JPH1135985A - 漂白洗浄剤組成物 - Google Patents

漂白洗浄剤組成物

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JPH1135985A
JPH1135985A JP19599297A JP19599297A JPH1135985A JP H1135985 A JPH1135985 A JP H1135985A JP 19599297 A JP19599297 A JP 19599297A JP 19599297 A JP19599297 A JP 19599297A JP H1135985 A JPH1135985 A JP H1135985A
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weight
detergent composition
bleaching
acid
bleaching detergent
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JP19599297A
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Inventor
Nobuyuki Ogura
信之 小倉
Akira Sakaguchi
明 坂口
Katsuhisa Inoue
勝久 井上
Yukiyoshi Yamaguchi
進可 山口
Muneo Aoyanagi
宗郎 青柳
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kao Corp
Original Assignee
Kao Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 漂白洗浄力が優れており、繊維を劣化させた
り、脱色させたりすることのない漂白洗浄剤組成物を得
る。 【解決手段】 (a)過酸化水素又は水中で過酸化水素
を放出する無機過酸化物1〜99重量%、(b)一般
式:[Co(NH3)nM6-n]・mX[式中、nは1〜6の
数を示し、mは電荷を中和するに必要な数を示し、Mは
ハロゲンを示し、Xは陰イオンを示す。]で表されるコ
バルト錯体化合物0.001〜1重量%及び(c)pK
ca>3のアリルカルボン酸から誘導されるポリマー化合
物0.1〜30重量%、を含有する漂白洗浄剤組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高い漂白性能を有
し、繊維の劣化や脱色を起こすことのない漂白洗浄剤組
成物に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】漂白洗
浄剤は塩素系と酸素系に分けられるが、塩素系漂白洗浄
剤は使用できる繊維に制限があり、さらには色柄ものに
は使用できないことや特有の刺激臭を有していることか
ら、これらの欠点のない酸素系漂白洗浄剤が最近著しく
普及している。この酸素系漂白剤としては、過炭酸ナト
リウム、過ほう酸ナトリウムが粉末漂白剤として使用さ
れており、過酸化水素が液体漂白剤として使用されてい
る。酸素系漂白洗浄剤は塩素系漂白洗浄剤に比べて漂白
力が弱いため、各種漂白活性剤や金属錯体触媒等と併用
されている。例えば、米国特許5,246,612及び
米国特許4,810,410ではマンガン触媒による過
酸化水素の活性化が行われており、WO97/0031
1及びWO97/00312ではコバルトアンミン錯体
が開示されている。しかし、このような金属錯体は、漂
白洗浄剤に対して非常に高い漂白効果を付与有する反
面、繊維の劣化や繊維に染着した染料の脱色を引き起こ
すという問題を有しており、その解決が切望されてい
る。
【0003】そこで本発明は、金属錯体が有している漂
白性能の向上作用を充分に発揮させるとともに、繊維の
劣化や脱色を引き起こすことのない漂白洗浄剤組成物を
提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは上記目的を
達成するため鋭意研究の結果、コバルトアンミン錯体と
特定のポリマー化合物のキレート剤とを組み合わせるこ
とにより、コバルトアンミン錯体が有する漂白性能の向
上作用を充分に発揮させることができ、かつ繊維の劣化
や脱色を引き起こさないことを見出し、本発明を完成し
た。
【0005】即ち本発明は、(a)過酸化水素又は水中
で過酸化水素を放出する無機過酸化物1〜99重量%、 (b)一般式(I):[Co(NH3)nM6-n]・mX (I) [式中、nは1〜6の数を示し、mは電荷を中和するに必
要な数を示し、Mはハロゲンを示し、Xは陰イオンを示
す。]で表されるコバルト錯体化合物0.001〜1重
量%及び (c)pKca>3のアリルカルボン酸から誘導されるポ
リマー化合物0.01〜30重量%、を含有することを
特徴とする漂白洗浄剤組成物を提供するものである。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明で用いる(a)成分は、過
酸化水素又は水中で過酸化水素を放出する無機過酸化物
である。この無機化酸化物としては、過炭酸塩、過ホウ
酸塩、過燐酸塩等の無機過酸化物塩を挙げることがで
き、これらの中でも好ましくは過炭酸塩を挙げることが
できる。
【0007】漂白洗浄剤組成物中における(a)成分の
含有量は、他成分との配合を容易にし、充分な漂白洗浄
力を付与するため、1〜99重量%であり、好ましくは
1〜90重量%であり、特に好ましくは3〜90重量%
である。
【0008】本発明で用いる(b)成分を示す一般式
(I)において、nは好ましくは3〜6の数であり、M
は好ましくは塩素であり、Xは好ましくはハロゲンイオ
ンである。一般式(I)で表される化合物としては、下
記式で表されるものが好ましい。
【0009】[Co(NH3)6]・Cl3 [Co(NH3)5Cl]・Cl2 [Co(NH3)4Cl2]・Cl。
【0010】漂白洗浄剤組成物中における(b)成分の
含有量は、繊維の劣化を防止し、充分な漂白洗浄力を付
与するため、0.001〜1重量%であり、好ましくは
0.005〜0.5重量%であり、特に好ましくは0.
