JPH113614A - 投光機 - Google Patents

投光機

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JPH113614A
JPH113614A JP15264197A JP15264197A JPH113614A JP H113614 A JPH113614 A JP H113614A JP 15264197 A JP15264197 A JP 15264197A JP 15264197 A JP15264197 A JP 15264197A JP H113614 A JPH113614 A JP H113614A
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Nobuyuki Koide
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Hokuetsu Industries Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 信頼性の高い安全機構を備えるとともに、構
造が簡単で、安価にできる投光機を提供する。 【解決手段】 複数の支柱部材11,12からなる支柱4は
ワイヤロープ16の巻き解きにより伸縮する。最下部の第
1の支柱部材11の内側の第2の支柱部材12の側面部に、
上下方向に並んだ複数の係止部33を形成する。この係止
部33に係合するストッパ38を第1の支柱部材11の上部に
回動自在に設ける。このストッパ38にワイヤロープ16を
掛ける滑車22を設ける。これにより、ワイヤロープ16の
張力をストッパ38が係止部33から外れるように作用させ
る。ストッパ38と第1の支柱部材11との間にばね48を設
け、ストッパ38を係止部33に係合する方向へ引く。ワイ
ヤロープ16が切れると、ストッパ38が係止部33に係合
し、第1の支柱部材11に対して支柱部材12の昇降をでき
なくする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば土木工事現
場で夜間照明などに用いられる投光機に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】土木工事現場で夜間照
明などに用いられる投光機としては、従来、例えば特開
平8−138406号公報や特開平9−17226号公
報に記載のものが知られている。これらの公報に記載の
投光機は、伸縮自在の支柱の上端部に照明装置を設け、
この照明装置の高さを調整できるようにしたものであ
る。支柱は、太い支柱部材(マスト)の内側に細い支柱
部材を順次挿入してなるもので、最上部の第4支柱部材
の下端部にワイヤロープの一端を固定し、第3支柱部
材、第2支柱部材の上下両端部および最下部の第1支柱
部材の上端部に設けた滑車に前記ワイヤロープを掛け渡
し、このワイヤロープの他端を固定したウインチにより
ワイヤロープを巻き解きして支柱を伸縮させるようにし
ている。
【0003】この種の投光機では、万一ワイヤロープが
切れてしまった場合、支柱部材が急速に縮んで照明装置
が落下するおそれがあり、照明装置が急速に降下した場
合照明装置が不用意に人体に当たったり、落下の衝撃で
破損すると危険である。そこで、前記公報に記載の投光
機では、ワイヤロープが切れた際に照明装置の落下を防
止する安全機構を設けている。
【0004】特開平8−138406号公報に記載の投
光機では、第3支柱部材の上端部に水平に移動するピン
を設けるとともに、第4支柱部材の下端部に、前記ピン
が係合する貫通孔を設け、前記ピンをばねにより貫通孔
に係合する方向へ付勢したものである。第3支柱部材に
対して第4支柱部材が上昇限位置にあれば、ピンは貫通
孔に係合している。したがって、ワイヤロープが切れた
場合には、第2支柱部材および第3支柱部材は下降した
としても、第3支柱部材に対して第4支柱部材が下降す
ることはない。第3支柱部材に対して第4支柱部材を下
降させるには、ピンを操作して貫通孔から抜かなければ
ならない。これは、ワイヤロープが切れていないときも
同様であり、支柱を縮めるときには、ウインチの他にピ
ンを操作する手間がかかる。
【0005】特開平9−17226号公報に記載の投光
機の安全機構は、同様のピンを利用したものであるが、
正常時に支柱を縮めるときにピンを操作する手間をなく
している。そのため、第1支柱部材の上部にロック解除
部材を設け、第3支柱部材が下降してきたとき、ロック
解除部材がピンに固定されたロック解除レバーを押して
このピンが貫通孔から抜けるようにしている。ロック解
