JPH1137620A - 電動膨張弁の制御装置 - Google Patents

電動膨張弁の制御装置

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JPH1137620A
JPH1137620A JP9195870A JP19587097A JPH1137620A JP H1137620 A JPH1137620 A JP H1137620A JP 9195870 A JP9195870 A JP 9195870A JP 19587097 A JP19587097 A JP 19587097A JP H1137620 A JPH1137620 A JP H1137620A
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electric expansion
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Shigeji Taira
繁治 平良
Yoichi Onuma
洋一 大沼
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Daikin Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電動膨張弁の動作不良を早期検知して対処す
ることができる電動膨張弁の制御装置を提供する。 【解決手段】 この電動膨張弁の制御装置は、電動膨張
弁6に弁開度を変える操作信号を出力した後に温度,電
流センサ7,8が出力した後状態信号と上記操作信号を
出力する前に温度,電流センサ7,8が出力した前状態
信号とを検知して、上記両信号の差がしきい値を越えた
か否かをステップS3で判断する。この判断が否である
ことが5回繰り返されると、電動膨張弁6が動作不良を
起こしていると判断したときに、ステップS6に進ん
で、故障警報を出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、冷凍装置におけ
る電動膨張弁の制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】冷凍装置の減圧器として電動膨張弁を用
いた際に、スラッジ等により電動膨張弁に詰まりが生じ
ることがある。詰まりが生じると最適な減圧量が得られ
なくなる。特に、HFC系冷媒と合成油(エステル油、
エーテル油等)とを組み合わせて使用する場合に、スラ
ッジが生じ易くなり、電動膨張弁の詰まりが起こりやす
くなる。
【0003】吐出管温度を検知して開度調節をしている
場合に、上記電動膨張弁の詰まりが発生すると、最適開
度に達するまでの立ち上がり速度の遅れや快適性の低減
が起こる。また、吐出管の温度を検知することなく、C
PUからの指示のみで、開度を設定する場合に、上記詰
まりが発生すると過熱運転となり、最悪の場合はシステ
ムダウンに至りサービスコール,クレームの多発を招
く。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで、この発明の目
的は、電動膨張弁の動作不良を早期検知して対処するこ
とができる電動膨張弁の制御装置を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の発明の電動膨張弁の制御装置は、冷凍装
置の状態を検出して、状態信号を出力する状態センサ
と、電動膨張弁に弁開度を変える操作信号を出力する前
に上記状態センサが出力した前状態信号と上記電動膨張
弁に上記操作信号を出力した後に上記状態センサが出力
した後状態信号とを比較して、上記前状態信号と後状態
信号との差が所定のしきい値を越えたか否かを判断する
判断手段と、上記判断手段が上記差が所定のしきい値を
越えていないと判断したときに、上記電動膨張弁の動作
不良に対処する所定の処置を行なう一方、上記判断手段
が上記差が所定のしきい値を越えたと判断したときに、
上記所定の処置を行なわない処置手段とを備えたことを
特徴としている。
【0006】この請求項1の発明は、上記状態センサが
上記冷凍装置の状態を検出する。
【0007】そして、上記判断手段は、上記操作信号の
出力後に状態センサが出力した後状態信号が、上記操作
信号を出力する前に状態センサが出力した前状態信号か
ら、上記しきい値を越えて変化したか否かを判断する。
そして、上記後状態信号が前状態信号から上記しきい値
を越えて変化したと判断手段が判断すると、上記処置手
段は、所定の処置を行なわない。一方、上記後状態信号
が前状態信号から上記しきい値を越えて変化しなかった
と判断手段が判断すると、上記処置手段は、上記電動膨
