JPH113828A - 回転型電力・信号用無接触式伝送装置 - Google Patents
回転型電力・信号用無接触式伝送装置Info
- Publication number
- JPH113828A JPH113828A JP9155291A JP15529197A JPH113828A JP H113828 A JPH113828 A JP H113828A JP 9155291 A JP9155291 A JP 9155291A JP 15529197 A JP15529197 A JP 15529197A JP H113828 A JPH113828 A JP H113828A
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- Japan
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- signal
- coil
- power
- gap
- core
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- Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 リング状の溝3内に電力伝送用コイル6を収
納した電力伝送用コア4と、他のリング状の溝11内に
信号伝送用コイル12を収納した信号伝送用コア8とを
同心状に非磁性体のフレーム2内に配置した偏平円筒形
状のトランスT1、T2を空隙G、gを介して対向配置
させた回転型電力・信号用無接触式伝送装置において、
その電力伝送用コイルからの漏洩磁束によるノイズを低
減する。 【解決手段】 電力伝送用コア24の対向面の空隙Gと
前記信号伝送用コア28の対向面の空隙gとが互いに軸
方向にずれた平行な面に配置するようにしている。
納した電力伝送用コア4と、他のリング状の溝11内に
信号伝送用コイル12を収納した信号伝送用コア8とを
同心状に非磁性体のフレーム2内に配置した偏平円筒形
状のトランスT1、T2を空隙G、gを介して対向配置
させた回転型電力・信号用無接触式伝送装置において、
その電力伝送用コイルからの漏洩磁束によるノイズを低
減する。 【解決手段】 電力伝送用コア24の対向面の空隙Gと
前記信号伝送用コア28の対向面の空隙gとが互いに軸
方向にずれた平行な面に配置するようにしている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電力と電気信号と
を1次側トランスから2次側トランスへ無接触で伝送す
る回転型電力・信号用無接触式伝送装置に関し、特に電
力伝送によって発生する漏洩磁束の電気信号への影響を
低減するためのものに関する。
を1次側トランスから2次側トランスへ無接触で伝送す
る回転型電力・信号用無接触式伝送装置に関し、特に電
力伝送によって発生する漏洩磁束の電気信号への影響を
低減するためのものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の回転型電力・信号用無接
触式伝送装置としては、空隙を介し対向させた1対の偏
平円筒形状のトランス内に電力伝送用コアと信号伝送用
コアとを同心状に装着した回転トランスがあった。とこ
ろが、このような従来の回転型電力・信号用無接触式伝
送装置は、電力伝送用コアと信号伝送用コアを共有する
ため、電力伝送用コイルから漏れる漏洩磁束が信号伝送
用コイルと鎖交するのでノイズの原因となり、誤信号を
伝送するという問題があった。
触式伝送装置としては、空隙を介し対向させた1対の偏
平円筒形状のトランス内に電力伝送用コアと信号伝送用
コアとを同心状に装着した回転トランスがあった。とこ
ろが、このような従来の回転型電力・信号用無接触式伝
送装置は、電力伝送用コアと信号伝送用コアを共有する
ため、電力伝送用コイルから漏れる漏洩磁束が信号伝送
用コイルと鎖交するのでノイズの原因となり、誤信号を
伝送するという問題があった。
【0003】この問題を解決するため、本出願人は改良
された回転型電力・信号用無接触式伝送装置を先に提案
している。それは、リング状の溝内に電力伝送用コイル
