JPH0326263B2 - - Google Patents
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- JPH0326263B2 JPH0326263B2 JP58209983A JP20998383A JPH0326263B2 JP H0326263 B2 JPH0326263 B2 JP H0326263B2 JP 58209983 A JP58209983 A JP 58209983A JP 20998383 A JP20998383 A JP 20998383A JP H0326263 B2 JPH0326263 B2 JP H0326263B2
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- JP
- Japan
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- cover
- elastic support
- side plate
- expansion joint
- elastic
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- Building Environments (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、隣接する二つの構築物の上部を覆う
覆体を弾性支持してエキスパンシヨンジヨイント
を形成するエキスパンシヨンジヨイント用弾性支
持体に関する。
覆体を弾性支持してエキスパンシヨンジヨイント
を形成するエキスパンシヨンジヨイント用弾性支
持体に関する。
エキスパンシヨンジヨイントは、既設の建造物
に隣接して他の建造物を増築した場合、或いは不
等沈下、地震等による影響を避けるために近下外
壁と建造物本体とを分離させたり、高層建造物の
周囲に低層建造物が存在する場合等において、両
者を伸縮接合させる手段として好適なものであ
る。
に隣接して他の建造物を増築した場合、或いは不
等沈下、地震等による影響を避けるために近下外
壁と建造物本体とを分離させたり、高層建造物の
周囲に低層建造物が存在する場合等において、両
者を伸縮接合させる手段として好適なものであ
る。
ところで、従来のエキスパンシヨンジヨイント
としては、例えば第6図に示すようなものが提案
されている。
としては、例えば第6図に示すようなものが提案
されている。
即ち、図中1A及び1Bは、所要間隔(例えば
50mm程度)互いに離間して隣接配置された構築物
としての建造物であつて、これら建造物1A,1
Bの屋上にそれぞれ連接用突条2A,2Bが一体
に形成されている。
50mm程度)互いに離間して隣接配置された構築物
としての建造物であつて、これら建造物1A,1
Bの屋上にそれぞれ連接用突条2A,2Bが一体
に形成されている。
3は、連接用突条2A,2Bを覆う覆体であつ
て、へ字状の天板部4とその両端から下片に延長
された側板部5A,5Bとから構成されている。
て、へ字状の天板部4とその両端から下片に延長
された側板部5A,5Bとから構成されている。
6A,6Bは、覆体36の側板部5A,5Bと
連接用突条2A,2Bの上端面との間に介装され
た支持具であつて、支持具6Aは連接用突条2A
の上端面に固着され、且つ摺動案内溝7を有する
固定案内体8のその摺動案内溝7に水平方向に摺
動自在に挿入保持された先端に係合凹部9を有す
る摺動板10とその係合凹部9と係合する係合柱
部11を有し、且つ側板部5Aに固着された固定
板12とから構成され、また一方、支持具6Bは
連接用突条2Bの上端面に固着され、且つ係合凹
部13を有する固定板14とその係合凹部13に
係合する嵌合柱部15とを有し、且つ側板部5B
に固着された固定板16とから構成されている。
連接用突条2A,2Bの上端面との間に介装され
た支持具であつて、支持具6Aは連接用突条2A
の上端面に固着され、且つ摺動案内溝7を有する
固定案内体8のその摺動案内溝7に水平方向に摺
動自在に挿入保持された先端に係合凹部9を有す
る摺動板10とその係合凹部9と係合する係合柱
