JPH113654A - カラー陰極線管の製造方法 - Google Patents
カラー陰極線管の製造方法Info
- Publication number
- JPH113654A JPH113654A JP15145297A JP15145297A JPH113654A JP H113654 A JPH113654 A JP H113654A JP 15145297 A JP15145297 A JP 15145297A JP 15145297 A JP15145297 A JP 15145297A JP H113654 A JPH113654 A JP H113654A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- panel
- ray tube
- cathode ray
- film
- color cathode
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Physical Vapour Deposition (AREA)
- Formation Of Various Coating Films On Cathode Ray Tubes And Lamps (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 パネル内面の熱反射率が低く、しかも、緻密
な熱吸収膜の形成が可能なカラー陰極線管の製造方法を
提供する。 【解決手段】 蛍光体を覆う導電反射膜を有するパネル
内面に導電反射膜を覆う熱吸収用の被膜を形成するパネ
ルの製造工程において、真空蒸着槽内部に窒素を注入す
る手段と、アルミニウムを加熱する手段とを設け、導電
反射膜が形成されたパネルの内面をセットした状態で、
真空蒸着槽内部を排気した後、窒素を注入して窒素を含
むガスによる全圧を0.1〜数Torrの一定圧に保持
し、真空蒸着槽内でグロー放電を行うと同時に、放電中
にアルミニウムを加熱蒸着することにより、アルミニウ
ム蒸気と窒素とを反応させて熱吸収膜を形成する。
な熱吸収膜の形成が可能なカラー陰極線管の製造方法を
提供する。 【解決手段】 蛍光体を覆う導電反射膜を有するパネル
内面に導電反射膜を覆う熱吸収用の被膜を形成するパネ
ルの製造工程において、真空蒸着槽内部に窒素を注入す
る手段と、アルミニウムを加熱する手段とを設け、導電
反射膜が形成されたパネルの内面をセットした状態で、
真空蒸着槽内部を排気した後、窒素を注入して窒素を含
むガスによる全圧を0.1〜数Torrの一定圧に保持
し、真空蒸着槽内でグロー放電を行うと同時に、放電中
にアルミニウムを加熱蒸着することにより、アルミニウ
ム蒸気と窒素とを反応させて熱吸収膜を形成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、カラー陰極線管
の製造方法に係わり、詳しくは、色選別電極の熱膨張に
よるランディングのズレを軽減させるために、パネル内
面に形成されたメタルバックの内側に設ける熱吸収用の
導電反射膜の形成方法を改良したカラー陰極線管の製造
方法に関する。
の製造方法に係わり、詳しくは、色選別電極の熱膨張に
よるランディングのズレを軽減させるために、パネル内
面に形成されたメタルバックの内側に設ける熱吸収用の
導電反射膜の形成方法を改良したカラー陰極線管の製造
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】カラー陰極線管の製造方法、特にそのパ
ネルの製造方法においては、パネル内面のカーボン膜の
所定の位置に、蛍光体ストライプ、中間膜、導電膜、熱
吸収膜など多くの被膜工程が必要である。すなわち、パ
ネル内面のカーボン膜の所定の位置に、赤・緑・青色を
表現する各色の蛍光体ストライプを形成させた後、その
蛍光体ストライプの表面を平滑化させるための中間膜を
形成する。その後、さらに、この中間膜の内側に、10
-4〜10-5Torr(10-2〜10-3Pa)程度の圧力
下でアルミニウムを真空蒸着して、メタルバックと呼ば
れる導電膜を形成した後、この導電膜上に、熱吸収膜を
形成する。この熱吸収膜は、メタルバックに近接して配
置される色選別電極が、電子ビームで加熱されることに
よって生じる熱放射を吸収し、メタルバック内面から色
