JPH1136461A - エキスパンションジョイント - Google Patents

エキスパンションジョイント

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JPH1136461A
JPH1136461A JP19007097A JP19007097A JPH1136461A JP H1136461 A JPH1136461 A JP H1136461A JP 19007097 A JP19007097 A JP 19007097A JP 19007097 A JP19007097 A JP 19007097A JP H1136461 A JPH1136461 A JP H1136461A
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JP
Japan
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joint
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JP19007097A
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English (en)
Inventor
Hisatsugu Wakabayashi
久嗣 若林
Hiroshi Matsuura
博 松浦
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ABC Trading Co Ltd
Original Assignee
ABC Trading Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 X、Y双方の十分な変動追従量を確保し得
て、構造が簡素で軽量かつ丈夫なエキスパンションジョ
イントを提供する。 【解決手段】 躯体A,Bに各々支持体2、2を固定
し、各支持体2、2に対して躯体間隙Cを跨ぐ張出体4
を水平方向の回動自在となるように、ベース体3、3に
連結して櫛歯状構造14、14を形成し、この櫛歯状構
造14、14を躯体A,Bの双方から張り出させ、かつ
各張出体4を間隙C内において噛合交差部15を形成
し、さらに、支持体2、2にカバー材5、5、を被着さ
せてエキスパンションジョイント1とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、躯体間隙を被閉す
るエキスパンションジョイントに関する。
【0002】
【従来の技術】隣接する建物の躯体間隙を被閉する場合
にエキスパンションジョイント(以下単に「ジョイン
ト」という)が使用される。このジョイントは、躯体間
隙を広狭する間隙幅方向(X方向)、躯体面に沿う間隙
長手方向(Y方向)及び躯体面に垂直な段差を生じさせ
る間隙奥行方向(Z方向)のいずれの変動に対しても、
ある程度は追従し、破損を生じないように構成されてい
るのが一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のジョイ
ントの多くは、X方向に比較して、Y方向の変動追従量
を確保するのが難しく、両方向の変動追従性を兼備させ
ようとすると、構造が複雑になる。特に、いわゆる免震
構造を採用した建物に施工されるものは、躯体間隙にX
及びY方向の複合的変動を生じる関係で構造を複雑にせ
ざるを得ず、従来のジョイントでは対応できなくなるお
それもある。
【0004】また、変動追従量が大きくなると、それだ
け上からの載荷重が増加するため、ジョイントを載荷重
に耐え得る丈夫な構造にしなければならず、構成要素の
肉厚や重量の増加を免れ得ない。このため、止むなく変
動追従量を少なくして納めたり、壁面や床に所要の細工
を施さねばならない場合もあった。
【0005】そこで、本発明者はかかる問題点に鑑みて
鋭意検討を試み、その結果、X及びY方向の双方につい
て十分な変動追従量を確保し得て、その上構造が簡素で
軽量かつ丈夫なジョイントを発明するに至ったものであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題の解決を図るべ
く、本発明は、躯体一端側に支持体を固定し、この支持
体に対して、躯体間隙を跨ぐ張出体を水平方向に回動自
在となるように連結するとともに、先端側が水平方向に
摺動自在となるように形成してあるジョイントを特徴と
する。
【0007】このジョイントは、張出体を水平方向の回
動自在となるようにして躯体に架け渡してあるため、Y
方向の変動に応じて張出体が回動し、これにより変動追
従性を確保し得る。X方向は、張出体の先端部分が摺動
自在としてあることで変動追従性を確保しえる。
【0008】また本発明のジョイントは、躯体両端側に
