JPH1137213A - 制振器 - Google Patents
制振器Info
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- JPH1137213A JPH1137213A JP19733097A JP19733097A JPH1137213A JP H1137213 A JPH1137213 A JP H1137213A JP 19733097 A JP19733097 A JP 19733097A JP 19733097 A JP19733097 A JP 19733097A JP H1137213 A JPH1137213 A JP H1137213A
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- Japan
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- vibration
- mass member
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 取付部材に対し、支持ゴム弾性体を介して、
マス部材を弾性的に連結すると共に、マス部材を取付部
材に対して加振せしめる加振手段を設けた制振器におい
て、マス部材の取付部材に対する相対的変位量を制限す
るストッパ機構を、簡単な構造をもってコンパクトに実
現すること。 【解決手段】 制振対象12に対して振動入力方向で対
向位置する当接部24を、制振対象12に固定的に取り
付けられる取付部材14に設けると共に、それら制振対
象12と当接部24の対向面間に入り込んで位置する環
状のストッパ部54を、マス部材16に固定的に設け
て、該ストッパ部54の制振対象12側および当接部2
4側への当接により取付部材14に対するマス部材16
の相対変位量が制限されるようにする一方、該ストッパ
部54と取付部材14との間に支持ゴム弾性体18を介
装して弾性的に連結せしめた。
マス部材を弾性的に連結すると共に、マス部材を取付部
材に対して加振せしめる加振手段を設けた制振器におい
て、マス部材の取付部材に対する相対的変位量を制限す
るストッパ機構を、簡単な構造をもってコンパクトに実
現すること。 【解決手段】 制振対象12に対して振動入力方向で対
向位置する当接部24を、制振対象12に固定的に取り
付けられる取付部材14に設けると共に、それら制振対
象12と当接部24の対向面間に入り込んで位置する環
状のストッパ部54を、マス部材16に固定的に設け
て、該ストッパ部54の制振対象12側および当接部2
4側への当接により取付部材14に対するマス部材16
の相対変位量が制限されるようにする一方、該ストッパ
部54と取付部材14との間に支持ゴム弾性体18を介
装して弾性的に連結せしめた。
Description
【0001】
【技術分野】本発明は、制振対象に装着されて制振対象
における振動を低減せしめる制振器に関するものであ
り、特に能動的な振動低減が可能な制振器に関するもの
である。
における振動を低減せしめる制振器に関するものであ
り、特に能動的な振動低減が可能な制振器に関するもの
である。
【0002】
【背景技術】自動車の車体等のように振動が問題となる
部材である制振対象において、その振動を低減するため
の手段としては、従来から、動的吸振器(ダイナミック
ダンパ)が広く知られている。また、近年では、より高
度な制振効果を得るために、制振対象に加振力を及ぼす
ことにより、制振対象の振動を抑制乃至は制御するよう
にした能動型の制振装置も提案されており、その一種と
して、特開平3−292219号公報や特開平6−23
5438号公報等には、制振対象に取り付けられる取付
部材に対して、ばね部材を介してマス部材を弾性支持せ
しめて一つの振動系を構成すると共に、この振動系のマ
ス部材に加振力を及ぼす電磁駆動機構を設けて、振動系
の振動作用を利用することにより、制振対象に大きな加
振力を及ぼすようにした制振器が、開示されている。
部材である制振対象において、その振動を低減するため
の手段としては、従来から、動的吸振器(ダイナミック
ダンパ)が広く知られている。また、近年では、より高
度な制振効果を得るために、制振対象に加振力を及ぼす
ことにより、制振対象の振動を抑制乃至は制御するよう
にした能動型の制振装置も提案されており、その一種と
して、特開平3−292219号公報や特開平6−23
5438号公報等には、制振対象に取り付けられる取付
部材に対して、ばね部材を介してマス部材を弾性支持せ
しめて一つの振動系を構成すると共に、この振動系のマ
ス部材に加振力を及ぼす電磁駆動機構を設けて、振動系
の振動作用を利用することにより、制振対象に大きな加
振力を及ぼすようにした制振器が、開示されている。
【0003】ところで、制振器においては、衝撃的荷重
の入力や複数の入力振動の重なり合い等によってマス部
材の振幅が著しく大きくなって制振効果に悪影響を及ぼ
す場合があり、特にばね部材としてゴム弾性体を採用し
た場合には、ゴム弾性体に過大な変形が惹起されて耐久
性が低下してしまうおそれもあるが、上述の如き、振動
系に加振力を及ぼす電磁駆動機構を備えた制振器におい
ては、マス部材の過大な振幅を規制する簡単な構造のス
トッパ機構が、未だ実現されていなかったのである。
の入力や複数の入力振動の重なり合い等によってマス部
材の振幅が著しく大きくなって制振効果に悪影響を及ぼ
す場合があり、特にばね部材としてゴム弾性体を採用し
た場合には、ゴム弾性体に過大な変形が惹起されて耐久
性が低下してしまうおそれもあるが、上述の如き、振動
系に加振力を及ぼす電磁駆動機構を備えた制振器におい
ては、マス部材の過大な振幅を規制する簡単な構造のス
トッパ機構が、未だ実現されていなかったのである。
【0004】
【解決課題】ここにおいて、本発明は、上述の如き事情
を背景として為されたものであって、その解決課題とす
るところは、振動系と、該振動系に加振力を及ぼす電磁
駆動機構を備えた制振器において、マス部材の振幅を制
限するストッパ機構を、簡単な構造をもって実現するこ
とにある。
を背景として為されたものであって、その解決課題とす
るところは、振動系と、該振動系に加振力を及ぼす電磁
駆動機構を備えた制振器において、マス部材の振幅を制
限するストッパ機構を、簡単な構造をもって実現するこ
とにある。
【0005】
【解決手段】そして、このような課題を解決するため
に、本発明の特徴とするところは、制振対象に固定的に
取り付けられる取付部材と、該取付部材に対して振動入
力方向に相対変位可能に配設されたマス部材が、それら
両部材間に介装された支持ゴム弾性体によって連結され
ると共に、該マス部材と該取付部材の間に振動入力方向
の加振力を及ぼす加振手段が設けられた制振器におい
て、前記取付部材から振動入力方向に直交して外方に広
がる当接部を、前記マス部材に対して前記制振対象側に
離隔位置して設ける一方、前記マス部材から前記制振対
象側に向かって該当接部の外周側を跨いで振動入力方向
に筒状に延び出すと共に、該当接部と前記制振対象との
対向面間に入り込んで位置し、それら当接部と制振対象
の対向面への当接によって該マス部材の該制振対象に対
する振動入力方向での相対的変位量を制限するストッパ
部を設け、且つ該ストッパ部と前記取付部材における振
動入力方向に直交する対向面間に、前記支持ゴム弾性体
を介装せしめたことにある。