選別電極への輻射・反射を抑えるよう作用するので、色
選別電極の熱膨張が軽減される。
ネルの製造方法においては、パネル内面のカーボン膜の
所定の位置に、蛍光体ストライプ、中間膜、導電膜、熱
吸収膜など多くの被膜工程が必要である。すなわち、パ
ネル内面のカーボン膜の所定の位置に、赤・緑・青色を
表現する各色の蛍光体ストライプを形成させた後、その
蛍光体ストライプの表面を平滑化させるための中間膜を
形成する。その後、さらに、この中間膜の内側に、10
-4〜10-5Torr(10-2〜10-3Pa)程度の圧力
下でアルミニウムを真空蒸着して、メタルバックと呼ば
れる導電膜を形成した後、この導電膜上に、熱吸収膜を
形成する。この熱吸収膜は、メタルバックに近接して配
置される色選別電極が、電子ビームで加熱されることに
よって生じる熱放射を吸収し、メタルバック内面から色
選別電極への輻射・反射を抑えるよう作用するので、色
選別電極の熱膨張が軽減される。
【0003】図3は、カラー陰極線管について、そのパ
ネル内面に形成される被膜の状態を説明するための略断
面図である。図の符号において、1はパネル、2は蛍光
体、3は導電膜、4は熱吸収膜を示す。
ネル内面に形成される被膜の状態を説明するための略断
面図である。図の符号において、1はパネル、2は蛍光
体、3は導電膜、4は熱吸収膜を示す。
【0004】この図3に略断面図で示すように、カラー
陰極線管では、パネル1の内面に蛍光体2を形成し、こ
の蛍光体2の内側を覆うように、アルミニウムの真空蒸
着で形成された導電膜(メタルバック)3が設けられて
いる。さらに、この導電膜3の内側を覆うように、熱吸
収膜4が形成されている。なお、この図3には理解を容
易にするために、単に蛍光体2として示したが、実際の
製造工程では、パネル1の内面のカーボン膜の所定の位
置に、赤・緑・青色を表現する各色の蛍光体ストライプ
を形成させた後、その蛍光体ストライプの表面を平滑化
させるための中間膜も設けられている。
陰極線管では、パネル1の内面に蛍光体2を形成し、こ
の蛍光体2の内側を覆うように、アルミニウムの真空蒸
着で形成された導電膜(メタルバック)3が設けられて
いる。さらに、この導電膜3の内側を覆うように、熱吸
収膜4が形成されている。なお、この図3には理解を容
易にするために、単に蛍光体2として示したが、実際の
製造工程では、パネル1の内面のカーボン膜の所定の位
置に、赤・緑・青色を表現する各色の蛍光体ストライプ
を形成させた後、その蛍光体ストライプの表面を平滑化
させるための中間膜も設けられている。
【0005】そして、この熱吸収膜4の形成方法として
は、例えばパネル内面にメタルバックを形成した後、真
空槽内を0.2〜1.3Torrに調節して真空蒸着を
行い、黒色金属被膜を形成する方法(特公昭62−47
341号公報)、あるいは、黒鉛を有機溶剤に溶かして
スプレーするとか、マンガンとアルミニウムを混合して
蒸着する方法(特公平7−18001号公報)等が従来
から知られている。このように、カラー陰極線管におい
ては、パネル内面に形成されたメタルバック(導電膜)
と、色選別電極とが対向して配置されているので、電子
ビームによる熱放射がパネル内面の導電膜によって色選
別電極に反射され、色選別電極が熱膨張することによっ
てランディングにズレが生じる、という現象があり、こ
のズレを軽減するために、メタルバックの内面に熱吸収
膜が設けられている。
は、例えばパネル内面にメタルバックを形成した後、真
空槽内を0.2〜1.3Torrに調節して真空蒸着を
行い、黒色金属被膜を形成する方法(特公昭62−47
341号公報)、あるいは、黒鉛を有機溶剤に溶かして
スプレーするとか、マンガンとアルミニウムを混合して
蒸着する方法(特公平7−18001号公報)等が従来
から知られている。このように、カラー陰極線管におい
ては、パネル内面に形成されたメタルバック(導電膜)
と、色選別電極とが対向して配置されているので、電子
ビームによる熱放射がパネル内面の導電膜によって色選
別電極に反射され、色選別電極が熱膨張することによっ
てランディングにズレが生じる、という現象があり、こ
のズレを軽減するために、メタルバックの内面に熱吸収
膜が設けられている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】先の従来の技術で説明
