JPH1136716A - 耐火庫の耐震固定金具 - Google Patents

耐火庫の耐震固定金具

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JPH1136716A
JPH1136716A JP19424697A JP19424697A JPH1136716A JP H1136716 A JPH1136716 A JP H1136716A JP 19424697 A JP19424697 A JP 19424697A JP 19424697 A JP19424697 A JP 19424697A JP H1136716 A JPH1136716 A JP H1136716A
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fireproof
fitting
bar
floor
caster
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JP19424697A
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English (en)
Inventor
Hideaki Shiromoto
本 秀 明 城
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Kumahira Safe Co Inc
Original Assignee
Kumahira Safe Co Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 地震時における耐火庫の滑りや転倒を防止
し、また、狭縊部に設置が限定された耐火庫への取付け
施工が簡易な耐火庫の耐震固定金具を提供する。 【解決手段】底面の四隅にキャスタブラケット2が固着
され、キャスタブラケット2に設けたキャスタ支持軸4
にキャスタ3が取付けられた耐火庫1の耐震固定金具で
あって、耐火庫1の左右両側床面にアンカボルト9によ
り固着され、キャスタ3を載置して、耐火庫1の前後方
向に延出する一対の敷板金具6と、敷板金具6の前後端
近傍に直交して掛け渡され、切欠き6bに嵌合するとと
もに、両端に、キャスタブラケット2からの突出部4a
の上下動を抑制する突出部押え7aを備えた一対の押え
金具7と、耐火庫1の前後方向に延出するとともに、押
え金具7の上方に位置して、押え金具7の上下動を抑制
する一対の閂棒とを備える耐震固定金具5とした構成で
ある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、地震による耐火庫
の転倒を防止する固定金具に関するものであり、特に、
狭隘部に設置が限定された耐火庫への取付け施工が簡易
となる耐火庫の耐震固定金具に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、耐火庫や金庫(以下、耐火庫に
統一する)は、耐火性或いは防犯の観点からかなりの重
量を有しているため、地震等によって転倒したりすれ
ば、側にいる人に致命的な怪我を与えかねない。また、
転倒しないまでも、耐火庫が前後左右に激しく揺れ動く
と、室内の壁や室内備品を破壊するおそれがある。底面
にキャスタを取り付けた耐火庫の場合、このキャスタに
楔をかませて不動にするという処置も採られているが、
耐火庫の前後左右方向の動きはある程度抑えることがで
きるものの、上下動に対しては全く効果がないので、転
倒を防止することはできない。そこで、通常は壁や床に
固定金具を取り付けて耐火庫の揺れ及び転倒を防止する
という地震対策が施されている。
【0003】前記耐火庫の固定金具の従来例を図6に示
す。図6(a)は耐火庫に固定金具を取り付けた状態を
示す側面図、図6(b)は図6(a)におけるG−G断
面図である。耐火庫51の底面の四隅にはブラケット5
2が固着されており、このブラケット52に取り付けた
キャスタ支持軸53に、キャスタ54が回転自在に軸支
される。キャスタ支持軸53の一端側はブラケット52
から突出し、突出部53aを形成している。さて、固定
金具55は図6(a)に示すように、一対からなる断面
略Z字形のZ型鋼材であり、耐火庫51の下方の左右床