を収納した電力伝送用コアと、他のリング状の溝内に信
号伝送用コイルを収納した信号伝送用コアとを同心状に
配置した偏平円筒形状のトランス1対を空隙を介して対
向配置させた回転型電力・信号用無接触式伝送装置にお
いて、電力伝送用コアと信号伝送用コアとを磁気的に分
離するため、非磁性体のフレーム内に電力伝送用コアと
信号伝送用コアとを収納させるようにしたものである。
された回転型電力・信号用無接触式伝送装置を先に提案
している。それは、リング状の溝内に電力伝送用コイル
を収納した電力伝送用コアと、他のリング状の溝内に信
号伝送用コイルを収納した信号伝送用コアとを同心状に
配置した偏平円筒形状のトランス1対を空隙を介して対
向配置させた回転型電力・信号用無接触式伝送装置にお
いて、電力伝送用コアと信号伝送用コアとを磁気的に分
離するため、非磁性体のフレーム内に電力伝送用コアと
信号伝送用コアとを収納させるようにしたものである。
【0004】図3はその先行発明を示している。図にお
いて、1次側トランスT11と2次側トランスT12と
を空隙Gを介して対向配置し、1次側トランスT11か
ら2次側トランスT12に無接触で電力や電気信号を伝
送するようにしている。1次側トランスT11は、アル
ミニュウム等の非磁性体を円筒状に形成したフレーム5
2と、このフレーム52に形成したリング状の溝部53
内に嵌合したリング状の1次側電力伝送用コア54と、
この1次側電力伝送用コア54に形成したリング状の溝
部55内に収納した1次側電力伝送用コイル56と、フ
レーム52の中心部に形成した円状凹部57内に嵌合し
た1次側信号伝送用コア58と、この1次側信号伝送用
コア58に形成したリング状の溝部61内に収納した1
次側信号伝送用コイル62とを備えている。
いて、1次側トランスT11と2次側トランスT12と
を空隙Gを介して対向配置し、1次側トランスT11か
ら2次側トランスT12に無接触で電力や電気信号を伝
送するようにしている。1次側トランスT11は、アル
ミニュウム等の非磁性体を円筒状に形成したフレーム5
2と、このフレーム52に形成したリング状の溝部53
内に嵌合したリング状の1次側電力伝送用コア54と、
この1次側電力伝送用コア54に形成したリング状の溝
部55内に収納した1次側電力伝送用コイル56と、フ
レーム52の中心部に形成した円状凹部57内に嵌合し
た1次側信号伝送用コア58と、この1次側信号伝送用
コア58に形成したリング状の溝部61内に収納した1
次側信号伝送用コイル62とを備えている。
【0005】2次側トランスT12は、アルミニュウム
等の非磁性体を円筒状に形成したフレーム71と、この
フレーム71に形成したリング状の溝部73内に嵌合し
たリング状の2次側電力伝送用コア74と、この2次側
電力伝送用コア74に形成したリング状の溝部75内に
収納した2次側電力伝送用コイル76と、フレーム71
の中心部に形成した円状凹部77内に嵌合した2次側信
号伝送用コア78と、この2次側信号伝送用コア78に
形成したリング状の溝部81内に収納した2次側信号伝
送用コイル82とを備えている。
等の非磁性体を円筒状に形成したフレーム71と、この
フレーム71に形成したリング状の溝部73内に嵌合し
たリング状の2次側電力伝送用コア74と、この2次側
電力伝送用コア74に形成したリング状の溝部75内に
収納した2次側電力伝送用コイル76と、フレーム71
の中心部に形成した円状凹部77内に嵌合した2次側信
号伝送用コア78と、この2次側信号伝送用コア78に
形成したリング状の溝部81内に収納した2次側信号伝
送用コイル82とを備えている。
【0006】そこで、いま1次側電力伝送用コイル56
に電力を供給し、また1次側信号伝送用コイル62に電
気信号を通電すると、コイル56及びコイル62から磁
束が発生し、この磁束によって2次側電力伝送用コイル
76に電圧が誘起され、また2次側信号伝送コイル82
に電圧が誘起されて、電力及び電気信号の伝送が無接触
で行われる。
に電力を供給し、また1次側信号伝送用コイル62に電
気信号を通電すると、コイル56及びコイル62から磁
束が発生し、この磁束によって2次側電力伝送用コイル