除部材は、第1支柱部材に回動自在に支持してあり、ば
ねによりロック解除レバーから外れる方向へ付勢されて
いる。また、ロック解除部材に固定されたテンションア
ームに設けた滑車にワイヤロープを掛けてあり、このワ
イヤロープの張力がばねによる付勢方向と反対方向にロ
ック解除部材を回動させるようになっている。したがっ
て、ワイヤロープが切れていない正常な状態では、前述
のようにロック解除部材がピンに係合することにより、
第3支柱部材に対して第4支柱部材が下降できる。一
方、ワイヤロープが切れると、ばねによりロック解除部
材がロック解除レバーに係合できない位置に移動し、ピ
ンが貫通孔から抜けず、第3支柱部材に対して第4支柱
部材は下降しない。
【0006】しかし、この従来の投光機では、第3支柱
部材に対して第4支柱部材が上昇限まで上昇しないと、
ピンが貫通孔に係合しないため、支柱を伸ばすとき、第
4支柱部材が伸び切るまでの間にワイヤロープが切れる
と、安全機構は作動することがなく、第4支柱部材とと
もに照明装置が落下してしまう問題があった。これは、
前記特開平8−138406号公報に記載の投光機でも
同様である。また、ピンなどからなるストッパ機構の他
に、ロック解除部材、ばねおよび滑車などからなるスト
ッパ解除機構を備えているため、構造が複雑で、加工コ
ストがかさむとともに、作動の信頼性の低下を招く問題
があった。すなわち、ストッパ機構およびストッパ解除
機構の構成部品が多いため、壊れる可能性が高くなり、
信頼性に問題がある。また、ストッパ機構およびストッ
パ解除機構は、正常な使用時においても支柱部材の昇降
に伴って相互に摺動する部分(ロック解除レバーとロッ
ク解除部材との接触部、ピンとロック解除レバーとを連
結する連結杆とこれを支持しているケースとの接触部)
を有しているため、使用に伴い、この摺動部の摩耗が進
行してがたが発生し、ストッパ機構やストッパ解除機構
が正常に作動しなくなるおそれがある。また、長期間支
柱を縮めて屋外に放置していた場合、連結杆とケースと
が錆により固着して、ピンが貫通孔に挿入されない状
態、すなわち、支柱部材が係止されない状態になり、安
全機構が作動しなくなるおそれがある。さらに、ワイヤ
ロープが切れた場合には、ロック解除部材が巻取り側へ
回動するため、巻取り作業を行っている人にロック解除
部材が当たるおそれがある。
【0007】本発明は、このような問題点を解決しよう
とするもので、信頼性の高い安全機構を備えるととも
に、安価にできる投光機を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するために、段階的に細くなる複数本の支柱部材から
なり、太い支柱部材の内側に細い支柱部材を順次挿入し
て上下方向に伸縮自在に構成した支柱と、最も細い最上
部の支柱部材の上端部に設けられた照明装置と、前記最
上部の支柱部材の下端部に一端が固定されたワイヤロー
プと、中間部の支柱部材の上下両端部および最も太い最
下部の支柱部材の上端部に設けられ前記ワイヤロープが
掛け渡されたガイド部材と、前記ワイヤロープの他端が
固定されたウインチとを備え、前記ワイヤロープの巻き
解きにより前記支柱を伸縮させる投光機において、前記
最下部の支柱部材の内側に挿入された支柱部材の側面部
に、上下方向に並んだ複数の係止部を設け、前記最下部
の支柱部材の上部に前記係止部の一部が露出する抜き孔
と回動自在で支柱へ向かって回動したとき前記抜き孔か
ら前記係止部に係合するストッパを設け、このストッパ
に前記ガイド部材を設けて前記ワイヤロープを掛け渡
し、このワイヤロープの張力をストッパが前記係止部か
ら外れる方向へ回動するように作用させ、前記最下部の
支柱部材とストッパとの間に、このストッパを前記係止
部に係合する方向へ回動させるばねを設けたものであ
る。
【0009】ウインチにワイヤロープを巻き取ると、隣
接する支柱部材のガイド部材間の距離が短くなるため、
これら支柱部材からなる支柱が伸びる。なお、支柱部材
は、内側のものから順次上昇していく。逆に、ウインチ
からワイヤロープを繰り出すと、重力により、支柱部材
が外側のものから順次下降して支柱が縮む。最下部の支
柱部材の上端部において、ワイヤロープはストッパに設
けられたガイド部材に掛かっており、ワイヤロープが切
れていなければ、このワイヤロープの張力により、スト
ッパは、ばねに抗して最下部の支柱部材の内側の支柱部
材の係止部に係合していない状態になっている。したが
って、最下部の支柱部材に対してその内側の支柱部材は
昇降できる。一方、ワイヤロープが切れると、このワイ
ヤロープの張力がなくなるので、ばねの力により、スト
