JPH1136709A - 車窓用挟込防止装置 - Google Patents
車窓用挟込防止装置Info
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- JPH1136709A JPH1136709A JP9195645A JP19564597A JPH1136709A JP H1136709 A JPH1136709 A JP H1136709A JP 9195645 A JP9195645 A JP 9195645A JP 19564597 A JP19564597 A JP 19564597A JP H1136709 A JPH1136709 A JP H1136709A
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 車窓用挟込防止装置において経年劣化や外部
環境の影響を受けにくくする。 【解決手段】 弾性伸縮自在の帯状の誘電部23aと、
その両側面に密着敷設された一対の帯状の電極21,2
2とから感圧コンデンサ20(C)を構成し、これを充
電素子として積分回路16aに組込み、感圧コンデンサ
20(C)の電極間距離が異物からの押圧力に伴って縮
小されて充電時間が増大することを利用して異物を検出
する。感圧コンデンサ20(C)の両電極21,22と
誘電部23aとの境界面の酸化、腐食、汚れ、外部光量
の変化等の影響を排除できる。
環境の影響を受けにくくする。 【解決手段】 弾性伸縮自在の帯状の誘電部23aと、
その両側面に密着敷設された一対の帯状の電極21,2
2とから感圧コンデンサ20(C)を構成し、これを充
電素子として積分回路16aに組込み、感圧コンデンサ
20(C)の電極間距離が異物からの押圧力に伴って縮
小されて充電時間が増大することを利用して異物を検出
する。感圧コンデンサ20(C)の両電極21,22と
誘電部23aとの境界面の酸化、腐食、汚れ、外部光量
の変化等の影響を排除できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両の自動窓開閉
機構において挟込みを防止するための車窓用挟込防止装
置に関するものである。
機構において挟込みを防止するための車窓用挟込防止装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】所定の操作入力に応対して車両のドアや
ルーフ等の窓枠部に設けられた窓ガラス等の開閉部材を
自動的に開閉する自動窓開閉機構において、窓枠部の内
周部分やその内周部分に面する開閉部材の外周部分に感
圧式の異物検知素子を取付け、手や頭部などの挟込みを
防止するようにした車窓用挟込防止装置が公知である
(従来例1)。
ルーフ等の窓枠部に設けられた窓ガラス等の開閉部材を
自動的に開閉する自動窓開閉機構において、窓枠部の内
周部分やその内周部分に面する開閉部材の外周部分に感
圧式の異物検知素子を取付け、手や頭部などの挟込みを
防止するようにした車窓用挟込防止装置が公知である
(従来例1)。
【0003】この挟込防止装置に用いられる従来の感圧
式異物検知素子は、図10の如く、固定側電極部材10
1と、その固定側電極部材101に対して近接離反変位
可能に配設される移動側電極部材102と、固定側電極
部材101から離反する方向に移動側電極部材102を
付勢する弾性側壁103を有するゴム製の収納体104
とを備えており、その異物からの所定の押圧力が異物検
知素子に加わると、その押圧力を受けて移動側電極部材
102が固定側電極部材101に向けて近接変位するこ
とで、両電極部材101,102が互いに電気的に導通
することにより異物を検知するようになっている。
式異物検知素子は、図10の如く、固定側電極部材10
1と、その固定側電極部材101に対して近接離反変位
可能に配設される移動側電極部材102と、固定側電極
部材101から離反する方向に移動側電極部材102を
付勢する弾性側壁103を有するゴム製の収納体104
とを備えており、その異物からの所定の押圧力が異物検
知素子に加わると、その押圧力を受けて移動側電極部材
102が固定側電極部材101に向けて近接変位するこ
とで、両電極部材101,102が互いに電気的に導通
することにより異物を検知するようになっている。
【0004】あるいは、開閉部材の閉塞駆動電流を流し
ているにも拘らず異物の挟込みがあって閉塞動作が停止
すると、負荷の増大によりモータの駆動電流が急激に増
大することを利用して、この駆動電流の変化を検知する
ことにより、異物の挟込みを検出する方法もあった(従
来例2)。
ているにも拘らず異物の挟込みがあって閉塞動作が停止
すると、負荷の増大によりモータの駆動電流が急激に増
大することを利用して、この駆動電流の変化を検知する
ことにより、異物の挟込みを検出する方法もあった(従
来例2)。
【0005】さらに、モータの回転軸周りに磁気式エン
コーダを取付け、モータの回転数を検知することで異物
の挟込み時の動作障害を検出する方法(従来例3)や、
開閉部材に取付けられた光学式障害物検知装置を使用す
る方法もあった(従来例4)。
コーダを取付け、モータの回転数を検知することで異物
の挟込み時の動作障害を検出する方法(従来例3)や、
開閉部材に取付けられた光学式障害物検知装置を使用す
る方法もあった(従来例4)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来例1のような感圧
式異物検知素子では、車両の搭載後に長期間接続されな
いと、両電極部材101,102の表面が酸化したり、
あるいは腐食したりして表面に絶縁層が生じたり、表面
に汚れ等が付着することがある。このように両電極部材
101,102の表面に絶縁層が生じたり、その表面に
汚れ等が付着した場合、両電極部材101,102が互
いに当接しても電気的に導通せず、異物を検知できない
ことがあり、信頼性が保てないという問題がある。
式異物検知素子では、車両の搭載後に長期間接続されな
いと、両電極部材101,102の表面が酸化したり、
あるいは腐食したりして表面に絶縁層が生じたり、表面
に汚れ等が付着することがある。このように両電極部材
101,102の表面に絶縁層が生じたり、その表面に
汚れ等が付着した場合、両電極部材101,102が互
いに当接しても電気的に導通せず、異物を検知できない
ことがあり、信頼性が保てないという問題がある。
【0007】そこで、本発明は、従来例1の有する問題
点に鑑み、長期の使用においても信頼性を保てる車窓用
挟込防止装置を提供することを目的とする。
点に鑑み、長期の使用においても信頼性を保てる車窓用
挟込防止装置を提供することを目的とする。
【0008】また、従来例2において、モータ(負荷)
に流れる駆動電流は、図11のように挟込みによる駆動
停止時以外に、通常はモータ(負荷)の始動期間Tst
rにもいわゆるラッシュ電流として急激に増大する。し
たがって、この時点では、モータの駆動電流の増大を挟