76に電圧が誘起され、また2次側信号伝送コイル82
に電圧が誘起されて、電力及び電気信号の伝送が無接触
で行われる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
先行従来技術によると次のような問題点があった。すな
わち、1次側電力伝送用コイル56から発生した磁束に
ついてみると、一部が空隙Gを透過して中心方向に漏洩
し、2次側信号伝送コイル82から発生した磁束にノイ
ズとして重畳し、電気信号の伝送効率を悪化させるとい
う問題である。しかも、この漏洩磁束は電力伝送量の増
加に対応して伝送した電気信号のS/N比を悪化させる
傾向がある。本発明は、前記課題を解消するものであ
り、電力伝送の大小に関わりなく電気信号伝送用コイル
に重畳するノイズを減少させ、信号伝送効率が安定する
ように構成した回転型電力・信号用無接触式伝送装置を
提供することを目的とする。
先行従来技術によると次のような問題点があった。すな
わち、1次側電力伝送用コイル56から発生した磁束に
ついてみると、一部が空隙Gを透過して中心方向に漏洩
し、2次側信号伝送コイル82から発生した磁束にノイ
ズとして重畳し、電気信号の伝送効率を悪化させるとい
う問題である。しかも、この漏洩磁束は電力伝送量の増
加に対応して伝送した電気信号のS/N比を悪化させる
傾向がある。本発明は、前記課題を解消するものであ
り、電力伝送の大小に関わりなく電気信号伝送用コイル
に重畳するノイズを減少させ、信号伝送効率が安定する
ように構成した回転型電力・信号用無接触式伝送装置を
提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め、本発明によると、リング状の溝内に電力伝送用コイ
ルを収納した電力伝送用コアと、他のリング状の溝内に
信号伝送用コイルを収納した信号伝送用コアとを同心状
に非磁性体のフレーム内に配置した偏平円筒形状のトラ
ンス1対を空隙を介して対向配置させた回転型電力・信
号用無接触式伝送装置において、前記電力伝送用コアの
対向面の空隙を、前記信号伝送用コアの対向面の空隙よ
りも軸方向にずれた平行な面に配置することを特徴とす
るものである。すなわち、図1において、前記1次側電
力用コイル6と前記2次側電力用コイル26との対向面
の空隙Gと、前記1次側信号用コイル12と前記2次側
信号用コイル32との対向面の空隙gとに差Hを設けて
いる。
め、本発明によると、リング状の溝内に電力伝送用コイ
ルを収納した電力伝送用コアと、他のリング状の溝内に
信号伝送用コイルを収納した信号伝送用コアとを同心状
に非磁性体のフレーム内に配置した偏平円筒形状のトラ
ンス1対を空隙を介して対向配置させた回転型電力・信
号用無接触式伝送装置において、前記電力伝送用コアの
対向面の空隙を、前記信号伝送用コアの対向面の空隙よ
りも軸方向にずれた平行な面に配置することを特徴とす
るものである。すなわち、図1において、前記1次側電
力用コイル6と前記2次側電力用コイル26との対向面
の空隙Gと、前記1次側信号用コイル12と前記2次側
信号用コイル32との対向面の空隙gとに差Hを設けて
いる。
【0009】前記構成によれば、1次側電力用コイル6
と前記2次側電力用コイル26との対向面の空隙Gと、
前記1次側信号用コイル12と前記2次側信号用コイル
32との対向面の空隙gとは、同一水平面で連続せず、
空隙G、gの間に差Hが形成されるので、電力伝送に伴
って空隙Gに発生した漏洩磁束は差Hによって遮蔽され
て空隙gに漏洩せず、電気信号に対応して発生した磁束
にノイズとして重畳しなくなる。
と前記2次側電力用コイル26との対向面の空隙Gと、
前記1次側信号用コイル12と前記2次側信号用コイル
32との対向面の空隙gとは、同一水平面で連続せず、
空隙G、gの間に差Hが形成されるので、電力伝送に伴
って空隙Gに発生した漏洩磁束は差Hによって遮蔽され
て空隙gに漏洩せず、電気信号に対応して発生した磁束
にノイズとして重畳しなくなる。
【0010】また、請求項2記載の発明によると、リン
グ状の溝内に電力伝送用コイルを収納した電力伝送用コ
アと、他のリング状の溝内に信号伝送用コイルを収納し
