JPH113735A - 端子接続構造 - Google Patents

端子接続構造

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JPH113735A
JPH113735A JP9154933A JP15493397A JPH113735A JP H113735 A JPH113735 A JP H113735A JP 9154933 A JP9154933 A JP 9154933A JP 15493397 A JP15493397 A JP 15493397A JP H113735 A JPH113735 A JP H113735A
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Katsuya Suzuki
勝也 鈴木
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 通常のボルト,ナットでバスバーと電線の端
子間接続を行なうことができ、該端子間接続の作業効率
の向上を図ることができるとともに、外衝からボルトの
ねじ部等を確実に保護することができるようにする。 【解決手段】 ケース体10の内部に分岐回路形成用の
バスバーを有し、該バスバーの端子部21と電線30側
の端子を、ボルト40とナット50で挟持して接続させ
る端子接続構造であって、ケース体10に、バスバーの
端子部21と電線30側の端子の端子収容部11を形成
し、該端子収容部11の上壁11aにボルト40の挿通
孔12を設け、また、該端子収容部11の下壁11bに
該ボルト挿通孔12に対向するナット50とほぼ同じ寸
法のナット回り止め孔13を設け、さらに、該端子収容
部11の側壁11cに電線30側の端子を挿入するため
の端子挿入孔14aを設けた構成としてある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、車両に搭
載されるリレーボックスやジャンクションボックス等に
おけるバスバーと電線の端子接続構造に関し、特に、通
常のボルト,ナットでバスバーと電線の端子間接続を行
なうことができ、該端子間接続の作業効率の向上を図る
ことができるとともに、外衝からボルトのねじ部等を確
実に保護することができる端子接続構造に関する。
【0002】
【従来の技術】以下、図2を参照しつつ従来の端子接続
構造について説明する。図2は従来の端子接続構造を応
用した車両搭載用のリレーボックスを示すものであり、
同図(a)は斜視図,同図(b)は端子接続部の断面図
である。
【0003】図2(a)において、リレーボックス10
0は、樹脂製のケース体110を有し、該ケース体11
0の外側には、図示しないリレーの収容部111,11
2,113…が形成してある。また、ケース体110の
内側には、分岐回路を形成するための図示しないバスバ
ーが配線してある。
【0004】該バスバーには、図2(b)に示すような
端子部121が形成してあり、これに接続される電線1
30には、丸形板端子131が圧着してある。これらバ
スバー端子部121と丸形板端子131には、端子接続
部101,102を構成するスタッドボルト140のね
じ部に対応する直径の穿孔121a,131aがそれぞ
れ穿設してある。
【0005】前記端子接続部101,102は、図2
(b)に示すように、ケース体110の上壁110aに
前記スタッドボルト140を一体的に埋設し、該スタッ
ドボルト140の上側のねじ部がケース体110の外部
に、下側のねじ部がケース体110の内部に位置する構
成としてある。
【0006】次に、上記構成からなる従来の端子接続構
造におけるバスバー端子121と丸形板状端子131の
端子間接続の動作について説明する。
【0007】一般に、電線130は、図示しない車両に
配索されたワイヤハーネスの一部を構成するものであ
り、バスバー端子121のスタッドボルト140への接
続は、リレーボックス100の出荷前に行なわれ、ま
た、丸形板端子131のスタッドボルト140への接続
は、リレーボックス100の出荷後、当該車両の組立時
に行なわれる。
【0008】まず、リレーボックス100の出荷前にお
いて、ケース体110に前記バスバーを配線すると、バ
スバー端子部121の穿孔121aにスタッドボルト1
40の下側のねじ部が挿通される。次いで、作業者は、
図示しないエアツールにナット152をセットし、該ナ
ット152を該スタッドボルト140の下側のねじ部に
締結させる。これにより、バスバー端子部121がスタ
ッドボルト140の下側のねじ部に挟持される。この状
態でリレーボックス100は製品として出荷される。
【0009】そして、リレーボックス100の出荷後、
前記車両の組立時において、上記と別の作業者が、スタ
ッドボルト140の上側のねじ部に丸形板端子131の
穿孔131aを挿通し、上記と同様に、エアツールにナ
ット151をセットし、該ナット151をスタッドボル
ト140の上側のねじ部に締結させる。これにより、ス
タッドボルト140の上側のねじ部に丸形板端子131
が挟持され、該スタッドボルト140を介して、バスバ
ー端子部121と丸形板端子131が電気的に接続され
る。
【0010】なお、このようなスタッドボルトを用いた
バスバーと電線の端子接続構造としては、他に特開平7
−31036号において提案されているものがある。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述した従
来のスタッドボルト140を用いた端子接続構造では、