込みと認識しないように予めプログラムしておく必要が
あるが、そうすると、モータ(負荷)の始動期間Tst
r中に異物の挟込みがあった場合にこのことを検出する
ことができなくなってしまう。
に流れる駆動電流は、図11のように挟込みによる駆動
停止時以外に、通常はモータ(負荷)の始動期間Tst
rにもいわゆるラッシュ電流として急激に増大する。し
たがって、この時点では、モータの駆動電流の増大を挟
込みと認識しないように予めプログラムしておく必要が
あるが、そうすると、モータ(負荷)の始動期間Tst
r中に異物の挟込みがあった場合にこのことを検出する
ことができなくなってしまう。
【0009】そこで、本発明は、従来例2の有する問題
点に鑑み、モータ(負荷)の始動期間Tstr中に異物
の挟込みがあった場合でもこのことを検出できる車窓用
挟込防止装置を提供することをも目的とする。
点に鑑み、モータ(負荷)の始動期間Tstr中に異物
の挟込みがあった場合でもこのことを検出できる車窓用
挟込防止装置を提供することをも目的とする。
【0010】さらに、従来例3のようにモータ回転軸の
回転数を検出する場合、一定の回転がキャンセルされた
旨を検知しなければならないが、そのためには、判断に
十分な程度の所定期間以上、モータが停止し続けた旨を
検出することになるので、身体の一部を挟み込んだ場合
には、上記所定期間だけ待ってから開閉部材の閉塞動作
を停止せざるを得ず、その結果、身体に多大な苦痛を伴
うことがある。
回転数を検出する場合、一定の回転がキャンセルされた
旨を検知しなければならないが、そのためには、判断に
十分な程度の所定期間以上、モータが停止し続けた旨を
検出することになるので、身体の一部を挟み込んだ場合
には、上記所定期間だけ待ってから開閉部材の閉塞動作
を停止せざるを得ず、その結果、身体に多大な苦痛を伴
うことがある。
【0011】そこで、本発明は、従来例3の挟込防止装
置の有する問題点に鑑み、可及的に迅速に挟込みを判断
し得る車窓用挟込防止装置を提供することをも目的とす
る。
置の有する問題点に鑑み、可及的に迅速に挟込みを判断
し得る車窓用挟込防止装置を提供することをも目的とす
る。
【0012】また、従来例4の場合、光学検出方式にな
るため、昼夜の別等による光量差により受光量検知の判
定が困難になることがあった。また、受光部等に汚れが
発生した場合に、検出精度が大きく劣化するおそれもあ
った。
るため、昼夜の別等による光量差により受光量検知の判
定が困難になることがあった。また、受光部等に汚れが
発生した場合に、検出精度が大きく劣化するおそれもあ
った。
【0013】そこで、本発明は、従来例4のような光学
検出方式の挟込防止装置の有する問題点に鑑み、外部環
境の光量の変化や汚れの影響を受けることのない車窓用
挟込防止装置を提供することをも目的とする。
検出方式の挟込防止装置の有する問題点に鑑み、外部環
境の光量の変化や汚れの影響を受けることのない車窓用
挟込防止装置を提供することをも目的とする。
【0014】また、感圧コンデンサは、帯状の他に小区
間に分割して設けても良い。
間に分割して設けても良い。
【0015】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の技術的手段は、車両のドアやルーフ等の窓枠部にあっ
て自動的に開閉可能とされた開閉部材の閉塞動作中に、
当該開閉部材と前記窓枠部との間で何等かの異物が挟み
込まれたとき、当該異物からの押圧力に基づいて当該異
物の挟込みを検知して前記開閉部材の閉塞動作を少なく
とも停止する車窓用挟込防止装置であって、感圧コンデ
ンサの電極間距離の縮小変化に応じて当該感圧コンデン
サでの充電時間が増大する積分回路と、前記感圧コンデ
ンサの充電レベルが所定の基準レベルに達したか否かを
比較判断するレベル比較部と、前記感圧コンデンサの充
電開始時点から、前記レベル比較部での比較結果に基づ
く基準レベル到達時点までに要した遅延時間を計測する
計時部と、前記計時部で計測された前記遅延時間が所定
の基準遅延時間を越えたかどうかを比較判断する時間比
較部と、前記遅延時間が前記所定の基準遅延時間を越え
た場合に前記時間比較部での比較判断結果に基づき前記
開閉部材の自動開閉を行う所定の駆動回路に閉塞動作の
少なくとも停止指令を与える指令部とを備えている。
の技術的手段は、車両のドアやルーフ等の窓枠部にあっ
て自動的に開閉可能とされた開閉部材の閉塞動作中に、
当該開閉部材と前記窓枠部との間で何等かの異物が挟み
込まれたとき、当該異物からの押圧力に基づいて当該異
物の挟込みを検知して前記開閉部材の閉塞動作を少なく
とも停止する車窓用挟込防止装置であって、感圧コンデ
ンサの電極間距離の縮小変化に応じて当該感圧コンデン
サでの充電時間が増大する積分回路と、前記感圧コンデ
ンサの充電レベルが所定の基準レベルに達したか否かを
比較判断するレベル比較部と、前記感圧コンデンサの充
電開始時点から、前記レベル比較部での比較結果に基づ
く基準レベル到達時点までに要した遅延時間を計測する
計時部と、前記計時部で計測された前記遅延時間が所定
の基準遅延時間を越えたかどうかを比較判断する時間比
較部と、前記遅延時間が前記所定の基準遅延時間を越え
た場合に前記時間比較部での比較判断結果に基づき前記
開閉部材の自動開閉を行う所定の駆動回路に閉塞動作の
少なくとも停止指令を与える指令部とを備えている。
【0016】そして、前記感圧コンデンサは、弾性伸縮
自在の帯状の誘電部と、前記誘電部に対して異物からの
押圧力が加わる方向に沿った両側面に密着敷設された一
対の帯状の電極とを備えるものである。
自在の帯状の誘電部と、前記誘電部に対して異物からの
押圧力が加わる方向に沿った両側面に密着敷設された一
対の帯状の電極とを備えるものである。
【0017】望ましくは、前記感圧コンデンサは、少な
くとも前記開閉部材の閉塞動作時における進行方向側の
縁端に沿って設置されるものである。
くとも前記開閉部材の閉塞動作時における進行方向側の
縁端に沿って設置されるものである。
【0018】
【発明の実施の形態】図1は本発明の一の実施形態に係
る挟込防止装置が組込まれる自動窓開閉機構の全体のブ
ロック図、図2は挟込防止装置が組込まれる自動窓開閉
機構の模式図、図3は挟込防止装置の一部をなす積分回
路を示す回路図、図4はその異物検知素子の一部断面斜
視図である。本発明の一の実施形態の車窓用挟込防止装
置は、弾性を有して伸縮自在な絶縁スペーサを挟んで二
個の帯状電極を互いに平行に配置し、これを感圧コンデ
ンサとして、異物から押圧力が加わった際の二個の電極
同士の近接による容量の変化を検出することで、異物の
挟込みを検出するものである。
る挟込防止装置が組込まれる自動窓開閉機構の全体のブ
ロック図、図2は挟込防止装置が組込まれる自動窓開閉
機構の模式図、図3は挟込防止装置の一部をなす積分回
路を示す回路図、図4はその異物検知素子の一部断面斜
視図である。本発明の一の実施形態の車窓用挟込防止装
置は、弾性を有して伸縮自在な絶縁スペーサを挟んで二