た信号伝送用コアとを同心状に非磁性体のフレーム内に
配置した偏平円筒形状のトランス1対を空隙を介して対
向配置させた回転型電力・信号用無接触式伝送装置にお
いて、前記電力伝送用コアと前記信号伝送用コアとの間
の非磁性体のフレームのその対向面と作る空隙を、前記
電力伝送用コアの対向面の空隙よりも軸方向にずれた平
行な面に配置することを特徴とするものである。すなわ
ち、図2において、前記1次側電力用コイル6と前記2
次側電力用コイル26との対向面の空隙Gと、前記1次
側信号用コイル12と前記2次側信号用コイル32との
対向面の空隙gとの間に隔壁2bを設けている。
グ状の溝内に電力伝送用コイルを収納した電力伝送用コ
アと、他のリング状の溝内に信号伝送用コイルを収納し
た信号伝送用コアとを同心状に非磁性体のフレーム内に
配置した偏平円筒形状のトランス1対を空隙を介して対
向配置させた回転型電力・信号用無接触式伝送装置にお
いて、前記電力伝送用コアと前記信号伝送用コアとの間
の非磁性体のフレームのその対向面と作る空隙を、前記
電力伝送用コアの対向面の空隙よりも軸方向にずれた平
行な面に配置することを特徴とするものである。すなわ
ち、図2において、前記1次側電力用コイル6と前記2
次側電力用コイル26との対向面の空隙Gと、前記1次
側信号用コイル12と前記2次側信号用コイル32との
対向面の空隙gとの間に隔壁2bを設けている。
【0011】このような空隙Gと空隙gとの間に隔壁2
bを形成した構成では、前記1次側信号用コイル12と
前記2次側信号用コイル32とが隔壁2bにより囲まれ
るので遮蔽され、前記同様に漏洩磁束を遮断してノイズ
重畳を減衰させることができる。
bを形成した構成では、前記1次側信号用コイル12と
前記2次側信号用コイル32とが隔壁2bにより囲まれ
るので遮蔽され、前記同様に漏洩磁束を遮断してノイズ
重畳を減衰させることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明を適用した回転型電
力・信号用無接触式伝送装置(以下、「伝送装置」と略
称する。)に関する第1の実施形態を詳細に説明する。
なお、図1は伝送装置の構成を示す断面図である。
力・信号用無接触式伝送装置(以下、「伝送装置」と略
称する。)に関する第1の実施形態を詳細に説明する。
なお、図1は伝送装置の構成を示す断面図である。
【0013】伝送装置1は、図1の下部の1次側トラン
スT1から空隙Gを介して上部の2次側トランスT2
に、電力及び電気信号を無接触でかつ同時に伝送するも
のであり、全体の形状は円筒状に形成されている。1次
側トランスT1は、アルミニュウム等の非磁性体で形成
したフレーム2と、このフレーム2に形成したリング状
の溝部3内に嵌合したリング状の1次側電力伝送用コア
4と、この1次側電力伝送用コア4に形成したリング状
の溝部5内に収納した1次側電力伝送用コイル6と、フ
レーム2の中心部に形成した円状凹部7内に嵌合した1
次側信号伝送用コア8と、この1次側信号伝送用コア8
に形成したリング状の溝部11内に収納した1次側信号
伝送用コイル12とを備えている。
スT1から空隙Gを介して上部の2次側トランスT2
に、電力及び電気信号を無接触でかつ同時に伝送するも
のであり、全体の形状は円筒状に形成されている。1次
側トランスT1は、アルミニュウム等の非磁性体で形成
したフレーム2と、このフレーム2に形成したリング状
の溝部3内に嵌合したリング状の1次側電力伝送用コア
4と、この1次側電力伝送用コア4に形成したリング状
の溝部5内に収納した1次側電力伝送用コイル6と、フ
レーム2の中心部に形成した円状凹部7内に嵌合した1
次側信号伝送用コア8と、この1次側信号伝送用コア8
に形成したリング状の溝部11内に収納した1次側信号
伝送用コイル12とを備えている。
【0014】2次側トランスT2は、アルミニュウム等
の非磁性体で形成したフレーム21と、このフレーム2
1に形成したリング状の溝部23内に嵌合したリング状
の2次側電力伝送用コア24と、この2次側電力伝送用
コア24に形成したリング状の溝部25内に収納した2
次側電力伝送用コイル26と、フレーム21の中心部に