に、本発明の特徴とするところは、制振対象に固定的に
取り付けられる取付部材と、該取付部材に対して振動入
力方向に相対変位可能に配設されたマス部材が、それら
両部材間に介装された支持ゴム弾性体によって連結され
ると共に、該マス部材と該取付部材の間に振動入力方向
の加振力を及ぼす加振手段が設けられた制振器におい
て、前記取付部材から振動入力方向に直交して外方に広
がる当接部を、前記マス部材に対して前記制振対象側に
離隔位置して設ける一方、前記マス部材から前記制振対
象側に向かって該当接部の外周側を跨いで振動入力方向
に筒状に延び出すと共に、該当接部と前記制振対象との
対向面間に入り込んで位置し、それら当接部と制振対象
の対向面への当接によって該マス部材の該制振対象に対
する振動入力方向での相対的変位量を制限するストッパ
部を設け、且つ該ストッパ部と前記取付部材における振
動入力方向に直交する対向面間に、前記支持ゴム弾性体
を介装せしめたことにある。
【0006】このような本発明に従う構造とされた制振
器においては、取付部材に対して支持ゴム弾性体を介し
てマス部材が弾性支持されることにより、一つの振動系
が構成されており、加振手段による加振力に基づいて、
かかる振動系においてマス部材が変位,加振されること
となる。また、マス部材に設けられたストッパ部が、取
付部材のストッパ部と制振対象との対向面に当接するこ
とによって、マス部材の振動入力方向における変位量が
制限されることとなる。
器においては、取付部材に対して支持ゴム弾性体を介し
てマス部材が弾性支持されることにより、一つの振動系
が構成されており、加振手段による加振力に基づいて、
かかる振動系においてマス部材が変位,加振されること
となる。また、マス部材に設けられたストッパ部が、取
付部材のストッパ部と制振対象との対向面に当接するこ
とによって、マス部材の振動入力方向における変位量が
制限されることとなる。
【0007】従って、このようなストッパ部において
は、単一のストッパ部をマス部材側に形成するだけで、
マス部材の振動入力方向両側における変位量(振幅)を
制限し得るストッパ機構が、簡単で且つコンパクトな構
造をもって有利に実現されて、支持ゴム弾性体ひいては
制振器の耐久性が有利に確保されるのである。しかも、
ストッパ部における当接面を、周方向に連続して環状に
形成することが出来ることから、当接面を充分に大きく
設定することが可能となり、ストッパ部の強度等も有利
に確保され得る。
は、単一のストッパ部をマス部材側に形成するだけで、
マス部材の振動入力方向両側における変位量(振幅)を
制限し得るストッパ機構が、簡単で且つコンパクトな構
造をもって有利に実現されて、支持ゴム弾性体ひいては
制振器の耐久性が有利に確保されるのである。しかも、
ストッパ部における当接面を、周方向に連続して環状に
形成することが出来ることから、当接面を充分に大きく
設定することが可能となり、ストッパ部の強度等も有利
に確保され得る。
【0008】なお、本発明におけるストッパ部の具体的
形状としては、例えば、取付部材に対して振動入力方向
に直交する方向で所定距離を隔てて対向位置せしめられ
る筒状部と、該筒状部の軸方向両端部に一体形成された
フランジ状部とを有するものが好適に採用され、筒状部
とストッパ部の対向面間に支持ゴム弾性体が介装される
一方、軸方向一方の外向きのフランジ状部において、当
接部の外周側を跨いで延び出した筒状部に対して固着さ
れてマス部材に取り付けられると共に、かかる両側のフ
ランジ状部によって当接部と制振対象に対する当接面が
構成される。
形状としては、例えば、取付部材に対して振動入力方向
に直交する方向で所定距離を隔てて対向位置せしめられ
る筒状部と、該筒状部の軸方向両端部に一体形成された
フランジ状部とを有するものが好適に採用され、筒状部
とストッパ部の対向面間に支持ゴム弾性体が介装される
一方、軸方向一方の外向きのフランジ状部において、当
接部の外周側を跨いで延び出した筒状部に対して固着さ
れてマス部材に取り付けられると共に、かかる両側のフ
ランジ状部によって当接部と制振対象に対する当接面が
構成される。
【0009】また、本発明に従う構造とされた制振器に
おいては、ストッパ部の当接部や制振対象に対する当接
時の衝撃や打音を緩和するために、それらストッパ部と
当接当接部や制振対象の当接面上に緩衝ゴムを配設する
ことが望ましく、特に好適には、請求項2に記載されて
いるように、前記ストッパ部における振動入力方向両側
の面上に、前記当接部および前記制振対象に向かってそ
れぞれ突出する緩衝ゴムを、前記支持ゴム弾性体と一体
的に形成した構成が採用される。このような構成を採用
すると、緩衝ゴムが、支持ゴム弾性体によって一体形成
されることから、構造の更なる簡略化が図られ得る。
おいては、ストッパ部の当接部や制振対象に対する当接
時の衝撃や打音を緩和するために、それらストッパ部と
当接当接部や制振対象の当接面上に緩衝ゴムを配設する
ことが望ましく、特に好適には、請求項2に記載されて
いるように、前記ストッパ部における振動入力方向両側
の面上に、前記当接部および前記制振対象に向かってそ
れぞれ突出する緩衝ゴムを、前記支持ゴム弾性体と一体
的に形成した構成が採用される。このような構成を採用
すると、緩衝ゴムが、支持ゴム弾性体によって一体形成
されることから、構造の更なる簡略化が図られ得る。
【0010】更にまた、本発明に従う構造とされた制振
器においては、請求項3に記載されているように、前記
取付部材において振動入力方向に延び出すガイドロッド
を設ける一方、該ガイドロッドに対して前記マス部材を
外挿配置せしめて、該ガイドロッドにより該マス部材を
振動入力方向に案内せしめるようにした構成が、好適に
採用される。このような構成を採用すると、マス部材の
不規則な変位が規制されることにより、低減すべき振動
とは異なる方向の振動に対する悪影響が軽減乃至は回避
され得る。
器においては、請求項3に記載されているように、前記
取付部材において振動入力方向に延び出すガイドロッド
を設ける一方、該ガイドロッドに対して前記マス部材を
外挿配置せしめて、該ガイドロッドにより該マス部材を
振動入力方向に案内せしめるようにした構成が、好適に
採用される。このような構成を採用すると、マス部材の
不規則な変位が規制されることにより、低減すべき振動
とは異なる方向の振動に対する悪影響が軽減乃至は回避
され得る。
【0011】また、本発明に従う構造とされた制振器に
おいては、加振手段として、例えば、請求項4に記載さ
れているように、前記マス部材が永久磁石を含んで形成
されると共に、該永久磁石による磁界中に配設されて通
電により電磁力を発生するコイルが、前記当接部によっ
て支持されることにより、それら永久磁石とコイルを含
んで構成された加振手段や、或いは、請求項5に記載さ
れているように、前記取付部材と前記マス部材の間に形
成された、壁部の一部が前記支持ゴム弾性体で構成され
て外部空間に対して密閉された作用空気室と、該作用空
気室に連通せしめられて、該作用空気室に空気圧変動を
及ぼす空気通路とを含んで構成された加振手段等が、好
適に採用される。特に、請求項4に記載の電磁式加振手
段を採用すれば、広い周波数域に亘って高精度な加振力
制御が可能となることに加えて、コイルが当接部を利用
して支持されることから、コイル支持構造の簡略化が図
られ得ると共に、永久磁石を含んでマス部材が構成され
ることから、永久磁石や必要に応じて採用されるヨーク
