストベクターが必要であり、この短縮が急務になってき
ている。このニーズに答えるべくメモリ回路のメモリセ
ルを効率よく“L”又は“H”に設定する回路の例が、
特開平1−113995号に記載されている。同公報記
載の回路図を図6に示す。図に示すように、このメモリ
セルは、インバータINV1a、INV2aと容量C
1、C2とN型MOSトランジスタQ1、Q2とで構成
されている。ここで、インバータINV1a、2aの互
いのゲート寸法を異ならせ若しくは静電容量C1、C2
を異ならせることにより電源供給後、接続点X、Yの電
圧の上昇に差が生じ、所定の“L”、“H”に決定する
ことができる。
【0006】さらにメモリ回路のメモリセルを効率よく
“L”又は“H”に設定する回路の他の従来例が、特開
平8−221985号に記載されている。同公報記載の
メモリ回路の回路図を図7に示す。図に示すように、こ
のメモリセルは、インバータINV1a、INV2aと
インバータINV1a、INV2aのソースを端子1
a、1b、2a、2bとで構成されている。ここで端子
1aのみ通常のVDDとは独立させ、通常はVDD端子
として電圧を印可し、メモリセルの値を設定したい場合
のみGNDレベルの電位を印可する。GNDレベルが印
可されるとインバータINV1aの出力は“L”状態と
なり、これによりインバータINV2aの出力は“H”
状態となる。
“L”又は“H”に設定する回路の他の従来例が、特開
平8−221985号に記載されている。同公報記載の
メモリ回路の回路図を図7に示す。図に示すように、こ
のメモリセルは、インバータINV1a、INV2aと
インバータINV1a、INV2aのソースを端子1
a、1b、2a、2bとで構成されている。ここで端子
1aのみ通常のVDDとは独立させ、通常はVDD端子
として電圧を印可し、メモリセルの値を設定したい場合
のみGNDレベルの電位を印可する。GNDレベルが印
可されるとインバータINV1aの出力は“L”状態と
なり、これによりインバータINV2aの出力は“H”
状態となる。
【0007】さらにメモリ回路のメモリセルを効率よく
“L”又は“H”に設定する回路の他の従来例が、特開
平6−84368号に記載されている。同公報記載のメ
モリ回路の回路図を図8に示す。図に示すように、この
メモリセルは、インバータINV1a、INV2aとN
型MOSトランジスタQ1、Q2とP型MOSトランジ
スタP1、P2とP型MOSトランジスタP1、P2の
ゲート入力の端子Iからなる。ここでN型MOSトラン
ジスタQ1、Q2がOFFした状態で端子IをGNDレ
ベルにするとP型MOSトランジスタP1、P2がON
となり、これによりインバータINV1aの出力は
“H”状態となり、インバータINV1bの出力は
“L”状態となる。
“L”又は“H”に設定する回路の他の従来例が、特開
平6−84368号に記載されている。同公報記載のメ
モリ回路の回路図を図8に示す。図に示すように、この
メモリセルは、インバータINV1a、INV2aとN
型MOSトランジスタQ1、Q2とP型MOSトランジ
スタP1、P2とP型MOSトランジスタP1、P2の
ゲート入力の端子Iからなる。ここでN型MOSトラン
ジスタQ1、Q2がOFFした状態で端子IをGNDレ
ベルにするとP型MOSトランジスタP1、P2がON
となり、これによりインバータINV1aの出力は
“H”状態となり、インバータINV1bの出力は
“L”状態となる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、メモ
リ回路規模の増大に伴い、アドレスを選び書き込む方法
ではメモリ容量分のテストベクターを走行させる必要が
あるためL又はHの設定に時間がかかることになる。ま
た、図7に示したものは、メモリセルの一方のインバー
タのソースを通常の電源と電源分離して信号として取り
扱うため、メモリセルに一方のインバータのソース用電
源ともう一方は通常の電源が必要となりメモリセルサイ
ズが増大する。多層配線を使えばメモリセルサイズは大
きくならないかも知れないが、多層が必要になるという
制約を受けてしまう。
リ回路規模の増大に伴い、アドレスを選び書き込む方法
ではメモリ容量分のテストベクターを走行させる必要が
あるためL又はHの設定に時間がかかることになる。ま
