JPH1137149A5 - - Google Patents

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JPH1137149A5
JPH1137149A5 JP1997194483A JP19448397A JPH1137149A5 JP H1137149 A5 JPH1137149 A5 JP H1137149A5 JP 1997194483 A JP1997194483 A JP 1997194483A JP 19448397 A JP19448397 A JP 19448397A JP H1137149 A5 JPH1137149 A5 JP H1137149A5
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outer ring
rotating shaft
cage
periphery
rollers
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Description

【0002】
【従来の技術】
図2に示す複列軸受30は、自動車に搭載されるウォーターポンプの出力軸31を回転可能に支持するために、回転軸31に挿通された略円筒形状の外輪32と、回転軸31の外周方向に沿って形成された凹状の内輪軌道33と、外輪32の内周方向に沿って形成された凹状の外輪軌道34と、内輪軌道33及び外輪軌道34間に介装された複数の玉35と、回転軸31の外周面及び外輪32の内周面間に介装された複数のころ36とを備えている。この複列軸受30は、各玉35が略環状の第1保持器37により転動可能に保持されているとともに、各ころ36が略環状の第2保持器38により転動可能に保持され、かつ、外輪32の両端部にそれぞれシール部材39A,39Bが嵌合されている。
ところで、前述した複列軸受30においては、外輪32の内周面における端面から所定幅にわたって切削加工を施す必要があるため、部品の加工コストが高くなるという問題がある。一方、図3に示す複列軸受40は、この問題を解決するために、あらかじめ各玉35に向かって延びる突出部48Bが第2保持器48に設けられていて、この突出部48Bの先端が各玉35に当接することにより、各ころ36の移動が規制される。したがって、この複列軸受40においては、各ころ36の移動を規制するための段差部を外輪の内周面に切削加工しておく必要性を解消できる。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明の上記目的は、回転軸と、前記回転軸に挿通された略円筒状の外輪と、前記回転軸の外周方向に沿って形成された凹状の内輪軌道と、前記外輪の内周方向に沿って形成された凹状の外輪軌道と、前記内輪軌道及び前記外輪軌道間に介装された複数の玉と、前記回転軸の外周面及び前記外輪の内周面間に介装された複数のころとを備え、前記各ころが略環状の保持器により転動可能に保持されている複列軸受であって、前記保持器が前記外輪の軸方向端部近傍の内周面に設けられた係合部に係合して軸方向の動きを規制されていることを特徴とする複列軸受により達成される。
ここで、係合部としては、外輪の軸方向端部近傍の内周方向に沿って連続形成された溝や突起等が採用できる。そして、保持器としては、これらの溝や突起に係合可能な爪部等設けておけばよい。また、このような係合部は、回転軸の外周面及び外輪の内周面の双方に設けておいてもよい。
このように構成された複列軸受においては、保持器が外輪に設けられた係合部に係合しているため、外輪の端面から所定幅にわたって切削加工を施すことにより段差部を形成することなく各ころを所望位置に保持できることになる。そして、この複列軸受においては、例えば軸方向長さが異なる外輪を採用する場合にも、係合部の形成位置を変更すれば同一の保持器により対応可能となるため、従来のように、あらかじめ複数種類の保持器を用意しておく必要性を解消できることになる。
また、本発明において、前記係合部が前記外輪の軸方向端部近傍の内周面に設けられた溝であってもよい。このような複列軸受においては、係合部が溝であるため、外輪に例えば切削加工により形成できることになる。したがって、この複列軸受においては、係合部として突起を形成する場合に比較して容易に部品を加工できるとともに、既存部品にも切削加工を施すことにより本発明を適用できることになる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。図1は本発明に係る第1実施形態を示す断面図である。なお、以下に説明する各形態において、既に図2及び図3において説明した部材等については、図中に同一符号あるいは相当符号を付すことにより説明を簡略化あるいは省略する。
そして、この形態の複列軸受10においては、第2保持器12が外輪11の軸方向端部近傍の内周面に設けられた係合部13に係合している。係合部13は、外輪11の内周面における周方向に沿って連続する溝とされている。一方、第2保持器12は、リング状の位置決め部材12Aが設けられていて、この位置決め部材12Aが係合部13に係合されている。したがって、各ころ36は、溝状の係合部13に第2保持器12の位置決め部材12Aが係合することにより軸方向への移動が規制され、所望位置に保持されている。
なお、本発明の複列軸受は、前述した各形態に限定されるものでなく、適宜な変形,改良等が可能である。例えば、係合部は、前述した各形態において外輪の内周面に形成された溝が例示されていたが、外輪の内周面に形成されたリング状の突起を採用してもよい。この場合、突起は、外輪に対して一体成形しておく必要はなく、例えば溝に嵌合させたスナップリングを突起として用いてもよい。また、前述した各形態において、係合部が外輪の内周面に形成されていたが、本発明における係合部は回転軸の外周面及び外輪の内周面の双方に形成しておいてもよく、その形成位置や形状、寸法等は任意である。
【0018】
【発明の効果】
以上、説明したように、本発明によれば、回転軸と、この回転軸に挿通された外輪との間に玉,ころがそれぞれ複数介装された複列軸受において、各ころを転動可能に保持する保持器が外輪の軸方向端部近傍の内周面に設けられた係合部に係合しているため、外輪に大幅な切削加工を施す必要がないとともに、係合部の形成位置を変更することにより軸方向長さが異なる外輪にも対応でき、これにより保持器の種類を少数化できる。また、係合部が外輪の内周面に設けられた溝であることにより、容易に係合部を形成できるとともに、既存部品にも本発明を適用できることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る複列軸受の第1形態を示す断面図である。
【図2】 従来の複列軸受を示す断面図である。
【図3】 従来の複列軸受を示す断面図である。
【符号の説明】
10 複列軸受
11 外輪
12 保持器(第2保持器)
13 係合部
31 回転軸
33 内輪軌道
34 外輪軌道
35 玉
36 ころ

Claims (1)

  1. 回転軸と、前記回転軸に挿通された略円筒状の外輪と、前記回転軸の外周方向に沿って形成された凹状の内輪軌道と、前記外輪の内周方向に沿って形成された凹状の外輪軌道と、前記内輪軌道及び前記外輪軌道間に介装された複数の玉と、前記回転軸の外周面及び前記外輪の内周面間に介装された複数のころとを備え、前記各ころが略環状の保持器により転動可能に保持されている複列軸受であって、前記保持器が前記外輪の軸方向端部近傍の内周面に設けられた係合部に係合して軸方向の動きを規制されていることを特徴とする複列軸受。
JP9194483A 1997-07-18 1997-07-18 複列軸受 Pending JPH1137149A (ja)

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JP2013160166A (ja) * 2012-02-07 2013-08-19 Jtekt Corp 水ポンプ用軸受
JP2016200181A (ja) * 2015-04-08 2016-12-01 日本精工株式会社 ケージアンドローラ

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