各々支持体を固定し、各支持体に対して、躯体間隙を跨
ぐ張出体を水平方向に回動自在となるように連結し、双
方の躯体側から各張出体を間隙内に張り出させ、かつ各
張出体を間隙内において互いに交差させてなる構成を有
するジョイントとすることができる。
【0009】さらに、前記支持体を、受底部に前記各張
出体の両側位置を規制する規制部を設けてなる構成を有
するものとし、前記張出体を回動連結するためのベース
体をこの支持体に納めて、支持体とともに躯体に固定す
るようにしたジョイントとすることができる。この場合
は、張出体の回動連結がベース体によってなされるた
め、支持体は、形状の適用範囲が広がり、汎用性が高ま
る。
【0010】なお、前記張出体を、短冊状平板の長手一
端に膨頭状突起を形成してなるものとし、前記ベース体
にこの膨頭状突起を嵌入し得る係合溝を複数形成し、こ
のベース体の係合溝に当該張出体の膨頭状突起を嵌入し
てなる連結が張出体の水平方向の回動自在なヒンジ連結
となるように構成されたジョイントとすることができ
る。この場合は、張出体とベース体とのヒンジ連結及び
その解除が簡便になし得るものとなる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下本発明に係るジョイントの一
例として、好適な実施の形態について、図面を用いて詳
細に説明する。
【0012】本発明にかかるジョイント1は、図1及び
図2に示すように隣接する躯体A,Bの間隙Cを被閉す
るように施工してある。この躯体A,Bは、建物の床に
施工されたコンクリートスラブであって、その対向する
角部が適宜切除されている。ジョイント1は、この切除
された両者の角部に施工されており、その余分のスペー
スにモルタルが充填されている。なお、以下の説明で
は、躯体A,Bがともにいわゆる免震構造を採用した建
物であり、双方の間隙には、X,Y方向または両方向の
混在した変動が生じ得ることを想定している。
【0013】ジョイント1は、図1及び図2に示すよう
に、支持体2、2を躯体A,Bの角部に対向するように
固定し、この支持体2、2の内側にベース体3、3を固
定するとともに、各ベース3体に複数の張出体4を水平
方向に回動自在となるように連結して間隙Cに架け渡
し、カバー材5、5によって、支持体2、2を被閉して
構成されている。
【0014】支持体2は、図1〜図3に示すように、間
隙Cの幅及び長手方向奥行に対応して各々設定したX方
向幅w1と、長手幅w2とを有する矩形状の受底部6に
対して、その三辺に適当な高さの側壁部7を形成して、
側壁部7を張出体4のY方向両側を規制する規制部とな
し、この側壁部7の上端から外側に直交方向に折返した
周縁部8を形成したものである。各支持体2は、側壁部
7の形成されない開放部9を間隙Cに若干幅張り出させ
つつ対向させてあり、受底部6の適当な部位にボルトを
挿通して固定してある。
【0015】ベース体3は、支持体2の長手幅w2に対
応する長さを有し、図4に示すように張出体4を連結す
る係合溝10を片側側面に長さ方向所定間隔で形成する
とともに、反対側側面に受部11を形成したものであ
る。このベース体3は、図5及び図6に示すように、支
持体2に固定するアングル材12に上側から受部11を
スライド係合させることによって、支持体2とともに躯
体に固定できるようになっている。
【0016】張出体4は、受底部6の幅w1の略二倍の
長さを有する断面コの字状の部材であって、ステンレ
ス、アルミニウム等の金属材からなり、図4〜図6に示
すように、板状部13aの長さ方向一端に膨頭状突起1
3bを形成してなる係合部材13を長さ方向一端に連結
して構成されている。張出体4は、膨張状突起13bを
上側から係合溝10にスライド嵌入させることができ、
この係合溝10への嵌入により、ベース体3との連結が
長手板状面4aの起立状態を維持した水平方向の回動自
在なヒンジ連結となる。そして、各係合溝10に次々と
張出体4を嵌入させることで、各張出体4が並列してな
る櫛歯状構造14が得られる。こうして張出体4は、ベ
ース体3とのヒンジ連結によって櫛歯状構造14、14
を構成し、各櫛歯状構造14を躯体A,Bの双方から張
り出させて間隙Cに架け渡すのであるが、このとき、各
櫛歯状構造14の各張出体4の板状面4aを相互に接面
させて噛合交差部15を形成し(図7)、この噛合交差
部15が躯体間隙Cを跨ぐようにして架け渡すのであ
る。なお、膨張状突起13bを係合溝10から取り外せ
ば上記のヒンジ連結を解除できるので、張出体4とベー
ス体3とは、ヒンジ連結とその解除が簡便になし得るよ
うになっている。
【0017】各張出体4によって噛合交差部15を形成
する場合、各板状面4aが互いに接面するようにしたほ
うがジョイント1の強度の点では好ましいが、ベース体
3に形成する係合溝10の設置間隔を調節して隙間が形