したように、カラー陰極線管においては、電子ビームで
加熱されることによって色選別電極から生じる熱放射を
吸収し、導電膜(メタルバック)3内面から色選別電極
への輻射・反射を抑制してランディングのズレを防止す
るために、導電膜3の内側に熱吸収膜4が設けられてい
る。また、この熱吸収膜4の形成方法として、10-1〜
10-2Torrの低真空でアルミニウムを蒸着させる方
法が知られている。しかし、この低真空でアルミニウム
を蒸着させる方法では、蒸着装置が汚染されやすい上
に、形成される黒色アルミニウム膜にもバラつきが大き
いため、一定の膜を得ることが困難である、という問題
がある。
したように、カラー陰極線管においては、電子ビームで
加熱されることによって色選別電極から生じる熱放射を
吸収し、導電膜(メタルバック)3内面から色選別電極
への輻射・反射を抑制してランディングのズレを防止す
るために、導電膜3の内側に熱吸収膜4が設けられてい
る。また、この熱吸収膜4の形成方法として、10-1〜
10-2Torrの低真空でアルミニウムを蒸着させる方
法が知られている。しかし、この低真空でアルミニウム
を蒸着させる方法では、蒸着装置が汚染されやすい上
に、形成される黒色アルミニウム膜にもバラつきが大き
いため、一定の膜を得ることが困難である、という問題
がある。
【0007】また、黒鉛を有機溶剤に溶かしてスプレー
する方法も知られている。この黒鉛を有機溶剤に溶かし
てスプレーする方法の場合には、黒鉛膜が剥離しやすい
ので、良質な膜を得ることが難しく、また黒鉛膜はガス
吸着性が大きく、真空中でガスを放出しやすいことから
も、高真空度を維持する必要のあるカラー陰極線管に
は、必ずしも十分ではない。この発明では、パネル内面
の熱反射率が低く、しかも、緻密な熱吸収膜の形成が可
能なカラー陰極線管の製造方法を提供することを課題と
する。
する方法も知られている。この黒鉛を有機溶剤に溶かし
てスプレーする方法の場合には、黒鉛膜が剥離しやすい
ので、良質な膜を得ることが難しく、また黒鉛膜はガス
吸着性が大きく、真空中でガスを放出しやすいことから
も、高真空度を維持する必要のあるカラー陰極線管に
は、必ずしも十分ではない。この発明では、パネル内面
の熱反射率が低く、しかも、緻密な熱吸収膜の形成が可
能なカラー陰極線管の製造方法を提供することを課題と
する。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明では、蛍
光体を覆う導電反射膜を有するパネル内面に、導電反射
膜を覆う熱吸収用の被膜を形成するパネルの製造工程に
おいて、真空蒸着槽内部に窒素を注入する手段と、アル
ミニウムを加熱する手段とを設け、導電反射膜が形成さ
れたパネルの内面をセットした状態で、真空蒸着槽内部
を排気した後、窒素を注入して窒素を含むガスによる全
圧を0.1〜数Torr(10〜数100Pa)の一定
圧に保持し、真空蒸着槽内でグロー放電を行うと同時
に、放電中にアルミニウムを加熱蒸着することにより、
アルミニウム蒸気と窒素とを反応させて熱吸収膜を形成
している。
光体を覆う導電反射膜を有するパネル内面に、導電反射
膜を覆う熱吸収用の被膜を形成するパネルの製造工程に
おいて、真空蒸着槽内部に窒素を注入する手段と、アル
ミニウムを加熱する手段とを設け、導電反射膜が形成さ
れたパネルの内面をセットした状態で、真空蒸着槽内部
を排気した後、窒素を注入して窒素を含むガスによる全
圧を0.1〜数Torr(10〜数100Pa)の一定
圧に保持し、真空蒸着槽内でグロー放電を行うと同時
に、放電中にアルミニウムを加熱蒸着することにより、
アルミニウム蒸気と窒素とを反応させて熱吸収膜を形成
している。
【0009】請求項2の発明では、請求項1のカラー陰
極線管の製造方法において、グロー放電の電極として、
蛍光体を覆う導電反射膜を使用する。
極線管の製造方法において、グロー放電の電極として、
蛍光体を覆う導電反射膜を使用する。
【0010】請求項3の発明では、請求項1のカラー陰
極線管の製造方法において、パネル内面付近にスリット
状の電極を配設して、グロー放電を行う。
極線管の製造方法において、パネル内面付近にスリット
状の電極を配設して、グロー放電を行う。
【0011】
【発明の実施の形態】この出願の発明者らは、熱吸収用
