JPH11278049A - 自動車の窓ガラスの自動昇降装置における障害物検知システム - Google Patents
自動車の窓ガラスの自動昇降装置における障害物検知システムInfo
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Abstract
の変化により窓ガラス昇降路の障害物を確実・正確に検
知して、障害物特に指、腕、首などの人体の損傷事故を
防止する自動車の窓ガラスの自動昇降装置における障害
物検知システムを提供する。 【解決手段】 自動車の窓ガラスを、該窓ガラス下部に
設けた支持部材と、これらを補助するケーブルとを介し
て正逆回転自在の電動モータにより自動的に昇降する装
置における障害物検知システムであって、ドア枠の全周
にわたり設けたカバーの内側に障害物検知のための光伝
搬特性を有したセンサーを配したことを特徴とする。
Description
スを自動的に昇降する装置におけるピンチング(挟み事
故)防止システム、すなわち、障害物検知システムに関
し、その構成上の特徴により障害物は確実、効果的に検
知される。
間に障害物、特に指、腕、首などの人体の一部が存在す
ることを光の伝搬手段を用いて検知して、人体への損傷
事故を未然に防ぐことのできる障害物検知システムに関
する。
販されている。これら従来技術の構成的特徴は、ユーザ
が制御ボタンに与える圧力に応じて窓ガラスが枠内を上
昇している間に障害物の存在を検知認識するというもの
である。
接型と間接型の二種類に分けることができる。直接型
は、センサーの感知により障害物を直接感知し、信号と
して窓ガラスの上昇機構を作動するモータに送って停止
させ、下降させる。
せている内に障害物があると、それにより発生する電流
値の変化またはモータの回転速度の変化をモータに設け
たセンサーによって検知する方法である。すなわち、電
流または回転速度の変化を通じて窓ガラスと枠の間の障
害物の存在を検知し、これによってモータを停止し逆回
転させる構成になっている。
ピンチング防止システムすなわち障害物検知システムを
もたなかったことに比べると大きな進歩であるが、故障
し易く、時には、窓ガラスが少しゆがんだだけて障害物
ありと誤診することがあった。たとえば、ドア枠のガラ
スの昇降路であるゴムのシーリング材材が硬化したため
窓ガラスの上昇時に一寸した抵抗が起こり、それがセン
サーに障害物として検知されることになり、ユーザはデ
ィラーに車を戻してこうした不都合が起こらないように
システムの再プログラム化による解決が必要となる。
の両側の障害物を感知することはできない。すなわち、
窓ガラスの上部縁と枠との間に介在する障害物だけでな
く、窓ガラスの両側と枠との両側の間に介在する障害物
も検知できず、それは多くの車種にあっては後部座席の
窓ガラスに起こるため車内の人に大怪我をさせることに
なるにも拘らず、それが事前に検知できないという制約
があった。このことは、種々の刊行物や業界誌にも取り
上げ論議されている。
の所轄当局は気付き、当局は早速一定の基準値を公表す
ることで自動昇降装置における窓ガラスの上昇速度を基
準値以内とするようにしている。これは、この基準値を
超えると、人の指、腕、首、その他の身体部分が窓ガラ
スの上縁や両側とドアの枠または枠の囲いとの間に挟ま
れて大怪我をすることになるからである。
従来技術の問題点を解決するため、窓ガラス枠の全長に
沿って設けた光ファイバー導体からなるセンサーにより
直接的に障害物を検知することを特徴とした窓ガラスの
自動昇降装置における障害物検知システムを提供せんと
するものである。
し、該センサーは、窓ガラス枠専用のカバーに一体的と
なるよう組み込んでも、または、窓ガラスカバーそのも
のに直接組み込んでもよい。従って、シーリング手段を
光ファイバーと一緒に組み込めば製造コストを削減する
ことができる。
れば、窓ガラスがその枠内を上昇中に障害物に遭遇する
と、圧力がカバーに働いてセンサーの光量が減じ、この
減量が適宜設けたメモリ付の電子システムにより分析さ
れて正常な場合の光量と比較され、この比較から障害物
の存在が判明し、モータは直ちに停止命令を受けるとと
もに逆転され窓ガラスは降下される。
の既成のもので足り、別途新たに制作する必要はないの
で、機構の簡素さとコストの安さとが相まったものとな
り、さらに、センサーは特別に制作した窓ガラス枠専用
のカバーに組み込んでも、または、通常のカバーの表面
層に一体的に組み込んでもよく、いづれにしても製造は
容易である。
0393号に関わるシステムの実績と、上記システムで
行った実地実験と実験室実験の結果とから、光ファイバ
ーを用いることで高い感度が得られることが判明した。
すなわち、光ファイバーをループ状にすることでさらに
効率はよくなるが、ループ状にするためには光ファイバ
ーをゴム製の支持板に配置するということ以外に、基準
値を障害物検知システムの作動に先立って記憶させなく
ても済むようなセンサーなどの新しい設計が必要であ
る。
でかつ該枠に設けられたシーリング材の内側に設け、光
ファイバーを波形に配置できるような一連の切り込みを
設ける。光フアイバーは、ゴム製支持板から突出するこ
とで障害物があったとき窓ガラスの上縁が光ファイバー
を変形させるので光の屈折角度が大きくなり、その結果
システムの障害物検知の感度が上がる。