形成した円状凹部27内に嵌合した2次側信号伝送用コ
ア28と、この2次側信号伝送用コア28に形成したリ
ング状の溝部31内に収納した2次側信号伝送用コイル
32とを備えている。
の非磁性体で形成したフレーム21と、このフレーム2
1に形成したリング状の溝部23内に嵌合したリング状
の2次側電力伝送用コア24と、この2次側電力伝送用
コア24に形成したリング状の溝部25内に収納した2
次側電力伝送用コイル26と、フレーム21の中心部に
形成した円状凹部27内に嵌合した2次側信号伝送用コ
ア28と、この2次側信号伝送用コア28に形成したリ
ング状の溝部31内に収納した2次側信号伝送用コイル
32とを備えている。
【0015】ところで、前記フレーム2の中央部には凸
状部2aが形成され、前記フレーム21の中央部は凹状
部21aに形成されて、凸状部2aが凹状部21a内に
嵌合した構成になっている。従って、1次及び2次の電
力伝送用コア4、24と1次及び2次の電力伝送用コイ
ル6、26が対面している電力伝送部と、1次及び2次
の信号伝送用コア8、28と1次及び2次の信号伝送用
コイル12、32が対面している信号伝送部との間には
差Hが形成されていることになり、空隙G、gの位置が
互いに軸方向にずれた平行な面に配置されている。
状部2aが形成され、前記フレーム21の中央部は凹状
部21aに形成されて、凸状部2aが凹状部21a内に
嵌合した構成になっている。従って、1次及び2次の電
力伝送用コア4、24と1次及び2次の電力伝送用コイ
ル6、26が対面している電力伝送部と、1次及び2次
の信号伝送用コア8、28と1次及び2次の信号伝送用
コイル12、32が対面している信号伝送部との間には
差Hが形成されていることになり、空隙G、gの位置が
互いに軸方向にずれた平行な面に配置されている。
【0016】次に、前記伝送装置1の動作を説明する。
1次側電力伝送用コイル6に電力を供給し、1次側信号
伝送用コイル12に電気信号を通電すると、コイル6及
びコイル12から磁束が発生する。この磁束によって、
2次側電力伝送用コイル26に電圧が誘起され、2次側
信号伝送コイル32に電圧が誘起されて、電力及び電気
信号の伝送が無接触で行われる。ここで、1次側電力伝
送用コイル6から発生した磁束についてみると、一部が
空隙Gを透過して中心方向に、すなわち信号部方向に漏
洩する。しかし、本実施形態では、電力部と信号部との
間に差Hが形成されているので、信号部方向に漏洩した
磁束は、差Hにおいて遮断され信号部の空隙gに到達し
ない。このため信号部は電力部の漏洩磁束に対し言わば
磁気シールドされたようになり、1次側信号伝送用コイ
ル12から発生した磁束に漏洩磁束がノイズとして重畳
しない。この結果、コイル12から発生した磁束はノイ
ズに影響を受けることなく2次側信号伝送コイル32に
受信され、正確な信号伝送が行われることになる。
1次側電力伝送用コイル6に電力を供給し、1次側信号
伝送用コイル12に電気信号を通電すると、コイル6及
びコイル12から磁束が発生する。この磁束によって、
2次側電力伝送用コイル26に電圧が誘起され、2次側
信号伝送コイル32に電圧が誘起されて、電力及び電気
信号の伝送が無接触で行われる。ここで、1次側電力伝
送用コイル6から発生した磁束についてみると、一部が
空隙Gを透過して中心方向に、すなわち信号部方向に漏
洩する。しかし、本実施形態では、電力部と信号部との
間に差Hが形成されているので、信号部方向に漏洩した
磁束は、差Hにおいて遮断され信号部の空隙gに到達し
ない。このため信号部は電力部の漏洩磁束に対し言わば
磁気シールドされたようになり、1次側信号伝送用コイ
ル12から発生した磁束に漏洩磁束がノイズとして重畳
しない。この結果、コイル12から発生した磁束はノイ
ズに影響を受けることなく2次側信号伝送コイル32に
受信され、正確な信号伝送が行われることになる。
【0017】なお、前記構成では1次側トランスT1に
凸状部2aが形成され、2次側トランスT2に凹状部2
1aが形成されているが、この構成に限定されるもので
はない。すなわち、電力部から空隙Gを介して漏洩する