ッパが回動して抜き孔から係止部に係合し、最下部の支
柱部材に対してその内側の支柱部材の下降を停止させ
る。しかも、係止部は上下方向に並んで複数あるので、
最下部の支柱部材に対してその内側の支柱部材がどの位
置にあっても、ワイヤロープが切れた時点で即座にスト
ッパが最寄りの係止部に係合し、最下部の支柱部材に対
してその内側の支柱部材の下降を停止させる。
【0010】
【発明の実施形態】以下、本発明の投光機の一実施例に
ついて、図面を参照しながら説明する。投光機の全体を
示す図3において、1は基台で、この基台1は、車輪2
を有しているとともに、発電機3が搭載されている。そ
して、基台1の一側には上下方向に伸縮自在の支柱4が
垂直に立設されており、この支柱4の上側先端部に照明
装置5が設けられている。なお、前記発電機3は、照明
装置5の電源となるものである。
【0011】前記支柱4は、例えば角筒状で段階的に外
形が小さく(細く)なる複数本の支柱部材11,12,13,
14からなっている。そして、最も太い最下部の第1の支
柱部材11内に次に太い第2の支柱部材12が上から上下摺
動自在に挿入され、この第2の支柱部材12内に次に太い
第3の支柱部材13が上から上下摺動自在に挿入され、こ
の第3の支柱部材13内に最も細い最上部の第4の支柱部
材14が上から上下摺動自在に挿入されている。そのうち
第1の支柱部材11が前記基台1上に固定されており、第
4の支柱部材14の上端部に前記照明装置5が設けられて
いる。そして、隣接する支柱部材11,12,13,14が互い
に上下動できる範囲は規制されている。この規制のため
の構成は、図示していないが、例えば隣接する支柱部材
11,12,13,14のうちの一方の上端部に設けられたスト
ッパーに、他方の下端部に設けられたストッパーが当接
するものである。
【0012】そして、前記支柱4の伸縮は、ワイヤロー
プ16の巻き解きによって行われるようになっている。図
4に示すように、ワイヤロープ16は、一端が第4の支柱
部材14の下端部に固定されており、他端が第1の支柱部
材11に設けられたウインチ17に固定されている。また、
ワイヤロープ16は、第3の支柱部材13および第2の支柱
部材12の上下両端部および第1の支柱部材11の上端部に
それぞれ設けられたガイド部材としての滑車18,19,2
0,21,22にジグザグ状に掛け渡してある。したがっ
て、図4(a)に示すように支柱4が縮んだ状態からウ
インチ17にワイヤロープ16を巻き取っていくと、まず第
4の支柱部材14が第3の支柱部材13に対して上昇し、第
4の支柱部材14が第3の支柱部材13に対して上昇限に達
した後、この第3の支柱部材13が第2の支柱部材12に対
して上昇し、第3の支柱部材13が第2の支柱部材12に対
して上昇限に達した後、この第2の支柱部材12が第1の
支柱部材11に対して上昇することになる。一方、図4
(b)に示すように支柱4が伸びた状態でウインチ17か
らワイヤロープ16を繰り出していくと、まず第2の支柱
部材12が第1の支柱部材11に対して下降し、第2の支柱
部材12が第1の支柱部材11に対して下降限に達した後、
第3の支柱部材13が第2の支柱部材12に対して下降し、
第3の支柱部材13が第2の支柱部材12に対して下降限に
達した後、第4の支柱部材14が第3の支柱部材13に対し
て下降することになる。
【0013】前記ウインチ17は、図1および図2に示す
ように、第1の支柱部材11の外側面上部に固定された支
持具26に水平な支軸27により軸着されており、ウインチ
17の回動操作のためのハンドル28を備えている。
【0014】また、本投光機は、ワイヤロープ16が切れ
たときに支柱4が最小長まで縮んで照明装置5が落下す
ることを防止する安全機構31を備えている。つぎに、こ
の安全機構31の構成について説明する。前記第2の支柱
部材12、第3の支柱部材13および第4の支柱部材14の一
側面部には、そのほぼ全長に渡る上下方向のスリット32
がそれぞれ開口形成されており、このスリット32の一側
縁に、上下方向に一定間隔で並んだ複数の切欠き状の係
止部33が形成されている。この係止部33は、スリット32
の一側縁のほぼ全体にある。一方、前記第1の支柱部材
11の側面部の上端部には、前記係止部33に対向してこの
係止部33の一部を露出させる抜き孔34が開口形成されて
いる。
【0015】また、第1の支柱部材11の外側面の両側に
は、ウインチ17の上方でかつ抜き孔34の下方に位置して
軸受片36が固定されており、これら軸受片36間に、前記
ウインチ17の支軸27と平行なストッパ軸37が回動自在に