個の帯状電極を互いに平行に配置し、これを感圧コンデ
ンサとして、異物から押圧力が加わった際の二個の電極
同士の近接による容量の変化を検出することで、異物の
挟込みを検出するものである。
【0019】本実施形態における自動窓開閉機構は、図
1および図2に示されるように、ドア3の窓枠部5に開
閉自在に設けられた窓ガラス(開閉部材)7と、モータ
9と、モータ9の動力に基づいて窓ガラス7を開閉する
動力伝達機構11と、窓ガラス7の開放動作および閉塞
動作を指示する操作入力を受付ける操作スイッチ13,
15と、窓ガラス7の先端部での異物による押圧力を検
知する異物検知回路16と、異物検知回路16からの検
知信号に基づいて異物の有無を判断しつつ、操作スイッ
チ13,15を通じて入力される操作入力に従って駆動
回路17を通じてモータ9を駆動制御し、窓ガラス7の
開閉を行う指令部18とを備えている。このうち、異物
検知回路16と指令部18とによって挟込防止装置が構
成されるようになっている。
1および図2に示されるように、ドア3の窓枠部5に開
閉自在に設けられた窓ガラス(開閉部材)7と、モータ
9と、モータ9の動力に基づいて窓ガラス7を開閉する
動力伝達機構11と、窓ガラス7の開放動作および閉塞
動作を指示する操作入力を受付ける操作スイッチ13,
15と、窓ガラス7の先端部での異物による押圧力を検
知する異物検知回路16と、異物検知回路16からの検
知信号に基づいて異物の有無を判断しつつ、操作スイッ
チ13,15を通じて入力される操作入力に従って駆動
回路17を通じてモータ9を駆動制御し、窓ガラス7の
開閉を行う指令部18とを備えている。このうち、異物
検知回路16と指令部18とによって挟込防止装置が構
成されるようになっている。
【0020】動力伝達機構11は、図2に示されるよう
に、ドア3内に上下方向に沿ってレール11aが延設さ
れ、ここにスライダ11bが上下方向に摺動可能に保持
され、このスライダ11bにワイヤ11cが連結され、
このワイヤ11cがレール11aの上下端に配設された
プーリ11dに巻回されてモータ9等からなる駆動部1
1eに連結され、モータ9が駆動されたときにワイヤ1
1cを介してスライダ11bが上下に移動されるように
なっている。このスライダ11bには窓ガラス7の下端
が固定されており、スライダ11bと共に上下移動され
たときに窓枠部5により形成される窓空間が開閉され
る。
に、ドア3内に上下方向に沿ってレール11aが延設さ
れ、ここにスライダ11bが上下方向に摺動可能に保持
され、このスライダ11bにワイヤ11cが連結され、
このワイヤ11cがレール11aの上下端に配設された
プーリ11dに巻回されてモータ9等からなる駆動部1
1eに連結され、モータ9が駆動されたときにワイヤ1
1cを介してスライダ11bが上下に移動されるように
なっている。このスライダ11bには窓ガラス7の下端
が固定されており、スライダ11bと共に上下移動され
たときに窓枠部5により形成される窓空間が開閉され
る。
【0021】そして、一方の操作スイッチ13は、図1
の如く、窓ガラス7の開放動作を指示するためのもので
あり、他方の操作スイッチ15は窓ガラス7の閉塞動作
を指示するためのものであり、これらの操作スイッチ1
3,15は、押圧操作等の所定のスイッチ操作が継続し
て行われている間、窓ガラス7の開放動作または閉塞動
作が行われるようになっている。
の如く、窓ガラス7の開放動作を指示するためのもので
あり、他方の操作スイッチ15は窓ガラス7の閉塞動作
を指示するためのものであり、これらの操作スイッチ1
3,15は、押圧操作等の所定のスイッチ操作が継続し
て行われている間、窓ガラス7の開放動作または閉塞動
作が行われるようになっている。
【0022】異物検知回路16は、異物の当接による変
形に伴って静電容量が変化する感圧コンデンサを積分回
路に組込み、当該感圧コンデンサの電圧レベルの変化を
検出することで異物の当接を検出するものである。すな
わち、異物検知回路16は、図1の如く、異物の当接に
よる変形に伴って静電容量が変化する感圧コンデンサと
しての異物検知素子20を含む積分回路16aと、積分
回路16aに所定のパルス信号を与える発信部16b
と、積分回路16aの出力端子Pの電圧レベルの変化を
検出してゼロスレッシュホールド(基準レベル比較)を
行うレベル比較部(ゼロクロスコンパレータ)16c
と、発信部16bによりパルス信号の立上がりまたは立
ち下がりが出力されてからレベル比較部16cでのゼロ
クロス(基準レベル)の検知までに要したゼロクロス遅
延時間を計測する計時部16dと、異物からの押圧力が
ないものとして予め計測された基準ゼロクロス遅延時間
を記憶する基準遅延時間記憶部16eと、基準遅延時間
記憶部16eに記憶された基準ゼロクロス遅延時間と計
時部16dで計測された実際のゼロクロス遅延時間とを
比較する時間比較部16fとを備える。
形に伴って静電容量が変化する感圧コンデンサを積分回
路に組込み、当該感圧コンデンサの電圧レベルの変化を
検出することで異物の当接を検出するものである。すな
わち、異物検知回路16は、図1の如く、異物の当接に
よる変形に伴って静電容量が変化する感圧コンデンサと
しての異物検知素子20を含む積分回路16aと、積分
回路16aに所定のパルス信号を与える発信部16b
と、積分回路16aの出力端子Pの電圧レベルの変化を
検出してゼロスレッシュホールド(基準レベル比較)を
行うレベル比較部(ゼロクロスコンパレータ)16c
と、発信部16bによりパルス信号の立上がりまたは立
ち下がりが出力されてからレベル比較部16cでのゼロ
クロス(基準レベル)の検知までに要したゼロクロス遅
延時間を計測する計時部16dと、異物からの押圧力が
ないものとして予め計測された基準ゼロクロス遅延時間
を記憶する基準遅延時間記憶部16eと、基準遅延時間
記憶部16eに記憶された基準ゼロクロス遅延時間と計
時部16dで計測された実際のゼロクロス遅延時間とを
比較する時間比較部16fとを備える。
【0023】積分回路16aは、図3の如く、発信部1
6bの出力端子に接続された抵抗Rと、この抵抗Rの接
地側に直列接続された感圧コンデンサ(C)としての異
物検知素子20とから構成されたCR積分回路であっ
て、抵抗Rと異物検知素子20との接続中間点を出力端
子Pとするものである。
6bの出力端子に接続された抵抗Rと、この抵抗Rの接
地側に直列接続された感圧コンデンサ(C)としての異
物検知素子20とから構成されたCR積分回路であっ
て、抵抗Rと異物検知素子20との接続中間点を出力端
子Pとするものである。
【0024】ここで、異物検知素子20は、図4に示し
たように、窓ガラス7の上縁端(図1参照)で上下方向
に並行に配置された一対の帯状電極21,22と、これ
らを互いに非接触の状態で封止する弾性伸縮自在のスポ
ンジ状ゴム製の弾性絶縁体23とを備えてなる。ここ
で、弾性絶縁体23は、両電極21,22の間に介在さ
れて電気的絶縁を確保する誘電部23aと、両電極2
1,22を窓ガラス7の先端で被覆保護する被覆部23