部11を有し、且つ側板部5Aに固着された固定
板12とから構成され、また一方、支持具6Bは
連接用突条2Bの上端面に固着され、且つ係合凹
部13を有する固定板14とその係合凹部13に
係合する嵌合柱部15とを有し、且つ側板部5B
に固着された固定板16とから構成されている。
17は、連接用突条2A,2B間に張設された
止水板である。
止水板である。
而して、建造物1A及び1B間の間隔が地震等
の影響によつて伸縮したり、地盤沈下等により上
下の高さに差異が生じたときには、各支持具6
A,6Bがそれらの係合凹部9,13と係合柱部
11,15との間で回動すると共に、支持具6A
の摺動板10が伸縮して建造物1A及び1B間の
変位置を許容すべくなされている。
の影響によつて伸縮したり、地盤沈下等により上
下の高さに差異が生じたときには、各支持具6
A,6Bがそれらの係合凹部9,13と係合柱部
11,15との間で回動すると共に、支持具6A
の摺動板10が伸縮して建造物1A及び1B間の
変位置を許容すべくなされている。
然しながら、前述の如き従来のエキスパンシヨ
ンジヨイントにあつては、摺動板10の伸縮と、
係合凹部9,13及び係合柱部11,15の回動
接合部の回動とによつて建造物1A及び1B間の
変位量を許容することとされているから、不等沈
下のように両者が相対的に例えば数日間で1〜2
mm程度変位するといつた場合には或程度有効に作
用し、その変位量を許容し得るものであるが、地
震のように瞬時のうちに相対変位を生ずる場合に
は、摺動板10の伸縮が振動周期に応動すること
ができず、このため覆体3、支持具6A,6Bに
過負荷が掛り、これらに亀裂が発生したり、塑性
変形を生じたりして、所期の目的効果を達成し得
ないという欠点があり、また構成部品点数が多く
なり構造が複雑であるために施工作業を容易に行
うことができず、而も非常に高価であるという欠
点があつた。
ンジヨイントにあつては、摺動板10の伸縮と、
係合凹部9,13及び係合柱部11,15の回動
接合部の回動とによつて建造物1A及び1B間の
変位量を許容することとされているから、不等沈
下のように両者が相対的に例えば数日間で1〜2
mm程度変位するといつた場合には或程度有効に作
用し、その変位量を許容し得るものであるが、地
震のように瞬時のうちに相対変位を生ずる場合に
は、摺動板10の伸縮が振動周期に応動すること
ができず、このため覆体3、支持具6A,6Bに
過負荷が掛り、これらに亀裂が発生したり、塑性
変形を生じたりして、所期の目的効果を達成し得
ないという欠点があり、また構成部品点数が多く
なり構造が複雑であるために施工作業を容易に行
うことができず、而も非常に高価であるという欠
点があつた。
そこで、本発明はこれら従来の欠点に着目して
なされたものであり、前記覆体を支持する新規な
弾性支持体を提供することにより、不当沈下等の
ように長時間の相対変位は勿論、地震のように短
時間における相対変位に対してもその変位量を十
分許容し得ると同時に、構造を従来例よりも著し
く簡素化して施工作業を極めて容易に行うことが
でき、しかもコストを低減できるようにすること
を課題としている。
なされたものであり、前記覆体を支持する新規な
弾性支持体を提供することにより、不当沈下等の
ように長時間の相対変位は勿論、地震のように短
時間における相対変位に対してもその変位量を十
分許容し得ると同時に、構造を従来例よりも著し
く簡素化して施工作業を極めて容易に行うことが
でき、しかもコストを低減できるようにすること
を課題としている。
この課題を解決するために、本発明は、隣接す
る二つの構築物の上部を覆う天板部と、その両端
から下片に延長された側板部とからなる覆体を各
構築物に弾性支持させてエキスパンシヨンジヨイ
ントを形成するエキスパンシヨンジヨイント用弾
性支持体であつて、前記側板部と構築物間に形成
される間隙を覆うように、一端側が前記覆体の側
板部内側に形成された鉤片部の長手方向に沿つて
摺動可能に係合されると共に、他端側が各構築物
の側面に取り付けられる板ばねで形成されている
ことを特徴とする。
る二つの構築物の上部を覆う天板部と、その両端
から下片に延長された側板部とからなる覆体を各
