JPH1136630A - 住 宅 - Google Patents

住 宅

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JPH1136630A
JPH1136630A JP19888297A JP19888297A JPH1136630A JP H1136630 A JPH1136630 A JP H1136630A JP 19888297 A JP19888297 A JP 19888297A JP 19888297 A JP19888297 A JP 19888297A JP H1136630 A JPH1136630 A JP H1136630A
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JP
Japan
Prior art keywords
area
floor
room
bedroom
entrance
Prior art date
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Pending
Application number
JP19888297A
Other languages
English (en)
Inventor
Mikio Monya
幹男 紋谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Misawa Homes Co Ltd
Original Assignee
Misawa Homes Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH1136630A publication Critical patent/JPH1136630A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 多世帯住宅において各世帯が一つの居間及び
食堂を共用する場合に、各世帯間でのプライバシーを確
保することを可能とする。 【解決手段】 住宅1の一階部分は、正面側の中央に玄
関2が配置され、該玄関の奥に玄関ホール14が配置さ
れている。そして、玄関ホール14から住宅1の背面側
まで廊下15を配置し、玄関2、玄関ホール14及び廊
下15により一階を左右に分断するようになっている。
上述のように左右に分断された一階の左側は、例えば、
親夫婦の住む領域とされ、親夫婦の寝室16等とトイ
レ、浴室等の水廻り空間が設けられている。また、住宅
1の一階の右側には、リビング・ダイニング33が設け
られている。従って、寝室16とリビング・ダイニング
33との行き来には、玄関ホール14や廊下15を通る
必要がある。また、二階には、親夫婦の子である子夫婦
とその子供が住むようになっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、多世帯が居住可能
な住宅に関する。
【0002】
【背景の技術】一般に、多世帯住宅においては、例え
ば、一階に、一組の親夫婦が居住し、二階に上記夫婦の
子である一組の子夫婦と、この子夫婦の子供とが居住す
る場合が多い。そして、住宅の床面積にゆとりがあれ
ば、一階に、親夫婦用の寝室と、リビング・ダイニング
(居間・食堂)と、キッチン(台所)と、トイレ、洗面
室及び浴室からなる水廻り領域とを設け、二階に、子供
夫婦の寝室、子供部屋、リビング・ダイニングと、キッ
チンと、水廻り領域とを設けることができる。
【0003】すなわち、住宅の建坪が広ければ、一階と
二階とでそれぞれ別個に独立して生活することが可能な
設備を設けることができる。さらに、二階にも外階段等
により玄関を設けるものとすれば、一階と二階との間
で、集合住宅と同様のプライバシーを確保することがで
きる。しかし、上述のような住宅では、一階の居住者
と、二階の居住者とが顔を合わせる機会が少なくなり、
一階の居住者と二階の居住者との関係が疎遠になる可能
性がある。
【0004】また、上述のような住宅を建てるには、広
い敷地が必要となるとともに高い建設費が必要となり、
コスト的に上述のような住宅を建てることが難しい。従
って、より一般的な住宅、すなわち、比較的建坪が狭い
住宅では、一階の居住者が親夫婦二人だけなので、一階
に、親夫婦の寝室と、住宅の居住者全員が共用するリビ
ング・ダイニングと、キッチンと、水廻り領域とを配置
し、子供がいる分だけ居住者が多い二階に、子夫婦の寝
室と、子夫婦の子供の寝室となる子供部屋を配置するこ
とが多い。
【0005】このような住宅では、集合住宅と同様のプ
ライバシーを確保することはできないが、リビング・ダ
イニング等において、一階の居住者と二階の居住者とが
顔を合わせる機会が多いとともに、食事を一緒にする機
会も増えることになり、一階の居住者と二階の居住者と
の関係が親密なものとなる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、一階に住宅
の居住者全員が共用するリビング・ダイニングや水廻り
領域等が配置されている場合には、一階に、二階の居住
者が長い時間滞在することが多くなり、一階の居住者の
プライバシーを確保することが難しくなる。特に、通路
としてしか使えない廊下の面積を減らして居室スペース
や収納スペースを増やすように、一階のスペースの有効
利用を図った場合には、一階の居住者のプライバシーを
確保することが困難である。
【0007】すなわち、一階のスペースの有効利用を図
った場合には、通路としてしか使えない廊下の面積を減
らして居室スペースや収納スペースを増やすために、リ
ビング.ダイニングに一階の寝室を隣接させるととも
に、リビングダイニングと一階の寝室とを仕切る壁に寝
室の入出口を配置した構成とし、さらに、リビング・ダ
イニングにキッチンや、トイレ、洗面室及び浴室からな
る水廻り領域を隣接させるとともに、リビング・ダイニ
