JPH1138038A - 加速度センサ - Google Patents
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Abstract
精度がセンサーの測定精度を決定することがない新規な
構成からなる静電容量型を含む加速度センサの提供 【解決手段】 3個の固定電極を持つセンサヘッドを用
いて各電極からの信号をデジタル演算することにより、
X、Y、Zの直交した3軸方向の加速度の検出が可能
で、センサ上に規定されるX−Y−Z直交座標系に作用
する3軸方向加速度Ax、Ay、Azに対し、各々の加
速度に対し、感度を有する最低1組の電極対を持つ、3
組の電極対から構成される静電容量型を含む加速度セン
サ。
Description
なる加速度センサに係り、製造上の加工精度がセンサの
測定精度を支配し、かつ構造上の制約から直線性誤差が
生じて複雑な補正が不可欠である従来の加速度センサの
問題を解決するため、3電極構造の簡単な構成となした
静電容量型を含む加速度センサに関する。
ば、特開平4−148833号、特開平4−33743
1号、特開平5−188079号には、固定基板と可撓
基板との各対向面に電極を着設して対向配置される静電
容量素子を複数対設け、該基板面に平行なXY平面を設
定しこれと直交するZ軸のX,Y,Z軸3次元方向の加
速度の変化を、複数対の静電容量素子間の静電容量変化
に基づき各X,Y,Z軸方向成分の検出を行う構成が提
案されている。
円筒10内に直径方向に配置された固定基板11と、こ
れに所定の間隔を設けて可撓基板12を平行に配置し、
固定基板11の下面を示す図13Aに示すごとく、この
固定基板11と可撓基板12との各対向面にそれぞれ電
極1〜5を着設して静電容量素子C1〜C5を形成する構
成からなる。可撓基板12の下面には適当な質量を有し
て錘となる作動子13を設けてある。
に4対、中央部に1対の電極を設けて、静電容量素子C
1〜C5を形成した構成、すなわち、電極面にて直交する
X,Yの2軸上に配置された各々2つの静電容量素子C
1〜C4と、前2軸の中央に静電容量素子C5を配置した
構成からなる。
加わった場合、図14Aに示すごとく、作動子13を有
する可撓基板12が変形することにより、固定基板11
と可撓基板12との対向面間の各電極1〜5間距離が変
化することから、各静電容量素子C1〜C4の静電容量が
変化する。また、図14Bに示すごとく、Z軸方向に加
速度が加わった場合も同様に各静電容量素子C1〜C4の
静電容量が変化する。
は、例えば、X軸方向の加速度に対する出力として、静
電容量素子C1とC3の静電容量差(C1−C3)、Y軸方
向の加速度に対する出力として、静電容量素子C2とC4
の静電容量差(C2−C4)、Z軸方向の加速度に対する
出力として、静電容量素子C5の静電容量(C5)として
検出する。
加速度センサにおいて、静電容量素子C1〜C5の静電容
量に比例した電気信号で演算したX,Y,Z軸の出力
は、厳密には加速度に対し直線性を有しない問題があ
る。また、この場合、X,Y軸出力の感度がZ軸出力に
依存することになる問題がある。また、温度変化等によ
り電極ギャップの初期値d0が変化した場合、Z軸の0
点シフトに加えX,Y,Z軸の感度シフトが発生する問
題がある。
サにおいて、静電容量素子C1〜C5に逆比例した電気信
号で演算する場合にも、センサの静電容量以外の浮遊容
量が無視できないために、上述の各種問題が発生する。
する。X(Y)軸加速度は、検出軸上に配置された2つ
の電極の静電容量の差から検出するされているが、実際
にはCV変換した出力の差分を取ることになる。その場
合、一般的に実現可能などんなCV変換方式を採用して
も、理論的には以下に示す直線性誤差が発生し、それに
よりX、Y、Zを完全に独立に検出することが不可能に
なる。
期待できる物理量は電極間距離の変化量であり、静電容
量が加速度に対し直線的に変化することは期待できな
い。
に変換する場合がある。現実的には、センサ容量Cと
は、対向電極部容量(理論上のセンサ容量)だけでは無
く、必ず有限の浮遊容量(センサ内部及び回路部)が存
在することになり、その浮遊容量分との和としてCV変
換することになる。そのため、浮遊容量が非線形項とな
り、直線性誤差が発生する。X、Y、Z出力の直線性の
劣化とX、Yの感度にZ加速度が影響するという他軸干
渉が発生する。
換の場合がある。上述した式に明らかなように加速度に