の導電反射膜の形成工程において、窒素ガス中でアルミ
ニウムの加熱蒸着を行っても、所望のアルミニウムの窒
化膜が得られないため、条件を種々に変えながら多くの
実験を繰り返えした結果、窒素ガス中でグロー放電を行
い、その雰囲気中でアルミニウムの蒸着を行えば、窒素
とアルミニウムとの反応性を高め、灰色の熱吸収膜を形
成させることができる、という現象を確認した。この発
明では、このような実験結果に基いて、真空蒸着槽に導
電反射膜が形成されたパネルの内面を載置した状態で、
真空蒸着槽内部を排気した後、窒素を注入して真空蒸着
槽内の窒素を含むガスによる全圧を0.1〜数Torr
(10〜数100Pa)の一定圧に保持し、真空蒸着槽
内でグロー放電を行うと同時に、放電中にアルミニウム
を加熱蒸着することにより、アルミニウム蒸気と窒素と
を反応させて熱吸収膜を形成させる点に特徴を有してい
る。
の導電反射膜の形成工程において、窒素ガス中でアルミ
ニウムの加熱蒸着を行っても、所望のアルミニウムの窒
化膜が得られないため、条件を種々に変えながら多くの
実験を繰り返えした結果、窒素ガス中でグロー放電を行
い、その雰囲気中でアルミニウムの蒸着を行えば、窒素
とアルミニウムとの反応性を高め、灰色の熱吸収膜を形
成させることができる、という現象を確認した。この発
明では、このような実験結果に基いて、真空蒸着槽に導
電反射膜が形成されたパネルの内面を載置した状態で、
真空蒸着槽内部を排気した後、窒素を注入して真空蒸着
槽内の窒素を含むガスによる全圧を0.1〜数Torr
(10〜数100Pa)の一定圧に保持し、真空蒸着槽
内でグロー放電を行うと同時に、放電中にアルミニウム
を加熱蒸着することにより、アルミニウム蒸気と窒素と
を反応させて熱吸収膜を形成させる点に特徴を有してい
る。
【0012】図1は、この発明のカラー陰極線管の製造
方法を実施するために使用する真空蒸着装置について、
その要部構成の一例を示す略断面図である。図における
符号は図3と同様であり、11は真空槽、12はヒー
タ、13はパネル台、14はスリット状電極、15は電
源を示す。
方法を実施するために使用する真空蒸着装置について、
その要部構成の一例を示す略断面図である。図における
符号は図3と同様であり、11は真空槽、12はヒー
タ、13はパネル台、14はスリット状電極、15は電
源を示す。
【0013】この真空蒸着装置は、次のような構成であ
る。真空槽11内には、板面に一定の間隔でスリットを
設けたスリット状電極14が、導電膜3と対向するよう
に設置されている。また、外部から高電圧を供給するた
めの電源15が接続されている。真空槽11内は、この
真空槽11に接続された図示しない油回転ポンプと油拡
散ポンプによって排気される。次に、パネルの製造工程
について、その作業手順を述べる。まず、熱吸収膜形成
用のアルミニウムをヒータ12上に乗せ、メタルバック
工程(導電反射膜の形成工程)まで終了したパネル1を
パネル台13に乗せる。
る。真空槽11内には、板面に一定の間隔でスリットを
設けたスリット状電極14が、導電膜3と対向するよう
に設置されている。また、外部から高電圧を供給するた
めの電源15が接続されている。真空槽11内は、この
真空槽11に接続された図示しない油回転ポンプと油拡
散ポンプによって排気される。次に、パネルの製造工程
について、その作業手順を述べる。まず、熱吸収膜形成
用のアルミニウムをヒータ12上に乗せ、メタルバック
工程(導電反射膜の形成工程)まで終了したパネル1を
パネル台13に乗せる。
【0014】その後、真空槽11内の排気を行い、10
-4〜10-5Torr(10-2〜10-3Pa)程度になっ
たとき、油回転ポンプに切り替えて、窒素ガスを真空槽
11内に導入する。真空槽11内の全圧を0.1〜数T
orr(10〜数100Pa)で一定の値に保ちなが
ら、スリット状電極14と導電膜3とに電圧を印加して
グロー放電を生じさせる(請求項2の発明)。この雰囲
気中で、ヒータ12を外部電源から通電して、アルミニ
ウムを加熱蒸着することにより、パネル1内面に形成さ
れた導電反射膜(導電膜3)の内側に、窒素と反応した
アルミニウムの被膜が形成される(請求項1の発明)。
先の図1では、導電膜3を電極として使用して、グロー
放電を生じさせる場合を説明したが、一対のスリット状