ングの近傍に玄関、二階への階段を配置するようにして
いる。そして、寝室から玄関や、水廻り領域や、キッチ
ンへの移動に際してリビング・ダイニングを通路として
用いるようになっている。
【0008】このような構成となっていると、一階の寝
室の居住者は、外出等の玄関の使用、水廻り領域の使
用、キッチンの使用に際して、必ずリビング・ダイニン
グを通ることになり、リビング・ダイニングに二階の居
住者が居る場合に、上述の行動の全てを二階の居住者に
見られてしまうことになる。また、一階の寝室とリビン
グ・ダイニングとが隣接しているとともに、一階の寝室
の入出口がリビング・ダイニングに臨んでいるので、リ
ビング・ダイニングから寝室に音や人の気配が伝わり、
寝室でくつろげない。また、上述のような住宅では、リ
ビング・ダイニングで二階の居住者だけで食事をしよう
とした場合に、一階の居住者が、水廻り領域の使用や、
外出、帰宅等の玄関の使用の際に、リビング・ダイニン
グを通過することになり、落ちついて食事ができない。
【0009】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、例えば、一階と二階とにそれぞれ寝室を有する
とともに、一階に一階と二階との居住者が共用するリビ
ングダイニングを有するような多世帯住宅において、一
階の居住者と二階の居住者との間でのプライバシーを確
保することを可能とする住宅を提供することを目的とす
るものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
住宅は、例えば、図5に示すように、一階と二階以上の
階とにそれぞれ寝室16が設けられた少なくとも二階建
て以上のものであり、一階と二階とのうちの一方の階に
は、寝室16を含む寝室領域Cと、食堂33bや居間3
3aを有する共用居室領域E(リビング・ダイニング3
3)と、少なくともトイレ31及び浴室29を有する水
廻り領域Dと、外部からの入出用の玄関領域Aと、これ
ら寝室領域C、共用居室領域E、水廻り領域D及び玄関
領域Aのそれぞれに入出可能に隣接する一つの通路領域
Bとを備え、上記寝室領域Cと、上記共用居室領域E、
水廻り領域D及び玄関領域Aとの間は、上記通路領域B
を通ることによってのみ行き来可能となっていることを
上記課題の解決手段とした。
【0011】上記構成によれば、寝室領域Cと、共用居
室領域E、水廻り領域D及び玄関領域Aとの間は、上記
通路領域Bを通ることによってのみ行き来可能となって
いるので、例えば、このような配置の階を一階とした場
合に、一階の寝室領域Cに居住する居住者は、居間33
aや食堂33bである共用居室領域Eを通ることなく、
通路領域Bを通ることにより、水廻り領域D及び玄関領
域Aに行くことができる。
【0012】従って、一階の寝室領域Cの居住者は、二
階の居住者が一階のリビング・ダイニング33等を含む
共用居室領域Eにいる場合でも、共用居室領域Eを通ら
ずに通路領域Bを通って、玄関領域A、水廻り領域Dに
行くことができるので、二階の居住者を気にすることな
く、外出や帰宅等の玄関領域Aの使用と、水廻り領域D
の使用とを行うことができる。また、寝室領域Cと共用
居室領域Eとが、たとえ隣接しているものとしても、寝
室領域Cと共用居室領域Eとの間に、寝室領域Cから直
接共用居室領域Eに行ける入出口が設けられないので、
上述のような入出口を設けた場合よりも寝室領域Cと共
用居室領域Eとの間の防音性を向上できる。
【0013】また、一階の寝室領域Cの居住者は、上述
のように、共用居室領域Eを通らずに通路領域Bを通っ
て、玄関領域A、水廻り領域Dに行くことができるの
で、共用居室領域Eで二階の居住者だけで食事をするよ
うな場合に、一階の寝室領域Cの居住者が水廻り領域D
の使用や、外出や帰宅のために共用居室領域Eを通路と
して用いることがなく、落ちついて食事ができる。すな
わち、一階の居住者と二階の居住者とが共用するリビン
グ・ダイニング33のような共用居室領域Eにおいて
も、一階の居住者と二階の居住者との間でプライバシー
をある程度確保することができ、一階の居住者と二階の
居住者との間に精神的に必要な間隔をあけることができ
る。
【0014】なお、一階と二階とのうちの一方の階と
は、基本的に一階であり、一階に、寝室領域C、共用居
室領域E、水廻り領域D、玄関領域A及び通路領域Bを
配置するものであるが、これらを二階に配置するものと
しても良い。また、寝室16を含む寝室領域Cとは、基
本的に寝室16であるが、例えば、寝室16に隣接する
書斎や、ウォークインクローゼットを含むものとしても
良いし、多用途に用いられる和室を寝室としても良い。
また、上記寝室16の居住者が主に使う部屋(和室2
1)が寝室16に隣接している場合には、上記部屋21
も寝室領域Cに含まれるものとしても良く、寝室16に
隣接して該寝室16の居住者専用の居間や茶の間を設
け、これを寝室領域Cに含まれるものとしても良い。す
なわち、寝室領域Cとは、寝室16だけの領域か、もし
くは、寝室16と、該寝室16で就寝する者が主に使用
する居室21とを含む領域であり、さらに収納スペース
等を含むものとしても良い領域である。
【0015】また、上記食堂33bや居間33aを有す
る共用居室領域Eとは、基本的に寝室16以外の居室
で、飲食を行うことが可能な居室を有する領域であり、
食堂33bや、居間33aや、これらを合わせたリビン
グ・ダイニング33や、居間33aと兼用の食堂33b
などであり、住宅1の居住者の略全員が共用する居室で
ある。上記水廻り領域Dとは、給水及び配水設備を有し
て基本的に水が使われる領域であり、トイレ31及び浴
室29を有するものであるが、例えば、トイレ31と浴
室29の他に洗面室30を有するものとしても良いし、
場合によっては、キッチン34を含むものでも良いが、
例えば、トイレ31、洗面室30及び浴室29とからな