面に配設され、図6(b)に示すように、前後のブラケ
ット52から突出したキャスタ支持軸53の突出部53
aを覆う程度の長さを有しており、前後部をアンカボル
ト56にて床に固着される。耐火庫51が振動した際、
前後方向の振動は、ブラケット52の側面部52aが固
定金具55の端面部55aに当接することにより抑制さ
れる。また、左右方向、上下方向の振動は、キャスタ支
持軸53の突出部53aが、固定金具55の側面部55
b、上面部55cに当接することにより、それぞれ抑制
される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記固定金具55の施
工方法は、まず耐火庫51を所定の設置場所に据え置い
た後、左右方向から固定金具55を差し込んで前後のア
ンカボルト56で固定させるものである。しかしなが
ら、このような施工方法を要する固定金具では、例え
ば、耐火庫が既に設置されていて、しかも両側にファイ
ル棚等の室内備品が近接して配置してある場合には、こ
れら左右の室内備品を一旦移動してから固定金具55を
取付けるという煩わしい作業が必要となる。
【0005】本発明は、このような問題点を解決するた
めに創作されたものであり、地震時における耐火庫の滑
りや転倒を防止し、また、狭隘部に設置が限定された耐
火庫への取付け施工が簡易となる、耐火庫の耐震固定金
具を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するために以下のような構成とした。底面の四隅にキャ
スタブラケットが固着され、該キャスタブラケットに設
けたキャスタ支持軸にキャスタが取り付けられた耐火庫
の耐震固定金具であって、耐火庫の左右両側床面に固着
され、前記キャスタを載置して、耐火庫の前後方向に延
出する一対の敷板金具と、前記一対の敷板金具の前後端
近傍に直交して掛け渡されて、該敷板金具に嵌合すると
ともに、両端に、前記キャスタブラケットからの突出部
の上下動を抑制する突出部押えを備えた一対の押え金具
と、耐火庫の前後方向に延出するとともに、前記押え金
具の上方に位置して、前記押え金具の上下動を抑制する
一対の閂棒と、前記押さえ金具を前記敷板金具に嵌合さ
せる押え金具嵌合手段と、前記閂棒を前記敷板金具に支
持させる閂棒支持手段とからなる耐火庫の耐震固定金具
とした。また、前記押え金具嵌合手段として、前記敷板
金具の前後端近傍に切欠きを形成し、前記押え金具をこ
の切欠きに落とし込む構造とした。さらに、前記閂棒支
持手段として、前記敷板金具の前後端近傍に立板を付設
し、該立板に形成した貫通孔に、前記閂棒を挿入支持さ
せる構造とした。
【0007】次に、耐火庫の両側面及び天井面に、隙間
を設けて帯板材を周回配設せしめ、該帯板材の両下端部
を耐火庫の床固定部材に固着するとともに、耐火庫の天
井面に対向配設された前記帯板材に、耐火庫の天井面に
当接して、前記帯板材に可変自在なテンションを付与す
る緊張機構を配設した耐火庫の耐震固定金具とした。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。図1乃至図3は、第1の実
施形態を示す説明図であり、図1は本発明に係る耐震固
定金具を設置した耐火庫を示す外観斜視図、図2は耐震
固定金具の外観説明図であり、図2(a)は平面図、図
2(b)は正面図、図3は耐震固定金具の構成部材であ
る敷板金具、押え金具及び閂棒の組合せ状態を示す分解
斜視図である。また、図4及び図5は第2の実施形態を
示す説明図であり、図4は耐火庫に設置した耐震固定金
具の外観斜視図、図5は耐震固定金具の緊張機構を示す
説明図である。なお、以下の説明において、「前後」と
いうときには図2(b)において紙面と直交する方向、
「上下」というときには同上下方向、「左右」というと
きには同左右方向を指すものとする。
【0009】図1において、符号1は耐火庫を示し、前
面には開閉扉1aを備え、底面の四隅にはキャスタブラ
ケット2を介して、キャスタ3が取り付けられている。
図2(a)に示すように、キャスタブラケット2は横断
面コ字形を呈しており、開口部が左右方向に向かうよう
にして耐火庫1の底面に固着される。キャスタ3は、こ
のキャスタブラケット2の側面部2aに掛け渡したキャ