比例する量は、Cの分母にあるためCV比例変換の場合
は、出力電圧が加速度に直線的に変化しない。そのた
め、X、Y、Z出力の直線性の劣化とX、Yの感度にZ
加速度が影響するという他軸干渉が発生する。
め、精度を要求される場合にはその後の何らかの補正が
必要になる。その補正に関しては、上記代表例1の場
合、出力されたX、Y、Zの出力から完全に真のX、
Y、Z加速度を補正演算によって得ることは困難であ
る。
法を提案(特開平8−313552号)したが、厳密に
補正するには、非常に複雑な計算式となり、現実的に発
生するその他の補正(調整)項である、加工誤差による
他軸感度や主軸感度及び0点などを含めて、補正演算を
実施する場合は特に複雑になり、例えば、社団法人電気
学会の物理センサ研究会における資料(1996年11
月11日、12日発表の資料番号PS−96−15「静
電容量型3軸加速度センサの補正について」)で報告さ
れているごとく、近似式による補正演算を行うことにな
る。しかし、その場合、近似による誤差が無視できない
場合があり、さらに高精度の要求に対しては、この方式
では満足できない場合が生じる。
4つの固定電極の配置により決まり、Z軸は可動電極面
の配置により決定される。また、加工誤差が他軸感度と
なって現れるため、非常に高精度の加工技術が要求され
る。
Y検出軸は4つの固定電極の配置により、Z軸は可動電
極面の配置により決定されること、また、加工誤差が他
軸感度となって現れるため、直線性誤差の問題が生じて
しまい、何らかの補正が不可欠であり、補正に際しても
複雑な演算が必要でセンサの製造加工に際する精度が厳
しくかつ厳密な補正を行うにも限度があり、かかる加速
度センサを安定的にかつ大量に製造ずることが極めて困
難であった。
上の制約から直線性誤差の問題が生じて、複雑な補正が
不可欠であること、また、製造上の加工精度がセンサの
測定精度を支配している現実に鑑み、直線性誤差の問題
が生じ難く、製造上の加工精度がセンサの測定精度を決
定することがないよう、新規な構成からなる静電容量型
を含む加速度センサの提供を目的としている。
問題が生じ難く、製造上の加工精度がセンサの測定精度
を決定することがない構成について種々検討した結果、
3個の固定電極を持つセンサヘッドを用いて各電極から
の信号をデジタル演算することにより、X、Y、Zの直
交した3軸方向の加速度の検出が可能であり、目的が達
成できることを知見し、センサ上に規定されるX−Y−
Z直交座標系に作用する3軸方向加速度Ax、Ay、A
zに対し、各々の加速度に対し、感度を有する最低1組
の電極対を持つ、3組の電極対から構成される静電容量
型を含む加速度センサを完成した。
度センサにおいて、各電極の平面形状の図心がX−Y座
標系平面で同一直線上にない加速度センサ、各電極の平
面形状の図心がX−Y座標系平面にZ軸中心に3等分さ
れた位置にそれぞれある加速度センサ、並びに、X−Y
座標系平面にZ軸を中心にした所要半径の円周上に3等
分して3電極を配置して、Z軸方向に3つの電極対を対
向配置したことを特徴とする加速度センサを併せて提案
する。
を有する可撓基板の可動部下面に重錘体を設けて上面を
固定基板と対向配置し、該可動部上面に電極を対向配置
した可動電極を有するガラス板及び/又は半導体基板の
積層構造からなり、可動電極の傾きを含めた初期位置か
らの相対位置を検出する手段を有し、電極の該位置情報
より3軸方向の加速度Ax、Ay、Azを求めることを
特徴とする加速度センサを併せて提案する。
を静電容量型となした加速度センサにおいて、ガラス層
下面にメタル電極が所要パターンで3電極分が成膜され
た固定電極層と、周囲をビームで支持された半導体基板
にパターンニングにより支持構造を設けて形成する可動
部の厚みを相対的に厚くした重錘体を有する可撓基板層
と、可撓基板層が載置され重錘体が過負荷時に当接して
ストッパーとなるシリコン層との3層構造からなる静電
容量型加速度センサを併せて提案する。
センサにおいて、ガラス層が所要パターンで設けた円錐
や角錐状の貫通孔を有し、下面のメタル電極の導通が貫
通孔を介して行われる構成、所要パターンで設けた円錐
や角錐状の貫通孔を有するガラス基板と半導体基板が貫
通孔の円錐頂部側で接合された複合板の両面に所要パタ
ーンで設けた電極同士が上記貫通孔で半導体を介して導
通した構成の複合板層を可撓基板層の上面に電極を対向
配置して接合され、内部が密閉された構成の静電容量型