構築物に弾性支持させてエキスパンシヨンジヨイ
ントを形成するエキスパンシヨンジヨイント用弾
性支持体であつて、前記側板部と構築物間に形成
される間隙を覆うように、一端側が前記覆体の側
板部内側に形成された鉤片部の長手方向に沿つて
摺動可能に係合されると共に、他端側が各構築物
の側面に取り付けられる板ばねで形成されている
ことを特徴とする。
本発明によるエキスパンシヨンジヨイント用弾
性支持体を使用すれば、当該弾性支持体を各構築
物の側面に取り付け、その先端に覆体の側板部内
側に形成された鉤片部を係合させるだけで、簡単
にエキスパンシヨンジヨイントを設置することが
でき、構造も極めて簡単で、製品コストも軽減さ
れる。
性支持体を使用すれば、当該弾性支持体を各構築
物の側面に取り付け、その先端に覆体の側板部内
側に形成された鉤片部を係合させるだけで、簡単
にエキスパンシヨンジヨイントを設置することが
でき、構造も極めて簡単で、製品コストも軽減さ
れる。
そして、各構築物が上下方向及び近接離隔する
方向に相対変位を生じたときは、当該弾性支持体
が撓むことによりその変位が許容され、左右方向
に相対変位したときは、覆体と弾性支持体とが摺
動されてその変位が許容される。
方向に相対変位を生じたときは、当該弾性支持体
が撓むことによりその変位が許容され、左右方向
に相対変位したときは、覆体と弾性支持体とが摺
動されてその変位が許容される。
以下、本発明を図面に示す実施例に基づいて具
体的に説明する。
体的に説明する。
第1図は本発明による弾性支持体を使用したエ
キスパンシヨンジヨイントの一例を示す断面図、
第2図は弾性支持体の一例を示す斜視図である。
キスパンシヨンジヨイントの一例を示す断面図、
第2図は弾性支持体の一例を示す斜視図である。
本実施例に示すエキスパンシヨンジヨイント
は、構造物1A及び1Bに配設された笠木と称す
る連続用突条2A及び2Bを覆う覆体18と、該
覆体18の側面と前記各連接用突条2A及び2B
との間に介装された弾性支持体22A,22Bと
から構成されている。
は、構造物1A及び1Bに配設された笠木と称す
る連続用突条2A及び2Bを覆う覆体18と、該
覆体18の側面と前記各連接用突条2A及び2B
との間に介装された弾性支持体22A,22Bと
から構成されている。
覆体18は、例えばステンレス鋼板等により、
へ字形に形成された天板部19と、その両端から
下方に延長された側板部20A,20Bとから成
り、該側板部20A,20Bの下端が夫々内側に
折曲されて鉤片部21A,21Bが形成されてい
る。
へ字形に形成された天板部19と、その両端から
下方に延長された側板部20A,20Bとから成
り、該側板部20A,20Bの下端が夫々内側に
折曲されて鉤片部21A,21Bが形成されてい
る。
弾性支持体22A及び22Bは、逆U字状に成
形された板バネで形成されて夫々覆体18の側板
部20A及び20Bと連接用突条2A及び2Bと
の間に介装され、その一端が覆体18の側板部2
0A,20Bの鉤片部21A,21Bに係合せら
れると同時に、その他端側が連接用突状2A,2
Bの側面に取り付けられており、これによつて覆
体18を建造物1A,1Bの各連接用突条2A,
2Bに取付支持すると共に、第2図に示すように
側板部20A,20Bと構築物間に形成される間
隙を覆つて袖雨仕舞を兼用するよう成されてい
る。
形された板バネで形成されて夫々覆体18の側板
部20A及び20Bと連接用突条2A及び2Bと
の間に介装され、その一端が覆体18の側板部2
0A,20Bの鉤片部21A,21Bに係合せら
れると同時に、その他端側が連接用突状2A,2
Bの側面に取り付けられており、これによつて覆
体18を建造物1A,1Bの各連接用突条2A,
2Bに取付支持すると共に、第2図に示すように
側板部20A,20Bと構築物間に形成される間
隙を覆つて袖雨仕舞を兼用するよう成されてい
る。
即ち、弾性支持体22A,22Bは、第9図に
示す如く垂直板部23と、その上端から逆U字状
に彎曲せられた板バネ部24と、更にその先端に
折曲形成された掛止片部25とから成り、前記垂
直板部23には上下方向に延長された取次用長孔
26,26…が所定間隔をもつて穿設されてい
る。