の重量を利用してマス質量を有利に確保することが出来
る。また、請求項5に記載の空気圧式加振手段を採用す
れば、特別な加振力発生部材を制振器内に組み込む必要
がないことから、部品点数の減少と構造の簡略化および
サイズのコンパクト化等が有利に達成可能となる。な
お、請求項4に記載の電磁式加振手段と請求項5に記載
の空気圧式加振手段を併せて採用することも、可能であ
る。
おいては、加振手段として、例えば、請求項4に記載さ
れているように、前記マス部材が永久磁石を含んで形成
されると共に、該永久磁石による磁界中に配設されて通
電により電磁力を発生するコイルが、前記当接部によっ
て支持されることにより、それら永久磁石とコイルを含
んで構成された加振手段や、或いは、請求項5に記載さ
れているように、前記取付部材と前記マス部材の間に形
成された、壁部の一部が前記支持ゴム弾性体で構成され
て外部空間に対して密閉された作用空気室と、該作用空
気室に連通せしめられて、該作用空気室に空気圧変動を
及ぼす空気通路とを含んで構成された加振手段等が、好
適に採用される。特に、請求項4に記載の電磁式加振手
段を採用すれば、広い周波数域に亘って高精度な加振力
制御が可能となることに加えて、コイルが当接部を利用
して支持されることから、コイル支持構造の簡略化が図
られ得ると共に、永久磁石を含んでマス部材が構成され
ることから、永久磁石や必要に応じて採用されるヨーク
の重量を利用してマス質量を有利に確保することが出来
る。また、請求項5に記載の空気圧式加振手段を採用す
れば、特別な加振力発生部材を制振器内に組み込む必要
がないことから、部品点数の減少と構造の簡略化および
サイズのコンパクト化等が有利に達成可能となる。な
お、請求項4に記載の電磁式加振手段と請求項5に記載
の空気圧式加振手段を併せて採用することも、可能であ
る。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明を更に具体的に明ら
かにするために、本発明の実施形態について、図面を参
照しつつ、詳細に説明する。
かにするために、本発明の実施形態について、図面を参
照しつつ、詳細に説明する。
【0013】先ず、図1には、本発明の第一の実施形態
としての制振器10が、示されている。この制振器10
は、制振対象としての振動体12に取り付けられる取付
部材としての取付金具14に対して、マス部材16が、
支持ゴム弾性体18を介して弾性的に連結されており、
それによって、マス部材16をマス系とし支持ゴム弾性
体18をバネ系とする一つの振動系が構成されている。
また、取付金具14とマス部材16の間には、コイル2
0と永久磁石22を含んで構成された電磁駆動機構が組
み込まれており、この電磁駆動機構によって、振動系に
加振力が及ぼされるようになっている。そして、この振
動系における加振力を取付金具14を介して振動体12
に及ぼすことにより、振動体12における振動を能動的
に抑え得るようになっているのである。なお、本実施形
態の制振器10にといては、図1中の上下方向の振動に
対してて、有効な制振効果を発揮し得るようになってい
る。また、以下の説明中では、図1中の上下方向を、単
に上下方向という。
としての制振器10が、示されている。この制振器10
は、制振対象としての振動体12に取り付けられる取付
部材としての取付金具14に対して、マス部材16が、
支持ゴム弾性体18を介して弾性的に連結されており、
それによって、マス部材16をマス系とし支持ゴム弾性
体18をバネ系とする一つの振動系が構成されている。
また、取付金具14とマス部材16の間には、コイル2
0と永久磁石22を含んで構成された電磁駆動機構が組
み込まれており、この電磁駆動機構によって、振動系に
加振力が及ぼされるようになっている。そして、この振
動系における加振力を取付金具14を介して振動体12
に及ぼすことにより、振動体12における振動を能動的
に抑え得るようになっているのである。なお、本実施形
態の制振器10にといては、図1中の上下方向の振動に
対してて、有効な制振効果を発揮し得るようになってい
る。また、以下の説明中では、図1中の上下方向を、単
に上下方向という。
【0014】より詳細には、取付金具14は、小径の中
空ロッド形状を有しており、その軸方向中間部分には、
軸直角方向外方に向かって広がる円環板形状の当接板2
4が外挿され、圧入や接着等によって位置固定に取り付
けられている。この当接板24は、金属や硬質樹脂等の
変形しにくい剛性材によって形成されている。また、当
接板24の外周縁部には、下方に向かって延びる大径円
筒形状の保持筒26が一体形成されており、この保持筒
26の外周面にコイル20が巻回されて固定的に装着さ
れている。更に、保持筒26の外周面には、カバー筒体
28が固着されており、これら保持筒26とカバー筒体
28によって、コイル20が被覆保護されている。要す
るに、保持筒26によってコイル20のボビンが構成さ
れており、コイル20が、当接板24を介して、取付金
具14に対して固定的に取り付けられているのである。
また、取付金具14には、空孔29における軸方向上端
の開口部分によってねじ穴30が形成されており、この
ねじ穴30に螺着される取付ボルト31によって、取付
金具14が、振動体12に対して、固定的に取り付けら
れるようになっている。
空ロッド形状を有しており、その軸方向中間部分には、
軸直角方向外方に向かって広がる円環板形状の当接板2
4が外挿され、圧入や接着等によって位置固定に取り付
けられている。この当接板24は、金属や硬質樹脂等の
変形しにくい剛性材によって形成されている。また、当
接板24の外周縁部には、下方に向かって延びる大径円
筒形状の保持筒26が一体形成されており、この保持筒
26の外周面にコイル20が巻回されて固定的に装着さ
れている。更に、保持筒26の外周面には、カバー筒体
28が固着されており、これら保持筒26とカバー筒体
28によって、コイル20が被覆保護されている。要す
るに、保持筒26によってコイル20のボビンが構成さ
れており、コイル20が、当接板24を介して、取付金
具14に対して固定的に取り付けられているのである。
また、取付金具14には、空孔29における軸方向上端
の開口部分によってねじ穴30が形成されており、この
ねじ穴30に螺着される取付ボルト31によって、取付
金具14が、振動体12に対して、固定的に取り付けら
れるようになっている。
【0015】また一方、マス部材16は、軸方向両側面
に両磁極が設定された円板形状の永久磁石22を備えて
おり、この永久磁石22の軸方向両側に、永久磁石22
と略同じ内外径を有する円環ブロック形状の第一のヨー
ク32と、永久磁石22と略同じ内径と永久磁石22よ
りも大きな外径を有する円板形状の第二のヨーク34
が、それぞれ重ね合わされ、固定ボルト36により一体
的に固定されている。また、永久磁石22および第一の
ヨーク32の径方向外方には、所定距離を隔てて、薄肉
の大径円筒形状を有する第三のヨーク38が配設されて
おり、第二のヨーク34の外周縁部に載置されている。
更にまた、これら第一,第二及び第三のヨーク材32,
34,38に対して、薄肉の有底円筒形状を有するカバ
ー金具40が外挿されており、第一,第二及び第三のヨ
ーク材32,34,38が、カバー金具40に収容配置
されている。また、カバー金具40は、その底壁部42
が第二のヨーク34の下面に重ね合わされていると共