体を挿通させるための切り込みに該光ファイバーをルー
プ状に配し、所定の位置に設置後同光ファイバーは接着
剤または溶接により被覆固定してシーリング被覆により
保護すべき個所すべてをカバーすることになる。これら
はすべて完全オートメーション方式で可能である。
窓ガラスの上部に設けた全体のシーリング材の内側に設
けられる。
えて、本発明のもう一つの目的は、障害物を検知するシ
ステムを改善して、障害物のない窓ガラスを閉める前3
0ミリ秒に基準値を設定する。これは、ユーザがボタン
を押して窓ガラスを閉めようとする瞬間であって、シス
テムはその瞬間の光ファイバーの光伝搬性検知のための
信号を発生する。この場合はいかなるタイプの障害物も
存在しない状態であって窓ガラスは将に上昇運動を行お
うとしている時である。
障害物は上昇する窓ガラスにゴム製支持板と窓ガラス枠
シーリング材に対し押圧されるため光伝搬値が変わり、
センサーはそうした変化と光伝搬性の減少から障害物の
存在を検知し、モータを停止し、さらに逆回転させて窓
ガラスを下降させ、障害物を窓ガラスの上部縁および窓
ガラス枠から除去する。
準とすることによりこの基準値を検知できるようシステ
ムを構成している。その結果、車に起こる電圧変化の影
響は受けることなく障害物検知を行なうことができる。
すなわち、なんらかの理由で車が動力を絶たれることが
ある。それは、電気回路が遮断されたか、または、バッ
テリーが上がったか、もしくは、その他の原因か、いづ
れにしても様々であるが、こうした事態が起こっても従
来技術と違い障害物検知システムを再プログラム化し基
準値を再格納することなくシステムは稼動できる。
よってモータ、窓ガラスの長さ、重量、シーリング材の
長さが異なるため種々となるが、本発明の障害物検知シ
ステムでは、車種に応じて異なる構造、形状、長さ、窓
ガラスの重量、その他の違いに拘らず全ての車種および
ドアに適用できる。
形成された切り込みによるループ状の配線によって、一
旦導体が適当な手段により位置付けされると切り込みは
接着剤または溶接により被覆され、シーリング被覆によ
り保護される個所すべてをカバーすることができる。
ルーフは勿論、ドア、ボンネット、トランクでの障害物
検知にも用いることができる。
め、この発明による障害物検知システムは、自動車の窓
ガスを、該窓ガラスの下部に設けた支持部材と、その案
内路と、それらを補助するケーブルとを介して正逆回転
自在の電動モータにより自動的に昇降する装置におい
て、ドア枠の全周にわたり設けたカバーの内側に障害物
検知のための光伝搬特性を有したセンサーを配したこと
を特徴としている。
明および図面から明らかになろう。しかし、以下に述べ
る説明は一実施例であり、本発明はそれに制限されるも
のではない。
に基づいて具体的に説明する。先ず、図に示す符号毎に
部材を列挙すると、ドア10、ドア内側11、ドア枠1
2、枠カバー13、センサー14、センサー・カバー1
5、電動モータ16、電源(図示なし)17、光ファイ
バー導体18、リレー19、計器20、窓ガラス21、
ケーブル22、案内路23、支持部材24、センサー2
5、支持板26、切り込み27、開口28、挿通路2
9、穴30、光ファイバー導体31、端部32、端部3
3、ループ34。
所定の形状に機械加工された板状であり、その上部にド
ア枠12を備えている。ドア枠12は、図2に示すよう
にその内側においてカバー13により被覆され、カバー
13は、上昇してきた窓ガラスに当接するようになって
いる。この時カバー13の上方部分は上昇してきた窓ガ
ラスに押されるので車内と外界とは完全に遮断される。
から用いられている各種部材を示す。これら部材には、
たとえば、電源17(図示省略)から通電される電動モ
ータ16と、窓ガラス21の下部に設けられた支持部材
24がケーブル22を介して上下運動するときの案内路
23とが含まれ、これら部材は、その他の電気的部材、
たとえば、リレー19および計器20などと共に窓ガラ
ス21がドア10の枠12内の上下運動を行うための昇
降装置を構成している。
カバー13は、さらにもう一つのカバー15と連係して
おり、カバー15はセンサー14を内部に収容してい
る。
(図示省略)である。光ファイバー導体18は、ドア枠
12の全体またはその部分の上方に延びている。
て行われる。窓ガラスが上記した各種部材の作用により
障害物の介在なくスムーズに昇降するときは、光ファイ
バー導体18を通過する光の量は、そのシステムとその
光ファイバー導体の特性とに応じて予め設定された量で
ある。これは、電子装置(図示省略)によって絶えず検
知される。
分でなんらかの障害物に遭遇し、該障害物が窓ガラス2
1の上昇につれてドア枠12のカバー13に対し押圧さ
れるとセンサー14専用のカバー15が圧力を受け、そ
の結果、光ファイバー導体18に伝達されて光量の制限
と減少という形で表れるが、それは適宜設けた電子手
段、たとえば、リレー19により決定され、検知され
る。こうした作業は、周期的に行うようプログラム化し
て光量の変化をもって障害物の存在と認識するようにな
っている。
て光ファイバー導体18を通過する光の量の変化をもっ
て周辺条件の異変、すなわち、なんらかの外的な原因、
老朽化、ドア10の修理不十分などによるカバー13ま
たは15の損傷を認識することができる。