加速度センサを併せて提案する。
電極が所要パターンで3電極分が成膜された固定電極層
と、周囲をビームで支持されて上面が前記電極に対して
所定空隙を介して対向配置されて上下動可能に共通電極
を構成するシリコン製の可動電極層と、可動電極の下に
陽極接合にて接合された錘並びに可動電極層の周囲を支
持する台座層と、可動電極層と接合された錘が過負荷時
に当接してストッパーとなるシリコン層との4層構造か
らなる静電容量型加速度センサを併せて提案する。
は、従来の4個又は5個の固定電極からの信号の差又は
和を取ることによりX、Y、Zの出力を得ていた方式に
対して、各電極からの信号をデジタル演算することを前
提として、3個の固定電極を持つセンサヘッドを使って
X、Y、Zの直交した3軸方向の加速度の検出すること
を特徴としている。
センサと同じであり、同一平面内に配置された固定電極
と、その固定電極とほぼ平行に配置された可動電極から
なる。その可動電極には重錘体が形成されており、重心
がずれた位置に配置されている。固定電極は、面重心が
電極平面内の同一直線上にない3個で構成されている。
全方向に対して均一な感度、精度を得るためには、12
0°間隔で配置された同じ大きさの扇型電極が望まし
い。
図1に示すごとく一般化した電極構造の場合について考
える。図ではC1,C2,C3の3個の電極、固定電極ま
たは可動電極を同一平面内で配置した一例を示す。各電
極容量、ただしアライメントずれを考慮しない場合は以
下の式で表される。
距離 Ax、Ay、Az : 各軸方向の加速度の大きさ Kz : Z方向加速度に対する電極変位
感度 Kxj、Kyj : X又はY方向加速度に対する電
極変位感度 αj : 各電極中心の位置を極座標で表
した時の角度(正のX軸を0°とし、CCW方向の角
度) Cpj : 浮遊容量
ンのばらつきを考慮したときの出力電圧をj、電極のC
V変換ゲインをGjとし、アライメントずれによる変換
行列をKlm(l、m=x、y、z)とすると、下記V
j式となり、j=1、2、3で、係数を整理して下記の
(4)式、すなわち、加わった加速度に対するセンサの
出力電圧の関係式が得られた。
zxAx+KzyAy+KzzAz)+Kx1(Kxx
Ax+KxyAy+Kxzaz)*cosαj+Kyj*
(KyxAx+KyyAy+KyzAz)*sin
αj)+Cpj} (j=1、2、3)
法として、式(4)を変形すると次の式が得られる。 ajAz+bjAx+ejAy=fj ・・・(5) ここで、fj=cj/(Vj−dj) と置いた。・・・(6)
数的には(5)式の(Ax、Ay、Az)に関する三元
一次方程式を3つ連立して解くということである。従っ
て、未知数3つに対し、3つの式で、解くことができる
のであるから、電極は3つで十分であることがわかる。
(解の公式より)、(6)式でVjの式に戻すと、下記
式を得る。 Ax={(a2b3−a3b2)(c1/(V1−d1))+(a1e3−a3e1)(c2 /(V2−d2))+(a2e1−a1e2)(c3/(V3−d3))−(a3e2−a2 e3+a1e3−a3e1+a2e1−a1e2)}/D・・・(10) Ay={(a2b3−a3b2)(c1/(V1−d1))+(a3b1−a1b3)(c2 /(V2−d2))+(a1b2−a2b1)(c3/(V3−d3))−(a2b3−a3 b2+a3b1−a1b3+a1b2−a2b1)}/D・・・(11) Az={(b2e3−b3e2)(c1/(V1−d1))+(b3e1−b1e3)(c2 /(V2−d2))+(b1e2−b2e1)(c3/(V3−d3))−(b2e3−b3 e2+b3e1−b1e3+b1e2−b2e1)}/D・・・(12)
1)、(12)より係数をまとめると、下記式を得る。
各センサ毎に、15個の係数を予め決めてやることによ
り、出力電圧を上式で演算することで、3軸の加速度を
得ることができる。
置、すなわち、傾きを含めた初期位置からの相対位置が
任意の加速度ベクトル(X、Y、Z軸加速度)に対し一
義的に決まることから、その可動電極の位置を検出する
ことにより逆に加速度を得ようとするものである。可動
電極の位置は、一直線上にない3点からの距離が決まれ
ば決定できるので、このように3つの電極で十分である
ことがわかる。
動電極の位置を決定できる情報さえ得られれば良いこと
になる。可動電極の傾きを含めた初期位置からの相対位
置を検出する手段としては、レーザー干渉法によるもの