01〜0.5重量%である。
【0011】本発明で用いる(c)成分のポリマー化合
物を誘導するアリルカルボン酸としては、アクリル酸、
メタクリル酸又はヒドロキシアクリル酸を挙げることが
できる。これらのアリルカルボン酸は、ホモポリマーを
形成してもよいし、他のエチレン誘導体とのコポリマー
を形成してもよい。他のエチレン誘導体としては、マレ
イン酸、フマール酸、イタコン酸、エチレン、プロピレ
ン、アクリロニトリル、アリルアルコール、酢酸アリル
等を挙げることができる。
【0012】また、(c)成分のポリマー化合物はpK
ca>3のものであるが、このpKcaは、カルシウムイオ
ン電極を用い、キレート剤0.1%溶液、pH10、2
5℃、0.1M−NH4Cl−NH4OH緩衝液を用いて
測定したものである。また、(c)成分のポリマー化合
物の分子量としては、5,000〜100,000が好
ましい。
【0013】このような(c)成分としては、ポリアク
リル酸ナトリウム(pKca=3.2,分子量8,000)、ア
クリル酸/マレイン酸コポリマー(pKca=5.0,分
子量70,000)又はポリα−ヒドロキシアクリル酸ナトリ
ウム(pKca=5.3,分子量50,000)が好ましい。
【0014】漂白洗浄剤組成物中における(c)成分の
含有量は、経済性を考慮するとともに、充分な脱色防止
効果を付与するため、0.01〜30重量%であり、好
ましくは0.05〜20重量%であり、特に好ましくは
0.1〜20重量%である。
【0015】本発明では、さらに陰イオン界面活性剤及
び非イオン界面活性剤から選ばれる1種以上を配合する
ことができる。陰イオン界面活性剤としては、アルキル
ベンゼンスルホン酸塩類、アルキル又はアルケニルエー
テル硫酸塩類、アルキル又はアルケニル硫酸塩類、オレ
フィンスルホン酸塩類、アルカンスルホン酸塩類、飽和
又は不飽和脂肪酸塩類、アルキル又はアルケニルエーテ
ルカルボン酸塩類、α−スルフォ脂肪酸塩類、α−スル
フォ脂肪酸エステル類等を挙げることができる。
【0016】非イオン界面活性剤としては、ポリオキシ
エチレンもしくはポリオキシプロピレン又はこれらのコ
ポリマー、ポリオキシエチレンアルキル又はアルケニル
エーテル類、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエー
テル類、高級脂肪酸アルカノールアミド類又はそのアル
キレンオキシド付加物、しょ糖脂肪酸エステル、アルキ
ルグルコシド類等を挙げることができる。非イオン界面
活性剤としては、ポリオキシエチレンもしくはポリオキ
シプロピレン又はこれらのコポリマー、ポリオキシエチ
レンアルキル又はアルケニルエーテル類、ポリオキシエ
チレンアルキルフェニルエーテル類、高級脂肪酸アルカ
ノールアミド類又はそのアルキレンオキシド付加物、し
ょ糖脂肪酸エステル、アルキルグルコシド等を挙げるこ
とができる。これらの中でも、アルキルベンゼンスルホ
ン酸塩類(C10〜20)、アルキル又はアルケニル硫酸塩
類(C10〜20)、アルキル又はアルケニルエーテル硫酸
塩類(C10〜20)、ポリオキシエチレンアルキル又はア
ルケニルエーテル類(付加モル数4〜30、C10〜20)
が好ましく、次の一般式(IV): R3−(OC2H4)n−OH (IV) 〔式中、R3は炭素数6〜18のアルキル基もしくはア
ルケニル基又は炭素数1〜12のアルキル基で置換され
ていてもよいアリール基を示し、nはデービス氏の方法
で求めたHLBが4.5〜10になるように選ばれる数
を示す。〕で表される非イオン界面活性剤が特に好まし
い。このような一般式(IV)で表される非イオン界面
活性剤の具体例としては、以下の化合物を挙げることが
できる。