る水廻り領域Dの外にキッチン34があるものとしても
良い。
【0016】上記玄関領域Aとは、基本的に玄関扉等の
玄関2の開閉部材がある部分であるが、開閉部材の内側
の土間10や、上がり框11があれば、これらの部分を
含むものである。上記通路領域Bとは、ここでは基本的
に玄関領域Aにつながる廊下15であるが、廊下15に
つながって玄関ホール14のように廊下15を拡げたよ
うなスペースがある場合には、上記スペースを含むもの
としても良い。また、上記寝室領域Cと、上記共用居室
領域E、水廻り領域D及び玄関領域Aとの間は、上記通
路領域Bを通ることによってのみ行き来可能となってい
るとしたが、通路領域Bを通らずに、住宅1の外側を回
って上記寝室領域Cと、上記共用居室領域E、水廻り領
域D及び玄関領域Aとの間を行き来できるようになって
いても良い。
【0017】本発明の請求項2記載の住宅は、上記通路
領域Bにおいて、上記寝室領域Cの入出口と上記水廻り
領域Dの入出口とが近接して配置されていることを上記
課題の解決手段とした。上記構成によれば、寝室領域C
と水廻り領域Dとの間を行き来するのに通路領域Bを通
らなければならず、上記寝室領域Cに高齢者が居住する
ような場合に、水廻り領域Dのトイレ31等への行き来
が不便になる可能性があるが、上述のように、通路領域
Bにおいて、寝室領域Cの入出口と水廻り領域Dの入出
口とが極めて近接して配置されていれば、寝室領域Cと
トイレ31との行き来を容易なものとすることができ
る。
【0018】なお、上記寝室領域Cに複数の入出口を設
け、そのうちの一つの入出口が水廻り領域Dの入出口と
極めて近接して配置されているものとしても良い。この
ようにすれば、寝室領域Cの入出口と水廻り領域Dの入
出口とを近接させることにより、寝室領域Cと水廻り領
域D以外の領域との行き来が不便になるようなことがな
い。また、寝室領域Cの入出口と水廻り領域Dの入出口
とを近接させるためには、寝室領域Cと水廻り領域Dと
が隣接していることが好ましい。
【0019】本発明の請求項3記載の住宅は、上記共用
居室領域Eに一階と二階との間の昇降用階段36が設け
られていることを上記課題の解決手段とした。上記構成
によれば、例えば、一階に共用居室領域Eを設けた場合
に、二階から階段36を降りるだけで共用居室領域Eに
入ることができ、一階にある共用居室領域Eを二階の居
住者が容易に用いることができる。
【0020】すなわち、一階にある共用居室領域Eは、
一階の居住者に取っては使い易いが、二階の居住者にと
っては使いずらいものであり、一階の居住者だけが主に
使用するような事態になる可能性があるが、二階の居住
者が階段を降りるだけで共用居室領域Eに入れるように
すれば、二階の居住者にとっても共用居室領域Eを使い
易いものとし、一階の居住者と二階の居住者とが略同等
に一階の共用居室領域Eを用いることができる。
【0021】なお、上述のように一階の共用居室領域E
を一階の居住者と二階の居住者とが略同等に用いられる
ようにすると、相対的に一階の居住者だけが主に使用で
きるスペースが減少することになるので、一階の寝室領
域Cに一階の居住者専用の居間として用いられるような
部屋(和室21)を設けても良い。また、共用居室領域
Eに昇降用階段を設けるというのは、階段36を降りた
際もしくは登った際に、ドア等の開口を通ることなく、
共用居室領域E内の居間33aや食堂33bに入れる状
態で昇降用階段36を設けることであり、例えば、リビ
ング・ダイニング33に階段36が隣接しているような
状態でも良く、この場合には、リビング・ダイニング3
3に隣接する階段36までが共用居室領域Eに含まれる
ものとする。
【0022】本発明の請求項4記載の住宅は、上記共用
居室領域Eに隣接するとともに、上記共用居室領域Eか
ら入出可能に台所(キッチン34)が設けられ、かつ、
上記台所34に近接するとともに、上記台所34から容
易に入出可能に上記水廻り領域Dが配置されていること
を上記課題の解決手段とした。上記構成によれば、上記
台所34に近接するとともに、上記台所34から容易に
入出可能に上記水廻り領域Dが配置されているので、家
事をする者が、台所34での炊事と、水廻り領域Dでの
入浴の準備や洗濯とを同時に行う場合に、台所34と水
廻り領域Dとを容易に行き来できる。
【0023】また、上述のように、寝室領域Cの入出口
と水廻り領域Dの入出口とが極めて近接して配置されて
いる場合に、上記台所34から容易に入出可能に上記水
廻り領域Dが配置されていれば、寝室領域Cから水廻り
領域Dに容易に行き来できるとともに、水廻り領域Dか
ら容易に台所34に行き来できるので、相対的に寝室領
域Cから台所34に容易に行き来できることになり、寝
室領域Cから容易に台所34を用いることができる。従
って、例えば、台所34で調理した食事を寝室領域Cに
容易に運ぶことができるので、寝室領域Cの居住者が寝
室領域C内で容易に食事をすることができる。すなわ
ち、一階の居住者は、寝室領域Cで容易に食事をするこ
とができるので、二階の居住者が居る可能性が高い共用
居室領域Eで二階の居住者を気にしながら食事を取らな
くても良い。
【0024】本発明の請求項5記載の住宅は、例えば、
図6に示すように、一階と二階とのうちの他方の階に
は、寝室40と、トイレ50及び少なくともシャワーを
備えた浴室(シャワールーム49)とが設けられている
ことを上記課題の解決手段とした。上記構成によれば、
他方の階を、例えば、二階とした場合に、二階の居住者
が、トイレ50や浴室49の使用に際して、一階まで降
りる必要がないので、二階の居住者の生活が便利になる
とともに、一階の居住者と二階の居住者とが一階の水廻
り領域Dにおいて、トイレ31や浴室29の使用のため
に顔を合わせるようなことが少なくなり、浴室49及び
トイレ50といった極めてプライベートな空間における
一階の居住者と二階の居住者との間のプライバシー性の