成されるようにしてもよい。なお、接面させるなら、板
状面4aにフッ素樹脂加工を施すか或いはすべりを良く
するシート材を貼着するなどして摩擦係数を減らす加工
(単に「滑り加工」という)を施すのが好ましい。
【0018】張出体4は、ベース体3との連結が板状面
4aの起立状態を維持しつつ水平方向の回動自在な連結
となるもので良く、上述したもの以外に例えば図8に示
すように、軸孔13d付きの膨頭状突起13bを形成し
た係合部材13を連結して張出体4Aとすることができ
る。この場合は、係合溝10付きのベース体3の代わり
に、軸孔13dに対応する軸突起3a付きのベース体3
Aとすれば良く、張出体4Aは、軸孔13dに軸突起3
aを嵌め込むことによって、水平方向に回動自在に連結
することができる。なお、張出体4Aとするときは、支
持体2に対し、ベース体3Aを介して間接的に回動連結
をせずに、図9に示すような軸突起3a付きの支持体2
Aを躯体に固定し、この支持体2Aに直接連結するよう
にしても良い。この支持体2Aによれば、ベース体3の
固定作業が不要となる分施工が簡便になる利点がある。
もっとも、ベース体3のような張出体4の回動連結用の
専用部材を設ければ、支持体2はその分適用範囲が広が
り、汎用性が高まる利点がある。
【0019】またその他、張出体4は、短冊状平板を主
体とし、その一端に膨頭状突起13bを形成してなる平
板状張出体4Aとしても良い(図10(A))。なお、
平板状張出体4Aは、厚みが厚ければそれだけ載荷重に
対する強度を高め得る。重量増加との関係で適当な厚み
としては、0.3cm程度である。この平板状張出体4
Aは、板状面4aの長手方向に溝を形成するなどして撓
みやすくしたものが好ましい。その他に、同図(B)の
如く棒状とした棒状張出体4Bとすることもできる。こ
の場合は、平板状張出体4Aと比べて高さを低くできる
分、支持体2の側壁部7を低くし、カバー材5を薄くし
てジョイント1全体を軽量化し得る点で好ましい。
【0020】カバー材5、5は、ステンレス、アルミニ
ウムなどの金属材製で、その外周の形状が支持体2、2
の周縁部8の外形に略等しくなるように形成された矩形
状の板材である。各カバー材5は、図1に示すように、
各支持体2の各周縁部8に載置するとともに、周縁部8
との対面部位にビス止めして固着してある。なお、各カ
バー材5は、図示しないが、少なくとも片側表面に塩化
ビニルなどからなる滑り防止材を貼着し、この面を上側
にして固着するのが好ましい。
【0021】以上の構成を有するジョイント1は、次の
ように施工する。先ず、躯体A、Bの角部を適宜切除し
て支持体2、2を対向させて固定する。このとき、支持
体2、2は、櫛歯状構造14の噛合交差部15の重なり
幅w3がw1と等しくなるように位置決めし、次いで、
ベース体3、3を内側に納め、アングル材12にボルト
を挿通して、支持体2、2をベース体3、3とともに固
定し、その上で、余分なスペースにモルタル等を充填す
る。そして、各支持体2に対して張出体4、4・・・を
係合溝10に嵌入することによって、櫛歯状構造14、
14を構成し、この櫛歯状構造14、14を躯体両側か
ら間隙Cに張り出させて噛合交差部15を形成した上
で、各張出体4の端部を対向する各支持体2に載置aし
て噛合交差部15を跨がせる。その上で、支持体2の周
縁部8にカバー材5、5を載置してビス止めなどしてカ
バー材5を固着し、支持体2、2と、噛合交差部15を
除く部分とをカバー材5、5によって被閉する。このと
き、噛合交差部15の部分にもカバー材5同様の金属板
(図示せず)を被せるようにしても良い。
【0022】このようにしてジョイント1を被閉した間
隙Cに変動が生じると、ジョイント1は次のように作用
する。先ず,X方向の変動の場合、張出体4を連結する
ベース体3、3が支持体2、2とともにそれぞれ躯体
A、Bに固定してあるので、双方とも躯体A、Bと一体
的に変動する。よって、張出体4及び櫛歯状構造14も
躯体A、Bの変動に追従する。しかし、櫛歯状構造14
は、双方の張出体4が相互に接面する噛合交差部15を
形成して設置してあるため、変動に伴い各張出体4が摺
動ないしは対面状態を維持したままX方向にスライド移
動する。すると、X方向の変動に応じて噛合交差部15
の重なり幅w3が変動することとなり、さらには、張出
体4と係合部材13との連結部分が若干ながらスライド
し、X方向の変動が効果的に吸収されるのである。
【0023】ところで、この場合のジョイント1の変動
幅は、図2に示すように張出体4の長さから、噛合交差
部15の重なり幅w3を除いた部分の幅w4となる。こ
の変動幅を大きくとるには、支持体2、2の固定位置を
X方向に適宜移動させるなどして噛合交差部15の重な
り幅w3を変えることで対処できる。しかし、この幅w