に、周壁部44が第二及び第三のヨーク材34,38の
外周面に重ね合わされており、更に、周壁部44の開口
周縁部46がかしめ加工等で径方向内方に屈曲されて第
三のヨーク38の上端面に係止固定されることによっ
て、第三のヨーク38が第二のヨーク34に対して固着
されている。なお、第一,第二及び第三のヨーク32,
34,38は、何れも、鉄等の強磁性材で形成されてい
る。
に両磁極が設定された円板形状の永久磁石22を備えて
おり、この永久磁石22の軸方向両側に、永久磁石22
と略同じ内外径を有する円環ブロック形状の第一のヨー
ク32と、永久磁石22と略同じ内径と永久磁石22よ
りも大きな外径を有する円板形状の第二のヨーク34
が、それぞれ重ね合わされ、固定ボルト36により一体
的に固定されている。また、永久磁石22および第一の
ヨーク32の径方向外方には、所定距離を隔てて、薄肉
の大径円筒形状を有する第三のヨーク38が配設されて
おり、第二のヨーク34の外周縁部に載置されている。
更にまた、これら第一,第二及び第三のヨーク材32,
34,38に対して、薄肉の有底円筒形状を有するカバ
ー金具40が外挿されており、第一,第二及び第三のヨ
ーク材32,34,38が、カバー金具40に収容配置
されている。また、カバー金具40は、その底壁部42
が第二のヨーク34の下面に重ね合わされていると共
に、周壁部44が第二及び第三のヨーク材34,38の
外周面に重ね合わされており、更に、周壁部44の開口
周縁部46がかしめ加工等で径方向内方に屈曲されて第
三のヨーク38の上端面に係止固定されることによっ
て、第三のヨーク38が第二のヨーク34に対して固着
されている。なお、第一,第二及び第三のヨーク32,
34,38は、何れも、鉄等の強磁性材で形成されてい
る。
【0016】すなわち、このようにして第一,第二及び
第三のヨーク32,34,38が組み合わされて形成さ
れたマス部材16においては、永久磁石22の両磁極に
接続された第一,第二及び第三のヨーク32,34,3
8によって、永久磁石22の径方向外方において環状を
為す閉状の磁路が形成されている。また、かかる磁路上
には、互いに径方向に所定距離を隔てて対向位置せしめ
られた第一のヨーク32の外周面と第三のヨーク38の
内周面との間に、周方向に連続し、上方に向かって開口
する円筒形状の磁気ギャップ48が形成されている。こ
れにより、かかる磁気ギャップ48を挟んで対向する第
一のヨーク32と第三のヨーク38の対向面に両磁極が
形成せしめられ、それら両磁極で挟まれた磁気ギャップ
48に磁界が有効に形成されるようになっている。な
お、マス部材16には、永久磁石22と第一及び第二の
ヨーク32,34の各中央孔によって、中心軸上を上方
に向かって開口する中央穴50が形成されており、この
中央穴50の底部には、摺動ブッシュ52が挿入されて
固定的に組み付けられている。
第三のヨーク32,34,38が組み合わされて形成さ
れたマス部材16においては、永久磁石22の両磁極に
接続された第一,第二及び第三のヨーク32,34,3
8によって、永久磁石22の径方向外方において環状を
為す閉状の磁路が形成されている。また、かかる磁路上
には、互いに径方向に所定距離を隔てて対向位置せしめ
られた第一のヨーク32の外周面と第三のヨーク38の
内周面との間に、周方向に連続し、上方に向かって開口
する円筒形状の磁気ギャップ48が形成されている。こ
れにより、かかる磁気ギャップ48を挟んで対向する第
一のヨーク32と第三のヨーク38の対向面に両磁極が
形成せしめられ、それら両磁極で挟まれた磁気ギャップ
48に磁界が有効に形成されるようになっている。な
お、マス部材16には、永久磁石22と第一及び第二の
ヨーク32,34の各中央孔によって、中心軸上を上方
に向かって開口する中央穴50が形成されており、この
中央穴50の底部には、摺動ブッシュ52が挿入されて
固定的に組み付けられている。
【0017】そして、かかるマス部材16に対して、取
付金具14が、軸方向上方から組み合わされて、マス部
材16の中央穴50に対して取付金具14が挿入配置さ
れていると共に、マス部材16の磁気ギャップ48に対
して保持筒26で支持されたコイル20が挿入配置され
ている。なお、取付金具14は、中央穴50よりも小さ
な外径寸法で形成されていると共に、その先端部が、中
央穴50の底部に設置された摺動ブッシュ52に内挿さ
れており、それによって、取付金具14に対してマス部
材16が軸方向に案内され、軸直角方向のガタツキが防
止されて軸方向で円滑な相対変位が許容されるようにな
っている。また、コイル20の内外周面を覆う保持筒2
6とカバー筒体28は、磁気ギャップ48の対向内面に
対して僅かな間隙を隔てて径方向に対向位置せしめられ
ており、それによって、保持筒26とカバー筒体28で
覆われたコイル20が、磁気ギャップ48内で軸方向に
変位可能とされている。要するに、マス部材16と取付
金具14は、同軸的に且つ軸方向に相対変位可能に配設
されているのである。なお、このことから明らかなよう
に、本実施形態では、摺動ブッシュ52に内挿される、
取付金具14の軸方向下端部分によって、マス部材を案
内するガイドロッドが構成されている。
付金具14が、軸方向上方から組み合わされて、マス部
材16の中央穴50に対して取付金具14が挿入配置さ
れていると共に、マス部材16の磁気ギャップ48に対
して保持筒26で支持されたコイル20が挿入配置され
ている。なお、取付金具14は、中央穴50よりも小さ
な外径寸法で形成されていると共に、その先端部が、中
央穴50の底部に設置された摺動ブッシュ52に内挿さ
れており、それによって、取付金具14に対してマス部
材16が軸方向に案内され、軸直角方向のガタツキが防
止されて軸方向で円滑な相対変位が許容されるようにな
っている。また、コイル20の内外周面を覆う保持筒2
6とカバー筒体28は、磁気ギャップ48の対向内面に
対して僅かな間隙を隔てて径方向に対向位置せしめられ
ており、それによって、保持筒26とカバー筒体28で
覆われたコイル20が、磁気ギャップ48内で軸方向に
変位可能とされている。要するに、マス部材16と取付
金具14は、同軸的に且つ軸方向に相対変位可能に配設
されているのである。なお、このことから明らかなよう
に、本実施形態では、摺動ブッシュ52に内挿される、
取付金具14の軸方向下端部分によって、マス部材を案
内するガイドロッドが構成されている。
【0018】さらに、マス部材16における第三のヨー
ク38の上端部分は、第一のヨーク32の軸方向上端面
よりも上方に高く突出しており、取付金具14に組み合
わされた際、かかる第三のヨーク38の上端部が、取付
金具14に設けられた当接板24の外周側を跨ぐように
して越えて、該当接板24よりも上方に向かって突出し
て位置せしめられている。そして、この第三のヨーク3
8の上端部に対して、連結金具54が固定的に組み付け
られている。かかる連結金具54は、当接板24の外径
よりも小径の円筒形状を有する筒状部56に対して、そ
の軸方向両端部から径方向外方に向かって広がる上フラ
ンジ状部58と下フランジ状部60が、それぞれ一体形
成された構造とされている。特に、下フランジ状部60
は、上フランジ状部58よりも大径とされており、下フ
ランジ状部60の外周縁部が、第三のヨーク38の軸方
向端面に重ね合わされ、カバー金具40の開口周縁部4
6でかしめ固定されることによって、連結金具54がマ
ス部材16に対して固定的に取り付けられている。