bとが一体形成されている。そして、図4中の白抜き矢
印のように異物からの押圧力が加えられると、誘電部2
3aが圧縮され、両電極21,22が自然状態から近接
状態に移行することで、感圧コンデンサとしての静電容
量が両電極21,22の離間距離に反比例して変化する
ものである。
たように、窓ガラス7の上縁端(図1参照)で上下方向
に並行に配置された一対の帯状電極21,22と、これ
らを互いに非接触の状態で封止する弾性伸縮自在のスポ
ンジ状ゴム製の弾性絶縁体23とを備えてなる。ここ
で、弾性絶縁体23は、両電極21,22の間に介在さ
れて電気的絶縁を確保する誘電部23aと、両電極2
1,22を窓ガラス7の先端で被覆保護する被覆部23
bとが一体形成されている。そして、図4中の白抜き矢
印のように異物からの押圧力が加えられると、誘電部2
3aが圧縮され、両電極21,22が自然状態から近接
状態に移行することで、感圧コンデンサとしての静電容
量が両電極21,22の離間距離に反比例して変化する
ものである。
【0025】レベル比較部16cは、図3の如く、積分
回路16aの出力端子Pの接地電位に対する電圧レベル
を検出し、ゼロクロスコンパレートするものである。こ
こで、図5は、異物の有無に対して積分回路16aから
の出力波形が変化する様子を示したものである。発信部
16bからのパルス信号が図5(A)のように与えられ
たとき、異物検知素子20(感圧コンデンサC)には、
抵抗Rを通じて正または負の充電電流が流れるため、感
圧コンデンサCは徐々に充電され、故に出力端子Pの電
圧レベルVは図5(C)のように次第に正または負の方
向に変化する。図5(B)は異物からの押圧力の有無を
示すものである。一般に、感圧コンデンサCの端子電圧
Vが一定電圧(ここではゼロレベル)に充電されるまで
の遅延時間は、感圧コンデンサCの静電容量と抵抗Rの
抵抗値との積によって決る。このことから、上述のよう
に異物が異物検知素子20に当接してその静電容量が増
大すると(図5(B)中の符号α)、発信部16bから
のパルス信号(図5(A))が立上がりまたは立ち下が
ってから積分回路16aの出力レベルがゼロクロスする
(図5(C))までのゼロクロス遅延時間t1は基準ゼ
ロクロス遅延時間t0に比べて増大する。
回路16aの出力端子Pの接地電位に対する電圧レベル
を検出し、ゼロクロスコンパレートするものである。こ
こで、図5は、異物の有無に対して積分回路16aから
の出力波形が変化する様子を示したものである。発信部
16bからのパルス信号が図5(A)のように与えられ
たとき、異物検知素子20(感圧コンデンサC)には、
抵抗Rを通じて正または負の充電電流が流れるため、感
圧コンデンサCは徐々に充電され、故に出力端子Pの電
圧レベルVは図5(C)のように次第に正または負の方
向に変化する。図5(B)は異物からの押圧力の有無を
示すものである。一般に、感圧コンデンサCの端子電圧
Vが一定電圧(ここではゼロレベル)に充電されるまで
の遅延時間は、感圧コンデンサCの静電容量と抵抗Rの
抵抗値との積によって決る。このことから、上述のよう
に異物が異物検知素子20に当接してその静電容量が増
大すると(図5(B)中の符号α)、発信部16bから
のパルス信号(図5(A))が立上がりまたは立ち下が
ってから積分回路16aの出力レベルがゼロクロスする
(図5(C))までのゼロクロス遅延時間t1は基準ゼ
ロクロス遅延時間t0に比べて増大する。
【0026】計時部16dは、上述したゼロクロス遅延
時間t1を、所定のクロック信号に従って計時を行うタ
イマーである。なお、ここでは、レベル比較部16cで
ゼロクロスした時間を基準に計時を行っているが、これ
は異物検知素子20(感圧コンデンサC)の充電時間の
変化を計測するためのひとつの例であって、計測基準レ
ベルをゼロクロスポイントに限る必要はなく、他の基準
レベルを代用できる場合はどのような基準レベルを採用
してもよい。ただし、この実施形態では、以後、基準レ
ベルをゼロクロスポイントにとって計測することを前提
に説明を続ける。
時間t1を、所定のクロック信号に従って計時を行うタ
イマーである。なお、ここでは、レベル比較部16cで
ゼロクロスした時間を基準に計時を行っているが、これ
は異物検知素子20(感圧コンデンサC)の充電時間の
変化を計測するためのひとつの例であって、計測基準レ
ベルをゼロクロスポイントに限る必要はなく、他の基準
レベルを代用できる場合はどのような基準レベルを採用
してもよい。ただし、この実施形態では、以後、基準レ
ベルをゼロクロスポイントにとって計測することを前提
に説明を続ける。
【0027】時間比較部16fは、計時部16dで計測
したゼロクロス遅延時間t1と、基準遅延時間記憶部1
6eで予め記憶した基準ゼロクロス遅延時間t0とを比
較し、余裕率をδとして t1>(1+δ)×t0 となったときに異物の存在を検知するものである。そし
て異物の存在を検知したときには、即座にその旨を指令
部18に伝達する。
したゼロクロス遅延時間t1と、基準遅延時間記憶部1
6eで予め記憶した基準ゼロクロス遅延時間t0とを比
較し、余裕率をδとして t1>(1+δ)×t0 となったときに異物の存在を検知するものである。そし
て異物の存在を検知したときには、即座にその旨を指令
部18に伝達する。
【0028】指令部18は、操作スイッチ15からの窓
ガラス7の閉塞動作を指示する信号が入力されると、こ
れに応答して判定動作を開始し、時間比較部16fから
の信号に基づいて異物の挟込みがあったと判断された場
合に窓ガラス7の閉動作を停止しその後に一定距離だけ
または全開状態に至るまで窓ガラス7を自動的に開動作
させる機能と、操作スイッチ13,15からの入力信号
に基づいて駆動回路17を通じてモータ9を駆動制御し
窓ガラス7の開閉を行う機能とを有している。
ガラス7の閉塞動作を指示する信号が入力されると、こ
れに応答して判定動作を開始し、時間比較部16fから
の信号に基づいて異物の挟込みがあったと判断された場
合に窓ガラス7の閉動作を停止しその後に一定距離だけ
または全開状態に至るまで窓ガラス7を自動的に開動作
させる機能と、操作スイッチ13,15からの入力信号
に基づいて駆動回路17を通じてモータ9を駆動制御し
窓ガラス7の開閉を行う機能とを有している。
【0029】なお、上記した計時部16d、基準遅延時
間記憶部16e、時間比較部16f及び指令部18はマ
イクロコンピュータチップMCが使用されており、具体
的には、計時部16d、時間比較部16fおよび指令部
18は、マイクロコンピュータチップMCのCPUであ
って、その演算動作はすべて予めROM内に格納された
ソフトウェアによって実行される。また基準遅延時間記
憶部16eはCPUに接続されたROMが利用されるも
のである。
間記憶部16e、時間比較部16f及び指令部18はマ
イクロコンピュータチップMCが使用されており、具体
的には、計時部16d、時間比較部16fおよび指令部
18は、マイクロコンピュータチップMCのCPUであ