向上を図ることができる。
【0025】なお、少なくともシャワーを備えた浴室4
9とは、浴槽がないシャワールームであっても良く、浴
室49を浴槽がないシャワールームとすれば、狭い場所
にも浴室49を設けることができる。また、トイレ50
や浴室49の他にも洗面室48を設けるものとすれば、
洗面室49を脱衣用もしくは洗濯用のスペースとして用
いることができる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態の一
例を図面を参照して説明する。図1から図4は住宅の外
観を示すものであり、図5は住宅の一階の間取りを示
し、図6は住宅の二階の間取りを示すものである。図1
から図4に示すように、この一例の住宅1は間口が約1
3メートル、奥行きが約11メートルで、外観が和風仕
様の2階建てのものであり、略南側に正面が来るように
配置されているものである。
【0027】そして、1階には、前記住宅1の南側中央
に玄関2が配設され、この玄関2は開閉部材として格子
模様の引き戸を有し、その正面側にはポーチ3が配置さ
れている。また、ポーチ3上は、住宅1の正面側に張り
出した状態の下屋4により覆われた状態となっている。
また、住宅の二階の正面側には、ルーフバルコニー5が
設けられている。
【0028】また、上述のように住宅1の二階の正面側
には、ルーフバルコニー5が設けられ、住宅1の左側面
側及び背面側には下屋6、7が設けられており、一階の
床面積に対して二階の床面積が小さくなっており、後述
するように二階に吹き抜けで床が無い部分もあることか
ら、二階の床面積が一階の床面積の半分より僅かに多い
程度となっている。そして、上述のように、住宅1の正
面側のポーチ3上の下屋4と、左側面側の下屋6と背面
側の下屋7とが一体となっており、これら下屋4、6、
7が変形した寄棟屋根の上部及び右側部を切り取った形
状となっており、住宅の右側面を除く周囲が下屋4、
6、7に囲まれた形状となっている。
【0029】また、二階の屋根8は、基本的に寄棟屋根
8aであるが、図1に示すように、寄棟屋根8aの正面
視して左側に寄棟屋根8aの棟線に直交するように棟線
が配置された切妻屋根8bが配置されている。そして、
切妻屋根8bは、寄棟屋根8aの上部において、寄棟屋
根8aの左半分を占めるように配置されるとともに、切
妻屋根8bの方が寄棟屋根8aより少し高くなるように
なっている。従って、屋根8の形状は、寄棟屋根8aの
屋根面上にに切妻屋根8bの妻面が配置されており、変
形された入母屋状の形状を有するものとなっている。ま
た、切妻屋根8bの方が寄棟屋根8aより少し高くなっ
ていることにより、屋根裏空間が広くなり、屋根裏空間
を収納スペース等として使用できるようになっている。
【0030】そして、上記住宅1は、玄関2に、玄関ド
アではなく、格子模様の玄関引き戸を有する点、玄関2
の前のポーチ3の上が寄棟に近い形状を有する下屋4に
覆われている点、一階に比べて二階がかなり狭くされ、
住宅1の右側面を除く部分が全体として寄棟に近い形状
を有する一体の下屋4、6、7に囲まれている点。屋根
8が変形入母屋状となっている点から上述のように外観
として和風となっている。また、上述のように、一階に
比べて二階がかなり狭くされ、かつ、住宅1の右側面を
除く部分が全体として寄棟に近い形状を有する一体の下
屋4、6、7に囲まれていることから、極めて重厚感を
有する和風様住宅となっている。
【0031】次に、住宅1の一階の間取りについて説明
する。図5に示すように、上記住宅1の南側中央に玄関
2が配設され、玄関2の外側には、上述のようにポーチ
3が配置され、玄関2の内側には玄関土間10が配置さ
れるとともに、玄関土間10の奥側側縁部に玄関框11
が配置されている。また、玄関土間10の左側縁部に下
駄箱等の玄関収納12が配置されるとともに、右側縁部
にベンチ状の台13が配置されている。そして、これら
の玄関2、玄関土間10及び玄関框11が玄関領域Aと
されている。そして、この玄関土間10の奥側に玄関ホ
ール14が配置され、該玄関ホール14から北側(正面
から背面)に向かって廊下15が住宅1の背面に至るま
で配置されている。
【0032】そして、玄関2、玄関土間13、玄関ホー
ル14、廊下15が、住宅1の一階部分を左右に分割す
るように配置され、玄関ホール14及び廊下15が、通
路領域Bとされ、該通路領域Bから玄関領域Aを含む後
述する住宅1の一階の各領域に行き来可能となってい
る。なお、通路領域Bには、後述する廊下32が含まれ
るものである。また、廊下15の後述する寝室16に対
応する部分の両脇には、物入れ等の収納スペースとなる
収納部17、18、19、20がそれぞれ配置されてい
る。なお、廊下15は、玄関ホール14と同じ幅の領域
の左右に収納部17、18、19、20と、寝室16の
クローゼット16aとを配置した残りの中央部分であ
る。
【0033】そして、前記玄関土間10及び玄関ホール
14の西側(正面視して向かって左側、以下、左右の説
明は正面視した場合のものとする)には、畳敷きの部屋
(和室)21が配置されており、一枚の戸襖(引き戸)
22の開閉によって玄関ホール14から出入り可能とな
っているとともに、二枚の引き違いの戸襖23の開閉に
よって隣接する寝室16に出入り可能となっている。ま
た、和室21の西側(左側)の側縁部には、正面側から
順に床の間24、小部屋25及び押入26が配置されて
おり、前記小部屋25は例えば、仏壇収納スペースとし
て使用できるものである。さらに、この和室21には南
側(正面側)に玄関2より張り出して配置されている広
縁27が設けられており、この広縁27の西側(左側)
には押入28が前記床の間24に隣接するように配置さ
れている。
【0034】そして、この和室43の北側(奥側)には
上述の寝室(洋室)16が配置されている。そして、寝
室16と和室21とを仕切る壁に上述の戸襖23により