スタ支持軸4に、回転自在に支持されている。したがっ
て耐火庫1は、耐震固定金具に拘束されていないとき
は、キャスタ3により左右方向にのみ移動可能となって
いる。
【0010】本発明に係る耐震固定金具5は、それぞれ
一対からなる敷板金具6、押え金具7及び閂棒8から構
成される。敷板金具6は、耐火庫1の前後方向に延出す
る、図2(b)に示すように、断面コ字形を呈した板部
材であり、開口部を上側に向けて、耐火庫1の下方にお
ける左右両側床面に配設され、前後端近傍位置でアンカ
ボルト9により床面に固着される。耐火庫1の底面に取
り付けられたキャスタ3は、この左右床面に固着された
一対の敷板金具6に載置されるようになっている。な
お、敷板金具6の後端には、ストッパー板6dが固着さ
れており、耐火庫1が前後方向に揺れた際に、後側のキ
ャスタブラケット2に当接して、耐火庫1の後方向への
移動を阻止するようになっている。
【0011】押え金具7は、断面コ字形を呈した板部材
であり、開口部を下側に向けて、前記一対の敷板金具6
の前後端近傍に直交して掛け渡されて、敷板金具6に嵌
合する。この押え金具7を敷板金具6に嵌合させる押え
金具嵌合手段は、以下のようになっている。すなわち、
一対の敷板金具6が互いに対向する対向面部6aの前後
端近傍に、押え金具嵌合手段手段である切欠き6b、す
なわち、押え金具7の幅寸法よりも若干大きい切欠き幅
を有する切欠き6bを形成して(図3参照)、押え金具
7をこの切欠き6bに落とし込む構造としたものであ
る。したがって、押え金具7は切欠き6bによって形成
された端面部6cに当接することにより、前後方向の移
動が阻止されることになる。また、押え金具7はその両
端に、キャスタ支持軸4のキャスタブラケット2からの
突出部4aの上下動を抑制する突出部押え7aを備えて
いる。突出部押え7aは、図2(b)に示すように、断
面逆L字形を呈した部材であり、側面部7bが、突出部
4aの横近傍に位置し、上面部7cが突出部4aの上近
傍に位置するように、押え金具7の先端に固着される。
したがって、突出部4aが、突出部押え7aの上面部7
cに当接することにより、耐火庫1の上下動が抑制され
ることになる。
【0012】次に、閂棒8は、耐火庫1の前後方向に延
出するとともに、前記押え金具7の上方に位置して、押
え金具7の上下動を抑制する部材であり、本実施形態で
は、鋼角材を利用している。また、この閂棒8を敷板金
具6に支持させる閂棒支持手段は、以下のようになって
いる。まず、敷板金具6の前後端近傍には立板10が付
設されている。立板10は、図3に示すように、長辺部
10aと短辺部10bを有する変形コ字形を呈した部材
であり、開口部を上方に向け、且つ、長辺部10aの面
が互いに対向するように、敷板金具6の前後端近傍に固
着される。そして、この立板10の長辺部10aには、
閂棒8の断面形状より若干大きい角型の貫通孔10cが
形成される。閂棒8は、これら前後の立板10の貫通孔
10cに挿入されることにより、敷板金具6に支持され
るものである。このとき閂棒8は、押え金具7の上面に
接触した状態であるが、押え金具7の上面と若干の隙間
ができるように位置させても、押え金具7の上下動を抑
制することは可能である。なお、閂棒8の先端は貫通孔
10cに導入し易いようにテーパ形成される。
【0013】また、閂棒8の前端には、ビス取付け孔8
aが穿設された、断面逆L字形のブラケット8bが固着
されている。一方、前記立板10の内、耐火庫1の前側
に位置する立板10の短辺部10bには、図3に示すよ
うに、ねじ孔10dが形成されており、閂棒8を前後の
立板10の貫通孔10cに挿入し、ブラケット8bを立
板10の短辺部10bに当接させて、ビス11で締め付
け固定を行うことで、閂棒8の抜けを防止している。な
お、図2及び図3に示す符号12は、閂棒8が挿入移動
される際、その移動方向を規制して、閂棒8の先端を後
側の立板10の貫通孔10cへと容易に導くためのガイ
ド部材であり、閂棒8の断面形状に合わせて切欠き12
aが施されている。このガイド部材12は、前後方向に
おける敷板金具6の中央部付近に固着される。
【0014】次に、以上のように構成された耐震固定金
具の施工方法について説明する。耐火庫が既に所定の場
所に設置されている場合、まず、耐火庫1の前方より、