【0017】 C10H21(OC2H4)n-OH n=6〜18、HLB=6.13〜10.09 C12H25(OC2H4)n-OH n=4〜25、HLB=4.52〜11.45 C14H29(OC2H4)n-OH n=10〜25、HLB=5.55〜10.50 C16H33(OC2H4)n-OH n=12〜30、HLB=5.26〜11.20 C18H37(OC2H4)n-OH n=15〜35、HLB=5.30〜11.9。
【0018】漂白洗浄剤組成物における界面活性剤の配
合量は、適度な粘度に保持して使いやすくするため及び
充分な洗浄力を得るためには、好ましくは0.1〜50
重量%であり、特に好ましくは0.5〜30重量%であ
り、さらに好ましくは0.5〜20重量%である。
【0019】本発明の漂白洗浄剤組成物には、さらに下
記一般式(II)又は(III)で表される漂白活性化化合
物を配合することができる。
【0020】
【化2】
【0021】[Mは、水素原子、アルカリ金属原子又は
アルカリ土類金属原子を示し、R1及びR2は、炭素数7
〜18のアルキル基もしくはアルケニル基又は炭素数1
〜12のアルキル基で置換されていてもよいアリール基
を示す。] 上記一般式(II)又は(III)で示される漂白活性化化合
物の中でも、特にドデカノイルオキシベンゼンスルホン
酸ナトリウム、デカノイルオキシ安息香酸、オクタノイ
ルオキシ安息香酸、ノナノイルオキシ安息香酸、3,5,5
−トリメチルヘキサノイルオキシ安息香酸が好ましい。
【0022】漂白洗浄剤組成物における漂白活性化化合
物の配合量は、沈澱が生じたり粘度が上昇すること等を
防止し、充分な漂白洗浄力を付与するためには、好まし
くは0.01〜20重量%であり、特に好ましくは0.
1〜10重量%であり、さらに好ましくは0.5〜10
重量%である。
【0023】本発明の漂白洗浄剤組成物には、必要に応
じてさらに下記の各成分を配合することができる。
【0024】(1)金属イオン封鎖剤 上記アルミノ珪酸塩、結晶性珪酸塩及びカルボン酸系ポ
リマー以外の金属イオン封鎖剤として有機キレート剤を
挙げることができ、例えば、ジグリコール酸、オキシジ
コハク酸、クエン酸等のポリカルボン酸塩又はその塩、
ニトリロ三酢酸、エチレンジアミン四酢酸、イミノジ酢
酸、ヒドリキシイミノジ酢酸、ヒドロキシイミノジコハ
ク酸等のアミノポリカルボン酸又はその塩、エタン−1,
1 −ジホスホン酸、エタン−1,2 −トリホスホン等のホ
スホン酸の塩等であり、特にpKCa値が4以上の有機
キレート剤が好ましい。無機性の金属イオン封鎖剤とし
ては、オルトリン酸塩、ピロリン酸塩、トリポリリン酸
塩等のリン酸塩を挙げることができる。なお、塩の場合
の対イオンとしてはナトリウム、カリウムが好適であ
る。
【0025】(2)リン化合物 リン化合物としては、従来より知られている金属イオン
を補足する化合物が好ましい。特にトリポリリン酸塩、
オルトリン酸塩、メタリン酸塩が好ましく、特にトリポ
リリン酸ナトリウムが好適である。
【0026】(3)アルカリ剤 アルカリ剤としては、デンス灰や軽灰と総称されている
炭酸ナトリウムのほか、炭酸カルシウム、炭酸マグネシ
ウム等のアルカリ金属炭酸塩、JIS 1号、2号、3
号等の非晶質のアルカリ金属珪酸塩を挙げることができ
る。これらの無機性のアルカリ剤は、洗剤乾燥時におけ
る粒子の骨格形成成分として効果的であり、比較的硬
く、流動性に優れた洗剤を得ることができる。
【0027】(4)増量剤〔中性塩〕 増量剤〔中性塩〕として、一般的に芒硝と呼ばれている
硫酸ナトリウムを配合することができる。硫酸ナトリウ
ムは無機性のアルカリ剤と同様に乾燥後の洗剤粒子の骨
格形成に効果的である。その他の好ましい中性塩として
は、塩化ナトリウム、塩化カリウムを挙げることができ
る。
【0028】(5)酵素 酵素(本来的に酵素作用を洗浄工程中になす酵素であ
る)としては、酵素の反応性から分類すると、ハイドロ
ラーゼ類、オキシドレダクターゼ類、リアーゼ類、トラ