示す如く垂直板部23と、その上端から逆U字状
に彎曲せられた板バネ部24と、更にその先端に
折曲形成された掛止片部25とから成り、前記垂
直板部23には上下方向に延長された取次用長孔
26,26…が所定間隔をもつて穿設されてい
る。
そして、この弾性支持体22A,22Bは、
夫々前記取付用長孔26に挿通された取付ネジ2
7によつて、連接用突条2A,2Bの側面に沿つ
て上下方向に修道可能に取り付けられると同時
に、その掛止片部25が覆体18の鉤片部21
A,21Bに掛止されて、覆体18を該弾性支持
体22A,22Bの長手方向に対して摺動可能に
取付支持している。
夫々前記取付用長孔26に挿通された取付ネジ2
7によつて、連接用突条2A,2Bの側面に沿つ
て上下方向に修道可能に取り付けられると同時
に、その掛止片部25が覆体18の鉤片部21
A,21Bに掛止されて、覆体18を該弾性支持
体22A,22Bの長手方向に対して摺動可能に
取付支持している。
なお、図中28は、建造物1A,1Bの間に介
装された発泡スチロール等の緩衡材、29は連接
突条2A,2Bと覆体18とが互いに擦れ合つて
傷付くのを防止すると同時に断熱、防音効果等を
付与するために覆体18の天板部19と連接用突
条2A,2Bの上面との間に介装されたグラスウ
ール等の断熱材である。
装された発泡スチロール等の緩衡材、29は連接
突条2A,2Bと覆体18とが互いに擦れ合つて
傷付くのを防止すると同時に断熱、防音効果等を
付与するために覆体18の天板部19と連接用突
条2A,2Bの上面との間に介装されたグラスウ
ール等の断熱材である。
以上が本発明によるエキスパンシヨンジヨイン
ト用弾性支持体の一例構成及び取付状態の説明で
あり、次に、次にこれを使用したエキスパンシヨ
ンジヨイントの取付方法及び動作について説明す
る。
ト用弾性支持体の一例構成及び取付状態の説明で
あり、次に、次にこれを使用したエキスパンシヨ
ンジヨイントの取付方法及び動作について説明す
る。
まず取付方法を説明すると、連接用突条2A,
2Bの上面に防音、防湿、緩衡効果をも有するグ
ラスウール等の断熱材29を敷き詰め、その上に
覆体18を建造物1A,1Bの連接用突条2A,
2Bを覆うように載置した後、その側板部20
A,20Bの下端に形成された鉤片部21A,2
1Bに弾性支持体22A,22Bの各掛止片部2
5を係合させ、この状態で取付ネジ27を弾性支
持体22A,22Bの取付用長孔26内に挿通
し、該取付ネジ27によつて弾性支持体22A,
22Bを連接用突条2A,2Bの側面に上下方向
に摺動可能に取り付ける。
2Bの上面に防音、防湿、緩衡効果をも有するグ
ラスウール等の断熱材29を敷き詰め、その上に
覆体18を建造物1A,1Bの連接用突条2A,
2Bを覆うように載置した後、その側板部20
A,20Bの下端に形成された鉤片部21A,2
1Bに弾性支持体22A,22Bの各掛止片部2
5を係合させ、この状態で取付ネジ27を弾性支
持体22A,22Bの取付用長孔26内に挿通
し、該取付ネジ27によつて弾性支持体22A,
22Bを連接用突条2A,2Bの側面に上下方向
に摺動可能に取り付ける。
次に、このようにして取り付けられたエキスパ
ンシヨンジヨイントの動作を説明すると、まず第
3図に示すように、建造物1Bが地震等により垂
直に下方に相対変位した場合には、弾性支持体2
2Bが覆体18を垂直に下方に引つ張るので、弾
性支持体22Bは逆に覆体18によつて上方に引
つ張られることとなり、したがつて第3図矢印B
方向に力が加わつて一点鎖線で示す原位置から実
線で示すように撓むこととなる。
ンシヨンジヨイントの動作を説明すると、まず第
3図に示すように、建造物1Bが地震等により垂
直に下方に相対変位した場合には、弾性支持体2
2Bが覆体18を垂直に下方に引つ張るので、弾
性支持体22Bは逆に覆体18によつて上方に引
つ張られることとなり、したがつて第3図矢印B
方向に力が加わつて一点鎖線で示す原位置から実
線で示すように撓むこととなる。
一方、これと反対側に取り付けられた弾性支持
体22Aは、覆体18が図で見て右下がりに傾く
ことによつて矢印Aで示すように上方に引つ張ら
れるから、弾性支持体22Bと同様一点鎖線で示