耐火庫1の底面と床面との間にジャッキを挿入し、耐火
庫1を持上げて前方側に一旦移動させる。
【0015】耐火庫1の設置場所となる床面の左右両側
に敷板金具6,6を配設し、前後のアンカボルト9によ
り床面に固着させる。そして、再びジャッキを操作して
耐火庫1を元の設置場所に降ろす。このとき、耐火庫1
の底面に取り付けられたキャスタ3はそれぞれ左右の敷
板金具6,6に載置されることになる。次に、押え金具
7を耐火庫1の前面側から、耐火庫1の底面と床面との
間に差し入れる。耐火庫1の前面側下方の左右両側に
は、図2(b)に示すように、キャスタブラケット2及
び立板10が位置していることになるので、作業者はは
じめ、押え金具7を前後方向に沿わせた状態で耐火庫1
の下方部へと差し入れ、耐火庫1の下方部で方向転換さ
せ、敷板金具6,6と直交させるようにして、敷板金具
6,6の対向面部6a,6aに載せる。そして、手で、
或いは棒材等を使用して押え金具7を押し込んでいき、
対向面部6aに形成された後側の切欠き6bに落とし込
む。このとき、押え金具7の両端に形成された突出部押
え7aの側面部7bが、キャスタ支持軸4の突出部4a
の横近傍に位置し、上面部7cが突出部4aの上近傍に
位置する。同様にして、もう1本の押え金具7も、敷板
金具6の前側の切欠き6bに落とし込んで嵌合させる。
【0016】次に、閂棒8を、耐火庫1の前面側から、
敷板金具6に固着された前側の立板10の貫通孔10c
に挿入して押し込んでいき、後側の立板10の貫通孔1
0cに挿入させる。前後の立板10の間には、ガイド部
材12が介在しているので、閂棒8はその移動方向が規
制され、後側の立板10の貫通孔10cにスムースに挿
入されることになる。そして、閂棒8の前端に固着した
ブラケット8bを前側の立板10の短辺部10bに、ビ
ス11で締め付け固定させる。
【0017】このように、本発明に係る耐震固定金具に
よれば、既に設置された耐火庫1をジャッキで手前側に
移動させるだけで取付け施工を行うことができる。地震
発生時の、耐震固定金具5の作用は次の通りである。ま
ず、耐火庫1が前後方向に振動した場合、敷板金具6の
切欠き6bに嵌合して、端面部6cに当接することによ
り前後方向の移動が規制された押え金具7に、キャスタ
ブラケット2の側面部2aが当接することにより、耐火
庫1の振動が抑制されることになる。すなわち、敷板金
具6が耐火庫1の前後方向の振動を抑制する役目を担う
部材となっている。また、耐火庫1の左右方向の振動に
対しては、敷板金具6の側面の立ち上げ部がキャスタブ
ラケット2と当接することにより、耐火庫1の振動を抑
制する。すなわち敷板金具6が耐火庫1の左右方向の振
動を抑制する役目を担う部材となっている。更に、耐火
庫1の上下方向の振動に対しては、突出部4aが、押え
金具7の両端に取り付けた突出部押え7aの上面部7c
に衝突して、押え金具7を上方に持ち上げようとする
が、押え金具7は閂棒8により上下動が規制されている
ので、結果的に耐火庫1の上下方向の振動が抑制される
ことになる。すなわち、閂棒8が耐火庫1の上下方向の
振動を抑制する役目を担う部材となっている。
【0018】次に、本発明に係る耐火庫の耐震固定金具
の第2の実施形態について、図4及び図5を基に説明す
る。図4に示すように、比較的背丈のある大型の耐火庫
21の場合には、床固定部材だけでは、地震による転倒
を防止できない惧れがある。本実施形態による耐震固定
金具は、耐火庫の転倒をより確実に防止することを目的
としている。図4に示す符号22は、帯板材である耐震
バンドである。この耐震バンド22は、耐火庫21の左
右側面に、図5(a)に示すように、若干の隙間s1を
設けるようにして、上下方向に延出するように配設さ
れ、下端は耐火庫21の下方に取り付けられた床固定部
材23にボルト24で締め付け固定される。なお、耐震
バンド22の装着対象となる床固定部材23には、ボル
ト24が取り付けられる部位を有していれば良く、前記
第1の実施形態で説明した耐震固定金具5の構造のもの
に限られない。
【0019】符号25は、左右の耐震バンド22の上端
を連結する、帯板材からなる耐震部材であり、図5
(a)に示すように、耐火庫21の天井面と隙間s2を
設けるようにして配設される。耐震部材25の両端には