電極を使用してグロー放電を行ってもよい。
-4〜10-5Torr(10-2〜10-3Pa)程度になっ
たとき、油回転ポンプに切り替えて、窒素ガスを真空槽
11内に導入する。真空槽11内の全圧を0.1〜数T
orr(10〜数100Pa)で一定の値に保ちなが
ら、スリット状電極14と導電膜3とに電圧を印加して
グロー放電を生じさせる(請求項2の発明)。この雰囲
気中で、ヒータ12を外部電源から通電して、アルミニ
ウムを加熱蒸着することにより、パネル1内面に形成さ
れた導電反射膜(導電膜3)の内側に、窒素と反応した
アルミニウムの被膜が形成される(請求項1の発明)。
先の図1では、導電膜3を電極として使用して、グロー
放電を生じさせる場合を説明したが、一対のスリット状
電極を使用してグロー放電を行ってもよい。
【0015】図2は、この発明のカラー陰極線管の製造
方法を実施するために使用する真空蒸着装置について、
その他の要部構成の一例を示す略断面図である。図にお
ける符号は図1と同様であり、16は一対のスリット状
電極を示す。
方法を実施するために使用する真空蒸着装置について、
その他の要部構成の一例を示す略断面図である。図にお
ける符号は図1と同様であり、16は一対のスリット状
電極を示す。
【0016】この図2に示した真空蒸着装置は、先の図
1のスリット状電極14の代りに、スリット状電極16
が対になって設置されている点が異なっている。このよ
うに、一対のスリット状電極21に電圧を印加してグロ
ー放電を発生させ、その中でアルミニウムを加熱蒸着す
ることによって、窒素と反応したアルミニウムの被膜が
形成される(請求項3の発明)。その他の構成と作業手
順は、先の図1と同様である。
1のスリット状電極14の代りに、スリット状電極16
が対になって設置されている点が異なっている。このよ
うに、一対のスリット状電極21に電圧を印加してグロ
ー放電を発生させ、その中でアルミニウムを加熱蒸着す
ることによって、窒素と反応したアルミニウムの被膜が
形成される(請求項3の発明)。その他の構成と作業手
順は、先の図1と同様である。
【0017】
【発明の効果】請求項1のカラー陰極線管の製造方法で
は、アルミニウムの導電膜上に熱吸収膜となる窒化され
たアルミニウムを蒸着するようにしている。したがっ
て、パネル内面の導電反射膜による熱反射率が低く、緻
密な熱吸収膜を形成させることができる。しかも、従来
の方法に比べて、安定した熱吸収膜を形成することがで
きる。
は、アルミニウムの導電膜上に熱吸収膜となる窒化され
たアルミニウムを蒸着するようにしている。したがっ
て、パネル内面の導電反射膜による熱反射率が低く、緻
密な熱吸収膜を形成させることができる。しかも、従来
の方法に比べて、安定した熱吸収膜を形成することがで
きる。
【0018】請求項2のカラー陰極線管の製造方法で
は、請求項1の製造方法において、グロー放電の電極と
して、蛍光体を覆う導電反射膜を使用している。したが
って、請求項1の製造方法と同様の効果が得られる。
は、請求項1の製造方法において、グロー放電の電極と
して、蛍光体を覆う導電反射膜を使用している。したが
って、請求項1の製造方法と同様の効果が得られる。
【0019】請求項3のカラー陰極線管の製造方法で
は、請求項1の製造方法において、パネル内面付近にス
リット状の電極を配設し、グロー放電を行う。したがっ
て、請求項1の製造方法と同様の効果が得られる。
は、請求項1の製造方法において、パネル内面付近にス
リット状の電極を配設し、グロー放電を行う。したがっ
て、請求項1の製造方法と同様の効果が得られる。
【図1】この発明のカラー陰極線管の製造方法を実施す
るために使用する真空蒸着装置について、その要部構成
の一例を示す略断面図である。
るために使用する真空蒸着装置について、その要部構成
の一例を示す略断面図である。
【図2】この発明のカラー陰極線管の製造方法を実施す
るために使用する真空蒸着装置について、その他の要部
構成の一例を示す略断面図である。
るために使用する真空蒸着装置について、その他の要部
構成の一例を示す略断面図である。
【図3】カラー陰極線管について、そのパネル内面に形
成される被膜の状態を説明するための略断面図である。
成される被膜の状態を説明するための略断面図である。
1はパネル、2は蛍光体、3は導電膜、4は熱吸収膜、