磁束を遮蔽するのであるから、前記構成とは逆に、1次
側トランスT1に凹状部を形成し、2外側トランスT2
に凸状部を形成してもよい。
凸状部2aが形成され、2次側トランスT2に凹状部2
1aが形成されているが、この構成に限定されるもので
はない。すなわち、電力部から空隙Gを介して漏洩する
磁束を遮蔽するのであるから、前記構成とは逆に、1次
側トランスT1に凹状部を形成し、2外側トランスT2
に凸状部を形成してもよい。
【0018】次に、図2を参照して本発明の第2の実施
形態を説明する。なお、本実施形態と前記第1実施形態
との相違点は、フレームの中央部に形成した凸状部及び
凹状部の構成を変更したことにある。従って、凸状部及
び凹状部以外の各部材については、前記第1実施形態で
付した符号を援用する。本実施形態では図2に示すよう
に電力部の空隙Gと信号部の空隙gとが水平に連続した
平面になっていない。すなわち、1次側信号伝送用コイ
ル12がフレーム2内に深く埋設され、しかも空隙gの
外側が隔壁2bに形成されている。そして2次側信号伝
送用コイル32は、2次側トランスT2を構成するフレ
ーム21から下方に突出しているものの、前記隔壁2b
内に嵌合した形態になっている。
形態を説明する。なお、本実施形態と前記第1実施形態
との相違点は、フレームの中央部に形成した凸状部及び
凹状部の構成を変更したことにある。従って、凸状部及
び凹状部以外の各部材については、前記第1実施形態で
付した符号を援用する。本実施形態では図2に示すよう
に電力部の空隙Gと信号部の空隙gとが水平に連続した
平面になっていない。すなわち、1次側信号伝送用コイ
ル12がフレーム2内に深く埋設され、しかも空隙gの
外側が隔壁2bに形成されている。そして2次側信号伝
送用コイル32は、2次側トランスT2を構成するフレ
ーム21から下方に突出しているものの、前記隔壁2b
内に嵌合した形態になっている。
【0019】この構成では、信号部の周囲が隔壁2bに
よって囲まれている。前記同様に1次側電力伝送用コイ
ル6に電力を供給し、1次側信号伝送用コイル12に電
気信号を通電すると、コイル6及びコイル12から磁束
が発生する。この磁束によって、2次側電力伝送用コイ
ル26に電圧が誘起され、2次側信号伝送コイル32に
信号電圧が誘起されて、電力及び電気信号の伝送が無接
触で行われる。
よって囲まれている。前記同様に1次側電力伝送用コイ
ル6に電力を供給し、1次側信号伝送用コイル12に電
気信号を通電すると、コイル6及びコイル12から磁束
が発生する。この磁束によって、2次側電力伝送用コイ
ル26に電圧が誘起され、2次側信号伝送コイル32に
信号電圧が誘起されて、電力及び電気信号の伝送が無接
触で行われる。
【0020】ここで1次側電力伝送用コイル6から発生
した磁束についてみると、一部が空隙Gを透過して中心
方向に(すなわち信号部方向に)漏洩する。しかし、信
号部が凸状部2bに囲まれているので、信号部方向に漏
洩した磁束は、凸状部2bにおいて遮断され信号部の空
隙gに到達しない。すなわち信号部は、電力部の漏洩磁
束に対し前記同様に磁気シールドされ、1次側信号伝送
用コイル12から発生した磁束に漏洩磁束が重畳せず、
前記同様にS/N比が改善される。この結果、コイル1
2から発生した磁束はノイズに影響を受けることなく2
次側信号伝送コイル32に受信され、正確な信号伝送が
行われることになる。
した磁束についてみると、一部が空隙Gを透過して中心
方向に(すなわち信号部方向に)漏洩する。しかし、信
号部が凸状部2bに囲まれているので、信号部方向に漏
洩した磁束は、凸状部2bにおいて遮断され信号部の空
隙gに到達しない。すなわち信号部は、電力部の漏洩磁
束に対し前記同様に磁気シールドされ、1次側信号伝送
用コイル12から発生した磁束に漏洩磁束が重畳せず、
前記同様にS/N比が改善される。この結果、コイル1
2から発生した磁束はノイズに影響を受けることなく2
次側信号伝送コイル32に受信され、正確な信号伝送が
行われることになる。
【0021】なお、前記構成では1次側トランスT1に
隔壁2bが形成されているが、この構成に限定されるも
のではない。すなわち、電力部から空隙Gを介して漏洩