取付け板25aが固着され、ボルト26及びナット27
にて耐震バンド22と連結される。したがって、耐火庫
21の両側面及び天井面には、帯板材からなる耐震バン
ド22及び耐震部材25が、それぞれ隙間s1、s2を
もって周回配設された構造となる。さて、耐火庫21の
天井面に対向配設された帯板材、すなわち耐震部材25
には、耐火庫21の天井面に当接して、耐震バンド22
に可変自在なテンションを付与する緊張機構が設けられ
ている。本実施形態では、この緊張機構として、ボルト
を利用しており、耐震部材25の左右端近傍に、ねじ孔
25bを形成し、このねじ孔25bに、調節ボルト28
を、ボルト頭28aが下になるようにして螺合させてい
る。
【0020】本実施形態の耐震固定金具の施工方法及び
作用は、以下の通りである。耐震バンド22及び耐震部
材25は、予めボルト26及びナット27にて連結させ
た状態にしておく。また、調節ボルト28はねじ孔25
bに深く螺合させた状態にしておく。さて、耐火庫21
が既に所定の場所に設置されている場合、まず、耐火庫
21をジャッキにより前方に引き出す。そして、耐震バ
ンド22の下端をボルト24で床面の左右両側に敷設さ
れた床固定部材23に固定させる。次に、ジャッキによ
り耐火庫21を再び所定の位置に戻したら、左右両側の
調節ボルト28をスパナ等で回動調節し、耐火庫21の
天井面にボルト頭28aを当接させる。この調節ボルト
28の調節により、左右の耐震バンド22が緊張して張
設されることになり、耐火庫21は床固定金具23に確
実に固定されることになる。
【0021】なお、本実施形態では、図4に示すよう
に、耐震部材25及び2本の耐震バンド22により1組
の耐震固定金具として耐火庫21に取り付けているが、
もちろん前後方向に数組配設させることも可能である。
【0022】以上、本発明に係る耐火庫の耐震固定金具
について、その好適な実施形態を説明したが、構成部材
の形状やそれらの配置構造などについては、図面に記載
したものに限られることなく、本発明の趣旨を逸脱しな
い範囲で様々な設計変更が可能である。実施例ではキャ
スタブラケットからの突出部4aをキャスタ支持軸4の
突出部としたが、キャスタブラケット2に固定されてい
る突出部であれば、キャスタ支持軸に限るものではな
い。当然、左右のキャスタブラケット間をつなぐ棒部材
でも良い。
【0023】
【発明の効果】本発明に係る耐火庫の耐震固定金具によ
れば、以下のような効果を奏する。 (1)敷板金具、押え金具及び閂棒からなる分割構造と
することにより、既に耐火庫が所定場所に設置されてい
る場合、耐火庫を前方側に移動させるだけで取付けが可
能となり、簡易な取付け施工が実現される。また、左右
に余裕のない狭隘空間に設置された耐火庫へも取付けが
可能となる効果をも有する。 (2)耐火庫の両側面及び天井面に、隙間を設けて帯板
材を周回配設せしめ、該帯板材の両下端部を耐火庫の床
固定部材に固着するとともに、耐火庫の天井面に対向配
設された前記帯板材に、耐火庫の天井面に当接して、前
記帯板材に可変自在なテンションを付与する緊張機構を
配設した耐震固定金具とすることにより、耐火庫を床固
定金具に強固に固定することができ、耐火庫の転倒をよ
り確実に防止することができる。また、強度的に弱い天
井や壁面で支持するのではなく、床面で支持すること
で、より強固に固定できる。更に、(1)の効果と同様
に、耐火庫を手前側に移動させるだけで取付け施工を行
うことができ、簡易な取付け施工が実現される。さら
に、帯板材である耐震バンド及び耐震部材は、耐火庫の
表面から数十mm突出するだけで取付けできる構造なの
で、左右に余裕のない狭隘空間に耐火庫が設置されてい
る場合であっても取付けを行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態における、耐震固定金具を設置
した耐火庫を示す外観斜視図である。
【図2】第1の実施形態における、耐震固定金具の外観
説明図であり、図2(a)は平面図、図2(b)は正面
図である。る。
【図3】第1の実施形態における、耐震固定金具の構成
部材である敷板金具、押え金具及び閂棒の組合せ状態を
示す分解斜視図である。
【図4】第2の実施形態における、耐火庫に取り付けた