ンスフェラーゼ類及びイソメラーゼ類を挙げることがで
きるが、本発明にはいずれも適用できる。特に好ましい
のはプロテアーゼ、エステラーゼ、リパーゼ、ヌクレア
ーゼ、セルラーゼ、アミラーゼ及びペクチナーゼであ
る。プロテアーゼの具体例としては、ペプシン、トリプ
シン、キモトリプシン、コラーゲナーゼ、ケラチナー
ゼ、エラスターゼ、スプチリシン、BPN、パパイン、
プロメリン、カルボキシペプチターゼA及びB、アミノ
ペプチターゼ、アスパーギロペプチターゼA及びBであ
り、市販品として、サビナーゼ、アルカラーゼ(ノボイ
ンダストリー社)、API21(昭和電工(株))、マク
サカル(ギストプロケイデス社)、特開平5−2549
2号公報記載のプロテアーゼK−14もしくはK−16等を
挙げることができる。エステラーゼの具体例としては、
ガストリックリパーゼ、バンクレアチックリパーゼ、植
物リパーゼ類、ホスホリパーゼ類、コリンエステラーゼ
類及びホスホターゼ類等を挙げることができる。リパー
ゼの具体例としては、リポラーゼ(ノボインダストリー
社)、リポサム(昭和電工(株))等の市販のリパーゼ
等を挙げることができる。また、セルラーゼとしては市
販品のセルザイム(ノボインダストリー社)、特開昭6
3−264699号公報の請求項4記載のセルラーゼ等
を挙げることができ、アミラーゼとしては市販のターマ
ミル(ノボインダストリー社)等を挙げることができ
る。酵素は別途安定な粒子として造粒したものを、洗剤
生地(粒子)にドライブレンドした状態で使用する。
【0029】(6)蛍光染料 蛍光染料としては、4,4'−ビス−(2−スルホスチリ
ル)−ビフェニル塩、4,4'−ビス−(4−クロロ−3−
スルホスチリル)−ビフェニル塩、2−(スチリルフェ
ニル)ナフトチアゾール誘導体、4,4'−ビス(トリアゾ
ール−2−イル)スチルベン誘導体、ビス(トリアジニ
ルアミノ)スチルベンジルスルホン酸誘導体、ホワイテ
ックスSA(住友化学社製)、チノパールCBS(チバ
ガイギー社製)等を挙げることができる。これらの蛍光
染料は、1種又は2種以上を組成物中に0〜2重量%配
合することができる。
【0030】(7)香料 香料としては、従来洗剤に配合されている香料、例えば
特開昭63−101496号公報記載の香料、ジメチル
ベンジルカルビニルアセテート、トリシクロ[5.2.1.0
2,6]−デセ−3−エン−8−イルアセテート、トリシ
クロ[5.2.1.02,6]−デセ−3−エン−8−イソプロピオ
ネート、3−アミル−4−アセトキシテトラヒドロピラ
ン、4−tert−ブチルシクロヘキシルアアセテート、2
−tert−ブチルシクロヘキシルアセテート、p−tert−
ブチル−α−メチルヒドロシンナミックアルデヒド、4
−(4−ヒドロキシ−4−メチルペンチル)−3−シク
ロヘキセン−1−カルボキシアルデヒド、α−ヘキシル
シンナミックアルデヒド、α−アミルシンナミックアル
デヒド、α,α’−ジメチル−p−エチルヒドロシンナ
ミックアルデヒド等を挙げることができる。もちろんそ
の他の洗剤成分による劣化のないように、配合する各香
料成分の種類及び場合により配合比率や配合量を考慮す
る。
【0031】(8)消泡剤 消泡剤としては、従来より知られている例えばシリコー
ン/シリカ系のものを挙げることができ、この消泡剤
は、次に説明する特開平3−186307号公報4頁左
下欄に記載の方法を用いて製造した消泡剤造粒物として
もよい。まず、日澱化学株式会社製マルトデキストリン
(酵素変成デキストリン)100gに消泡成分としてダ
ウコーニング社製シリコーン(コンパウンド型、PSア
ンチフォーム)を20g添加し混合し、均質混合物を得
る。次に、得られた均質混合物50%、ポリエチレング
リコール(PEG-6000,融点58℃)25%及び中性無水
ボウ硝25%を70〜80℃で混合後、不二パウダル株