や、近接させたプローブからのトンネル電流を検出する
方法、あるいは可動電極を支持するビーム上に設けた圧
電材料やピエゾ抵抗の変化を検出する方法等が適宜採用
できる。
合、各電極の平面形状の図心がX−Y座標系平面にZ軸
中心を通る同一直線上にないことが必要であり、さらに
好ましくは、実施例の図3のごとく、各電極の平面形状
の図心がX−Y座標系平面にZ軸中心に3等分された位
置にそれぞれある構成であり、最も誤差の少ないのは3
点がなるべく等間隔で配置されている場合であり、12
0°間隔で配置するのが望ましい。
センサの種々の構成を図面に基づいて詳述する。図2、
図3に示すごとく、ガラス基板の片面にメタル電極を成
膜して固定電極層20となし、X−Y座標系平面にZ軸
を中心にした所要半径の円周上に3等分して3電極を配
置して、Z軸方向に3つの電極対を対向配置した構成か
らなる静電容量素子C1〜C3を形成するため、シリコン
基板をバルク・マイクロマシニーング技術で加工して4
本ビームで可動電極を支持する可撓基板層21の構造と
なした。さらに、可動電極の下に陽極接合にて重錘体2
3を接合し、重錘体23の移動空間を確保するための台
座層22と過負荷時のストッパーとなるシリコン基板層
24を積層した4層構造からなる静電容量型加速度セン
サを作製した。
素子C1〜C3の電極の平面形状における図心P1〜P
3は、X−Y座標系平面にZ軸中心を通る同一直線上に
なく、かつZ軸中心に3等分された位置にそれぞれ位置
する構成である。
したガラス板の固定電極層20は、対向面の電極より外
部へリードするために、ここでは、周辺に設けた切り欠
き隙間より可撓基板層21上に電極取り出しパット25
を設けてリード26を接続可能にしてある。
トッパーとなるシリコン基板層24上に、シリコン基板
厚みを利用して相対的に形成した重錘体23を付設した
可撓基板層21と、所要半径の円周上に3等分して3電
極20a,20b(図示は2電極分のみ)を設けたガラ
ス基板からなる固定電極層20を順次積層した3層構造
からなる。
4の3層構成を4層となして内部を密封可能にした構成
であり、以下に製造過程を説明する。サンドブラスト加
工などにて所要パターンで設けた円錐や角錐状の貫通孔
を設けたガラス基板からなる固定電極層20)と半導体
基板30を、貫通孔の円錐頂部側で陽極接合し、半導体
基板30の上面の全面に外部電極31、固定電極層20
には所要パターンで電極20a,20bを設ける。すな
わち、低抵抗のBドープドシリコン基板などの半導体基
板30の上面全面には、Al,Au,Cuなどの全面メ
タル形成、蒸着やめっき法により外部電極31を設ける
ことができ、下面のガラス基板側にはメタルマスク等を
用いた蒸着パターニング等の手法により形成することが
できる。
式又は湿式のエッチング技術にてビーム21aによる支
持構造を設けて形成する可動部21bの厚みを相対的に
厚くして重錘体を設けた可撓基板層21を作製する。可
撓基板層21上に前記のガラス複合板の固定電極層20
の対向電極20a,20bを対向させて積層して陽極接
合する。図5に示すごとくいわゆるザグリを形成したシ
リコン基板層24上に、この可撓基板層21を積層し陽
極接合するが、この際、接合時の雰囲気調整を行うこと
により、積層体内部のガスを制御しておくことができ
る。
および半導体基板30の厚みに相当する深さで、例えば
ダイシングソーなどにて、図5に示すごとく絶縁溝32
を所要パターンで形成して、対向電極20a,20bと
接続されている半導体基板30部分を電気的に分離し
て、分離された半導体基板30部分に設けられた上面の
外部電極31より対向電極20a,20bとの導通を確
保する。
ける可撓基板層21は、1枚の半導体基板より作製した
が、図6に示すごとく、2枚の半導体基板を接合した基
板あるいは半導体基板21とガラス基板27を接合した
基板よりエッチング技術にてビーム21aによる支持構
造を設けて形成するに際し、半導体あるいはガラス基板
1枚分の厚みを重錘体とすることも可能である。
異形の電極を、その電極の平面形状における図心P1〜
P3がX−Y座標系平面にZ軸中心を通る同一直線上に
なく、かつZ軸中心に3等分された位置にそれぞれ配置
して、静電容量素子C1〜C3を有する4層構造からなる
静電容量型加速度センサを作製した。
使用し、前述した演算方法にて、設定したX−Y−Z座
標系の各軸回りにセンサの姿勢を変化させた時の重力の
加速度を測定した。図8〜図10に軸回転角と測定電圧