張弁の動作不良に対処する所定の処置を行なう。
【0008】上記後状態信号と上記前状態信号との差が
上記しきい値を越えていないときには、電動膨張弁の弁
開度が上記操作信号にしたがうように変化しなかったと
いうことであり、電動膨張弁が動作不良を起こしている
ということである。一方、上記信号差が上記しきい値を
越えているときには、上記電動膨張弁の弁開度が上記操
作信号にしたがうように変化したということである。
【0009】したがって、この発明によれば、上記後状
態信号と前状態信号とを状態センサで検知して、上記両
信号の差が上記しきい値を越えたか否かを判断手段で判
断することによって、電動膨張弁が動作不良を起こして
いるか否かを速やかに検知できる。また、上記判断手段
が電動膨張弁が動作不良を起こしていると判断したとき
に、上記処置手段で上記電動膨張弁の動作不良に対処す
る所定処置を行なうことができる。したがって、この発
明によれば、電動膨張弁の動作不良を早期検知して対処
することができる。
【0010】また、請求項2の発明は、請求項1に記載
の電動膨張弁の制御装置において、上記判断手段による
判断が否であるときに、電動膨張弁に再度、操作信号を
出力して、上記判断手段に再度、判断させる繰り返し手
段と、上記繰り返し手段による繰り返し回数が所定回数
に達したときにだけ、上記処置手段に上記所定の処置を
行なわせる繰り返し回数カウント手段を備えたことを特
徴としている。
【0011】この請求項2の発明は、上記繰り返し手段
が、上記判断手段に前状態信号と後状態信号との差がし
きい値を越えたか否かの判断を繰り返させ、この繰り返
し回数が所定回数に達したときに、上記繰り返し回数カ
ウント手段が上記処置手段に上記電動膨張弁の動作不良
に対処する所定の処置を行なわせる。
【0012】したがって、この請求項2の発明によれ
ば、電動膨張弁へ操作信号を出力しても後状態信号がし
きい値を越えて変化しないことが所定回数繰り返された
ときに、はじめて、上記電動膨張弁の動作不良に対処す
る所定の処置が行なわれる。したがって、電動膨張弁の
動作不良の検知を信頼性の高いものにできる。
【0013】また、請求項3の発明は、請求項1に記載
の電動膨張弁の制御装置において、上記処置手段は、上
記所定の処置として、冷凍回路の過負荷を回避する処置
を行なう回避手段であることを特徴としている。
【0014】この請求項3の発明は、上記判断手段が上
記信号差が上記しきい値を越えておらず、電動膨張弁が
動作不良を起こしたと判断したときに、上記処置手段が
冷凍回路の過負荷を回避する処置を行なう。したがっ
て、冷凍回路の動作不具合を事前に回避できる。
【0015】また、請求項4の発明は、請求項1に記載
の電動膨張弁の制御装置において、上記処置手段は、上
記所定の処置として、警報を行なう警報手段であること
を特徴としている。
【0016】この請求項4の発明は、上記判断手段が上
記信号差が上記しきい値を越えておらず、電動膨張弁が
動作不良を起こしたと判断したときに、上記処置手段が
電動膨張弁の不具合を警告する警報を発する。これによ
り、電動膨張弁の不具合に起因して故障の状況が広がら
ないように、部品交換,修理などの対応処置を行なえ
る。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、この発明を図示の実施の形
態により詳細に説明する。
【0018】図1に、この発明の電動膨張弁の制御装置
の実施の形態を含む冷凍装置の冷凍回路を示す。この冷
凍回路は、第1熱交換器1と第2熱交換器2と圧縮機3
と四路切換弁5と電動膨張弁6とを備えている。
【0019】この実施の形態の電動膨張弁の制御装置
は、圧縮機3の吐出管3aの温度を検出する吐出管温度
センサ7と、圧縮機3の駆動電流を検出する電流センサ
8と、上記吐出管温度センサ7からの温度信号と上記電
流センサ8からの電流信号とが入力される制御装置10
を有する。この制御装置10は、上記温度信号と電流信
号とに基づいて、上記電動膨張弁6の弁開度を制御す
る。上記吐出管温度センサ7と電流センサ8とが冷凍装
置の状態を検出する状態センサをなす。
【0020】図2に、上記電動膨張弁6の構造を示す。
この電動膨張弁6は、ロータ11とステータ12が構成
するステップモータを有し、このロータ11に固定され
ロータ11の回転軸を中心軸とするネジ弁13を有して
いる。そして、上記ステータ12は本体15に固定され
ている。また、この本体15に形成されたネジ穴16に
上記ネジ弁13が螺合されている。また、上記本体15
は、上記ネジ穴16に対向する位置に上記ネジ弁13の
先端テーパ面13aに対向するテーパ面17aを有する
弁孔17を有する。この弁孔17には継手管20が固定
され、上記本体15に上記回転軸に直交する方向に穿た