耐震固定金具の外観斜視図である。
【図5】第2の実施形態における、耐震固定金具の緊張
機構を示す説明図である。
【図6】耐火庫の耐震固定金具の従来例を示す説明図で
ある。
【符号の説明】
1 耐火庫 2 キャスタブラケット 3 キャスタ 4 キャスタ支持軸 5 耐震固定金具 6 敷板金具 7 押え金具 8 閂棒 9 アンカボルト 10 立板 11 ビス 12 ガイド部材 21 耐火庫 22 耐震バンド 23 床固定部材 24 ボルト 25 耐震部材 26 ボルト 27 ナット 28 調節ボルト

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 底面の四隅にキャスタブラケットが固着
    され、該キャスタブラケットに設けたキャスタ支持軸に
    キャスタが取り付けられた耐火庫の耐震固定金具であっ
    て、 耐火庫の左右両側床面に固着され、前記キャスタを載置
    して、耐火庫の前後方向に延出する一対の敷板金具と、 前記一対の敷板金具の前後端近傍に直交して掛け渡され
    て、該敷板金具に嵌合するとともに、両端に、前記キャ
    スタブラケットからの突出部の上下動を抑制する突出部
    押えを備えた一対の押え金具と、 耐火庫の前後方向に延出するとともに、前記押え金具の
    上方に位置して、前記押え金具の上下動を抑制する一対
    の閂棒と、 前記押さえ金具を前記敷板金具に嵌合させる押え金具嵌
    合手段と、 前記閂棒を前記敷板金具に支持させる閂棒支持手段と、 からなることを特徴とする耐火庫の耐震固定金具。
  2. 【請求項2】 前記押え金具嵌合手段は、前記敷板金具
    の前後端近傍に切欠きが形成され、前記押え金具をこの
    切欠きに落とし込む構造としたことを特徴とする請求項
    1に記載の耐火庫の耐震固定金具。
  3. 【請求項3】 前記閂棒支持手段は、前記敷板金具の前
    後端近傍に立板が付設され、該立板に形成した貫通孔
    に、前記閂棒を挿入支持させる構造としたことを特徴と
    する請求項1又は請求項2に記載の耐火庫の耐震固定金
    具。
  4. 【請求項4】 耐火庫の両側面及び天井面に、隙間を設
    けて帯板材を周回配設せしめ、該帯板材の両下端部を耐
    火庫の床固定部材に固着するとともに、耐火庫の天井面
    に対向配設された前記帯板材に、耐火庫の天井面に当接
    して、前記帯板材に可変自在なテンションを付与する緊
    張機構を配設したことを特徴とする耐火庫の耐震固定金
    具。
JP19424697A 1997-07-18 1997-07-18 耐火庫の耐震固定金具 Pending JPH1136716A (ja)

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JP19424697A JPH1136716A (ja) 1997-07-18 1997-07-18 耐火庫の耐震固定金具

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JP19424697A JPH1136716A (ja) 1997-07-18 1997-07-18 耐火庫の耐震固定金具

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019035556A (ja) * 2017-08-21 2019-03-07 株式会社京阪エンジニアリング 耐震ユニット
JP2019046127A (ja) * 2017-09-01 2019-03-22 沖電気工業株式会社 固定具、及び、当該固定具に固定可能な自動取引装置

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JP2019035556A (ja) * 2017-08-21 2019-03-07 株式会社京阪エンジニアリング 耐震ユニット
JP2019046127A (ja) * 2017-09-01 2019-03-22 沖電気工業株式会社 固定具、及び、当該固定具に固定可能な自動取引装置

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