す原位置から実線で示すように撓むことになる。
体22Aは、覆体18が図で見て右下がりに傾く
ことによつて矢印Aで示すように上方に引つ張ら
れるから、弾性支持体22Bと同様一点鎖線で示
す原位置から実線で示すように撓むことになる。
この場合、板バネで構成された弾性支持体22
A,22Bの伸縮強さは同じであるから、両者の
負荷の釣り合う位置に覆体18が変位することと
なる。
A,22Bの伸縮強さは同じであるから、両者の
負荷の釣り合う位置に覆体18が変位することと
なる。
また、このときの弾性支持体22A,22Bの
撓み量は、各弾性支持体間距離によつて決定され
るが、建造物1A,1Bの相対変位に比して、弾
性支持体間距離は極めて小さく無視し得る程であ
る。
撓み量は、各弾性支持体間距離によつて決定され
るが、建造物1A,1Bの相対変位に比して、弾
性支持体間距離は極めて小さく無視し得る程であ
る。
即ち、第3図破線で示す三角形QPP′において、
建造物1Bの沈下量(相対変位)はPP′、弾性支
持体間距離の変化はQP′−QPで表され、また角
QPP′=90度、QPはPP′に比べて十分長いから、
QP′−QPは0に非常に近い値となり、建造物1
Bが垂直方向に大きく変位した場合でも、弾性支
持体22A,22Bは殆ど撓むことなくその変位
を吸収することができる。
建造物1Bの沈下量(相対変位)はPP′、弾性支
持体間距離の変化はQP′−QPで表され、また角
QPP′=90度、QPはPP′に比べて十分長いから、
QP′−QPは0に非常に近い値となり、建造物1
Bが垂直方向に大きく変位した場合でも、弾性支
持体22A,22Bは殆ど撓むことなくその変位
を吸収することができる。
したがつて、地震等のように瞬時の間に建造物
1A及び1Bの沈下が交互に繰り返される場合で
あつても、各部に亀裂等の損傷を何等生ずること
なくこれに対処することができる。
1A及び1Bの沈下が交互に繰り返される場合で
あつても、各部に亀裂等の損傷を何等生ずること
なくこれに対処することができる。
また、地盤沈下のように、経年的に大きな変位
を生ずる場合は、垂直板部23に穿設された長孔
26により弾性支持体22A,22Bが上下に摺
動してその変位を吸収することができる。
を生ずる場合は、垂直板部23に穿設された長孔
26により弾性支持体22A,22Bが上下に摺
動してその変位を吸収することができる。
次に、建造物1A及び1B間の間隔が広くなつ
たり狭くなつたりする水平方向の変位が生ずる場
合には、弾性支持体22A,22Bの板バネ部2
4が撓んで各弾性支持体の負荷が釣り合う位置に
覆体18が変位する。
たり狭くなつたりする水平方向の変位が生ずる場
合には、弾性支持体22A,22Bの板バネ部2
4が撓んで各弾性支持体の負荷が釣り合う位置に
覆体18が変位する。
即ち、建造物1A,1Bが互いに近づくと、覆
体18の側板20A,20Bと連接用突条2A,
2Bとの間隔が拡がるので、弾性支持体22A,
22Bの板バネ部24はその曲率半径が大きくな
るように撓むこととなり、逆に、建造物1A,1
B間の距離が離れると、板バネ部24はその曲率
半径が小さくなるように撓んで、変位が吸収され
ることとなる。
体18の側板20A,20Bと連接用突条2A,
2Bとの間隔が拡がるので、弾性支持体22A,
22Bの板バネ部24はその曲率半径が大きくな
るように撓むこととなり、逆に、建造物1A,1
B間の距離が離れると、板バネ部24はその曲率
半径が小さくなるように撓んで、変位が吸収され
ることとなる。
次に、各建造物1A,1Bが弾性支持部材22
A,22B長手方向すなわち第1図の紙面に対し
て垂直方向に変位した場合には、覆体18の鉤片
部21A,21Bに掛止された弾性支持部材22
A,22Bの掛止片部25が、これと摺接する鉤
片部21A,21Bの内側面を摺動することによ
つて建造物1A,1B間の変位が吸収される。
A,22B長手方向すなわち第1図の紙面に対し
て垂直方向に変位した場合には、覆体18の鉤片
部21A,21Bに掛止された弾性支持部材22
A,22Bの掛止片部25が、これと摺接する鉤
片部21A,21Bの内側面を摺動することによ
つて建造物1A,1B間の変位が吸収される。