支持されている。そして、このストッパ軸37の中央部に
はストッパ38が上方へ突出させて固定されている。この
ストッパ38は、所定角度のみ回動可能になっているが、
このストッパ38が支柱4へ向かって回動したとき前記抜
き孔34を通って前記係止部33に係合する係合突部39を上
側の先端部に有している。
【0016】また、ストッパ38の中央部に、前記滑車22
がウインチ17の支軸27と平行な支軸41により回動自在に
軸着されており、この滑車22の上側に掛けられた前記ワ
イヤロープ16が第1の支柱部材11の側面部に形成された
通孔42から第1の支柱部材11内に導入されている。そし
て、ワイヤロープ16の張力は、ストッパ38を係止部33お
よび抜き孔34から外れる方向へ回動させるように作用す
る。
【0017】さらに、前記ストッパ軸37には、ストッパ
38を挟んで位置する一対の第1のばね受け片43が固定さ
れている。一方、第1の支柱部材11の外側面の両側にそ
れぞれ固定された固定片44に、ねじ棒45が水平に移動自
在に支持されている。その移動方向は、ストッパ38の回
動軌跡の接線方向である。そして、ねじ棒45には、一端
部にダブルナット46が螺着されているとともに、他端部
に第2のばね受け片47が固定されている。そして、これ
ら第2のばね受け片47と前記第1のばね受け片43との間
にコイルばね48がそれぞれ装着されている。これらコイ
ルばね48は、ストッパ38に対して、このストッパ38が支
柱4の係止部33に係合する方向へ回動する力を作用させ
るものであるが、ワイヤロープ16が切れていない限り、
ワイヤロープ16の張力がコイルばね48の力を上回り、ス
トッパ38が係止部33から外れた状態になる。なお、コイ
ルばね48がストッパ38に付与する力は、ねじ棒45におけ
るダブルナット46の位置を調整することにより調整可能
である。
【0018】つぎに、前記の構成についてその作用を説
明する。本投光機の使用に際しては、支柱4を伸縮させ
ることにより照明装置5の高さを任意に調整可能であ
る。すなわち、ハンドル28を回してウインチ17にワイヤ
ロープ16を巻き取れば、隣接する支柱部材11,12,13,
14の滑車18,19,20,21,22間の距離が短くなるため、
支柱部材11,12,13,14からなる支柱4が伸びる。一
方、ハンドル28を回してウインチ17からワイヤロープ16
を繰り出せば、重力により支柱部材12,13,14が下降し
て支柱4が縮む。なお、先に説明したように、支柱4が
伸びるときには、内側の支柱12,13,14から順次上昇し
ていき、支柱4が縮むときには、外側の支柱12,13,14
から順次下降していく。
【0019】ワイヤロープ16が切れていない正常な状態
では、このワイヤロープ16がストッパ38に付与している
力により、このストッパ38は、図2に実線で示すよう
に、コイルばね48の付与している力に抗して、第1の支
柱部材11の抜き孔34から抜け、他の支柱部材12,13,14
の係止部33に係合していない状態になっている。そのた
め、支柱部材12,13,14は、ストッパ38により妨げられ
ることなく、第1の支柱部材11に対して昇降できる。し
たがって、ハンドル28を回すだけで、支柱4を最小長か
ら最大長まで伸縮させられる。
【0020】一方、何らかの原因でワイヤロープ38が切
れてしまったときには、このワイヤロープ38の張力がな
くなるので、コイルばね48の力により、図2に二点鎖線
で示すように、ストッパ38が支柱4の方へ回動し、この
ストッパ38の係止突部39が第1の支柱部材11の抜き孔34
を通って他の支柱部材12,13,14の係止部33に係合す
る。より詳しく説明すると、係止突部39は、第2の支柱
部材12の係止部33のみか、第2の支柱部材12および第3
の支柱部材13の係止部33か、あるいは、第2の支柱部材
12、第3の支柱部材13および第4の支柱部材14の係止部
33に係合する。このように係止部33に係合したストッパ
38が第1の支柱部材11に対して他の支柱部材12,13,14
の下降を停止させる。しかも、係止部33は支柱部材12,
13,14のほぼ全長に渡って上下方向に並んで複数あるの
で、第1の支柱部材11に対して他の支柱部材12,13,14
がどの位置にあっても、ワイヤロープ16が切れた時点で
即座にストッパ38が最寄りの係止部33に係合し、第1の
支柱部材11に対して他の支柱部材12,13,14は下降を停
止する。このようにして、照明装置5が人体の高さまで
落下することを防止でき、安全性が向上する。
【0021】前記実施例の構成によれば、安全機構31の
構成が簡単なので、安価にできるとともに、安全機構31