ク38の上端部分は、第一のヨーク32の軸方向上端面
よりも上方に高く突出しており、取付金具14に組み合
わされた際、かかる第三のヨーク38の上端部が、取付
金具14に設けられた当接板24の外周側を跨ぐように
して越えて、該当接板24よりも上方に向かって突出し
て位置せしめられている。そして、この第三のヨーク3
8の上端部に対して、連結金具54が固定的に組み付け
られている。かかる連結金具54は、当接板24の外径
よりも小径の円筒形状を有する筒状部56に対して、そ
の軸方向両端部から径方向外方に向かって広がる上フラ
ンジ状部58と下フランジ状部60が、それぞれ一体形
成された構造とされている。特に、下フランジ状部60
は、上フランジ状部58よりも大径とされており、下フ
ランジ状部60の外周縁部が、第三のヨーク38の軸方
向端面に重ね合わされ、カバー金具40の開口周縁部4
6でかしめ固定されることによって、連結金具54がマ
ス部材16に対して固定的に取り付けられている。
【0019】また、連結金具54の径方向内方には、円
筒形状の嵌着スリーブ62が、所定距離を隔てて同軸上
に配設されており、これら連結金具54の筒状部56と
嵌着スリーブ62の径方向対向面間に、支持ゴム弾性体
18が介装されている。この支持ゴム弾性体18は、略
円環板形状を有しており、外周面に連結金具54が加硫
接着されると共に、内周面に嵌着スリーブ62が加硫接
着された一体加硫成形品70とされている。なお、支持
ゴム弾性体18の軸方向肉厚は、外周側に行くに従って
薄肉とされており、弾性変形によって発生する内部応力
の均一化が図られている。
筒形状の嵌着スリーブ62が、所定距離を隔てて同軸上
に配設されており、これら連結金具54の筒状部56と
嵌着スリーブ62の径方向対向面間に、支持ゴム弾性体
18が介装されている。この支持ゴム弾性体18は、略
円環板形状を有しており、外周面に連結金具54が加硫
接着されると共に、内周面に嵌着スリーブ62が加硫接
着された一体加硫成形品70とされている。なお、支持
ゴム弾性体18の軸方向肉厚は、外周側に行くに従って
薄肉とされており、弾性変形によって発生する内部応力
の均一化が図られている。
【0020】更にまた、連結金具54には、その軸方向
両端面と外周面を略全体に亘って覆う被覆ゴム64が、
支持ゴム弾性体18と一体的に設けられており、この被
覆ゴム64によって、上下フランジ状部58,60の軸
方向外面上に所定高さで突出する上下の緩衝ゴム層6
6,68が、それぞれ形成されている。
両端面と外周面を略全体に亘って覆う被覆ゴム64が、
支持ゴム弾性体18と一体的に設けられており、この被
覆ゴム64によって、上下フランジ状部58,60の軸
方向外面上に所定高さで突出する上下の緩衝ゴム層6
6,68が、それぞれ形成されている。
【0021】そして、嵌着スリーブ62が取付金具14
に圧入されることにより、取付金具14の軸方向上端部
に嵌着スリーブ62が固着されている。それによって、
連結金具54にかしめ固定されたマス部材16が、支持
ゴム弾性体18を介して、取付金具14に対して弾性的
に連結され、弾性的に支持されているのである。なお、
嵌着スリーブ62の取付金具14への圧入は、連結金具
54のマス部材16へのかしめ固定に先立って行うこと
が望ましく、例えば、コイル20を支持する当接板24
と一体加硫成形品70を取付金具14に組み付けた後、
マス部材16を取付金具14に対して軸方向下方から装
着し、その後、マス部材16の上端部に連結金具54を
かしめ固定することによって、目的とする制振器10を
有利に製造することが可能である。
に圧入されることにより、取付金具14の軸方向上端部
に嵌着スリーブ62が固着されている。それによって、
連結金具54にかしめ固定されたマス部材16が、支持
ゴム弾性体18を介して、取付金具14に対して弾性的
に連結され、弾性的に支持されているのである。なお、
嵌着スリーブ62の取付金具14への圧入は、連結金具
54のマス部材16へのかしめ固定に先立って行うこと
が望ましく、例えば、コイル20を支持する当接板24
と一体加硫成形品70を取付金具14に組み付けた後、
マス部材16を取付金具14に対して軸方向下方から装
着し、その後、マス部材16の上端部に連結金具54を
かしめ固定することによって、目的とする制振器10を
有利に製造することが可能である。
【0022】上述の如くして形成された制振器10は、
取付金具14が制振対象である振動体12に対して、取
付ボルト31で固定されることによって装着せしめら
れ、それによって、マス部材16が、振動体12に対し
て、支持ゴム弾性体18を介して弾性支持せしめられ、
一つの振動系が構成されることとなる。また、かかる装
着状態下、マス部材16に固着された連結金具54は、
振動体12と、取付金具14に固設された当接板24と
の軸方向(振動入力方向)での対向面72,74間に入
り込んで位置せしめられることとなり、連結金具54の
軸方向両側に形成された上下のフランジ状部58,60
が、それら振動体12と当接板24の対向面72,74
に対して、振動入力方向でそれぞれ所定距離を隔てて対
向位置せしめられる。
取付金具14が制振対象である振動体12に対して、取
付ボルト31で固定されることによって装着せしめら
れ、それによって、マス部材16が、振動体12に対し
て、支持ゴム弾性体18を介して弾性支持せしめられ、
一つの振動系が構成されることとなる。また、かかる装
着状態下、マス部材16に固着された連結金具54は、
振動体12と、取付金具14に固設された当接板24と
の軸方向(振動入力方向)での対向面72,74間に入
り込んで位置せしめられることとなり、連結金具54の
軸方向両側に形成された上下のフランジ状部58,60
が、それら振動体12と当接板24の対向面72,74
に対して、振動入力方向でそれぞれ所定距離を隔てて対
向位置せしめられる。
【0023】なお、このことから明らかなように、本実
施形態では、マス部材16における第三のヨーク38の
上端部分によって、マス部材16から振動体12側に向
かって延び出す筒状部が構成されていると共に、連結金
具54によって、振動体12と当接板24との対向面間
に入り込んで位置するストッパ部が構成されているので
あり、このストッパ部を利用して、マス部材16が、取
付金具14に対して弾性的に連結されているのである。
施形態では、マス部材16における第三のヨーク38の
上端部分によって、マス部材16から振動体12側に向
かって延び出す筒状部が構成されていると共に、連結金
具54によって、振動体12と当接板24との対向面間
に入り込んで位置するストッパ部が構成されているので
あり、このストッパ部を利用して、マス部材16が、取
付金具14に対して弾性的に連結されているのである。
【0024】そうして、かかる制振器10においては、
コイル20に通電すると、磁気ギャップ48に存在する
磁界との関係で、コイル20と磁路を形成するマス部材
16との間に、軸方向(上下方向)の電磁力が生ぜしめ
られるのであり、コイル20に交番電流や脈動電流を通
電すると、電磁力によってコイル20とマス部材16の
間に加振力が及ぼされることとなる。それ故、振動体1
2において制振しようとする振動に対応した参照信号に
基づいて、コイル20への供給電流を制御することによ
り、振動体12に対して、制振しようとする振動を能動
的に低減せしめる加振力を及ぼすことが出来るのであ