する磁束を遮蔽するのであるから、前記構成とは逆に、
2次外側トランスT2に差を形成してもよい。
隔壁2bが形成されているが、この構成に限定されるも
のではない。すなわち、電力部から空隙Gを介して漏洩
する磁束を遮蔽するのであるから、前記構成とは逆に、
2次外側トランスT2に差を形成してもよい。
【0022】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明に係る回
転型電力・信号用無接触式伝送装置は、電力伝送用コア
の対向面の空隙と信号伝送用コアの対向面の空隙とが互
いに軸方向にずれた平行な面に配置されているので、電
力伝送に伴って発生した漏洩磁束は差によって遮蔽され
て信号用コイル間に漏洩せず、電気信号に対応して発生
した磁束にノイズとして重畳しない。従って、信号伝送
効率の悪化を防止することができ、電力伝送量を増加さ
せることもできる。
転型電力・信号用無接触式伝送装置は、電力伝送用コア
の対向面の空隙と信号伝送用コアの対向面の空隙とが互
いに軸方向にずれた平行な面に配置されているので、電
力伝送に伴って発生した漏洩磁束は差によって遮蔽され
て信号用コイル間に漏洩せず、電気信号に対応して発生
した磁束にノイズとして重畳しない。従って、信号伝送
効率の悪化を防止することができ、電力伝送量を増加さ
せることもできる。
【0023】また、電力伝送用コアと信号伝送用コアと
の間の非磁性体のフレームのその対向面と作る空隙面
を、電力伝送用コアの対向面の空隙よりも軸方向にずれ
た平行な面に配置するので、前記同様に漏洩磁束を遮断
してノイズ重畳を減衰させることができる。1次側信号
用コイルと2次側信号用コイルとの磁気シールドは、特
別のシールド部材を用いることなく、フレームに形成す
る段差構造により行われるので、構成が簡単でありなが
ら確実なノイズ対策が行われるうえに、低コスト生産を
図ることができる。
の間の非磁性体のフレームのその対向面と作る空隙面
を、電力伝送用コアの対向面の空隙よりも軸方向にずれ
た平行な面に配置するので、前記同様に漏洩磁束を遮断
してノイズ重畳を減衰させることができる。1次側信号
用コイルと2次側信号用コイルとの磁気シールドは、特
別のシールド部材を用いることなく、フレームに形成す
る段差構造により行われるので、構成が簡単でありなが
ら確実なノイズ対策が行われるうえに、低コスト生産を
図ることができる。
【図1】本発明を適用した回転型無接触式電力及び電気
信号伝送装置の第1の実施形態を示す横断面図である。
信号伝送装置の第1の実施形態を示す横断面図である。
【図2】本発明を適用した回転型無接触式電力及び電気
信号伝送装置の第2の実施形態を示す横断面図である。
信号伝送装置の第2の実施形態を示す横断面図である。
【図3】従来の回転型無接触式電力及び電気信号伝送装
置の一例を示す横断面図である。
置の一例を示す横断面図である。
1 回転型無接触式電力及び電気信号伝送装置 2,21 フレーム 2a 凸状部 2b 差 3,23 溝部 4 1次側電力用コア 6 1次側電力用コイル 8 1次側信号用コア 12 1次側信号用コイル 21a 凹状部 24 2次側電力用コア 26 2次側電力用コイル 28 2次側信号用コア 32 2次側信号用コイル T1 1次側トランス T2 2次側トランス G、g 空隙 H 差
Claims (2)
- 【請求項1】 リング状の溝内に電力伝送用コイルを収
納した電力伝送用コアと、他のリング状の溝内に信号伝
送用コイルを収納した信号伝送用コアとを同心状に非磁
性体のフレーム内に配置した偏平円筒形状のトランス1
対を空隙を介して対向配置させた回転型電力・信号用無
接触式伝送装置において、 前記電力伝送用コアの対向面の空隙を、前記信号伝送用
コアの対向面の空隙よりも軸方向にずれた平行な面に配
置することを特徴とする回転型電力・信号用無接触式伝
送装置。 - 【請求項2】 リング状の溝内に電力伝送用コイルを収
納した電力伝送用コアと、他のリング状の溝内に信号伝
送用コイルを収納した信号伝送用コアとを同心状に非磁
性体のフレーム内に配置した偏平円筒形状のトランス1