との関係を示すが、図8はX軸回転、図9はY軸回転、
図10はZ軸回転を示す。なお、グラフ中、□印は静電
容量素子C1、◇印は静電容量素子C2、△印は静電容量
素子C3の測定電圧を示す。
は、各軸回りとも±1%以下であった。また、演算後の
出力(加速度)を軸回転角との関係を図11、補正演算
後の出力(加速度)を実際の加速度との関係を図12に
示すが、入出力のリニアリティが極めてすぐれており、
Z軸加速度のx,y出力感度への影響も全く観測され
ず、他軸感度もほとんど発生していないことが分かる。
加速度センサは、可動電極の相対位置が任意のX、Y、
Z軸加速度に対し一義的に決まるため、可動電極の位置
を検出することにより加速度を得ることができる構成で
あり、この前提条件が崩れない範囲であれば、電極配
置、面積、初期電極間距離及びアライメントの誤差は、
性能には全く影響しない利点がある。
ニングでのメタルマスク方式の採用や陽極接合でのアラ
イメント精度の緩和等、プロセスの選択範囲が広がり、
製造性が良く、安価に提供できる利点がある。また、従
来の静電容量型に比較して電極数が少なく、チップサイ
ズのシュリンク及びパッケージングが容易になり、安定
した性能を有する加速度センサを安価に提供できる。
する場合、従来の4個もしくは5個の電極で、差分出力
としてX、Y軸出力を得るという方法のメリットがなく
なるのに対して、この発明の加速度センサを採用するこ
とは極めて有効である。
作動原理を説明するためのX−Y座標説明図である。
配置例を示すガラス基板の平面説明図である。
説明図である。
構成を示す縦断説明図である。
構成を示す縦断説明図である。
構成を示す縦断説明図である。
電極配置例を示すガラス基板の平面説明図である
電圧をX軸回転角との関係で示すグラフである。
電圧をY軸回転角との関係で示すグラフである。
定電圧をZ軸回転角との関係で示すグラフである。
定に基づく演算後の出力(加速度)を軸回転角との関係
で示すグラフであり、AはX軸回転、BはY軸回転、C
はZ軸回を示す。なお、グラフ中、実線がX軸、破線が
Y軸、一点鎖線がZ軸の回転角を示す。
定に基づく補正演算後の出力(加速度)を実際の加速度
との関係で示すグラフであり、AはX軸回転、BはY軸
回転、CはZ軸回を示す。
面を示す説明図であり、Bは静電容量型加速度センサの
縦断説明図である。
静電容量型加速度センサの縦断説明図であり、BはZ軸
方向の加速度が作用した状態を示す静電容量型加速度セ
ンサの縦断説明図である。
Claims (10)
- 【請求項1】 センサ上に予め規定したX−Y−Z直交
座標系に作用する3軸方向の加速度Ax、Ay、Azに
対して、それぞれ個別に感度を有する少なくとも1組の
電極対をもつ、3組の電極対から構成される加速度セン
サ。 - 【請求項2】 請求項1において、各電極の平面形状の
図心がX−Y座標系平面で同一直線上にない加速度セン
サ。 - 【請求項3】 請求項1において、各電極の平面形状の
図心がX−Y座標系平面にZ軸中心に3等分された位置
にそれぞれある加速度センサ。 - 【請求項4】 請求項1において、X−Y座標系平面に
Z軸を中心にした所要半径の円周上に3等分して3電極
を配置して、Z軸方向に3つの電極対を対向配置した構
成からなる加速度センサ。 - 【請求項5】 請求項1において、ビームによる支持構
造を有する可撓基板の可動部下面に重錘体を設けて上面
を固定基板と対向配置し、該可動部上面に電極を対向配
置した可動電極を有するガラス板及び/又は半導体基板
の積層構造からなり、可動電極の傾きを含めた初期位置
からの相対位置を検出する手段を有し、電極の該位置情
報より3軸方向の加速度Ax、Ay、Azを求める加速
度センサ。 - 【請求項6】 請求項1において、ビームによる支持構
造を有する可撓基板の可動部下面に重錘体を設けて上面
に固定基板を対向配置し、該可動部上面に電極を対向配
置した可動電極を有するガラス板及び/又は半導体基板
の積層構造からなる静電容量型の加速度センサ。 - 【請求項7】 請求項6において、ガラス層下面にメタ
ル電極が所要パターンで3電極分が成膜された固定電極
層と、周囲をビームで支持されて上面が前記電極に対し
て所定空隙を介して対向配置されて上下動可能に共通電
極を構成するシリコン製の可動電極層と、可動電極の下
に陽極接合にて接合された錘並びに可動電極層の周囲を
支持する台座層と、可動電極層と接合された錘が過負荷