って、その演算動作はすべて予めROM内に格納された
ソフトウェアによって実行される。また基準遅延時間記
憶部16eはCPUに接続されたROMが利用されるも
のである。
【0030】次に、異物検知素子20の異物検知動作に
ついて説明する。
ついて説明する。
【0031】異物が異物検知素子20に当接していない
ときには、図4に示した弾性絶縁体23の誘電部23a
は自然状態となるため、その両側の両電極21,22の
離間距離は初期状態w0に保持されたままであるため、
これにより形成される感圧コンデンサCの静電容量は初
期状態のままとなっている。
ときには、図4に示した弾性絶縁体23の誘電部23a
は自然状態となるため、その両側の両電極21,22の
離間距離は初期状態w0に保持されたままであるため、
これにより形成される感圧コンデンサCの静電容量は初
期状態のままとなっている。
【0032】一方、異物が異物検知素子20に当接して
いるときには、弾性絶縁体23の誘電部23aは上下方
向に圧縮されて薄厚化するため、その両側の両電極2
1,22の離間距離は初期状態w0より縮小するため、
これにより形成される感圧コンデンサCの静電容量は両
電極21,22の離間距離に反比例して増大する。
いるときには、弾性絶縁体23の誘電部23aは上下方
向に圧縮されて薄厚化するため、その両側の両電極2
1,22の離間距離は初期状態w0より縮小するため、
これにより形成される感圧コンデンサCの静電容量は両
電極21,22の離間距離に反比例して増大する。
【0033】次に、上記した構成の車窓用挟込防止装置
における挟込み防止動作を図6のフローチャートに沿っ
て説明する。
における挟込み防止動作を図6のフローチャートに沿っ
て説明する。
【0034】図6中のステップS1においていずれかの
操作スイッチ13,15に対するスイッチ操作が行わ
れ、窓ガラス7の開放動作または閉塞動作のための操作
入力があると、ステップS2において、ステップS1で
入力された操作入力が窓ガラス7の閉塞動作を指示する
ものであるか否かが判断される。判断結果が肯定的であ
る場合には、ステップS3にて窓ガラス7の閉塞動作が
開始されるとともに、ステップS5以下において異物検
知回路16による異物検知動作が開始される。
操作スイッチ13,15に対するスイッチ操作が行わ
れ、窓ガラス7の開放動作または閉塞動作のための操作
入力があると、ステップS2において、ステップS1で
入力された操作入力が窓ガラス7の閉塞動作を指示する
ものであるか否かが判断される。判断結果が肯定的であ
る場合には、ステップS3にて窓ガラス7の閉塞動作が
開始されるとともに、ステップS5以下において異物検
知回路16による異物検知動作が開始される。
【0035】すなわち、ステップS5において、発信部
16bから図5(A)のようなパルス信号が出力され、
これに応じて、異物検知素子20(感圧コンデンサC)
には、抵抗Rを通じて正または負の充電電流が流れる。
このため、感圧コンデンサCは徐々に充電され、故に出
力端子Pの電圧レベルVは図5(C)のように次第に正
または負の方向に変化する。ここで、発信部16bから
のパルス信号(図5(A))が例えば立ち下がってから
図5(C)において積分回路16aの出力レベルがゼロ
クロスするまでのゼロクロス遅延時間を計時部16dで
計測する。
16bから図5(A)のようなパルス信号が出力され、
これに応じて、異物検知素子20(感圧コンデンサC)
には、抵抗Rを通じて正または負の充電電流が流れる。
このため、感圧コンデンサCは徐々に充電され、故に出
力端子Pの電圧レベルVは図5(C)のように次第に正
または負の方向に変化する。ここで、発信部16bから
のパルス信号(図5(A))が例えば立ち下がってから
図5(C)において積分回路16aの出力レベルがゼロ
クロスするまでのゼロクロス遅延時間を計時部16dで
計測する。
【0036】このときに、異物の挟込みがある場合には
(図5(B)中の符号α)、異物検知素子20(感圧コ
ンデンサC)の静電容量は初期状態より増大しているの
で、発信部16bからのパルス信号(図5(A))が立
ち下がってから図5(C)において積分回路16aの出
力レベルがゼロクロスするまでのゼロクロス遅延時間
は、基準遅延時間記憶部16eに予め記憶された基準ゼ
ロクロス遅延時間t0より長いt1となる。このため、
時間比較部16fはその旨を指令部18に伝達し、指令
部18から駆動回路17に閉塞動作停止指令が出力さ
れ、ステップS6に進み、窓ガラス7の閉塞動作が停止
され、その後に、図6では図示を省略しているが、窓ガ
ラス7の開放動作を、所定の距離だけまたは全開状態に
至るまで自動的に行う。
(図5(B)中の符号α)、異物検知素子20(感圧コ
ンデンサC)の静電容量は初期状態より増大しているの
で、発信部16bからのパルス信号(図5(A))が立
ち下がってから図5(C)において積分回路16aの出
力レベルがゼロクロスするまでのゼロクロス遅延時間
は、基準遅延時間記憶部16eに予め記憶された基準ゼ
ロクロス遅延時間t0より長いt1となる。このため、
時間比較部16fはその旨を指令部18に伝達し、指令
部18から駆動回路17に閉塞動作停止指令が出力さ
れ、ステップS6に進み、窓ガラス7の閉塞動作が停止
され、その後に、図6では図示を省略しているが、窓ガ
ラス7の開放動作を、所定の距離だけまたは全開状態に
至るまで自動的に行う。
【0037】一方、ステップS5において、異物の挟込
みが発生していない場合には、異物検知素子20(感圧
コンデンサC)の静電容量は初期状態のまま保持されて
いるので、発信部16bからのパルス信号(図5
(A))が立ち下がってから図5(C)において積分回
路16aの出力レベルがゼロクロスするまでのゼロクロ
ス遅延時間は、基準遅延時間記憶部16eに予め記憶さ
れた基準ゼロクロス遅延時間t0にほぼ一致する。この
ため、時間比較部16fはその旨を指令部18に伝達
し、指令部18から駆動回路17に閉塞動作停止指令が
出力されることはなく、次にステップS7において、操
作スイッチ15でのスイッチ操作が継続されているか否
かが判断される。操作スイッチ15のスイッチ操作が継
続されていない場合にはステップS6に進み閉塞動作が
停止される。一方、ステップS7において、操作スイッ
チ15のスイッチ操作が継続されている場合には、ステ
ップS8において、全閉時の負荷の増大によるモータ9
の過電流等を検知することにより、窓ガラス7が全閉さ
れたか否かが判断される。全閉されたものと判断された
場合にはステップS6に進み、閉塞動作が停止される。
一方、ステップS8において全閉されていないと判断さ
れた場合には、上述したステップS5,S7,S8の動
作を繰返すことになる。
みが発生していない場合には、異物検知素子20(感圧
コンデンサC)の静電容量は初期状態のまま保持されて
いるので、発信部16bからのパルス信号(図5
(A))が立ち下がってから図5(C)において積分回
路16aの出力レベルがゼロクロスするまでのゼロクロ