以上のように上述の実施例によれば、極めて簡
易な構成によつて三方向の相対変位を確実に許容
することができ、また従来例に比較してその取付
作業が極めて容易であると共に、非常に安価であ
るという優れた効果がある。
易な構成によつて三方向の相対変位を確実に許容
することができ、また従来例に比較してその取付
作業が極めて容易であると共に、非常に安価であ
るという優れた効果がある。
更に、板バネ状の弾性支持体22A,22Bの
掛止片部25と覆体18の鉤片部21A,21B
とが係合されているから、弾性支持体22A,2
2Bが袖雨仕舞として機能し、建造物1A及び1
B間への風雨の侵入を阻止することができるとい
う特に優れた効果を有する。
掛止片部25と覆体18の鉤片部21A,21B
とが係合されているから、弾性支持体22A,2
2Bが袖雨仕舞として機能し、建造物1A及び1
B間への風雨の侵入を阻止することができるとい
う特に優れた効果を有する。
第4図はエキスパンシヨンジヨイント用弾性支
持体の他の実施例を示す斜視図、第5図はこれを
使用したエキスパンシヨンジヨイントを示す断面
図である。
持体の他の実施例を示す斜視図、第5図はこれを
使用したエキスパンシヨンジヨイントを示す断面
図である。
本実施例においては、建造物1Bに配設される
連接用突状2Bの側面部を省略して建造物1Bの
側壁から頂上に至るまでを防水シート30で覆つ
て防水処理を施した場合のエキスパンシヨンジヨ
イントに適用した場合を示すもので、この防水シ
ート30を被覆した部分に前記第一の実施例に用
いたような弾性支持体を使用すると、外部に露出
した防水シート30に取付ネジ27の穴をあけな
ければならず、防水処理に不都合を生じるので、
覆体18に覆われた内部に取付ネジ25で取り付
けられるように、第4図に示すような形状の弾性
支持体31を使用している。
連接用突状2Bの側面部を省略して建造物1Bの
側壁から頂上に至るまでを防水シート30で覆つ
て防水処理を施した場合のエキスパンシヨンジヨ
イントに適用した場合を示すもので、この防水シ
ート30を被覆した部分に前記第一の実施例に用
いたような弾性支持体を使用すると、外部に露出
した防水シート30に取付ネジ27の穴をあけな
ければならず、防水処理に不都合を生じるので、
覆体18に覆われた内部に取付ネジ25で取り付
けられるように、第4図に示すような形状の弾性
支持体31を使用している。
即ち、弾性支持体31は、取付用長孔35が所
定間隔で穿設された垂直板部32と、該垂直板部
32に対して所要角度折曲されて延長形成せられ
た板バネ部33と、更に該板バネ部33に対して
所要角度折曲せられて形成された掛止片部34と
から構成され、第5図に示すように覆体18の側
板部20Bの下端に形成された鉤片部21Bに対
して上方から係合せられるように成されている。
定間隔で穿設された垂直板部32と、該垂直板部
32に対して所要角度折曲されて延長形成せられ
た板バネ部33と、更に該板バネ部33に対して
所要角度折曲せられて形成された掛止片部34と
から構成され、第5図に示すように覆体18の側
板部20Bの下端に形成された鉤片部21Bに対
して上方から係合せられるように成されている。
この弾性支持体31を使用する場合は、建造物
1A,1Bの上にグラスウール等の断熱材29を
敷き詰めた後、まず建造物1B側壁に弾性支持体
31を防水シート30の上から、その掛止片部3
4を下側としその垂直板部32を上側として、垂
直板部32の取付用長孔35に挿通される取付ネ
ジ27によつて上下方向に摺動可能に取り付け、
次に覆体18をその側板部20Bの鉤片部21B
が弾性支持体31の掛止片部34に係合するよう
にして建造物1A,1Bの上に載置し、次いで覆
体18の側板部20Aの鉤片部21Aに弾性支持
体22Aの掛取片部25を掛止させ、この状態で
該弾性支持体22Aを建造物1Aの連接用突条2
Aに取り付ける。
1A,1Bの上にグラスウール等の断熱材29を
敷き詰めた後、まず建造物1B側壁に弾性支持体
31を防水シート30の上から、その掛止片部3
4を下側としその垂直板部32を上側として、垂
直板部32の取付用長孔35に挿通される取付ネ
ジ27によつて上下方向に摺動可能に取り付け、