時に当接してストッパーとなるシリコン層との4層構造
からなる静電容量型の加速度センサ。 - 【請求項8】 請求項6において、ガラス層下面にメタ
ル電極が所要パターンで3電極分が成膜された固定電極
層と、周囲をビームで支持された半導体基板にパターン
ニングにより支持構造を設けて形成する可動部の厚みを
相対的に厚くした重錘体を有する可撓基板層と、可撓基
板層が載置され重錘体が過負荷時に当接してストッパー
となるガラス層との3層構造からなる静電容量型の加速
度センサ。 - 【請求項9】 請求項8において、ガラス層が所要パタ
ーンで設けた円錐や角錐状の貫通孔を有し、下面のメタ
ル電極の導通が貫通孔を介して行われる静電容量型の加
速度センサ。 - 【請求項10】 請求項8において、所要パターンで設
けた円錐や角錐状の貫通孔を有するガラス基板と半導体
基板が貫通孔の円錐頂部側で接合された複合板の両面に
所要パターンで設けた電極同士が上記貫通孔で半導体を
介して導通した構成の複合板層を可撓基板層の上面に電
極を対向配置して接合され、内部が密閉された静電容量
型の加速度センサ。
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| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20853897A JP4056591B2 (ja) | 1997-07-16 | 1997-07-16 | 加速度センサ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20853897A JP4056591B2 (ja) | 1997-07-16 | 1997-07-16 | 加速度センサ |
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| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1138038A true JPH1138038A (ja) | 1999-02-12 |
| JP4056591B2 JP4056591B2 (ja) | 2008-03-05 |
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ID=16557853
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| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20853897A Expired - Fee Related JP4056591B2 (ja) | 1997-07-16 | 1997-07-16 | 加速度センサ |
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| JP (1) | JP4056591B2 (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006517661A (ja) * | 2003-02-11 | 2006-07-27 | ヴェーテーイー テクノロジーズ オサケユキチュア | 容量型加速度センサー |
| JP2008096229A (ja) * | 2006-10-11 | 2008-04-24 | Nitta Ind Corp | 静電容量式センサ |
| JP2010169535A (ja) * | 2009-01-22 | 2010-08-05 | Akebono Brake Ind Co Ltd | 物理量センサ及び物理量センサの製造方法 |
| US8033009B2 (en) | 2006-08-24 | 2011-10-11 | Honda Motor Co., Ltd | Method for producing a force sensor |
| CN114839398A (zh) * | 2022-04-27 | 2022-08-02 | 东南大学 | 一种电容式柔性加速度传感器及其制备方法 |
-
1997
- 1997-07-16 JP JP20853897A patent/JP4056591B2/ja not_active Expired - Fee Related
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