た、図7に示したものは、メモリセルの一方のインバー
タのソースを通常の電源と電源分離して信号として取り
扱うため、メモリセルに一方のインバータのソース用電
源ともう一方は通常の電源が必要となりメモリセルサイ
ズが増大する。多層配線を使えばメモリセルサイズは大
きくならないかも知れないが、多層が必要になるという
制約を受けてしまう。
【0009】また、図8に示したものは、図7に示した
従来技術の初期設定用のトランジスタのON、OFFを
制御するための、制御信号端子が必要になり、制御信号
をメモリセルに配線するためにメモリセルサイズが増大
してしまう。
従来技術の初期設定用のトランジスタのON、OFFを
制御するための、制御信号端子が必要になり、制御信号
をメモリセルに配線するためにメモリセルサイズが増大
してしまう。
【0010】本発明は、メモリサイズを増大させること
なく、かつ故障検出に際しメモリ容量分のテストベクタ
ーを走行させる必要のない半導体集積回路及びその初期
化方法の提供を、その課題としている。
なく、かつ故障検出に際しメモリ容量分のテストベクタ
ーを走行させる必要のない半導体集積回路及びその初期
化方法の提供を、その課題としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】上述課題を解決するため
に、本発明は、次のような手段を採用した。本発明の半
導体集積回路は、第1導電型MOSFETと第2導電型
MOSFETとを相補接続して形成した第1のインバー
タ回路の出力を、第1導電型MOSFETと第2導電型
MOSFETとを相補接続して形成した第2のインバー
タ回路の入力とするとともに、該第2のインバータ回路
の出力を前記第1のインバータ回路の入力として構成し
たメモリセルを行及び列に配置したメモリ回路を有する
半導体集積回路において、前記第1若しくは第2のイン
バータ回路の第1導電型MOSFET若しくは第2導電
型MOSFETのドレイン側若しくはソース側に抵抗素
子を直列に接続する。
に、本発明は、次のような手段を採用した。本発明の半
導体集積回路は、第1導電型MOSFETと第2導電型
MOSFETとを相補接続して形成した第1のインバー
タ回路の出力を、第1導電型MOSFETと第2導電型
MOSFETとを相補接続して形成した第2のインバー
タ回路の入力とするとともに、該第2のインバータ回路
の出力を前記第1のインバータ回路の入力として構成し
たメモリセルを行及び列に配置したメモリ回路を有する
半導体集積回路において、前記第1若しくは第2のイン
バータ回路の第1導電型MOSFET若しくは第2導電
型MOSFETのドレイン側若しくはソース側に抵抗素
子を直列に接続する。
【0012】上記のように構成したので、本発明による
半導体集積回路の初期化方法を用いることにより、動作
電源電圧範囲以上に電源電圧を変動させれば、メモリ回
路を“L”又は“H”状態に設定することができ、メモ
リ容量分のテストベクターを走行させる必要がないの
で、設定に時間を要しない。
半導体集積回路の初期化方法を用いることにより、動作
電源電圧範囲以上に電源電圧を変動させれば、メモリ回
路を“L”又は“H”状態に設定することができ、メモ
リ容量分のテストベクターを走行させる必要がないの
で、設定に時間を要しない。
【0013】好ましくは、上記構成の半導体集積回路に
おいて、前記第1のインバータ回路の第1導電型MOS
FETのドレイン側若しくはソース側に抵抗素子を接続
し、かつ前記第2のインバータ回路の第2導電型MOS
FETのドレイン側若しくはソース側に抵抗を接続する
ことを特徴としている。
おいて、前記第1のインバータ回路の第1導電型MOS
FETのドレイン側若しくはソース側に抵抗素子を接続
し、かつ前記第2のインバータ回路の第2導電型MOS
FETのドレイン側若しくはソース側に抵抗を接続する
ことを特徴としている。
【0014】上記によると、先の場合と同様な作用効果
を得ることができる。
を得ることができる。
【0015】更に好ましくは、前記抵抗素子は、前記イ
ンバータ回路を構成する各々のトランジスタのオン抵抗
値に比べ1桁から2桁高い抵抗値を有する。
ンバータ回路を構成する各々のトランジスタのオン抵抗
値に比べ1桁から2桁高い抵抗値を有する。