次に覆体18をその側板部20Bの鉤片部21B
が弾性支持体31の掛止片部34に係合するよう
にして建造物1A,1Bの上に載置し、次いで覆
体18の側板部20Aの鉤片部21Aに弾性支持
体22Aの掛取片部25を掛止させ、この状態で
該弾性支持体22Aを建造物1Aの連接用突条2
Aに取り付ける。
以上が本発明の第二の実施構成であり、この構
成によれば、第一の実施例の場合と同様に建造物
1A,1Bが垂直上下方向及び/又は水平方向に
変位したとしても弾性支持体31の平板状の板バ
ネ部33が彎曲することにより、また建造物1
A,1Bが弾性支持体22A及び31の長手方向
に沿つて相対変位したとしても、覆体18の鉤片
部21A,21Bに掛止されて摺接する弾性支持
体22A及び31の各掛止片部25及び34が、
前記鉤片部21A,21Bに対して摺動すること
によりその変位を吸収することができる。
成によれば、第一の実施例の場合と同様に建造物
1A,1Bが垂直上下方向及び/又は水平方向に
変位したとしても弾性支持体31の平板状の板バ
ネ部33が彎曲することにより、また建造物1
A,1Bが弾性支持体22A及び31の長手方向
に沿つて相対変位したとしても、覆体18の鉤片
部21A,21Bに掛止されて摺接する弾性支持
体22A及び31の各掛止片部25及び34が、
前記鉤片部21A,21Bに対して摺動すること
によりその変位を吸収することができる。
したがつて、この場合も第一の実施例の場合と
同様に、縦揺れ振動及び横揺れ振動の地震に対し
ても何等損傷を生ずることなく覆体18を確実に
取付支持することができるという効果があり、ま
た安価で且つ容易に取り付けることができるとい
う効果がある。更に、本実施例の弾性支持体31
を用いれば、防水シート30を被覆して防水処理
を施す場合に、該防水シート30の外側に露出す
る部分に穴を開けることなく弾性支持体を取り付
けることができるという特に優れた効果がある。
同様に、縦揺れ振動及び横揺れ振動の地震に対し
ても何等損傷を生ずることなく覆体18を確実に
取付支持することができるという効果があり、ま
た安価で且つ容易に取り付けることができるとい
う効果がある。更に、本実施例の弾性支持体31
を用いれば、防水シート30を被覆して防水処理
を施す場合に、該防水シート30の外側に露出す
る部分に穴を開けることなく弾性支持体を取り付
けることができるという特に優れた効果がある。
以上述べたように、本発明の弾性支持体によれ
ば、三方向の変位を吸収できるように覆体の両側
面を支持しているから、不等沈下の長期的な構築
物の相対変位は勿論のこと、地震等による建築物
の瞬間的な垂直上下方向及び/又は水平前後左右
方向への相対変位をも確実且つ即座に許容するこ
とができ、この際覆体に不測の大きな応力がかか
る危惧がないから、覆体の損傷を確実に防止し得
るという効果がある。
ば、三方向の変位を吸収できるように覆体の両側
面を支持しているから、不等沈下の長期的な構築
物の相対変位は勿論のこと、地震等による建築物
の瞬間的な垂直上下方向及び/又は水平前後左右
方向への相対変位をも確実且つ即座に許容するこ
とができ、この際覆体に不測の大きな応力がかか
る危惧がないから、覆体の損傷を確実に防止し得
るという効果がある。
また、覆体を弾性支持しているため、従来の如
く回転係合部を設ける必要がなく、したがつて無
理な力がかかつて塑性変形を生ずる箇所もなく、
その補修等の面倒がないと共に、全体の構成が極
めて簡略化され、したがつてその施工作業が極め
て容易となり非常に安価となるという優れた効果
を奏する。
く回転係合部を設ける必要がなく、したがつて無
理な力がかかつて塑性変形を生ずる箇所もなく、
その補修等の面倒がないと共に、全体の構成が極
めて簡略化され、したがつてその施工作業が極め
て容易となり非常に安価となるという優れた効果
を奏する。
第1図は本発明に係るエキスパンシヨンジヨイ
ント用弾性支持体を使用したエキスパンシヨンジ
ヨイントを示す断面図、第2図は弾性支持体の一
例を示す斜視図、第3図は建造物が垂直方向に相
対変位した状態を示す断面図、第4図は弾性支持
体の他の実施例を示す斜視図、第5図はこれを使