12の全長にわたる必要はなく、枠12やドア10の形
状に合わせてその一部にかかるものであってもよい。
バーにもう一つ別のカバーを、その間にセンサーを挟ん
で設けてもよい。センサーは、長手方向に配された光フ
ァイバーからなるが、長さは窓ガラス枠の全長の長さ、
または、その一部分の長さでもよい。
ズム的な支持板26に等間隔の切り込み27を設けたも
のを使うことができる。
は、光ファイバー導体31を適宜方法により挿入のでき
る開口28から挿入路29を介して穴30に収めること
により図3に示すようにループ34状の配線となり端部
32、33は適宜手段により光の光伝搬性を測定する手
段に接続される。
口28を介して穴30内に収められると光ファイバーは
その位置に接着剤または溶接などの手段により図3に示
すように固定される。
に先立ち永続的な基準値を記憶させる必要はない。すな
わち、この発明のシステムは、窓ガラスを上昇させる直
前に測定した基準値と、この基準値が窓ガラスの上縁と
該ガラス枠との間に介在する障害物によって変化した値
との差によって機能するものである。
害物の介在によってもたらされる光ファイバーに対する
押圧力は、光ファイバー導体31をドア枠に沿って設け
る方式より、光ファイバー導体31をループ状34に支
持板26内側に配した方が検知し易い。
の内側に位置づけられてしまうと、支持板26と切り込
み27とは、接着剤または溶接により固着一体化される
ので以後にドア枠の内部カバー内に適宜取り付けること
ができる。
例であって、特許請求の範囲に述べられた発明の精神を
変えることなく種々の変更が可能であることはいうまで
もない。
この発明の障害物検知システムは、障害物の存在を確
実、かつ、効果的に検知する。その結果、たとえ窓ガラ
スの昇降路に指、腕、首などの人体の一部が存在しても
事前に検知できるので人体への事故は未然に防ぐことが
できる。
機構は簡単なので製造は容易で、しかも市販の部品が使
えるので製造コストが安く済む利点がある。
見た概略正面図であり、窓ガラスの昇降機構を示してい
る。
面図である。
は、支持板およびループ状に形成された光ファイバー導
体から形成される。
板の平面図である。
Claims (7)
- 【請求項1】 自動車の窓ガラスを、該窓ガラス下部に
設けた支持部材を補助するケーブルを介して正逆回転自
在の電動モータにより自動的に昇降する装置における障
害物検知システムであって、ドア枠の全周にわたり設け
たカバーの内側に障害物検知のための光伝搬特性を有し
たセンサーを配したことを特徴とする障害物検知システ
ム。 - 【請求項2】 センサーは、光ファイバーからなること
を特徴とした請求項1に記載の障害物検知システム。 - 【請求項3】 センサーは、ドア枠のカバーとは独立し
てセンサー専用のカバーと一体的に形成されたことを特
徴とする請求項1に記載の障害物検知システム。 - 【請求項4】 センサーは、ドア枠の全外周に沿って連
続して配されたことを特徴とする請求項1に記載の障害
物検知システム。 - 【請求項5】 センサーは、プリズム的な支持板の内側
に該センサーが挿入され、該支持板の側面に等間隔で形
成した一連の切り込みから引き出されることによりルー
プ状に配されたことを特徴とする請求項1に記載の障害
物検知システム。 - 【請求項6】 支持板に形成した切り込みは、センサー
を挿通路を介して挿入する開口を有し、該挿通路は、穴
で終端し、該穴にセンサーは接着剤または溶接等の手段
により固定されたことを特徴とする請求項5に記載の障
害物検知システム。 - 【請求項7】 ドア枠内でドアを上昇させる直前の約2
0乃至30ミリ秒で支持板に配されたセンサーの光伝搬
性の変化を検知することを特徴とした前記請求項1乃至
6のいづれかに記載の障害物検知システム。
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| ES9800393 | 1998-08-10 | ||
| ES009801717A ES2151413B1 (es) | 1998-02-25 | 1998-08-10 | Mejoras introducidas en el objeto de la patente n.9800393 por un sistema antipinzamiento perfeccionado basado en la modificacion de la conductividad luminica en la fibra optica para eleva cristales destinados al automovil. |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
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| JP4245094B2 JP4245094B2 (ja) | 2009-03-25 |
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| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
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