【0016】上記のように構成すれば、半導体集積回路
に印加する電源電圧を動作電源電圧範囲以上に変動させ
ることにより、メモリ回路を“L”又は“H”状態に設
定することが容易となる。
に印加する電源電圧を動作電源電圧範囲以上に変動させ
ることにより、メモリ回路を“L”又は“H”状態に設
定することが容易となる。
【0017】本発明の半導体集積回路の初期化方法は、
電源電圧又は接地電圧の絶対最大定格電圧の範囲で、か
つ前記メモリ回路以外の論理回路に論理変化させない範
囲で、前記電源電圧又は接地電圧を高電位から低電位又
は低電位から高電位に振幅変化させることにより、請求
項1又は2に記載の半導体集積回路の複数のメモリセル
各々をを予め希望する値に初期化することを特徴として
いる。
電源電圧又は接地電圧の絶対最大定格電圧の範囲で、か
つ前記メモリ回路以外の論理回路に論理変化させない範
囲で、前記電源電圧又は接地電圧を高電位から低電位又
は低電位から高電位に振幅変化させることにより、請求
項1又は2に記載の半導体集積回路の複数のメモリセル
各々をを予め希望する値に初期化することを特徴として
いる。
【0018】本発明方法を、本発明の半導体集積回路の
初期化に使用すれば、メモリ回路を“L”又は“H”状
態に容易に設定することができる。
初期化に使用すれば、メモリ回路を“L”又は“H”状
態に容易に設定することができる。
【0019】
【発明の実施形態】本発明の実施の形態について、図面
を参照して説明する。
を参照して説明する。
【0020】本発明のメモリセルは通常のメモリセルに
抵抗素子を挿入させた構成をとる。抵抗素子の接続位置
はインバータの出力が“L”に確定しやすいようにN型
MOSトランジスタとP型トランジスタの接続の間に設
け、かつ出力はN型MOSトランジスタと抵抗素子の間
より取り出す。もう一方のインバータにはこれとは逆に
“H”に確定しやすいようにするため、出力は抵抗素子
とP型MOSトランジスタの間より取り出す。次に抵抗
素子の抵抗値について一例を示す。図4は回路シミュレ
ーションSPICEにより得た数値である。3K〜20
Kオームの範囲で発明の動作が確認できた。またその時
の電源電圧の変動は1.5Vから6.5Vと電位差が
5.0V程度必要であった。なおこの抵抗値と電源電圧
の変動範囲はメモリセルのインバータのゲート長サイ
ズ、ゲート幅サイズ、あるいは製造の条件によっても変
化させることが可能である。
抵抗素子を挿入させた構成をとる。抵抗素子の接続位置
はインバータの出力が“L”に確定しやすいようにN型
MOSトランジスタとP型トランジスタの接続の間に設
け、かつ出力はN型MOSトランジスタと抵抗素子の間
より取り出す。もう一方のインバータにはこれとは逆に
“H”に確定しやすいようにするため、出力は抵抗素子
とP型MOSトランジスタの間より取り出す。次に抵抗
素子の抵抗値について一例を示す。図4は回路シミュレ
ーションSPICEにより得た数値である。3K〜20
Kオームの範囲で発明の動作が確認できた。またその時
の電源電圧の変動は1.5Vから6.5Vと電位差が
5.0V程度必要であった。なおこの抵抗値と電源電圧
の変動範囲はメモリセルのインバータのゲート長サイ
ズ、ゲート幅サイズ、あるいは製造の条件によっても変
化させることが可能である。
【0021】
【実施例】まず、本発明の第1の実施例について図面を
参照しながら説明する。図1は本発明のメモリ回路搭載
の半導体集積回路を示した第1の実施例の回路図であ
る。図1に示すように、このメモリ回路はN型MOSト
ランジスタ(第1導電型MOSFET)N1、N2とP
型MOSトランジスタ(第2導電型MOSFET)P
1、P2とでインバータ接続させて、第1のインバータ
回路INV1aと第2のインバータ回路INV2aとを
形成し、端子IN_1、IN_2を入力とするN型MO
SトランジスタN3、N4を配置するとともに、抵抗素
子Rを前記インバータを構成するN型MOSトランジス
タとP型MOSトランジスタの間に接続して構成したも
のである。
参照しながら説明する。図1は本発明のメモリ回路搭載
の半導体集積回路を示した第1の実施例の回路図であ
る。図1に示すように、このメモリ回路はN型MOSト
ランジスタ(第1導電型MOSFET)N1、N2とP