の作動の信頼性も向上する。また、ストッパ38は、ワイ
ヤロープ16が切れていない正常な使用状態では基本的に
は回動するものではないので、使用に伴いストッパ38な
どの摩耗が進行して、安全機構31の信頼性が低下するこ
とはない。さらに、ストッパ38や第1のばね受け片43は
小さなものである上、ワイヤロープ16が切れたとき、ス
トッパ38や第1のばね受け片43は支柱に近付く方向へ回
動するので、人体を傷付けるようなおそれは全くない。
【0022】なお、本発明は、前記実施例に限定される
ものではなく、種々の変形実施が可能である。例えば、
ストッパを付勢するばねの取付け方は前記実施例のもの
に限定されない。また、係止部は、前記実施例のように
スリットの側縁に凹凸状に形成する他、上下方向に分離
して並んだ抜き孔で形成してもよい。
【0023】
【発明の効果】本発明によれば、複数の支柱部材からな
る支柱をワイヤロープにより伸縮させる投光機におい
て、最下部の支柱部材の内側に挿入された支柱部材の側
面部に、係止部を設け、最下部の支柱部材の上部に係止
部の一部が露出する抜き孔と回動自在で支柱へ向かって
回動したとき抜き孔から係止部に係合するストッパを設
け、このストッパにワイヤロープを掛けるガイド部材を
設けてワイヤロープを掛け渡し、このワイヤロープの張
力をストッパが係止部から外れる方向へ回動するように
作用させ、最下部の支柱部材とストッパとの間に、この
ストッパを係止部に係合する方向へ回動させるばねを設
けたので、ワイヤロープが切れていない正常な状態で
は、ワイヤロープを巻き解きするウインチのみの操作に
より支柱を伸縮させることができる一方、ワイヤロープ
が切れたときには、ストッパが係止部に係合し、最下部
の支柱部材に対してその内側の支柱部材の下降を停止さ
せ、照明装置の落下を防止できる。しかも、この安全機
構の構成が簡単なので、安価にできるとともに、安全機
構の作動の信頼性も向上する。また、ストッパは、ワイ
ヤロープが切れていない正常な使用状態では基本的には
回動するものではないので、使用に伴いストッパなどの
摩耗が進行して、安全機構の信頼性が低下することはな
い。さらに、ワイヤロープが切れたとき、ストッパは支
柱に近付く方向へ回動するので、人体を傷付けるような
おそれはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の投光機の一実施例を示すストッパ付近
の斜視図である。
【図2】同上ストッパ付近の側面図であり、一部を断面
にしてある。
【図3】同上全体の側面図である。
【図4】同上支柱の伸縮の作用説明図であり、(a)は支
柱が縮んだ状態、(b)は支柱が伸びた状態を示している。
【符号の説明】
4 支柱 5 照明装置 11 第1の支柱部材 12 第2の支柱部材 13 第3の支柱部材 14 第4の支柱部材 16 ワイヤロープ 17 ウインチ 18,19,20,21,22 滑車(ガイド部材) 33 係止部 38 ストッパ 48 コイルばね(ばね)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 段階的に細くなる複数本の支柱部材から
    なり、太い支柱部材の内側に細い支柱部材を順次挿入し
    て上下方向に伸縮自在に構成した支柱と、最も細い最上
    部の支柱部材の上端部に設けられた照明装置と、前記最
    上部の支柱部材の下端部に一端が固定されたワイヤロー
    プと、中間部の支柱部材の上下両端部および最も太い最
    下部の支柱部材の上端部に設けられ前記ワイヤロープが
    掛け渡されたガイド部材と、前記ワイヤロープの他端が
    固定されたウインチとを備え、前記ワイヤロープの巻き
    解きにより前記支柱を伸縮させる投光機において、 前記最下部の支柱部材の内側に挿入された支柱部材の側
    面部に、上下方向に並んだ複数の係止部を設け、前記最
    下部の支柱部材の上部に前記係止部の一部が露出する抜
    き孔と回動自在で支柱へ向かって回動したとき前記抜き
    孔から前記係止部に係合するストッパを設け、このスト
    ッパに前記ガイド部材を設けて前記ワイヤロープを掛け
    渡し、このワイヤロープの張力をストッパが前記係止部
    から外れる方向へ回動するように作用させ、前記最下部
    の支柱部材とストッパとの間に、このストッパを前記係
    止部に係合する方向へ回動させるばねを設けたことを特
    徴とする投光機。
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