エアツールにナット151又は152をセットしてか
ら、該ナット151又は152をスタッドボルト140
のねじ部に締結させなければならず、ボルト締めの作業
に手間がかかるという問題があった。
【0012】また、このような手間のかかるボルト締め
作業を、リレーボックス100の出荷前と出荷後で二回
も行なわなければならず、両時点における作業効率の低
下をまねくという問題もあった。
【0013】さらに、スタッドボルト140の上側のね
じ部が外部に露出する構成となっていたので、搬送中の
衝撃により該ねじ部が破損してしまうという問題があっ
た。
【0014】これに加え、ケース体110の上壁110
aにスタッドボルト140を一体的に埋設した構成とな
っていたため、上記のようにスタッドボルト140のね
じ部が破損した場合でも、ケース体110全体を交換し
なければならないという問題があった。
【0015】また、通常のボルトと異なる特殊なスタッ
ドボルト140は高価であり、このようなスタッドボル
ト140を複数備える端子接続構造を採用すると、リレ
ーボックス等の製品がコスト高になるという問題があっ
た。
【0016】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
のであり、通常のボルト,ナットでバスバーと電線の端
子間接続を行なうことができ、該端子間接続の作業効率
の向上を図ることができるとともに、外衝からボルトの
ねじ部等を確実に保護することができる端子接続構造の
提供を目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の端子接続構造は、ケース体の内部に分岐回
路形成用のバスバーを有し、該バスバーの端子部と電線
側の端子を、ボルトとナットで挟持して接続させる端子
接続構造であって、前記電線側の端子を鍬形板端子にす
るとともに、前記ケース体に、前記バスバーの端子部と
前記電線側の鍬形板端子の端子収容部を形成し、該端子
収容部の上壁に前記ボルトの挿通孔を設け、また、該端
子収容部の下壁に該ボルト挿通孔に対向する前記ナット
とほぼ同じ寸法のナット回り止め孔を設け、さらに、該
端子収容部の側壁に前記鍬形板端子を挿入するための端
子挿入孔を設けた構成とし、好ましくは、前記電線側の
端子を鍬形板端子とした構成とする。
【0018】上記構成からなる端子接続構造では、リレ
ーボックス等、本端子接続構造を採用した製品の出荷前
において、作業者が、ケース本体にバスバーを配線する
と、該バスバーの端子部が端子収容部に収容される。次
いで、該端子収容部の下壁に設けたナット回り止め孔に
ナットを収めた後、該端子収容部の上壁に設けたボルト
挿通孔にボルトのねじ部を挿通させ、バスバーの端子部
の穿孔を介して、該ボルトのねじ部をナットに螺合させ
る。本端子接続構造を採用した製品は、このような状態
で出荷される。
【0019】そして、製品の出荷後において、上記と別
の作業者が、電線側の鍬形板端子をケース本体の端子挿
入孔に挿入し、該鍬形板端子の略U字状の切欠きを、あ
らかじめナットに螺合されたボルトのねじ部に挿通させ
る。その後、エアツールによってボルトを締めると、ナ
ット回り止め孔に収まったナットがボルトに沿って上方
に移動し、バスバーの端子部と電線側の鍬形板端子が、
該ナットと端子収容部の上壁に挟持される。これによ
り、バスバーの端子部と電線側の鍬形板端子が電気的に
接続される。
【0020】なお、バスバーの端子部と電線側の端子を
接続した状態で出荷する場合は、該電線側の端子に、従
来と同様な丸形板端子を用いてもよい。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の端子接続構造の一
実施形態について、図面を参照しつつ説明する。なお、
本実施形態では、本発明の端子接続構造を車両搭載用の
リレーボックスに応用した構成としてある。図1は本発
明の実施形態に係る端子接続構造を応用した車両搭載用
のリレーボックスを示すものであり、同図(a)は斜視
図,同図(b)は端子接続部の断面図である。
【0022】図1(a)において、リレーボックス1を
構成する樹脂製のケース体10には、図示しないバスバ
ーと電線30の端子間接続を行なうための端子接続部1
aが設けてある。
【0023】図1(b)に示すように、該端子接続部1
aは、ケース体10の内部に形成された空間である端子
収容部11と、該端子収容部11を囲む上壁11a,下
壁11b,側壁11cとからなっている。
【0024】端子収容部11の上壁11aには、ボルト
40のねじ部とほぼ同じ直径のボルト挿通孔12が設け
てあり、また、端子収容部11の下壁11bには、該ボ
ルト挿通孔12と中心軸が一致するナット回り止め孔1
3が設けてある。
【0025】該ナット回り止め孔13は、ナット50と
ほぼ同じ寸法の六角形となっており、ボルト40のねじ
部をナット50に螺合及び締結させるときに、該ナット
50の回転を抑止する。
【0026】さらに、端子収容部11の側壁11cに
は、スリット状の端子挿入孔14が形成してある。該端
子挿入孔14の横幅は、後述する電線30の鍬形板端子
31の横幅より多少大きくしてあり、該鍬形板端子31
の挿入がスムーズとなるようにしてある。
【0027】また、該端子挿入孔14の上面14aは、
後述するバスバー端子部21の肉厚Lと同じだけ、上壁
11aより下方に位置させてあり、ボルト40とナット
50の締結時において、バスバー端子部21及び鍬形板
端子31がナット50と上壁11aの間で挟持されるよ