ス遅延時間は、基準遅延時間記憶部16eに予め記憶さ
れた基準ゼロクロス遅延時間t0にほぼ一致する。この
ため、時間比較部16fはその旨を指令部18に伝達
し、指令部18から駆動回路17に閉塞動作停止指令が
出力されることはなく、次にステップS7において、操
作スイッチ15でのスイッチ操作が継続されているか否
かが判断される。操作スイッチ15のスイッチ操作が継
続されていない場合にはステップS6に進み閉塞動作が
停止される。一方、ステップS7において、操作スイッ
チ15のスイッチ操作が継続されている場合には、ステ
ップS8において、全閉時の負荷の増大によるモータ9
の過電流等を検知することにより、窓ガラス7が全閉さ
れたか否かが判断される。全閉されたものと判断された
場合にはステップS6に進み、閉塞動作が停止される。
一方、ステップS8において全閉されていないと判断さ
れた場合には、上述したステップS5,S7,S8の動
作を繰返すことになる。
【0038】一方、上述したステップS2において、そ
の判断結果が否定的である場合、すなわち開放動作が指
示されたものと判断した場合には、ステップS4におい
て窓ガラス7の開放動作が開始される。そしてステップ
S9において、操作スイッチ13へのスイッチ操作が継
続されているか否かが判断され、継続されていないと判
断した場合にはステップS6に進み開放動作が停止され
る。一方、ステップS9において継続されていると判断
した場合には、ステップS10において、全開時の負荷
の増大によるモータ9の過電流等を検知することによ
り、窓ガラス7が全開されたか否かが判断される。この
ステップS10において、全開されたと判断した場合に
は、ステップS6に進み、開放動作が停止される。一
方、全開されていないと判断した場合には、ステップS
9に戻り、操作スイッチ13へのスイッチ操作が解除さ
れるか、あるいは窓ガラス7が全開されるまで、ステッ
プS9,S10が繰返される。
の判断結果が否定的である場合、すなわち開放動作が指
示されたものと判断した場合には、ステップS4におい
て窓ガラス7の開放動作が開始される。そしてステップ
S9において、操作スイッチ13へのスイッチ操作が継
続されているか否かが判断され、継続されていないと判
断した場合にはステップS6に進み開放動作が停止され
る。一方、ステップS9において継続されていると判断
した場合には、ステップS10において、全開時の負荷
の増大によるモータ9の過電流等を検知することによ
り、窓ガラス7が全開されたか否かが判断される。この
ステップS10において、全開されたと判断した場合に
は、ステップS6に進み、開放動作が停止される。一
方、全開されていないと判断した場合には、ステップS
9に戻り、操作スイッチ13へのスイッチ操作が解除さ
れるか、あるいは窓ガラス7が全開されるまで、ステッ
プS9,S10が繰返される。
【0039】以上のような動作によると、窓の閉時にお
いて、異物検知素子20(感圧コンデンサC)を含む異
物検知回路16で異物が挟込まれたかどうかを検出し、
挟込みがあった場合には速やかに窓の閉塞動作を停止さ
せ、さらにその後に開放動作させることで、異物の挟込
み状態を解除することができる。
いて、異物検知素子20(感圧コンデンサC)を含む異
物検知回路16で異物が挟込まれたかどうかを検出し、
挟込みがあった場合には速やかに窓の閉塞動作を停止さ
せ、さらにその後に開放動作させることで、異物の挟込
み状態を解除することができる。
【0040】そして、異物検知素子20として、誘電部
23aの両側に電極21,22を密着配置した構造を採
用しているので、従来例1のようにこれらの境界面にお
いて電極の表面が酸化したり、あるいは腐食したりする
心配がいらず、故に長期の使用においても信頼性を保つ
ことが可能となる。
23aの両側に電極21,22を密着配置した構造を採
用しているので、従来例1のようにこれらの境界面にお
いて電極の表面が酸化したり、あるいは腐食したりする
心配がいらず、故に長期の使用においても信頼性を保つ
ことが可能となる。
【0041】また、積分回路16aの出力波形の変化が
遅延した場合に挟込みを判断するようにしているので、
モータ(負荷)の始動期間におけるラッシュ電流の影響
を一切受けずに異物の挟込みを検出でき、したがって、
従来例2で問題となっていた始動期間の直後の挟込みを
も即座に検出することができる。
遅延した場合に挟込みを判断するようにしているので、
モータ(負荷)の始動期間におけるラッシュ電流の影響
を一切受けずに異物の挟込みを検出でき、したがって、
従来例2で問題となっていた始動期間の直後の挟込みを
も即座に検出することができる。
【0042】さらに、この実施形態では、異物検知素子
20(感圧コンデンサC)の変形により異物の挟込みを
検出することで、従来例3や従来例4のような光学検出
方式で問題となっていた外部環境の光量の変化や汚れの
影響をなくすことができる。
20(感圧コンデンサC)の変形により異物の挟込みを
検出することで、従来例3や従来例4のような光学検出
方式で問題となっていた外部環境の光量の変化や汚れの
影響をなくすことができる。
【0043】さらにまた、この実施形態では、発信部1
6bが発信するパルス信号のパルス長に相当する積分回
路の出力信号の波形自体(ゼロクロス遅延時間t1)を
基準波形(基準ゼロクロス遅延時間t0)と比較して異
物の挟込みを検出しているので、従来例3のように長期
間に亘ってモータの回転キャンセルを検出する場合に比
べて、迅速な挟込み判断を行うことができる。
6bが発信するパルス信号のパルス長に相当する積分回
路の出力信号の波形自体(ゼロクロス遅延時間t1)を
基準波形(基準ゼロクロス遅延時間t0)と比較して異
物の挟込みを検出しているので、従来例3のように長期
間に亘ってモータの回転キャンセルを検出する場合に比
べて、迅速な挟込み判断を行うことができる。
【0044】そして、異物検知素子20を窓枠側(固定
側)ではなく窓ガラス7(開閉部材)側に設けているの
で、移動側の窓ガラス7の上縁端に異物が当接するだけ
で異物の存在を検出できる。したがって、窓枠と窓ガラ
ス7とで異物を挟み込む以前においても、異物の検出を
行うことが可能になるので、頭や手等の身体に痛みを感
じる以前に、あるいは器物の挟込みによる当該器物の損
傷がおこる以前に、これらの異物を検出して挟込みを未
然に防止することができる。
側)ではなく窓ガラス7(開閉部材)側に設けているの
で、移動側の窓ガラス7の上縁端に異物が当接するだけ
で異物の存在を検出できる。したがって、窓枠と窓ガラ
ス7とで異物を挟み込む以前においても、異物の検出を
行うことが可能になるので、頭や手等の身体に痛みを感
じる以前に、あるいは器物の挟込みによる当該器物の損
傷がおこる以前に、これらの異物を検出して挟込みを未
然に防止することができる。
【0045】なお、上記実施形態では、異物検知素子2
0の弾性絶縁体23を誘電部23aと被覆部23bとで
構成していたが、弾性絶縁体23の形状はこれに限るも