開閉する開口が設けられている。そして、寝室16が一
階に居住する世帯の者、すなわち、一階居住者の寝室1
6とされ、上記和室21が一階居住者が主に使用する茶
の間となっていおり、寝室16及び和室21が一階居住
者用の寝室領域Cとなっている。なお、寝室領域Cに
は、上述のクローゼット16a、床の間24、小部屋2
5、押入26、広縁27及び押し入れ18が含まれるも
のである。
【0035】上記寝室16のの北側(奥側)で、かつ、
上記住宅1の北西角部(背面側の左側の角部)には浴室
29が配置され、この浴室29の東側(右側)に隣接し
て洗面所30が配置され、またこの洗面所30の北東側
にはトイレ31が配置されている。また、これら、浴室
29、洗面所30及びトイレ31は、略同じ左右幅を有
して、寝室16の奥側に左右に並んだ状態に配置される
とともに、トイレ31の奥行きが浴室20及び洗面所3
0の略半分とされ、かつ、トイレ31が、住宅の背面側
に接して配置されているので、トイレ31の前側が廊下
15に繋がる廊下32とされている。
【0036】従って、廊下15及び廊下32からなる通
路は、玄関ホール14から真っ直ぐに背面側に至るとと
もに、住宅1の奥側で左に折れた状態となっている。そ
して、廊下32に臨むようにトイレ32の扉と洗面室3
0の引き戸とが設けられており、廊下32からトイレ3
2及び洗面室30に出入りできるようになっているとと
もに、洗面室30から浴室29に出入りできるようにな
っている。
【0037】そして、これら浴室29、洗面室30及び
トイレ31が水廻り領域Dとなっている。なお、上記廊
下32は、水廻り領域Dに含まれるものとしても、上記
通路領域Bに含まれるものとしても良いが、ここでは、
通路領域Bに含まれるものとする。また、上記寝室16
には、上記廊下32に臨む部分にも引き戸16bが設け
られ、寝室16から容易に水廻り領域Dに行き来できる
ようになっている。なお、廊下32を水廻り領域Dに含
まれるものとすれば、寝室16を含む寝室領域Cから直
接水廻り領域Dに行けることになるが、ここでは、上記
廊下32を通路領域Bに含まれるものとしたので、寝室
領域Cから水廻り領域Dに行くのに通路領域Bを通るこ
とになる。
【0038】また、前記玄関領域A及び通路領域Bによ
り左右(東西)に分割された住宅1の東側(右側)に
は、その奥側を除く部分がリビング・ダイニング(居間
33a及び食堂33b)33とされ、該リビング・ダイ
ニング33の奥側の住宅1の背面に接する部分に、キッ
チン(台所)34が設けられている。上記リビング・ダ
イニング33は、その手前側(正面側)の部分が居間3
3aとして使用され、その奥側(背面側)の部分が台所
33bとして使用されるようになっている。
【0039】そして、リビング・ダイニング33には、
リビング・ダイニング33と玄関ホール14とを仕切る
壁の部分に引き戸35が配置され、リビング・ダイニン
グ33と玄関ホール14との間を行き来できるようにな
っている。そして、リビング・ダイニング33の食堂3
3b側の廊下15側には、二階と一階との昇降用の階段
36が設けられ、二階との行き来には、リビング・ダイ
ニング33を通らなければならないようになっている。
また、上記階段36の左側の食堂33b部分が二階の床
が無い吹き抜け構造となっている。なお、リビング・ダ
イニング33は、一階の居住者と二階の居住者とが共に
使用する共用居室領域Eとなっている。
【0040】また、リビング・ダイニング33のキッチ
ン34側には、開閉部材がない開口33cが設けられて
おり、リビング・ダイニング33とキッチン34との間
を行き来できるようになっている。また、キッチン34
には、システムキッチン34aが配置されるとともに、
図示しない食器棚(カップボード等)や、床下収納や、
換気扇等が配置され、さらに、冷蔵庫や洗濯機が配置さ
れるとともに、机としても使用できる作業台34bが配
置されている。なお、洗濯機は、洗面室30に配置され
るものとしても良い。また、キッチン34の背面側の壁
には、勝手口となるドア34cが配置されている。
【0041】また、キッチン34には、その左側には、
廊下15との出入り用の引き戸34dが設けられてい
る。また、キッチン34と水廻り領域Dとは、廊下15
を挟んだ状態で近接して配置され、キッチン34と水廻
り領域Dとを容易に行き来できるようになっているとと
もに、寝室16の引き戸16bとキッチン34の引き戸
34dとが比較的近くに配置され、寝室16から容易に
キッチン34に行き来できるようになっている。また、
住宅の一階の背面側に配置されたキッチン34と水廻り
領域Dとが住宅の背面側に設けられた下屋7の下側に配
置されるようになっている。すなわち、キッチン34や
水廻り領域Dの上には、二階が無い構造とされており、
二階に湿気が行きにくい構造となっている。
【0042】次に、住宅1の二階の間取りについて説明
する。図6に示すように、住宅1の二階の正面側(手前
側)には、二階部分の左端から右端に至るルーフバルコ
ニー5が配置されている。そして、二階の左端側の略1
/3の部分は、ルーフバルコニー5から住宅1の背面に
至る二階居住者用の寝室40となっている。上記寝室4
0の手前側には、ルーフバルコニー5に出入り可能な窓
41が設けられている。また、寝室40の奥側部分の左
側は、ウォークインクローゼット42とされ、寝室の4
0の奥側部分の右側は書斎43とされている。また、書
斎43の上に図示しないロフトが設けられている。ま
た、寝室40の右側の壁の中央より奥側には、後述する
廊下46に出入り可能なドア40aが設けられている。
【0043】そして、二階の寝室40より右側の2/3
部分の手前側が子供部屋44とされている。そして、子
供部屋44の中央部にはクローゼット45が配置され、
該クローゼット45により子供部屋44が左右の部屋4
4a、44bに分割されるようになっているが、クロー