式会社製押出し造粒機(型式EXKS-1)により造粒し、造
粒物を得る。
【0032】
【実施例】以下、実施例により本発明をさらに詳しく説
明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
【0033】実施例1〜8及び実施例1〜12 過炭酸ナトリウム、b−1〜b−3のコバルト錯体化合
物、c−1〜c−3のポリマー化合物、d−1〜d−4
の界面活性剤、e−1〜e−3の漂白活性化化合物及び
表1、2に示す成分を用い、実施例及び比較例の漂白洗
浄組成物を得た。なお、本発明の(b)成分とは異なる
コバルト錯体化合物b'−1を比較として用いた。各組
成物を用いて、下記の方法により漂白性能及び脱色性に
ついて試験した。結果を表1及び2に示す。
【0034】 b−1 : [Co(NH3)6]・Cl3(実験化学講座
第4版第17巻P94-95) b−2 : [Co(NH3)5Cl]・Cl2(同 P102) b−3 : [Co(NH3)4Cl2]・Cl(同 P107-10
8) b'−1 : [Co(NH3)5OAc]・Cl2(USP 5581
005) c−1 : ポリアクリル酸ナトリウム(pKca=3.2,
分子量8,000;花王(株)製オリゴマーD) c−2 : アクリル酸/マレイン酸コポリマー(pKc
a=5.0,分子量70,000;BASF製ソカランCP5) c−3 : ポリα−ヒドロキシアクリル酸ナトリウム
(pKca=5.3,分子量50,000;ソルベイインテロックス
社製) d−1 :アルキル(C12)ベンゼンスルホン酸ナトリ
ウム d−2 :ラウリル硫酸ナトリウム d−3 :ポリオキシエチレンラウリルエーテル(PEO=1
0) d−4 :脂肪酸石鹸(C12,ナトリウム塩)
【0035】
【化3】
【0036】(漂白性能)まず、試験に使用する紅茶汚
染布を次の方法で調製した。日東紅茶(黄色パッケー
ジ)80gを3リットルのイオン交換水にて約15分間
煮沸後、糊抜きしたさらし木綿でこした。次に、この液
に木綿金布#2003を浸し、約15分間煮沸した。そ
のまま火から下ろし、約2時間放置したのち、洗液に色
が付かなくなるまで水洗し、脱水・プレス後、10×1
0cmに裁断し、試験用の紅茶汚染布とした。漂白性能の
試験は次の方法により行った。まず、水道水2リットル
に表1及び2に示す各組成物10gを溶解させ、前記紅
茶汚染布を5枚ずつ15分間浸漬した。次に、充分に水
道水で濯いだのち、乾燥させて下記の式より漂白率を算
出し、漂白性能を評価した。なお、反射率の測定には、
日本電色工業株式会社製NDR−101DPの460nm
フィルターを使用した。
【0037】
【数1】
【0038】(脱色性)まず、試験布を次の方法で調製
した。綿100%のニットスムース、シルケット加工の
布に、染料としてC.I.Reactive Red 41を4%の濃度に
なるように吸尽染色した。次に、これに通常の水洗、ソ
ーピングを行い、プレス後に裁断して、10×10cmの
試験布を得た。脱色性試験は、次の方法により行った。
まず、水道水2リットルに表1及び2に示す各組成物1
0gを溶解させ、前記試験布を約30分間浸した。その
後、水洗し、脱水、乾燥を行った。この一連の処理を2
0回繰り返して、下記の基準により脱色性を評価した。
また、各組成物に代えて市販の粉末洗剤(花王(株)製ア
タック)を使用して同様の処理を行い、評価した。
【0039】 1:市販の粉末洗剤と同等である 2:市販の粉末洗剤と比べてやや脱色している 3:市販の粉末洗剤と比べて脱色している 4:市販の粉末洗剤と比べてかなり脱色している 5:市販の粉末洗剤と比べて著しく脱色している
【0040】
【表1】
【0041】
【表2】
【0042】表1及び2から明らかなとおり、実施例1
〜8の組成物は、いずれも優れた漂白洗浄作用を示すと
ともに、脱色もなかった。また、繊維の劣化について