る。そこにおいて、特に、かかる制振器10は、支持ゴ
ム弾性体18とマス部材16によって一つの振動系が構
成されていることから、この振動系の固有振動数を、制
振しようとする振動周波数に対応してチューニングする
ことにより、かかる振動系の共振作用を利用して、小さ
な消費電力で大きな加振力を振動体12に及ぼし、効率
的な制振効果を得ることが可能となるのである。
コイル20に通電すると、磁気ギャップ48に存在する
磁界との関係で、コイル20と磁路を形成するマス部材
16との間に、軸方向(上下方向)の電磁力が生ぜしめ
られるのであり、コイル20に交番電流や脈動電流を通
電すると、電磁力によってコイル20とマス部材16の
間に加振力が及ぼされることとなる。それ故、振動体1
2において制振しようとする振動に対応した参照信号に
基づいて、コイル20への供給電流を制御することによ
り、振動体12に対して、制振しようとする振動を能動
的に低減せしめる加振力を及ぼすことが出来るのであ
る。そこにおいて、特に、かかる制振器10は、支持ゴ
ム弾性体18とマス部材16によって一つの振動系が構
成されていることから、この振動系の固有振動数を、制
振しようとする振動周波数に対応してチューニングする
ことにより、かかる振動系の共振作用を利用して、小さ
な消費電力で大きな加振力を振動体12に及ぼし、効率
的な制振効果を得ることが可能となるのである。
【0025】さらに、上述の如き制振器10において
は、マス部材16に固設された連結金具54が、マス部
材16の加振に伴って、振動体12と当接板24の対向
面間で変位せしめられることとなり、マス部材16の変
位量が大きくなると、連結金具54の上下フランジ状部
58,60が、上下緩衝ゴム層66,68を介して、振
動体12や当接板24に当接せしめられることとなる。
そして、この連結金具54が振動体12や当接板24に
当接することによって、マス部材16の振動体12に対
する相対的変位量が、両振動方向において確実に制限さ
れることから、衝撃的荷重の入力等による不規則な加振
力の発生や、支持ゴム弾性体18の過大な変形等が軽減
乃至は防止されて、安定した制振効果と良好なる耐久性
が有利に発揮されるのである。
は、マス部材16に固設された連結金具54が、マス部
材16の加振に伴って、振動体12と当接板24の対向
面間で変位せしめられることとなり、マス部材16の変
位量が大きくなると、連結金具54の上下フランジ状部
58,60が、上下緩衝ゴム層66,68を介して、振
動体12や当接板24に当接せしめられることとなる。
そして、この連結金具54が振動体12や当接板24に
当接することによって、マス部材16の振動体12に対
する相対的変位量が、両振動方向において確実に制限さ
れることから、衝撃的荷重の入力等による不規則な加振
力の発生や、支持ゴム弾性体18の過大な変形等が軽減
乃至は防止されて、安定した制振効果と良好なる耐久性
が有利に発揮されるのである。
【0026】そこにおいて、マス部材16と振動体12
との相対的変位量を制限するストッパ機構が、マス部材
16を支持ゴム弾性体18に連結する連結金具54を利
用して構成されることから、振動方向両側の変位量を制
限するストッパ機構が、少ない部品点数と簡単な構造を
もって極めて有利に実現され得るのである。
との相対的変位量を制限するストッパ機構が、マス部材
16を支持ゴム弾性体18に連結する連結金具54を利
用して構成されることから、振動方向両側の変位量を制
限するストッパ機構が、少ない部品点数と簡単な構造を
もって極めて有利に実現され得るのである。
【0027】また、特に、本実施形態の制振器10にお
いては、連結金具54の当接によってマス部材16の変
位量を制限する当接板24を利用して、コイル20の支
持部材が構成されていることから、部品点数の減少とコ
ンパクト化が一層有利に達成されるのである。
いては、連結金具54の当接によってマス部材16の変
位量を制限する当接板24を利用して、コイル20の支
持部材が構成されていることから、部品点数の減少とコ
ンパクト化が一層有利に達成されるのである。
【0028】更にまた、本実施形態の制振器10におい
ては、連結金具54の当接板24や振動体12への当接
時の衝撃を緩和する緩衝ゴム層66,68が、支持ゴム
弾性体18と一体的に加硫成形されていることから、極
めて優れた製作性も達成されるのである。
ては、連結金具54の当接板24や振動体12への当接
時の衝撃を緩和する緩衝ゴム層66,68が、支持ゴム
弾性体18と一体的に加硫成形されていることから、極
めて優れた製作性も達成されるのである。
【0029】次に、図2には、本発明の第二の実施形態
としての制振器80が、示されている。なお、本実施形
態の制振器80は、第一の実施形態とは異なる加振手段
の一具体例を示すものであり、第一の実施形態に係る制
振器と同様な構造とされた部材および部位については、
図中に、第一の実施形態のものと同一の符号を付するこ
とにより、それらの詳細な説明を省略する。
としての制振器80が、示されている。なお、本実施形
態の制振器80は、第一の実施形態とは異なる加振手段
の一具体例を示すものであり、第一の実施形態に係る制
振器と同様な構造とされた部材および部位については、
図中に、第一の実施形態のものと同一の符号を付するこ
とにより、それらの詳細な説明を省略する。
【0030】本実施形態の制振器80においては、金属
等の高比重材で形成された単一部品からなる厚肉円筒形
のマスブロック82に対して、大径の有底円筒形状を有
するカバー金具40が外挿されて固定的に組み付けられ
ることにより、マス部材16が構成されている。なお、
マスブロック82には、外周縁部から軸方向上方に向か
って突出し、取付金具14に固着された円環板形状の当
接板24の外周側を跨ぐようにして上方に延び出す筒状
部84が一体形成されており、この筒状部84の先端面
に対して、連結金具54がかしめ固定されている。
等の高比重材で形成された単一部品からなる厚肉円筒形
のマスブロック82に対して、大径の有底円筒形状を有
するカバー金具40が外挿されて固定的に組み付けられ
ることにより、マス部材16が構成されている。なお、
マスブロック82には、外周縁部から軸方向上方に向か
って突出し、取付金具14に固着された円環板形状の当
接板24の外周側を跨ぐようにして上方に延び出す筒状
部84が一体形成されており、この筒状部84の先端面
に対して、連結金具54がかしめ固定されている。
【0031】また、マスブロック82における連結金具
54のかしめ部位では、連結金具54の表面に形成され
た薄肉のシールゴム86が挟圧されて、流体密にシール
されている。これにより、マス部材16を構成するカバ
ー金具40の開口部が、支持ゴム弾性体18によって流
体密に閉塞されており、以て、取付金具14とマス部材
16の間において、壁部の一部が支持ゴム弾性体18に
よって構成された、外部空間に対して密閉された作用空
気室88が形成されている。なお、この作用空気室88
は、図2に明示されているように、取付金具14が内挿
されたマスブロック82の中央穴50や、当接板24が
収容配置されたマスブロック82の筒状部84の内孔8
9内を含んで構成されている。また、シールゴム86
は、支持ゴム弾性体18や被覆ゴム64と一体的に加硫
成形されている。
54のかしめ部位では、連結金具54の表面に形成され
た薄肉のシールゴム86が挟圧されて、流体密にシール
されている。これにより、マス部材16を構成するカバ