型MOSトランジスタ(第2導電型MOSFET)P
1、P2とでインバータ接続させて、第1のインバータ
回路INV1aと第2のインバータ回路INV2aとを
形成し、端子IN_1、IN_2を入力とするN型MO
SトランジスタN3、N4を配置するとともに、抵抗素
子Rを前記インバータを構成するN型MOSトランジス
タとP型MOSトランジスタの間に接続して構成したも
のである。
【0022】次ぎに図1のメモリ回路の動作について図
面を参照しながら説明する。図2は図1の回路動作説明
用のタイミングチャートである。電源電圧VDDを0V
から動作保証範囲の電圧に変化させる。例えばこの電圧
値は3.3Vである。ここでメモリセルのインバータの
出力は抵抗素子Rの影響によりOUT_1は“L”レベ
ルになりOUT_2は“H”レペルに変化する。ここで
通常のメモリセルの書き込み手順を持ち、OUT_1が
“H”レベルになり、OUT_2は“L”レペルになる
ようにIN_1を“H”レベルを入力し、またIN_3
にも“H”レベルを入力する。この時のIN_2には
“L”レペルを入力する。メモリセルの値の書き込み時
間以上経過後、タイミングt3にてIN_2を“L”レ
ベルにし、t4にてIN_3も“L”レベルにしてメモ
リセルの書き込みT2が完了する。
面を参照しながら説明する。図2は図1の回路動作説明
用のタイミングチャートである。電源電圧VDDを0V
から動作保証範囲の電圧に変化させる。例えばこの電圧
値は3.3Vである。ここでメモリセルのインバータの
出力は抵抗素子Rの影響によりOUT_1は“L”レベ
ルになりOUT_2は“H”レペルに変化する。ここで
通常のメモリセルの書き込み手順を持ち、OUT_1が
“H”レベルになり、OUT_2は“L”レペルになる
ようにIN_1を“H”レベルを入力し、またIN_3
にも“H”レベルを入力する。この時のIN_2には
“L”レペルを入力する。メモリセルの値の書き込み時
間以上経過後、タイミングt3にてIN_2を“L”レ
ベルにし、t4にてIN_3も“L”レベルにしてメモ
リセルの書き込みT2が完了する。
【0023】この後、電源電圧の変動によりメモリセル
のリセットT3を実施する。タイミングt5、t6、t
7、t8、t9の変動回数及びタイミングt5で電圧を
上げる側から開始したのは一例なので、以下に示すに電
源電圧の変動に必要な条件を満たしていれば別の組み合
わせとしてもよい。
のリセットT3を実施する。タイミングt5、t6、t
7、t8、t9の変動回数及びタイミングt5で電圧を
上げる側から開始したのは一例なので、以下に示すに電
源電圧の変動に必要な条件を満たしていれば別の組み合
わせとしてもよい。
【0024】電源電圧の変動の必要な条件のひとつは電
源電圧の上限と下限はその半導体集積回路の絶対最大定
格の電源電圧を超えないことであり、もう一つは本発明
の論理回路の動作電源電圧範囲を越えて変動させること
である。この2つの条件を満たせば電源電圧の変動範囲
は何Vにしてもかまわない。
源電圧の上限と下限はその半導体集積回路の絶対最大定
格の電源電圧を超えないことであり、もう一つは本発明
の論理回路の動作電源電圧範囲を越えて変動させること
である。この2つの条件を満たせば電源電圧の変動範囲
は何Vにしてもかまわない。
【0025】タイミングt6の高電位から低電位に電源
変化させた際、“H”状態であったOUT_1の電位は
0V近くまで下がり、“L”状態であったOUT_2と
の電位と差が小さくなる。この状態タイミングt7の低
電位から高電位に電源電圧を変化させると、OUT_2
は電源電圧の変化の影響を受け“H”側に持ち上がり、
さらにOUT_1とOUT_2の電位差は小さくなる。
ここでOUT_1はP型MOS側の付けた抵抗により電
圧上昇が遅くなり、逆にOUT_2はN型MOS側の付
けた抵抗により電圧降下が遅くなり、ついには両者の電
位レベルは逆転を生じ、OUT_2は“H”レベルとな
る電位まで上昇し、OUT_1は“L”レベルとなる電
位まで降下する。
変化させた際、“H”状態であったOUT_1の電位は
0V近くまで下がり、“L”状態であったOUT_2と
の電位と差が小さくなる。この状態タイミングt7の低
電位から高電位に電源電圧を変化させると、OUT_2
は電源電圧の変化の影響を受け“H”側に持ち上がり、