うにしてある。
【0028】ここで、前記バスバーには、上述したバス
バー端子部21が形成してあり、該バスバー端子部21
には、ボルト40のねじ部に対応する直径の穿孔21a
が穿設してある。
【0029】一方、該バスバー端子21に接続される電
線30には、上述した鍬形板端子31が圧着してあり、
該鍬形板端子31には、ボルト40のねじ部に対応する
略U字状の切欠き31aが形成してある。
【0030】なお、図1(a)に戻り、ケース体10の
外側には、従来と同様、図示しないリレーの収容部1
5,16,17…が複数形成してある。
【0031】上記構成からなる本実施形態の端子接続構
造では、リレーボックス1の出荷前において、作業者
が、ケース本体10に前記バスバーを配線すると、バス
バー端子部21が端子収容部11に収容される。
【0032】次いで、該端子収容部11の下壁11bに
設けたナット回り止め孔13にナット50を収めた後、
該端子収容部11の上壁11aに設けたボルト挿通孔1
2にボルト40のねじ部を挿通させ、バスバー端子部2
1の穿孔21aを介して、該ボルト40のねじ部をナッ
ト50に螺合させる。リレーボックス1は、このような
状態で出荷される。
【0033】そして、リレーボックス1の出荷後におい
て、上記と別の作業者が、電線30側の鍬形板端子31
を端子収容部11の側壁11cに設けた端子挿入孔14
に挿入し、該鍬形板端子31の略U字状の切欠き31a
を、あらかじめナット50に螺合されたボルト40のね
じ部に挿通させる。
【0034】その後、エアツールによってボルト40を
締めると、ナット回り止め孔13に収まったナット50
がボルト40に沿って上方に移動し、バスバー端子部2
1と鍬形板端子31が、該ナット50と端子収容部11
の上壁11aに挟持される。これにより、バスバー端子
部21と鍬形板端子31が電気的に接続される。
【0035】このような本実施形態の端子接続構造によ
れば、リレーボックス1の出荷後において、あらかじめ
ナット50に螺合されたボルト40をエアツールによっ
て締めるだけで、バスバー端子部21と鍬形板端子31
を簡単に接続させることができる。
【0036】この結果、従来のようなエアツールにナッ
ト50をセットするといった作業が不要となり、リレー
ボックス1の出荷前と出荷後におけるボルト締め作業が
容易となり、両時点における作業効率の大幅な向上を図
ることができる。
【0037】また、ボルト40のねじ部,ナット50,
バスバー端子部21及び鍬形板端子31が、ケース本体
10内の端子収容部11に収容されるので、これら部材
を外衝から確実に保護することができる。
【0038】さらに、ボルト40の締め付け不良によっ
て、該ボルト40のねじ部を破損させてしまった場合で
も、ボルト40を交換するだけで修復することができ
る。
【0039】これに加え、通常のボルト40とナット5
0で端子間接続を行なう構成としてあるので、本端子接
続構造を採用した製品のコストダウンを図ることができ
る。
【0040】なお、本発明の端子接続構造は、上記実施
形態に限定されるものではない。例えば、本発明の端子
接続構造は、上記のようなリレーボックス1に限らず、
ジャンクションボックス等の、ケース体を備え、板状端
子をボルト及びナットで接続させるあらゆる製品に応用
することができる。
【0041】また、バスバーの端子部と電線側の端子を
接続した状態で出荷する場合は、上記のような鍬形板端
子31に限らず、電線側の端子に、従来と同様な丸形板
端子を用いてもよい。
【0042】
【発明の効果】以上のように、本発明の端子接続構造に
よれば、通常のボルト,ナットでバスバーと電線の端子
間接続を行なうことができ、該端子間接続の作業効率の
向上を図ることができるとともに、外衝からボルトのね
じ部等を確実に保護することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る端子接続構造を応用し
た車両搭載用のリレーボックスを示すものであり、同図
(a)は斜視図,同図(b)は端子接続部の断面図であ
る。
【図2】従来の端子接続構造を応用した車両搭載用のリ
レーボックスを示すものであり、同図(a)は斜視図,
同図(b)は端子接続部の断面図である。
【符号の説明】
1 リレーボックス 1a 端子接続部 10 ケース体 11 端子収容部 11a 上壁 11b 下壁 11c 側壁 12 ボルト挿通孔 13 ナット回り止め孔 14 端子挿入孔 21 バスバー端子部 21a 穿孔 30 電線 31 鍬形板端子 31a 切欠き

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケース体の内部に分岐回路形成用のバス
    バーを有し、該バスバーの端子部と電線側の端子を、ボ
    ルトとナットで挟持して接続させる端子接続構造であっ
    て、 前記ケース体に、前記バスバーの端子部と前記電線側の
    端子の端子収容部を形成し、該端子収容部の上壁に前記
    ボルトの挿通孔を設け、また、該端子収容部の下壁に該
    ボルト挿通孔に対向する前記ナットとほぼ同じ寸法のナ
    ット回り止め孔を設け、さらに、該端子収容部の側壁に
    前記電線側の端子を挿入するための端子挿入孔を設けた
    ことを特徴とする端子接続構造。
  2. 【請求項2】 前記電線側の端子を鍬形板端子とした請
    求項1記載の端子接続構造。
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