用したエキスパンシヨンジヨイントを示す断面
図、第6図は従来のエキスパンシヨンジヨイント
を示す断面図である。 符号の説明、1A,1B……建造物(構築物)、
2A,2B……連接用突条、18……覆体、20
A,20B……覆体の側板部、22A,22B,
31……弾性支持体。
ント用弾性支持体を使用したエキスパンシヨンジ
ヨイントを示す断面図、第2図は弾性支持体の一
例を示す斜視図、第3図は建造物が垂直方向に相
対変位した状態を示す断面図、第4図は弾性支持
体の他の実施例を示す斜視図、第5図はこれを使
用したエキスパンシヨンジヨイントを示す断面
図、第6図は従来のエキスパンシヨンジヨイント
を示す断面図である。 符号の説明、1A,1B……建造物(構築物)、
2A,2B……連接用突条、18……覆体、20
A,20B……覆体の側板部、22A,22B,
31……弾性支持体。
Claims (1)
- 1 隣接する二つの構築物1A,1Bの上部を覆
う天板部19と、その両端から下方に延長された
側板部20A,20Bとからなる覆体18を各構
築物1A,1Bに弾性支持させてエキスパンシヨ
ンジヨイントを形成するエキスパンシヨンジヨイ
ント用弾性支持体であつて、前記側板部20A,
20Bと構築物1A,1B間に形成される間隙を
覆うように、一端側が前記覆体18の側板部内側
に形成された鉤片部21A,21Bの長手方向に
沿つて摺動可能に係合されると共に、他端側が各
構築物1A,1Bの側面に取り付けられる板ばね
で形成されていることを特徴とするエキスパンシ
ヨンジヨイント用弾性支持体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20998383A JPS60105744A (ja) | 1983-11-10 | 1983-11-10 | エキスパンションジョイント用弾性支持体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20998383A JPS60105744A (ja) | 1983-11-10 | 1983-11-10 | エキスパンションジョイント用弾性支持体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60105744A JPS60105744A (ja) | 1985-06-11 |
| JPH0326263B2 true JPH0326263B2 (ja) | 1991-04-10 |
Family
ID=16581912
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20998383A Granted JPS60105744A (ja) | 1983-11-10 | 1983-11-10 | エキスパンションジョイント用弾性支持体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60105744A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6821202B2 (ja) * | 2019-02-19 | 2021-01-27 | ドーエイ外装有限会社 | 屋上用目地カバー装置 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS615450Y2 (ja) * | 1979-07-31 | 1986-02-19 | ||
| JPS5931589Y2 (ja) * | 1979-09-08 | 1984-09-06 | 清水建設株式会社 | 仮設用水槽 |
| JPS57112506U (ja) * | 1980-12-29 | 1982-07-12 |
-
1983
- 1983-11-10 JP JP20998383A patent/JPS60105744A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60105744A (ja) | 1985-06-11 |
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