さらにOUT_1とOUT_2の電位差は小さくなる。
ここでOUT_1はP型MOS側の付けた抵抗により電
圧上昇が遅くなり、逆にOUT_2はN型MOS側の付
けた抵抗により電圧降下が遅くなり、ついには両者の電
位レベルは逆転を生じ、OUT_2は“H”レベルとな
る電位まで上昇し、OUT_1は“L”レベルとなる電
位まで降下する。
【0026】次に、本発明の第2の実施例を図3に示
す。第1の実施例では、第1のインバータ回路INV1
aと第2のインバータ回路INV2aの何れにも、各イ
ンバータを構成するN型MOSトランジスタとP型MO
Sトランジスタの間に抵抗素子Rを接続して構成したの
であるが、この実施例では第2のインバータINV2a
を構成するN型MOSトランジスタとP型MOSトラン
ジスタの間にのみ抵抗素子Rを接続して構成したもので
ある。
す。第1の実施例では、第1のインバータ回路INV1
aと第2のインバータ回路INV2aの何れにも、各イ
ンバータを構成するN型MOSトランジスタとP型MO
Sトランジスタの間に抵抗素子Rを接続して構成したの
であるが、この実施例では第2のインバータINV2a
を構成するN型MOSトランジスタとP型MOSトラン
ジスタの間にのみ抵抗素子Rを接続して構成したもので
ある。
【0027】この構成によっても、電源電圧VDDを0
Vから動作保証範囲の電圧に変化させれば、メモリセル
のインバータの出力は抵抗素子Rの影響によりOUT_
1は“L”レベルになり、これに伴いOUT_2は
“H”レペルに変化する。
Vから動作保証範囲の電圧に変化させれば、メモリセル
のインバータの出力は抵抗素子Rの影響によりOUT_
1は“L”レベルになり、これに伴いOUT_2は
“H”レペルに変化する。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
半導体集積回路が動作保証する電源電圧範囲以上の電源
電圧を変動させることでメモリ回路の“L”又は“H”
状態に設定でき、かつ電源電圧の変動では論理回路の論
理はそのままで維持するようにできるから、メモリ容量
分のテストベクターを走行させる必要がなく設定に時間
がかからない。また、通常の電源と電源分離する必要が
なく実現できるとともに、トランジスタのON、OFF
を行うような制御信号端子を必要としないため、メモリ
セルサイズを増大させることなく、かつ多層配線を用い
る必要もない。
半導体集積回路が動作保証する電源電圧範囲以上の電源
電圧を変動させることでメモリ回路の“L”又は“H”
状態に設定でき、かつ電源電圧の変動では論理回路の論
理はそのままで維持するようにできるから、メモリ容量
分のテストベクターを走行させる必要がなく設定に時間
がかからない。また、通常の電源と電源分離する必要が
なく実現できるとともに、トランジスタのON、OFF
を行うような制御信号端子を必要としないため、メモリ
セルサイズを増大させることなく、かつ多層配線を用い
る必要もない。
【図1】本発明に係る半導体集積回路の第1の実施例を
示す回路図である。
示す回路図である。
【図2】図1に示す回路動作を説明するためのタイミン
グチャートである。
グチャートである。
【図3】本発明を実現する抵抗素子の抵抗値と電源電圧
範囲を求めたシミュレーション結果の一例である。
範囲を求めたシミュレーション結果の一例である。
【図4】本発明に係る半導体集積回路の第2の実施例を
示す回路図である。
示す回路図である。
【図5】(a)は静止電源電流の測定方法を示すための
図、(b)は工程上での製造欠陥を測定する方法を示す
図である。
図、(b)は工程上での製造欠陥を測定する方法を示す
図である。
【図6】従来のメモリ回路を示す図である。
【図7】従来のメモリ回路を示す図である。
【図8】従来のメモリ回路を示す図である。
10 半導体集積回路 11 電流計 12 電圧源 13,14,15,16 メモリ回路 17 論理回路 18 製造欠陥 19 製造欠陥 20 電源電圧配線 21 GND配線 22 2入力NAND回路 23 高抵抗の製造欠陥 N1,N2,N3 N型MOSトランジスタ P1,P2,P3 P型MOSトランジスタ VDD 電源電圧端子 R 抵抗 INV1a 第1のインバータ回路 INV2a 第2のインバータ回路 Q1,Q2 N型MOSトランジスタ P1,P2 P型MOSトランジスタ I P1,P2を制御する初期設定用信号端子 W Q1,Q2を制御するワード線信号端子