も、目視及び手触りでは全く認められなかった。これに
対して、(b)成分のコバルト錯体化合物を含まない比
較例1及び7は、漂白性能が著しく劣っており、(b)
成分以外のコバルト錯体化合物を含む比較例5、6、1
1及び12は、漂白性能は良かったものの脱色が著しか
った。(c)成分のポリマー化合物を含まない比較例
2、3、4、8、9及び10は、漂白性能は良かったも
のの脱色が著しかった。
【0043】
【発明の効果】本発明の漂白洗浄剤組成物は、優れた漂
白洗浄力を有しており、その一方で繊維を劣化させた
り、脱色させたりすることがない。よって、家庭におけ
る色柄ものの漂白洗浄もより容易になる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山口 進可 和歌山県和歌山市湊1334 花王株式会社研 究所内 (72)発明者 青柳 宗郎 和歌山県和歌山市湊1334 花王株式会社研 究所内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)過酸化水素又は水中で過酸化水素
    を放出する無機過酸化物1〜99重量%、 (b)一般式(I):[Co(NH3)nM6-n]・mX (I) [式中、nは1〜6の数を示し、mは電荷を中和するに必
    要な数を示し、Mはハロゲンを示し、Xは陰イオンを示
    す。]で表されるコバルト錯体化合物0.001〜1重
    量%及び (c)pKca>3のアリルカルボン酸から誘導されるポ
    リマー化合物0.01〜30重量%、を含有することを
    特徴とする漂白洗浄剤組成物。
  2. 【請求項2】 (c)成分のポリマー化合物が、アクリ
    ル酸、メタクリル酸又はヒドロキシアクリル酸から誘導
    されるものである請求項1記載の漂白洗浄剤組成物。
  3. 【請求項3】 さらに陰イオン界面活性剤又は非イオン
    界面活性剤を含有する請求項1又は2記載の漂白洗浄剤
    組成物。
  4. 【請求項4】 さらに下記一般式(II)又は(III)で
    表される漂白活性化化合物を含有する請求項1又は2記
    載の漂白洗浄剤組成物。 【化1】 [Mは、水素原子、アルカリ金属原子又はアルカリ土類
    金属原子を示し、R1及びR2は、炭素数7〜18のアル
    キル基もしくはアルケニル基又は炭素数1〜12のアル
    キル基で置換されていてもよいアリール基を示す。]
  5. 【請求項5】 さらに金属封鎖剤を含有する請求項1又
    は2記載の漂白洗浄剤組成物。
JP19599297A 1997-07-22 1997-07-22 漂白洗浄剤組成物 Pending JPH1135985A (ja)

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JP19599297A JPH1135985A (ja) 1997-07-22 1997-07-22 漂白洗浄剤組成物

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011026456A (ja) * 2009-07-27 2011-02-10 Diversey Co Ltd 酸素系粉末洗浄剤組成物
KR102572285B1 (ko) * 2023-05-19 2023-08-29 전준형 항균, 살균, 탈취 및 냄새 제거를 위한 에어컨 청소방법

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JP2011026456A (ja) * 2009-07-27 2011-02-10 Diversey Co Ltd 酸素系粉末洗浄剤組成物
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