ー金具40の開口部が、支持ゴム弾性体18によって流
体密に閉塞されており、以て、取付金具14とマス部材
16の間において、壁部の一部が支持ゴム弾性体18に
よって構成された、外部空間に対して密閉された作用空
気室88が形成されている。なお、この作用空気室88
は、図2に明示されているように、取付金具14が内挿
されたマスブロック82の中央穴50や、当接板24が
収容配置されたマスブロック82の筒状部84の内孔8
9内を含んで構成されている。また、シールゴム86
は、支持ゴム弾性体18や被覆ゴム64と一体的に加硫
成形されている。
【0032】さらに、取付金具14は、軸方向上端部が
ボルト部90とされており、このボルト部90におい
て、ナット92が螺着されて、振動体12に対して固定
的に取り付けられるようになっている。また、取付金具
14の内部には、上端部から軸方向に延び、そこから軸
直角方向に屈曲して軸方向中間部分の外周面に開口する
エア給排路94が形成されている。そして、このエア給
排路94が、取付金具14の軸方向中間部分の開口側に
おいて、作用空気室88に対して連通せしめられてい
る。また一方、エア給排路94における取付金具14の
軸方向上端部の開口側には、取付金具14の上端部から
軸方向外方に突出するポート96が一体形成されてお
り、制振器80の振動体12への装着状態下、このポー
ト96に対して、エア管路98が接続されるようになっ
ている。
ボルト部90とされており、このボルト部90におい
て、ナット92が螺着されて、振動体12に対して固定
的に取り付けられるようになっている。また、取付金具
14の内部には、上端部から軸方向に延び、そこから軸
直角方向に屈曲して軸方向中間部分の外周面に開口する
エア給排路94が形成されている。そして、このエア給
排路94が、取付金具14の軸方向中間部分の開口側に
おいて、作用空気室88に対して連通せしめられてい
る。また一方、エア給排路94における取付金具14の
軸方向上端部の開口側には、取付金具14の上端部から
軸方向外方に突出するポート96が一体形成されてお
り、制振器80の振動体12への装着状態下、このポー
ト96に対して、エア管路98が接続されるようになっ
ている。
【0033】このような構造とされた制振器80にあっ
ては、エア管路98を通じて、作用空気室88が、負圧
ポンプや内燃期間の吸気系等の負圧源と、大気中とに、
切換バルブ100を介して、択一的に連通,接続される
ようにしてセットされる。そして、切換バルブ100を
切換作動させて、作用空気室88に負圧と大気圧を交互
に及ぼすようにすれば、作用空気室88の圧力変化に伴
って、マス部材16に対し、取付金具14の軸方向での
加振力が及ぼされることとなる。また、マス部材16
は、切換バルブ100の切換周期に対応した周期で加振
されることから、制振対象である振動体12の振動の周
波数や振幅等に応じて、切換バルブ100の切換周期や
空気圧変動の大きさ等を調節することにより、振動体1
2に対して加振力を及ぼしめて、有効な制振効果、即ち
振動抑制効果乃至は振動制御効果を得ることが出来るの
である。特に、本実施形態の制振器80においても、第
一の実施形態のものと同様、マス部材16と支持ゴム弾
性体18からなる振動系の固有振動周波数域では、かか
る振動系の共振作用によって一層大きな加振力が効率的
に生ぜしめられて、一層優れた制振効果が発揮される。
ては、エア管路98を通じて、作用空気室88が、負圧
ポンプや内燃期間の吸気系等の負圧源と、大気中とに、
切換バルブ100を介して、択一的に連通,接続される
ようにしてセットされる。そして、切換バルブ100を
切換作動させて、作用空気室88に負圧と大気圧を交互
に及ぼすようにすれば、作用空気室88の圧力変化に伴
って、マス部材16に対し、取付金具14の軸方向での
加振力が及ぼされることとなる。また、マス部材16
は、切換バルブ100の切換周期に対応した周期で加振
されることから、制振対象である振動体12の振動の周
波数や振幅等に応じて、切換バルブ100の切換周期や
空気圧変動の大きさ等を調節することにより、振動体1
2に対して加振力を及ぼしめて、有効な制振効果、即ち
振動抑制効果乃至は振動制御効果を得ることが出来るの
である。特に、本実施形態の制振器80においても、第
一の実施形態のものと同様、マス部材16と支持ゴム弾
性体18からなる振動系の固有振動周波数域では、かか
る振動系の共振作用によって一層大きな加振力が効率的
に生ぜしめられて、一層優れた制振効果が発揮される。
【0034】また、特に本実施形態の制振器80におい
ては、それ自体に電磁駆動手段等のアクチュエータ部材
を組み込む必要がないことから、構造が極めて簡単で製
作が容易であり、軽量でコンパクト且つ安価であるとい
った大きな利点がある。しかも、構造が簡単であること
から、耐久性や信頼性にも優れており、故障した場合で
も対処が容易であるといった利点もある。
ては、それ自体に電磁駆動手段等のアクチュエータ部材
を組み込む必要がないことから、構造が極めて簡単で製
作が容易であり、軽量でコンパクト且つ安価であるとい
った大きな利点がある。しかも、構造が簡単であること
から、耐久性や信頼性にも優れており、故障した場合で
も対処が容易であるといった利点もある。
【0035】更にまた、本実施形態の制振器80では、
負圧力を利用してマス部材16の加振力を得るようにな
っていることから、特に内燃機関を利用した自動車等に
おいては、吸気系等に生ずる負圧を有効に活用すること
が出来るのであり、特別な駆動エネルギ発生手段が必要
ないといった利点もある。なお、圧縮エアが容易に得ら
れる場合には、負圧力に代えて正圧力を利用してマス部
材16を加振することも、勿論可能である。
負圧力を利用してマス部材16の加振力を得るようにな
っていることから、特に内燃機関を利用した自動車等に
おいては、吸気系等に生ずる負圧を有効に活用すること
が出来るのであり、特別な駆動エネルギ発生手段が必要
ないといった利点もある。なお、圧縮エアが容易に得ら
れる場合には、負圧力に代えて正圧力を利用してマス部
材16を加振することも、勿論可能である。
【0036】以上、本発明の実施形態について詳述して
きたが、これらはあくまでも例示であって、本発明は、
これらの実施形態に関する具体的な記載によって、何
等、限定的に解釈されるものではない。
きたが、これらはあくまでも例示であって、本発明は、
これらの実施形態に関する具体的な記載によって、何
等、限定的に解釈されるものではない。
【0037】例えば、前記第一の実施形態としての制振
器10において、取付金具14側に永久磁石を支持せし
める一方、マス部材16側にコイルを支持せしめること
も可能である。
器10において、取付金具14側に永久磁石を支持せし
める一方、マス部材16側にコイルを支持せしめること
も可能である。
【0038】また、前記実施形態では、マス部材16に
組み込まれた摺動ブッシュ52に対して取付金具14の
軸方向下端部が摺動可能に内挿されることによって、マ
ス部材16が取付金具14によって加振方向に案内され
るようになっていたが、そのような取付金具によるマス
部材の案内機構は、必ずしも必要なものでない。
組み込まれた摺動ブッシュ52に対して取付金具14の
軸方向下端部が摺動可能に内挿されることによって、マ
ス部材16が取付金具14によって加振方向に案内され
るようになっていたが、そのような取付金具によるマス