ゼット45の前後の両側が通行可能にあいた状態となっ
ており、左右の部屋44a、44bの間を自由に行き来
できるようになっている。また、左側の部屋44aの奥
側の右側の部屋44bと接する部分に廊下46に出入り
可能な開閉部材の無い開口44cが設けられている。ま
た、左右の部屋44a、44bには、それぞれルーフバ
ルコニー5に臨む位置にルーフバルコニー5に出入り可
能な窓44d、44eが設けられている。
【0044】そして、子供部屋44の右側の部屋44a
は、複数の子供が就寝可能な子供用の寝室となってお
り、左側の部屋44bは、子供の学習及び遊び場用のプ
レイルームとなっている。また、左側の部屋44b上に
は図示しないロフトが設けられている。そして、寝室4
0と子供部屋44とが二階の寝室領域Fとなっている。
【0045】なお、子供部屋44は、将来的に上記クロ
ーゼット45の部分で完全に二分割することで、二つの
個室にすることができる。例えば、クローゼット45の
手前側の開口を壁で閉塞し、クローゼット45の奥側の
開口に部屋44a側のドアを設け、また、子供部屋44
の廊下46側の開口44cの奥まった位置に、部屋44
a側のドアの開閉を妨げないように壁と部屋44b側の
ドアを設けるようにすれば、子供部屋44の左右の部屋
44a、44bのそれぞれを廊下46に個別に出入り可
能な個室とすることができる。
【0046】そして、子供部屋44の奥側には、子供部
屋44の開口に対応する位置に折り返し階段となった階
段36が設けられ、階段36の右側は上述の吹き抜け構
造の上部47となっている。なお、吹き抜け構造の上部
47には、窓47a、47aが設けられ、吹き抜けとな
った食堂33bに二階の窓47a、47aからも光が取
り入れられるようになっている。
【0047】また、階段36の左側には、廊下46の奥
側に洗面室48が配置され、洗面室48の奥側にシャワ
ールーム49が配置され、これら洗面室48及びシャワ
ールーム49と寝室40の書斎43との間がトイレ50
となっている。なお、シャワールーム49は、浴槽が無
いがシャワーによる入浴ができ、浴室として用いられる
ものである。そして、これら洗面室48、シャワールー
ム49及びトイレ50が二階の水廻り領域Gとなってい
る。
【0048】そして、水廻り領域Gと子供部屋44との
間が廊下46とされ、該廊下46に臨んで子供部屋の開
口44c、寝室40のドア40a、洗面室48のドア4
8a及びトイレ50のドア50aが設けられるととも
に、階段36の降り口が設けられており、階段36から
各部屋に廊下46を通って行き来できるようになってい
る。なお、浴室49には、洗面室48から出入りするよ
うになっている。
【0049】以下に、上述の構成を有する住宅1の作用
を説明する。上記住宅によれば、一階に茶の間となる和
室21と洋間の寝室16とが互いに直接行き来可能に隣
接して配置され、これら和室21と寝室16とから一階
居住者の寝室領域Cが配置されている。この一階に設け
られた寝室領域Cは、階段を利用する必要がないととも
に和室21を有するので、比較的高齢の親夫婦が居住す
る領域となっている。
【0050】そして、寝室領域Cの寝室16に隣接して
トイレ31を有する水廻り領域Dが配置され、廊下32
を通って寝室領域Cから水廻り領域Dに行くことができ
る。特に、廊下32において、寝室16の入出口となる
引き戸16bが、トイレ31及び洗面室30の入出口に
極めて近接して配置され、極めて容易に寝室16から水
廻り領域Dに行くことができるので、水廻り領域Dが寝
室領域Cの居住者にとって使い易いものとなっている。
【0051】また、キッチン34の入出口となる引き戸
34dは、寝室16及び水廻り空間Dと廊下15を挟ん
で配置されているが、寝室16の引き戸16bと洗面室
30及びトイレ31の入出口とが、キッチン34の引き
戸34dに近い位置に配置されており、寝室領域Cから
キッチン34に容易に行き来することができ、キッチン
34が寝室領域Cの居住者にとって使い易いものとなっ
ている。また、寝室領域Cの和室21の入出口となる戸
襖22は、玄関ホール14に臨む位置に配置され、和室
21の戸襖22と、玄関2が近い位置に配置され、玄関
2が寝室領域Cの居住者にとって使い易いものとなって
いる。
【0052】そして、住宅1の左側に設けられた寝室領
域Cは、玄関領域A及び通路領域Bにより、住宅1の右
側に設けられたリビング・ダイニング33、すなわち、
共用居室領域Eと隔てられた状態となっている。従っ
て、共用居室領域Eを二階の居住者が使用しているよう
な場合でも、共用居室領域Eの騒音が直接一階の寝室領
域C側に響くのを防止することができるとともに、共用
居室領域Eを使用する二階の居住者と一階の寝室領域C
の居住者との間に一定の距離を保ち、互いのプライバシ
ーを守ることができる。
【0053】また、廊下32を含む通路領域Bには、共
用居室領域Eの入出口となる引き戸35と、キッチン3
4の入出口となる引き戸34dと、水廻り領域Dのトイ
レ31及び洗面室30の入出口と、玄関領域Aの玄関框
11と、寝室領域Cの和室の戸襖22及び寝室16の引
き戸16bとが臨むようになっているので、通路領域B
から住宅1の一階の各領域の全てに行き来できるように
なっている。
【0054】従って、寝室領域Cからは、共用居室領域
Eを通ることなく、通路領域Bを通って、水廻り領域D
の各部屋と、玄関領域Aの玄関と、キッチン34とに行
き来することができるので、共用居室領域Eに二階の居
住者が居ても、二階の居住者に見られることなく、玄関
2からの外出及び帰宅を行うことができるとともに、水
廻り領域Dの使用と、キッチン34との間の行き来を行
うことができ、二階の居住者を気にせずに生活すること
ができる。すなわち、プライバシーを確保することがで
きる。
【0055】また、寝室領域Cには、和室21を有し、
和室21は、寝室、居間、食堂、客間として使用可能で