3を減らすと、それだけ噛合交差部15におけるZ方向
の強度を弱めることもある。変動幅をできるだけ大きく
確保するという要請と、噛合交差部15の強度を確保す
るという要請とを両立させるには、図2に示すように、
幅w3と幅w4をほぼ等しくするのが良い。
【0024】次に、Y方向の変動が生じた場合は、支持
体2、2、ベース3、3及びカバー材5、5が躯体A、
Bと一体となって変動するのに対し、各張出体4をベー
ス体3、3との水平方向の回動自在なヒンジ連結として
あるため、Y方向の変動に応じて、各張出体4が櫛歯状
構造14、14を維持しつつ水平方向に回動し、これに
よって、Y方向の変動が吸収される。この場合、コの字
状の張出体4の代わりに平板状張出体4Aとしてある
と、これが図10(A)のように、変動により生じる外
力bの作用によってしなりながらたわむため、ヒンジ連
結による回動作用と相まってより効果的に変動に追従
し、変動追従性を高めることができる。
【0025】そして、張出体4は、平板状張出体4Aと
ともにZ方向からの圧縮荷重に対する強度が高いため、
ジョイント1は、X、Y方向への変動追従性が優れてい
るだけでなく、Z方向からの荷重にも耐え得る丈夫な構
造となっている。例えば、平板状張出体4Aの場合、長
手方向側面4b,4bが垂直方向に向くように起立する
恰好で設置することとなるため、Z方向からの圧縮荷
重、すなわち、側面4bに垂直方向の外力dが作用する
と、その応力が発生する。この応力は、外力bに比べて
極めて大きな値を示すので、それだけジョイント1の載
荷重に対する強度が高くなっているのである。
【0026】以上のように、本発明のジョイント1は、
間隙幅が大きく、X方向の変動追従量を増やす必要があ
っても、張出体4の長さ及び噛合交差部15の重なり幅
w3を間隙CのX方向幅に応じて設定することによっ
て、所望の変動追従量を確保できる。しかも、このよう
にして変動追従量を確保しても、張出体4の長さが長く
なる分重量が増加するだけで、載荷重に対する強度を低
下させることもない。また、隣接する各張出体4を密接
させるかまたは設置間隔を狭めることで載荷重に対する
強度を十分に確保できる。
【0027】また、張出体4は、水平方向の回動自在に
連結してあるため、Y方向の変動に応じて適宜回動する
が、さらに、平板状張出体4Aなら,それ自体が変動に
よる外力により適宜たわむことと相まって、Y方向の変
動をより効果的に吸収するものとなる。このように、本
発明のジョイント1は、構造が簡易で軽量でありなが
ら、X及びYの両方向に対して十分な変動追従量を確保
でき、なおかつ載荷重に対する強度を十分に確保できる
のである。
【0028】次に、本発明のジョイント1は、上述のよ
うに、躯体A,Bの両側から櫛歯状構造14を張り出さ
せて噛合交差部15を形成することなく、図11に示す
ように、躯体A、Bのいずれか一方(図示では躯体A)
から櫛歯状構造14を張り出させて、各張出体4の先端
部分を対向する支持体2の受底部6上に載置してなるジ
ョイント16とすることもできる。このジョイント16
は、受底部6の幅w1と、櫛歯状構造14の載置幅w5
との差に相当する幅w6を変動幅として確保して、噛合
交差部15の如き各張出体4の摺動作用によることな
く、X方向の変動追従性を確保できる。また、間隙Cに
Y方向の変動が生じれば、各張出体4が水平方向に回動
するかさらには適宜たわむため、これによって、変動追
従性を確保できる。
【0029】特に、ジョイント16とする場合は、図1
2に示す如く、ゴムその他の合成樹脂性成形板17を設
け、これを、櫛歯状構造14の少なくともカバー材5に
覆われない部分に被着させるのが良い。この成形板17
は、櫛歯状構造14に対応するように、w3とw4の和
に相当する幅と、w2に相当する奥行とを有し、平板部
17aの裏面に幅方向に長い帯状突起17bを多数並べ
て形成してあり、各帯状突起17bを櫛歯状構造14に
おける各張出体4の隙間に納めるようにして、櫛歯状構
造14の上側に載せることができるようになっている。
ジョイント16のように、噛合交差部15を形成せずに
張出体4を架け渡し、なおかつその間隙の幅に応じて張
出体4の長さを長くしている場合は、とかく各張出体4
の先端部分の起立状態を維持し難くくなりがちである
が、以上のようにして成形板17を被着させると、各張
出体4が成形板17によって動きを規制されるため、こ
れらの起立状態を維持しやすく、したがって、Z方向か
らの荷重に対する強度を高めることができる。この場
合、成形板17は、間隙にY方向の変動があった場合に
各帯状突起17bが適宜変形し、かつ各々の間隔が狭ま
る程度の柔軟性を備えていればよく、その素材及び形
状、大きさなどは特に限定されない。
【0030】さらにまた、図13に示すように、各張出
体4は、板状面4aに長さ方向に長い長孔4cを形成す