図における符号は図3と同様であり、11は真空槽、1
2はヒータ、13はパネル台、14はスリット状電極、
15は電源、16は一対のスリット状電極
図における符号は図3と同様であり、11は真空槽、1
2はヒータ、13はパネル台、14はスリット状電極、
15は電源、16は一対のスリット状電極
Claims (3)
- 【請求項1】 カラー陰極線管のパネル内面に形成され
た蛍光体を覆う導電反射膜を有するパネル内面に、前記
導電反射膜を覆う熱吸収用の被膜を形成するパネルの製
造工程において、 真空蒸着槽内部に窒素を注入する手段と、アルミニウム
を加熱する手段とを備えた真空蒸着槽に、前記導電反射
膜が形成されたパネルの内面を載置した状態で、真空蒸
着槽内部を排気した後、窒素を注入して真空蒸着槽内の
窒素を含むガスによる全圧を0.1〜数Torr(10
〜数100Pa)の一定圧に保持し、真空蒸着槽内でグ
ロー放電を行うと同時に、放電中にアルミニウムを加熱
蒸着することにより、アルミニウム蒸気と窒素とを反応
させて熱吸収膜を形成することを特徴とするカラー陰極
線管の製造方法。 - 【請求項2】 グロー放電の電極として、蛍光体を覆う
導電反射膜を使用することを特徴とする上記請求項1記
載のカラー陰極線管の製造方法。 - 【請求項3】 パネル内面付近にスリット状の電極を配
設して、グロー放電を行うことを特徴とする上記請求項
1記載のカラー陰極線管の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15145297A JPH113654A (ja) | 1997-06-10 | 1997-06-10 | カラー陰極線管の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15145297A JPH113654A (ja) | 1997-06-10 | 1997-06-10 | カラー陰極線管の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH113654A true JPH113654A (ja) | 1999-01-06 |
Family
ID=15518898
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15145297A Pending JPH113654A (ja) | 1997-06-10 | 1997-06-10 | カラー陰極線管の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH113654A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101022948B1 (ko) | 2008-11-27 | 2011-03-16 | 주식회사 엘지실트론 | 단결정 냉각관 및 이를 이용한 단결정 제조장치 |
| US11612694B2 (en) | 2017-07-21 | 2023-03-28 | Becton Dickinson France | Assisted injection device for injecting a composition contained in a medical container with reduced efforts |
-
1997
- 1997-06-10 JP JP15145297A patent/JPH113654A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101022948B1 (ko) | 2008-11-27 | 2011-03-16 | 주식회사 엘지실트론 | 단결정 냉각관 및 이를 이용한 단결정 제조장치 |
| US11612694B2 (en) | 2017-07-21 | 2023-03-28 | Becton Dickinson France | Assisted injection device for injecting a composition contained in a medical container with reduced efforts |
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