あり、上記共用居室領域33を全く用いないものとして
も、和室で、お茶を飲んだり、食事をしたり、くつろい
だり、来客を接待したり、来客を泊めたりすることがで
きる。そして、上述のようにキッチン34及び水廻り領
域Dに共用居室領域33を通らずに行き来することがで
きるので、一階の居住者にとっては、二階の居住者とコ
ミニュケーションをとる目的以外では、共用居室領域E
を用いる必要がなく、一つの住宅の中で、一階に二階の
居住者も使用するリビング・ダイニング33が有って
も、一階の居住者が略独立して生活を営むことができる
とともに上述のように一階の居住者のプライバシーを確
保することができる。
【0056】また、寝室領域Cの共用居室領域E側の入
出口となる和室21の戸襖22と、共用居室領域Eであ
るリビング・ダイニング33の引き戸35とは、比較的
幅の広い玄関ホール24を挟んで配置されているが、略
互いに対向する位置にあるので、寝室領域Cと共用居室
領域Eとの行き来も比較的容易であり、寝室領域Cの居
住者にとって、共用居室領域Eが使いずらいものとはな
っておらず、一階の居住者と二階の居住者とが、共用居
室領域Eで容易にコミニュケーションを取ることができ
る。
【0057】また、一階の寝室領域Cの居住者は、共用
居室領域Eを使用しなくとも、生活できることから、一
階の居住者の共用居室領域Eの使用頻度が低下する可能
性があるが、共用居室領域Eは、寝室領域Cと同じ階で
ある一階にあるため、当然、二階の居住者より一階の居
住者にとって使い易いものであり、単に、一階の居住者
による共用居室領域Eの使用頻度が減ってしまうだけだ
と、共用居室領域Eの使用頻度も減ってしまうことにな
る。
【0058】そこで、共用居室領域Eであるリビング・
ダイニング33の食堂33b内に階段36を設けること
により、二階の居住者は、一階と二階との昇降の度に共
用居室領域Eを通ることになり、これにより、一階と二
階との昇降に際して、ついでに共用居室領域Eを用いる
機会が増えるので、二階居住者の一階の共用居室領域E
の使用頻度を増やすことが可能となる。すなわち、一階
にあることにより、主に一階の居住者が用いる可能性が
高い共用居室領域Eにおいて、共用居室領域E内に二階
の居住者が用いる階段を配置することで、二階の居住者
にとって一階の共用居室領域Eを使い易いものとし、一
階の共用居室領域を一階の居住者と二階の居住者とが略
同等に使用できる空間とすることができる。
【0059】また、上述のように、一階の居住者が、二
階の居住者に対して独立して生活を営み、一階の共用居
室領域Eをあまり用いずに寝室領域Cの和室21を居間
や食堂として用いる場合には、共用居室領域Eの主な使
用者は二階の居住者となるが、この場合に、一階にある
ことにより二階の居住者とって使いにくい共用居室領域
Eを、共用居室領域E内に階段を設けることにより、二
階の居住者にとって使い易いものとすることができる。
【0060】また、住宅1においては、キッチン34、
トイレ31、洗面室30、浴室29等のユーティリティ
設備が一階にあるとともに、トイレ31、洗面室30及
び浴室29を有する水廻り領域Dが一階の居住者にとっ
て使い易い用に、寝室領域Cに隣接して配置されている
ので、二階の居住者に取ってユーティリティ設備が使い
易いものとなっていない。しかし、共用居室領域E内に
階段36を設けるとともに、共用居室領域Eに隣接し
て、共用居室領域から行き来可能にキッチン34を配置
することにより、二階の居住者に取ってキッチン34を
使い易いものとすることができる。
【0061】また、住宅1の二階には、洗面室48、シ
ャワールーム49及びトイレ50からなる二階の水廻り
領域Gが配置されており、必ずしも、二階の居住者は、
一階の水廻り領域Dを使用する必要がなく、一階の水廻
り領域Dの配置位置が多少二階の居住者にとって使いづ
らいものとなっていても、二階の居住者が困るようなこ
とがない。言い換えれば、一階の居住者には、住宅1の
一階の玄関領域Aと通路領域Bとにより左右に隔てられ
た左側に、一階の居住者が主に用いる寝室領域Cと水廻
り領域Dが配置され、二階には、二階の居住者が主に用
いる寝室領域Fと水廻り領域Gとが配置され、一階の右
側に、一階の居住者と二階の居住者とが共用する共用居
室領域Eとキッチン34とが配置され、一階の居住者に
よる住宅1の使い易さと、二階の居住者による住宅1の
使い易さとがバランスのとれたものとなっている。
【0062】また、住宅1の二階には、一階の居住者で
ある親夫婦の子である子夫婦が就寝する寝室40と、上
記子夫婦の子である子供が就寝する子供部屋が配置さ
れ、かつ、寝室40内に書斎43が配置されるととも
に、子供部屋44にプレイルームとなる部屋44bが配
置されているので、二階の居住者は、ある程度二階で生
活することができるが、基本的に、飲食や来客の接待等
は、一階の共用居室領域Eであるリビング・ダイニング
33で行うことになる。
【0063】そして、一階の共用居室領域Eは、一階の
居住者との共用となるが、上述のように一階の居住者
は、共用居室領域Eを用いなくとも生活することができ
るとともに、一階の居住者の基本的な生活領域である寝
室領域C及び水廻り領域Dと、共用居室領域Eとは、玄
関領域A及び通路領域Bとにより隔てられているので、
共用居室領域Eにおいて、二階の居住者のプライバシー
をある程度確保することができる。すなわち、一階の居
住者が、外出・帰宅といった玄関領域Aの使用や、水廻
り領域Dの使用や、キッチン34の使用等のために、共
用居室領域Eに不意に入ってくることがないので、共用
居室領域Eにおける二階の居住者のプライバシーを高め
ることができる。
【0064】
【発明の効果】本発明の請求項1記載の住宅によれば、
寝室領域と、共用居室領域、水廻り領域及び玄関領域と
の間を、上記通路領域を通ることによってのみ行き来可
能となっているので、例えば、このような配置の階を一