るともに、各長孔4cに軸棒18を挿通して、串刺し状
に連結することもできる。この場合は、各張出体4が起
立状態から倒れ込もうとする動きを軸棒18から絶えず
規制されることになるため、各張出体4が倒れにくくな
り、結果的に各々の起立対面状態を維持しやすくなる。
それだけ、上からの載荷重に対する強度を高めることが
できる。また、各張出体4は、プラスチック材を用いる
ことも可能で、そうすれば、一層の軽量化が図られる。
【0031】なお、各張出体4は、軸棒18を挿通して
串刺し状に連結することにより、起立対面状態が維持し
やすくなるが、上述の通り、成形板17の装着によって
も同様に、起立対面状態を維持しやすくする作用効果を
得ることができる。しかし、成形板17を装着する場合
は、軸棒18の挿通や、それに付随するワッシャーの介
在などがなくなり、その分、構造が簡素化される点に利
点がある。
【0032】以上の実施形態の説明は、本発明の一例で
あり、上記以外にも別の実施例が考えられる。例えば、
支持体2の受底部6を板状とせず、格子状或いは網状と
したり、側壁部7を形成しない構造のものとしても良
い。また、べース体3を支持体2と一体化してベース体
付の支持体としても良く、そうすれば、べース体3の設
置作業が省け、施工の簡便化が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるジョイントの施工状態の一例を
示す斜視図である。
【図2】図1のII-II 線断面図である。
【図3】ジョイントの要部を示す一部省略した斜視図で
ある。
【図4】ベース体と張出体の要部を示す一部省略した斜
視図である。
【図5】ベース体と張出体との連結構造を要部を示した
一部省略した平面図である。
【図6】同じく、断面図である。
【図7】櫛歯状構造の要部を示す一部省略した斜視図で
ある。
【図8】ベース体と張出体との他例を示す一部省略した
斜視図である。
【図9】支持体の他例を示す一部省略した斜視図であ
る。
【図10】(A)は、平板状張出体、(B)は棒状張出体
のそれぞれ一例を示す斜視図である。
【図11】ジョイントの他設置例を示す縦断面図である。
【図12】ジョイントのさらに他設置例の要部を示す分解
斜視図である。
【図13】長孔を形成した別の張出体による櫛歯状構造の
一例を示す一部省略した斜視図である。
【符号の説明】
1,71 ジョイント 2,72 支持体 3 ベース体 4 張出体 4A 平板状張出体 4B 棒状張出体 10 係合溝 14 櫛歯状構造 15 噛合交差部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 躯体一端側に支持体を固定し、この支持
    体に対して、躯体間隙を跨ぐ張出体を水平方向に回動自
    在となるように連結するとともに、先端側が水平方向に
    摺動自在となるように形成してある構成を有するエキス
    パンションジョイント。
  2. 【請求項2】 躯体両端側に各々支持体を固定し、各支
    持体に対して、躯体間隙を跨ぐ張出体を水平方向に回動
    自在となるように連結し、双方の躯体側から各張出体を
    間隙内に張り出させ、かつ各張出体を間隙内において互
    いに交差させてなる構成を有するエキスパンションジョ
    イント。
  3. 【請求項3】 前記支持体を、受底部に前記各張出体の
    両側位置を規制する規制部を設けてなる構成を有するも
    のとし、前記張出体を回動連結するためのベース体をこ
    の支持体に納めて、支持体とともに躯体に固定するよう
    にした請求項1または2に記載のエキスパンションジョ
    イント。
  4. 【請求項4】 前記張出体を、短冊状平板の長手一端に
    膨頭状突起を形成してなるものとし、前記ベース体にこ
    の膨頭状突起を嵌入し得る係合溝を複数形成し、このベ
    ース体の係合溝に当該張出体の膨頭状突起を嵌入してな
    る連結が張出体の水平方向の回動自在なヒンジ連結とな
    るように構成された請求項3に記載のエキスパンション
    ジョイント。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008297788A (ja) * 2007-05-31 2008-12-11 Chubu Corporation エキスパンションジョイントカバー

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008297788A (ja) * 2007-05-31 2008-12-11 Chubu Corporation エキスパンションジョイントカバー

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