のではなく、例えば図7のように弾性絶縁体23中の被
覆部23bを省略したものや、図8のように被覆部23
bの側部のみを残して上側の電極22の上面のみを露出
させた構成としても良い。この場合、特に上側の電極2
2は身体等の異物に接触して電荷が逃げやすくなる構成
となるため、上側の電極22を接地電極とする必要があ
る。
0の弾性絶縁体23を誘電部23aと被覆部23bとで
構成していたが、弾性絶縁体23の形状はこれに限るも
のではなく、例えば図7のように弾性絶縁体23中の被
覆部23bを省略したものや、図8のように被覆部23
bの側部のみを残して上側の電極22の上面のみを露出
させた構成としても良い。この場合、特に上側の電極2
2は身体等の異物に接触して電荷が逃げやすくなる構成
となるため、上側の電極22を接地電極とする必要があ
る。
【0046】また、上記実施形態では、積分回路16a
としてC−R積分回路を使用していたが、図9に示すよ
うにオぺレータアンプ25のイマジナリショートを利用
した論理積分回路を使用してもよいことは勿論である。
あるいは、感圧コンデンサCを発振回路の一部として発
信周波数の変移により判定しても良い。
としてC−R積分回路を使用していたが、図9に示すよ
うにオぺレータアンプ25のイマジナリショートを利用
した論理積分回路を使用してもよいことは勿論である。
あるいは、感圧コンデンサCを発振回路の一部として発
信周波数の変移により判定しても良い。
【0047】さらに、上記実施形態では、窓ガラス7の
上縁端に異物検知素子20(感圧コンデンサC)を配置
していたが、固定側の窓枠部5またはその近傍に設置し
ても、異物の挟込みを検出できることはいうまでもな
い。ただし、先にも述べたとおり、移動側窓ガラス7の
上縁端に異物検知素子20(感圧コンデンサC)を配置
したほうが、完全に挟込みがなされる以前に異物の窓ガ
ラス7への当接を検出できるという利点があるため、望
ましくは、上記実施形態の構成を採用するほうが効果的
である。
上縁端に異物検知素子20(感圧コンデンサC)を配置
していたが、固定側の窓枠部5またはその近傍に設置し
ても、異物の挟込みを検出できることはいうまでもな
い。ただし、先にも述べたとおり、移動側窓ガラス7の
上縁端に異物検知素子20(感圧コンデンサC)を配置
したほうが、完全に挟込みがなされる以前に異物の窓ガ
ラス7への当接を検出できるという利点があるため、望
ましくは、上記実施形態の構成を採用するほうが効果的
である。
【0048】さらにまた、上記実施形態(図1及び図
2)では、ドア3の窓枠部5に対して昇降する窓ガラス
7について車窓用挟込防止装置を適用した例について説
明したが、その他、例えばサンルーフのように自動的に
開閉動作する部位についてであれば、どのような部位に
車窓用挟込防止装置を適用してもよいことは言うまでも
ない。
2)では、ドア3の窓枠部5に対して昇降する窓ガラス
7について車窓用挟込防止装置を適用した例について説
明したが、その他、例えばサンルーフのように自動的に
開閉動作する部位についてであれば、どのような部位に
車窓用挟込防止装置を適用してもよいことは言うまでも
ない。
【0049】
【発明の効果】本発明の請求項1によれば、弾性伸縮自
在の帯状の誘電部と、誘電部に対して異物からの押圧力
が加わる方向に沿った両側面に密着敷設された一対の帯
状の電極とから感圧コンデンサを構成し、この感圧コン
デンサを充電素子として積分回路に組込み、感圧コンデ
ンサが異物からの押圧力に伴って電極間距離が縮小変化
しその充電時間が増大することを利用して異物を検出す
るようにしているので、感圧コンデンサの両電極及び誘
電部の間の境界面において、従来例1のように電極の表
面が酸化したり、あるいは腐食したりする心配がいら
ず、故に長期の使用においても信頼性を保つことが可能
となる。
在の帯状の誘電部と、誘電部に対して異物からの押圧力
が加わる方向に沿った両側面に密着敷設された一対の帯
状の電極とから感圧コンデンサを構成し、この感圧コン
デンサを充電素子として積分回路に組込み、感圧コンデ
ンサが異物からの押圧力に伴って電極間距離が縮小変化
しその充電時間が増大することを利用して異物を検出す
るようにしているので、感圧コンデンサの両電極及び誘
電部の間の境界面において、従来例1のように電極の表
面が酸化したり、あるいは腐食したりする心配がいら
ず、故に長期の使用においても信頼性を保つことが可能
となる。
【0050】また、積分回路の出力変化が遅延した場合
に挟込みを判断するようにしているので、駆動回路の始
動期間におけるラッシュ電流の影響を一切受けずに異物
の挟込みを検出でき、したがって、従来例2で問題とな
っていた始動期間の直後の挟込みをも即座に検出するこ
とができる。
に挟込みを判断するようにしているので、駆動回路の始
動期間におけるラッシュ電流の影響を一切受けずに異物
の挟込みを検出でき、したがって、従来例2で問題とな
っていた始動期間の直後の挟込みをも即座に検出するこ
とができる。
【0051】さらに、積分回路の出力信号の波形自体を
基準波形と比較して異物の挟込みを検出しているので、
従来例3のように所定期間の挟込みを待ってから挟込み
の判断を行う場合に比べて、迅速な挟込み判断を行うこ
とができる。
基準波形と比較して異物の挟込みを検出しているので、
従来例3のように所定期間の挟込みを待ってから挟込み
の判断を行う場合に比べて、迅速な挟込み判断を行うこ
とができる。
【0052】さらにまた、感圧コンデンサの変形により
異物の挟込みを検出することで、従来例4のような光学
検出方式で問題となっていた外部環境の光量の変化や汚
れの影響をなくすことができる。
異物の挟込みを検出することで、従来例4のような光学
検出方式で問題となっていた外部環境の光量の変化や汚
れの影響をなくすことができる。
【0053】本発明の請求項2によれば、感圧コンデン
サを少なくとも移動物としての開閉部材の閉塞動作時に
おける進行方向側の縁端に沿って設置しているので、完
全に挟込みが完了する以前において、開閉部材の縁端に
異物が当接するだけで異物の存在を検出できる。したが
って、異物としての頭や手等の身体に痛みを感じる以前
に、あるいは異物としての器物の挟込みによる当該器物
の損傷がおこる以前に、これらの異物を検出して挟込み
を未然に防止することができる。
サを少なくとも移動物としての開閉部材の閉塞動作時に
おける進行方向側の縁端に沿って設置しているので、完
全に挟込みが完了する以前において、開閉部材の縁端に
異物が当接するだけで異物の存在を検出できる。したが
って、異物としての頭や手等の身体に痛みを感じる以前
に、あるいは異物としての器物の挟込みによる当該器物
の損傷がおこる以前に、これらの異物を検出して挟込み
を未然に防止することができる。
【図1】本発明の一の実施形態に係る車窓用挟込防止装
置が組込まれる自動窓開閉機構の全体のブロック図であ
る。
置が組込まれる自動窓開閉機構の全体のブロック図であ
る。
【図2】本発明の一の実施形態に係る車窓用挟込防止装