れた孔21に別の継手管22が固定されている。
【0021】上記構成の電動膨張弁6は、上記ステータ
12に入力されるパルス数によって、ロータ11の回転
量が決まり、この回転量によって、ネジ弁13の先端テ
ーパ面13aと対向するテーパ面17aとの距離が制御
されて、弁開度が制御される。
【0022】次に、図3のフローチャートを参照しなが
ら、この実施形態の電動膨張弁の制御装置の動作を説明
する。
【0023】まず、電動膨張弁6の制御がスタートする
と、ステップS1に進み、制御装置10は、吐出管温度
センサ7からの温度信号と電流センサ8からの電流信号
を記憶する。この温度信号と電流信号とが前状態信号で
ある。この前状態信号によって、吐出管3aの温度と圧
縮機3を駆動する駆動電流とが分かる。次に、ステップ
S2に進み、制御装置10は上記吐出管温度と駆動電流
とに基づいて、上記電動膨張弁6に所定数のパルス信号
を出力する。このパルス信号が操作信号である。
【0024】次に、ステップS3に進み、上記制御装置
10は、再び、上記吐出管温度センサ7からの温度信号
と電流センサ8からの電流信号とを得る。このときに得
た上記温度信号と上記電流信号とが後状態信号である。
そして、上記制御装置10は、上記後状態信号と前状態
信号との信号差が、所定のしきい値を越えたか否かを判
断し、上記信号差が上記所定のしきい値を越えたと判断
すれば、ステップS4に進み、上記信号差が上記所定の
しきい値を越えていないと判断すれば、ステップS5に
進む。
【0025】上記後状態信号が上記しきい値を越えて変
化したということは、上記電動膨張弁6が入力された操
作信号の通りに正常に動作して弁開度が変化したという
ことである。したがって、この場合、ステップS4にす
すんで、次の制御に進む。
【0026】一方、上記後状態信号の前状態信号からの
変化が上記しきい値を越えなかったということは、上記
電動膨張弁6が入力された操作信号の通りに正常に動作
せず、弁開度の変化が不十分であったということであ
る。したがって、この場合、ステップS5に進んで、電
動膨張弁6の制御を開始してから所定時間が経過するま
での間に、上記ステップS2の操作信号出力動作とステ
ップS3での後状態信号と前状態信号との差が上記しき
い値以下である判断とを5回以上繰り返したか否かを判
断する。
【0027】このステップS5で、5回以上繰り返した
と判断したときには、ステップS6に進んで、電動膨張
弁6の動作に不具合が起こっていることを警報する故障
警報信号を出力する。
【0028】一方、上記ステップS5で、上記操作信号
出力と上記しきい値以下である判断とを5回以上繰り返
していないと判断したときには、ステップS2に戻り、
電動膨張弁6に操作信号を再度出力する。
【0029】このように、この実施の形態によれば、上
記後状態信号と前状態信号とを状態センサとしての温度
センサ7と電流センサ8で検知して、上記操作信号が出
力されたにもかかわらず、上記前,後状態信号の差が上
記しきい値を越えなかったという判断が5回以上繰り返
されると、電動膨張弁6の不具合を警告する警報を発す
る。
【0030】したがって、この実施形態によれば、電動
膨張弁6の単体テストを行なわなくても、電動膨張弁6
の動作不良を簡単,早期に検知して、不具合に対して対
処できる。すなわち、電動膨張弁6の不具合に起因して
故障の状況が広がらないように、部品交換,修理などの
対応処置を早期に行なえる。
【0031】また、上記しきい値を越えなかったことの
判断が5回以上繰り返されたときにはじめて警報を発す
るので、上記電動膨張弁6の動作不良の検知を信頼性の
高いものにできる。
【0032】尚、上記実施の形態では、ステップS6で
故障警報を行なったが、ステップS6で、制御装置10
で、圧縮機3を駆動するインバータの周波数を下げた
り、熱交換器への送風ファンの風量を減じたりして、負
荷軽減処置を行なって、冷凍回路の過負荷を回避する処
置を行なってもよい。この場合、冷凍回路の動作不具合
を事前に回避できる。
【0033】また、上記実施の形態では、ステップS5
での不具合を判断する基準回数を5回にしたが、電動膨
張弁6の不具合判断に適合するような所望の回数に設定
すればよい。
【0034】また、上記実施の形態では、吐出管3aの
温度を温度センサ7を状態センサとしたが、電動膨張弁
6に接続された冷媒配管の温度を検出する温度センサを
状態センサとしてもよい。
【0035】
【発明の効果】以上より明らかなように、請求項1の発
明の電動膨張弁の制御装置は、電動膨張弁に弁開度を変
える操作信号を出力した後に状態センサが出力した後状
態信号と上記操作信号を出力する前に状態センサが出力
した前状態信号とを状態センサで検知して、上記両信号