Claims (4)
- 【請求項1】 第1導電型MOSFETと第2導電型M
OSFETとを相補接続して形成した第1のインバータ
回路の出力を、第1導電型MOSFETと第2導電型M
OSFETとを相補接続して形成した第2のインバータ
回路の入力とするとともに、該第2のインバータ回路の
出力を前記第1のインバータ回路の入力として構成した
メモリセルを、行及び列に配置したメモリ回路を有する
半導体集積回路において、 前記第1若しくは第2のインバータ回路と直列に抵抗素
子を接続することを特徴とする半導体集積回路。 - 【請求項2】 第1導電型MOSFETと第2導電型M
OSFETとを相補接続して形成した第1のインバータ
回路の出力を、第1導電型MOSFETと第2導電型M
OSFETとを相補接続して形成した第2のインバータ
回路の入力とするとともに、該第2のインバータ回路の
出力を前記第1のインバータ回路の入力として構成した
メモリセルを、行及び列に配置したメモリ回路を有する
半導体集積回路において、 前記第1のインバータ回路の第1導電型MOSFETの
ドレイン側若しくはソース側に第1の抵抗素子を接続
し、かつ前記第2のインバータ回路の第2導電型MOS
FETのドレイン側若しくはソース側に第2の抵抗素子
を接続したことを特徴とする半導体集積回路。 - 【請求項3】 前記抵抗素子は、前記インバータ回路を
構成する各トランジスタのオン抵抗値よりも1桁乃至2
桁高い抵抗値を有することを特徴とする請求項1又は2
に記載の半導体集積回路。 - 【請求項4】 電源電圧又は接地電圧の絶対最大定格電
圧の範囲で、かつ前記メモリ回路以外の論理回路に論理
変化を与えない範囲で、前記電源電圧又は接地電圧を高
電位から低電位に又は低電位から高電位に振幅変化させ
ることにより、請求項1又は2に記載の半導体集積回路
の複数のメモリセル各々をを予め希望する値に初期化す
ることを特徴とする半導体集積回路の初期化方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP09154621A JP3076267B2 (ja) | 1997-06-12 | 1997-06-12 | 半導体集積回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP09154621A JP3076267B2 (ja) | 1997-06-12 | 1997-06-12 | 半導体集積回路 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH113591A true JPH113591A (ja) | 1999-01-06 |
| JP3076267B2 JP3076267B2 (ja) | 2000-08-14 |
Family
ID=15588193
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP09154621A Expired - Lifetime JP3076267B2 (ja) | 1997-06-12 | 1997-06-12 | 半導体集積回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3076267B2 (ja) |
-
1997
- 1997-06-12 JP JP09154621A patent/JP3076267B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3076267B2 (ja) | 2000-08-14 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20000111 |
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| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
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