置が組込まれる自動窓開閉機構の模式図である。
置が組込まれる自動窓開閉機構の模式図である。
【図3】車窓用挟込防止装置内の積分回路を示す回路図
である。
である。
【図4】本発明の一の実施形態に係る異物検知素子(感
圧コンデンサ)を示す一部断面斜視図である。
圧コンデンサ)を示す一部断面斜視図である。
【図5】発信部からのパルス信号と異物の有無と積分回
路の出力との関係を示す図である。
路の出力との関係を示す図である。
【図6】本発明の一の実施形態の挟込防止装置の動作を
示すフローチャートである。
示すフローチャートである。
【図7】本発明の他の実施形態に係る異物検知素子(感
圧コンデンサ)を示す一部断面斜視図である。
圧コンデンサ)を示す一部断面斜視図である。
【図8】本発明のさらに他の実施形態に係る異物検知素
子(感圧コンデンサ)を示す一部断面斜視図である。
子(感圧コンデンサ)を示す一部断面斜視図である。
【図9】本発明の他の実施形態の積分回路を示す回路図
である。
である。
【図10】従来例1の異物検知素子を示す斜視図であ
る。
る。
【図11】従来例2における駆動電流の変化を示す図で
ある。
ある。
7 窓ガラス(開閉部材) 13,15 操作スイッチ 16 異物検知回路 16a 積分回路 16b 発信部 16c レベル比較部 16d 計時部 16e 基準遅延時間記憶部 16f 時間比較部 17 駆動回路 18 指令部 20 異物検知素子(感圧コンデンサ) 21,22 電極 23 弾性絶縁体 23a 誘電部 23b 被覆部
Claims (2)
- 【請求項1】 車両のドアやルーフ等の窓枠部にあって
自動的に開閉可能とされた開閉部材の閉塞動作中に、当
該開閉部材と前記窓枠部との間で何等かの異物が挟み込
まれたとき、当該異物からの押圧力に基づいて当該異物
の挟込みを検知して前記開閉部材の閉塞動作を少なくと
も停止する車窓用挟込防止装置であって、 感圧コンデンサの電極間距離の縮小変化に応じて当該感
圧コンデンサでの充電時間が増大する積分回路と、 前記感圧コンデンサの充電レベルが所定の基準レベルに
達したか否かを比較判断するレベル比較部と、 前記感圧コンデンサの充電開始時点から、前記レベル比
較部での比較結果に基づく基準レベル到達時点までに要
した遅延時間を計測する計時部と、 前記計時部で計測された前記遅延時間が所定の基準遅延
時間を越えたかどうかを比較判断する時間比較部と、 前記遅延時間が前記所定の基準遅延時間を越えた場合に
前記時間比較部での比較判断結果に基づき前記開閉部材
の自動開閉を行う所定の駆動回路に閉塞動作の少なくと
も停止指令を与える指令部とを備え、 前記感圧コンデンサは、 弾性伸縮自在の帯状の誘電部と、 前記誘電部に対して異物からの押圧力が加わる方向に沿
った両側面に密着敷設された一対の帯状の電極とを備え
ることを特徴とする車窓用挟込防止装置。 - 【請求項2】 前記感圧コンデンサは、少なくとも前記
開閉部材の閉塞動作時における進行方向側の縁端に沿っ
て設置されることを特徴とする請求項1に記載の車窓用
挟込防止装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9195645A JPH1136709A (ja) | 1997-07-22 | 1997-07-22 | 車窓用挟込防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9195645A JPH1136709A (ja) | 1997-07-22 | 1997-07-22 | 車窓用挟込防止装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1136709A true JPH1136709A (ja) | 1999-02-09 |
Family
ID=16344628
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9195645A Pending JPH1136709A (ja) | 1997-07-22 | 1997-07-22 | 車窓用挟込防止装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1136709A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1785569A2 (en) | 2005-11-14 | 2007-05-16 | Nippon Sheet Glass Company, Limited | Window glass, window glass electrode leading-out device, window glass conductivity-adding method, and a window glass electrode leading-out method |
| JP2008031731A (ja) * | 2006-07-28 | 2008-02-14 | Shiroki Corp | 安全装置 |
| JP2017031710A (ja) * | 2015-08-04 | 2017-02-09 | 株式会社東海理化電機製作所 | 挟み込み検出装置 |
| CN109662861A (zh) * | 2019-02-01 | 2019-04-23 | 太仓市康辉科技发展有限公司 | 搁手架、座椅以及产床 |
-
1997
- 1997-07-22 JP JP9195645A patent/JPH1136709A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1785569A2 (en) | 2005-11-14 | 2007-05-16 | Nippon Sheet Glass Company, Limited | Window glass, window glass electrode leading-out device, window glass conductivity-adding method, and a window glass electrode leading-out method |
| JP2008031731A (ja) * | 2006-07-28 | 2008-02-14 | Shiroki Corp | 安全装置 |
| JP2017031710A (ja) * | 2015-08-04 | 2017-02-09 | 株式会社東海理化電機製作所 | 挟み込み検出装置 |
| WO2017022415A1 (ja) * | 2015-08-04 | 2017-02-09 | 株式会社東海理化電機製作所 | 挟み込み検出装置 |
| CN109662861A (zh) * | 2019-02-01 | 2019-04-23 | 太仓市康辉科技发展有限公司 | 搁手架、座椅以及产床 |
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