の差が上記しきい値を越えたか否かを判断手段で判断す
る。この判断によって、電動膨張弁が動作不良を起こし
ているか否かを速やかに検知できる。また、上記判断手
段が電動膨張弁が動作不良を起こしていると判断したと
きに、上記処置手段で上記電動膨張弁の動作不良に対処
する所定処置を行なうことができる。したがって、この
発明によれば、電動膨張弁の動作不良を早期検知して対
処することができる。
【0036】また、請求項2の発明は、請求項1に記載
の電動膨張弁の制御装置において、電動膨張弁へ操作信
号を出力しても後状態信号がしきい値を越えて変化しな
いことが所定回数繰り返されたときに、はじめて、上記
電動膨張弁の動作不良に対処する所定の処置が行なわれ
る。したがって、電動膨張弁の動作不良の検知を信頼性
の高いものにできる。
【0037】また、請求項3の発明は、上記判断手段が
上記信号差が上記しきい値を越えておらず、電動膨張弁
が動作不良を起こしたと判断したときに、上記処置手段
が冷凍回路の過負荷を回避する処置を行なう。したがっ
て、冷凍回路の動作不具合を事前に回避できる。
【0038】また、請求項4の発明は、判断手段が上記
信号差が上記しきい値を越えておらず、電動膨張弁が動
作不良を起こしたと判断したときに、処置手段が電動膨
張弁の不具合を警告する警報を発する。これにより、電
動膨張弁の不具合に起因して故障の状況が広がらないよ
うに、部品交換,修理などの対応処置を行なえる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の電動膨張弁の制御装置の実施形態
を含む冷凍装置の冷凍回路図である。
【図2】 上記実施の形態の電動膨張弁の構造図であ
る。
【図3】 上記実施形態による制御動作を説明するフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
1…第1熱交換器、2…第2熱交換器、3…圧縮機、5
…四路切換弁、6…電動膨張弁、7…吐出管温度セン
サ、8…電流センサ、10…制御装置、11…ロータ、
12…ステータ、13…ネジ弁、15…本体、16…ネ
ジ穴、17…弁孔、20,22…継手管。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷凍装置の状態を検出して、状態信号を
    出力する状態センサ(7,8)と、 電動膨張弁(6)に弁開度を変える操作信号を出力する
    前に上記状態センサ(7,8)が出力した前状態信号と
    上記電動膨張弁(6)に上記操作信号を出力した後に上
    記状態センサが出力した後状態信号とを比較して、上記
    前状態信号と後状態信号との差が所定のしきい値を越え
    たか否かを判断する判断手段(S3)と、 上記判断手段(S3)が上記差が所定のしきい値を越え
    ていないと判断したときに、上記電動膨張弁(6)の動
    作不良に対処する所定の処置を行なう一方、上記判断手
    段(S3)が上記差が所定のしきい値を越えたと判断し
    たときに、上記所定の処置を行なわない処置手段(S
    6)とを備えたことを特徴とする電動膨張弁の制御装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の電動膨張弁の制御装置
    において、 上記判断手段(S3)による判断が否であるときに、電
    動膨張弁(6)に再度、操作信号を出力して、上記判断
    手段(S3)に再度、判断させる繰り返し手段(S5)
    と、 上記繰り返し手段(S5)による繰り返し回数が所定回
    数に達したときにだけ、上記処置手段(S6)に上記所
    定の処置を行なわせる繰り返し回数カウント手段(S
    5)を備えたことを特徴とする電動膨張弁の制御装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の電動膨張弁の制御装置
    において、 上記処置手段は、上記所定の処置として、冷凍回路の過
    負荷を回避する処置を行なう回避手段であることを特徴
    とする電動膨張弁の制御装置。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の電動膨張弁の制御装置
    において、 上記処置手段(S6)は、上記所定の処置として、警報
    を行なう警報手段(S6)であることを特徴とする電動
    膨張弁の制御装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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