部材の案内機構は、必ずしも必要なものでない。
【0039】その他、一々列挙はしないが、本発明は、
当業者の知識に基づいて、種々なる変更,修正,改良等
を加えた態様において実施され得るものであり、また、
そのような実施態様が、本発明の趣旨を逸脱しない限
り、何れも、本発明の範囲内に含まれるものであること
は、言うまでもない。
当業者の知識に基づいて、種々なる変更,修正,改良等
を加えた態様において実施され得るものであり、また、
そのような実施態様が、本発明の趣旨を逸脱しない限
り、何れも、本発明の範囲内に含まれるものであること
は、言うまでもない。
【0040】
【発明の効果】上述の説明から明らかなように、本発明
に従う構造とされた制振器においては、取付部材に対す
るマス部材の相対的変位量を制限するストッパ機構が、
マス部材における支持ゴム弾性体の取付部となるストッ
パ部を利用して構成されるのであり、それによって、変
位方向両側の変位量をそれぞれ制限し得るストッパ機構
が、少ない部品点数と簡単な構造をもってコンパクトに
実現されるのである。
に従う構造とされた制振器においては、取付部材に対す
るマス部材の相対的変位量を制限するストッパ機構が、
マス部材における支持ゴム弾性体の取付部となるストッ
パ部を利用して構成されるのであり、それによって、変
位方向両側の変位量をそれぞれ制限し得るストッパ機構
が、少ない部品点数と簡単な構造をもってコンパクトに
実現されるのである。
【図1】本発明の第一の実施形態としての制振器を示す
縦断面説明図である。
縦断面説明図である。
【図2】本発明の第二の実施形態としての制振器を示す
縦断面説明図である。
縦断面説明図である。
【符号の説明】 10,80 制振器 12 振動体 14 取付金具 16 マス部材 18 支持ゴム弾性体 20 コイル 22 永久磁石 24 当接板 54 連結金具 56 筒状部 56 上フランジ状部 58 下フランジ状部 66 上緩衝ゴム層 68 下緩衝ゴム層 82 マスブロック 88 作用空気室
Claims (5)
- 【請求項1】 制振対象に固定的に取り付けられる取付
部材と、該取付部材に対して振動入力方向に相対変位可
能に配設されたマス部材が、それら両部材間に介装され
た支持ゴム弾性体によって連結されると共に、該マス部
材と該取付部材の間に振動入力方向の加振力を及ぼす加
振手段が設けられた制振器において、前記取付部材から
振動入力方向に直交して外方に広がる当接部を、前記マ
ス部材に対して前記制振対象側に離隔位置して設ける一
方、前記マス部材から前記制振対象側に向かって該当接
部の外周側を跨いで振動入力方向に筒状に延び出すと共
に、該当接部と前記制振対象との対向面間に入り込んで
位置し、それら当接部と制振対象の対向面への当接によ
って該マス部材の該制振対象に対する振動入力方向での
相対的変位量を制限するストッパ部を設け、且つ該スト
ッパ部と前記取付部材における振動入力方向に直交する
対向面間に、前記支持ゴム弾性体を介装せしめたことを
特徴とする制振器。 - 【請求項2】 前記ストッパ部における振動入力方向両
側の面上に、前記当接部および前記制振対象に向かって
それぞれ突出する緩衝ゴムを、前記支持ゴム弾性体と一
体的に形成した請求項1に記載の制振器。 - 【請求項3】 前記取付部材において振動入力方向に延
び出すガイドロッドを設ける一方、該ガイドロッドに対
して前記マス部材を外挿配置せしめて、該ガイドロッド
により該マス部材を振動入力方向に案内せしめるように
した請求項1又は2に記載の制振器。 - 【請求項4】 前記マス部材が永久磁石を含んで形成さ
れると共に、該永久磁石による磁界中に配設されて通電
により電磁力を発生するコイルが、前記当接部によって
支持されることにより、それら永久磁石とコイルを含ん
で、前記加振手段が構成されている請求項1乃至3の何
れかに記載の制振器。 - 【請求項5】 前記取付部材と前記マス部材の間に形成
された、壁部の一部が前記支持ゴム弾性体で構成されて
外部空間に対して密閉された作用空気室と、該作用空気
室に連通せしめられて、該作用空気室に空気圧変動を及
ぼす空気通路とを含んで、前記加振手段が構成されてい
る請求項1乃至4の何れかに記載の制振器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19733097A JPH1137213A (ja) | 1997-07-23 | 1997-07-23 | 制振器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19733097A JPH1137213A (ja) | 1997-07-23 | 1997-07-23 | 制振器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1137213A true JPH1137213A (ja) | 1999-02-12 |
Family
ID=16372678
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19733097A Pending JPH1137213A (ja) | 1997-07-23 | 1997-07-23 | 制振器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1137213A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001227581A (ja) * | 2000-02-14 | 2001-08-24 | Tokai Rubber Ind Ltd | 防振装置および防振装置用アクチュエータ |
| KR100717356B1 (ko) | 2006-04-03 | 2007-05-10 | 주식회사 건화 트렐러보그 | 공기 감쇠식 리어 액슬 마운트 |
| KR100717355B1 (ko) | 2006-04-03 | 2007-05-10 | 주식회사 건화 트렐러보그 | 공기 감쇠식 기어 박스 마운트 |
| JP2010223338A (ja) * | 2009-03-24 | 2010-10-07 | Sinfonia Technology Co Ltd | 制振装置 |
-
1997
- 1997-07-23 JP JP19733097A patent/JPH1137213A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001227581A (ja) * | 2000-02-14 | 2001-08-24 | Tokai Rubber Ind Ltd | 防振装置および防振装置用アクチュエータ |
| KR100717356B1 (ko) | 2006-04-03 | 2007-05-10 | 주식회사 건화 트렐러보그 | 공기 감쇠식 리어 액슬 마운트 |
| KR100717355B1 (ko) | 2006-04-03 | 2007-05-10 | 주식회사 건화 트렐러보그 | 공기 감쇠식 기어 박스 마운트 |
| JP2010223338A (ja) * | 2009-03-24 | 2010-10-07 | Sinfonia Technology Co Ltd | 制振装置 |
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