階とした場合に、一階の寝室領域に居住する居住者は、
居間や食堂である共用居室領域を通ることなく、通路領
域を通ることにより、水廻り領域及び玄関領域に行くこ
とができる。
【0065】従って、一階の寝室領域の居住者は、二階
の居住者がリビング・ダイニング等を含む共用居室領域
にいる場合でも、共用居室領域を通らずに通路領域を通
って、玄関領域、水廻り領域に行くことができるので、
二階の居住者を気にすることなく、外出、帰宅、水廻り
領域の使用を行うことができる。また、一階の寝室領域
の居住者は、上述のように、共用居室領域を通らずに通
路領域を通って、玄関領域、水廻り領域に行くことがで
きるので、共用居室領域で二階の居住者だけで食事をす
るような場合に、一階の寝室領域の居住者が水廻り領域
の使用や、外出や帰宅のために共用居室領域を通路とし
て用いることがなく、落ちついて食事ができる。
【0066】本発明の請求項2記載の住宅によれば、寝
室領域とトイレとの行き来を容易なものとすることがで
きる。本発明の請求項3記載の住宅によれば、例えば、
一階に共用居室領域を設けた場合に、二階から階段を降
りるだけで共用居室領域に入ることができ、一階にある
共用居室領域を二階の居住者が容易に用いることができ
る。
【0067】本発明の請求項4記載の住宅によれば、上
記台所に近接するとともに、上記台所から容易に入出可
能に上記水廻り領域が配置されているので、家事をする
者が、台所での炊事と、水廻り領域での入浴の準備や洗
濯とを同時に行う場合に、台所と洗面室とを容易に行き
来できる。また、上述のように、寝室領域の入出口と水
廻り領域の入出口とが極めて近接して配置されている場
合に、上記台所から容易に入出可能に上記水廻り領域が
配置されていれば、寝室領域から水廻り領域に容易に行
き来できるとともに、水廻り領域から容易に台所に行き
来できるので、相対的に寝室領域から台所に容易に行き
来できることになり、寝室から容易に台所を用いること
ができる。
【0068】本発明の請求項5記載の住宅によれば、他
方の階を、例えば、二階とした場合に、二階の居住者
が、トイレや浴室の使用に際して、一階まで降りる必要
がないので、一階の居住者と二階の居住者とが一階の水
廻り領域において、トイレや浴室の使用のために顔を合
わせるようなことが少なくなり、浴室及びトイレといっ
た極めてプライベートな空間における一階の居住者と二
階の居住者との間のプライバシー性の向上を図ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例の住宅を示す正面図
である。
【図2】上記例の住宅を示す背面図である。
【図3】上記例の住宅を示す右側面図である。
【図4】上記例の住宅を示す左側面図である。
【図5】上記例の住宅の一階の間取りを示す間取り図で
ある。
【図6】上記例の住宅の二階の間取りを示す間取り図で
ある。
【符号の説明】
A 玄関領域 B 通路領域 C 一階の寝室領域 D 一階の水廻り領域 E 共用居室領域 F 二階の寝室領域 G 二階の水廻り領域 1 住宅 16 一階の寝室 29 一階の浴室 30 一階の洗面室 31 一階のトイレ 33 リビング・ダイニング(居間、食堂) 34 キッチン(台所) 36 階段 40 二階の寝室 44 子供部屋(二階の寝室) 48 二階の洗面室 49 シャワールーム(二階の浴室) 50 トイレ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一階と二階以上の階とにそれぞれ寝室が
    設けられた少なくとも二階建て以上の住宅であって、 一階と二階とのうちの一方の階には、寝室を含む寝室領
    域と、食堂や居間を有する共用居室領域と、少なくとも
    トイレ及び浴室を有する水廻り領域と、外部からの入出
    用の玄関領域と、これら寝室領域、共用居室領域、水廻
    り領域及び玄関領域のそれぞれに入出可能に隣接する一
    つの通路領域とを備え、 上記寝室領域と、上記共用居室領域、水廻り領域及び玄
    関領域との間は、上記通路領域を通ることによってのみ
    行き来可能となっていることを特徴とする住宅。
  2. 【請求項2】 上記通路領域において、上記寝室領域の
    入出口と上記水廻り領域の入出口とが近接して配置され
    ていることを特徴とする住宅。
  3. 【請求項3】 上記共用居室領域に一階と二階との間の
    昇降用階段が設けられていることを特徴とする請求項1
    または2記載の住宅。
  4. 【請求項4】 上記共用居室領域に隣接するとともに、
    上記共用居室領域から入出可能に台所が設けられ、か
    つ、上記台所に近接するとともに、上記台所から容易に
    入出可能に上記水廻り領域が配置されていることを特徴
    とする請求項1から3のいずれか一つに記載の住宅。
  5. 【請求項5】 一階と二階とのうちの他方の階には、寝
    室と、トイレ及び少なくともシャワーを備えた浴室とが
    設けられていることを特徴とする請求項1から4のいず
    れか一つに記載の住宅。
JP19888297A 1997-07-24 1997-07-24 住 宅 Pending JPH1136630A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002129759A (ja) * 2000-10-27 2002-05-09 Sumitomo Forestry Co Ltd 住 宅

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002129759A (ja) * 2000-10-27 2002-05-09 Sumitomo Forestry Co Ltd 住 宅

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