対を空隙を介して対向配置させた回転型電力・信号用無
接触式伝送装置において、 前記電力伝送用コアと前記信号伝送用コアとの間の非磁
性体のフレームのその対向面と作る空隙を、前記電力伝
送用コアの対向面の空隙よりも軸方向にずれた平行な面
に配置することを特徴とする回転型電力・信号用無接触
式伝送装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9155291A JPH113828A (ja) | 1997-06-12 | 1997-06-12 | 回転型電力・信号用無接触式伝送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9155291A JPH113828A (ja) | 1997-06-12 | 1997-06-12 | 回転型電力・信号用無接触式伝送装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH113828A true JPH113828A (ja) | 1999-01-06 |
Family
ID=15602691
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9155291A Pending JPH113828A (ja) | 1997-06-12 | 1997-06-12 | 回転型電力・信号用無接触式伝送装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH113828A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002533918A (ja) * | 1998-12-22 | 2002-10-08 | レイセオン・カンパニー | 無コネクタ型インターフェースを介してエネルギを転送する装置及び方法 |
| JP2010517309A (ja) * | 2007-01-29 | 2010-05-20 | アナロジック コーポレーション | シールドされた電力結合装置 |
| JP2016131413A (ja) * | 2015-01-13 | 2016-07-21 | 有限会社アイ・アール・ティー | インバータ駆動装置 |
| US20180102211A1 (en) * | 2016-10-11 | 2018-04-12 | Tdk Corporation | Rotary type magnetic coupling device |
-
1997
- 1997-06-12 JP JP9155291A patent/JPH113828A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002533918A (ja) * | 1998-12-22 | 2002-10-08 | レイセオン・カンパニー | 無コネクタ型インターフェースを介してエネルギを転送する装置及び方法 |
| JP2010517309A (ja) * | 2007-01-29 | 2010-05-20 | アナロジック コーポレーション | シールドされた電力結合装置 |
| JP2014160862A (ja) * | 2007-01-29 | 2014-09-04 | Analogic Corp | シールドされた電力結合装置 |
| JP2016131413A (ja) * | 2015-01-13 | 2016-07-21 | 有限会社アイ・アール・ティー | インバータ駆動装置 |
| US20180102211A1 (en) * | 2016-10-11 | 2018-04-12 | Tdk Corporation | Rotary type magnetic coupling device |
| US10804029B2 (en) | 2016-10-11 | 2020-10-13 | Tdk Corporation | Rotary type magnetic coupling device |
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